(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-04-25
(45)【発行日】2025-05-08
(54)【発明の名称】ビーム方向構成を送信または受信するための装置および方法
(51)【国際特許分類】
H04B 7/06 20060101AFI20250428BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20250428BHJP
H04B 7/08 20060101ALI20250428BHJP
【FI】
H04B7/06 956
H04W16/28
H04B7/08 804
(21)【出願番号】P 2023560900
(86)(22)【出願日】2022-03-31
(86)【国際出願番号】 EP2022058712
(87)【国際公開番号】W WO2022207880
(87)【国際公開日】2022-10-06
【審査請求日】2023-12-01
(32)【優先日】2021-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】500242786
【氏名又は名称】フラウンホファー ゲセルシャフト ツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】モハマド・アラウィエ
(72)【発明者】
【氏名】スーターシュン・ヴァラタラージャン
(72)【発明者】
【氏名】マルクス・グロスマン
【審査官】阿部 弘
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-235899(JP,A)
【文献】特表2019-533950(JP,A)
【文献】国際公開第2020/089276(WO,A1)
【文献】Fraunhofer IIS, Fraunhofer HHI,NR beam management supporting multi-gNB measurements for positioning[online],3GPP TSG RAN WG1 #95 R1-1813583,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_95/Docs/R1-1813583.zip>,2018年11月02日,pp. 1-8
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/06
H04W 16/28
H04B 7/08
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4,6
CT WG1,4
IEEE 802.11
15
16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための装置(210)であって、前記装置(210)は、ユーザ機器であり、前記装置(210)は、さらなるネットワークエンティティからメッセージを受信するように構成され、
前記装置(210)は、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され、前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数の受信空間フィルタは、少なくとも1つの初期空間フィルタと同一であり、または前記少なくとも1つの初期空間フィルタから前記装置(210)によって導出され、前記1つまたは複数のビーム方向は、少なくとも1つの初期ビーム方向と同一であり、または前記少なくとも1つの初期ビーム方向から前記装置(210)によって導出され、
前記装置(210)は、1つまたは複数のアップリンクリソースに、前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/もしくは前記1つまたは複数のビーム方向を適用するように構成され、ならびに/または、前記装置(210)は、1つまたは複数のダウンリンクリソースに、前記1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/もしくは前記1つまたは複数のビーム方向を適用するように構成され、
前記メッセージは、前記1つまたは複数のビーム方向のうちの少なくとも1つのためのビーム方向を示す方向角度情報を含む、装置において、
前記メッセージは、グローバル座標系またはローカル座標系において、以下の情報、すなわち、
方位角、および方位角の不確実性範囲を示す方位角不確実性、ならびに
仰角、および仰角の不確実性範囲を示す仰角不確実性
を示す方向角度情報を含み、
前記装置(210)は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角および前記方位角不確実性を用いて実際の発射方位角を決定するように構成され、
前記装置(210)は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角および前記仰角不確実性を用いて実際の発射天頂角を決定するように構成されることを特徴とする装置(210)。
【請求項2】
前記装置(210)は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角および前記方位角不確実性を用いて、前記実際の発射方位角を探すためのサーチスペースを減らすように構成され、
前記装置(210)は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角および前記仰角不確実性を用いて、前記実際の発射天頂角を探すためのサーチスペースを減らすように構成される、請求項1に記載の装置(210)。
【請求項3】
前記装置(210)は、前記実際の発射方位角を探すためのサーチスペースを範囲
[φAOA-ΔφAOA/2,φAOA+ΔφAOA/2]
に減らすように構成され、
φAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角を示し、ΔφAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角不確実性を示し、
前記装置(210)は、前記実際の発射天頂角を探すためのサーチスペースを範囲
[θAOA-ΔθAOA/2,θAOA+ΔθAOA/2]
に減らすように構成され、
θAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角を示し、ΔθAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角不確実性を示す、請求項2に記載の装置(210)。
【請求項4】
前記メッセージは、グローバル座標系もしくはローカル座標系におけるマップ投影エリア、または相対的な測地位置において、以下の情報、すなわち、
X、Y、Z単位値、
X値、
Y値、
Z値、
エリアの不確実性または信頼性、
エリアの不確実性または信頼性のタイプ
のうちの1つまたは複数、または、以下の位置情報、すなわち、
1つまたは複数の緯度、
1つまたは複数の経度、
高度、
差分緯度、
差分経度、
差分高度、
不確実性または信頼性
のうちの1つまたは複数を示す情報を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(210)。
【請求項5】
前記装置(210)は、前記メッセージの前または後に、さらなる情報メッセージを受信するように構成され、前記さらなる情報メッセージは、前記1つまたは複数のアップリンクリソースもしくは1つまたは複数のアップリンクリソースセット、および/または、前記1つまたは複数のダウンリンクリソースもしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースセットが、参照デバイスから発信されるかどうか、および/または参照デバイスを標的とするかどうかを示す、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置(210)。
【請求項6】
前記さらなる情報メッセージは、以下のパラメータ、すなわち、
参照デバイスに関連する前記1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または前記1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子、
前記参照デバイスに関連する前記1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/または前記1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子、
前記参照デバイスの場所情報、
前記参照デバイスの方向情報
のうちの1つまたは複数を含む、請求項5に記載の装置(210)。
【請求項7】
前記装置(210)は、前記装置(210)と前記参照デバイスとの間の見通し線または非見通し線チャネル状態を推定するために、前記さらなる情報メッセージを使用するように構成される、請求項5または6に記載の装置(210)。
【請求項8】
前記メッセージに応答して、前記装置(210)は、前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数のビーム方向を適用することについての標示を前記さらなるネットワークエンティティに提供するように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置(210)。
【請求項9】
前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数のビーム方向を適用することについての前記標示は、前記1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/もしくは前記1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子、または構成を適用することについての成功の標示、または送信および/もしくは受信のための前記装置(210)における適用されたビーム方向についての情報を含む、請求項8に記載の装置(210)。
【請求項10】
前記メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースの前記受信のための前記少なくとも1つの初期空間フィルタまたは前記少なくとも1つの初期ビーム方向を示すために、前記1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子についての、および/もしくは前記1つまたは複数のアップリンクリソースセットについての有効性情報、ならびに/または、1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての情報を含む、請求項1から
9のいずれか一項に記載の装置(210)。
【請求項11】
前記有効性情報は、前記構成が有効である時間についての標示、および/または、前記構成が適用可能である1つまたは複数の時間枠についての情報を含む、請求項
10に記載の装置(210)。
【請求項12】
ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための、装置(210)によって行われる方法であって、前記装置(210)はユーザ機器であり、前記方法は、
前記装置(210)によって、さらなるネットワークエンティティからメッセージを受信するステップと、
前記装置(210)によって、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するステップであって、前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または前記1つまたは複数の受信空間フィルタは、少なくとも1つの初期空間フィルタと同一であり、または前記少なくとも1つの初期空間フィルタから前記装置(210)によって導出され、前記1つまたは複数のビーム方向は、少なくとも1つの初期ビーム方向と同一であり、または前記少なくとも1つの初期ビーム方向から前記装置(210)によって導出される、ステップと、
前記装置(210)によって、1つまたは複数のアップリンクリソースに、前記1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/もしくは前記1つまたは複数のビーム方向を適用するステップ、ならびに/または、前記装置(210)によって、1つまたは複数のダウンリンクリソースに、前記1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/もしくは前記1つまたは複数のビーム方向を適用するステップとを含み、
前記メッセージは、前記1つまたは複数のビーム方向のうちの少なくとも1つのためのビーム方向を示す方向角度情報を含む方法において、
前記メッセージは、グローバル座標系またはローカル座標系において、以下の情報、すなわち、
方位角、および方位角の不確実性範囲を示す方位角不確実性、ならびに
仰角、および仰角の不確実性範囲を示す仰角不確実性
を示す方向角度情報を含み、
前記方法は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角および前記方位角不確実性を用いて実際の発射方位角を決定するステップを含み、
前記方法は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角および前記仰角不確実性を用いて実際の発射天頂角を決定するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項13】
前記方法は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角および前記方位角不確実性を用いて、前記実際の発射方位角を探すためのサーチスペースを減らすステップを含み、
前記方法は、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角および前記仰角不確実性を用いて、前記実際の発射天頂角を探すためのサーチスペースを減らすステップを含む、請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は、前記実際の発射方位角を探すための前記サーチスペースを範囲
[φAOA-ΔφAOA/2,φAOA+ΔφAOA/2]
に減らすステップを含み、
φAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角を示し、ΔφAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記方位角不確実性を示し、
前記方法は、前記実際の発射天頂角を探すための前記サーチスペースを範囲
[θAOA-ΔθAOA/2,θAOA+ΔθAOA/2]
に減らすステップを含み、
θAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角を示し、ΔθAOAは、前記メッセージの前記方向角度情報の前記仰角不確実性を示す、請求項
13に記載の方法。
【請求項15】
コンピュータで実行されると、請求項
12から
14のいずれか一項に記載の方法を行う命令を記憶する、コンピュータ可読媒体を含む非一時的コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤレス通信システムまたはネットワークの分野に関し、より詳細には、そのようなネットワークにおいてビーム方向構成を送信または受信することに関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、
図1aに示されるように、コアネットワーク102および1つまたは複数の無線アクセスネットワークRAN
1、RAN
2、…RAN
N(RAN=無線アクセスネットワーク)を含む、地上ワイヤレスネットワーク100の一例の概略的な表現である。
図1bは、それぞれのセル106
1から106
5によって概略的に表される基地局を囲む特定のエリアに各々サービスする、1つまたは複数の基地局gNB
1からgNB
5(gNB=次世代ノードB)を含み得る無線アクセスネットワークRAN
nの例の概略的な表現である。基地局はセル内のユーザにサービスするために提供される。1つまたは複数の基地局は、免許帯域および/または免許不要帯域においてユーザにサービスし得る。基地局(BS)という用語は、5GネットワークにおけるgNB、UMTS/LTE/LTE-A/LTE-A ProにおけるeNB、または他のモバイル通信規格における単なるBSを指す。ユーザは、固定式デバイスまたはモバイルデバイスであり得る。ワイヤレス通信システムはまた、基地局またはユーザに接続するモバイルまたは固定式IoT(Internet of Things)デバイスによってもアクセスされ得る。モバイルデバイスまたはIoTデバイスは、物理的なデバイス、ロボットまたは車などの地上の車両、有人航空機またはドローンとも呼ばれる無人航空機(UAV)などの航空機、中に電子機器、ソフトウェア、センサ、アクチュエータなどが組み込まれるとともに、デバイスが既存のネットワークインフラストラクチャにわたってデータを収集して交換することを可能にするネットワーク接続を有する、建物および他のアイテムまたはデバイスを含み得る。
図1bは、5つのセルの例示的な図を示すが、RAN
nはより多数または少数のそのようなセルを含んでもよく、RAN
nは1つだけの基地局も含んでもよい。
図1bは、セル106
2の中にあり基地局gNB
2によってサービスされる、ユーザ機器(UE)とも呼ばれる2つのユーザUE
1およびUE
2(UE=ユーザ機器)を示す。他のユーザUE
3が、基地局gNB
4によってサービスされるセル106
4の中に示されている。矢印108
1、108
2、および108
3は概略的に、ユーザUE
1、UE
2およびUE
3から基地局gNB
2、gNB
4にデータを送信するための、または、基地局gNB
2、gNB
4からユーザUE
1、UE
2、UE
3にデータを送信するための、アップリンク/ダウンリンク接続を表す。これは、免許帯域または免許不要帯域で実現され得る。さらに、
図1bは、セル106
4の中に2つのIoTデバイス110
1および110
2を示し、これらは固定式デバイスまたはモバイルデバイスであり得る。IoTデバイス110
1は、基地局gNB
4を介してワイヤレス通信システムにアクセスし、矢印112
1により概略的に表されるようにデータを受信して送信する。IoTデバイス110
2は、矢印112
2により概略的に表されるように、ユーザUE
3を介してワイヤレス通信システムにアクセスする。それぞれの基地局gNB
1からgNB
5は、たとえばS1インターフェースを介して、それぞれのバックホールリンク114
1から114
5を介して、コアネットワーク102に接続されてもよく、それらは、「コア」を指し示す矢印によって
図1bによって概略的に表される。コアネットワーク102は、1つまたは複数の外部ネットワークに接続され得る。外部ネットワークは、インターネット、または、イントラネットもしくは任意の他のタイプのキャンパスネットワーク、たとえば、プライベートWiFiまたは4Gまたは5Gモバイル通信システムなどの、プライベートネットワークであり得る。さらに、それぞれの基地局gNB
1からgNB
5の一部またはすべてが、たとえば、NR(New Radio)におけるS1もしくはX2インターフェースまたはXNインターフェースを介して、それぞれのバックホールリンク116
1から116
5を介して互いに接続されてもよく、それらは、「gNB」を指し示す矢印によって
図1bにおいて概略的に表される。サイドリンクチャネルは、デバイスツーデバイス(D2D(Device to Device))通信とも呼ばれる、UE間の直接通信を可能にする。3GPP(登録商標)(3Gパートナーシッププロジェクト)におけるサイドリンクインターフェースは、PC5(Proximity-based Communication 5)と名付けられる。
【0003】
データ送信のために、物理リソースグリッドが使用され得る。物理リソースグリッドは、様々な物理チャネルおよび物理信号がマッピングされるリソース要素のセットを含み得る。たとえば、物理チャネルは、ダウンリンク、アップリンク、およびサイドリンクペイロードデータとも呼ばれるユーザ固有のデータを搬送する、物理ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンク共有チャネル(PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)、PSSCH(物理サイドリンク共有チャネル))、たとえばマスター情報ブロック(MIB)、およびサポートされる場合、1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)、1つまたは複数のサイドリンク情報ブロック(SLIB)を搬送する、物理ブロードキャストチャネルPBCH(物理ブロードキャストチャネル)、たとえばダウンリンク制御情報(DCI)、アップリンク制御情報(UCI)、およびサイドリンク制御情報(SCI)を搬送する、物理ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンク制御チャネル(PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、PUCCH(物理アップリンク共有チャネル)、PSSCH)、ならびに、PC5フィードバック応答を搬送する、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH(物理サイドリンクフィードバックチャネル))を含み得る。サイドリンクインターフェースは、2段階のSCI(Speech Call Items)をサポートし得ることに留意されたい。これは、SCIのいくつかの部分を含む第1の制御領域、および任意選択で、制御情報の第2の部分を含む第2の制御領域を指す。
【0004】
アップリンクについて、物理チャネルはさらに、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH(パケットランダムアクセスチャネル)またはRACH(ランダムアクセスチャネル))を含んでもよく、これは、UEがMIBとSIBを同期して取得すると、ネットワークにアクセスするためにUEによって使用される。物理信号は、参照信号またはシンボル(RS)、同期信号などを含み得る。リソースグリッドは、時間領域においてある長さを有し周波数領域において所与の帯域幅を有する、フレームまたは無線フレームを含み得る。フレームは、あらかじめ定められた長さ、たとえば1msの、ある数のサブフレームを有し得る。各サブフレームは、巡回プレフィックス(CP)の長さに応じて、12個または14個のOFDMシンボル(OFDM=直交周波数分割多重化)の1つまたは複数のスロットを含み得る。フレームはまた、たとえば、短縮された送信時間間隔sTTI(スロットまたはサブスロット送信時間間隔)、または少数のOFDMシンボルしか含まないミニスロット/非スロットベースフレーム構造を利用するとき、より少数のOFDMシンボルを含み得る。
【0005】
ワイヤレス通信システムは、直交周波数分割多重化(OFDM)または直交周波数分割多重接続(OFDMA(直交周波数分割多重接続))、またはCPを伴う、もしくは伴わない、任意の他のIFFTベース信号(IFFT=逆高速フーリエ変換)、たとえばDFT-s-OFDM(DFT=離散フーリエ変換)のような、周波数分割多重化を使用した任意のシングルトーンまたはマルチキャリアシステムであり得る。多重接続のための非直交波形などの他の波形、たとえば、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)、一般化周波数分割多重化(GFDM)、またはユニバーサルフィルタマルチキャリア(UFMC)が使用され得る。ワイヤレス通信システムは、たとえば、LTE-Advanced pro規格、または5GすなわちNR(New Radio)規格、またはNR-U(New Radio Unlicensed)規格に従って動作し得る。
【0006】
図1に示されるワイヤレスネットワークまたは通信システムは、別個の重畳されたネットワーク、たとえば、基地局gNB
1からgNB
5のようなマクロ基地局を含む各マクロセルをもつマクロセルのネットワーク、フェムト基地局もしくはピコ基地局のような
図1に示されないスモールセル基地局のネットワークを有する、異種ネットワークであり得る。上で説明された地上ワイヤレスネットワークに加えて、衛星のような地球を周回するトランシーバ、および/または無人航空システムのような空中トランシーバを含む、非地上ワイヤレス通信ネットワーク(NTN)も存在する。非地上ワイヤレス通信ネットワークまたはシステムは、たとえばLTE-Advanced Pro規格または5GすなわちNR(new radio)規格に従って、
図1に関して上で説明されたような地上システムと同様の方法で動作し得る。
【0007】
モバイル通信ネットワーク、たとえば、LTEまたは5G/NRネットワークのような、
図1に関して上で説明されたもののようなネットワークでは、たとえば、PC5/PC3インターフェースまたはWiFi directを使用して、1つまたは複数のサイドリンク(SL)チャネルを介して互いに直接通信するUEがあり得る。サイドリンクを介して互いに直接通信するUEは、他の車両と直接通信する(V2V通信)車両、ワイヤレス通信ネットワークの他のエンティティ、たとえば、路側機(RSU)、または交通信号、交通標識、もしくは歩行者のような路側エンティティと通信する(V2X通信)車両を含み得る。RSUは、具体的なネットワーク構成に応じて、BSまたはUEの機能を有し得る。他のUEは、車両に関連するUEではなくてもよく、上で言及されたデバイスのいずれを含んでもよい。そのようなデバイスはまた、SLチャネルを使用して、互いに直接通信してもよい(D2D通信)。
【0008】
図1に示されるもののようなワイヤレス通信ネットワークでは、UEをある正確さで位置特定すること、たとえばセルにおけるUEの場所を決定することが望まれることがある。衛星ベースの測位手法、たとえば、GPSなどの自律的なアシスト型全地球航法衛星システム(A-GNSS)、モバイル無線セルラー測位手法、たとえば、観測到来時間差(OTDOA)、エンハンストセルID (E-CID)、またはこれらの組合せのような、いくつかの測位手法が知られている。
【0009】
上のセクションにおける情報は、本発明の背景の理解を高めるためのものにすぎないので、当業者にすでに知られている従来技術を形成しない情報を含むことがあることに留意されたい。
Fraunhofer IIS, Fraunhofer HHI: "NR beam management supporting multi-gNB measurements for positioning", vol. RAN WG1, no. Spokane, US; 20181112 - 20181116, 2018年11月11日(2018-11-11), XP051555639は、異なる場所から(または異なる場所において)指向性の高いビーム内で送信(または受信)される、測位のために使用される基準信号の測定をいかにして有効にするかを開示する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記のことから出発して、ワイヤレス通信システムまたはネットワークにおいてビーム方向構成を送信または受信することに関して、改善または改良の必要があることがある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための装置が提供される。装置は、さらなるネットワークエンティティから第1のメッセージおよび/または第2のメッセージを受信するように構成される。その上、装置は、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタは、少なくとも1つの初期空間フィルタと同一であり、または少なくとも1つの初期空間フィルタから装置によって導出される。1つまたは複数のビーム方向は、少なくとも1つの初期ビーム方向と同一であり、または少なくとも1つの初期ビーム方向から装置によって導出される。さらに、装置は、1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/または1つまたは複数のアップリンクリソースに、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を適用するように構成される。
【0012】
ある実施形態では、装置は、たとえば、測定要求を示す、情報要求を示す、または測位有効化要求を示す、第1のメッセージをワイヤレスネットワークのさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。その上、装置は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信および/もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための、少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向についての標示を含む第2のメッセージをさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。さらに、装置は、たとえば、標示に応じて、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0013】
ある実施形態では、装置は、たとえばユーザ機器であり得る。
【0014】
他の実施形態によれば、装置は、たとえば基地局であり得る。
【0015】
ある実施形態では、さらなるネットワークエンティティは、たとえば位置管理機能を実装し得る。
【0016】
その上、ある実施形態によるワイヤレス通信システムにおいてデータを受信するための、および/または送信するためのユーザ機器が提供される。ユーザ機器は、基地局からまたはワイヤレス通信システムのさらなるネットワークエンティティからメッセージを受信するように構成され、メッセージは、1つまたは複数のサービング基地局または近隣基地局に関連する1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信の受信のための1つまたは複数の構成を含む。その上、ユーザ機器は、メッセージに応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成される。さらに、ユーザ機器は、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を1つまたは複数のダウンリンクリソースに適用するように構成される。
【0017】
その上、ある実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティが提供される。ネットワークエンティティは、第2の基地局から送信されるダウンリンクリソースによるダウンリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/または、その測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信するように構成される。さらに、ネットワークエンティティは、その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定するように構成される。その上、ネットワークエンティティは、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするように構成される。さらに、ネットワークエンティティは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信のための、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供するように構成される。かつ/または、ネットワークエンティティは、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するように構成され、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む。
【0018】
さらに、ある実施形態による、ワイヤレス通信システムの送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのネットワークエンティティが提供される。ネットワークエンティティは、第2の基地局から送信されるダウンリンクリソースによるダウンリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/またはその測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信するように構成される。その上、ネットワークエンティティは、その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定するように構成される。さらに、ネットワークエンティティは、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするように構成される。その上、ネットワークエンティティは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信のための、および/もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供するように構成され、ならびに/または、ネットワークエンティティは、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するように構成され、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む。
【0019】
ある実施形態によれば、ネットワークエンティティは、たとえば位置管理機能を実装し得る。
【0020】
その上、ある実施形態によるワイヤレス通信システムが提供される。ワイヤレス通信システムは、上で説明されたようにデータを送信および受信するためのを含み、上で説明されたネットワークエンティティまたはさらなるネットワークエンティティをさらに含む。
【0021】
ある実施形態では、ワイヤレス通信システムは、たとえば上で説明されたユーザ機器を含み得る。
【0022】
さらに、ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための方法が提供される。方法は、第1のメッセージおよび/または第2のメッセージを受信するステップを含む。その上、方法は、
1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するステップであって、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタは、少なくとも1つの初期空間フィルタと同一であり、または少なくとも1つの初期空間フィルタから装置によって導出され、1つまたは複数のビーム方向は、少なくとも1つの初期ビーム方向と同一であり、または少なくとも1つの初期ビーム方向から装置によって導出される、ステップと、
1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/または1つまたは複数のアップリンクリソースに、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を適用するステップとを含む。
【0023】
その上、ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを受信および/または送信するための方法が提供される。方法は、
ユーザ機器によって、基地局から、またはワイヤレス通信システムのさらなるネットワークエンティティからメッセージを受信するステップであって、メッセージは、1つまたは複数のサービング基地局または近隣基地局に関連する1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信の受信のための1つまたは複数の構成を含む、ステップと、
ユーザ機器によって、メッセージに応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するステップと、
ユーザ機器によって、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数のダウンリンクリソースに1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を適用するステップとを含む。
【0024】
その上、ある実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するための方法が提供される。方法は、
1つまたは複数のユーザ機器から送信されるアップリンクリソースによるアップリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/もしくはその測定結果を含む測定報告を第2の基地局から受信するステップ、
その情報に応じて、および/もしくは測定報告に応じて、方向情報を決定するステップ、
1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするステップ、
1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信、および/もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供するステップ、ならびに/または、
ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するステップであって、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む、ステップを含む。
【0025】
さらに、ある実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するための方法が提供される。方法は、
ネットワークエンティティによって、第2の基地局から送信されるダウンリンクリソースによるダウンリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/もしくは、その測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信するステップ、
ネットワークエンティティによって、その情報に応じて、および/もしくは測定報告に応じて、方向情報を決定するステップ、
ネットワークエンティティによって、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするステップ、
ネットワークエンティティによって、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信のための、および/もしくは、1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供するステップ、ならびに/または、
ネットワークエンティティによって、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するステップであって、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む、ステップを含む。
【0026】
その上、コンピュータ上で実行されると、上で説明された方法の1つを行う命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な媒体を各々含む、実施形態による非一時的コンピュータプログラム製品が提供される。
【0027】
さらなる特定の実施形態が従属請求項において与えられる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1a】地上ワイヤレスネットワークの例の概略的な表現を示す図である。
【
図1b】地上ワイヤレスネットワークの例の概略的な表現を示す図である。
【
図3】測位ワイヤレスネットワークアーキテクチャの例を示す図である。
【
図4】SRS-Position resource release 16構成を示す図である。
【
図6】LMFによって調整されるULトリガビーム支援手順の例を示す図である。
【
図7】BS固有のDL-RSのためのビーム方向構成を可能にするための方法のフローチャートである。
【
図8】本発明の手法に従って説明されるユニットまたはモジュールならびに方法のステップが行われ得るコンピュータシステムの例を示す図である。
【
図9】ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための装置を示す図である。
【
図10】ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを受信するための、および/または送信するためのユーザ機器を示す図である。
【
図11】ある実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティを示す図である。
【
図12】他の実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティを示す図である。
【
図13】ある実施形態による、ワイヤレス通信システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
ここで、本発明の実施形態が添付の図面を参照してより詳しく説明され、図面において同じ要素または同様の要素には同じ参照符号が割り当てられている。
【0030】
DL-PRS(ダウンリンク測位参照信号)では、TRP(送受信ポイント)が、あるエリア内でカバレッジを提供するように複数のPRS(測位参照信号)リソースを構成することが必要であり得る。これは、SP-PRS(半永続測位参照信号)またはA-PRS(非周期的測位参照信号)手順を有効にするためにビーム誘導情報が使用されるときには重要になる。
【0031】
非定期および/または半永続(AP,SP)PRSでは、M-TRP(multi-TRP)はRel-16手順に基づいて有効にされ得ない。また、UL-SRS(アップリンクサウンディング参照信号)では、測定開始時間が非サービングセルにおいて知られていないので、TRPはいくつかのSRS(サウンディング参照信号)送信を見逃すことがある。
【0032】
TRPは、参照信号を送信または受信するための方向を選択するための情報または測定報告をもたない。
【0033】
DL(ダウンリンク)において、そのような種類の情報がなければ、TRPはオンデマンドまたはUE固有PRSを実行できない(すなわち、事前構成されたmulti-TRPビーム構成ではない)。
【0034】
UL(アップリンク)において、TRPがUL参照信号方向についての方向標示をもたない場合、TRPの追加の複雑さがもたらされる(特にFR2、Frequency range 2において)。
【0035】
LMF(位置管理機能)は、TRPがUL-SRSを受信する、またはDL-PRSを送信すると予想される方向についての情報をTRPに提供する。注目点は、提供される情報のタイプを含む、シグナリングおよび手順にある。提供される情報は、その場所が決定されるべき標的UEと直接通信しない(すなわち、利用可能なUE RSRP報告がない、RSRP=参照信号受信電力)という点で特に、TRPの複雑さとレイテンシを減らす。
【0036】
図2は、ダウンリンクにおいて、TRPが1つまたは複数のDL-PRSリソースのための方向についての情報を受信し、アップリンクにおいて、UEから1つまたは複数のUL-SRS信号を受信するためのRxビーム上でTRPが示されることを示す。
【0037】
図3は、ワイヤレス測位通信システム、より具体的には、測位ワイヤレスネットワークアーキテクチャの例を示す。図に示されるワイヤレス通信システムは、直交周波数分割多重化(OFDM)、または直交周波数分割多重接続(OFDMA)、またはCPを伴うもしくは伴わないあらゆる他のIFFTベースの信号、たとえばDFT-s-OFDMのような、周波数分割多重化を使用したあらゆるシングルトーンまたはマルチキャリアシステムであり得る。多重接続のための非直交波形のような他の波形、たとえば、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)、一般化周波数分割多重化(GFDM)、またはユニバーサルフィルタマルチキャリア(UFMC)が使用され得る。ワイヤレス通信システムは、たとえば、LTE-Advanced pro規格、または5GすなわちNR(New Radio)規格、またはNR-U(New Radio Unlicensed)規格に従って動作し得る。
【0038】
図に示されるワイヤレスネットワークまたは通信システムは、別個の重畳されたネットワーク、たとえば、基地局BS1からBS4のようなマクロ基地局を含む各マクロセルをもつマクロセルのネットワーク、フェムト基地局もしくはピコ基地局のような図に示されないスモールセル基地局のネットワークを有する、異種ネットワークであり得る。上で説明された地上ワイヤレスネットワークに加えて、衛星のような地球を周回するトランシーバ、および/または無人航空システムのような空中トランシーバを含む、非地上ワイヤレス通信ネットワーク(NTN)も存在する。非地上ワイヤレス通信ネットワークまたはシステムは、たとえばLTE-Advanced Pro規格または5GすなわちNR(new radio)規格に従って、図に関して上で説明されたような地上システムと同様の方法で動作し得る。
【0039】
基地局は、1つまたは複数のUE(104、108、109)および/または1つまたは複数の参照デバイス(104)とメッセージをワイヤレスに通信して交換することができる。基地局は、他の基地局(106、110)と情報を直接通信して交換することができ、他の基地局は、同じもしくは異なる世代の技術によるもの、または異なる技術によるものですらあってもよい。標的UEおよび/または参照デバイスは、測位または同期の目的でワイヤレスシグナリングを行い得る(112から116)。BSは、それぞれの中心ユニットまたはBSにF1インターフェース(106)を介して順番に、または非標準的なインターフェースを介して接続される、分散したユニットを含み得る。2つの中心BSも、XN/X2インターフェースを介して、または非標準的なインターフェースを介して接続され得る。
【0040】
モバイル通信ネットワークでは、たとえば、LTEまたは5G/NRネットワークのような図を参照して上で説明されたもののようなネットワークでは、たとえばPC5/PC3インターフェースまたはWiFi directを使用して、1つまたは複数のサイドリンク(SL)チャネルを介して互いに直接通信するUEがあり得る(107)。サイドリンクを介して互いに直接通信するUEは、他の車両と直接通信する(V2V(vehicle to vehicle)通信)車両、ワイヤレス通信ネットワークの他のエンティティ、たとえば、路側機(RSU)、または交通信号、交通標識、もしくは歩行者のような路側エンティティと通信する(V2X(Vehicle to Everything)通信)車両を含み得る。RSUは、具体的なネットワーク構成に応じて、BSまたはUEの機能を有し得る。他のUEは、車両に関連するUEではなくてもよく、上で言及されたデバイスのいずれを含んでもよい。そのようなデバイスはまた、SLチャネルを使用して、互いに直接通信してもよい(D2D通信)。
【0041】
UEの場所を計算することに関わり得るネットワークエンティティ、およびUE(101、103)と他のネットワークRANエンティティまたは同様のもの(102、105)との間のインターフェース。ネットワークエンティティは、ネットワーク層シグナリングプロトコル(NL)を使用して通信する、位置管理機能(LMF)ならびにアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)を含むコアネットワークの一部であってもよい。ネットワークエンティティは、他のエンティティおよびネットワークのデバイスと制御インターフェースまたはユーザプレーンインターフェースを介して通信するロケーションサーバを含む。
【0042】
図に示されるもののようなワイヤレス通信ネットワークでは、ある正確さでUEを位置特定すること、たとえばセルにおけるUEの場所を決定することが望まれることがある。衛星ベースの測位手法、たとえば、GPSなどの自律的なアシスト型全地球航法衛星システム(A-GNSS)、モバイル無線セルラー測位手法、たとえば、観測到来時間差(OTDOA)、およびエンハンストセルID (E-CID)、またはこれらの組合せのような、いくつかの測位手法が知られている。
【0043】
上のセクションにおける情報は、本発明の背景の理解を高めるためのものにすぎないので、当業者にすでに知られている従来技術を形成しない情報を含むことがあることに留意されたい。
【0044】
図9は、ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを送信および受信するための装置210を示す。
【0045】
装置210は、さらなるネットワークエンティティから第1のメッセージおよび/または第2のメッセージを受信するように構成される。
【0046】
その上、装置210は、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され、1つまたは複数の送信区間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタは、少なくとも1つの初期空間フィルタと同一であり、または少なくとも1つの初期空間フィルタから装置210によって導出される。1つまたは複数のビーム方向は、少なくとも1つの初期ビーム方向と同一であり、少なくとも1つの初期ビーム方向から装置210によって導出される。
【0047】
さらに、装置210は、1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/または1つまたは複数のアップリンクリソースに、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を適用するように構成される。
【0048】
他の実施形態によれば、装置210は、たとえば基地局であり得る。
【0049】
ある実施形態によれば、たとえば、アップリンク測定のビーム標示に対するサポートが提供されてもよい。
【0050】
ある実施形態では、装置は、たとえば基地局(gNB)であってもよく、たとえば、アップリンク測位支援データのためのアップリンクSRSに対するgNB標示を提供してもよい。
【0051】
ある実施形態では、装置210は、たとえばユーザ機器(UE)であってもよい。または、ある実施形態では、装置210は、たとえば位置管理機能(LMF)を実装してもよい。
【0052】
たとえば、ある実施形態によれば、たとえば、オンデマンドPRS支援データのためのDL-PRSに対する標示が提供されてもよい。たとえば、この標示は、たとえばLMFからgNBに送信されてもよく、または、たとえばUEからLMFに送信されてもよく、LMFは、たとえば標示をgNBに転送してもよい。
【0053】
たとえば、ある実施形態によれば、ダウンリンクPRSパラメータ(たとえば、DLPRS QCL情報)が、たとえばUEにより開始されLMFにより開始されるオンデマンドダウンリンクPRS要求のために利用されてもよい(QCL:疑似コロケーション)。
【0054】
ある実施形態では、装置210は、たとえばユーザ機器(UE)であってもよく、UEは、たとえばダウンリンク測位支援データのためのアップリンクSRSに対する標示を受信してもよい。
【0055】
ある実施形態によれば、装置210(たとえば、UE)はたとえば、DL AoD支援のための粗い場所推定に基づいて導出される方向情報(たとえば、AoDのための)をLMFから受信し得る。これは、たとえば装置210において(たとえば、UEにおいて)サーチスペースを減らすことを助け得る。
【0056】
たとえば、2つのUE(たとえば、UE-AおよびUE-B)のDL-AoDでは、予想される
不確実性区間をもつAOD測定をサポートすることに関して、予想される角度値および(予想される方位角値および天頂角値の)不確実性範囲の標示が、たとえば、LMFによって装置210(たとえば、UE)にシグナリングされてもよく、かつ/または、予想される角度および不確実性のタイプが、たとえば装置210(たとえば、UE)によって要求されてもよい。
【0057】
たとえば、予想されるDL-AoD/ZoD値および(予想されるDL-AoD/ZoD値の)不確実性範囲の標示が、たとえばLMFによって装置210(たとえば、UE)にシグナリングされてもよい。
【0058】
かつ/または、たとえば、予想されるDL-AoA/ZoA値および(予想されるDL-AoA/ZoA値の)不確実性範囲の標示が、たとえばLMFによって装置210(たとえば、UE)にシグナリングされてもよい。
【0059】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、測定要求を示す、または情報要求を示す、または測位有効化要求を示す第1のメッセージを、ワイヤレスネットワークのさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための、および/または、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための、少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向についての標示を含む第2のメッセージを、さらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、その標示に応じて、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0060】
ある実施形態では、この標示は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースを含む1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子は、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向を示す。かつ/または、この標示は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、および/または1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子は、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向を示す。
【0061】
ある実施形態によれば、この標示は、たとえば、他の1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための少なくとも1つのさらなる空間フィルタまたは少なくとも1つのさらなるビーム方向を示すために、1つまたは複数のアップリンクリソースの、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数のさらなる識別子を含みうる。かつ/または、この標示は、たとえば、他の1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための少なくとも1つのさらなる空間フィルタまたは少なくとも1つのさらなるビーム方向を示すために、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、および/または1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数のさらなる識別子を含みうる。
【0062】
ある実施形態では、この標示は、たとえば1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子の各々は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの単一のアップリンクリソースと、または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの単一のアップリンクリソースセットと関連付けられてもよい。
【0063】
ある実施形態によれば、この標示は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子の各々は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの単一のダウンリンクリソース、または1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの単一のダウンリンクリソースセットと関連付けられてもよい。
【0064】
ある実施形態では、1つまたは複数の識別子は、たとえば1つまたは複数のアップリンクリソースと関連付けられ得る。装置210は、たとえば、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に応じて、1つまたは複数のアップリンクリソースの各アップリンクリソースまたは1つまたは複数のアップリンクリソースセットの各アップリンクリソースセットのために、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の送信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0065】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数のアップリンクリソース測定を行うために、さらなるネットワークエンティティから(測定)要求メッセージを受信するように構成され得る。(測定)要求メッセージは、たとえば、少なくとも1つの初期空間フィルタについての標示、または、1つまたは複数のアップリンクリソース測定のための少なくとも1つの初期ビーム方向についての標示、および/または測定のタイプの標示を含み得る。装置210は、たとえば、標示に応じてアップリンクリソース測定を行うように構成され得る。
【0066】
たとえば、LMFからgNB/TRPへの追加の支援シグナリングが、たとえば、UL-AOAのUL測定を促進するためにサポートされてもよく、追加の支援シグナリングは、たとえば、予想されるAoA/ZoA値および(予想されるAoA/ZoA値の)不確実性範囲(AoA=到来方位角、ZoA=到来天頂角)の標示であってもよい。
【0067】
ある実施形態では、(測定)要求メッセージは、たとえば第1のメッセージであってもよく、または、たとえば第2のメッセージであってもよく、または、たとえば他の第3のメッセージであってもよい。
【0068】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0069】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、測定要求を示す第1のメッセージに応答して、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0070】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数の測定報告における1つまたは複数の測定インスタンスを介した1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための時間情報を提供するように装置210に要求する、測定要求を示す第1のメッセージを受信するように構成され得る。装置210は、たとえば、前記1つまたは複数のアップリンクリソースのための前記時間情報を、1つまたは複数の測定報告に関連する1つまたは複数の測定インスタンスのために提供するように構成され得る。
【0071】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、測位参照信号構成についての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成されてもよく、前記情報は前記測位参照信号の方向を示す。
【0072】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソース構成についての情報要求を含むメッセージをさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソース構成についての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成されてもよく、前記情報は1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の識別子を含み、1つまたは複数のダウンリンクリソースは、所与の周波数層における装置210の識別子に対応する1つまたは複数のリソースセット識別子に属す。
【0073】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースに関連する1つまたは複数の送信空間フィルタの方向を修正せよとの要求をさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0074】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースに対応する1つまたは複数の受信空間フィルタの方向を修正せよとの要求をさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0075】
ある実施形態によれば、さらなるネットワークエンティティからの第1のメッセージは、たとえば、アップリンクサウンディング参照信号送信のための測位有効化を含み得る。
【0076】
ある実施形態では、さらなるネットワークエンティティからの第1のメッセージは、たとえば、ダウンリンクリソース送信の有効化またはトリガを含み得る。装置210は、たとえば、有効化またはトリガを伴う第1のメッセージについての有効化応答または有効化失敗をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、有効化応答の後で、有効化もしくはトリガされている、少なくとも1つのダウンリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子の送信のための、少なくとも1つの初期空間フィルタの、または1つまたは複数のビーム方向の標示を含む構成を含む、第2のメッセージを受信するように構成され得る。
【0077】
たとえば、オンデマンドDL PRSのLMFにより開始される要求について、オンデマンドDL PRSパラメータのグループは、たとえばFRごとの測位周波数層ごとのリソースセットごとに、定義されてシグナリングされる。
【0078】
たとえば、UEにより開始されLMFにより開始されるオンデマンドDL PRS要求、たとえば、それはON/OFFインジケータ(LMFにより開始される要求だけのための)のためのパラメータが、たとえばサポートされてもよい。
【0079】
ある実施形態によれば、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のビーム方向の少なくとも1つのためのビーム方向を示す、方向角度情報または地理的エリア標示を含み得る。
【0080】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば空間フィルタ情報を含む標示を含んでもよく、これは、たとえば、装置210によって送信される、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースに対応する1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの、ダウンリンクリソース標示および/または1つまたは複数の識別子を含んでもよい。かつ/または、空間フィルタ情報は、たとえば、装置210によって受信される、1つまたは複数のアップリンクリソースの、もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースに対応する1つまたは複数のアップリンクリソースセットの、アップリンクリソース標示および/または1つまたは複数の識別子を含んでもよい。
【0081】
ある実施形態によれば、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための標示または情報を含んでもよく、標示または情報は、たとえば1つまたは複数の参照ダウンリンクリソースの識別子を含んでもよい。装置210は、たとえば、参照ダウンリンクリソースと同様の方向特性を有するダウンリンクリソースのための1つまたは複数の送信空間フィルタを決定するために、その情報または標示を使用するように構成されてもよい。
【0082】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための標示または情報を含んでもよく、この標示または情報は、たとえば1つまたは複数の参照アップリンクリソースのための識別子を含んでもよい。装置210は、たとえば、1つまたは複数の参照アップリンクリソースの受信のために使用される1つまたは複数の受信空間フィルタと同様の方向特性を有する、ダウンリンクリソースのための1つまたは複数の送信空間フィルタを決定するために、その情報または標示を使用するように構成され得る。
【0083】
ある実施形態によれば、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための標示または情報を含んでもよく、この情報は、たとえば1つまたは複数の参照アップリンクリソースのための識別子を含んでもよい。装置210は、たとえば、1つまたは複数の参照アップリンクリソースの受信のために使用される空間フィルタと同様の方向特性を有する、アップリンクリソースの受信のための1つまたは複数の受信空間フィルタを選択するために、その情報または標示を使用するように構成され得る。
【0084】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための標示または情報を含んでもよく、この情報は、たとえば、1つまたは複数の参照ダウンリンクリソースのための識別子を含んでもよい。装置210は、たとえば、1つまたは複数の参照ダウンリンクリソースの送信のために使用される空間フィルタと同様の方向特性を有する、アップリンクリソースの受信のための1つまたは複数の受信空間フィルタを選択するために、その情報または標示を使用するように構成され得る。
【0085】
ある実施形態によれば、第2のメッセージは、たとえば、以下の情報、すなわち、
方位角、
仰角、
方位角不確実性、
仰角不確実性
のうちの1つまたは複数をグローバル座標系またはローカル座標系において示す、方向角度情報を含みうる。
【0086】
予想されるUL AoA/ZoAの不確実性範囲は、たとえば、予想到来方位角が、たとえば範囲
[φAOA-ΔφAOA/2,φAOA+ΔφAOA/2]
にあり得るように定義され得る。
【0087】
φAOAは、たとえば予想到来方位角を示し得る。
【0088】
ΔφAOAは、たとえば予想到来方位角の不確実性範囲を示し得る。
【0089】
予想到来天頂角は、たとえば範囲
[θAOA-ΔθAOA/2,θAOA+ΔθAOA/2]
にあり得る。
【0090】
θAOAは、たとえば予想到来天頂角を示し得る。
【0091】
ΔθAOAは、たとえば予想到来天頂角の不確実性範囲を示し得る。
【0092】
たとえば、0.1度という粒度が、たとえば予想されるAoA(φAOA)、予想されるZoA(θZOA)、および対応する不確実性値のために適用され得る。
【0093】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば、グローバル座標系もしくはローカル座標系におけるマップ投影エリア、または相対的な測地位置において、以下の情報、すなわち、
X、Y、Z単位値、
X値、
Y値、
Z値、
エリアの不確実性または信頼性、
エリアの不確実性または信頼性のタイプ
のうちの1つまたは複数、または、以下の位置情報、すなわち、
1つまたは複数の緯度、
1つまたは複数の経度、
高度、
差分緯度、
差分経度、
差分高度、
不確実性または信頼性
のうちの1つまたは複数を示す情報を含みうる。
【0094】
たとえば、GCS(グローバル座標系)とLCS(ローカル座標系)の両方が、たとえばUL AoA/ZoA支援情報の標示のためにサポートされ得る。
【0095】
たとえば、既存のシグナリングが、たとえばLCSからGCSへの変換情報を取得するために使用され得る。
【0096】
ある実施形態によれば、第1のメッセージは、たとえば、装置210によって構成される1つまたは複数のアップリンクリソース構成についての情報を要求する情報要求を含み得る。装置210は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースについての、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースを含む1つまたは複数のアップリンクリソースセットについての情報を提供するように構成され得る。
【0097】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子、または、1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子の、標示または情報を含みうる。装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のために使用されるべき1つまたは複数の送信空間フィルタまたは1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を、1つまたは複数のアップリンクリソースの、または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの受信のために使用される、1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向から導出するように構成され得る。
【0098】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示をユーザ機器に提供するように構成され得る。
【0099】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示を、物理層またはより高次の層を介して提供するように構成され得る。
【0100】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示を、送信構成インジケータ状態参照を使用して提供するように構成され得る。
【0101】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、NR測位プロトコルA標示ダウンリンクリソース情報を提供することによって標示を提供するように構成され得る。
【0102】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、第2のメッセージの前または後に、さらなる情報メッセージを受信するように構成されてもよく、さらなる情報メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースもしくは1つまたは複数のアップリンクリソースセット、および/または、1つまたは複数のダウンリンクリソースもしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースセットが、参照デバイスから発信されるかどうか、および/または参照デバイスを標的とするかどうかを示す。
【0103】
ある実施形態では、さらなる情報メッセージは、たとえば、以下のパラメータ、すなわち、
参照デバイスに関連する1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子、
参照デバイスに関連する1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子、
参照デバイスタイプについての標示、
参照デバイスの場所情報、
参照デバイスの方向情報
のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0104】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、装置210と参照デバイスとの間の見通し線または非見通し線チャネル状態を推定するために、さらなる情報メッセージを使用するように構成され得る。
【0105】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、測定要求に応答して、参照デバイスから発信される1つまたは複数のアップリンクリソースのための見通し線または非見通し線チャネル状態についての標示を含む測定報告を提供するように構成されてもよく、または、たとえば、ユーザ機器から発信される1つまたは複数のUL-RSについての測定のための見通し線または非見通し線の標示を導出するために、参照デバイスの情報を使用するように構成されてもよい。
【0106】
ある実施形態によれば、第2のメッセージに応答して、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を適用することについての標示をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0107】
ある実施形態では、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/または1つまたは複数の受信空間フィルタおよび/または1つまたは複数のビーム方向を適用することについての標示は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子、または構成を適用することについての成功の標示、または送信および/もしくは受信のための装置210における適用されたビーム方向についての情報を含みうる。
【0108】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタおよび/もしくは1つまたは複数の受信空間フィルタの更新された選択、または、装置210によって選択される1つまたは複数のビーム方向についての標示を、ネットワークに提供するように構成され得る。
【0109】
ある実施形態では、第2のメッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向を示すために、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子についての、および/もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースセットについての有効性情報、ならびに/または、1つまたは複数のダウンリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての情報を含みうる。
【0110】
ある実施形態によれば、有効性情報は、たとえば、構成が有効である時間についての標示、および/または、構成が適用可能である1つまたは複数の時間枠についての情報を含みうる。
【0111】
ある実施形態では、有効性情報は、たとえば、構成が適用可能である1つまたは複数の時間枠についての標示を含んでもよく、1つまたは複数の時間枠の少なくとも1つは、たとえば、構成が、非定期的もしくは半永続的もしくは定期的なアップリンクリソース受信に、および/またはダウンリンクリソース送信に適用されるべきである、1つまたは複数の機会についての標示を含んでもよい。
【0112】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースについての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。装置210は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための構成情報を受信するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、動作が成功する場合には動作の成功を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、さらなるネットワークエンティティに応答するように構成され得る。
【0113】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、1つまたは複数の構成可能なダウンリンクリソースのセットについての情報を提供するように構成され得る。装置210は、たとえば、1つまたは複数の構成可能なダウンリンクリソースのセットの1つまたは複数のダウンリンクリソースのための構成情報を受信するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、動作が成功する場合には動作の成功を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、さらなるネットワークエンティティに応答するように構成され得る。
【0114】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、さらなるネットワークエンティティから測位参照信号利用特性を受信するように構成され得る。装置210は、たとえば、測位参照信号利用特性に従って構成されている、1つまたは複数のダウンリンクリソースの構成についての情報をさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0115】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、装置210における1つまたは複数のダウンリンクリソースの方向を示す構成メッセージを受信するように構成されてもよく、構成メッセージは、たとえば、以前のメッセージにおいてさらなるネットワークエンティティに装置210によって提供されるダウンリンクリソースの識別子に対応する少なくとも1つの標示を含んでもよい。
【0116】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、以前に受信された構成メッセージに応じて、または同時の構成および構成要求に応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースを再構成せよとの要求を受信するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、動作が成功する場合には構成要求を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、さらなるネットワークエンティティに応答するように構成され得る。
【0117】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、以前に受信された構成メッセージに応じて、または同時の構成および構成要求に応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースを有効化せよとの要求を受信するように構成され得る。装置210は、たとえば、動作が成功する場合には構成要求を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、さらなるネットワークエンティティに応答するように構成され得る。
【0118】
ある実施形態によれば、装置210は、たとえば、装置210において構成される1つまたは複数のダウンリンクリソースについての情報をその中で提供する要求を、さらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0119】
ある実施形態では、装置210は、たとえば、さらなるネットワークエンティティから構成を受信するように構成され得る。その上、装置210は、たとえば、さらなるネットワークエンティティからの構成において示される特性に関連する1つまたは複数のダウンリンクリソースについての構成に従って、空間情報および/またはビーム方向情報を適用するように構成され得る。
【0120】
ある実施形態では、さらなるネットワークエンティティは、たとえば位置管理機能を実装してもよい。
【0121】
図10は、ある実施形態による、ワイヤレス通信システムにおいてデータを受信および/または送信するためのユーザ機器220を示す。
【0122】
ユーザ機器220は、基地局から、またはワイヤレス通信システムのさらなるネットワークエンティティからメッセージを受信するように構成され、メッセージは、1つまたは複数のサービング基地局または近隣基地局に関連する1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信の受信のための1つまたは複数の構成を含む。
【0123】
その上、ユーザ機器220は、メッセージに応じて1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成される。
【0124】
さらに、ユーザ機器220は、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数のダウンリンクリソースに1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を適用するように構成される。
【0125】
ある実施形態では、UEは、たとえば、ダウンリンク測位支援データのためのアップリンクSRSのための標示を受信し得る。
【0126】
ある実施形態によれば、UEは、たとえば、DL AoD支援のための粗い場所推定に基づいて導出される方向情報(たとえば、AoDのための)をLMFから受信し得る。これは、たとえばUEにおいてサーチスペースを減らすのを助け得る。
【0127】
たとえば、2つのUE(たとえば、UE-AおよびUE-B)のDL-AoDでは、予想される不確実性区間を伴うAOD測定のサポートに関して、予想される角度値および(予想される方位角値および天頂角値の)不確実性範囲の標示が、たとえば、UEにLMFによってシグナリングされてもよく、ならびに/または、予想される角度および不確実性のタイプが、たとえばUEによって要求されてもよい。
【0128】
たとえば、予想されるDL-AoD/ZoD値および(予想されるDL-AoD/ZoD値の)不確実性範囲の標示が、たとえばLMFによってUEにシグナリングされ得る。
【0129】
かつ/または、たとえば、予想されるDL-AoA/ZoA値の標示および(予想されるDL-AoA/ZoA値の)不確実性範囲が、たとえばLMFによってUEにシグナリングされ得る。
【0130】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースのための送信空間フィルタ情報を含む標示をネットワークエンティティから受信するように構成され得る。ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースのための前記送信空間フィルタ情報を使用して、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0131】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、基地局またはさらなるネットワークエンティティから、1つまたは複数のダウンリンクリソースについて測定を実行するための情報を受信するように構成され得る。その上、ユーザ機器220は、たとえば、測定を実行するための情報に応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースについて測定を実行するように構成され得る。
【0132】
たとえば、UEにより支援されるDL-AOD測位概念について、PRSリソース報告の目的でUEへのシグナリングを改良するために、LMFは、たとえば、UE能力に応じて支援データ(AD)において、各PRSリソースのために、たとえばボアサイト方向情報を示し得る。
【0133】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、基地局またはさらなるネットワークエンティティから、サイドリンクリソースによるサイドリンクリソース送信のための構成を受信するように構成され得る。ユーザ機器220は、たとえば、サイドリンクリソースに構成を適用するように構成され得る。
【0134】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、基地局またはさらなるネットワークエンティティから、サイドリンクリソースについて測定を実行するための情報を受信するように構成され得る。ユーザ機器220は、たとえば、測定を実行するための情報に応じて、サイドリンクリソースについて測定を実行するように構成され得る。
【0135】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のサービング基地局または近隣基地局からの1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信の受信のための1つまたは複数の構成を含むメッセージを、基地局またはさらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0136】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、基地局またはさらなるネットワークエンティティから、1つまたは複数のサイドリンクについての送信空間フィルタ情報を含む標示を受信するように構成され得る。その上、ユーザ機器220は、たとえば、標示を使用して、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の受信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0137】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの測定についての情報を受信するように構成されてもよく、この測定は参照デバイスによって行われている。かつ/または、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの測定についての情報を受信するように構成されてもよく、この測定は、参照デバイスによるアップリンク送信を測定する基地局によって行われている。
【0138】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、アップリンク送信に応じて測位方法を行うための要求を受信するように構成されてもよく、ユーザ機器220は、たとえば、アップリンク送信に応じて測位方法を行うための要求に応答して、測位方法を行うように構成され得る。かつ/または、ユーザ機器220は、たとえば、ダウンリンク送信に応じて測位方法を行うための要求を受信するように構成されてもよく、ユーザ機器220は、たとえば、ダウンリンク送信に応じて測位方法を行うための要求に応答して測位方法を行うように構成されてもよい。
【0139】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、または1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての1つまたは複数の測定結果が、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子と空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、さらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0140】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、または1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての1つまたは複数の測定結果が、所与の時間において1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子と空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、さらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0141】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、または1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子が、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子と空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、さらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0142】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースまたは1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての1つまたは複数の受信-送信測定が、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子と空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、さらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0143】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースまたは1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子についての1つまたは複数の受信-送信測定が、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子と空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、さらなるネットワークエンティティから受信するように構成され得る。
【0144】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースについての1つまたは複数の測定を実行するように構成され、新しいダウンリンクリソースを構成するように、または、定められた空間フィルタ構成もしくは定められたビーム方向を用いて既存のダウンリンクリソースを修正するように、基地局もしくはさらなるネットワークエンティティに要求もしくは推奨するために、1つまたは複数の得られた測定結果を使用するように構成され得る(そのような実施形態は、たとえばユーザにより開始され得る)。
【0145】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、定められた空間フィルタ構成または定められたビーム方向を基地局またはさらなるネットワークエンティティに提供するように構成され得る。
【0146】
ある実施形態では、さらなるネットワークエンティティは、位置管理機能を実装する。
【0147】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示を基地局から受信するように構成され得る。
【0148】
ある実施形態では、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示を、物理層またはより高次の層を介して受信するように構成され得る。
【0149】
ある実施形態によれば、ユーザ機器220は、たとえば、1つまたは複数の送信空間フィルタについての、または1つまたは複数の受信空間フィルタについての、または1つまたは複数のビーム方向についての標示を、送信構成インジケータ状態参照を介して受信するように構成され得る。
【0150】
図11は、ある実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティ230を示す。
【0151】
ネットワークエンティティ230は、1つまたは複数のユーザ機器から送信されるアップリンクリソースによるアップリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/または、その測定結果を含む測定報告を第2の基地局から受信するように構成される。
【0152】
その上、ネットワークエンティティ230は、その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定するように構成される。
【0153】
さらに、ネットワークエンティティ230は、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするように構成される。
【0154】
その上、ネットワークエンティティ230は、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信および/または1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを、第2の基地局に提供するように構成される。かつ/または、ネットワークエンティティ230は、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するように構成され、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む。
【0155】
図12は、他の実施形態による、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティ235を示す。
【0156】
ネットワークエンティティ235は、第2の基地局から送信されるダウンリンクリソースによるダウンリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/または、その測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信するように構成される。
【0157】
その上、ネットワークエンティティ235は、その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定するように構成される。
【0158】
さらに、ネットワークエンティティ235は、1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングするように構成される。
【0159】
その上、ネットワークエンティティ235は、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信および/または1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを、第2の基地局に提供するように構成される。かつ/または、ネットワークエンティティ235は、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供するように構成され、メッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含んでもよく、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む。
【0160】
ある実施形態によれば、ネットワークエンティティ230、235は、位置管理機能を実装する。
【0161】
ある実施形態では、標示は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースを含む1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子は、1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向を示す。かつ/または、標示は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、および/または1つまたは複数のダウンリンクリソースを含む1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子は、1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための少なくとも1つの初期空間フィルタまたは少なくとも1つの初期ビーム方向を示す。
【0162】
ある実施形態では、標示は、たとえば、他の1つまたは複数のアップリンクリソースの受信のための少なくとも1つのさらなる空間フィルタまたは少なくとも1つのさらなるビーム方向を示すために、1つまたは複数のアップリンクリソースの、および/または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの1つまたは複数のさらなる識別子を含みうる。かつ/または、標示は、たとえば、他の1つまたは複数のダウンリンクリソースの送信のための少なくとも1つのさらなる空間フィルタまたは少なくとも1つのさらなるビーム方向を示すために、1つまたは複数のダウンリンクリソースの、および/または1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの1つまたは複数のさらなる識別子を含みうる。
【0163】
ある実施形態では、標示は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子の各々は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの単一のアップリンクリソースと、または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの単一のアップリンクリソースセットと関連付けられ得る。
【0164】
ある実施形態によれば、標示は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの1つまたは複数の識別子を含んでもよく、1つまたは複数の識別子の各々は、たとえば、1つまたは複数のダウンリンクリソースの単一のダウンリンクリソースと、または1つまたは複数のダウンリンクリソースセットの単一のダウンリンクリソースセットと関連付けられてもよい。
【0165】
ある実施形態では、1つまたは複数の識別子は、たとえば1つまたは複数のアップリンクリソースと関連付けられ得る。ネットワークエンティティ230、235は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの各アップリンクリソースのために、または1つまたは複数のアップリンクリソースセットの各アップリンクリソースセットのために、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に応じて、1つまたは複数のダウンリンクリソースのための1つまたは複数の送信空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向を決定するように構成され得る。
【0166】
ある実施形態によれば、ネットワークエンティティ230、235は、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソースの1つまたは複数のアップリンクリソース測定を実行せよとの要求メッセージを第1の基地局に送信するように構成され得る。測定要求メッセージは、たとえば、1つまたは複数のアップリンクリソース測定のための少なくとも1つの初期空間フィルタについての標示もしくは少なくとも1つの初期ビーム方向についての標示、および/または測定のタイプの標示を含み得る。
【0167】
図13は、ある実施形態によるワイヤレス通信システム240を示す。
【0168】
ワイヤレス通信システム240は、
図9による装置210を含む。
【0169】
その上、ワイヤレス通信システム240は、
図9の装置210が第1のメッセージおよび第2のメッセージをそこから受信するさらなるネットワークエンティティを含む。または、ワイヤレス通信システム240は、
図11のネットワークエンティティ230または
図12のネットワークエンティティ235を含む。
【0170】
ある実施形態によれば、ワイヤレス通信システム240は、たとえば
図10のユーザ機器220を含み得る。
【0171】
以下では、定義が与えられ、本発明の具体的な実施形態が説明される。
【0172】
まず、ネットワークエンティティ/ノードの定義が与えられる。
【0173】
ネットワークノードは、コアネットワークに位置するLMF(位置管理機能)もしくはLS(ロケーションサーバ)、またはネットワークの中のBSにビーム情報を提供する無線アクセスネットワーク内のローカルLMFであり得る。LMFは、UEの測位およびUEへの支援データの配信を含む、標的UEに対する異なるロケーションサービスのサポートを管理し得る。LMFは、BSにより行われるアップリンク測定を含む、UEの場所測定結果を取得するために、標的UEのためのサービングBSと対話し得る。
【0174】
ネットワークノードは、特定のロケーションサービスのために要求される場合に支援データを配信するために、または、要求された場合に位置推定を取得するために、標的UEと対話し得る。ネットワークノードは、ブロードキャストのための支援データ情報を提供するために複数のBSと対話し得る。
【0175】
標的UEの測位のために、ネットワークノードは、LCSクライアントタイプ、要求されるQoS、UE測位能力、BS測位能力を含み得る要因に基づいて、使用されるべき測位方法を決定し得る。測位方法は、UEに基づく測位方法についての位置推定、および/またはUEにより支援されネットワークに基づく測位方法についての測位結果を生み出し得る。ネットワークノードは、すべての受信された結果を組み合わせ、標的UEのための単一の位置推定を決定し得る(ハイブリッド測位)。位置推定および速度の正確さのような追加の情報も決定され得る。
【0176】
以下では、BSの定義が与えられる。
【0177】
BSは、標的UEの測定情報を提供し得る無線アクセスネットワーク(RAN)または次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)のネットワーク要素であり、この情報をネットワークノードに通信する。RAT依存の測位をサポートするために、BSは、標的UEまたは参照デバイスのための無線信号の測定を行い、場所推定のための測定結果を提供し得る。BSは、たとえば、リモートラジオヘッド、受信のみのポイント(RP)、および送信のみのポイント(TP)を含む、いくつかのBSまたはTRPをサービスし得る。BSは、測位システム情報メッセージにおいて、LMFから受信される支援データ情報をブロードキャストし得る。
【0178】
いくつかのシナリオでは、TRPのセットは静的ではない(非静的である)。非静的なTRPの場所または軌跡が、コアネットワークにおいて、またはTRP自体のために、または通信もしくは場所推定エンティティのために知られ得る。
【0179】
一例では、非静的TRPが非地上ネットワーク(NTN)または空中ネットワーク(ドローン)または車両または移動するデバイスであり、送信時または受信時の非静的TRPに対応する送信アンテナの場所は、測位エンティティ(UEベースのモードではUE、UEにより支援されるモードまたはネットワークベースのモードではネットワークノード)に知られている。
【0180】
以下では、DL-RS(ダウンリンク参照信号)が検討される。
【0181】
参照信号として本明細書で説明されるダウンリンク参照信号(DL-RS)は、基地局、参照デバイス、または測位TRP/TPなどである装置から送信される。
【0182】
DL-RSは、TDOA、RTT、multi-RTT、またはDL-AoDなどの、DL方法またはULおよびDL方法のためのダウンリンク測位測定を可能にするために使用され得る。DL-RSは、DL-PRS、LTE PRS、SL-PRS、または測位の目的で使用されるあらゆるダウンリンクもしくはサイドリンク参照信号として、当業者に参照されることがある。DL-RSは、特定の測位参照信号(PRS)、または、SSBもしくはCSI-RSなどの測位を目的に使用される通信参照信号に対応し得る。
【0183】
DL-RSリソースセットは、各リソースがDL-RSリソースIDを有するような、1つまたは複数のDL-RSリソースのセットとして定義される。ある選択肢において、DL-RSリソースセットの中のDL-RSリソースが、同じTRPまたは周波数層と関連付けられ得る。DL RSリソースセットの中の各DL-RSリソースIDは、特定の空間フィルタと関連付けられ得る。TRPは複数のDL-RSリソースセットを用いて構成され得る。DL-RSリソースセットは1つまたは複数のDL-RSリソースからなり、複数のパラメータを与えられる。パラメータは、時間領域の挙動または周期性およびスロットオフセットを含み得る。DL-PRSの場合、情報要素Periodicity-and-ResourceSetSlotOffset-r16は、DL-PRSリソースセットごとにDL-PRSリソース周期性を定義する。1つのDL-RSリソースセット内のすべてのDL-PRSリソースが、同じDL PRSリソース周期性を用いて構成される。半永続スケジューリングは、定められた間隔にわたるある期間をDLリソースに割り振る。非周期的なDL-PRSの場合、周期性の値は構成されない。
【0184】
BSまたはTRPは、1つまたは複数のDL-RSリソースを各々含む複数のDL-RSリソースセットを送信し得る。DL-RSリソースセットは、構成されたオフセットにおける構成された周期性を用いて送信されるビームの集合と関連付けられ得る(各DL-RSリソースはビームに対応し、またはそれと関連付けられる)。一部のセットは所与の周期性を用いて構成される。
【0185】
DL-RS測位周波数層は、共通のパラメータを有するDL-RSリソースセットの集合として定義され、より高次のパラメータPositioningFrequencyLayerによって構成され得る。
【0186】
DL-RSリソースおよびリソースセット構成は、LMFから、または場合によっては、RRCもしくはMAC-CE(媒体アクセス制御-制御要素)メッセージを介して、またはDCI(ダウンリンク制御情報)を介して、サービングセルから、LPP(LTE測位プロトコル)などのより高次の層のインターフェースでUEに提供される。UEは、構成されたDL-RSリソース上で測定を実行する。
【0187】
UEまたは参照デバイスは、1つまたは複数のDL-RSまたはSL-RSリソースの測定のために構成され得る。RSは、DL-PRSまたはSL-PRSリソースであり得る。構成は、1つまたは複数のBSまたはTRPから送信されたDL-RSリソースについての支援情報を含むより高次の層の構成メッセージを介して、UEに提供され得る。DL-RSまたはSL-RSのための支援情報は、以下の情報、すなわち、ResourceSet、ResourceSetId、Periodicity、ResourceRepetitionFactor、ResourceTimeGap、SFN0-Offset、ResourceSetSlotOffset、Resource、ResourceId、SequenceId、CombSizeN、ReOffest、ResourceSlotOffset、ResourceSymbolOffset、NumSymbols、QCL-Info、SubcarrierSpacing、CyclicPrefix、ResourceBandwidth、StartPRBDL-RS-PointA、RstdReferenceInfo、RstdMeasurementInfoRequest、UE-Rx-Tx-MeasurementInfoRequest、expectedRSTD、RSTD-uncertainty、MutingPatternのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0188】
ネットワークエンティティまたはサービング基地局である構成エンティティは、DL-RSまたはSL-RS測定構成を用いてUEまたは参照デバイスを提供または更新し得る。一例では、構成は、構成エンティティがLMFである場合には、LPPのようなより高次の層のインターフェースを介してIE(情報要素)として示され得る。構成は、構成エンティティが基地局である場合、RRC、MAC-CE、またはDCIを介して示され得る。構成は、構成エンティティがUEまたは参照デバイスである場合、PC5(サイドリンク)インターフェースを介して示され得る。
【0189】
ネットワークエンティティは、1つまたは複数のDL-PRSまたはSL-PRSリソース上での送信構成のためにBSまたは参照デバイスを構成し得る。構成エンティティは、1つまたは複数のTRPから受信されるDL-PRSリソースについての支援情報を含む高次の層の構成メッセージをUEに提供する。構成エンティティは、構成エンティティがLMFである場合のNRPPa(NR測位プロトコルA)、または、構成エンティティが基地局である場合のXn、F2、もしくはX2のうちの1つ、または、構成エンティティがUEである場合のPC5(サイドリンク)インターフェースのような、より高次の層のインターフェースを介してIE(情報要素)として示される1つまたは複数のDL-PRS構成をTRPに提供し、またはそれを用いてTRPを更新する。
【0190】
以下では、UL-RS(アップリンク参照信号)が検討される。
【0191】
本明細書で説明されるアップリンク参照信号(UL-RS)は、UEまたは参照デバイスなどである装置から送信される参照信号である。UL-RSは、UL-PRS、SRS-for-positioning、SL-PRS、または測位を目的に使用されるあらゆるアップリンクもしくはサイドリンク参照信号として当業者に参照されることがある。
【0192】
UL参照信号は、UEまたは参照デバイスによって送信され、測位のために使用もしくは構成されるUL-PRSもしくはSRSなどの専用の測位参照信号、または、測位を目的に使用される通信参照信号(たとえば、MIMOのために使用または構成されるSRS)であり得る。UL-PRSまたはSRSリソースセットとリソースの構成は、LMFから、または場合によってはRRCもしくはMAC-CEもしくはDCIメッセージを介してサービングセルから、LPPなどのより高次のインターフェースを介してより高次の層の構成によって決定される。
【0193】
SRSリソースセットは、1つまたは複数のSRSリソースを含むセットとして定義され、各リソースは、SRSリソースIDを有し、
・SRS構成:追加または除去されるべきリソースおよびリソースセットのリスト
・測位のためのセット当たりのSRSリソースの最大の数(N)
・測位のためのサポートされるSRSリソースセットの最大の数はUE能力であり、帯域幅部分(BWP)当たり最大でN個のリソースセットを構成することが可能である
・セット内のSRSリソースリスト
・セット内のリソースに対するトリガタイプ(定期的、SP:半永続的、非定期的)
・AlphaおよびP0値を含むSPS電力制御パラメータならびに経路損失決定のために使用される参照信号
のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0194】
SRSのためのリソースIEの例が
図4に与えられる。
図4はSRSリソース構成を示す。
【0195】
構成エンティティ(サービングgNBまたはLMF)は、1つまたは複数のUL-PRS、SRSまたはSL-PRSリソースの送信のためにUEを構成する。構成エンティティは、1つまたは複数のTRPから受信されたUL-PRSまたはSRSリソースについての支援情報を含む高次の層の構成メッセージをUEに提供する。UL-PRSまたはSRSのための支援情報は、以下の情報、すなわち、SRS-ResourceSetId、SRS-ResourceId、UL BWP ID、Serving cell ID、セルのPCI、ssbFrequencyhalfFrameIndex、SSB-periodicity、ssbSubcarrierSpacing、SFN-SSBoffset、SMTC、SSB Index、SFN0 Offset、ss-PBCH-BlockPower ID、DL-PRS-ResourceSetId、DL-PRS-ResourceId、NZP-CSIRS-ResourceID、servingCellIdのうちの1つまたは複数を含み得る。構成エンティティは、コアネットワークの中のエンティティまたは基地局またはUEであり得る。
【0196】
構成エンティティは、1つまたは複数のUL-PRS構成をUEに提供し、それを用いてUEを更新する。構成は、LPPのようなより高次の層のインターフェースを介してLMFによってIE(情報要素)として示される。構成は、RRC、MAC-CE、DCIのうちの1つを介して基地局によって示される。構成は、第2のUEからPC5(サイドリンク)を介して示され得る。
【0197】
以下では、SL PRSリソースの一般的な定義が与えられる。
【0198】
サイドリンク(SL)参照信号は、UE、参照デバイス、または路側機(RSU)などのサイドリンク装置によって送信され、SL-PRS、またはSRS-for-positioning、またはSPSSもしくはSSSSなどの測位を目的に使用される通信参照信号もしくは同期参照信号などの、専用の測位参照信号であり得る。
【0199】
以下では、区間フィルタの一般的な定義が与えられる。
【0200】
空間領域フィルタまたは空間フィルタは、通信デバイスのアンテナポートにおいて利用されるプリコーディングまたはフィルタリングを指す。プリコーディングまたはフィルタリングは、アナログ領域またはデジタル領域またはそれらの組合せ(ハイブリッド)で、送信された信号または受信された信号に対して、実行または実施され得る。これは、送信ビームまたは受信ビームとそれぞれ呼ばれる、デバイスによる空間選択的または指向的な送信もしくは受信の形成をもたらす。「空間選択的」または「空間指向的」という用語は、空間フィルタまたは空間領域フィルタを介して形成されるビームが、ある空間方向においてより高い利得をもつ信号の送信または受信を可能にすることを意味する。送信(transmit)/送信(transmission)/Txビームは、空間フィルタから取得される空間選択的/指向的な送信を指す。受信(receive)/受信(reception)/Rxビームは、空間フィルタから取得される空間選択的/指向的な受信を示す。
【0201】
以下では、QCL関係の一般的な定義が与えられる。
【0202】
2つのアンテナポートは、一方のアンテナポート上のシンボルが搬送されるチャネルの性質が、他方のアンテナポート上のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得る場合、疑似コロケートされている(QCL)と言われる。
【0203】
NRにおけるQCLのための空間パラメータは、受信機において観測されるRSアンテナポートの空間チャネルの性質を記述し、これらは、到来角(AoA)、主要AoA、平均AoA、AoAの電力角度スペクトル(PAS)、出射角(AoD)、平均AoD、AoDのPAS、送信/受信チャネル相関、送信/受信ビームフォーミング、空間チャネル相関などのパラメータのうちの1つまたは複数を考慮することができる。
【0204】
NRにおけるQCLのための空間Rxパラメータは、ネットワークエンティティによって観測されるRSアンテナポートの空間チャネル性質を記述する。
【0205】
【0206】
一例では、QCLパラメータタイプAまたはタイプBが、標的参照信号(RS)または標的信号およびソースまたは参照RS(QCL設定において提供されるRS)が、異なるビームを使用して同じTRPから送信されることを示すために使用され得るので、ドップラー情報は類似していると想定することができ、標的信号またはRSのために装置がドップラー情報を導出することは必要とされない。
【0207】
他の例では、標的RSおよび参照またはソースRSは、類似する到来角に分類されることが示され得るので、同じRx空間フィルタが装置によって適用され得る。これはQCL-TypeDパラメータによって示される。
【0208】
以下では、測定時刻、報告、および構成が説明される。
【0209】
DL-RSを測定する測定デバイスは、UEにより支援される測位のためのネットワークノードへの単一の測定報告において、DL-RSの複数の測定インスタンス(RSTD、DL RSRP、および/またはUE Rx-Tx時間差測定結果)を報告することが可能であり得る。UL-RSを測定する測定デバイスは、ネットワークノードへの単一の測定報告において、複数の測定インスタンス(RTOA、UL RSRP、および/またはgNB Rx-Tx時間差測定結果)を報告することが可能であり得る。測定インスタンスは、複数の機会にわたる平均化により取得され得る1つまたは複数の測定機会からの測定情報を含み得る。測定インスタンスはまた、同じDL-RS/UL-RSから取得される、同じまたは異なるタイプの1つまたは複数の測定結果を指し得る。測定デバイスは、1つまたは複数のタイムスタンプをもつ1つまたは複数の測定インスタンスを報告し得る。一例では、同じDL-RSまたはUL-RS測定について同じタイムスタンプとともに報告される2つの測定結果が、測定デバイスにおいて異なる受信特性に対応することがある。実施形態では、測定デバイスは、たとえば基地局であってもよく、または、たとえばTRPであってもよく、または、たとえばUEであってもよく、または、たとえばワイヤレス通信システムの他のネットワークエンティティであってもよい。
【0210】
測定デバイスは、DL-RS/UL-RSリソースもしくはリソースセットまたは測定時間機会の1つまたは複数の測定インスタンスを報告するように構成され得る。一例では、測定デバイスは、1つまたは複数のDL-RSまたはUL-RS測定インスタンスのためのタイムスタンプ情報とともに1つまたは複数の測定結果を報告するように構成され得る。
【0211】
送信デバイスは、1つまたは複数の参照信号を送信するように構成されてもよく、この構成は、1つまたは複数のパラメータを時間情報とともに含む。送信デバイスは、構成された参照信号を送信するための示された時間においてパラメータを適用し得る。
【0212】
以下では、実施形態に従って基地局によって行われる方法が説明される。基地局またはgNBをも与えられ、基地局またはgNBは以下で説明される方法ステップの主題のいずれか1つを行うように動作可能である。
【0213】
実施形態の基地局の主要な概念として、LMFは、適用すべき方向または空間フィルタについての情報をTRPに提供する。
【0214】
実施形態に従って、基地局(BS)によって行われる方法が提供され、この方法は、
ネットワークノード(LMF)から、測定要求または情報要求または測位有効化要求を示す第1のメッセージを受信するステップ(201.a、201.b、201.c)と、
ネットワークノード(LMF)から、1つまたは複数のダウンリンク(DL)リソースの送信および/または1つまたは複数のアップリンク(UL)リソースの受信のための少なくとも空間フィルタまたはビーム方向の標示を含む第2のメッセージを受信するステップ(202)と、
標示(202)に基づいて1つまたは複数の送信および/または受信空間フィルタもしくはビーム方向を決定するステップと、
第1のメッセージに応答して、1つまたは複数のDL RSおよび/または1つまたは複数のUL RSに空間フィルタまたはビーム方向を適用するステップとを含む。
【0215】
実施形態によれば、標示(202)は少なくとも、1つまたは複数のDLリソースの送信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向を示すための、1つまたは複数のULリソースおよび/もしくはULリソースセットの1つまたは複数の識別子(ID)、ならびに/または、1つまたは複数のULリソースの受信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向を示すための、1つまたは複数のDLリソースおよび/もしくはDLリソースセットの1つまたは複数のIDを含む。
【0216】
実施形態によれば、標示(202)は少なくとも、他の1つまたは複数のULリソースの受信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向を示すための、1つまたは複数のULリソースおよび/もしくはULリソースセットの1つまたは複数の識別子(ID)、ならびに/または、他の1つまたは複数のDLリソースの送信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向を示すための、1つまたは複数のDLリソースおよび/もしくはDLリソースセットの1つまたは複数のIDを含む。
【0217】
実施形態によれば、標示(202)は1つまたは複数のULリソースの1つまたは複数のIDを含み、各IDは単一のULリソースまたはリソースセットと関連付けられる。
【0218】
実施形態によれば、標示(202)は1つまたは複数のDLリソースの1つまたは複数のIDを含み、各IDは単一のDLリソースまたはリソースセットと関連付けられる。
【0219】
ある例示的な実施形態では、1つまたは複数のIDは1つまたは複数のULリソースと関連付けられる。基地局は、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に基づいて各ULリソースまたはセットに対して、1つまたは複数のDL RSのための少なくとも1つの送信空間フィルタまたはビーム方向を決定する。いくつかの例では、1つまたは複数のDL RSは、ネットワークノード(LMF)によってBSに示され得る。決定された送信空間フィルタまたはビーム方向は、1つまたは複数のDL RSの送信のためにBSによって適用される。ある例示的な実施形態では、1つまたは複数のIDは1つまたは複数のDLリソースと関連付けられる。基地局は、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に基づいて各DLリソースまたはセットに対して、1つまたは複数のUL RSのための少なくとも1つの受信空間フィルタまたはビーム方向を決定する。いくつかの例では、1つまたは複数のUL RSは、ネットワークノード(LMF)によってBSに示され得る。決定された受信空間フィルタまたはビーム方向は、1つまたは複数のUL RSの受信のためにBSによって適用される。
【0220】
ある例示的な実施形態では、1つまたは複数のIDは1つまたは複数のULリソースと関連付けられる。基地局は、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に基づいて各ULリソースまたはセットに対して、1つまたは複数の他のUL RSのための少なくとも1つの受信空間フィルタまたはビーム方向を決定する。いくつかの例では、1つまたは複数の他のUL RSは、ネットワークノード(LMF)によってBSに示され得る。決定された受信空間フィルタまたはビーム方向は、1つまたは複数の他のUL RSの受信のためにBSによって適用される。ある例示的な実施形態では、1つまたは複数のIDは1つまたは複数のDLリソースと関連付けられる。基地局は、空間フィルタ設定またはビーム方向設定に基づいて各DLリソースまたはセットに対して、1つまたは複数の他のDL RSのための少なくとも1つの送信空間フィルタまたはビーム方向を決定する。いくつかの例では、1つまたは複数の他のDL RSは、ネットワークノード(LMF)によってBSに示され得る。決定された送信空間フィルタまたはビーム方向は、1つまたは複数の他のDL RSの送信のためにBSによって適用される。
【0221】
実施形態によれば、1つまたは複数の第2のメッセージ(202)は、第1のメッセージと関連付けられてもよく、または第1のメッセージ(201.a、201.b、201.c)の一部であってもよい。
【0222】
以下では、ある実施形態による、BSによって受信される第1のメッセージの例が説明される。
【0223】
【0224】
対応する実施形態において、BSは、1つまたは複数のUL-RSの1つまたは複数の測定を実行せよとの要求メッセージをLMFから受信し得る。測定要求(201.a)は、1つまたは複数のUL-RS測定のための少なくとも1つの空間フィルタもしくはビーム方向情報の標示、および/または、測定のタイプの標示を含む。いくつかの例では、測定タイプは、「RSRP」、「RTOA」、「Rx-Tx-Time-difference」、または「AoA」、またはそれらの組合せに対応し得る。測定は、1つまたは複数のULリソースセットと関連付けられる1つまたは複数のUL RSリソース上で基地局によって実行される。
【0225】
BSが1つまたは複数のUL-RSについての測定要求または測定要求更新を受信するとき、測定要求メッセージは、空間フィルタまたはビーム方向についての情報を含むことができる。LMFからBSへの測定要求における構成情報の例がTable 1(表2)に示されており、この情報は、BS測定要求の一部またはTable 2(表3)に示されるような測定量情報(またはUL-RS構成)の一部である。
【0226】
【0227】
【0228】
対応する実施形態では、BSは、空間フィルタまたはビーム方向についての情報をネットワークノード(LMF)に提供する。いくつかの例では、BSは、測定要求(201.a)に応答して空間フィルタまたはビーム方向についての情報を提供し得る。情報は、1つまたは複数のDLリソースの1つまたは複数のIDを含むことができ、各IDは単一のDLリソースまたはリソースセットと関連付けられる。情報は、1つまたは複数のULリソースの1つまたは複数のIDを含むことができ、各IDは単一のULリソースまたはリソースセットと関連付けられる。情報は、メッセージ(202)において示される、または(201.b)において要求に応答して示される、1つまたは複数のULリソースもしくはセットおよび/または1つまたは複数のDLリソースもしくはセットの1つまたは複数のIDを含むことができる。
【0229】
情報は1つまたは複数のIDペアを含むことができ、各IDペアは少なくとも2つのIDを含み、第1のIDはULリソースと関連付けられて第2のIDはDLリソースと関連付けられ、または第1のIDはDLリソースと関連付けられて第2のIDはULリソースと関連付けられる。IDペアに関連するUL/DLリソースについて、それらの関連する送信空間フィルタおよび受信空間フィルタ間またはビーム方向間に対応関係が存在し得る。他の事例では、情報は1つまたは複数のIDペアを含むことができ、各IDペアは少なくとも2つのIDを含み、第1のIDはDLリソースと関連付けられて第2のIDは他のDLリソースと関連付けられ、または第1のIDはULリソースと関連付けられて第2のIDは他のULリソースと関連付けられる。IDペアに関連するDL/DLまたはUL/ULリソースについて、それらの関連する空間フィルタ間またはビーム方向間に対応関係が存在し得る。
【0230】
対応する実施形態では、BSは、測定報告において1つまたは複数の測定インスタンスにわたる1つまたは複数のULリソースの受信のための時間情報を提供するようにBSに要求するメッセージ(201.a)を測定要求において受信し得る。いくつかの選択肢では、BSは、1つまたは複数のULリソースの受信のための適用された受信空間フィルタについての情報を提供し得る。いくつかの選択肢では、BSは、1つまたは複数の測定報告に関連する1つまたは複数の測定のために、同じULリソースIDのための同じ時間情報(たとえば、タイムスタンプ)を提供し得る。これは、異なる受信空間フィルタおよび/またはビーム方向および/または異なるコンポーネントキャリアを使用して、同じULリソース上で同時にBSによって実行される。
【0231】
対応する実施形態では、BSは、1つまたは複数のDL-RS構成についての情報要求を含むメッセージをLMFから受信し得る。BSは、それに応答して、1つまたは複数のDL-RSリソースのための1つまたは複数の識別子を少なくとも含む、DL-RS構成についての情報をLMFに提供してもよく、リソースは所与の周波数層においてBS IDに対応する1つまたは複数のリソースセットIDに属す。
【0232】
一実施形態では、LMFは、1つまたは複数のDL-RSリソースに関連する1つまたは複数の送信空間フィルタ(たとえば、その方向)を修正するようにBSに要求し得る。DL-RSリソースのIDは、メッセージ(201.a)またはメッセージ(201.b)においてLMF要求においてトリガされるBSによって報告され得る。一例では、BSは、少なくとも1つまたは複数のDL-RSリソースの送信のための少なくとも空間フィルタまたはビーム方向の標示を含む構成メッセージ(202)をLMFから受信し得る。
【0233】
一実施形態では、LMFは、1つまたは複数のUL-RSリソースに対応する1つまたは複数の受信空間フィルタ(たとえば、その方向)を修正するようにBSに要求し得る。UL-RSのIDは、メッセージ(201.a)もしくはメッセージ(201.b)においてLMF要求によってトリガされるBSによって報告され、またはBS測定報告から生成される。
【0234】
以下では、ある実施形態による、BS 201cによって受信される第1のメッセージの例が説明される。
【0235】
対応する実施形態では、BSは、DL-RS送信の有効化またはトリガを示すためのメッセージをLMFから受信し得る。BSは、提供された有効化要求について有効化応答または有効化失敗をLMFに提供し得る。BSは、少なくとも1つのDLリソースの送信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向の標示、および/または、1つまたは複数の有効化もしくはトリガされたダウンリンク(DL)リソースの1つまたは複数の識別子(ID)の標示を含む構成メッセージ(202)を、有効化応答の後で受信する。
【0236】
以下では、ある実施形態による構成メッセージ202の例が説明される。
【0237】
実施形態によれば、BSは、1つまたは複数のDL-RSリソースのための空間方向および/またはビーム方向の標示を含む、LMFまたは任意の他のネットワークノードから、構成メッセージ(202)を受信する。いくつかの例では、BSは、ビーム方向を示す明確な方向角度情報(たとえば、到来角)または地理的エリア標示を受信し得る。
【0238】
ある例示的な実施形態では、BSは、構成メッセージ(202)の一部として、空間フィルタ情報を含む標示をLMFから受信し得る。この標示は、BSによって送信される1つまたは複数のDL RSに対応する、1つまたは複数のDLリソースまたはセットの少なくともあるDL RS標示および/もしくは1つまたは複数の識別子(ID)を含み得る。空間フィルタ情報は、BSによって受信されるUL RSに対応する、1つまたは複数のULリソースまたはセットの少なくとも1つのUL RS標示および/もしくは1つまたは複数の識別子(ID)を含み得る。
【0239】
ある例示的な実施形態では、BSは、1つまたは複数のDL RSの送信のための標示または情報を、構成メッセージ(202)の一部としてLMFから受信し得る。この標示または情報は、1つまたは複数の参照DL RSの少なくとも1つのIDを含み得る。BSは、参照DL-RSと同様の方向特性を有するDL-RSのための1つまたは複数の送信空間フィルタを決定するために、その情報または標示を使用し得る。いくつかの例では、同様の方向特性は、少なくとも1つのDL-RSが参照DL-RSと空間領域において重複することを意味する。
【0240】
ある例示的な実施形態では、BSは、1つまたは複数のDL RSの送信のための標示または情報を、構成メッセージ(202)の一部としてLMFから受信し得る。この標示または情報は、1つまたは複数の参照UL RSのための少なくとも1つのIDを含み得る。BSは、1つまたは複数の参照UL-RSの受信のために使用される空間フィルタと同様の方向特性を有するDL-RSのための1つまたは複数の送信空間フィルタを決定するために、その情報または標示を使用し得る。いくつかの例では、同様の方向特性は、参照UL-RSと空間領域において少なくとも1つのDL-RSが重複することを意味する。
【0241】
ある例示的な実施形態では、BSは、少なくとも1つのUL RSの受信のための情報または標示を、構成メッセージ(202)の一部としてLMFから受信し得る。情報は、1つまたは複数の参照UL RSのためのIDを含み得る。BSは、1つまたは複数の参照UL-RSの受信のために使用される空間フィルタと同様の方向特性を有するUL-RS受信のための1つまたは複数の受信空間フィルタを選択するために、その情報または標示を使用し得る。いくつかの例では、同様の方向特性は、参照UL-RSと空間領域において少なくとも1つのUL-RSが重複することを意味する。
【0242】
ある例示的な実施形態では、BSは、少なくとも1つのUL RSの受信のための情報または標示を、構成メッセージ(202)の一部としてLMFから受信し得る。情報は、1つまたは複数の参照DL RSのためのIDを含み得る。BSは、1つまたは複数の参照DL-RSの送信のために使用される送信空間フィルタと同様の方向特性を有するUL-RS受信のための1つまたは複数の受信空間フィルタを選択するために、受信された情報を使用し得る。いくつかの例では、同様の方向特性は、参照DL-RSと空間領域において少なくとも1つのUL-RSが重複することを意味する。
【0243】
対応する実施形態では、BSは、構成メッセージ(202)の一部として、グローバル座標系(GCS)またはローカル座標系(LCS)において、以下の情報、すなわち、
方位角、
仰角、
方位角不確実性、
仰角不確実性
のうちの1つまたは複数を示す、方向角度情報をLMFから受信し得る。
【0244】
対応する実施形態において、BSは、構成メッセージ(202)の一部として、グローバル座標系(GCS)またはローカル座標系(LCS)または相対的な測地位置におけるマップ投影エリアにおいて、以下の情報、すなわち、
X、Y、Z単位値
X値
Y値
Z値
エリア不確実性または信頼性
エリア不確実性または信頼性タイプ(球、楕円…)
のうちの1つまたは複数、または、以下の位置情報、すなわち、
緯度
経度
高度
差分緯度
差分経度
差分高度
不確実性または信頼性
のうちの1つまたは複数を示す情報をLMFから受信し得る。
【0245】
以下では、ある実施形態による、アップリンクトリガ手順の例が説明される。
【0246】
図6は、LMFによって調整される、ULによりトリガされるビーム支援手順の例を示す。具体的には、
図6は、段階5における1つまたは複数のUL-RSの受信および/または段階10における1つまたは複数のDL-RSの送信のための、1つまたは複数の空間フィルタまたはビーム方向を提供するための、1つより多くの構成メッセージ(202)を第2のBS(BS-2)に提供するための手順を示す。LMFは第1のBS(BS-1)および第2のBS(BS-2)と通信し、第1のBSは、UL-RS送信のためのプライマリセルまたはセカンダリセルで装置を構成することができる。第2のBSは、装置を構成すること、または装置と直接通信することが可能ではないことがある。
【0247】
一例では、第1のBSは、第1のBSによって装置に対して構成される1つまたは複数のUL-RS構成についての情報を要求する情報要求(201.b)を含むメッセージをLMFから受信し得る。第1のBSは、LMFに応答し、1つまたは複数のUL-RSリソースおよび/または1つまたは複数のUL-RSリソースセットについての情報を提供し得る。
【0248】
測位目的のUL-RSサウンディングに対して、UL-RSリソースの測定の後の手順のために少なくとも2つの選択肢が存在し得る(
図6の段階7-b)。UL-RSリソースの測定の後で、LMFは、DLビームフォーミングのために使用されるべきUL RSのIDを示すことによって、DL-RSのための空間フィルタを(標示202を介して)基地局に示す(
図6の段階10)。この標示は、前記空間フィルタについて適用されなければならないDL RSのIDの標示とともに、またはそれを伴わずに、のいずれかでLMFによって実行され得る。
【0249】
ある実施形態によれば、基地局は、ネットワークノード(LMF)から、ULリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDおよび1つまたは複数のDLリソースのIDの標示を受信するように構成され、示されるDLリソースの送信のために使用されるべき空間フィルタまたはビーム方向は、ULリソースまたはリソースセットの1つまたは複数の受信のために使用される空間フィルタまたはビーム方向から導出される。
【0250】
ある実施形態によれば、基地局は、ネットワークノード(LMF)から、ULリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDの標示を受信するように構成され、基地局による1つまたは複数のDLリソースまたはリソースセットの送信のために使用される空間フィルタまたはビーム方向は、基地局における1つまたは複数の示されるULリソースまたはリソースセットの受信のために使用される空間フィルタまたはビーム方向から導出される。
【0251】
標示が1つまたは複数のDL RSのIDを含まない場合、基地局がビームフォーミングされるDL RSを自身で選ぶか、または、使用されるべきDL RSがBSによって知られている、たとえばそれらがNR仕様により与えられるかのいずれかである。1つの選択肢では、基地局は、DL RSの1つまたは複数のIDまたはDL-RS送信のために構成されるセットをLMFに知らせ得る。
【0252】
ある実施形態によれば、基地局は、ネットワークノード(LMF)によって示される1つまたは複数のUL RSの空間フィルタまたはビーム方向から導出される、1つまたは複数のDL RSのための空間フィルタまたはビーム方向を使用するように構成され、空間フィルタまたはビーム方向が適用されるべきDL RSは、
LMFによって基地局に示され、または
基地局によって選ばれ、または
LMFによって提供される情報から基地局によって選ばれ、または
基地局によって知られている(たとえば、RSはNR仕様において与えられる)。
【0253】
使用されるべきDL RSを基地局が選ぶ場合、それは任意選択で、DL-RSをLMFに報告し得る。
【0254】
実施形態によれば、基地局は、1つまたは複数のDL RSのIDをネットワークノード(LMF)に提供するように構成される。報告されるIDに関連するDL RSは、ダウンリンクにおいて基地局が送信し得るDL RSであってもよく、報告は、空間フィルタの導出のためにLMFからULリソースの標示を受信した後で提供されてもよい。基地局は、LMFによって基地局に示されるUL RSから、報告されるDL RSのための空間フィルタまたはビーム方向を取得し得る。
【0255】
基地局は、DL RSのための1つまたは複数のUL RSから導出された空間フィルタまたはビーム方向を使用するので、それは、前記空間フィルタまたはビーム方向の適用についてUEに示し得る。
【0256】
ある実施形態によれば、ネットワークノード、基地局、またはLMFは、PHY層またはより高次の層を介して、以下のメッセージの少なくとも1つをユーザ機器に提供するように構成される。
UEは、UL RSもしくはUL RSセット「S」を送信するために使用される空間フィルタもしくはビーム方向から、DL RS「P」を受信するための空間フィルタもしくはビーム方向を導出する、または
基地局によってDL RS「P」を送信するための空間フィルタまたはビーム方向が、基地局においてUL RSもしくはRSセット「S」を受信するために使用される空間フィルタもしくはビーム方向から導出されると、UEは想定する。
【0257】
この標示は、たとえば、UL RSまたはRSセット「S」をDL RS「P」のためのTCI状態参照(TCI=送信構成インジケータ)に提供することによって実行されてもよく、DL RS「P」は、UL RS「S」とのQCLタイプ「D」の関連付けを伴うTCI状態を与えられてもよい。
【0258】
この標示は、たとえば、UL RSまたはRSセット「S」をDL RS「P」のためのLPP標示dl-RS-Infoに提供することによっても実行されてもよく、DL RS「P」は、UL RS「S」とのQCLタイプ「D」の関連付けを伴うdl-RS-QCL-Infoとして与えられてもよい。
【0259】
この手順は、基地局とLMFとの間で発生するDL RS選択プロセスとは無関係に、UEと基地局との間で発生し得る。
【0260】
注意:上記の実施形態のいずれかにおける1つまたは複数のDLまたはULリソースの使用のあらゆる言及が、1つまたは複数のリソースを含むDLまたはULリソースセットの使用も意味し得る。
【0261】
以下では、構成メッセージ(202)を受信するBSの例が説明される。
【0262】
実施形態によれば、BSは、構成メッセージ(202)の前または後に情報を受信し得る。情報メッセージは、ULリソースもしくはリソースセットまたは/およびDLリソースもしくはリソースセットが、参照デバイスから発信されているかどうか、または/および参照デバイスを標的としているかどうかについての情報を含み得る。情報メッセージ(20Y)は、以下のパラメータの1つまたは複数を含み得る。
・参照デバイスに関連する1つまたは複数のULリソースおよび/またはULリソースセットの1つまたは複数の識別子(ID)
・参照デバイスに関連する1つまたは複数のDLリソースおよび/またはDLリソースセットの1つまたは複数の識別子(ID)
・参照デバイスタイプについての標示
・参照デバイスの場所情報
・参照デバイスの方向情報
【0263】
対応する実施形態において、BSは、BSと参照デバイスとの間のLOS(見通し線)またはNLOS(非見通し線)チャネル状態を推定するために、情報メッセージ(20Y)における1つまたは複数のパラメータを使用する。BSは、測定要求に応答して、参照デバイスから発信される1つまたは複数のUL-RSのためのLOSもしくはNLOSチャネル状態についての標示を含む、または、参照デバイスの情報を使用する、測定報告を提供し、UEから発信される1つまたは複数のUL-RSについての測定のためのLOSまたはNLOS標示を導出し得る。
【0264】
以下では、ある実施形態による例が説明され、この例では、構成メッセージ202に応答して、BSが、適用される設定についての情報を提供する。
【0265】
実施形態によれば、BSは、(202)で導出される1つまたは複数の送信および/または受信空間フィルタもしくはビーム方向を適用することについての標示を、(202)に応答して、または測定報告において、LMFに提供し得る。この標示は、ULおよび/もしくはDLリソースの1つまたは複数のID、または構成を適用することについての成功の標示(202)、または送信および/もしくは受信のためのBSにおける適用されるビーム方向についての情報を含み得る。BSは、DL-RSまたはUL-RSの1つまたは複数のIDが、(202)において示される1つまたは複数のIDと空間的に関連付けられるかどうかを示し得る。
【0266】
実施形態によれば、BSは、(202)に応答して、または測定報告において、BSによって選択される1つまたは複数の送信および/または受信空間フィルタもしくはビーム方向の更新された選択についての標示をLMFに提供してもよく、(202)とは異なる少なくとも1つのパラメータまたは標示を含んでもよい。この標示は、ULおよび/もしくはDLリソースの1つまたは複数のID、または、送信および/もしくは受信のためのBSにおける適用されるビーム方向についての情報を含み得る。
【0267】
以下では、ある実施形態による、構成メッセージの有効性確認の例が説明される。
【0268】
実施形態によれば、標示(202)は、1つまたは複数のULリソースの受信のための少なくとも空間フィルタまたはビーム方向を示すために、1つまたは複数のULリソースおよび/もしくはULリソースセットの少なくとも1つまたは複数の識別子(ID)、ならびに/または、1つまたは複数のDLリソースおよび/もしくはDLリソースセットの1つまたは複数のIDについての有効性情報を含み得る。有効性確認情報は、構成(202)が有効である時間(たとえば、SFN、Hybrid-SFN、スロット、秒、システム固有のタイムスタンプなど)についての標示を含み得る。有効性確認情報は、構成(202)が適用され得る1つまたは複数の時間枠の標示を含み得る。その時間枠は、その構成が、受信のための非定期的な、半永続的な、もしくは定期的なUL-RSに、および/または送信のためのDL-RSに適用されるべきである、1つまたは複数の機会についての標示を含み得る。
【0269】
以下では、実施形態によるDLリソース構成が説明される。実施形態の具体的な例として、3つのあり得る選択肢がここで説明される。
【0270】
選択肢1:ステップ1:BSがDLリソースについてLMFに知らせる(201-bのように)、ステップ2:LMFが1つまたは複数のリソースのための構成を提供する、ステップ3:BSが確認または中止する。
【0271】
選択肢2:ステップ1:BSが構成可能なDLリソースのセットについてLMFに知らせる(201-bのように)、ステップ2:LMFが1つまたは複数のリソースのための構成を提供する、ステップ3:BSが確認または中止する。
【0272】
選択肢3:ステップ1:BSがLMFからPRS利用特性を受信する。BSが、これらの特性に従って、構成されたDL RSリソースについての情報をLMFに提供する。
【0273】
具体的には、BS固有のDL-RSのためのビーム方向構成を可能にするための方法のフローチャートを示す。具体的には、
図7は、DL-RSのための方向構成の例を示す(選択肢1)。基地局は、基地局において構成される1つまたは複数のDL-RSについての情報を提供せよとの要求をLMFから受信し得る。この要求に応答して、基地局は、1つまたは複数のDL-RSの情報または構成を提供し得る。提供された情報は、たとえば、Table 3(表4)に示されるようなDL-RS構成を含むBS-Information-Itemの一部であり得る。この情報は、1つまたは複数のDL-RSリソースセットIDまたはリソースIDの空間方向情報を含み得る。一実施形態では、LMFは、基地局から受信された空間方向情報を使用して、1つまたは複数のDL-RSのための空間フィルタもしくはビーム方向を示す構成を生成し、または、1つまたは複数のDL-RSの方向もしくは空間設定を更新もしくは再構成する。
【0274】
【0275】
一実施形態では、基地局は、基地局において1つまたは複数のDL RSの方向を示す構成メッセージを受信し、標示の少なくとも1つは、以前のメッセージにおいてLMFにBSによって提供されたDL-RSに対応する。
【0276】
一実施形態では、BSはさらに、以前に受信された構成メッセージまたは同時の構成および構成要求に基づいて、1つまたは複数のDL-RSを再構成せよとの要求を受信し得る。BSは、動作が成功する場合には構成要求を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、LMFに応答し得る。
【0277】
一実施形態では、基地局はさらに、以前に受信された構成メッセージまたは同時の構成および構成要求に基づいて、1つまたは複数のDL-RSを有効にせよとの要求を受信し得る。基地局は、動作が成功する場合には構成要求を確認することによって、または動作が成功しない場合には失敗メッセージをシグナリングすることによって、LMFに応答し得る。
【0278】
基地局は、ネットワークノード(LMF)から、BSにおいて構成される1つまたは複数のDL-RSについての情報をその中で提供するための要求を受信し得る。この要求に応答して、基地局は、1つまたは複数の再構成可能なDL-RSの情報または構成を提供し得る。一実施形態では、LMFは、基地局から受信された1つまたは複数の再構成可能なセットまたは1つまたは複数の再構成可能なリソースについての情報を使用して、DL-RSのための空間情報もしくはビーム方向を示す、または、DL-RSの1つまたは複数の方向設定もしくは空間設定を更新もしくは再構成するための空間情報もしくはビーム方向を示す、構成を生成する。
【0279】
一実施形態では、基地局は、空間情報および/またはビーム方向情報を含む所望のDL-RS特性を適用するように、ネットワークノード(LMF)によって構成される。このメッセージに応答して、基地局は、LMFからのメッセージにおいて示される特性に関連する1つまたは複数のDL-RSの構成を提供し得る。
【0280】
以下では、実施形態によるUEの方法およびUEの概念が説明される。
【0281】
UEは、ネットワークエンティティから、1つまたは複数のDL-RSについての測定を実行するための情報を受信し得る。UEは、同じまたは異なるエンティティから、1つまたは複数のUL-RSの構成を受信し得る。一例では、UEを構成するエンティティはBSであり得る。UEは、1つまたは複数のDL-RSについての測定を実行せよとの指示を受信し得る。DL-RS受信のための情報は、1つまたは複数のUL-RSに基づいて、DL-RSの空間フィルタまたは受信方向についての標示を含み得る。UEは、DL RSのために1つまたは複数のUL RSから導出される空間フィルタまたはビーム方向を使用し得る。
【0282】
いくつかの例では、UEは、ネットワークノード(LMF)から、または基地局から、PHY層またはより高次の層(たとえば、RRC)を介して、以下のメッセージの少なくとも1つを受信するように構成される:UEが、UL RSまたはUL RSセット「S」を送信するために使用される空間フィルタもしくはビーム方向から、DL RS「P」を受信するための空間フィルタもしくはビーム方向を導出し得る、または、基地局によってDL RS「P」を送信するための空間フィルタもしくはビーム方向が、基地局においてUL RSもしくはRSセット「S」を受信するために使用される空間フィルタもしくはビーム方向から導出されると、UEが想定し得る。この標示は、たとえば、UL RSまたはRSセット「S」をDL RS「P」のためのTCI状態参照に提供することによって実行されてもよく、DL RS「P」は、UL RS「S」とのQCLタイプ「D」の関連付けを伴うTCI状態を与えられてもよい。
【0283】
実施形態によれば、ユーザ機器(UE)によって行われる方法は、
・1つまたは複数のサービングまたは近隣BSに関連する1つまたは複数のDL-RSの受信のための1つまたは複数の構成を含むメッセージを、ネットワークエンティティ(LMF)から受信するステップと、
・1つまたは複数のUL-RSのための送信空間フィルタ情報を含む標示を、ネットワークエンティティ(LMF)から受信するステップと、
・前記1つまたは複数のUL-RSを使用して1つまたは複数のDL-RSのための受信空間フィルタまたはビーム方向を決定するステップと、
・前記1つまたは複数のUL-RSを使用して1つまたは複数のDL-RSを受信するための受信空間フィルタまたはビーム方向を適用するステップとを含む。
【0284】
UEは、1つまたは複数のDL-RSについての測定を実行するための情報を、ネットワークエンティティ(LMF)から受信し得る。UEは、SL-RS(サイドリンクリソース)送信のための構成を、同じまたは異なるエンティティから受信し得る。一例では、UEを構成するエンティティはBSであり得る。UEは、1つまたは複数のSL-RSについての測定を実行せよとの標示を受信し得る。DL-RS受信のための情報は、1つまたは複数のSL-RSから空間フィルタまたは受信方向についての標示を含み得る。
【0285】
実施形態によれば、ユーザ機器(UE)によって行われる方法が提供され、この方法は、1つまたは複数のサービングまたは近隣BSのための1つまたは複数のDL-RSの受信のための1つまたは複数の構成を含むメッセージをネットワークエンティティから受信するステップを含む。
【0286】
たとえば、BSは、たとえば、DL-PRSを得るために、上で提供された基地局の概念の1つ、またはBSのための上で提供された方法の1つを適用し得る。
・ネットワークエンティティから、1つまたは複数のサイドリンク(SL)RSについての送信空間フィルタ情報を含む標示を受信する
・パラメータのセットからの1つまたは複数のSL-RSを使用して1つまたは複数のDL-RSを受信するための空間フィルタまたはビーム方向を決定する
【0287】
対応する実施形態において、UEは参照デバイスに対応し得る。参照デバイスはその位置をネットワークエンティティに提供してもよく、またはその場所はネットワークエンティティにおいて知られている。位置が知られている参照デバイスは、以下の機能、すなわち、
・DL-RSを測定し、関連する測定結果(たとえば、RSTD、Rx-Tx時間差、RSRP)をLMFに報告する
・UL-RSを送信し、BSが測定を行い測定結果(たとえば、RTOA、Rx-Tx時間差、AOA)を参照デバイスからLMFに報告することを可能にする
のうちの1つまたは複数をサポートする。
【0288】
UEは、UL-AoAまたはUL-TDoAなどのUL送信に基づいて、1つまたは複数の測位方法を行うことが要求され得る。UEは、UL-RS構成を用いた1つまたは複数のUL-RSリソースの送信のために構成され得る。UEは、DL-AoAまたはDL-TDoAなどのDL送信に基づいて、1つまたは複数の測位方法を行うことが要求され得る。UEは、DL-RS受信のための1つまたは複数のDL-RSリソースについての情報を与えられ得る。UEは、所与の時間における1つまたは複数のDL-RSについての1つまたは複数の測定が1つまたは複数のUL-RSと関連付けられるかどうかについての標示を、LMFに提供し得る。
【0289】
実施形態によれば、UEにより支援されるモードにおいて、UEは、DL-RSリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDについての1つまたは複数の測定が、1つまたは複数のUL-RSリソースの1つまたは複数のIDと空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、LMFに提供し得る。UEの測定は、UEにより支援されるモードにおいてDL-RSについてUEによって実行されるRSTD、RSRP、Rx-Tx、RSRP、またはあらゆる測定であり得る。
【0290】
対応する実施形態において、UEにより支援されるモードでは、UEは、DL-RSリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDについての1つまたは複数の測定が、所与の時間(たとえば、タイムスタンプ)における1つまたは複数のUL-RSリソースの1つまたは複数のIDと関連付けられるかどうかについての標示を、LMFに提供し得る。
【0291】
実施形態によれば、UEに基づくモードにおいて、UEは、1つまたは複数のBSからのDL-RSリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDが1つまたは複数のUL-RSリソースの1つまたは複数のIDと空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、LMFから受信し得る。
【0292】
UEは、multi-RTTなどのUL送信およびDL受信に基づいて、1つまたは複数の測位方法を行うことが要求され得る。UEは、UL-RS構成を伴う1つまたは複数のUL-RSリソースでの送信のために構成され、DL-RS受信のための1つまたは複数のDL-RSリソースについての情報を与えられ得る。UEは、所与の時間における1つまたは複数のDL-RSについての1つまたは複数のRx-Tx測定が1つまたは複数のUL-RSと空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、LMFに提供し得る。
【0293】
実施形態によれば、UEにより支援されるモードでは、DL-RSリソースまたはリソースセットの1つまたは複数のIDについての1つまたは複数のRx-Tx測定が、1つまたは複数のUL-RSリソースの1つまたは複数のIDと空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、LMFに提供し得る。UE測定は、RSTD、RSRP、Rx-Tx、RSRP、またはUEにより支援されるモードでDL-RSについてUEによって実行されるあらゆる測定であり得る。
【0294】
ある実施形態では、UEは、1つまたは複数のRx-Tx BS測定が1つまたは複数のUL-RSリソースの1つまたは複数のIDと空間的に関連付けられるかどうかについての標示を、LMFから受信し得る。
【0295】
以下では、ある実施形態による、UEにより開始される要求が説明される。
【0296】
UEは、DL-RSについての測定を実行し、測定結果を使用して、ある空間フィルタ構成もしくはビーム方向を用いて新しいDL-RSを構成するように、または既存のDL-RSを修正するように、ネットワークエンティティに要求または推奨してもよい。UEは、1つまたは複数のBSの1つまたは複数のDL RSからDL RSを受信するための、空間フィルタまたはビーム方向を導出し得る。UEは、1つまたは複数のDL-RSのための空間フィルタまたはビーム方向についての標示を、ネットワークエンティティに提供し得る。ネットワークエンティティは、構成メッセージ(202)を導出するために、UE要求によって提供される情報を使用し得る。
【0297】
LMF方法
実施形態によれば、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティであって、ネットワークエンティティは、
1つまたは複数のユーザ機器から送信されるアップリンクリソースによるアップリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、および/またはその測定結果を含む測定報告を第2の基地局から受信し、
その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定し、
1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングする
ように構成される。
【0298】
実施形態によれば、送信空間フィルタ情報または受信空間フィルタ情報を提供するためのワイヤレス通信システムのネットワークエンティティであって、ネットワークエンティティは、
第2の基地局から送信されるダウンリンクリソースによるダウンリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、その測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信し、
その情報に応じて、および/または測定報告に応じて、方向情報を決定し、
1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/または1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングする
ように構成される。
【0299】
対応する実施形態において、ネットワークエンティティは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信のための、および/または、1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための、1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供する。かつ/または
【0300】
対応する実施形態において、ネットワークは、ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供し、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む。
【0301】
実施形態によれば、ネットワークノード(LMF(500))によって行われる方法が提供される。方法は、
第2のBSから送信されるDL RSの測定結果を含む情報を第1のBSから受信し、および/またはその測定結果を含む測定報告を測定デバイスから受信するステップと、
その情報および/または測定報告に基づいて方向情報を決定するステップと、
少なくとも1つのULリソースおよび/またはDLリソースのための方向情報をマッピングするステップと、
メッセージ(202)を第2のBSに提供するステップであって、メッセージ(202)は、1つまたは複数のダウンリンク(DL)リソースの送信および/または1つまたは複数のアップリンク(UL)リソースの受信のための少なくとも空間フィルタもしくはビーム方向の標示を含む、ステップ、または
1つまたは複数のUL-RSについての少なくとも1つの送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含むメッセージ(402)をUEに提供し、パラメータのセットからの1つまたは複数のUL-RSを使用して1つまたは複数のDL-RSを受信するための空間フィルタまたはビーム方向を決定するためにUEがこの情報を使用することを可能にするステップを含む。
【0302】
実施形態によれば、送信空間フィルタ情報を提供するための、ネットワークノードによって行われる方法であって、ネットワークエンティティは、
1つまたは複数のユーザ機器から送信されるアップリンクリソースによるアップリンク送信の測定結果を含む情報を第1の基地局から受信し、その情報を含む測定報告を第2の基地局から受信し、
その情報に応じて、および/もしくは測定報告に応じて、方向情報を決定し、
1つまたは複数のアップリンクリソースおよび/もしくは1つまたは複数のダウンリンクリソースのための方向情報をマッピングし、
1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信および/もしくは1つまたは複数のアップリンクリソースによる1つまたは複数のアップリンク受信のための1つまたは複数の空間フィルタまたは1つまたは複数のビーム方向の標示を含むメッセージを第2の基地局に提供し、ならびに/または、
ワイヤレス通信システムのユーザ機器にメッセージを提供し、メッセージは、1つまたは複数のアップリンクリソースについての送信空間フィルタ情報を示す1つまたは複数の構成を含み、メッセージは、1つまたは複数のダウンリンクリソースによる1つまたは複数のダウンリンク送信を受信するための1つまたは複数の空間フィルタもしくは1つまたは複数のビーム方向についての情報を含む
ように構成される。
【0303】
説明される概念のいくつかの態様は装置の文脈で説明されているが、これらの態様は対応する方法の説明も表すことが明らかであり、ブロックまたはデバイスは、方法ステップまたは方法ステップの特徴に対応する。同様に、方法ステップの文脈で説明される態様は、対応する装置の対応するブロックまたは項目または特徴の説明も表す。
【0304】
本発明の様々な要素および特徴は、アナログ回路および/もしくはデジタル回路を使用してハードウェアで、ソフトウェアで、1つまたは複数の汎用もしくは専用プロセッサによる命令の実行を通じて、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして実装され得る。たとえば、本発明の実施形態は、コンピュータシステムまたは他の処理システムの環境において実装され得る。
図8はコンピュータシステム600の例を示す。ユニットまたはモジュール、ならびにこれらのユニットによって行われる方法のステップは、1つまたは複数のコンピュータシステム600で行われ得る。コンピュータシステム600は、専用または汎用デジタルシグナルプロセッサのような1つまたは複数のプロセッサ602を含む。プロセッサ602は、バスまたはネットワークのような通信インフラストラクチャ604に接続される。コンピュータシステム600は、メインメモリ606、たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)、セカンダリメモリ608、たとえばハードディスクドライブおよび/またはリムーバブルストレージデバイスを含む。セカンダリメモリ608は、コンピュータプログラムまたは他の命令がコンピュータシステム600へとロードされることを可能にし得る。コンピュータシステム600はさらに、コンピュータシステム600と外部デバイスとの間でソフトウェアとデータが転送されることを可能にするための、通信インターフェース610を含み得る。通信は、電子的な信号、電磁気的な信号、光学的な信号、または通信インターフェースによって扱われることが可能な他の信号の形態であってもよい。通信は、ワイヤまたはケーブル、光ファイバ、電話線、携帯電話リンク、RFリンク、および他の通信チャネル612を使用し得る。
【0305】
「コンピュータプログラム媒体」および「コンピュータ読み取り可能な媒体」という用語は、リムーバブルストレージユニットまたはハードディスクドライブの中に設置されるハードディスクなどの、有形記憶媒体を全般に指すために使用される。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステム600にソフトウェアを提供するための手段である。コンピュータ制御論理とも呼ばれるコンピュータプログラムは、メインメモリ606および/またはセカンダリメモリ608に記憶される。コンピュータプログラムはまた、通信インターフェース610を介して受信され得る。コンピュータプログラムは、実行されると、コンピュータシステム600が本発明を実施することを可能にする。具体的には、コンピュータプログラムは、実行されると、プロセッサ602が、本明細書で説明される方法のいずれかなどの本発明のプロセスを実施することを可能にする。したがって、そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステム600のコントローラを表し得る。本開示がソフトウェアを使用して実装される場合、ソフトウェアは、コンピュータプログラム製品に記憶され、リムーバブルストレージデバイス、通信インターフェース610のようなインターフェースを使用して、コンピュータシステム610にロードされ得る。
【0306】
ハードウェアまたはソフトウェアでの実装は、デジタル記憶媒体、たとえば、電気的に読み取り可能な制御信号が記憶されているクラウドストレージ、フロッピーディスク、DVD、Blue-Ray、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、またはフラッシュメモリを使用して実行されてもよく、これらは、それぞれの方法が行われるように、プログラム可能コンピュータシステムと協調し、または協調することが可能である。したがって、デジタル記憶媒体はコンピュータ読み取り可能であり得る。
【0307】
本発明によるいくつかの実施形態は、本明細書で説明される方法の1つが行われるように、プログラム可能コンピュータシステムと協調することが可能な、電気的に読み取り可能な制御信号を有するデータ担体を含む。
【0308】
一般に、本発明の実施形態は、プログラムコードを伴うコンピュータプログラム製品として実装されてもよく、プログラムコードは、コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されるとき、方法の1つを行うために動作可能である。プログラムコードは、たとえば機械読み取り可能な担体に記憶され得る。
【0309】
他の実施形態は、機械読み取り可能な可読担体に記憶される、本明細書で説明される方法の1つを行うためのコンピュータプログラムを含む。言い換えると、本発明の方法のある実施形態は、したがって、コンピュータ上で実行されると本明細書で説明される方法の1つを行うためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムである。
【0310】
本発明の方法のさらなる実施形態は、したがって、本明細書で説明される方法の1つを行うためのコンピュータプログラムが記録されている、データ担体もしくはデジタル記憶媒体、またはコンピュータ読み取り可能な媒体である。本発明の方法のさらなる実施形態は、したがって、本明細書で説明される方法の1つを行うためのコンピュータプログラムを表すデータストリームまたは信号のシーケンスである。データストリームまたは信号のシーケンスは、たとえば、データ通信接続を介して、たとえばインターネットを介して転送されるように構成され得る。さらなる実施形態は、たとえば、本明細書で説明される方法の1つを行うように構成される、またはそのように適合される、処理手段、たとえばコンピュータまたはプログラマブルロジックデバイスを含む。さらなる実施形態は、本明細書で説明される方法の1つを行うためのコンピュータプログラムがインストールされているコンピュータを含む。
【0311】
いくつかの実施形態では、プログラマブルロジックデバイス、たとえばフィールドプログラマブルゲートアレイが、本明細書で説明される方法の機能の一部またはすべてを行うために使用され得る。いくつかの実施形態では、フィールドプログラマブルゲートアレイは、本明細書で説明される方法の1つを行うために、マイクロプロセッサと協調し得る。一般に、方法は好ましくは、任意のハードウェア装置によって行われる。
【0312】
上で説明された実施形態は、本発明の原理を例示するものにすぎない。本明細書で説明される構成および詳細の修正と変形が、当業者に明らかであることが理解される。したがって、差し迫った特許請求の範囲によってのみ限定され、本明細書の実施形態の記述および説明により提示される具体的な詳細によっては限定されないことが意図される。
【0313】
(参考文献)
RRC TS38.331 v16.1.0
LPP TS37.355 v16.1.0
NRPPa TS38.455 v16.0.0
【0314】
【0315】
【符号の説明】
【0316】
101 UE
102 コアネットワーク
105 ネットワークRANエンティティ
106 基地局
110 基地局
114 バックホール
201 要求メッセージ
202 構成メッセージ
210 装置
220 ユーザ機器
230 ネットワークエンティティ
235 ネットワークエンティティ
240 ワイヤレス通信システム
301 測定報告
302 構成DL-RS応答
402 構成メッセージ
600 コンピュータシステム
602 プロセッサ
604 通信インフラストラクチャ
606 メインメモリ
608 セカンダリメモリ
610 通信インターフェース
612 通信チャネル