技術分野
希土類磁石及びその製造方法に関する。特に、Sm、Fe、及びNを含有し、少なくとも一部がTh2Zn17型及びTh2Ni17型のいずれかの結晶構造を有する磁性相を備える希土類磁石及びその製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
磁場成形体の焼結方法には、大別して、無加圧焼結法と加圧焼結法がある。いずれの焼結法においても、磁場成形体を焼結することによって、高密度の希土類磁石(焼結体)が得られる。無加圧焼結法においては、焼結中の磁場成形体に圧力を付与しないため、高密度の焼結体を得るには、900℃以上の高温で6時間以上の長時間にわたり磁場成形体を焼結することが一般的である。一方、加圧焼結法においては、焼結中の磁場成形体に圧力を付与するため、600~800℃の低温でも0.1~5時間の短時間で磁場成形体を焼結しても、高密度の焼結体を得られることが一般的である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、目的を達成すべく、鋭意検討を重ね、本開示の希土類磁石及びその製造方法を完成させた。本開示の希土類磁石及びその製造方法は、次の態様を含む。
〈1〉Sm、Fe、及びNを含有し、少なくとも一部がTh2Zn17型及びTh2Ni17型のいずれかの結晶構造を有する磁性相を備える磁性粉末を準備すること、
金属亜鉛及び亜鉛合金の少なくともいずれかを含有する改質材粉末を準備すること、・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本開示によれば、所定の粒径D50 を有する磁性粉末を用いた焼結体を、所定の温度で熱処理することによって、外部磁場が印加されている環境下で、従来よりも減磁し難いSm-Fe-N系希土類磁石及びその製造方法を提供することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、理想的な永久磁石の減磁曲線を模式的に示した説明図である。
【図2】
図2は、Sm-Fe-N系希土類磁石及びNd-Fe-B系希土類磁石の減磁曲線を模式的に示した説明図である。
【図3A】
図3Aは、表面に充分な改質相が形成されているSmFeN粉末粒子を模式的に示す説明図である。
【図3B】
図3Bは、表面に充分な改質相が形成されていないSmFeN粒子を模式的に示す説明図である。
【図4】
図4は、分級後のSmFeN粉末の粒度分布を示すグラフである。
【図5】
図5は、実施例1及び比較例1の試料の減磁曲線を示すグラフである。
【図6】
図6は、実施例1の試料の統合マッピング画像である。
【図7】
図7は、比較例1の試料の統合マッピング画像である。
10 SmFeN粉末粒子
20 改質相
22 空隙
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録