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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-10
(45)【発行日】2025-03-18
(54)【発明の名称】履物
(51)【国際特許分類】
   A43B 7/32 20060101AFI20250311BHJP
【FI】
A43B7/32
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2024178745
(22)【出願日】2024-10-11
【審査請求日】2024-10-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】399010545
【氏名又は名称】山三商事株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001184
【氏名又は名称】弁理士法人むつきパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】巻渕 文彰
【審査官】高橋 祐介
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-067306(JP,A)
【文献】特開昭59-090503(JP,A)
【文献】実開平01-112705(JP,U)
【文献】実開昭48-021841(JP,U)
【文献】韓国登録特許第10-2255473(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A43B 7/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソール部と当該ソール部に設けられて着用者の足を覆う本体部とを備える履物であって、
前記本体部は、
前記着用者の足の踵を覆う踵部分と、
前記踵部分から前記本体部の後方かつ斜め上方へ向かって突出して構成された部位であり、着用動作時に前記着用者の足の踵と接して当該踵を前記履物の内部へ滑りこみやすくする機能を果たす突出部と、
前記本体部の内部に設けられ、少なくとも前記踵部分から前記着用者の足の土踏まず側に延びる部分を有しており平面視において略J字状に構成されたインナー部と、
を有しており、
前記インナー部は、
前記本体部の内部において前記着用者の足の土踏まず側に配置され、前記履物の内部へ向かって膨らむように構成され、かつ柔軟に収縮可能に構成されており、着用時に前記着用者の足の土踏まずに接する部位である第1側部と、
前記本体部の内部において前記着用者の足の土踏まずと左右方向での逆側に配置され、前記履物の内部へ向かって膨らむように構成され、かつ柔軟に収縮可能に構成されており、着用時に前記着用者の足の土踏まずと逆側に接する部位である第2側部
前記本体部の内部において前記着用者の足の踵側に配置され、着用時に前記着用者の足の踵に接する部位であって、前記第1側部及び前記第2側部の各々と繋がっている後端部と、
を有しており、
前記第1側部は、平面視において前記本体部の前後方向における全長に対して30%~40%の長さに構成されており、
前記第2側部は、平面視において前記本体部の前記全長に対して20%~25%の長さに構成されており、
前記第1側部は、その上端部分が前記突出部から前記本体部の前側へ向かうにつれて、前記ソール部との間の高さが徐々に低くなるスロープ形状に構成されている、
履物。
【請求項2】
前記第1側部は、
前記本体部の前後方向を基準に相対的に後側に配置されており、前記本体部の前後方向軸に対する前記上端部分の傾斜が相対的に緩やかになっている第1部位と、
前記本体部の前後方向を基準に相対的に前側に配置されており、前記本体部の前後方向軸に対する前記上端部分の傾斜が前記第1部位に比べて相対的に急になっている第2部位
と、を少なくとも有する、
請求項1に記載の履物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、履物(特に短靴)に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2022-139151号(特許文献1)には、アッパーの後端にかかと部を有する履物であって、かかと部の上端に、上方斜め後方に向けて延びる硬質の突片部が形成された履物が記載されている。この従来例の履物は、突片部が足の踵を履物内に導くので、手や靴ベラを使わずとも正しく履けるようにできる。
【0003】
ところで、例えば、筋力の弱い者(子供、老人等)や脚の何れかの部位(例えば膝など)に疾患ないし障害を有する者においては、履物を履こうとした際に両足それぞれの内側(土踏まず側)に足が倒れ込みやすい。これは、通常立っている場合には体の中心線が重心となり、靴を履こうとして地面を踏みつけるような行為時には体の中心線に位置する重心に体重が寄ることとなり足の内側(土踏まず側)に傾きやすくなるからである。このため、上記のような履物を履こうとした際、手や靴ベラを使う際のように履物の踵部分を微妙に内側に角度を調節して支える作用が伴わないため、履物の土踏まず側を足で踏みつぶすような状態になりやすい。また、同様の不都合は筋力が弱い者等でなくとも生じ得るので、上記した不都合が解消されれば何人にも履きやすい履物が実現できると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2022-139151号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示に係る具体的態様は、上記不都合を解消し、何人にも履きやすい履物を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る一態様の履物は、
ソール部と当該ソール部に設けられて着用者の足を覆う本体部とを備える履物であって、
前記本体部は、
前記着用者の足の踵を覆う踵部分と、
前記踵部分から前記本体部の後方かつ斜め上方へ向かって突出して構成された部位であり、着用動作時に前記着用者の足の踵と接して当該踵を前記履物の内部へ滑りこみやすくする機能を果たす突出部と、
前記本体部の内部に設けられ、少なくとも前記踵部分から前記着用者の足の土踏まず側に延びる部分を有しており平面視において略J字状に構成されたインナー部と、
を有しており、
前記インナー部は、
前記本体部の内部において前記着用者の足の土踏まず側に配置され、前記履物の内部へ向かって膨らむように構成され、かつ柔軟に収縮可能に構成されており、着用時に前記着用者の足の土踏まずに接する部位である第1側部と、
前記本体部の内部において前記着用者の足の土踏まずと左右方向での逆側に配置され、前記履物の内部へ向かって膨らむように構成され、かつ柔軟に収縮可能に構成されており、着用時に前記着用者の足の土踏まずと逆側に接する部位である第2側部
前記本体部の内部において前記着用者の足の踵側に配置され、着用時に前記着用者の足の踵に接する部位であって、前記第1側部及び前記第2側部の各々と繋がっている後端部と、
を有しており、
前記第1側部は、平面視において前記本体部の前後方向における全長に対して30%~40%の長さに構成されており、
前記第2側部は、平面視において前記本体部の前記全長に対して20%~25%の長さに構成されており、
前記第1側部は、その上端部分が前記突出部から前記本体部の前側へ向かうにつれて、前記ソール部との間の高さが徐々に低くなるスロープ形状に構成されている、
履物である。
【0007】
上記構成によれば、何人にも履きやすい履物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1(A)は、一実施形態の履物の左側面図、図1(B)は、一実施形態の履物の右側面図である。
図2図2(A)は、一実施形態の履物の平面図、図2(B)は、一実施形態の履物の背面図である。
図3図3は、インナー部13を右側から見た斜視図である。
図4図4は、インナー部13を上側から見た平面図である。
図5図5は、インナー部13の上端部分のスロープ形状を模式的に示す図である。
図6図6は、左足の踝とインナー部13との位置関係を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態の履物(短靴)について図面を参照しながら説明する。なお、以下では左足用の履物について説明する。右足用の履物については以下に説明する左足用の履物と左右対称の構造であるため詳細な説明を省略する。
【0010】
図1(A)は、一実施形態の履物の左側面図、図1(B)は、一実施形態の履物の右側面図である。図2(A)は、一実施形態の履物の平面図、図2(B)は、一実施形態の履物の背面図である。
【0011】
各図に示す本実施形態の履物は、ソール部11とその上に設けられた本体部10を含んで構成されている。本体部10は、足のサイズに合わせて、例えば20~30cm程度の全長Lを有しており、着用者の足の全体(すなわち、足先、甲、足側部など)を覆うように構成されている。本体部10は、後端側に、足を入れるための開口部10aを有している。ソール部11は、本体部10の下部に設けられている。ソール部11は、足裏面を支持するための部分である。
【0012】
本体部10は、その後端側の上部に突出部12を有している。突出部12は、本体部10の後方かつ斜め上方向へ向かって突出している。この突出部12は、履物へ左足を入れる際に、手や靴ベラを使わずとも踵がスムーズに入るようにするための部分である。このため、突出部12と、本体部10において突出部12を支える部分としての踵部分12aは、足の踵を入れる際にも形状があまり崩れないように、ある程度の硬さを有する。突出部12は、着用動作時に着用者の足の踵と接して当該踵を履物の内部へ滑りこみやすくする機能を果たす部分である。
【0013】
本体部10は、踵部分12aから左右それぞれ本体部10の前方に至るように配置されたインナー部13を備えている。インナー部13は、例えば本体部10の内側を覆う内布の内側に配置された芯材とその芯材の周囲に設けられる柔軟性を有するクッション材などを用いて構成されおり、本体部10の内側に設けられている。各図ではこのインナー部13の設けられている範囲が分かりやすくなるように模様を付して示している。
【0014】
図3は、インナー部13を右側から見た斜視図であり、図4は、インナー部13を上側から見た平面図である。ここでは、本体部10からインナー部13だけを抜き出した状態を示している。インナー部13は、突出部20と、第1側部21と、第2側部22と、後端部23を備えている。インナー部13は、ある程度の柔軟性を有する素材(軟質の弾性材)を用いて構成されており、左足を履物内部へ入れた際(つまり履物を履いた際)に、左足の形状に応じてある程度柔軟に収縮可能である。
【0015】
突出部20は、上記した本体部10の突出部12に対応付けられる部分であり、突出部12と同様に本体部10の後方かつ斜め上方向へ向かって突出している。この突出部20は、本体部10の突出部12の内側に配置される。突出部20の上端位置は突出部10の上端位置と略等しい(図1(A)等参照)。
【0016】
第1側部21は、本体部10において左足の土踏まず側となる部分に配置される部分である。第2側部22は、本体部10において左足の土踏まず側と逆側になる部分に配置される部分である。
【0017】
後端部23は、本体部10の後端側に配置される部分である。後端部23は、左足の踵を包み込むように、本体部10の後方へ向かって膨らむように構成されている。
【0018】
これらの第1側部21、第2側部22及び後端部23は図示のように一体に構成されており、全体としては平面視で略J字状となるように構成されている(図4参照)。第1側部21は、左足の土踏まず側の側面に接して当該側面をサポートする部分である。第2側部22は、左足の土踏まず側と逆の側面に接して当該側面をサポートする部分である。後端部23は、左足の踵に接して踵をサポートする部分である。上述の図3及び図4に示すように、第1側部21、第2側部22及び後端部23は、ある程度の厚みを有しており、履物の内部へ向かって膨らむように構成されている。
【0019】
第1側部21は、その長さL1(図2(A)参照)が本体部10の全長Lに対して1/3程度の長さに構成されている。より詳細には、第1側部21の長さL1は、本体部10の全長Lの長さに対して30%~40%の長さ(0.3L≦L1≦0.4L)に構成することが好ましい。これにより、足の骨格における踵骨から中足骨(第1中足骨)にかけての部分を第1側部21によって支えることができるので、左足が倒れ込みやすい土踏まず側のサポートをより多くすることができ、それにより足の挿入をスムーズにすることができる。
【0020】
第2側部22は、その長さL2(図2(A)参照)が本体部10の全長Lに対して1/4程度の長さに構成されている。より詳細には、第2側部22の長さL2は、本体部10の全長Lの長さに対して20%~25%の長さ(0.2L≦L2≦0.25L)に構成することが好ましい。これにより、踵から土踏まず側と逆側にかけてのホールド性を高めるとともに左足のスムーズな挿入を実現できる。
【0021】
図1(B)及び図3に示すように、第1側部21は、その上端部分が突出部10からソール部11の存在する位置へ向かって徐々に高さが低くなるスロープ形状に構成されている。本実施形態では、第1側部21の上端部分は、ソール部11との距離の変化の度合いが相対的に小さい第1部位21aと、ソール部11との距離の変化の度合いが相対的に大きい第2部位21bを有するように構成されている。図5(A)は、第1部位21aと第2部位21bの各上端部分のスロープ形状を模式的に示す図である。図5(A)に示す例では、理解を容易にするために第1部位21aと第2部位21bとの境界、第1部位21aと突出部20との境界がそれぞれ点線によって示されている。
【0022】
ここでいう距離の変化の度合いとは、本体部10の前後方向軸(図5(A)等のX軸)での単位距離当たりにおける上端部分とソール部11との距離の変化量(図5(A)等のY軸での長さの変化量)の大小をいい、当該変化量が小さい場合が「変化の度合いが小さい」ことに相当し、当該変化量が大きい場合が「変化の度合いが大きい」ことに相当する。図5(A)に示す例では、第1部位21aの上端部分の輪郭を示す曲線は、図中左方向(すなわち本体部10の前方)へ向かうほどX軸に対する傾斜が緩やか(なだらか)になっており、他方で、第2部位21bの上端部分の輪郭を示す曲線は、図中左方向(すなわち本体部10の前方)へ向かうほどX軸に対する傾斜が急になっている。
【0023】
このように、第1側部21の上端部分が突出部10からソール部11へ向かって徐々に高さが低くなるように構成することで、履物を履くために左足を挿入する際に左足の踵による本体部10の変形を抑える機能を確保するとともに、左足の土踏まずの部分については第1側部21にあまり阻害されることなくスムーズに本体部10内部へ入り込むようにすることができる。また、左足の挿入がスムーズになる結果として、突出部12の高さをより低くすることができる効果も得られる。
【0024】
特に、ソール部11との距離の変化の度合いが相対的に小さい第1部位21aと、ソール部11との距離の変化の度合いが相対的に大きい第2部位21bを設けることで、左足の本体部10への挿入を始めた際には第1部位21aにより土踏まず側へのサポートをより多く与えることが可能となり、かつ、左足がある程度本体部10へ入った後には第2部位21bによる土踏まず側への接触面積が少なくなるので左足の本体部10内部への移動を妨げないようにすることができる。従って、本体部10内部への左足の挿入動作、すなわち履物を履く動作がよりスムーズになる。また、これに伴って突出部12の高さをより低くすることができるので、手や靴ベラを使わずに済む履物における踵上方の突出部に関するデザインの自由度を高めることが可能となる。
【0025】
また、図5(A)に示した第1部位21a及び第2部位21bを用いることで、図6に模式図を示すように、左足30を本体部10へ入れた際に、左足30の踝31にインナー部13が当たることによる不快感を防ぎつつ、左足の挿入をスムーズにするために必要十分な第1部位21aと第2部位21bの各々の大きさを確保しやすくなる。図6に点線で例示するように、インナー部13の上端部分の高さは、履物の機能やデザインなどに応じて適宜設定することができる。なお、図5(B)に例示するように、第1側部21の上端部分のスロープ形状は、円弧状などの曲線状であってもよい。この場合に、図示の例では上端部分のスロープ形状が上に凸な曲線形状であるが、上端部のスロープ形状は下に凸な曲線形状であってもよい。また、図5(C)に例示するように第1側部21の上端部分が直線状に変化してもよい。他方で、第1側部21の上端部分は、3つ以上の部位を有するように構成されてもよい。すなわち、第1側部21は、その上端部分がソール部11へ向かって徐々に高さが低くなっていればそのスロープ形状は如何なる形状であってもよい。
【0026】
第2側部22は、図1(A)及び図4に示すように、第2側部22は、その上端部分が突出部10からソール部11へ向かって徐々に高さが低くなるスロープ形状に構成されている。本実施形態では、第2側部22の上端部分は、ソール部11との距離の変化が相対的に少ない第1部位22aと、ソール部11との距離の変化が相対的に大きい第2部位22bを有するように構成されている。別言すれば、第1部位22aは、ソール部11を基準にした傾きが相対的に小さく、第2部位22bは、ソール部11を基準にした傾きが相対的に大きい。
【0027】
このように、第2側部22の上端部分が突出部10からソール部11へ向かって徐々に高さが低くなるように構成することで、履物を履くために左足を挿入する際に左足の踵による本体部10の変形を抑える機能を確保するとともに、左足の土踏まずと逆側の部分については第1側部21にあまり阻害されることなくスムーズに本体部10内部へ入り込むようにすることができる。
【0028】
なお、第2側部22の上端部分は、必ずしも上記のような2つの部位を有するように構成されていなくてもよく、第2側部22の上端部分が直線状に変化してもよい。他方で、第2側部22の上端部分は、3つ以上の部位を有するように構成されてもよい。すなわち、第2側部22は、その上端部分がソール部11へ向かって徐々に高さが低くなっていればよい。
【0029】
以上のような実施形態によれば、何人にも履きやすい履物を提供することができる。
【0030】
なお、本開示は上記した実施形態の内容に限定されるものではなく、本開示の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態では履物として紐を用いないタイプの本体部10を有するものを例示していたが、本開示の適用範囲はこれに限定されず、紐を用いるタイプの本体部を有する履物(いわゆる紐靴)やその他種々のタイプの本体部を有する履物に適用することができる。また、上記した実施形態ではインナー部13が第1側部21と第2側部22を備えていたが、第2側部22を省略し、第1側部21と後端部23を備えるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0031】
10:本体部
11:ソール部
12:突出部
13:インナー部
20:突出部
21:第1側部
21a:第1部位
21b:第2部位
22:第2側部
22a:第1部位
22b:第2部位
23:後端部
【要約】      (修正有)
【課題】何人にも履きやすい履物を提供すること。
【解決手段】ソール部と当該ソール部に設けられて着用者の足を覆う本体部とを備える履物であって、本体部の有するインナー部は、本体部の内部において前記着用者の足の土踏まず側に配置され、着用時に前記着用者の足の土踏まずに接する部位である第1側部と、前記本体部の内部において前記着用者の足の踵側に配置され、着用時に前記着用者の足の踵に接する部位であり、前記第1側部と繋がっている後端部とを少なくとも有し、前記第1側部は、平面視において前記本体部の前後方向における全長に対して30%~40%の長さに構成され、前記第1側部は、その上端部分が突出部から前記本体部の前側へ向かうにつれて、前記ソール部との間の高さが徐々に低くなるスロープ状に構成されている、履物である。
【選択図】図3
図1
図2
図3
図4
図5
図6