(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-26
(45)【発行日】2025-03-06
(54)【発明の名称】3次元半導体メモリ装置
(51)【国際特許分類】
H10B 43/27 20230101AFI20250227BHJP
H10D 30/68 20250101ALI20250227BHJP
H10B 41/27 20230101ALI20250227BHJP
【FI】
H10B43/27
H10D30/68
H10B41/27
(21)【出願番号】P 2020182663
(22)【出願日】2020-10-30
【審査請求日】2023-10-05
(31)【優先権主張番号】10-2019-0155598
(32)【優先日】2019-11-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung-ro,Yeongtong-gu,Suwon-si,Gyeonggi-do,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】韓 太 鍾
(72)【発明者】
【氏名】高 在 康
(72)【発明者】
【氏名】金 ムン 濬
(72)【発明者】
【氏名】金 須 鍾
(72)【発明者】
【氏名】李 承 憲
【審査官】脇水 佳弘
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0148677(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0268286(US,A1)
【文献】特開2019-192905(JP,A)
【文献】特開2011-249583(JP,A)
【文献】特開2014-7270(JP,A)
【文献】特開2019-96870(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H10B 43/00
H10D 30/68
H10B 41/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
セルアレイ領域及び前記セルアレイ領域の端部に提供された連結領域を含む基板と、
前記基板上に順に積層された電極を含み、
前記セルアレイ領域から前記連結領域に延長された電極構造体と、
前記電極
間の層間絶縁膜と、
前記
層間絶縁膜の
中の最上部に提供された第1水平絶縁膜と、
前記第1水平絶縁膜
及び前記電極構造体を貫通する
垂直構造体と、を
備え、
前記第1水平絶縁膜は、前記セルアレイ領域から前記連結領域に向かって延長され、
前記第1水平絶縁膜の上面は、前記垂直構造体の上面よりも低いレベルに位置し、
前記第1水平絶縁膜は、前記
層間絶縁膜よりもエッチング抵抗性が大きい物質を含むことを特徴とする3次元半導体メモリ装置。
【請求項2】
前記第1水平絶縁膜は、前記
層間絶縁膜の
中の最上部の層間絶縁膜で複数提供され、
複数の前記第1水平絶縁膜は、前記
層間絶縁膜の
中の最上部の層間絶縁膜の一部
によって垂直方向に互いに離隔されることを特徴とする請求項1に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項3】
前記電極
構造体上の
上部絶縁膜と、
前記
上部絶縁膜
内で前記電極に沿って延長された第2水平絶縁膜と、
前記連結領域で前記上部絶縁膜及び前記第2水平絶縁膜を貫通する第1コンタクトプラグと、を更に
含むことを特徴とする請求項1に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項4】
前記第1コンタクトプラグは、前記第
1水平絶縁膜を貫通することを特徴とする請求項3に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項5】
前記第1水平絶縁膜と前記第2水平絶縁膜とは、互いに離隔されて配置されることを特徴とする請求項3に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項6】
前記垂直構造体の各々は、データ格納パターン、前記データ格納パターンで囲まれた垂直半導体パターン、及び前記垂直半導体パターンの上部に連結された導電パッドを
含むことを特徴とする請求項
1に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項7】
前記垂直構造体
の各々は、
前記層間絶縁膜の
中の最上部の層間絶縁膜の上面から前記第
1水平絶縁膜に
向かって幅が増加し、前記第
1水平絶縁膜から前記基板に
向かって幅が減少することを特徴とする請求項
1に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項8】
周辺回路を含む周辺回路領域
と、
前記周辺回路領域で前記上部絶縁膜及び前記第
2水平絶縁膜を貫通する第2コンタクトプラグ
と、を
更に含み、
前記第2コンタクトプラグは、前記周辺回路に連結されることを特徴とする請求項
3に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項9】
前記第1及び第2コンタクトプラグの各々は、前記上部絶縁膜の上面から前記第
2水平絶縁膜に
向かって幅が増加し、前記第
2水平絶縁膜から前記基板に
向かって幅が減少することを特徴とする請求項8に記載の3次元半導体メモリ装置。
【請求項10】
セルアレイ領域及び前記セルアレイ領域の端部に提供された連結領域を含む基板と、
前記基板上に順に積層された電極及び前記電極間の層間絶縁膜を含み、
前記セルアレイ領域から前記連結領域に延長された電極構造体と、
前記電極構造体上に提供された上部絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の中の最上部の層間絶縁膜
内で前記電極に沿って延長された第1水平絶縁膜と、
前記上部絶縁膜
内で前記電極に沿って延長された第2水平絶縁膜と、
前記電極構造体及び前記第1水平絶縁膜を貫通する垂直構造体と、
前記上部絶縁膜、前記第1水平絶縁膜、及び第2水平絶縁膜を貫通する第1コンタクトプラグと、
を備え、
前記第1水平絶縁膜及び前記第2水平絶縁膜は、垂直方向に互いに離隔され、
前記第1水平絶縁膜の上面は、前記垂直構造体の上面よりも低いレベルに位置し、
前記第2水平絶縁膜の上面は、前記第1コンタクトプラグの上面よりも低いレベルに位置し、
前記第2水平絶縁膜は、前記上部絶縁膜よりも酸素以外の非金属元素の濃度が高いことを特徴とする3次元半導体メモリ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元半導体メモリ装置に関し、より詳細には、電気的特性がより改善された3次元半導体メモリ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
消費者が要求する優れた性能及び低い価格を満たすために、半導体装置の集積度を増加させることが要求されている。半導体装置の場合、集積度は製品の価格を決定する重要な要因であるため、特に増加させた集積度が要求されている。2次元又は平面的な半導体装置の場合、集積度は単位メモリセルが占有する面積によって主に決定されるため、微細パターン形成技術の水準に大きく影響を受ける。しかし、パターンの微細化のためには超高価の装置を必要とするため、2次元半導体装置の集積度は増加しているが、相変わらず制限的である。従って、3次元的に配列されるメモリセルを具備する3次元半導体メモリ装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】米国特許第9,425,047号明細書
【文献】米国特許第9,224,475号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、電気的特性がより改善された3次元半導体メモリ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による3次元半導体メモリ装置は、セルアレイ領域及び前記セルアレイ領域の端部に提供された連結領域を含む基板と、前記セルアレイ領域で前記基板上に順に積層された電極を含み、前記連結領域に延長された電極構造体と、前記電極構造体上に提供された上部絶縁膜と、前記上部絶縁膜の内部で前記電極に沿って延長された第1水平絶縁膜と、前記連結領域で前記上部絶縁膜及び前記第1水平絶縁膜を貫通する第1コンタクトプラグと、を有し、前記第1水平絶縁膜は、前記上部絶縁膜よりもエッチング抵抗性が大きい物質を含む。
【0006】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様による3次元半導体メモリ装置は、セルアレイ領域及び前記セルアレイ領域の端部に提供された連結領域を含む基板と、前記セルアレイ領域で前記基板上に順に積層された電極及び前記電極間の層間絶縁膜を含み、前記連結領域に延長された電極構造体と、前記電極構造体上に提供された上部絶縁膜と、前記層間絶縁膜の中の最上部の層間絶縁膜の内部で前記電極に沿って延長された第1水平絶縁膜と、前記上部絶縁膜の内部で前記電極に沿って延長された第2水平絶縁膜と、前記電極構造体及び前記第1水平絶縁膜を貫通する垂直構造体と、前記上部絶縁膜、前記第1水平絶縁膜、及び第2水平絶縁膜を貫通する第1コンタクトプラグと、を有し、前記第1水平絶縁膜及び前記第2水平絶縁膜は、垂直方向に互いに離隔され、前記第2水平絶縁膜は、前記上部絶縁膜よりも酸素以外の非金属元素の濃度が高い。
【0007】
一実施形態による3次元半導体メモリ装置は、セルアレイ領域、周辺回路を含む周辺回路領域、及び前記セルアレイ領域と前記周辺回路領域との間の連結領域を含む基板と、前記セルアレイ領域で前記基板上に垂直に積層された電極及び前記電極間の層間絶縁膜を含み、前記連結領域に延長された電極構造体と、前記電極構造体上に提供された上部絶縁膜、前記上部絶縁膜の内部で前記電極に沿って延長された水平絶縁膜と、データ格納パターン、前記データ格納パターンで囲まれた垂直半導体パターン、及び前記垂直半導体パターンの上部に連結された導電パッドを含み、前記電極構造体を貫通する垂直構造体と、前記上部絶縁膜上に提供され、前記垂直構造体の前記導電パッドに電気的に連結されるビットラインと、前記連結領域で前記上部絶縁膜、前記水平絶縁膜、及び前記層間絶縁膜の中の1つを貫通して前記電極に連結された第1コンタクトプラグと、前記周辺回路領域で前記上部絶縁膜及び前記水平絶縁膜を貫通して前記周辺回路に連結される第2コンタクトプラグと、前記第1及び第2コンタクトプラグに各々連結される導電ラインと、を有し、前記水平絶縁膜は、前記上部絶縁膜よりも酸素以外の非金属元素の濃度が高い。
【発明の効果】
【0008】
本発明の3次元半導体メモリ装置は、イオン注入工程を通じて絶縁膜の一部のエッチング抵抗性を増大させることができるため、絶縁膜の一部のエッチング抵抗性が増大して高縦横比(high aspect ratio)を有するコンタクトの最大幅を減少させることができる。従って、本発明の3次元半導体メモリ装置は、コンタクト間の電気的短絡を防止し、電気的特性を改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置のセルアレイを示す簡略回路図である。
【
図2A】本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置の一例の平面図である。
【
図2B】
図2AをI-I’線に沿って切断した一例の断面図である。
【
図2C】
図2AをII-II’線に沿って切断した一例の断面図である。
【
図6A】本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置の他の例の平面図である。
【
図6B】
図6AをI-I’線に沿って切断した一例の断面図である。
【
図6C】
図6AをII-II’線に沿って切断した一例の断面図である。
【
図7】
図6AをI-I’線に沿って切断した他の例の断面図である。
【
図8A】
図2AをI-I’線に沿って切断した他の例の断面図である。
【
図8B】
図2AをII-II’線に沿って切断した他の例の断面図である。
【
図9A】
図2AをI-I’線に沿って切断した更に他の例の断面図である。
【
図9B】
図2AをII-II’線に沿って切断した更に他の例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の3次元半導体メモリ装置を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置のセルアレイを示す簡略回路図である。
【0012】
図1を参照すると、3次元半導体メモリ装置のセルアレイは、共通ソースラインCSL、複数のビットライン(BL0~BL2)、及び共通ソースラインCSLとビットライン(BL0~BL2)との間に提供される複数のセルストリングCSTRを含む。
【0013】
セルストリングCSTRは第1方向D1及び第1方向D1に交差する第2方向D2に沿って2次元的に配列される。一例として、第2方向D2は第1方向D1に直交する方向である。セルストリングCSTRは各々第3方向D3に沿って延長される。一例として、第3方向D3は第1方向D1及び第2方向D2に垂直になる方向である。ビットライン(BL0~BL2)は第1方向D1に互いに離隔される。ビットライン(BL0~BL2)は各々第2方向D2に延長される。
【0014】
ビットライン(BL0~BL2)の各々に複数のセルストリングCSTRが並列連結される。複数のセルストリングCSTRは共通ソースラインCSLに共通に連結される。即ち、複数のビットライン(BL0~BL2)と1つの共通ソースラインCSLとの間に複数のセルストリングCSTRが提供される。共通ソースラインCSLは複数提供される。複数の共通ソースラインCSLは2次元的に配列される。共通ソースラインCSLに同一の電圧が印加されるか又は共通ソースラインCSLの各々が電気的に制御される。
【0015】
本実施形態によると、セルストリングCSTRの各々は、直列連結された第1及び第2ストリング選択トランジスタ(SST1、SST2)、直列連結されたメモリセルトランジスタMCT、接地選択トランジスタGST、及び消去制御トランジスタECTで構成される。また、メモリセルトランジスタMCTの各々はデータ格納要素(data storage element)を含む。
【0016】
一例として、各々のセルストリングCSTRは直列連結された第1及び第2ストリング選択トランジスタ(SST1、SST2)を含み、第2ストリング選択トランジスタSST2はビットライン(BL0~BL2)の中の1つに接続される。これと異なり、各々のセルストリングCSTRは1つのストリング選択トランジスタを含まなくてもよい。他の例として、各々のセルストリングCSTRで、接地選択トランジスタGSTは、第1及び第2ストリング選択トランジスタ(SST1、SST2)と同様に、直列連結された複数のMOSトランジスタで構成される。
【0017】
1つのセルストリングCSTRは共通ソースラインCSLからの距離がそれぞれ異なる複数のメモリセルトランジスタMCTで構成される。メモリセルトランジスタMCTは第1ストリング選択トランジスタSST1と接地選択トランジスタGSTとの間に直列連結される。消去制御トランジスタECTは接地選択トランジスタGSTと共通ソースラインCSLとの間に連結される。更に、セルストリングCSTRの各々は、第1ストリング選択トランジスタSST1及びメモリセルトランジスタMCTの中の最上位のトランジスタとの間に、そして接地選択トランジスタGSTとメモリセルトランジスタMCTの中の最下位のトランジスタとの間に各々連結されたダミーセルトランジスタDMCを更に含む。
【0018】
本実施形態によると、第1ストリング選択トランジスタSST1は第1ストリング選択ライン(SSL1-1、SSL1-2、SSL1-3)によって制御され、第2ストリング選択トランジスタSST2は第2ストリング選択ライン(SSL2-1、SSL2-2、SSL2-3)によって制御される。メモリセルトランジスタMCTは複数のワードライン(WL0~WLn)によって各々制御され、ダミーセルトランジスタDMCはダミーワードラインDWLによって各々制御される。接地選択トランジスタGSTは接地選択ライン(GSL0、GSL1、GSL2)によって制御され、消去制御トランジスタECTは消去制御ラインECLによって制御される。消去制御トランジスタECTは複数提供される。共通ソースラインCSLは消去制御トランジスタECTのソースに共通に連結される。
【0019】
共通ソースラインCSLから実質的に同一の距離に提供されるメモリセルトランジスタMCTのゲート電極は、ワードライン(WL0~WLn、DWL)の中の1つに共通に連結されて等電位状態にある。これと異なり、メモリセルトランジスタMCTのゲート電極が共通ソースラインCSLから実質的に同一のレベルに提供されても、それぞれ異なる行又は列に提供されるゲート電極が独立的に制御され得る。
【0020】
接地選択ライン(GSL0~GSL2)、第1ストリング選択ライン(SSL1-1、SSL1-2、SSL1-3)、及び第2ストリング選択ライン(SSL2-1、SSL2-2、SSL2-3)は、第1方向D1に沿って延長され、第2方向D2に互いに離隔される。共通ソースラインCSLから実質的に同一のレベルに提供される接地選択ライン(GSL0~GSL2)、第1ストリング選択ライン(SSL1-1、SSL1-2、SSL1-3)、及び第2ストリング選択ライン(SSL2-1、SSL2-2、SSL2-3)は電気的にそれぞれ分離される。また、それぞれ異なるセルストリングCSTRの消去制御トランジスタECTは共通の消去制御ラインECLによって制御される。消去制御トランジスタECTは、メモリセルアレイの消去動作の時、ゲート誘導ドレーン漏洩(GIDL:Gate Induced Drain Leakage)を発生させる。一実施形態で、メモリセルアレイの消去動作の時、ビットライン(BL0~BL2)及び/又は共通ソースラインCSLに消去電圧が印加され、ストリング選択トランジスタSST及び/又は消去制御トランジスタECTでゲート誘導漏洩電流が発生する。
【0021】
図2Aは、本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置の一例の平面図である。
図2B及び
図2Cは、各々
図2AをI-I’線及びII-II’線に沿って切断した一例の断面図である。
【0022】
図2A、
図2B、及び
図2Cを参照すると、基板10は、セルアレイ領域CAR、連結領域CNR、ダミー領域DMY、及び周辺回路領域PCRを含む。連結領域CNRはセルアレイ領域CARと周辺回路領域PCRとの間に位置する。ダミー領域DMYは基板10の上面に平行である第1方向D1でセルアレイ領域CARに隣接する。ダミー領域DMYはセルアレイ領域CARと連結領域CNRとの間に位置する。周辺回路領域PCRは第1方向D1で連結領域CNRに隣接する。周辺回路領域PCRは第1周辺回路領域PCR1及び第2周辺回路領域PCR2を含み、第1周辺回路領域PCR1が第2周辺回路領域PCR2に比べてセルアレイ領域CARに近い。但し、図示したものと異なり、基板10は周辺回路領域PCRと連結領域CNRとの間に境界(boundary)領域を更に含み得る。
【0023】
基板10は、シリコン基板、シリコン-ゲルマニウム基板、ゲルマニウム基板、又は単結晶(monocrystalline)シリコン基板に成長させた単結晶エピタキシャル層(epitaxial layer)である。素子分離膜13が周辺回路領域PCRの基板10内に提供されて周辺活性領域PACTを定義する。周辺回路領域PCRの基板10上にメモリセルへのデータ書き込み及び読み出しのための周辺ロジック回路が提供される。周辺ロジック回路は、ロー及びカラムデコーダー、ページバッファ、及び制御回路を含む。周辺ロジック回路は、高電圧又は低電圧トランジスタ、抵抗(resistor)、及びキャパシタ(capacitor)を含む。一実施形態によると、第1周辺回路領域PCR1の基板10上に高電圧トランジスタが提供され、第2周辺回路領域PCR2の基板10上に低電圧トランジスタが提供される。高電圧トランジスタが低電圧トランジスタに比べてセルアレイ領域CARに近い。
【0024】
第1周辺ゲートスタックPGS1が第1周辺回路領域PCR1に提供され、第2周辺ゲートスタックPGS2が第2周辺回路領域PCR2に提供される。第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)は周辺活性領域PACTをそれぞれ横切る。第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)の各々は順に積層されたゲート導電パターンPCP、ゲート金属パターンPMP、及び周辺ハードマスクパターンHMPを含む。また、第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)の各々は、ゲート導電パターンPCP、ゲート金属パターンPMP、及び周辺ハードマスクパターンHMPの両側壁を覆うゲートスペーサーPSPを更に含む。周辺回路領域PCRの基板10と第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)との間にゲート絶縁膜15が提供される。また、第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)の両側の周辺活性領域PACT内にソース/ドレーン不純物領域が提供される。周辺回路絶縁膜110が周辺回路領域PCRで基板10の上面を覆う。周辺回路絶縁膜110はシリコン酸化物又はシリコン酸窒化物を含む。周辺回路絶縁膜110は実質的に平坦な上面を有する。
【0025】
セルアレイ領域CAR、ダミー領域DMY、及び連結領域CNRの基板10上に電極構造体STが提供される。電極構造体STはセルアレイ領域CARから連結領域CNRに第1方向D1に沿って延長される。電極構造体STは第2方向D2に互いに離隔される。電極構造体STは基板10の上面に垂直である第3方向D3に交互に積層された電極(EL、ELt)及び層間絶縁膜(ILDa、ILDb)を含む。電極構造体STはセルアレイ領域CAR及びダミー領域DMYで実質的に平坦な上面を有する。即ち、電極構造体STの各々で最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbtは基板10の上面に平行である。電極構造体STは連結領域CNRで第1方向D1に沿って階段構造を有する。より具体的に、電極構造体STの電極(EL、ELt)は基板10から遠くなるほど第1方向D1への長さが減少し、電極構造体STの高さはセルアレイ領域CARから遠くなるほど減少する。
【0026】
電極(EL、ELt)の一側壁は、平面視において、第1方向D1に沿って一定間隔で離隔される。電極(EL、ELt)の中の最上部の電極ELtは第1方向D1に延長された長さが最も小さく、基板10から第3方向D3に離隔される距離が最も大きい。一例として、電極(EL、ELt)の各々の第3方向D3への厚さは実質的に同一である。電極(EL、ELt)は、例えばドーピングされた半導体(例、ドーピングされたシリコン等)、金属(例、タングステン、銅、アルミニウム等)、導電性金属窒化物(例、窒化チタン、窒化タンタルニウム等)、遷移金属(例、チタニウム、タンタルニウム等)等から選択される少なくとも1つを含む。再び
図1を参照すると、電極(EL、ELt)は、接地選択ライン(GSL0~GSL2)、ワードライン(WL0~WLn、DWL)、第1ストリング選択ライン(SSL1-1、SSL1-2、SSL1-3)、及び第2ストリング選択ライン(SSL2-1、SSL2-2、SSL2-3)として使用される。
【0027】
層間絶縁膜(ILDa、ILDb)はそれぞれ電極(EL、ELt)を覆い、セルアレイ領域CARから周辺回路領域PCRに延長される。最上部の層間絶縁膜ILDbは最上部の電極ELtの上に提供される。最上部の層間絶縁膜ILDbの第3方向D3への厚さは他の層間絶縁膜ILDaの各々の第3方向D3への厚さよりも大きい。層間絶縁膜(ILDa、ILDb)の各々は、実質的に同一の絶縁材料を含むか、又はそれぞれ異なる絶縁材料を含む。例えば、層間絶縁膜(ILDa、ILDb)は高密度プラズマ酸化物(HDP oxide)又はTEOS(TetraEthylOrthoSilicate)を含む。
【0028】
平面視において、電極構造体STの間に絶縁スペーサーSPで囲まれた共通ソースプラグCSPが提供される。共通ソースプラグCSPは第1方向D1及び第3方向D3に延長された平板形状である。共通ソースプラグCSPは第1方向D1にセルアレイ領域CARから連結領域CNRまで延長される。共通ソースプラグCSPは第2方向D2に互いに離隔される。共通ソースプラグCSPは基板10の内部の共通ソース領域に連結される。共通ソース領域は
図1の共通ソースラインCSLに該当する。
【0029】
ソース構造体SCが電極構造体STと基板10との間に介在される。ソース構造体SCは電極構造体STと並んで第1方向D1に延長される。ソース構造体SCは順に積層された第1ソース導電パターンSCP1及び第2ソース導電パターンSCP2を含む。第1ソース導電パターンSCP1の第3方向D3への厚さは第2ソース導電パターンSCP2の第3方向D3への厚さよりも大きい。第1ソース導電パターンSCP1は基板10に接触し、第2ソース導電パターンSCP2は第1ソース導電パターンSCP1に直接接触する。第2ソース導電パターンSCP2は第1ソース導電パターンSCP1と電極構造体STの層間絶縁膜(ILDa、ILDb)の中の最下部の層間絶縁膜との間に提供される。第1ソース導電パターンSCP1及び第2ソース導電パターンSCP2はドーパントがドーピングされた半導体物質を含む。一例として、ドーパントの濃度は第2ソース導電パターンSCP2よりも第1ソース導電パターンSCP1で濃い。
【0030】
平坦絶縁膜130が基板10上に提供されて電極構造体ST及び周辺回路絶縁膜110を覆う。平坦絶縁膜130の上面130tは実質的に平坦である。平坦絶縁膜130の上面130tは最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbtと実質的に共面をなす。連結領域CNRで、平坦絶縁膜130の第3方向D3への厚さは第1方向D1に行くほど増加する。平坦絶縁膜130の第3方向D3への厚さは周辺回路領域PCRで最大である。平坦絶縁膜130は層間絶縁膜(ILDa、ILDb)と異なる絶縁材料を含む。一例として、層間絶縁膜(ILDa、ILDb)は高密度プラズマ酸化物を含み、平坦絶縁膜130はTEOSを含む。
【0031】
第1水平絶縁膜IMP1が最上部の層間絶縁膜ILDbの内部で電極(EL、ELt)に沿って第1方向D1に延長される。第1水平絶縁膜IMP1は平坦絶縁膜130の内部に延長される。
図4A及び
図4Bを参照すると、第1水平絶縁膜IMP1の上面IMP1tは最上部の層間絶縁膜ILDbの上面よりも低いレベルに位置する。第1水平絶縁膜IMP1の下面は最上部の電極ELtの上面よりも高いレベルに位置する。即ち、第1水平絶縁膜IMP1は最上部の電極ELtの上面と最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbtとの間で延長される。第1水平絶縁膜IMP1は最上部の層間絶縁膜ILDb及び平坦絶縁膜130よりもエッチング抵抗性が大きい物質を含む。エッチング抵抗性は湿式エッチング(wet etching)及び乾式エッチング(dry etching)に対する抵抗性を意味する。一例として、第1水平絶縁膜IMP1は最上部の層間絶縁膜ILDb及び平坦絶縁膜130よりも密度が高い。また、一例として、第1水平絶縁膜IMP1は最上部の層間絶縁膜ILDb及び平坦絶縁膜130よりも酸素以外の非金属元素の濃度が高い。例えば、第1水平絶縁膜IMP1は、窒素(N)、炭素(C)、ホウ素(B)、リン(P)、ヘリウム(He)、及びアルゴン(Ar)から選択される少なくとも1つの非金属元素を含む。最上部の層間絶縁膜ILDb及び平坦絶縁膜130にイオン注入工程(ion implantation)が遂行されて、第1水平絶縁膜IMP1が形成される。また、イオン注入工程の後、熱処理工程が更に遂行される。熱処理工程は、一例として、急速熱処理(rapid thermal anneal:rtp)工程である。イオン注入工程でイオン注入量が多くなるほど、第1水平絶縁膜IMP1のエッチング抵抗性が更に大きくなる。
【0032】
本発明の実施形態によると、第1水平絶縁膜IMP1は複数提供される。
図4Bを参照すると、少なくとも2つ以上の第1水平絶縁膜IMP1aが最上部の電極ELtの上面と最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbtとの間で延長される。第1水平絶縁膜IMP1aは第3方向D3に互いに離隔される。一例として、第1水平絶縁膜IMP1aは互いに異なる物質を含む。最上部の層間絶縁膜ILDb及び平坦絶縁膜130に少なくとも2回以上のイオン注入工程(ion implantation)が遂行されて、第1水平絶縁膜IMP1aが形成される。少なくとも2回以上のイオン注入工程には互いに異なる元素を使用する。また、少なくとも2回以上のイオン注入工程は互いに異なるイオン注入エネルギー又は互いに異なるイオン注入量で遂行される。また、イオン注入工程の後、熱処理工程が更に遂行される。イオン注入エネルギー及び熱処理工程の方法に応じて第1水平絶縁膜IMP1aの位置が調節される。
【0033】
複数の第1垂直構造体VS1が、セルアレイ領域CAR及びダミー領域DMYで、電極構造体ST、ソース構造体SC、及び基板10の一部を貫通する。第1垂直構造体VS1は最上部の層間絶縁膜ILDb及び最上部の層間絶縁膜ILDbの内部の第1水平絶縁膜IMP1を貫通する。再び
図1を参照すると、第1垂直構造体VS1は、消去制御トランジスタECT、第1及び第2ストリング選択トランジスタ(SST1、SST2)、接地選択トランジスタGST、並びにメモリセルトランジスタMCTのチャンネルとして使用される。
【0034】
第1垂直構造体VS1の各々は、データ格納パターンDSP、第1垂直半導体パターンVSP1、及び第1導電パッドPAD1を含む。
図4A、
図4B、及び
図5を参照すると、データ格納パターンDSPは、順に積層されたブロッキング絶縁膜BLK、電荷格納膜CIL、及びトンネリング絶縁膜TILを含む。第1垂直構造体VS1の各々は第1垂直半導体パターンVSP1及び第1導電パッドPAD1で囲まれた埋め込み絶縁パターンVIを更に含む。第1水平絶縁膜IMP1の上面IMP1tは第1導電パッドPAD1の下面PAD1bよりも低いレベルに位置する。但し、図示したものと異なり、第1水平絶縁膜IMP1の上面IMP1tは第1導電パッドPAD1の下面PAD1bと実質的に共面をなし得る。
【0035】
第1垂直半導体パターンVSP1はデータ格納パターンDSPで囲まれる。第1垂直半導体パターンVSP1の側壁の一部はソース構造体SCに接触する。一例として、第1垂直半導体パターンVSP1は、ソース構造体SCの第1ソース導電パターンSCP1に接触し、第2ソース導電パターンSCP2から離隔される。第1垂直構造体VS1の各々は下部データ格納パターンDSPrを更に含む。下部データ格納パターンDSPrは実質的にU字形状の断面を有する。下部データ格納パターンDSPrは第1垂直半導体パターンVSP1に接触する第1ソース導電パターンSCP1を介してデータ格納パターンDSPから離隔される。下部データ格納パターンDSPrは基板10の上面よりも下に提供される。第1導電パッドPAD1は第1垂直半導体パターンVSP1の上部に連結される。第1導電パッドPAD1の上面はデータ格納パターンDSPの上面及び第1垂直半導体パターンVSP1の上面と実質的に共面をなす。第1導電パッドPAD1は不純物がドーピングされた半導体又は導電物質を含む。
【0036】
データ格納パターンDSP及び第1垂直半導体パターンVSP1は、電極構造体STをエッチングする工程、化学気相蒸着(CVD)又は原子層蒸着(ALD)方法を利用して絶縁物質又は半導体物質を蒸着する工程、及び電極構造体STの上面が露出されるように平坦化する工程を通じて形成される。
【0037】
複数の第2垂直構造体VS2が、連結領域CNRで、平坦絶縁膜130、電極構造体ST、ソース構造体SC、及び基板10の一部を貫通する。第2垂直構造体VS2は電極構造体STの階段構造を貫通する。第2垂直構造体VS2は平坦絶縁膜130の内部の第1水平絶縁膜IMP1を貫通する。第2垂直構造体VS2の各々は、データ格納パターンDSP、第2垂直半導体パターンVSP2、及び第2導電パッドPAD2を含む。第2垂直構造体VS2の各々は、第1垂直構造体VS1と実質的に同一の構造を有し、第1垂直構造体VS1の形成方法と実質的に同一の形成方法を通じて形成される。
【0038】
第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)は、平面視において、ジグザグ形状に配列される。第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)の各々で、データ格納パターンDSPは下端がオープンされた(opened)パイプ形状又はマカロニ形状である。第1及び第2垂直構造体VS1の各々で、第1及び第2垂直半導体パターン(VSP1、VSP2)は下端が閉じたパイプ形状又はマカロニ形状である。第1及び第2垂直半導体パターン(VSP1、VSP2)は、例えばシリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、又はこれらの混合物のような半導体物質を含む。第1及び第2垂直半導体パターン(VSP1、VSP2)は、不純物がドーピングされた半導体、不純物がドーピングされない状態の真性半導体(intrinsic semiconductor)、又は多結晶(polycrystalline)半導体物質を含む。例えば、第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)の上面は、円形、楕円形、又はバー(bar)形状である。一例として、第2垂直構造体VS2の幅は第1垂直構造体VS1の幅よりも大きい。一例として、第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)は第3方向D3への長さが実質的に同一である。第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)の下面は基板10の上面よりも低いレベルに位置する。即ち、第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)は基板10に連結される。第1及び第2垂直構造体(VS1、VS2)の中の一部はダミーデータ格納パターンDSPdを含むダミー垂直構造体である。
【0039】
上部絶縁膜150が電極構造体ST及び平坦絶縁膜130上に提供される。上部絶縁膜150は最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbt及び平坦絶縁膜130の上面130tを覆う。上部絶縁膜150の第3方向D3への厚さは、セルアレイ領域CAR、連結領域CNR、及び周辺回路領域PCRで実質的に同一である。一例として、上部絶縁膜150は平坦絶縁膜130と実質的に同一の絶縁材料を含む。一例として、上部絶縁膜150は最上部の層間絶縁膜ILDbと互いに異なる絶縁材料を含む。
【0040】
第2水平絶縁膜IMP2が上部絶縁膜150の内部で電極(EL、ELt)に沿って第1方向D1に延長される。
図3A及び
図3Bを参照すると、第2水平絶縁膜IMP2の上面IMP2tは上部絶縁膜150の上面150tよりも低いレベルに位置する。第2水平絶縁膜IMP2の下面は平坦絶縁膜130の上面130tよりも高いレベルに位置する。即ち、第2水平絶縁膜IMP2は平坦絶縁膜130の上面130tと上部絶縁膜150の上面150tとの間で延長される。第2水平絶縁膜IMP2は上部絶縁膜150よりもエッチング抵抗性が大きい物質を含む。エッチング抵抗性は乾式エッチング(dry etching)に対する抵抗性を意味する。一例として、第2水平絶縁膜IMP2は上部絶縁膜150よりも密度が高い。また、一例として、第2水平絶縁膜IMP2は上部絶縁膜150よりも酸素以外の非金属元素の濃度が高い。例えば、第2水平絶縁膜IMP2は、窒素(N)、炭素(C)、ホウ素(B)、リン(P)、ヘリウム(He)、及びアルゴン(Ar)から選択される少なくとも1つの非金属元素を含む。一例として、第2水平絶縁膜IMP2は第1水平絶縁膜IMP1と実質的に組成が同一である。但し、他の一例として、第2水平絶縁膜IMP2は第1水平絶縁膜IMP1と互いに異なる非金属元素を含む。上部絶縁膜150にイオン注入工程(ion implantation)が遂行されて、第2水平絶縁膜IMP2が形成される。また、イオン注入工程の後、熱処理工程が更に遂行される。第2水平絶縁膜IMP2の形成方法は第1水平絶縁膜IMP1の形成方法と実質的に同一である。
【0041】
本発明の実施形態によると、第2水平絶縁膜IMP2は複数提供される。
図3Bを参照すると、少なくとも2つ以上の第2水平絶縁膜IMP2aが平坦絶縁膜130の上面130tと上部絶縁膜150の上面150tとの間で延長される。第2水平絶縁膜IMP2aは第3方向D3に互いに離隔される。一例として、第2水平絶縁膜IMP2aは互いに異なる物質を含む。上部絶縁膜150に少なくとも2回以上のイオン注入工程(ion implantation)が遂行されて、第2水平絶縁膜IMP2aが形成される。イオン注入エネルギー及び熱処理工程の方法に応じて第2水平絶縁膜IMP2aの位置が調節される。第2水平絶縁膜IMP2aの形成方法は
図4Bを参照して説明する第1水平絶縁膜IMP1aの形成方法と実質的に同一である。
【0042】
複数のビットラインBLが、セルアレイ領域CARで第2方向D2に延長され、第1方向D1に互いに離隔される。再び
図1を参照すると、
図2A~
図2CのビットラインBLは
図1の複数のビットライン(BL0~BL2)として使用される。ビットラインBLは上部絶縁膜150上に提供される。ビットラインBLは各々のビットラインコンタクトプラグBPLGを通じて第1垂直構造体VS1に連結される。ビットラインコンタクトプラグBPLGは上部絶縁膜150及び第2水平絶縁膜IMP2を貫通する。ビットラインBL及びビットラインコンタクトプラグBPLGは導電物質を含む。
【0043】
複数の導電ラインCLが、連結領域CNR及び周辺回路領域PCRで第2方向D2に延長され、第1方向D1に互いに離隔される。導電ラインCLは上部絶縁膜150上に提供される。連結領域CNRで、導電ラインCLは各々セルコンタクトプラグCPLGを通じて電極構造体STの電極ELに連結される。セルコンタクトプラグCPLGは、上部絶縁膜150、第2水平絶縁膜IMP2、平坦絶縁膜130、第1水平絶縁膜IMP1、及び電極構造体STの層間絶縁膜ILDaを貫通する。周辺回路領域PCRで、導電ラインCLは、各々周辺コンタクトプラグPPLGを通じて第1及び第2周辺ゲートスタック(PGS1、PGS2)に連結される。より具体的に、周辺コンタクトプラグPPLGは各々ゲート金属パターンPMPに接触する。周辺コンタクトプラグPPLGは、上部絶縁膜150、第2水平絶縁膜IMP2、平坦絶縁膜130、第1水平絶縁膜IMP1、周辺回路絶縁膜110、及び周辺ハードマスクパターンHMPを貫通する。
【0044】
【0045】
図3Aを参照すると、上部絶縁膜150、第2水平絶縁膜IMP2、及び平坦絶縁膜130を貫通するセルコンタクトプラグCPLGの中の1つが図示される。以下、単数のセルコンタクトプラグCPLGに対して説明する。但し、以下の説明は他のセルコンタクトプラグCPLG及び周辺回路領域PCRの周辺コンタクトプラグPPLGに対しても該当する。
【0046】
セルコンタクトプラグCPLGは、上部絶縁膜150の上面150tから第2水平絶縁膜IMP2の上面IMP2tに行くほど第1方向D1への幅が増加し、第2水平絶縁膜IMP2の下面から基板10(
図2B参照)に行くほど幅が減少する。より具体的に、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mはセルコンタクトプラグCPLGの上面CPLGtの幅W1よりも大きい。また、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mは第2水平絶縁膜IMP2の上端の幅W1t及び第2水平絶縁膜IMP2の下端の幅W1bよりも大きい。セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mは約2000Å~3000Åである。セルコンタクトプラグCPLGは第2水平絶縁膜IMP2に重畳する領域で最大幅W1mを有する。セルコンタクトプラグCPLGの上面CPLGtから最大幅W1mを有する地点までの第1長さL1は約1000Å~4000Åである。
【0047】
上部絶縁膜150の内部に第2水平絶縁膜IMP2が提供されることによって、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mが減少する。セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mの減少は第2水平絶縁膜IMP2のエッチング抵抗性が上部絶縁膜150のエッチング抵抗性よりも大きい点に起因する。セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mが減少して、互いに隣接する他のセルコンタクトプラグCPLGとの電気的短絡(short)が防止される。また、イオン注入工程のイオン注入エネルギー及びイオン注入量を制御することを通じて、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1m及びセルコンタクトプラグCPLGの上面CPLGtから最大幅W1mを有する地点までの第1長さL1が制御される。
【0048】
下記表1は互いに異なるイオン注入エネルギー及び互いに異なるイオン注入量に対するセルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mを示す。
【0049】
【0050】
上記表1を参照すると、第2水平絶縁膜IMP2が提供されない場合、即ちイオン注入工程が遂行されない場合(Ref)、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mは約2580Åである。上記表1は、イオン注入工程によって第2水平絶縁膜IMP2が提供される場合、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mが減少することを示す。イオン注入工程が遂行されない場合(Ref)と比較して、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mは約5~6%減少する。従って、互いに隣接する他のセルコンタクトプラグCPLGとの電気的短絡が防止される。
図3Bを参照すると、上部絶縁膜150の内部に複数の第2水平絶縁膜IMP2aが提供される。一例として、第2水平絶縁膜IMP2aの第3方向D3への厚さT1aは互いに異なる。より具体的に、第2水平絶縁膜IMP2aの第3方向D3への厚さT1aは、少なくとも2回以上遂行されるイオン注入工程でイオン注入エネルギー及びイオン注入量を制御することによって互いに異なる。第2水平絶縁膜IMP2aが提供されることによって、セルコンタクトプラグCPLGの最大幅W1mが
図3Aの場合よりも減少する。
【0051】
【0052】
図4Aを参照すると、最上部の層間絶縁膜ILDb、第1水平絶縁膜IMP1、及び最上部の電極ELtを貫通する第1垂直構造体VS1の中の1つが図示される。以下、単数の第1垂直構造体VS1に対して説明する。但し、以下の説明は、他の第1垂直構造体VS1及び連結領域CNRの第2垂直構造体VS2に対しても該当する。
【0053】
第1垂直構造体VS1は、最上部の層間絶縁膜ILDbの上面ILDbtから第1水平絶縁膜IMP1の上面IMP1tに行くほど第1方向D1への幅が増加し、第1水平絶縁膜IMP1の下面から基板10(
図2B参照)に行くほど幅が減少する。より具体的に、第1垂直構造体VS1の最大幅W2mは第1垂直構造体VS1の上面VS1tの幅W2よりも大きい。また、第1垂直構造体VS1の最大幅W2mは第1水平絶縁膜IMP1の上端の幅W2t及び第1水平絶縁膜IMP1の下端の幅W2bよりも大きい。第1垂直構造体VS1の最大幅W2mは約2000Å~3000Åである。第1垂直構造体VS1は第1水平絶縁膜IMP1に重畳される領域で最大幅W2mを有する。第1垂直構造体VS1の上面VS1tから最大幅W2mを有する地点までの第2長さL2は約1000Å~4000Åである。
【0054】
最上部の層間絶縁膜ILDbの内部に第1水平絶縁膜IMP1が提供されることによって、第1垂直構造体VS1の最大幅W2mが減少する。第1垂直構造体VS1の最大幅W2mの減少は第1水平絶縁膜IMP1のエッチング抵抗性が最上部の層間絶縁膜ILDbのエッチング抵抗性よりも大きい点に起因する。第1垂直構造体VS1の最大幅W2mが減少することで、互いに隣接する他の第1垂直構造体VS1との電気的短絡が防止される。また、イオン注入工程のイオン注入エネルギー及びイオン注入量を制御することを通じて、第1垂直構造体VS1の最大幅W2m及び第1垂直構造体VS1の上面VS1tから最大幅W2mを有する地点までの第2長さL2が制御される。
【0055】
図4Bを参照すると、最上部の層間絶縁膜ILDbの内部に複数の第1水平絶縁膜IMP1aが提供される。一例として、第1水平絶縁膜IMP1aの第3方向D3への厚さT2aは互いに異なる。より具体的に、第1水平絶縁膜IMP1aの第3方向D3への厚さT2aは少なくとも2回以上遂行されるイオン注入工程でイオン注入エネルギー及びイオン注入量を制御することによって互いに異なる。第1水平絶縁膜IMP1aが提供されることによって、第1垂直構造体VS1の最大幅W2mが
図4Aの場合よりも減少する。
【0056】
【0057】
図5を参照すると、第1及び第2ソース導電パターン(SCP1、SCP2)を含むソース構造体SC、データ格納パターンDSP、第1垂直半導体パターンVSP1、埋め込み絶縁パターンVI、並びに下部データ格納パターンDSPrを含む第1垂直構造体VS1の中の1つが図示される。以下、単数の第1垂直構造体VS1に対して説明する。但し、以下の説明は他の第1垂直構造体VS1に対しても該当する。
【0058】
ソース構造体SCの中で、第1ソース導電パターンSCP1は第1垂直半導体パターンVSP1に接触し、第2ソース導電パターンSCP2はデータ格納パターンDSPを介して第1垂直半導体パターンVSP1から離隔される。第1ソース導電パターンSCP1は第1垂直半導体パターンVSP1を介して埋め込み絶縁パターンVIから離隔される。
【0059】
より具体的に、第1ソース導電パターンSCP1は第2ソース導電パターンSCP2の下面SCP2bよりも高いレベル又は第1ソース導電パターンSCP1の下面SCP1bよりも低いレベルに位置する突出部SCP1btを含む。但し、突出部SCP1btは第2ソース導電パターンSCP2の上面SCP2aよりも低いレベルに位置する。突出部SCP1btで、一例として、データ格納パターンDSP又は下部データ格納パターンDSPrに接する面は曲面形状である。
【0060】
図6Aは、本発明の一実施形態による3次元半導体メモリ装置の他の例の平面図である。
図6B及び
図6Cは、各々
図6AをI-I’線及びII-II’線に沿って切断した一例の断面図である。以下で、説明の便宜のために
図2A~
図5を参照して説明したものと実質的に同一な事項に対する説明は省略する。
【0061】
図6A、
図6B、及び
図6Cを参照すると、本実施形態による3次元半導体メモリ装置は周辺回路構造体PS及び周辺回路構造体PS上のセルアレイ構造体CSを含む。
【0062】
周辺回路構造体PSは、第1基板10、第1基板10の上面上に集積された周辺回路PTR、及び周辺回路PTRを覆う周辺絶縁膜30を含む。第1基板10は、シリコン基板、シリコン-ゲルマニウム基板、ゲルマニウム基板、又は単結晶(monocrystalline)シリコン基板に成長させた単結晶エピタキシャル層(epitaxial layer)である。第1基板10は素子分離膜11によって定義される活性領域を有する。
【0063】
周辺回路PTRは、例えばロー及びカラムデコーダー、ページバッファ、制御回路等を含む。より具体的に、周辺回路PTRの各々は、周辺ゲート電極21、周辺ゲート絶縁膜23、周辺キャッピングパターン25、周辺ゲートスペーサー27、及び周辺ソース/ドレーン領域29を含む。周辺ゲート絶縁膜23は周辺ゲート電極21と第1基板10との間に提供される。周辺キャッピングパターン25は周辺ゲート電極21上に提供される。周辺ゲートスペーサー27は、周辺ゲート電極21、周辺ゲート絶縁膜23、及び周辺キャッピングパターン25の側壁を覆う。周辺ソース/ドレーン領域29は周辺ゲート電極21の両側に隣接する第1基板10の内部に提供される。周辺回路配線33が周辺コンタクトプラグ31を通じて周辺回路PTRに電気的に連結される。一例として、周辺コンタクトプラグ31及び周辺回路配線33は第1基板10上のトランジスタに連結される。第1基板10上のトランジスタは、例えばNMOS、PMOSトランジスタ、又はゲート-オール-アラウンド(gate-all-around)トランジスタである。周辺絶縁膜30が第1基板10上面上に提供される。周辺絶縁膜30は、第1基板10上で、周辺回路PTR、周辺コンタクトプラグ31、及び周辺回路配線33を覆う。周辺絶縁膜30は多層に積層された絶縁膜を含む。例えば、周辺絶縁膜30は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、及び/又は低誘電物質を含む。
【0064】
第2基板100、第2基板100上の電極構造体ST、第2基板100上で電極構造体STを覆う平坦絶縁膜130、並びに電極構造体ST及び平坦絶縁膜130を覆う上部絶縁膜150を含むセルアレイ構造体CSが周辺絶縁膜30上に提供される。セルアレイ構造体CSは電極構造体STの最上部の層間絶縁膜ILDbの内部で電極(EL、ELt)に沿って延長された第1水平絶縁膜IMP1及び上部絶縁膜150の内部で電極(EL、ELt)に沿って延長された第2水平絶縁膜IMP2を更に含む。
【0065】
セルアレイ構造体CS及び周辺回路構造体PSを連結する連結構造体ICSが提供される。連結構造体ICSは、上部絶縁膜150上の導電ラインCLの中の1つ、セルコンタクトプラグCPLG、及び貫通プラグTPLGを含む。貫通プラグTPLGは、上部絶縁膜150、平坦絶縁膜130、第1及び第2水平絶縁膜(IMP1、IMP2)、第2基板100、及び周辺絶縁膜30の一部を貫通する。貫通プラグTPLGは周辺回路配線33の中の少なくともいずれか1つに連結される。図示したものと異なり、貫通プラグTPLGは、複数提供され、各々周辺回路配線33に連結される。
【0066】
図7は、
図6AをI-I’線に沿って切断した他の例の断面図である。以下で、説明の便宜のために、
図2A~
図6Cを参照して説明したものと実質的に同一の事項に対する説明は省略する。
【0067】
図7を参照すると、電極構造体STの各々は第1電極構造体ST1及び第2電極構造体ST2を含む。第1電極構造体ST1は順に積層された第1電極EL1及び第1電極EL1の間の第1層間絶縁膜ILD1aを含む。第2電極構造体ST2は順に積層された第2電極EL2及び第2電極EL2の間の第2層間絶縁膜(ILD2a、ILD2b)を含む。第1電極構造体ST1はソース構造体SC上に提供され、第2電極構造体ST2は第1電極構造体ST1上に提供される。より具体的に、第2電極構造体ST2は第1電極構造体ST1の第1層間絶縁膜ILD1aの中の最上部の層間絶縁膜の上面上に提供される。従って、第2電極構造体ST2の第2層間絶縁膜(ILD2a、ILD2b)の中の最下部の層間絶縁膜と、第1電極構造体ST1の第1層間絶縁膜ILD1aの中の最上部の層間絶縁膜とは互いに接触する。
【0068】
第1垂直チャンネルCH1は第1電極構造体ST1を貫通して第2基板100の一部を露出させる。第2垂直チャンネルCH2は第2電極構造体ST2を貫通して第1垂直チャンネルCH1を露出させる。第1垂直チャンネルCH1及び第2垂直チャンネルCH2は互いに連結される。第2垂直チャンネルCH2の下部の直径は第1垂直チャンネルCH1の上部の直径よりも小さい。第1垂直チャンネルCH1及び第2垂直チャンネルCH2の内部に第1垂直構造体VS1が提供される。第1垂直構造体VS1の各々は、データ格納パターンDSP、第1垂直半導体パターンVSP1、及び第1導電パッドPAD1を含む。この時、データ格納パターンDSPは第1垂直チャンネルCH1及び第2垂直チャンネルCH2の側壁をコンフォーマルに覆う。
【0069】
図8A及び
図9Aは、
図2AをI-I’線に沿って切断した他の例の断面図である。
図8B及び
図9Bは、
図2AをII-II’線に沿って切断した他の例の断面図である。以下で、説明の便宜のために、
図2A~
図5を参照して説明したものと実質的に同一の事項に対する説明は省略する。
【0070】
図8A及び
図8Bを参照すると、本実施形態による3次元半導体メモリは上部絶縁膜150の内部の第2水平絶縁膜IMP2のみを含む。また、
図9A及び
図9Bを参照すると、本実施形態による3次元半導体メモリは最上部の層間絶縁膜ILDbの内部の第1水平絶縁膜IMP1のみを含む。第1水平絶縁膜IMP1は最上部の層間絶縁膜ILDbから平坦絶縁膜130の内部に延長される。即ち、
図2B及び
図2Cで、第1及び第2水平絶縁膜(IMP1、IMP2)の中のいずれか1つは省略され、他の1つのみが提供される。
【0071】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0072】
10 (第1)基板
11 素子分離膜
13 素子分離膜
15 ゲート絶縁膜
21 周辺ゲート電極
23 周辺ゲート絶縁膜
25 周辺キャッピングパターン
27 周辺ゲートスペーサー
29 周辺ソース/ドレーン領域
30 周辺絶縁膜
31 周辺コンタクトプラグ
33 周辺回路配線
100 第2基板
110 周辺回路絶縁膜
130 平坦絶縁膜
130t 上面
150 上部絶縁膜
150t 上面
BL、BL0~BL2 ビットライン
BLK ブロッキング絶縁膜
BPLG ビットラインコンタクトプラグ
CAR セルアレイ領域
CH1、CH2 第1、第2垂直チャンネル
CIL 電荷格納膜
CL 導電ライン
CNR 連結領域
CPLG セルコンタクトプラグ
CPLGt 上面
CS セルアレイ構造体
CSL 共通ソースライン
CSP 共通ソースプラグ
CSTR セルストリング
DMC ダミーセルトランジスタ
DMY ダミー領域
DSP データ格納パターン
DSPd ダミーデータ格納パターン
DSPr 下部データ格納パターン
DWL ダミーワードライン
ECL 消去制御ライン
ECT 消去制御トランジスタ
EL、ELt 電極
EL1、EL2 第1、第2電極
GSL0~GSL2 接地選択ライン
GST 接地選択トランジスタ
HMP 周辺ハードマスクパターン
ICS 連結構造体
ILD1a 第1層間絶縁膜
ILD2a、ILD2b 第2層間絶縁膜
ILDa、ILDb 層間絶縁膜
ILDbt 上面
IMP1、IMP1a 第1水平絶縁膜
IMP2、IMP2a 第2水平絶縁膜
IMP1t、IMP2t 上面
MCT メモリセルトランジスタ
PCR 周辺回路領域
PCR1、PCR2 第1、第2周辺回路領域
PACT 周辺活性領域
PAD1、PAD2 第1、第2導電パッド
PAD1b 下面
PCP ゲート導電パターン
PCR 周辺回路領域
PCR1、PCT2 第1、第2周辺回路領域
PGS1、PGS2 第1、第2周辺ゲートスタック
PMP ゲート金属パターン
PPLG 周辺コンタクトプラグ
PS 周辺回路構造体
PSP ゲートスペーサー
PTR 周辺回路
SC ソース構造体
SCP1、SCP2 第1、第2ソース導電パターン
SCP1b 下面
SCP1bt 突出部
SCP2a、SCP2b 上面、下面
SP 絶縁スペーサー
SSL1-1~SSL1-3 第1ストリング選択ライン
SSL2-1~SSL2-3 第2ストリング選択ライン
SST1、SST2 第1、第2ストリング選択トランジスタ
ST 電極構造体
ST1、ST2 第1、第2電極構造体
TIL トンネリング絶縁膜
TPLG 貫通プラグ
VI 埋め込み絶縁パターン
VS1、VS2 第1、第2垂直構造体
VS1t 上面
VSP1、VSP2 第1、第2垂直半導体パターン
WL0~WLn ワードライン