(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-04
(45)【発行日】2025-02-13
(54)【発明の名称】車両のユーザインターフェース組立体、車両のドライブシステム、及び電動アシスト自転車
(51)【国際特許分類】
B62J 11/00 20200101AFI20250205BHJP
B62J 45/00 20200101ALI20250205BHJP
B62M 6/45 20100101ALI20250205BHJP
【FI】
B62J11/00
B62J45/00
B62M6/45
(21)【出願番号】P 2022023981
(22)【出願日】2022-02-18
【審査請求日】2022-12-02
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000010076
【氏名又は名称】ヤマハ発動機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】弁理士法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】両角 紀博
(72)【発明者】
【氏名】宇田 正嗣
【審査官】中島 昭浩
(56)【参考文献】
【文献】実開平02-125298(JP,U)
【文献】実開昭53-073803(JP,U)
【文献】特開2019-091985(JP,A)
【文献】特開2004-090781(JP,A)
【文献】特開2015-044463(JP,A)
【文献】実開平04-104088(JP,U)
【文献】特表2013-525167(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62J 11/00 - 11/26
B62J 45/00 - 45/423
B62J 50/22
B62J 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
接点を有するユーザインターフェース(UI)装置と、
車両に取り付けられ
、前記UI装置の前記接点と電気的な接続を確立する接点を有する、前記UI装置を支持するためのクレードルと、
ユーザが操作するための操作部を有する操作部材と
を有し、
前記UI装置とクレードルのうちの一方に第1係合部が形成され、
前記操作部材は、前記UI装置と前記クレードルのうちの他方とは別個に形成され、前記他方に対して脱着可能であり、
前記操作部材は第2係合部を有し、前記第2係合部は、前記第1係合部と係合して前記UI装置と前記クレードルとの分離を規制し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解消するように前記操作部とともに動くことができ、
前記クレードルと前記UI装置は、互いに引っかかるガイド部と被ガイド部とをそれぞれ有し、
前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は、第1の側面と、前記第1の側面とは反対側の側面である第2の側面とを有し、
前記操作部は前記第1の側面に設けられ、前記第2の側面には設けられ
ておらず、
前記操作部材は前記接点の位置を避けて配置されている
車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項2】
接点を有するユーザインターフェース(UI)装置と、
車両に取り付けられ、
前記UI装置の前記接点と電気的な接続を確立する接点を有する、前記UI装置を支持するためのクレードルと、
ユーザが操作するための操作部を有する操作部材と
を有し、
前記UI装置とクレードルのうちの一方に第1係合部が形成され、
前記操作部材は、前記UI装置と前記クレードルのうちの他方とは別個に形成され、前記他方に対して脱着可能であり、
前記操作部材は第2係合部を有し、前記第2係合部は、前記第1係合部と係合して前記UI装置と前記クレードルとの分離を規制し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解消するように前記操作部とともに動くことができ、
前記クレードルと前記UI装置は、互いに引っかかるガイド部と被ガイド部とをそれぞれ有し、
前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置であり、
前記UI装置は、第1の側面を有し、
前記第1の側面に開口が形成されており、
前記操作部は前記開口に嵌められ
ており、
前記操作部材は前記接点の位置を避けて配置されている
車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項3】
ユーザインターフェース(UI)装置と、
車両に取り付けられ、前記UI装置を支持するためのクレードルと、
ユーザが操作するための操作部を有する操作部材と
を有し、
前記UI装置とクレードルのうちの一方に第1係合部が形成され、
前記操作部材は、前記UI装置と前記クレードルのうちの他方とは別個に形成され、前記他方に対して脱着可能であり、
前記操作部材は第2係合部を有し、前記第2係合部は、前記第1係合部と係合して前記UI装置と前記クレードルとの分離を規制し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解消するように前記操作部とともに動くことができ、
前記クレードルと前記UI装置は、互いに引っかかるガイド部と被ガイド部とをそれぞれ有し、
前記操作部材は、
前記UI装置と前記クレードルのうちの前記他方に前記操作部材が取り付けられているときに前記他方に固定される基部と、
前記基部から延びている弾性部、前記第2係合部、及び前記操作部を有している可動部とを有している
車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項4】
前記UI装置とクレードルのうちの前記一方は前記クレードルであり、
前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置である
請求項3に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項5】
前記UI装置は前記クレードルに対して第1の方向にスライド可能であり、
前記操作部材の前記操作部は、前記第1の方向に交差する第2の方向に動かすことができる
請求項4に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項6】
前記UI装置と前記クレードルとには、それらの電気的な接続を確立する接点が設けられ、
前記操作部材は前記接点の位置を避けて配置されている
請求項
3に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項7】
前記UI装置とクレードルのうち前記他方からの前記操作部材の取り外しを許容する機構を有し、
前記機構は、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方の外面で露出している
請求項1乃至3のいずれかに記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項8】
前記機構は螺子を含む
請求項7に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項9】
前記機構はスナップフィットを含む
請求項7に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項10】
前記第1の側面は、車両の左方向に向く面である
請求項1又は2に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項11】
前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置であり、
前記操作部材は、前記操作部と前記第2係合部とを支持している弾性部を有し、
前記弾性部は、前記UI装置の側面に沿って伸びている
請求項1又は2に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項12】
前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は、第1の側面を有し、
前記第1の側面には開口が形成されており、
前記操作部材は前記開口に嵌められている
請求項3に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項13】
前記操作部材の前記操作部は、前記UI装置の前側又は後側に位置している
請求項3に記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項14】
前記UI装置はディスプレイを有し、
前記操作部は、前記ディスプレイの表面に対して交差する方向に動くことができる
請求項1乃至3のいずれかに記載される車両のユーザインターフェース組立体。
【請求項15】
請求項1乃至3のいずれかに記載されるユーザインターフェース組立体と、
電動モータと、
前記電動モータを制御する制御装置と、
前記電動モータに電力を供給するバッテリと
を有している車両のドライブシステム。
【請求項16】
請求項15に記載されるドライブシステムを有している電動アシスト自転車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のユーザインターフェース組立体、車両のドライブシステム、及び電動アシスト自転車に関する。
【背景技術】
【0002】
電動アシスト自転車には、車速や、ケイデンス、バッテリ残量などを表示するディスプレイと、ディスプレイを支持するクレードルとを有し、ディスプレイがクレードルに対して脱着可能となっているものがある。ディスプレイがクレードルに取り付けられると、ディスプレイとクレードルのうちの一方に形成されている爪部が他方に引っ掛かり、ディスプレイがクレードルにロックされる。従来の自転車においては、ディスプレイとクレードルとの分離のためにユーザが操作する部分(以下において、操作部と称する)は、クレードルに一体的に形成されている。特許文献1は、このような構造の例を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ディスプレイとクレードルとを分離するための操作部は板バネ部分を有する。ユーザが操作部を動かすと、この板バネ部分が変形し、爪部の係合が解除される。ユーザの操作が雑であったり、意図しない外力が板バネ部分に作用したりすると、この操作部が適切に動かなくなる場合がある。従来の構造においては、操作部はクレードルと一体的に形成されているために、このような不具合が生じると、クレードルの他の部分(例えば、ボタンや、電気的接点、配線など)に不具合がなくても、クレードル全体を新しいものに交換する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本開示で提案する車両のユーザインターフェース組立体は、ユーザインターフェース(UI)装置と、車両に取り付けられ、前記UI装置を支持するためのクレードルと、ユーザが操作するための操作部を有する操作部材とを有している。前記UI装置とクレードルのうちの一方に第1係合部が形成されている。前記操作部材は、前記UI装置と前記クレードルのうちの他方とは別個に形成され、前記他方に対して脱着可能である。前記操作部材は第2係合部を有し、前記第2係合部は、前記第1係合部と係合して前記UI装置と前記クレードルとの分離を規制し、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解消するように前記操作部とともに動くことができる。
【0006】
このユーザインターフェース組立体によれば、意図しない外力が操作部材に作用したために、操作部や第2係合部が適切に動かなくなった場合には、操作部材だけを新しいものに交換し、クレードルやUI装置はそのまま使用できる。
【0007】
(2)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうちの前記一方は前記クレードルであり、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置であってよい。これによれば、片手でUI装置を握り、操作部を操作することで、UI装置をクレードルから取り外すことができる。
【0008】
(3)(2)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置は前記クレードルに対して第1の方向にスライド可能であり、前記操作部材の前記操作部は、前記第1の方向に交差する第2の方向に動かすことができてよい。これによると、操作部を第2の方向に押す指でUI装置を握ることができるので、よりスムーズにUI装置をクレードルから取り外すことができる。
【0009】
(4)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置と前記クレードルとには、それらの電気的な接続を確立する接点が設けられてよい。前記操作部材は前記接点の位置を避けて配置されてよい。これによれば、操作部材に電気的な接点を形成する必要がないので、操作部材の構造を簡素化できる。
【0010】
(5)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうち前記他方からの前記操作部材の取り外しを許容する機構を有してよい。前記機構は、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方の外面で露出していてよい。
【0011】
(6)(5)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記機構は螺子を含んでいてよい。
【0012】
(7)(5)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記機構はスナップフィットを含んでいてよい。これによれば、操作部材を前記UI装置又は前記クレードルに簡単に取り付けることができる。
【0013】
(8)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は、第1の側面と、前記第1の側面とは反対側の側面である第2の側面とを有してよい。前記操作部は前記第1の側面に設けられ、前記第2の側面には設けられていなくてよい。これによれば、UI装置の内部又はクレードルの内部のスペースを確保し易くなる。
【0014】
(9)(8)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記第1の側面は、車両の左方向に向く面であってよい。ユーザは、車両の左側に立つときに、操作部材の位置を認識し易くなる。
【0015】
(10)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置であり、前記操作部材は、前記操作部と前記第2係合部とを支持している弾性部を有し、前記弾性部は、前記UI装置の側面に沿って伸びていてよい。これによれば、弾性部に十分な長さを確保することが容易となる。
【0016】
(11)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は、第1の側面を有し、前記第1の側面には開口が形成されており、前記操作部は前記開口に嵌められてよい。これによれば、操作部材が目立つことを抑えることができる。また、操作部材を保護できる。
【0017】
(12)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置とクレードルのうちの前記他方は前記UI装置であり、前記UI装置は、第1の側面を有し、前記第1の側面に開口が形成されており、前記操作部は前記開口に嵌められてよい。これによれば、操作部材が目立つことを抑えることができる。また、UI装置を持ち運ぶ際に、操作部材を保護し、意図しない外力が操作部材に作用することを抑えることができる。
【0018】
(13)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記操作部材の前記操作部は、前記UI装置の前側又は後側に位置してよい。
【0019】
(14)(1)に記載されるユーザインターフェース組立体において、前記UI装置はディスプレイを有してよい。前記操作部は、前記ディスプレイの表面に対して交差する方向に動くことができてよい。
【0020】
(15)本開示で提案するドライブシステムは、(1)に記載されるユーザインターフェース組立体と、電動モータと、前記電動モータを制御する制御装置と、前記電動モータに電力を供給するバッテリとを有している。
【0021】
(16)本開示で提案する電動アシスト自転車は、(15)に記載されるドライブシステムを有している。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本開示で提案する車両の例として電動アシスト自転車を示すブロック図である。
【
図2A】ユーザインターフェース組立体の例を示す斜視図である。
【
図2B】
図2Aで示すユーザインターフェース組立体の側面図である。
【
図3】
図2Aで示すUI装置とクレードルとを分離した状態を示す斜視図である。
【
図4A】UI装置と操作部材とを分離した状態を示す斜視図である。この図では、これらの下面が示されている。
【
図4B】
図4Aで示す操作部材とUI装置とが組み合わされた状態の底面図である。
【
図5】
図2Bで示すV-V線で得られる断面を利用して、UI装置をクレードルに取り付ける際の操作部材の動きを説明するための図である。
【
図6】
図5と同様の断面で、UI装置をクレードルから取り外す際の操作部材の動きを説明するための図である。
【
図7】ユーザインターフェース組立体の別の例を示す斜視図である。
【
図8A】
図7で示すUI装置と操作部材とを分離した状態を示す斜視図である。この図では、これらの下面が示されている。
【
図8B】
図7で示すUI装置と操作部材とが組み合わされた状態を示す斜視図である。この図では、これらの下面が示されている。
【
図9】
図8Aで示す操作部材の上側を示す斜視図である。
【
図10】
図7で示すUI装置をクレードルに取り付ける際の操作部材の動きを説明するための図である。
【
図11】
図7で示すUI装置をクレードルから取り外す際の操作部材の動きを説明するための図である。
【
図12】
図7で示すUI装置に操作部材を取り付ける際の操作部材の動きを説明するための図である。
【
図13】
図7で示すUI装置から操作部材を取り外す際の操作部材の動きを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本開示で提案するユーザインターフェース(UI)組立体、UI組立体を有するドライブシステム、及びドライブシステムを有する車両について説明する。
【0024】
図1は、本開示で提案する車両の一例である電動アシスト自転車10の構成を示すブロック図である。
図1において太い実線は動力の伝達を表し、細い実線は電気信号や電流を表している。以下では、電動アシスト自転車10を単に自転車と記載する。
【0025】
以下の説明では、
図2AのZ1・Z2で示す方向をそれぞれ上方・下方と称し、X1・X2で示す方向をそれぞれ右方・左方と称し、Y1・Y2で示す方向をそれぞれ前方・後方と称する。
【0026】
図1に示すように、自転車10は電動モータ14と、減速機21とを有している。電動モータ14はバッテリ15から供給される電力で駆動し、運転者による後輪4の駆動(ペダル6の踏み動作)をアシストするアシスト力(アシストトルク)を出力する。電動モータ14から出力される動力(アシスト力)は減速機21を通して合力伝達機構22に伝えられる。
【0027】
自転車10はクランク軸7を有している。クランク軸7の左端と右端とにはクランクアームを介してペダル6が取り付けられている。ペダル6を通してクランク軸7に加えられた力は、合力伝達機構22に伝えられる。
【0028】
合力伝達機構22は、軸や、軸に設けられている回転部材(ギアや、スプロケットなど)、動力伝達部材(例えば、チェーンや、シャフト、ベルトなど)などによって構成されてよい。合力伝達機構22には、クランク軸7に加えられた力と、電動モータ14から出力される動力の双方が入力される。合力伝達機構22で合成された動力が後輪4に伝えられる。合力伝達機構22で合成された動力は、運転者の操作によってギア比を変更可能な変速機構を介して後輪4に入力されてもよい。
【0029】
図1で示すように、自転車10は、複数のセンサを有するセンサ群31を有している。センサ群31は、例えば、運転者がペダル6に加える踏力を検知するための踏力センサ31Aや、車速に応じた頻度で信号を出力する回転センサ31Bなどを有している。また、自転車10は、ペダル6の回転速度に応じた頻度で信号を出力するペダル回転センサを有してもよい。バッテリ15は、バッテリ15が出力する電流を検知するための電流計を有していてもよい。
【0030】
[制御装置]
図1で示すように、自転車10のドライブシステムは、電動モータ14を制御する制御装置30を有している。制御装置30は、電動モータ14の制御に係るプログラムやマップを保持している記憶装置30aを含んでいる。記憶装置30aは、Random Access Memory(RAM)や、ROM(Read Only Memory)などを有している。制御装置30は、そのプログラムを実行する1又は複数のマイクロプロセッサを有している。
【0031】
制御装置30は、回転センサ31Bの信号に基づいて、自転車10の速度を算出したり、自転車10の走行距離を算出する。また、制御装置30は、踏力センサ31Aの出力に基づいて踏力を検知する。制御装置30は、踏力と速度とに基づいて、電動モータ14を制御する。具体的には、制御装置30は、電動モータ14に供給する電流の指令値を算出し、これをモータ駆動装置13に出力する。モータ駆動装置13は、バッテリ15を利用して、その指令値に従った電流を電動モータ14に供給する。制御装置30は、電動モータ14の制御モードとして、アシスト力が相対的に大きい強モードや、アシスト力が相対的に小さい弱モードを有してよい。自転車10の状態や制御に関する複数の情報が、後述するディスプレイ40aにおいて表示される。
【0032】
自転車10のドライブシステムは、この制御装置30、電動モータ14、バッテリ15、及び後述するUI組立体Sdによって構成される。
【0033】
[第1実施形態によるユーザインターフェース組立体]
図2Aに示すように、自転車10は、その前部に、ハンドル9を有している。ハンドル9はハンドルステム8によって支持されている。自転車10は、ハンドル9に取り付けられているユーザインターフェース(UI)組立体Sdを有している。UI組立体Sdは、UI装置40と、クレードル60とを有している。
【0034】
また、自転車10は、
図2Aで示すように、スイッチユニット70を有してよい。スイッチユニット70は、例えば、制御モード(例えば、強モード及び弱モードなど)を切り換えるための入力ボタン71A・71Bを有してよい。このスイッチユニット70もハンドル9に取り付けられてよい。スイッチユニット70は、UI組立体Sdから離れた位置に取り付けられていてよい。
【0035】
[UI装置]
図2Aで示すように、UI装置40はディスプレイ40aを有している。ディスプレイ40aは、例えば液晶表示装置や、有機EL表示装置などであってよい。ディスプレイ40aは、ユーザの指の位置を検知するためのタッチセンサを有していてもよい。UI装置40は、ディスプレイ40aを収容しているハウジング41を有している。ハウジング41には、電池(例えば、ボタン電池や、コイン電池)、ディスプレイ40aの駆動回路なども収容されていてよい。
【0036】
ディスプレイ40aには、例えば、現在時刻や、ケイデンス、バッテリ15の残量(バッテリ残量)、自転車10の速度、走行距離(トリップメータ)、総走行距離(オドメータ)、制御モードなどが表示されてよい。
【0037】
UI装置40は、クレードル60を介して、制御装置30に電気的に接続してよい。そして、UI装置40は、走行距離や、ケイデンスなど、UI装置40が表示する情報を、制御装置30から受信してよい。例えば、制御装置30が、バッテリ15から電動モータ14へ供給された電流に基づいてバッテリ残量を算出したり、回転センサ31Bの出力信号に基づいて自転車10の速度を算出してよい。そして、制御装置30は、算出した情報をUI装置40に送信してよい。これとは異なり、UI装置40が、表示すべき情報(値)を算出してもよい。例えば、UI装置40はタイマーを有してよい。ディスプレイ40aが表示する現在時刻は、このタイマーの出力に基づいて算出してよい。
【0038】
UI装置40は、ディスプレイ40aに代えて、或いは、ディスプレイ40aに加えて、自転車10の状態(例えば、バッテリ残量)を表す1又は複数の発光部(例えば、Light Emitting Diode)を有してもよい。また、UI装置40は、ディスプレイ40aに代えて、或いは、ディスプレイ40aに加えて、ユーザの指示を制御装置30に入力するためのボタンを有してもよい。
【0039】
[クレードル]
図2Aで示すように、クレードル60はハンドル9によって支持される。クレードル60は、ハンドル9の左右方向での中心に位置していてよい。UI装置40は、その使用時に、クレードル60によって支持される。
図3で示すように、クレードル60は、例えば、UI装置40が取り付けられるステージ61と、ステージ61から伸びているクランプ部62とを有してよい。クランプ部62の上端は、例えばステージ61の右部と左部のそれぞれに接続される。クランプ部62はステージ61から下方に伸びていてよい。クランプ部62は、その下端に、ハンドル9を保持するホルダー部62aを有してよい。
【0040】
クレードル60の構造は、ここで説明する例に限られない。例えば、クランプ部62は、ステージ61の左右方向における中央部からハンドル9に向かって伸びていてもよいし、ステージ61の右部と左部のうちの一方だけからハンドル9に向かって伸びていてもよい。
【0041】
ステージ61は、回路基板や、電線を有していてよい。また、ステージ61には、他の電子機器(例えば、ユーザが所有する携帯端末)と電気的に接続するためのコネクタが設けられていてもよい。ステージ61は、これら回路基板等を収容するハウジング61nを有している。ハウジング61nとクランプ部62は一体的に形成されていてもよいし、
図3で示すように螺子などの固定具によって相互に固定されていてもよい。ハウジング61nとクランプ部62は、樹脂で形成されていてもよいし、金属で形成されていてもよい。
【0042】
図3で示すように、クレードル60は、入力ボタン64A・64Bを有してよい。入力ボタン64A・64Bは、例えば、ステージ61の後面に配置されてよい。入力ボタン64A・64Bは、例えば、制御装置30の電源ボタンや、図示していない前照灯をオン/オフするためのボタンであってよい。
【0043】
[脱着構造]
UI装置40は、クレードル60(より具体的には、ステージ61)に対して脱着可能である。
図3で示すように、UI装置40は、クレードル60から前方にスライドさせて、取り外すことができてよい。
【0044】
図3で示すように、ステージ61は前後方向に伸びているガイド部61bを有してよい。UI装置40のハウジング41は、
図4Aで示すように、前後方向に伸びている被ガイド部41bを有してよい。被ガイド部41bはガイド部61bに引っかかっている状態で、ガイド部61bに沿ってスライド可能であり、またガイド部61bからの上方への分離が規制される。
【0045】
図3で示すように、ステージ61には、左右方向で離れている2本のガイド部61bが形成されてよい。2本のガイド部61bは、例えば、ステージ61の上面から上方に突出し、且つ左右方向の外側に突出する凸部を有してよい。
図4Aで示すように、ハウジング41の下面には、左右方向で離れている2本の被ガイド部41bが形成されてよい。2本の被ガイド部41bの内側に2本のガイド部61bが嵌められる。ガイド部61bに形成されている凸部(左右方向における外側に向かって突出している凸部)が引っかかる溝が、2本の被ガイド部41bの内側に形成されてよい。この引っ掛かりによって、被ガイド部41bは前後方向にガイドされ、且つガイド部61bからの上方への分離が規制される。ここで説明する例とは反対に、ガイド部61bとして溝が形成され、被ガイド部41bとして凸部が形成されてもよい。
【0046】
また、UI装置40の取り外し方向は前方でなくてもよい。UI装置40は、ステージ61から、後方、右方、又は左方に取り外すことができてよい。さらに他の例として、UI装置40は、ステージ61に対して回転可能(ステージ61の上面に垂直な中心線を中心とする回転)であってよい。そして、UI装置40はステージ61に対して回転させることによって、ステージ61から上方に取り外すことができてよい。
【0047】
[係合部と操作部材]
図3で示すように、ステージ61には第1係合部61aが形成されている。
図4Aで示すように、UI組立体Sdは操作部材50を有している。操作部材50はUI装置40とは別個に形成され、UI装置40に対して脱着可能である。この操作部材50に、第1係合部61aと係合するための第2係合部51aが形成されている。係合部61a・51aが係合することで、UI装置40はクレードル60に固定される。すなわち、係合部61a・51aの係合によって、UI装置40の前方へのクレードル60からの分離が規制される。また、係合部61a・51aの係合が解消されることで、UI装置40はクレードル60からの分離が許容される。一方、第1係合部61aの位置はステージ61上で固定されている。
【0048】
図4Aで示すように、操作部材50は可動部51を有してよい。可動部51は、例えば板バネを含む弾性部51bを有し、この弾性部51bを介して操作部材50の基部52に接続してよい。そして、可動部51に、ユーザが操作するための操作部51cと、第2係合部51aとが形成されてよい。操作部51cは、第1係合部61aと第2係合部51aとの係合を解消するように、第2係合部51aとともに動くことができる(
図6参照)。
【0049】
このように、UI装置40とは別個に形成されている操作部材50に、第2係合部51aが形成されている。これにより、例えば意図しない外力が弾性部51bに作用したために、操作部材50が適切に機能しなくなるなどの不具合が生じた場合、操作部材50だけを新しいものに交換することによって、UI装置40とクレードル60とをそのまま使用できる。
【0050】
また、操作部材50は、クレードル60ではなく、UI装置40に取り付けられる。そのため、ユーザは、UI装置40をクレードル60からスムーズに取り外すことができる。例えば、ユーザは、右手でUI装置40を保持しつつ、右手で操作部51cを操作し、係合部51a・61aの係合を解消し、UI装置40をクレードル60から取り外すことができる。このとき、ユーザは左手を自由に使える。
【0051】
図4Aで示すように、弾性部51bは基部52から後方に伸びていてよい。操作部51cと第2係合部51aは、弾性部51bの後部に形成されていてよい。操作部51cと第2係合部51aは、左右方向に離れている。言い換えれば、それらの間に、後方に開いた凹部が形成されている。後において説明するように、UI装置40がクレードル60の取り付けられると、操作部51cと第2係合部51aの間にクレードル60の第1係合部61aが配置される。第2係合部51aは、操作部51cの内側(UI装置40の中心寄り)に位置している。図で示す例では、第2係合部51aは、操作部51cの右方に位置している。第2係合部51aは、その後端に、爪部51dを有してよい。爪部51dは、操作部51cに向かって突出している。
【0052】
弾性部51bは、ディスプレイ40a(
図3参照)の縁に沿って伸びてよい。これによると、弾性部51bの長さを確保することが容易となる。図で示す例では、弾性部51bは、ディスプレイ40aの左縁に沿って伸びている。操作部51cと第2係合部51aは、弾性部51bの弾性変形によって、ディスプレイ40aの縁と直交した方向、具体的には左右方向に動くことができる。
【0053】
図3で示すように、操作部51cは、UI装置40の外面において露出している露出面51e(図で示す例において左面)を有している。ユーザが露出面51eを押すと、操作部51cと第2係合部51aは弾性部51bの弾性変形によって右方向に動く(
図6参照)。そして、操作部51cを押す力を解除すると、操作部51cと第2係合部51aは初期位置に復帰する。露出面51eには、指の滑り止めとして機能する、凹凸パターンが形成されたり、加工が施されていてよい。
【0054】
なお、操作部材50の形状は、図で示す例に限られない。例えば、弾性部51bは、基部52から前方に伸びていてもよい。この場合、弾性部51bの前部に第2係合部51a及び操作部51cが形成されてよい。
【0055】
[UI装置の脱着における操作部材の動き]
図5は、UI装置40をクレードル60に取り付けるときの操作部材50の動きを説明するための図である。
【0056】
同図の(a)で示すように、UI装置40をクレードル60に向けて近づけると、操作部材50はステージ61に沿って後方に移動する。そして、左右の被ガイド部41bをガイド部61bに嵌め、UI装置40をガイド部61bに沿って移動させる。そして、(b)で示すように、第2係合部51aの先端に形成された爪部51dが第1係合部61aに干渉し、弾性部51bが弾性変形する。第1係合部61aはステージ61に固定されており、第1係合部61aの位置は変化しない。弾性部51bが弾性変形すると、第2係合部51aが移動し、爪部51dが第1係合部61aを乗り越える。爪部51dの後側と第1係合部61aの前側とには、UI装置40の取付方向に対して傾斜し、このような弾性変形を生じさせる斜面が形成されている。
【0057】
爪部51dが第1係合部61aを乗り越えると、
図5の(c)で示すように、第2係合部51aは第1係合部61aに係合する。爪部51dの前面((c)の状態において第1係合部61aに向いた面)と、第1係合部61aの後面((c)の状態において爪部51dに向いた面)は、UI装置40の脱着方向(
図5の例において、前後方向)に対して実質的に直交している。そのため、クレードル60に対するUI装置40及び操作部材50の前方への移動は、第1係合部61aによって規制される。
【0058】
図6は、UI装置40をクレードル60から取り外すときの操作部材50の動きを説明するための図である。
【0059】
同図の(a)及び(b)で示すように、ユーザは操作部材50の露出面51e(ハウジング41の左側面41cから露出している左面)を押す。そうすると、弾性部51bが弾性変形し、操作部51cは第2係合部51aとともに、右方に移動する。これにより、
図6の(c)で示すように、爪部51dと第1係合部61aとの係合が解消され、UI装置40及び操作部材50の前方への移動が許容される。
【0060】
このように、UI装置40は、クレードル60からの取り外しの際に、前方にスライド可能である。操作部材50の操作部51cは、このスライド方向に対して実質的に垂直な方向に押すことができる。図で示す例では、操作部51cは、弾性部51bの基部を中心として右方へ動くことができる。これにより、操作部51cを押す指(例えば親指)でUI装置40を握ることができるので、スムーズにUI装置40をクレードル60から取り外すことができる。
【0061】
操作部51cは、
図2Bで示すように、UI装置40の前後方向における中心(長さL40の中心)を通る線C40と交差してよい。これによれば、ユーザがUI装置40を握ったときに、指(例えば親指)を操作部51cにスムーズに置くことができる。
図2Bで示すように、操作部51cは、線C40に対して前方にオフセットしてよい。
【0062】
図4Aで示すように、操作部材50は、基部52から後方に伸びているストッパ部53を有してよい。ストッパ部53は、可動部51に対して内側(UI装置40の中心寄り)に位置している。
図6の(b)及び(c)で示すように、操作部51cが押され、操作部51c及び第2係合部51aが内側に動いたときに、ストッパ部53は、第2係合部51aに当たり、可動部51の過大な変形を規制する。
【0063】
[操作部材の取付構造]
図4Aで示すように、UI装置40は、その側面41cに、開口41dを有している。開口41dは、例えば、ハウジング41の左側面41cに形成される。操作部材50は、この開口41dに嵌められて、UI装置40に取り付けられる。UI装置40には、操作部材50を収容する収容室41eが形成されている。操作部材50が収容室41eに配置されているとき、操作部51cの左面(上述した露出面51e)が開口41dから露出する。
【0064】
このように収容室41eに操作部材50を配置する構造によると、操作部材50が露出する部分を、減らすことができる。その結果、操作部材50をハウジング41によって保護できる。その結果、例えばユーザが操作部材50を鞄に入れて持ち運ぶ際に、操作部材50に意図しない外力が作用することを、抑えることができる。
【0065】
図4A及び
図4Bで示すように、ハウジング41は、収容室41eの下側の壁を構成する保護部41fを有してよい。保護部41fは操作部材50の下側を覆う。より具体的には、保護部41fは、操作部材50の可動部51の下側を覆う。これによって、可動部51に意図しない外力が作用することを、効果的に抑えることができる。なお、操作部材50の下側だけでなく、上側も、UI装置40の一部(例えば、ディスプレイ40aを収容している部分)によって覆われている。
【0066】
保護部41fは、ハウジング41の他の部分と樹脂で一体的に成形されてよい。例えば、ハウジング41は、上下方向で組み合わされる上ハウジング41A(
図2B参照)と下ハウジング41B(
図2B参照)とを有してよい。それらの内側に、ディスプレイ40aや回路基板などを収容する収容室が形成されてよい。この場合、保護部41fは下ハウジング41Bと、一体的に成形されていてよい。これとは異なり、保護部41fは、ハウジング41の他の部分とは別個に成形されて、螺子や接着剤などの固定具によって、ハウジング41の他の部分に取り付けられていてもよい。
【0067】
図4Bで示すように、保護部41fには凹部41gが形成されてよい。凹部41gは、後側に向けて(すなわち、UI装置40のクレードル60への取付方向に)、開口している。この凹部41gには、クレードル60に形成された第1係合部61aが進入する。
図4Bで示すように、ハウジング41の底面視において、第2係合部51aの爪部51dは、この凹部41gの内側で露出している。一方、弾性部51bと操作部51cは、保護部41fによって覆われている。
【0068】
図4Aで示すように、操作部材50は基部52を有している。可動部51はこの基部52から伸びている。基部52には螺子穴52aが形成されている。また、ハウジング41の保護部41fには取付穴41hが形成されている。操作部材50がUI装置40の収容室41eに収容されると、操作部材50の開口41dへの嵌め方向に対して直交する方向で、螺子穴52a及び取付穴41hに螺子81を嵌めることができる。図で示す例では、ハウジング41の下側から、螺子穴52aと取付穴41hとに螺子81を差し込むことができる。この取り付け構造によると、螺子81が目立つことを抑えることができる。図で示す例とは異なり、螺子81は、ハウジング41の側面41cに形成された穴や、ハウジング41の上面に形成された穴に差し込まれて、操作部材50をUI装置40に固定してもよい。
【0069】
螺子81を外すことで、UI装置40から操作部材50の取り外しが許容される。
図4Bで示すように、螺子81は、UI装置40の外面(保護部41fの下面)で露出している。従って、ユーザは、工具(具体的には、六角ドライバーや、+ドライバーなど)を利用して、UI装置40の外部から螺子81にアクセスできる。すなわち、ハウジング41を開けることなく、螺子81にアクセスし、操作部材50を取り外すことができる。
【0070】
操作部材50のハウジング41への取り付け機構は、ここで説明する螺子81を利用するものに限られない。例えば、後において説明する様に、操作部材50は、スナップフィットによってハウジング41に取り付けられてよい。この場合、スナップフィットの係合解除のために、ハウジング41の外部から工具を利用してスナップフィットにアクセス可能であってよい。
【0071】
このように、UI装置40に操作部材50を取り付ける機構、すなわち螺子81やスナップフィットには、工具を利用して外部からアクセス可能である。そして、工具を利用することで、UI装置40からの操作部材50の取り外しが可能となる。一方、UI装置40のクレードル60への脱着には、何らの工具も要しない。ユーザは、UI装置40をガイド部61bに沿ってスライドさせるだけで、クレードル60にUI装置40を取り付けることができる。また、操作部材50の操作部51cを操作するだけで、UI装置40を前方にスライドさせてクレードル60から取り外すことができる。
【0072】
図4A及び
図4Bで示すように、操作部材50の弾性部51bは、UI装置40の側面41cに沿って伸びている。側面41cは、ディスプレイ40aの縁に沿った面である。図で示す例においては、弾性部51bは、露出面51eが露出している左側面41cに沿って配置されている。弾性部51bのこの配置によると、弾性部51bの長さを適切に確保することが容易となる。特に、前後方向でのUI装置40の幅(
図2Bの長さL40)は、左右方向でのUI装置40の幅に比して大きい。この前後方向でのUI装置40の幅を規定する側面41cに沿って、弾性部51bは配置されている。そのため、弾性部51bの長さを適切に確保することが、より容易となる。
【0073】
これらの図で示す例とは異なり、弾性部51bが、UI装置40の側面41cから、UI装置40の中心(ディスプレイ40aの中心)に向かって伸びている場合、弾性部51bを延ばすことは、ハウジング41内のスペースの減少に繋がる。これに対して、
図4A及び
図4Bで示す例では、弾性部51bは、UI装置40の側面41cに沿って配置されるので、ハウジング41内のスペースの減少を抑えることができる。
【0074】
図3で示すように、ステージ61の上面には複数の接点63が設けられている。図で示す例では、4つの接点63が設けられている。UI装置40の下面にも、
図4Aで示すように、複数の接点43が設けられている。接点43の位置は接点63の位置にそれぞれ対応している。UI装置40がクレードル60に取り付けられると、複数の接点43は接点63にそれぞれ電気的に接続する。クレードル60の内部には、制御装置30とUI装置40と電気的に接続するための電線が通されている。この電線の端子が接点63を有していてよい。接点43・63は、例えば、信号(ディスプレイ40aに表示する情報)を送受する接点と、バッテリ15からUI装置40に電力を供給するための接点とを含んでよい。
【0075】
図3で示すように、接点63は左右のガイド部61bの間に形成されてよい。
図4Aで示すように、接点43は左右の被ガイド部41bの間に形成されてよい。上述したように、ガイド部61bと被ガイド部41bは、UI装置40とステージ61との上下方向での分離を規制するように引っかかっている。そのため、接点43・63の上述した位置によれば、接点43と接点63の接続安定性を向上できる。
【0076】
図4Aで示すように、UI装置40は、複数の接点43の前方に、蓋44を有してよい。蓋44は、例えば、UI装置40が備える電池のための蓋であってよい。
【0077】
操作部材50は、複数の接点43の位置を避けて配置されてよい。これによれば、UI装置40の接点43とクレードル60の接点63とが直接的に接するため、操作部材50に電気的な接点を形成する必要がない。その結果。操作部材50の構造を簡素化できる。
【0078】
図で示す例では、操作部材50は、複数の接点43の左側に配置されている。すなわち、収容室41eが接点43の左側に形成されている。UI装置40の右部に、操作部材50は設けられていない。言い換えれば、操作部材50は、複数の接点43の左側にだけ配置され、右側には配置されていない。この構造によると、例えばハウジング41の左側と右側とに操作部材50を配置する構造に比して、ハウジング41内のスペースが確保し易くなる。その結果、ハウジング41内の部品のレイアウトの自由度を確保できる。
【0079】
また、操作部材50の操作部51cは、ハウジング41の左側面41cに設けられている。ユーザは、自転車10を降りたときに、自転車10の右側よりも左側に立つことが多い。そのため、操作部51cをUI装置40の左側面41cに設けることによって、ユーザは操作部51cを視認し易くなる。また、ユーザが右手で操作部51cを操作するときに、親指で操作部51cを押しやすくなる。
【0080】
UI装置40において、操作部材50の配置は、図で示す例に限られない。例えば、操作部材50は、UI装置40の前面に設けられてもよい。この場合、操作部51cと第2係合部51aは、弾性部51bの弾性変形によって前後方向に動くことができてよい。そして、操作部51cの前面(露出している面)を押すことによって、第2係合部51aと第1係合部61aとの係合が解消されてもよい。この場合、UI装置40はステージ61から左方又は右方に取り外し可能であってよい。
【0081】
さらに他の例として、操作部材50は、UI装置40の右側面に設けられてもよい。この場合、操作部51cと第2係合部51aは、弾性部51bの弾性変形によって左右方向に動くことができてよい。
【0082】
さらに他の例として、UI組立体Sbは、UI装置40の左側面41cと右側面のそれぞれに操作部材50を有してもよい。この場合、ステージ61には、左右の第2係合部51aにそれぞれ係合する左右の第1係合部61aが形成されてよい。左右の操作部材50の操作部51cを内側に向けて押すことで、第2係合部51aと第1係合部61aとの係合が解消されてよい。
【0083】
さらに他の例として、操作部材50はUI装置40に取り付けられるとともに、UI装置40に対してスライド可能であってよい。例えば、操作部材50は、UI装置40に対して相対的に前後方向にスライド可能であってもよい。操作部材50は、その操作部51cがUI装置40の左側面41cで露出するように配置されてもよい。この場合、例えば、操作部材50を前方にスライドさせることによって、操作部材50が有している第2係合部と、クレードル60に形成されている第1係合部61aとの係合が解消されてもよい。そして、UI装置40は、クレードル60から左方に取り外し可能であってよい。
【0084】
[第2実施形態によるユーザインターフェース組立体]
図7~
図13は、本開示で提案するUI組立体の他の例を示す図である。これらの図において、UI組立体Sdは、UI装置140と、クレードル160とを有している。また、UI組立体は、操作部材150を有している(
図8A及び
図8B参照)。以下では、これまで説明したUI装置40、クレードル60、及び操作部材50との相違点を中心にして説明する。
図7等で示す例について説明の無い事項は、
図2A~
図6を参照しながら説明した例と同じであってよい。
【0085】
[UI装置の脱着]
UI装置140は、クレードル160(より具体的には、ステージ161)に脱着可能である。
図7で示すように、UI装置140は、クレードル160から前方に取り外すことができてよい。ステージ161は前後方向に伸びているガイド部161bを有してよい。UI装置140は、
図8Aで示すように、前後方向に伸びている被ガイド部141bを有してよい。被ガイド部141bはガイド部161bに引っかかっている状態で、ガイド部161bに沿ってスライド可能であり、またガイド部161bからの上方への分離が規制される。
【0086】
図8A及び
図8Bで示すように、操作部材150は、UI装置140とは別個に形成されUI装置140の前側に取り付けられる。操作部材150は、上述した操作部材50とは異なり、スナップフィットによってUI装置140に取り付けられている。操作部材150のUI装置140への取り付け機構については、後において詳説する。
【0087】
図8Aで示すように、操作部材150は下可動部151を有している。下可動部151は、基部151dから前方に伸びている弾性部151bを有している。弾性部151bは、基部151dを中心として上下方向に弾性変形可能である。操作部151cは、下可動部151の最前部に形成され、弾性部151bに対して上方に屈曲している。操作部151cは、UI装置140の前側面141cにおいて露出している。操作部151cは、弾性部151bの弾性変形によって、上下方向、すなわちディスプレイ40aの表面に対して交差する方向に動くことができる。
【0088】
図7で示すように、クレードル160のステージ161には、第1係合部161aが形成されている。一方、操作部材150には、
図8Aで示すように、第2係合部151aが形成されている。第2係合部151aは弾性部151bの下面に形成されている。
【0089】
[UI装置の脱着における操作部材の動き]
図10は、UI装置140をクレードル160に取り付けるときの操作部材150の動きを説明するための図である。
【0090】
同図の(a)で示すように、UI装置140をクレードル160に向けて近づけると、操作部材150はステージ161に沿って後方に移動する。そして、(b)で示すように、第2係合部151aが第1係合部161aに干渉し、弾性部151bが基部151dを中心として弾性変形し、全体的に持ち上がる。弾性部151bがこのように弾性変形すると、第2係合部151aが第1係合部161aを乗り越える。第2係合部151aと第1係合部161aとには、UI装置140の取付方向に対して傾斜しこのような弾性変形を生じさせる斜面が形成されている。
【0091】
第2係合部151aが第1係合部161aを乗り越えると、
図10の(c)で示すように、第2係合部151aは第1係合部161aに係合する。第2係合部151aの前面((c)の状態において第1係合部161aに向いた面)と、第1係合部161aの後面((c)の状態において第2係合部151aに向いた面)は、UI装置140の脱着方向、すなわち前後方向に対して実質的に直交している。そのため、クレードル160に対するUI装置140及び操作部材150の前方への移動は、第1係合部161aによって規制される。
【0092】
図11は、UI装置140をクレードル160から取り外すときの操作部材150の動きを説明するための図である。
【0093】
同図の(a)及び(b)で示すように、ユーザは操作部材150の操作部151cを上方に向けて押す。そうすると、弾性部151bは弾性変形し、第2係合部151aは上方に引き上げられる。これにより、(c)で示すように、第2係合部151aと第1係合部161aとの係合が解消され、操作部材150の前方への移動が許容される。
【0094】
このように、操作部材150の操作部151cは、UI装置140のスライド方向に対して実質的に垂直な方向に押すことができる。図で示す例では、操作部151cは、弾性部151bの基部を中心として上方へ動くことができる。これにより、操作部151cを押す指を使ってUI装置140を握ることができるので、スムーズにUI装置140をクレードル160から取り外すことができる。例えば、ユーザは、UI装置140を前方にスライドさせる際、親指と、中指と、人差し指とでUI装置140を握ることができる。このとき、人差し指で操作部151cを押すことができる。
【0095】
なお、
図7等で示す例とは異なり、UI装置140の前面に配置されている操作部材150の下可動部151は、前後方向に動くことができてよい。ユーザが操作部151cの前面(露出面)を押したとき、第2係合部151aと、ステージ161に形成された第1係合部161aとの係合を解消できてよい。この場合、UI装置140はクレードル160から左方又は右方)に取り外し可能であってよい。
【0096】
[操作部材]
操作部材150も、
図4A等で示した操作部材50と同様、UI装置140とは別個に形成され且つUI装置140に対して脱着可能である。UI装置140への操作部材150の取り付けは、スナップフィットによって実現されている。
【0097】
詳細には、
図8Aで示すように、UI装置140の下面(ハウジング141の下面)に、第3係合部141dが形成されている。第3係合部141dは、例えば、下方に突出している凸部(爪部)であってよい。UI装置140の下面には、操作部材150が嵌められる収容凹部141aが形成されてよい。第3係合部141dは、この収容凹部141aの内面(下方に向いた面)に形成されてよい。一方、操作部材150は、
図9で示すように、第3係合部141dに係合するための上可動部154を有している。
【0098】
上可動部154は、クレードル160に係合する第2係合部151aを有している弾性部151bの上方に位置している。上可動部154は、固定部152から前方に伸びている弾性部154aと、弾性部154aの前端に形成されている第4係合部154bとを有してよい。第4係合部154bは、弾性部154aの弾性変形によって上下動可能となっている。第4係合部154bには係合穴154cが形成されてよい。そして、係合穴154cと第3係合部141dとが係合し、操作部材150はUI装置140に取り付けられる。
【0099】
なお、図で示す例とは反対に、UI装置140の下面には、第3係合部141dとして凹部が形成されてもよい。一方、操作部材150には、第4係合部154bとして、第3係合部141dに嵌まる凸部が形成されてもよい。
【0100】
図8Aで示すように、UI装置140の下面(ハウジング141の下面)には、前後方向に伸びているガイド部141fが形成されている。図で示す例では、収容凹部141aの右側の内面と左側の内面とに、ガイド部141fとしての溝が形成されている。一方、操作部材150の固定部152は被ガイド部152aが形成されている。図で示す例では、固定部152の右縁と左縁とがそれぞれ右方及び左方に突出し、それらが被ガイド部152aとして機能している。被ガイド部152aはガイド部141fに嵌められ、前後方向に移動可能となっている。これにより、UI装置140に対する操作部材150の動きは、前後方向に規制される。
【0101】
なお、図で示す例とは反対に、操作部材150の左右の側面に、前後方向に伸びている溝が被ガイド部152aとして形成されてもよい。一方、UI装置140は、ガイド部141fとして、被ガイド部152aに嵌まる凸部が形成されてもよい。
【0102】
[操作部材の脱着]
図12は、操作部材150をUI装置140に取り付けるときの操作部材150の動きを説明するための図である。
【0103】
同図の(a)で示すように、操作部材150をUI装置140の収容凹部141aに前側から嵌める。このとき、被ガイド部152aをガイド部141fに嵌め、操作部材150をガイド部141fに沿って後方に動かす。そうすると、(b)で示すように、UI装置140に形成された第3係合部141dが、操作部材150に形成された第4係合部154bに干渉し、弾性部154aが下方に弾性変形する。弾性部154aがこのように弾性変形すると、第4係合部154bが第3係合部141dを乗り越える。第3係合部141dと第4係合部154bとには、操作部材150の取り付け方向に対して傾斜し、このような弾性変形を生じさせる斜面が形成されている。
【0104】
図12の(c)で示すように、第4係合部154bが第3係合部141dを乗り越えると、第4係合部154bに形成された係合穴154cに第3係合部141dが嵌まる。係合穴154cの内面((c)の状態において前方に向いた面)と、第3係合部141dの後面は、操作部材150の脱着方向、すなわち前後方向に対して実質的に直交している。そのため、操作部材150の前方への移動は、第3係合部141dによって規制される。
【0105】
図13は、操作部材150をUI装置140から取り外すときの操作部材150の動きを説明するための図である。
【0106】
同図の(a)及び(b)で示すように、ユーザは操作部材150の第4係合部154bを、工具Tを使って、押し下げる。工具Tは、例えば、-ドライバーなど、第4係合部154bの前端に係合させることができる工具である。
図9及び
図13に示すように、下可動部151に形成されている操作部151cは上方に伸びており、その最上部は第4係合部154bの前方に位置していてよい。これによれば、意図しない外力が第4係合部154bに作用し、押し下げることを抑えることができる。工具Tによる第4係合部154bの前端へのアクセスには、操作部151cの押し下げを要してもよい。
【0107】
上可動部154の弾性部154aは、下可動部151の弾性部151bよりも高い剛性を有してよい。すなわち、弾性部154aの弾性変形に要する力は、弾性部151bの弾性変形に要する力よりも大きくてよい。このため、意図しない外力によって第4係合部154bが下がることを、より効果的に抑えることができる。図で示す例では、弾性部154aは弾性部151bよりも短いので、弾性部154aの弾性変形に要する力が相対的に大きくなっている。
【0108】
図9で示すように、第4係合部154bの前端の上縁154dには斜面が形成されていてよい。この斜面によって、
図13の(a)で示すように、上縁154dとUI装置40の収容凹部141aの前縁との間に凹部が形成され、この凹部に工具Tの先端を嵌めることができる。
【0109】
工具Tによって第4係合部154bが押し下げられると、弾性部154aの弾性変形によって第4係合部154bの位置が下がる。その結果、
図13の(b)及び(c)で示すように、第3係合部141dと第4係合部154bとの係合が解消され、操作部材150の前方へのスライドが許容される。
【0110】
このように、
図7等で説明する例では、上可動部154と第3係合部141dとによってスナップフィットが構成されている。スナップフィットには、工具Tを利用して外部からアクセス可能である。そして、工具Tを利用することで、UI装置140からの操作部材150の取り外しが可能となる。一方、UI装置140のクレードル160への脱着には、何らの工具も要しない。ユーザは、UI装置140をガイド部161bに沿ってスライドさせるだけで、クレードル160にUI装置140を取り付けることができる。また、操作部材150の操作部151cを操作するだけで、UI装置140を前方にスライドさせてクレードル160から前方に取り外すことができる。
【0111】
[まとめ]
以上説明したように、本開示で提案するUI組立体Sdは、UI装置40・140と、自転車10に取り付けられ、UI装置40・140を支持するためのクレードル60・160と、クレードル60・160に設けられている第1係合部61a・161aと、ユーザが操作するための操作部51c・151cを有する操作部材50・150とを有している。操作部材50・150は、UI装置40・140とは別個に形成され、UI装置40・140に対して脱着可能である。操作部材50・150は第2係合部51a・151aを有している。第2係合部51a・151aは、第1係合部61a・161aと係合してUI装置40・140とクレードル60・160との分離を規制し、第1係合部61a・161aと第2係合部51a・151aとの係合を解消するように操作部51c・151cとともに動くことができる。
【0112】
このUI組立体Sdによれば、意図しない外力が操作部材50・150に作用したために、操作部51c・151cや第2係合部51a・151aが適切に動かなくなった場合には、操作部材50・150だけを新しいものに交換し、クレードル60・160やUI装置40・140はそのまま使用できる。
【0113】
また、操作部材50・150は、クレードル60・160ではなく、UI装置40・140に対して脱着可能である。これによれば、片手でUI装置40・140を握り、操作部51c・151cを操作することで、UI装置40・140をクレードル60・160から取り外すことができる。
【0114】
図4A等で示す例において、UI装置40はクレードル60に対して前後方向に移動可能であり、操作部材50の操作部51cは左右方向に動かすことができる。これによれば、操作部51cを押す指でUI装置40を握ることができるので、よりスムーズにUI装置40をクレードル60から取り外すことができる。
【0115】
UI装置40・140とクレードル60・160とには、それらの電気的な接続を確立する接点43・63が設けられている。操作部材50・150は接点43・63の位置を避けて配置されている。これによれば、操作部材50・150に電気的な接点を形成する必要がないので、操作部材50・150の構造を簡素化できる。
【0116】
UI装置40・140から操作部材50・150の取り外しを許容する機構、すなわち螺子81及びスナップフィット(上可動部154及び第3係合部141d)は、UI装置40・140の外面で露出している。これによれば、操作部材50・150の交換が容易となる。
【0117】
UI装置40は、左側面41cと右側面とを有している。操作部51cは左側面41cに設けられ、右側面には設けられていない。これによれば、UI装置40の内部のスペースを確保し易くなる。
【0118】
操作部材50は、UI装置40の左側面41cに設けられている。これによると、ユーザが、自転車10の左側に立つときに、操作部材50の位置を認識し易くなる。
【0119】
操作部材50は、操作部51cと第2係合部51aとを支持している弾性部51bを有している。弾性部51bは、UI装置40の側面41cに沿って伸びている。これによれば、弾性部51bに十分な長さを確保することが容易となる。
【0120】
UI装置40の側面41cには開口41dが形成されており、操作部材50は開口41dに嵌められている。これによれば、操作部材50が目立つことを抑えることができる。また、UI装置40を持ち運ぶ際に、操作部材50を保護し、意図しない外力が操作部材50に作用することを抑えることができる。
【0121】
図7等で示した例では、操作部材150の操作部151cは、UI装置140の前側に位置している。
【0122】
図7等で示した例では、操作部151cは、UI装置140のディスプレイ40aの表面に対して交差する方向に動くことができる。
【0123】
本開示で提案するドライブシステムは、(1)に記載されるUI組立体Sdと、電動モータ14を制御する制御装置30と、電動モータ14に電力を供給するバッテリ15とを有している。
【0124】
本開示で提案する電動アシスト自転車10は、(1)に記載されるUI組立体Sdと、電動モータ14と、電動モータ14を制御する制御装置30と、電動モータ14に電力を供給するバッテリ15とを有している。
【0125】
[その他の変形例]
なお、本開示で提案するUI組立体は、上述した例に限られない。
【0126】
例えば、操作部材50・150はクレードル60・160とは別個に形成され、クレードル60・160に対して脱着可能であってもよい。操作部材50・150は、螺子やスナップフィットなど、外部から工具によってアクセス可能な機構によって、クレードル60・160に取り付けられていてもよい。
【0127】
この場合においては、クレードル60に開口が形成され、この開口に操作部材50が嵌められてよい。こうすることで、操作部材50の可動部51をクレードル60の内側で保護できる。
【0128】
また、本開示で提案するUI組立体Sdが適用される車両は、電動アシスト自転車に限られず、例えば、電動二輪車や、エンジンを動力源とする二輪車、三輪車(例えば、All Terrain Vehicle)、四輪車(例えば、Recreational Off-Highway Vehicle)に適用されてよい。
【符号の説明】
【0129】
10:電動アシスト自転車、4:後輪、6:ペダル、7:クランク軸、8:ハンドルステム、9:ハンドル、13:モータ駆動装置、14:電動モータ、15:バッテリ、21:減速機、22:合力伝達機構、30:制御装置、30a:記憶装置、31:センサ群、31A:踏力センサ、31B:回転センサ、40:ユーザインターフェース(UI)装置、40a:ディスプレイ、41:ハウジング、41A:上ハウジング、41B:下ハウジング、41b:被ガイド部、41c:側面、41d:開口、41e:収容室、41f:保護部、41g:凹部、41h:取付穴、43:接点、44:蓋、50:操作部材、51:可動部、51a:第2係合部、51b:弾性部、51c:操作部、51d:爪部、51e:露出面、52:基部、52a:螺子穴、53:ストッパ部、60:クレードル、61:ステージ、61a:第1係合部、61b:ガイド部、61n:ハウジング、62:クランプ部、62a:ホルダー部、63:接点、64A・64B:入力ボタン、70:スイッチユニット、71A・71B:ボタン、81:螺子、140:UI装置、141:ハウジング、141a:収容凹部、141b:被ガイド部、141c:前側面、141d:第3係合部、141f:第3係合部、141f:ガイド部、150:操作部材、151:下可動部、151a:第2係合部、151b:弾性部、151c:操作部、151d:基部、152:固定部、152a:被ガイド部、154:上可動部、154a:弾性部、154b:第4係合部、154c:係合穴、154d:上縁、160:クレードル、161:ステージ、161a:第1係合部、161b:ガイド部、Sb:ユーザインターフェース(UI)組立体。