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特許7641292抗CD19抗体、その使用方法及び製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-26
(45)【発行日】2025-03-06
(54)【発明の名称】抗CD19抗体、その使用方法及び製造方法
(51)【国際特許分類】
   C07K 16/28 20060101AFI20250227BHJP
   C07K 16/46 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 15/13 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 15/62 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 15/63 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 1/15 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 1/19 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 1/21 20060101ALI20250227BHJP
   C12N 5/10 20060101ALI20250227BHJP
   C12P 21/08 20060101ALI20250227BHJP
   A61K 39/395 20060101ALI20250227BHJP
   A61K 47/68 20170101ALI20250227BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20250227BHJP
   A61K 45/00 20060101ALI20250227BHJP
   A61K 9/08 20060101ALI20250227BHJP
【FI】
C07K16/28 ZNA
C07K16/46
C12N15/13
C12N15/62 Z
C12N15/63 Z
C12N1/15
C12N1/19
C12N1/21
C12N5/10
C12P21/08
A61K39/395 T
A61K39/395 N
A61K39/395 L
A61K47/68
A61P35/00
A61K45/00
A61K9/08
【請求項の数】 28
(21)【出願番号】P 2022552694
(86)(22)【出願日】2021-02-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-19
(86)【国際出願番号】 US2021020145
(87)【国際公開番号】W WO2021178253
(87)【国際公開日】2021-09-10
【審査請求日】2022-11-01
(31)【優先権主張番号】62/984,731
(32)【優先日】2020-03-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】517218697
【氏名又は名称】システィミューン, インク.
【氏名又は名称原語表記】SYSTIMMUNE, INC.
(73)【特許権者】
【識別番号】522263714
【氏名又は名称】バイリ-バイオ(チェンドゥ)ファーマスーティカル シーオー.,エルティーディー.
【住所又は居所原語表記】139 Baili Road, Wenjiang District, Chengdu, Sichuan 611130, the People’ s Republic of China.
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】チャタジー,スミリ
(72)【発明者】
【氏名】ガレット,デニス アール.
(72)【発明者】
【氏名】ウェイト,アンドリュー
(72)【発明者】
【氏名】マック,ガー シー アマンダ
(72)【発明者】
【氏名】ハリ, ジャハン
(72)【発明者】
【氏名】ツー, イ
【審査官】北村 悠美子
(56)【参考文献】
【文献】特表2011-500725(JP,A)
【文献】国際公開第2019/191120(WO,A1)
【文献】特表2017-528117(JP,A)
【文献】特表2023-501379(JP,A)
【文献】J. Biol. Chem.,2018年,Vol.293, No.16, pp.6201-6211
【文献】Current Pharmaceutical Biotechnology,2019年,Vol.20, pp.1108-1121
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C12N 15/00-15/90
C07K 1/00-19/00
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
UniProt/GeneSeq
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトCD19に対して結合特異性を有するペプチドであって、
配列番号1に示されるアミノ酸配列及び配列番号13に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号3に示されるアミノ酸配列及び配列番号15に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号5に示されるアミノ酸配列及び配列番号17に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号7に示されるアミノ酸配列及び配列番号19に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号9に示されるアミノ酸配列及び配列番号21に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号11に示されるアミノ酸配列及び配列番号23に示されるアミノ酸配列、又は
配列番号91に示されるアミノ酸配列及び配列番号93に示されるアミノ酸配列
を含む、ペプチド。
【請求項2】
請求項1に記載のペプチドを含む、scFvペプチド。
【請求項3】
10nM以下のKDでヒトCD19に対して結合親和性を有する、請求項2に記載のscFvペプチド。
【請求項4】
ヒトCD19に対して結合特異性を有する抗体であって、
前記抗体は、請求項1に記載のペプチドを含むscFvを含む、抗体。
【請求項5】
前記抗体は、多重特異性抗体である、請求項4に記載の抗体。
【請求項6】
請求項1に記載のペプチドを含む多重特異性抗体様タンパク質であって、
前記多重特異性抗体様タンパク質は、N末端及びC末端を有し、N末端からC末端まで直列に、
N末端にある第1結合ドメイン(D1)、
軽鎖部分及び重鎖部分を含むFab領域である第2結合ドメイン(D2)、
Fc領域、
第3結合ドメイン(D3)、及び
C末端にある第4結合ドメイン(D4)、
を含み、
前記軽鎖部分は、C末端に共有結合した第5結合ドメイン(D5)及び/又はN末端に共有結合した第6結合ドメイン(D6)を含み、
前記重鎖部分のN末端は、D1に結合し、前記重鎖部分のC末端は、前記Fc領域に結合し、
前記D1、D2、D3、D4、D5及びD6は、それぞれ腫瘍抗原、免疫シグナル伝達抗原又はそれらの組み合わせに対して結合特異性を有する、多重特異性抗体様タンパク質。
【請求項7】
D1は、請求項1に記載のペプチドを含む、請求項に多重特異性抗体様タンパク質。
【請求項8】
D6は、請求項1に記載のペプチドを含む、請求項に多重特異性抗体様タンパク質。
【請求項9】
請求項に記載の多重特異性抗体様タンパク質を含む、多重特異性モノクローナル抗体。
【請求項10】
10nM以下のKdでヒトCD19に対して結合親和性を有する、請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体。
【請求項11】
前記抗体は、ヒト化抗体である、請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体。
【請求項12】
請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体のアミノ酸配列をコードする単離された核酸。
【請求項13】
請求項12に記載の単離された核酸を含む、発現ベクター。
【請求項14】
請求項12に記載の核酸を含む宿主細胞であって、
前記宿主細胞は、原核細胞又は真核細胞である、宿主細胞。
【請求項15】
抗体を製造する方法であって、
抗体が産生されるように請求項14に記載の宿主細胞を培養する工程を含む、方法。
【請求項16】
請求項の多重特異性モノクローナル抗体、及び薬物ユニットを含む免疫複合体であって、
前記薬物ユニットは、リンカーを介して前記多重特異性モノクローナル抗体に結合され、前記リンカーは、エステル結合、エーテル結合、アミン結合、アミド結合、ジスルフィド結合、イミド結合、スルホン結合、リン酸結合、リン酸エステル結合、ペプチド結合、ヒドラゾン結合又はそれらの組み合わせから選択される共有結合を含む、免疫複合体。
【請求項17】
前記薬物ユニットは、細胞毒性剤、免疫調節試薬、造影剤又はそれらの組み合わせを含む、請求項16に記載の免疫複合体。
【請求項18】
前記細胞毒性剤は、チューブリンバインダーのクラスからの増殖抑制剤又は化学療法剤、DNAインターカレーター、DNAアルキル化剤、酵素阻害剤、免疫調節剤、代謝拮抗剤、放射性同位体又はそれらの組み合わせから選択される、請求項17に記載の免疫複合体。
【請求項19】
前記細胞毒性剤は、カリケアマイシン、カンプトテシン、オゾガマイシン、モノメチルアウリスタチンE、エムタンシン、それらの誘導体又は組み合わせから選択される、請求項17に記載の免疫複合体。
【請求項20】
前記免疫調節試薬は、免疫細胞、T細胞、NK細胞、B細胞、マクロファージ又は樹状細胞を活性化又は阻害する、請求項17に記載の免疫複合体。
【請求項21】
前記造影剤は、放射性核種、蛍光剤、量子ドット又はそれらの組み合わせであり得る、請求項17に記載の免疫複合体。
【請求項22】
請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体、及び薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項23】
化学療法剤、増殖抑制剤、カリケアマイシンのクラスからの細胞毒性剤、抗有糸分裂剤、毒素、放射性同位体、治療剤、又はそれらの組み合わせをさらに含む、請求項22に記載の医薬組成物。
【請求項24】
請求項17に記載の免疫複合体、及び薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項25】
有効量の請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体を含む、がんに罹患している対象を治療するための医薬組成物。
【請求項26】
有効量の治療剤をさらに含み、
前記治療剤は、抗体、化学療法剤、酵素、又はそれらの組み合わせを含む、請求項25に記載医薬組成物。
【請求項27】
前記対象は、ヒトである、請求項26に記載の医薬組成物。
【請求項28】
有効濃度の請求項に記載の多重特異性モノクローナル抗体を含む溶液であって、
前記溶液は、対象の血漿である、溶液。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、35U.S.C.119(e)に基づいて2020年3月3日に出願された米国仮出願第62/984,731号の優先権を主張し、その開示全体は参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本明細書の開示は、典型的には、生物学的治療の技術分野に関し、より具体的には、多重特異性抗体の製造及び使用に関する。
【背景技術】
【0003】
リンパ腫は、米国で毎年診断されるすべてのがんの4.3%を占め、B細胞性悪性腫瘍はすべてのリンパ腫診断の約90%を占めている。CD19は免疫グロブリンスーパーファミリーのBリンパ球特異的メンバーであり、V(D)J再構成の開始からB細胞がプラズマ細胞に成熟する(この時点でCD19の表面発現が失われるようである)までの様々な分化段階のBリンパ球によって発現される。CD19は汎B細胞マーカーとして広く使用されている一方、CD19はB細胞由来の特徴を有する白血病やリンパ腫の多くの形態で高度に発現していることが発見された。CD19は、30年以上にわたって免疫療法開発の焦点となっている。製薬会社は、初期のB細胞分化段階に対応するB細胞悪性腫瘍を直接標的とする見込みがあるため、抗CD19戦略を積極的に研究している。CD19を標的とすることは、特にB細胞悪性腫瘍によって発現される別の汎B細胞マーカーであるCD22を標的とする抗体療法が成功しなかった場合に、免疫療法の優れた戦略であることが承認されている。
【0004】
CD19は、正常B細胞及びB細胞由来のがんの重要な細胞表面マーカーである。したがって、抗がん治療に使用するためのCD19を標的とする抗体が非常に望ましい。文献の報告により、カニクイザルに見られるCD19にも交差反応する抗CD19抗体を特定することが困難であることが実証されている。この特性は、治療薬理学的及び毒物学的研究を大幅に促進する。歴史的な抗体BU12は、ヒトCD19に対する高親和性及びカニクイザルCD19に対する交差反応性を有することが示されているが、この抗体はマウスのハイブリドーマから発見されたもので、ヒトのフレームワーク配列を含まない。したがって、BU12のヒト化バリアントは、治療用途に非常に望ましい。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、抗CD19ペプチド、タンパク質、タンパク質複合体、抗体、その製造方法及び使用方法を提供する。
【0006】
一態様において、ヒトCD19に対して結合特異性を有するペプチドを提供する。一実施形態において、前記ペプチドは、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。
【0007】
一実施形態において、前記ペプチドは、scFvペプチドである。一実施形態において、前記scFvペプチドは、1nM、2nM、3nM、5nM、10nM、15nM、20nM、30nM、40nM又は50nM以下のKDでヒトCD19に対して結合親和性を有し得る。
【0008】
一態様において、ヒトCD19に対して結合特異性を有する抗体又はその抗原結合断片を提供する。一実施形態において、前記単離された抗体又は抗原結合断片は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。一実施形態において、前記抗体は、単離されたモノクローナル抗体(mAb)を含む。
【0009】
一実施形態において、前記抗体は、二重特異性抗体である。一実施形態において、前記抗体は、多重特異性抗体である。一実施形態において、前記抗体は、三重特異性抗体、四重特異性抗体、五重特異性抗体又は六重特異性抗体である。
【0010】
一実施形態において、前記抗体は、scFvを含み、前記scFvは、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。
【0011】
一実施形態において、前記抗体は、Fabを含み、前記Fabは、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。
【0012】
一実施形態において、本発明は、多重特異性抗体様タンパク質を提供する。一実施形態において、前記タンパク質は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。一実施形態において、前記多重特異性抗体様タンパク質は、N末端及びC末端を含む。N末端からC末端まで、直列にN末端にある第1結合ドメイン(D1)、軽鎖部分を含む第2結合ドメイン(D2)、Fc領域、第3結合ドメイン(D3)、及びC末端にある第4結合ドメイン(D4)を含む。前記軽鎖部分は、C末端に共有結合した第5結合ドメイン(D5)及び/又はN末端に共有結合した第6結合ドメイン(D6)を含み、D1、D2、D3、D4、D5及びD6はそれぞれ腫瘍抗原、免疫シグナル伝達抗原又はそれらの組み合わせに対して結合特異性を有する。
【0013】
一実施形態において、前記多重特異性抗体様タンパク質は、五重特異性である。一実施形態において、前記抗体様タンパク質は、D1、D2、D3、D4及びD6を含む結合ドメインを有する。
【0014】
一実施形態において、前記多重特異性抗体様タンパク質は、六重特異性である。
【0015】
一実施形態において、D1は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0016】
一実施形態において、D1は、配列番号7又は19と95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0017】
一実施形態において、D2は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0018】
一実施形態において、D2は、配列番号91又は93と95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0019】
一実施形態において、D6は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93と少なくとも70%、80%、85%、90%、95%、97%、98%又は99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0020】
一実施形態において、D6は、配列番号7又は19と95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むペプチドを含む。
【0021】
一実施形態において、本発明は、本発明の多重特異性抗体様タンパク質を含む多重特異性モノクローナル抗体を提供する。
【0022】
一実施形態において、前記多重特異性モノクローナル抗体は、1nM、5nM、10nM、20nM、30nM、40nM又は50nM以下のKdでヒトCD19に対して結合親和性を有し得る。
【0023】
一実施形態において、前記抗体は、ヒト化抗体である。一実施形態において、前記多重特異性モノクローナル抗体は、IgGである。
【0024】
一実施形態において、本発明は、前記単離されたmAb又はその抗原結合断片、IgG1重鎖、カッパ軽鎖、可変軽鎖若しくは可変重鎖をコードする単離された核酸を提供する。
【0025】
一態様において、本発明は、前記多重特異性モノクローナル抗体のアミノ酸配列をコードする単離された核酸配列を提供する。
【0026】
一実施形態において、本発明は、前記単離された核酸を含む発現ベクターを提供する。
【0027】
一実施形態において、本発明は、前記核酸を含む宿主細胞を提供する。一実施形態において、前記宿主細胞は、原核細胞又は真核細胞である。
【0028】
一態様において、本発明は、抗体が産生されるように宿主細胞を培養する工程を含む抗体の製造方法を提供する。
【0029】
一態様において、本発明は、免疫複合体を提供する。一実施形態において、前記免疫複合体は、単離されたmAb又はその抗原結合断片及び薬物ユニットを含む。前記薬物ユニットは、リンカーを介して前記単離されたmAb又はその抗原結合断片に結合される。前記リンカーは、エステル結合、エーテル結合、アミン結合、アミド結合、ジスルフィド結合、イミド結合、スルホン結合、リン酸結合、リン酸エステル結合、ペプチド結合、ヒドラゾン結合又はそれらの組み合わせから選択される共有結合を含む。
【0030】
一実施形態において、前記薬物ユニットは、細胞毒性剤、免疫調節試薬、造影剤又はその組み合わせを含む。一実施形態において、前記細胞毒性剤は、チューブリンバインダーのクラスからの増殖抑制剤又は化学療法剤、DNAインターカレーター、DNAアルキル化剤、酵素阻害剤、免疫調節剤、代謝拮抗剤、放射性同位体又はそれらの組み合わせから選択される。一実施形態において、前記細胞毒性剤は、カリケアマイシン、カンプトテシン、オゾガマイシン、モノメチルアウリスタチンE、エムタンシン、それらの誘導体又は組み合わせから選択される。
【0031】
一実施形態において、前記免疫調節試薬は、免疫細胞、T細胞、NK細胞、B細胞、マクロファージ又は樹状細胞を活性化又は阻害する。一実施形態において、前記造影剤は、放射性核種、蛍光剤、量子ドット又はそれらの組み合わせであり得る。
【0032】
一態様において、本発明は、医薬組成物を提供する。一実施形態において、前記医薬組成物は、単離されたmAb又はその抗原結合断片及び薬学的に許容される担体を含む。一実施形態において、前記医薬組成物は、化学療法剤、増殖抑制剤、カリケアマイシンのクラスからの細胞毒性剤、抗有糸分裂剤、毒素、放射性同位体、治療剤、又はそれらの組み合わせをさらに含んでもよい。
【0033】
一態様において、本発明は、医薬組成物を提供する。本発明の免疫複合体及び薬学的に許容される担体を含む。
【0034】
一態様において、がんに罹患している対象を治療する方法を提供する。一実施形態において、前記方法は、前記被検体に有効量の単離されたmAb又はその抗原結合断片を投与することを含む。一実施形態において、前記方法は、有効量の治療剤を共投与することをさらに含み、前記治療剤は、抗体、化学療法剤、酵素、又はそれらの組み合わせを含む。一実施形態において、前記被検体はヒトである。
【0035】
さらなる態様において、本発明は、有効濃度の本発明の多重特異性モノクローナル抗体を含む溶液を提供する。一実施形態において、前記溶液は、被検体の血漿である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
本明細書の開示の前述及び他の特徴は、添付の図面と併せて、以下の説明及び添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろう。図面は、本明細書の開示に従って用意されたいくつかの実施形態のみを示しており、従って、その範囲を限定するものと見なされるべきではなく、本明細書の開示は、添付の図面の使用を通じてさらなる特異性及び詳細が説明され得る。
【0037】
図1】マウス配列(灰色の線)からヒト化BU12、H4(1Aにおけるカッパ軽鎖Vk、1Bにおける重鎖VH)及びH5(1Cにおけるカッパ軽鎖Vk、1Dにおける重鎖VH)の可変領域におけるヒト化フレームワーク(黒色の線)へのヒト性スコア(Zスコア)の増加を示す。
【0038】
図2】ヒト化マウスBU12(H1~H6、及びH7)及びヒト抗体(21D4)の可変領域(2Aの軽鎖VL及び2Bの重鎖VH)の配列アラインメントを示す。
【0039】
図3】SI-63C1(BU12-キメラ)、SI-63C2(ヒト化BU12、H1)及びSI-34C1(ヒト抗体、21D4)のDLS熱安定性を示す。
【0040】
図4】ヒト、カニクイザル及びアカゲザルのCD20+B細胞(4A)及びCD20-リンパ球(4B)に対するSI-63C2抗体の交差反応性を表すヒストグラムを示す。
【0041】
図5】親対照(SI-63C1)及びマウス抗ヒトCD19抗体コントロール(SJ25C、LT19、HIB19及び4G7)と比較したヒト(5A)、カニクイザル(5B)、及びアカゲザル(5C)CD20+リンパ球へのSI-63C2抗体結合の用量反応曲線を示す。
【0042】
図6】SI-63R1(H1)、プロテインA精製組換え抗CD19scFv-HISタンパク質の分析SECプロファイル(6A)、及び展開温度が約58.8℃のSI-63R1(H1)のDLS熱安定性(6B)を示す。
【0043】
図7】90%の目的タンパク質(POI)を有するプロテインA精製組換え抗CD19 scFv-モノFc(monoFc)タンパク質(H1~H6)の分析SECプロファイルを示す。
【0044】
図8】ヘキサGNC抗体における6つの結合ドメイン(D1~D6)の模式図を示す。前記ヘキサGNC抗体は、コアFab(D2)、Fc領域、追加の重鎖(HC)上のD1、D3及びD4、並びに軽鎖上のD5及びD6を含む。
【0045】
図9】SI-77H3、SI-77H6及びSI-55H11の3つのヘキサGNC抗体(ヒト化抗CD19ドメインは、それぞれD1にあるH4、D2にあるH7(Fab)及びD6にあるH4である)のExpiCHO発現及び精製を示す。
【0046】
図10】ヒト(10A)又はカニクイザル(10B)PBMCに対する抗体(それぞれSI-38E17、SI-55H11、SI-77H3及びSI-77H6)の直接細胞傷害(ADCC)の用量反応曲線を示す。
【0047】
図11】ヘキサGNC抗体(例えば、SI-77H、SI-77H6及びSI-55H11)のヒト化CD9結合ドメインは、CD19のみを発現し、他の腫瘍抗原を発現しないRajiリンパ腫細胞の細胞溶解を媒介し(11A)、ヒト抗CD19抗体であるSI-38E17(21D4)に匹敵する用量反応曲線を示す(11B)。
【発明を実施するための形態】
【0048】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。図面では、文脈からそうでないことが示されない限り、同様の記号は通常は、同様のコンポーネントを識別する。詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲に記載されている例示的な実施形態は、限定することを意図していない。本明細書に提示される主題の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、他の変更を加えることができる。本明細書に一般的に記載され、図に示される本開示の態様は、多種多様な異なる構成で配置、置換、組み合わせ、分離、及び設計できることは容易に理解されよう。これらはすべて本明細書で明確に検討されている。
【0049】
本発明は、とりわけ、単離された抗体、この抗体の製造方法、モノクローナル及び/又は組換え単一特異性抗体、多重特異性抗体、このような抗体又は抗原結合断片から構成される抗体薬物複合体及び/又は免疫複合体;前記抗体、モノクローナル及び/又は組換え単一特異性抗体、多重特異性抗体、抗体薬物複合体及び/又は免疫複合体を含む医薬組成物;前記抗体及び組成物の製造方法;本発明の抗体及び組成物を用いるがんの治療方法を提供する。特に、本発明は、ヒトCD19に対して結合特異性を有する単離されたモノクローナル抗体(mAb)又はその抗原結合断片(表1)を提供する。ここで、前記単離されたmAb又は抗原結合断片は、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、91又は93から選択される配列と同一性を有するアミノ酸配列を含む。
【0050】
本明細書で使用される「a」、「an」、及び「the」という用語は、「1つ以上」を意味すると定義され、文脈が不適切でない限り複数形を含む。
【0051】
本明細書で使用される「ポリペプチド」、「ペプチド」、及び「蛋白質」という用語は互換性があり、ペプチド結合によって連結されたアミノ酸から構成される生体分子を意味すると定義される。
【0052】
「抗原」という用語は、生物、特に動物、より具体的にはヒトを含む哺乳動物において免疫応答を誘発することができる実体又はその断片を指す。この用語は、抗原性又は抗原決定基に関与する免疫原及びその領域を含む。
【0053】
「抗原又はエピトープ結合部分もしくは断片」、「可変領域」、「可変領域配列」又は「結合ドメイン」という用語は、抗原(本発明では、例えば、CD19)に結合することができる抗体の断片を指す。これらの断片は、インタクト抗体の抗原結合機能及び追加機能の能力を有していてもよい。結合断片の例は、合成リンカーによって単一ポリペプチド鎖に接続された抗体の単一アームの可変軽鎖(VL)及び可変重鎖(VH)ドメインからなる単鎖Fv断片(scFv)、又はVL、定常軽鎖(CL)、VH、及び定常重鎖1(CH1)ドメインからなる一価断片であるFab断片を含むが、これらに限定されない。抗体断片はさらに小さいサブ断片であり、単一のCDRドメイン、特にVL及び/又はVHドメインのいずれかからのCDR3領域と同じくらい小さいドメインで構成できる(例えば、Beiboer et al.,J.Mol.Biol.296:833-49(2000)参照)。抗体断片は、当業者に知られている従来の方法を使用して生産される。抗体断片は、インタクト抗体で使用される同じ技術を使用して、有用性に関してスクリーニングできる。
【0054】
「抗原、エピトープ結合部分又は断片」、「可変領域」、「可変領域配列」又は「結合ドメイン」は、多くの当技術分野で既知の技術によって本開示の抗体から誘導され得る。例えば、精製されたモノクローナル抗体は、ペプシンなどの酵素で切断し、HPLCゲル濾過にかけることができる。抗体のパパイン消化により、それぞれが単一の抗原結合部位を有する2つの同一の抗原結合断片(「Fab」断片と呼ばれる)と、その名前が容易に結晶化する能力を反映した残りの「Fc」フラグメントが産生される。ペプシン処理により、2つの抗原結合部位を有するとともに依然として抗原を架橋できるF(ab')2断片が得られる。次に、Fab断片を含む適切な画分を収集し、膜濾過などにより濃縮し得る。抗体の活性断片の単離のための一般的な技術のさらなる説明については、例えば、Khaw,B.A.et al.J.Nucl.Med.23:1011-1019(1982)、Rousseaux et al.Methods Enzymology,121:663-69,Academic Press,1986を参照。
【0055】
「抗体」という用語は最も広い意味で使用され、望ましい生物学的活性を示す限り、単一のモノクローナル抗体及び/又は組換え抗体(アゴニスト及びアンタゴニスト抗体を含む)、ポリエピトープ特異性を有する抗体組成物、及び抗体断片(例えば、Fab、F(ab')、及びFv)を具体的にカバーする。いくつかの実施形態では、抗体は、モノクローナル、ポリクローナル、キメラ、単鎖、多特異性又は多効性、ヒト及びヒト化抗体、並びにその活性断片であってもよい。既知の抗原に結合する分子の活性断片の例には、Fab、F(ab′)、scFv及びFv断片が含まれ、Fab免疫グロブリン発現ライブラリーの産物、並びに上記の抗体及び断片のいずれかのエピトープ結合断片を含む。
【0056】
「Fv」という用語は、完全な抗原認識及び結合部位を含む最小の抗体断片である。この領域は、1つの重鎖可変ドメインと1つの軽鎖可変ドメインのダイマーで構成され、非共有結合で緊密に結合している。この構成では、各可変ドメインの3つのCDRが相互作用して、VH-VLダイマーの表面に抗原結合部位を規定する。集合的に、6つのCDRは抗体に抗原結合特異性を付与する。但し、単一の可変ドメイン(又は、抗原に特異的な3つのCDRのみを含むFvの半分)でも、結合部位全体よりも低い親和性でありながら、抗原を認識して結合してもよい。
【0057】
いくつかの実施形態において、抗体は、免疫グロブリン分子及び免疫グロブリン分子の免疫学的活性部分、即ち抗原に免疫特異的に結合する結合部位を含む分子を含んでいてもよい。典型的な抗体は、典型的には2本の重(H)鎖と2本の軽(L)鎖を有するヘテロテトラマー蛋白質を指す。各重鎖は、重鎖可変ドメイン(VHと略記)及び重鎖定常ドメインで構成される。各軽鎖は、軽鎖可変ドメイン(VLと略記)及び軽鎖定常ドメインで構成される。任意の脊椎動物種の抗体(免疫グロブリン)の軽鎖は、それらの定常ドメインのアミノ酸配列に基づいて、カッパとラムダと呼ばれる2つの明確に異なるタイプのいずれかに割り当てることができる。VH及びVL領域は、超可変相補性決定領域(CDR)のドメインと、フレームワーク領域(FR)と呼ばれるより保存された領域にさらに細分化してもよい。各可変ドメイン(VH又はVL)は典型的には、次の順序で配置された3つのCDRと4つのFRで構成される。アミノ末端からカルボキシ末端までがFR1、CDR1、FR2、CDR2、FR3、CDR3、FR4。軽鎖及び重鎖の可変領域内には、抗原と相互作用する結合領域がある。
【0058】
重鎖の定常ドメインのアミノ酸配列に応じて、免疫グロブリンを異なるクラスに割り当てることができる。免疫グロブリンには5つの主要なクラスがある。IgA、IgD、IgE、IgG、IgM、及びこれらのいくつかは、サブクラス(アイソタイプ)、例えば、IgG-1、IgG-2、IgG-3、IgG-4、IgA-1及びIgA-2にさらに分けられ得る。免疫グロブリンの異なるクラスに対応する重鎖定常ドメインは、それぞれα、デルタ、イプシロン、γ、及びμと呼ばれる。免疫グロブリンの異なるクラスのサブユニット構造と三次元配置はよく知られている。
【0059】
本明細書で使用される「モノクローナル抗体」という用語は、実質的に均一な抗体の集団から得られる抗体を指す。即ち、集団を含む個々の抗体は、少量存在する可能性のある自然発生突然変異を除いて同一である。モノクローナル抗体は非常に特異的であり、単一の抗原部位に向けられる。さらに、異なる決定基(エピトープ)に対する異なる抗体を典型的に含む従来の(ポリクローナル)抗体調製物とは対照的に、各モノクローナル抗体は抗原上の単一の決定基に向けられる。それらの特異性に加えて、モノクローナル抗体は、ハイブリドーマ培養により合成され、他の免疫グロブリンにコンタミネーションされていないという点で有利である。修飾語「モノクローナル」は、抗体の実質的に均一な集団から得られるという抗体の特性を示し、特定の方法による抗体の生産を必要とすると解釈されない。例えば、本明細書の開示に従って使用されるモノクローナル抗体は、Kohler&Milstein,Nature,256:495(1975)によって最初に記載されたハイブリドーマ法によって作製されてもよく、又は組換えDNA法によって作製されてもよい(例えば、U.S.Pat.No.4,816,567参照)。「組換え」とは、外因性宿主細胞において組換え核酸技術により抗体を生成することを意味する。
【0060】
モノクローナル抗体は、様々な方法により調製することができる。このような方法は、マウスハイブリドーマ、ファージディスプレイ、組換えDNA、初代B細胞から直接抗体の分子クローニング及び抗体発見法(Siegel.Transfus.Clin.Biol.2002;Tiller.New Biotechnol.2011;Seeber et al.PLOS One.2014)。モノクローナル抗体は、特定の種に由来する、又は特定の抗体クラス又はサブクラスに属する抗体の対応する配列と重鎖及び/又は軽鎖の一部が同一又は相同であり、一方、鎖の残りの部分は、所望の生物活性を示す限り、別の種に由来する、又は別の抗体クラス又はサブクラスに属する抗体、並びにそのような抗体の断片の対応する配列と同一又は相同である「キメラ」抗体(免疫グロブリン)を含んでいてもよい(U.S.Pat.No.4,816,567、及びMorrison et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,81:6851-6855[1984])。
【0061】
本明細書で使用される「多重特異性」抗体という用語は、少なくとも2つの結合部位を有する抗体を指し、これらの結合部位は、それぞれ抗原のエピトープに結合親和性を有する。本明細書で使用される「二重特異性、三重特異性、四特異性、五重特異性又は六重特異性」抗体という用語は、 2、3、4、5又は6個の抗原結合部位を有する抗体を指す。例えば、本明細書に記載の抗体は、5つの結合部位を有する場合に五重特異性であり、6つの結合部位を有する場合に六重特異性である。
【0062】
「ガイダンス及びナビゲーションコントロール(GNC)」という用語は、少なくとも1つのエフェクター細胞(例えば、免疫細胞)抗原及び少なくとも1つのターゲット細胞(例えば、腫瘍細胞、免疫細胞又は微生物細胞)抗原に結合可能な多重特異性タンパク質を指す。GNCタンパク質は、抗体コアに結合した様々な結合ドメインを有するFab領域及びFc領域を含む抗体コア構造を採用してもよい。この場合、GNCタンパク質は、GNC抗体とも呼ばれる。GNCタンパク質は、抗体様構造を採用してもよい。この場合、Fv断片は、非抗体ベースの結合ドメイン(例えば、NKG2D、4-1BBL(4-1BB受容体リガンド)、4-1BBのための4-1BBLトリマー)又は受容体で置換されてもよい。
【0063】
「GNC抗体」という用語は、少なくとも1つのエフェクター細胞(例えば、免疫細胞)及び少なくとも1つのターゲット細胞(例えば、腫瘍細胞、免疫細胞又は微生物細胞)に同時に結合可能な抗体構造を有するGNCタンパク質を指す。本明細書で使用される「バイ(bi-)GNC、トリ(tri-)GNC、テトラ(tetra-)GNC、ペンタ(penta-)GNC又はヘキサ(hexa-)GNC」抗体とは、2、3、4、5又は6個の抗原結合部位を有するGNC抗体を指し、少なくとも1つの抗原結合部位は、免疫細胞に結合親和性を有し、少なくとも1つの抗原結合部位は、腫瘍細胞に結合親和性を有する。一実施形態では、本明細書に記載のGNC抗体は、それぞれ4つから6つの結合部位(又は結合ドメイン)を有し、テトラGNC、ペンタGNCペンタGNC及びヘキサGNC抗体である。いくつかの実施形態において、GNC抗体は、抗体結合ドメイン(例えば、Fab及びscFv)を含み、Fc領域における別途なタンパク質工学を必要としない。一実施形態では、GNC抗体は、各標的抗原の二価性を保持する利点をさらに有する。さらなる実施形態では、GNC抗体は、抗原に対する高親和性及び低解離速度をもたらすアビディティ効果の利点を有する。各抗原に対するこの二価性は、多くの多重特異性プラットフォームと異なり、これらの多重特異性プラットフォームは各標的抗原に対して一価であるため、抗体結合を非常に強くする有益なアビディティ効果を失うことがよくある。
【0064】
「ヒト化抗体」は、非ヒトドナー免疫グロブリンに由来するCDRを有し、分子の残りの免疫グロブリン由来部分が1つ(又はそれ以上)のヒト免疫グロブリンに由来する操作された抗体のタイプを指す。さらに、フレームワークサポート残基は、結合親和性を保持するために変更されてもよい。「ヒト化抗体」を得る方法は、当業者によく知られている。(例えば、Queen et al.,Proc.Natl Acad Sci USA,86:10029-10032(1989),Hodgson et al.,Bio/Technology,9:421(1991)参照)。
【0065】
「単離」又は「精製」とは、それが自然に発生する成分の少なくともいくつかを含まない生体分子を意味する。「単離」又は「精製」とは、本明細書に開示の様々なポリペプチドを説明するために使用される場合、発現元の細胞又は細胞培養物から同定及び分離及び/又は回収されたポリペプチドを意味する。典型的には、精製されたポリペプチドは、少なくとも1つの精製工程により調製される。「単離又は精製された抗体」とは、異なる抗原結合特異性を有する他の抗体を実質的に含まない抗体を指す。
【0066】
「免疫原性」という用語は、抗体、T細胞、又は免疫原性物質に対する他の反応性免疫細胞の産生を誘発又は増強し、ヒト又は動物の免疫応答に寄与する物質を指す。免疫応答は、個体が、治療される障害を緩和又は軽減するために、投与された本発明の免疫原性組成物に対して十分な抗体、T細胞及び他の反応性免疫細胞を産生するときに起こる。免疫原性応答には一般に、免疫応答の細胞性(T細胞)と体液性(抗体)の両方のアームが含まれ、治療用タンパク質に対する抗体(抗薬物抗体、ADA)は、IgM、IgG、IgE及び/又はIgAアイソタイプで構成される。
【0067】
特定の抗原又はエピトープに対する「特異的結合」又は「特異的に結合する」又は「特異的」とは、非特異的相互作用とは明らかに異なる結合を意味する。特異的結合は、例えば、一般に結合活性を持たない同様の構造の分子である対照分子の結合と比較して、分子の結合を決定することにより測定し得る。例えば、特異的結合は、標的に類似した制御分子との競合により決定し得る。
【0068】
特定の抗原又はエピトープに対する特異的結合は、例えば、少なくとも約10-4M、少なくとも約10-5M、少なくとも約10-6M、少なくとも約10-7M、少なくとも約10-8M、少なくとも約10-9M、少なくとも約10-10M、少なくとも約10-11M、少なくとも約10-12M、又はそれ以上の抗原又はエピトープに対するKDを有する抗体によって示され得る。ここで、KDは特定の抗体-抗原相互作用の解離速度を指す。典型的には、抗原に特異的に結合する抗体は、抗原又はエピトープに対して対照分子の20~、50~、100~、500~、1000~、5000~、10000~倍、又はより大きいKDを有してもよい。
【0069】
また、特定の抗原又はエピトープに対する特異的結合は、例えば、対照に対するエピトープについて少なくとも20~、50~、100~、500~、1000~、5000~、10000~倍、又はより大きい抗原又はエピトープに対するKA又はKaを有する抗体により示すことができる。ここで、KA又はKaは、特定の抗体-抗原相互作用の結合(association)速度を意味する。
【0070】
本明細書の開示は、本明細書に含まれる特定の実施形態及び実施例の以下の詳細な説明を参照することにより、より容易に理解されてもよい。本明細書の開示は、その特定の実施形態の特定の詳細を参照して説明されたが、そのような詳細な説明は、開示の範囲に対する限定とみなされるべきではない。
【0071】
実施例
【0072】
実施例1:ヒト化抗CD19配列の設計
【0073】
全ての計算ステップは、Discovery Studioパッケージ(Dassault Systemes)を用いて実行された。まず、マウスBU12配列(McDonagh et al.,2009)を使用して構造モデルを作製した。隠れマルコフモデル(HMM)を用いて入力配列における抗体フレームワーク領域を同定して抗体可変ドメインのデータベースにアライメントし、MODELLERソフトウェアソフトウェアを用いてこのアライメントによりモデルを構築してコアリングした。CDRL1、CDRL2、CDRL3、CDRH1及びCDRH2領域の既知の規範的クラスへの構造マッピングによりCDRループモデリングを行い、フレームワークと同様にループモデルを構築した。
【0074】
マウスBU12抗体に由来のフレームワーク領域をアライメントし、最も近いヒト生殖細胞系列配列にマッチングし、重要な構造残基を除いて、CDR領域をヒト配列にコピーした(Vernier residues[Almagro and Fransson,2008])。以前に構築された構造モデルを安定させると予測された変異をRMS勾配許容値3で1000ステップの最急降下法により計算して評価した後、共役勾配最小化を行い、個体及び組み合わせた-ΔΔG対初期モデルに基づいて頻繁なヒト残基にマッチングする安定化変異を選択した。Abhinandan及びMartinの方法(2007)に基づいてAbysisウェブサーバーにより、得られたヒト化配列(H1、配列番号1及び13)のヒト化を試験した。図1A及び1Bに示すように、軽鎖(Vk)及び重鎖(VH)の例としてH4を使用したヒト化配列は、対応するマウス配列(BU12)(配列番号25及び27)よりも高いヒト性スコア(humanness score)を示す。
【0075】
また、直接CDR移植アプローチによりヒト化バージョンH5を生成した。参照抗体フレームワークを類似のヒト生殖系列残基に変異させ、CDRを変異フレームワークに直接移植してH5を生成した。得られたヒト化配列H5を基本配列として使用し、H5フレームワークにさらに変異を加えて、フレームワークの安定性を改善し、ヒト化配列(H6)を生成した。ヒト化配列H5(配列番号9及び21)について、Abhinandan及びMartin(2007)の方法によりAbysisウェブサーバーを使用してヒト性を試験した。ヒト化配列は、マウス配列(BU12)(配列番号25及び27)よりも高いヒト性スコア(humanness score)を示す(図1C及び図1D)。
【0076】
H1は、C末端にシグネチャーアミノ酸配列LEIKがあるBU12のFab配列の可変ドメインに直接由来する最初のヒト化バージョンである。図2に示すように、最後の3つの残基(EIK)は、自然界に存在する可変カッパ鎖に主に存在し、Fabドメインに特異的に位置する場合に安定性を提供する。この状況では、Fab位置のVTVLで終わるH4を有することは、抗体の安定性にとって理想的ではない可能性がある。バージョンH7は、修飾されたH4であり、Fabドメインのコンテキストに位置する場合にタンパク質の安定性を改善すると仮定されている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5058631/)。H7は、EIKを復元し、H7VLとH7VHの間にそれぞれQからCへの変異とGからCへの変異を介してジスルフィドステープルを導入することによって作成された。
【0077】
これらの設計された配列を比較して優先順位を付けるために、図2に示すように、すべてのヒト化可変領域(H1、H2、H3、H4、H5、H6、及びH7)をヒト抗CD19抗体21D4の配列と整列させた(Rao-Naik et al.,2009)。H1に対する同一性%については、H2、H3、H4及びH7は98.1%VL及び99.1-100%VHであり、H5及びH6は85%VL及び86%VHであり、21D4は70%VL及び51%VHである。これらの知見は、抗CD19結合ドメインの一次配列がかなりの柔軟性を有することを示唆している。
【0078】
Tヒト化抗CD19配列の免疫原性を予測するために、MixMHC2predアルゴリズム(Gfeller Lab、https://github.com/GfellerLab/MixMHC2pred)を用いてマウス及びヒト化(VH/VL)配列内のペプチドの主要組織適合遺伝子複合体II(MHC-II)の結合程度を予測した。このアルゴリズムは、T細胞エピトープを形成するのに十分な親和性でMCHIIに結合する特定のアミノ酸配列内の「コア」ペプチドの数を検出する。配列における同定されたMHCII結合ペプチドの数が多いほど、この配列に含まれる潜在性T細胞エピトープは多くなる。コアペプチドの数が多いと、前免疫原性(pro-immunogenic)のペプチドが含まれる可能性が高くなる。したがって、抗体可変領域内のコアペプチドの数を減らすことは、潜在性T細胞エピトープを排除することによってADAを減らすのに役立つ可能性がある。
【0079】
抗CD19可変配列をscFv(VH-(G4S)4-VL)としてMixMHC2predアルゴリズムを通して試験した。このアルゴリズムは、複数の対立遺伝子間でスコアを付けるオプションを含む。この場合、「各ペプチドのスコアは、すべての対立遺伝子の中で最高のパーセンタイルランクとして見なされる」。このスコアリング戦略により、配列を調べてMHCIIの任意の対立遺伝子に対する最強のリガンドを見つけることができる。抗体可変ドメインの配列解析では、コアペプチドの数は、相互作用の上位0.2%のスコアで任意のMHCII対立遺伝子に結合できる配列中のペプチドの数に基づいて計算された。表1に示すように、ほとんどのヒト化配列は、親マウス配列よりもスコアが低く、これはMHCII結合ペプチドが弱く、免疫原性のリスクが低いことを示している。ここで、MHCIIに強く結合すると予測された可変領域のコアペプチドの合計スコアは、マウス配列の9からヒト化配列の5に減少した(H1からH4及びH7;H5及びH6では変化なし)。軽鎖及び重鎖のヒト性スコアは、ヒト性Zスコア分析アルゴリズム(Abhinandan&Andrew、2007年)により計算された。VH配列の場合、バージョンH1-H4は21D4と類似したヒト性を有し、H5及びH6はより高いヒト性を有し、H7はより低いヒト性を有した。VK配列の場合、H1-H7はすべて21D4よりもやや低い類似のヒト性を有した。特に、すべてのヒト化配列(H1~H7、VH及びVk)は、元のマウス配列よりも顕著に高いヒト性スコアを示した(表1)。ヒト性とMHC-IIペプチド結合スコアの両方を考慮すると、H1-H4及びH7はヒト化抗CD19抗体を産生する候補であった。
【0080】
実施例2:ヒト化抗CD19モノクローナル抗体の発現
【0081】
ヒト化軽鎖CDR、重鎖CDR及びフレームワーク領域を特徴付けるために、H1及び他のペプチドをコードするDNA配列を重複断片で合成し、それぞれC末端ヒトκ配列又はヒトIgG CH1及びFc領域を含む直線化pTT5ベクター(NE Builder)にクローニングしてmAbフォーマット(配列番号37及び39)を作成した。21D4及びマウス(BU12)可変領域のDNA配列も合成し、それぞれC末端ヒトκ配列又はIgG CH1及びFc領域を含む直線化pTT5ベクター内にクローニングしてキメラmAbフォーマット(配列番号33、35、83及び85)を作成した。ExpiCHO発現システム(ThermoFisher)を用いて抗体配列を含むプラスミドDNAを発現させた。SI-63C1(BU12マウス親抗CD19可変配列を有する)、SI-63C2(H1ヒト化抗CD19可変配列を有する。SI-huCD19とも知られている)及びSI-34C1(21D4ヒト抗CD19可変配列を有する)の3つの組換え抗体を、プロテインAアフィニティクロマトグラフィーカラム(mabSelect Resin,Ge healthcare)を用いて培養上清から精製した(PBS(5X Cv)で洗浄した後、20mMのグリシン(pH3.5)で溶出した)。得られたタンパク質を100XTris(pH8.5)で中和し、PDB緩衝液に一晩透析した。安定性及び単分散性を確認するために、精製抗体を1mg/mlに濃縮し、分析用HPLC(waters、カラムwaters BEH200A 300mmカラム)に注入した。精製された抗CD19抗体は、1.8~2.5%の凝集体を有する正しいサイズでシャープな単分散ピークを示した(表2)。
【0082】
実施例3:SI-63C2の特性評価
【0083】
精製されたSI-63C1、SI-63C2及びSI-34C1抗体について、バイオレイヤー干渉法(ForteBio OctetRED384)によりそれらの結合親和性を試験した。抗体を抗ヒトFcバイオセンサーに結合し、ヒトCD19タンパク質(R&D Biosystems Cat#9269-CD-050)を200nMから始まる最大濃度での2倍希釈の4点シリーズにおいて分析物として使用した。オクテット分析の結果は、ヒト及びカニクイザルCD19に対するSI-63C3(SI-huCD19としても知られている)の結合親和性は、3.8nM及び3.6nMであり、それぞれヒト抗CD19抗体(21D4)の結合親和性(2.1nM及び3.8nM)に匹敵する。さらに、SI-63C2のヒト化抗CD19可変領域は、ヒトとカニクイザルCD19に対する結合特異性を維持するだけでなく、SI-63C1(BU12可変領域を有する)及びSI-34C1(21D4可変領域を有する)に対して同等の結合親和性(KD)を示した(表2)。
【0084】
SI-63C2の熱安定性を試験するために、温度を25℃から75℃まで0.5℃/minで上昇させながら動的光散乱により測定し、Wyatt DynaPro Plate Reader IIIを用いてタンパク質の半径(1mg/ml)をモニタリングした。図3及び表2に示すように、結果としては、SI-63C2及びSI-63C1は、DLS Tmによって測定されるように、類似の展開温度(SI-34C1よりも高い)を示した。
【0085】
実施例4:SI-63C2の結合特異性
【0086】
カニクイザルやアカゲザルなどの非ヒト霊長類(NHP)は、ヒトとの類似性、予測可能な代謝安定性、及び歴史的に確立された毒性プロファイルのため、現在、抗体医薬品開発のリスク評価データを提供するために必要である。NHPの使用を最小限に抑え、効率を上げるために、抗体医薬品候補は、高い標的特異性及び交差反応性を有する必要がある。CD19は汎B細胞マーカーであり、大部分の悪性B細胞によって発現される。CD19は、CD20と比較してB細胞の発生及び分化をより幅広くカバーする。CD20は、カニクイザルやアカゲザルなどのヒト及びNHP由来のリンパ球のもう1つの汎B細胞マーカーである。多くのマウス抗ヒトCD19抗体のうち、BU12はカニクイザル由来のBリンパ球とより低い結合親和性で交差反応することができる(Liu et al.,2016)。
【0087】
ヒト化によって交差反応性が変化するかどうかを判断するために、フローサイトメトリーを実行した。SI-63C2抗体を用いてヒト、カニクイザル及びアカゲザルにそれぞれ由来する末梢血単核細胞に結合した。前方散乱光と側方散乱光に基づいてリンパ球をゲートし、続いて前方散乱光シグナルの高さと面積の比率に基づいて単一細胞をゲートした。生CD20+B細胞及びCD20-リンパ球を、膜透過性アミン反応色素の排除及びCD20抗体(クローン2H7、Biolegend)の結合レベルに基づいてゲートする。標識抗体の結合は、蛍光複合体の発光チャネルの細胞集団の幾何平均蛍光強度(gMFI)として決定された。図4のヒストグラム分析に示すように、SI-63C2抗体は、ヒト、カニクイザル及びアカゲザルに由来のCD20+B細胞(4A)に結合するが、それらのCD20-リンパ球(4B)に結合しない。1群の抗CD19抗体(即ち、SJ25C、LT19、HIB19及び4G7)を比較したところ、SI-63C2及びその親抗体SI-63C1のみは、ヒト、カニクイザル及びアカゲザルに由来のCD20+B細胞に対して顕著な結合親和性を示した(図5)。これらのデータにより、ヒト、カニクイザル及びアカゲザルB細胞に対するSI-63C2の結合特異性が維持されるが、EC50で測定されたカニクイザルに対する交差反応性がヒトCD19に対する応答よりも低いままであることが確認された(表3)。
【0088】
実施例5:Hisタグ付きヒト化抗CD19scFvタンパク質
【0089】
ヒト化抗CD19結合ドメインをscFvユニットとして特徴付けるために、ヒト化抗CD19可変領域(H1)をコードするDNA配列を、scFvのC末端に残基GSHHHHHHを含むHisタグ付きscFv発現ベクターにクローニングした(配列番号41)。ExpiCHO発現システムを用いて、ヒト化抗CD19scFv-Hisタグ付きタンパク質を発現させ、プロテインLアフィニティークロマトグラフィーで精製し、SI-63R1と命名した。分析用SECからのデータは、SI-63R1が目的のタンパク質を70%含むことを示し、DLS熱安定性試験で測定されたSI-63R1の展開温度は58.8℃であった(図6)。
【0090】
オクテット結合アッセイによりSI-63R1の結合親和性を評価した。SI-63R1タンパク質を10ug/mlで共有結合によりAR2Gセンサーにロードし、連続希釈したHisタグ付きヒトCD19(200nMの最大濃度から1:2.5で希釈)に結合した。結果は、SI-63R1がヒトCD19に対して低ナノモル範囲で結合親和性を有することを示している(表2)。
【0091】
実施例6:ヒト化抗CD19scFvモノFc融合タンパク質
【0092】
すべてのヒト化ペプチドをさらにスクリーニングして比較するために、ヒト化CD19結合バリアント(H1、H2、H3、H4、H5及びH6)をコードするDNA配列をscFv-モノFcフォーマットに構成してクローニングした(Dimitrov et al.2012)(配列番号55、57、59、61、63、65)。ExpiCHO発現システムを用いて6つのヒト化抗CD19scFvモノFc融合タンパク質をそれぞれ発現させ、プロテインAアフィニティクロマトグラフィーにより精製した。それらをそれぞれSI-63SF1(H1)、SI-63SF2(H2)、SI-63SF4(H3)、SI-63SF5(H4)、SI-63SF6(H5)及びSI-63SF7(H6)と命名した。発現及び精製プロセス後、6つのタンパク質について(収量(力価)、純度(%HMW及びaSEC)、ヒトCD19に対する結合親和性(KD、Kon及びKdis)、熱安定性を含む)物理的特性を評価した。オクテットアッセイでは、scFv-モノFc融合タンパク質をAHCセンサーにより10ug/mlでロードし、連続希釈したHisタグ付きヒトCD19に結合し(200nMの最大濃度から1:2.5で希釈)、結果は1:1結合モデルにグローバルフィッティングした。DLS分析では、温度を0.5℃/分で25℃から75℃まで昇温させながらscFv-モノFc融合タンパク質(1mg/ml)の半径をWyatt DynaPro Plate Reader IIIでモニタリングした。分析SECプロファイルを図7に示し、すべての測定値を表4に示す。
【0093】
データは、SI-63SF5(H4)が51.8℃で最大のDLS融解温度(Tm)を有することを明らかにした(表4)。熱安定性が高いため、H4ペプチドを含むヒト化抗CD19可変領域を選択してGNC抗体プラットフォームでさらに調査した。
【0094】
実施例7:GNC抗体におけるヒト化抗CD19scFv又はFabドメイン
【0095】
ガイダンス・ナビゲーションコントロール(Guidance and Navigation Control(GNC))抗体は、少なくとも1つの標的細胞(腫瘍細胞、免疫細胞又は微生物細胞を含むが、これらに限定されない)によって発現される抗原に結合可能な多重特異性抗体、及び少なくとも1つのエフェクター細胞(免疫細胞など)によって発現される抗原(出願人の出願WO/2019/005642を参照;その全体が本明細書に組み込まれる)を指す。GNC抗体は、scFvとしても知られる1つ又は複数の一本鎖断片可変ドメインなどの抗体コアに様々な追加の結合ドメインが付着したFab及びFc領域の抗体構造を含む。GNC抗体は、腫瘍抗原を標的とし、免疫活性化受容体に関与し、僅かなコストで免疫エフェクター細胞に媒介される腫瘍の殺傷をダイレクトすることができる。例えば、四重特異的GNC(テトラGNC)抗体は、構造的及び機能的に多様であるが比較的独立した結合ドメインで望ましい多面的な効果を発揮することが示されている(出願人の出願WO/2019/191120を参照;その全体が本明細書に組み込まれる)。この文脈において、ヒト化抗CD19可変ドメインは、Fab又はscFvドメインのいずれかとして任意のGNC抗体に付加され得る。
【0096】
GNC抗体におけるヒト化CD19結合ドメインを特徴付けるために、H4及びH7をコードするDNA配列を構成し、それぞれGNC抗体フォーマットの5つのscFv位置の1つ及びFab位置にクローニングした(構成スキームを図8に示す)。変異R19S(Kabatナンバリング)をGNC軽鎖上のVH3含有scFvのヒト化(H4)VHドメインのFR1領域に選択的に組み込んだ(例えば、SI-55H11)。VH3含有scFvがGNC軽鎖に結合すると、VHドメインは、精製中にプロテインAレジンに結合し、軽鎖の単量体及び二量体の形成を引き起こすことで所望の重軽鎖ヘテロ四量体を汚染する可能性がある。VH3ファミリーメンバーのプロテインA結合を合理的に破壊するために、構造的なアプローチを採用して結合インターフェイスを中断した。結晶構造1DEE(Graille M.et al.Proc.Nat.Acad.Sci.2000.)は、VH3の残基R19(Kabatナンバリング)がプロテインAドメインDの2つの側鎖と直接接触することを示した。特に、Q32及びD36との接触を排除し、相互作用を大幅に弱めることができる。したがって、R19をセリンに変異させ、側鎖が短いため、これらの相互作用を形成しない。さらに、S19は他のVHファミリーメンバーに自然に存在し、他の置換よりも免疫原性が低い可能性があることを示唆している。1鎖あたり最大2つのVH3 scFvを含み得るヘキサGNCの場合、この変異は、所望の生成物の効率的な精製には特に重要である。
【0097】
表5には、SI-77H3のD1(配列番号67及び69)、SI-77H6のD2(Fab)(配列番号71、73)、SI-55H11のD6(配列番号75及び77)にヒト化CD19結合ドメインH4があるヘキサGNC抗体、及びSI-38P12のD6(配列番号87及び89)にヒト化CD19結合ドメインH4があるペンタGNC抗体が示される。これらのGNC抗体をコードする発現ベクターをExpiCHOシステムでトランスフェクトして発現させ、すべてのGNC抗体をプロテインAアフィニティークロマトグラフィーで精製した。力価及びaSECで測定した収量と純度の結果は、scFv又はFabのいずれかとしてヒト化CD19結合ドメインを有するGNC抗体が発現及び精製され得ることを示した(図9及び表6)。
【0098】
オクテット結合アッセイによりヒトCD19に対するヘキサ及びペンタGNC抗体の結合親和性を決定した。GNC抗体を、AHCセンサーを介して10ug/mlでロードし、連続希釈(200nMの最大濃度から1:2.5で希釈)又は100nMの単一濃度のHisタグ付きヒトCD19に結合した。得られた1:1結合モデルに対するグローバルフィッティングは、これらのGNC抗体が低ナノモル範囲の親和性でCD19に結合することを示した(表6)。
【0099】
実施例8:GNC抗体におけるヒト化CD19結合ドメインの位置効果
【0100】
ヒト及びカニクイザル由来の末梢血単核細胞(PBMC)を用いてヒト化CD19結合ドメインに媒介される抗体依存性細胞傷害を評価した。T細胞エンゲージャーをヒト又はカニクイザルのPBMCに添加し、5日間培養した。5日後、培養細胞を回収し、生存及び非生存CD20+B細胞の両方をFACSで計数した。生存シングルB細胞と生存全B細胞(シングレット、ダブレット、又はゲート内の他の細胞)の両方の分析をそれぞれ評価した。カウントビーズコントロールにおいてスパイクを用いて相対的な総細胞数を定量化する。この研究では、試験されるヘキサGNC抗体は、SI-77H3(D1にあるH4)、SI-77H6(D2にあるH7、即ちFab)、SI-55H11(D6にあるH4)を含み、対照は、Fab領域(D2)にヒトCD19結合ドメイン(21D4)があるテトラGNC抗体SI-38E17(配列番号79及び81)であった(表5)。
【0101】
FACSによる単一細胞分析では、非細胞溶解性複合体の形成に対するT細胞エンゲージャーの効果を見逃す傾向があり、ほとんどは単一細胞のゲートの外にあるようである。対照的に、ダブレット細胞を含む分析はより多くのイベントをカバーするため、細胞間相互作用に対する完全な理解を提供することができる。図10は、生存全B細胞のゲートを用いたADCC分析の結果を示す。対照抗体SI-38E17は、ヒトCD19に対して結合特異性を示したが、カニクイザルCD19に対して結合特異性を示さなかった。比較として、3つのヘキサGNC抗体はすべて、ヒト及びカニクイザルPBMCの両方に対して同様の応答を示した。予想外に、SI-77H6は、ヒト化CD19結合親和性の存在にもかかわらず、ADCCをヒト及びカニクイザルPBMCの両方に媒介しないようであった(表6)。表5に示すように、SI-77H6において、ヒト化CD19結合ドメインは、抗体-コア構造のFab領域であるのに対し、SI-77H3及びSI-55H11の両方において、ヒト化CD19結合ドメインは、抗体-コア構造に追加されたscFvドメインである。ヘキサGNC抗体は、少なくとも6つ結合特異性を有するため、インビボで少なくとも2つの異なるタイプの細胞に同時に結合することができ、これは、個々の結合ドメインの親和性を評価することとは異なる。観察されたこの位置と効果の相関関係は、GNC抗体におけるヒト化抗CD19Fabドメインの位置効果によって媒介される生物学的に異なる結果があること、及びSI-77H6が活性化T細胞と標的B細胞との間の細胞溶解性免疫シナプスの適切な形成をサポートできない可能性があることを示唆している。CD19は正常B細胞及び腫瘍性B細胞の両方で発現されるため、位置効果は、異なるタイプのがん(固形腫瘍及び液体腫瘍など)を治療するために各結合ドメインを割り当てる際に有用である可能性がある。例えば、SI-77H6様GNC抗体は、依然として高有効性で固形腫瘍を治療できながら、正常B細胞に対する細胞毒性が低い。他の実施例において、SI-77H6様GNC抗体は、他の腫瘍関連抗原に向けられた細胞溶解性相互作用におけるT細胞へのB細胞ヘルプの関与に役立つことができる。
【0102】
実施例9:ヒト化CD19結合ドメインを有するヘキサGNC抗体によるRTCC
【0103】
ヒト化CD19結合ドメインを有するヘキサGNC抗体の細胞毒性効果を実証するために、Raji細胞を用いてリダイレクトされたT細胞の細胞傷害(RTCC)の分析を実行した。リンパ芽球様細胞のRaji株は、バーキットリンパ腫に由来する。3つのヘキサGNC抗体はそれぞれ、EGFR、HER3、PD-L1などのCD19以外の複数の腫瘍抗原に結合できるため(表5)、mKate2蛍光タンパク質を発現するRaji細胞を、個々の腫瘍抗原に対する標識モノクローナル抗体で染色し、FACSで分析した。ヒストグラムの結果により、Raji細胞がCD19を発現し、EGFR、HER3又はPD-L1の発現が検出されないことが確認された(図11A)。
【0104】
T細胞エンゲージャータンパク質の存在下(濃度10nMから1fM)でmKate2蛍光タンパク質を発現するRaji細胞をヒトCD8T細胞(5つのT細胞/Raji細胞)と81時間共培養した(トリプリケート)。標的細胞の蛍光シグナルを特異的な細胞溶解の尺度として定量顕微鏡及び用量反応曲線(Graphpad Prism8を用いて5パラメーター非対称シグモイド非線形回帰及び最小二乗法によりモデリングしたもの)により評価した。図11Bに示すように、SI-55H11(EC50、2pM)、SI-77H3(EC50、8pM)及びSI-77H6(EC50、30pM)のそれぞれにおけるヒト化CD19結合ドメインは、腫瘍細胞の強力な細胞溶解を媒介し、SI-55H11の効力は、ヒト抗CD19抗体(21D4)であるSI-38E17(EC50、2pM)の効力と同じであった(表6)。SI-77H6は、効力が低下した非最適な細胞溶解を示した。この現象は、細胞溶解誘導なしで正常B細胞に結合するCD19の効果と並行する。SI-77H3は腫瘍細胞を完全に殺すことができたが、EC50は低下した。したがって、最適化構成及び処理条件(例えば、活性化T細胞と標的細胞の比率)下で、開示されたヒト化CD19結合ドメインは、カニクイザルCD19に対する交差反応性という付加特徴を有する多重特異性GNC抗体におけるヒトCD19結合ドメインと同じ効力を発揮することができる。
【0105】
本明細書の開示は、特定の実施形態又は実施例を参照して説明されたが、実施形態は例示であり、開示範囲はそのように限定されないことが理解されてもよい。本明細書の開示の代替の実施形態は、本明細書の開示が関係する当業者に明らかになり得る。そのような代替実施形態は、本明細書の開示の範囲内に包含されると見なされる。従って、本明細書の開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義され、前述の説明によってサポートされている。本明細書の開示において引用又は言及された全ての参考文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0106】
参考文献
1. Watkins MP, Bartlett NL. CD19-targeted immunotherapies for treatment of patients with non-Hodgkin B-cell lymphomas. Expert Opin Investig Drugs. 2018;27(7):601-611. doi:10.1080/13543784.2018.1492549.
2.(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5058631/.)
3. McDonagh, Charlotte et. Al. CD19 Binding agents and Uses Thereof. US 20090136526 A1.
4. Rao-Naik et. al. CD19 Antibodies and their uses. US 20090142349 A1.
5. Dimitrov et al. 2012: https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2017.01545/full.
6.(Graille M. et al. Proc. Nat. Acad. Sci. 2000.)
【0107】
【表1】
【0108】
【表2】
【0109】
【表3】
【0110】
【表4】
【0111】
【表5】
【0112】
【表6】
【0113】

>Sequence ID 1: Humanized Version 1(H1VH) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 26: BU12 VH: Mouse anti-CD19 VH Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 27: BU12 VL: Mouse anti-CD19 VL Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 28: BU12 VL: Mouse anti-CD19 VL Nucleotide Sequence
GAAAACGTGCTGACCCAGAGCCCGGCGATTATGAGCGCGAGCCCGGGCGAAAAAGTGACCATGACCTGCAGCGCGAGCAGCAGCGTGAGCTATATGCATTGGTATCAGCAGAAAAGCAGCACCAGCCCGAAACTGTGGATTTATGATACCAGCAAACTGGCGAGCGGCGTGCCGGGCCGCTTTAGCGGCAGCGGCAGCGGCAACAGCCATTTTCTGACCATTAGCAGCATGGAAGCGGAAGATGTGGCGACCTATTATTGCTTTCAGGGCAGCGTGTATCCGTTTACCTTTGGCAGCGGCACCAAACTGGAAATTAAA

>Sequence ID 29: 21D4 human antibody VH Amino Acid Sequence
EVQLVQSGAEVKKPGESLKISCKGSGYSFSSSWIGWVRQAPGKGLEWMGIIYPDDSDTRYSPSFQGQVTISADKSIRTAYLQWSSLKASDTAMYYCARHVTMIWGVIIDFWGQGTLVTVSS

>Sequence ID 30: 21D4 human antibody VH Nucleotide Sequence
GAGGTGCAGCTGGTGCAGTCTGGAGCAGAGGTGAAGAAACCAGGAGAGTCTCTGAAGATCTCCTGTAAGGGTTCTGGATACAGCTTTAGCAGTTCATGGATCGGCTGGGTGCGCCAGGCACCTGGGAAAGGCCTGGAATGGATGGGGATCATCTATCCTGATGACTCTGATACCAGATACAGTCCATCCTTCCAAGGCCAGGTCACCATCTCAGCCGACAAGTCCATCAGGACTGCCTACCTGCAGTGGAGTAGCCTGAAGGCCTCGGACACCGCTATGTATTACTGTGCGAGACATGTTACTATGATTTGGGGAGTTATTATTGACTTCTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCCTCA

>Sequence ID 31: 21D4 human antibody VL Amino Acid Sequence
AIQLTQSPSSLSASVGDRVTITCRASQGISSALAWYQQKPGKAPKLLIYDASSLESGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYCQQFNSYPFTFGPGTKVDIK

>Sequence ID 32: 21D4 human antibody VL Nucleotide Sequence
GCCATCCAGTTGACCCAGTCTCCATCCTCCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACTTGCCGGGCAAGTCAGGGCATTAGCAGTGCTTTAGCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCTCCTAAGCTCCTGATCTATGATGCCTCCAGTTTGGAAAGTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGATTTCACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGAAGATTTTGCAACTTATTACTGTCAACAGTTTAATAGTTACCCATTCACTTTCGGCCCTGGGACCAAAGTGGATATCAAA

>Sequence ID 33: SI-63C1 Heavy Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 34: SI-63C1 Heavy Chain Nucleotide Sequence
CAGGTGACCCTGAAAGAAAGCGGCCCGGGCATTCTGCAGCCGAGCCAGACCCTGAGCCTGACCTGCAGCTTTAGCGGCTTTAGCCTGAGCACCAGCGGCATGGGCGTGGGCTGGATTCGCCAGCCGAGCGGCAAAGGCCTGGAATGGCTGGCGCATATTTGGTGGGATGATGATAAACGCTATAACCCGGCGCTGAAAAGCCGCCTGACCATTAGCAAAGATACCAGCAGCAACCAGGTGTTTCTGAAAATTGCGAGCGTGGATACCGCGGATACCGCGGCGTATTATTGCGCGCGCATGGAACTGTGGAGCTATTATTTTGATTATTGGGGCCAGGGCACCACCCTGACCGTGAGCAGCGCTAGCACCAAGGGCCCATCTGTCTTCCCCCTGGCACCCTCCTCCAAGAGCACCTCTGGGGGCACAGCTGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCTGAACCTGTGACAGTGTCCTGGAACTCAGGAGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACATCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAAAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTCCTGTAGCAGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCCAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAA

>Sequence ID 35: SI-63C1 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 36: SI-63C1 Light Chain Nucleotide Sequence
GAAAACGTGCTGACCCAGAGCCCGGCGATTATGAGCGCGAGCCCGGGCGAAAAAGTGACCATGACCTGCAGCGCGAGCAGCAGCGTGAGCTATATGCATTGGTATCAGCAGAAAAGCAGCACCAGCCCGAAACTGTGGATTTATGATACCAGCAAACTGGCGAGCGGCGTGCCGGGCCGCTTTAGCGGCAGCGGCAGCGGCAACAGCCATTTTCTGACCATTAGCAGCATGGAAGCGGAAGATGTGGCGACCTATTATTGCTTTCAGGGCAGCGTGTATCCGTTTACCTTTGGCAGCGGCACCAAACTGGAAATTAAACGTACGGTGGCTGCACCATCTGTCTTCATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGT

>Sequence ID 37: SI-63C2 Heavy Chain Amino Acid Sequence
QVTLKESGPGLVQPGQTLRLTCAFSGFSLSTSGMGVGWIRQPPGKGLEWLAHIWWDDDKRYNPALKSRLTISKDTSKNQVYLQMNSLDAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYASTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSRDELTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK

>Sequence ID 38: SI-63C2 Heavy Chain Nucleotide Sequence
CAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTGTCCTCTGCTAGCACCAAGGGCCCATCTGTCTTCCCCCTGGCACCCTCCTCCAAGAGCACCTCTGGGGGCACAGCTGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCTGAACCTGTGACAGTGTCCTGGAACTCAGGAGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACATCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAAAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTCCTGTAGCAGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCCAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAA

>Sequence ID 39: SI-63C2 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 40: SI-63C2 Light Chain Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAATTGGAGATAAAGCGTACGGTGGCTGCACCATCTGTCTTCATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGT

>Sequence ID 41: SI-63R1 (H1 ScFv-His) Amino Acid Sequence ENVLTQSPASLSASPGERVTITCSASSSVSYMHWYQQKPGQAPKLWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGNDHTLTISSMEPEDFATYYCFQGSVYPFTFGQGTKLEIKGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSQVTLKESGPGLVQPGQTLRLTCAFSGFSLSTSGMGVGWIRQPPGKGLEWLAHIWWDDDKRYNPALKSRLTISKDTSKNQVYLQMNSLDAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSSGSHHHHHH

>Sequence ID 42: SI-63R1 (H1 ScFv-His) Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAATTGGAGATAAAGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGTGGATCCCATCATCACCATCACCATTGA

>Sequence ID 43: SI-63SV1 Amino Acid Sequence
ENVLTQSPASLSASPGERVTITCSASSSVSYMHWYQQKPGQAPKLWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGNDHTLTISSMEPEDFATYYCFQGSVYPFTFGQGTKLEIKGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSQVTLKESGPGLVQPGQTLRLTCAFSGFSLSTSGMGVGWIRQPPGKGLEWLAHIWWDDDKRYNPALKSRLTISKDTSKNQVYLQMNSLDAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSS

>Sequence ID 44: SI-63SV1 Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAATTGGAGATAAAGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 45: SI-63SV2 Amino Acid Sequence
ENVLTQSPASLSASPGERVTITCSASSSVSYMHWYQQKPGQAPKLWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGNDHTLTISSMEPEDFATYYCFQGSVYPFTFGQGTKITILGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSQVTLKESGPGLVQPGQTLRLTCAFSGFSLSTSGMGVGWIRQPPGKGLEWLAHIWWDDDKRYNPALKSRLTISKDTSKNQVYLQMNSLDAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSS

>Sequence ID 46: SI-63SV2 Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAATTACGATACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 47: SI-63SV3 Amino Acid Sequence
ENVLTQSPASLSASPGERVTITCSASSSVSYMHWYQQKPGQAPKLWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGNDHTLTISSMEPEDFATYYCFQGSVYPFTFGQGTKLTVLGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSQVTLKESGPGLVQPGQTLRLTCAFSGFSLSTSGMGVGWIRQPPGKGLEWLAHIWWDDDKRYNPALKSRLTISKDTSKNQVYLQMNSLDAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSS

>Sequence ID 48: SI-63SV3 Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAATTGACGGTACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 49: SI-63SV4 Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 50: SI-63SV4 Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAGTTACGGTACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 51: SI-63SV5 Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 52: SI-63SV5 Nucleic Acid Sequence
GAAATAGTGATGACGCAGTCACCTAGCACCCTTAGTGCTTCTGTAGGAGACAGGGTTATAATTACCTGCAGTGCTAGTTCCTCAGTGTCATACATGCACTGGTATCAGCAGAAACCGGGAAAAGCTCCAAAGCTGCTTATATACGACACGTCCAAATTGGCATCAGGTGTCCCCAGTCGATTTAGTGGCTCTGGCTCAGGGGCTGAATTTACGCTCACAATCTCCAGCCTCCAACCAGATGACTTCGCCACATACTACTGTTTTCAGGGCTCAGTGTATCCGTTTACTTTCGGCCAGGGGACAAAGTTGACTGTACTTGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGAGGTGCAACTTGTGGAAAGCGGCGGCGGGTTGGTGCAACCTGGCGGTTCACTTCGGCTCTCATGTGTGTTCAGTGGTTTTTCCCTTAGCACAAGCGGGATGGGTGTCGGGTGGGTCCGCCAAGCGCCTGGCAAAGGTCTGGAATGGGTTGGTCACATTTGGTGGGATGATGACAAAAGGTATAATCCCGCGCTGAAATCTAGATTTACTATTAGTCGGGATACGAGTAAGAACACGGTGTATCTGCAAATGAACAGTCTCAGGGCAGAGGATACAGCGGTATATTATTGTGCTCGAATGGAGCTGTGGTCTTACTATTTTGATTACTGGGGCCAGGGCACGTTGGTAACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 53: SI-63SV6 Amino Acid Sequence
EIVMTQSPSTLSASVGDRVIITCSASSSVSYMHWYQQKPGKAPKLLIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGAEFTLTISSLQPDDFATYYCFQGSVYPFTFGQGTKLTVLGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCSFSGFSLSTSGMGVGWVRQAPGKGLEWVGHIWWDDDKRYNPALKSRFTISRDTSKNTVYLQMNSLRAEDTAVYYCARMELWSYYFDYWGQGTLVTVSS

>Sequence ID 54: SI-63SV6 Nucleic Acid Sequence
GAAATAGTGATGACGCAGTCACCTAGCACCCTTAGTGCTTCTGTAGGAGACAGGGTTATAATTACCTGCAGTGCTAGTTCCTCAGTGTCATACATGCACTGGTATCAGCAGAAACCGGGAAAAGCTCCAAAGCTGCTTATATACGACACGTCCAAATTGGCATCAGGTGTCCCCAGTCGATTTAGTGGCTCTGGCTCAGGGGCTGAATTTACGCTCACAATCTCCAGCCTCCAACCAGATGACTTCGCCACATACTACTGTTTTCAGGGCTCAGTGTATCCGTTTACTTTCGGCCAGGGGACAAAGTTGACTGTACTTGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGAGGTGCAACTTGTGGAAAGCGGCGGCGGGTTGGTGCAACCTGGCGGTTCACTTCGGCTCTCATGTAGCTTCAGTGGTTTTTCCCTTAGCACAAGCGGGATGGGTGTCGGGTGGGTCCGCCAAGCGCCTGGCAAAGGTCTGGAATGGGTTGGTCACATTTGGTGGGATGATGACAAAAGGTATAATCCCGCGCTGAAATCTAGATTTACTATTAGTCGGGATACGAGTAAGAACACGGTGTATCTGCAAATGAACAGTCTCAGGGCAGAGGATACAGCGGTATATTATTGTGCTCGAATGGAGCTGTGGTCTTACTATTTTGATTACTGGGGCCAGGGCACGTTGGTAACGGTCTCGAGT

>Sequence ID 55: SI-63SF1 (H1 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 56: SI-63SF1 (H1 ScFv-monoFc) Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAATTGGAGATAAAGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT
GGGGGATCCTCTGGAAGTGGCTCCGGCAGCACTGGGCTCGTACCAAGGGGGTCCACATCCAGTAGCGGTACTGGCACATCCGCGGGAACCCCCGTCGCTGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCTAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGAGATGCCACGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGAAGCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCACCCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGCTCCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAAGGTTCAGGCCTGAACGATATTTTTGAAGCGCAGAAAATTGAATGGCATGAA

>Sequence ID 57: SI-63SF2 (H2 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 58: SI-63SF2 (H2 ScFv-monoFc) Nucleotide sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAATTACGATACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT GGGGGATCCTCTGGAAGTGGCTCCGGCAGCACTGGGCTCGTACCAAGGGGGTCCACATCCAGTAGCGGTACTGGCACATCCGCGGGAACCCCCGTCGCTGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCTAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGAGATGCCACGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGAAGCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCACCCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGCTCCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAAGGTTCAGGCCTGAACGATATTTTTGAAGCGCAGAAAATTGAATGGCATGAA

>Sequence ID 59: SI-63SF4 (H3 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 60: SI-63SF4 (H3 ScFv-monoFc) Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAACTTACGGTACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT
GGGGGATCCTCTGGAAGTGGCTCCGGCAGCACTGGGCTCGTACCAAGGGGGTCCACATCCAGTAGCGGTACTGGCACATCCGCGGGAACCCCCGTCGCTGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCTAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGAGATGCCACGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGAAGCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCACCCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGCTCCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAAGGTTCAGGCCTGAACGATATTTTTGAAGCGCAGAAAATTGAATGGCATGAA

>Sequence ID 61: SI-63SF5 (H4 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 62: SI-63SF5 (H4 ScFv-monoFc) Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAGTTACGGTACTGGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCGCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGT
GGGGGATCCTCTGGAAGTGGCTCCGGCAGCACTGGGCTCGTACCAAGGGGGTCCACATCCAGTAGCGGTACTGGCACATCCGCGGGAACCCCCGTCGCTGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACGCTAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGAGATGCCACGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGAAGCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCACCCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGCTCCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACACAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGCAAAGGTTCAGGCCTGAACGATATTTTTGAAGCGCAGAAAATTGAATGGCATGAA

>Sequence ID 63: SI-63SF6 (H5 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 64: SI-63SF6 (H5 ScFv-monoFc) Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 65: SI-63SF7 (H6 ScFv-monoFc) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 66: SI-63SF7 (H6 ScFv-monoFc) Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 67: SI-77H3 Heavy Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 68: SI-77H3 Heavy Chain Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAGTGACCGTCCTAGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGCCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCTCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCACAAGTACAGTTGCAGCAATCCGGTCCCGGTCTCGTCAAACCGAGTGAGACGCTTAGTATAACGTGTACTGTTTCAGGCTTTAGCCTTACGAACTATGGAGTTCACTGGATTCGGCAGGCACCCGGCAAATGTTTGGAATGGCTGGGTGTTATTTGGTCAGGTGGAAATACAGACTATAACACCCCCTTTACAAGTCGGTTCACAATTACGAAAGATAATTCCAAAAATCAAGTTTATTTCAAGTTGAGATCCGTCCGCGCGGACGACACTGCGATCTACTATTGTGCGAGGGCACTGACCTACTACGATTACGAATTTGCGTATTGGGGGCAAGGGACTCTTGTAACAGTCTCCAGTGCTAGCACCAAGGGCCCATCGGTCTTCCCCCTGGCACCCTCCTCCAAGAGCACCTCTGGGGGCACAGCGGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCCGAACCGGTGACGGTGTCGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACATCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAGAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTGAAGCCGCGGGGGCACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACAACAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCGCGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTATAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACGCAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCCGAGGTGCAGCTGTTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTACAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCTCCTTCAGTAGCGGGTACGACATGTGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGATCGCATGCATTGCTGCTGGTAGTGCTGGTATCACTTACGACGCGAACTGGGCGAAAGGCCGGTTCACCATCTCCAGAGACAATTCCAAGAACACGCTGTATCTGCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCCGTATATTACTGTGCGAGATCGGCGTTTTCGTTCGACTACGCCATGGACCTCTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTGTCGAGCGGTGGAGGCGGATCTGGCGGAGGTGGTTCCGGCGGTGGCGGCTCCGGTGGAGGCGGCTCTGACATCCAGATGACCCAGTCTCCTTCCACCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACTTGCCAGGCCAGTCAGAGCATTAGTTCCCACTTAAACTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATAAGGCATCCACTCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGAATTTACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGATGATTTTGCAACTTATTACTGCCAACAGGGTTATAGTTGGGGTAATGTTGATAATGTTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAAGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGCTCCGGACGGTCGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTCCAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTACTGCCTCTGGATTCACCATCAGTAGCTACCACATGCAGTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTACATCGGAACCATTAGTAGTGGTGGTAATGTATACTACGCAAGCTCCGCTAGAGGCAGATTCACCATCTCCAGACCCTCGTCCAAGAACACGGTGGATCTTCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGAGAGACTCTGGTTATAGTGATCCTATGTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCTTCAGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGACGTTGTGATGACCCAGTCTCCATCTTCCGTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACCTGTCAGGCCAGTCAGAACATTAGGACTTACTTATCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATGCTGCAGCCAATCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGATTTCACTCTCACCATCAGCGACCTGGAGCCTGGCGATGCTGCAACTTACTATTGTCAGTCTACCTATCTTGGTACTGATTATGTTGGCGGTGCTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAATGA

>Sequence ID 69: SI-77H3 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 70: SI-77H3 Light Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 71: SI-77H6 Heavy Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 72: SI-77H6 Heavy Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 73: SI-77H6 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 74: SI-77H6 Light Chain Nucleotide sequence
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>Sequence ID 75: SI-55H11 Heavy Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 76: SI-55H11 Heavy Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 77: SI-55H11 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 78: SI-55H11 Light Chain Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGCAGGGGACAAAAGTGACCGTCCTAGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCACAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGCCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAAGGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCTCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTCTCGAGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCAGACGTCGTGATGACCCAGTCTCCTTCCACCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCAATTGCCAAGCCAGTGAGAGCATTAGCAGTTGGTTAGCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATGAAGCATCCAAACTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGAATTTACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGATGATTTTGCAACTTATTACTGCCAAGGCTATTTTTATTTTATTAGTCGTACTTATGTAAATTCTTTCGGCTGTGGGACCAAGGTGGAGATCAAACGTACGGTGGCTGCACCATCTGTCTTCATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGTGGCGGTGGCGGTAGCGGTGGCGGCGGAAGTGGTGGCGGAGGATCCCAGTCTGCCCTGACTCAGCCTGCCTCCGTGTCTGGGTCTCCTGGACAGTCGATCACCATCTCCTGCACTGGAACCAGCAGTGACGTTGGTGGTTATAACTTTGTCTCCTGGTACCAACAACACCCAGGCAAAGCCCCCAAACTCATGATCTATGATGTCAGTGATCGGCCCTCAGGGGTGTCTGATCGCTTCTCCGGCTCCAAGTCTGGCAACACGGCCTCCCTGATCATCTCTGGCCTCCAGGCTGACGACGAGGCTGATTATTACTGCAGCTCATATGGGAGCAGCAGCACTCATGTGATTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGACCGTCCTAGGTGGAGGCGGTTCAGGCGGAGGTGGTTCCGGCGGTGGCGGCTCCGGTGGAGGCGGCTCTCAGGTGCAATTGCAGGAGTCGGGGGGAGGCCTGGTCAAGCCTGGAGGGTCCCTGAGTCTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCACCTTTAGTAGTTATTGGATGAGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGGTGGCCAACATAAACCGCGATGGAAGTGCGAGTTACTATGTGGACTCTGTGAAGGGCCGATTCACCATCTCCAGAGACGACGCCAAGAACTCACTGTATCTGCAAATGAACAGCCTGAGAGCTGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGAGAGATCGTGGGGTGGGCTACTTCGATCTCTGGGGCCGTGGCACCCTGGTCACCGTCTCTAGCTGA

>Sequence ID 79: SI-38E17 Heavy Chain Amino Acid Sequence
DVVMTQSPSTLSASVGDRVTINCQASESISSWLAWYQQKPGKAPKLLIYEASKLASGVPSRFSGSGSGTEFTLTISSLQPDDFATYYCQGYFYFISRTYVNSFGGGTKVEIKGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTISTNAMSWVRQAPGKGLEWIGVITGRDITYYASWAKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCARDGGSSAITSNNIWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSEVQLVQSGAEVKKPGESLKISCKGSGYSFSSSWIGWVRQAPGKGLEWMGIIYPDDSDTRYSPSFQGQVTISADKSIRTAYLQWSSLKASDTAMYYCARHVTMIWGVIIDFWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKRVEPKSCDKTHTCPPCPAPEAAGAPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCAVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSRDELTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSGGGGSEVQLLESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFSFSSGYDMCWVRQAPGKGLEWIACIAAGSAGITYDANWAKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCARSAFSFDYAMDLWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSDIQMTQSPSTLSASVGDRVTITCQASQSISSHLNWYQQKPGKAPKLLIYKASTLASGVPSRFSGSGSGTEFTLTISSLQPDDFATYYCQQGYSWGNVDNVFGGGTKVEIKGGGGSGGGGSRSLVESGGGLVQPGGSLRLSCTASGFTISSYHMQWVRQAPGKGLEYIGTISSGGNVYYASSARGRFTISRPSSKNTVDLQMNSLRAEDTAVYYCARDSGYSDPMWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSDVVMTQSPSSVSASVGDRVTITCQASQNIRTYLSWYQQKPGKAPKLLIYAAANLASGVPSRFSGSGSGTDFTLTISDLEPGDAATYYCQSTYLGTDYVGGAFGGGTKVEIK

>Sequence ID 80: SI-38E17 Heavy Chain Amino Acid Sequence
GACGTCGTGATGACCCAGTCTCCTTCCACCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCAATTGCCAAGCCAGTGAGAGCATTAGCAGTTGGTTAGCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATGAAGCATCCAAACTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGAGTTCACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGATGATTTTGCAACTTATTACTGCCAAGGCTATTTTTATTTTATTAGTCGTACTTATGTAAATTCTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAAGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTCCAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCACCATCAGTACCAATGCAATGAGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGATCGGAGTCATTACTGGTCGTGATATCACATACTACGCGAGCTGGGCGAAAGGCAGATTCACCATCTCCAGAGACAATTCCAAGAACACGCTGTATCTTCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGCGCGACGGTGGATCATCTGCTATTACTAGTAACAACATTTGGGGCCAAGGAACTCTGGTCACCGTTTCTTCAGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCCGAGGTGCAGCTGGTGCAGTCTGGAGCAGAGGTGAAGAAACCAGGAGAGTCTCTGAAGATCTCCTGTAAGGGTTCTGGATACAGCTTTAGCAGTTCATGGATCGGCTGGGTGCGCCAGGCACCTGGGAAAGGCCTGGAATGGATGGGGATCATCTATCCTGATGACTCTGATACCAGATACAGTCCATCCTTCCAAGGCCAGGTCACCATCTCAGCCGACAAGTCCATCAGGACTGCCTACCTGCAGTGGAGTAGCCTGAAGGCCTCGGACACCGCTATGTATTACTGTGCGAGACATGTTACTATGATTTGGGGAGTTATTATTGACTTCTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCCTCAGCTAGCACCAAGGGCCCATCGGTCTTCCCCCTGGCACCCTCCTCCAAGAGCACCTCTGGGGGCACAGCGGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCCGAACCGGTGACGGTGTCGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACATCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAGAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTGAAGCCGCGGGGGCACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACAACAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCGCGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTATACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTATAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACGCAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCCGAGGTGCAGCTGTTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTACAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCTCCTTCAGTAGCGGGTACGACATGTGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGATCGCATGCATTGCTGCTGGTAGTGCTGGTATCACTTACGACGCGAACTGGGCGAAAGGCCGGTTCACCATCTCCAGAGACAATTCCAAGAACACGCTGTATCTGCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCCGTATATTACTGTGCGAGATCGGCGTTTTCGTTCGACTACGCCATGGACCTCTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCGAGCGGTGGAGGCGGATCTGGCGGAGGTGGTTCCGGCGGTGGCGGCTCCGGTGGAGGCGGCTCTGACATCCAGATGACCCAGTCTCCTTCCACCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACTTGCCAGGCCAGTCAGAGCATTAGTTCCCACTTAAACTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATAAGGCATCCACTCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGAATTTACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGATGATTTTGCAACTTATTACTGCCAACAGGGTTATAGTTGGGGTAATGTTGATAATGTTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAAGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCCCGGTCGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTCCAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTACAGCCTCTGGATTCACCATCAGTAGCTACCACATGCAGTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTACATCGGAACCATTAGTAGTGGTGGTAATGTATACTACGCGAGCTCCGCGAGAGGCAGATTCACCATCTCCAGACCCTCGTCCAAGAACACGGTGGATCTTCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGAGAGACTCTGGTTATAGTGATCCTATGTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCGAGCGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGACGTTGTGATGACCCAGTCTCCATCTTCCGTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACCTGTCAGGCCAGTCAGAACATTAGGACTTACTTATCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATGCTGCAGCCAATCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGATTTCACTCTCACCATCAGCGACCTGGAGCCTGGCGATGCTGCAACTTACTATTGTCAGTCTACCTATCTTGGTACTGATTATGTTGGCGGTGCTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAA

>Sequence ID 81: SI-38E17 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 82: SI-38E17 Light Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 83: SI-34C1 Heavy Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 84: SI-34C1 Heavy Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 85: SI-34C1 Light Chain Amino Acid Sequence
AIQLTQSPSSLSASVGDRVTITCRASQGISSALAWYQQKPGKAPKLLIYDASSLESGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYCQQFNSYPFTFGPGTKVDIKRTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASVVCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC

>Sequence ID 86: SI-34C1 Light Chain Nucleotide Sequence
GCCATCCAGTTGACCCAGTCTCCATCCTCCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACTTGCCGGGCAAGTCAGGGCATTAGCAGTGCTTTAGCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCTCCTAAGCTCCTGATCTATGATGCCTCCAGTTTGGAAAGTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGATTTCACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGAAGATTTTGCAACTTATTACTGTCAACAGTTTAATAGTTACCCATTCACTTTCGGCCCTGGGACCAAAGTGGATATCAAACGTACGGTGGCTGCACCATCTGTCTTCATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGT

>Sequence ID 87: SI-38P12 Heavy Chain Amino Acid Sequence
QIVLSQSPAILSASPGEKVTMTCRASSSVSYIHWFQQKPGSSPKPWIYATSNLASGVPVRFSGSGSGTSYSLTISRVEAEDAATYYCQQWTSNPPTFGGGTKLTVLGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSQVQLQQPGAELVKPGASVKMSCKASGYTFTSYNMHWVKQTPGRGLEWIGAIYPGNGDTSYNQKFKGKATLTADKSSSTAYMQLSSLTSEDSAVYYCARSTYYGGDWYFNVWGAGTTVTVSSGGGGSGGGGSEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFTISTNAMSWVRQAPGKGLEWIGVITGRDITYYASWAKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCARDGGSSAITSNNIWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKRVEPKSCDKTHTCPPCPAPEAAGAPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCAVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSRDELTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSGGGGSEVQLLESGGGLVQPGGSLRLSCAASGFSFSSGYDMCWVRQAPGKGLEWIACIAAGSAGITYDANWAKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCARSAFSFDYAMDLWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSDIQMTQSPSTLSASVGDRVTITCQASQSISSHLNWYQQKPGKAPKLLIYKASTLASGVPSRFSGSGSGTEFTLTISSLQPDDFATYYCQQGYSWGNVDNVFGGGTKVEIKGGGGSGGGGSGRSLVESGGGLVQPGGSLRLSCTASGFTISSYHMQWVRQAPGKGLEYIGTISSGGNVYYASSARGRFTISRPSSKNTVDLQMNSLRAEDTAVYYCARDSGYSDPMWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSDVVMTQSPSSVSASVGDRVTITCQASQNIRTYLSWYQQKPGKAPKLLIYAAANLASGVPSRFSGSGSGTDFTLTISDLEPGDAATYYCQSTYLGTDYVGGAFGGGTKVEIK

>Sequence ID 88: SI-38P12 Heavy Chain Nucleotide Sequence
CAGATCGTGCTGAGCCAGAGCCCCGCCATCCTGAGCGCCAGCCCCGGCGAGAAGGTGACCATGACCTGCCGGGCCAGCAGCAGCGTGAGCTACATCCACTGGTTCCAGCAGAAGCCCGGCAGCAGCCCCAAGCCCTGGATCTACGCCACCAGCAACCTGGCCAGCGGCGTGCCCGTGCGGTTCAGCGGCAGCGGCAGCGGCACCAGCTACAGCCTGACCATCAGCCGGGTGGAGGCCGAGGACGCCGCCACCTACTACTGCCAGCAGTGGACCAGCAACCCCCCCACCTTCGGCGGCGGCACCAAGCTGACCGTGCTGGGTGGTGGTGGCTCTGGAGGAGGCGGGAGCGGGGGTGGTGGCTCAGGTGGTGGAGGTTCCCAGGTGCAGCTGCAGCAGCCCGGCGCCGAGCTGGTGAAGCCCGGCGCCAGCGTGAAGATGAGCTGCAAGGCCAGCGGCTACACCTTCACCAGCTACAACATGCACTGGGTGAAGCAGACCCCCGGCCGGGGCCTGGAGTGGATCGGCGCCATCTACCCCGGCAACGGCGACACCAGCTACAACCAGAAGTTCAAGGGCAAGGCCACCCTGACCGCCGACAAGAGCAGCAGCACCGCCTACATGCAGCTGAGCAGCCTGACCAGCGAGGACAGCGCCGTGTACTACTGCGCCCGGAGCACCTACTACGGCGGCGACTGGTACTTCAACGTGTGGGGCGCCGGCACCACCGTGACCGTCTCGAGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCAGAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTCCAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCACCATCAGTACCAATGCAATGAGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGATCGGAGTCATTACTGGTCGTGATATCACATACTACGCGAGCTGGGCGAAAGGCAGATTCACCATCTCCAGAGACAATTCCAAGAACACGCTGTATCTTCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGAGAGACGGTGGTTCTTCTGCTATTACTAGTAACAACATTTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTGTCCTCAGCTAGCACCAAGGGCCCATCGGTCTTCCCCCTGGCACCCTCCTCCAAGAGCACCTCTGGGGGCACAGCGGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCCGAACCGGTGACGGTGTCGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACATCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAGAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTGAAGCCGCGGGGGCACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACAACAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCGCGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTATAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGCTCTGCACAACCACTACACGCAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGTGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGATCCGAGGTGCAGCTGTTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTACAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTGCAGCCTCTGGATTCTCCTTCAGTAGCGGGTACGACATGTGCTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTGGATCGCATGCATTGCTGCTGGTAGTGCTGGTATCACTTACGACGCGAACTGGGCGAAAGGCCGGTTCACCATCTCCAGAGACAATTCCAAGAACACGCTGTATCTGCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCCGTATATTACTGTGCGAGATCGGCGTTTTCGTTCGACTACGCCATGGACCTCTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTGTCGAGCGGTGGAGGCGGATCTGGCGGAGGTGGTTCCGGCGGTGGCGGCTCCGGTGGAGGCGGCTCTGACATCCAGATGACCCAGTCTCCTTCCACCCTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACTTGCCAGGCCAGTCAGAGCATTAGTTCCCACTTAAACTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATAAGGCATCCACTCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGAATTTACTCTCACCATCAGCAGCCTGCAGCCTGATGATTTTGCAACTTATTACTGCCAACAGGGTTATAGTTGGGGTAATGTTGATAATGTTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAAGGCGGTGGAGGGTCCGGCGGTGGTGGCTCCGGACGGTCGCTGGTGGAGTCTGGGGGAGGCTTGGTCCAGCCTGGGGGGTCCCTGAGACTCTCCTGTACTGCCTCTGGATTCACCATCAGTAGCTACCACATGCAGTGGGTCCGCCAGGCTCCAGGGAAGGGGCTGGAGTACATCGGAACCATTAGTAGTGGTGGTAATGTATACTACGCAAGCTCCGCTAGAGGCAGATTCACCATCTCCAGACCCTCGTCCAAGAACACGGTGGATCTTCAAATGAACAGCCTGAGAGCCGAGGACACGGCTGTGTATTACTGTGCGAGAGACTCTGGTTATAGTGATCCTATGTGGGGCCAGGGAACCCTGGTCACCGTCTCTTCAGGCGGTGGCGGTAGTGGGGGAGGCGGTTCTGGCGGCGGAGGGTCCGGCGGTGGAGGATCAGACGTTGTGATGACCCAGTCTCCATCTTCCGTGTCTGCATCTGTAGGAGACAGAGTCACCATCACCTGTCAGGCCAGTCAGAACATTAGGACTTACTTATCCTGGTATCAGCAGAAACCAGGGAAAGCCCCTAAGCTCCTGATCTATGCTGCAGCCAATCTGGCATCTGGGGTCCCATCAAGGTTCAGCGGCAGTGGATCTGGGACAGATTTCACTCTCACCATCAGCGACCTGGAGCCTGGCGATGCTGCAACTTACTATTGTCAGTCTACCTATCTTGGTACTGATTATGTTGGCGGTGCTTTCGGCGGAGGGACCAAGGTGGAGATCAAATGA

>Sequence ID 89: SI-38P12 Light Chain Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 90: SI-38P12 Light Chain Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 91: Humanized Version 7(H7VH) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 92: Humanized Version 7(H7VH) Nucleotide Sequence
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>Sequence ID 93: Humanized Version 7(H7VL) Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 94: Humanized Version 7(H7VL) Nucleotide Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGTGTGGGACAAAAGTGGAGATCAAG

>Sequence ID 95: SI-63SV7 Amino Acid Sequence
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>Sequence ID 96: SI-63SV7 Nucleic Acid Sequence
GAAAATGTATTGACACAGAGCCCCGCCTCCCTCAGTGCCTCACCTGGGGAAAGGGTAACTATCACTTGCTCTGCATCAAGCAGCGTCTCATACATGCATTGGTATCAACAAAAGCCTGGACAGGCCCCCAAGCTCTGGATATACGATACGAGCAAGCTGGCTTCCGGCGTACCTAGCCGCTTCAGTGGTTCCGGCTCAGGCAACGATCACACCCTTACGATTTCCAGTATGGAACCCGAAGATTTTGCAACTTATTATTGTTTCCAGGGGAGCGTGTACCCATTCACTTTCGGGTGTGGGACAAAAGTGGAGATCAAGGGTGGCGGAGGCAGTGGTGGCGGGGGCAGCGGAGGTGGTGGTTCAGGGGGTGGTGGGAGCCAGGTCACATTGAAGGAATCTGGCCCCGGCCTTGTTCAGCCAGGACAGACCCTTAGGCTCACCTGTGCCTTCAGTGGTTTTTCTCTTAGCACTAGCGGTATGGGGGTCGGCTGGATTCGGCAGCCTCCCGGCAAATGTCTTGAGTGGTTGGCTCACATTTGGTGGGACGACGACAAACGGTATAATCCTGCCTTGAAAAGTCGGCTGACCATTAGTAAGGATACCTCAAAAAATCAAGTGTACTTGCAAATGAATAGCCTTGACGCCGAGGATACGGCTGTATATTATTGCGCTCGGATGGAACTCTGGTCTTACTACTTTGATTATTGGGGGCAGGGGACTCTCGTCACGGTGTCGAGT
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9
図10A
図10B
図11A
図11B
【配列表】
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