(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-03-28
(45)【発行日】2025-04-07
(54)【発明の名称】車両ホイールおよび車両ホイールの作製および使用の方法
(51)【国際特許分類】
B60B 11/04 20060101AFI20250331BHJP
【FI】
B60B11/04
(21)【出願番号】P 2021511540
(86)(22)【出願日】2018-10-26
(86)【国際出願番号】 US2018057674
(87)【国際公開番号】W WO2020086090
(87)【国際公開日】2020-04-30
【審査請求日】2021-09-03
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】504162062
【氏名又は名称】ハウメット エアロスペース インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ダグラス・メイスン
【審査官】浅野 麻木
(56)【参考文献】
【文献】特開昭63-112201(JP,A)
【文献】特開2006-218897(JP,A)
【文献】米国特許第04427237(US,A)
【文献】米国特許第06390564(US,B1)
【文献】米国特許出願公開第2005/0088035(US,A1)
【文献】国際公開第2012/158176(WO,A1)
【文献】特開2014-133498(JP,A)
【文献】国際公開第2005/014201(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60B 11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の領域の外面の外周の周りに配置される第一のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第一の領域と、
第二の領域の外面の外周の周りに配置される第二のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第二の領域と、
中間に配置され、前記第一の領域と前記第二の領域を連結する第三の領域であって、第一の開口部を備える、第三の領域と、
前記第三の領域の内面と一体化し、そこから半径方向内側に延在する第四の領域であって、前記第四の領域が車両軸に取り付けるように構成され、前記第一の領域、前記第二の領域、前記第三の領域、および前記第四の領域がモノリシック体の領域である、第四の領域と、を備え、
前記第四の領域が、前記第四の領域の周辺の周り、および前記第三の領域の前記内面の近位に円周方向に配置された少なくとも二つの第二の開口部を備え、
前記第四の領域が、前記第三の領域の前記内面に実質的に垂直な方向に延在し、
前記第二の領域が、前記第四の領域の前記少なくとも二つの第二の開口部のうちの一つと整列されたバルブステムを備える、車両ホイール。
【請求項2】
前記第一の領域および前記第二の領域が、実質的に平行な方向に延在する、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項3】
前記第四の領域が、略円形のプレート形状を備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項4】
前記第四の領域の中心部分が開口部を備える、請求項3に記載の車両ホイール。
【請求項5】
前記第四の領域が、前記車両ホイールを単一の締結具を使用して車両軸に取り付けるように構成された一体型ハブセクションを備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項6】
前記第四の領域が、車両軸のハブ上にスタッドを受けるように構成された少なくとも二つの孔を備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項7】
前記第一のタイヤマウントおよび前記第二のタイヤマウントのうちの少なくとも一つが、タイヤビードシートを備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項8】
前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、1インチ~200インチの範囲の公称リム径を備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項9】
前記第一の領域および前記第二の領域の少なくとも一つが、境界値を含む、1インチ~100インチの範囲の公称リム幅を備える、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項10】
前記第一のタイヤマウントおよび前記第二のタイヤマウントが、前記第一のタイヤマウントに取り付けられた第一のタイヤと前記第二のタイヤマウントに取り付けられた第二のタイヤとの間にギャップを形成するように構成された距離に軸方向に離間している、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項11】
前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、14インチ~25インチの範囲の公称リム径を備え、前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、6インチ~12インチの範囲の公称リム幅を備える、請求項10に記載の車両ホイール。
【請求項12】
前記車両ホイールが、接着ホイール、溶接ホイール、成形ホイール、硬化ホイール、鋳造ホイール、鍛造ホイール、および付加製造ホイールのうちの少なくとも一つである、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項13】
前記車両ホイールが、金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項14】
前記車両ホイールが、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金、鉄、鉄合金、繊維ガラス、および炭素繊維のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項15】
前記モノリシック体が、前記第一の領域、前記第二の領域、前記第三の領域、および前記第四の領域を接合する締結具を備えない、請求項1に記載の車両ホイール。
【請求項16】
請求項1に記載の前記車両ホイールと、
前記車両ホイールの前記第一の領域に取り付けられた第一のタイヤと、
前記車両ホイールの前記第二の領域に取り付けられた第二のタイヤと、を備え、
前記第一の
タイヤと前記第二の
タイヤとの間にギャップが存在する、車両用アセンブリ。
【請求項17】
請求項1の前記車両ホイールを、車両の駆動軸またはトレーラーのトレーラー軸に取り付けることを含む方法。
【請求項18】
車両ホイールを作製する方法であって、前記方法が、
金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つの接着、溶接、成形、硬化、鍛造、鋳造、および付加製造のうちの少なくとも一つを含む方法によってモノリシック車両ホイールを提供することであって、前記車両ホイールが、
第一の領域の外面の外周の周りに配置される第一のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第一の領域と、
第二の領域の外面の外周の周りに配置される第二のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第二の領域と、
中間に配置され、前記第一の領域と前記第二の領域とを連結する、略円筒形の第三の領域であって、第一の開口部を備える、第三の領域と、
前記第三の領域の内面と一体であり、前記第三の領域の内面から半径方向内側に延在する第四の領域であって、前記第四の領域が車両軸に取り付けるように構成され、前記第一の領域、前記第二の領域、前記第三の領域、および前記第四の領域が前記モノリシック車両ホイールの領域である、第四の領域と、を備え、
前記第四の領域が、前記第四の領域の周辺の周り、および前記第三の領域の前記内面の近位に円周方向に配置された少なくとも二つの第二の開口部を備え、
前記第四の領域が、前記第三の領域の前記内面に実質的に垂直な方向に延在し、
前記第二の領域が、前記第四の領域の前記少なくとも二つの第二の開口部のうちの一つと整列されたバルブステムを備える、車両ホイールを提供すること、を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、少なくとも二本のタイヤを取り付けるための車両ホイール、車両ホイールを備えるアセンブリ、車両ホイールの作製方法、および車両ホイールの使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
セミトラックなどの中型車や大型車は、10トンを超える貨物を運ぶことができる。これらの重荷重を地面に効率的に散布するために、特定の大型車は、車両の駆動軸またはトレーラー軸上の各ホイールハブにデュアルタイヤが取り付けられたホイールを利用することができる。効率的に交換および操作できるデュアルトライを搭載する車両ホイールの設計には課題がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一つの態様では、車両ホイールが提供される。車両ホイールは、略円筒形の第一の領域、略円筒形の第二の領域、第三の領域、および第四の領域を備える。第一の領域は、第一の領域の外面の外周の周りに配置された第一のタイヤマウントを備える。第二の領域は、第二の領域の外面の外周の周りに配置された第二のタイヤマウントを備える。第三の領域は、中間に配置され、第一の領域と第二の領域を連結する。第四の領域は、第三の領域の内面と一体であり、第三の領域の内面から半径方向内側に延在する。第四の領域は、車両軸に取り付けるように構成される。第一の領域、第二の領域、第三の領域、および第四の領域は、モノリシック体の領域である。
【0004】
別の態様では、車両用のアセンブリが設けられる。アセンブリは、車両ホイール、第一のタイヤ、および第二のタイヤを備える。車両ホイールは、略円筒形の第一の領域、略円筒形の第二の領域、第三の領域、および第四の領域を備える。第一の領域は、第一の領域の外面の外周の周りに配置された第一のタイヤマウントを備える。第二の領域は、第二の領域の外面の外周の周りに配置された第二のタイヤマウントを備える。第三の領域は、中間に配置され、第一の領域と第二の領域を連結する。第四の領域は、第三の領域の内面と一体であり、第三の領域の内面から半径方向内側に延在する。第四の領域は、車両軸に取り付けるように構成される。第一の領域、第二の領域、第三の領域、および第四の領域は、モノリシック体の領域である。第一のタイヤは、車両ホイールの第一の領域に取り付けられる。第二のタイヤは、車両ホイールの第二の領域に取り付けられる。第一の領域および第二の領域上に取り付けられたとき、第一のホイールと第二のホイールとの間にそれぞれギャップが存在する。
【0005】
また別の態様では、車両の駆動軸またはトレーラーのトレーラー軸に車両ホイールを取り付けることを含む方法が提供される。車両ホイールは、略円筒形の第一の領域、略円筒形の第二の領域、第三の領域、および第四の領域を備える。第一の領域は、第一の領域の外面の外周の周りに配置された第一のタイヤマウントを備える。第二の領域は、第二の領域の外面の外周の周りに配置された第二のタイヤマウントを備える。第三の領域は、中間に配置され、第一の領域と第二の領域とを連結する。第四の領域は、第三の領域の内面と一体であり、第三の領域の内面から半径方向内側に延在する。第四の領域は、車両軸に取り付けるように構成される。第一の領域、第二の領域、第三の領域、および第四の領域は、モノリシック体の領域である。
【0006】
さらなる態様では、車両ホイールを作製する方法が提供される。方法は、金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つを接合、溶接、形成、硬化、鍛造、鋳造、または付加製造して、モノリシック車両ホイールを提供することを含む。車両ホイールは、略円筒形の第一の領域、略円筒形の第二の領域、第三の領域、および第四の領域を備える。第一の領域は、第一の領域の外面の外周の周りに配置された第一のタイヤマウントを備える。第二の領域は、第二の領域の外面の外周の周りに配置された第二のタイヤマウントを備える。第三の領域は、中間に配置され、第一の領域と第二の領域を連結する。第四の領域は、第三の領域の内面と一体であり、第三の領域の内面から半径方向内側に延在する。第四の領域は、車両軸に取り付けるように構成される。第一の領域、第二の領域、第三の領域、および第四の領域は、モノリシック体の領域である。
【0007】
本明細書に開示されおよび記載される発明は、この発明の概要に要約される態様に限定されないことが理解される。読者は、本明細書による様々な非限定的および非網羅的な態様の以下の詳細な説明を検討すると、前述の詳細およびその他の詳細を理解するであろう。
【0008】
添付の図面と共に以下の説明を参照することにより、実施例の特徴と利点、およびそれらを達成する方法はより明らかになり、実施例は、よりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1A】本開示による車両ホイールの非限定的な実施形態の斜視図である。
【
図2】
図1Aの車両ホイールを備えるアセンブリの非限定的な実施形態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
対応する参照文字は、いくつかの図全体を通して対応する要素を示す。本明細書に記載される例示は、いくつかの実施形態を一つの形で例示し、このような例示は、いかなる形においても、添付の特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
【0011】
開示された物品および方法の構造、機能、および用途の全体的な理解を提供するために、様々な例が本明細書で記載および例示されている。本明細書に記載および例示される様々な例は、非限定的および非網羅的である。したがって、本発明は、本明細書に開示の様々な非限定的および非網羅的な例の記載によって限定されない。むしろ、本発明は特許請求の範囲によってのみ定義される。様々な例に関連して例示および/または記載される特徴および特性を、他の例の特徴および特性と組み合わせることができる。このような修正および変形の全ては、本明細書の範囲内に含まれることが意図される。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に明示的または本質的に記載されている、あるいは明示的または本質的に支持される特徴または特性を列挙するように補正される場合がある。さらに、出願人は、特許請求の範囲を補正して、先行技術に存在する可能性のある機能または特徴を肯定的に放棄する権利を留保する。したがって、かかる修正は、米国特許法第112条および第132条(a)の要件を遵守する。本明細書に開示および記載の様々な実施形態は、本明細書に様々に記載の特徴および特性を含む、それらからなる、またはそれから本質的になることができる。
【0012】
本明細書における「様々な例」、「いくつかの例」、「一例」、「例」、または同様の語句への言及は、例に関連して記載される特定の特徴、構造、または特性が少なくとも一つの例に含まれることを意味する。したがって、本明細書の「様々な例における」、「いくつかの例における」、「一つの例における」、「例における」、または同様の句は、必ずしも同じ例を指すものではない。さらに、特定の記載の特徴、構造、または特性を、一つまたは複数の例において任意の好適な方法で組み合わせることができる。したがって、一例に関連して例示または記載される特定の特徴、構造、または特性を、全体的または部分的に、限定されることなく一つまたは複数の他の例の特徴、構造、または特性と組み合わせることができる。このような修正および変形は、本例の範囲内に含まれることが意図される。
【0013】
本明細書では、特に明記しない限り、全ての数値パラメーターは、用語「約」が全ての場合に前置きされ、修正されるものとして理解されるべきであり、数値パラメーターは「約」にパラメーターの数値を決定するのに用いられる基礎となる測定技術の固有の変動特性を有する。少なくとも、そして均等論の適用を特許請求の範囲に限定しようとするものではなく、ここに記載の各数値パラメーターは、少なくとも報告された有効数字の数を考慮して、および通常の丸める方を適用することによって解釈されるべきである。
【0014】
また、本明細書に記載の任意の数値範囲は、記載の範囲内に含まれる全ての部分範囲を含む。例えば、「1~10」の範囲には、列挙された最小値1と列挙された最大値10とのの間の(およびそれを含む)全ての部分範囲が含まれ、つまり、1以上の最小値と10以下の最大値を有する。本明細書に記載されている任意の最大の数値制限は、そこに含まれる全てのより低い数値制限を含むことが意図され、本明細書に記載されている任意の最小の数値制限は、そこに含まれる全てのより高い数値制限を含むことが意図される。したがって、出願人は、明示的に列挙された範囲内に含まれる任意の部分範囲を明示的に列挙するために、特許請求の範囲を含む本明細書を補正する権利を留保する。このような範囲の全ては、本明細書に本質的に記載される。
【0015】
本明細書で使用する文法冠詞「一つ(a)」、「一つ(an)」、および「その(the)」は、場合によっては「少なくとも一つ」または「一つまたは複数」が明確に使用される場合であっても、特に明記しない限り、「少なくとも一つ」または「一つまたは複数」を含むことを意図する。したがって、前述の文法冠詞は、特定の識別された要素の一つまたは一つより多く(すなわち、「少なくとも一つ」)を指すために本明細書で使用される。さらに、文脈から他の意味に解釈すべき場合を除いて、単数形の名詞の使用には複数形が含まれ、複数形の名詞の使用には単数形が含まれる。
【0016】
本明細書で使用する場合、二つの他の要素または領域の「中間」である参照される要素または領域は、参照される要素/領域が二つの別の要素/領域の間に配置されるが、必ずしも接触している必要はないことを意味する。したがって、例えば、第一の要素および第二の要素の「中間」である参照される要素は、第一および/もしくは第二の要素に隣接していてもしていなくてもよく、または接触していてもしていなくてもよい。別の要素は、参照される要素と第一および/または第二の要素との間に配置されていてもよい。
【0017】
セミトラックは、駆動軸またはトレーラー軸上のデュアルホイールの幅にわたる単一のタイヤを備えるデュアルホイールまたはワイドベースホイールを使用することができる。ワイドベースホイールは、デュアルホイールと比較して回転質量が減少することができ、燃料節約の増加をもたらし得る。しかし、ワイドベースホイールは、デュアルホイールと比較して、生産、維持、および修理がより複雑であり得る。ワイドベースホイールと比較して、生産、維持、および修理がより容易であり得、かつデュアルホイールよりも回転質量が小さくできる車両ホイールが、本明細書に提供される。車両ホイールを使用する様々な実施形態および車両ホイールを作製する様々な実施形態も提供される。
【0018】
図1A~Cに示すように、車両ホイール100が提供されている。車両ホイール100は、第一の領域102、第二の領域104、第三の領域106、および第四の領域108を備える。第一の領域102は、略円筒形であり、外面102aおよび内面102bを備える。第一の領域102は、第一の領域102の外面102aの外周の周りに配置された第一のタイヤマウント110をさらに備える。第二の領域104は、概して円筒形であり、外面104aおよび内面104bを備える。第二の領域104は、第二の領域104の外面104aの外周の周りに配置された第二のタイヤマウント112をさらに備える。第一のタイヤマウント110および第二のタイヤマウント112は、第一のタイヤマウント110および第二のタイヤマウント112のそれぞれにタイヤを載置することができるように構成され得る。例えば、第一のタイヤマウント110は、タイヤを受けるように構成されたタイヤビードセットを備えてもよく、第二のタイヤマウント112はまた、タイヤを受けるように構成されたタイヤビードシートを備えてもよい。第一のタイヤマウント110および第二のタイヤマウント112のそれぞれへのタイヤの装着を
図2に図示し、以下に説明する。
【0019】
様々な実施形態において、第一の領域102および第二の領域104は、実質的に平行である方向に延在する。様々な実施形態において、第一の領域102は、第二の領域104と対称である。他の実施形態では、第一の領域102および第二の領域104は、実質的に平行な方向に延在せず、かつ/または対称ではない。
【0020】
第一の領域102および第二の領域104は、タイヤを受けるように適合された公称リム幅および公称リム直径を備え得る。第一の領域102は、6インチ(152.4mm)~12インチ(304.8mm)の範囲の公称リム幅w1を備えることができる。例えば、限定されないが、第一の領域102の公称リム幅w1は、8.25インチ(209.6mm)または11インチ(279.4mm)とすることができる。第二の領域104は、6インチ(152.4mm)~12インチ(304.8mm)の範囲の公称リム幅w2を備え得る。例えば、限定されないが、第二の領域104の公称リム幅w2は、8.25インチ(209.6mm)または11インチ(279.4mm)とすることができる。
【0021】
第一の領域102は、14インチ(406.4mm)~25インチ(635mm)の範囲の公称リム径d1を備えることができる。例えば、限定されないが、第一の領域102の公称リム直径d1は、22.5インチ(571.5mm)または24.5インチ(622.3mm)とすることができる。第二の領域104は、14インチ(406.4mm)~25インチ(635mm)の範囲の公称リム径d2を備えることができる。例えば、限定されないが、第二の領域104の公称リム直径d2は、22.5インチ(571.5mm)または24.5インチ(622.3mm)とすることができる。
【0022】
第三の領域106は、第一の領域102と第二の領域104の中間に配置される。様々な実施形態において、第三の領域106は、第一の領域102と第二の領域104とを連結し得る。第三の領域106は、外面106aおよび内面106bを備える。第三の領域106は、第一の領域102および第二の領域104から第四の領域108に力を伝達することができる。様々な実施形態において、第三の領域106は、第一の領域102および第二の領域104に隣接している。様々な実施形態において、第三の領域106は、略円筒形である。様々な実施形態において、第三の領域106は、開口を備え得る。
【0023】
第四の領域108は、第三の領域106の内面106bと一体であり、かつ第三の領域106の内面106bから半径方向内側に延在する。様々な実施形態において、第四の領域108は、第三の領域106の内面106bに実質的に垂直な方向に延在する。第四の領域108は、車両軸(図示せず)に取り付けるように構成される。例えば、第四の領域108は、車両軸のハブ上にスタッドを受けるようにそれぞれ構成された少なくとも二つの孔118を備え得る。各孔118の中心は、円124の周りに均等に配置され得る。様々な実施形態において、円124は、第四の領域108と共通の中心を有する。円124は、5インチ(127mm)~15インチ(381mm)の範囲の直径d3を備えることができる。例えば、限定されないが、円124は、11.25インチ(285.75mm)の直径d3を備えることができる。様々な実施形態において、各孔118は、0.1インチ(2.54mm)~2インチ(50.8mm)の範囲の直径を有し得る。例えば、孔118は、1.023インチ(26mm)の直径を有し得る。
【0024】
様々な実施形態では、第四の領域108は、単一のボルトを有する車両軸に取り付けるのに適した単一の孔を備え得る。単一孔は、1インチ(25.4mm)~10インチ(254mm)の範囲の直径を備えることができる。様々な実施形態では、第四の領域108は、単一の締結具を使用して車両ホイール100を車両軸に取り付けるように構成された一体型ハブセクションを備える。
【0025】
第四の領域108は、車両軸の間の力を第三の領域106に伝達するのに適した形状を備えることができる。様々な実施形態において、第四の領域108は、略円形のプレート形状を備える。様々な実施形態において、第四の領域108の中心部分108aは、開口部114を備える。開口部114は、車両ホイール100の重量を減少させることができる。
【0026】
様々な実施形態において、第四の領域108は、第四の領域108の周辺108bの周り、および第三の領域106の内面106bの近位に配置された少なくとも二つの開口部116を備える。少なくとも二つの開口部116は、車両ホイール100の重量を低減することができる。様々な実施形態において、第四の領域108は、10個の開口部116を含み得る。開口部116は、孔118からオフセットして配置され得る。孔118および開口部116のオフセット配置は、車両ホイール100の動定格荷重(存在する場合)の減少を最小化することができる。各開口部116は、円126の周りに均等に配置され得る。様々な実施形態において、円126は、第四の領域108と共通の中心を有する。円126は、10インチ(254mm)~22インチ(558.8mm)の範囲の直径d4を備えることができる。例えば、円126は、17.3インチ(439.42mm)の直径d4を備えることができる。
【0027】
第一の領域102、第二の領域104、第三の領域106、および第四の領域108は、車両ホイール100のモノリシック本体の領域である。モノリシック本体は、材料の単一の連続した部分である。本体のモノリシックの性質は、領域102、104、106、108間の力の伝達を強化し、二つのタイヤが取り付けられる従来のホイールに対して、車両ホイール100の重量の低減を可能にすることができる。様々な実施形態において、モノリシック本体は、第一の領域102、第二の領域104、第三の領域106、及び第四の領域108を一緒に接合する締結具を含まない。
【0028】
様々な実施形態では、車両ホイール100は、接着ホイール、溶接ホイール、形成されたホイール(例えば、真空形成された)、硬化ホイール、鋳造ホイール、鍛造ホイール、および付加製造ホイールのうちの少なくとも一つであり得る。接着、溶接、成形、硬化、鋳造、鍛造、または付加製造ホイールは、最終車両ホイールを提供するためにさらなる加工を受けてもよい。車両ホイール100は、金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つを含むことができる。例えば、車両ホイール100は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金、鉄、鉄合金、繊維ガラス、および炭素繊維のうち少なくとも一つなどの、接着、溶接、形成、硬化、鋳造、鍛造、および/または付加製造部品を作製するのに適した様々な材料を含むことができる。
【0029】
ある特定の非限定的な実施形態では、車両ホイール100は、例えば、70ポンド(31.75kg)以下、または65ポンド(29.48kg)以下など、75ポンド(34.02kg)以下の重さとすることができる。様々な非限定的な実施形態では、車両ホイール100は、例えば、少なくとも65ポンド(29.48kg)または少なくとも70ポンド(31.75kg)など、少なくとも60ポンド(27.22kg)の重さであり得る。様々な実施形態では、車両ホイールは、60ポンド(27.22kg)~75ポンド(34.02kg)の範囲の重さであり得る。
【0030】
様々な実施形態では、ホイールの動定格荷重は、例えば、少なくとも5,000ポンド(2267.96kg)、少なくとも10,000ポンド(4535.92kg)、または少なくとも15,000ポンド(6803.89kg)など、少なくとも1,000ポンド(453.59kg)とすることができる。様々な実施形態では、ホイールの動定格荷重は、例えば、15,000ポンド(6803.89kg)以下、10,000ポンド(4535.92kg)以下、または5,000ポンド(2267.96kg)以下など、20,000ポンド(9071.85kg)以下とすることができる。様々な実施形態では、ホイールの動定格荷重は、例えば、5,000ポンド(2267.96kg)~15,000ポンド(6803.89kg)または9,000ポンド(4082.33kg)~13,000ポンド(5896.70kg)など、1,000ポンド(453.59kg)~20,000ポンド(9071.85kg)とすることができる。
【0031】
様々な非限定的な実施形態では、第一の領域102は、第一のバルブステムマウント128と第一のバルブステム130とを備え得る。様々な非限定的な実施形態では、第二の領域104は、第二のバルブステムマウント132と第二のバルブステム134とを備え得る。バルブステム130、134は、それぞれ、第一の領域102上に取り付けられたタイヤおよび第二の領域104上に取り付けられたタイヤに空気を伝達するのに適している。車両ホイール100が、車両および/またはトレーラーの外部に近接する第一の領域102を有する車両および/またはトレーラーの車軸上に取り付けられるように構成されている非限定的な実施形態では、第二のバルブステムマウント132および第二のバルブステム134は、第二のバルブステム134が車軸から車両ホイール100を取り外すことなく、穴116を通してアクセスできるように、穴116と整列され得る。
【0032】
図2に示すように、アセンブリ200は、車両ホイール100と、第一のタイヤマウント110に取り付けられた第一のタイヤ220と、第二のタイヤマウント112に取り付けられた第二のタイヤ222とを備え得る。第一のタイヤ220は、第一のタイヤ220の外壁220aが第一のタイヤマウント110によって保持されるように、第一のタイヤマウント110と接触し得る。第二のタイヤ222は、第二のタイヤ222の外壁222aが第二のタイヤマウント112によって保持されるように、第二のタイヤマウント112と接触し得る。
【0033】
第一のタイヤマウント110および第二のタイヤマウント112は、第一のタイヤマウント110および第二のタイヤマウント112にタイヤがそれぞれ取り付けられたときに、第一のタイヤ220と第二のタイヤ222との間にギャップgを提供するように構成されたX1の距離だけ軸方向に離間し得る。ギャップgは、第一のタイヤ220と第二のタイヤ222との間の接触を防止または阻害するのに好適なサイズであり得る。第一のタイヤ220および第二のタイヤ222は、車両ホイール100上に取り付けられるのに適した様々な寸法を含むことができる。例えば、様々な非限定的な実施形態では、第一のタイヤ220および第二のタイヤ222は、11R22.5、295/75R22.5、11R24.5、および285/75R24.5のうちの少なくとも一つから選択される寸法を含み得る。
【0034】
本開示による車両ホイールを使用する方法が提供される。方法は、本開示による車両ホイールを、車両の駆動軸またはトレーラーのトレーラー軸に取り付けることを含む。車両は、例えば、米国連邦高速道路管理局によって定義される3~8などの1~8の範囲の車両重量クラスを含むことができる。例えば、車両の総重量は、少なくとも10,001ポンド(4536.38kg)とすることができる。車両は、例えば、中型車両または大型車両などの、小型車両、中型車両、または大型車両とすることができる。様々な非限定的な例において、車両は、トラック(例えば、ピックアップ、フルサイズ、トラクター(例えば、トラックトレーラー))、バン、またはバスとすることができる。車両は、例えば、少なくとも三本の車軸、少なくとも四本の車軸、少なくとも五本の車軸、または少なくとも六本の車軸など、少なくとも二本の車軸を備えることができる。様々な非限定的な実施形態では、車両は、例えば、六本以下の車軸、五本以下の車軸、四本以下の車軸、または三本以下の車軸など、十本以下の車軸を備えることができる。様々な非限定的な実施形態では、車両は、二本~十本の範囲の数の車軸を備えることができる。
【0035】
トレーラーは、例えば、少なくとも三本の車軸、少なくとも四本の車軸、少なくとも五本の車軸、または少なくとも六本の車軸などの、単一の車軸または少なくとも二本の車軸を備えることができる。様々な非限定的な実施形態では、トレーラーは、例えば、六本以下の車軸、五本以下の車軸、四本以下の車軸、または三本以下の車軸など、十本以下の車軸を備えることができる。様々な非限定的な実施形態では、トレーラーは、一本~十本の範囲の数の車軸を備えることができる。
【0036】
本開示による車両ホイールの作製方法も提供されている。方法は、本開示による車両ホイールを提供するために、金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つを接着、溶接、形成、硬化、鍛造、鋳造、または付加製造することを含む。様々な非限定的な実施形態では、車両ホイールを作製する方法は、接着、溶接、成形、硬化、鋳造、鍛造、または付加製造に加えて、ステップを含む。例えば、金属、金属合金、プラスチック、および車両ホイールを作製するために使用される複合材のうちの少なくとも一つは、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金、鉄、鉄合金、繊維ガラス、および炭素繊維のうちの少なくとも一つなどの、接着、溶接、成形、硬化、鋳造、鍛造、および付加製造に適した様々な材料であり得る。
【0037】
発明の態様
本発明の様々な態様は以下の番号付きの項に記載される態様を含むが、これらに限定されない。
第1項
第一の領域の外面の外周の周りに配置される第一のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第一の領域と、
第二の領域の外面の外周の周りに配置される第二のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第二の領域と、
中間に配置され、前記第一の領域と前記第二の領域を連結する第三の領域と、
前記第三の領域の内面と一体化し、そこから半径方向内側に延在する第四の領域であって、前記第四の領域が車両軸に取り付けるように構成され、前記第一の領域、前記第二の領域、前記第三の領域、および前記第四の領域がモノリシック体の領域である、第四の領域と、を備える、車両ホイール。
第2項
前記第一の領域および前記第二の領域が、実質的に平行な方向に延在する、第1項に記載の車両ホイール。
第3項
前記第四の領域が、前記第三の領域の前記内面に実質的に垂直な方向に延在する、第1項~第2項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第4項
前記第四の領域が、略円形のプレート形状を備える、第1項~第3項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第5項
前記第四の領域の中心部分が開口部を備える、第4項に記載の車両ホイール。
第6項
前記第四の領域が、前記第四の領域の周辺の周り、および前記第三の領域の前記内面の近位に配置された少なくとも二つの開口部を備える、第4項~第5項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第7項
前記第四の領域が、単一の締結具を使用して前記車両ホイールを車両軸に取り付けるように構成された一体型ハブセクションを備える、第1項~第6項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第8項
前記第四の領域が、前記車両軸のハブ上にスタッドを受けるように構成された少なくとも二つの孔を備える、第1項~第7項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第9項
前記第一のタイヤマウントおよび前記第二のタイヤマウントのうちの少なくとも一つがタイヤビードシートを備える、第1項~第8項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第10項
前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、1インチ~200インチの範囲の公称リム径を備える、第1項~第9項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第11項
前記第一の領域および前記第二の領域のうち少なくとも一つが、境界値を含む、1インチ~100インチの範囲の公称リム幅を備える、第1項~第10項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第12項
前記第一のタイヤマウントおよび前記第二のタイヤマウントが、前記第一のタイヤマウントに取り付けられた第一のタイヤと前記第二のタイヤマウントに取り付けられた第二のタイヤとの間にギャップを形成するように構成された距離に軸方向に離間している、第1項~第11項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第13項
前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、14インチ~25インチの範囲の公称リム径を備え、前記第一の領域および前記第二の領域のうちの少なくとも一つが、境界値を含む、6インチ~12インチの範囲の公称リム幅を備える、第12項に記載の車両ホイール。
第14項
前記車両ホイールが、接着ホイール、溶接ホイール、成形ホイール、硬化ホイール、鋳造ホイール、鍛造ホイール、および付加製造ホイールのうちの少なくとも一つである、第1項~第13項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第15項
前記車両ホイールが、金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つを備える、第1項~第14項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第16項
前記車両ホイールが、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金、鉄、鉄合金、繊維ガラス、および炭素繊維のうちの少なくとも一つを含む、第1項~第15項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第17項
モノリシック体は、前記第一、第二、第三および第四の領域を接合する締結具を含まない、第1項~第16項のいずれか一項に記載の車両ホイール。
第18項
第1項~第17項のいずれか一項に記載された前記車両ホイールと、
前記車両ホイールの前記第一の領域に取り付けられた第一のタイヤと、
前記車両ホイールの前記第二の領域に取り付けられた第二のタイヤと、を備え、
前記第一のホイールと前記第二のホイールとの間にギャップが存在する、車両用アセンブリ。
第19項
車両の駆動軸またはトレーラーのトレーラー軸に第1項~第17項のいずれか一項の前記車両ホイールを取り付けることを含む方法。
第20項
車両ホイールを作製する方法であって、前記方法が、
金属、金属合金、プラスチック、および複合材のうちの少なくとも一つの接着、溶接、成形、硬化、鍛造、鋳造、および付加製造のうちの少なくとも一つを含む方法によってモノリシック車両ホイールを提供することであって、前記車両ホイールが、
第一の領域の外面の外周の周りに配置される第一のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第一の領域と、
第二の領域の外面の外周の周りに配置される第二のタイヤマウントを備える、略円筒形の前記第二の領域と、
中間に配置され、前記第一の領域と前記第二の領域とを連結する、略円筒形の第三の領域と、
前記第三の領域の内面と一体であり、前記第三の領域の内面から半径方向内側に延在する第四の領域であって、前記第四の領域が車両軸に取り付けるように構成され、前記第一の領域、前記第二の領域、前記第三の領域、および前記第四の領域が前記モノリシック車両ホイールの領域である、第四の領域と、を備える、車両ホイールを提供すること、を含む方法。
【0038】
当業者は、本明細書に記載の物品および方法、ならびにそれらに付随する説明が、概念を明確にするために例として使用され、様々な構成変更が考えられることを認識するであろう。したがって、本明細書で使用する場合、論述される特定の例/実施形態および付随する説明は、それらのより一般的な分類の代表であることが意図されている。一般的に、特定の例の使用は、その分類の代表であることが意図され、特定のコンポーネント、デバイス、操作/動作、および対象物が含まれていないことは、制限的であると解釈されるべきではない。本開示は、本開示の様々な態様および/またはその潜在的な用途を例示する目的で様々な特定の態様を説明するが、変形および修正が当業者によって行われることが理解される。したがって、本明細書で説明する本発明は、少なくともそれらが主張されるのと同じくらい広く、本明細書で提供される特定の例示的な態様によってより狭く定義されないことを理解されたい。
【符号の説明】
【0039】
100 車両ホイール
102 第一の領域
102a 外面
102b 内面
104 第二の領域
104a 外面
104b 内面
106 第三の領域
106a 外面
106b 内面
108 第四の領域
108a 中心部分
108b 周辺
110 第一のタイヤマウント
112 第二のタイヤマウント
114 開口部
116 開口部
116 穴/開口部
118 孔
124 円
126 円
128 第一のバルブステムマウント
130 第一のバルブステム
132 第二のバルブステムマウント
134 第二のバルブステム200 アセンブリ
220 第一のタイヤ
220a 外壁
222 第二のタイヤ
222a 外壁