(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-04-11
(45)【発行日】2025-04-21
(54)【発明の名称】皮膚化粧料
(51)【国際特許分類】
A61K 8/9789 20170101AFI20250414BHJP
A61K 8/37 20060101ALI20250414BHJP
A61K 8/84 20060101ALI20250414BHJP
A61K 8/34 20060101ALI20250414BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20250414BHJP
【FI】
A61K8/9789
A61K8/37
A61K8/84
A61K8/34
A61Q19/00
(21)【出願番号】P 2023202467
(22)【出願日】2023-11-30
【審査請求日】2024-08-13
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】593106918
【氏名又は名称】株式会社ファンケル
(74)【代理人】
【識別番号】110004152
【氏名又は名称】弁理士法人お茶の水内外特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】寺西 諒真
(72)【発明者】
【氏名】増田 亜美
【審査官】上坊寺 宏枝
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-019077(JP,A)
【文献】特開平09-255519(JP,A)
【文献】特開2022-138175(JP,A)
【文献】特開2023-4666(JP,A)
【文献】Universal Difence SPF 50+,Mintel GNPD[online],2015年10月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 3407413
【文献】Gel SPF 50+ PA++++,Mintel GNPD [online],2023年06月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 10917202
【文献】The Lotion,Mintel GNPD [online],2020年07月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 7939869
【文献】Body Milk SPF50+/PA++++,Mintel GNPD [online],2014年05月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 2363953
【文献】Primitive Cream,Mintel GNPD [online],2014年07月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 2551445
【文献】Protector Multi Shield SPF50+ PA++++,Mintel GNPD [online],2023年04月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03]
【文献】Beauty keep Base UV SPF27/PA+++,Mintel GNPD [online],2014年04月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 2372140
【文献】UV Block Base SPF50+/PA++++,Mintel GNPD [online],2015年07月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2024.10.03],ID 3373137
【文献】Suncream SPF 10 PA+,Mintel GNPD[online],2017年05月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2025.03.28],ID 4801877
【文献】UV Protect Tone Up Moisture Base SPF50+/PA++++,Mintel GNPD[online],2015年07月,<URL https://www.portal.mintel.com>,[検索日2025.03.28],ID 3324107
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00-8/90
A61Q 1/00-90/00
Mintel GNPD
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の(A)~(E)を含有
し、
化粧水、美容液、乳液、ボディーローションのいずれかである皮膚化粧料。
(A)水
(B)多価アルコール
(C)脂肪酸ソルビタン
(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(E)
マメ科であるスイートピー抽出物、ツバキ科であるチャノキ抽出物、キク科であるアーティチョーク抽出物、バラ科であるソメイヨシノ抽出物またはオニイチゴ抽出物、ミカン科であるグレープフルーツ抽出物のいずれか1以上
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
白濁した低粘度の化粧料は、高級感のある外観と、潤いを与えしっとり感に優れるとの印象から、消費者のニーズが高い。
例えば、特許文献1~3には、非イオン性界面活性剤であるソルビタン脂肪酸エステルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とからニオソームを形成し、このニオソームが光を散乱することにより白濁した外観を有する化粧料が提案されている。
特許文献1~3に記載の化粧料は、化粧料中のソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、セラミド類、メントール類等の成分を溶解し、ニオソームを安定化するために多価アルコールを含んでいる。
【0003】
ここで、多価アルコールは、抗菌性を有することが知られている。しかし、特許文献1~3に記載の化粧料において、多価アルコールは親水性部分(水酸基)と疎水性部分とを有するため、ニオソームの膜中に取り込まれやすく、化粧料の外相での濃度が低下するため、抗菌性が低下してしまうという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2021-113155号公報
【文献】特開2021-113156号公報
【文献】特開2022-110471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、抗菌性、審美性及び安定性に優れた皮膚化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の主な構成は、次のとおりである。
1.下記の(A)~(E)を含有する皮膚化粧料。
(A)水
(B)多価アルコール
(C)脂肪酸ソルビタン
(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(E)マメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物
2.(E)マメ科であるスイートピー抽出物、ツバキ科であるチャノキ抽出物、キク科であるアーティチョーク抽出物、バラ科であるソメイヨシノ抽出物またはオニイチゴ抽出物、ミカン科であるグレープフルーツ抽出物のいずれか1以上
を含有する1.に記載の皮膚化粧料。
【発明の効果】
【0007】
本発明の皮膚化粧料は、抗菌性に優れており、雑菌の繁殖を防止することができる。本発明の皮膚化粧料は、高級感のある外観を有し、またその外観の安定性にも優れている。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の皮膚化粧料は、下記の(A)~(E)を含有する。
(A)水
(B)多価アルコール
(C)脂肪酸ソルビタン
(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(E)マメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物
本明細書において「A~B(A、Bは数値)」との表記は、その両端を含む数値範囲、すなわち、A以上B以下を意味する。
【0009】
(A)水
本発明の皮膚化粧料は、水を必須成分とする。
水の配合率は、透明性や粘度等に応じて設定することができるが、例えば、本発明の皮膚化粧料全体に対して、50質量%以上99質量%以下とすることができる。水の配合率は、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、85質量%以上がさらに好ましく、また、98質量%以下が好ましく、97質量%以下がより好ましく、96質量%以下がさらに好ましい。
【0010】
(B)多価アルコール
多価アルコールは、本発明の皮膚化粧料の安定性に寄与する。多価アルコールとしては、本発明の効果を奏するものであれば、皮膚化粧料に配合されるものを特に制限することなく使用することができ、例えば、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコール(BG)、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール(DPG)、ペンチレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチルエチルプロパンジオール等が挙げられ、これらの1種または2種以上を混合して用いることができる。これらの中で、皮膚化粧料の抗菌性と審美性の点からBG、DPG、ペンチレングリコールが好ましい。
多価アルコールの配合率は、本発明の効果を奏する範囲内であれば特に制限されず、本発明の皮膚化粧料全体に対して、1質量%以上20質量%以下とすることができる。多価アルコールの配合率は、1.5質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、また、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、7質量%以下がさらに好ましく、5質量%以下がよりさらに好ましい。
【0011】
(C)脂肪酸ソルビタン
脂肪酸ソルビタンは、ソルビタン脂肪酸とも呼ばれる、ソルビタンと脂肪酸のエステルであり、食品用乳化剤や化粧品・工業用界面活性剤として、単独または他の界面活性剤と共に用いられる。
脂肪酸ソルビタンとしては、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタンであり、好ましくはセスキイソステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン等の1種または2種以上を混合して用いることができる。これらの中で、セスキイソステアリン酸ソルビタンが特に好ましい。
脂肪酸ソルビタンの配合率は、本発明の皮膚化粧料全体に対して、0.01質量%以上5質量%以下が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、また、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。
【0012】
(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、ポリオキシエチレン(POE)鎖の平均重合度が80~100である。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、PEG-80水添ヒマシ油、PEG-100水添ヒマシ油を例示でき、これらの1種または2種以上を混合して用いることができる。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のPOE鎖の平均重合度は、皮膚化粧料の審美性と安定性の点から、好ましくは100である。
【0013】
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合率は、本発明の皮膚化粧料全体に対して、0.01質量%以上5質量%以下が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、また、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。
本発明の皮膚化粧料において、(C)脂肪酸ソルビタンと(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油との質量比(C:D)は、皮膚化粧料の審美性の点から、10:90~70:30が好ましく、20:80~60:40がより好ましい。
本発明の皮膚化粧料において、皮膚化粧料の安定性の点から、(C)、(D)成分の合計に対する(B)成分の割合(B/(C+D))は、1以上20以下が好ましく、1.5以上がより好ましく、また、15以下がより好ましい。
【0014】
(E)マメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物
(E)成分であるマメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物は、本発明の皮膚化粧料において、皮膚化粧料の安定性を損なうことなく、抗菌性を向上させるものである。
植物抽出物としては、例えば、マメ科であるスイートピー抽出物、エンドウ抽出物、カンゾウ抽出物、クララ抽出物、クズ抽出物、レンゲソウ抽出物、大豆抽出物;ツバキ科であるチャノキ抽出物、ツバキ抽出物;キク科であるアーティチョーク抽出物、ニガヨモギ抽出物、カワラヨモギ抽出物、セイヨウウサギギク抽出物、セイヨウウスユキソウ抽出物、ムラサキバレンギク抽出物、ホソババレンギク抽出物、マリアアザミ抽出物、カミツレ抽出物、ゴボウ抽出物、キンセンカ抽出物、ヒマワリ抽出物、ヤグルマギク抽出物、レタス抽出物、ベニバナ抽出物、ノコギリソウ抽出物;バラ科であるソメイヨシノ抽出物、オニイチゴ抽出物、イザヨイバラ抽出物、ウメ抽出物、イチゴ抽出物、カニナバラ抽出物、シャボンノキ抽出物、マルメロ抽出物、カリン抽出物、サンザシ抽出物、モモ抽出物、バラ抽出物;ミカン科であるグレープフルーツ抽出物、キハダ抽出物、ウンシュウミカン抽出物、レモン抽出物、ユズ抽出物、サンショウ抽出物、オレンジ抽出物等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。これらのなかで、スイートピー抽出物、チャノキ抽出物、アーティチョーク抽出物、ソメイヨシノ抽出物、オニイチゴ抽出物、グレープフルーツ抽出物が好ましい。
(E)成分の配合率は、本発明の皮膚化粧料全体に対して、0.01質量%以上10質量%以下が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、また、5質量%以下がより好ましい。
【0015】
本発明の皮膚化粧料は、(A)~(E)成分の他に、求める用途や効果等に基づいて、通常化粧料に用いられる他の成分を含有することができる。このような他の成分としては、例えば、多価アルコール以外の水溶性有機溶剤、キレート剤、美白剤、エモリエント剤、保湿剤、酸化防止剤、色剤、防腐剤、香料(精油含む)、各種の油性成分、各種の水性成分などを挙げることができ、本発明の効果を阻害しない範囲で配合することができるが、トラネキサム酸、ナイアシンアミド、ε-アミノカプロン酸のいずれか1以上、および水溶性の増粘剤であるカルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマーの1以上を含むことが、使用感の点から好ましい。また、本発明の皮膚化粧料は、皮膚化粧料全体に対するフェノキシエタノールやパラベン類等の抗菌剤の配合率が、1質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以下であることがより好ましく、0.1質量%以下であることがさらに好ましく、含まないことが最も好ましい。
【0016】
本発明の皮膚化粧料は、(A)成分の水と水溶性成分を主要成分とする水性の化粧料であり水中油型乳化化粧料も含まれる。本発明の皮膚化粧料は、化粧水、美容液、乳液、ボディーローション等とすることができる。
本発明の皮膚化粧料は、半透明であることが好ましい。なお、本発明において、皮膚化粧料が半透明であるとは、透明な精製水の可視光領域(660nm)における光路長1cmの透過率を100%とした場合に、皮膚化粧料を精製水で10倍に希釈した際の透過率が0.1%~90%であるものを意味する。
【0017】
「化粧料の調製」
本発明の皮膚化粧料は、(B)~(D)成分を85℃に加熱して混合し、これを加熱した(A)成分である水に添加した後に(E)成分を加えることにより調製することができる。(A)水の加熱温度は80~100℃が好ましく、80~90℃がより好ましく、85~90℃がさらに好ましい。このようにして調製すると、化粧料中には、主として(C)脂肪酸ソルビタンと(D)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなるニオソームが形成される。(E)成分に関しては、ニオソームを20~35℃程度に冷却してから加えることが好ましい。形成されたニオソームは、約200nmの粒径をもち、化粧料中に安定に分散し、光を散乱することで、半透明の化粧料となる。
【実施例】
【0018】
以下に実施例、比較例を示し、本発明を具体的に説明する。
・スイートピー花エキス(浜理薬品工業株式会社製、スイートピーフラワーエキス)
・チャ葉エキス(丸善製薬株式会社製、緑茶抽出液BG)
・アーティチョーク葉エキス(一丸ファルコス株式会社製、バイオベネフィティ)
・ソメイヨシノ葉エキス(一丸ファルコス株式会社製、サクラエキスB)
・オニイチゴ根エキス(丸善製薬株式会社製、ヒマラヤンラズベリー抽出液BG80)
・グレープフルーツ果実エキス(一丸ファルコス株式会社製、ファルコレックス グレープフルーツB)
・ドクダミエキス(丸善製薬株式会社製、ジュウヤク抽出液BG)
・ムクロジ果皮エキス(丸善製薬株式会社製、ムクロジエキスパウダー)
・ローズマリー葉エキス(香栄興業株式会社製、まんねんろう抽出液)
・ゼニアオイ花エキス(一丸ファルコス株式会社製、ファルコレックス ゼニアオイ EX)
【0019】
表1~3に示す配合となるよう皮膚化粧料を調製し、以下の方法で評価した。結果を表1~3に示す。
「評価方法」
・初期の外観(審美性)
皮膚化粧料を精製水で10倍に希釈したものを試料とし、紫外可視分光光度計を用いて、光路長1cmで波長660nmの光の透過率を測定し、精製水の透過率を100%とした。
○:透過率が0.1%以上90%以下。
×:透過率が0.1%未満、または90%より高い。
・安定性
皮膚化粧料を直径約4cm、容量60mlのガラス瓶に入れ、40℃に1ヶ月保管した後の外観を目視により、以下の基準で判定した。
○:外観に変化なし。
×:油分の分離等の外観の変化が確認できた。
【0020】
・抗菌性
皮膚化粧料に菌液を接種後、混釈法により菌数の変化を調べた。なお、接種菌はE.coli、P.aeruginosa、S.aureusの3種を用いた。9日経過時点での菌数が、比較例1の菌数と比較して減少し、抗菌性を示した菌の種類により以下の基準で評価を行った。
(評価基準)
◎:2種以上
〇:1種
×:0種
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
本発明である(E)マメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物を含む実施例1~16で得られた皮膚化粧料は、抗菌性に優れ、また、その審美性、安定性にも優れていた。
それに対し、植物抽出物を含まない、あるいは、ドクダミ科(ドクダミエキス)、ムクロジ科(ムクロジ果皮エキス)、シソ科(ローズマリー葉エキス)、アオイ科(ゼニアオイ花エキス)の植物抽出物を含む比較例1~6で得られた皮膚化粧料は、抗菌性に劣る、あるいは、抗菌性は優れているものの審美性または安定性に劣っていた。
(C)または(D)を含まない比較例7~9で得られた皮膚化粧料は、審美性または安定性に劣っていた。
【0025】
以下に、処方例を示す。
処方例1 美容液
(配合成分) (質量%)
水 残余
アクリレーツクロスポリマー2-Na 3.0
DPG 5.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
PEG-100水添ヒマシ油 0.5
ペンチレングリコール 1.5
グリセリン 1.0
グリセレス-26 2.0
メチルグルセス-10 1.0
ベタイン 1.0
ラフィノース 0.1
グリチルリチン酸2K 0.01
ポリクオタニウム-51 0.1
カルボキシメチルデキストランNa 0.1
カルボマー 0.04
水酸化K 0.004
スイートピー花エキス 0.1
チャ葉エキス 0.1
【0026】
処方例2 化粧水
(配合成分) (質量%)
水 残余
DPG 5.0
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG-100水添ヒマシ油 0.5
ペンチレングリコール 1.5
グリセリン 1.0
グリセレス-26 2.0
メチルグルセス-10 1.0
ベタイン 1.0
ラフィノース 0.1
グレープフルーツ果実エキス 0.1
スイートピー花エキス 1.0
【要約】
【課題】抗菌性、審美性及び安定性に優れた皮膚化粧料を提供すること。
【解決手段】下記の(A)~(E)を含有する皮膚化粧料。
(A)水
(B)多価アルコール
(C)脂肪酸ソルビタン
(D)POE鎖の重合度が80~100のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(E)マメ科、ツバキ科、キク科、バラ科、ミカン科のいずれか1以上の植物抽出物
【選択図】なし