(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-14
(45)【発行日】2025-02-25
(54)【発明の名称】電動リニアアクチュエーター
(51)【国際特許分類】
F16H 25/20 20060101AFI20250217BHJP
H02K 7/06 20060101ALI20250217BHJP
F16H 25/22 20060101ALI20250217BHJP
F16H 25/24 20060101ALI20250217BHJP
【FI】
F16H25/20 F
H02K7/06 A
F16H25/22 Z
F16H25/24 G
F16H25/24 H
(21)【出願番号】P 2021022172
(22)【出願日】2021-02-15
【審査請求日】2024-02-14
(73)【特許権者】
【識別番号】391046414
【氏名又は名称】国際計測器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004185
【氏名又は名称】インフォート弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100078880
【氏名又は名称】松岡 修平
(72)【発明者】
【氏名】村内 一宏
【審査官】鷲巣 直哉
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2001/063731(WO,A1)
【文献】特開2014-111292(JP,A)
【文献】特開2011-131250(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16H 25/20
H02K 7/06
F16H 25/22
F16H 25/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外筒と、
前記外筒に取り付けられた電動機と、
前記電動機が出力する回転運動を所定方向の直線運動に変換するボールねじと、
前記所定方向の直線運動のみを伝達するボールスプラインと、
を備え、
前記ボールねじが、
前記電動機の軸に連結されたねじ軸と、
前記ねじ軸と嵌合する第1のナットと、を備え、
前記ボールスプラインが、
前記第1のナットに接続されたスプライン軸と、
前記外筒に取り付けられた、前記スプライン軸と嵌合する第2のナットと、を備え、
前記外筒が、
該外筒の前記所定方向における一端側の開口を塞ぐ蓋部と、
前記所定方向において前記蓋部と前記電動機との間に生じる空間に配置され、前記蓋部と前記電動機の反負荷側のブラケットとを連結する連結部と、を有する、
電動リニアアクチュエーター。
【請求項2】
前記電動機の負荷側及び反負荷側のブラケットが前記外筒に固定された、
請求項1に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項3】
外筒と、
前記外筒に取り付けられた電動機と、
前記電動機が出力する回転運動を所定方向の直線運動に変換するボールねじと、
前記所定方向の直線運動のみを伝達するボールスプラインと、
を備え、
前記ボールねじが、
前記電動機の軸に連結されたねじ軸と、
前記ねじ軸と嵌合する第1のナットと、を備え、
前記ボールスプラインが、
前記第1のナットに接続されたスプライン軸と、
前記外筒に取り付けられた、前記スプライン軸と嵌合する第2のナットと、を備え、
前記電動機の負荷側及び反負荷側のブラケットが前記外筒に固定された、
電動リニアアクチュエーター。
【請求項4】
前記外筒が、
該外筒の前記所定方向における一端側の開口を塞ぐ蓋部と、
前記所定方向において前記蓋部と前記電動機との間に生じる空間に配置され、前記蓋部と前記電動機の反負荷側のブラケットとを連結する連結部と、を有する、
請求項
3に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項5】
前記スプライン軸の前記第1のナットに接続される一端側に、前記ねじ軸の一端部を収容可能な前記所定方向に延びる穴が形成された、
請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項6】
前記回転運動を伝達する軸を回転可能に支持する軸受を備え、
前記外筒が、筒状のベース部を有し、
前記電動機の負荷側のブラケットが前記ベース部の一端部に固定され、
前記軸受が前記ベース部の他端部に固定された、
請求項1
から請求項
5のいずれか一項に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項7】
前記電動機の軸と前記ねじ軸とを連結するカップリングを備え、
前記ねじ軸が前記軸受に支持された、
請求項
6に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項8】
前記外筒が、前記所定方向に並べられて連結された複数の筒部を有し、
前記複数の筒部が、
前記電動機を収容する電動機収容部と、
前記ベース部と、
前記ボールねじを収容するボールねじ収容部と、
前記ボールスプラインを収容するボールスプライン収容部と、を含み、
前記電動機収容部、前記ベース部、前記ボールねじ収容部及び前記ボールスプライン収容部が、この順で前記所定方向に並べられて連結された、
請求項
6又は請求項
7に記載の電動リニアアクチュエーター。
【請求項9】
前記電動機は、定格出力が3kW以上であり、回転部の慣性モーメントが0.01kg・m
2以下であり、
100Hzを超える繰り返し周波数での往復直線駆動が可能である、
請求項1から請求項8
のいずれか一項に記載の電動リニアアクチュエーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動リニアアクチュエーターに関する。
【背景技術】
【0002】
工業用マニピュレータや多軸振動試験装置を実現する機構として、複数のリンクを並列に連結したパラレルメカニズム(パラレルリンク機構)が知られている。ある種のパラレルメカニズムでは、直進運動を出力するリニアアクチュエーターが駆動装置として使用される。
【0003】
特許文献1には、パラレルメカニズムを使用した振動試験装置が記載されている。特許文献1に記載のパラレルメカニズムでは、応答性に優れた(例えば、100Hz以上の速度応答周波数を有する)油圧シリンダがアクチュエーターとして使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
油圧アクチュエーターは、オイルタンクや油圧ポンプを含む油圧供給システムを要し、油圧供給システムの設置や維持に大きなコストがかかるという問題がある。また、油圧システムには、油漏れによる環境汚染、作動油の発火のリスク、エネルギー効率が低い等の問題もある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、応答性に優れた電動リニアアクチュエーターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、外筒と、外筒に取り付けられた電動機と、電動機が出力する回転運動を所定方向の直線運動に変換するボールねじと、所定方向の直線運動のみを伝達するボールスプラインと、を備え、ボールねじが、電動機の軸に連結されたねじ軸と、ねじ軸と嵌合する第1のナットと、を備え、ボールスプラインが、第1のナットに接続されたスプライン軸と、外筒に取り付けられた、スプライン軸と嵌合する第2のナットと、を備えた、電動リニアアクチュエーターが提供される。
【0008】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、回転運動を伝達する軸を回転可能に支持する軸受を備え、外筒が、筒状のベース部を有し、電動機の負荷側のブラケットがベース部の一端部に固定され、軸受がベース部の他端部に固定された構成としてもよい。
【0009】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、電動機の軸とねじ軸とを連結するカップリングを備え、ねじ軸が軸受に支持された構成としてもよい。
【0010】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、スプライン軸の第1のナットに接続される一端側に、ねじ軸の一端部を収容可能な所定方向に延びる穴が形成された構成としてもよい。
【0011】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、外筒が、所定方向に並べられて連結された複数の筒部を有する構成としてもよい。
【0012】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、複数の筒部が、電動機を収容する電動機収容部と、ベース部と、ボールねじを収容するボールねじ収容部と、ボールスプラインを収容するボールスプライン収容部と、を含み、電動機収容部、ベース部、ボールねじ収容部及びボールスプライン収容部が、この順で所定方向に並べられて連結された構成としてもよい。
【0013】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、外筒が、電動機収容部の一方の開口を塞ぐ蓋部と、蓋部と電動機の反負荷側のブラケットとを連結する連結部と、を有する構成としてもよい。
【0014】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、電動機の負荷側及び反負荷側のブラケットが外筒に固定された構成としてもよい。
【0015】
上記の電動リニアアクチュエーターにおいて、電動機は、定格出力が3kW以上であり、回転部の慣性モーメントが0.01kg・m2以下である構成としてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の一実施形態によれば、応答性に優れた電動リニアアクチュエーターが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態に係る電動リニアアクチュエーターの外観図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る電動リニアアクチュエーターの内部構造を示した図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る電動リニアアクチュエーターの内部構造を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の又は対応する構成要素には、同一の又は対応する符号を付して、重複する説明を省略する。また、各図において、符号が共通する事項が複数表示される場合は、必ずしもそれらの複数の表示の全てに符号を付さず、それらの複数の表示の一部について符号の付与を適宜省略する。
【0019】
以下に説明する本発明の実施形態に係る電動リニアアクチュエーター1は、往復直線運動を出力可能な電動式の作動装置である。本実施形態の電動リニアアクチュエーター1は、汎用のアクチュエーターであるが、ロボットマニピュレーター、工作機械、多軸振動試験装置、フライトシミュレーター等の機構として使用されるスチュワートプラットフォーム等のパラレルメカニズムの駆動源に好適なものである。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係る電動リニアアクチュエーター1の外観図である。
図2及び
図3は、電動リニアアクチュエーター1の内部構造を示した図である。
【0021】
図2に示されるように、電動リニアアクチュエーター1は、固定部1Fと、固定部1Fに対して長さ方向への進退(すなわち、往復直線運動)が可能な可動部1Mを備え、可動部1Mの進退によって伸縮する。
図2には電動リニアアクチュエーター1の縮小状態が示され、
図3には電動リニアアクチュエーター1の伸長状態が示されている。
【0022】
図2及び
図3において、左から右に向かう方向をZ軸方向、下から上に向かう方向をX軸方向、紙面に垂直に裏から表に向かう方向をY軸方向と定義する。Z軸方向は可動部1Mが進退する方向であり、Z軸正方向を前方又は前進方向、Z軸負方向を後方又は後退方向と呼ぶ。また、可動部1Mが進退するZ軸方向を電動リニアアクチュエーター1の作動方向と呼ぶ。
【0023】
図3に示されるように、電動リニアアクチュエーター1は、外筒10と、外筒10に本体21(固定子)が取り付けられたモーター20(電動機)と、外筒10に取り付けられたナックル継手70(ヒンジ)と、モーター20の動力を伝達する軸(本実施形態においては、後述するねじ軸51)を回転可能に支持する軸受40と、モーター20から出力される回転運動を直線運動に変換するボールねじ50と、モーター20の軸22とねじ軸51とを連結するカップリング30と、ボールねじ50から出力される直線運動を伝達するボールスプライン60及び球面継手80を備えている。
【0024】
外筒10は、モーター20を収容する第1筒部11(電動機収容部)と、モーター20及び軸受40が取り付けられる第2筒部12(ベース部)と、ボールねじ50を収容する第3筒部13(ボールねじ収容部)と、ボールスプライン60のナット62を収容する第4筒部14(ボールスプライン収容部)と、第1筒部11の後端の開口を塞ぐ蓋部15と、モーター20と蓋部15とを連結する筒状の連結部16を有している。なお、より詳細には、第1筒部11にはモーター20の本体21(及び、軸22の一部)が収容され、第3筒部13にはボールねじ50のナット52(及び、ねじ軸51の一部)が収容されている。また、ボールスプライン60のナット62の一端部に形成されたフランジ621は、第4筒部14の外部に配置されている。
【0025】
外筒10の複数の筒部(第1筒部11、第2筒部12、第3筒部13及び第4筒部14)は、この順で同心に(すなわち、中心線を合わせて)一列に並べられ、溶接やボルト止め等により一体に連結されている。
【0026】
第2筒部12には、後端部(
図3における左端部)の外周に外フランジ121が、前端部(
図3における右端部)の外周に外フランジ122が、前端部の内周に内フランジ123が形成されている。外フランジ121には第1筒部11の前端が接合され、外フランジ122には第3筒部13の後端が接合されている。
【0027】
第2筒部12の後端には、モーター20の負荷側のブラケット23のフランジ部231が固定されている。また、第2筒部12の内フランジ123には軸受40のフランジ41が固定されている。このように、モーター20と軸受40を共通の部材(第2筒部12)に取り付ける構成としたことにより、モーター20と軸受40との心出しが容易になっている。
【0028】
第4筒部14の後端部の外周には外フランジ141が形成されていて、外フランジ141には第3筒部13の前端が接合されている。また、第1筒部11の後端は、蓋部15の縁に接合されている。
【0029】
蓋部15の内面中央には連結部16の後端が接合されている。連結部16の前端には、モーター20の反負荷側のブラケット24が取り付けられている。なお、連結部16を介さずに、蓋部15にブラケット24を直接固定してもよい。本実施形態の外筒10は、モーター20を容量がより大きなものに交換できるように、モーター20の大きさに対して大きめに形成されている。本実施形態の外筒10は、モーター20の大きさに合わせて連結部16の大きさや取付穴の位置等を変更することにより、一定の範囲の大きさのモーター20を搭載できるように構成されている。
【0030】
モーター20の軸22は、ブラケット23及びブラケット24にそれぞれ取り付けられた不図示の軸受によって回転可能に支持されている。通常、モーター20は、負荷側のブラケット23のみで固定され、片持ち支持される。この場合、モーター20の軸22の反負荷側の支持の剛性が比較的に低くなる。そのため、軸22に大きな負荷が加わると、負荷側のブラケット23に取り付けられた軸受を支点とする軸22の歳差運動が発生する。これにより、軸22を含む動力伝達軸にひずみが生じ、電動リニアアクチュエーター1の駆動性能や駆動制御の精度が低下する。
【0031】
本実施形態では、モーター20の反負荷側のブラケット24も外筒10に固定して、モーター20を両端で固定することにより、モーター20の反負荷側の支持剛性が向上し、軸22の歳差運動による性能低下が抑制されている。
【0032】
本実施形態のモーター20は、例えば、回転部の慣性モーメントが0.01kg・m2以下(より好適には、0.008kg・m2以下)に抑えられた、定格出力が3kW乃至60kW(より実用的には、7kW乃至37kW)の高出力・超低慣性型のACサーボモーターである。本実施形態の電動リニアアクチュエーター1は、このような超低慣性モーターを使用することにより、例えば100Hzを超える周波数での往復直線駆動が可能になり、振動試験装置等の高い応答性が必要な用途に使用することが可能になっている。
【0033】
モーター20はACサーボモーターであるが、DCサーボモーターやステッピングモーター等の駆動量(回転角)の制御が可能な各種モーターをモーター20として使用してもよい。
【0034】
第2筒部12内において、モーター20の軸22とボールねじ50のねじ軸51とが、カップリング30により連結されている。カップリング30には、例えば固定軸継手が使用される。固定軸継手を使用することにより、応答性を向上させることができる。本実施形態のカップリング30は、筒形軸継手であるが、フランジ形固定軸継手を使用してもよい。
【0035】
ボールねじ50は、ねじ軸51と、ねじ軸51と嵌合するナット52を備えている。ナット52は、ねじ軸51の回転に応じて、ねじ軸51に沿ってZ軸方向に往復移動する。
【0036】
ボールスプライン60は、スプライン軸61と、スプライン軸61と嵌合する2つのナット62を備えている。
【0037】
ナット62の軸方向における一端部には、固定用のフランジ621が形成されている。2つのナット62は、外筒10の第4筒部14の中空部に軸方向両端からそれぞれ嵌め込まれ、フランジ621において第4筒部14に固定されている。スプライン軸61は、ナット62に対して(すなわち、ナット62が取り付けられた外筒10に対して)、回転が阻止され、Z軸方向の直線運動のみが許容されている。
【0038】
スプライン軸61の後端は、ボールねじ50のナット52の前端に接続されている。これにより、ナット52は、外筒10に対して、Z軸周りの回転が阻止され、Z軸方向の直線運動のみが許容されている。
【0039】
スプライン軸61の後部には、Z軸方向に延びる穴61aが同心に形成されている。穴61aは、外径がボールねじ50のねじ軸51よりも大きく、
図2に示されるように、縮小状態においてねじ軸51の前部を収容して、ねじ軸51とスプライン軸61との衝突を回避する。
【0040】
上述したように、本実施形態の電動リニアアクチュエーター1は、スチュワートプラットフォーム等のパラレルメカニズムの直進ジョイントとしての用途に適するように、固定部1Fにナックル継手70が設けられ、可動部1Mに球面継手80が設けられている。例えば、電動リニアアクチュエーター1がスチュワートプラットフォームの直進ジョイントとして使用される場合、ナックル継手70の取付部71がベース側に取り付けられ、球面継手80の取付部81が出力リンク側に取り付けられる。
【0041】
なお、ナックル継手70及び球面継手80は必須の構成要素ではなく、例えば、電動リニアアクチュエーター1によって相対的な動きを与える2つの対象の一方に外筒10を直接取り付け、他方にスプライン軸61を直接取り付ける構成としてもよい。
【0042】
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
【0043】
上記の実施形態では、軸受40がねじ軸51を支持しているが、軸受40がモーター20の軸22を支持する構成としてもよい。また、軸22とねじ軸51との間に中継軸を設けて、軸受40が中継軸を支持する構成としてもよい。
【0044】
ボールねじ50に替えて別の種類の送りねじを使用してもよい。
【0045】
球面継手80に替えて自在継手を使用してもよい。また、ナックル継手70に替えて球面継手又は自在継手を使用しても良い。
【符号の説明】
【0046】
1 電動リニアアクチュエーター
10 外筒
20 モーター
30 カップリング
40 軸受
50 ボールねじ(送りねじ機構)
60 ボールスプライン
70 ナックル継手(ヒンジ)
80 自在継手/球面継手