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特許7648045特化したタグを利用してグループを生成する方法、システム、およびコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-10
(45)【発行日】2025-03-18
(54)【発明の名称】特化したタグを利用してグループを生成する方法、システム、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20240101AFI20250311BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2021000760
(22)【出願日】2021-01-06
(65)【公開番号】P2021111398
(43)【公開日】2021-08-02
【審査請求日】2023-12-28
(31)【優先権主張番号】10-2020-0002569
(32)【優先日】2020-01-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】516014409
【氏名又は名称】ライン プラス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LINE Plus Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】パク ジョンフン
【審査官】佐藤 光起
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-185767(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0015058(KR,A)
【文献】特開2018-060508(JP,A)
【文献】@KeitaMoromizato (Keita Moromizato),"Slackにスレッド機能を追加する",[online],2017年09月10日,[検索日 2024.08.29], インターネット:<URL:https://web.archive.org/web/20170910175326/http://qiita.com/KeitaMoromizato/items/3ce352b6b1a385e430d5>
【文献】Matteo Du,"How to Use Slack in 2019 (Bonus: 18 Lesser-Known Hacks to Get More Done)",[online],2019年11月02日,[検索日 2024.08.29], インターネット:<URL:https://web.archive.org/web/20191102230903/https://kinsta.com/blog/how-to-use-slack/>
【文献】connehito ほか,"Slackにハッシュタグ的な「ゆるく情報をまとめる方法」が欲しかった話",[online],2019年06月25日,[検索日 2024.08.29], インターネット:<URL:https://web.archive.org/web/20190625094824/http://tech.connehito.com/entry/2016/05/17/170626>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、
前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記グループ生成方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちから特定タグが含まれたメッセージを選択したユーザを1つのグループにグルーピングする段階
を含み、
前記グルーピングする段階は、
前記ユーザが前記グループのメンバーに該当しない場合、前記選択にしたがい、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階、および
前記ユーザが前記グループのメンバーに該当する場合、前記選択にしたがい、前記グループのメンバーから前記ユーザが削除されるように制御する段階
を含む、グループ生成方法。
【請求項2】
前記グルーピングする段階は、
前記メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、
前記メッセージに基づき、前記メッセージングプラットフォームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および
前記メッセージングプラットフォームにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階
を含む、請求項1に記載のグループ生成方法。
【請求項3】
前記グルーピングする段階は、
メッセンジャーのチャットルームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、
前記メッセージに基づき、前記チャットルームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および
前記チャットルームに含まれた第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階
を含む、請求項1に記載のグループ生成方法。
【請求項4】
前記グルーピングする段階は、
メッセンジャーのタイムライン上に第1ユーザが掲載したメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、
前記メッセージに基づき、前記タイムラインに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および
前記タイムラインにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階
を含む、請求項1に記載のグループ生成方法。
【請求項5】
前記認識する段階は、
前記第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージのうちでグループ生成に特化したタグが含まれたメッセージを示すメッセージタイプを認識する段階
を含む、請求項2に記載のグループ生成方法。
【請求項6】
前記生成する段階は、
前記メッセージに固有IDを付与して前記第1ユーザの識別情報が含まれたグループオブジェクトを生成する段階
を含む、請求項2に記載のグループ生成方法。
【請求項7】
前記生成する段階は、
前記グループオブジェクトを前記メッセージングプラットフォームの識別情報と関連付けて維持する段階
をさらに含む、請求項6に記載のグループ生成方法。
【請求項8】
前記生成する段階は、
前記メッセージのメッセージ内容のうちの少なくとも一部をグループ名称とするグループオブジェクトを生成する段階
を含む、請求項2に記載のグループ生成方法。
【請求項9】
前記グループ生成方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、事前に定められた時間または前記第1ユーザが設定した時間が経過すれば、前記グループオブジェクトを削除する段階
をさらに含む、請求項2に記載のグループ生成方法。
【請求項10】
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、
前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記グループ生成方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちで特定タグが含まれたメッセージに対して前記メッセージングプラットフォームに従属するグループが生成されることにより、前記メッセージをグループ生成メッセージタイプとして表示する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンピュータシステムのユーザから前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階
を含み、
前記制御する段階は、
前記ユーザが前記グループのメンバーに該当しない場合、前記選択にしたがい、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階、および
前記ユーザが前記グループのメンバーに該当する場合、前記選択にしたがい、前記グループのメンバーから前記ユーザが削除されるように制御する段階
を含む、グループ生成方法。
【請求項11】
前記制御する段階は、
前記ユーザから前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記メッセージに対応するグループ情報に基づいてグループ詳細ページを提供する段階、および
前記グループ詳細ページにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階
を含む、請求項10に記載のグループ生成方法。
【請求項12】
前記メッセージングプラットフォームには、前記メッセージングプラットフォームに従属するグループ全体を確認するためのメニューが含まれ、
前記グループ生成方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記メニューにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記メッセージングプラットフォームに従属するグループリストを提供する段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記グループリストから特定のグループが選択される場合、前記選択されたグループに対応するグループ情報に基づいてグループ詳細ページを提供する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記グループ詳細ページにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記ユーザが前記選択されたグループのメンバーに追加されるように制御する段階
をさらに含む、請求項10に記載のグループ生成方法。
【請求項13】
前記グループ生成方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加された状態で前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記グループのメンバーを対象に、メンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットのうちの少なくとも1つを含む付加機能を実行する段階
をさらに含む、請求項10に記載のグループ生成方法。
【請求項14】
請求項1~13のうちのいずれか一項に記載のグループ生成方法を前記コンピュータシステムに実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項15】
コンピュータシステムであって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして特定タグが含まれたメッセージを認識するメッセージ認識部、
前記メッセージに基づき、前記メッセージングプラットフォームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成するグループ生成部、および
前記メッセージングプラットフォームにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加するグループ管理部
を含み、
前記グループ管理部は、
前記第2ユーザが前記サブグループのメンバーに該当しない場合、前記選択入力にしたがい、前記第2ユーザが前記サブグループのメンバーに追加されるように制御し、および
前記第2ユーザが前記サブグループのメンバーに該当する場合、前記選択入力にしたがい、前記サブグループのメンバーから前記第2ユーザが削除されるように制御する、コンピュータシステム。
【請求項16】
前記メッセージ認識部は、
前記第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージのうちでグループ生成に特化したタグが含まれたメッセージを示すメッセージタイプを認識すること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【請求項17】
前記グループ生成部は、
前記メッセージに固有のIDを付与して前記第1ユーザの識別情報が含まれたグループオブジェクトを生成すること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【請求項18】
前記グループ生成部は、
前記メッセージのメッセージ内容のうちの少なくとも一部をグループ名称として設定したグループオブジェクトを生成すること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【請求項19】
前記グループ管理部は、
事前に定められた時間または前記第1ユーザが設定した時間が経過すれば、前記グループオブジェクトを削除すること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、メッセージングプラットフォーム内にグループを生成する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なコミュニケーションツールであるインスタントメッセンジャーは、メッセージやデータをリアルタイムで送受信することのできるソフトウェアであって、ユーザがメッセンジャー上に対話の相手を登録すると、対話リストに登録された相手とリアルタイムでメッセージをやり取りすることができる。
【0003】
このようなメッセンジャー機能は、PCはもちろん、移動通信端末のモバイル環境でもその使用が広く普及している。
【0004】
例えば、特許文献1(公開日2002年9月30日)には、携帯端末機にインストールされたモバイルメッセンジャー間でメッセンジャーサービスを提供することができる、無線通信網を利用した携帯端末機のモバイルメッセンジャーサービスシステムおよび方法が開示されている。
【0005】
インスタントメッセンジャーの利用の大衆化に伴ってインスタントメッセンジャーが提供する機能はますます多様化しており、写真、動画、ファイル、連絡先、位置、スケジュール、通知、投票などのような各種情報やコンテンツを共有する機能はもちろん、ゲームサービスや動画サービスなどのような他のサービスとの連動も支援するようになった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】韓国公開特許第10-2002-0074304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
既に存在するメッセージングプラットフォーム内において特化タグであるグループタグを利用することで、グループを簡単に生成することができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちから特定タグが含まれたメッセージを選択したユーザを1つのグループにグルーピングする段階を含む、グループ生成方法を提供する。
【0009】
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちで特定タグが含まれたメッセージに対して前記メッセージングプラットフォームに従属するグループが生成されることにより、前記メッセージをグループ生成メッセージタイプとして表示する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンピュータシステムのユーザから前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階を含む、グループ生成方法を提供する。
【0010】
コンピュータシステムであって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして特定タグが含まれたメッセージを認識するメッセージ認識部、前記メッセージに基づき、前記メッセージングプラットフォームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成するグループ生成部、および前記メッセージングプラットフォームにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加するグループ管理部を含む、コンピュータシステムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図2】本発明の一実施形態における、電子機器およびサーバの内部構成を説明するためのブロック図である。
図3】本発明の一実施形態における、サーバのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図である。
図4】本発明の一実施形態における、サーバが実行することのできる方法の例を示したフローチャートである。
図5】本発明の一実施形態における、グループタグを利用してグループを生成する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図6】本発明の一実施形態における、グループタグを利用してグループを生成する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図7】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図8】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図9】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図10】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図11】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図12】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図13】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
図14】本発明の一実施形態における、グループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
<発明の概要>
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちから特定タグが含まれたメッセージを選択したユーザを1つのグループにグルーピングする段階を含む、グループ生成方法を提供する。
【0013】
一側面によると、前記グルーピングする段階は、前記メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、前記メッセージに基づき、前記メッセージングプラットフォームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および前記メッセージングプラットフォームにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階を含んでよい。
【0014】
他の側面によると、前記グルーピングする段階は、メッセンジャーのチャットルームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、前記メッセージに基づき、前記チャットルームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および前記チャットルームに含まれた第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階を含んでよい。
【0015】
また他の側面によると、前記グルーピングする段階は、メッセンジャーのタイムライン上に第1ユーザが掲載したメッセージとして前記特定タグが含まれたメッセージを認識する段階、前記メッセージに基づき、前記タイムラインに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成する段階、および前記タイムラインにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加する段階を含んでよい。
【0016】
また他の側面によると、前記認識する段階は、前記第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージのうちでグループ生成に特化したタグが含まれたメッセージを示すメッセージタイプを認識する段階を含んでよい。
【0017】
また他の側面によると、前記生成する段階は、前記メッセージに固有のIDを付与して前記第1ユーザの識別情報が含まれたグループオブジェクトを生成する段階を含んでよい。
【0018】
また他の側面によると、前記生成する段階は、前記グループオブジェクトを前記メッセージングプラットフォームの識別情報と関連付けて維持する段階をさらに含んでよい。
【0019】
また他の側面によると、前記生成する段階は、前記メッセージのメッセージ内容のうちの少なくとも一部をグループ名称とするグループオブジェクトを生成する段階を含んでよい。
【0020】
さらに他の側面によると、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、事前に定められた時間または前記第1ユーザが設定した時間が経過すれば、前記グループオブジェクトを削除する段階をさらに含んでよい。
【0021】
コンピュータシステムが実行するグループ生成方法であって、前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、メッセージングプラットフォームに含まれたメッセージのうちで特定タグが含まれたメッセージに対して前記メッセージングプラットフォームに従属するグループが生成されることにより、前記メッセージをグループ生成メッセージタイプとして表示する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンピュータシステムのユーザから前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階を含む、グループ生成方法を提供する。
【0022】
一側面によると、前記制御する段階は、前記ユーザが前記グループのメンバーに該当しない場合、前記選択にしたがい、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階、および前記ユーザが前記グループのメンバーに該当する場合、前記選択にしたがい、前記グループのメンバーから前記ユーザが削除されるように制御する段階を含んでよい。
【0023】
他の側面によると、前記制御する段階は、前記ユーザから前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記メッセージに対応するグループ情報に基づいてグループ詳細ページを提供する段階、および前記グループ詳細ページにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加されるように制御する段階を含んでよい。
【0024】
また他の側面によると、前記メッセージングプラットフォームには、前記メッセージングプラットフォームに従属するグループ全体を確認するためのメニューが含まれ、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記メニューにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記メッセージングプラットフォームに従属するグループリストを提供する段階、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記グループリストから特定のグループが選択される場合、前記選択されたグループに対応するグループ情報に基づいてグループ詳細ページを提供する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記グループ詳細ページにおける前記ユーザの要請にしたがい、前記ユーザが前記選択されたグループのメンバーに追加されるように制御する段階をさらに含んでよい。
【0025】
さらに他の側面によると、前記グループ生成方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ユーザが前記グループのメンバーに追加された状態で前記メッセージに対する選択が入力される場合、前記グループのメンバーを対象に、メンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットのうちの少なくとも1つを含む付加機能を実行する段階をさらに含んでよい。
【0026】
前記グループ生成方法を前記コンピュータシステムに実行させるために非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される、コンピュータプログラムを提供する。
【0027】
コンピュータシステムであって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザの電子機器から受信されたメッセージとして特定タグが含まれたメッセージを認識するメッセージ認識部、前記メッセージに基づき、前記メッセージングプラットフォームに従属するサブグループとしてグループオブジェクトを生成するグループ生成部、および前記メッセージングプラットフォームにおいて、第2ユーザの電子機器から前記メッセージに対する選択入力が受信される場合、前記第2ユーザを前記サブグループのメンバーに追加するグループ管理部を含む、コンピュータシステムを提供する。
【0028】
<発明の詳細>
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0029】
本発明の実施形態は、メッセージングプラットフォーム内にグループを生成する技術に関する。
【0030】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、メッセンジャーのチャットルームやタイムラインなどのように既に存在するメッセージングプラットフォーム内において特化タグであるグループタグを利用することによってグループを簡単に生成することができ、これによって使用性、利便性、効率性などの側面において相当な長所を達成することができる。
【0031】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が図1のように限定されることはない。
【0032】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータシステムによって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、PC(personal computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレット、ゲームコンソール、ウェアラブルデバイス、IoT(internet of things)デバイス、VR(virtual reality)デバイス、AR(augmented reality)デバイスなどがある。一例として、図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータシステムのうちの1つを意味してよい。
【0033】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網、衛星網など)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0034】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140に第1サービスを提供するシステムであってよく、サーバ160も、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140に第2サービスを提供するシステムであってよい。より具体的な例として、サーバ150は、複数の電子機器110、120、130、140においてインストールされて実行されるコンピュータプログラムであるアプリケーションを通じ、該当のアプリケーションが目的とするサービス(一例として、メッセンジャーサービスなど)を第1サービスとして複数の電子機器110、120、130、140に提供してよい。他の例として、サーバ160は、上述したアプリケーションのインストールおよび実行のためのファイルを複数の電子機器110、120、130、140に配布するサービスを第2サービスとして提供してよい。
【0035】
図2は、本発明の一実施形態における、電子機器およびサーバの内部構成を説明するためのブロック図である。図2では、電子機器に対する例として電子機器110の内部構成およびサーバ150の内部構成について説明する。また、他の電子機器120、130、140やサーバ160も、上述した電子機器110またはサーバ150と同一または類似の内部構成を有してよい。
【0036】
電子機器110およびサーバ150は、メモリ211、221、プロセッサ212、222、通信モジュール213、223、および入力/出力インタフェース214、224を含んでよい。メモリ211、221は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリなどのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROM、SSD、フラッシュメモリ、ディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ211、221とは区分される別の永続的記録装置として電子機器110やサーバ150に含まれてもよい。また、メモリ211、221には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコード(一例として、電子機器110においてインストールされて実行されるブラウザや、特定のサービスの提供のために電子機器110にインストールされるアプリケーションなどのためのコード)が記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ211、221とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信モジュール213、223を通じてメモリ211、221にロードされてもよい。例えば、少なくとも1つのプログラムは、開発者またはアプリケーションのインストールファイルを配布するファイル配布システム(一例として、上述したサーバ160)がネットワーク170を介して提供するファイルによってインストールされるコンピュータプログラム(一例として、上述したアプリケーション)に基づいてメモリ211、221にロードされてよい。
【0037】
プロセッサ212、222は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ211、221または通信モジュール213、223によって、プロセッサ212、222に提供されてよい。例えば、プロセッサ212、222は、メモリ211、221のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0038】
通信モジュール213、223は、ネットワーク170を介して電子機器110とサーバ150とが互いに通信するための機能を提供してもよいし、電子機器110および/またはサーバ150が他の電子機器(一例として、電子機器120)または他のサーバ(一例として、サーバ160)と通信するための機能を提供してもよい。一例として、電子機器110のプロセッサ212がメモリ211のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求が、通信モジュール213の制御にしたがってネットワーク170を介してサーバ150に伝達されてよい。これとは逆に、サーバ150のプロセッサ222の制御にしたがって提供される制御信号や命令、コンテンツ、ファイルなどが、通信モジュール223とネットワーク170を経て電子機器110の通信モジュール213を通じて電子機器110に受信されてよい。例えば、通信モジュール213を通じて受信されたサーバ150の制御信号や命令、コンテンツ、ファイルなどは、プロセッサ212やメモリ211に伝達されてよく、コンテンツやファイルなどは、電子機器110がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0039】
入力/出力インタフェース214は、入力/出力装置215とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、キーボード、マウス、マイクロフォン、カメラなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバックデバイスなどのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース214は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置215は、電子機器110と1つの装置で構成されてもよい。また、サーバ150の入力/出力インタフェース224は、サーバ150に接続するかサーバ150が含むことのできる入力または出力のための装置(図示せず)とのインタフェースのための手段であってよい。より具体的な例として、電子機器110のプロセッサ212がメモリ211にロードされたコンピュータプログラムの命令を処理するにあたり、サーバ150や電子機器120が提供するデータを利用して構成されるサービス画面やコンテンツが、入力/出力インタフェース214を通じてディスプレイに表示されてよい。
【0040】
また、他の実施形態において、電子機器110およびサーバ150は、図2の構成要素よりも多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、電子機器110は、上述した入力/出力装置215のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、GPS(Global Positioning System)モジュール、カメラ、各種センサ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。より具体的な例として、電子機器110がスマートフォンである場合、一般的にスマートフォンが含んでいる加速度センサやジャイロセンサ、カメラモジュール、物理的な各種ボタン、タッチパネルを利用したボタン、入力/出力ポート、振動のための振動器などのような多様な構成要素が、電子機器110にさらに含まれるように実現されてよい。
【0041】
以下では、メッセージングプラットフォーム内で特化したタグを利用してグループを生成する方法およびシステムの具体的な実施形態について説明する。
【0042】
一般的に、記号「#」を利用したタグは、単語に対する検索や掲示文の性格などを示す目的として使用されるものであり、記号「@」を利用したタグは、特定のユーザを名指しするメンション(mention)機能に活用されるものである。
【0043】
本実施形態は、特定の記号、例えば、記号「&」をグループに特化したタグ(以下、「グループタグ」とする)として活用してよく、多様なメッセージングプラットフォーム内でグループタグを利用することによってグループ中心の利便機能を提供することができる。
【0044】
図3は、本発明の一実施形態における、サーバのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示したブロック図であり、図4は、本発明の一実施形態における、サーバが実行することのできる方法の例を示したフローチャートである。
【0045】
本実施形態に係るサーバ150は、メッセンジャーやSNS(social network service)などのメッセージングサービスを提供するプラットフォームの役割を担うものである。サーバ150には、コンピュータによって実現されたグループ生成システムが構成されてよい。サーバ150は、クライアントである複数の電子機器110、120、130、140を対象にメッセージングサービスを提供するものであって、電子機器110、120、130、140上にインストールされた専用アプリケーションやサーバ150と関連するウェブ/モバイルサイトに接続することによってメッセージングサービスを提供してよい。特に、サーバ150は、メッセンジャーのチャットルームやタイムラインのようなメッセージングプラットフォーム内においてグループタグを利用することによってグループ中心の便利機能を提供するものであってよい。
【0046】
サーバ150のプロセッサ222は、図4に係るグループ生成方法を実行するための構成要素として、図3に示すように、メッセージ認識部310、グループ生成部320、およびグループ管理部330を含んでよい。実施形態によって、プロセッサ222の構成要素は、選択的にプロセッサ222に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ222の構成要素は、プロセッサ222の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0047】
このようなプロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、図4のグループ生成方法が含む段階410~430を実行するようにサーバ150を制御してよい。例えば、プロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、メモリ221が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令を実行するように実現されてよい。
【0048】
ここで、プロセッサ222の構成要素は、サーバ150に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ222によって実行される、互いに異なる機能の表現であってよい。例えば、サーバ150が、電子機器110、120、130、140から受信されたメッセージのメッセージタイプを認識するように上述した命令にしたがってサーバ150を制御するプロセッサ222の機能的表現として、メッセージ認識部310が利用されてよい。
【0049】
プロセッサ222は、サーバ150の制御と関連する命令がロードされたメモリ221から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、以下で説明する段階410~430をプロセッサ222が実行するように制御するための命令を含んでよい。以下で説明する段階410~430は、図4に示した順序とは異なるように実行されてもよいし、段階410~430のうちの一部が省略されても追加の過程がさらに含まれてもよい。
【0050】
図4を参照すると、段階410で、メッセージ認識部310は、第1ユーザの電子機器(一例として、電子機器110)から受信されたメッセージのうちからグループタグが含まれたメッセージを認識してよい。メッセージングサービスでは、テキスト、イメージ、ビデオ、オーディオ、スタンプなどのような各種メッセージタイプが事前に規定されており、サーバ150とクライアントとがメッセージを送信するときにメッセージタイプに関する情報をともに送信してよい。サーバ150とクライアントとの間で規定されているメッセージタイプに特定の記号、例えば、記号「&」を含んだ形態のメッセージを示すメッセージタイプ(以下、「グループ生成メッセージタイプ」とする)を追加してよい。メッセージ認識部310は、メッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザから受信されたメッセージの類型を示すメッセージタイプを認識し、グループタグが含まれたメッセージを示すグループ生成メッセージタイプを認識してよい。
【0051】
段階420で、グループ生成部320は、グループ生成メッセージタイプのメッセージが認識される場合、該当のメッセージに対して第1ユーザのユーザ情報が含まれたグループオブジェクトを生成してよい。このとき、グループ生成部320は、グループ生成メッセージタイプのメッセージに固有のIDを付与してグループオブジェクトを生成してよい。グループ生成部320は、メッセージ内容のうちの少なくとも一部をグループ名称として設定してよい。例えば、グループ生成メッセージタイプのメッセージとして「&忘年会」が受信される場合、グループ名称を「忘年会」に設定してよい。また、グループ生成部320は、グループにグループ生成者、すなわち、グループ生成メッセージタイプのメッセージを送信したユーザの識別子(一例として、MID(Manufacturer Identification Code)など)を追加してよい。また、グループ生成部320は、グループ生成メッセージタイプのメッセージに基づいて生成されたグループオブジェクトを、該当のメッセージが受信されたメッセージングプラットフォームの識別子と関連付けて維持してよい。例えば、メッセンジャーのチャットルームやタイムラインなどのようにメッセージをやり取りしたり共有したりするメッセージングプラットフォームにおいてグループ生成メッセージタイプのメッセージが受信される場合、該当のプラットフォームに従属するサブグループとして生成して維持してよい。
【0052】
段階430で、グループ管理部330は、第2ユーザの電子機器(一例として、電子機器120)から、第1ユーザが送信したグループ生成メッセージタイプのメッセージに対する選択入力が受信される場合、段階420で生成されたグループオブジェクトに第2ユーザの識別子(一例として、MIDなど)を追加してよい。言い換えれば、メッセンジャーのチャットルームやタイムラインなどのようなメッセージングプラットフォームにおいて、第1ユーザが送信したグループ生成メッセージタイプのメッセージを第2ユーザがクリックする場合、該当のメッセージに対して生成されたグループのメンバーに第2ユーザを追加してよい。また、グループ管理部330は、グループ生成メッセージタイプのメッセージに基づくグループオブジェクトを揮発性オブジェクトとして管理してよい。一例として、グループオブジェクトを事前に定められたTTL(time to live)あるいは第1ユーザが設定した時間にわたって維持し、該当の時間が経過すれば削除してよい。グループオブジェクトの場合、永続的なオブジェクトではないため、持続的にリソースの増設が要求されないという利点がある。
【0053】
したがって、本実施形態では、メッセンジャーのチャットルームまたはタイムラインなどのようなメッセージングプラットフォーム内において、グループタグが含まれたメッセージを利用することでグループオブジェクトを簡単に生成することができ、グループタグが含まれたメッセージを送信したユーザとグループタグが含まれたメッセージをクリックしたユーザを1つのグループにグルーピングすることができる。
【0054】
図5~6は、本発明の一実施形態における、グループタグを利用してグループを生成する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
【0055】
図5~6は、メッセージングプラットフォームの例としてメッセンジャーのチャットルーム画面500を示しており、電子機器110のディスプレイに表示される画面であってよい。
【0056】
図5を参照すると、電子機器110は、グループ生成者である第1ユーザの電子機器であって、第1ユーザがチャットルーム画面500でグループに特化したタグ、例えば、記号「&」が含まれたメッセージ501を入力した後に送信要請を入力すれば、グループタグが含まれたメッセージ501をサーバ150に送信してよい。このとき、電子機器110は、メッセージ送信APIを呼び出し、グループタグが含まれたメッセージ501をグループ生成メッセージタイプのメッセージとして処理して送信してよい。
【0057】
サーバ150は、チャットルームでグループ生成メッセージタイプのメッセージ501を受信する場合、固有のグループIDを割り当ててグループオブジェクトを生成してよい。サーバ150は、グループオブジェクトのIDを個別のオブジェクトとして管理するか、あるいはメッセージに該当する既存のオブジェクトに追加してよい。グループオブジェクトのグループ情報としては、グループ名称、グループID、メンバーリスト、生成時刻を含んでよい。グループ名称としては、グループタグとともに作成されたメッセージ内容が設定されてよく、例えば、「&忘年会」というメッセージが受信される場合にはグループ名称を「忘年会」に設定してよい。また、初期メンバーリストには、グループ生成者である第1ユーザのMIDが含まれてよい。サーバ150は、グループオブジェクトに対するグループ情報をチャットルーム情報に追加してよく、例えば、グループオブジェクトをチャットルーム内のサブグループとしてチャットルームと関連付けて管理してよい。
【0058】
電子機器110は、グループタグが含まれたメッセージ501に基づいてグループオブジェクトの生成が完了すれば、該当のメッセージ501を、グループ生成メッセージタイプを示すリンク形態のメッセージ502として処理してチャットルーム画面500に表示してよい。電子機器110は、チャットルーム画面500にリンク形態のメッセージ502を表示すると同時に、グループ生成による通知503を一時的に表示してよい。
【0059】
電子機器110は、リンク形態のメッセージ502を、事前に定められたアクション可能なメッセージとして表示してよい。一例として、電子機器110は、リンク形態のメッセージ502を、クリックイベントによってグループに追加/削除したり、あるいはメンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットなどのような各種機能を実行することのできるメッセージとして表示してよい。
【0060】
グループ生成メッセージタイプのメッセージ501に定義されたアクションにしたがい、チャットルーム画面500に表示されるメッセージ502のインタフェースが決定されてよい。例えば、グループ生成メッセージタイプのメッセージ501に対してメモのようなノート機能が定義された場合には、図6に示すように、ノート機能のリンクが含まれたインタフェースのメッセージ602として表示されてよい。
【0061】
サーバ150は、グループ生成メッセージタイプのメッセージ501に基づくグループオブジェクトを揮発性オブジェクトとして管理することにより、一定の時間が経過すれば、グループオブジェクトのグループ情報を廃棄してよい。
【0062】
電子機器110は、グループオブジェクトのグループ情報が、一定の時間が経過することによってサーバ150から削除される場合、チャットルーム画面500にメッセージ502は表示されるがアクションは支援されない政策を適用してよい。
【0063】
従来には、メッセンジャーのグループチャットルームにおいて、特定の目標のために細部的なグループが必要な場合にも、グループチャットルーム内のすべてのメンバーとの共有が持続されるか、あるいは特定のメンバーだけを含んだ新たなチャットルームを生成しなければならなかった。例えば、10人を含んだグループチャットルームで忘年会を計画するときに特定の5人だけが参加することになった場合、参加しないメンバーもチャットルームに存在するためチャットルームが乱雑であった。さらに、10人のうち参加者である5人だけが新たなチャットルームを生成する場合には、集まりが実施された以降もチャットルームが維持され、格納空間を占領していた。ここで、新たに生成されるチャットルームは従来のチャットルームから完全に独立したものであるため、非参加者である5人はサブグループでの対話内容を把握することができず、追ってサブグループに参加するようになった場合は、初めから内容を共有してもらわなければならなかった。これは、要求事項であった「サブグループ」を生成する方式ではなく、「独立グループ」を生成する方式によって発生する問題であると言える。
【0064】
本実施形態では、チャットルーム内でグループタグを利用することで、揮発性のサブグループを簡単に生成することができる。
【0065】
図7~14は、本発明の一実施形態における、チャットルーム内のサブグループに参加する過程を説明するためのユーザインタフェース画面の例を示した図である。
【0066】
図7~14は、メッセンジャーのチャットルーム画面700を示しており、電子機器120のディスプレイに表示される画面であってよい。
【0067】
一例として、電子機器120は、グループ参加者である第2ユーザの電子機器であって、第2ユーザのグループ参加過程を1デプスのインタフェースで実現してよい。
【0068】
図7を参照すると、電子機器120は、第1ユーザが送信したグループ生成メッセージタイプのメッセージ702をチャットルーム画面700に表示してよい。電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700上の対話メッセージのうちからグループ生成メッセージタイプのメッセージ702を選択(タッチやクリックなど)する場合、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対する第2ユーザの選択入力をサーバ150に伝達してよい。
【0069】
サーバ150は、第2ユーザの選択入力にしたがい、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループ情報に基づき、グループ情報のメンバーリストに第2ユーザが存在するかによって第2ユーザのMIDを追加あるいは削除してよい。
【0070】
サーバ150は、第2ユーザがグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに該当しない場合、第2ユーザの選択入力にしたがい、該当のグループのメンバーリストに第2ユーザのMIDを追加してよい。このとき、電子機器120は、第2ユーザの選択入力に対する応答として、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに追加されることを示す通知704を表示してよい。
【0071】
サーバ150は、第2ユーザがグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに該当する場合、第2ユーザの選択入力にしたがい、該当のグループのメンバーリストから第2ユーザのMIDを削除してよい。このとき、電子機器120は、第2ユーザの選択入力に対する応答として、図8に示すように、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーから削除されることを示す通知805を表示してよい。
【0072】
電子機器120は、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対する選択が入力されるとき、APIによってグループIDを利用してサーバ150からグループ情報を読み取り、第2ユーザが現在のグループメンバーであるかを直に判断してよい。
【0073】
図7および図8に示すように、チャットルーム画面700において、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対するグループ参加者の一度の選択入力により、グループメンバーの追加または削除を処理することができる。
【0074】
他の例として、電子機器120は、第2ユーザのグループ参加過程を2デプスのインタフェースで実現してよい。
【0075】
図9を参照すると、電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700でグループ生成メッセージタイプのメッセージ702を選択(タッチやクリックなど)する場合、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対する第2ユーザの選択入力をサーバ150に伝達してよい。サーバ150は、第2ユーザの選択入力にしたがい、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループ情報を電子機器120に伝達してよく、電子機器120は、グループ情報に基づき、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループの詳細ページ910を提供してよい。
【0076】
詳細ページ910には、グループ名称911、グループに追加/削除するための参加UI912、メンバーリスト913、メンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットなどのような付加機能リスト914、コメントサービス領域915などが含まれてよい。
【0077】
参加UI912は、第2ユーザがグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに該当しない場合に、グループメンバーに追加のためのボタンであって、第2ユーザがグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに該当する場合は、グループメンバーから削除するためのボタンに切り替わってよい。
【0078】
付加機能リスト914は、グループメンバーを対象に活用可能な機能であって、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対するクリックイベントによって実行可能なすべての機能を含んでよい。メンション機能の場合、1度のメンションによってグループメンバー全体を対象にメンションが可能となり、メッセージ送信機能も、グループメンバーを対象にメッセージを一括で同時に送信することが可能である。チャットルーム機能の場合は、グループメンバーが含まれたチャットルームを生成してよく、ルーレット機能は、グループメンバーのうちの1人以上のメンバーをランダムで選択するものであってよい。
【0079】
メンション機能の場合、チャットルームに記号「@」が入力されれば、チャットルームに含まれたユーザリストを提供するようになるが、このとき、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーをグループ単位(「&グループ」とする)でともに提供してよい。例えば、チャットルーム画面700に記号「@」が入力されれば、チャットルーム画面700上にメンションのために選択可能なユーザリストに&グループをともに表示してよい。このとき、&グループを選択してメッセージを送信すれば、&グループに含まれたメンバー全体にメンションが一括適用されてよい。
【0080】
コメントサービス領域915には、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループに対するコメント入力機能や、グループメンバーが作成したコメントリストなどが含まれてよい。
【0081】
第2ユーザは、チャットルーム画面700でグループ生成メッセージタイプのメッセージ702を選択した後、詳細ページ910に移動し、参加UI912を利用してグループメンバーに参加するか、既にグループメンバーである場合には該当のグループから退出してよい。
【0082】
図9に示すように、チャットルーム画面700において、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループの詳細ページ910を経てグループメンバーの追加または削除を処理することができる。
【0083】
さらに、電子機器120は、チャットルームに含まれたメニューを利用することにより、チャットルーム内で生成されたサブグループにアクセスすることができる。
【0084】
図10を参照すると、チャットルーム画面700は、チャットルーム内で利用可能な機能のメニューリスト1020を含んでよい。このとき、メニューリスト1020には、チャットルーム内で生成されたサブグループにアクセスすることのできるグループUI1021が含まれてよい。
【0085】
電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700のメニューリスト1020からグループUI1021を選択する場合、チャットルーム内で生成されたグループ全体を確認することのできるグループリスト画面1030を提供してよい。グループリスト画面1030には、チャットルーム内で生成されたグループ全体リスト1031が含まれてよい。
【0086】
電子機器120は、第2ユーザがグループ全体リスト1031から選択したグループの詳細ページを提供してよい。図11に示すように、第2ユーザがグループ全体リスト1031から、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループである「忘年会」グループを選択した場合、該当のグループの詳細ページ910を提供してよい。
【0087】
図10に示すように、第2ユーザは、チャットルーム画面700のメニューリスト1020にグループUI1021が含まれ、グループUI1021を経てグループリスト画面1030に移動することにより、チャットルーム内で生成されたグループ全体を確認することができる。図11に示すように、第2ユーザは、グループリスト画面1030のグループ全体リスト1031から特定のグループを選択し、選択されたグループの詳細ページ910を経てグループへの参加の可否を伝達してよい。
【0088】
また他の例として、図12を参照すると、電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700内のグループうちの1つであるグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに追加された状態で該当のメッセージ702を再び選択する場合、メンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットなどのような付加機能リスト1240をチャットルーム画面700上にオーバーレイ表示して提供してよい。付加機能リスト1240は、グループメンバーを対象に活用可能な機能であって、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702に対するクリックイベントによって実行可能なすべての機能が含まれてよい。
【0089】
グループメンバーに追加されたユーザ全体を対象に付加機能リスト1240が提供されてよいが、他の例としては、グループを生成したグループ生成者だけに付加機能リスト1240が提供されることも可能である。
【0090】
また他の例として、図13を参照すると、電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700内のグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに追加された状態で該当のメッセージ702を再び選択する場合、該当のチャットルーム内で生成されたサブグループを含むチャットルームであるサブチャットルーム画面1350をチャットルーム画面700上にオーバーレイ表示して提供してよい。言い換えれば、第2ユーザがグループメンバーに追加された状態でチャットルーム画面700内のグループ生成メッセージタイプのメッセージ702を選択する場合、サブチャットルームが生成されてよい。10人を含むグループチャットルーム内で忘年会を計画するときに特定の3人だけが参加することになった場合、参加者3人だけを対象にサブチャットルームを生成することによって対話を区別してよい。
【0091】
また他の例として、図14を参照すると、電子機器120は、第2ユーザがチャットルーム画面700内のグループ生成メッセージタイプのメッセージ702に該当するグループのメンバーに追加された状態でメンションに特化したタグ、例えば、記号「@」1401を入力する場合、チャットルーム画面700上にメンションのために選択可能なユーザリスト1460を表示してよい。ユーザリスト1460には、チャットルームに含まれた各ユーザはもちろん、グループ生成メッセージタイプのメッセージ702で生成されたグループを示す&グループ(例えば、「&忘年会」)が含まれてよい。電子機器120は、第2ユーザがユーザリスト1460から&グループを選択した状態でメッセージを送信すれば、&グループに含まれたメンバー全体にメンションを一括適用してよい。
【0092】
図5~14を参照しながら説明したユーザインタフェースは例示的なものに過ぎず、これに限定されてはならず、メッセージングプラットフォーム内のグループと関連するUXおよびUIは、グループ生成/参加方式と追加可能な付加機能などを考慮した上でいくらでも変更可能だ。
【0093】
上述では、メッセンジャーチャットルームをメッセージングプラットフォームの例として具体的な実施形態について説明したが、これに限定されてはならず、メッセンジャーのタイムラインなどようにメッセージをやり取りしたり共有したりする形態のすべてのプラットフォームに適用可能である。例えば、サーバ150は、第1ユーザがメッセンジャーのタイムラインに掲載可能な形態の掲示文やコメントなどとしてグループタグ、例えば、記号「&」を含んだ形態のメッセージを入力する場合、グループオブジェクトを生成した後、グループタグが含まれたメッセージを、グループオブジェクトを示すリンク形態のメッセージとして掲載してよい。第2ユーザがタイムラインに掲載された掲示文やコメントのうちでグループタグが含まれたメッセージをクリックする場合、該当のユーザをグループメンバーに追加してよい。少なくとも1人以上のユーザがグループメンバーに追加されてからは、目的にしたがい、グループタグが含まれたメッセージを活用することで、メンション、メッセージ送信、チャットルーム生成、ルーレットなどのような多様な付加機能の実行を可能にしてよい。メッセンジャーのタイムラインの場合も、タイムライン内のグループと関連し、図5~14を参照しながら説明したUX/UIと類似の方式のインタフェースの実現が可能である。
【0094】
このように、本発明の実施形態によると、メッセージングプラットフォーム内でグループタグを利用することで、グループを簡単に生成することができる。メッセンジャーのチャットルームまたはタイムライン内でグループタグを利用してグループを生成することができ、チャットルームまたはタイムライン内でグループタグに関心を示したユーザを1つのグループにグルーピングすることができる。
【0095】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0096】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0097】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスクのような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0098】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0099】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【0100】
本発明は、更に以下の課題を解決する。
【0101】
メッセンジャーのチャットルームまたはタイムライン内においてグループタグを利用することで、サブグループを生成することができる。
【0102】
メッセンジャーのチャットルームまたはタイムラインでグループタグに関心を示したユーザを1つのグループにグルーピングすることができる。
【符号の説明】
【0103】
222:プロセッサ
310:メッセージ認識部
320:グループ生成部
330:グループ管理部
図1
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