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  • 特許-半導体装置及び半導体装置の製造方法 図1
  • 特許-半導体装置及び半導体装置の製造方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-28
(45)【発行日】2025-04-07
(54)【発明の名称】半導体装置及び半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/29 20060101AFI20250331BHJP
   H01L 23/31 20060101ALI20250331BHJP
   H01L 23/48 20060101ALI20250331BHJP
   H01L 25/07 20060101ALI20250331BHJP
   H01L 25/18 20230101ALI20250331BHJP
【FI】
H01L23/30 D
H01L23/48 S
H01L23/48 G
H01L25/04 C
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021178538
(22)【出願日】2021-11-01
(65)【公開番号】P2023067372
(43)【公開日】2023-05-16
【審査請求日】2023-11-06
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】梶 勇輔
(72)【発明者】
【氏名】原田 啓行
【審査官】齊藤 健一
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2021/117548(WO,A1)
【文献】国際公開第95/12895(WO,A1)
【文献】特開平3-27557(JP,A)
【文献】特表2010-521552(JP,A)
【文献】特開2011-159692(JP,A)
【文献】国際公開第2014/128899(WO,A1)
【文献】国際公開第2021/157024(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 23/28―23/31
H01L 23/48―23/498
H01L 23/52
H01L 21/48―21/607
H05K 3/28
H01B 3/18―3/56
H01L 25/07
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体素子と、
前記半導体素子の上部に接続された線状の配線部材と、
前記半導体素子と、前記半導体素子の上側の領域の前記配線部材とに接するコーティング部材と、
前記半導体素子、前記配線部材及び前記コーティング部材を保護する封止部材と
を備え、
前記コーティング部材は、シリコン及び金属のそれぞれと酸素との共有結合を有する物質と、シリコン酸化物と、シロキサンとを含み、
前記コーティング部材内の前記物質の個数が、前記コーティング部材内のシリコン原子の個数の0.1%以上である、半導体装置。
【請求項2】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記半導体素子の下部に接続された接合部材と、
前記半導体素子に前記接合部材を介して接続された導電回路部と
をさらに備え、
前記コーティング部材は、前記接合部材及び前記導電回路部とさらに接する、半導体装置。
【請求項3】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記半導体素子の下部に接合部材を介して順に接続された導電回路部、絶縁層、及び、導電部と、
前記導電部を露出し、前記半導体素子及び前記配線部材を囲うケース部材と
をさらに備える、半導体装置。
【請求項4】
請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記コーティング部材の厚さが、10nm以上100μm以下である、半導体装置。
【請求項5】
請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記コーティング部材は、炭素原子をさらに含み、
前記炭素原子の個数が前記コーティング部材内に占める原子の個数の割合が50%以下である、半導体装置。
【請求項6】
請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記封止部材は、エポキシ部材またはシリコーンゲルを含む、半導体装置。
【請求項7】
請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記コーティング部材の薬液に水またはアルコールを含む溶媒を加えずに、前記薬液を前記半導体素子及び前記配線部材に塗布することによって、前記コーティング部材を形成する、半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置の信頼性向上のため、ポリイミドなどのコーティング部材で半導体素子などを被覆して保護する構造が提案されている(例えば特許文献1)。また、接着性の向上のために-Si(OR)基を含む少なくとも1つのペンダント基を含む樹脂が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2006-351737号公報
【文献】特表2010-521552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的にコーティング部材が、熱、光、プラズマなどのエネルギーによって反応すると、反応後の組成が反応前の組成とは異なるため、目的とする反応物だけでなくそれとは異なる副生成物も生成する。この結果、反応前に組成を指定していても、反応後の副生成物の割合などによっては、目的とする接着性及び信頼性が得られない場合がある。このため、コーティング部材の接着性及び信頼性について改善の余地があった。
【0005】
また従来、半導体装置の信頼性向上のために、半導体装置の中で発熱の大きい半導体素子にコーティングを施すことによって、半導体素子と封止部材との接着性が高められている。しかしながら、配線部材の線径は数10~数100μmと非常に細いにもかかわらず、半導体素子に接続される線状の配線部材の熱は、半導体素子の熱と同様に比較的大きいため、破断しやすいという問題があった。
【0006】
そこで、本開示は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、半導体装置の信頼性を高めることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子の上部に接続された線状の配線部材と、前記半導体素子と、前記半導体素子の上側の領域の前記配線部材とに接するコーティング部材と、前記半導体素子、前記配線部材及び前記コーティング部材を保護する封止部材とを備え、前記コーティング部材は、シリコン及び金属のそれぞれと酸素との共有結合を有する物質と、シリコン酸化物と、シロキサンとを含み、前記コーティング部材内の前記物質の個数が、前記コーティング部材内のシリコン原子の個数の0.1%以上である
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、コーティング部材は、半導体素子の上側の領域の前記配線部材に接し、シリコン及び金属のそれぞれと酸素との共有結合を有する物質と、シリコン酸化物と、シロキサンとを含む。このような構成によれば、半導体装置の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
図2】変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。以下の各実施の形態で説明される特徴は例示であり、すべての特徴は必ずしも必須ではない。また、以下に示される説明では、複数の実施の形態において同様の構成要素には同じまたは類似する符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「表」または「裏」などの特定の位置及び方向は、実際の実施時の位置及び方向とは必ず一致しなくてもよい。
【0011】
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1に係る半導体装置100の構成を示す断面図である。図1の半導体装置100は、ベース板11と、接合部材12,13と、半導体素子14と、配線部材17と、ケース部材18と、封止部材20と、コーティング部材21と、絶縁基板30とを備える。
【0012】
絶縁基板30は、絶縁層32と、絶縁層32に設けられた導電部31と、絶縁層32に導電部31と逆側に設けられた導電回路部33とを含む。
【0013】
絶縁層32は、特に限定されないが、例えば、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si)、二酸化ケイ素(SiO)、または窒化ホウ素(BN)のような、無機セラミックス材料で構成されてもよい。また絶縁層32は、樹脂材料中に微粒子及びフィラーの少なくとも1つが分散されたもので構成されていてもよい。そして、微粒子及びフィラーの少なくとも1つは、例えば、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si)、二酸化ケイ素(SiO)、窒化ホウ素(BN)、ダイヤモンド(C)、炭化ケイ素(SiC)、または酸化ホウ素(B)のような無機セラミックス材料で構成されてもよいし、シリコーン樹脂またはアクリル樹脂のような樹脂材料で構成されてもよい。微粒子及びフィラーの少なくとも1つが分散される樹脂は、電気絶縁性を有するのであれば特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂またはアクリル樹脂で構成されてもよい。
【0014】
導電部31及び導電回路部33は、特に限定されないが、例えば、銅またはアルミニウムのような金属材料で構成されてもよい。導電部31の材料と導電回路部33の材料とは同じであってもよいし異なってもよい。導電回路部33の個数は、1つでも複数でもよく、例えば半導体装置100の定格容量及び配線仕様によって決定される。
【0015】
ベース板11は、接合部材12を介して絶縁基板30の導電部31に接合されている。ベース板11は、特に限定されないが、例えば、銅、アルミニウム、または、銅-モリブデン合金(CuMo)などの金属材料で構成されてもよく、炭化ケイ素-アルミ複合材(AlSiC)、または、炭化ケイ素-マグネシウム複合材(MgSiC)などの複合材料で構成されてもよい。また、ベース板11は、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、またはポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂のような有機材料で構成されてもよい。接合部材12は、接合するための部材であれば特に限定されず、例えばはんだで構成されてもよい。
【0016】
半導体素子14は、接合部材13を介して絶縁基板30の導電回路部33に接合されている。つまり、接合部材13は半導体素子14の下部に接続され、導電回路部33、絶縁層32、導電部31は、この順に接合部材13を介して半導体素子14の下部に接続されている。
【0017】
半導体素子14は、特に限定されないが、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、PND(PN junction Diode)、SBD(Schottky Barrier Diode)、または、FWD(Free Wheeling Diode)などであってもよい。半導体素子14は、特に限定されないが、例えば、通常の珪素(Si)から構成されてもよく、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、または、ダイヤモンドなどのワイドバンドギャップ半導体から構成されてもよい。半導体素子14がワイドバンドギャップ半導体から構成される場合には、高温下及び高電圧下の安定動作、及び、スイッチ速度の高速化が可能となる。接合部材13は、接合するための部材であれば特に限定されず、接合部材12の材料と接合部材13の材料とは同じであってもよいし異なってもよい。
【0018】
なお、絶縁基板30及び半導体素子14のそれぞれは、1つでも複数でもよく、例えば半導体装置100の定格容量及び配線仕様によって決定される。接合部材12,13のそれぞれの個数は、絶縁基板30及び半導体素子14の個数に応じて決定される。
【0019】
ケース部材18は、半導体素子14及び配線部材17を囲い、ベース板11の面のうち半導体素子14と逆側の面を露出する。ケース部材18は、電気絶縁性を有する材料であれば特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂またはポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂などで構成されてもよい。
【0020】
端子19は、その両端が露出された状態でケース部材18に埋設されている。端子19の材料は、導電回路部33の材料と同じであってもよいし異なってもよい。
【0021】
線状の配線部材17の一端は、半導体素子14の上部に接続されている。配線部材17の他端は、絶縁基板30の導電回路部33、または、端子19などに接続されている。配線部材17は、例えば銅やアルミニウムなどの導電性材料で構成され、配線部材17の線径は、例えば数10~数100μmである。
【0022】
封止部材20は、半導体素子14、配線部材17及びコーティング部材21を保護する。封止部材20は、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂またはアクリル樹脂のような絶縁性樹脂で構成されてもよい。エポキシ樹脂はエポキシ部材であり、シリコーン樹脂はシリコーンゲルである。また封止部材20は、強度及び熱伝導性を向上させる微粒子またはフィラーが分散された絶縁性樹脂材料で構成されてもよく、微粒子またはフィラーは、例えば、アルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si)、二酸化ケイ素(SiO)、窒化ホウ素(BN)、ダイヤモンド(C)、炭化ケイ素(SiC)、または酸化ホウ素(B)のような無機セラミックス材料で構成されてもよい。
【0023】
コーティング部材21は、半導体素子14と、半導体素子14の上側の領域14aの配線部材17とに接する。本実施の形態1では、コーティング部材21は、接合部材13及び導電回路部33とさらに接する。
【0024】
コーティング部材21は、反応前には-Si(OR)基を有するシランカップリング剤で構成されている。なお、Rは炭化水素基であればよく、xは1~3のいずれかであればよく、炭化水素基の炭素数は1~10であればよい。Siと接続される官能基は、例えば、エポキシ基、アミノ基、ビニル基、スチリル基、メタクリル基、アクリル基、メルカプト基、イソシアネート、イソシアヌレート、または、酸無水物などであってもよい。
【0025】
コーティング部材21のシランカップリング剤に、熱、光などのエネルギーが与えられると反応が起こり、-Si-O-M(Mは金属)の共有結合を有する物質、シリコン酸化物、または、シロキサンなどに変化する。このため、完成後の半導体装置100のコーティング部材21は、シリコン及び金属のそれぞれと酸素との共有結合を有する物質と、シリコン酸化物と、シロキサンとを含む。これらのうち、共有結合の物質は、コーティング部材21と、それと接する構成要素との間の接着性に影響を与え、シリコン酸化物及びシロキサンは被着体上の濡れ性に影響を与える。
【0026】
コーティング部材21内の共有結合の物質の個数は、コーティング部材21内のシリコン原子の個数の0.1%以上であればよい。接着性に寄与する共有結合の物質がシリコン原子の個数の0.1%以上であれば、それ以外の範囲のコーティング部材21を用いた構成、及び、コーティング部材21がない構成と比較して高い接着性を実現でき、半導体装置100の信頼性向上に貢献できる。なお、コーティング部材21内のシリコン原子の個数は、例えばTOF-SIMS(飛行時間型二次イオン質量分析法)などによって計測することができる。
【0027】
またコーティング部材21は、比較的薄い膜状で存在しており、その厚みの範囲は10nmから100μmまでであればよい。コーティング部材21が10nmより薄い場合、膜厚が薄い部分またはコーティング部材21が存在しない部分が残ると考えられ、その部分から半導体装置100の信頼性が低下する可能性がある。またコーティング部材21が100μmより厚い場合、エネルギーを与えて生じるコーティング部材21の反応が十分に進行せず、コーティング部材21の強度が十分に確保できない可能性がある。以上のことから、コーティング部材21の厚さは10nm以上100μm以下であることが好ましく、10nm以上1μm以下であることがより好ましい。
【0028】
コーティング部材21は、半導体素子14などと封止部材20との間の接着性を向上させる役割があり、半導体素子14の動作時の発熱により発生する応力よりも高い接着強度を有することで、半導体装置100の劣化を抑制できる。本実施の形態1では、コーティング部材21は半導体素子14の上部に設けられ、半導体素子14の上部は配線部材17に接続されている。一般的に、配線部材17の線径は、数10~数100μmと細く、半導体素子14及び配線部材17の発熱に伴う構成材料の膨張に起因する応力により、配線部材17の材料は劣化しやすい。これに対して本実施の形態1では、コーティング部材21は半導体素子14だけでなく、配線部材17にも接して設けられているので、半導体装置100の信頼性を向上させることができる。
【0029】
なお、コーティング部材21は、配線部材17の全てに設けられる必要はない。半導体素子14の動作に伴う発熱による影響を受ける部分、例えば配線部材17のうち半導体素子14の上側の領域14aの部分に接するように設けられていれば、半導体装置100の信頼性向上が期待される。
【0030】
コーティング部材21は、炭素原子をさらに含んでもよく、当該炭素原子の個数がコーティング部材21内に占める原子の個数の割合が50%以下であってもよい。このような構成は、コーティング部材21の反応が一定以上進行した結果として得られるため、コーティング部材21による一定以上の効果を確保することができる。
【0031】
共有結合の金属は、コーティング部材21の反応前にコーティング部材21に含まれる金属であってもよいし、配線部材17の金属、接合部材13の金属、導電回路部33の金属の少なくともいずれかであってもよい。例えば、共有結合の金属が、配線部材17の金属である場合には、配線部材17そのものと共有結合できるので、コーティング部材21の接着性をより高めることができる。
【0032】
なお、一般的なコーティング部材21の形成では、水またはアルコールを溶媒としてシランカップリング剤を希釈して、-Si(OR)部分を-Si(OH)とすることによって、シランカップリング剤の反応が進行していく。しかしながら、コーティング部材21の薬液に、水またはアルコールを含む溶媒を加えなくても、薬液自体の吸湿や空気中の水分の媒介によって、または、熱や光などの高いエネルギーの加算によって反応が進行するため、溶媒を加えることは必要でない。このことに鑑みて、コーティング部材21の薬液に水またはアルコールを含む溶媒を加えずに、薬液を半導体素子14及び配線部材17に塗布することによって、コーティング部材21が形成されてもよい。このような製造方法によれば、溶液の調製や反応にかかる時間を短縮できるので、半導体装置100の製造工程の効率化が期待できる。
【0033】
<変形例>
図2は、本変形例に係る半導体装置100の構成を示す断面図である。図2に示すように、ベース板11が設けられずに、ケース部材18は導電部31を露出するように構成されてもよい。このような構成によれば、導電部31がベース板11を兼ねるので、装置のコストを低減することができる。
【0034】
なお、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
【符号の説明】
【0035】
13 接合部材、14 半導体素子、17 配線部材、18 ケース部材、20 封止部材、21 コーティング部材、31 導電部、32 絶縁層、33 導電回路部、100 半導体装置。
図1
図2