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7688773求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-05-27
(45)【発行日】2025-06-04
(54)【発明の名称】求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20250528BHJP
   G06Q 10/1053 20230101ALI20250528BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q10/1053
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2024209270
(22)【出願日】2024-12-02
【審査請求日】2024-12-09
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515345919
【氏名又は名称】株式会社メドレー
(74)【代理人】
【識別番号】100150072
【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 賢司
(74)【代理人】
【識別番号】100179213
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 未知子
(72)【発明者】
【氏名】前田 康太
【審査官】北元 健太
(56)【参考文献】
【文献】特開2024-52707(JP,A)
【文献】特開2023-88225(JP,A)
【文献】新規事業「タイミーキャリアプラス」を2月22日から開始,[online],2024年09月15日,[2025年2月26日検索]、インターネット<URL:https://web.archive.org/web/20240915211146/https://corp.timee.co.jp/news/detail-2573/>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータが、
各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する処理と、
前記複数の第1求人情報のいずれかの選択を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、前記ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた前記第2求人情報が存在する場合に、前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する処理とを実行することを含む、求人情報提示方法。
【請求項2】
前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する処理が、前記ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が行なわれた後に前記コンピュータによって実行され、
前記ユーザへ提示される前記第2求人情報における求人者が、前記ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一である、請求項1に記載の求人情報提示方法。
【請求項3】
前記仕事が行なわれた後に前記仕事に関する評価を示す評価情報の入力を受け付ける処理を前記コンピュータが実行することをさらに含み、
前記評価情報が第1所定条件を満たすときは、前記ユーザへ提示される前記第2求人情報における求人者が、前記ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一となる、請求項2に記載の求人情報提示方法。
【請求項4】
前記評価情報が前記第1所定条件を満たさないときは、前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する処理を前記コンピュータが実行せず、前記ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と異なる求人者によって出されている第1求人情報を前記ユーザへ提示する処理を前記コンピュータが実行することをさらに含む、請求項3に記載の求人情報提示方法。
【請求項5】
前記第1雇用形態がスポットワーカーとしての雇用形態を示し、前記第2雇用形態が正社員としての雇用形態を示し、
前記評価情報が、前記ユーザによって選択された第1求人情報における求人者が前記ユーザを正社員として雇用することを希望するか否かを示す情報を含む、請求項3又は請求項4に記載の求人情報提示方法。
【請求項6】
前記ユーザの転職意向の度合いに関する入力を受け付ける処理を前記コンピュータが実行することをさらに含み、
前記転職意向の度合いが高い場合に、前記転職意向の度合いが低い場合と比較して、前記ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた前記第2求人情報が前記ユーザへ提示されやすい、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の求人情報提示方法。
【請求項7】
前記コンピュータが、
前記仕事が行なわれたか否かに拘わらず前記ユーザへ前記第2求人情報を提示する処理と、
前記仕事が行なわれた後に前記ユーザへ提示された前記第2求人情報に対する第1応募を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記仕事が行なわれたか否かに拘わらず前記ユーザへ提示された前記第2求人情報に対する第2応募を前記ユーザから受け付ける処理とを実行することをさらに含み、
前記第1応募のために前記ユーザに求められる操作が、前記第2応募のために前記ユーザに求められる操作よりも少ない、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の求人情報提示方法。
【請求項8】
前記仕事が行なわれたか否かに拘わらず前記ユーザへ前記第2求人情報を提示する処理を前記コンピュータが実行することをさらに含み、
前記仕事が行なわれたか否かに拘わらず前記ユーザへ提示される前記第2求人情報の内容と、前記仕事が行なわれた後に前記ユーザへ提示される前記第2求人情報の内容とが異なる、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の求人情報提示方法。
【請求項9】
前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する処理が、前記ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事の実績が第2所定条件を満たす場合に前記コンピュータによって実行される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の求人情報提示方法。
【請求項10】
各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する処理と、
前記複数の第1求人情報のいずれかの選択を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、前記ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた前記第2求人情報が存在する場合に、前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する処理とをコンピュータに実行させる、プログラム。
【請求項11】
各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する第1提示部と、
前記複数の第1求人情報のいずれかの選択を前記ユーザから受け付ける受付け部と、
前記第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、前記ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた前記第2求人情報が存在する場合に、前記第2求人情報を前記ユーザへ提示する第2提示部とを備える、求人情報提示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、空いた時間を使って勤務を行なうスポットワークという働き方が普及してきている。スポットワークを行なう勤務者(以下、「スポットワーカー」とも称する。)は、例えば、1日のうちの数時間だけ勤務し、その対価として報酬を得る。スポットワークという働き方が普及することで、人々の働き方の多様化がより進んでいる。
【0003】
特開2020-184310号公報(特許文献1)は、契約出退勤管理システムを開示する。この契約出退勤管理システムにおいては、日雇いのアルバイト(例えば、スポットワーク)に関する雇用条件が求職者端末に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2020-184310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ユーザが興味を持つ可能性が高い多様な求人情報をユーザへ提供可能な求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある局面に従う求人情報提示方法は、コンピュータが、各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する処理と、複数の第1求人情報のいずれかの選択をユーザから受け付ける処理と、第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報をユーザへ提示する処理とを実行することを含む。
【0007】
この求人情報提示方法においては、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、この求人情報提示方法によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い互いに雇用形態の異なる複数の求人情報をユーザへ提示することができる。
【0008】
上記求人情報提示方法においては、第2求人情報をユーザへ提示する処理が、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が行なわれた後にコンピュータによって実行されてもよく、ユーザへ提示される第2求人情報における求人者が、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一であってもよい。
【0009】
この求人情報提示方法においては、第1求人情報により示される仕事が行なわれた後に第2求人情報がユーザに提示され、上記第1求人情報における求人者とユーザに提示される第2求人情報の求人者とが同一である。したがって、この求人情報提示方法によれば、求人者とユーザとが互いのことを理解した状態で第2求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が高い第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0010】
上記求人情報提示方法は、上記仕事が行なわれた後に仕事に関する評価を示す評価情報の入力を受け付ける処理をコンピュータが実行することをさらに含んでもよく、評価情報が第1所定条件を満たすときは、ユーザへ提示される第2求人情報における求人者が、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一となってもよい。
【0011】
この求人情報提示方法においては、評価情報が第1所定条件を満たす場合に、ユーザへ提示される第2求人情報における求人者が、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一となる。したがって、この求人情報提示方法によれば、評価情報が第1所定条件を満たす場合に同一の求人者が出す第2求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が高い第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0012】
上記求人情報提示方法は、評価情報が第1所定条件を満たさないときは、第2求人情報をユーザへ提示する処理をコンピュータが実行せず、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と異なる求人者によって出されている第1求人情報をユーザへ提示する処理をコンピュータが実行することをさらに含んでもよい。
【0013】
この求人情報提示方法においては、評価情報が第1所定条件を満たさない場合に、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と異なる求人者によって出されている第1求人情報がユーザへ提示される。この求人情報提示方法によれば、評価情報が第1所定条件を満たさない場合に異なる求人者が出す第1求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が低い第2求人情報をユーザへ提示することを回避し、契約が成立する可能性が高い第1求人情報をユーザへ提示することができる。
【0014】
上記求人情報提示方法においては、第1雇用形態がスポットワーカーとしての雇用形態を示してもよく、第2雇用形態が正社員としての雇用形態を示してもよく、評価情報が、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者がユーザを正社員として雇用することを希望するか否かを示す情報を含んでもよい。
【0015】
上記求人情報提示方法は、ユーザの転職意向の度合いに関する入力を受け付ける処理をコンピュータが実行することをさらに含んでもよく、転職意向の度合いが高い程、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報がユーザへ提示されやすくてもよい。
【0016】
この求人情報提示方法においては、ユーザの転職意向の度合いが高い程、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報がユーザへ提示されやすい。したがって、この求人情報提示方法によれば、契約が成立する可能性が低いにも拘わらず第2求人情報がユーザへ提示される事態の発生頻度を抑制することができる。
【0017】
上記求人情報提示方法は、コンピュータが、上記仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ第2求人情報を提示する処理と、上記仕事が行なわれた後にユーザへ提示された第2求人情報に対する第1応募をユーザから受け付ける処理と、上記仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ提示された第2求人情報に対する第2応募をユーザから受け付ける処理とを実行することをさらに含んでもよく、第1応募のためにユーザに求められる操作が、第2応募のためにユーザに求められる操作よりも少なくてもよい。
【0018】
この求人情報提示方法においては、第1応募のためにユーザに求められる操作が、第2応募のためにユーザに求められる操作よりも少ない。したがって、この求人情報提示方法によれば、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が既に行なわれユーザの素性が求人者に認識されている場合に、必要以上の操作がユーザに求められないようにすることができる。
【0019】
上記求人情報提示方法は、上記仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ第2求人情報を提示する処理をコンピュータが実行することをさらに含んでもよく、上記仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ提示される第2求人情報の内容と、上記仕事が行なわれた後にユーザへ提示される第2求人情報の内容とが異なっていてもよい。
【0020】
この求人情報提示方法においては、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ提示される第2求人情報の内容と、上記仕事が行なわれた後にユーザへ提示される第2求人情報の内容とが異なる。したがって、この求人情報提示方法によれば、上記仕事が既に行なわれユーザの素性が求人者に認識されている場合に、より適切な内容の第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0021】
上記求人情報提示方法においては、第2求人情報をユーザへ提示する処理が、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事の実績が第2所定条件を満たす場合にコンピュータによって実行されてもよい。
【0022】
この求人情報提示方法においては、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事の実績が第2所定条件を満たす場合に第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、この求人情報提示方法によれば、より適切なタイミングで第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0023】
本発明の他の局面に従うプログラムは、各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する処理と、複数の第1求人情報のいずれかの選択をユーザから受け付ける処理と、第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報をユーザへ提示する処理とをコンピュータに実行させる。
【0024】
このプログラムがコンピュータによって実行されると、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、このプログラムによれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い互いに雇用形態の異なる複数の求人情報をユーザへ提示することができる。
【0025】
本発明の他の局面に従う求人情報提示装置は、第1提示部と、受付け部と、第2提示部とを備える。第1提示部は、各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する。受付け部は、複数の第1求人情報のいずれかの選択をユーザから受け付ける。第2提示部は、第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報を前記ユーザへ提示する。
【0026】
この求人情報提示装置においては、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、この求人情報提示装置によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い互いに雇用形態の異なる複数の求人情報をユーザへ提示することができる。
【発明の効果】
【0027】
本発明によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い多様な求人情報をユーザへ提供可能な求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】求人情報提示システムの構成を模式的に示す図である。
図2】サーバのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
図3】ユーザDBの構成を模式的に示す図である。
図4】第1求人DBの構成を模式的に示す図である。
図5】第2求人DBの構成を模式的に示す図である。
図6】第1求人評価情報DBの構成を模式的に示す図である。
図7】ユーザ端末のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
図8】ユーザ登録の受付け手順を示すフローチャートである。
図9】求人情報登録の受付け手順を示すフローチャートである。
図10】求人情報の提示手順を示すフローチャートである。
図11図10のステップS230で表示される画面の一例を模式的に示す図である。
図12】求人に対する応募の受付け手順を示すフローチャートである。
図13】求人情報の追加提示手順を示すフローチャートである。
図14図13のステップS640で表示される画面の一例を模式的に示す図である。
図15図13のステップS710において実行される処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施の形態」とも称する。)について、図面を用いて詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、各図面は、理解の容易のために、適宜対象を省略又は誇張して模式的に描かれている。
【0030】
[1.構成]
<1-1.求人情報提示システムの全体構成>
図1は、本実施の形態に従う求人情報提示システム10の構成を模式的に示す図である。図1を参照して、求人情報提示システム10は、ユーザへ求人情報を提示するように構成されている。ユーザへ提示される求人情報の種類には、第1求人情報と第2求人情報とが存在する。第1求人情報は第1雇用形態での求人に関する情報であり、第2求人情報は第2雇用形態での求人に関する情報である。第1雇用形態は、例えば、スポットワーカー、パートタイマー又はアルバイトとしての雇用形態であり、第2雇用形態は、例えば、正社員としての雇用形態である。例えば、第1雇用形態における契約期間は、第2雇用形態における契約期間よりも短い。また、例えば、第1雇用形態においては社会保険等の福利厚生(以下、単に「福利厚生」とも称する。)が被雇用者に提供されないことが多く、第2雇用形態においては福利厚生が被雇用者に提供されることが多い。
【0031】
求人情報提示システム10は、サーバ100と、ユーザ端末200とを含んでいる。サーバ100は、例えば、汎用コンピュータによって実現される。また、ユーザ端末200は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット又はスマートフォンによって実現される。求人情報提示システム10においては、サーバ100及びユーザ端末200がインターネットN1を通じて互いに通信する。
【0032】
サーバ100は、求人情報提示サービスを提供する。求人情報提示サービスに事前に登録しているユーザのユーザ端末200には、サーバ100から提供される求人情報が表示される。ユーザは、ユーザ端末200を通じて、所望の求人情報を探すことができ、所望の求人情報が見つかった場合にその求人に応募することができる。求人情報提示システム10においては、ユーザが興味を持つ可能性が高い多様な求人情報がユーザへ提示されるための工夫が施されている。以下、サーバ100及びユーザ端末200の構成について説明し、その後、求人情報提示システム10における各動作について説明する。
【0033】
<1-2.サーバの構成>
図2は、サーバ100のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。図2に示されるように、サーバ100は、制御部110と、通信I/F(interface)130と、記憶部120とを含んでいる。各構成は、バスを通じて電気的に接続されている。
【0034】
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)112、RAM(Random Access Memory)114及びROM(Read Only Memory)116等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。
【0035】
通信I/F130は、例えば、インターネットN1を通じて、ユーザ端末200(図1参照)と通信するように構成されている。通信I/F130は、例えば、有線LAN(Local Area Network)モジュール又は無線LANモジュールで構成される。
【0036】
記憶部120は、例えば、ハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブ等の補助記憶装置で構成される。記憶部120は、例えば、制御プログラム121、ユーザDB(database)122、第1求人DB123、第2求人DB124及び第1求人評価情報DB125を記憶している。制御プログラム121がCPU112によって実行されることにより、サーバ100における各種機能が実現される。
【0037】
図3は、ユーザDB122の構成を模式的に示す図である。図3を参照して、ユーザDB122においては、求人情報提示サービスに登録されている各ユーザの情報が管理されている。各ユーザの情報は、例えば、求人情報提示サービスへのユーザ登録時に登録される。ユーザDB122に登録されている各ユーザの情報の一例としては、「ユーザID(identification)」、「氏名」、「生年月日」、「資格」及び「転職意向」が挙げられる。「ユーザID」は、例えば、求人情報提示サービスへのユーザ登録時にサーバ100において自動的に割り当てられる。「氏名」、「生年月日」、「資格」及び「転職意向」は、例えば、求人情報提示サービスへのユーザ登録時にユーザによって入力される。「資格」は、例えば、ユーザが保有する国家資格又は検定を示す。また、「転職意向」は、例えば、ユーザが現時点でどの程度転職を行ないたいと考えているかを示す。「転職意向」は、例えば、A-Eの5段階で表わされ、Aに近いほど転職意向が強いことを示す。
【0038】
図4は、第1求人DB123の構成を模式的に示す図である。図4を参照して、第1求人DB123においては、求人情報提示サービスに登録されている複数の第1求人情報が管理されている。複数の第1求人情報の各々は、例えば、求人情報提示サービスの提供者(以下、「サービス提供者」とも称する。)又は求人者によって事前に登録されている。第1求人DB123に登録されている各第1求人情報を構成する情報の一例としては、「求人者ID」、「求人者名」、「職種ID」、「職種名」及び「求人内容」が挙げられる。「求人者名」、「職種名」及び「求人内容」は、例えば、求人情報提示サービスへの第1求人情報の登録時にサービス提供者又は求人者によって入力される。「求人内容」には、例えば、業務内容情報、並びに、勤務期間、勤務時間、休日及び給与等の条件情報が含まれる。「求人者ID」及び「職種ID」は、例えば、サービス提供者又は求人者によって入力された「求人者名」及び「職種名」に従ってサーバ100において自動的に割り当てられる。
【0039】
図5は、第2求人DB124の構成を模式的に示す図である。図5を参照して、第2求人DB124においては、求人情報提示サービスに登録されている複数の第2求人情報が管理されている。複数の第2求人情報の各々は、例えば、サービス提供者又は求人者によって事前に登録されている。第2求人DB124に登録されている各第2求人情報を構成する情報の一例としては、「求人者ID」、「求人者名」、「職種ID」、「職種名」及び「求人内容」が挙げられる。「求人者名」、「職種名」及び「求人内容」は、例えば、求人情報提示サービスへの第2求人情報の登録時にサービス提供者又は求人者によって入力される。「求人者ID」及び「職種ID」は、例えば、サービス提供者又は求人者によって入力された「求人者名」及び「職種名」に従ってサーバ100において自動的に割り当てられる。なお、「求人者ID」及び「職種ID」の各々は、第1求人DB123及び第2求人DB124で共通している。すなわち、ある特定の求人者の求人者IDとしては第1求人DB123及び第2求人DB124で共通のIDが用いられ、ある特定の職種の職種IDとしては第1求人DB123及び第2求人DB124で共通のIDが用いられる。
【0040】
図6は、第1求人評価情報DB125の構成を模式的に示す図である。求人情報提示システム10においては、第1求人情報により示される仕事がユーザによって行なわれた後に、求人者によるユーザに対する評価、及び、ユーザによる求人者に対する評価が行なわれる。
【0041】
図6を参照して、第1求人評価情報DB125においては、ユーザ毎に、第1求人情報により示される各仕事に関する評価結果が管理される。評価結果には、求人者によるユーザに対する評価、及び、ユーザによる求人者に対する評価の各結果が含まれている。ユーザによって行なわれた1つの仕事に対応付けられる情報の一例としては、「ユーザID」、「求人者ID」、「職種ID」、「実施済フラグ」、「勤務期間」、「求人者によるユーザに対する評価」及び「ユーザによる求人者に対する評価」が挙げられる。「求人者ID」、「職種ID」及び「勤務期間」としては、第1求人DB123においてユーザによって行なわれた仕事に対応付けられている情報が割り当てられる。「ユーザID」としては、ユーザDB122において仕事を行なったユーザに対応付けられている情報が割り当てられる。「求人者によるユーザに対する評価」及び「ユーザによる求人者に対する評価」には、第1求人情報により示される仕事の終了後に行なわれた各評価の結果が割り当てられる。「実施済フラグ」としては、「求人者によるユーザに対する評価」及び「ユーザによる求人者に対する評価」のいずれかが入力されていない場合に「0」が割り当てられ、「求人者によるユーザに対する評価」及び「ユーザによる求人者に対する評価」の両方が入力されている場合に「1」が割り当てられる。なお、「実施済フラグ」に「0」、「1」がそれぞれ割り当てられるタイミングはこれに限定されない。例えば、スポットワーカーによる仕事完了後にスポットワーカーから完了報告を受け付けるようになっており、完了報告を受け付ける前は「実施済フラグ」に「0」が割り当てられ、完了報告を受け付けた後は「実施済フラグ」に「1」が割り当てられてもよい。また、求人者によるユーザへの報酬支払い前は「実施済フラグ」に「0」が割り当てられ、求人者によるユーザへの報酬支払い後は「実施済フラグ」に「1」が割り当てられてもよい。また、スポットワーカーによる仕事完了後に求人者が仕事完了確認を行なうようになっており、仕事完了確認前は「実施済フラグ」に「0」が割り当てられ、仕事完了確認後は「実施済フラグ」に「1」が割り当てられてもよい。
【0042】
<1-3.ユーザ端末の構成>
図7は、ユーザ端末200のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。図7に示されるように、ユーザ端末200は、制御部210と、通信I/F230と、操作部240と、ディスプレイ250と、記憶部220とを含んでいる。ユーザ端末200において、各構成はバスを通じて電気的に接続されている。
【0043】
制御部210は、CPU、RAM及びROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。通信I/F230は、例えば、インターネットN1を通じて、サーバ100と通信するように構成されている。通信I/F230は、例えば、有線LANモジュール又は無線LANモジュールで構成される。
【0044】
操作部240は、ユーザからの入力を受け付けるように構成されている。操作部240は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス及びマイクの一部又は全部で構成される。
【0045】
ディスプレイ250は、画像を表示するように構成されている。ディスプレイ250は、例えば、液晶モニタ又は有機EL(Electro Luminescence)モニタ等のモニタで構成される。ディスプレイ250は、例えば、サーバ100から受信された画面データが示す画面を表示する。
【0046】
記憶部220は、例えば、ハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブ等の補助記憶装置である。記憶部220は、例えば、制御プログラム222を記憶している。制御プログラム222が制御部210のCPUによって実行されることにより、ユーザ端末200における各種機能が実現される。
【0047】
[2.動作]
<2-1.ユーザ登録の受付け動作>
上述のように、求人情報提示サービスを受けるために、ユーザは、事前にユーザ登録を行なう。ユーザ登録は、ユーザ端末200を通じて行なわれる。ユーザ端末200には、サービス提供者によって提供されたアプリケーション(以下、単に「アプリ」とも称する。)がインストールされている。このアプリ(制御プログラム222の一部)がユーザ端末200の制御部210によって実行されると、ユーザ登録が要求される。
【0048】
図8は、ユーザ登録の受付け手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各処理は、例えば、アプリの起動指示がユーザから受け付けられた後にユーザ端末200の制御部210によって実行される。
【0049】
図8を参照して、制御部210は、ユーザ端末200を使用するユーザのユーザ登録が未完了であるか否かを判定する(ステップS100)。ユーザ登録が完了していると判定されると(ステップS100においてNO)、このフローチャートに示される処理は終了する。
【0050】
一方、ユーザ登録が完了していないと判定されると(ステップS100においてYES)、制御部210は、ユーザ登録のための画面(以下、「ユーザ登録画面」とも称する。)を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS110)。ユーザ登録画面は、例えば、「氏名」、「生年月日」、「資格」及び「転職意向」に関する入力欄を含んでいる。
【0051】
制御部210は、ユーザ登録画面における各情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS120)。ユーザ登録画面には、例えば、各情報の入力が完了した場合にユーザによって押下される入力完了ボタンが表示されている。例えば、この入力完了ボタンが押下された場合に、各情報の入力が完了したと判定される。入力が完了していないと判定されると(ステップS120においてNO)、制御部210は、入力が完了するまで待機する。
【0052】
一方、入力が完了したと判定されると(ステップS120においてYES)、制御部210は、ユーザ登録画面において入力された各情報をサーバ100へ送信するように通信I/F230を制御する(ステップS130)。サーバ100においてこれらの情報が受信されると、サーバ100の制御部110は、ユーザDB122において新たなユーザIDを追加し、追加されたユーザIDにこれらの情報を対応付ける。これにより、求人情報提示サービスにおけるユーザ登録が完了する。
【0053】
<2-2.求人情報登録の受付け動作>
上述のように、求人情報提示システム10において、サービス提供者又は求人者は、事前に求人情報の登録を行なう。求人情報の登録は、例えば、サービス提供者又は求人者の従業員(以下、「担当者」とも称する。)によって行なわれる。求人情報の登録は、例えば、サービス提供者又は求人者が保有するユーザ端末200を通じて行なわれる。ユーザ端末200には、サービス提供者によって提供されたアプリがインストールされている。このアプリ(制御プログラム222の一部)がユーザ端末200の制御部210によって実行されると、求人情報登録が要求される。
【0054】
図9は、求人情報登録の受付け手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各処理は、例えば、アプリの起動指示が担当者から受け付けられた後にユーザ端末200の制御部210によって実行される。
【0055】
図9を参照して、制御部210は、求人情報の登録指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS150)。求人情報の登録指示が受け付けられていないと判定されると(ステップS150においてNO)、このフローチャートに示される処理は一旦終了し、再びステップS150の処理が実行される。
【0056】
一方、求人情報の登録指示が受け付けられたと判定されると(ステップS150においてYES)、制御部210は、求人情報登録のための画面(以下、「求人情報登録画面」とも称する。)を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS160)。求人情報登録画面は、例えば、第1求人情報及び第2求人情報のいずれの求人であるか、「求人者名」、「職種名」、「求人内容」に関する入力欄を含んでいる。
【0057】
制御部210は、求人情報登録画面における各情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS170)。求人情報登録画面には、例えば、各情報の入力が完了した場合に担当者によって押下される入力完了ボタンが表示されている。例えば、この入力完了ボタンが押下された場合に、各情報の入力が完了したと判定される。入力が完了していないと判定されると(ステップS170においてNO)、制御部210は、入力が完了するまで待機する。
【0058】
一方、入力が完了したと判定されると(ステップS170においてYES)、制御部210は、求人情報登録画面において入力された各情報をサーバ100へ送信するように通信I/F230を制御する(ステップS180)。サーバ100においてこれらの情報が受信されると、サーバ100の制御部110は、登録された求人情報が第1求人情報である場合には第1求人DB123において登録内容を追加し、登録された求人情報が第2求人情報である場合には第2求人DB124において登録内容を追加する。
【0059】
<2-3.求人情報の提示動作>
図10は、求人情報の提示手順を示すフローチャートである。図10を参照して、左側のフローチャートに示される処理は、ユーザ登録の完了後に求人に関する希望情報の入力画面(以下、「希望情報入力画面」とも称する。)がユーザ端末200のディスプレイ250に表示された状態で、ユーザ端末200の制御部210によって実行される。希望情報入力画面は、例えば、第1求人情報及び第2求人情報のいずれを希望するかに関する情報の入力欄、及び、希望する職種に関する情報の入力欄を含んでいる。また、希望情報入力画面には、例えば、第1求人情報が希望される場合の入力欄として、勤務日、勤務時間帯及び勤務場所の入力欄が含まれる。右側のフローチャートに示される処理は、サーバ100の制御部110によって繰り返し実行される。
【0060】
図10の左側のフローチャートを参照して、ユーザ端末200の制御部210は、求人に関する希望情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS200)。希望情報入力画面には、例えば、各情報の入力が完了した場合にユーザによって押下される入力完了ボタンが表示されている。例えば、この入力完了ボタンが押下された場合に、各情報の入力が完了したと判定される。入力が完了していないと判定されると(ステップS200においてNO)、制御部210は、入力が完了するまで待機する。
【0061】
一方、希望情報の入力が完了したと判定されると(ステップS200においてYES)、制御部210は、入力された希望情報をサーバ100へ送信するように通信I/F230を制御する(ステップS210)。
【0062】
制御部210は、1若しくは複数の求人情報、又は、所望の求人情報が存在しない旨を示す情報(以下、「求人情報等」とも称する。)がサーバ100から受信されたか否かを判定する(ステップS220)。求人情報等が受信されていないと判定されると(ステップS220においてNO)、制御部210は、求人情報等が受信されるまで待機する。一方、求人情報等が受信されたと判定されると(ステップS220においてYES)、制御部210は、受信された1若しくは複数の求人情報、又は、所望の求人情報が存在しない旨を示す情報を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS230)。
【0063】
図11は、図10のステップS230で表示される画面の一例を模式的に示す図である。図11を参照して、例えば、複数の第1求人情報(スポットワークに関する求人情報)がサーバ100から受信された場合に、ユーザ端末200のディスプレイ250には複数の第1求人情報が表示される。各第1求人情報においては、例えば、勤務日時に関する情報、給与等の情報、及び、応募ボタンB1が表示される。例えば、ユーザが応募ボタンB1を押下することによって、第1求人情報が示す求人への応募が行なわれる。
【0064】
図10の右側のフローチャートを参照して、サーバ100の制御部110は、ユーザ端末200から希望情報が受信されたか否かを判定する(ステップS300)。希望情報が受信されていないと判定されると(ステップS300においてNO)、制御部110は、希望情報が受信されるまで待機する。
【0065】
一方、希望情報が受信されたと判定されると(ステップS300においてYES)、制御部110は、受信された希望情報が示す要件を満たす求人情報を第1求人DB123又は第2求人DB124において検索する(ステップS310)。例えば、ユーザが第1求人情報を希望している場合には第1求人DB123において求人情報が検索され、ユーザが第2求人情報を希望している場合には第2求人DB124において求人情報が検索される。制御部110は、検索を通じて発見された1又は複数の求人情報をユーザ端末200へ送信するように通信I/F130を制御する(ステップS320)。なお、希望情報が示す要件を満たす求人情報が検索を通じて発見されなかった場合には、所望の求人情報が存在しない旨を示す情報がユーザ端末200へ送信される。また、第1求人DB123及び第2求人DB124に登録されている求人情報に資格の要件がある場合には、ユーザが当該資格を保有している場合にのみステップS310において当該求人情報が発見されてもよい。すなわち、ユーザの希望情報が求人情報に合致していたとしても、当該求人情報が必要とする資格をユーザが保有していない場合には、当該求人情報がステップS310において発見されなくてもよい。なお、各求人情報が必要とする資格は第1求人DB123及び第2求人DB124を参照することによって特定され、各ユーザが保有する資格はユーザDB122を参照することによって特定されてもよい。
【0066】
<2-4.応募の受付け動作>
図12は、求人に対する応募の受付け手順を示すフローチャートである。図12を参照して、左側のフローチャートに示される処理は、1又は複数の求人情報がユーザ端末200のディスプレイ250に表示された状態で、ユーザ端末200の制御部210によって実行される。各求人情報には、例えば、応募ボタンB1(図11参照)が対応付けられている。例えば、応募ボタンB1が押下されることによって、押下された応募ボタンB1に対応付けられている求人への応募指示が行なわれる。右側のフローチャートに示される処理は、サーバ100の制御部110によって繰り返し実行される。
【0067】
図12の左側のフローチャートを参照して、ユーザ端末200の制御部210は、ディスプレイ250に表示されている1又は複数の求人情報からいずれかの求人情報が選択され、選択された求人情報が示す求人への応募指示が受け付けられたか否かを判定する(ステップS400)。応募指示が受け付けられていないと判定されると(ステップS400においてNO)、制御部210は、応募指示が受け付けられるまで待機する。
【0068】
一方、応募指示が受け付けられたと判定されると(ステップS400においてYES)、制御部210は、求人情報が示す求人への応募に必要な情報の入力画面(以下、「応募画面」とも称する。)を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS410)。応募画面は、例えば、ユーザDB122に登録されていないより詳細な職務経歴等の入力欄を含んでいる。
【0069】
制御部210は、応募画面における入力が完了したか否かを判定する(ステップS420)。応募画面には、例えば、各情報の入力が完了した場合にユーザによって押下される入力完了ボタンが表示されている。例えば、この入力完了ボタンが押下された場合に、各情報の入力が完了したと判定される。入力が完了していないと判定されると(ステップS420においてNO)、制御部210は、入力が完了するまで待機する。
【0070】
一方、入力が完了したと判定されると(ステップS420においてYES)、制御部210は、応募画面において入力された情報(以下、「応募情報」とも称する。)をサーバ100へ送信するように通信I/F230を制御する(ステップS430)。
【0071】
図12の右側のフローチャートを参照して、サーバ100の制御部110は、ユーザ端末200から応募情報が受信されたか否かを判定する(ステップS500)。応募情報が受信されていないと判定されると(ステップS500においてNO)、制御部110は、応募情報が受信されるまで待機する。一方、応募情報が受信されたと判定されると(ステップS500においてYES)、制御部110は、受信された応募情報が反映されるように第1求人評価情報DB125を更新し、応募のための処理(以下、「応募処理」とも称する。)を実行する(ステップS510)。この段階では、第1求人評価情報DB125において、求人に応募したユーザのユーザIDに対応付けられたテーブルに、応募対象の求人に関する求人ID、職種ID及び勤務期間が反映され、実施済フラグとして「0」が反映される。応募処理には、例えば、応募情報を求人者へ送信する処理が含まれる。
【0072】
<2-5.求人情報の追加提示動作>
上述のように、求人情報提示システム10においては、第1求人情報に示される仕事がユーザによって行なわれた後に、求人者によるユーザに対する評価、及び、ユーザによる求人者に対する評価が行なわれる。各評価は、第1求人評価情報DB125に反映される。求人情報提示システム10においては、各評価結果に基づいて新たな求人情報が追加でユーザへ提示される。詳細については後述するが、各評価結果が所定条件を満たす場合には、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報を出していた求人者によって出されている第2求人情報が追加でユーザへ提示される。一方、各評価結果が所定条件を満たさない場合には、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報を出していた求人者以外の求人者によって出されている第1求人情報が追加でユーザへ提示される。
【0073】
図13は、求人情報の追加提示手順を示すフローチャートである。図13を参照して、左側のフローチャートに示される処理は、第1求人情報に示される仕事がユーザによって行なわれた直後にアプリが起動されるのに応じてユーザ端末200の制御部210によって実行される。右側のフローチャートに示される処理は、サーバ100の制御部110によって繰り返し実行される。
【0074】
図13の左側のフローチャートを参照して、ユーザ端末200の制御部210は、ユーザによる求人者に対する評価を入力するための画面(以下、「評価画面」とも称する。)を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS600)。評価画面は、例えば、職場の雰囲気、職場の清潔度、及び、働きやすさに関する評価の入力欄を含んでいる。
【0075】
制御部210は、評価画面における入力が完了したか否かを判定する(ステップS610)。評価画面には、例えば、各情報の入力が完了した場合にユーザによって押下される入力完了ボタンが表示されている。例えば、この入力完了ボタンが押下された場合に、各情報の入力が完了したと判定される。入力が完了していないと判定されると(ステップS610においてNO)、制御部210は、入力が完了するまで待機する。
【0076】
一方、入力が完了したと判定されると(ステップS610においてYES)、制御部210は、評価画面において入力された情報(以下、「評価情報」とも称する。)をサーバ100へ送信するように通信I/F230を制御する(ステップS430)。
【0077】
制御部210は、1又は複数の求人情報がサーバ100から受信されたか否かを判定する(ステップS630)。1又は複数の求人情報が受信されていないと判定されると(ステップS630においてNO)、制御部210は、1又は複数の求人情報が受信されるまで待機する。一方、1又は複数の求人情報が受信されたと判定されると(ステップS630においてYES)、制御部210は、受信された1又は複数の求人情報を表示するようにディスプレイ250を制御する(ステップS640)。
【0078】
図14は、図13のステップS640で表示される画面の一例を模式的に示す図である。図14を参照して、例えば、複数の第2求人情報(正社員としての求人情報)がサーバ100から受信された場合に、ユーザ端末200のディスプレイ250には複数の第2求人情報が表示される。各第2求人情報においては、例えば、仕事概要、ポジション及び想定年収に関する情報が表示される。例えば、ユーザが応募ボタンB2を押下することによって、第2求人情報が示す求人への応募が行なわれる。
【0079】
図13の右側のフローチャートを参照して、サーバ100の制御部110は、ユーザ端末200から評価情報が受信され、かつ、求人者によるユーザに対する評価が完了しているか否かを判定する(ステップS700)。ユーザ端末200から評価情報が受信され、又は、求人者によるユーザに対する評価が完了するのに応じて、第1求人評価情報DB125における「ユーザによる求人者に対する評価」又は「求人者によるユーザに対する評価」に評価結果がそれぞれ反映される。また、「ユーザによる求人者に対する評価」及び「求人者によるユーザに対する評価」の両方が入力されると、第1求人評価情報DB125における実施済フラグが「1」に更新される。求人者によるユーザに対する評価の結果には、例えば、当該ユーザを正社員として雇用することを希望するか否かを示す情報が含まれる。制御部110は、受信された評価情報、及び、求人者によるユーザに対する評価の結果を第1求人評価情報DB125に反映させる。評価情報が受信されていない、又は、求人者によるユーザに対する評価が完了していないと判定されると、すなわち、第1求人評価情報DB125における実施済フラグが「0」であると判定されると(ステップS700においてNO)、制御部110は、評価情報が受信され、かつ、求人者によるユーザに対する評価が完了するまで待機する。
【0080】
一方、ユーザ端末200から評価情報が受信され、かつ、求人者によるユーザに対する評価が完了したと判定されると、すなわち、第1求人評価情報DB125における実施済フラグが「1」であると判定されると(ステップS700においてYES)、制御部110は、求人者によるユーザに対する評価、及び、ユーザによる求人者に対する評価の各結果を踏まえて追加提示する求人情報を検索する(ステップS710)。ステップS710における求人情報の具体的な検索方法については、後程詳しく説明する。制御部110は、検索を通じて発見された1又は複数の求人情報をユーザ端末200へ送信するように通信I/F130を制御する(ステップS720)。
【0081】
図15は、図13のステップS710において実行される処理の手順を示すフローチャートである。サーバ100の制御部110は、ユーザDB122を参照することによって、求人情報の追加提示の対象であるユーザの転職意向の度合いを確認し、転職意向の度合いに応じて所定条件を決定する(ステップS800)。所定条件は、ユーザへ追加提示する求人情報の種類を決定するための条件である。例えば、転職意向の度合いが強い程、所定条件は緩くなる。すなわち、転職意向の度合いが強い程、求人者によるユーザに対する評価、及び、ユーザによる求人者に対する評価の各結果が低くても満たしやすいように所定条件が決定される。
【0082】
制御部110は、各評価結果が所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS810)。各評価結果が所定条件を満たすと判定されると(ステップS810においてYES)、制御部110は、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報を出していた求人者によって出されている第2求人情報を追加提示の対象に決定する(ステップS820)。具体的には、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報に対応付けられている求人者ID及び職種IDと同一の求人者ID及び職種IDが第2求人DB124において対応付けられている第2求人情報が追加提示の対象に決定される。
【0083】
一方、いずれかの評価結果が所定条件を満たさないと判定されると(ステップS810においてNO)、制御部110は、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報を出していた求人者以外の求人者によって出されている第1求人情報を追加提示の対象に決定する(ステップS830)。具体的には、ユーザによって行なわれた仕事に関する第1求人情報に対応付けられている求人者IDと異なる求人者IDが第1求人DB123において対応付けられている第1求人情報が追加提示の対象に決定される。
【0084】
図15のステップS820,S830において決定された求人情報への応募は、図12のフローチャートに示される処理を通じて行なわれる。この場合の応募を第1応募とすると、第2求人情報に対する第1応募は、第1求人情報に示される仕事が行なわれた後にユーザへ提示された第2求人情報に対する応募といえる。
【0085】
また、例えば、図10に示されるフローチャートにおいて、ステップS200で第2求人情報が希望された場合に、ステップS230で第2求人情報がディスプレイ250に表示される。その後、ディスプレイ250に表示されている第2求人情報に対する応募指示が受け付けられると、ディスプレイ250に応募画面が表示される。この応募画面を通じた応募を第2応募とすると、第2応募は、第1求人情報に示される仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ提示された第2求人情報に対する応募といえる。
【0086】
この場合に、第2求人情報に対する第1応募のためにユーザに求められる操作が、第2応募のためにユーザに求められる操作よりも少なくてもよい。例えば、第2応募においては書類選考に必要な情報の入力が求められる一方、第1応募においては書類選考に必要な情報の入力が求められなくてもよい。これにより、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が既に行なわれユーザの素性が求人者に認識されている場合に、必要以上の操作がユーザに求められないようにすることができる。
【0087】
また、同じ第2求人情報であっても、第1応募の対象である第2求人情報の内容と、第2応募の対象である第2求人情報の内容とが異なっていてもよい。例えば、第1応募の対象である第2求人情報における給与が、第2応募の対象である第2求人情報における給与よりも高くてもよい。例えば、第1応募の対象である第2求人情報における給与が月給35万円と表示される一方、第2応募の対象である第2求人情報における給与が月給20-40万円と表示されてもよい。第1応募の対象である第2求人情報においては、例えば、ユーザが一度スポットワーカーとして勤務しており、ユーザの素性が求人者に理解されているため、より具体的な条件を提示することができる。このように、ユーザによって選択された第1求人情報により示される仕事が行なわれたか否かに拘わらずユーザへ提示される第2求人情報の内容と、上記仕事が行なわれた後にユーザへ提示される第2求人情報の内容とが異なっていてもよい。これにより、上記仕事が既に行なわれユーザの素性が求人者に認識されている場合に、より適切な内容の第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0088】
このように、求人情報提示システム10においては、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、求人情報提示システム10によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い互いに雇用形態の異なる複数の求人情報をユーザへ提示することができる。
【0089】
また、求人情報提示システム10においては、第1求人情報により示される仕事が行なわれた後に第2求人情報がユーザに提示され、上記第1求人情報における求人者とユーザに提示される第2求人情報の求人者とが同一である。したがって、求人情報提示システム10によれば、求人者とユーザとが互いのことを理解した状態で第2求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が高い第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0090】
また、求人情報提示システム10においては、各評価結果が所定条件を満たす場合に、ユーザへ提示される第2求人情報における求人者が、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と同一となる。したがって、求人情報提示システム10によれば、各評価結果が所定条件を満たす場合に同一の求人者が出す第2求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が高い第2求人情報をユーザへ提示することができる。
【0091】
また、求人情報提示システム10においては、いずれかの評価結果が所定条件を満たさない場合に、ユーザによって選択された第1求人情報における求人者と異なる求人者によって出されている第1求人情報がユーザへ提示される。求人情報提示システム10によれば、いずれかの評価結果が所定条件を満たさない場合に異なる求人者が出す第1求人情報がユーザへ提示されるため、契約が成立する可能性が低い第2求人情報をユーザへ提示することを回避し、契約が成立する可能性が高い第1求人情報をユーザへ提示することができる。
【0092】
求人情報提示システム10においては、ユーザの転職意向の度合いが高い程、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報がユーザへ提示されやすい。したがって、求人情報提示システム10によれば、契約が成立する可能性が低いにも拘わらず第2求人情報がユーザへ提示される事態の発生頻度を抑制することができる。
【0093】
[3.特徴]
以上のように、求人情報提示システム10においては、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示される。したがって、求人情報提示システム10によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高い互いに雇用形態の異なる複数の求人情報をユーザへ提示することができる。
【0094】
[4.他の実施の形態]
上記実施の形態の思想は、以上で説明された実施の形態に限定されない。以下、上記実施の形態の思想を適用できる他の実施の形態の例について説明する。
【0095】
<4-1>
上記実施の形態においては、第1求人DB123及び第2求人DB124が同一のサーバ100によって管理され、第1求人情報及び第2求人情報の両方がサーバ100によって提供された。しかしながら、必ずしも第1求人情報及び第2求人情報の両方がサーバ100によって提供されなくてもよい。例えば、第1求人DB123と第2求人DB124とが別々のサーバによって管理され、第1求人情報と第2求人情報とが別々のサーバによって提供されてもよい。このような場合であっても、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報がユーザへ提示されればよい。
【0096】
<4-2>
上記実施の形態においては、第1求人情報に示される仕事が行なわれた後に、第1求人情報に関連する第2求人情報がユーザへ提示された。しかしながら、第1求人情報に関連する第2求人情報がユーザへ提示されるタイミングはこれに限定されない。例えば、複数の第1求人情報からいずれかの第1求人情報がユーザによって選択されるのに応じて、選択された第1求人情報と当該第1求人情報に関連する第2求人情報とが同タイミングでユーザに提示されてもよい。
【0097】
<4-3>
上記実施の形態においては、第1雇用形態が、例えば、スポットワーカー、パートタイマー又はアルバイトとしての雇用形態であり、第2雇用形態が、例えば、正社員としての雇用形態であるとされた。しかしながら、第1雇用形態及び第2雇用形態の各々の内容はこれに限定されない。例えば、第1雇用形態がスポットワーカーとしての雇用形態であり、第2雇用形態がパートタイマー又はアルバイトとしての雇用形態であってもよい。また、第1雇用形態が正社員としての雇用形態であってもよく、第2雇用形態が日雇い労働者としての雇用形態であってもよい。
【0098】
<4-4>
上記実施の形態においては、第1求人情報に示される仕事が1度行なわれた後に、第1求人情報に関連する第2求人情報がユーザへ提示された。しかしながら、第1求人情報に関連する第2求人情報がユーザへ提示されるタイミングはこれに限定されない。例えば、第1求人情報により示される仕事の実績(例えば、回数、時間)が所定条件を満たした場合に、第1求人情報に関連する第2求人情報がユーザへ提示されてもよい。これにより、より適切なタイミングで第2求人情報をユーザへ提示することができる。また、仕事の実績に関する所定条件が、ユーザの転職意向に応じて変更されてもよい。例えば、仕事の実績が仕事の回数である場合に転職意向が強いときは、仕事の回数が比較的少なくとも条件を満たすように所定条件が設定されてもよい。
【0099】
<4-5>
また、例えば、第1求人情報がスマートフォン用のアプリ(以下、「スマホアプリ」とも称する。)を通じて提供され、第2求人情報がWebアプリを通じて提供されてもよい。この場合には、例えば、スマホアプリを通じては第1求人情報のみが検索可能となっており、第1求人情報が示す仕事後においては第2求人情報がスマホアプリ上に表示されるが、スマホアプリ上に表示された第2求人情報が選択された場合にはWebブラウザが立ち上がりWebブラウザ上で第2求人情報の詳細が表示されてもよい。
【0100】
以上、本発明の実施の形態について例示的に説明した。すなわち、例示的な説明のために、詳細な説明及び添付の図面が開示された。よって、詳細な説明及び添付の図面に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須でない構成要素が含まれることがある。したがって、それらの必須でない構成要素が詳細な説明及び添付の図面に記載されているからといって、それらの必須でない構成要素が必須であると直ちに認定されるべきではない。
【0101】
また、上記実施の形態は、あらゆる点において本発明の例示にすぎない。上記実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の改良や変更が可能である。例えば、いずれかの実施の形態の少なくとも一部の構成と、他のいずれかの実施の形態の少なくとも一部の構成とが組み合わされてもよい。すなわち、本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じて具体的構成を適宜採用することができる。
【符号の説明】
【0102】
10 求人情報提示システム、100 サーバ、110,210 制御部、112 CPU、114 RAM、116 ROM、120,220 記憶部、121,222 制御プログラム、122 ユーザDB、123 第1求人DB、124 第2求人DB、125 第1求人評価情報DB、130,230 通信I/F、200 ユーザ端末、240 操作部、250 ディスプレイ、B1,B2 応募ボタン。

【要約】
【課題】近年、空いた時間を使って勤務を行なうスポットワークという働き方が普及してきている。スポットワークという働き方が普及することで、人々の働き方の多様化がより進んでいる。ユーザが興味を持つ可能性が高い多様な求人情報をユーザへ提供可能な求人情報提示方法、プログラム及び求人情報提示装置を提供する。
【解決手段】求人情報提示方法は、コンピュータが、各々が第1雇用形態での求人を示す複数の第1求人情報をユーザへ提示する処理と、複数の第1求人情報のいずれかの選択をユーザから受け付ける処理と、第1雇用形態と異なる第2雇用形態での求人を示す第2求人情報であって、ユーザによって選択された第1求人情報に関連付けられた第2求人情報が存在する場合に、第2求人情報をユーザへ提示する処理とを実行することを含む。
【選択図】図14

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