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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-05
(45)【発行日】2025-03-13
(54)【発明の名称】保護カバー
(51)【国際特許分類】
   H01S 5/02212 20210101AFI20250306BHJP
   H10H 20/85 20250101ALI20250306BHJP
【FI】
H01S5/02212
H10H20/85
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021041995
(22)【出願日】2021-03-16
(65)【公開番号】P2022142034
(43)【公開日】2022-09-30
【審査請求日】2024-03-11
(73)【特許権者】
【識別番号】592205159
【氏名又は名称】山村フォトニクス株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】593059843
【氏名又は名称】株式会社みかど製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
(74)【代理人】
【氏名又は名称】溝渕 良一
(74)【代理人】
【識別番号】100204467
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 好文
(74)【代理人】
【識別番号】100148161
【弁理士】
【氏名又は名称】秋庭 英樹
(74)【代理人】
【氏名又は名称】堅田 多恵子
(74)【代理人】
【識別番号】100195833
【弁理士】
【氏名又は名称】林 道広
(72)【発明者】
【氏名】松原 誠
(72)【発明者】
【氏名】新原 誠
(72)【発明者】
【氏名】生沼 貴久
(72)【発明者】
【氏名】團野 光明
【審査官】村井 友和
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-251688(JP,A)
【文献】特開2010-027651(JP,A)
【文献】特開2009-176764(JP,A)
【文献】特開昭59-213189(JP,A)
【文献】特開2018-101653(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0175584(US,A1)
【文献】特開2010-182988(JP,A)
【文献】特開2015-065231(JP,A)
【文献】特開2002-270943(JP,A)
【文献】特開昭55-030849(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0379195(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第107404064(CN,A)
【文献】特開2017-187776(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01S 5/00- 5/50
H10H 20/85-20/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
周壁と天井とから構成されるキャップと、光透過性を有する非晶材又は結晶材とを備え、前記キャップの天井に形成された窓に、前記非晶材又は結晶材が取り付けられる保護カバーであって、
前記キャップは、プレス加工により作製され、
前記キャップの周壁は、薄肉部に連なり窓側に配置された厚肉部を備えており、
前記天井は、前記厚肉部よりも薄肉に形成されている保護カバー。
【請求項2】
前記薄肉部と、前記厚肉部との外径は、略同一に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保護カバー。
【請求項3】
前記天井は、プレス加工により成型されていることを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー。
【請求項4】
前記キャップは、一枚の均一な厚みのある素材から成型されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の保護カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光透過性の非晶材または結晶材を用いた保護カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
波長150nmから15000nmの赤外光、可視光、紫外光等を発光ないし受光する光デバイスには、LED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)等の光デバイス用素子(単に光素子ともいう。)が用いられており、これら光素子は光透過性を有するカバーガラス(非晶材または結晶材)を備えた保護カバーにより覆われて外部から保護されている。
【0003】
保護カバーは、ハット型を成すキャップの天井の窓を塞ぐようにカバーガラスが低融点ガラスにより封着されて構成されており、キャップのフランジ部は光素子が搭載されたステムに溶接、ロウ材等によって密封状に固定されている。また、キャップは、金属板をプレス加工することにより形成されており、強度が高く、高い耐熱性を備えている点において優れている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2010―40647号公報(第2頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
昨今、光デバイスの小型化が進んでいることに伴い、保護カバーにおいても小型化が要求されるにつれ、キャップの外形を小さくかつ薄肉に形成する必要があり、キャップ内の光素子の収納スペースを十分に確保しながらも、キャップの強度を維持することが難しくなっている。例えば、光デバイスが水平方向に光を出射/入射するように横向き配置された場合、上下方向への振動等の負荷がかかると、キャップの天井側が僅かに傾いてしまい、光の出射/入射に対するカバーガラスの直交度が悪化し、光デバイスの精度が損なわれる虞があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、光素子の収納スペースを十分に確保しながらも、光素子の光の出射/入射の直交度が保たれた保護カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の保護カバーは、
周壁と天井とから構成されるキャップと、光透過性を有する非晶材又は結晶材とを備え、前記キャップの天井に形成された窓に、前記非晶材又は結晶材が取り付けられる保護カバーであって、
前記キャップは、プレス加工により作製され、
前記キャップの周壁は、薄肉部に連なり窓側に配置された厚肉部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、周壁のうち窓側に厚肉部が配置されキャップの窓側の剛性が高いことから、非晶材又は結晶材と光の出射/入射の直交度が保たれつつ、光素子を収納できるスペースを十分に確保できる。更に、キャップがプレスにより作製されているので、安価に作製できる。例えば、保護カバーが横向き配置されて使用され、キャップが振動等により上下方向の外力を受けても、キャップの窓側はステムに略平行に移動するように変形するから、非晶材又は結晶材と光の出射/入射の直交度が保たれる。
【0008】
前記厚肉部と前記薄肉部との外径は、略同一に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、光素子の収容空間を確保しつつ、キャップが幅方向に嵩張らずコンパクトに形成できる。
【0009】
前記天井は、前記厚肉部よりも薄肉に形成されている。
この特徴によれば、キャップ上部の重量を軽くできる。
【0010】
前記天井は、プレス加工により成型されている。
この特徴によれば、薄肉の平滑面を安価に用意できる。
【0011】
前記キャップは、一枚の均一な厚みのある素材から成型されている。
この特徴によれば、キャップが一体的に成型されるので強度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施例における保護カバーを光デバイス用素子の保護に適用した例を示す正面視断面図である。
図2】実施例におけるキャップの一部を切り欠いて示す組立て前の保護カバーの分解斜視図である。
図3】実施例における保護カバーを示す正面視断面図である。
図4】(a)はプレス加工で製作したキャップのファイバーフローを示す模式図であり、(b)は切削加工で製作したキャップのファイバーフローを示す模式図である。
図5】実施例における保護カバーが横向き配置され、キャップが変形した態様を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明に係る保護カバーを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【実施例
【0014】
実施例1に係る保護カバー及びその製造方法につき、図1から図5を参照して説明する。以下、図1の紙面手前側を保護カバーの正面側(前方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
【0015】
図1に示されるように、光デバイス1は、複数の光デバイス用素子2(光素子)と、光デバイス用素子2がマウントされる円板状の金属であるステム3と、ステム3の貫通孔に配設・固定されるとともに図示しないワイヤによって光デバイス用素子2にそれぞれ電気接続されている端子4と、ステム3に固定されて光デバイス用素子2を密封状に封止して保護する保護カバー5と、から主に構成されている。
【0016】
図2及び図3に示されるように、保護カバー5は、正面視略ハット構造を成す金属製のキャップ6と、該キャップ6の天井16に形成された円形状の開口としての窓8を下方より封着するカバーガラス11(非晶材又は結晶材)と、を備えている。キャップ6とカバーガラス11との間には、低融点ガラス9が配置され、カバーガラス11はキャップ6に融着されている。
【0017】
また、キャップ6はFe-Ni系合金薄板をプレス加工することにより成型され、略環状かつ略均一の厚みを有する天井16と、該天井16の外径側から連続して下方に延び円筒状を成す周壁62と、該周壁62の下端から外径側に所定寸法延びるフランジ部63と、によって主に構成される。尚、キャップ6は、機械的強度を有する観点、カバーガラス11との熱膨張係数が近いという観点等からFe-Ni合金が好ましいが、他の金属材を利用することとしてもよい。
【0018】
また、周壁62は、薄肉の薄肉部62Aと、厚肉の厚肉部62Bと、から構成されている。薄肉部62Aは、周壁62の下部側に形成されており、厚肉部62Bは薄肉部62Aに連続して周壁62の上部側に形成されている。また、薄肉部62Aと厚肉部62Bとの外径は、略同一に形成されており、薄肉部62Aの内径は厚肉部62Bの内径よりも大きく形成され、薄肉部62Aは厚肉部62Bよりも薄くなっている。
【0019】
図3を参照し、本実施例においての薄肉部62Aの厚みT1は約0.2mmあり、厚肉部62Bの厚みは薄肉部62Aの厚みT1の約2倍から3倍となっている。また、天井16の厚みT3は、薄肉部62Aの厚みT1と略同じ、もしくは僅かに厚肉となっている。また、後述するが、薄肉部62Aと厚肉部62Bとは、キャップ6のプレス加工時に形成される。
【0020】
また、カバーガラス11は円板状を成し、天面11aと、底面11bと、周面11cとから構成されている。カバーガラス11は、低融点ガラス9を介して天面11a側からキャップ6の天井16の下面16aに融着されるようになっている。
【0021】
また、低融点ガラス9はビスマス系またはテルル系の低融点ガラスを封着前の状態においてリング状のタブレットに成形したものである(図2参照)。後述するように、低融点ガラス9は加熱により溶解状態となり、キャップ6とカバーガラス11とを封着する。尚、低融点ガラス9は、ガラス転移温度が低く600℃以下で軟化するガラスが好ましい。さらに尚、低融点ガラス9は、上述したビスマス系またはテルル系以外であってもよく、粉末ガラスをタブレット状に成形したものを用いてもよいし、ペースト状のものを塗布してもよい。
【0022】
以降、保護カバー5の製造・組立について説明する。まずキャップ6について図2を参照して説明する。
【0023】
まず、プレス機械により、円柱状のパンチを台座上に載置された均一な厚みの金属薄板に複数回圧接させることで、薄肉部62Aと、該薄肉部62Aよりも厚肉に形成された厚肉部62Bと、天井16と、を形成させている。また、天井16に穿孔により窓8を形成させている。このようにして、図2に示されるようにキャップ6を製造している。
【0024】
次いで、図2を参照して、キャップ6へのカバーガラス11の組立及び封止について説明する。キャップ6、低融点ガラス9、カバーガラス11の順に上下に重合し、図示しない加熱炉に入れ、窒素ガス雰囲気中で500度まで加熱した状態で10分間保持し、低融点ガラス9を溶融させてキャップ6の天井16の下面16aにカバーガラス11を融着して封着する。
【0025】
ここで、図4(a)に示されるプレス加工によって製造されたキャップ66のファイバーフローと、図4(b)に示される切削加工によって製造された本実施例のキャップ6のファイバーフローとについて説明する。ファイバーフローは、顕微鏡等を用いて確認することができる繊維状の金属組織の流れのことを指しており、加工方法によって異なっている。尚、キャップ66とキャップ6との形状は略同一である。
【0026】
プレス加工によって製造されたキャップ6は、図4(a)に示されるように、ファイバーフローがキャップ6の表面輪郭に沿って形成されている。これにより、キャップ6はキャップ66よりも引張応力に強くなっている。更に、ステップ1~3において周壁62の薄肉部62Aと、天井16とは絞り加工により薄く成型されているので、薄肉部62Aと天井16とのファイバーフロー同士の幅間が狭くなっている。これにより、外力からの衝撃耐性や疲労強度が切削品のキャップ66よりも高くなっている。このことから、薄肉部62Aを薄肉に形成しても強度を保持できるようになっている。
【0027】
参考までに、円柱状の金属材を切削により加工したキャップ66のファイバーフローは、図4(b)に示されるように、周壁66Aが立ち上がる軸方向に対して略直交して径方向に延びており、また、周壁66A及び天井66Bにおいて、隣接するファイバーフロー同士の幅間が略均一かつ長くなっている。更に、それぞれのファイバーフローは起端から終端までの長さが短くなっている。
【0028】
また、図5に示されるように、光デバイス1を横向き配置し長期に亘って使用を続けると、光デバイス1にかかる上下方向の振動等によりキャップ6が変形することがある。本発明のキャップ6の周壁62は、窓8側に厚肉部62Bが周方向に亘って配置されているので、キャップ6の窓8側の剛性が高くなっており、図5に示されるように、キャップ6の窓8側はステム3に略平行に移動するように変形するようになっている。これにより、カバーガラス11と光デバイス用素子2との光の出射/入射の直交度が保たれるようになっている。
【0029】
また、図3に示されるように、厚肉部62Bの外周面から内周面までの厚さが十分に厚いことにより、天井16の上面と厚肉部62Bの上面からなる剛性の高い平坦面としての領域Hを確保できることから、領域Hに溶接等を施すことが容易になっている。
【0030】
また、領域Hのファイバーフローは軸方向に延びる周壁62から連続して略90度屈曲し内径方向に延びているので、キャップ6が変形しにくく、カバーガラス11と光デバイス用素子2との光の出射/入射の直交度が保たれるようになっている(図4(a)参照)。
【0031】
このように、周壁62と天井16とから構成されるキャップ6と、カバーガラス11とを備え、キャップ6の天井16に形成された窓8に、カバーガラス11が取り付けられる保護カバー5であって、キャップ6は、プレス加工により作製され、キャップ6の周壁62は、薄肉部62Aに連なり窓8側に配置された厚肉部62Bを備えていることから、カバーガラス11と光の出射/入射の直交度が保たれつつ、光デバイス用素子2を収納できるスペースを十分に確保できる。更に、キャップ6がプレスにより作製されているので、安価に作製できる。例えば、保護カバー5が横向き配置されて使用され、キャップ6が振動等により上下方向の外力を受けても、キャップ6の窓8側はステム3に略平行に移動するように変形するから、カバーガラス11と光の出射/入射の直交度が保たれる。
【0032】
また、厚肉部62Bと薄肉部62Aとの外径は、略同一に形成されていることから、光デバイス用素子2の収容空間を確保しつつ、キャップ6が幅方向に嵩張らずコンパクトに形成できる。
【0033】
また、天井16は、厚肉部62Bよりも薄肉に形成されていることから、キャップ6上部の重量を軽くできるので、横向き配置した際においてキャップ6が振動等により上下方向の外力を受けても変形し難い。
【0034】
また、天井16は、プレス加工により成型されていることから、薄肉の平滑面を安価に用意できる。
【0035】
また、キャップ6は、一枚の均一な厚みのある素材から成型されていることから、キャップ6が一体的に成型されるので強度を確保できる。
【0036】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0037】
例えば、前記実施例では、キャップ6の素材としてFe-Ni合金を用いる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、素材としてFe-Ni合金以外の金属材を用いることとしてもよい。
【0038】
また、前記実施例では、窓8に円板状のカバーガラス11が取り付けられている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、球レンズを取り付けることとしてもよいし、また、非球面レンズや溶融レンズを取り付けることとしてもよい。
【0039】
また、前記実施例では、キャップ6の周壁62の下端にフランジ部63が形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フランジ部を省略した有底筒状体のキャップであってもよい。
【0040】
また、前記実施例では、薄肉部62Aと厚肉部62Bとの外径は、略同一に形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、薄肉部62Aと厚肉部62Bとの内径が略同一で外径が異なるキャップ6としてもよい。
【0041】
また、前記実施例では、窓8は、円形状に形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、四角形状及び多角形状や楕円形状等、円形状以外の形状としてもよい。
【0042】
また、前記実施例では、キャップ6は、上面視円形状に形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上面視四角形状及び多角形状や上面視楕円形状等、上面視円形状以外の形状としてもよい。
【0043】
また、前記実施例では、天井16の厚みT3は、薄肉部62Aの厚みT1と略同じ、もしくは僅かに厚肉となっている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、天井16の厚みT3を薄肉部62Aの厚みT1よりも薄くすることとしてもよい。
【0044】
また、前記実施例では、周壁62は、それぞれ厚みの異なる薄肉部62Aと厚肉部62Bとから形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、周壁62を3種類以上のそれぞれ異なる厚みを有する周壁としてもよい。
【0045】
また、前記実施例では、天井16は、周壁62と略直交するようにプレス加工で成型される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、天井16と周壁62とをプレス加工で成型した後に、天井16を周壁62に対して略直交するように曲げ加工を施すこととしてもよい。
【符号の説明】
【0046】
1 光デバイス
2 光デバイス用素子(光素子)
3 ステム
4 端子
5 保護カバー
6 キャップ
8 窓
9 低融点ガラス
11 カバーガラス(非晶材又は結晶材)
16 天井
62 周壁
62A 薄肉部
62B 厚肉部
63 フランジ部
図1
図2
図3
図4
図5