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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-04-07
(45)【発行日】2025-04-15
(54)【発明の名称】作業機械
(51)【国際特許分類】
   E02F 9/26 20060101AFI20250408BHJP
   E02F 9/16 20060101ALI20250408BHJP
【FI】
E02F9/26 C
E02F9/16 Z
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021161774
(22)【出願日】2021-09-30
(65)【公開番号】P2023051224
(43)【公開日】2023-04-11
【審査請求日】2024-03-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000246273
【氏名又は名称】コベルコ建機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】平山 道夫
(72)【発明者】
【氏名】大西 誠一
(72)【発明者】
【氏名】松下 直人
【審査官】荒井 良子
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-125683(JP,A)
【文献】特開2019-116755(JP,A)
【文献】特開2020-106874(JP,A)
【文献】特開2007-320547(JP,A)
【文献】国際公開第2018/179322(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02F 9/26
E02F 9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
前記上部旋回体に搭載されたキャブと、
前記キャブの左右方向一方側の側面に設けられた乗降口と、
前記乗降口と対向する前記キャブの左右方向他方側の側面に設けられ、前方側の下部から上方へ向かって延出するパネルと、
表示画面と該表示画面を支持する表示画面取付ブラケットとを有し、該表示画面取付ブラケットを介して前記パネルの上部に設けられた表示装置と、
前記表示画面取付ブラケットから延びる検出装置固定部に固定され、前記上部旋回体の前方を検出可能に前方へ向けて設置された検出装置と、を備え、
前記表示画面が、運転席に着座したオペレータの視認及び操作が容易となるように斜め下方から運転席のヘッドレストの方へ向いた状態で固定されていることを特徴とする油圧ショベル
【請求項2】
前記検出装置が、前記表示装置の側方から、前記キャブの左右方向中央部へ向かって突出した位置に固定されていることを特徴とする請求項に記載の油圧ショベル
【請求項3】
前記キャブの内部に運転席が設けられ、
前記検出装置が、前記運転席に着座したオペレータから見て前記表示装置の寸法内に重なるように固定されていることを特徴とする請求項に記載の油圧ショベル
【請求項4】
前記キャブの前面に形成された窓開口を閉塞する位置と、前記キャブの天面の下方へ収容されて前記窓開口を開放する位置との間を、前記キャブの内側を通って移動可能な前窓を備え、
前記検出装置が、前記前窓の移動軌跡よりも内側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ショベル
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、油圧ショベル等の作業機械において、電子化、多機能化が進み、高度な制御が行えるようになってきている。また、そのような作業機械に、オペレータの操作を支援するカメラやセンサ等の検出装置が搭載されることが増えている。
【0003】
例えば特許文献1に記載のショベルには、車体本体の前方の撮像範囲を撮像するためのステレオカメラが搭載されている。このステレオカメラは、キャブの内部において前窓の上縁に沿って配置されている。
【0004】
特許文献2に記載の油圧ショベルには、作業機を撮像するための撮像装置が搭載されている。この油圧ショベルにおいて、作業機は、キャブの右側面に隣接して旋回体に支持されており、撮像装置は、キャブの内部において作業機から離れる位置である左フロントピラーの近傍に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特許第6553201号公報
【文献】特開2019-203291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1および特許文献2のように、検出装置を前窓の上縁や、ピラー近傍等に設置する場合、所定の強度を有するブラケットを介して固定する必要がある。しかしながら、ピラーや天面は、キャブのフレーム部材であるため、設計の変更や、ブラケットの後付けを容易に行うことができないという問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、キャブのフレーム部材に変更を加えることなく、上部旋回体の前方を見渡せる位置へ容易に検出装置を固定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、この発明では、キャブ内の前方側に設けられた表示装置に検出装置を固定した。
【0009】
具体的には、第1の発明では、
下部走行体と、
前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
前記上部旋回体に搭載されたキャブと、
前記キャブの左右方向一方側の側面に設けられた乗降口と、
前記乗降口と対向する前記キャブの左右方向他方側の側面の前方側に設けられた表示装置と、
前記上部旋回体の前方の情報を検出する検出装置と、を備え、
前記検出装置が、前記表示装置に固定されている。
【0010】
この構成によると、検出装置は、表示装置に固定されるため、キャブのフレーム部材を変更することなく、キャブ内に容易に設置可能となる。検出装置は、表示装置に固定することで、上部旋回体の前方を見渡すことが可能であり、機能を十分に発揮できる。また、検出装置を既存の作業機械へ後付けすることも容易である。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、
前記キャブの左右方向他方側の側面は、前方側の下部から上方へ向かって延出するパネルを有し、
前記表示装置は、前記パネルの上部に設けられていることを特徴とする。
【0012】
この構成によると、検出装置は、パネルの前方側上部に設けられた表示装置に固定されることで、キャブ内へより容易に設置可能、かつ、上部旋回体の前方を見渡すことが可能であり、機能を十分に発揮できる。
【0013】
第3の発明は、第2の発明において、
前記検出装置が、前記表示装置の側方から、前記キャブの左右方向中央部へ向かって突出した位置に固定されている。
【0014】
この構成によると、検出装置がキャブ前方のピラーから離間して位置するため、ピラー等、作業機械のフレーム部材が検出装置の検出範囲内に入り込まず、検出精度を確保することができる。また、検出装置がオペレータの視野に近い範囲を検出可能となる。
【0015】
第4の発明は、第2の発明において、
前記キャブの内部に運転席が設けられ、
前記検出装置が、前記運転席に着座したオペレータから見て前記表示装置の寸法内に重なるように固定されている。
【0016】
この構成によると、検出装置が、オペレータから見て表示装置と重なってその寸法内に収まるので、オペレータの視界を邪魔しない。また、検出装置がオペレータの視野に近い範囲を検出可能となる。
【0017】
第5の発明は、第3または第4の発明において、
前記表示装置が、表示画面と該表示画面を支持する表示画面取付ブラケットとを有し、該表示画面取付ブラケットを介して前記パネルに固定され、
前記検出装置が、前記表示画面取付ブラケットから延びる検出装置固定部に固定されている。
【0018】
この構成によると、表示装置を支持する表示画面取付ブラケットは取付強度が高く、その表示画面取付ブラケットから延びる検出装置固定部に検出装置が固定されるため、検出装置の取付強度を確保することが容易となる。また、表示画面取付ブラケットには、検出装置固定部を容易に後付け可能である。
【0019】
第6の発明は、第1から第5のいずれか1つの発明において、
前記キャブの前面に形成された窓開口を閉塞する位置と、前記キャブの天面の下方へ収容されて前記窓開口を開放する位置との間を、前記キャブの内側を通って移動可能な前窓を備え、
前記検出装置が、前記前窓の移動軌跡よりも内側に固定されている。
【0020】
この構成によると、検出装置が前窓に干渉しないため、可動式の前窓を有する作業機械においても、検出装置の検出精度を保つことが可能である。
【発明の効果】
【0021】
本発明の作業機械によれば、キャブのフレーム部材に変更を加えることなく、作業機械の前方を見渡せる位置へ容易に検出装置を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の実施形態に係る作業機械を示す概略側面図である。
図2】上部旋回体を示す概略平面図である。キャブの天面は省略して表示している。
図3】キャブの斜視図である。キャブ内は要部のみを表示している。
図4】前窓の移動の様子と検出装置の位置を示す概略側面図である。乗降口は省略して表示している。
図5】キャブの要部を示す斜視図である。前窓を省略して表示している。
図6】表示装置および検出装置を示す正面図である。
図7】表示画面取付ブラケットを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
【0024】
説明の便宜のため、いくつかの図面には、作業機械の走行方向を前後方向、作業機械に搭乗するオペレータから見た左右方向を左右方向、作業機械の上下方向を上下方向として矢印を示している。特に言及しない限り、これら矢印で示す方向に従って説明する。
【0025】
図1に示すように、本発明の実施形態に係る作業機械は、例えば油圧ショベル1である。この油圧ショベル1は、一対のクローラ2aを左右に有する下部走行体2と、その上に旋回ベアリングを介して旋回自在に搭載された上部旋回体3とで構成されている。上部旋回体3には、アタッチメント4、キャブ10、機械室6、カウンタウエイト7等が搭載されている。
【0026】
アタッチメント4は、バケット4a、アーム4bおよびブーム4c等で構成されている。アタッチメント4は、油圧シリンダを駆動制御することでバケット4a、アーム4bおよびブーム4cが回動し、掘削等の様々な作業動作を行うことができる。上部旋回体3を平面視すると、図2のように、ブーム4cが、機械室6の前方において、上部旋回体3の左右方向の略中央部に起伏自在に軸支され、油圧ショベル1の前方へ延びている。
【0027】
作業動作を行うアタッチメント4との間で前後のバランスを確保するために、高重量なカウンタウエイト7が、上部旋回体3の後端部に配置されている。そのカウンタウエイト7の前方側に、カバーで覆われた機械室6が配置されており、その内部に、エンジンや油圧ポンプ等の駆動装置が収容されている。駆動装置に付随する燃料タンクや作動油タンク等も機械室6に併設されている。
【0028】
キャブ10は、機械室6の前方において、アタッチメント4の左側に隣接して設けられている。キャブ10は、図2および図3に示すように、天面11、床面12、前面13、後面14、および左右両側面15,16から構成される箱形の運転台である。キャブ10は、前後左右の各面の大部分が窓で構成され、視認性に優れた構造となっている。キャブ10の内部は、アタッチメント4の作業操作やクローラ2aの走行操作、上部旋回体3の旋回操作等の、油圧ショベル1の運転が行われるスペースである。
【0029】
オペレータは、キャブ10の左右方向一方側の側面に設けられた乗降口17から、キャブ10の内部へ乗り込むことができる。本実施形態では、キャブ10の右側の側面16がアタッチメント4に隣接し、左側の側面15に乗降口17が設けられている。
【0030】
キャブ10は、フレーム部材として、天面11の左右両側において、前後方向に延びる1対の天井フレーム11a,11aと、天井フレーム11aの前方側端部から下方へ延びる左右の前方ピラー13a,13aと、左側の天井フレーム11aの前後略中央部から下方へ延びるドアピラー15aと、天井フレームの後方側端部から下方へ延びる左右の後方ピラー14a,14aを有する。
【0031】
前面13には、左右の前方ピラー13a,13aの間に透明な前窓が取り付けられている。前窓は、上側の上前窓18と下側の下前窓19から構成されている。上前窓18は開閉可能である。
【0032】
上前窓18は、図4中に二点鎖線で示すように、キャブ10の前面13に形成された窓開口を閉塞する位置(閉塞位置)18aと、キャブ10の天面11の下方へ収容されて窓開口を開放する位置(開放位置)18bとの間を、キャブ10の内側を通って移動可能である。
【0033】
上前窓18の移動軌跡の内側端部Xは、側面視すると図4中の点線で示すように、キャブ10の前方側上部において円弧状となる。具体的には、上前窓18の移動軌跡は、側面視で、前面13の上下方向中央部よりも下方から、天面11の前後方向中央部よりも後方までを繋ぐ円弧状の内側端部Xから、閉塞位置18aおよび開放位置18bにかけての範囲である。
【0034】
左右の前方ピラー13a,13aには、上前窓18をスライドさせるレールが設けられている。天井フレーム11a,11aには、上前窓18を前後方向にスライドさせるレールが設けられている。
【0035】
キャブ10の内部には、床面12の上に、オペレータが着座する運転席20が設けられている。運転席20の上部には、ヘッドレスト20aが設けられている。運転席20の左右両側には、アタッチメント4を操作する操作レバー21を備えたコンソールボックス22が設置されている。運転席20の前方下側には、走行ペダル23や走行レバー24が設置されている。
【0036】
乗降口17と対向するキャブ10の左右方向他方側の側面16には、その側面16の前方側の下部から上方へ向かって延出するパネル30が設けられている。具体的に、本実施形態では、アタッチメント4に隣接するキャブ10の右側の側面16の下部に、空調ユニット、通風ダクト、各種配線等が配設されている。パネル30は、それらの空調ユニット等を覆うように、床面12から上方へ延び、運転席20の近傍から前方ピラー13aにかけて、後方側から前方側に向かって徐々に高くなるよう傾斜状に形成されている。
【0037】
図5に示すように、パネル30には、エアコンの吹出口30aが複数設けられている。パネル30の上方には右窓16aが設けられている。
【0038】
パネル30の上部には、表示装置40が設けられている。具体的には、図4にも示すように、表示装置40は、運転席20の座部よりも高く、ヘッドレスト20aよりも低い位置であるパネル30上部に設けられている。
【0039】
表示装置40は、図6にも示すように、表示画面41と、表示画面41を支持する表示画面取付ブラケット42とを有する。表示装置40は、表示画面取付ブラケット42を介してパネル30に固定される。表示画面41の外装は、例えば樹脂製部材で構成され、表示画面取付ブラケット42は、例えば金属製部材で構成されている。
【0040】
表示画面41には、例えばクラスタゲージ等の、油圧ショベル1の状態を示す様々な情報が表示され、オペレータが操作可能である。表示画面41は、運転席20に着座したオペレータが視認しやすく、操作しやすいように、斜め下方からヘッドレスト20aの方へ向けた状態で取り付けられている。
【0041】
表示画面取付ブラケット42は、図7にも示すように、表示画面41の裏面(前後方向で前方側の面)に沿う矩形平板状の表示画面固定部42aを有する。表示画面41は、表示画面固定部42aに固定されている。表示画面固定部42aの左側縁部から、後方に向かって屈曲して固定片42bが延びている。固定片42bは、表示画面41の側面に添うように形成されている。
【0042】
表示画面固定部42aの右側端部から、前方に向かって屈曲して被固定部42cが延びている。被固定部42cは、前方側端部が下方に延び、その前方側端部において上下方向に離間してネジ孔が3箇所設けられている。そのネジ孔にネジ42dが挿通されて、被固定部42cがパネル30の上部に固定される。被固定部42cに対して、表示画面固定部42aは所定の角度を有して形成されているため、表示画面固定部42aに固定された表示画面41が、運転席20に着座したオペレータが視認しやすく、操作しやすいように、斜め下方からヘッドレスト20aの方へ向いた状態となる。
【0043】
表示装置40の側方から、キャブ10の左右方向中央部へ向かって突出した位置に、検出装置50が固定されている。具体的には、表示画面取付ブラケット42の左側縁部に設けられた固定片42bから、キャブ10の左右方向中央部へ向かって検出装置固定部43が延びており、検出装置固定部43の端部に検出装置50が固定されている。図6にも示すように、検出装置固定部43の端部は後方へ屈曲して、検出装置取付片43aが形成され、その検出装置取付片43aに検出装置50が固定されている。検出装置固定部43によって、検出装置50は、表示画面41よりも左側に突出して位置する。
【0044】
検出装置50は、上前窓18の移動軌跡よりも内側に固定されている。そのため、上前窓18を開閉させても、検出装置50が上前窓18と衝突せず、検出精度を保つことができる。
【0045】
検出装置50は、上部旋回体3の前方の情報を検出可能に、前方へ向けて設置される。検出装置50は、例えば、カメラ等の撮像装置や、ライダやミリ波レーダ等のセンサである。本実施形態においては、検出装置50は、上部旋回体3の前方を撮像可能なカメラである。
【0046】
表示装置40を支持する表示画面取付ブラケット42には、金属等の取付強度の高い部材が用いられる。そのため、この構成によると、この表示画面取付ブラケット42に検出装置固定部43を設け、その検出装置固定部43の端部に検出装置50を固定することで、検出装置50の取付強度を確保することが容易となる。キャブ10のフレーム部材を変更する必要がないため、検出装置50を容易に取り付け可能である。また、既存の表示装置40に対して、検出装置50を後付けすることも容易である。
【0047】
また、この構成では、検出装置50を右側の前方ピラー13aから離間して位置させることができるため、前方ピラー13aや他のフレーム部材が検出装置50の検出範囲内に入り込むことを防止し、検出精度を確保することができる。また、検出装置50が、運転席20に着座したオペレータの視野に近い範囲を検出可能となる。
【0048】
[他の実施形態]
なお、本発明にかかる作業機械は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
【0049】
検出装置50は、運転席20に着座したオペレータから見て表示装置40の寸法内に重なるように固定されていてもよい。具体的には、検出装置50が、表示画面41の裏面(前後方向で前方側の面)において、表示画面41の寸法内に収まるように配置され、運転席20に着座したオペレータから見ると、表示画面41に隠れて見えないように固定されていてもよい。検出装置50をこのように配置すれば、検出装置50がオペレータの視界を邪魔しない。また、検出装置50がオペレータの視野に近い範囲を検出可能となる。
【0050】
また、表示装置40は、乗降口17と対向する左右方向他方側の側面の前方側に設けられていればよく、パネル30の上部に限らず、例えば、ブラケットを介して前方ピラーに取り付けられていてもよい。
【0051】
その他、作業機械は油圧ショベルに限らない。
【符号の説明】
【0052】
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
10 キャブ
17 乗降口
20 運転席
30 パネル
40 表示装置
41 表示画面
42 表示画面取付ブラケット
43 検出装置固定部
50 検出装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7