(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-07-07
(45)【発行日】2025-07-15
(54)【発明の名称】携帯端末、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
H04M 1/247 20210101AFI20250708BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20250708BHJP
H04M 1/724 20210101ALI20250708BHJP
【FI】
H04M1/247
G06Q50/10
H04M1/724
(21)【出願番号】P 2021144582
(22)【出願日】2021-09-06
【審査請求日】2024-08-27
(73)【特許権者】
【識別番号】524066085
【氏名又は名称】FCNT合同会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】弁理士法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小野 友貴
(72)【発明者】
【氏名】永澤 和行
(72)【発明者】
【氏名】野村 純一
【審査官】吉村 伊佐雄
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-83413(JP,A)
【文献】特開2013-229004(JP,A)
【文献】特開2006-39615(JP,A)
【文献】特表2020-507093(JP,A)
【文献】特開2013-200871(JP,A)
【文献】特開2006-20298(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q10/00-10/10
30/00-30/08
50/00-50/20
50/26-99/00
G16Z99/00
H04M1/00
1/24-3/00
3/16-3/20
3/38-3/58
7/00-7/16
11/00-11/10
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インストールされたアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記アプリケーションプログラムの利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムのリストを表示し、
前記リストから第1のアプリケーションプログラムの指定を受け付け、
前記第1のアプリケーションプログラムに設定された設定値が前記記憶部において前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた第1の既定値とは異なる場合に、前記第1のアプリケーションプログラムの設定値を前記第1の既定値に変更する、
携帯端末。
【請求項2】
前記制御部は、最後に起動されたアプリケーションプログラムを優先して前記リストに表示させる、
請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
前記制御部は、起動された回数の多いアプリケーションプログラムを優先して前記リストに表示させる、
請求項1に記載の携帯端末。
【請求項4】
前記制御部は、前記記憶部に記憶されていない対応関係を外部サーバーから取得すると、前記外部サーバーから取得した対応関係において対応付けられたアプリケーションプログラムを優先して前記リストに表示させる、
請求項1に記載の携帯端末。
【請求項5】
インストールされたアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係を記憶する記憶部を備える情報処理装置が、
前記アプリケーションプログラムの利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムのリストを表示する処理と、
前記リストから第1のアプリケーションプログラムの指定を受け付ける処理と、
前記第1のアプリケーションプログラムに設定された設定値が前記記憶部において前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた第1の既定値とは異なる場合に、前記第1のアプリケーションプログラムの設定値を前記第1の既定値に変更する処理と、を実行する、
情報処理方法。
【請求項6】
インストールされたアプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係を記憶する記憶部を備える情報処理装置に、
前記アプリケーションプログラムの利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムのリストを表示する処理と、
前記リストから第1のアプリケーションプログラムの指定を受け付ける処理と、
前記第1のアプリケーションプログラムに設定された設定値が前記記憶部において前記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた第1の既定値とは異なる場合に、前記第1のアプリケーションプログラムの設定値を前記第1の既定値に変更する処理と、を実行させる、
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、通信ができない、アプリケーションプログラムが所望の動作をしないといった不具合の原因を診断し、改善策の提案や不具合解消のための操作を案内する携帯端末が提案されている(特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6492149号公報
【文献】特許第6405024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯端末のユーザーには、情報技術に不慣れなユーザーも多い。このようなユーザーには、改善策の提案や不具合解消のための操作が案内されても、実行が困難な場合がある。また、不具合を改善するには、提案された改善策の承認や不具合解消のための操作を行うことになるため、ユーザーの手を煩わせていた。
【0005】
開示の技術の1つの側面は、不具合解消に係るユーザーの負担を軽減し得る携帯端末、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術の1つの側面は、次のような携帯端末によって例示される。本携帯端末は、インストールされたアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係を記憶する記憶部と、制御部と、を備える。上記制御部は、上記アプリケーションプログラムの利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムのリストを表示し、上記リストから第1のアプリケーションプログラムの指定を受け付け、上記第1のアプリケーションプログラムに設定された設定値が上記記憶部において上記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた第1の既定値とは異なる場合に、上記第1のアプリケーションプログラムの設定値を上記第1の既定値に変更する。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術は、不具合解消に係るユーザーの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態において管理データベースに格納されるアプリ利用履歴管理テーブルの一例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態において管理データベースに格納される既定値管理テーブルの一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態において管理データベースに格納されるWeb情報管理テーブルの一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態において管理データベースに格納される表示項目候補リストの一例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態におけるアプリ利用履歴確認画面の一例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態におけるアプリ利用履歴確認中画面の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態におけるアプリ選択画面の一例を示す図である。
【
図10】
図10は、実施形態において、「中項目」が表示されたアプリ選択画面の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、実施形態における診断画面の一例を示す図である。
【
図12】
図12は、実施形態における結果表示画面の一例を示す図である。
【
図13】
図13は、実施形態に係るスマートフォンの処理フローの一例を示す図である。
【
図16】
図16は、第1変形例における診断画面の一例を示す図である。
【
図17】
図17は、第2変形例における結果表示画面の一例を示す第1の図である。
【
図18】
図18は、第2変形例における結果表示画面の一例を示す第2の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。実施形態に係る携帯端末は、例えば、インストールされたアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係を記憶する記憶部と、制御部と、を備える。
【0010】
上記制御部は、上記アプリケーションプログラムの利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムのリストを表示し、上記リストから第1のアプリケーションプログラムの指定を受け付け、上記第1のアプリケーションプログラムに設定された設定値が上記記憶部において上記第1のアプリケーションプログラムに対応付けられた第1の既定値とは異なる場合に、上記第1のアプリケーションプログラムの設定値を上記第1の既定値に変更する。
【0011】
本携帯端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末である。本携帯端末では、利用履歴に基づいて選択したアプリケーションプログラムがリストに表示される。このようなリストには、例えば、ユーザーが直近に利用したアプリケーションプログラムや、ユーザーが頻繁に利用するアプリケーションプログラムがリストに表示される。ユーザーが不具合の発生に気付いて、当該不具合を解消しようとする場合、ユーザーが不具合の解消を希望するアプリケーションプログラムは、直近に利用したアプリケーションプログラムや頻繁に利用するアプリケーションプログラムである蓋然性が高いと考えられる。そのため、本携帯端末は、ユーザーが不具合の解消を望む蓋然性の高いアプリケーションプログラムを提示することができる。
【0012】
また、本携帯端末では、インストールされたアプリケーションプログラムと、上記アプリケーションプログラムに設定される設定値の既定値との対応関係が上記記憶部に記憶されていることから、指定されたアプリケーションプログラムに設定する既定値を一義的に決定することができる。そのため、本携帯端末は、設定変更の可否をユーザーに問い合わせることなく、アプリケーションプログラムの設定値を既定値に変更することができる。
【0013】
そして、上記リストにはユーザーが利用したことがあるアプリケーションプログラムが表示される。換言すれば、ユーザーにとって見覚えのないアプリケーションプログラムが上記リストに表示されることが抑制される。見覚えのあるアプリケーションプログラムのリストから不具合を解消したいアプリケーションプログラムを指定することは、情報技術に不慣れなユーザーにも容易に行うことができると考えられる。また、情報技術に不慣れなユーザーの場合、設定変更の可否を確認されても判断に困ることが考えられる。これに対して、本携帯端末では、上記の通り、設定変更の可否をユーザーに問い合わせることなく、アプリケーションプログラムの設定値を既定値に変更するため、設定変更の可否でユーザーが悩まなくて済む。そのため、本携帯端末によれば、不具合解消に係るユーザーの負担を軽減することができる。
【0014】
以上説明した携帯端末は、情報処理方法及び情報処理プログラムの側面から把握することも可能である。
【0015】
以下、図面を参照して上記携帯端末をスマートフォンに適用した実施形態についてさらに説明する。
図1は、実施形態に係るスマートフォン100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1では、スマートフォン100と通信するサーバー300のハードウェア構成も例示されている。スマートフォン100とサーバー300とは、ネットワークN1を介して相互に通信する。
【0016】
スマートフォン100は、可搬型の情報処理装置である。スマートフォン100は、Central Processing Unit(CPU)101、Random Access Memory(RAM)102、Read Only Memory(ROM)103、通信部104、スピーカー111、マイクロフォン112、ディスプレイ113及びタッチパネル114を備える。CPU101、RAM102、ROM103、通信部104、スピーカー111、マイクロフォン112、ディスプレイ113及びタッチパネル114は、接続バスB1によって相互に接続される。
【0017】
CPU101は、マイクロプロセッサーユニット(MPU)、プロセッサーとも呼ばれる。CPU101は、単一のプロセッサーに限定される訳ではなく、マルチプロセッサー構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成を有していてもよい。CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、CPU101以外のプロセッサー、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサー、ベクトルプロセッサー、画像処理プロセッサー等の専用プロセッサーで行われてもよい。また、CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、集積回路(IC)、その他のデジタル回路によって実行されてもよい。また、CPU101の少なくとも一部にアナログ回路が含まれてもよい。集積回路は、Large Scale Integrated circuit(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラーユニット(MCU)、System-on-a-chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。スマートフォン100では、CPU101がROM103に記憶されたプログラムをRAM102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、スマートフォン100は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。RAM102及びROM103は、スマートフォン100が読み取り可能な記録媒体である。
【0018】
RAM102は、CPU101から直接アクセスされる記憶部として例示される。RAM102は、例えば、CPU101の作業領域として使用される。
【0019】
ROM103は、各種のプログラム及び各種のデータを記録媒体に格納する。ROM103には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。ROM103としては、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)やElectrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)を挙げることができる。なお、RO
M103は、フラッシュメモリーやSolid State Drive(SSD)を含んでもよい。
【0020】
通信部104は、ネットワークN1とのインターフェースである。通信部104は、ネットワークN1を介して外部の装置と通信を行う。
【0021】
スピーカー111は、音を出力する装置である。スピーカー111は、例えば、スマートフォン100を用いた通話において通話相手の音声等の音を出力する。マイクロフォン112は、例えば、スマートフォン100を用いた通話においてユーザーの音声の入力を受け付ける。
【0022】
ディスプレイ113は、CPU101で処理されるデータやRAM102、ROM103に記憶されるデータを表示する。ディスプレイ113は、例えば、Cathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネルである。
【0023】
タッチパネル114は、ユーザーのスマートフォン100への指等によるタッチ操作が行われた際のタッチ位置を検出する。スマートフォン100は、タッチパネル114を備えることで、ユーザーに対して直感的な操作環境を提供することができる。タッチパネル114は、ディスプレイ113の全面に設けられることが好ましい。
【0024】
サーバー300は、情報処理装置である。サーバー300は、CPU101、RAM102、ROM103及び通信部104を備える。サーバー300においても、CPU101、RAM102、ROM103及び通信部104は、接続バスB1によって相互に接続される。
【0025】
ネットワークN1は、情報処理装置を相互に通信可能に接続するコンピューターネットワークである。ネットワークN1は、例えば、Local Area Network(LAN)、携帯電話の通信回線、インターネットである。ネットワークN1は、有線であっても無線であってもよい。
【0026】
<スマートフォン100の処理ブロック>
図2は、実施形態に係るスマートフォン100の処理ブロックの一例を示す図である。スマートフォン100は、制御部20及び管理データベース24を備える。制御部20は、Web情報取得部21、利用履歴取得部22及び端末情報取得部23を含む。スマートフォン100は、RAM102に実行可能に展開されたコンピュータープログラムをCPU101が実行することで、上記スマートフォン100の制御部20及び管理データベース24等の各部としての処理を実行する。
【0027】
管理データベース24は、スマートフォン100にインストールされたアプリケーションプログラム(以下、アプリとも称する)の利用状況や、スマートフォン100の設定項目に設定される設定値の既定値を管理するデータベースである。管理データベース24は、例えば、ROM103上に構築される。
図3は、実施形態において管理データベース24に格納されるアプリ利用履歴管理テーブル241の一例を示す図である。アプリ利用履歴管理テーブル241は、「アプリ名」及び「起動時刻」の各項目を含む。「アプリ名」には、起動されたアプリの名称が格納される。「起動時刻」には、アプリが起動された時刻が格納される。アプリ利用履歴管理テーブル241には、アプリが起動される度に、起動されたアプリのアプリ名と起動時刻とが格納される。アプリ利用履歴管理テーブル241には、例えば、直近24時間の間に起動されたアプリのアプリ名と起動時刻とが格納される。
【0028】
図4は、実施形態において管理データベース24に格納される既定値管理テーブル242の一例を示す図である。既定値管理テーブル242は、「大項目」、「固定項目」、「中項目」、「診断項目」、「既定値」、「実行可能」、「メッセージ」の各項目を含む。「大項目」には、設定値の確認対象となるアプリのアプリ名やスマートフォン100で生じる不具合を示す情報が格納される。スマートフォン100で生じる不具合としては、例えば、電池・充電のトラブル、画面表示・文字のトラブル、端末動作のトラブル等を挙げることができる。「固定項目」には、後述するアプリ選択画面223(
図9参照)に表示する項目が予め設定された表示数に対して不足する場合に不足分を補うためにアプリ選択画面223に表示させる項目を表示する優先度が格納される。
【0029】
「中項目」には、所望の状況と異なる症状(不具合)が格納される。「診断項目」には、大項目及び中項目に対応する診断項目が格納される。「既定値」には、例えば、初期設定時に設定される設定値や標準的な使用法に対して推奨される設定値が格納される。すなわち、「既定値」には、あらかじめ決定された設定値が格納される。「実行可能」には、ユーザーによる操作不要でスマートフォン100による設定変更の可否を示す情報(例えば、フラグ)が格納される。「メッセージ」には、「実行可能」に設定変更不可を示す情報が格納された項目について、ユーザーに操作を案内するメッセージが格納される。既定値管理テーブル242の情報の夫々は、例えば、スマートフォン100の出荷時に格納される。
【0030】
図5は、実施形態において管理データベース24に格納されるWeb情報管理テーブル244の一例を示す図である。Web情報管理テーブル244は、例えば、既定値管理テーブル242と同一の項目を含む。Web情報管理テーブル244には、Web情報取得部21によってサーバー300から取得された情報が格納される。なお、Web情報管理テーブル244は、Web情報取得部21によって情報が格納されるまでは空のテーブルとなっている。
図5の例では、Web情報取得部21によって「大項目」として「動画閲覧アプリ」、「固定項目」として「空(データなし)」、「中項目」として「音が出ない」、「診断項目」として「メディア音量」、「既定値」として「5以上」、「実行可能」として「1」、「メッセージ」として「空(データなし)」、という不具合情報をサーバー300からWeb情報取得部21が取得した場合が例示される。
【0031】
図6は、実施形態において管理データベース24に格納される表示項目候補リスト243の一例を示す図である。表示項目候補リスト243は、「表示項目候補」の項目を含む。「表示項目候補」には、制御部20によってアプリ選択画面223(
図9参照)に表示させる表示項目候補と判定された表示項目が格納される。表示項目として格納される情報としては、例えば、既定値管理テーブル242の「大項目」に格納された情報やWeb情報管理テーブル244の「大項目」に格納された情報が挙げられる。表示項目候補リスト
243には、追加された順に表示項目候補が並ぶことになる。ROM103は、「記憶部」の一例である。
【0032】
図2に戻り、Web情報取得部21は、サーバー300から情報を取得する。サーバー300には、スマートフォン100やアプリのベンダー、ユーザー等から不具合情報が登録される。サーバー300に登録される不具合情報は、例えば、既定値管理テーブル242に例示するように、「大項目」、「固定項目」、「中項目」、「診断項目」、「既定値」、「実行可能」、「メッセージ」の各項目を含む。なお、サーバー300に登録される情報は、「固定項目」の項目は省略されてもよい。Web情報取得部21は、サーバー300にアクセスし、既定値管理テーブル242に登録されていない新たな不具合情報があるか否かを判定する。新たな不具合情報があると判定したWeb情報取得部21は、当該新たな不具合情報をサーバー300から取得し、取得した不具合情報をWeb情報管理テーブル244に追加する。さらに、Web情報取得部21は、サーバー300から取得した不具合情報のうち「大項目」に対応する情報を表示項目候補リスト243に追加する。サーバー300は、「外部サーバー」の一例である。
【0033】
利用履歴取得部22は、ユーザーが利用したアプリの利用履歴を取得する。利用履歴取得部22は、例えば、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、ユーザーによって最後に(直近で)起動されたアプリを取得する。次に、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、直近1時間におけるアプリの起動時刻及びアプリの起動回数を取得する。続いて、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、直近24時間におけるアプリの起動時刻及びアプリの起動回数を取得する。利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241から取得したアプリの利用履歴に基づいた優先順位にしたがってアプリ名を表示項目候補リスト243に追加する。
【0034】
端末情報取得部23は、スマートフォン100の端末情報を取得する。端末情報としては、RAM102及びROM103の空き容量を挙げることができる。端末情報取得部23は、RAM102及びROM103の空き容量が閾値未満の場合、その旨を表示項目候補リスト243に追加する。
【0035】
制御部20は、スマートフォン100のアプリの利用状況の確認及び不具合診断を案内する。本実施形態では、アプリ利用履歴の確認の後に、確認されたアプリの中から不具合を解消したいアプリの指定を受け付け、指定されたアプリの不具合診断が実行される。
【0036】
図7は、実施形態におけるアプリ利用履歴確認画面221の一例を示す図である。アプリ利用履歴確認画面221は、制御部20によってディスプレイ113に表示される。アプリ利用履歴確認画面221は、確認開始ボタン2211及び進捗表示2212を含む。タッチパネル114へのタッチ操作等によって確認開始ボタン2211が指定されると、制御部20はアプリ利用履歴の確認を実行する。
【0037】
図8は、実施形態におけるアプリ利用履歴確認中画面222の一例を示す図である。アプリ利用履歴確認中画面222は、制御部20によってディスプレイ113に表示される。制御部20は、アプリ利用履歴の確認中には、アプリ利用履歴確認中画面222をディスプレイ113に表示させる。アプリ利用履歴確認中画面222が表示されている間に、Web情報取得部21による不具合情報の取得、利用履歴取得部22によるアプリの利用履歴の取得、及び、端末情報取得部23による端末情報の取得が行われる。制御部20は、アプリ利用履歴確認中画面222をディスプレイ113に表示させることで、アプリ利用履歴確認の進捗をユーザーに知らせることができる。
【0038】
図9は、実施形態におけるアプリ選択画面223の一例を示す図である。アプリ選択画面223は、制御部20によってディスプレイ113に表示される。Web情報取得部21による不具合情報の取得、利用履歴取得部22によるアプリの利用履歴の取得、及び、端末情報取得部23による端末情報の取得が完了すると、アプリ選択画面223に表示させる表示項目を選択する。表示項目の選択は、
図13から
図15のフローチャートを参照して後述する。また、アプリ選択画面223は、その他ボタン2231を含む。制御部20は、タッチ操作等によってその他ボタン2231が指定されると、アプリ選択画面223に表示されていない他のアプリを選択する画面を表示してもよい。アプリ選択画面223は、「リスト」の一例である。
【0039】
表示項目の選択を受け付けた制御部20は、アプリ選択画面223をディスプレイ113に表示させる。
図9の例では、表示項目として、「画面上部が光っている」、「SNSアプリ」、「電話アプリ」、「メールアプリ」及び「インターネット」が表示されている。そして、
図9の例では、「画面上部が光っている」がWeb情報取得部21によって取得された不具合情報であり、「電話アプリのトラブル」、「メールアプリのトラブル」、「インターネットのトラブル」が、利用履歴取得部22によって取得されたアプリの利用履歴に基づいて選択された表示項目である。
図9に例示するアプリ選択画面223に表示される各表示項目は、例えば、既定値管理テーブル242の「大項目」に格納された情報が表示される。
【0040】
制御部20は、アプリ選択画面223においていずれかの表示項目の指定を受け付ける。制御部20は、いずれかの表示項目が指定されると、既定値管理テーブル242において当該指定された表示項目に対応付けられた「中項目」を、アプリ選択画面223に表示させる。
【0041】
図10は、実施形態において、「中項目」が表示されたアプリ選択画面223の一例を示す図である。
図10では、「SNSアプリ」が指定された場合が例示される。制御部20は、アプリ選択画面223において「SNSアプリ」が指定されると、既定値管理テーブル242において「SNSアプリ」に対応する「中項目」を取得する。制御部20は、取得した「中項目」を、アプリ選択画面223の「SNSアプリ」の下(「SNSアプリ」と、「SNSアプリ」の下に表示された「電話アプリ」との間)に表示させる。
【0042】
制御部20は、
図10に例示するアプリ選択画面223において、いずれかの「中項目」が指定されると、既定値管理テーブル242において当該指定された「中項目」に対応する「診断項目」に対する診断を実行する。
【0043】
図11は、実施形態における診断画面224の一例を示す図である。診断画面224は、制御部20によってディスプレイ113に表示される。診断では、「診断項目」に設定された設定値が既定値管理テーブル242における「既定値」となっているか否かを判定する。そして、制御部20は、既定値に設定されていない「診断項目」については、その設定値を既定値に変更する。
【0044】
図11の例では、「診断項目」として、「機内モード設定の確認と変更」、「モバイルデータ設定の確認と変更」、「SIM挿入の確認」、「通信圏内/圏外の確認」が表示される。そして、設定確認及び必要に応じた変更が完了した診断項目については、完了マーク2241が付される。また、現在診断中の診断項目については、進捗マーク2242が付される。制御部20は、このような診断画面224を表示させることで、診断の進捗状況をユーザーに通知することができる。
【0045】
図12は、実施形態における結果表示画面225の一例を示す図である。診断を終了し
た制御部20は、ディスプレイ113に結果表示画面225を表示させる。結果表示画面225には、診断によって設定変更された設定項目、設定項目の設定値が表示される。また、結果表示画面225には、既定値管理テーブル242の「実行可能」において実行不可とされた設定項目については、既定値管理テーブル242の「メッセージ」に格納されたメッセージを設定項目と対応付けて表示する。
【0046】
図12の例の場合、例えば、設定項目「機内モード設定」は、「オフ」に設定変更されたことが理解できる。また、設定項目「モバイルデータ設定」は、「オン」に設定されており、これが既定値である(設定変更されていない)ことが理解できる。設定項目「機内モード設定」のように設定変更完了した設定項目及び「モバイルデータ設定」のように既定値に設定済みであった設定項目には、完了マーク2252が付される。
【0047】
また、既定値管理テーブル242の「実行可能」において実行不可とされた設定項目については、「SIM挿入」及び「通信圏内/圏外」のように、注意喚起マーク2253が付される。制御部20は、結果表示画面225において設定項目に注意喚起マーク2253を付すことで、ユーザーの操作を要する設定項目をユーザーに示すことが可能となる。また、結果表示画面225は、終了ボタン2251を含む。制御部20は、ユーザーのタッチ操作等によって終了ボタン2251が指定されると、診断を終了する。
【0048】
<スマートフォン100の処理フロー>
図13は、実施形態に係るスマートフォン100の処理フローの一例を示す図である。以下、
図13を参照して、スマートフォン100の処理フローの一例について説明する。
【0049】
T1では、スマートフォン100の利用状況が取得される。制御部20は、アプリ利用履歴確認画面221をディスプレイ113に表示させる。アプリ利用履歴確認画面221の確認開始ボタン2211が指定されると、制御部20は、アプリ利用履歴確認中画面222をディスプレイ113に表示させるとともに、利用状況の取得を行う。制御部20は、取得した利用状況に応じて選択した表示項目を含むアプリ選択画面223をディスプレイ113に表示させる。T1の処理の詳細は、
図14を参照して後述する。
【0050】
T2では、大項目が指定される。制御部20は、アプリ選択画面223をディスプレイ113に表示させる。制御部20は、アプリ選択画面223に表示された設定項目のうちいずれかが指定されると、指定された大項目に含まれる中項目をアプリ選択画面223に表示させる。
【0051】
T3では、中項目が指定される。制御部20は、アプリ選択画面223に表示された中項目のうちいずれかの指定を受け付ける。
【0052】
T4では、診断が実行される。診断を実行する制御部20は、診断画面224をディスプレイ113に表示させることで、T3において指定された中項目についての診断状況をユーザーに示す。診断では、既定値管理テーブル242の「実行可能」においてユーザーによる操作不要でスマートフォン100による設定変更の可とされている項目については、ユーザーに対する確認を行わずに設定値を既定値に変更する。診断が終了すると、制御部20は、結果表示画面225をディスプレイ113に表示させることで、診断結果をユーザーに通知する。
【0053】
図14は、
図13のT1の処理フローの一例を示す図である。以下、
図14を参照して、
図13のT1の処理フローの一例について説明する。
【0054】
T11では、Web情報取得部21は、既定値管理テーブル242に格納されていない
不具合情報がサーバー300に登録されているか否かを判定する。登録されている場合(T11でYES)、処理はT16に進められる。登録されていない場合(T11でNO)、処理はT12に進められる。
【0055】
T12では、端末情報取得部23は、スマートフォン100のRAM102の空き容量を取得する。RAM102の空き容量が閾値以上の場合(T12でYES)、処理はT17に進められる。RAM102の空き容量が閾値未満の場合(T12でNO)、処理はT13に進められる。
【0056】
T13では、端末情報取得部23は、スマートフォン100のROM103の空き容量を取得する。ROM103の空き容量が閾値以上の場合(T13でYES)、処理はT18に進められる。ROM103の空き容量が閾値未満の場合(T13でNO)、処理はT14に進められる。
【0057】
T14では、利用履歴取得部22は、スマートフォン100の利用期間(例えば、スマートフォン100の電源が投入されてからの経過時間)が閾値以上であるか否かを判定する。スマートフォン100の利用期間が閾値以上である場合(T14でYES)、処理はT15に進められる。スマートフォン100の利用期間が閾値未満である場合(T14でNO)、処理はT19に進められる。
【0058】
T15では、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、アプリの利用状況を取得する。利用履歴取得部22は、アプリの利用状況に応じて選択したアプリを表示項目候補リスト243に追加する。T15の処理の詳細は、
図15を参照して後述する。
【0059】
T16では、Web情報取得部21は、既定値管理テーブル242に格納されていない不具合情報をサーバー300から取得する。Web情報取得部21は、取得した不具合情報をWeb情報管理テーブル244に格納する。また、Web情報取得部21は、サーバー300から取得した不具合情報のうち「大項目」に対応する情報を表示項目候補リスト243に追加する。
【0060】
T17では、制御部20は、既定値管理テーブル242において大項目「空きメモリ(RAM)不足」に対応付けられた中項目を表示項目候補リスト243に追加する。ここででは、「端末の動作が遅い」が表示項目候補リスト243に追加されるものとする。
【0061】
T18では、制御部20は、既定値管理テーブル242において大項目「空きメモリ(ROM)不足」に対応付けられた中項目を表示項目候補リスト243に追加する。ここででは、「ストレージ不足」が表示項目候補リスト243に追加されるものとする。
【0062】
T19では、制御部20は、T15、T16、T17及びT18で表示項目候補リスト243に追加された表示項目を含むアプリ選択画面223をディスプレイ113に表示させる。なお、制御部20は、表示項目候補リスト243に追加された表示項目候補の数が所定の閾値(例えば、4)以上である場合には、表示項目候補リスト243に追加された表示項目候補の先頭から閾値までの個数の表示項目候補をアプリ選択画面223に表示させる。
【0063】
図15は、
図14のT15の処理フローの一例を示す図である。以下、
図15を参照して、
図14のT15の処理フローの一例について説明する。
【0064】
T151では、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して
、既定値管理テーブル242の「大項目」に格納されたアプリのうち、最後に起動されたアプリを特定する。利用履歴取得部22は、特定したアプリを表示項目候補リスト243に追加する。
【0065】
T152では、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、既定値管理テーブル242の「大項目」に格納されたアプリのうち、過去1時間以内に起動されたアプリを特定する。利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、特定したアプリが現時点から過去1時間以内に起動された回数を取得する。利用履歴取得部22は、現時点から過去1時間以内に起動された回数が多い順にアプリを表示項目候補リスト243に追加する。
【0066】
T153では、利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、既定値管理テーブル242の「大項目」に格納されたアプリのうち、過去24時間以内に起動されたアプリを特定する。利用履歴取得部22は、アプリ利用履歴管理テーブル241を参照して、特定したアプリが現時点から過去24時間以内に起動された回数を取得する。利用履歴取得部22は、現時点から過去24時間以内に起動された回数が多い順にアプリを表示項目候補リスト243に追加する。
【0067】
<実施形態の作用効果>
本実施形態では、アプリ選択画面223のように、診断する対象となるアプリをユーザーに提示し、ユーザーから指定されたアプリについての診断を行う。診断では、
図13のT4でも説明したように、既定値管理テーブル242の「実行可能」においてユーザーによる操作不要でスマートフォン100による設定変更の可とされている項目については、既定値管理テーブル242を参照して、ユーザーに対する確認を行わずに設定値を既定値に変更する。そのため、本実施形態によれば、不具合を修正する際にユーザーによる操作を行わずに実行できるため、ユーザーの手を煩わせずにすむ。
【0068】
また、本実施形態では、ユーザーが直近で利用したアプリの一覧がアプリ選択画面223に表示され、アプリ選択画面223に表示されたアプリから不具合を解消する対象とするアプリを選択するため、情報技術に不慣れなユーザーであっても容易に不具合の解消を行うことができる。
【0069】
本実施形態では、上記の通り、ユーザーから指定されたアプリについての診断を行う。そのため、携帯端末全体の不具合の診断を行ってから、どの不具合を解消するかユーザーの指定を受ける技術と比較して、不具合解消によるスマートフォン100に対する処理負荷を軽減することができるとともに、より短時間で所望の不具合を解消することができる。
【0070】
<第1変形例>
以上説明した実施形態は、様々に変形することができる。例えば、実施形態では、アプリ選択画面223において「SNSに接続できない」、「通知音が鳴らない」等の「中項目」が選択されると、診断画面224に遷移して診断が開始される。しかしながら、
図16に例示する診断画面224aのように診断開始ボタン2243を設け、診断開始ボタン2243が指定されてから診断を開始してもよい。このような構成を採用することで、診断する項目をユーザーに提示し、その了解を得てから診断を開始することができる。
【0071】
<第2変形例>
設定値が既定値に設定されている場合でも、ユーザーにとっては不具合が解消しない場合がある。このような場合、不具合の解消方法を予め既定値管理テーブル242の「メッセージ」に格納しておき、そのメッセージを案内してもよい。
図17は、第2変形例にお
いて、設定に問題が無いことを案内する結果表示画面225の一例を示す図である。
図17に例示される結果表示画面225において診断結果表示欄2254が指定されると、制御部20は、
図18に例示するように、既定値管理テーブル242において診断結果表示欄2254に表示された項目に対応付けられた「メッセージ」を解消方法案内欄2255に表示してもよい。この際、制御部20は、再起動を促すメッセージであれば、メッセージとともに再起動ボタン2256を表示することで、ユーザーの便宜を図ってもよい。
【0072】
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせることができる。
【0073】
<コンピューターが読み取り可能な記録媒体>
コンピューターその他の機械、装置(以下、コンピューター等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピューター等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピューター等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
【0074】
ここで、コンピューター等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピューター等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピューター等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、Compact Disc-Recordable(CD-R)、Compact Disc-ReWriterable(CD-RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(DAT)、8mmテープ、フラッシュメモリーなどのメモリーカード等がある。また、コンピューター等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
【符号の説明】
【0075】
100・・スマートフォン
101・・CPU
102・・RAM
103・・ROM
104・・通信部
110・・筐体
111・・スピーカー
112・・マイクロフォン
113・・ディスプレイ
114・・タッチパネル
20・・制御部
21・・Web情報取得部
22・・利用履歴取得部
23・・端末情報取得部
24・・管理データベース
221・・アプリ利用履歴確認画面
222・・アプリ利用履歴確認中画面
223・・アプリ選択画面
224・・診断画面
224a・・診断画面
225・・結果表示画面
241・・アプリ利用履歴管理テーブル
242・・既定値管理テーブル
243・・表示項目候補リスト
244・・Web情報管理テーブル
300・・サーバー
2211・・確認開始ボタン
2212・・進捗表示
2213・・キャンセルボタン
2231・・その他ボタン
2241・・完了マーク
2242・・進捗マーク
2243・・診断開始ボタン
2251・・終了ボタン
2252・・完了マーク
2253・・注意喚起マーク
2254・・診断結果表示欄
2255・・解消方法案内欄
2256・・再起動ボタン
B1・・接続バス
N1・・ネットワーク