(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-26
(45)【発行日】2025-03-06
(54)【発明の名称】包装用箱付き製品
(51)【国際特許分類】
B65D 5/02 20060101AFI20250227BHJP
B65B 57/02 20060101ALI20250227BHJP
【FI】
B65D5/02 J
B65B57/02 B
(21)【出願番号】P 2022029359
(22)【出願日】2022-02-28
(62)【分割の表示】P 2020110978の分割
【原出願日】2020-06-26
【審査請求日】2022-03-22
【審判番号】
【審判請求日】2023-03-06
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520233951
【氏名又は名称】中里 彰夫
(74)【代理人】
【識別番号】100085291
【氏名又は名称】鳥巣 実
(74)【代理人】
【識別番号】100117798
【氏名又は名称】中嶋 慎一
(74)【代理人】
【識別番号】100166899
【氏名又は名称】鳥巣 慶太
(74)【代理人】
【識別番号】100221006
【氏名又は名称】金澤 一磨
(72)【発明者】
【氏名】中里 彰夫
(72)【発明者】
【氏名】竹内 建吾
【合議体】
【審判長】岩谷 一臣
【審判官】藤井 眞吾
【審判官】葛原 怜士郎
(56)【参考文献】
【文献】実公昭53-6655(JP,Y1)
【文献】登録実用新案第3037809(JP,U)
【文献】特開2000-190952(JP,A)
【文献】特開2000-142814(JP,A)
【文献】特開2004-196408(JP,A)
【文献】登録実用新案第3215260(JP,U)
【文献】特開2004-142775(JP,A)
【文献】特開2000-344275号公報(JP,A)
【文献】登録実用新案第3003020(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 57/00
B65D 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装用箱に製品が包装されてなる包装用箱付き製品であって、
少なくとも前面が開放されている六面体状の箱本体に、前記前面を閉じる蓋面部の基端縁が前記箱本体の前面側の一方縁に折り曲げ可能に結合され、前記蓋面部の先端縁が、前記箱本体の前面側の一方縁とは反対側の他方縁と一致するように、前記蓋面部の先端縁を前記他方縁側に配置される第1被貼り付け面部に貼り合わせてなる包装用箱に製品が包装されてなり、
前記第1被貼り付け面部は、前記箱本体の前面側の他方縁から一方縁側に延び、前記一方縁側の縁部から前記箱本体の背面部まで延びる第1支持面部が設けられ、前記箱本体の背面部によって前記第1支持面部を介して前記第1被貼り付け面部が前記背面部と平行状態なるように支持され、
前記箱本体の前面側の一方縁側には、前記第1被貼り付け面部に並んで、第2被貼り付け面部が配置され、前記第2被貼り付け面部は、前記他方縁側の縁部と前記一方縁側の縁部とから前記箱本体の背面部まで延びる第2及び第3支持面部がそれぞれ設けられ 前記背面部によって前記第2及び第3支持面部を介して前記第2被貼り付け面部が前記背面部と平行状態になるように支持され、
前記第1及び第2支持面部の後縁同士は、前記箱本体の背面部に沿う連結面部で連結され、
前記包装用箱内には、前記第1及び第2被貼り付け面部、前記第1及び第2支持面部、前記連結面部によって前記包装用箱に対応する大きさを有し前記製品を保持する保持枠が収納
され、
前記第1及び第2支持面部は、穴を開けて、前記穴に前記製品を嵌め込んで保持する構造である、
ことを特徴とする包装用箱付き製品。
【請求項2】
前記箱本体は、側面部を形成する一対の第1側面パーツと、第2側面パーツとを備え、前記第2側面パーツは、前記一対の第1側面パーツそれぞれの一部に被さるように配されている、請求項1に記載の包装用箱付き製品。
【請求項3】
前記一対の第1側面パーツは、上下方向においてそれぞれ接しない程度に所定の隙間ができる寸法であり、左右方向において前記箱本体の背面部から前方にむけて伸びている、前方先端よりも手前に所定の隙間ができる寸法である、請求項2に記載の包装用箱付き製品。
【請求項4】
前記一対の第1側面パーツは、前記第2側面パーツが被さる部分から、それぞれ所定の隙間が広がる方向に傾斜している、請求項2又は3に記載の包装用箱付き製品。
【請求項5】
前記第2側面パーツは、前記箱本体の上端から下端まで伸び、前記箱本体の背面部から前記一対の第1側面パーツの一部を覆う寸法で前方に伸びている略矩形の形状である、
請求項2乃至4のいずれか1項に記載の包装用箱付き製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用箱にて包装される製品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
4つの側面、天蓋及び底蓋を有し、全体が略直方体形状をなす箱と、前記箱の内部に設置され、ボトル形の容器の外周に沿って保持可能な略環状の係合部を有する緩衝用の仕切りを備え、ボトル形の容器を外部の衝撃から保護する緩衝機能付き包装用箱は知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そのような包装用箱において、天蓋を閉じる際に、天板の端縁部分を、対応する側面の上部に設けた被貼り合わせ部分に貼り合わせて、包装用箱を閉じることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そのような包装用箱は、立方体あるいは直方体形状であるので、貼り合わせ後に、天板の端縁部分と,前記側面の被貼り合わせ部分との貼り合わせにずれがあると、見栄えが悪く、望ましくない。
【0006】
本発明は、包装用箱にて包装される製品の前記包装用箱において、貼り合わせのずれ量を検出し、それに基づき貼り合わせ不良を判定する、包装用箱にて包装される製品の製造方法、及び包装用箱にて包装される製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明にかかる包装用箱付き製品は、包装用箱に製品が包装されてなる包装用箱付き製品であって、少なくとも前面が開放されている六面体状の箱本体に、前記前面を閉じる蓋面部の基端縁が前記箱本体の前面側の一方縁に折り曲げ可能に結合され、前記蓋面部の先端縁が、前記箱本体の前面側の一方縁とは反対側の他方縁と一致するように、前記蓋面部の先端縁を前記他方縁側に配置される第1被貼り付け面部に貼り合わせてなる包装用箱に製品が包装されてなり、前記第1被貼り付け面部は、前記箱本体の前面側の他方縁から一方縁側に延び、前記一方縁側の縁部から前記箱本体の背面部まで延びる第1支持面部が設けられ、前記箱本体の背面部によって前記第1支持面部を介して前記第1被貼り付け面部が前記背面部と平行状態なるように支持され、前記箱本体の前面側の一方縁側には、前記第1被貼り付け面部に並んで、第2被貼り付け面部が配置され、前記第2被貼り付け面部は、前記他方縁側の縁部と前記一方縁側の縁部とから前記箱本体の背面部まで延びる第2及び第3支持面部がそれぞれ設けられ 前記背面部によって前記第2及び第3支持面部を介して前記第2被貼り付け面部が前記背面部と平行状態になるように支持され、前記第1及び第2支持面部の後縁同士は、前記箱本体の背面部に沿う連結面部で連結され、前記包装用箱内には、前記第1及び第2被貼り付け面部、前記第1及び第2支持面部、前記連結面部によって前記包装用箱に対応する大きさを有し前記製品を保持する保持枠が収納され、前記第1及び第2支持面部は、穴を開けて、前記穴に前記製品を嵌め込んで保持する構造である、ことを特徴とする。
【0015】
また、前記箱本体は、側面部を形成する一対の第1側面パーツと、第2側面パーツとを備え、前記第2側面パーツは、前記一対の第1側面パーツそれぞれの一部に被さるように配されている、ことが望ましい。
【0016】
また、前記一対の第1側面パーツは、上下方向においてそれぞれ接しない程度に所定の隙間ができる寸法であり、左右方向において前記箱本体の背面部から前方にむけて伸びている、前方先端よりも手前に所定の隙間ができる寸法である、ことが望ましい。
【0017】
また、前記一対の第1側面パーツは、前記第2側面パーツが被さる部分から、それぞれ所定の隙間が広がる方向に傾斜している、ことが望ましい。
【0018】
また、前記第2側面パーツは、前記箱本体の上端から下端まで伸び、前記箱本体の背面部から前記一対の第1側面パーツの一部を覆う寸法で前方に伸びている略矩形の形状である、ことが望ましい。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、箱本体の他方縁と蓋面部の先端縁との、箱本体の他方縁に直交する方向におけるずれ量を検出し、そのずれ量の大きさにより貼り合わせ不良を判定するので、製品が包装される包装用箱の貼り合わせ不良の判定が容易にでき、これにより貼り合わせ不良で見栄えの悪い製品を容易に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の一実施形態の包装用箱付き製品における包装用箱を示す図である。(a)は正面図である。(b)は蓋面部が開いた状態を示す側面図である。
【
図2】本発明の一実施形態の包装用箱付き製品の製造方法に用いる不良判定システムの一例を示す図である。(a)は概略側面図である。(b)は概略正面図である。
【
図3】別の実施の形態を示す図である。(a)は正面図である。(b)は蓋面部が開いた状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の一実施形態にかかる包装用箱付き製品の製造方法を図面に基づき説明するが、本発明は下記実施形態に限定されるものではない。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態の包装用箱付き製品における包装用箱を示す図である。(a)は正面図である。(b)は蓋面部が開いた状態を示す側面図である。
図1(a)(b)に示すように、包装用箱にて包装される製品に用いる包装用箱1は、一面が開放されている六面体状の箱本体2に、前記一面を閉じる蓋面部3の基端縁3aが箱本体2に折り曲げ可能に結合されたものである。なお、以下の説明において、
図1(b)の左方を前方、右方を後方として説明する。
【0023】
そして、折曲げにより、蓋面部3の先端縁3bに対応する箱本体2の一方縁2a(箱本体2の開放されている一面の一方縁)に、一方縁2a側から他方縁側に延びる第1被貼り付け面部4が配置されている。蓋面部3を折り曲げて、蓋面部3の先端縁3bが箱本体2の一方縁2aに一致するように蓋面部3の先端部分を第1被貼り付け面部4に貼り合わせて包装用箱1とされる。
【0024】
第1被貼り付け面部4は、箱本体2の一方縁2a(蓋面部3の先端縁3b)から他方縁(蓋面部3の基端縁3a)側に延び、前記他方縁側の側縁から後方(
図1(b)の右側)に延びる支持面部5が設けられ、支持面部5は下方から水平状態になっている。支持面部5は、箱本体2の背面部2Aまで延び、背面部2Aが支持面部5を介して第1被貼り付け面部4を背面部2Aと平行になるように支持している。
【0025】
蓋面部3の基端縁3a側にも、第2被貼り付け面部6が、第1被貼り付け面部4に並んで配置されている。この第2被貼り付け面部6は、両側縁に箱本体2の背面部2Aまで延びる支持面部7,8が設けられ、支持面部7,8は下方から水平状態になっている。支持面部7,8は、箱本体2の背面部まで延び、背面部が支持面部7,8を介して第2被貼り付け面部6を背面部と平行になるように支持している。
【0026】
そして、蓋面部3は、四隅の部位で、第1及び第2被貼り付け面部4,6の各端部(接着剤による貼り付け位置P1~P4参照)に貼り付けられている。対向する支持面部5,7は、例えば穴を開けて、前記穴に容器などの内容物をはめ込んで保持する構造とすることもできる。また、この実施の形態では、支持面部5,7の後縁同士を、箱本体2の下面部に沿う連結面部9で連結され、保形性が確保されている。
【0027】
このように、被貼り付け面部4,6、支持面部5,7及び連結面部9に、包装用箱1に対応する大きさを有し内容物を保持する保持枠として機能させることができる。被貼り付け面部4,6は、前記保持枠の一部であり、箱本体2の一方縁2aと平行に並んでいる。
【0028】
また、箱本体2は、上面部2B及び下面部2Cからそれぞれ両側に折り曲げられて側面部を形成する側面パーツ2Da、2Dbと、背面部2Aから両側に折り曲げられて形成される側面パーツ2Dcを備える。側面パーツ2Dcは、側面パーツ2Da、2Dbの一部に被さるように配されている。
【0029】
側面パーツ2Da、2Dbは、上下寸法がそれぞれ接しない程度に所定の隙間ができる寸法であり、左右寸法が箱本体2の背面部2Aから前方に伸び、前方先端から所定の隙間ができる寸法となっている。また、側面パーツ2Da、2Dbは、側面パーツ2Dcが被さる部分から、所定の隙間が広がる方向に八の字状にそれぞれ傾斜している。この形状により、内包物を取り出す際に、指で内容物を取り出しやすくなると同時に、側面パーツ2Dcと重なる部分においては強度を確保できる。
【0030】
また、側面パーツ2Dcは、箱本体2の上端から下端まで伸び、箱本体2の背面部2Aから側面パーツ2Da、2Dbの一部を覆う寸法で前方に伸びている略矩形の形状である。この構成により、箱本体2及び保持枠の強度を向上させている。そして、これら側面パーツ2Da、2Db、2Dcにより形成される側面部によって、内容物が視認できるようになっていると同時に、箱本体2及び保持枠を安定させている。
【0031】
(不良判定システム)
ここで、上記の箱本体2において、第1被貼り付け面部4(箱本体2)への蓋面部3の貼り合わせで位置がずれると、見栄えが悪くなるので、それを次の説明するシステムを用いて、貼り合わせ不良判定を行う。なお、第2被貼り付け部6への蓋面部3の貼り合わせ不良があると、それを原因として第1被貼り付け面部4(箱本体2)への蓋面部3の貼り合わせ不良が生ずるので、第1被貼り付け面部4(箱本体2)への蓋面部3の貼り合わせだけについて、貼り合わせ不良を判定すればよい、と考えられる。
【0032】
包装用箱1の蓋面部3の貼り合わせ不良を判定するのに用いる貼り合わせ不良判定システムの一例を
図2(a)(b)に示す。このシステムでは、製品を包装した包装用箱1は、一定間隔を保ちつつ、搬送コンベヤ11(搬送経路)上を順に搬送される。
【0033】
搬送コンベヤ11の途中上方には、被貼り付け面部4と蓋面部3の先端部分との貼り合わせ部分を撮影する撮影手段12が配置されている。この撮影手段12が設けられている部位よりも上流側において、包装用箱1の貼り合わせを行う部位が配置されている。
【0034】
この撮影手段12が設けられる部位の上流側で、搬送コンベヤ11に対し包装用箱1の通過を検出する通過検出手段13が設けられている。通過検出手段13は、搬送コンベヤの一側に設けられる照明手段13Aと、搬送コンベヤ11の他側に、照明手段13Aに対向して設けられる受光手段13Bとを備え、包装用箱1が通過する際に照明手段13Aよりの光を包装用箱1が遮断するので、その遮断により通過を検出するようになっている。
【0035】
この通過検出手段13が設けられている位置と、撮影手段12による撮影位置との距離は分かっているので、搬送コンベヤ11の搬送速度を考慮すれば、通過検出手段13が設けられている部位を通過後、撮影手段12が設けられている部位をどのくらいの時間を要して通過するかは演算することができる。よって、前記検出された包装用箱1の通過時に基づいて、撮影手段12による撮影タイミングが決定される。撮影手段12によって撮影された画像(貼り合わせ部分の画像)について、周知の画像処理手法を利用することで、前記ずれ量を算出することができる。
【0036】
つまり、箱本体2の一方縁2aと蓋面部3の先端縁3bとの、箱本体2の一方縁2aに直交する方向におけるずれ量を検出し、それから、ずれ量が設定量(例えば5mm)を超える場合には、貼り合わせ不良である、と判定する。そして、貼り合わせ不良である場合には作業者にその旨が、ディスプレイ、ブザーなどを利用して報知される。
【0037】
この場合、前記ずれ量の検出は、前記貼り合わせ部分の両端付近の2カ所(
図1(a)における接着剤による貼り付け位置P2,P4付近)で行い、前記両端付近で同時に前記設定量を超える場合に貼り合わせ不良と判定する、ことになる。
【0038】
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、
図3(a)(b)に示すような形態の幅広の包装用箱1Aに適用することも可能である。この場合、包装用箱1Aは、六面体状の箱本体22に、蓋面部23の基端縁23aが折り曲げ可能に結合され、蓋面部23を折り曲げて、蓋面部23の先端縁23bが箱本体22の一方縁22aに一致するように蓋面部23の先端縁部分を第1被貼り付け面部24に貼り合わせるものである。
【0039】
第1被貼り付け面部24は、後方(
図3(b)の右方)に延びる支持面部25によって、背面部と平行状態になるように支持されている。蓋面部23の基端縁23aにも第2被貼り付け面部26が並んで配置されている。この第2被貼り付け面部26も、箱本体2の背面部まで延びる支部27,28によって、背面部と平行状態になるように支持されている。
【0040】
そして、蓋面部23は、四隅の部位で、第1及び第2被貼り付け面部24,26の各端部(接着剤による貼り付け位置P11~P14参照)に貼り付けられている。対向する支持面部15,17に例えば穴を開けて、前述した実施の形態よりも大きな容器などの内容物を保持することができる。また、支持面部25,27の後縁同士が、連結面部29で連結されている。
【符号の説明】
【0041】
1,1A 包装用箱
2 箱本体
2a 一方縁
2A 背面部
2B 上面部
2C 下面部
2Da,2Db,2Dc 側面パーツ
3 蓋面部
3a 基端縁
3b 先端縁
4 第1被貼り付け面部
5,7,8 支持面部
6 第2被貼り付け面部
9 連結面部
11 搬送コンベヤ
12 撮影手段
13 通過検出手段
13A 照明手段
13B 受光手段
22 箱本体
22a 一方縁
23 蓋面部
23a 基端縁
23b 先端縁
24 第1被貼り付け面部
25,27,28 支持面部
26 第2被貼り付け面部
29 連結面部
P1~P4,P11~P14 接着剤による貼り付け位置