(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-10
(45)【発行日】2025-03-18
(54)【発明の名称】給油システム、情報処理装置、給油制御方法及び給油制御プログラム
(51)【国際特許分類】
B67D 7/32 20100101AFI20250311BHJP
【FI】
B67D7/32 A
(21)【出願番号】P 2023211568
(22)【出願日】2023-12-14
【審査請求日】2024-07-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515320123
【氏名又は名称】コスモ石油マーケティング株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000151346
【氏名又は名称】株式会社タツノ
(73)【特許権者】
【識別番号】516063278
【氏名又は名称】株式会社ELEMENTS
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】木村 仁
(72)【発明者】
【氏名】北見 圭司
(72)【発明者】
【氏名】辻 弘行
(72)【発明者】
【氏名】中村 賢司
【審査官】高吉 統久
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-091460(JP,A)
【文献】特開2020-140236(JP,A)
【文献】特開2020-083377(JP,A)
【文献】特開2022-120563(JP,A)
【文献】特開2000-079997(JP,A)
【文献】特開2023-111153(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0242855(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B67D 7/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
給油機と、
前記給油機を含む領域を撮影するカメラと、
情報処理装置と、を有する給油システムであって、
前記情報処理装置は、
前記給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、
給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止
し、
前記第1区間に応じた第1判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
所定の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
他の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、
前記第2区間に応じた第2判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
不許可条件を一定時間充足した場合、警告を出力し、
警告を出力した後も不許可条件を一定時間充足した場合に、給油不許可と判定し、
警告を出力した後に許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
前記第3区間に応じた第3判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定する、
給油システム。
【請求項2】
前記給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定する状態判定部を更に有し、
前記状態判定部により、給油ノズルがノズル掛けから取り外されたと判定された場合に、前記第1区間が開始したと判定し、
前記第1区間に応じた判定ロジックに基づいて、給油許可であると判定され、前記状態判定部により、給油が開始されたと判定された場合に、前記第2区間に移行したと判定し、
前記状態判定部により、所定時間、給油がなされていないと判定された場合に、前記第3区間に移行したと判定し、前記状態判定部により、給油ノズルがノズル掛けに戻されたと判定された場合に、前記第3区間が終了したと判定する、
請求項1に記載の給油システム。
【請求項3】
給油種がガソリンまたは軽油の場合、前記判定ロジックは、
前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われ、
車両が認識されたとする認識結果、
給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたとする認識結果、
給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたとする認識結果、
が出力された場合、当該認識結果に基づいて、給油許否を判定する、請求項1に記載の給油システム。
【請求項4】
前記判定ロジックは、更に、
前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われ、所定の容器が認識されたとする認識結果が出力された場合に、給油不許可と判定する処理を含む、請求項
3に記載の給油システム。
【請求項5】
サーマルセンサを更に有し、
前記判定ロジックは、更に、
前記サーマルセンサにより測定された温度が、所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上であると判定した場合に、給油不許可と判定する、請求項1に記載の給油システム。
【請求項6】
前記カメラにより撮影された画像データの一部である第1領域において、車両が認識されたとする認識結果が出力され、
前記カメラにより撮影された画像データの一部であって、第1領域とは異なる第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたとする認識結果が出力される、
請求項
3に記載の給油システム。
【請求項7】
サーマルセンサを更に有し、
前記判定ロジックは、
前記第1領域を含まない領域において、前記サーマルセンサにより測定された温度が所定の閾値以上であるか否かを判定する、請求項
6に記載の給油システム。
【請求項8】
給油種が灯油の場合、前記判定ロジックは、
前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われ、
所定の容器が認識されたとする認識結果、
給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたとする認識結果、
給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたとする認識結果、
が出力された場合、当該認識結果に基づいて、給油許否を判定する、請求項
1に記載の給油システム。
【請求項9】
サーマルセンサを更に有し、
前記判定ロジックは、更に、
前記サーマルセンサにより測定された温度が、所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上であると判定した場合に、給油不許可と判定する、請求項
8に記載の給油システム。
【請求項10】
給油ポンプを停止することで、または、給油配管に設置された給油バルブを閉動作させることで、給油を禁止または停止する、
請求項1に記載の給油システム。
【請求項11】
前記情報処理装置と通信する給油制御器を更に有し、
前記給油制御器は、
前記判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止する、請求項1乃至1
0のいずれか1項に記載の給油システム。
【請求項12】
給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、
給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止
し、
前記第1区間に応じた第1判定ロジックは、前記給油機を含む領域を撮影するカメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
所定の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
他の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、
前記第2区間に応じた第2判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
不許可条件を一定時間充足した場合、警告を出力し、
警告を出力した後も不許可条件を一定時間充足した場合に、給油不許可と判定し、
警告を出力した後に許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
前記第3区間に応じた第3判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定する、
情報処理装置。
【請求項13】
給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、
給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止する
処理をコンピュータが実行
し、
前記第1区間に応じた第1判定ロジックは、前記給油機を含む領域を撮影するカメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
所定の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
他の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、
前記第2区間に応じた第2判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
不許可条件を一定時間充足した場合、警告を出力し、
警告を出力した後も不許可条件を一定時間充足した場合に、給油不許可と判定し、
警告を出力した後に許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
前記第3区間に応じた第3判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定する、
給油制御方法。
【請求項14】
給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、
給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止する
処理をコンピュータに実行
させ、
前記第1区間に応じた第1判定ロジックは、前記給油機を含む領域を撮影するカメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
所定の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
他の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、
前記第2区間に応じた第2判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
不許可条件を一定時間充足した場合、警告を出力し、
警告を出力した後も不許可条件を一定時間充足した場合に、給油不許可と判定し、
警告を出力した後に許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
前記第3区間に応じた第3判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定する、
給油制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、給油システム、情報処理装置、給油制御方法及び給油制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
サービスステーション向けの給油システムとして、給油者である顧客の給油行為を監視し、AI等を活用することで給油許否を判定する給油システムの開発が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、サービスステーションにおける給油シーンは様々であり、給油システムの開発にあたっては、給油シーンに応じて、給油許否の判定方法や判定結果の出力方法等を変更する構成とすることが望まれる。
【0005】
一つの側面では、給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様によれば、給油システムは、
給油機と、
前記給油機を含む領域を撮影するカメラと、
情報処理装置と、を有する給油システムであって、
前記情報処理装置は、
前記給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、
給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止し、
前記第1区間に応じた第1判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
所定の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
他の不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定、し、
前記第2区間に応じた第2判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
不許可条件を一定時間充足した場合、警告を出力し、
警告を出力した後も不許可条件を一定時間充足した場合に、給油不許可と判定し、
警告を出力した後に許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定し、
前記第3区間に応じた第3判定ロジックは、前記カメラにより撮影された画像データに対して認識処理が行われた際の認識結果が、
許可条件を一定時間充足した場合、給油許可と判定し、
不許可条件を一定時間充足した場合、給油不許可と判定し、その後、許可条件を一定時間充足した場合には、給油許可と判定する。
【発明の効果】
【0007】
給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】第1の実施形態に係る給油システムを構築するための学習の流れを示す図である。
【
図2A】サービスステーションにおける給油シーンの一例を示す第1の図である。
【
図2B】サービスステーションにおける給油シーンの一例を示す第2の図である。
【
図3A】第1学習用データを生成するまでの処理の概要を示す図である。
【
図3B】第2学習用データを生成するまでの処理の概要を示す図である。
【
図4】学習装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図8】学習処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【
図9】情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図10】情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
【
図11】情報処理装置の区間判定部の機能構成の一例を示す図である。
【
図12】情報処理装置の区間判定部による処理の具体例を示す図である。
【
図13】情報処理装置の画像認識部の機能構成の一例を示す図である。
【
図14A】情報処理装置の画像認識部による処理の具体例を示す第1の図である。
【
図14B】情報処理装置の画像認識部による処理の具体例を示す第2の図である。
【
図15A】情報処理装置の第1給油監視部の機能構成の一例を示す図である。
【
図15B】情報処理装置の第2給油監視部の機能構成の一例を示す図である。
【
図16A】第1給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図16B】第1給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図17A】第1給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図17B】第1給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図17C】第1給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第3のフローチャートの一例である。
【
図17D】第1給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第4のフローチャートの一例である。
【
図18A】第1給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図18B】第1給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図19】第1給油監視部のポリタンク判定部を用いた処理、及び、火気判定部を用いた処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【
図20A】第2給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図20B】第2給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図21A】第2給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図21B】第2給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図21C】第2給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第3のフローチャートの一例である。
【
図21D】第2給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第4のフローチャートの一例である。
【
図22A】第2給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1のフローチャートの一例である。
【
図22B】第2給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第2のフローチャートの一例である。
【
図23】第2給油監視部の火気判定部を用いた処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【
図24】情報処理装置の出力制御部の機能構成の一例を示す図である。
【
図26】第1の実施形態に係る給油システムによる給油制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【
図27】情報処理装置の機能構成の他の一例を示す図である。
【
図28A】情報処理装置の第1給油監視部の機能構成の他の一例を示す図である。
【
図28B】情報処理装置の第2給油監視部の機能構成の他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
【0010】
[第1の実施形態]
<学習の流れ>
はじめに、第1の実施形態に係る給油システムを構築するための学習の流れについて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る給油システムを構築するための学習の流れを示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る給油システムを構築するにあたっては、複数のサービスステーション(例えば、サービスステーション110、111、・・・)において収集された画像データを用いる。また、1つのサービスステーションにおいて、異なる給油種を給油可能な場合には、それぞれの給油種について収集された画像データを用いる。なお、ここでいう異なる給油種とは、ガソリン、軽油等のように車両用の燃料油(以下では、「第1給油種」の燃料油と称す)と、灯油等のように車両以外を用途とする燃料油(以下、「第2給油種」の燃料油と称す)とを指すものとする。
【0011】
図1の例は、サービスステーション110が、第1給油種と第2給油種の両方の燃料油を給油可能である場合を示している。このため、
図1の例では、第1給油種についての給油シーン110_1を撮影した画像データと、第2給油種についての給油シーン110_2を撮影した画像データとが収集される。
【0012】
第1給油種についての給油シーン110_1には、不図示の給油者による給油行為が含まれる。第1給油機120_1を含む領域を動画として撮影するカメラ130_1が、第1給油機120_1と給油者による給油行為とを撮影することで、所定のフレーム周期の画像データが、画像データ収集装置140によって収集される。
【0013】
なお、
図1に示すように、第1給油機120_1には給油ノズル121_1が接続されており、タンク126_1に格納された第1給油種の燃料油が、給油ポンプ125_1により、給油配管を介して、給油ノズル121_1に供給されるように構成されている。また、
図1に示すように、給油配管には、給油バルブ124_1が設置されている。また、第1給油機120_1には、報知装置として、音声出力装置122_1及び給油データ表示器123_1(給油データや、情報処理装置160からのメッセージを表示する機器)が設置されている。
【0014】
なお、
図1においては図示していないが、第2給油種についての給油シーン110_2についても同様の画像データが、画像データ収集装置140によって収集される。
【0015】
画像データ収集装置140は、画像データを収集する際、給油ノズル121_1の第1給油機120_1からの取り外し及び給油ノズル121_1の第1給油機120_1への戻しを示す信号(給油ノズルの状態を示す信号)を合わせて収集する。
【0016】
画像データ収集装置140により収集された画像データ、及び、給油ノズルの状態を示す信号は、ネットワーク180を介して学習装置150に送信され、学習装置150において、学習用データが生成される。なお、学習用データは、複数のサービスステーション(例えば、サービスステーション110、111、・・・)において収集された画像データ、及び、給油ノズルの状態を示す信号に基づいて生成される。ただし、学習用データは、第1給油種と第2給油種とで分けて生成されるものとする。
【0017】
学習装置150は、複数のサービスステーション(例えば、サービスステーション110、111、・・・)とは、異なる場所(例えば、クラウド上のサーバ)に設置される。学習装置150は、第1給油種の学習用データ(第1学習用データと称す)を用いて、第1モデルの学習を行い、第1学習済みモデルを生成する。また、学習装置150は、第2給油種の学習用データ(第2学習用データと称す)を用いて、第2モデルの学習を行い、第2学習済みモデルを生成する。
【0018】
学習装置150により生成された第1学習済みモデル及び第2学習済みモデルは、ネットワーク180を介して複数のサービスステーション(例えば、サービスステーション110'、111'、・・・)に送信される。これにより、各サービスステーションの情報処理装置(例えば、サービスステーション110'の情報処理装置160)に格納される。
【0019】
図1に示すように、サービスステーション110'に適用される第1の実施形態に係る給油システム110S'は、第1給油種用として、
・カメラ130_1、
・第1給油機120_1、
・サーマルセンサ170_1、
を有する。なお、第1給油機120_1には、タンク126_1に格納された第1給油種の燃料油が、給油ポンプ125_1により、給油配管を介して供給される給油ノズル121_1が接続されている。また、給油配管には、給油バルブ124_1が設置されている。更に、第1給油機120_1には、報知装置として、音声出力装置122_1及び給油データ表示器123_1が設置されている。
【0020】
また、サービスステーション110'に適用される第1の実施形態に係る給油システム110S'は、第2給油種用として、同様の構成を有する。ただし、サーマルセンサ170_1の測定領域が、第1給油種の給油シーン110_1と、第2給油種の給油シーン110_2の両方を含む場合には、サーマルセンサ170_1は、第1給油種用及び第2給油種用の両方に用いられてもよい。
【0021】
更に、
図1に示すように、サービスステーション110'に適用される第1の実施形態に係る給油システム110S'は、情報処理装置160を有する。情報処理装置160は、
・第1給油種用及び第2給油種用のカメラ(カメラ130_1、130_2)、
・給油機(第1給油機120_1、第2給油機120_2)、
・サーマルセンサ(サーマルセンサ170_1、170_2)、
・給油ポンプ(給油ポンプ125_1、125_2)、
と、通信可能に接続される。
【0022】
なお、
図1の例では、第1の実施形態に係る給油システム110S'が、サービスステーション110'に適用される場合を示したが、他のサービスステーション(例えば、サービスステーション111'、・・・)に適用された場合も同様の構成となる。
【0023】
<給油シーンの説明>
次に、サービスステーション110における給油シーンの具体例について説明する。
図2A及び
図2Bは、サービスステーションにおける給油シーンの一例を示す第1及び第2の図である。
【0024】
このうち、
図2Aは、サービスステーション110における、第1給油種についての給油シーンの一例を示している。
図2Aに示すように、サービスステーション110には、車両211が停車する第1領域210と、第1給油種の給油を行うための第1給油機120_1が設置された領域であって、給油者221による給油行為が行われる第2領域220とが含まれる。
【0025】
図2Aに示す給油シーンの場合、給油者221は、車両211を第1領域210に停止させた状態で、第1給油機120_1のノズル掛けから、給油ノズル121_1を取り外し、車両211の給油口に、給油ノズル121_1を挿入する。また、給油者221は、給油ノズル121_1のレバーを操作することで給油を開始させ、所望の給油量に達するまで給油を継続する。そして、所望の給油量に達したら、給油者221は、給油ノズル121_1のレバーを戻すことで給油を停止させ、給油ノズル121_1を給油口から取り外した後、第1給油機120_1のノズル掛けに戻すことで、給油行為を終了する。
【0026】
一方、
図2Bは、サービスステーション110における、第2給油種についての給油シーンの一例を示している。
図2Bに示すように、サービスステーション110には、容器231(ポリタンク)が載置される領域と、第2給油種の給油を行うための第2給油機120_2が設置された領域であって、給油者241による給油行為が行われる領域とが含まれる。
【0027】
図2Bに示す給油シーンの場合、給油者241は、容器231を載置した状態で、第2給油機120_2のノズル掛けから、給油ノズル121_2を取り外し、容器231の給油口に、給油ノズル121_2を挿入する。また、給油者241は、給油ノズル121_2のレバーを操作することで給油を開始させ、所望の給油量に達するまで給油を継続する。そして、所望の給油量に達したら、給油者241は、給油ノズル121_2のレバーを戻すことで給油を停止させ、給油ノズル121_2を給油口から取り外した後、第2給油機120_2のノズル掛けに戻すことで、給油行為を終了する。
【0028】
<学習用データを生成するための処理>
次に、カメラ130_1が第1領域210及び第2領域220を含む領域を動画として撮影してから、学習装置150が当該動画に基づき第1学習用データを生成するまでの処理の概要について説明する。
図3Aは、第1学習用データを生成するための処理の流れを示す図である。
【0029】
画像データ収集装置140は、
図3Aに示すように、カメラ130_1により動画として撮影された、所定のフレーム周期の画像データを収集する。また、画像データ収集装置140は、
図3Aに示すように、第1給油機120_1より給油ノズル121_1の状態を示す信号を収集する。
【0030】
学習装置150は、画像データ収集装置140により収集された画像データのうち、給油ノズル121_1が、第1給油機120_1のノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの間の画像データを抽出する。
【0031】
また、学習装置150は、抽出した画像データに対して画像認識処理を行い、抽出した画像データに含まれる認識対象(車両、容器、給油者、給油ノズル等)をそれぞれ認識する。更に、学習装置150は、認識された認識対象(車両、容器、給油者、給油ノズル等)に対して、アノテーションを付与する。
【0032】
具体的には、画像データにおいて車両が認識された場合であって、当該車両が画像データの一部である第1領域210内において認識された場合には、当該車両の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、車両であることを示すアノテーションが付与される。
【0033】
また、画像データにおいて容器が認識された場合には、当該容器の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、容器であることを示すアノテーションが付与される。
【0034】
また、画像データにおいて給油者が認識された場合であって、
・当該給油者が第2領域220内において認識され、かつ、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していた、
場合には、当該給油者の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーションが付与される。
【0035】
また、画像データにおいて給油者が認識された場合であって、
・当該給油者が第2領域220内において認識され、かつ、
・把持している給油ノズルが認識されなかった、
場合には、当該給油者の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油ノズル認識不可)が付与される。
【0036】
また、画像データにおいて給油者が第2領域220内において認識されなかった場合であって、
・例えば、給油口に挿入された状態の給油ノズルが認識された、
場合には、当該認識された給油ノズルの外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油者認識不可)が付与される。
【0037】
学習装置150は、抽出した画像データのうち、いずれかのアノテーションを付与した画像データを用いて、第1学習用データを生成する。
【0038】
続いて、第2給油機120_2を含む領域を動画として撮影するカメラ130_2が、第2給油機120_2及び載置された容器を撮影してから、学習装置150が当該動画に基づき第2学習用データを生成するまでの処理の概要について説明する。
図3Bは、第2学習用データを生成するための処理の流れを示す図である。
【0039】
画像データ収集装置140は、
図3Bに示すように、カメラ130_2により動画として撮影された、所定のフレーム周期の画像データを収集する。また、画像データ収集装置140は、
図3Bに示すように、第2給油機120_2より給油ノズル121_2の状態を示す信号を収集する。
【0040】
学習装置150は、画像データ収集装置140により収集された画像データのうち、給油ノズル121_2が、第2給油機120_2のノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの間の画像データを抽出する。
【0041】
また、学習装置150は、抽出した画像データに対して画像認識処理を行い、抽出した画像データに含まれる認識対象(容器、給油者、給油ノズル等)をそれぞれ認識する。更に、学習装置150は、認識された認識対象(容器、給油者、給油ノズル等)に対して、アノテーションを付与する。
【0042】
具体的には、画像データにおいて容器が認識された場合には、当該認識された容器の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、容器であることを示すアノテーションが付与される。
【0043】
また、画像データにおいて給油者が認識された場合であって、
・当該給油者が給油ノズルを適切な姿勢で把持していた、
場合には、当該給油者の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーションが付与される。
【0044】
また、画像データにおいて給油者が認識された場合であって、
・当該給油者が把持している給油ノズルを認識できなかった、
場合には、当該給油者の外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油ノズル認識不可)が付与される。
【0045】
また、画像データにおいて給油者が認識されなかった場合であって、
・例えば、給油口に挿入された状態の給油ノズルが認識された、
場合には、当該給油ノズルの外接矩形(バウンディングボックス)に対して、給油ノズルを適切な姿勢で把持してない給油者であることを示すアノテーション(給油者認識不可)が付与される。
【0046】
学習装置150は、抽出した画像データのうち、いずれかのアノテーションを付与した画像データを用いて、第2学習用データを生成する。
【0047】
<学習装置のハードウェア構成>
次に、学習装置150のハードウェア構成について説明する。
図4は、学習装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0048】
図4に示すように、学習装置150は、プロセッサ401、メモリ402、補助記憶装置403、I/F(Interface)装置404、通信装置405、ドライブ装置406を有する。なお、学習装置150のプロセッサ401、メモリ402、補助記憶装置403、I/F装置404、通信装置405、ドライブ装置406は、バス407を介して相互に接続されている。
【0049】
プロセッサ401は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の各種演算デバイスを有する。プロセッサ401は、各種プログラム(例えば、学習プログラム等)をメモリ402上に読み出して実行する。
【0050】
メモリ402は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の主記憶デバイスを有する。プロセッサ401とメモリ402とは、いわゆるコンピュータを形成し、プロセッサ401が、メモリ402上に読み出した各種プログラムを実行することで、当該コンピュータは各種機能を実現する。
【0051】
補助記憶装置403は、各種プログラムや、各種プログラムがプロセッサ401によって実行される際に用いられる各種情報を格納する。
【0052】
I/F装置404は、外部装置の一例である操作装置411、表示装置412と、学習装置150とを接続するための接続デバイスである。
【0053】
通信装置405は、ネットワークを介して画像データ収集装置140等、または、情報処理装置160等と通信するための通信デバイスである。
【0054】
ドライブ装置406は記録媒体413をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体413には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体413には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
【0055】
なお、補助記憶装置403にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体413がドライブ装置406にセットされ、該記録媒体413に記録された各種プログラムが読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置403にインストールされる各種プログラムは、通信装置405を介してネットワークからダウンロードされることで、インストールされてもよい。
【0056】
<学習装置の機能構成>
次に、学習装置150の機能構成について説明する。
図5は、学習装置の機能構成の一例を示す図である。上述したように、学習装置150には学習プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、学習装置150は、学習用データ生成部500A及び学習部500Bとして機能する。
【0057】
図5に示すように、学習用データ生成部500Aは、更に、収集データ取得部510、画像認識部520、アノテーション付与部530、学習用データ生成部540を有する。
【0058】
収集データ取得部510は、画像データ収集装置140から、カメラ130_1により撮影された画像データと、給油ノズル121_1の状態を示す信号とを取得する。また、収集データ取得部510は、画像データ収集装置140から、カメラ130_2により撮影された画像データと、給油ノズル121_2の状態を示す信号とを取得する。
【0059】
画像認識部520は、カメラ130_1により撮影された画像データのうち、給油ノズル121_1が第1給油機120_1のノズル掛けから取り外されてから、第1給油機120_1のノズル掛けに戻されるまでの間の画像データを抽出する。また、画像認識部520は、抽出した画像データに対して画像認識処理を行う。これにより、画像認識部520は、認識対象(車両、容器、給油者、給油ノズル等)を認識する。
【0060】
また、画像認識部520は、カメラ130_2により撮影された画像データのうち、給油ノズル121_2が第2給油機120_2のノズル掛けから取り外されてから、第2給油機120_2のノズル掛けに戻されるまでの間の画像データを抽出する。また、画像認識部520は、抽出した画像データに対して画像認識処理を行う。これにより、画像認識部520は、認識対象(容器、給油者、給油ノズル等)を認識する。
【0061】
アノテーション付与部530は、画像認識部520により認識された認識対象のバウンディングボックスに、アノテーションを付与する。なお、アノテーションの付与方法は、
図3A及び
図3Bを用いて説明済みであるため、ここでは説明を割愛する。
【0062】
学習用データ生成部540は、アノテーション付与部530によりアノテーションが付与された画像データを入力データ、付与されたアノテーションを正解データとする第1学習用データ及び第2学習用データを生成する。学習用データ生成部540は、生成した第1学習用データ及び第2学習用データを、学習用データ格納部500Cに格納する。
【0063】
また、
図5に示すように、学習部500Bは、更に、学習用データ読み出し部550、第1モデル560_1、比較/変更部570_1、第2モデル560_2、比較/変更部570_2を有する。
【0064】
学習用データ読み出し部550は、学習用データ格納部500Cより第1学習用データを読み出し、第1学習用データに含まれる入力データを、第1モデル560_1に入力するとともに、正解データを、比較/変更部570_1に入力する。
【0065】
また、学習用データ読み出し部550は、学習用データ格納部500Cより第2学習用データを読み出し、第2学習用データに含まれる入力データを、第2モデル560_2に入力するとともに、正解データを、比較/変更部570_2に入力する。
【0066】
第1モデル560_1は、画像認識処理を行う機械学習モデルであり、第1学習用データに含まれる入力データが入力されることで、画像認識処理を行い、認識結果を出力する。
【0067】
比較/変更部570_1は、第1モデル560_1より出力された認識結果と、学習用データ読み出し部550により入力された正解データとを比較する。また、比較/変更部570_1は、第1モデル560_1より出力された認識結果が正解データに一致するように、第1モデル560_1のモデルパラメータを更新する。このようにして、第1モデル560_1に対する学習処理が行われ、第1学習済みモデルが生成される。
【0068】
第2モデル560_2は、画像認識処理を行う機械学習モデルであり、第2学習用データに含まれる入力データが入力されることで、画像認識処理を行い、認識結果を出力する。
【0069】
比較/変更部570_2は、第2モデル560_2より出力された認識結果と、学習用データ読み出し部550により入力された正解データとを比較する。また、比較/変更部570_2は、第2モデル560_2より出力された認識結果が正解データに一致するように、第2モデル560_2のモデルパラメータを更新する。このようにして、第2モデル560_2に対する学習処理が行われ、第2学習済みモデルが生成される。
【0070】
なお、学習部500Bにより生成された第1学習済みモデル及び第2学習済みモデルは、情報処理装置160等に送信される。
【0071】
<学習用データの具体例>
次に、学習装置150の学習用データ生成部500Aにより生成される学習用データの具体例について説明する。
【0072】
(1)第1学習用データの具体例
図6は、第1学習用データの具体例を示す図である。
図6に示すように、第1学習用データ600には、情報の項目として、"入力データ"と"正解データ"とが含まれる。また、"入力データ"には、更に、"画像データID"が含まれる。
【0073】
"画像データID"には、アノテーション付与部530によりアノテーションが付与された画像データを識別するための識別子が格納される。
図6の例において、画像データ610は、画像データID=ID001の画像データであり、画像データ620は、画像データID=ID00Lの画像データである。また、画像データ630は、画像データID=ID00Mの画像データであり、画像データ640は、画像データID=ID00Nの画像データである。
【0074】
"正解データ"には、更に、"領域"と"アノテーションデータ"とが含まれる。"領域"には、第1領域210及び第2領域220が格納され、"アノテーションデータ"には、対応する領域において認識された認識対象のバウンディングボックスに付与されたアノテーションデータが格納される。
【0075】
図6の例は、画像データ610の一部である第1領域210において認識された車両のバウンディングボックス611に対して、
"車両であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図6の例は、画像データ610の一部である第2領域220において認識された給油者のバウンディングボックス612に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーション"
が付与されたことを示している。
【0076】
同様に、
図6の例は、画像データ620の一部である第1領域210において認識された車両のバウンディングボックス621に対して、
"車両であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図6の例は、画像データ620の一部である第2領域220において認識された給油者のバウンディングボックス622に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油ノズル認識不可)"
が付与されたことを示している。
【0077】
同様に、
図6の例は、画像データ630の一部である第1領域210において認識された車両のバウンディングボックス631に対して、
"車両であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図6の例は、画像データ630の一部である第2領域220において認識された給油ノズルのバウンディングボックス632に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油者認識不可)"
が付与されたことを示している。
【0078】
同様に、
図6の例は、画像データ640の一部である第1領域210において認識された容器のバウンディングボックス641に対して、
"容器であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図6の例は、画像データ640の一部である第2領域220において認識された給油者のバウンディングボックス642に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーション"
が付与されたことを示している。
【0079】
(2)第2学習用データの具体例
図7は、第2学習用データの具体例を示す図である。
図7に示すように、第2学習用データ700には、情報の項目として、"入力データ"と"正解データ"とが含まれる。また、"入力データ"には、更に、"画像データID"が含まれる。
【0080】
"画像データID"には、アノテーション付与部530によりアノテーションが付与された画像データを識別するための識別子が格納される。
図7の例において、画像データ710は、画像データID=ID101の画像データであり、画像データ720は、画像データID=ID10Lの画像データである。また、画像データ730は、画像データID=ID10Mの画像データであり、画像データ740は、画像データID=ID10Nの画像データである。
【0081】
"正解データ"には、更に、"アノテーションデータ"が含まれる。"アノテーションデータ"には、認識された認識対象のバウンディングボックスに付与されたアノテーションデータが格納される。
【0082】
図7の例は、画像データ710において認識された容器のバウンディングボックス711に対して、
"容器であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図7の例は、画像データ710において認識された給油者のバウンディングボックス712に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーション"
が付与されたことを示している。
【0083】
同様に、
図7の例は、画像データ720において認識された容器のバウンディングボックス721に対して、
"容器であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図7の例は、画像データ720において認識された給油者のバウンディングボックス722に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油ノズル認識不可)"
が付与されたことを示している。
【0084】
同様に、
図7の例は、画像データ730において認識された容器のバウンディングボックス731に対して、
"容器であることを示すアノテーションデータ"
が付与されたことを示している。また、
図7の例は、画像データ730において認識された給油ノズルのバウンディングボックス732に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者であることを示すアノテーション(給油者認識不可)"
が付与されたことを示している。
【0085】
同様に、
図7の例は、画像データ740において認識された給油者のバウンディングボックス742に対して、
"給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者であることを示すアノテーション"
が付与されたことを示している。
【0086】
<学習装置による学習処理の流れ>
次に、学習装置150による学習処理の流れについて説明する。
図8は、学習処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【0087】
ステップS801において、学習装置150は、画像データ収集装置140より、画像データ及び給油ノズルの状態を示す信号を取得する。
【0088】
ステップS802において、学習装置150は、給油ノズルがノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの間の画像データを抽出し、抽出した画像データに対して、画像認識処理を行う。
【0089】
ステップS803において、学習装置150は、画像認識処理を行った画像データのうち、第1学習用データの生成に用いられる画像データにおいて、第1領域及び第2領域を特定する。
【0090】
ステップS804において、学習装置150は、第1学習用データの生成に用いられる画像データに対してアノテーションを付与する。具体的には、学習装置150は、特定した第1領域に含まれる認識対象のバウンディングボックスにアノテーションを付与するとともに、特定した第2領域に含まれる認識対象のバウンディングボックスにアノテーションを付与する。
【0091】
また、学習装置150は、第2学習用データの生成に用いられる画像データに対してアノテーションを付与する。具体的には、学習装置150は、認識対象のバウンディングボックスにアノテーションを付与する。
【0092】
ステップS805において、学習装置150は、アノテーションが付与された画像データに基づき、第1給油種について第1学習用データを生成し、第2給油種について第2学習用データを生成する。
【0093】
ステップS806において、学習装置150は、第1学習用データを用いて第1モデルに対して学習処理を行い、第1学習済みモデルを生成する。また、学習装置150は、第2学習用データを用いて第2モデルに対して学習処理を行い、第2学習済みモデルを生成する。
【0094】
ステップS807において、学習装置150は、生成した第1学習済みモデル及び第2学習済みモデルを情報処理装置160等に送信し、情報処理装置160等に格納する。
【0095】
<情報処理装置のハードウェア構成>
次に、情報処理装置160のハードウェア構成について説明する。
図9は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0096】
図9に示すように、情報処理装置160は、プロセッサ901、メモリ902、補助記憶装置903、接続装置904、I/F装置905、通信装置906、ドライブ装置907を有する。なお、情報処理装置160のプロセッサ901、メモリ902、補助記憶装置903、接続装置904、I/F装置905、通信装置906、ドライブ装置907は、バス908を介して相互に接続されている。
【0097】
プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の各種演算デバイスを有する。プロセッサ901は、各種プログラム(例えば、給油制御プログラム等)をメモリ902上に読み出して実行する。
【0098】
メモリ902は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の主記憶デバイスを有する。プロセッサ901とメモリ902とは、いわゆるコンピュータを形成し、プロセッサ901が、メモリ902上に読み出した各種プログラムを実行することで、当該コンピュータは各種機能を実現する。
【0099】
補助記憶装置903は、各種プログラムや、各種プログラムがプロセッサ901によって実行される際に用いられる各種情報を格納する。
【0100】
接続装置904は、第1給油機120_1、第2給油機120_2と情報処理装置160とを接続するための接続デバイスである。接続装置904は、第1給油機120_1、第2給油機120_2から、給油ノズルの状態を示す信号、給油量を示す信号等を受信する。給油ノズルの状態を示す信号、給油量を示す信号等は、第1給油用センサ921_1、第2給油用センサ921_2により測定される。また、接続装置904は、第1給油機120_1、第2給油機120_2に対して、音声出力装置122_1、122_2を介して音声出力するメッセージを送信する。また、接続装置904は、第1給油機120_1、第2給油機120_2に対して、給油データ表示器123_1、123_2を介して表示する表示情報を送信する。また、接続装置904は、第1給油機120_1、第2給油機120_2に対して、給油バルブ124_1、124_2の開閉動作を指示する信号を送信する。更に、接続装置904は、給油ポンプ125_1、125_2に対して駆動開始/駆動停止を指示する信号を送信する。
【0101】
また、接続装置904は、サーマルセンサ170_1、170_2から、サーマルセンサデータを受信する。
【0102】
I/F装置905は、外部装置の一例である操作装置911、表示装置912と、情報処理装置160とを接続するための接続デバイスである。なお、操作装置911は、例えば、サービスステーション110'のスタッフが操作し、表示装置912は、例えば、サービスステーション110'のスタッフ向けに表示する。
【0103】
通信装置906は、ネットワークを介してカメラ130_1、130_2と通信し、画像データを受信する。また、通信装置906は、学習装置150と通信し、第1学習済みモデル及び第2学習済みモデルを受信する。
【0104】
ドライブ装置907は記録媒体913をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体913には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体913には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
【0105】
なお、補助記憶装置903にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体913がドライブ装置907にセットされ、該記録媒体913に記録された各種プログラムが読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置903にインストールされる各種プログラムは、通信装置906を介してネットワークからダウンロードされることで、インストールされてもよい。
【0106】
<情報処理装置の機能構成>
次に、情報処理装置160の機能構成について説明する。
図10は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。上述したように、情報処理装置160には給油制御プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、情報処理装置160は、
・第1給油種画像データ取得部1001、第2給油種画像データ取得部1002、
・第1給油用センサデータ取得部1003、第2給油用センサデータ取得部1004、
・画像認識部1005、
・区間判定部1006、区間判定部1007、
・サーマルセンサデータ取得部1008、
・第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2、
・出力制御部1010、
を有する。
【0107】
第1給油種画像データ取得部1001は、カメラ130_1により撮影された画像データを取得し、画像認識部1005に通知する。
【0108】
第2給油種画像データ取得部1002は、カメラ130_2により撮影された画像データを取得し、画像認識部1005に通知する。
【0109】
第1給油用センサデータ取得部1003は、第1給油用センサ921_1からの信号を取得し、区間判定部1006に通知する。
【0110】
第2給油用センサデータ取得部1004は、第2給油用センサ921_2からの信号を取得し、区間判定部1007に通知する。
【0111】
区間判定部1006は、第1給油用センサ921_1からの信号に基づいて、給油ノズル121_1が、第1給油機120_1のノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの区間を、3つの区間に分類する。なお、3つの区間のうち、給油開始前の区間を第1区間、給油中の区間を第2区間、給油終了後の区間を第3区間と称す。
【0112】
区間判定部1007は、第2給油用センサ921_2からの信号に基づいて、給油ノズル121_2が、第2給油機120_2のノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの区間を、3つの区間に分類する。なお、第2給油種についても、第1給油種同様、3つの区間のうち、給油開始前の区間を第1区間、給油中の区間を第2区間、給油終了後の区間を第3区間と称す。
【0113】
画像認識部1005は、第1給油種画像データ取得部1001から通知された画像データのうち、第1~第3区間のいずれかの区間に含まれる画像データを抽出する。また、画像認識部1005は、抽出した画像データに対して、第1学習済みモデルを用いて画像認識処理を行い、認識結果を第1給油監視部1009_1に通知する。
【0114】
また、画像認識部1005は、第2給油種画像データ取得部1002から通知された画像データのうち、第1~第3区間のいずれかの区間に含まれる画像データを抽出する。また、画像認識部1005は、抽出した画像データに対して、第2学習済みモデルを用いて画像認識処理を行い、認識結果を第2給油監視部1009_2に通知する。
【0115】
サーマルセンサデータ取得部1008は、サーマルセンサ170_1により測定されたサーマルセンサデータを取得し、第1給油監視部1009_1に通知する。また、サーマルセンサデータ取得部1008は、サーマルセンサ170_2により測定されたサーマルセンサデータを取得し、第2給油監視部1009_2に通知する。
【0116】
第1給油監視部1009_1は、
・画像認識部1005より通知された認識結果と、
・区間判定部1006より通知された区間判定結果と、
・サーマルセンサデータ取得部1008より通知されたサーマルセンサ170_1のサーマルセンサデータと、
を用いて、第1給油種についての給油許否を判定する。また、第1給油監視部1009_1は、給油許否の判定結果に基づいて、第1給油種についての給油を制御する。具体的には、第1給油監視部1009_1は、給油バルブ124_1または給油ポンプ125_1を制御することで、第1給油種についての給油を制御する。
【0117】
また、第1給油監視部1009_1は、給油許否の判定結果を出力制御部1010に通知する。なお、第1給油監視部1009_1は、給油不許可の判定を行った場合にあっては、給油不許可の原因を示す情報をあわせて出力制御部1010に通知する。
【0118】
第2給油監視部1009_2は、
・画像認識部1005より通知された認識結果と、
・区間判定部1007より通知された区間判定結果と、
・サーマルセンサデータ取得部1008より通知されたサーマルセンサ170_2のサーマルセンサデータと、
を用いて、第2給油種についての給油許否を判定する。また、第2給油監視部1009_2は、給油許否の判定結果に基づいて、第2給油種についての給油を制御する。具体的には、第2給油監視部1009_2は、給油バルブ124_2または給油ポンプ125_2を制御することで、第2給油種についての給油を制御する。
【0119】
また、第2給油監視部1009_2は、給油許否の判定結果を出力制御部1010に通知する。なお、第2給油監視部1009_2は、給油不許可の判定を行った場合にあっては、給油不許可の原因を示す情報をあわせて出力制御部1010に通知する。
【0120】
出力制御部1010は、第1給油監視部1009_1より給油不許可の原因を示す情報が通知された場合には、
・当該原因を示す情報に応じたメッセージが、音声出力装置122_1を介して音声出力されるよう制御し、
・当該原因を示す情報に応じた表示情報が、第1給油機120_1の給油データ表示器123_1に表示出力されるよう制御し、
・当該原因を示す情報が、情報処理装置160の表示装置912に表示出力されるよう制御する。
【0121】
また、出力制御部1010は、第2給油監視部1009_2より給油不許可の原因を示す情報が通知された場合には、
・当該原因を示す情報に応じたメッセージが、音声出力装置122_2を介して音声出力されるよう制御し、
・当該原因を示す情報に応じた表示情報が、第2給油機120_2の給油データ表示器123_2に表示出力されるよう制御し、
・当該原因を示す情報が、情報処理装置160の表示装置912に表示出力されるよう制御する。
【0122】
<情報処理装置の各部の詳細>
次に、情報処理装置160が有する各部(ここでは、区間判定部1006、1007、画像認識部1005、第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2、出力制御部1010)の詳細について説明する。
【0123】
(1)区間判定部1006、1007の詳細
はじめに、区間判定部1006、1007の詳細として、区間判定部1006、1007の機能構成と、区間判定部1006、1007の処理の具体例とについて説明する。
【0124】
(1-1)区間判定部1006、1007の機能構成の詳細
図11は、情報処理装置の区間判定部の機能構成の一例を示す図である。なお、区間判定部1006の機能構成と、区間判定部1007の機能構成とは同じであるため、
図11を用いてまとめて説明する。
【0125】
図11に示すように、区間判定部1006、1007は、
・ノズル状態判定部1101、
・給油量判定部1102、
・第1区間開始判定部1103、第2区間移行判定部1104、第3区間移行判定部1105、第3区間終了判定部1106、
・区間判定結果出力部1107、
を有する。
【0126】
ノズル状態判定部1101は、第1給油用センサデータ取得部1003(または第2給油用センサデータ取得部1004)より、給油ノズル121_1(または121_2)の状態を示す信号を取得する。
【0127】
ノズル状態判定部1101は、給油ノズル121_1(または121_2)が第1給油機120_1(または第2給油機120_2)のノズル掛けから取り外されたことを示す信号を受信した場合には、第1区間開始判定部1103に通知する。
【0128】
また、ノズル状態判定部1101は、給油ノズル121_1(または121_2)が第1給油機120_1(または第2給油機120_2)のノズル掛けに戻されたことを示す信号を受信した場合には、第3区間終了判定部1106に通知する。
【0129】
給油量判定部1102は、第1給油用センサデータ取得部1003(または第2給油用センサデータ取得部1004)より、給油量を示す信号を取得する。
【0130】
給油量判定部1102は、第1給油用センサデータ取得部1003(または第2給油用センサデータ取得部1004)より取得した給油量を示す信号が、ゼロから所定の閾値以上へと変移した場合には、第2区間移行判定部1104に通知する。
【0131】
また、給油量判定部1102は、第1給油用センサデータ取得部1003(または第2給油用センサデータ取得部1004)より取得した給油量を示す信号が、所定の閾値以上からゼロへと変移した場合には、第3区間移行判定部1105に通知する。
【0132】
第1区間開始判定部1103は、ノズル状態判定部1101から、給油ノズル121_1(または121_2)が取り外されたことを示す信号が通知された場合に、第1区間が開始されたと判定する。また、第1区間開始判定部1103は、第1区間が開始されたことを、第2区間移行判定部1104及び区間判定結果出力部1107に通知する。
【0133】
第2区間移行判定部1104は、第1区間が開始されたことが通知された後に、給油量判定部1102から、給油量がゼロから所定の閾値以上へと変移したことが通知された場合に、第1区間から第2区間に移行したと判定する。また、第2区間移行判定部1104は、第1区間から第2区間に移行したことを、第3区間移行判定部1105及び区間判定結果出力部1107に通知する。
【0134】
第3区間移行判定部1105は、第2区間に移行したことが通知された後に、給油量判定部1102から、給油量が所定の閾値以上からゼロへと変移したことが通知された場合に、第2区間から第3区間に移行したと判定する。また、第3区間移行判定部1105は、第2区間から第3区間に移行したことを、第3区間終了判定部1106及び区間判定結果出力部1107に通知する。
【0135】
第3区間終了判定部1106は、第3区間に移行したことが通知された後に、ノズル状態判定部1101から、給油ノズル121_1(または121_2)が戻されたことを示す信号が通知された場合に、第3区間が終了したと判定する。また、第3区間終了判定部1106は、第3区間が終了したことを、区間判定結果出力部1107に通知する。
【0136】
区間判定結果出力部1107は、第1区間開始判定部1103から、第1区間が開始されたことが通知されると、第1区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、区間判定結果出力部1107は、第2区間移行判定部1104から、第2区間に移行したことが通知されると、第1区間中であることを示す情報の出力を停止し、第2区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、区間判定結果出力部1107は、第3区間移行判定部1105から、第3区間に移行したことが通知されると、第2区間中であることを示す情報の出力を停止し、第3区間中であることを示す情報の出力を開始する。更に、区間判定結果出力部1107は、第3区間終了判定部1106から、第3区間が終了したことが通知されると、第3区間中であることを示す情報の出力を停止する。
【0137】
(1-2)区間判定部1006、1007の処理の具体例
図12は、情報処理装置の区間判定部による処理の具体例を示す図である。
図12(a)に示すように、給油ノズル121_1の状態を示す信号として、給油ノズル121_1がノズル掛けから取り外されたことを示す信号を取得すると、区間判定部1006は、第1区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、第1給油機120_1の給油量を示す信号が、ゼロから所定の閾値以上へと変移したことを示す信号を取得すると、区間判定部1006は、第2区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、第1給油機120_1の給油量を示す信号が、所定の閾値以上からゼロへと変移したことを示す信号を取得すると、区間判定部1006は、第3区間中であることを示す情報の出力を開始する。更に、給油ノズル121_1の状態を示す信号として、給油ノズル121_1をノズル掛けに戻したことを示す信号を取得すると、区間判定部1006は、第3区間中であることを示す情報の出力を停止する。
【0138】
同様に、
図12(b)に示すように、給油ノズル121_2の状態を示す信号として、給油ノズル121_2がノズル掛けから取り外されたことを示す信号を取得すると、区間判定部1007は、第1区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、第2給油機120_2の給油量を示す信号が、ゼロから所定の閾値以上へと変移したことを示す信号を取得すると、区間判定部1007は、第2区間中であることを示す情報の出力を開始する。また、第2給油機120_2の給油量を示す信号が、所定の閾値以上からゼロへと変移したことを示す信号を取得すると、区間判定部1007は、第3区間中であることを示す情報の出力を開始する。更に、給油ノズル121_2の状態を示す信号として、給油ノズル121_2をノズル掛けに戻したことを示す信号を取得すると、区間判定部1007は、第3区間中であることを示す情報の出力を停止する。
【0139】
(2)画像認識部1005の詳細
次に、画像認識部1005の詳細として、画像認識部1005の機能構成と、画像認識部1005の処理の具体例とについて説明する。
【0140】
(2-1)画像認識部1005の機能構成の詳細
図13は、情報処理装置の画像認識部の機能構成の一例を示す図である。
図13に示すように、画像認識部1005は、認識区間取得部1301、第1学習済みモデル1302、領域判定部1303を有する。また、画像認識部1005は、認識区間取得部1311、第2学習済みモデル1312を有する。
【0141】
認識区間取得部1301は、第1給油種画像データ取得部1001より通知された画像データのうち、区間判定部1006より通知された第1~第3区間のいずれかに含まれる画像データを抽出し、抽出した画像データを第1学習済みモデル1302に入力する。
【0142】
第1学習済みモデル1302は、学習装置150において生成された第1学習済みモデルであり、画像データが入力されることで、画像データに含まれる認識対象を認識し、認識結果を出力する。
【0143】
領域判定部1303は、第1学習済みモデル1302により出力された認識結果が、第1領域210または第2領域220に含まれるか否かを判定する。また、領域判定部1303は、第1領域210または第2領域220に含まれると判定した認識結果について、第1給油監視部1009_1に出力する。
【0144】
認識区間取得部1311は、第2給油種画像データ取得部1002より通知された画像データのうち、区間判定部1007より通知された第1~第3区間のいずれかに含まれる画像データを抽出し、抽出した画像データを第2学習済みモデル1312に入力する。
【0145】
第2学習済みモデル1312は、学習装置150において生成された第2学習済みモデルであり、画像データが入力されることで、画像データに含まれる認識対象を認識し、認識結果を第2給油監視部1009_2に出力する。
【0146】
(2-2)画像認識部1005の処理の具体例(第1給油種の場合)
図14Aは、情報処理装置の画像認識部による処理の具体例を示す第1の図である。
図14Aに示すように、画像認識部1005は、カメラ130_1により撮影された画像データのうち、給油ノズル121_1がノズル掛けから取り外されてから戻されるまでの区間(第1~第3区間)に含まれる画像データを抽出する。
【0147】
また、
図14Aに示すように、画像認識部1005は、抽出した画像データに対して、第1学習済みモデル1302を用いて画像認識処理を行い、認識対象(車両、容器、給油者、給油ノズル等)を認識することで、
・車両、
・容器、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者(給油ノズル認識不可)、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者(給油者認識不可)、
を認識結果として出力する。
【0148】
また、画像認識部1005は、第1領域210または第2領域220に含まれると判定した認識結果を出力する。
図14Aの認識結果1401~1404は認識結果の出力例を示している。
【0149】
なお、
図14Aの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1401は、
・第1領域210において、車両が認識されたバウンディングボックス、
・第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたバウンディングボックス、
を示している。
【0150】
また、
図14Aの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1402は、
・第1領域210において、車両が認識されたバウンディングボックス、
・第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたバウンディングボックス(給油ノズル認識不可)、
を示している。
【0151】
また、
図14Aの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1403は、
・第1領域210において、車両が認識されたバウンディングボックス、
・第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたバウンディングボックス(給油者認識不可)、
を示している。
【0152】
更に、
図14Aの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1404は、
・第1領域210において、容器が認識されたバウンディングボックス、
・第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたバウンディングボックス、
を示している。
【0153】
(2-3)画像認識部1005の処理の具体例(第2給油種の場合)
図14Bは、情報処理装置の画像認識部による処理の具体例を示す第2の図である。
図14Bに示すように、画像認識部1005は、カメラ130_2により撮影された画像データのうち、給油ノズル121_2がノズル掛けから取り外されてから戻されるまでの区間(第1~第3区間)に含まれる画像データを抽出する。
【0154】
また、
図14Bに示すように、画像認識部1005は、抽出した画像データに対して、第2学習済みモデル1312を用いて画像認識処理を行い、認識対象(容器、給油者、給油ノズル等)を認識することで、
・容器、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者(給油ノズル認識不可)、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者(給油者認識不可)、
を認識結果として出力する。
図14Bの認識結果1411~1414は、認識結果の出力例を示している。
【0155】
なお、
図14Bの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1411は、
・容器が認識されたバウンディングボックス、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたバウンディングボックス、
を示している。
【0156】
また、
図14Bの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1412は、
・容器が認識されたバウンディングボックス、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたバウンディングボックス(給油ノズル認識不可)、
を示している。
【0157】
また、
図14Bの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1413は、
・容器が認識されたバウンディングボックス、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されたバウンディングボックス(給油者認識不可)、
を示している。
【0158】
更に、
図14Bの例において、画像認識部1005により出力された認識結果1414は、
・給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されたバウンディングボックス、
を示している。
【0159】
(3)第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2の詳細
次に、第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2の詳細として、第1給油監視部1009_1の機能構成及び処理の流れと、第2給油監視部1009_2の機能構成及び処理の流れとについて説明する。
【0160】
(3-1)第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2の機能構成の詳細
図15Aは、情報処理装置の第1給油監視部の機能構成の一例を示す図である。
図15Aに示すように、第1給油監視部1009_1は、認識結果取得部1501、判定ロジック切替部1502、ポリタンク判定部1506、第1判定ロジック1503、第2判定ロジック1504、第3判定ロジック1505、火気判定部1507を有する。また、第1給油監視部1009_1は、給油制御部1508、原因情報取得部1509を有する。なお、第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505、ポリタンク判定部1506、火気判定部1507をまとめて、第1判定部と称す。
【0161】
認識結果取得部1501は、画像認識部1005から、第1区間~第3区間に含まれる画像データそれぞれについての認識結果を取得する。認識結果取得部1501は、取得した認識結果を、判定ロジック切替部1502及びポリタンク判定部1506に通知する。
【0162】
判定ロジック切替部1502は、認識結果取得部1501から通知された認識結果を、第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505のいずれかに入力する。第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505のいずれに入力するかは、区間判定部1006から、第1~第3区間のいずれの区間中であることを示す情報が通知されたかにより決定する。例えば、判定ロジック切替部1502は、第1区間中であることを示す情報が通知されている間は、認識結果を、第1判定ロジック1503に入力する。また、判定ロジック切替部1502は、第2区間中であることを示す情報が通知されている間は、認識結果を、第2判定ロジック1504に入力する。また、判定ロジック切替部1502は、第3区間中であることを示す情報が通知されている間は、認識結果を、第3判定ロジック1505に入力する。
【0163】
また、判定ロジック切替部1502は、第1~第3区間のいずれかの区間中であることを示す情報を、ポリタンク判定部1506、火気判定部1507に通知する。
【0164】
ポリタンク判定部1506は、第1~第3区間のいずれかの区間中であることを示す情報が通知されている場合において、認識結果取得部1501から認識結果が通知されると、通知された認識結果に、容器が含まれているか否かを判定する。ポリタンク判定部1506は、容器が含まれていると判定した場合には、給油制御部1508に対して、給油不許可を通知する。
【0165】
第1判定ロジック1503は、第1区間中の認識結果に基づいて、給油許否を判定する。また、第1判定ロジック1503は、第1区間中の給油許否の判定結果を、給油制御部1508に通知する。なお、第1判定ロジック1503は、給油不許可と判定した場合にあっては、判定結果を給油制御部1508に通知する際、あわせて、給油不許可と判定した原因を示す情報を通知する。
【0166】
第2判定ロジック1504は、第2区間中の認識結果に基づいて、給油許否を判定する。また、第2判定ロジック1504は、第2区間中の給油許否の判定結果を、給油制御部1508に通知する。なお、第2判定ロジック1504は、給油不許可と判定した場合にあっては、判定結果を給油制御部1508に通知する際、あわせて、給油不許可と判定した原因を示す情報を通知する。
【0167】
第3判定ロジック1505は、第3区間中の認識結果に基づいて、給油許否を判定する。また、第3判定ロジック1505は、第3区間中の給油許否の判定結果を、給油制御部1508に通知する。なお、第3判定ロジック1505は、給油不許可と判定した場合にあっては、判定結果を給油制御部1508に通知する際、あわせて、給油不許可と判定した原因を示す情報を通知する。
【0168】
火気判定部1507は、サーマルセンサデータ取得部1008から、サーマルセンサ170_1により測定されたサーマルセンサデータを取得する。また、火気判定部1507は、第1~第3区間のいずれかの区間中であることを示す情報が通知されている場合において、所定の閾値以上の温度領域が含まれるか否かを判定する。火気判定部1507は、所定の閾値以上の温度領域が含まれると判定した場合には、給油制御部1508に対して、給油不許可を通知する。
【0169】
給油制御部1508は、給油許可、給油不許可に基づいて、給油バルブ124_1または給油ポンプ125_1を制御することで、第1給油種についての給油を制御する。例えば、給油制御部1508は、給油許可が通知された場合、給油ポンプ125_1を駆動させて給油バルブ124_1を開動作させる。また、給油制御部1508は、
・ポリタンク判定部1506から給油許可の通知があった場合、給油ポンプ125_1を駆動させて給油バルブ124_1を開動作させる、更に、
・第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505のいずれかから給油不許可の通知があった場合、または、
・火気判定部1507から給油不許可の通知があった場合、
には、給油ポンプ125_1の駆動を停止させることで、給油を停止させる、あるいは、給油ポンプ125_1の駆動を停止させるとともに、給油バルブ124_1を閉動作させることで、給油を禁止させる。なお、ここでいう給油の停止の定義及び給油の禁止の定義は一例にすぎず、給油の停止及び給油の禁止は、他の定義により規定されてもよい。あるいは、給油の停止と給油の禁止とを区別することなく、給油することができない状態にすること全般を、給油の停止または禁止と称してもよい。
【0170】
また、給油制御部1508は、給油許可、給油不許可を原因情報取得部1509に通知する。給油制御部1508は、給油不許可を通知する場合にあっては、給油不許可と判定した原因を示す情報を、あわせて原因情報取得部1509に通知する。
【0171】
原因情報取得部1509は、給油許可、給油不許可を出力制御部1010に出力する。また、原因情報取得部1509は、給油不許可を出力する場合にあっては、給油制御部1508から通知された、給油不許可の原因を示す情報等(第1~第4情報、警告情報、確認要求情報)を、あわせて出力制御部1010に出力する。
【0172】
図15Bは、情報処理装置の第2給油監視部の機能構成の一例を示す図である。
図15Aに示した、第1給油監視部1009_1の機能構成との相違点は、第2給油監視部1009_2の機能構成には、ポリタンク判定部1506に対応する機能部が含まれていない点である。第2給油監視部1009_2のその他の機能部は、第1給油監視部1009_1の各機能部と同様であるため、ここでは説明を割愛する。
【0173】
なお、第1給油監視部1009_1では第1判定部と称したところ、第2給油監視部1009_2では、第1判定ロジック1513~第3判定ロジック1515、火気判定部1517をまとめて、第2判定部と称す。
【0174】
(3-2)第1給油監視部1009_1の第1判定ロジック1503を用いた処理の流れ
次に、第1給油監視部1009_1の第1判定ロジック1503を用いた処理の流れについて、
図16A、
図16Bを用いて説明する。
図16A及び
図16Bは、第1給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1及び第2のフローチャートの一例である。
【0175】
ステップS1601において、第1判定ロジック1503は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0176】
ステップS1601において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1601においてYESの場合には)、ステップS1602に進む。
【0177】
ステップS1602において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否か(所定の許可条件を一定時間充足したか否か)を判定する。ステップS1602において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS1602においてYESの場合には)、ステップS1603に進む。
【0178】
ステップS1603において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定し、
図16BのステップS1614に進む。
【0179】
一方、ステップS1601において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1601においてNOの場合には)、ステップS1604に進む。または、ステップS1602において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS1602においてNOの場合には)、ステップS1604に進む。
【0180】
ステップS1604において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0181】
ステップS1604において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS1604においてNOの場合には)、ステップS1601に戻る。一方、ステップS1604において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS1604においてYESの場合には)、ステップS1605に進む。
【0182】
ステップS1605において、第1判定ロジック1503は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0183】
ステップS1605において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1605においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1606に進む。
【0184】
ステップS1606において、第1判定ロジック1503は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、
図16BのステップS1611に進む。
【0185】
一方、ステップS1605において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS1605においてNOの場合には)、
図16BのステップS1617に進む。
【0186】
ステップS1611において、第1判定ロジック1503は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0187】
ステップS1611において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1611においてNOの場合には)、第1給油監視部1009_1は、第1判定ロジック1503を用いた処理を終了する。
【0188】
一方、ステップS1611において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1611においてYESの場合には)、ステップS1612に進む。
【0189】
ステップS1612において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否か(所定の許可条件を一定時間充足したか否か)を判定する。ステップS1612において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS1612においてYESの場合には)、ステップS1613に進む。
【0190】
ステップS1613において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定し、ステップS1614に進む。
【0191】
ステップS1614において、判定ロジック切替部1502は、第1区間中であるか否かを判定する。ステップS1614において、第1区間中であると判定した場合には、第1判定ロジック1503による処理を終了しないと判定し(ステップS1614においてNOと判定し)、
図16AのステップS1601に戻る。
【0192】
一方、ステップS1614において、第1区間中でないと判定した場合には、第1判定ロジック1503による処理を終了すると判定する(ステップS1614においてYESと判定する)。そして、第1給油監視部1009_1は、第1判定ロジック1503を用いた処理を終了する。
【0193】
一方、ステップS1612において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS1612においてNOの場合には)、ステップS1615に進む。
【0194】
ステップS1615において、第1判定ロジック1503は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T3、継続したか否かを判定する(ただし、T3>T1)。
【0195】
ステップS1615において、所定時間T3、継続していないと判定した場合には(ステップS1615においてNOの場合には)、ステップS1611に戻る。一方、ステップS1615において、所定時間T3、継続したと判定した場合には(ステップS1615においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1616に進む。
【0196】
ステップS1616において、第1判定ロジック1503は、給油不許可と判定し、第1情報を取得する。その後、第1給油監視部1009_1は、第1判定ロジック1503を用いた処理を終了する。
【0197】
一方、
図16AのステップS1605から
図16BのステップS1617に進んだ場合、第1判定ロジック1503は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第1判定ロジック1503は、第1領域210において車両が認識されなかったと判定する。あるいは、第1判定ロジック1503は、第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0198】
ステップS1618において、第1判定ロジック1503は、給油不許可と判定し、第2情報を取得した後、第1給油監視部1009_1は、第1判定ロジック1503を用いた処理を終了する。
【0199】
(3-3)第1給油監視部1009_1の第2判定ロジック1504を用いた処理の流れ
次に、第1給油監視部1009_1の第2判定ロジック1504を用いた処理の流れについて、
図17A~
図17Dを用いて説明する。
図17A~
図17Dは、第1給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1~第4のフローチャートの一例である。
【0200】
ステップS1701において、第2判定ロジック1504は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0201】
ステップ1701において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1701においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS1702に進む。
【0202】
ステップS1702において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定し、
図17DのステップS1734に進む。
【0203】
一方、ステップS1701において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1701においてNOの場合には)、ステップS1703に進む。
【0204】
ステップS1703において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T4、継続したか否かを判定する。
【0205】
ステップS1703において、所定時間T4、継続していないと判定した場合には(ステップS1703においてNOの場合には)、ステップS1701に戻る。一方、ステップS1703において、所定時間T4、継続したと判定した場合には(ステップS1703においてYESの場合には)、ステップS1704に進む。
【0206】
ステップS1704において、第2判定ロジック1504は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0207】
ステップS1704において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS1704においてNOの場合には)、
図17CのステップS1721に進む。
【0208】
一方、ステップS1704において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1704においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1705に進む。
【0209】
ステップS1705において、第2判定ロジック1504は、警告情報を取得する。
【0210】
ステップS1706において、第2判定ロジック1504は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0211】
ステップS1706において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1706においてYESの場合には)、ステップS1707に進む。
【0212】
ステップS1707において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否かを判定する。ステップS1707において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS1707においてYESの場合には)、所定の許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1708に進む。
【0213】
ステップS1708において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定し、
図17DのステップS1734に進む。
【0214】
一方、ステップS1706において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1706においてNOの場合には)、ステップS1709に進む。または、ステップS1707において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS1707においてNOの場合には)、ステップS1709に進む。
【0215】
ステップS1709において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0216】
ステップS1709において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS1709においてNOの場合には)、ステップS1706に戻る。一方、ステップS1709において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS1709においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、
図17BのステップS1711に進む。
【0217】
ステップS1711において、第2判定ロジック1504は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、ステップS1712に進む。
【0218】
ステップS1712において、第2判定ロジック1504は、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、第1領域210において車両が認識され、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0219】
ステップS1712において、所定時間T2内に、現在、入力された認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS1712においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS1713に進む。
【0220】
ステップS1713において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定し、
図17DのステップS1734に進む。
【0221】
一方、ステップS1712において、所定時間T2内に、給油許可と判定される認識結果にならなかったと判定した場合(ステップS1712においてNOの場合)、第1給油監視部1009_1は、第2判定ロジック1504を用いた処理を終了する。
【0222】
一方、ステップS1704から
図17CのステップS1721に進んだ場合、第2判定ロジック1504は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第2判定ロジック1504は、第1領域210において車両が認識されなかったと判定する。あるいは、第2判定ロジック1504は、第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0223】
ステップS1722において、第2判定ロジック1504は、警告情報を取得する。
【0224】
ステップS1723において、第2判定ロジック1504は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0225】
ステップS1723において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1723においてYESの場合には)、ステップS1724に進む。
【0226】
ステップS1724において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否かを判定する。ステップS1724において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS1724においてYESの場合には)、所定の許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1725に進む。
【0227】
ステップS1725において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定し、
図17DのステップS1734に進む。
【0228】
一方、ステップS1723において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1723においてNOの場合には)、ステップS1726に進む。または、ステップS1724において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS1724においてNOの場合には)、ステップS1726に進む。
【0229】
ステップS1726において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0230】
ステップS1726において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS1726においてNOの場合には)、ステップS1723に戻る。一方、ステップS1726において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS1726においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、
図17DのステップS1731に進む。
【0231】
ステップS1731において、第2判定ロジック1504は、給油不許可と判定し、第2情報を取得した後、ステップS1732に進む。
【0232】
ステップS1732において、第2判定ロジック1504は、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、第1領域210において車両が認識され、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0233】
ステップS1732において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS1732においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS1733に進む。
【0234】
ステップS1733において、第2判定ロジック1504は、給油許可と判定し、ステップS1734に進む。
【0235】
ステップS1734において、判定ロジック切替部1502は、第2区間中であるか否かを判定する。ステップS1734において、第2区間中であると判定した場合には、第2判定ロジック1504による処理を終了しないと判定し(ステップS1734においてNOと判定し)、
図17AのステップS1701に戻る。
【0236】
一方、ステップS1734において、第2区間中でないと判定した場合には、第2判定ロジック1504による処理を終了すると判定する(ステップS1734においてYESと判定する)。そして、第1給油監視部1009_1は、第2判定ロジック1504を用いた処理を終了する。
【0237】
また、ステップS1732において、所定時間T2内に、給油許可と判定される認識結果になったと判定されなかった場合には(ステップS1732においてNOの場合には)、第1給油監視部1009_1は、第2判定ロジック1504を用いた処理を終了する。
【0238】
(3-4)第1給油監視部1009_1の第3判定ロジック1505を用いた処理の流れ
次に、第1給油監視部1009_1の第3判定ロジック1505を用いた処理の流れについて、
図18A及び
図18Bを用いて説明する。
図18A及び
図18Bは、第1給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1及び第2のフローチャートの一例である。
【0239】
ステップS1801において、第3判定ロジック1505は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0240】
ステップ1801において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1801においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS1802に進む。
【0241】
ステップS1802において、第3判定ロジック1505は、給油許可と判定し、
図18BのステップS1813に進む。
【0242】
一方、ステップS1801において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS1801においてNOの場合には)、ステップS1803に進む。
【0243】
ステップS1803において、第3判定ロジック1505は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T5、継続したか否かを判定する。
【0244】
ステップS1803において、所定時間T5、継続していないと判定した場合には(ステップS1803においてNOの場合には)、ステップS1801に戻る。一方、ステップS1803において、所定時間T5、継続したと判定した場合には(ステップS1803においてYESの場合には)、ステップS1804に進む。
【0245】
ステップS1804において、第3判定ロジック1505は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、第1領域210において車両が認識されており、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0246】
ステップS1804において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS1804においてNOの場合には)、ステップS1806に進む。
【0247】
ステップS1806において、第3判定ロジック1505は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第3判定ロジック1505は、第1領域210において車両が認識されなかったと判定する。あるいは、第3判定ロジック1505は、第2領域220において、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0248】
ステップS1807において、第3判定ロジック1505は、給油不許可と判定し、第2情報を取得した後、
図18BのステップS1811に進む。
【0249】
一方、ステップS1804において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS1804においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS1805に進む。
【0250】
ステップS1805において、第3判定ロジック1505は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、
図18BのステップS1811に進む。
【0251】
ステップS1811において、第3判定ロジック1505は、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、第1領域210において車両が認識され、かつ、第2領域において、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0252】
ステップS1811において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS1811においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS1812に進む。
【0253】
ステップS1812において、第3判定ロジック1505は、給油許可と判定し、ステップS1813に進む。
【0254】
ステップS1813において、判定ロジック切替部1502は、第3区間中であるか否かを判定する。ステップS1813において、第3区間中であると判定した場合には、第3判定ロジック1505による処理を終了しないと判定し(ステップS1813においてNOと判定し)、
図18AのステップS1801に戻る。
【0255】
一方、ステップS1813において、第3区間中でないと判定した場合には、第3判定ロジック1505による処理を終了すると判定する(ステップS1813においてYESと判定する)。そして、第1給油監視部1009_1は、第3判定ロジック1505を用いた処理を終了する。
【0256】
一方、ステップS1811において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果にならなかったと判定された場合には(ステップS1811においてNOの場合には)、ステップS1814に進む。
【0257】
ステップS1814において、第3判定ロジック1505は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続したか否かを判定する。ステップS1814において、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続していないと判定した場合には(ステップS1814においてNOの場合には)、所定時間T6、継続するまで待機する。
【0258】
一方、ステップS1814において、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続したと判定した場合には(ステップS1814においてYESの場合には)、ステップS1815に進む。
【0259】
ステップS1815において、第3判定ロジック1505は、確認要求情報を取得し、第1給油監視部1009_1は、第3判定ロジック1505を用いた処理を終了する。
【0260】
(3-5)第1給油監視部1009_1の他の判定ロジックを用いた処理の流れ
次に、第1給油監視部1009_1の他の判定ロジックを用いた処理(ポリタンク判定部1506を用いた処理、火気判定部1507を用いた処理)の流れについて、
図19を用いて説明する。
図19は、第1給油監視部のポリタンク判定部を用いた処理、及び、火気判定部を用いた処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【0261】
はじめに、第1給油監視部1009_1のポリタンク判定部1506を用いた処理の流れについて説明する。
【0262】
図19(a)のステップS1901において、ポリタンク判定部1506は、現在、入力された認識結果において、容器が含まれるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。ステップS1901において、容器が含まれると判定した場合には(ステップS1901においてYESの場合には)、所定の不許可条件を充足したと判定し、ステップS1902に進む。
【0263】
ステップS1902において、ポリタンク判定部1506は、給油不許可と判定し、第3情報を取得した後、ステップS1903に進む。
【0264】
一方、ステップS1901において、容器が含まれないと判定した場合には(ステップS1901においてNOの場合には)、直接、ステップS1903に進む。
【0265】
ステップS1903において、ポリタンク判定部1506は、処理を終了するか否かを判定する。第1区間~第3区間のいずれかに該当する場合、ステップS1903において、ポリタンク判定部1506は、処理を継続すると判定し(ステップS1903においてNOと判定し)、ステップS1901に戻る。
【0266】
一方、第1区間~第3区間のいずれにも該当しない場合、ステップS1903において、第1給油監視部1009_1は、ポリタンク判定部1506を用いた処理を終了する。
【0267】
続いて、第2給油監視部1009_2のポリタンク判定部1506を用いた処理の流れについて説明する。
【0268】
図19(b)のステップS1911において、火気判定部1507は、現在、入力されているサーマルセンサデータについて、第1領域210以外の領域において、所定閾値以上の温度が測定されたか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。なお、第1領域210以外の領域としたのは、第1領域210に含まれる車両のボンネットは、高温になっていることがあり、火気検知と誤判定することを回避するためである。
【0269】
ステップS1911において、所定閾値以上の温度が測定されたと判定した場合には(ステップS1911においてYESの場合には)、所定の不許可条件を充足したと判定し、ステップS1912に進む。
【0270】
ステップS1912において、火気判定部1507は、給油不許可と判定し、第4情報を取得した後、ステップS1913に進む。
【0271】
一方、ステップS1911において、所定閾値以上の温度が測定されていないと判定した場合には(ステップS1911においてNOの場合には)、直接、ステップS1913に進む。
【0272】
ステップS1913において、火気判定部1507は、処理を終了するか否かを判定する。第1区間~第3区間のいずれかに該当する場合、ステップS1913において、火気判定部1507は、処理を継続すると判定し(ステップS1913においてNOと判定し)、ステップS1911に戻る。
【0273】
一方、第1区間~第3区間のいずれにも該当しない場合、ステップS1913において、第1給油監視部1009_1は、火気判定部1507を用いた処理を終了する。
【0274】
(3-6)第2給油監視部1009_2の第1判定ロジック1513を用いた処理の流れ
次に、第2給油監視部1009_2の第1判定ロジック1513を用いた処理の流れについて、
図20A、
図20Bを用いて説明する。
図20A及び
図20Bは、第2給油監視部の第1判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1及び第2のフローチャートの一例である。
【0275】
ステップS2001において、第1判定ロジック1513は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0276】
ステップS2001において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2001においてYESの場合には)、ステップS2002に進む。
【0277】
ステップS2002において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否か(所定の許可条件を一定時間充足したか否か)を判定する。ステップS2002において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS2002においてYESの場合には)、ステップS2003に進む。
【0278】
ステップS2003において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定し、
図20BのステップS2014に進む。
【0279】
一方、ステップS2001において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2001においてNOの場合には)、ステップS2004に進む。または、ステップS2002において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS2002においてNOの場合には)、ステップS2004に進む。
【0280】
ステップS2004において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0281】
ステップS2004において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS2004においてNOの場合には)、ステップS2001に戻る。一方、ステップS2004において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS2004においてYESの場合には)、ステップS2005に進む。
【0282】
ステップS2005において、第1判定ロジック1513は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0283】
ステップS2005において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2005においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS2006に進む。
【0284】
ステップS2006において、第1判定ロジック1513は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、
図20BのステップS2011に進む。
【0285】
一方、ステップS2005において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS2005においてNOの場合には)、
図20BのステップS2017に進む。
【0286】
ステップS2011において、第1判定ロジック1513は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0287】
ステップS2011において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2011においてNOの場合には)、ステップS2017に進む。
【0288】
一方、ステップS2011において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合(ステップS2011においてYESの場合)、第2給油監視部1009_2は、第1判定ロジック1513を用いた処理を終了する。
【0289】
ステップS2012において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否か(所定の許可条件を一定時間充足したか否か)を判定する。ステップS2012において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS2012においてYESの場合には)、ステップS2013に進む。
【0290】
ステップS2013において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定し、ステップS2014に進む。
【0291】
ステップS2014において、判定ロジック切替部1512は、第1区間中であるか否かを判定する。ステップS2014において、第1区間中であると判定した場合には、第1判定ロジック1513による処理を終了しないと判定し(ステップS2014においてNOと判定し)、
図20AのステップS2001に戻る。
【0292】
一方、ステップS2014において、第1区間中でないと判定した場合には、第1判定ロジック1513による処理を終了すると判定する(ステップS2014においてYESと判定する)。そして、第2給油監視部1009_2は、第1判定ロジック1513を用いた処理を終了する。
【0293】
一方、ステップS2012において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS2012においてNOの場合には)、ステップS2015に進む。
【0294】
ステップS2015において、第1判定ロジック1513は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T3、継続したか否かを判定する(ただし、T3>T1)。
【0295】
ステップS2015において、所定時間T3、継続していないと判定した場合には(ステップS2015においてNOの場合には)、ステップS2011に戻る。一方、ステップS2015において、所定時間T3、継続したと判定した場合には(ステップS2015においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。そして、第2給油監視部1009_2は、第1判定ロジック1513を用いた処理を終了する。
【0296】
一方、
図20AのステップS2005から
図20BのステップS2017に進んだ場合、第1判定ロジック1513は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第1判定ロジック1513は、容器が認識されなかったと判定する。あるいは、第1判定ロジック1513は、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0297】
ステップS2018において、第1判定ロジック1513は、給油不許可と判定し、第2情報を取得し、第2給油監視部1009_2は、第1判定ロジック1513を用いた処理を終了する。
【0298】
(3-7)第2給油監視部1009_2の第2判定ロジック1514を用いた処理の流れ
次に、第2給油監視部1009_2の第2判定ロジック1514を用いた処理の流れについて、
図21A~
図21Dを用いて説明する。
図21A~
図21Dは、第2給油監視部の第2判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1~第4のフローチャートの一例である。
【0299】
ステップS2101において、第2判定ロジック1514は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0300】
ステップ2101において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2101においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS2102に進む。
【0301】
ステップS2102において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定し、
図21DのステップS2134に進む。
【0302】
一方、ステップS2101において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2101においてNOの場合には)、ステップS2103に進む。
【0303】
ステップS2103において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T4、継続したか否かを判定する。
【0304】
ステップS2103において、所定時間T4、継続していないと判定した場合には(ステップS2103においてNOの場合には)、ステップS2101に戻る。一方、ステップS2103において、所定時間T4、継続したと判定した場合には(ステップS2103においてYESの場合には)、ステップS2104に進む。
【0305】
ステップS2104において、第2判定ロジック1514は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0306】
ステップS2104において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS2104においてNOの場合には)、
図21CのステップS2121に進む。
【0307】
一方、ステップS2104において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2104においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS2105に進む。
【0308】
ステップS2105において、第2判定ロジック1514は、警告情報を取得する。
【0309】
ステップS2106において、第2判定ロジック1514は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0310】
ステップS2106において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2106においてYESの場合には)、ステップS2107に進む。
【0311】
ステップS2107において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否かを判定する。ステップS2107において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS2107においてYESの場合には)、所定の許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS2108に進む。
【0312】
ステップS2108において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定し、
図21DのステップS2134に進む。
【0313】
一方、ステップS2106において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2106においてNOの場合には)、ステップS2109に進む。または、ステップS2107において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS2107においてNOの場合には)、ステップS2109に進む。
【0314】
ステップS2109において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0315】
ステップS2109において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS2109においてNOの場合には)、ステップS2106に戻る。一方、ステップS2109において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS2109においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、
図21BのステップS2111に進む。
【0316】
ステップS2111において、第2判定ロジック1514は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、ステップS2112に進む。
【0317】
ステップS2112において、第2判定ロジック1514は、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、容器が認識され、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0318】
ステップS2112において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS2112においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS2113に進む。
【0319】
ステップS2113において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定し、
図21DのステップS2134に進む。
【0320】
一方、ステップS2112において、所定時間T2内に、給油許可と判定される認識結果にならなかったと判定した場合(ステップS2112においてNOの場合)、第2給油監視部1009_2は、第2判定ロジック1514を用いた処理を終了する。
【0321】
一方、ステップS2104から
図21CのステップS2121に進んだ場合、第2判定ロジック1514は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第2判定ロジック1514は、容器が認識されなかったと判定する。あるいは、第2判定ロジック1514は、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0322】
ステップS2122において、第2判定ロジック1504は、警告情報を取得する。
【0323】
ステップS2123において、第2判定ロジック1514は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0324】
ステップS2123において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2123においてYESの場合には)、ステップS2124に進む。
【0325】
ステップS2124において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定される認識結果が、所定時間T1、継続したか否かを判定する。ステップS2124において、所定時間T1、継続したと判定した場合には(ステップS2124においてYESの場合には)、所定の許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS2125に進む。
【0326】
ステップS2125において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定し、
図21DのステップS2134に進む。
【0327】
一方、ステップS2123において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2123においてNOの場合には)、ステップS2126に進む。または、ステップS2124において、所定時間T1、継続していないと判定した場合には(ステップS2124においてNOの場合には)、ステップS2126に進む。
【0328】
ステップS2126において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T2、継続したか否かを判定する(ただし、T2>T1)。
【0329】
ステップS2126において、所定時間T2、継続していないと判定した場合には(ステップS2126においてNOの場合には)、ステップS2123に戻る。一方、ステップS2126において、所定時間T2、継続したと判定した場合には(ステップS2126においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、
図21DのステップS2131に進む。
【0330】
ステップS2131において、第2判定ロジック1514は、給油不許可と判定し、第2情報を取得した後、ステップS2132に進む。
【0331】
ステップS2132において、第2判定ロジック1514は、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、容器が認識され、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0332】
ステップS2132において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS2132においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS2133に進む。
【0333】
ステップS2133において、第2判定ロジック1514は、給油許可と判定し、ステップS2134に進む。
【0334】
ステップS2134において、判定ロジック切替部1512は、第2区間中であるか否かを判定する。ステップS2134において、第2区間中であると判定した場合には、第2判定ロジック1514による処理を終了しないと判定し(ステップS2134においてNOと判定し)、
図21AのステップS2101に戻る。
【0335】
一方、ステップS2134において、第2区間中でないと判定した場合には、第2判定ロジック1514による処理を終了すると判定する(ステップS2134においてYESと判定する)。そして、第2給油監視部1009_2は、第2判定ロジック1514を用いた処理を終了する。
【0336】
また、ステップS2132において、所定時間T2内に、給油許可と判定される認識結果になったと判定されなかった場合(ステップS2132においてNOの場合)、第2給油監視部1009_2は、第2判定ロジック1514を用いた処理を終了する。
【0337】
(3-8)第2給油監視部1009_2の第3判定ロジック1515を用いた処理の流れ
次に、第2給油監視部1009_2の第3判定ロジック1515を用いた処理の流れについて、
図22A及び
図22Bを用いて説明する。
図22A及び
図22Bは、第2給油監視部の第3判定ロジックを用いた処理の流れを示す第1及び第2のフローチャートの一例である。
【0338】
ステップS2201において、第3判定ロジック1515は、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果であるか否か(所定の許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識されているか否かを判定する。
【0339】
ステップ2201において、給油許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2201においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS2202に進む。
【0340】
ステップS2202において、第3判定ロジック1515は、給油許可と判定し、
図22BのステップS2213に進む。
【0341】
一方、ステップS2201において、給油許可と判定される認識結果ではないと判定した場合には(ステップS2201においてNOの場合には)、ステップS2203に進む。
【0342】
ステップS2203において、第3判定ロジック1515は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T5、継続したか否かを判定する。
【0343】
ステップS2203において、所定時間T5、継続していないと判定した場合には(ステップS2203においてNOの場合には)、ステップS2201に戻る。一方、ステップS2203において、所定時間T5、継続したと判定した場合には(ステップS2203においてYESの場合には)、ステップS2204に進む。
【0344】
ステップS2204において、第3判定ロジック1515は、現在、入力されている認識結果が、給油不許可と判定される認識結果であるか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。具体的には、容器が認識されており、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識されているか(給油ノズル認識不可か)否かを判定する。
【0345】
ステップS2204において、給油不許可と判定される他の認識結果であると判定した場合には(ステップS2204においてNOの場合には)、ステップS2206に進む。
【0346】
ステップS2206において、第3判定ロジック1515は、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定する。具体的には、第3判定ロジック1515は、容器が認識されなかったと判定する。あるいは、第3判定ロジック1515は、給油ノズルを適切な姿勢で把持していない給油者が認識された(給油者認識不可)と判定する。
【0347】
ステップS2207において、第3判定ロジック1515は、給油不許可と判定し、第2情報を取得した後、
図22BのステップS2211に進む。
【0348】
一方、ステップS2204において、給油不許可と判定される認識結果であると判定した場合には(ステップS2204においてYESの場合には)、所定の不許可条件を一定時間充足したと判定し、ステップS2205に進む。
【0349】
ステップS2205において、第3判定ロジック1515は、給油不許可と判定し、第1情報を取得した後、
図22BのステップS2211に進む。
【0350】
ステップS2211において、第3判定ロジック1515は、所定時間T2内に、現在入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったか否か(所定の許可条件を充足したか否か)を判定する。具体的には、所定時間T2内に、容器が認識され、かつ、給油ノズルを適切な姿勢で把持する給油者が認識された状態になったか否かを判定する。
【0351】
ステップS2211において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果になったと判定した場合には(ステップS2211においてYESの場合には)、所定の許可条件を充足したと判定し、ステップS2212に進む。
【0352】
ステップS2212において、第3判定ロジック1515は、給油許可と判定し、ステップS2213に進む。
【0353】
ステップS2213において、判定ロジック切替部1512は、第3区間中であるか否かを判定する。ステップS2213において、第3区間中であると判定した場合には、第3判定ロジック1515による処理を終了しないと判定し(ステップS2213においてNOと判定し)、
図22AのステップS2201に戻る。
【0354】
一方、ステップS2213において、第3区間中でないと判定した場合には、第3判定ロジック1515による処理を終了すると判定する(ステップS2213においてYESと判定する)。そして、第2給油監視部1009_2は、第3判定ロジック1515を用いた処理を終了する。
【0355】
一方、ステップS2211において、所定時間T2内に、現在、入力されている認識結果が、給油許可と判定される認識結果にならなかったと判定された場合には(ステップS2211においてNOの場合には)、ステップS2214に進む。
【0356】
ステップS2214において、第3判定ロジック1515は、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続したか否かを判定する。ステップS2214において、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続していないと判定した場合には(ステップS2214においてNOの場合には)、所定時間T6、継続するまで待機する。
【0357】
一方、ステップS2214において、給油許可と判定される認識結果ではない状態が、所定時間T6、継続したと判定した場合には(ステップS2214においてYESの場合には)、ステップS2215に進む。
【0358】
ステップS2215において、第3判定ロジック1515は、確認要求情報を取得し、第2給油監視部1009_2は、第3判定ロジック1515を用いた処理を終了する。
【0359】
(3-9)第2給油監視部1009_2の他の判定ロジックを用いた処理の流れ
次に、第2給油監視部1009_2の他の判定ロジックを用いた処理(火気判定部1517を用いた処理)の流れについて、
図23を用いて説明する。
図23は、第2給油監視部の火気判定部を用いた処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【0360】
ステップS2301において、火気判定部1517は、現在、入力されているサーマルセンサデータについて、所定閾値以上の温度が測定されたか否か(所定の不許可条件を充足するか否か)を判定する。
【0361】
ステップS2301において、所定閾値以上の温度が測定されたと判定した場合には(ステップS2301においてYESの場合には)、所定の不許可条件を充足したと判定し、ステップS2302に進む。
【0362】
ステップS2302において、火気判定部1517は、給油不許可と判定し、第4情報を取得した後、ステップS2303に進む。
【0363】
一方、ステップS2301において、所定閾値以上の温度が測定されていないと判定した場合には(ステップS2301においてNOの場合には)、直接、ステップS2303に進む。
【0364】
ステップS2303において、火気判定部1517は、処理を終了するか否かを判定する。第1区間~第3区間のいずれかに該当する場合、ステップS2303において、火気判定部1517は、処理を継続すると判定し(ステップS2303においてNOと判定し)、ステップS2301に戻る。
【0365】
一方、第1区間~第3区間のいずれにも該当しない場合、ステップS2303において、第2給油監視部1009_2は、火気判定部1517を用いた処理を終了する。
【0366】
(4)出力制御部1010の詳細
次に、出力制御部1010の詳細として、出力制御部1010の機能構成及び処理の具体例について説明する。
【0367】
(4-1)出力制御部1010の機能構成の詳細
図24は、情報処理装置の出力制御部の機能構成の一例を示す図である。
図24に示すように、出力制御部1010は、出力情報取得部2401、送信部2402を有する。
【0368】
出力情報取得部2401は、第1給油監視部1009_1から、
・給油許可を示す情報、
・給油不許可を示す情報及び第1情報~第4情報、
・警告情報、
・確認要求情報、
を取得する。
【0369】
また、出力情報取得部2401は、第2給油監視部1009_2から、
・給油許可を示す情報、
・給油不許可を示す情報及び第1情報、第2情報、第4情報、
・警告情報、
・確認要求情報、
を取得する。
【0370】
また、出力情報取得部2401は、第1給油監視部1009_1から取得した情報を、送信部2402に通知する。このとき、出力情報取得部2401は、出力情報格納部2403を参照し、
・第1情報~第4情報に対応する原因情報(給油不許可の原因を示す情報)と、
・第1情報~第4情報に対応するメッセージと、
・第1情報~第4情報に対応する表示情報と、
・警告情報に対応するメッセージと、
・警告情報に対応する表示情報と、
・確認要求情報に対応する原因情報と、
・確認要求情報に対応するメッセージと、
・確認要求情報に対応する表示情報と、
を取得する。そして、出力情報取得部2401は、第1情報~第4情報、警告情報、確認要求情報を、対応する原因情報、メッセージ、表示情報に変換したうえで、送信部2402に通知する。
【0371】
同様に、出力情報取得部2401は、第2給油監視部1009_2から取得した情報を、送信部2402に通知する。このとき、出力情報取得部2401は、出力情報格納部2403を参照し、
・第1情報、第2情報、第4情報に対応する原因情報(給油不許可の原因を示す情報)と、
・第1情報、第2情報、第4情報に対応するメッセージと、
・第1情報、第2情報、第4情報に対応する表示情報と、
・警告情報に対応するメッセージと、
・警告情報に対応する表示情報と、
・確認要求情報に対応する原因情報と、
・確認要求情報に対応するメッセージと、
・確認要求情報に対応する表示情報と、
を取得する。そして、出力情報取得部2401は、第1情報、第2情報、第4情報、警告情報、確認要求情報を、対応する原因情報、メッセージ、表示情報に変換したうえで、送信部2402に通知する。
【0372】
送信部2402は、出力情報取得部2401から通知された情報を、
・サービスステーション110'のスタッフ向けの表示装置である表示装置912、
・第1給油機120_1の音声出力装置122_1または第2給油機120_2の音声出力装置122_2、
・第1給油機120_1の給油データ表示器123_1または第2給油機120_2の給油データ表示器123_2、
に送信する。
【0373】
具体的には、送信部2402は、第1給油監視部1009_1から取得した、
・給油許可を示す情報、給油不許可を示す情報、原因情報、確認要求情報が、表示装置912に表示されるよう制御し、
・メッセージが、第1給油機120_1の音声出力装置122_1にて音声出力されるよう制御し、
・表示情報が、第1給油機120_1の給油データ表示器123_1に表示されるよう制御する。
【0374】
同様に、送信部2402は、第2給油監視部1009_2から取得した、
・給油許可を示す情報、給油不許可を示す情報、原因情報、確認要求情報が、表示装置912に表示されるよう制御し、
・メッセージが、第2給油機120_2の音声出力装置122_2にて音声出力されるよう制御し、
・表示情報が、第2給油機120_2の給油データ表示器123_2に表示されるよう制御する。
【0375】
(4-2)出力制御部1010の処理の具体例
次に、出力制御部1010の処理の具体例として、出力制御部1010により変換された原因情報、メッセージ、表示情報の具体例について説明する。
図25は、出力情報の一例を示す図である。
【0376】
図25において、出力情報2500は、第1給油監視部1009_1から取得した第1情報~第4情報、警告情報、確認要求情報に対応する原因情報、メッセージ、表示情報を含む。また、出力情報2510は、第2給油監視部1009_2から取得した第1情報、第2情報、第4情報、警告情報、確認要求情報に対応する原因情報、メッセージ、表示情報を含む。
【0377】
図25に示すように、出力情報2500、2510は、情報の項目として、"情報種類"、"原因情報"、"顧客に出力されるメッセージ"、"給油機の給油データ表示器の表示情報"を含む。
【0378】
"情報種類"には、出力情報2500の場合、第1情報~第4情報のいずれかが格納され、出力情報2510の場合、第1情報、第2情報、第4情報のいずれかが格納される。
【0379】
"原因情報"には、出力情報2500の場合、「ノズル不定」、「判定不可」、「車両外給油」、「火気検知」のいずれかが格納され、出力情報2510の場合、「ノズル不定」、「判定不可」、「火気検知」のいずれかが格納される。
【0380】
"顧客に出力されるメッセージ"には、出力情報2500の場合、音声出力装置122_1から音声出力される、第1情報~第4情報それぞれに対応するメッセージが格納される。また、出力情報2510の場合、音声出力装置122_2から音声出力される、第1情報、第2情報、第4情報それぞれに対応するメッセージが格納される。
【0381】
"給油機の給油データ表示器の表示情報"には、出力情報2500の場合、第1給油機120_1の給油データ表示器123_1に表示される、第1情報~第4情報それぞれに対応する表示情報が格納される。また、出力情報2510の場合、第2給油機120_2の給油データ表示器123_2に表示される、第1情報、第2情報、第4情報それぞれに対応する表示情報が格納される。
【0382】
<情報処理装置による給油制御処理の流れ>
次に、第1の実施形態に係る給油システム110S'による給油制御処理の流れについて説明する。
図26は、第1の実施形態に係る給油システムによる給油制御処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【0383】
ステップS2601において、情報処理装置160は、カメラ130_1及びカメラ130_2により撮影された画像データを取得する。
【0384】
ステップS2602において、情報処理装置160は、第1給油用センサ921_1及び第2給油用センサ921_2からの信号を取得する。
【0385】
ステップS2603において、情報処理装置160は、サーマルセンサ170_1及びサーマルセンサ170_2により測定されたサーマルセンサデータを取得する。
【0386】
ステップS2604において、情報処理装置160は、第1区間から第3区間のいずれに該当するかを判定する。
【0387】
ステップS2605において、情報処理装置160は給油許否を判定するか否かを判定する。ステップS2605において、第1区間から第3区間のいずれにも該当しないと判定した場合には、給油許否を判定しないと判定し(ステップS2605においてNOと判定し)、ステップS2610に進む。
【0388】
一方、ステップ2605において、第1区間から第3区間のいずれかに該当すると判定した場合には、給油許否を判定すると判定し(ステップS2605においてYESと判定し)、ステップS2606に進む。
【0389】
ステップS2606において、情報処理装置160は、第1学習済みモデルまたは第2学習済みモデルを用いて、画像データに対して画像認識処理を行う。
【0390】
ステップS2607において、情報処理装置160は、判定した区間に応じた判定ロジックを用いて、認識結果から給油許否を判定する。
【0391】
ステップS2608において、情報処理装置160は、給油許否の判定結果に基づいて、第1給油機120_1及び第2給油機120_2の給油を制御する。なお、情報処理装置160は、判定結果が給油不許可の場合、給油不許可の原因情報に応じて、第1給油機120_1または第2給油機120_2による給油の禁止または停止を制御する。
【0392】
ステップS2609において、情報処理装置160は、給油許否の判定結果を出力する。また、情報処理装置160は、判定結果が給油不許可であった場合、給油不許可の原因情報等を出力する。
【0393】
ステップS2610において、情報処理装置160は、給油制御処理を終了するか否かを判定する。ステップS2610において、給油制御処理を継続すると判定した場合には(ステップS2610においてNOの場合には)、ステップS2601に戻る。一方、ステップS2610において、給油制御処理を終了すると判定した場合には(ステップS2610においてYESの場合には)、給油制御処理を終了する。
【0394】
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る給油システム110S'は、給油ノズルがノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの間を、3つの区間に分け、それぞれの区間に応じた判定ロジックを用いて、給油許否を判定する構成とした。これにより、第1の実施形態によれば、給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供することが可能になる。
【0395】
また、第1の実施形態に係る給油システム110S'は、認識対象についての認識結果に基づいて、給油不許可と判定する際、給油不許可の原因情報を取得し、原因情報に応じたメッセージを音声出力する構成とした。これにより、第1の実施形態によれば、給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供することが可能になる。
【0396】
また、第1の実施形態に係る給油システム110S'は、認識対象について画像認識処理を行う際、給油種に応じた学習済みモデルを用いる構成とした。これにより、第1の実施形態によれば、給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供することが可能になる。
【0397】
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、情報処理装置160が第1給油機120_1、第2給油機120_2等の給油制御を行うものとして説明した。しかしながら、第1給油機120_1、第2給油機120_2等の給油制御は、情報処理装置160とは別体の装置(例えば、サービスステーションに備えられているセルフサービスコンソール等の給油制御器)が行うように構成してもよい。以下、第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0398】
<情報処理装置の機能構成>
図27は、情報処理装置の機能構成の他の一例を示す図である。
図10に示した情報処理装置160の機能構成との相違点は、
図27に示す情報処理装置160'の場合、第1給油監視部1009_1'、第2給油監視部1009_2'の機能が、第1給油監視部1009_1、第2給油監視部1009_2の機能とは異なる点である。また、
図10に示した情報処理装置160の機能構成との相違点は、
図27に示す情報処理装置160'の場合、第1給油監視部1009_1'、第2給油監視部1009_2'が給油制御器2710に通信可能に接続されている点である。
【0399】
給油制御器2710は、セルフサービスコンソール(SSC:Self Service Console)であり、第1給油監視部1009_1'から送信された給油許否の判定結果に基づいて、第1給油機120_1の給油を制御する。また、給油制御器2710は、第2給油監視部1009_2'から送信された給油許否の判定結果に基づいて、第2給油機120_2の給油を制御する。
【0400】
<第1給油監視部、第2給油監視部の詳細>
次に、第1給油監視部1009_1'、第2給油監視部1009_2'の詳細について説明する。
図28Aは、情報処理装置の第1給油監視部の機能構成の他の一例を示す図である。上記第1の実施形態において、
図15Aを用いて説明した情報処理装置160の第1給油監視部1009_1の機能構成との相違点は、
図28Aの情報処理装置160'の第1給油監視部1009_1'の場合、送信部2801を有する点である。また、
図28Aの情報処理装置160'の第1給油監視部1009_1'の場合、送信部2801が給油制御器2710と通信可能に接続されている点である。
【0401】
送信部2801は、給油許可、給油不許可の判定結果を給油制御器2710に送信する。これにより、給油制御器2710は、給油バルブ124_1または給油ポンプ125_1を制御することで、第1給油種についての給油を制御する。
【0402】
例えば、給油制御器2710は、送信部2801から給油許可が送信された場合、給油ポンプ125_1を駆動させて給油バルブ124_1を開動作させる。また、給油制御器2710は、
・ポリタンク判定部1506からの給油許可が、送信部2801から送信された場合、給油ポンプ125_1を駆動させて給油バルブ124_1を開動作させる。更に、
・第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505のいずれかからの給油不許可が、送信部2801から送信された場合、または、
・火気判定部1507からの給油不許可が、送信部2801から送信された場合、
には、給油ポンプ125_1の駆動を停止させることで、給油を停止させる、あるいは、給油ポンプ125_1の駆動を停止させるとともに、給油バルブ124_1を閉動作させることで、給油を禁止させる。なお、ここでいう給油の停止の定義及び給油の禁止の定義は一例にすぎず、給油の停止及び給油の禁止は、他の定義により規定されてもよい。あるいは、給油の停止と給油の禁止とを区別することなく、給油することができない状態にすること全般を、給油の停止または禁止と称してもよい。
【0403】
また、送信部2801は、給油許可、給油不許可の判定結果を原因情報取得部1509に通知する。送信部2801は、給油不許可を通知する場合にあっては、給油不許可と判定した原因を示す情報を、あわせて原因情報取得部1509に通知する。
【0404】
なお、送信部2801は、第1判定ロジック1503~第3判定ロジック1505のいずれかが、給油許否の判定を行うことができなかった場合にあっては、原因情報取得部1509に対して「判定不可」を出力するように構成してもよい。送信部2801から「判定不可」が出力された場合、原因情報取得部1509は、例えば、サービスステーション110'のスタッフ向けの表示装置である表示装置912に「判定不可」を表示してもよい。かかる構成によれば、給油許否の判定を行うことができなかった場合でも、サービスステーション110'のスタッフが、給油制御器2710を操作し、給油を制御することができる。
【0405】
また、送信部2801は、給油制御器2710との間の通信状況を監視し、通信の不具合が発生した場合にあっては、原因情報取得部1509に対して「通信異常」を出力するように構成してもよい。送信部2801から「通信異常」が出力された場合、原因情報取得部1509は、例えば、サービスステーション110'のスタッフ向けの表示装置である表示装置912に「通信異常」を表示してもよい。かかる構成によれば、給油許否の判定結果を給油制御器2710に送信することができなかった場合でも、サービスステーション110'のスタッフが、給油制御器2710を操作し、給油を制御することができる。
【0406】
図28Bは、情報処理装置の第2給油監視部の機能構成の一例を示す図である。なお、
図28Bに示した第2給油監視部1009_2'の機能構成は、
図28Aに示した、第1給油監視部1009_1'の機能構成と同様であるため、ここでは詳細な説明は割愛する。
【0407】
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、第2の実施形態では、上記第1の実施形態の情報処理装置160の機能を、情報処理装置160'と給油制御器2710とで実現する構成とした。このように、情報処理装置160'と給油制御器2710とを別体として構成した場合であっても、第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の効果を享受することができる。
【0408】
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、給油ノズルがノズル掛けから取り外されてからノズル掛けに戻されるまでの間を、3つの区間に分ける場合について説明した。しかしながら、分ける区間の数は3つに限定されず、4つ以上であってもよい。
【0409】
また、上記第1の実施形態では、1区間ごとに、1判定ロジックが対応付けられているものとして説明した。しかしながら、区間の数と判定ロジックの数との関係はこれに限定されず、例えば、連続する2区間に対して、1判定ロジックが対応付けられていてもよい。
【0410】
また、上記第1の実施形態では、給油種が2つの場合について説明したが、給油種は3つ以上であってもよい。なお、給油種が3つ以上の場合、学習済みモデルも3つ以上生成されるものとする。
【0411】
また、上記第1の実施形態では、認識対象として、第1給油種については、車両、容器、給油者、給油ノズル等とした。しかしながら、第1給油種についての認識対象は、これらに限定されない。
【0412】
同様に、第1の実施形態では、認識対象として、第2給油種については、容器、給油者、給油ノズル等とした。しかしながら、第2給油種についての認識対象は、これらに限定されない。
【0413】
また、上記第1の実施形態では、第1給油種についての第1判定ロジック~第3判定ロジックを、
図16A~
図18Bを用いて説明したが、第1判定ロジック~第3判定ロジックの処理内容は、これらに限定されない。
【0414】
同様に、上記第1の実施形態では、第2給油種についての第1判定ロジック~第3判定ロジックを、
図20A~
図22Bを用いて説明したが、第1判定ロジック~第3判定ロジックの処理内容は、これらに限定されない。
【0415】
また、上記第1の実施形態では、サービスステーション110'のスタッフ向けの表示装置である表示装置912に、例えば、原因情報を表示した後の処理について言及しなかったが、原因情報を表示した後は、スタッフによる手動操作に切り替えてもよい。
【0416】
また、上記第1の実施形態では、学習処理の実行回数について言及しなかったが、学習処理は複数回実行されてもよい。例えば、1回目の学習処理により生成された第1学習済みモデル及び第2学習済みモデルによる画像認識処理において、十分な認識精度が得られなかった場合、あるいは、認識精度が低下した場合には、追加の学習処理が行われるように構成してもよい。
【0417】
例えば、学習装置150は、複数のサービスステーションから、再度、画像データ及び給油ノズルの状態を示す信号を収集し、学習用データを生成することで、追加の学習処理を行うように構成されてもよい。
【0418】
なお、学習装置150は、複数のサービスステーションから、任意のタイミングで、画像データ及び給油ノズルの状態を示す信号を収集できるように構成されてもよい。また、ネットワーク180には、認識精度を監視し、認識精度が低下した場合に、原因を解析し、学習装置150に通知する装置が接続されていてもよい。
【0419】
また、上記第1の実施形態では、学習装置150と情報処理装置160とを別体として構成したが、学習装置150と情報処理装置160とは一体として構成してもよい。
【0420】
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
【符号の説明】
【0421】
110、111 :サービスステーション
110S' :給油システム
120_1 :第1給油機
120_2 :第2給油機
121_1、121_2 :給油ノズル
122_1、122_2 :音声出力装置
123_1、123_3 :給油データ表示器
124_1、124_2 :給油バルブ
125_1、125_2 :給油ポンプ
130_1、130_2 :カメラ
170_1、170_2 :サーマルセンサ
150 :学習装置
160 :情報処理装置
160' :情報処理装置
210 :第1領域
220 :第2領域
211 :車両
221 :給油者
231 :容器
241 :給油者
500A :学習用データ生成部
500B :学習部
600 :第1学習用データ
700 :第2学習用データ
912 :表示装置
921_1 :第1給油用センサ
921_2 :第2給油用センサ
1001 :第1給油種画像データ取得部
1002 :第2給油種画像データ取得部
1003 :第1給油用センサデータ取得部
1004 :第2給油用センサデータ取得部
1005 :画像認識部
1006、1007 :区間判定部
1009_1 :第1給油監視部
1009_1' :第1給油監視部
1009_2 :第2給油監視部
1009_2' :第2給油監視部
1010 :出力制御部
1302 :第1学習済みモデル
1312 :第2学習済みモデル
1503、1513 :第1判定ロジック
1504、1514 :第2判定ロジック
1505、1515 :第3判定ロジック
2710 :給油制御器
2801、2811 :送信部
【要約】
【課題】給油シーンに応じた処理を実行可能な給油システムを提供する。
【解決手段】給油機と、情報処理装置と、を有する給油システムであって、前記情報処理装置は、前記給油機からの通知に基づき、給油ノズルの状態及び給油の状態を判定し、給油者の給油行為が、給油開始前の第1区間、給油中の第2区間、給油終了後の第3区間のうちのいずれの1区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、または、いずれの連続する2区間に含まれるかに応じた判定ロジックに基づいて、給油不許可であると判定された場合、前記給油機による給油を禁止または停止する。
【選択図】
図10