(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-27
(45)【発行日】2025-03-07
(54)【発明の名称】AIを使用した新規プレーヤ向けの自動武器選択
(51)【国際特許分類】
A63F 13/5375 20140101AFI20250228BHJP
A63F 13/30 20140101ALI20250228BHJP
A63F 13/79 20140101ALI20250228BHJP
【FI】
A63F13/5375
A63F13/30
A63F13/79
(21)【出願番号】P 2022543510
(86)(22)【出願日】2021-01-26
(86)【国際出願番号】 US2021015047
(87)【国際公開番号】W WO2021158391
(87)【国際公開日】2021-08-12
【審査請求日】2022-07-15
【審判番号】
【審判請求日】2023-11-13
(32)【優先日】2020-02-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】310021766
【氏名又は名称】株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【氏名又は名称】森下 賢樹
(72)【発明者】
【氏名】カウシィク、ラクシュミシュ
【合議体】
【審判長】長井 真一
【審判官】澤田 真治
【審判官】▲高▼橋 祐介
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0329138(US,A1)
【文献】特開2015-8902(JP,A)
【文献】特開2019-80595(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F13/00-13/98
A63F9/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、コンピュータが、
少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの記録されたビデオの画像分析を使用して前記少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの前記記録されたビデオを分析し、前記記録されたビデオを分析することに基づいて成功したプレイを識別することであって、前記成功したプレイは、画像認識を使用して、前記少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの成功したプレーヤによって選択及び使用された道具を識別することに少なくとも部分的に基づく、ことと、
前記記録されたビデオを分析して成功したプレイを識別することに基づいて、シミュレーションプレイに関して少なくとも1つのディスプレイで少なくとも1つのプレーヤに推奨事項を提示することと
を含む、前記方法。
【請求項2】
前記推奨事項が視覚的である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記推奨事項が聴覚的である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
少なくとも1つのユーザーインターフェース(UI)から経験の浅いの選択を受け取ることにより、少なくとも部分的に、前記プレーヤを、支援を必要とするとして識別することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
シミュレーションコントローラから入力された少なくともいくつかのシミュレーションコマンドを分析することにより、少なくとも部分的に、前記プレーヤを、支援を必要とするとして識別することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記推奨事項が、使用する道具に関する推奨事項を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記道具が仮想武器を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記道具が仮想車両を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記推奨事項が、前記シミュレーションでエミュレートされた目的地に進む少なくとも1つの命令を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
装置であって、
コンピュータシミュレーションのプレーヤを第1の特徴を有するとして識別
することと、
少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの記録されたビデオの画像分析を使用して前記少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの前記記録されたビデオを分析し、前記記録されたビデオを分析することに基づいて成功したプレイを識別することであって、前記成功したプレイは、画像認識を使用して、前記少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの成功したプレーヤによって選択及び使用された道具を識別することに少なくとも部分的に基づく、ことと、
前記プレーヤを、
前記第1の特徴を有するとして識別することに応えて、
前記記録されたビデオを分析して成功したプレイを識別することに基づいて、少なくとも1つの提示装置を使用して前記プレーヤに前記シミュレーションをプレイする際に音声及び/またはビデオのヘルプを提供する
ことと、
を
実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える、前記装置。
【請求項11】
前記第1の特徴が、前記コンピュータシミュレーションをプレイする際の経験不足を含む、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記ヘルプが、前記プレーヤが前記シミュレーションで選択すべきである仮想の道具に関する少なくとも1つの推奨事項を含む、請求項10に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、一般に、コンピュータ技術に必然的に根差し、具体的な技術的改善をもたらす、技術的に独創的で非定型的な解決策に関する。
【0002】
本明細書で理解されるように、コンピュータゲーム等のコンピュータシミュレーションのプレーヤは、多くの場合、ゲームで使用するための仮想武器を選択することを課されている。本明細書でさらに理解されるように、経験の浅いプレーヤは、多くの場合最適な選択を行わず、不満につながる。
【発明の概要】
【0003】
したがって、システムは少なくとも1つのコンピュータシミュレーションコントローラと、少なくとも1つのディスプレイに提示されるコンピュータシミュレーションの提示を制御するためにコンピュータシミュレーションコントローラから入力を受信するように構成された少なくとも1つのコンピュータシミュレーションソースを含む。コンピュータシミュレーションソースは、少なくとも1つのプロセッサ、及びプロセッサがアクセス可能な少なくとも1つのストレージを含み、少なくとも1つの以前にプレイされたシミュレーションの中で、シミュレーションプレイに関して少なくとも第1の成功したプレイを識別するためにプロセッサによって実行可能な命令を有する。命令は、成功したプレイ中に使用された少なくとも1つの仮想の道具を識別し、コンピュータシミュレーションの第2のプレーヤに道具の推奨事項を提示するために実行可能である。
【0004】
コンピュータシミュレーションソースは、コンピュータネットワークを介してコンピュータシミュレーションコントローラと通信するネットワークサーバ、及び/またはコンピュータシミュレーションコントローラと直接通信するコンピュータゲームコンソールを含み得る。
【0005】
いくつかの例では、命令は、以前にプレイされたシミュレーションの画像を処理する少なくとも1つの機械学習アルゴリズムを少なくとも部分的に使用して、仮想の道具を識別するために実行可能である。非限定的な実施形態では、命令は、第2のプレーヤに関する情報を処理する少なくとも1つの機械学習アルゴリズムを少なくとも部分的に使用して、第2のプレーヤを、推奨事項を必要とする経験の浅いプレーヤとして識別するために実行可能である。仮想の道具は、仮想武器または仮想車両を含み得る。命令は、仮想の道具を巧みに使うための手を第2のプレーヤに推奨するために実行可能であり得る。
【0006】
別の態様では、方法は、コンピュータシミュレーションのプレーヤを、シミュレーションをプレイする際に支援を必要とするとして識別することと、プレーヤを、支援を必要とするとして識別することに応えて、シミュレーションプレイに関して少なくとも1つのディスプレイでプレーヤに推奨事項を提示することとを含む。
【0007】
方法の非限定的な例では、推奨事項は視覚的及び/または聴覚的であってよい。いくつかの実施形態では、プレーヤを、支援を必要とするとして識別することは、少なくとも1つのユーザーインターフェース(UI)から経験の浅いの選択を受け取ることを含み得る。他の実施形態では、プレーヤを、支援を必要とするとして識別することは、シミュレーションコントローラから入力された少なくともいくつかのシミュレーションコマンドを分析することを含むことができる
【0008】
例では、推奨事項は、仮想武器または仮想車両等、使用する道具に関する推奨事項を含むことができる。推奨事項は、シミュレーションでエミュレートされた目的地に進む少なくとも1つの命令を含み得る。
【0009】
別の態様では、装置は、少なくとも1つのコンピュータストレージを含み、少なくとも1つのコンピュータストレージは、一時的な信号ではなく、次に、コンピュータシミュレーションのプレーヤを第1の特徴を有するとして識別し、プレーヤを第1の特徴を有するとして識別することに応えて、少なくとも1つのディスプレイを使用してプレーヤにシミュレーションをプレイする際に音声及び/またはビデオのヘルプを提供する、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含む。
【0010】
本願の詳細は、その構造及び動作の両方に関して、添付図面を参照して最もよく理解することができ、図面中、同様の参照番号は同様の部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本原理に従った例を含む例示的なシステムのブロック図である。
【
図2】シミュレーションプレーヤが、自分が経験が浅いかどうかを示すことを可能にする例示的なユーザーインターフェース(UI)のスクリーンショットである。
【
図3】ゲームプレイに基づいて、プレーヤが経験が浅いかどうかを識別するための例示的なロジックのフローチャートである。
【
図4】本原理と一致する道具及びアクションを推奨するための例示的なロジックのフローチャートである。
【
図5】本原理と一致する道具及びアクションを推奨するための例示的なロジックのフローチャートである。
【
図6】シミュレーションプレイ中の例示的な推奨画面のスクリーンショットである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示は、概して、コンピュータゲームネットワーク及びスタンドアロンコンピュータシミュレーションシステム等のコンピュータシミュレーションネットワークであるが、これらに限定されない、家電製品(CE)デバイスネットワークの態様を含むコンピュータエコシステムに関する。本明細書のシステムは、クライアントコンポーネントとサーバコンポーネントとの間でデータが交換され得るようにネットワークを介して接続されたサーバコンポーネント及びクライアントコンポーネントを含み得る。クライアントコンポーネントは、Sony PlayStation(登録商標)等のゲームコンソールまたはMicrosoft(登録商標)もしくはNintendo(登録商標)もしくは他の製造者によって作成されたゲームコンソール、仮想現実(VR)ヘッドセット、拡張現実(AR)ヘッドセット、ポータブルテレビ(例えば、スマートテレビ、インターネット対応テレビ)、ラップトップ及びタブレットコンピュータ等のポータブルコンピュータ、ならびにスマートフォン及び以下に説明される追加の例を含む他のモバイルデバイスを含む、1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含み得る。これらのクライアントデバイスは、様々な動作環境で動作し得る。例えば、クライアントコンピュータの一部は、例として、Linux(登録商標)オペレーティングシステム、Microsoft(登録商標)のオペレーティングシステム、またはUnix(登録商標)オペレーティングシステム、またはApple(登録商標) ComputerもしくはGoogle(登録商標)によって製造されたオペレーティングシステムを使用し得る。これらの動作環境を使用して、Microsoft(登録商標)もしくはGoogle(登録商標)もしくはMozilla(登録商標)によって作成されたブラウザ、または以下に説明されるインターネットサーバによってホストされるウェブサイトにアクセスできる他のブラウザプログラム等の1つ以上の閲覧プログラムを実行し得る。また、1つまたは複数のコンピュータゲームプログラムを実行するために、本原理による動作環境が使用され得る。
【0013】
サーバ及び/またはゲートウェイは、インターネット等のネットワークを介してデータの受信及び送信を行うようにサーバを構成する命令を実行する1つ以上のプロセッサを含み得る。あるいは、クライアント及びサーバは、ローカルイントラネットまたは仮想プライベートネットワークを介して接続することができる。サーバまたはコントローラは、Sony PlayStation(登録商標)等のゲームコンソール、パーソナルコンピュータ等によってインスタンス化され得る。
【0014】
情報は、クライアントとサーバとの間でネットワークを介して交換され得る。この目的のために及びセキュリティのために、サーバ及び/またはクライアントは、ファイアウォール、ロードバランサ、テンポラリストレージ、及びプロキシ、ならびに信頼性及びセキュリティのための他のネットワークインフラストラクチャを含み得る。1つ以上のサーバは、ネットワークメンバーにオンラインソーシャルウェブサイト等の安全なコミュニティを提供する方法を実装する装置を形成し得る。
【0015】
本明細書で使用される場合、命令は、システムにおいて情報を処理するためにコンピュータにより実施されるステップを指す。命令は、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアに実装することができ、システムのコンポーネントによって実施される任意のタイプのプログラムされたステップを含む。
【0016】
プロセッサは、アドレスライン、データライン、及び制御ライン等の様々なライン、ならびにレジスタ及びシフトレジスタによってロジックを実行できる任意の従来の汎用シングルチッププロセッサまたは汎用マルチチッププロセッサであってよい。
【0017】
本明細書のフローチャート及びユーザーインターフェースによって説明されるソフトウェアモジュールは、様々なサブルーチン、手順等を含むことができる。特定のモジュールによって実行されると記載されたロジックは、開示を制限することなく、他のソフトウェアモジュールに再配布する、及び/または単一のモジュール内で互いに結合する、及び/または共有可能なライブラリで利用可能にすることができる。
【0018】
本明細書に記載された本原理は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせとして実装することができる。したがって、実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、それらの機能性の観点から説明されている。
【0019】
さらに上記に示唆したものについて、以下に説明される論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは特定用途向け集積回路(ASIC)等の他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、または本明細書に説明される機能を行うように設計されたそれらのいずれかの組み合わせによって実装または実行することができる。プロセッサは、コントローラもしくは状態機械、またはコンピューティングデバイスの組み合わせによって実装することができる。
【0020】
以下で説明される機能及び方法は、ソフトウェアにおいて実装されるとき、限定ではないが、Java(登録商標)、C#、またはC++等の適切な言語において記述することができ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、またはデジタル多用途ディスク(DVD)等の他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは着脱可能サムドライブ等を含む他の磁気記憶装置等のコンピュータ可読記憶媒体に記憶することができ、またはそれらを通して伝送することができる。接続は、コンピュータ可読媒体を確立し得る。このような接続は、例として、光ファイバ、同軸ワイヤ、デジタル加入者回線(DSL)、及びツイストペアワイヤを含む有線ケーブルを含み得る。そのような接続は、赤外線及び無線機を含む無線通信接続を含んでもよい。
【0021】
ある実施形態に含まれるコンポーネントを、他の実施形態において任意の適切な組み合わせで使用することができる。例えば、本明細書で説明される、及び/または図に描かれる様々なコンポーネントのいずれも、組み合わされてもよく、交換されてもよく、または他の実施形態から除外されてもよい。
【0022】
「A、B、及びCの少なくとも1つを有するシステム」(同様に「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」及び「A、B、Cのうちの少なくとも1つを有するシステム」)は、Aを単独で、Bを単独で、Cを単独で、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、及び/またはA、B、及びCを一緒に有するシステム等を含む。
【0023】
ここで、具体的に
図1を参照すると、上記に説明され、本原理に従って以下に説明される例示的なデバイスの1つまたは複数を含み得る例示的なシステム10が示されている。システム10に含まれる例示的なデバイスの第1のデバイスは、テレビチューナー(同等に、テレビを制御するセットトップボックス)を備えたインターネット対応テレビ等であるが、これに限定されないオーディオビデオデバイス(AVD)12等の家電製品(CE)デバイスである。しかし、AVD12は、代わりに、電気器具または家庭用品、例えば、コンピュータ制御でインターネット対応の冷蔵庫、洗濯機、または乾燥機であってよい。代わりに、ADV12はまた、コンピュータ制御型インターネット対応(「スマート」)電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、例えば、コンピュータ制御型インターネット対応時計、コンピュータ制御型インターネット対応ブレスレット等のウェアラブルコンピュータ制御デバイス、他のコンピュータ制御型インターネット対応デバイス、コンピュータ制御型インターネット対応ミュージックプレーヤ、コンピュータ制御型インターネット対応ヘッドフォン、インプラント可能な皮膚用デバイス等のコンピュータ制御型インターネット対応のインプラント可能なデバイス等であってよい。いずれにしても、ADV12は、本原理を実施する(例えば、本原理を実施するために他のCEデバイスと通信し、本明細書に説明されるロジックを実行し、本明細書に説明される任意の他の機能及び/または動作を行う)ように構成されることを理解されたい。
【0024】
したがって、このような原理を実施するために、AVD12は、
図1に示すコンポーネントの一部または全てによって確立できる。例えば、ADV12は、高解像度フラットスクリーンまたは「4K」以上の超高解像度フラットスクリーンによって実装されてもよく、ユーザー入力信号をディスプレイ上のタッチを介して受け取るためのタッチ対応であってもよい、1つまたは複数のディスプレイ14を含むことができる。ADV12、本原理に従ってオーディオを出力するための1つまたは複数のスピーカ16と、例えば、可聴コマンドをADV12に入力してAVD12を制御するための、例えば、オーディオ受信機/マイクロフォン等の少なくとも1つの追加の入力デバイス18とを含み得る。例示的なAVD12は、また、1つまたは複数のプロセッサ24の制御下でインターネット、WAN、LAN等の少なくとも1つのネットワーク22を介して通信するための1つまたは複数のネットワークインターフェース20を含み得る。グラフィックプロセッサ24Aを含んでいてもよい。したがって、インターフェース20は、Wi-Fi(登録商標)送受信器であり得るが、これに限定されず、Wi-Fi(登録商標)送受信器は、メッシュネットワーク送受信器等であるが、これに限定されない無線コンピュータネットワークインターフェースの例である。プロセッサ24は、例えば、ディスプレイ14に画像を提示するようにディスプレイ14を制御することや、ディスプレイ14から入力を受信すること等の本明細書に説明されるADV12の他の要素を含むADV12を本原理を実施するように制御することを理解されたい。さらに、ネットワークインターフェース20が、例えば、有線もしくは無線モデムもしくはルータ、または、例えば、無線テレフォニ送受信機もしくは上述したWi-Fi(登録商標)送受信機等の他の適切なインターフェースであってもよいことに留意されたい。
【0025】
上記に加えて、ADV12はまた、例えば、別のCEデバイスに(例えば、有線接続を使用して)物理的に接続するための高精細マルチメディアインターフェース(HDMI(登録商標))ポートもしくはUSBポート、及び/またはヘッドフォンを通してADV12からユーザーにオーディオを提供するためにADV12にヘッドフォンを接続するためのヘッドフォンポート等の1つまたは複数の入力ポート26を含み得る。例えば、入力ポート26は、オーディオビデオコンテンツのケーブルソースまたは衛星ソース26aに、有線または無線を介して接続され得る。したがって、ソース26aは、例えば、別個のもしくは統合されたセットトップボックス、または衛星受信器であり得る。あるいは、ソース26aは、以下にさらに説明されるチャネル割り当て目的でユーザーがお気に入りと見なす可能性があるコンテンツを含むゲームコンソールまたはディスクプレーヤであってもよい。ソース26aは、ゲームコンソールとして実装されるとき、CEデバイス44に関連して以下で説明されるコンポーネントのいくつかまたは全てを含んでもよい。
【0026】
ADV12は、ディスクベースまたはソリッドステート記憶装置等の1つまたは複数のコンピュータメモリ28をさらに含んでもよく、1つまたは複数のコンピュータメモリ28は一時的信号でなく、場合により、ADVのシャーシにスタンドアロンデバイスとして、またはADVのシャーシの内部もしくは外部のいずれかでAVプログラムを再生するためのパーソナルビデオレコーディングデバイス(PVR)もしくはビデオディスクプレーヤとして、またはリムーバブルメモリ媒体として具現化される。また、いくつかの実施形態では、ADV12は、例えば、少なくとも1つの衛星または携帯電話塔から地理的位置情報を受信し、情報をプロセッサ24に提供する及び/またはADV12がプロセッサ24と併せて配置される高度を決定するように構成される携帯電話受信機、GPS受信機、及び/または高度計30等であるが、これに限定されない位置受信機または場所受信機を含むことができる。しかし、例えば全ての3次元において、例えば、ADV12の場所を決定するために、本原理に従って、携帯電話受信機、GPS受信機及び/または高度計以外の別の適切な位置受信機が使用され得ることを理解されたい。
【0027】
ADV12の説明を続けると、いくつかの実施形態では、ADV12は、1つまたは複数のカメラ32を含んでよく、1つまたは複数のカメラ32は、例えば、サーマルイメージングカメラ、ウェブカメラ等のデジタルカメラ、及び/またはADV12に統合され、本原理に従って写真/画像及び/またはビデオを収集するようにプロセッサ24によって制御可能であるカメラであってよい。AVD12にはまた、ブルートゥース(登録商標)及び/または近距離無線通信(NFC)技術をそれぞれ使用した他のデバイスとの通信のためのブルートゥース(登録商標)送受信機34及び他のNFC素子36が含まれ得る。例示的なNFC素子は、無線周波数識別(RFID)素子である場合もある。
【0028】
さらにまた、ADV12は、プロセッサ24に入力を提供する1つまたは複数の補助センサ37(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、サイクロメータ等の運動センサ、または磁気センサ、赤外線(IR)センサ、光学センサ、速度センサ及び/またはケイデンスセンサ、ジェスチャセンサ(例えば、ジェスチャコマンド等を検知するため))を含み得る。ADV12は、プロセッサ24への入力を提供するOTA(無線経由)テレビ放送を受信するための無線経由テレビ放送ポート38を含み得る。上記に加え、ADV12はまた、赤外線データ協会(IRDA)デバイス等の赤外線(IR)送信機及び/またはIR受信機及び/またはIR送受信機42を含み得ることに留意されたい。AVD12に給電するためのバッテリ(図示せず)が備えられてよい。
【0029】
さらに
図1を参照すると、システム10は、ADV12に加えて、1つまたは複数の他のCEデバイスタイプを含んでもよい。一例では、第1のCEデバイス44は、コンピュータゲームのオーディオ及びビデオを、ADV12に直接送信されるコマンドを介して、及び/または以下に説明されるサーバを通してADV12に送信するために使用され得、一方、第2のCEデバイス46は、第1のCEデバイス44と同様のコンポーネントを含み得る。示される例では、第2のCEデバイス46は、図示されるようにプレーヤ47が装着するVRヘッドセットとして構成され得る。示される例では、2つのCEデバイス44、46のみが示され、より少ないまたはより多くのデバイスが使用され得ることが理解される。例えば、以下の原理は、ゲームコンソールによって1つまたは複数のAVD12に供給されるコンピュータゲームのプレイ中に互いと通信するそれぞれのヘッドセットをした複数のプレーヤ47を説明する。
【0030】
示される例では、本原理を示すために、3つ全てのデバイス12、44、46は、例えば家庭のエンターテインメントネットワークのメンバーであるか、または少なくとも、住宅等の場所において相互に近接して存在していると想定される。しかし、本原理は、他に明確に主張されない限り、破線48によって示される特定の場所に限定されない。
【0031】
例示的な非限定的な第1のCEデバイス44は、上述のデバイス、例えば、ポータブル無線ラップトップコンピュータまたはノートブックコンピュータまたはゲームコントローラのいずれか1つによって確立されてもよく、したがって、以下で説明される1つまたは複数のコンポーネントを有してもよい。第1のCEデバイス44は、例えば、AV再生コマンド及び一時停止コマンドをAVD12に発行するためのリモート制御(RC)であってもよく、またはタブレットコンピュータ、有線もしくは無線リンクを介してADV12及び/またはゲームコンソールと通信するゲームコントローラ、パーソナルコンピュータ、無線電話等のより高性能のデバイスであってもよい。
【0032】
したがって、第1のCEデバイス44は、ディスプレイでのタッチを介してユーザー入力信号を受信するためにタッチ対応され得る1つまたは複数のディスプレイ50を含み得る。第1のCEデバイス44は、本原理に従ってオーディオを出力するための1つまたは複数のスピーカ52と、例えば、デバイス44を制御するために可聴コマンドを第1のCEデバイス44に入力するための、例えば、オーディオ受信機/マイクロフォン等の少なくとも1つの追加の入力デバイス54とを含み得る。例示的な第1のCEデバイス44はまた、1つまたは複数のCEデバイスプロセッサ58の制御下で、ネットワーク22を介して通信するための1つまたは複数のネットワークインターフェース56を含み得る。グラフィックプロセッサ58Aを含んでいてもよい。したがって、インターフェース56は、メッシュネットワークインターフェースを含む無線コンピュータネットワークインターフェースの例であるWi-Fi送受信器であり得るが、これに限定されるものではない。プロセッサ58は、例えば、ディスプレイ50に画像を提示するようにディスプレイ50を制御することや、ディスプレイ50から入力を受信すること等の本明細書に説明される第1のCEデバイス44の他の要素を含む第1のCEデバイス44を本原理を実施するように制御することを理解されたい。さらに、ネットワークインターフェース56が、例えば、有線もしくは無線モデムもしくはルータ、または、例えば、無線テレフォニ送受信機もしくは上述したWi-Fi送受信機等の他の適切なインターフェースであってもよいことに留意されたい。
【0033】
上記に加えて、第1のCEデバイス44はまた、例えば、別のCEデバイスに(例えば、有線接続を使用して)物理的に接続するためのHDMI(登録商標)ポートもしくはUSBポート、及び/またはヘッドフォンを通して第1のCEデバイス44からユーザーにオーディオを提供するために第1のCEデバイス44にヘッドフォンを接続するためのヘッドフォンポート等の1つまたは複数の入力ポート60を含み得る。第1のCEデバイス44はさらに、ディスクベースストレージまたはソリッドステートストレージ等の1つまたは複数の有形コンピュータ可読記憶媒体62を含み得る。また、いくつかの実施形態では、第1のCEデバイス44は、例えば、三角測量を使用して、少なくとも1つの衛星及び/または携帯電話塔から地理的位置情報を受信し、情報をCEデバイスプロセッサ58に提供する及び/または第1のCEデバイス44がCEデバイスプロセッサ58と併せて配置される高度を決定するように構成される携帯電話及び/またはGPS受信機及び/または高度計64等であるが、これに限定されない位置受信機または場所受信機を含むことができる。しかし、例えば全ての3つの次元において、例えば、第1のCEデバイス44の場所を決定するために、本原理に従って、携帯電話及び/またはGPS受信機及び/または高度計以外の別の適切な位置受信機が使用され得ることを理解されたい。
【0034】
第1のCEデバイス44の説明を続けると、いくつかの実施形態では、第1のCEデバイス44は、1つまたは複数のカメラ66を含んでよく、1つまたは複数のカメラ66は、例えば、サーマルイメージングカメラ、ウェブカメラ等のデジタルカメラ、及び/または第1のCEデバイス44に統合され、本原理に従って写真/画像及び/またはビデオを収集するようにCEデバイスプロセッサ58によって制御可能であるカメラであってよい。第1のCEデバイス44にはまた、ブルートゥース(登録商標)及び/または近距離無線通信(NFC)技術をそれぞれ使用した他のデバイスとの通信のためのブルートゥース(登録商標)送受信機68及び他のNFC素子70が含まれ得る。例示的なNFC素子は、無線周波数識別(RFID)素子である場合もある。
【0035】
さらにまた、第1のCEデバイス44は、CEデバイスプロセッサ58に入力を提供する1つまたは複数の補助センサ72(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、サイクロメータ等の運動センサ、または磁気センサ、赤外線(IR)センサ、光学センサ、速度センサ及び/またはケイデンスセンサ、ジェスチャセンサ(例えば、ジェスチャコマンド等を検知するため))を含み得る。第1のCEデバイス44は、例えば、1つまたは複数の気候センサ74(例えば、気圧計、湿度センサ、風センサ、光センサ、温度センサ等)及び/またはCEデバイスプロセッサ58に入力を提供する1つまたは複数の生体センサ76等のさらに他のセンサを含み得る。上記に加えて、いくつかの実施形態では、第1のCEデバイス44はまた、赤外線データ協会(IRDA)デバイス等の赤外線(IR)送信機及び/またはIR受信機及び/またはIR送受信機78を含み得ることに留意されたい。第1のCEデバイス44に給電するためのバッテリ(図示せず)が備えられてよい。CEデバイス44は、上記の通信モード及び関連コンポーネントのいずれかを介してAVD12と通信し得る。
【0036】
第2のCEデバイス46は、CEデバイス44について示したコンポーネントの一部または全部を含み得る。一方または両方どちらかのCEデバイスは、1つまたは複数のバッテリにより電力供給され得る。
【0037】
ここで上述の少なくとも1つのサーバ80を参照すると、サーバ80は、少なくとも1つのサーバプロセッサ82と、ディスクベースストレージまたはソリッドステートストレージ等の少なくとも1つの有形のコンピュータ可読記憶媒体84と、サーバプロセッサ82の制御下で、ネットワーク22を介して
図1の他のデバイスとの通信を可能にし、実際に、本原理に従ってサーバとクライアントデバイスとの間の通信を促進し得る少なくとも1つのネットワークインターフェース86とを含む。ネットワークインターフェース86が、例えば有線もしくは無線のモデムもしくはルータ、またはWi-Fi(登録商標)送受信機、または例えば無線テレフォニ送受信機等の他の適切なインターフェースであり得ることに留意されたい。
【0038】
したがって、いくつかの実施形態では、サーバ80は、インターネットサーバまたはサーバ「ファーム」全体であってもよく、システム10のデバイスは、例えばネットワークゲームアプリケーションについての例示的な実施形態においてサーバ80を介して「クラウド」環境にアクセスし得るように「クラウド」機能を含み、実行し得る。あるいは、サーバ80は、
図1に示す他のデバイスと同じ部屋かまたはその近くの1つまたは複数のゲームコンソールまたは他のコンピュータによって実装されてもよい。
【0039】
本明細書の方法は、当業者によって認識されるように、プロセッサ、適切に構成された特定用途向け集積回路(ASIC)もしくはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)モジュール、またはいずれかの他の便利な方式によって実行されるソフトウェア命令として実装されてもよい。使用される場合、ソフトウェア命令は、CD ROMまたはフラッシュドライブ等の非一時的デバイスにおいて具体化されてもよい。代わりに、ソフトウェアコード命令は、無線信号もしくは光信号等の一時的構成で、またはインターネットを通したダウンロードを介して具体化されてよい。
【0040】
ここで
図2を参照すると、ビデオゲーム等のビデオシミュレーションのプレーヤに対して、例えば
図1のディスプレイ12に提示され得るユーザーインターフェース(UI)200が示されている。シミュレーションシステムは、
図1に示され、上述されたコンポーネントの一部または全てを含み得る。
【0041】
UI200は、コンピュータシミュレーションを開始すると、またはなんらかの他のトリガに基づいて提示され得る。示されるように、UI200は、ウェルカムメッセージ202、及びプレーヤがコンピュータシミュレーションをプレイするのに不慣れであるか、またはそれ以外の場合経験が浅いことを示すために、プレーヤによって選択可能な少なくとも1つのセレクタ204を含み得る。そのようなプレーヤは、口語では「初心者」と呼ばれる場合がある。UI200は音声で提示され得、その結果、話し上手なプログラムは、プレーヤが「初心者」であるかどうかを判断するための質問でプレーヤに対応することができることに留意されたい。
【0042】
図3は、プレーヤが、自分が「初心者」であることを示すことを可能にする代わりに、またはそれに加えて、プレーヤが経験が浅いことを自動的に判断するための例示的なロジックを示す。ブロック300で開始すると、畳み込みNN等であるが、これに限定されない1つまたは複数のニューラルネットワーク(NN)は、経験豊富なプレーヤと経験の浅いプレーヤの両方のグラウンドトゥルースの以前のシミュレーション履歴に関してトレーニングされる。シミュレーション履歴は、例えばシミュレーションコントローラへのプレーヤ入力コマンドの記憶されているレコードを使用して取得され得る。あるいは、シミュレーション履歴は、完了したシミュレーションの記録されたビデオを分析することによって取得され得る。「経験豊富な」プレーヤは、シミュレーションが終了する(例えば、プレーヤが「殺された」ため等)前に閾値期間を超えてプレイする等、以前のシミュレーションのプレイで成功閾値に達したプレーヤである。他の成功閾値は、閾値数のシミュレーションポイントを達成している、または閾値レベルのシミュレーション複雑度を達成している等である場合がある。「経験の浅い」プレーヤは、「経験豊富な」閾値を達成できない、または「経験豊富な」閾値以下の閾値を満たすことができないプレーヤであり、所望される場合、トレーニング中に、経験豊富なプレーヤと経験の浅いプレーヤの能力の間に大きなギャップが確立され得ることを意味する。
【0043】
トレーニング中、任意の特定のシミュレーションについて、経験豊富なプレーヤと経験の浅いプレーヤの両方の「最初の動き」が学習され得る。これは、成功したシミュレーションプレイの詳細な属性の一例にすぎず、それは、1つの目標は、経験の浅いプレーヤが、シミュレーションプレイの中で早期に終了する代わりに、一定期間生き残って新しいシミュレーションに入るのを手助けすることであることを認識する。成功したプレーヤが過去シミュレーションをプレイしながらゲームコントローラに対して行う初期の入力を学習することによって、「初心者」への推奨事項は、初心者が新しいシミュレーションを、そうでなければ楽しめたであろうよりも長く楽しむことを可能にするためによりよく調整することができる。さらに、必要な成功の程度を欠いたプレーヤの最初の動きを学習することによって、「初心者」の識別は容易になる。
【0044】
NNがトレーニングされると、NNは、現在のシミュレーションのプレーヤの最初の動きを追跡するためにブロック302で使用され得る。最初の動きが、決定菱形304で、プレーヤが経験が浅いことを示す場合、推奨エンジンがブロック306で呼び出される。それ以外の場合、ロジックは終了する。
【0045】
図4及び
図5は、プレーヤが経験が浅いとして識別されると、経験の浅いプレーヤまたは「初心者」を支援するための例示的なロジックを示す。
図4のブロック400で、シミュレーションの過去のプレイの上述の履歴がアクセスされ、ブロック402で、最も成功したプレイが選択される。ブロック404に進むと、過去の成功したプレイのビデオで画像分析を使用するか、または過去の成功したプレイのプレーヤによって行われた入力のレコードもしくは他の手段を使用して、仮想武器、仮想車両、及び仮想武器を巧みに使用する手を含む、プレーヤによって選択され、使用された道具が識別される。
【0046】
成功したプレイの他の属性も識別され得る。例えば、フレームまたはシミュレーショセグメントまたはチャプタごとに、使用される仮想武器だけではなく、エミュレートされたシミュレーション空間を通したプレーヤがエミュレートした動きも識別され得る。このようにして、「初心者」は、シミュレーションの最初のチャプタまたはセグメントだけではなく、後続のチャプタまたはセグメントも通過するように支援することができる。
【0047】
図5は、初心者として識別されたプレーヤに武器または他のヒントを推奨するためのロジックを示している。ブロック500で開始して、プレーヤは、上記原理に従って初心者として識別される。ブロック502に移動すると、
図4で識別された過去の成功したプレイの情報がアクセスされ、次に、初心者がシミュレーションをプレイするときに、初心者プレーヤに対して視覚的ディスプレイ及び/または聴覚的ディスプレイ及び/または触覚的ディスプレイで推奨が行われる。
【0048】
推奨事項は、複数の形をとり得る。最も簡単な形では、推奨事項は、特定の武器を選択するためのメッセージである可能性がある。推奨事項は、どのエミュレートされた手に武器を保持する必要があるのかをさらに説明する可能性がある。推奨事項は、特定の仮想車両または他の道具を提案する可能性がある。推奨事項は、最良から最悪まで、使用する武器のランク付けされたリストを提供する可能性がある。推奨事項は、ある武器を別の武器に切り替える命令である可能性もあれば、正しい武器を単にほのめかしているにすぎない可能性もある。例えば、正しい武器が刀である場合、推奨事項は、最も良い切削ツールを選択することである可能性がある。
【0049】
図6は、テキスト及びグラフィックスを使用した初心者への推奨事項の一例を示し、音声フィードバック及び触覚フィードバックもまたは代わりに提供され得ることが理解される。示されるように、プレーヤのキャラクタ602、及び所望される場合、プレーヤのキャラクタ602が移動している方向の表示604を示すUI600が提示され得る。
図6の非限定的な例では、プレーヤのキャラクタ602は、危険606、この場合プレーヤから隠れている場合もあれば、隠れていない場合もある鬼に向かって移動している。
【0050】
したがって、上述の推奨事項エンジンは、システムが、シミュレーションの過去の成功したプレイの間、効果的なツールであることを学習した仮想武器(示されている例では斧)を取得するためのメッセージ608を提示する。推奨事項608は、使用される仮想の道具を識別するだけではなく、推奨事項608はまた、610で、プレーヤのキャラクタ602が道具を取得するために戻らなければならない場所を示す。
【0051】
いくつかの例示的な実施形態を参照して本原理を説明したが、これらは限定することを意図しておらず、様々な代替的な構成が本明細書で特許請求される主題を実施するために使用され得ることを理解されたい。