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特許7642268メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-02-28
(45)【発行日】2025-03-10
(54)【発明の名称】メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20240101AFI20250303BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2024115093
(22)【出願日】2024-07-18
【審査請求日】2024-07-18
(31)【優先権主張番号】10-2023-0116256
(32)【優先日】2023-09-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524271287
【氏名又は名称】パク、ジュン ホ
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】パク、ジュン ホ
【審査官】木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-139266(JP,A)
【文献】特開2008-217492(JP,A)
【文献】特開2016-184246(JP,A)
【文献】特表2008-502053(JP,A)
【文献】特開2023-000857(JP,A)
【文献】特開2015-232891(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2014-0121036(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メッセージコンテンツをアップロードし、不特定多数へのメッセージ送信のためにメッセージ待機所に前記メッセージコンテンツを伝送する送信端末;
メッセージコンテンツを見るために前記メッセージ待機所に待機されたメッセージを受動的に受信するのではなく自発的に他の受信端末と競合して競合的に受信する受信端末;および
前記送信端末から前記メッセージコンテンツを受信する受信部、前記送信端末で不特定多数に受信人を設定した場合、前記メッセージ待機所に前記メッセージコンテンツを待機させる待機所管理部、前記受信端末で前記メッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して競合的に受信する場合、受信処理をログで記録する処理部、前記受信処理されたメッセージコンテンツに対する統計データを保存する統計管理部を含む送受信サービス提供サーバー;を含み、
前記送受信サービス提供サーバーにおいて、前記メッセージコンテンツには、前記受信端末が受信するかどうかを判断するための閲覧参考情報が付加されており、
前記受信端末は該閲覧参考情報に基づく受信待機者の指定又は受信端末の決定に基づいてメッセージコンテンツを受信するときには、先着順、応答速度又は送信者の他の設定条件に従って、予め待機しているメッセージコンテンツから競合的に受信する構成であり、
送信端末が不特定多数にメッセージコンテンツを伝達する時、受信対象として人口統計学的データを設定できるようにすることによって、受信人を特定せずに相手方の電話番号やメッセンジャーアカウントを知らない不特定多数にメッセージコンテンツを提供可能である、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項2】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記送信端末で受信対象を設定した場合、前記受信対象に対応する少なくとも一つの条件に対応する受信端末で前記メッセージコンテンツを受信するように設定する受信制限部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項3】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記受信端末で受信人に対する受信人情報を設定および保存した場合、前記受信対象に対応するかどうかを把握し、前記受信端末を前記受信対象のリストである閲覧可能リストへの追加の有無を決定するリスト管理部;をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項4】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記受信端末で閲覧対象が制限されるように設定した場合、前記閲覧対象が制限されたメッセージコンテンツは前記受信端末の閲覧対象としてリストアップされないように設定する閲覧制限部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項5】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記受信端末で閲覧対象に対応するメッセージコンテンツを受信した後、前記メッセージコンテンツに対して申告、返事および終了のうちいずれか一つの応答を伝送するようにオプションを提供する応答管理部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項6】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記送信端末で前記メッセージコンテンツを受信した受信端末に対するリワードとそのリワードの提供時点を設定して発送するようにオプションを提供するリワード設定部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項7】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記送信端末で前記メッセージコンテンツ内に少なくとも一つの質問を含ませた場合、前記受信端末から受信された応答を取りまとめた後、統計データを生成して前記送信端末または受信端末に提供する応答取りまとめ部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項8】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記受信端末でメッセージコンテンツの受信または前記メッセージコンテンツに対する応答でリワードを受信した場合、予め構築されたショッピングモールで前記リワードを利用して少なくとも一つの商品またはサービスを利用するように設定するリワード使用部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項9】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記送信端末で前記メッセージコンテンツにクーポンを挿入して送信する場合、前記メッセージコンテンツを受信した受信端末で前記クーポンを前記送信端末の商店で使うように設定するクーポン発行部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【請求項10】
前記送受信サービス提供サーバーは、
前記メッセージコンテンツの現在位置および状態をモニタリングして統計データで生成および保存するモニタリング部;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システムに関し、不特定多数にメッセージコンテンツを伝送する時にメッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させた後、受信端末で競合的にメッセージコンテンツを受信するようにするプラットフォームを提供する。
【背景技術】
【0002】
全世界的に情報通信技術の発展とスマート機器の拡散により多様な種類のソーシャルメディアが登場した。インターネットとSNSが人々の主要なコミュニケーション手段として使われたし、企業も多様なSNSチャネルをコミュニケーションとプロモーションの道具として活用しており、ソーシャルメディアはスマートフォンの登場以後最も影響力のあるマーケティングチャネルとなった。また、インターネットは人々が情報を検索し他の人々とコミュニケーションする姿を完全に変えたのであり、社会的な相互作用と情報を共有する主要な手段の一つとして急成長している。IT技術のさらなる発展につれて、ソーシャルメディアは大衆媒体と個人メディアの境界を越えて使用者が一人だけでなく数百万または数千万に達する人々との疎通をできるようにする。このような便利性のため、使用者は新しいコンテンツを共有し他の使用者とネットワーキングをするためにオンラインコミュニティのようなソーシャルメディアを利用する。
【0003】
この時、メッセージの受信対象を設定した後にメッセージを伝達するか、メッセージ受信によるリワードを提供することによってメッセージの受信率を高める方法が研究および開発されたが、これに関連して先行技術である韓国公開特許第2021-0085910号(2021年07月08日公開)および韓国公開特許第2009-0105799号(2009年10月07日公開)には、予め構築された個人情報に基づいてメッセージ受信対象を設定し、受信端末で応答が伝送される場合、伝送された応答の応答量に応じて個人情報提供者に費用を支給する構成と、使用者端末でメッセージを受信するたびに受信メッセージの遊休空間に広告が挿入されるサービスを申請した場合、使用者端末にメッセージが受信されるたびに広告を挿入させ、受信メッセージの数に応じてリワードを使用者端末に提供する構成がそれぞれ開示されている。
【0004】
ただし、前者の場合、受信対象を設定するためには個人情報の収集が前提となるため関係法令による各種制限が発生し、後者の場合には受信メッセージごとに広告を一括的に挿入する構成に過ぎないため、受信したとしても受信されたメッセージが効果的に伝達されるかは未知数である。最近ソーシャルメディアのコミュニティには実名または匿名で集いを持ったりメッセージを伝達する場合がたくさん存在するが、不特定または特定多数がメッセージを見るのかは相変らず未知数である。このため、不特定多数を対象にメッセージコンテンツが作成された場合、受信率を高めるためのソリューションの研究および開発が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一実施例は、送信端末でメッセージコンテンツを作成した後に不特定多数を対象に送信を要請する場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させた後、受信端末でメッセージ待機所のメッセージを競合して受信するようにすることによって、メッセージコンテンツを受動的に受信するのではなく自発的に受信するようにし、メッセージコンテンツを受信および確認するための動機を誘発し行動を誘導することによって、メッセージコンテンツの到達率だけでなく認知率まで高めることができるようにする、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システムを提供することができる。ただし、本実施例が達成しようとする技術的課題は前記のような技術的課題に限定されず、さらに他の技術的課題が存在し得る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の一実施例は、メッセージコンテンツをアップロードし、不特定多数へのメッセージ送信のためにメッセージ待機所にメッセージコンテンツを伝送する送信端末、メッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する受信端末および送信端末からメッセージコンテンツを受信する受信部、送信端末で不特定多数に受信人を設定した場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させる待機所管理部、受信端末でメッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する場合、受信処理をログで記録する処理部、受信処理されたメッセージコンテンツに対する統計データを保存する統計管理部を含む送受信サービス提供サーバーを含む。
【発明の効果】
【0007】
前述した本発明の課題解決手段のうちいずれか一つによると、送信端末でメッセージコンテンツを作成した後に不特定多数を対象に送信を要請する場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させた後、受信端末でメッセージ待機所のメッセージを競合して受信するようにすることによって、メッセージコンテンツを受動的に受信するのではなく自発的に受信するようにし、メッセージコンテンツを受信および確認するための動機を誘発し行動を誘導することによって、メッセージコンテンツの到達率だけでなく認知率まで高めることができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システムを説明するための図面である。
図2図1のシステムに含まれた送受信サービス提供サーバーを説明するためのブロック構成図である。
図3】本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
図4】本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
図5】本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法を説明するための動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、添付した図面を参照して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は多様な異なる形態で具現され得ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面で本発明を明確に説明するために説明に関わらない部分は省略し、明細書全体を通じて類似する部分に対しては類似する図面符号を付した。
【0010】
明細書全体で、或る部分が他の部分と「連結」されているとする時、これは「直接的に連結」されている場合だけなく、その中間に他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、或る部分が何らかの構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味し、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0011】
明細書全体で使われる程度の用語「約」、「実質的に」等は、言及された意味に固有な製造および物質許容誤差が提示される時にその数値でまたはその数値に近接した意味で使われ、本発明の理解を助けるために正確または絶対的な数値が言及された開示内容を非良心的な侵害者が不当に利用することを防止するために使われる。本発明の明細書全体で使われる程度の用語「~(する)段階」または「~の段階」は「~のための段階」を意味しない。
【0012】
本明細書において「部」とは、ハードウェアによって具現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって具現されるユニット、両方を利用して具現されるユニットを含む。また、1個のユニットが2個以上のハードウェアを利用して具現されてもよく、2個以上のユニットが1個のハードウェアによって具現されてもよい。一方、「~部」はソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではなく、「~部」はアドレッシングできる保存媒体にあるように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成されてもよい。したがって、一例として「~部」はソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシーザー、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイおよび変数を含む。構成要素と「~部」内で提供される機能はさらに小さい数の構成要素および「~部」に結合されたり追加的な構成要素と「~部」にさらに分離され得る。それだけでなく、構成要素および「~部」はデバイスまたはセキュリティマルチメディアカード内の一つまたはそれ以上のCPUを再生させるように具現されてもよい。
【0013】
本明細書において端末、装置またはデバイスが遂行するものとして記述された動作や機能のうち一部は、該当端末、装置またはデバイスと連結されたサーバーで代わりに遂行されてもよい。これと同様に、サーバーが遂行するものとして記述された動作や機能のうち一部も、該当サーバーと連結された端末、装置またはデバイスで遂行されてもよい。
【0014】
本明細書において、端末とマッピング(Mapping)またはマッチング(Matching)と記述された動作や機能のうち一部は、端末の識別情報(Identifying Data)である端末機の固有番号や個人の識別情報をマッピングまたはマッチングするという意味で解釈され得る。
【0015】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳細に説明することにする。
【0016】
図1は、本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システムを説明するための図面である。図1を参照すると、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム1は、少なくとも一つの送信端末100、送受信サービス提供サーバー300、少なくとも一つの受信端末400を含むことができる。ただし、このような図1のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム1は、本発明の一実施例に過ぎず、図1を通じて本発明が限定解釈されるものではない。
【0017】
この時、図1の各構成要素は一般的にネットワーク(Network、200)を通じて連結される。例えば、図1に図示された通り、少なくとも一つの送信端末100はネットワーク200を通じて送受信サービス提供サーバー300と連結され得る。そして、送受信サービス提供サーバー300は、ネットワーク200を通じて少なくとも一つの送信端末100、少なくとも一つの受信端末400と連結され得る。また、少なくとも一つの受信端末400は、ネットワーク200を通じて送受信サービス提供サーバー300と連結され得る。
【0018】
ここで、ネットワークは、複数の端末およびサーバーのようなそれぞれのノード相互間で情報交換が可能な連結構造を意味するもので、このようなネットワークの一例には近距離通信網(LAN:Local Area Network)、広域通信網(WAN:Wide Area Network)、インターネット(WWW:World Wide Web)、有線/無線データ通信網、電話網、有線/無線テレビ通信網などを含む。無線データ通信網の一例には3G、4G、5G、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)、5GPP(5th Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evolution)、WIMAX(World Interoperability forMicrowave Access)、ワイファイ(Wi-Fi)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(WirelessLocal Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、RF(Radio Frequency)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)ネットワーク、NFC(Near-Field Communication)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるがこれに限定されはしない。
【0019】
以下において、少なくとも一つのという用語は単数および複数を含む用語と定義され、少なくとも一つのという用語が存在しなくても各構成要素が単数または複数で存在し得、単数または複数を意味し得ることは自明と言える。また、各構成要素が単数または複数で備えられることは、実施例により変更可能であると言える。
【0020】
少なくとも一つの送信端末100は、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス関連ウェブページ、アプリページ、プログラムまたはアプリケーションを利用してメッセージコンテンツを生成しメッセージコンテンツを不特定多数または特定多数に伝達する送信人の端末であり得る。また、送信端末100はメッセージコンテンツに対する状態(Status)をモニタリングし、受信端末400で応答が入力された場合、応答に対する統計データを受信して出力する端末であり得る。そして、送信端末100は受信端末400で受信をしたかどうかなどの状態に対する統計データも共に出力する端末であり得る。この時、送信人は、個人、法人、個人事業者、企業、公共機関などであり得るが、羅列されたものなどに限定されず、列挙されなかったとの理由で排除されない。
【0021】
ここで、少なくとも一つの送信端末100は、ネットワークを通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ナビゲーション、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)等を含むことができる。この時、少なくとも一つの送信端末100は、ネットワークを通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できる端末で具現され得る。少なくとも一つの送信端末100は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal HandyphoneSystem)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(CodeDivision Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless BroadbandInternet)端末、スマートフォン(Smartphone)、スマートパッド(Smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0022】
送受信サービス提供サーバー300は、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスウェブページ、アプリページ、プログラムまたはアプリケーションを提供するサーバーであり得る。そして、送受信サービス提供サーバー300は、送信端末100で不特定多数を対象にメッセージコンテンツを伝送した場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させ、受信端末400で競合的にメッセージコンテンツを受信するように設定するサーバーであり得る。また、送受信サービス提供サーバー300は送信端末100で受信対象を設定した場合、受信対象に対応する条件を有する受信端末400の閲覧可能リストにメッセージコンテンツを挿入させるサーバーであり得る。そして、送受信サービス提供サーバー300は送信端末100でメッセージコンテンツの受信に対するリワードを設定し提供時点を設定する場合、受信端末400でメッセージコンテンツを受信した場合に設定された提供時点でリワードを支給するようにするサーバーであり得る。また、送受信サービス提供サーバー300は受信端末400で閲覧対象に制限を設定した場合、閲覧対象が制限されたメッセージコンテンツは閲覧対象としてリストアップされないように設定するサーバーであり得る。そして、送受信サービス提供サーバー300は受信端末400の申告、返事および終了に対応する応答を取りまとめて統計データを生成した後、送信端末100または受信端末400に提供するサーバーであり得、メッセージコンテンツの状態(Status)をモニタリングした後、同様に統計データで保存および提供するサーバーであり得る。
【0023】
ここで、送受信サービス提供サーバー300は、ネットワークを通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ナビゲーション、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)等を含むことができる。
【0024】
少なくとも一つの受信端末400は、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス関連ウェブページ、アプリページ、プログラムまたはアプリケーションを利用して閲覧対象を制限したり、閲覧可能リストに挿入されたメッセージコンテンツを閲覧したり、不特定多数を相手に設定されたメッセージ待機所のメッセージコンテンツを競合的に受信する受信者の端末であり得る。この時、受信端末400は、申告、応答および終了のうちいずれか一つに対応する応答イベントを発生させることができ、リワードが設定されたメッセージコンテンツを受信した場合、予め設定された提供時点でリワードを支給される端末であり得る。
【0025】
ここで、少なくとも一つの受信端末400は、ネットワークを通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ナビゲーション、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)等を含むことができる。この時、少なくとも一つの受信端末400は、ネットワークを通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できる端末で具現され得る。少なくとも一つの受信端末400は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal HandyphoneSystem)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(CodeDivision Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless BroadbandInternet)端末、スマートフォン(Smartphone)、スマートパッド(Smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0026】
図2図1のシステムに含まれた送受信サービス提供サーバーを説明するためのブロック構成図であり、図3および図4は本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
【0027】
図2を参照すると、送受信サービス提供サーバー300は、受信部310、待機所管理部320、処理部330、統計管理部340、受信制限部350、リスト管理部360、閲覧制限部370、応答管理部380、リワード設定部390、応答取りまとめ部391、リワード使用部393、クーポン発行部395およびモニタリング部397を含むことができる。
【0028】
本発明の一実施例に係る送受信サービス提供サーバー300や連動して動作する他のサーバー(図示されず)が、少なくとも一つの送信端末100および少なくとも一つの受信端末400にメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスアプリケーション、プログラム、アプリページ、ウェブページなどを伝送する場合、少なくとも一つの送信端末100および少なくとも一つの受信端末400は、メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービスアプリケーション、プログラム、アプリページ、ウェブページなどを設置したり開くことができる。また、ウェブブラウザで実行されるスクリプトを利用してサービスプログラムが少なくとも一つの送信端末100および少なくとも一つの受信端末400で駆動されてもよい。ここで、ウェブブラウザはウェブ(WWW:World Wide Web)サービスを利用できるようにするプログラムであって、HTML(Hyper Text Mark-up Language)で叙述されたハイパーテキストを受信して表示するプログラムを意味し、例えばネットスケープ(Netscape)、エクスプローラー(Explorer)、クロム(Chrome)等を含む。また、アプリケーションは端末上の応用プログラム(Application)を意味し、例えば、モバイル端末(スマートフォン)で実行されるアプリ(App)を含む。
【0029】
図2を説明する前に、本発明の一実施例で利用される用語に対する定義を以下の表1のように整理する.ただし、表1の定義の他にも実施例により多様な定義が適用され得ることは自明と言える。
【0030】
【表1】
【0031】
図2を参照すると、受信部310は、送信端末100からメッセージコンテンツを受信することができる。送信端末100は、メッセージコンテンツをアップロードすることができる。メッセージコンテンツは不特定多数が競合して受けるようにするメッセージであり得、受信対象を設定して伝送するメッセージであってもよい。メッセージの種類は受信人に到達、すなわち受信人が受信のみしてもよいメッセージであってもよく、受信人が応答しなければならないメッセージであってもよい。メッセージに付加されるリワードは受信人が受信のみしても受けられるリワードであってもよく、受信人が応答しないと受けられないリワードであってもよい。この時、リワードはクーポンまたはポイントであり得るがこれに限定されはしない。
【0032】
待機所管理部320は、送信端末100で不特定多数に受信人を設定した場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させることができる。送信端末100は不特定多数へのメッセージ送信のためにメッセージ待機所にメッセージコンテンツを伝送することができる。この時、待機(StandBy)とは、非同期コミュニケーションと似ているようにメッセージが送信端末100から受信された場合に本発明のプラットフォームのメッセージ待機所に留まるようにし、受信端末400には送らない状態を意味する。すなわち、本発明のプラットフォーム上で存在し受信端末400では受信可能なメッセージがあるということのみチェックできる状態である。メッセージコンテンツを見るためには、受信端末400は他の受信端末400と競合してメッセージを受信しなければならない。例えば、数量が限定されている場合、先着順でメッセージコンテンツが受信端末400で受信され得、受信端末400はメッセージコンテンツを開いて出力することができる。
【0033】
処理部330は、受信端末400でメッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する場合、受信処理をログで記録することができる。受信端末400は、メッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信することができる。この時、前述した通り、先着順である場合もあり得るが、送信人が他の条件を設定した場合には条件に符合率が高い受信人がさらに高い確率でメッセージコンテンツを受信できるように設定してもよい。または確率を完全にランダムに設定してもよく、実施例により変わり得る。この時、処理部330は、メッセージ待機所の未受信メッセージに対して、本発明の一実施例に係るプラットフォームで設定した基準に対応する場合、送信端末100の送信取り消しを受信して処理することができる。
【0034】
統計管理部340は、受信処理されたメッセージコンテンツに対する統計データを保存することができる。例えば、図3eのように、送信人が発送するメッセージコンテンツが100万個であるが、受信待機中のメッセージは30万個であり、受信中のメッセージは300個、メッセージコンテンツに応答をしたメッセージは50個、メッセージコンテンツが申告された件数は20個、メッセージコンテンツを受信および出力のみし応答をしないまま終了のみした件数は40個などのようにメッセージの伝達段階による状態(Status)に対する統計データを保存することができる。また、応答が存在する場合、アンケート調査を集計するのと同様に、各質問に対する応答がいくつであるか、また、応答の分布がどのようなものであるかなどを統計データに提供することができる。
【0035】
受信制限部350は、送信端末100で受信対象を設定した場合、受信対象に対応する少なくとも一つの条件に対応する受信端末400でメッセージコンテンツを受信するように設定することができる。例えば図4cのように、アパートの班長選挙を進めると仮定する時、アパートの班長選挙はアパートの住民のみ可能であるので、アパートの住民が位置した位置を基準として地域を設定する場合、地域に位置した受信端末400でのみメッセージコンテンツを受信するように設定することができる。
【0036】
リスト管理部360は、受信端末400で受信人に対する受信人情報を設定および保存した場合、受信対象に対応するかどうかを把握し、受信端末400の閲覧可能リストへの追加の有無を決定することができる。受信端末400の受信人が自身の趣味、関心事、居住地、性別、年齢、職業など多様な情報を入力し、送信端末100で受信対象を特定した場合、特定された条件に符合する受信人情報を保有した受信端末400の閲覧可能リストにメッセージコンテンツを提供することができる。この時にも閲覧可能リストでメッセージ待機所に待機された状態であるだけであり、受信端末400に伝達されたものではない。
【0037】
閲覧制限部370は、受信端末400で閲覧対象が制限されるように設定した場合、閲覧対象が制限されたメッセージコンテンツは受信端末400の閲覧対象としてリストアップされないように設定することができる。これは受信端末400で受信拒否したい対象を設定するオプションを提供することができる。閲覧対象が制限されたメッセージコンテンツはメッセージ待機所にあっても閲覧可能リストとして追加されない。例えば、受信人がA主題に関連したメッセージコンテンツを受信したくないと設定したのであれば、A主題に関連したキーワードを追加して受信拒否、すなわち閲覧対象を制限することができる。または受信人がB電話番号からくるメッセージコンテンツを受信したくないと設定したのであれば、B電話番号からで発信されたメッセージコンテンツは閲覧対象にリストアップ(Listup)されない。
【0038】
応答管理部380は、受信端末400で閲覧対象に対応するメッセージコンテンツを受信した後、メッセージコンテンツに対して申告、返事および終了のうちいずれか一つの応答を伝送するようにオプションを提供することができる。もしメッセージコンテンツに悪口、誹謗、差別、いじめ、性的なコンテンツが含まれているのであれば、これに対する申告を受け付けることができる。もちろん申告対象は前述したものなどに限定されはしない。返事の場合、例えば図3kを参照すると、釣り会に対するメッセージコンテンツであるが、釣り会に参加する人々の好みを知るために図3kの質問が記載されているのであれば、返事は提示された例のうちいずれか一つを選択するものであり得る。また、釣り会に対する興をそそるために会員数をあてるクイズを提供したり、会食の好みのメニューを選択するなどであり得る。この時、アンケート調査のための方法は、例えば図3mのように、コンボボックス、イメージコンボボックス、オプション選択、イメージオプション選択、チェックボックス、イメージチェックボックス、多肢選択型(Multiple ChoiceItem)、イメージ多肢選択型、テキストボックス(キーボード入力)等であり得るがこれに限定されはしない。終了の場合、受信されたメッセージであるメッセージコンテンツを確認した後、メッセージコンテンツウィンドウを閉じることを意味する。
【0039】
リワード設定部390は、送信端末100でメッセージコンテンツを受信した受信端末400に対するリワードおよび提供時点を設定して発送するようにオプションを提供することができる。例えば、図3nを参照すると、招待状を知人に発送する場合を仮定すると、メッセージコンテンツを競合的、例えば先着順N名内に入った場合にリワード(ポイント)を支給すると設定したり、質問に応答した場合にリワードを支給すると設定したりするなどして、リワードをどのように取得するか、そしてその提供時点はいつなのかなどを設定することができる。この時、取得時点は、例えば、受信時に取得(先着順)、応答時に取得、応答時に取得(先着順)、選択応答時に取得、選択応答時に取得(先着順)、選択応答正解時に取得、選択応答正解時に取得(先着順)等に設定され得るが、これに限定されるものではない。
【0040】
応答取りまとめ部391は、送信端末100でメッセージコンテンツ内に少なくとも一つの質問を含ませた場合、受信端末400から受信された応答を取りまとめた後、統計データを生成して送信端末100または受信端末400に提供することができる。例えば、図4cの場合は投票を電子投票で進める場合であるが、人がいちいちカウントをするのは容易ではないので、本発明の一実施例では、どの投票者がどの候補に投票をしたのか、またはどの候補者がいくつの票をもらったのかなどを取りまとめることができる。この結果はリアルタイムで共有され得るが、リアルタイム結果が投票に影響を与えかねないので、予め設定された時間以後に発表することも可能である。これはアパートの規約や各住民の合意により変更され得ることは自明と言える。
【0041】
リワード使用部393は、受信端末400でメッセージコンテンツの受信またはメッセージコンテンツに対する応答でリワードを受信した場合、予め構築されたショッピングモールでリワードを利用して少なくとも一つの商品またはサービスを利用するように設定することができる。各受信端末400で競合的に獲得したり、受信または応答をすることによって獲得したリワード(ポイントやクーポン)は図4dのようにオンオフライン売り場で決済の際に使えるように設定することができる。
【0042】
クーポン発行部395は、送信端末100でメッセージコンテンツにクーポンを挿入して送信する場合、メッセージコンテンツを受信した受信端末400でクーポンを送信端末100の商店で使うように設定することができる。図4dのように、送信端末100の送信人が個人事業者、企業などである場合、どの商店でどの商品を買う時に、いつまでどのクーポンを使用できるかに対する情報をデータベース化し、この条件のURLが含まれたQRコード(登録商標)が売り場端末(図示されず)でスキャンされたり認識される場合、条件が合うかどうかを把握した後に適用の有無を決定して決済に利用することができる。
【0043】
モニタリング部397は、メッセージコンテンツの現在位置および状態をモニタリングして統計データで生成および保存することができる。本発明の一実施例に係るメッセージコンテンツは、メッセージ待機所の概念である非同期コミュニケーションを利用するため、送信人がメッセージを発送するとしてもすぐに受信人の受信端末400に伝達されるわけではない。このため、現在メッセージ待機所に待機中の状態であるか、受信端末400で競合的に受信をした状態であるかなどの状態を把握することができる。もし、受信端末400に伝送された場合には、受信端末400でメッセージコンテンツをオープン、すなわち画面に出力させた確認状態であるか、受信はしたがまだ開けてない状態であるかを区分するように状態を把握することができる。また、メッセージコンテンツの質問が存在する場合、質問に応答をした状態であるかまだ応答をしていない状態であるか、応答をしたのであれば応答の個数と種類は何であるかなどを統計データに提供してもよい。
【0044】
本発明の一実施例に係る送受信サービスと他社のプラットフォーム間の相違点を比較すると、表2の通りであり得る。受信人特定有無とは、電話番号やメッセンジャーアカウントなどが分からないと送信できないことを意味するものであるが、殆どのコミュニケーションチャネルは各アカウントや電話番号がないと相手方にメッセージコンテンツを伝達できないが、本発明の一実施例に係るプラットフォームは相手方の番号やアカウントが分からなくても不特定多数にメッセージコンテンツを提供できるため、個人情報保護の水準が他社の技術とは差別され得る。また、受信拒否考慮は相手方が受信拒否をした場合、メッセージを受信端末400の受信端(End)ではなくサーバー端(End)で遮断ができるかどうかである。スマートフォンで受信拒否をした場合には、スマートフォン(受信端)までは伝達されるので遮断メッセージ箱には常にメッセージコンテンツが残ることになるが、本発明の一実施例に係るプラットフォームではサーバー端で遮断メッセージを防いで受信端に送らないため、受信端のスマートフォンの遮断メッセージ箱にもメッセージが残らなくなる。受信競合、統計機能および質問機能は前述した通りであるので、重複した説明は省略する。
【0045】
【表2】
【0046】
以下、前述した図2の送受信サービス提供サーバーの構成による動作過程を図3および図4を例に挙げて詳細に説明することにする。ただし、実施例は本発明の多様な実施例の一つに過ぎず、これに限定されないことは自明と言える。
【0047】
図3aのように、本発明の一実施例に係る送受信サービスは、[送信→メッセージ待機所→受信競合→受信→統計]の流れで進行されることになる。
【0048】
<送信>
【0049】
[送信]段階で送信端末100は、メッセージコンテンツの項目、内容および受信人の応答方法などを定義し、メッセージコンテンツの[送信前-送信中-受信前-受信後]の状態を文字、記号およびイメージのようなテキストおよびコンテンツで設定することができ、ポイント、クーポンおよびプレゼントのようなリワードもアイコンを異ならせて設定することができる。これはデザイン的なUIであるので、本発明の一実施例では詳細に説明しない。送信端末100でメッセージコンテンツを送信するために予め設定された費用を支給でき、受信端末400でも受信費用の差し引きを受けることができる。メッセージコンテンツは受信端末400でメッセージコンテンツを選択して受信するかどうかを判断できるように、受信前閲覧参考情報が付加され得る。例えば、閲覧参考情報は、メッセージの性格、タイトル、内容、回答必要の有無、先着順、パスワード、有効期間などであり得る。送信端末100は不特定多数にメッセージコンテンツを伝達する時、受信対象、例えば、地域、年齢帯、性別、性格、職業、趣味など人口統計学的データを設定することができる。送信端末100は、メッセージコンテンツを受信できる有効期間を設定でき、リワードの提供時点なども共に設定することができる。この時、送信端末100は、メッセージ待機所に留まる未受信メッセージに対して予め設定された条件に対応する場合、発送取り消し(回収)を要請でき、この場合、回収時点によりメッセージ待機所に待機した費用を差し引きして回収処理を要請し、本発明のプラットフォームは回収処理を進めることができる。
【0050】
<メッセージ待機所→受信競合>
【0051】
受信端末400は閲覧可能リストに含まれたメッセージコンテンツのうち閲覧用参考情報を照会した後、メッセージ受信の有無を決定することができる。また、受信端末400は、メッセージコンテンツを受信時、送信端末100の設定によりポイント、クーポン、マイレージ、プレゼントなどのリワードを取得することができる。送信端末100で複数の受信端末400に送った同一のメッセージコンテンツは1回のみ受信できるようにすることによって、重複受信によるアビュージング(Abusing)を防止する。受信端末400で受信したポイントなどは、受信端末400から他の端末(図示されず)にメッセージコンテンツを送信する時に利用してもよい。この時、メッセージコンテンツを受信できる受信端末400が存在しなかったり、受信端末400で競合的に受信しないまま有効期間が徒過したりすればメッセージコンテンツは自動消滅され得、送信端末100で発送取り消しをすることもでき、これに伴い、受信端末400でのこれ以上の照会はできない。
【0052】
<受信>
【0053】
送信端末100でアンケート調査や応答を要請した場合、受信端末400は応答を選択および入力することができるが、送信端末100で応答した時、または入力した時に取得可能なポイント、すなわちリワードを設定したのであれば、応答時または入力時に予め設定されたリワードが受信端末400に支給され得る。また、送信端末100で広告ページに接続を誘導したり広告コンテンツを視聴しないとクーポンや割引券などを支給しないと設定したのであれば、受信端末400は送信人の望む通りに行動しないとリワードを得ることができない。メッセージコンテンツ内の嫌悪、脅迫、憎しみ、悪口などが含まれた場合、受信端末400は[申告]を選択して申告することができる。この時、送受信サービス提供サーバー300は、送信端末100で送信したメッセージの総数のうち予め設定されたパーセントが超過する割合で申告が受け付けられた場合、送信端末100のアカウントの使用を自動で制限することができる。この時、民事刑事上の手続きを進めることもできる。
【0054】
<統計>
【0055】
送受信サービス提供サーバー300はメッセージコンテンツの送信前、送信後、受信前および受信後などの伝達状態の統計データや、応答を取りまとめて提供する統計データは視角化して提供され得、視角化された根拠データを共に提供してもよい。
【0056】
図3bを参照すると、事業者番号を有する使用者(User)とそうでない使用者のポイント保有および発行の有無が区分されており、商店を開設した後の譲受譲渡(譲受および譲渡)の過程を図示する。商店は開設された後譲渡される時にその権利を包括的に譲り受けてもよく部分的に譲り受けてもよいが、これは取引当事者間の協議および合意に従える部分であるので、本発明の一実施例では譲受譲渡、委任などの関係によりこれに対応する機能を提供することができる。送受信サービス提供サーバー300は図3cのように、ショッピングモールに入店する商店にどのような権限を与えるかを設定することができる。
【0057】
本発明の一実施例に係るフローを整理すれば図3dの通りであり、図3eのように具現され得る。また、図3fのようにAPIを通じて本発明のプラットフォームを具現してもよい。図3gを参照すると、送信端末100の観点のメッセージ待機所であり、図3hは受信端末400の観点のメッセージ待機所である。受信対象がどのように設定されているかによって、どのようなメッセージコンテンツを受信できるかが決定され得る。図3gと図3hの関係を見ると、図3iの通りである。図3jのように、送信端末100および受信端末400は使用者情報を設定でき、メッセージコンテンツは図3kのような形式で作成され得るようにフォーマットを提供できるが、これに限定されるものではない。図3lのように、受信端末400でメッセージコンテンツを受信でき、送信端末100の情報を確認することもでき、図3mのように、メッセージコンテンツ内に応答を要請するアンケート調査が含まれているのであれば、これに対する応答を入力することもできる。図3nを見ると、前述した釣り募集メッセージコンテンツと類似しているが閲覧可能リストにポイント取得時点が設定されたことを見ることができる。これは送信端末100で設定したものであり、受信端末400の受信人はこれを見て自身に利益になると思われる場合に受信をするかとうかを決定することができる。これに伴い、送信人は招待状を何人が見たのか、祝いの客が好きな飲食は何であるかなどを把握できるので、儀式を準備する時の意志決定を迅速かつ正確にすることができる。
【0058】
図4aも前述した釣り会および招待状と類似しているが、図4aは地域祭りを知らせるイベント案内であるので受信対象を[地域]に設定することが異なる。図4bは住民投票を案内しながらクーポンを支給する画面であり、図4cは投票集計機能を図示する。応答を取りまとめて誰がより多くの票を得票しているかを確認することができる。この時、行政上の洞だけでなくAアパート101棟を基準として半径まで設定することができる。Aアパート101棟の住民が101棟にのみ留まり続けるのではないためである。図4d~図4fは、送信端末100の送信人が個人、個人事業者および法人事業者などである場合、電子クーポンなどをどのように発行し、どのように使うかに対する説明およびフローを図示する。核心はクーポンの取得条件、利用条件、有効期間などの条件を設定し、使用者が使おうとする時にこの条件が合っているかをプラットフォーム上で確認することによって決済を許容することにある。ただし、この方法は実施例により異なって具現され得るため、図4d~図4fのプロセスおよびフローにのみ限定されるものではない。
【0059】
このような図2図4のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法について説明されていない事項は、先立って図1を通じてメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法について説明された内容と同一であるか、説明された内容から容易に類推できるため以下では説明を省略することにする。
【0060】
図5は、本発明の一実施例に係る図1のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システムに含まれた各構成相互間でデータが送受信される過程を示した図面である。以下、図5を通じて各構成相互間でデータが送受信される過程の一例を説明するが、このような実施例に本願が限定解釈されるものではなく、前述した多様な実施例により図5に図示されたデータが送受信される過程が変更され得ることは技術分野に属する当業者に自明である。
【0061】
図5を参照すると、送受信サービス提供サーバーは、送信端末からメッセージコンテンツを受信する(S5100)。
【0062】
そして、送受信サービス提供サーバーは、送信端末で不特定多数に受信人を設定した場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させ(S5200)、受信端末でメッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する場合、受信処理をログで記録する(S5300)。また、送受信サービス提供サーバーは、受信処理されたメッセージコンテンツに対する統計データを保存する(S5400)。
【0063】
前述した段階(S5100~S5400)間の順序は例示に過ぎず、これに限定されない。すなわち、前述した段階(S5100~S5400)間の順序は相互に変動され得、このうち一部の段階は同時に実行または削除され得る。
【0064】
このような図5のメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法について説明されていない事項は、先立って図1図4を通じてメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法について説明された内容と同一であるか、説明された内容から容易に類推できるため以下では説明を省略することにする。
【0065】
図5を通じて説明された一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法は、コンピュータによって実行されるアプリケーションやプログラムモジュールのようなコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現され得る。コンピュータ読み取り可能媒体はコンピュータによってアクセスされ得る任意の使用可能媒体であり得、揮発性および不揮発性媒体、分離型および非分離型媒体をすべて含む。また、コンピュータ読み取り可能媒体はコンピュータ保存媒体をすべて含むことができる。コンピュータ保存媒体はコンピュータ読み取り可能命令語、データ構造、プログラムモジュールまたはその他データのような情報の保存のための任意の方法または技術で具現された揮発性および不揮発性、分離型および非分離型媒体をすべて含む。
【0066】
前述した本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法は、端末機に基本的に設置されたアプリケーション(これは端末機に基本的に搭載されたプラットフォームや運営体制などに含まれたプログラムを含むことができる)により実行され得、使用者がアプリケーションストアサーバー、アプリケーションまたは該当サービスに関連したウェブサーバーなどのアプリケーション提供サーバーを通じてマスター端末機に直接設置したアプリケーション(すなわち、プログラム)により実行されてもよい。このような意味で、前述した本発明の一実施例に係るメッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供方法は、端末に基本的に設置されるか使用者によって直接設置されたアプリケーション(すなわち、プログラム)で具現され、端末機などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され得る。
【0067】
前述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は本発明の技術的思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な形態に容易に変形が可能であることが理解できるであろう。したがって、以上で記述した実施例はすべての面で例示的なものであり、限定的ではないものと理解されるべきである。例えば、単一型と説明されている各構成要素は分散されて実施されてもよく、同様に分散されたものと説明されている構成要素も結合された形態で実施され得る。
【0068】
本発明の範囲は前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範囲そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態も本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0069】
1 メッセージ送受信サービス提供システム
100 送信端末
200 ネットワーク
300 送受信サービス提供サーバー
310 受信部
320 待機所管理部
330 処理部
340 統計管理部
350 受信制限部
360 リスト管理部
370 閲覧制限部
380 応答管理部
390 リワード設定部
391 応答取りまとめ部
393 リワード使用部
395 クーポン発行部
397 モニタリング部
400 受信端末
400 受信人端末
【要約】      (修正有)
【課題】受信端末で競合的にメッセージコンテンツを受信するプラットフォームを提供する。
【解決手段】メッセージ待機所を利用したメッセージ送受信サービス提供システム1であって、メッセージコンテンツをアップロードし、不特定多数へのメッセージ送信のためにメッセージ待機所にメッセージコンテンツを伝送する送信端末100と、メッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する受信端末400と、送信端末からメッセージコンテンツを受信する受信部、送信端末で不特定多数に受信人を設定した場合、メッセージ待機所にメッセージコンテンツを待機させる待機所管理部、受信端末でメッセージ待機所に待機されたメッセージを競合して受信する場合、受信処理をログで記録する処理部、受信処理されたメッセージコンテンツに対する統計データを保存する統計管理部を含む送受信サービス提供サーバー300と、を含む。
【選択図】図1
図1
図2
図3a
図3b
図3c
図3d
図3e
図3f
図3g
図3h
図3i
図3j
図3k
図3l
図3m
図3n
図4a
図4b
図4c
図4d
図4e
図4f
図5