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特許7666732機器利用支援装置、方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-04-14
(45)【発行日】2025-04-22
(54)【発明の名称】機器利用支援装置、方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20230101AFI20250415BHJP
【FI】
G06Q10/06
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2024507459
(86)(22)【出願日】2022-03-18
(86)【国際出願番号】 JP2022012799
(87)【国際公開番号】W WO2023175958
(87)【国際公開日】2023-09-21
【審査請求日】2024-09-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】尾形 一気
【審査官】樋口 龍弥
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-134591(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第113823038(CN,A)
【文献】特開2005-186400(JP,A)
【文献】特開2019-118078(JP,A)
【文献】特開2003-317176(JP,A)
【文献】特開2003-346262(JP,A)
【文献】特開2004-119030(JP,A)
【文献】特開2020-136796(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録する登録手段と、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出する検索手段と、
前記抽出された多機能ポールを交差点単位でグループ化して前記ユーザに提示する提示手段とを備える機器利用支援装置。
【請求項2】
前記募集情報は、前記機器が提供可能なデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを含み、
前記ユーザが指定した条件は、前記ユーザが提供を受けたいデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを指定する情報を含み、
前記検索手段は、前記ユーザが指定したデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを提供可能な機器を、前記条件に適合する機器として抽出する、請求項1に記載の機器利用支援装置。
【請求項3】
前記募集情報は、前記データ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つの利用料金を含み、
前記提示手段は、前記ユーザに前記利用料金を更に提示する、請求項2に記載の機器利用支援装置。
【請求項4】
前記募集情報は前記多機能ポールの位置情報を更に含み、
前記ユーザは、前記多機能ポールが設置される場所の条件を前記検索手段に指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記場所の条件に合致する多機能ポールを抽出する、請求項1から3何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【請求項5】
前記ユーザは、前記場所の条件として施設を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された施設から所定範囲内の位置を示す多機能ポールを抽出する、請求項4に記載の機器利用支援装置。
【請求項6】
前記ユーザは、前記場所の条件として路線を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された路線の位置を示す多機能ポールを抽出する、請求項4又は5に記載の機器利用支援装置。
【請求項7】
前記ユーザは、前記場所の条件として地理的範囲を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された地理的範囲内の位置を示す多機能ポールを抽出する、請求項4から6何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【請求項8】
前記ユーザは、前記場所の条件として交通特性を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された交通特性を示す多機能ポールを抽出する、請求項4から7何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【請求項9】
コンピュータが、
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、
前記抽出された多機能ポールを交差点単位でグループ化して前記ユーザに提示することを有する機器利用支援方法。
【請求項10】
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、
前記抽出された多機能ポールを交差点単位でグループ化して前記ユーザに提示することを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、機器利用支援装置、方法、及びコンピュータ可読媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術として、特許文献1は、機器の取り付けが可能なポールを開示する。特許文献1に記載のポールは、筒状の支柱と、1以上の連結ポールとを有する。連結ポールは、筒状の胴体を有する。筒状の胴体は、長手方向の一端に設けられる第1接続部と、長手方向の他端に設けられる第2接続部と、機器が取り付けられる機器取付部とを有する。各連結ポールの第1接続部は、他の連結ポールの第2接続部に接続可能に構成される。各連結ポールの機器取付部には、照明器具、防犯カメラ、スピーカ、又は自動点滅器などの機器が取り付けられる。特許文献1では、連結ポールの数を増減することでポールの長さ及び取り付けられる機器の数を増減できる。また、特許文献1では、連結ポールに取り付けられる機器を交換することで、ポールが提供する機能を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-190002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
今後、より多くの信号機及び街路灯などのポールが、カメラやセンサなどの機器が取り付けられた多機能ポールに置き換わることが考えられる。その場合、ポールを設置した事業者とは異なる事業者も、多機能ポールに備わる機能を利用できれば、多機能ポールの利用価値を向上できると考えられる。しかしながら、機能を利用したい事業者は、どこに所望の機能を有する多機能ポールが設置されており、かつその多機能ポールにおいて所望の機能が利用可能かを調べる必要がある。従って、多機能ポールに備わる機能を利用したい事業者を支援する仕組みが望まれる。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑み、多機能ポールに備わる機能の利用を支援することができる機器利用支援装置、方法、及びコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示は、第1の態様として、機器利用支援装置を提供する。機器利用支援装置は、1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録する登録手段と、前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出する検索手段と、前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示する提示手段とを含む。
【0007】
本開示は、第2の態様として、機器利用支援方法を提供する。機器利用支援方法は、1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示することを含む。
【0008】
本開示は、第3の態様として、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示することを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る機器利用支援装置、方法、及びコンピュータ可読媒体は、多機能ポールに備わる機能の利用を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示に係る機器利用支援装置の概略的な構成を示すブロック図。
図2】本開示の一実施形態に係る機器利用支援装置を含む機器利用支援システムを示すブロック図。
図3】多機能ポールである信号機を斜め方向から見た分解斜視図。
図4】サーバの構成例を示すブロック図。
図5】検索においてユーザ端末に表示される画面の例を示す図。
図6】検索結果の表示例を示す図。
図7】機器利用支援装置の動作手順を示すフローチャート。
図8】コンピュータ装置の構成例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の実施の形態の説明に先立って、本開示の概要を説明する。図1は、本開示に係る機器利用支援装置の概略的な構成を示す。機器利用支援装置10は、登録手段11、検索手段12、及び提示手段13を有する。
【0012】
登録手段11は、1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録する。検索手段12は、募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、その条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出する。提示手段13は、抽出された多機能ポールを、ユーザに提示する。
【0013】
本開示において、例えば多機能ポールを設置又は管理する事業者は、他の事業者に多機能ポールに備わる機器又は機能を利用させてもよい場合、募集情報を機器利用支援装置10に登録できる。多機能ポールに備わる機器又は機能を利用することを希望するユーザ(事業者)は、検索手段12に、所望の条件を指定して、機器又は機能の利用が可能な多機能ポールの検索を要求できる。提示手段13は、検索手段12が検索した多機能ポールをユーザに提示する。このようにすることで、本開示に係る機器利用支援装置は、ユーザに、機器又は機能の利用が可能な多機能ポールを提示し、多機能ポールの機器又は機能の利用を支援することができる。
【0014】
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素、及び同様な要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0015】
図2は、本開示の一実施形態に係る機器利用支援装置を含む機器利用支援システムを示す。機器利用支援システム100は、サーバ110、1以上のポール設置者端末130、及び1以上のユーザ端末140を有する。サーバ110、1以上のポール設置者端末130、及び1以上のユーザ端末140は、インタネットなどのネットワーク150を介して相互に接続される。
【0016】
ポール設置者端末130は、多機能ポールを設置し、又は多機能ポールを管理する事業者(以下、ポール設置者とも呼ぶ)が使用する端末である。ユーザ端末140は、多機能ポールに備わる機器又は機能を利用することを希望する事業者(以下、機器利用希望者、又はユーザとも呼ぶ)が使用する端末である。ポール設置者端末130及びユーザ端末140は、例えばPC(Personal Computer)、タブレット、又はスマートホンなどの情報通信機器として構成される。
【0017】
多機能ポールについて説明する。本実施形態において、多機能ポールとは、例えば複数の機器が設置又は組み込まれたポールを指す。多機能ポールは、例えば複数のモジュールを連結することで形成される。各モジュールには、1以上の機器が組み込み可能であるとする。多機能ポールに用いられるモジュールは、ユニット、又はASSY(assembly)とも呼ばれ得る。
【0018】
図3は、多機能ポールである信号機200を斜め方向から見た分解斜視図である。信号機200、互いに連結された複数のモジュール201~209を有する。なお、多機能ポールは、必ずしも信号機として構成されている必要はなく、他の機能を有するポールとして構成されてもよい。例えば、多機能ポールは、複数のモジュールが連結することで形成された照明用のポールであってもよい。信号機200は、任意の位置に、追加のモジュールが挿入され得るように構成されてもよい。
【0019】
モジュール201は、例えば共用部を構成するモジュールである。モジュール201は、内部に、電源装置及びネットワーク装置などの機器を有する。電源装置は、モジュール201~209に搭載される機器に対して電源を供給する。ネットワーク装置は外部ネットワークに接続される。モジュール202~209に搭載される機器は、モジュール201のネットワーク装置を通じて外部ネットワークと通信可能に構成され得る。モジュール201は、特に限定はされないが、例えば少なくとも一部が地中に埋め込まれてもよい。あるいは、モジュール201は、地上に配置された基礎に、締結ボルトなどを用いて連結されてもよい。モジュール201は、地中に埋め込まれた支柱に連結されてもよい。
【0020】
モジュール202は、例えばデジタルサイネージの機能を有するモジュールである。モジュール202は、例えば、ディスプレイ、及び制御部(コントローラ)を有する。モジュール202は、スピーカ及びマイクを有していてもよい。さらに、モジュール202は、エッジコンピュータ(MEC(Multi-access/Mobile Edge Computing)サーバ)を有していてもよい。
【0021】
モジュール203及び204は、交通信号機の機能を有するモジュールである。モジュール203は、歩行者用信号機の機能を有するモジュールである。モジュール204は、車両用信号機の機能を有するモジュールである。モジュール204は、胴体と交通信号灯器とを含む。交通信号灯器は、青、黄色、及び赤の灯火器を有する。交通信号灯器のアームは、取り付け具を介して、胴体に取り付けられる。胴体には、交通信号灯器の制御に使用されるカメラが内蔵されていてもよい。モジュール204は、胴体の内部に、交通信号灯器を制御する信号灯器制御回路を有していてもよい。歩行者用信号機の機能を有するモジュール203の構成は、交通信号灯器が歩行者用になることを除けば、モジュール204の構成と同様でよい。
【0022】
モジュール205は、セキュリティカメラの機能を有するモジュールである。モジュール205は、例えば、周囲を撮影するカメラと、カメラ制御回路とを有する。モジュール206及び207は、内部に機器が取り付け可能な機器収容部を有するモジュールである。信号機200を設置する事業者(所有者若しくは設置者)又は信号機200を管理する事業者(管理者)は、モジュール206及び207の機器収容部の使用権を、他の事業者に与えることができる。使用権を獲得した他の事業者は、所望の機能を有する機器を、信号機200に組み込むことができる。
【0023】
モジュール208は、公共WiFi(登録商標)基地局の機能を有するモジュールである。モジュール208は、例えば、無線アンテナとWiFi送受信機(無線通信装置)とを有する。モジュール209は、5G(5th Generation)アンテナ基地局の機能を有するモジュールである。モジュール209は、例えば、無線アンテナと5G送受信機(無線通信装置)とを有する。信号機200に搭載される無線通信機能の通信方式は、5G及び公共WiFiには限定されない。信号機200は、MCA(Multi-Channel Access)アドバンスやC-V2X(Cellular V2X(Vehicle to X))などの通信方式の無線通信装置を含むモジュールを有していてもよい。
【0024】
ポール設置者は、ポール設置者端末130を使用し、多機能ポールに備わる機能の少なくとも一部について、機器又は機能の利用を募るための募集情報をサーバ110に登録する。多機能ポールが、ポール設置者以外の事業者が設置した機器を含む場合で、かつ、その事業者が他の事業者による機器又は機能の利用を許可する場合、機器を設置した事業者は募集情報をサーバ110に登録できる。募集情報は、例えば、多機能ポールの位置情報を含む。募集情報は、利用させる機器が提供できるデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを含んでいてもよい。
【0025】
募集情報は、提供されるデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つの利用料金を含んでいてもよい。利用料金は、データ、サービス、又はコンピュータリソースが提供される時間、つまりデータ、サービス、又はコンピュータリソースがいつ提供されるかに応じて変化し得る。例えば、利用料金は時間帯に応じて変化してもよい。また、利用料金は曜日に応じて変化してもよい。また、利用料金は季節に応じて変化してもよい。利用料金は、時間帯、曜日、及び季節のうちの2以上の組み合わせに応じて変化してもよい。
【0026】
さらに、利用料金は、データ、サービス、又はコンピュータリソースの提供元となる多機能ポールが設置された場所に依存して変化し得る。例えば、利用料金は、多機能ポールが設置された場所における交通特性に応じて変化してもよい。例えば、交通量が多い場合、交通量が少ない場合に比べて利用料金が高く設定されてもよい。また、交通量が多い時間帯では、交通量が少ない時間帯に比べて利用料金が高く設定されてもよい。利用料金は、提供されるデータに含まれる情報の量や価値に応じて設定されてもよい。利用料金は、提供されるサービスを受ける人や、端末の数、重要度に応じて設定されてもよい。利用料金は、提供されるコンピューティングリソースの性能や、同じコンピューティングリソースを利用したいというユーザの需要に応じて設定されてもよい。利用料金は、1日当たりの利用料金であってもよいし、例えば1時間などの単位時間あたりの利用料金であってもよい。例えば、データなどが、1日、1週間、又は1ヵ月などのある期間にわたって提供される場合、期間ごとに、利用料金の上限値が定められていてもよい。
【0027】
図3の例では、信号機200は、デジタルサイネージ、セキュリティカメラ、WiFi基地局、及び5Gアンテナ基地局の機能を有する。ポール設置者は、信号機200に備わる機能のうち、どの機能(機器)を他の事業者に利用させてもよいかを示す情報を、募集情報に含める。信号機200において、例えばモジュール202(デジタルサイネージ)、及びモジュール205(セキュリティカメラ)の機能が他の事業者に提供可能である場合、募集情報は、サイネージ及びカメラの機能を利用可能であることを示す情報を含む。
【0028】
ユーザは、さまざまな場所に設置される多機能ポールの中から、所望の機器又は機能を利用できる多機能ポールの検索を、サーバ110に要求することができる。ユーザは、検索要求において、例えば、機器又は機能を利用する多機能ポールが設置される場所の条件を指定できる。また、ユーザは、検索要求において、多機能ポールから提供を受けたいデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを指定することができる。ユーザは、例えばサーバ110が提供するwebページから、検索を要求することができる。
【0029】
図4は、サーバ110の構成例を示す。サーバ110は、登録部111、募集情報記憶部112、検索受付部113、検索部114、及び提示部115を有する。サーバ110は、物理的な構成として、1以上のプロセッサと、1以上のメモリとを有する。サーバ110内の各部の機能の少なくとも一部は、プロセッサがメモリから読み出したプログラムに従って処理を実行することで実現され得る。本実施形態において、サーバ110は、図1に示される機器利用支援装置10に対応する。
【0030】
登録部111は、ポール設置者端末130(図2を参照)から募集情報を受信する。登録部111は、募集情報を募集情報記憶部112に記憶する。登録部111は、図1に示される登録手段11に対応する。なお、募集情報記憶部112は、必ずしもサーバ110に含まれている必要はない。募集情報記憶部112は、例えば、サーバ110とネットワークを介して接続されたストレージデバイスを用いて構成されていてもよい。
【0031】
検索受付部113は、ユーザ端末140から送信される検索要求を受け付ける。検索部114は、検索受付部113が受け付けた検索要求に従って、募集情報記憶部112に記憶される募集情報を検索し、要求に合致する1以上の多機能ポールを抽出する。検索部114は、例えば、募集情報を検索し、ユーザが利用したい機器又は機能を有する多機能ポールを抽出することができる。検索部114は、例えば、検索要求において、利用したい機能が指定されている場合、ユーザが指定した機能を提供可能な多機能ポールを抽出する。例えば、ユーザが4KカメラやLiDAR(light detection and ranging)などのセンサを利用したい機能として指定した場合、検索部114は、指定されたセンサが利用可能な多機能ポールを抽出する。
【0032】
検索部114は、例えば多機能ポールの設置場所の条件が指定されている場合、ユーザが利用したい機器又は機能を有し、かつ募集情報において位置情報が指定された条件が合致する多機能ポールを抽出する。例えば、ユーザは、多機能ポールの立地と、その場所の形態とを、場所の条件として指定ことができる。ユーザは、例えば、市街地、片側2車線以上の交差点、小中学校周辺、又は海沿いなどの条件を検索受付部113に指定する。その場合、検索部114は、募集情報を検索し、条件に合致する場所に設置される多機能ポールを抽出する。ユーザは、多機能ポールが設置される路線を、場所の条件として指定することができる。ユーザは、例えば、国道X号線、又は県道Y号線を指定する。その場合、検索部114は、募集情報を検索し、ユーザが利用したい機器又は機能を有し、かつ国道X号線、又は県道Y号線に設置される多機能ポールを抽出する。
【0033】
ユーザは、多機能ポールが設置され、交差点などの場所における交通参加者の特性を、場所の条件として指定することができる。ユーザは、例えば、二輪車が多い、歩行者が多い、又は休日の交通量が多いなどの交通特性を、場所の条件として指定する。交差点における交通特性は、例えば交通特性の解析結果を格納する図示されないデータベースなどから取得され得る。検索部114は、募集情報を検索し、ユーザが利用したい機器又は機能を有し、かつ交通特性が指定された交通特性を示す場所に設置される多機能ポールを抽出する。
【0034】
ユーザは、検索要求において利用料金の上限値を指定してもよい。その場合、検索部114は、ユーザが指定した金額以下の料金で機器又は機能を利用できる多機能ポールを抽出する。検索部114は、図1に示される検索手段12に対応する。
【0035】
提示部115は、検索部114で抽出された多機能ポールの情報をユーザ端末140に送信する。ユーザ端末140は、受信した多機能ポールの情報を画面上に表示し、ユーザに、どの多機能ポールにおいて所望の機器又は機能を利用できるかを提示する。ユーザは、提示された多機能ポールから、機器又は機能を利用したい多機能ポールを選択することができる。ユーザ端末140は、ユーザが選択した多機能ポールを識別する情報を提示部115に送信する。提示部115は、ユーザが機器又は機能の利用を希望する多機能ポールを選択した場合、選択された多機能ポールを設置したポール設置者に、ユーザが利用を希望する機器又は機能の情報を送信する。提示部115は、図1に示される提示手段13に対応する。
【0036】
ポール設置者端末130は、サーバ110から、ユーザが利用を希望する機器又は機能の情報を受信する。ポール設置者は、機器又は機能の利用をユーザに許可するか否かを決定する。ポール設置者は、契約などの完了後、ユーザに機器又は機能を利用させる。ユーザが利用する機器がポール設置者以外の事業者が設置した機器である場合、利用の可否は、機器を設置した事業者が行う。
【0037】
図5は、検索においてユーザ端末140に表示される画面の例を示す。図5の例において、検索画面は、検索の範囲を指定する項目と、利用したい機器を指定する項目と、検索方法を指定する項目とを有する。例えば、検索受付部113は、図5に示される検索画面において、ユーザに、都道府県及び市区町村を指定させる。また、検索受付部113は、検索方法をユーザに指定させる。ユーザは、検索画面において市町村などある程度粗い範囲で地域を指定し、利用したい機器、及び検索方法を指定する。
【0038】
図5の例では、検索画面において、利用したい機器(設備)として、MEC、センサ、街路灯、スピーカ、及びサイネージが列挙されている。ユーザは、利用したい機器のチェックボックスにチェックを入れる。図5の例では、MEC、センサ、及びサイネージが、利用を希望する機器として指定されている。検索画面は、各機器を利用する時間帯、及び期間を指定する項目を有していてもよい。
【0039】
図5の例では、ユーザは、検索方法として、「地図で選ぶ」、「路線で選ぶ」、又は「施設で選ぶ」を指定できる。ユーザが検索画面において「地図で選ぶ」を選択した場合、検索受付部113は、ユーザが指定した市区町村の近辺の地図をユーザ端末140の表示画面上に表示する。ユーザは、表示された地図において、機器又は機能を利用したい場所の地理的範囲を、投げ縄ツールなどを用いて指定する。ユーザが地理的範囲を指定した場合、検索受付部113は、指定された地理的範囲を、検索範囲として設定する。検索部114は、募集情報において、利用したい設備において指定された機器を有し、かつ位置情報が検索範囲内の位置を示す1以上の多機能ポールを抽出する。
【0040】
ユーザが検索画面において「路線で選ぶ」を選択した場合、検索受付部113は、ユーザが指定した市区町村の近辺の道路などの路線名を、ユーザ端末140の表示画面上に表示する。検索受付部113は、例えば国道、県道、及び市町村道を、ユーザ端末140の表示画面上に表示する。ユーザは、表示された路線名から、機器又は機能を利用したい路線を指定することができる。ユーザ路線を指定した場合、検索受付部113は、指定された路線に沿った場所を、検索範囲として設定する。検索部114は、募集情報において、利用したい設備において指定された機器を有し、かつ位置情報が指定された路線に沿った場所を示す多機能ポールを抽出する。
【0041】
ユーザが検索画面において「施設で選ぶ」を選択した場合、検索受付部113は、ユーザが指定した市区町村の近辺に存在する施設の施設名又は施設のジャンルを、ユーザ端末140の表示画面上に表示する。検索受付部113は、ジャンルが選択された場合、学校、駅、及び商業施設などのジャンル名を表示する。検索受付部113は、ユーザがジャンル名を選択した場合、ユーザが指定した市区町村の近辺に存在する、選択されたジャンルの施設の施設名を表示する。ユーザは、表示された施設名から、機器又は機能を利用したい施設を指定することができる。ユーザが施設を指定した場合、検索受付部113は、指定された施設を中心とした所定範囲を、検索範囲として設定する。検索部114は、募集情報において、利用したい設備において指定された機器を有し、かつ位置情報が検索範囲内の位置を示す多機能ポールを抽出する。
【0042】
図6は、提示部115がユーザ端末140に表示させる検索結果の表示例を示す。提示部115は、例えば、検索部114で複数の多機能ポールが抽出されている場合、交差点単位で多機能ポールをグループ化する。ユーザ端末140は、各グループに対応する交差点を地図上に表示し、機器又は機能が利用可能な多機能ポールが設置される交差点をユーザに提示する。図6の例において、丸で囲まれた交差点は、抽出された多機能ポールが設置される交差点を示す。
【0043】
ユーザは、表示された地図において、機器又は機能を利用したい交差点を選択する。ユーザ端末140は、ユーザが所望の交差点を選択した場合、その交差点に設置される多機能ポールを表示する。つまり、ユーザ端末140は、ユーザが選択した交差点に対応するグループの多機能ポールを表示する。図6の例において、ユーザ端末140は、ユーザが選択した交差点に設置される4つの多機能ポール(信号機)を表示する。提示部115は、ユーザは、選択された交差点において、機器又は機能を利用する多機能ポールを指定させる。ユーザは、4つの多機能ポールから、1以上の多機能ポールを、機器又は機能を利用する多機能ポールとして指定できる。ユーザは、複数の交差点を選択し、複数の交差点に設置される多機能ポールを、機器又は機能を利用する多機能ポールとして指定することもできる。
【0044】
次いで、動作手順を説明する。図7は、サーバ110における動作手順(機器利用支援方法)を示す。登録部111は、ポール設置者端末130から募集情報を受信する。登録部111は、複数のポール設置者から、複数の多機能ポールについて募集情報を受信することができる。登録部111は、募集情報を募集情報記憶部112に登録する(ステップS1)。
【0045】
検索受付部113は、ユーザ端末140から、所望の機器又は機能を利用できる多機能ポールの検索を受け付ける(ステップS2)。検索部114は、募集情報を検索し、ユーザが利用を希望する機器又は機能を有する多機能ポールを抽出する(ステップS3)。提示部115は、ステップS3の検索で抽出された多機能ポールを識別する情報をユーザ端末140に送信し、抽出された多機能ポールをユーザに提示する(ステップS4)。ユーザは、提示された多機能ポールから、機器又は機能を利用する多機能ポールを選択する。提示部115は、ユーザが多機能ポールを選択した場合、選択された多機能ポールのポール設置者に、機器又は機能を利用したいユーザの情報の情報を通知する(ステップS5)。
【0046】
例えば、多機能ポールが信号機柱として設置される場合、その設置事業者は、通常の信号機柱と同様に、交差点ごとに公募で決定されるものと考えられる。多機能ポールを設置した事業者とは異なる事業者が、多機能ポール(多機能信号機柱)が有する機能を利用したい場合、どの交差点にどんな機能を有する多機能ポールが設置されているかを調べる必要がある。本実施形態では、ポール設置者は、募集情報をサーバ110に登録し、機器利用希望者は、サーバ110に募集情報の検索を要求する。サーバ110は、機器利用希望者が利用を希望する機器又は機能を有する多機能ポールを抽出し、抽出した多機能ポールを機器利用希望者に提示する。本実施形態において、サーバ110は、仮に交差点ごとにポール設置者が異なる場合でも、機器利用希望者が利用を希望する機器又は機能を有する多機能ポールを、線的又は面的に抽出することができる。サーバ110は、複数の多機能ポールの設置事業者と、複数の交差点に設置される多機能ポールが有する機能を利用したい機器利用希望者との間で需給のマッチングを行うことができ、多機能ポールの機器又は機能の利用を支援することができる。
【0047】
続いて、サーバ110(機器利用支援装置)のハードウェア構成の例を説明する。図8は、サーバ110として用いられ得るコンピュータ装置の構成例を示す。コンピュータ装置500は、制御部(CPU:Central Processing Unit)510、記憶部520、ROM(Read Only Memory)530、RAM(Random Access Memory)540、通信インタフェース(IF:Interface)550、及びユーザインタフェース560を有する。
【0048】
通信インタフェース550は、有線通信手段又は無線通信手段などを介して、コンピュータ装置500と通信ネットワークとを接続するためのインタフェースである。ユーザインタフェース560は、例えばディスプレイなどの表示部を含む。また、ユーザインタフェース560は、キーボード、マウス、及びタッチパネルなどの入力部を含む。
【0049】
記憶部520は、各種のデータを保持できる補助記憶装置である。記憶部520は、必ずしもコンピュータ装置500の一部である必要はなく、外部記憶装置であってもよいし、ネットワークを介してコンピュータ装置500に接続されたクラウドストレージであってもよい。
【0050】
ROM530は、不揮発性の記憶装置である。ROM530には、例えば比較的容量が少ないフラッシュメモリなどの半導体記憶装置が用いられる。CPU510が実行するプログラムは、記憶部520又はROM530に格納され得る。記憶部520又はROM530は、例えばサーバ110内の各部の機能の少なくとも一部を実現するための各種プログラムを記憶する。
【0051】
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、Compact Disc (CD)、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、又はその他の形式の伝搬信号を含む。
【0052】
RAM540は、揮発性の記憶装置である。RAM540には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)などの各種半導体メモリデバイスが用いられる。RAM540は、データなどを一時的に格納する内部バッファとして用いられ得る。CPU510は、記憶部520又はROM530に格納されたプログラムをRAM540に展開し、実行する。CPU510がプログラムを実行することで、サーバ110内の各部の機能が実現され得る。CPU510は、データなどを一時的に格納できる内部バッファを有してもよい。
【0053】
以上、本開示の実施形態を詳細に説明したが、本開示は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に対して変更や修正を加えたものも、本開示に含まれる。
【0054】
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0055】
[付記1]
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録する登録手段と、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出する検索手段と、
前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示する提示手段とを備える機器利用支援装置。
【0056】
[付記2]
前記募集情報は、前記機器が提供可能なデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを含み、
前記ユーザが指定した条件は、前記ユーザが提供を受けたいデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを指定する情報を含み、
前記検索手段は、前記ユーザが指定したデータ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つを提供可能な機器を、前記条件に適合する機器として抽出する、付記1に記載の機器利用支援装置。
【0057】
[付記3]
前記募集情報は、前記データ、サービス、及びコンピューティングリソースの少なくとも1つの利用料金を含み、
前記提示手段は、前記ユーザに前記利用料金を更に提示する、付記2に記載の機器利用支援装置。
【0058】
[付記4]
前記利用料金は、前記データ、サービス、及びコンピュータリソースの少なくとも1つが提供される時間に応じて異なる、付記3に記載の機器利用支援装置。
【0059】
[付記5]
前記利用料金は、前記データ、サービス、及びコンピュータリソースの少なくとも1つが提供される曜日に応じて異なる、付記3又は4に記載の機器利用支援装置。
【0060】
[付記6]
前記利用料金は、前記データ、サービス、及びコンピュータリソースの少なくとも1つが提供される季節に応じて異なる、付記3から5何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【0061】
[付記7]
前記利用料金は、前記多機能ポールが設置された場所における交通特性に応じて異なる、付記3から6何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【0062】
[付記8]
前記募集情報は前記多機能ポールの位置情報を更に含み、
前記ユーザは、前記多機能ポールが設置される場所の条件を前記検索手段に指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記場所の条件に合致する多機能ポールを抽出する、付記1から7何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【0063】
[付記9]
前記ユーザは、前記場所の条件として施設を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された施設から所定範囲内の位置を示す多機能ポールを抽出する、付記8に記載の機器利用支援装置。
【0064】
[付記10]
前記ユーザは、前記場所の条件として路線を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された路線の位置を示す多機能ポールを抽出する、付記8又は9に記載の機器利用支援装置。
【0065】
[付記11]
前記ユーザは、前記場所の条件として地理的範囲を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された地理的範囲内の位置を示す多機能ポールを抽出する、付記8から10何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【0066】
[付記12]
前記ユーザは、前記場所の条件として交通特性を指定し、
前記検索手段は、前記条件に適合する機器を含み、かつ、前記位置情報が前記指定された交通特性を示す多機能ポールを抽出する、付記8から11何れか1項に記載の機器利用支援装置。
【0067】
[付記13]
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、
前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示することを有する機器利用支援方法。
【0068】
[付記14]
1以上の機器を含む多機能ポールにおいて、ユーザが利用可能な機器の情報を含む募集情報を登録し、
前記募集情報を検索し、ユーザが指定した条件に応じて、前記条件に適合する機器を含む多機能ポールを抽出し、
前記抽出された多機能ポールを前記ユーザに提示することを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
【符号の説明】
【0069】
10:機器利用支援装置
11:登録手段
12:検索手段
13:提示手段
100:機器利用支援システム
110:サーバ(機器利用支援装置)
111:登録部
112:募集情報記憶部
113:検索受付部
114:検索部
115:提示部
130:ポール設置者端末
140:ユーザ端末
500:コンピュータ装置
510:CPU
520:記憶部
530:ROM
540:RAM
550:通信IF
560:ユーザIF
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8