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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-07-09
(45)【発行日】2025-07-17
(54)【発明の名称】電子メガネ
(51)【国際特許分類】
   G02C 11/00 20060101AFI20250710BHJP
   G02C 5/00 20060101ALI20250710BHJP
   G02C 5/02 20060101ALI20250710BHJP
   G02C 5/12 20060101ALI20250710BHJP
   G02C 5/14 20060101ALI20250710BHJP
   G06F 3/01 20060101ALI20250710BHJP
【FI】
G02C11/00
G02C5/00
G02C5/02
G02C5/12
G02C5/14
G06F3/01 510
G06F3/01 570
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2023509561
(86)(22)【出願日】2021-08-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-30
(86)【国際出願番号】 IB2021057126
(87)【国際公開番号】W WO2022034438
(87)【国際公開日】2022-02-17
【審査請求日】2024-06-04
(31)【優先権主張番号】102020000019846
(32)【優先日】2020-08-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】521196523
【氏名又は名称】ルックスオティカ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ
【氏名又は名称原語表記】LUXOTTICA S.R.L.
【住所又は居所原語表記】Via Valcozzena, 10, I-32021 AGORDO (Italy)
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ボルソイ,ファビオ
(72)【発明者】
【氏名】ペッレグリーニ,ダニエーレ
(72)【発明者】
【氏名】ミケロン,ディーノ
【審査官】中村 説志
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/110908(WO,A1)
【文献】特表2016-507802(JP,A)
【文献】米国特許第9998817(US,B1)
【文献】特表2018-524640(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0221746(US,A1)
【文献】特開昭62-157007(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0127423(US,A1)
【文献】特開2019-16378(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108139594(CN,A)
【文献】米国特許第10582295(US,B1)
【文献】欧州特許出願公開第3258308(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02C 1/00-13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子メガネ(1)であって、フロント(2)と、丁番(5)によって前記フロントにそれぞれ繋がれるテンプル(3)の対とを備え、電子メガネ(1)は、前記テンプル(3)にデータ信号を運ぶために、および/または前記テンプル(3)に電力を供給するために、前記フロント(2)に内蔵されるように構成されるフレキシブルケーブル(6)をさらにえ、前記フレキシブルケーブルは、ユーザによるジェスチャーを検出するために静電容量方式のセンサーとして機能するように構成される少なくとも1つの活性領域(6a、6b)を形成することを特徴とし、
前記静電容量方式のセンサーは、前記フレキシブルケーブル(6)に内蔵されることを特徴とする、電子メガネ。
【請求項2】
前記フレキシブルケーブル(6)は、その端部に、少なくとも1つの周辺光センサー(10)を支持するように構成されるプレート(7)の対を有することを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項3】
前記フロントの後部において前記プレート(7)と連結するために、前記フロントに形成された穴に挿入されるように構成される係止部品(8)を備えることを特徴とする、請求項2に記載の電子メガネ。
【請求項4】
周辺光を集光して前記プレート(7)に設けられた周辺光センサー(10)に拡散させるよう、前記係止部品(8)は、光を拡散させるように構成される材料によって作られることを特徴とする、請求項3に記載の電子メガネ。
【請求項5】
前記テンプル(3)のうち少なくとも一方のテンプル内に収容されるように構成されるバッテリー(11)および電子回路(12)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項6】
前記ユーザによるジェスチャーを検出するために前記テンプル(3)のうち少なくとも一方のテンプルに挿入されるように構成される静電容量方式の追加センサー(15)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項7】
前記テンプル(3)のうち少なくとも一方のテンプル内に収容され、前記ユーザによって前記電子メガネが装着されているかどうかを検出するように構成される少なくとも1つの追加センサー(16)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項8】
前記ユーザによって前記電子メガネが装着されているかどうかを検出するために前記テンプル(3)のうち少なくとも一方のテンプル内に収容されている前記少なくとも1つの追加センサー(16)は、静電容量型センサー、慣性センサー、またはアンビエントセンサーであることを特徴とする、請求項7に記載の電子メガネ。
【請求項9】
ンズ(4)のうち少なくとも一方のレンズは、前記バッテリー(11)まで延びて挿入されるように構成される電源ケーブル(20)を含むことを特徴とする、請求項5に記載の電子メガネ。
【請求項10】
前記ユーザにフィードバックを提供するために、前記丁番(5)は、前記ユーザに向けられるように構成される少なくとも1つのLED(18)を内部の位置に含むことを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項11】
前記丁番(5)は、前記ユーザにとって有用であり、前記LED(18)によって表示されるデータを測定するように構成される追加センサーを含むことを特徴とする、請求項10に記載の電子メガネ。
【請求項12】
前記フレキシブルケーブル(6)は、前記フロント(2)内の後方位置に前記ユーザに向けられるようオーバーモールド成形され、前記フロント(2)に内蔵されることを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項13】
前記テンプル(3)のうち少なくとも一方のテンプルに内蔵されたリセットセンサー(12)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子メガネ。
【請求項14】
前記リセットセンサーは、磁場の存在を検出するように構成されるホールセンサー(12)を含むことを特徴とする、請求項13に記載の電子メガネ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子メガネに関する。特に、本発明は、電子部品とセンサーとを組み込んだ電子メガネに関する。
【背景技術】
【0002】
知られているように、市場に電子メガネが益々広まっており、各メーカーにはメガネが備える電子機器の効率を最適化するという目的があるため、メガネが高性能であるにもかかわらず、バッテリー寿命を延ばすために消費量を最適化するという目的があり、「通常」タイプのメガネに可能な限り類似した電子メガネを作るという目的があるため、メガネの見た目の美しさに過度な影響を与える電子部品およびセンサーを使わないようにしている。これは、レンズ部品およびフレーム部品の両方に当てはまる。そのため、ケーブル、センサー、およびメガネに内蔵されたすべての電子機器を隠す見た目の美しさを採り入れて、ユーザの手に届かないようにするだけでなく、隠して物体の見た目の美しさと完璧に融合させるようにする必要がある。
【0003】
さらには、特に、ユーザの意思を検出する電子メガネまたはセンサーの機能を実装するために、電子メガネは、ユーザの意思による行動を検知するように構成される1つ以上の器具を利用可能とし、これらの機能を適切に実現できなければならない。そのため、手動スイッチ(たとえば、ボタン)またはセンサー(たとえば、光センサー、モーションセンサー、静電容量型タッチセンサー、アンビエントセンサー、慣性センサーなど)のうち1つ以上を有することが可能である。
【0004】
従来技術において、右レンズと左レンズとの間のフロント全体に沿ってこの目的のために設けられてテンプルを互いに繋げた管の中をフレキシブルケーブルが通る電子メガネが知られている。
【0005】
そのために、このフレキシブルケーブルは、被覆システムによって隠されている。これは、一方では機能的であるが、他方では、見た目の美しさが満足できるものではない。
【0006】
所謂「タッチスイフト」タイプの静電容量方式のセンサーが存在する技術的解決策も知られているが、このセンサーは、フレキシブルケーブルに完全に内蔵されておらず、概して器具内部(たとえば、テンプル内)に配置される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明のねらいは、フロントを通るフレキシブルケーブルによって電子工学/ソフトウェアの視点からシステムの柔軟性を向上させることができ、かつ、ユーザが行ったジェスチャーを検出可能なセンサーを組み込むことができる電子メガネを提供することである。
【0008】
このねらいの範囲内で、本発明の目的は、見た目の美しさおよび/または機能性を損なうことなくメガネのフロント内にフレキシブルケーブルが可能な限り隠されている電子メガネを提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、ユーザによって装着されたときを検出可能な電子メガネを提供することである。
【0010】
本発明の目的は、特に、信頼性が高く、比較的提供が容易な電子メガネを競争価格で提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
以下から詳細が明らかになる当該ねらいならびにこれらの目的、およびその他の目的は、フロントと、丁番によってフロントにそれぞれ繋がれるテンプルの対とを備える電子メガネによって実現され、当該電子メガネは、テンプルにデータ信号および/または電源を運ぶために、当該フロントに内蔵されるように構成されるフレキシブルケーブルを備えることを特徴とし、ユーザによるジェスチャーを検出するために静電容量方式のセンサーとして動作するように構成される少なくとも1つの活性領域を当該フレキシブルケーブルが形成することを特徴とする。
【0012】
特に、フレキシブルケーブルは、オーバーモールド工程または背景技術で知られているその他の方法によってフロントに内蔵される。
【0013】
本発明のその他の特徴および利点は、添付の図面に非限定的な例として示す本発明に係る電子メガネの好ましい(しかし排他的ではない)実施の形態の説明からさらに明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る電子メガネの前方分解斜視図である。
図2】本発明に係る電子メガネの後方分解斜視図である。
図3】本発明に係る電子メガネの丁番領域の詳細を示す長手方向の断面図である。
図4】組み立てられた状態の本発明に係るメガネの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
添付の図面を参照すると、参照番号1によって概して示される本発明に係る電子メガネは、一対の丁番5によって一対のテンプル3にそれぞれ連結されるように構成されるフロント2を備える。一対のレンズ4によってメガネ1が完成する。
【0016】
ここで便利なのは、フロント2は、信号/データ接続部を有するだけでなくテンプル3内に収容されたバッテリーを充電するための電源も有するテンプル3を互いに繋げるように構成された、オーバーモールド成形されたフレキシブルケーブル6を内蔵する。
【0017】
レンズ4を収容するフロント領域の上部に、フレキシブルケーブル6は、静電容量方式のセンサー6a、6bを有する。静電容量方式のセンサー6a、6bは、主に、ユーザのジェスチャーを検出するように構成される。
【0018】
代わりに、静電容量方式のセンサーを加速度計および/もしくはその他の電子機器に置き換えること、ならびに/または、加速度計および/もしくはその他の電子機器と一体化させることができる。そのため、一般に、レンズ上部のフレキシブルケーブル6の領域は、静電容量方式のセンサー、加速度計、および/またはその他の電子機器など、ユーザのジェスチャーを検出可能な機器のために確保されている。ジェスチャーによって、たとえば、レンズをユーザの好みに応じて暗くしたり明るくしたりすることができる。
【0019】
メガネをオンオフする機能、ユーザによる装着性を検出する機能、ユーザによる入力のおおよそすべてを収集する機能など、その他の機能を実行するように静電容量方式のセンサー6a、6bをさらに構成できる。
【0020】
基本的に、フレキシブルケーブル6には、活性領域6a、6bがある。活性領域6a、6bは、タッチセンシティブであり、静電容量方式のセンサーとして使用されるように構成される。本実施態様では、可能な限り最大の活性領域を有するよう、かつ、活性領域におけるユーザの意思によるタッチ反応を検出するための感度および能力を向上させるよう、フレキシブルケーブル6の領域6a、6bは、レンズ4の上部においてケーブル6の残りの中央部分に対してわずかに広い。
【0021】
フレキシブルケーブル6は、フロント2の後部領域にオーバーモールド成形され、両端部にはプレート7が設けられている。プレート7は、係止器具8に連結されるように構成される。係止器具8は、メガネのフロント2に設けられ、内部に係止ピン9が設けられたほぼ楕円形の部品である。
【0022】
ここで便利なのは、係止ピン9は、プレート7に形成された固定穴に連結される。
有利には、係止器具8は、周辺光を集光してプレート7に設けられた周辺光センサー10に拡散させるよう、光を拡散させるように構成された材料から作られる。
【0023】
テンプル3には、上述したように、参照番号11によって示されるバッテリーおよび電子部品が組み込まれている。電子部品は、参照番号12によって示されている。バッテリー11および電子部品12は、丁番5の部品を収容するテンプル3の端部からスライドして挿入し、テンプル3の後端に向かってスライドさせることによってテンプル3に挿入される。
【0024】
バッテリー11の挿入および電子機器12の挿入は、バヨネット方式の連結方法およびそれに続く封止に代えられてもよい。
【0025】
ここで便利なのは、テンプル3は、フレキシブルケーブル6の活性領域6a、6bのようにユーザのジェスチャーを検出することを可能にするさらなる静電容量方式のセンサー15を、テンプル3の本体内部の最も外側部分に収容してもよい。
【0026】
さらには、ユーザによってメガネが装着されているかどうかを検出することを可能にするさらなる静電容量方式のセンサー16が存在してもよい。
【0027】
活性領域6a、6bおよび静電容量方式のセンサー15に対応する領域によって、ユーザのジェスチャーを検出できるようになる。
【0028】
ユーザは、感度領域6a、6bを1回または複数回タッチまたはタップすることができ、これらのタッチまたはタップは所与の力を用いた機敏な衝撃として検出される。
【0029】
ここで便利なのは、メガネが装着されているかどうかを検出するセンサー16は、上述したように、静電容量方式のセンサーであり得、3軸/6軸の慣性ユニットが使われてもよく(加速度計、加速度計とジャイロスコープとを足したもの)、または、メガネのノーズパッド(図示せず)に配置されるアドヒアランスセンサーでもあり得る。
【0030】
本発明に係る電子メガネは、丁番5の近くのテンプル3のフロント部分に配置できる接触タイプの静電容量方式のセンサーをさらに備えてもよい。接触タイプの静電容量方式のセンサーを3軸/6軸の慣性ユニット(加速度計、加速度計とジャイロスコープとを足したもの)と置き換えて、テンプル3のフロント部分に配置してもよい。ユーザは、テンプル3を1回または複数回タッチまたはタップすることができ、これらのタッチまたはタップは所与の力を用いた機敏な衝撃として検出される。
【0031】
さらには、丁番5は、フロント2に直接連結する丁番部品5aと、テンプル3に連結する丁番部品5bとに分けられる。丁番によって、テンプルからフロントにフレキシブルケーブルを通すことが可能になる。
【0032】
メガネが装着されているときにユーザに対して向けられる丁番部品5a(または5b)の領域には、LEDエミッタ18が配置されており、たとえばバッテリー残量またはその他の情報に関する光による通知表示をユーザに提供する。
【0033】
また、丁番部品5aまたは5bの領域には、あくまで例示であってすべてではないが、温度センサー、圧力センサー、より一般的には、アンビエントセンサーなど、その他のセンサーおよび/またはエミッタが配置されてもよく、LEDエミッタ18を介して、またはこの目的のために提供されるアプリを介して、ユーザに通知表示を提供する。
【0034】
たとえば、活性領域6a、6bおよび静電容量方式のセンサー15において手を左から右にスライドさせる動きまたは右から左にスライドさせる動きを行うことによって、活性領域6a、6bおよび静電容量方式のセンサー15は、どの程度レンズを暗くするかを制御することが可能にする。
【0035】
また、本発明に係る電子メガネは、リセットセンサーを備えてもよい。この場合、テンプル3のうち少なくとも一方には、その内部にプリント回路11が存在する。プリント回路11は、磁場の存在(強度および方向)を検出することを可能にするホールセンサー12を構成する電子機器をサポートする。この部品により、磁場およびその方向性の強度しきい値を規定することが可能になり、これらのしきい値を超えると、センサーが起動する。
【0036】
リセットセンサーが起動すると、ファームウェアにプログラムされた様々な動作を電子メガネに実行させることが可能になる。たとえば、これらの動作のうちの1つは、システムのリセットである。
【0037】
たとえば、オン/オフ切替え機能またはその他の機能をトリガするように構成されたホールセンサーを設けることも可能である。
【0038】
ここで便利なのは、リセットセンサー12は、外部環境に露出しないでテンプル3に内蔵されているので、テンプルの見た目の美しさとセンサーの完全性とを保っている。
【0039】
実際、本発明に係る電子メガネは、メガネのバッテリーに電力を供給するおよび一方のテンプルから他方のテンプルにデータ信号を運ぶように構成されるオーバーモールド成形されたフレキシブルケーブルを収容することを可能にするので、意図するねらいや目的を完璧に実現できることが分かっている。
【0040】
さらには、フレキシブルケーブルは、たとえば、ユーザが行う手を使った簡単な動きの後にどの程度レンズを暗くするかを変更可能な、ユーザによるジェスチャーを検出するために静電容量型センサーとして機能する活性領域の範囲を定める。
【0041】
このように考案されたこの電子メガネには、添付の特許請求の範囲内での数多くの変更およびバリエーションの余地がある。
【0042】
細部のすべてを、その他の技術的に均等な要素とさらに置き換えてもよい。
実際、使われる材料、および考えられる形状および寸法は、要件および最先端技術に応じていかなるものであってもよい。
【0043】
本願が優先権を主張するイタリア特許出願第102020000019846号の開示内容を、引用により本明細書に援用する。
【0044】
添付の請求項に記載の技術的特徴に符号が付されている場合、これらの符号は、請求項をより分かりやすくするための目的で含まれているにすぎず、従って、このような符号は当該符号によって例として指定される各要素の解釈を限定しない。
図1
図2
図3
図4