(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-21
(45)【発行日】2025-03-31
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
A24F 40/40 20200101AFI20250324BHJP
A24F 40/42 20200101ALI20250324BHJP
A24F 40/51 20200101ALI20250324BHJP
A24F 40/30 20200101ALI20250324BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/42
A24F40/51
A24F40/30
(21)【出願番号】P 2023570187
(86)(22)【出願日】2022-05-19
(86)【国際出願番号】 KR2022007179
(87)【国際公開番号】W WO2022245152
(87)【国際公開日】2022-11-24
【審査請求日】2023-11-13
(31)【優先権主張番号】10-2021-0064512
(32)【優先日】2021-05-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100219265
【氏名又は名称】鈴木 崇大
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジョンスブ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ミンキュ
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジェオン
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ビュンスン
【審査官】野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】特表2021-509579(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2019-0143725(KR,A)
【文献】特表2017-537634(JP,A)
【文献】国際公開第2021/071084(WO,A1)
【文献】特表2020-527955(JP,A)
【文献】特表2021-503909(JP,A)
【文献】特表2016-513453(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2019-0006540(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2019-0138458(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2020-0048223(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2020-0107440(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-2059415(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/40
A24F 40/42
A24F 40/51
A24F 40/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボディーと、
前記ボディーに結合されるカートリッジと、を含み、
前記カートリッジは、
液体を貯蔵する第1チャンバーと、
前記カートリッジの外部と連通する挿入空間と、
前記挿入空間と連通する第2チャンバーと、
前記第2チャンバーと外部とを連通させるカートリッジ流入口と、
前記第2チャンバーに設けられ、前記第1チャンバーと連結される芯と、
前記芯を加熱するヒーターと、を含み、
前記ボディーは、前記カートリッジに隣接して延びるコラムと、前記コラムと前記カートリッジとの間に形成され、前記カートリッジ流入口と外部とを
連通させる第1流路と、を含む、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記第1流路は、前記カートリッジと向き合う前記コラムの凹面に対応する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記第1流路は、前記コラムに沿って延びる、請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記コラムに設けられ、気流を感知するセンサーをさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記第1流路は、前記センサーを挟んでいる複数の第1流路のうちの一つである、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記ボディーは、前記カートリッジの下部が挿入される空間を有し、一側から前記コラムが延びるマウントを含み、
前記マウントは、
前記カートリッジ流入口と連通するマウントホールと、
前記マウントの内部に形成され、前記第1流路と前記マウントホールとを連通させる第2流路と、を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記マウントは、
前記カートリッジの下部を支持し、前記マウントホールが形成された第1底と、
前記第1底の下側に配置され、前記第1底との間に前記第2流路が形成される第2底と、を含む、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記第2流路は、前記第1底及び前記第2底のうちの少なくとも一つの凹面に対応する、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記マウントは、前記第1底と前記第2底との間に配置され、前記第2流路を密封する流路密封部を含む、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記流路密封部は、弾性素材で構成される、請求項9に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項11】
前記カートリッジは、前記カートリッジ流入口を取り囲み、下側に突出するカートリッジ流入ポートを含み、
前記流路密封部は、前記第1底を貫通して前記マウントホールを取り囲む流路密封ポートを含み、
前記カートリッジ流入ポートは前記流路密封ポートに挿入される、流路密封ポートを含む、請求項9に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項12】
前記コラムに設けられ、気流を感知するセンサーと、
前記第2流路から前記コラムの内部に前記センサーの位置まで延びる第3流路と、をさらに含む、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項13】
前記センサーは、前記第2流路よりも高い位置に配置される、請求項12に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項14】
前記カートリッジは、前記第2チャンバー底から上側に突出し、前記第2チャンバーと前記カートリッジ流入口とを連通させるチャンバー流入口を形成するチャンバー流入ポートを含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記チャンバー流入口の位置は、前記芯の中心に対してずれている、請求項14に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質又は物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/又はコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、組立ての便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、部品間結合の安全性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、貯蔵された液体が漏洩することを防止することができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0007】
本開示のさらに他の目的は、気体流動の効率を改善することができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【0008】
本開示のさらに他の目的は、気流を感知するセンサーの故障を防止することができるエアロゾル生成装置を提供することである。
【0009】
本開示のさらに他の目的は、液体貯蔵空間の効率を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した目的を果たすために、本開示の一側面によれば、ボディーと、前記ボディーに結合されるカートリッジと、を含み、前記カートリッジは、液体を貯蔵する第1チャンバーと、前記カートリッジの外部と連通する挿入空間と、前記挿入空間と連通する第2チャンバーと、前記第2チャンバーと外部とを連通させるカートリッジ流入口と、前記第2チャンバーに設けられ、前記第1チャンバーと連結される芯と、前記芯を加熱するヒーターと、を含み、前記ボディーは、前記カートリッジに隣接して延びるコラムと、前記コラムと前記カートリッジとの間に形成され、前記カートリッジ流入口と外部とを連通させる第1流路と、を含むエアロゾル生成装置を提供する。
【発明の効果】
【0011】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、組立ての便宜性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0012】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、部品間結合の安全性を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0013】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、貯蔵された液体が漏洩することを防止することができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0014】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、気体流動の効率を改善することができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0015】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、気流を感知するセンサーの故障を防止することができるエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0016】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、液体貯蔵空間の効率を向上させることができるカートリッジ及びこれを含むエアロゾル生成装置を提供することができる。
【0017】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本開示の前記及び他の目的、特徴及び他の特徴は添付図面を参照する以降の詳細な説明から明らかに理解可能であろう。
【
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図10】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図11】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図12】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図13】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図14】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図15】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図16】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図17】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図18】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図19】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図20】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図21】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図22】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図23】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図24】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図25】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図26】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図27】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図28】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図29】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図30】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図31】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図32】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図33】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図34】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図35】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図36】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図37】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図38】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図39】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図40】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【
図41】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。図面を参照する説明の簡潔さのために、同一又は類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0020】
以下の説明で使用される構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみのためのものであり、特別な意味又は役割を有するものではない。
【0021】
本開示において、当業者によく知られているものは簡潔さのために省略する。添付図面は多様な技術的特徴を容易に理解することができるようにするためのものであり、ここで開示する実施例は添付図面に限定されないことを理解しなければならない。したがって、本開示は、添付図面に具体的に開示したものに加えて、すべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0022】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使用されることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使用される。
【0023】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0024】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0025】
図1及び
図2を参照すると、エアロゾル生成装置は、ボディー100、カートリッジ200及びキャップ300のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0026】
ボディー100は、ロウワーボディー110及びアッパーボディー120のうちの少なくとも一つを含むことができる。ロウワーボディー110は、内部に、バッテリー、制御部などの電力供給や制御に必要な各種の構成要素を収容することができる。ロウワーボディー110はエアロゾル生成装置の外形の少なくとも一部をなすことができる。アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に配置され得る。カートリッジ200はアッパーボディー120に結合することができる。ボディー100はメインボディー100と言える。
【0027】
アッパーボディー120は、マウント130及びコラム140のうちの少なくとも一つを含むことができる。マウント130はロウワーボディー110の上側に配置され得る。マウント130は、カートリッジ200の下部が挿入されるマウント空間134を提供することができる。マウント130は上側が開放しており、内側にマウント空間134を取り囲む形状を有し得る。マウント130は、マウント空間134に挿入されたカートリッジ200の下部を取り囲むことができる。マウント130はカートリッジ200と締結することができる。マウント130はカートリッジ200の下部を支持することができる。
【0028】
コラム140はロウワーボディー110の上側に配置され得る。コラム140は長く延びた形状を有し得る。コラム140はマウント130の一側から上方に延びることができる。コラム140はカートリッジ200の一側壁と向き合い得る。コラム140はカートリッジ200に平行に配置され得る。コラム140はカートリッジ200の一側壁を覆うか又は支持することができる。
【0029】
カートリッジ200はボディー100に分離可能に結合することができる。カートリッジ200は、内部に液体を貯蔵することができる空間を提供することができる。カートリッジ200は挿入空間214を備えることができる。挿入空間214は、上端が開放して開口が形成され得る。挿入空間214は開口を通して外部に露出され得る。開口は挿入空間214の一端と定義することができる。
【0030】
カートリッジ200は、コンテナ205を含むことができる。コンテナ205はカートリッジ200の外形をなすことができる。
【0031】
コンテナ205は、内部に液体を貯蔵する空間を提供することができる。コンテナ205は、上側が開放しており、上下方に長く延びた挿入空間214を提供することができる。スティック400(
図31参照)は挿入空間214に挿入されることができる。
【0032】
キャップ300はボディー100に分離可能に結合することができる。キャップ300はカートリッジ200を覆うことができる。キャップ300はボディー100の少なくとも一部を覆うことができる。カートリッジ200はキャップ300の内側に挿入され得る。ボディー100の少なくとも一部はキャップ300の内側に挿入され得る。キャップ300は外部からカートリッジ200及び/又はボディー100の少なくとも一部を保護することができる。使用者はキャップ300をボディー100から分離し、カートリッジ200を交替することができる。
【0033】
キャップ300はボディー100の上部に結合することができる。キャップ300はロウワーボディー110の上側に結合することができる。キャップ300はアッパーボディー120を覆うことができる。アッパーボディー120はキャップ300の内側に挿入されることができる。キャップ300の側壁301はカートリッジ200の側部を取り囲むことができる。キャップ300の側壁301はアッパーボディー120の側部を取り囲むことができる。キャップ300の上壁303はカートリッジ200の上部を覆うことができる。キャップ300の上壁303はコラム140の上部を覆うことができる。
【0034】
キャップ300は挿入口304を備えることができる。挿入口304はキャップ300の上壁303に形成され得る。挿入口304は挿入空間214に対応する位置に形成され得る。挿入口304は挿入空間214の上端と連通することができる。カバー310は挿入口304に隣接して配置され得る。カバー310は挿入口304を開閉することができる。
【0035】
図3を参照すると、カートリッジ200は、第1パート210を含むことができる。カートリッジ200は、第2パート220を含むことができる。カートリッジ200は、第3パート230を含むことができる。第2パート220は、第1パート210及び第3パート230の間に配置され得る。第1パート210の一部は第2パート220の上側に配置され得る。第1パート210は第2パート220と結合され得る。第3パート230は第2パート220の下側に配置され得る。第3パート230は第2パート220と結合され得る。コンテナ205は、第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合することによって形成され得る。
【0036】
第1パート210はカートリッジ200の上部を覆うことができる。第1パートヘッド213は第2パート220の上側を覆うことができる。挿入空間214は、第1パートヘッド213が開放することによって形成され得る。カバー溝215は、第1パートヘッド213が開放することによって形成され得る。カバー溝215は、挿入空間214が一側に陥没することによって形成され得る。
【0037】
第2パート220は中空形状を有するように形成され得る。第2パート220は内部空間の側部を取り囲むことができる。第2パート220の一面は丸く形成され得る。第2パート220の上端周辺は、第1パートヘッド213の下端周辺と結合され得る。第2パート220の下端周辺は、第3パート230の上端周辺と結合され得る。
【0038】
第3パート230は第2パート220の下側に配置され得る。第3パート230は、内部に芯246(
図18参照)及びヒーター247(
図18参照)が設けられる空間を提供することができる。第3パート230はカートリッジ200の下部を覆うことができる。
【0039】
図3及び
図4を参照すると、コンテナ205の外壁の一側は膨らんで丸くなった形状を有し得る。コンテナ205の外壁の他側は平たい形状を有し得る。陥没部226、236は、コンテナ205の外壁の他側が挿入空間214に向かって陥没することによって形成され得る。コラム140の一側は陥没部226、236に挿入され得る。
【0040】
第2パート220の外壁221の一側は膨らんで丸くなった形状を有し得る。第2パート220の外壁221の他側は平たく形成され、一部が陥没することによって第1陥没部226が形成され得る。傾斜部229は、第1陥没部226の上部で、第2パート220の外壁221が傾くことによって形成され得る。
【0041】
第3パート230の側壁231の一側は、膨らんで丸くなった形状を有し得る。第3パート230の側壁231の他側は平たく形成され、一部が陥没することによって第2陥没部236が形成され得る。第1陥没部226と第2陥没部236とは連続し得る。第2陥没部236の上端は開放して第1陥没部226の下端と連結され得る。第2陥没部236の下端は開放し得る。
【0042】
カートリッジ流入口234はカートリッジ200の下部が開放することによって形成され得る。カートリッジ200の外部空気はカートリッジ流入口234を通してカートリッジ200の内部に流入することができる。カートリッジ流入口234は、第3パート230の下部が開放することによって形成され得る。
【0043】
図5及び
図6を参照すると、第1パート210は、挿入空間214を形成するパイプ211を含むことができる。パイプ211は一側に長く延びることができる。パイプ211は挿入空間214を取り囲むことができる。パイプ211の両端は開放し得る。パイプ211は円筒形状を有し得る。パイプ211は第1パートヘッド213と連結され得る。パイプ211は第1パートヘッド213から下側に延びることができる。第1パートヘッド213は開放することにより、挿入空間214と連通する開口が形成され得る。
【0044】
係合部2112はパイプ211の下部に形成され得る。係合部2112は、パイプ211の一端が挿入空間214に向かって陥没することによって形成され得る。係合部2112は、パイプ211の内周面が挿入空間214に向かって突出した部分を含むことができる(
図16参照)。係合部2112はパイプ211及びリセス部2113の間に形成され得る。係合部2112はパイプ211の周囲に沿って延びることができる。係合部2112はリング形状を有し得る。
【0045】
リセス部2113はパイプ211の下部に形成され得る。リセス部2113は円筒形状を有し得る。リセス部2113はパイプ211の下端を構成することができる。リセス部2113は、パイプ211の下端部が挿入空間に向かって陥没することによって形成され得る。リセス部2113はパイプ211の直径よりも小さい直径を有し得る。リセス部2113は上下方に延びることができる。
【0046】
カバー溝215は挿入空間214の一端又は開口と連結され得る。カバー溝215は、パイプ211の上端が挿入空間214の外側に陥没することによって形成され得る。カバー溝215は、挿入空間214が一側に陥没することによって形成され得る。カバー溝215は、第1パートヘッド213が下側に陥没することによって形成され得る。第1パートヘッド213の一部はカバー溝215の少なくとも一部を取り囲むことができる。
【0047】
第2パート220は中空形状を有し、内部に第2パート空間225を提供することができる。第2パート220は上下に開放した管状を有し得る。第2パート220の外壁221は第2パート空間225の側部を取り囲むことができる。パイプ211は第2パート空間225に挿入され得る。第1パートヘッド213は第2パート空間225の上部を覆うことができる。第1パートヘッド213は第2パート220の上端に結合され得る。
【0048】
第1リム227は第2パート220の外壁221の上端から上側に突出することができる。第1リム227は第2パート220の外壁221に沿って延びることができる。第1リム溝218は第1パートヘッド213の下端から上側に陥没し得る。第1リム溝218は第1パートヘッド213のエッジに隣接し得る。第1リム溝218は、第1リム227に対応する形状を有し得る。第1リム227は第1リム溝218に挿入され得る。第1リム227は第1リム溝218に挿入され、第1パートヘッド213に接着され得る。
【0049】
これにより、第1パート210と第2パート220とは互いに結合することができる。また、第2パート220は、第1パート210によって、下側を除いた全方向に支持されることができる。
【0050】
第3パート230は、内部に第3パート空間235を提供することができる。第3パート空間235は上側が開放し得る。第3パート230は第3パート空間235の側部及び下部を覆うことができる。カートリッジ流入口234は、第3パート230の下部が開放することによって形成され得る。カートリッジ流入口234は第3パート空間235と連通し得る。
【0051】
第2リム237は第3パート230の側壁231の上端から上側に突出することができる。第2リム237は第3パート230の側壁231に沿って延びることができる。第2リム溝228は第2パート220の外壁221の下端から上側に陥没し得る。第2リム溝228は第2パート220の外壁221に沿って延びることができる。第2リム溝228は、第2リム237に対応する形状を有し得る。第2リム237は第2リム溝228に挿入され得る。第2リム237は第2リム溝228に挿入され、第2パート220の外壁221に接着され得る。
【0052】
カートリッジ200は、フレーム240を含むことができる。フレーム240は第3パート230の内部に配置され得る。第3パート230はフレーム240を支持することができる。フレーム240は内部に空間を提供することができる。芯246はフレーム240の内部に設けられ得る。芯246を加熱するヒーター247はフレーム240の内部に設けられ得る。フレーム240は、チャンバー流入口2414及び連結口2424を備えることができる。フレーム240は第1パート210を支持することができる。フレーム240はパイプ211の下端を支持することができる。フレーム240は弾性素材で構成され得る。フレーム240はゴム又はシリコン素材で構成され得る。
【0053】
フレーム240は、第1フレーム241及び第2フレーム242を含むことができる。第1フレーム241と第2フレーム242とは互いに結合され得る。第2フレーム242は第1フレーム241を覆うことができる。芯246は第1フレーム241と第2フレーム242との間に配置され得る。第1フレーム241はロウワーフレーム241と言える。第2フレーム242はアッパーフレーム242と言える。
【0054】
チャンバー流入口2414は、第1フレーム241の一側が開放することによって形成され得る。チャンバー流入口2414はフレーム240の内部の空間と連通することができる。連結口2424は、第2フレーム242の一側が開放することによって形成され得る。連結口2424はフレーム240の内部の空間と連通することができる。空気はチャンバー流入口2414を通してフレーム240の内部に流入し、連結口2424を通してフレーム240の外部に排出されることができる。
【0055】
連結口2424は挿入空間214と連通することができる。パイプ211の下端は連結口2424に挿入され得る。リセス部2113は連結口2424に挿入され得る。第2フレーム242は連結口2424の周辺でパイプ211の下端部を支持することができる。
【0056】
カートリッジ200は、サポート250を含むことができる。サポート250はフレーム240とパイプ211との間に配置され得る。サポート250は第2フレーム242の上部を覆うことができる。サポート250は貫通ホール254を備えることができる。連結口2424は貫通ホール254の内側に配置され得る。貫通ホール254は連結口2424の直径よりも大きくてもよい。連結口2424を形成する第2フレーム242の一部は貫通ホール254に挿入され得る。サポート250の下面はフレーム240を支持することができる。サポート250の上面は第1パート210を支持することができる。係合部2112はサポート250の上面によって支持されることができる。貫通ホール254はサポートホール254と言える。
【0057】
カートリッジ200は、ガスケット260を含むことができる。ガスケット260はサポート250とパイプ211との間に配置され得る。ガスケット260は、リング形状を有し得る。ガスケット260は弾性素材で構成され得る。ガスケット260はゴム又はシリコン材質で構成され得る。ガスケット260は係合部2112に密着することができる。ガスケット260はリセス部2113に密着することができる。
【0058】
図7~
図9を参照すると、第1フレームボディー2411の上面は第2フレームボディー2421の下面と接触することができる。第1フレームボディー2411の上面は下側に陥没することによって第1フレーム空間2415を形成することができる。第1フレーム空間2415は上側に開放し得る。
【0059】
チャンバー流入口2414は、第1フレームボディー2411の一側が開放することによって形成され得る。チャンバー流入口2414は第1フレーム空間2415と連通することができる。チャンバー流入口2414は、第1フレーム空間2415の底が開放することによって形成され得る。
【0060】
チャンバー流入ポート2413はチャンバー流入口2414の側部を取り囲むことができる。チャンバー流入ポート2413は、チャンバー流入口2414の円周方向に延びた部分を含むことができる。チャンバー流入ポート2413は第1フレーム空間2415の底から上側に突出することができる。チャンバー流入ポート2413の上端は第1フレーム空間2415の底よりも高く位置し得る。
【0061】
第1芯溝2416は、第1フレーム空間2415の周辺で、第1フレームボディー2411が下側に陥没することによって形成され得る。第1芯溝2416は一対として備えられ得る。芯246の両端は一対の第1芯溝2416のそれぞれに挿入されるか又は密着することができる。
【0062】
ヒーター挿入口2417は、第1フレームボディー2411の一側が開放することによって形成され得る。ヒーター挿入口2417は、第1フレーム空間2415の底が開放することによって形成され得る。チャンバー流入口2414とヒーター挿入口2417とは離隔することができる。ヒーター挿入口2417は一対で構成され得る。ヒーター247は芯246に巻かれ得る。ヒーター247の端部はヒーター挿入口2417に挿入され、第1フレーム241の外部に露出され得る。ヒーター247の両端部は一対のヒーター挿入口2417のそれぞれに挿入され得る。
【0063】
ポジショニング溝2418は、第1フレームボディー2411の下部が上側に陥没することによって形成され得る。ポジショニング溝2418は一側に長く延びた形状を有し得る。ポジショニング溝2418はチャンバー流入口2414と連結され得る。
【0064】
第2フレームボディー2421の下面は第1フレームボディー2411の上面と接触することができる。第2フレームボディー2421の厚さは第1フレームボディー2411の厚さよりも薄くてもよい。第2フレームボディー2421の下面は上側に陥没して第2フレーム空間2425を形成することができる。第2フレーム空間2425は下側に開放し得る。第2フレーム空間2425は第1フレーム空間2415と連結され得る。第2フレーム空間2425と第1フレーム空間2415とは互いに連結されて第2チャンバーC2を形成することができる(
図17参照)。
【0065】
フレームカバー2422は、第2フレームボディー2421が上側に陥没することによって形成され得る。フレームカバー2422は第2フレームボディー2421の上側に突出することができる。フレームカバー2422は第2フレーム空間2425の一側を取り囲むか又は覆うことができる。フレームカバー2422はチャンバーカバー2422と言える。
【0066】
連結口2424は、フレームカバー2422の一側が開放することによって形成され得る。連結口2424は第2フレーム空間2425と連通することができる。連結口2424は、第2フレーム空間2425の上部が開放することによって形成され得る。
【0067】
フレームポート2423は連結口2424の周囲を取り囲むことができる。フレームポート2423はフレームカバー2422から上側に延びることができる。フレームポート2423は円筒形状を有し得る。フレームポート2423は上下に開放し得る。
【0068】
第2芯溝2426は、第2フレーム空間2425の周辺で、第2フレームボディー2421が上側に陥没することによって形成され得る。第2芯溝2426は一対として備えられ得る。第2芯溝2426は第1芯溝2416に対応する位置に形成され得る。芯246の両端は一対の第2芯溝2426のそれぞれに挿入されるか又は密着することができる。第2芯溝2426と第1芯溝2416とは連結されてホールを形成することができる。芯246の端部は、第1芯溝2416と第2芯溝2426とが形成するホールを貫通してフレーム240の外部に露出され得る。
【0069】
図10~
図12を参照すると、サポート250はフレーム240の上部を覆うことができる。サポートボディー251は第2フレームボディー2421の上部を覆うことができる。サポートカバー252はフレームカバー2422の上部を覆うことができる。
【0070】
サポートカバー252は、サポートボディー251から上側に陥没することによって形成され得る。サポートカバー252はサポートボディー251から上側に突出することができる。サポートカバー252はサポート空間255の一側を取り囲むことができる。サポートカバー252はフレームカバー2422を取り囲むことができる。
【0071】
サポート空間255は、サポートボディー251が上側に陥没することによって形成され得る。サポート空間255は下側に開放し得る。サポート空間255はサポートカバー252によって取り囲まれ得る。フレームカバー2422はサポート空間255に配置されるか又は挿入され得る。
【0072】
サポートポート253はサポートカバー252から上側に延びることができる。サポートポート253はサポートホール254の周囲を取り囲むことができる。サポートポート253は上下に開放し得る。サポートポート253は円筒形状を有し得る。サポートホール254はサポート空間255と連通することができる。
【0073】
フレームポート2423はサポートポート253の内側に形成されたサポートホール254に挿入され得る。連結口2424はサポートポート253及びサポートホール254の内側に配置され得る。サポートポート253の直径はフレームポート2423の直径よりも大きくてもよい。サポートポート253の内周面はフレームポート2423の外周面と密着することができる。
【0074】
ガスケット260は、内側が開放したリング形状を有し得る。ガスケット260は弾性素材で構成され得る。ガスケット260はゴム材質で構成され得る。ガスケットホール264はガスケット260の開放した内部空間と定義することができる。ガスケット260はガスケットホール264の側部を取り囲むことができる。ガスケットホール264は上下に開放し得る。
【0075】
サポートポート253はガスケットホール264を貫通することができる。ガスケット260はサポートポート253の周囲に沿って延びることができる。ガスケット260はサポートポート253の周辺に密着することができる。ガスケット260はサポートカバー252の上側に密着することができる。ガスケット260はサポートポート253とサポートカバー252とが連結される部位に密着することができる。
【0076】
第3芯溝256は、サポート空間255の周辺で、サポートボディー251が上側に陥没することによって形成され得る。第3芯溝256は一対として備えられ得る。芯246の両端は一対の第3芯溝256にそれぞれ密着することができる。
【0077】
図13~
図15を参照すると、フレーム240は第3パート空間235に配置され得る。第3パート空間235は上部が開放し得る。第3パート230の側壁231は第3パート空間235の側部を取り囲むことができる。第3パート230の底232は第3パート空間235の下部を覆うことができる。フレーム240は第3パート空間235に下方に挿入され得る。
【0078】
サポート壁233は第3パート230の底から上側に延びることができる。サポート壁233は第3パート空間235をフレーム配置空間2351及び芯露出空間2352に区画することができる。サポート壁233は複数として備えられ得る。サポート壁233は一対として備えられ得る。一対のサポート壁233は互いに並んで配置され得る。フレーム配置空間2351は一対のサポート壁233の間に位置し得る。芯露出空間2352は一対として備えられ得る。フレーム配置空間2351は一対の芯露出空間2352の間に配置され得る。フレーム配置空間2351は上側が開放し得る。芯露出空間2352は上側が開放し得る。
【0079】
第1フレーム241は一対のサポート壁233の間のフレーム配置空間2351に挿入されるか又は配置され得る。サポート壁233は第1フレーム241の側部を覆うか又は支持することができる。サポート壁233は第1フレーム241の両側部を覆うか又は支持することができる。サポート壁233は第1フレーム241の側部に並んで配置され得る。第3パート230の底232はフレーム配置空間2351で第1フレーム241の下部を覆うか又は支持することができる。
【0080】
サポート壁233の上端はサポート250の下端と密着することができる。サポート250は芯露出空間2352の上側を覆わなくてもよい。第4芯溝2336は、サポート壁233の上端から下側に陥没することによって形成され得る。第4芯溝2336は一対として備えられ得る。一対の第4芯溝2336は一対のサポート壁233のそれぞれに形成され得る。一対の第4芯溝2336は一対の第3芯溝256(
図11参照)のそれぞれに対応する位置に形成され得る。
【0081】
第4芯溝2336と第3芯溝256とは連結されてホールを形成することができる。芯246の端部は、第3芯溝256と第4芯溝2336とが形成するホールを貫通して芯露出空間2352に配置されるか又は露出され得る。芯246の両端部は一対の芯露出空間2352に配置されるか又は露出され得る。芯246の中心は一対のサポート壁233の間に位置し得る。
【0082】
カートリッジ流入口234は、第3パート230の底232が開放することによって形成され得る。カートリッジ流入口234は一対のサポート壁233の間に配置され得る。カートリッジ流入口234はフレーム配置空間2351と連通することができる。カートリッジ流入ポート2343はカートリッジ流入口234の側部を取り囲むことができる。カートリッジ流入ポート2343は第3パート230の底232から上側に延びることができる。カートリッジ流入ポート2343の上端は第3パート230の底232よりも高く位置し得る。カートリッジ流入ポート2343はチャンバー流入口2414に挿入され得る。カートリッジ流入ポート2343の外周面はチャンバー流入ポート2413の内周面に密着することができる。カートリッジ流入口234はチャンバー流入口2414の下側に配置され得る。カートリッジ流入口234はチャンバー流入口2414と連通することができる。
【0083】
ポジショニング突起238は第3パート230の底232から上側に突出することができる。ポジショニング突起238は一側に長く延びることができる。ポジショニング突起238はポジショニング溝2418に対応する形状を有し得る。ポジショニング突起238はカートリッジ流入ポート2343と連結され得る。ポジショニング突起238はポジショニング溝2418に挿入され、第1フレーム241に密着することができる。
【0084】
ヒーター端子部239は第3パート230の底232に形成され得る。ヒーター端子部239はフレーム配置空間2351に露出され得る。ヒーター端子部239は第3パート230の下側に露出され得る。ヒーター端子部239はヒーター247と接触することができる。ヒーター端子部239はバッテリー190又は制御装置(図示せず)とヒーター247とを電気的に連結することができる。
【0085】
第2リム237は第3パート230の側壁231から上側に突出するか又は延びることができる。第2リム237は第3パート230の側壁231に沿って延びることができる。第2リム237は第3パート230の上端エッジに形成され得る。第2リム237は第3パート空間235の上端側部を取り囲むことができる。
【0086】
図16及び
図17を参照すると、第2パート220は第1パート210と結合され得る。第2パート220は第3パート230と結合され得る。
【0087】
第2パート220の第1リム227は第1パート210の第1リム溝218に挿入され得る。第1パート210は、第1リム溝218の周辺で、第1リム227を取り囲んで密着することができる。第1パート210は、第1リム溝218の周辺で、第1リム227の内周面、外周面及び上部を支持することができる。第1リム227は第1パートヘッド213の周辺の下部を支持することができる。第1リム227は第1リム溝218に挿入された状態で第1パートヘッド213に接着され得る。
【0088】
第3パート230の第2リム237は第2パート220の第2リム溝228に挿入され得る。第2パート220は、第2リム溝228の周辺で、第2リム237を取り囲んで密着することができる。第2パート230は、第2リム溝228の周辺で、第2リム237の内周面、外周面及び上部を支持することができる。第2リム237は第2パート220の外壁221の下端を支持することができる。第2リム237は、第2リム溝228で、第2パート220の外壁221に接着され得る。
【0089】
コンテナ205は、第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合することによって形成され得る。コンテナ205は内部に第1チャンバーC1及び挿入空間214を提供することができる。第1チャンバーC1及び挿入空間214はパイプ211によって互いに区画され得る。挿入空間214はパイプ211の内側に位置し得る。第1チャンバーC1はパイプ211の外側に位置し得る。第1チャンバーC1は液体を貯蔵することができる。スティック400(
図31)は挿入空間214に挿入され得る。
【0090】
第1チャンバーC1は、第1パート210、第2パート220及び第3パート230によって取り囲まれ得る。第1パートヘッド213は第1チャンバーC1の上端を覆うことができる。パイプ211は第1チャンバーC1の内周面の少なくとも一部を覆うことができる。第2パート220の外壁221は第1チャンバーC1の外周面の少なくとも一部を覆うことができる。第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合されると、芯露出空間2352は第1チャンバーC1の下部を構成することができる。
【0091】
第2チャンバーC2は、第1フレーム空間2415と第2フレーム空間2425とが連結されることによって形成され得る。第2チャンバーC2は第1フレームボディー2411及び第2フレームボディー2421によって取り囲まれ得る。チャンバー流入口2414は第2チャンバーC2と連通することができる。連結口2424は第2チャンバーC2と連通することができる。
【0092】
芯246は第2チャンバーC2に設けられ得る。芯246は第1チャンバーC1に連結され得る。芯246は第1チャンバーC1に貯蔵された液体を受けることができる。液体を受けた芯246がヒーター247によって加熱されると、第2チャンバーC2にエアロゾルが生成することができる。空気はカートリッジ流入口234及びチャンバー流入口2414を通して第2チャンバーC2に流入することができる。第2チャンバーC2に流入した空気は、第2チャンバーC2で生成したエアロゾルを伴って連結口2424を通過した後、挿入空間214に供給されることができる。
【0093】
第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合されると、サポート250はパイプ211の下端を支持することができる。ガスケット260はパイプ211の下端とサポート250との間に配置されるか又は挿入され得る。パイプ211はサポート250を下側に押圧することができる。
【0094】
係合部2112はパイプ211の下端部から挿入空間214に向かって突出することができる。係合部2112はパイプ211の内周面から挿入空間214に向かって突出することができる。係合部2112はパイプ211の内周面に沿って延びることができる。係合部2112はリング形状を有し得る。係合部2112はサポートポート253の上端と接触するか又は密着することができる。サポートポート253は係合部2112を支持することができる。第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合されると、係合部2112はサポートポート253を下側に押圧することができる。
【0095】
リセス部2113は係合部2113から下側に突出することができる。リセス部2113は円筒形状を有し得る。リセス部2113はサポートポート253の外周面と接触するか又は密着することができる。リセス部2113はガスケット260の上部と接触するか又は密着することができる。ガスケット260はリセス部2113の周囲に沿って延びることができる。第1パート210、第2パート220及び第3パート230が結合されると、リセス部2113はガスケット260及びサポートカバー252を下側に押圧することができる。ガスケット260は、サポートカバー252、サポートポート253及びリセス部2113の下端に密着することができる。ガスケット260はリセス部2113の内周面とサポートポート253の外周面との間を密封することができる。
【0096】
第1フレーム241は弾性素材で構成され得る。第2フレーム242は弾性素材で構成され得る。ガスケット260は弾性素材で構成され得る。前記弾性素材はゴムであり得る。
【0097】
パイプ211の下端はガスケット260を下側に押圧することができる。ガスケット260が押圧されると、ガスケット260は弾性力によって形状が変形することができる。ガスケット260は、復元力によってサポート250に下方に力を加えることができる。パイプ211の下端及びガスケット260は、サポートポート253の周辺で、サポートカバー252を下側に押圧することができる。サポートカバー252は、サポートポート253の周辺で、サポート空間255(
図11参照)及び第2フレーム242の上側に向かって下方に形状が変形することができる。サポート250は第1フレーム241に圧着され、第1フレーム241及び第2フレーム242は下側に押圧されて互いに圧着されることができる。サポート250はサポート壁233の上端に圧着されることができる。サポート壁233はサポート250を支持することができる。芯246の端部は、第1芯溝2416、第2芯溝2426、第3芯溝256及び第4芯溝2336に密着することができる。
【0098】
これにより、液体が貯蔵される第1チャンバーC1がスティック400(
図31参照)及び/又はスティック400が挿入される挿入空間214を取り囲むように配置され、液体が貯蔵される空間の効率が増大することができる。
【0099】
また、スティック400と、第1チャンバーC1と連結される芯246及びヒーター247との間の距離が減少するので、エアロゾルの熱伝逹効率が増大することができる。
【0100】
また、第1チャンバーC1に貯蔵された液体が、組立て部位の隙間を通して第2チャンバーC2及びカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0101】
また、接着部位を最小化し、部品数を減少させ、組立ての便宜性を改善することができる。
【0102】
また、カートリッジ200の結合部位で剛性を増大することができる。
【0103】
図18を参照すると、カートリッジ流入口234及びチャンバー流入口2414は互いに並んで配置され得る。芯246は連結口2424と並んで配置され得る。連結口2424と挿入空間214とは互いに並んで配置され得る。
【0104】
チャンバー流入口2414は芯246に対してずれて配置され得る。チャンバー流入口2414は連結口2424に対してずれて配置され得る。チャンバー流入口2414は挿入空間214に対してずれて配置され得る。チャンバー流入口2414は、第2チャンバーC2に対して一側に偏って位置し得る。チャンバー流入口2414はコラム140側に偏って位置し得る。
【0105】
チャンバー流入ポート2413は第2チャンバーC2の底から上側に延びることができる。チャンバー流入ポート2413の上端は第2チャンバーC2の底よりも高く位置し得る。
【0106】
これにより、第2チャンバーC2内で発生した液滴がカートリッジ流入口234を通してカートリッジ200の外部に漏洩することを防止することができる。
【0107】
また、使用者が吸入モーションを行いながら、カートリッジ200を含むエアロゾル生成装置を傾けても、液滴が芯246から第2チャンバーC2の底に向かって落下して溜まることができ、チャンバー流入口2414に向かうことを防止することができる。
【0108】
図17及び
図18を参照すると、カバー溝215は、挿入空間214が外側に陥没することによって形成され得る。カバー溝215は挿入空間214の上端開口に隣接し得る。カバー溝215は、挿入空間214及びパイプ211が第1チャンバーC1に向かって陥没することによって形成され得る。カバー溝215は、挿入空間214から、挿入空間214の周辺が拡張する方向に陥没し得る。カバー溝215は挿入空間214と連結され得る。カバー溝215は挿入空間214から半径外側方向に陥没し得る。第1パートヘッド213又はパイプ211はカバー溝215の一側を取り囲むことができる。カバー溝215は、第1パートヘッド213が下側に陥没することによって形成され得る。カバー310は挿入空間214を開放し、カバー溝215に収容されるか又は挿入され得る(
図27参照)。
【0109】
第1ガイド216はカバー溝215の底に接し得る。第1ガイド216は、カバー溝215の底と接する位置で、パイプ211の上端部に形成され得る。第1ガイド216はカバー溝215の底と挿入空間214との間に形成され得る。第1ガイド216はカバー溝215の下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー溝215の底から挿入空間214の下側に向かって傾いて形成され得る。
【0110】
第1ガイド216は挿入空間214の周辺の少なくとも一部に沿って円周方向に延びることができる。第1ガイド216はパイプ211の周囲の少なくとも一部に沿って円周方向に延びることができる。第1ガイド216はスティック400の端部に接触することにより、スティック400が挿入空間214に挿入されるようにガイドすることができる(
図30参照)。
【0111】
第2ガイド217はパイプ211の上端に形成され得る。第2ガイド217は、挿入空間214を基準に、第1ガイド216と対向する位置に形成され得る。第2ガイド217は、パイプ211の内周面が斜めに延びることによって形成され得る。第2ガイド217は第1パートヘッド213の一側から挿入空間214の下側に向かって斜めに延びることができる。第2ガイド217の一端は第1ガイド216よりも上側に位置し得る。
【0112】
第2ガイド217は挿入空間214の周囲の少なくとも一部に沿って円周方向に延びることができる。第2ガイド217はパイプ211の周囲の少なくとも一部に沿って円周方向に延びることができる。第2ガイド216はスティック400の端部に接触することにより、スティック400が挿入空間214に挿入されるようにガイドすることができる(
図29参照)。
【0113】
スティックストッパー219は、挿入空間214の下端に隣接した位置で、挿入空間214の周辺から内側に突出することができる。スティックストッパー219は半径内側方向に突出することができる。スティックストッパー219はパイプ211の内周面から挿入空間214に向かって突出することができる。
【0114】
スティックストッパー219は複数として備えられ得る。スティックストッパー219は三つとして備えられ得る。スティックストッパー219は挿入空間214の周囲に沿って複数として配列され得る。スティックストッパー219は円周方向に配列され得る。スティックストッパー219は互いに離隔して配置され得る。スティックストッパー219は挿入空間214の周囲に沿って円周方向に延びたリブ形状又はリング形状を有し得る。(
図31参照)。
【0115】
図19~
図22を参照すると、カートリッジ200はアッパーボディー120に分離可能に結合することができる。アッパーボディー120はロウワーボディー110の上側に配置され得る。アッパーボディー120は、マウント130を含むことができる。アッパーボディー120はコラム140を含むことができる。
【0116】
マウント130は上部が開放したマウント空間135を提供することができる。マウント130の内側面131及び底133はマウント空間135の少なくとも一部を取り囲むことができる。コラム140の内壁141はマウント空間135の一側と向き合うか又は覆うことができる。第3パート230はマウント空間135に挿入され得る。マウント130はマウント空間135に挿入された第3パート230を取り囲むことができる。第3パート230がマウント130と結合されると、第1パート210及び第2パート220はマウント130の上側に配置され得る。
【0117】
カートリッジ200はマウント130とスナップフィット(snap-fit)方式で結合され得る。第3パート230はマウント130に分離可能に締結されることができる。第3パート230がマウント空間135に挿入されると、第3パート230に形成された結合溝231aとマウント130に形成された結合突起131aとが互いに締結されることができる。
【0118】
結合溝231aは、第3パート230の側壁231から内側に陥没することによって形成され得る。結合溝231aは複数として備えられ、第3パート230の側壁231の一側及び他側にそれぞれ形成され得る。
【0119】
結合突起131aはマウント130の内側面131から突設され得る。結合突起131aは複数として備えられ、マウント130の内側面131の一側及び他側にそれぞれ形成され得る。結合突起131aは結合溝231aに対応する位置に形成され得る。
【0120】
マウント130はカートリッジ200の下部を支持することができる。マウント130は第3パート230の側壁231及び底232を支持することができる。マウント130は第2パート220の外壁221の下部の周辺を支持することができる。
【0121】
コラム140はマウント130の一側から上側に延びることができる。コラム140はマウント空間135の一側と向き合うか又は覆うことができる。コラム140の外側面142はマウント130の外側面132から延びて一体に形成され得る。コラム140はカートリッジ200に対応する高さに延びることができる。コラム140の上壁143はカートリッジ200の上端に対応する高さに形成され得る。コラム140はカートリッジ200と並んで形成され得る。コラム140の内壁141はカートリッジ200の一側壁と向き合うか又は支持することができる。
【0122】
センサー収容部145はコラム140の内壁141からカートリッジ200又はマウント空間135に向かって突出することができる。センサー収容部145はマウントの底からコラム140に沿って上側に延びることができる。センサー収容部145の上部は上側に向かって傾き得る。センサー収容部145は陥没部226に挿入され得る。センサー収容部145の上部は傾斜部229と向き合い得る。
【0123】
光源153(
図26参照)はコラム140の内部に設けられ得る。光源153はコラム140の内壁141からカートリッジ200に向かい得る。光源153はセンサー収容部145の上側に配置され得る。第1センサー155はコラム140の内部に設けられ得る。第1センサー155はセンサー収容部145の内部に設けられ得る。第1センサー155はセンサー収容部145の上部に設けられ得る。センサー収容部145は第1センサー155を取り囲むことができる。第2センサー157(
図26参照)はセンサー収容部145の内部に設けられ得る。第2センサー157はコラム140の内部に設けられ得る。第2センサー157はセンサー収容部145の下部に設けられ得る(
図26参照)。センサー収容部145は第2センサー157を取り囲むことができる。
【0124】
カートリッジ流入口234はマウントホール134と連通することができる。カートリッジ流入口234を形成するカートリッジ流入ポート2343は第3パート230の底232から下側に突出することができる。カートリッジ流入ポート2343はマウントホール134に挿入され得る。
【0125】
これにより、カートリッジ200がボディー100に分離可能に結合することができる。
【0126】
また、カートリッジ200がボディー100に結合して安定的に支持されることができる。
【0127】
第1流路溝141aは、コラム140の内壁141が陥没することによって形成され得る。第1流路溝141aはコラム140に沿って上下方に延びることができる。第1流路溝141aはコラム140と並んで形成され得る。第1流路溝141aはコラム140の上壁143からマウント130の底133の下側に延びることができる。第1流路溝141aの上側は開放し得る。
【0128】
第1流路溝141aは複数として形成され得る。第1流路溝141aはセンサー収容部145を挟んで両側に形成され得る。第1流路溝141aはセンサー収容部145以外の領域に形成され得る。第1流路溝141aはセンサー収容部145から離隔することができる。第1流路溝141aはセンサー収容部145と並んで形成され得る。
【0129】
カートリッジ200がアッパーボディー120に結合されると、第1流路溝141aは、カートリッジ200の一側壁とコラム140の内壁141との間に位置し得る。第1流路P1は、カートリッジ200の一側壁とコラム140の内壁141との間で、第1流路溝141aに形成される通路と定義することができる。第1流路P1はカートリッジ200とコラム140との間に形成され得る。第1流路P1はコラム140に沿って上下方に延びることができる。第1流路P1は上側が開放し得る。第1流路P1はカートリッジ流入口234及びマウントホール134と連通することができる。第1流路P1は外部とカートリッジ流入口234とを連通させることができる。
【0130】
図23~
図25を参照すると、キャップ300はボディー100に分離可能に結合することができる。キャップ300はボディー100とスナップフィット(snap-fit)方式で結合され得る。キャップ300はカートリッジ200及びボディー100の一部を外部から保護することができる。使用者はキャップ300をボディーから分離してカートリッジ200を交替することができる。
【0131】
アッパーボディー120の外側面132、142には結合突起132aが形成され得る。結合突起132aは複数として備えられ得る。結合突起132aはアッパーボディー120の両側に形成され得る。結合突起132aは膨らむか又は丸くなるように突出することができる。複数の結合突起132aのうちのいずれか一つはマウント130の外側面132から外側に突設され得る。結合突起132aはコラム140の外側面142に形成され得る。
【0132】
結合溝302aは、キャップ300の内側面302が外側に陥没することによって形成され得る。結合溝302aはキャップ300の両側に形成され得る。結合溝302aは膨らむか又は丸くなるように陥没し得る。結合溝302aは複数として形成され得る。結合溝302aは結合突起132aに対応する位置に形成され得る。結合突起132aは結合溝302aに挿入され得る。キャップ300がカートリッジ200及びアッパーボディー120を覆うと、結合突起132aと結合溝302aとは互いに締結されることにより、キャップ300とアッパーボディー120とが結合されることができる。結合突起132aが結合溝302aに挿入されるとき、結合突起132a及び結合溝302aはキャップ300が定位置に配置されるように案内することができる。
【0133】
ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120よりも外側に突出することができる。ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120の周囲に沿って延びることができる。ロウワーボディー110の上側エッジ113はアッパーボディー120の下側に配置され得る。キャップ300がボディー100に結合すると、キャップ300の側壁301の下端はロウワーボディー110の上側エッジ113に接触することができる。ロウワーボディー110の上側エッジ113は、キャップ300がアッパーボディー120の下側に移動することを制限することができる。
【0134】
図26を参照すると、カートリッジ200はボディー100に結合することができる。カートリッジ200は液体を貯蔵する第1チャンバーC1を提供することができる。カートリッジ200は第1チャンバーC1と区画される挿入空間214を提供することができる。パイプ211はコンテナ205の内部空間を第1チャンバーC1及び挿入空間214に区画することができる。カートリッジ200の挿入空間214は、一端が開放することによって形成された開口を含むことができる。開口は挿入空間214を外部に露出させることができる。
【0135】
ロウワーボディー110は、内部にバッテリー190を収容することができる。ロウワーボディー110は、内部に各種の制御装置を収容することができる。バッテリー190はエアロゾル生成装置の各種の構成要素に電力を供給することができる。制御装置はロウワーボディー110の内部に収容され得る。制御装置は、エアロゾル生成装置の各種の構成要素の動作を制御することができる。
【0136】
第2流路P2はカートリッジ200の下側に形成され得る。第2流路P2はマウント130の内部に形成され得る。第2流路P2はカートリッジ流入口234と第1流路P1の下端との間に形成され得る。第2流路P2はカートリッジ流入口234と第1流路P1の下端とを連結することができる。
【0137】
芯246は第2チャンバーC2に設けられ得る。芯246は第1チャンバーC1と連結され得る。芯246は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。ヒーター247は芯246を加熱することができる。ヒーター247は第2チャンバーC2に設けられ得る。ヒーター247は芯246に複数回巻かれ得る。ヒーター247はバッテリー190及び/又は制御装置と電気的に連結され得る。ヒーター247は抵抗性コイルであり得る。ヒーター247が発熱して芯246を加熱すると、芯246に供給された液体が霧化して、第2チャンバーC2内にエアロゾルが生成することができる。
【0138】
PCB(Printed Circuit Board)アセンブリー150はコラム140の内部に設けられ得る。PCBアセンブリー150は、PCB151を含むことができる。PCBアセンブリー150は、光源153を含むことができる。PCBアセンブリー150は、第1センサー155を含むことができる。PCBアセンブリー150は、第2センサー157を含むことができる。光源153はPCB151に装着され得る。第1センサー155はPCB151に装着され得る。第2センサー157はPCB151に装着され得る。光源153、第1センサー155及び第2センサー157は単一のPCB151に装着され得る。PCBアセンブリー150はコラム140に沿って延びることができる。
【0139】
光源153はコラム140の内部に設けられ得る。光源153はコラム140の内壁141からカートリッジ200に向かい得る。光源153は第1チャンバーC1に向かい得る。光源153はセンサー収容部145の上側に配置され得る。光源153は第1チャンバーC1に光を提供することができる。光源153はLEDであり得る。
【0140】
これにより、暗い環境でも、カートリッジ200に貯蔵される液体の残量、又はスティック400(
図31参照)の状態を確認することができる。
【0141】
また、光源153が提供する光によってエアロゾル生成装置の多様なデザインを提供することができる。
【0142】
第1センサー155はコラム140及びセンサー収容部145の内部に設けられ得る。第1センサー155はセンサー収容部145の上部に設けられ得る。第1センサー155は光源153の下側に配置され得る。第1センサー155は挿入空間214に向かい得る。第1センサー155は上側に傾いて配置され得る。
【0143】
第1センサー155はカートリッジ200についての情報を感知することができる。例えば、第1センサー155は、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の残量の変化についての情報、カートリッジ200の第1チャンバーC1に貯蔵された液体の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400(
図31参照)が挿入されたかについての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400の種類についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたスティック400が使用された程度又は使用可能な程度についての情報、カートリッジ200の挿入空間214に挿入されたカートリッジ200がボディー100に結合されたかについての情報、及び結合されたカートリッジ200の種類についての情報のうちの少なくとも一つを感知することができる。カートリッジ200についての情報はこれに限定されない。
【0144】
第1センサー155はカートリッジ200に対する電磁気特性の変化を感知して前記カートリッジ200についての情報を感知することができる。第1センサー155は、隣接した物体による電磁気特性の変化を感知することができる。例えば、第1センサー155はキャパシタンスセンサー(capacitance sensor)であり得る。例えば、第1センサー155は磁気近接センサー(magnetic proximity sensor)であり得る。第1センサー155の種類はこれに限定されない。例えば、カートリッジ200の挿入空間214にスティック400が挿入されるか、又は第1チャンバーC1に貯蔵された液体の容量に変化が発生すると、第1センサー155が感知する電磁気特性に変化が生じ、第1センサー155はこれを測定してカートリッジ200についての情報を感知することができる。
【0145】
第2センサー157はコラム140及びセンサー収容部145の内部に設けられ得る。第2センサー157はセンサー収容部145の下部に設けられ得る。第2センサー157は第1センサー155の下側に配置され得る。第1センサー155は気流を感知することができる。第2センサー157はカートリッジ流入口234に流入する気流を感知することができる。第2センサー157は圧力センサー又は気流センサーであり得る。第2センサー157はカートリッジ200の一側に向かい得る。第2センサー157は、第2流路P2と連通する第3流路P3を流動する気流を感知することができる。第2センサー157は第2チャンバーC2及びカートリッジ流入口234よりも上流側に配置され得る。
【0146】
これにより、エアロゾル生成装置についての多様な情報を感知することができ、使用者の便宜性が増大することができる。
【0147】
図26及び
図27を参照すると、カバー310は挿入空間214を開閉することができる。カバー310は挿入空間214を外部に露出させる開口を開閉することができる。カバー310は挿入空間214の開口に隣接して設けられ得る。カバー310は挿入空間214の上端に隣接して設けられ得る。例えば、カバー310は、挿入空間214の上端に隣接した位置で、第1パート210に設けられ得る。例えば、カバー310は、挿入空間214の上端に隣接した位置で、キャップ300に設けられ得る。
【0148】
カバー310はピボット動作可能に設けられ得る。カバー310はピボット動作して挿入空間214を開閉することができる。カバー310は挿入空間214の内側又は下側に向かってピボット動作して挿入空間214を開放し得る。カバー310が挿入空間214を開放するようにピボット動作する方向を第1方向と言える。カバー310は挿入空間214の外側又は上側に向かってピボット動作して挿入空間214を閉鎖することができる。カバー310が挿入空間214を閉鎖するようにピボット動作する方向を第2方向と言える。
【0149】
カバー310はキャップ300の挿入口304の周辺に設けられ得る。カバー310はキャップ300にピボット動作可能に設けられ得る。カバー310はピボット動作して挿入口304を開閉することができる。カバー310は第1方向にピボット動作して挿入口304を開放し得る。カバー310は第2方向にピボット動作して挿入口304を閉鎖することができる。
【0150】
スプリング312は、第2方向にカバー310に弾性力を提供することができる。スプリング312の一端はカバー310を支持し、スプリング312の他端は第1パート210又はキャップ300を支持することができる。スプリング312はカバー310のピボット軸311に巻かれ得る。
【0151】
図28~
図31を参照すると、スティック400の端部がカバー310に接触してカバー310を押し出すと、カバー310は第1方向にピボット動作して挿入空間214を開放し得る。スティック400はカバー310を押し出し、挿入空間214に挿入されることができる。スティック400が挿入空間214から離脱すると、カバー310は第2方向にピボット動作して挿入空間214を閉鎖することができる。
【0152】
スティック400はキャップ300の挿入口304を通過して挿入空間214に挿入されることができる。スティック400の一端がカバー310に接触してカバー310を押し出すと、カバー310は第1方向にピボット動作して挿入空間214及び挿入口304を開放し得る。スティック400はカバー310を押し出しながら挿入口304を通過することができる。スティック400が挿入空間214から離脱すると、カバー310は第2方向にピボット動作して挿入空間214及び挿入口304を閉鎖することができる。
【0153】
スティック400が挿入空間214に挿入されると、スティック400の一端はキャップ300の外部に露出され、スティック400の他端は第2チャンバーC2に隣接して第2チャンバーC2の上側に配置され得る。使用者は、露出されたスティック400の一端部を口に銜えて空気を吸入することができる。
【0154】
キャップ300は挿入口304の周辺を構成する挿入口壁305を備えることができる。挿入口壁305は円周方向に延びた形状を有し得る。挿入口壁305の内周面は挿入口304の周囲を取り囲むことができる。
【0155】
挿入口壁305の内周面は丸く形成され得る。挿入口壁305の内周面は挿入口304に向かって内側に膨らむように又は丸く形成され得る。挿入口壁305の内周面は上側から下側に行くほど次第に挿入口304を狭めてから広げる形状を有し得る。
【0156】
カバー310の端部又は周辺は挿入口壁305の下側にかかることができる。カバー310が挿入口304を閉鎖すると、挿入口壁305はカバー310と接触してカバー310の移動を制限することができる。挿入口壁305はカバー310の端部又は周辺と接触することにより、カバー310が挿入口304の上側にピボット動作することを制限することができる。カバー310は挿入口304よりも大きくてもよい。
【0157】
図28及び
図29を参照すると、スティック400の端部が挿入口304を通過するとき、スティック400の端部は挿入口壁305に接触することができる。スティック400の端部が挿入口壁305に接触すると、挿入口壁305はスティック400を挿入口304内の定位置に案内することができる。スティック400が挿入口304を通過すると、スティック400の端部はカバー310を押し出してカバー310を第1方向にピボット動作させることができる。
【0158】
図29及び
図30を参照すると、スティック400が挿入口304を通過すると、カバー310は第1方向にピボット動作してカバー溝215に収容されるか又は挿入されることができる。カバー310はパイプ211とオーバーラップすることができる。
【0159】
図30及び
図31を参照すると、スティック400はカバー310の面に沿ってスライドして挿入空間214に挿入されることができる。第2ガイド217は、挿入口304を中心に、カバー310のピボット軸と対向する位置に配置され得る。第2ガイド217はカバー溝215と対向する位置に配置され得る。
【0160】
スティック400が挿入空間214に挿入されるとき、スティック400の端部は第2ガイド217と接触することができる。スティック400の端部が第2ガイド217に接触すると、第2ガイド217はスティック400を挿入空間214内の定位置に案内することができる。
【0161】
第1ガイド216は第2ガイド217と対向する位置に配置され得る。第1ガイド216は第2ガイド217よりも下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー溝215の下側に配置され得る。第1ガイド216はカバー310の下側に配置され得る。第1ガイド216はパイプ211の内周面に沿って円周方向に延びることができる。スティック400が挿入空間214に挿入されるとき、スティック400の端部は第1ガイド216に接触することができる。スティック400の端部は第2ガイド217に先に接触して位置が案内された後、第1ガイド216に接触することができる。スティック400の端部が第1ガイド216に接触すると、第1ガイド216はスティック400を挿入空間214の定位置に案内することができる。
【0162】
挿入空間214に挿入されると、スティック400の端部はスティックストッパー219に接触することができる。スティックストッパー219はスティック400の端部に接触することにより、スティック400が挿入空間214の下側に又は第2チャンバーC2に移動することを制限することができる。
【0163】
これにより、スティック400を挿入空間214に挿入する動作によってカバー310をピボット動作させることにより、カバー310が挿入空間214を開放することができる。
【0164】
また、使用者がスティック400を介してカバー310を押し出すとき、スティック400が挿入口304をスムーズに通過してカバー310を押し出すように正確な位置に案内されることができ、カバー310が第2方向にスティック400の端部に外力を加えても、スティック400が挿入空間214に正確に挿入されるように案内されることができる。
【0165】
また、スティック400がカバー310を押し出してカバー310が挿入空間214の内側に配置されても、カバー310がカバー溝215に収容されることにより、スティック400が挿入空間214を区画する壁に密着することができ、使用者がスティック400を通して空気を吸入するとき、挿入空間214とスティック400との間で不必要に空気が流動することを防止することができる。
【0166】
また、スティック400が第2チャンバーC2の内側に移動することを制限することができる。
【0167】
また、スティック400を挿入空間214から離脱させる動作と同時にカバー310がピボット動作することにより、挿入空間214が自動で閉鎖することができる。
【0168】
また、挿入空間214の内部を外部の異物などから保護することができる。
【0169】
図32を参照すると、アッパーボディー120はロウワーボディー110の上部に結合することができる。マウント130はロウワーボディー110の上部を覆うことができる。マウント130の下部はロウワーボディー110の側壁111の上部によって取り囲まれ得る。マウント130はロウワーボディー110の上部に結合することができる。マウント130はロウワーボディー110に分離できないように締結され得る。マウント130はロウワーボディー110と螺合できる。
【0170】
リブ溝136はマウント130の外側面132に形成され得る。リブ溝136はマウント130の外側面132から内側に陥没した形状を有し得る。リブ溝136はマウント130の外側面132の周囲に沿って延びた形状を有し得る。
【0171】
ボディーリブ116は、ロウワーボディー110の側壁111の内周面から突出した形状を有し得る。ボディーリブ116は、ロウワーボディー110の側壁111の内周面に沿って延びた形状を有し得る。ボディーリブ116は弾性素材で構成され得る。例えば、ボディーリブ116はゴムやシリコンなどの素材で製造され得る。ボディーリブ116はマウント130のリブ溝136に挿入されるか又は密着することができる。ボディーリブ116はリブ溝136に密着してマウント130の位置をロウワーボディー110に安定的に固定させ、アッパーボディー120がロウワーボディー110に対して揺れることを防止することができる。
【0172】
図32及び
図33を参照すると、コラム140はマウント130の一側から上側に延びることができる。コラム140はマウント空間135の一部を取り囲むことができる。コラム140は内部に設置空間144を提供することができる。設置空間144は、コラム140に沿って上下に延びた形状を有し得る。設置空間144はマウント空間135に向かって開放し得る。設置空間144は、コラム140の内壁141、外壁142及び上壁143によって取り囲まれ得る。
【0173】
コラム140は前述したPCBアセンブリー150を収容することができる。PCBアセンブリー150は設置空間144内に設けられ得る。設置空間144はアセンブリー収容空間144と言える。
【0174】
PCBアセンブリー150は、PCB151、光源153、第1センサー155及び第2センサー157のうちの少なくとも一つを含むことができる。PCBアセンブリー150はコラム140に沿って上下方向に長く延びることができる。PCBアセンブリー150はコラム140の内部でカートリッジ200が配置される方向に配置され得る。PCBアセンブリー150の一端に電気的接続のためのコネクタ152が形成され得る。
【0175】
PCB(Flexible Printed)151はコラム140に沿って上下に長く延びることができる。PCB151はFPCB(Flexible Printed Circuit Board)であり得る。コネクタ152はPCB151の一端に形成され得る。
【0176】
光源153はPCB151に装着され得る。光源153は少なくとも一つ以上として備えられ得る。第1センサー155はPCB151に装着され得る。第2センサー157はPCB151に装着され得る。光源153、第1センサー155及び第2センサー157は単一のPCB151の相異なる位置に装着され得る。光源153はPCB151に複数として配列され得る。
【0177】
第1センサー155は光源153の下側に設けられ得る。第1センサー155は第2センサー157の上側に設けられ得る。第1センサー155は第1チャンバーC1に向かうように配置され得る。第1センサー155は挿入空間214に向かうように配置され得る。第2センサー157はマウント空間135に向かい得る。第1センサー155は上側に向かって斜めに配置され、第1センサー155がスティックについての情報を感知するために活用される場合、感度が増大することができる。
【0178】
コラム140の内壁141は設置空間144及びマウント空間135を区画することができる。内壁141は設置空間144の一側を覆うことができる。内壁141はPCBアセンブリー150を覆うことができる。内壁141は設置空間144内にあるネジホール146を介してコラム140と螺合することができる。内壁141はコラムカバー141と言える。PCBアセンブリー150はコラムカバー141に結合され得る。第1流路溝141aは、コラムカバー141が設置空間144に向かって陥没することによって形成され得る。
【0179】
第1ウィンドウ1531はコラムカバー141に形成され得る。第1ウィンドウ1531は光源153を覆うか又は向き合い得る。光源153が出射する光は第1ウィンドウ1531を透過することができる。
【0180】
第2ウィンドウ1551はコラムカバー141に形成され得る。第2ウィンドウ1551は第1ウィンドウ1531の下側に配置され得る。第2ウィンドウ1551はセンサー収容部145の上部に形成され得る。第2ウィンドウ1551は第1センサー155を覆うか又は向き合い得る。第2ウィンドウ1551は電磁波を透過することができる。
【0181】
図34~
図36を参照すると、マウント130の底133は、第1底1331及び第2底1332を含むことができる。第1底1331は第2底1332の上側に配置され、第2底1332を覆うことができる。第1底1331はマウント空間135と向き合い得る。第1底1331はマウント空間135の下側に配置され得る。マウントホール134は、第1底1331が開放することによって形成され得る。マウントホール134はマウント空間135に向かい得る。第1流路溝141aが形成する第1流路P1は第1底1331よりも下側に延びることができる。第1流路P1はコラム140の上壁143から第2底1332まで延びることができる。一対の第1流路P1はセンサー収容部145の両側に形成され得る。
【0182】
第2流路P2は第1底1331及び第2底1332の間に形成され得る。第2流路P2は、第1底1331及び第2底1332のうちの少なくとも一つが陥没することによって形成され得る。第2流路P2は、第2底1332が下側に陥没することによって形成され得る。第1底1331は第2流路P2を覆うことができる。第2流路P2の一端と第1流路P1の一端とは互いに連結され得る。第2流路P2と第1流路P1とは互いに交差する方向に延びることができる。第2流路P2は第1流路P1とマウントホール134とを連結することができる。
【0183】
第2流路P2は第2流路の第1部P21及び第2流路の第2部P22に区分され得る。第2流路の第1部P21は第1流路P1と連結され得る。第2流路の第1部P21は複数として備えられ得る。一対の第2流路の第1部P21は一対の第1流路P1のそれぞれと連結され得る。一対の第2流路の第1部P21はセンサー収容部145の下端の周辺を取り囲むように延びることができる。一対の第2流路の第1部P21は集中することができる。一対の第2流路の第1部P21はセンサー収容部145に隣接した位置に集中することができる。
【0184】
第2流路の第2部P22はマウントホール134と連結され得る。第2流路の第2部P22は一対の第2流路の第1部P21が集中する地点に連結され得る。第2流路の第2部P22は第2流路の第1部P21とマウントホール134とを連結することができる。第2流路の第2部P22は一対の第2流路の第1部P21から一側に延びることができる。
【0185】
第3流路P3は第2流路P2と連結され得る。第3流路P3は第2流路P2とコラム140の内部とを連結することができる。第3流路P3は、一対の第2流路の第1部P21が集中する地点を基準に、第2流路の第2部P22と対向する位置に形成され得る。第3流路P3は第2流路の第1部P21が集中する地点からセンサー収容部145の内側に延びることができる。第3流路P3はセンサー収容部145の下端を通過することができる。
【0186】
第3流路P3の一部は第2底1332に形成され得る。第3流路P3の一部は、第2底1332が下側に陥没することによって形成され得る。第3流路P3の一部は一対の第2流路の第1部P21が集中する地点に連結され得る。第3流路P3の他の一部はセンサー収容部145の下端から前記センサー収容部145の内側に延びることができる。
【0187】
流路密封部137は第1底1331と第2底1332との間に配置され得る。流路密封部137は弾性素材で構成され得る。流路密封部137はゴム又はシリコン材質で構成され得る。流路密封部137の周辺は第1底1331の周辺に対応する形状を有し得る。流路密封部137の周辺は第2底1332の周辺に対応する形状を有し得る。流路密封部137は第1底1331及び第2底1332に密着することができる。
【0188】
開放部1374は、第2流路P2に対応する形状に流路密封部137が開放することによって形成され得る。開放部1374は第2流路P2の上側に配置され得る。流路密封部137は第2流路P2の周辺を覆うことができる。
【0189】
流路密封部137の周辺はマウント130の内側面131に密着することができる。流路密封部137の周辺の一部はコラム140の内壁141及びセンサー収容部145に密着することができる。
【0190】
流路密封部137は第1底1331とマウント130の内側面131との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第1底1331とコラム140の内壁141との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第1底1331とセンサー収容部145との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第2流路P2と第1底1331との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第2底1332とマウント130の内側面131との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第2底1332とコラム140の内壁141との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第2底1332とセンサー収容部145との間の隙間を密封することができる。流路密封部137は第2底1332に形成された第3流路P3の一部を覆うことができる。
【0191】
流路密封ポート1373は流路密封部137の一側に形成され得る。流路密封ポート1373は円筒形状を有し得る。流路密封ポート1373は上側に突出することができる。流路密封ポート1373は第2流路の第2部P22の上側に配置され得る。マウントホール134は流路密封ポート1373の内側に形成され得る。流路密封ポート1373は第1底1331が開放することによって形成された第1底ホール1343を貫通することができる。流路密封ポート1373は第1底ホール1343及びマウントホール134の周辺で第1底1331と密着することができる。
【0192】
これにより、空気が流路P1、P2、P3を流動するとき、空気が結合構造の間の隙間に漏洩せず、流路P1、P2、P3を通過することができる。
【0193】
端子ホール139aは、第1底1331が開放することによって形成され得る。端子ホール139aは、第2底1332が開放することによって形成され得る。端子ホール139aは、流路密封部137が開放することによって形成され得る。端子ホール139aは第1底1331に一対として備えられ得る。端子ホール139aは第2底1332に一対として備えられ得る。端子ホール139aは流路密封部137に一対として備えられ得る。端子ホール139aは第2流路P2及び第3流路P3を回避して配置され得る。
【0194】
第1ネジホール1338は、第2底1332が開放することによって形成され得る。第1ネジホール1338は端子ホール139aを回避して配置され得る。第1ネジホール1338は複数として備えられ得る。第1ネジホール1338は第2流路P2及び第3流路P3を回避して配置され得る。
【0195】
図37を参照すると、連結端子139は端子ホール139aを貫通して第1底1331の上側に露出され得る。連結端子139はヒーター端子部239(
図4参照)と接触し、バッテリー190や制御装置(図面符号なし)をヒーター247と連結することができる。
【0196】
第2ネジホール1335は第1底1331に形成され得る。第2ネジホール1335は第1底1331の下側に開放し得る。ネジ山は第2ネジホール1335の内周面に形成され得る。第2ネジホール1335は第1ネジホール1338に対応する位置に形成され得る。ネジ138はロウワーボディー110から第1ネジホール1338を貫通することができる。ネジ138は第1ネジホール1338を貫通して第2ネジホール1335に締結されることにより、マウント130とロウワーボディー110とを結合することができる。
【0197】
図38及び
図39を参照すると、カートリッジ200はマウント空間135に挿入され得る。マウント130はマウント空間135に挿入されたカートリッジ200の第3パート230を取り囲んで支持することができる。マウント130の第1底1331は第3パート230の底232を支持することができる。カートリッジ流入ポート2343はマウントホール134に挿入され得る。カートリッジ流入ポート2343は流路密封ポート1373に密着することができる。カートリッジ流入口234はマウントホール134と連通することができる。
【0198】
第3流路P3は第2流路P2とコラム140の内側とを連結することができる。第3流路P3は第2センサー157と連結され得る。第2センサー157は第3流路P3に向かい得る。第2センサー157は第3流路P3を流動する気流を感知することができる。
【0199】
第2センサー157は第2流路P2よりも上側に配置され得る。第3流路P3は、第2流路P2から第2センサー157に向かって上側に延びた部分を含むことができる。第2センサー157はマウントホール134よりも上流側に配置され得る。
【0200】
これにより、第2チャンバーC2で生成した液体や漏洩した液体が第2センサー157に累積することを防止し、第2センサー157の故障を防止することができる。
【0201】
図39及び
図40を参照すると、使用者がスティックを口に銜えて空気を吸入すると、空気はエアロゾル生成装置に流入することができる。外部の空気はキャップ300の挿入口壁305とスティック400との間の隙間を通過してエアロゾル生成装置の内部に流入することができる。エアロゾル生成装置の内部に流入した空気は、第1流路P1、第2流路P2を順次通過した後、マウントホール134及びカートリッジ流入口234を通してカートリッジ200に流入することができる。カートリッジ200に流入した空気はチャンバー流入口2414を通して第2チャンバーC2に流入することができる。第2チャンバーC2に流入した空気は、第2チャンバーC2で生成したエアロゾルを伴って連結口2424を通過した後、挿入空間214のスティック400に供給されて使用者に伝達されることができる。第2流路P2を空気が流動すると、第2センサー157は、第2流路P2と連結された第3流路P3の気流を感知することができる。
【0202】
図41を参照すると、前述したスティック400は媒質部410を含むことができる。スティック400は冷却部420を含むことができる。スティック400はフィルター部430を含むことができる。冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間に配置され得る。スティック400はラッパー440を含むことができる。ラッパー440は媒質部410を包むことができる。ラッパー440は冷却部420を包むことができる。ラッパー440はフィルター部430を包むことができる。スティック400は円柱形状を有し得る。
【0203】
媒質部410は媒質411を含むことができる。媒質部410は第1媒質カバー413を含むことができる。媒質部410は第2媒質カバー415を含むことができる。媒質411は第1媒質カバー413と第2媒質カバー415との間に配置され得る。第1媒質カバー413はスティック400の一端に配置され得る。媒質部410の長さは24mmであり得る。
【0204】
媒質411は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であり得る。媒質411は複数の顆粒で構成され得る。複数の顆粒のそれぞれは0.4mm~1.12mmの大きさを有することができる。媒質411の内部には顆粒が70%程度満たされ得る。媒質411の長さL2は10mmであり得る。第1媒質カバー413はアセテート材質で構成され得る。第2媒質カバー415はアセテート材質で構成され得る。第1媒質カバー413は紙材質で構成され得る。第2媒質カバー415は紙材質で構成され得る。第1媒質カバー413及び第2媒質カバー415のうちの少なくとも一つは紙材質で構成され、しわ寄った形状になり、その間に空気が流動するための複数の隙間が形成され得る。前記隙間は媒質411の各顆粒の大きさよりも小さくてもよい。第1媒質カバー413の長さL1は媒質411の長さL2よりも短くてもよい。第2媒質カバー413の長さL3は媒質411の長さL2よりも短くてもよい。第1媒質カバー413の長さL1は7mmであり得る。第2媒質カバー413の長さL2は7mmであり得る。
【0205】
したがって、媒質411の各顆粒は媒質部410及びスティック400から離脱することができない。
【0206】
冷却部420はシリンダー形状を有し得る。冷却部420は中空形状を有し得る。冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間に配置され得る。冷却部420は第2媒質カバー415とフィルター部430との間に配置され得る。冷却部420は内部の冷却パス424を取り囲む管形状に形成され得る。冷却部420はラッパー440よりも厚くてもよい。冷却部420はラッパー440よりも厚い紙材質で構成され得る。冷却部420の長さL4は媒質411の長さL2と同一であるか又はほぼ同一であり得る。冷却部420及び冷却パス424の長さL4は10mmであり得る。スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されると(
図3参照)、冷却部420の少なくとも一部はエアロゾル生成装置の外部に露出され得る。
【0207】
したがって、冷却部420は媒質部410及びフィルター部430を支持し、スティック400の剛性を確保することができる。また、冷却部420は媒質部410とフィルター部430との間でラッパー440を支持し、ラッパー440が接着される部位を確保することができる。また、加熱された空気及びエアロゾルは、冷却部420の内部の冷却パス424を通過しながら冷却され得る。
【0208】
フィルター部430はアセテート材質のフィルターで構成され得る。フィルター部430はスティック400の他端に配置され得る。スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されると(
図3参照)、フィルター部430はエアロゾル生成装置の外部に露出され得る。使用者はフィルター部430を口に銜えて空気を吸入することができる。フィルター部430の長さL5は14mmであり得る。
【0209】
ラッパー440は媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包むか又は取り囲むことができる。ラッパー440はスティック400の外形をなすことができる。ラッパー440は紙材質で構成され得る。接着部441はラッパー440の一側端に形成され得る。ラッパー440は、媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包み、一側縁部に形成された接着部441と他側縁部とが互いに接着され得る。媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を包むラッパー440はスティック400の一端及び他端を覆わなくてもよい。
【0210】
したがって、ラッパー440は、媒質部410、冷却部420及びフィルター部430を固定し、スティック400からの離脱を防止することができる。
【0211】
第1薄膜443は第1媒質カバー413に対応する位置に配置され得る。第1薄膜443はラッパー440と第1媒質カバー413との間に配置されるか、又はラッパー440の外部に配置され得る。第1薄膜443は第1媒質カバー413を取り囲むことができる。第1薄膜443は金属材質で構成され得る。第1薄膜443はアルミニウム材質で構成され得る。第1薄膜443はラッパー440に密着するか又はコーティングされ得る。
【0212】
第2薄膜445は第2媒質カバー415に対応する位置に配置され得る。第2薄膜445はラッパー440と第2媒質カバー415との間に配置されるか、又はラッパー440の外部に配置され得る。第2薄膜445は金属材質で構成され得る。第2薄膜445はアルミニウム材質で構成され得る。第2薄膜445はラッパー440に密着するか又はコーティングされ得る。
【0213】
したがって、エアロゾル生成装置の内部にスティックを認識するセンサーが設けられた場合、スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されたかを感知することができる。また、前記センサーがキャパシタンスセンサー(capacitance sensor)の場合、キャパシタンスセンサーは、スティック400の挿入による電磁気特性の変化によって、スティック400がエアロゾル生成装置の内部に挿入されたかを感知することができる。
【0214】
図1~
図41を参照すると、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、ボディー100と、前記ボディー100に結合されるカートリッジ200と、を含み、前記カートリッジ200は、液体を貯蔵する第1チャンバーC1と、前記カートリッジ200の外部と連通する挿入空間214と、前記挿入空間214と連通する第2チャンバーC2と、前記第2チャンバーC2と外部とを連通させるカートリッジ流入口234と、前記第2チャンバーC2に設けられ、前記第1チャンバーC1と連結される芯246と、前記芯246を加熱するヒーター247と、を含み、前記ボディー100は、前記カートリッジ200に隣接して延びるコラム140と、前記コラム140と前記カートリッジ200との間に形成され、前記カートリッジ流入口234と外部とを連通させる第1流路P1と、を含む。
【0215】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流路P1は、前記カートリッジ200と向き合う前記コラム140の凹面に対応し得る。
【0216】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流路P1は、前記コラム140に沿って延びることができる。
【0217】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記コラム140に設けられ、気流を感知するセンサー157をさらに含むことができる。
【0218】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1流路P1は、前記センサー157を挟んでいる複数の第1流路のうちの一つであり得る。
【0219】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー100は、前記カートリッジ200の下部が挿入される空間を有し、一側から前記コラム140が延びるマウント130を含み、前記マウント130は、前記カートリッジ流入口234と連通するマウントホール134と、前記マウント130に形成され、前記第1流路P1と前記マウントホール134とを連通させる第2流路P2と、を含むことができる。
【0220】
また、本開示の他の側面によれば、前記マウント130は、前記カートリッジ200の下部を支持し、前記マウントホール134が形成された第1底1331と、前記第1底1331の下側に配置され、前記第1底1331との間に前記第2流路P2が形成される第2底1332と、を含むことができる。
【0221】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2流路P2は、前記第1底1331及び前記第2底1332のうちの少なくとも一つの凹面に対応し得る。
【0222】
また、本開示の他の側面によれば、前記マウント130は、前記第1底1331と前記第2底1332との間に配置されて前記第2流路P2を密封する流路密封部137を含むことができる。
【0223】
また、本開示の他の側面によれば、前記流路密封部137は、弾性素材で構成され得る。
【0224】
また、本開示の他の側面によれば、前記カートリッジ200は、前記カートリッジ流入口234を取り囲み、下側に突出するカートリッジ流入ポート2343を含み、前記流路密封部137は、前記マウントホール134を取り囲むように前記第1底1331を通して延びる流路密封ポート1373を含み、前記カートリッジ流入ポート2343は前記流路密封ポート1373に挿入され得る。
【0225】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記コラム140に設けられて気流を感知するセンサー157と、前記第2流路P2から前記コラム140の内部に前記センサー157の位置まで延びる第3流路P3と、をさらに含むことができる。
【0226】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー157は、前記第2流路P2よりも高い位置に配置され得る。
【0227】
また、本開示の他の側面によれば、前記カートリッジ200は、前記第2チャンバーC2の底から上側に突出し、前記第2チャンバーC2と前記カートリッジ流入口234とを連通させるチャンバー流入口2414を形成するチャンバー流入ポート2413を含むことができる。
【0228】
また、本開示の他の側面によれば、前記チャンバー流入口2414の位置は、前記芯246の中心に対してずれ得る。
【0229】
前述した本開示の特定の実施例又は他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素又は全ての要素は構成又は機能が他の要素と組み合せられるか互いに組み合せられることができる。
【0230】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合せられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0231】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/又は配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/又は配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。