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  • 特許-商品情報管理装置 図1
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  • 特許-商品情報管理装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-05-01
(45)【発行日】2025-05-16
(54)【発明の名称】商品情報管理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20230101AFI20250509BHJP
【FI】
G06Q30/06
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2025015006
(22)【出願日】2025-01-31
【審査請求日】2025-02-06
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524323405
【氏名又は名称】株式会社D4All
(74)【代理人】
【識別番号】100153268
【弁理士】
【氏名又は名称】吉原 朋重
(72)【発明者】
【氏名】西郷 孝一
(72)【発明者】
【氏名】池田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】諸冨 大樹
【審査官】山崎 雄司
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-344410(JP,A)
【文献】特開2012-185754(JP,A)
【文献】特開2022-149539(JP,A)
【文献】特開2019-185250(JP,A)
【文献】特開2003-132252(JP,A)
【文献】寺西 大,沖野 進之介,折本 研,健山 智子,松本 慎平,チラシ・ポスター撮影画像のキーワード自動認識のための文字領域の抽出と加工,電気学会研究会資料,日本,一般社団法人電気学会,2019年03月18日,p.5-9
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品毎に、商品識別情報、第1の項目識別情報及びその項目値、並びに、第2の項目識別情報及びその項目値それぞれを関連付けて記憶する商品情報記憶手段と、
画像媒体から一の前記商品に関する一の前記商品識別情報、並びに、前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを画像認識処理によって抽出する画像情報抽出手段と、
外部装置に記憶されるデータベースにアクセスし、該データベースから前記一の商品識別情報、並びに、前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを抽出するDB情報抽出手段と、
前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定する第1判定手段と、
前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値を、前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値に置換する第1商品情報修正手段と、
前記第2判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値を、前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値に置換する第2商品情報修正手段と、を有することを特徴とする商品情報管理装置。
【請求項2】
商品毎に、商品識別情報、第1の項目識別情報及びその項目値、並びに、第2の項目識別情報及びその項目値それぞれを関連付けて記憶する商品情報記憶手段を備えるコンピューターが行う商品情報管理方法であって、
画像情報抽出手段が、画像媒体から一の前記商品に関する一の前記商品識別情報、並びに、前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを画像認識処理によって抽出するステップと、
DB情報抽出手段が、外部装置に記憶されるデータベースにアクセスし、該データベースから前記一の商品識別情報、並びに、前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを抽出するステップと、
第1判定手段が、前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定するステップと、
第2判定手段が、前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定するステップと、
第1商品情報修正手段が、前記第1判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値を、前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値に置換するステップと、
第2商品情報修正手段が、前記第2判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値を、前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値に置換するステップと、を含む商品情報管理方法。
【請求項3】
コンピューターに、請求項2に記載の方法を実行させるための商品情報管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
商品マスターデータベースの技術に関する。
【背景技術】
【0002】
商品マスターデータベースとは、商品に関する基本情報や属性を登録したデータベースであり、例えば、商品名、原材料、消費期限、内容量、保存方法、レビュー、発注単位、重量などの情報を一元化して管理することで、在庫管理や販売管理などの業務効率化に役立つ。
【0003】
そのような背景下、商品マスターデータベースに関する技術的な提案がなされており、例えば、特許文献1では、秘匿性及び自由度を実現する一方で、システム全体としては共通化することによる利便性を向上した商品情報提供システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2020-004308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、商品マスターデータベースが複数存在し、正しい情報を備えるものがどれか分からなかったり、データの登録・管理が人任せなので、データの正確性が担保されていなかったりするという問題点があった。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、最新情報にアップデートされた商品マスターデータベースを生成する商品情報管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示する商品情報管理装置の一形態は、商品毎に、商品識別情報、第1の項目識別情報及びその項目値、並びに、第2の項目識別情報及びその項目値それぞれを関連付けて記憶する商品情報記憶手段と、画像媒体から一の前記商品に関する一の前記商品識別情報、並びに、前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを画像認識処理によって抽出する画像情報抽出手段と、外部装置に記憶されるデータベースにアクセスし、該データベースから前記一の商品識別情報、並びに、前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせを抽出するDB情報抽出手段と、前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定する第1判定手段と、前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報及びその項目値の組み合わせと、が一致するか否かを判定する第2判定手段と、前記第1判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値を、前記画像情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第1の項目識別情報に係る項目値に置換する第1商品情報修正手段と、前記第2判定手段が一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、前記商品情報記憶手段に記憶される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値を、前記DB情報抽出手段によって取得される前記一の商品識別情報に関連付けられる前記第2の項目識別情報に係る項目値に置換する第2商品情報修正手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
開示する商品情報管理装置は、最新情報にアップデートされた商品マスターデータベースを生成する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施の形態に係る商品情報管理装置の概要を説明する図である。
図2】本実施の形態に係る商品情報管理装置の機能ブロック図である。
図3】本実施の形態に係る商品情報管理装置のハードウエア構成例を示す図である。
図4】本実施の形態に係る商品情報管理装置による処理例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る商品情報管理装置の動作原理)
【0010】
図1及び2を用いて、本実施の形態に係る商品情報管理装置(以下、単に「本装置」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本装置100と他装置との接続関係を示す図であり、図2は、本装置100の機能ブロック図である。
【0011】
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク300を介して、1つ以上の外部装置280に接続される。通信ネットワーク300は、有線通信ネットワークであっても良く、無線通信ネットワークであっても良い。外部装置280は、例えば、商品210のメーカーが管理する装置であっても良く、POS(Point of Sales)システムであっても良い。外部装置280は、それぞれが商品210に関するデータベース290を備えている。また、本装置100は、商品210に関するマスターデータベースである商品情報記憶手段110を有する。
【0012】
図2で示すように、本装置100は、商品情報記憶手段110、画像情報抽出手段120、DB情報抽出手段130、第1判定手段140、第2判定手段150、第1商品情報修正手段160、第2商品情報修正手段170を有する。
【0013】
商品情報記憶手段110は、商品210毎に、商品識別情報220、第1の項目識別情報230及びその項目値240、並びに、第2の項目識別情報250及びその項目値260それぞれを関連付けて記憶する。商品識別情報220は、例えば、JANコードである。
【0014】
第1の項目識別情報230、第2の項目識別情報250は、例えば、商品名、原材料、消費期限、内容量、保存方法、レビュー、発注方法、重量、消費期限等の情報であるが、ここに掲げる以外の情報であっても良い。
【0015】
画像情報抽出手段120は、画像媒体270から一の商品210に関する一の商品識別情報220、並びに、第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせを画像認識処理によって抽出する。画像媒体270は、例えば、広告チラシである。また、画像情報抽出手段120が採用する画像認識処理の手法は特に限定しない。
【0016】
DB情報抽出手段130は、外部装置280に記憶されるデータベース290にアクセスし、データベース290から一の商品210に関する一の商品識別情報220、並びに、第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせを抽出する。外部装置280は、1つ以上あり、それぞれが別々の管理手段、目的によって設置されている。
【0017】
DB情報抽出手段130は、様々なデータベースから290から情報を収集し、商品識別情報220をキーにして、それら情報を統合する意義を有するものである。
【0018】
第1判定手段140は、一の第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせについて、画像情報抽出手段120によって取得(抽出)されるものと、商品情報記憶手段110に記憶されるものと、が一致するか否かを判定する。第1判定手段140は、一の第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせが最新情報なのか、正当な情報であるのかなどを検証する。
【0019】
第2判定手段150は、一の第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせについて、DB情報抽出手段130によって取得(抽出)されるものと、商品情報記憶手段110に記憶されるものと、が一致するか否かを判定する。第2判定手段150は、一の第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせが最新情報なのか、正当な情報であるのかなどを検証する。
【0020】
第1商品情報修正手段160は、第1判定手段140が一致しないと判定する場合、その旨を報知する。そして、第1商品情報修正手段160は、一の商品識別情報220に関連付けられる第1の項目識別情報230に係る項目値240について、商品情報記憶手段11に記憶されるものを、画像情報抽出手段120によって取得(抽出)されるものに(で)置換する。第1商品情報修正手段160は、第1の項目識別情報230に係る項目値240を最新情報にアップデートする。
【0021】
第2商品情報修正手段170は、第2判定手段150が一致しないと判定する場合、その旨を報知する。そして、第2商品情報修正手段170は、一の商品識別情報220に関連付けられる第2の項目識別情報250に係る項目値260について、商品情報記憶手段110に記憶されるものを、DB情報抽出手段130によって取得(抽出)されるものに(で)置換する。第2商品情報修正手段170は、第2の項目識別情報250に係る項目値260を最新情報にアップデートする。
本装置100は、上記の動作原理に基づいて、最新情報にアップデートされた商品マスターデータベース110を生成する。
(本実施の形態に係る商品情報管理装置のハードウエア構成)
【0022】
図3を用いて、本装置100のハードウエア構成例について説明する。図3は、本装置100のハードウエア構成の一例を示す図である。図3で示すように、本装置100は、CPU(Central Processing Unit)510、ROM(Read-Only Memory)520、RAM(Random Access Memory)530、補助記憶装置540、通信I/F550、入力装置560、表示装置570、記憶媒体I/F580を有する。
【0023】
CPU510は、ROM520に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM530に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、本装置100全体を制御する。ROM520は、CPU510が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM530は、CPU510でROM520に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
【0024】
補助記憶装置540は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置であり、例えば、商品情報記憶手段110を含む形態としても良い。補助記憶装置540は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである。
【0025】
通信I/F550は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワーク300に接続し、通信機能を提供する他装置(POSシステム等)280とデータの授受を行うためのインターフェースである。
【0026】
入力装置560は、キーボードなど本装置100にデータ入力を行うための装置である。表示装置(出力装置)570は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、本装置100が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。記憶媒体I/F580は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの記憶媒体590とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
【0027】
本装置100が有する各手段は、CPU510が、ROM520又は補助記憶装置540に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、本装置100が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F550を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F580を介して記憶媒体590から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、本装置100に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係る商品情報管理装置による処理例)
図4を用いて、本装置100による処理例の流れについて説明する。図4は、本装置100による処理例の流れを示すフローチャートである。
【0028】
S10で画像情報抽出手段120が、画像媒体270から一の商品210に関する一の商品識別情報220、並びに、第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせを画像認識処理によって抽出する。画像媒体270は、例えば、広告チラシである。また、画像情報抽出手段120が採用する画像認識処理の手法は特に限定しない。
【0029】
また、S10でDB情報抽出手段130が、外部装置280に記憶されるデータベース290にアクセスし、データベース290から一の商品210に関する一の商品識別情報220、並びに、第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせを抽出する。外部装置280は、1つ以上あり、それぞれが別々の管理手段、目的によって設置されている。
【0030】
DB情報抽出手段130は、様々なデータベースから290から情報を収集し、商品識別情報220をキーにして、それら情報を統合する意義を有するものである。
【0031】
S20で第1判定手段140が、一の第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせについて、S10において取得(抽出)されるものと、商品情報記憶手段110に記憶されるものと、が一致するか否かを判定する。第1判定手段140は、一の第1の項目識別情報230及びその項目値240の組み合わせが最新情報なのか、正当な情報であるのかなどを検証する。
【0032】
また、S20で第2判定手段150が、一の第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせについて、S10において取得(抽出)されるものと、商品情報記憶手段110に記憶されるものと、が一致するか否かを判定する。第2判定手段150は、一の第2の項目識別情報250及びその項目値260の組み合わせが最新情報なのか、正当な情報であるのかなどを検証する。
【0033】
S30で第1商品情報修正手段160が、S20において第1判定手段140が一致しないと判定する場合、その旨を報知する。加えて、S30で第1商品情報修正手段160が、一の商品識別情報220に関連付けられる第1の項目識別情報230に係る項目値240について、商品情報記憶手段11に記憶されるものを、画像情報抽出手段120によって取得(抽出)されるものに(で)置換する。第1商品情報修正手段160は、第1の項目識別情報230に係る項目値240を最新情報にアップデートする。
【0034】
また、S30で第2商品情報修正手段170が、S20において第2判定手段150が一致しないと判定する場合、その旨を報知する。加えて、S30で第2商品情報修正手段170が、一の商品識別情報220に関連付けられる第2の項目識別情報250に係る項目値260について、商品情報記憶手段110に記憶されるものを、DB情報抽出手段130によって取得(抽出)されるものに(で)置換する。第2商品情報修正手段170は、第2の項目識別情報250に係る項目値260を最新情報にアップデートする。
上記した様な処理を行うことによって、本装置100は、最新情報にアップデートされた商品マスターデータベース110を生成する。
【0035】
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0036】
100 商品情報管理装置
110 商品情報記憶手段
120 画像情報抽出手段
130 DB情報抽出手段
140 第1判定手段
150 第2判定手段
160 第1商品情報修正手段
170 第2商品情報修正手段
210 商品
220 商品識別情報
230 第1の項目識別情報
240 第1の項目識別情報の項目値
250 第2の項目識別情報
260 第2の項目識別情報の項目値
270 画像媒体
280 外部装置
290 外部装置に記憶されるデータベース
300 通信ネットワーク
510 CPU
520 ROM
530 RAM
540 補助記憶装置
550 通信インターフェース
560 入力装置
570 出力装置
580 記憶媒体インターフェース
590 記憶媒体
【要約】      (修正有)
【課題】最新情報にアップデートされた商品マスターデータベースを生成する商品情報管理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品情報管理装置は、商品毎に商品識別情報、第1の項目情報、第2の項目情報それぞれを関連付けて記憶する記憶手段、画像媒体から一の商品識別情報、第1の項目情報を画像認識処理によって抽出する手段、外部装置に記憶されるデータベースにアクセスし、一の商品識別情報、第2の項目情報を抽出する手段、抽出した一の商品識別情報に関連付けられる第1、第2の項目情報と記憶手段に記憶される一の商品識別情報に関連付けられる第1、第2の項目情報とが一致するか否かを判定する手段及び一致しないと判定する場合、その旨を報知すると共に、記憶手段に記憶される一の商品識別情報に関連付けられる第1、第2の項目情報を、抽出した一の商品識別情報に関連付けられる第1、第2の項目情報に置換する手段を有する。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4