(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-08-19
(45)【発行日】2025-08-27
(54)【発明の名称】薬剤送達システム
(51)【国際特許分類】
A61K 31/5575 20060101AFI20250820BHJP
A61K 31/36 20060101ALI20250820BHJP
A61K 38/07 20060101ALI20250820BHJP
A61K 38/08 20190101ALI20250820BHJP
A61K 38/10 20060101ALI20250820BHJP
A61P 27/06 20060101ALI20250820BHJP
A61P 27/02 20060101ALI20250820BHJP
【FI】
A61K31/5575
A61K31/36
A61K38/07 ZNA
A61K38/08
A61K38/10
A61P27/06
A61P27/02
(21)【出願番号】P 2022537634
(86)(22)【出願日】2020-12-17
(86)【国際出願番号】 US2020065523
(87)【国際公開番号】W WO2021127124
(87)【国際公開日】2021-06-24
【審査請求日】2022-10-17
(32)【優先日】2019-12-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520502374
【氏名又は名称】セラ セラピューティクス エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】シフマン、レット エム
(72)【発明者】
【氏名】シャイブラー、ルーカス
【審査官】金子 亜希
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-354697(JP,A)
【文献】特表2017-500282(JP,A)
【文献】特表2013-518049(JP,A)
【文献】特表2018-515582(JP,A)
【文献】特表2000-511561(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0160141(US,A1)
【文献】国際公開第2016/198434(WO,A1)
【文献】Drugs R D,2012年,12(2):65-70
【文献】Drug Deliv,2017年,24(1):962-978
【文献】International Journal of Pharmaceutics,2016年,515(1):490-500
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 31/00-31/80
A61K 38/00-38/35
A61P 1/00-43/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1)ビマトプロスト酸またはその塩を含むプロスタグランジン、2)アミノ酸配列DGGL(配列番号20)を含むペプチドもしくはその塩であるCNTF化合物、FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの組み合わせ、および、3)持続送達成分、を含
み、
前記FASまたはFASL阻害剤は、
ビシクロール、
MET4(アミノ酸配列YLGA(配列番号5))を含むペプチドもしくはその塩、
MET5(アミノ酸配列YLGAV(配列番号7)および/もしくはIYLGA(配列番号6))を含むペプチドもしくはその塩、
MET6(アミノ酸配列HIYLGA(配列番号8)、IYLGAV(配列番号9)、YLGAVN(配列番号16)および/もしくはIYLGAVN(配列番号11))を含むペプチドもしくはその塩、
MET7(アミノ酸配列IYLGAVN(配列番号11)および/もしくはHIYLGAV(配列番号10))を含むペプチドもしくはその塩、
MET8(アミノ酸配列HIYLGAVN(配列番号17))を含むペプチドもしくはその塩、または
ONL1204(配列HHIYLGATNYIY(配列番号4))を含むもしくは該配列からなるペプチド、もしくはその塩、であって、
緑内障または高眼圧症を治療するために使用される薬剤送達システム。
【請求項2】
前記CNTF化合物は、アミノ酸配列Ac-VGDGGLFEKKL-NH
2
(配列番号1)に示されるペプチドまたはその塩である、請求項1に記載の薬剤送達システム。
【請求項3】
前記プロスタグランジンは、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせに共有結合または共有連結していない、請求項1に記載の薬剤送達システム。
【請求項4】
前記プロスタグランジンは、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせに共有結合または共有連結している、請求項1に記載の薬剤送達システム。
【請求項5】
前記プロスタグランジン、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせは、前記持続送達成分に共有結合または連結している、請求項1に記載の薬剤送達システム。
【請求項6】
治療を必要とする哺乳類の眼に投与され、前記哺乳類の前記眼への前記薬剤送達システムの投与は、前記哺乳類の前記眼の眼圧の減少をもたらす、請求項1に記載の薬剤送達システム。
【請求項7】
前記哺乳類はヒトである、請求項
6に記載の薬剤送達システム。
【請求項8】
前記CNTF化合物は、アミノ酸配列Ac-VGDGGLFEKKL-NH
2
(配列番号1)に示されるペプチドまたはAc-DGGL
AG-NH
2
(配列番号2)に示されるペプチドである、請求項
6に記載の薬剤送達システム。
【請求項9】
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET4~8である、請求項
6に記載の薬剤送達システム。
【請求項10】
前記哺乳類の前記眼における眼圧の減少は、前記薬剤送達システムが前記哺乳類の前記眼に投与された後、少なくとも1カ月間の期間に起こる、請求項
6に記載の薬剤送達システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(配列表)
本出願には、アスキー形式で電子的に提出され、それによりその全体が参照により援用される配列表が含まれる。2020年12月16日に作成されたそのアスキーの写しは、C4019_10001WO02_SL.txtというファイル名であり、サイズが5,282バイトである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本開示は、眼圧降下剤、CNTF化合物等の神経栄養剤、C型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)化合物、Tie-2アゴニスト、ナトリウム利尿ペプチド受容体B(NRP-B)化合物、TNF-α/TNFR阻害剤、またはアポトーシスシグナリング断片化(FAS)阻害剤もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤(これらの化合物の任意の組み合わせを含む)、および持続送達成分を含む薬剤送達系に関する。このタイプの薬剤送達系は緑内障または高眼圧症を治療するために使用することができる。
【0003】
いくつかの実施形態には、第1の医薬活性成分(API)および持続送達成分を含む薬剤送達系が含まれ、第1のAPIは、眼圧降下剤、神経栄養剤、C型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)、ナトリウム利尿ペプチド受容体B(NRP-B)、TNF-α/TNFR阻害剤、アポトーシスシグナリング断片化(FAS)阻害剤もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、またはそれらの組み合わせである。
【0004】
いくつかの実施形態には、本明細書に記載される薬剤送達系を緑内障または高眼圧症で苦しんでいる哺乳類に投与することを含む、緑内障を治療する方法が含まれる。
【0005】
いくつかの実施形態には、緑内障または高眼圧症の治療のための、本明細書に記載される薬剤送達系の製造における、眼圧降下剤、神経栄養剤、CNP、NPR-B、TNF-α/TNFR阻害剤、FAS阻害剤もしくはFASL阻害剤、またはそれらの組み合わせの使用が含まれる。
【0006】
いくつかの実施形態には、本明細書に記載される緑内障の治療のための薬剤送達系および当該薬剤送達系の使用説明のラベルを含む、キットが含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1A】本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関する、100ngおよび200ngのビマトプロスト酸を硝子体内注射により投与した後の、僚眼におけるPBSでのものと比較したアフリカミドリザルB102のIOPの眼圧である。
【
図1B】本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関する、100ngおよび200ngのビマトプロスト酸を硝子体内注射により投与した後の、僚眼におけるPBSでのものと比較したアフリカミドリザルB107のIOPの眼圧である。
【
図1C】本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関する、100ngおよび200ngのビマトプロスト酸を硝子体内注射により投与した後の、僚眼におけるPBSでのものと比較したアフリカミドリザルB392のIOPの眼圧である。
【
図1D】本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関する、100ngおよび200ngのビマトプロスト酸を硝子体内注射により投与した後の、僚眼におけるPBSでのものと比較したアフリカミドリザルB300のIOPの眼圧である。
【
図2】本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関する、100ngおよび200ngのビマトプロスト酸を硝子体内注射により投与した後の、僚眼におけるPBSでのものと比較したアフリカミドリザルIOPの眼圧の減少割合である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
眼圧降下剤、CNTF化合物等の神経栄養剤、CNP化合物、NPR-B化合物、またはFASもしくはFASL阻害剤(本明細書では「主題の薬剤送達系」という)、および持続送達成分を含む薬剤送達系に関して、任意の適切なプロスタグランジン受容体アゴニスト、プロスタノイド受容体アゴニスト、または任意のプロスタグランジン酸形態(たとえば、プロスタグランジンエステルの加水分解により得られる酸)、任意のプロスタグランジン塩形態、もしくはプロスタグランジンエステルのプロドラッグを含む任意の適切なプロスタグランジン化合物を使用してもよい。例には、ビマトプロスト(アミド)またはビマトプロスト酸、すなわちアミド基を加水分解して得られるカルボン酸、トラボプロスト、トラボプロスト酸、ラタノプロスト、ラタノプロスト酸、ラタノプロステン、タフルプロスト, タフルプロスト酸等、プロスタグランジンEP2アゴニスト、プロスタグランジンEP3アゴニスト、ラタノプロステンブノド等の、一酸化窒素を供与するプロスタグランジン化合物、またはそれらの組み合わせが含まれる。
【0009】
適切な量のビマトプロスト、ビマトプロスト酸、トラボプロスト、トラボプロスト酸、ラタノプロスト、ラタノプロスト酸、ラタノプロステン、タフルプロスト, タフルプロスト酸等、プロスタグランジンEP2アゴニスト、またはプロスタグランジンEP3アゴニスト等のプロスタグランジン化合物を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.010~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.010~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。たとえば、式1または式3の化合物は、プロスタグランジンが薬剤送達系の他の部分に共有結合しているが、1mgのプロスタグランジン化合物が含まれていると言ってもよい。
【0010】
薬剤送達系における上記の量のビマトプロスト、ビマトプロスト酸、トラボプロスト、トラボプロスト酸、ラタノプロスト、ラタノプロスト酸、ラタノプロステン、タフルプロスト、タフルプロスト酸等、プロスタグランジンEP2アゴニスト、またはプロスタグランジンEP3アゴニスト等のプロスタグランジン化合物の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、プロスタグランジン化合物の治療レベル(濃度)を提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0011】
【0012】
いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニスト、プロスタノイド受容体アゴニスト、またはプロスタグランジン化合物は、ビマトプロスト(アミド)またはビマトプロスト酸である。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はトラボプロストである。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はトラボプロスト酸である。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はラタノプロストである。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はラタノプロスト酸である。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はラタノプロステンである。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はタフルプロストである。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はタフルプロスト酸である。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はプロスタグランジンEP2受容体アゴニストである。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物はプロスタグランジンEP3受容体アゴニストである。
【0013】
主題の薬剤送達系には、β遮断薬、αアゴニスト、炭酸脱水酵素阻害剤、Rhoキナーゼ阻害剤、カンナビノイド受容体アゴニスト等の眼圧降下剤が含まれ得る。いくつかの主題の薬剤送達系には、プロスタグランジン化合物、プロスタグランジン受容体アゴニスト、またはプロスタノイド受容体アゴニスト、β遮断薬、αアゴニスト、炭酸脱水酵素阻害剤、カンナビノイド受容体アゴニスト、Rhoキナーゼ阻害剤等の2種以上の眼圧降下剤が含まれ得る。いくつかの主題の薬剤送達系には、プロスタグランジン受容体アゴニスト(またはプロスタグランジン化合物もしくはプロスタノイド受容体アゴニスト)、β遮断薬、αアゴニスト、炭酸脱水酵素阻害剤、カンナビノイド受容体アゴニスト、Rhoキナーゼ阻害剤等のうち2種以上が含まれる。
【0014】
主題の薬剤送達系に関して、任意の適切なβ遮断薬、または任意の適切なβアドレナリン拮抗薬を使用してもよい。例には、チモロール、ベタキソロール、レボブノロール、メチプラノロール等、またはそれらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態では、β遮断薬はチモロールである。いくつかの実施形態では、β遮断薬はベタキソロールである。いくつかの実施形態では、β遮断薬はレボブノロールである。いくつかの実施形態では、β遮断薬はメチプラノロールである。
【0015】
任意の適切な量の、チモロール、ベタキソロール、レボブノロール、メチプラノロール等のβ遮断薬、またはβアドレナリン拮抗薬を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.01~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0016】
薬剤送達系における上記の量のチモロール、ベタキソロール、レボブノロール、メチプラノロール等のβ遮断薬、またはβアドレナリン拮抗薬の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、β遮断薬またはβアドレナリン拮抗薬の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0017】
主題の薬剤送達系に関して、任意の適切なαアゴニストまたはαアドレナリンアゴニストを使用してもよい。例には、ブリモニジン、アプラクロニジン等、またはそれらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態では、αアゴニストはブリモニジンである。いくつかの実施形態では、αアゴニストはアプラクロニジンである。
【0018】
任意の適切な量の、ブリモニジン、アプラクロニジン等のαアゴニストまたはαアドレナリンアゴニストを薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0019】
薬剤送達系における上記の量のブリモニジン、アプラクロニジン等のαアゴニストまたはαアドレナリンアゴニストの使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、αアゴニストまたはαアドレナリンアゴニストの治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0020】
主題の薬剤送達系に関して、任意の適切な炭酸脱水酵素阻害剤を使用してもよい。例には、ブリンゾラミド、アセタゾラミド、ドルゾラミド、メタゾラミド等、またはそれらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態では、炭酸脱水酵素阻害剤はブリンゾラミドである。いくつかの実施形態では、炭酸脱水酵素阻害剤はアセタゾラミドである。いくつかの実施形態では、炭酸脱水酵素阻害剤はドルゾラミドである。いくつかの実施形態では、炭酸脱水酵素阻害剤はメタゾラミドである。
【0021】
任意の適切な量の、ブリンゾラミド、アセタゾラミド、ドルゾラミド、メタゾラミド等の炭酸脱水酵素阻害剤を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0022】
薬剤送達系における上記の量のブリンゾラミド、アセタゾラミド、ドルゾラミド、メタゾラミド等の炭酸脱水酵素阻害剤の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、炭酸脱水酵素阻害剤の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0023】
主題の薬剤送達系に関して、任意の適切なコリン作動薬を使用してもよい。例には、ピロカルピン、カルバコール等、またはそれらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態では、コリン作動薬はピロカルピンである。いくつかの実施形態では、コリン作動薬はカルバコールである。
【0024】
任意の適切な量の、ピロカルピン、カルバコール等のコリン作動薬を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0025】
薬剤送達系における上記の量のピロカルピン、カルバコール等のコリン作動薬の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、コリン作動薬の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0026】
主題の薬剤送達系に関して、ネタルスジル等の任意の適切なRhoキナーゼ阻害剤を使用してもよい。いくつかの実施形態では、Rhoキナーゼ阻害剤はネタルスジルである。
【0027】
任意の適切な量の、ネタルスジル等のRhoキナーゼ阻害剤を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、約0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0028】
薬剤送達系における上記の量のネタルスジル等のRhoキナーゼ阻害剤の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、Rhoキナーゼ阻害剤の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0029】
主題の薬剤送達系に関して、アンジオポエチン-1、アンジオポエチン-2、アンジオポエチン-3、アンジオポエチン-4等の任意の適切なTie-2アゴニストを使用してもよい。
【0030】
任意の適切な量の、アンジオポエチン-1、アンジオポエチン-2、アンジオポエチン-3、アンジオポエチン-4等のTie-2アゴニストを薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.0100~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0031】
薬剤送達系における上記の量のアンジオポエチン-1、アンジオポエチン-2、アンジオポエチン-3、アンジオポエチン-4等のTie-2アゴニストの使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、Tie-2アゴニストの治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0032】
主題の薬剤送達系に関して、神経栄養剤はCNTF化合物または他の神経栄養剤を含むことができ、CNTF化合物には、CNTF、CNTFのタンパク質誘導体、またはCNTFペプチドを含む、毛様体神経栄養因子(CNTF)と同様の構造または活性を有する任意の化合物が含まれる。例には、CNTF、配列DGGL(配列番号20)を含む神経栄養ペプチド、たとえばペプチド6(P6;Ac-VGDGGLFEKKL-NH2(配列番号1))およびペプチド21(P21;Ac-DGGLAG-NH2(配列番号2))等のCNTFの配列の一部を含むペプチド、組み換えCNTF(rhCNTF)、または神経栄養ペプチドに関連する開示が参照により本明細書に援用される米国特許第8,592,374号に記載された、C末端および/もしくはN末端にアダマント基を有する神経栄養ペプチドを含む神経栄養ペプチド、またはCNTFと類似の生物学的活性を有する他の任意のペプチドが含まれる。他の神経栄養剤には、神経成長因子(NGF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)等、またはそれらの誘導体が含まれる。
【0033】
任意の適切な量の、CNTF化合物、NGF、BDNF、GDNF等の神経栄養剤を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0034】
薬剤送達系における上記の量のCNTF化合物、NGF、BDNF、GDNF等の神経栄養剤の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、神経栄養剤の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0035】
主題の薬剤送達系に関して、CNP化合物には、天然のC型ナトリウム利尿ペプチドを含む、C型ナトリウム利尿ペプチドと類似の構造または活性を有する任意の化合物が含まれる。
【0036】
任意の適切な量の、天然のCNP等のCNP化合物を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0037】
薬剤送達系における上記の量の天然のCNP等のCNP化合物の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、CNP化合物の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0038】
主題の薬剤送達系に関して、NPR-B化合物には、天然のナトリウム利尿ペプチド受容体Bを含む、ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと類似の構造または活性を有する任意の化合物が含まれる
【0039】
任意の適切な量の、天然のNPR-B等のNPR-B化合物を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0040】
薬剤送達系における上記の量の天然のNPR-B等のNPR-B化合物の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、NPR-B化合物の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0041】
有用なFASまたはFASL阻害剤には、ビシクロール、FLIP;MET12(HHIYLGAVNYIY(配列番号3)、HHIYLGATNYIY(配列番号4)、もしくはH60HIYLGATNYIY71(配列番号4))、または配列YLGA(配列番号5)を有する、テトラマー等のそれらのより短い断片、もしくは化合物1、化合物2、化合物3、化合物4、化合物5、化合物6、化合物7、化合物8、化合物9、化合物10、もしくは化合物11、MET4~8(YLGA(配列番号5))、YLGAV(配列番号7)、IYLGA(配列番号6)、HIYLGA(配列番号8)、IYLGAV(配列番号9)、YLGAVN(配列番号16)、IYLGAVN(配列番号11)、HIYLGAV(配列番号10)、またはHIYLGAVN(配列番号17)、MET4(YLGA(配列番号5))、MET5(YLGAV(配列番号7)および/またはIYLGA(配列番号6))、MET6(HIYLGA(配列番号8)、IYLGAV(配列番号9)、YLGAVN(配列番号16)、および/またはIYLGAVN(配列番号11))、MET7(IYLGAVN(配列番号11)および/またはHIYLGAV(配列番号10))、MET8(HIYLGAVN(配列番号17))、ONL1204(たとえば配列HHIYLGATNYIY(配列番号4)を含む、または配列からなるペプチド)等の以下の表1に示す配列を有する化合物を含む、MET12と相同性が少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、または少なくとも約90%の配列を有する断片;配列H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)を有する化合物等の他のMET12誘導体;FASアポトーシス阻害分子[FAIM];NOL3[核小体タンパク質3(ACRDドメインによるアポトーシス抑制因子[ARC])等];DcR1;DcR2;またはDcR3が含まれる。
【0042】
【0043】
【0044】
任意の適切な量の、ビシクロール、FLIP、化合物1、化合物2、化合物3、化合物4、化合物5、化合物6、化合物7、化合物8、化合物9、化合物10、化合物11、ONL1204、H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)、FAIM、NOL3、DcR1、DcR2、DcR3等のFASまたはFASL阻害剤を薬剤送達系に使用することができる。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.0100~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.001~1mg、0.01~1mg、約0.1~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。これらの量は、薬物が他の薬剤または持続送達成分等と共有結合した形態で存在する状況にも適用され得る。
【0045】
薬剤送達系における上記の量のビシクロール、FLIP、化合物1、化合物2、化合物3、化合物4、化合物5、化合物6、化合物7、化合物8、化合物9、化合物10、化合物11、ONL1204、H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)、FAIM、NOL3、DcR1、DcR2、DcR3等のFASまたはFASL阻害剤の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、NPR-B化合物の治療レベルを提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0046】
有用なTNF-αまたはTNFR阻害剤には、エタネルセプト、インフリキシマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブ、アダリムマブ、TNFR1選択的アンタゴニスト変異体TNF(R1antTNF)、DMS5540、TNF受容体-1サイレンサー(TROS)、ATROSABが含まれる。
【0047】
適切な量のエタネルセプト、インフリキシマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブ、アダリムマブ、R1antTNF、DMS5540、TROS、ATROSAB等のTNF-αまたはTNFR阻害剤は、薬剤送達系に使用され得る。たとえば、薬剤送達系は、約0.01~1μg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約0.01~3μg、約3~6μg、約6~10μg、約0.01~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約0.01~30μg、約30~60μg、約60~100μg、約0.01~100μg、約0.1~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約0.01~300μg、約300~600μg、約600~1,000μg、約0.01~1mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約0.01~3mg、約3~6mg、約6~10mg、または約0.01~10mgのこれらの化合物の1つを含み得る。また、これらの量は、薬剤が他の薬剤または持続送達成分等との共有結合形態で存在する場合にも適用され得る。
【0048】
薬剤送達系におけるエタネルセプト、インフリキシマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブ、アダリムマブ、R1antTNF、DMS5540、TROS、ATROSAB等のTNF-αまたはTNFR阻害剤の上述の量の使用は、約1~4週間、約1~3カ月間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約2~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、TNF-αまたはTNFR阻害剤の治療濃度を提供する薬剤送達系を提供し得る。
【0049】
以下の表2は、主題の薬剤送達系において、特に重要な薬剤の組み合わせを示す。
【0050】
【0051】
いくつかの薬剤送達系には、直接共有結合であるか、結合基で結合されているか、または両方がポリマーまたはシリコンベースの薬剤送達粒子に結合されているかのいずれかである、ビマトプロスト酸とビシクロールの組み合わせが含まれる。いくつかの薬剤送達系には、互いに結合していないか、またはポリマーもしくはシリコンベースの薬剤送達粒子に結合していないかのいずれかである、ビマトプロスト酸とビシクロールの組み合わせが含まれる。
【0052】
プロスタグランジン受容体アゴニストまたはプロスタグランジン化合物および眼圧降下剤を含む主題の薬剤送達系に関して、いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストは眼圧降下剤と共有結合している。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストは、結合基を介して眼圧降下剤と共有結合している。
【0053】
たとえば、プロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストを含むいくつかの化合物は、結合基によって眼圧降下剤に共有結合している式1または1A
PG-L-IOP
式1
IOP-L-IOP
式1A
で表され、PG-HまたはPG-OHは、上述のプロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニスト等のプロスタグランジン受容体アゴニストであり;各IOP-HまたはIOP-OHは独立して上述の眼圧降下剤等の眼圧降下剤である。
【0054】
プロスタグランジン受容体アゴニストと、CNTF化合物等の神経栄養剤の両方を含む主題の薬剤送達系に関して、いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストおよびCNTF化合物等の神経栄養剤は、互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン受容体アゴニストおよびCNTF化合物等の神経栄養剤は、結合基を介して互いに共有結合している。
【0055】
いくつかの主題の薬剤送達系には、眼圧降下剤と、CNTF化合物等の神経栄養剤の両方が含まれる。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびCNTF化合物等の神経栄養剤は、互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびCNTF化合物等の神経栄養剤は、結合基を介して互いに共有結合している。
【0056】
いくつかの主題の薬剤送達系には、眼圧降下剤とCNP化合物の両方が含まれる。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびCNP化合物は互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびCNP化合物は結合基を介して互いに共有結合している。
【0057】
いくつかの主題の薬剤送達系には、眼圧降下剤およびNRP-B化合物が含まれる。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびNRP-B化合物は互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤およびNRP-B化合物は結合基を介して互いに共有結合している。
【0058】
いくつかの主題の薬剤送達系には、CNTF化合物等の神経栄養剤とCNP化合物の両方が含まれる。いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤およびCNP化合物は互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤およびCNP化合物は結合基を介して互いに共有結合している。
【0059】
いくつかの主題の薬剤送達系には、CNTF化合物等の神経栄養剤とNRP-B化合物の両方が含まれる。いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤およびNRP-B化合物は互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤およびNRP-B化合物は結合基を介して互いに共有結合している。
【0060】
いくつかの主題の薬剤送達系には、CNP化合物とNRP-B化合物の両方が含まれる。いくつかの実施形態では、CNP化合物およびNRP-B化合物は互いに共有結合している。いくつかの実施形態では、CNP化合物およびNRP-B化合物は結合基を介して互いに共有結合している。
【0061】
たとえば、プロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストを含む、結合基によってCNTFに共有結合しているいくつかの化合物は、式2
PG-L-CNTF
式2
で表され、PG-HまたはPG-OHは、上述のプロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニスト等のプロスタグランジン受容体アゴニストであり;CNTF-HまたはCNTF-OHは上述のCNTF化合物等のCNTF化合物である。
【0062】
他の共有結合化合物には、式2A、2B、2C、2D、2E、2F
IOP-L-CNTF
式2A
IOP-L-CNP
式2B
IOP-L-NPRB
式2C
CNTF-L-CNP
式2D
CNTF-L-NPRB
式2E
CNP-L-NPRB
式2F
で表され、IOP-Hは上述の眼圧降下剤等の眼圧降下剤であり;CNTF-HまたはCNTF-OHは上述のCNTF化合物等のCNTF化合物であり;CNP-HまたはCNP-OHはCNP化合物であり、NPR-HまたはNPR-OHはNPR-B化合物である。
【0063】
式1、2、2A、2B、2C、2D、2E、2F、3、4,5、3D、4D、または5D(式3~5および3D~5Dは以下で示す)等の任意の関連する構造の表現に関して、Lは、実験式CaHbOcNdまたはCaHbOcで表される結合基である。
【0064】
任意のLに関して、aは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20である。いくつかの実施形態では、aは1~5、5~10、10~15、15~20、1~10、または10~20である。
【0065】
任意のLに関して、bは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、または43である。いくつかの実施形態では、bは1~10、10~20、20~30、30~40、40~43、1~15、15~30、または30~43である。
【0066】
任意のLに関して、cは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。いくつかの実施形態では、cは0~2、2~4、4~6、6~8、8~10、0~3、3~6、または6~10である。
【0067】
任意のLに関して、dは0、1、または2である。いくつかの実施形態では、dは0である。いくつかの実施形態では、dは1である。いくつかの実施形態では、dは2である。
【0068】
いくつかの実施形態では、Lは式L-1、L-2、L-3、L-4、L-5、L-6、L-7、またはL-8:
【化3-1】
【化3-2】
により表すことができる。
【0069】
式L-1、L-2、L-3、L-4、L-5、L-6、L-7、またはL-8等の任意の関連する構造の表現に関して、L1は実験式CeHfOgNhまたはCeHfOgで表され得る。
【0070】
任意のL1に関して、eは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、または18である。いくつかの実施形態では、eは1~5、5~10、10~15、15~18、1~10、または10~18である。
【0071】
任意のL1に関して、fは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、または38である。いくつかの実施形態では、fは1~10、10~20、20~30、30~38、1~15、15~30、または30~38である。
【0072】
任意のL1に関して、gは0、1、2、3、4、5、6、7、または8である。いくつかの実施形態では、gは0~2、2~4、4~6、6~8、0~3、3~6、または6~8である。
【0073】
任意のL1に関して、hは0、1、または2である。いくつかの実施形態では、hは0である。いくつかの実施形態では、hは1である。いくつかの実施形態では、hは2である。
【0074】
式L-1、L-2、L-3、L-4、L-5、L-6、L-7、またはL-8等の任意の関連する構造の表現に関して、いくつかの実施形態では、L1は、
-(CH2)i-(OCH2CH2)j-O-(CH2)k- [式L1-1]、
-(CH2)i-(OCH2CH2)j-O-CONH-(CH2)k- [式L1-2]、
-(CiH2i)-(OCH2CH2)j-O-(CkH2k)- [式L1-3]、
-(CiH2i)-(OCH2CH2)j-O-CONH-(CkH2k)- [式L1-4]、
-NH2(CH2)i-(OCH2CH2)j-O-(CH2)k- [式L1-5]、
-NH2(CH2)i-(OCH2CH2)j-O-CONH-(CH2)k- [式L1-6]、
-NH2(CiH2i)-(OCH2CH2)j-O-(CkH2k)- [式L1-7]、または
-NH2(CiH2i)-(OCH2CH2)j-O-CONH-(CkH2k)- [式L1-8]
であり得る。
【0075】
式L1-1、L1-2、L1-3、L1-4、L1-5、L1-6、L1-7、またはL1-8等の任意の関連する構造の表現に関して、iは0、1、2、3、または4である。いくつかの実施形態では、iは2である。
【0076】
式L1-1、L1-2、L1-3、L1-4、L1-5、L1-6、L1-7、またはL1-8等の任意の関連する構造の表現に関して、jは0、1、2、3、4、または5である。
【0077】
式L1-1、L1-2、L1-3、L1-4、L1-5、L1-6、L1-7、またはL1-8等の任意の関連する構造の表現に関して、kは0、1、2、3、または4である。
【0078】
式L1-1、L1-2、L1-3、L1-4、L1-5、L1-6、L1-7、またはL1-8等の任意の関連する構造の表現に関して、NHまたはNH2部分の任意のH原子は、フェニル、C1-12アルキル、C1-6アルキル、C3-12シクロアルキル、C3-6シクロアルキル、C1-3アルキル、C2-12アルケニル、C2-6アルケニル、C3-12シクロアルケニル、C3-6シクロアルケニル、C2-3アルケニル、C2-12アルキニル、C2-6アルキニル、C8-12シクロアルキニル、C2-3アルキニル等を含むC1-12ヒドロカルビル基、C1-6ヒドロカルビル基、またはC1-3ヒドロカルビル基等の置換基で置換されてもよい。
【0079】
いくつかの実施形態では、H-L-H、HO-L-H、HO-L-OH、H
2N-L-H、またはH
2N-L-NH
2、またはHO-L-NH
2は以下の1以上である。
【化4】
【0080】
O-AEEAC、O-dPEG12、LaL1、またはLaL2ベースのリンカーを含む化合物は、哺乳類またはヒトの体内において不安定であり得る。
【0081】
いくつかの実施形態では、薬剤送達系には、薬剤の塩、遊離酸、または遊離塩基を含む、式L-1、L-2、L-3、L-4、L-5、L-6、L-7、またはL-8で表される基を含む結合基L等により共有結合されている、または共有結合されていない以下の薬剤の組み合わせ:ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とトラボプロストまたはトラボプロスト酸;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とラタノプロストまたはラタノプロスト酸;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とラタノプロステン;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とタフルプロストまたはタフルプロスト酸;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とチモロール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とベタキソロール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とレボブノロール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とメチプラノロール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とブリモニジン;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアプラクロニジン;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とブリンゾラミド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアセタゾラミド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とドルゾラミド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とメタゾラミド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とピロカルピン;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とカルバコール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とネタルスジル;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアンジオポエチン-1;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアンジオポエチン-2;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアンジオポエチン-3;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とアンジオポエチン-4;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とCNTF;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とペプチド6;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とペプチド21;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と組み換えCNTF;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とNGF;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とBDNF;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とGDNF;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とC型ナトリウム利尿ペプチド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とナトリウム利尿ペプチド受容体B;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とビシクロール;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とFLIP;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とMET12;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物1;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物2;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物3;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物4;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物5;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物6;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物7;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物8;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物9;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物10;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸と表1の化合物11;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号:4);ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とFAIM;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とNOL3;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とDcR1;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とDcR2;ビマトプロストまたはビマトプロスト酸とDcR3;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とラタノプロストまたはラタノプロスト酸;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とラタノプロステン;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とタフルプロストまたはタフルプロスト酸;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とチモロール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とベタキソロール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とレボブノロール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とメチプラノロール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とブリモニジン;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアプラクロニジン;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とブリンゾラミド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアセタゾラミド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とドルゾラミド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とメタゾラミド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とピロカルピン;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とカルバコール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とネタルスジル;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアンジオポエチン-1;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアンジオポエチン-2;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアンジオポエチン-3;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とアンジオポエチン-4;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とCNTF;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とペプチド6;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とペプチド21;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と組み換えCNTF;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とNGF;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とBDNF;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とGDNF;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とC型ナトリウム利尿ペプチド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とナトリウム利尿ペプチド受容体B;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とビシクロール;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とFLIP;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とMET12;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物1;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物2;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物3;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物4;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物5;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物6;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物7;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物8;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物9;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物10;トラボプロストまたはトラボプロスト酸と表1の化合物11;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);トラボプロストまたはトラボプロスト酸とFAIM;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とNOL3;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とDcR1;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とDcR2;トラボプロストまたはトラボプロスト酸とDcR3;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とラタノプロステン;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とタフルプロストまたはタフルプロスト酸;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とチモロール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とベタキソロール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とレボブノロール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とメチプラノロール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とブリモニジン;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアプラクロニジン;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とブリンゾラミド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアセタゾラミド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とドルゾラミド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とメタゾラミド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とピロカルピン;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とカルバコール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とネタルスジル;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアンジオポエチン-1;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアンジオポエチン-2;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアンジオポエチン-3;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とアンジオポエチン-4;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とCNTF;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とペプチド6;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とペプチド21;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸と組み換えCNTF;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とNGF;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とBDNF;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とGDNF;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とC型ナトリウム利尿ペプチド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とナトリウム利尿ペプチド受容体B;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とビシクロール;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とFLIP;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸とMET12;ラタノプロストまたはラタノプロスト酸と表1の化合物1;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物2;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物3;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物4;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物5;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物6;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物7;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物8;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物9;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物10;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸と表1の化合物11;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とFAIM;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とNOL3;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とDcR1;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とDcR2;ラタノプロストおよびラタノプロスト酸とDcR3;ラタノプロステンとタフルプロストおよびタフルプロスト酸;ラタノプロステンとチモロール;ラタノプロステンとベタキソロール;ラタノプロステンとレボブノロール;ラタノプロステンとメチプラノロール;ラタノプロステンとブリモニジン;ラタノプロステンとアプラクロニジン;ラタノプロステンとブリンゾラミド;ラタノプロステンとアセタゾラミド;ラタノプロステンとドルゾラミド;ラタノプロステンとメタゾラミド;ラタノプロステンとピロカルピン;ラタノプロステンとカルバコール;ラタノプロステンとネタルスジル;ラタノプロステンとアンジオポエチン-1;ラタノプロステンとアンジオポエチン-2;ラタノプロステンとアンジオポエチン-3;ラタノプロステンとアンジオポエチン-4;ラタノプロステンとCNTF;ラタノプロステンとペプチド6;ラタノプロステンとペプチド21;ラタノプロステンと組み換えCNTF;ラタノプロステンとNGF;ラタノプロステンとBDNF;ラタノプロステンとGDNF;ラタノプロステンとC型ナトリウム利尿ペプチド;ラタノプロステンと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ラタノプロステンとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ラタノプロステンとビシクロール;ラタノプロステンとFLIP;ラタノプロステンとMET12;ラタノプロステンと表1の化合物1;ラタノプロステンと表1の化合物2;ラタノプロステンと表1の化合物3;ラタノプロステンと表1の化合物4;ラタノプロステンと表1の化合物5;ラタノプロステンと表1の化合物6;ラタノプロステンと表1の化合物7;ラタノプロステンと表1の化合物8;ラタノプロステンと表1の化合物9;ラタノプロステンと表1の化合物10;ラタノプロステンと表1の化合物11;ラタノプロステンとH60HIYLGATNYIY71-NH2
(配列番号4);ラタノプロステンとFAIM;ラタノプロステンとNOL3;ラタノプロステンとDcR1;ラタノプロステンとDcR2;ラタノプロステンとDcR3;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とチモロール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とベタキソロール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とレボブノロール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とメチプラノロール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とブリモニジン;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアプラクロニジン;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とブリンゾラミド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアセタゾラミド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とドルゾラミド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とメタゾラミド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とピロカルピン;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とカルバコール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とネタルスジル;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアンジオポエチン-1;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアンジオポエチン-2;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアンジオポエチン-3;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とアンジオポエチン-4;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とCNTF;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とペプチド6;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とペプチド21;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と組み換えCNTF;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とNGF;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とBDNF;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とGDNF;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とC型ナトリウム利尿ペプチド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とナトリウム利尿ペプチド受容体B;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とビシクロール;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とFLIP;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とMET12;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物1;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物2;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物3;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物4;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物5;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物6;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物7;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物8;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物9;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物10;タフルプロストまたはタフルプロスト酸と表1の化合物11;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);タフルプロストまたはタフルプロスト酸とFAIM;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とNOL3;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とDcR1;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とDcR2;タフルプロストまたはタフルプロスト酸とDcR3;チモロールとベタキソロール;チモロールとレボブノロール;チモロールとメチプラノロール;チモロールとブリモニジン;チモロールとアプラクロニジン;チモロールとブリンゾラミド;チモロールとアセタゾラミド;チモロールとドルゾラミド;チモロールとメタゾラミド;チモロールとピロカルピン;チモロールとカルバコール;チモロールとネタルスジル;チモロールとアンジオポエチン-1;チモロールとアンジオポエチン-2;チモロールとアンジオポエチン-3;チモロールとアンジオポエチン-4;チモロールとCNTF;チモロールとペプチド6;チモロールとペプチド21;チモロールと組み換えCNTF;チモロールとNGF;チモロールとBDNF;チモロールとGDNF;チモロールとC型ナトリウム利尿ペプチド;チモロールと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;チモロールとナトリウム利尿ペプチド受容体B;チモロールとビシクロール;チモロールとFLIP;チモロールとMET12;チモロールと表1の化合物1;チモロールと表1の化合物2;チモロールと表1の化合物3;チモロールと表1の化合物4;チモロールと表1の化合物5;チモロールと表1の化合物6;チモロールと表1の化合物7;チモロールと表1の化合物8;チモロールと表1の化合物9;チモロールと表1の化合物10;チモロールと表1の化合物11;チモロールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);チモロールとFAIM;チモロールとNOL3;チモロールとDcR1;チモロールとDcR2;チモロールとDcR3;ベタキソロールとレボブノロール;ベタキソロールとメチプラノロール;ベタキソロールとブリモニジン;ベタキソロールとアプラクロニジン;ベタキソロールとブリンゾラミド;ベタキソロールとアセタゾラミド;ベタキソロールとドルゾラミド;ベタキソロールとメタゾラミド;ベタキソロールとピロカルピン;ベタキソロールとカルバコール;ベタキソロールとネタルスジル;ベタキソロールとアンジオポエチン-1;ベタキソロールとアンジオポエチン-2;ベタキソロールとアンジオポエチン-3;ベタキソロールとアンジオポエチン-4;ベタキソロールとCNTF;ベタキソロールとペプチド6;ベタキソロールとペプチド21;ベタキソロールと組み換えCNTF;ベタキソロールとNGF;ベタキソロールとBDNF;ベタキソロールとGDNF;ベタキソロールとC型ナトリウム利尿ペプチド;ベタキソロールと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ベタキソロールとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ベタキソロールとビシクロール;ベタキソロールとFLIP;ベタキソロールとMET12;ベタキソロールと表1の化合物1;ベタキソロールと表1の化合物2;ベタキソロールと表1の化合物3;ベタキソロールと表1の化合物4;ベタキソロールと表1の化合物5;ベタキソロールと表1の化合物6;ベタキソロールと表1の化合物7;ベタキソロールと表1の化合物8;ベタキソロールと表1の化合物9;ベタキソロールと表1の化合物10;ベタキソロールと表1の化合物11;ベタキソロールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ベタキソロールとFAIM;ベタキソロールとNOL3;ベタキソロールとDcR1;ベタキソロールとDcR2;ベタキソロールとDcR3;レボブノロールとメチプラノロール;レボブノロールとブリモニジン;レボブノロールとアプラクロニジン;レボブノロールとブリンゾラミド;レボブノロールとアセタゾラミド;レボブノロールとドルゾラミド;レボブノロールとメタゾラミド;レボブノロールとピロカルピン;レボブノロールとカルバコール;レボブノロールとネタルスジル;レボブノロールとアンジオポエチン-1;レボブノロールとアンジオポエチン-2;レボブノロールとアンジオポエチン-3;レボブノロールとアンジオポエチン-4;レボブノロールとCNTF;レボブノロールとペプチド6;レボブノロールとペプチド21;レボブノロールと組み換えCNTF;レボブノロールとNGF;レボブノロールとBDNF;レボブノロールとGDNF;レボブノロールとC型ナトリウム利尿ペプチド;レボブノロールと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;レボブノロールとナトリウム利尿ペプチド受容体B;レボブノロールとビシクロール;レボブノロールとFLIP;レボブノロールとMET12;レボブノロールと表1の化合物1;レボブノロールと表1の化合物2;レボブノロールと表1の化合物3;レボブノロールと表1の化合物4;レボブノロールと表1の化合物5;レボブノロールと表1の化合物6;レボブノロールと表1の化合物7;レボブノロールと表1の化合物8;レボブノロールと表1の化合物9;レボブノロールと表1の化合物10;レボブノロールと表1の化合物11;レボブノロールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);レボブノロールとFAIM;レボブノロールとNOL3;レボブノロールとDcR1;レボブノロールとDcR2;レボブノロールとDcR3;メチプラノロールとブリモニジン;メチプラノロールとアプラクロニジン;メチプラノロールとブリンゾラミド;メチプラノロールとアセタゾラミド;メチプラノロールとドルゾラミド;メチプラノロールとメタゾラミド;メチプラノロールとピロカルピン;メチプラノロールとカルバコール;メチプラノロールとネタルスジル;メチプラノロールとアンジオポエチン-1;メチプラノロールとアンジオポエチン-2;メチプラノロールとアンジオポエチン-3;メチプラノロールとアンジオポエチン-4;メチプラノロールとCNTF;メチプラノロールとペプチド6;メチプラノロールとペプチド21;メチプラノロールと組み換えCNTF;メチプラノロールとNGF;メチプラノロールとBDNF;メチプラノロールとGDNF;メチプラノロールとC型ナトリウム利尿ペプチド;メチプラノロールと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;メチプラノロールとナトリウム利尿ペプチド受容体B;メチプラノロールとビシクロール;メチプラノロールとFLIP;メチプラノロールとMET12;メチプラノロールと表1の化合物1;メチプラノロールと表1の化合物2;メチプラノロールと表1の化合物3;メチプラノロールと表1の化合物4;メチプラノロールと表1の化合物5;メチプラノロールと表1の化合物6;メチプラノロールと表1の化合物7;メチプラノロールと表1の化合物8;メチプラノロールと表1の化合物9;メチプラノロールと表1の化合物10;メチプラノロールと表1の化合物11;メチプラノロールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);メチプラノロールとFAIM;メチプラノロールとNOL3;メチプラノロールとDcR1;メチプラノロールとDcR2;メチプラノロールとDcR3;ブリモニジンとアプラクロニジン;ブリモニジンとブリンゾラミド;ブリモニジンとアセタゾラミド;ブリモニジンとドルゾラミド;ブリモニジンとメタゾラミド;ブリモニジンとピロカルピン;ブリモニジンとカルバコール;ブリモニジンとネタルスジル;ブリモニジンとアンジオポエチン-1;ブリモニジンとアンジオポエチン-2;ブリモニジンとアンジオポエチン-3;ブリモニジンとアンジオポエチン-4;ブリモニジンとCNTF;ブリモニジンとペプチド6;ブリモニジンとペプチド21;ブリモニジンと組み換えCNTF;ブリモニジンとNGF;ブリモニジンとBDNF;ブリモニジンとGDNF;ブリモニジンとC型ナトリウム利尿ペプチド;ブリモニジンと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ブリモニジンとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ブリモニジンとビシクロール;ブリモニジンとFLIP;ブリモニジンとMET12;ブリモニジンと表1の化合物1;ブリモニジンと表1の化合物2;ブリモニジンと表1の化合物3;ブリモニジンと表1の化合物4;ブリモニジンと表1の化合物5;ブリモニジンと表1の化合物6;ブリモニジンと表1の化合物7;ブリモニジンと表1の化合物8;ブリモニジンと表1の化合物9;ブリモニジンと表1の化合物10;ブリモニジンと表1の化合物11;ブリモニジンとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ブリモニジンとFAIM;ブリモニジンとNOL3;ブリモニジンとDcR1;ブリモニジンとDcR2;ブリモニジンとDcR3;アプラクロニジンとブリンゾラミド;アプラクロニジンとアセタゾラミド;アプラクロニジンとドルゾラミド;アプラクロニジンとメタゾラミド;アプラクロニジンとピロカルピン;アプラクロニジンとカルバコール;アプラクロニジンとネタルスジル;アプラクロニジンとアンジオポエチン-1;アプラクロニジンとアンジオ
ポエチン-2;アプラクロニジンとアンジオポエチン-3;アプラクロニジンとアンジオポエチン-4;アプラクロニジンとCNTF;アプラクロニジンとペプチド6;アプラクロニジンとペプチド21;アプラクロニジンと組み換えCNTF;アプラクロニジンとNGF;アプラクロニジンとBDNF;アプラクロニジンとGDNF;アプラクロニジンとC型ナトリウム利尿ペプチド;アプラクロニジンと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アプラクロニジンとナトリウム利尿ペプチド受容体B;アプラクロニジンとビシクロール;アプラクロニジンとFLIP;アプラクロニジンとMET12;アプラクロニジンと表1の化合物1;アプラクロニジンと表1の化合物2;アプラクロニジンと表1の化合物3;アプラクロニジンと表1の化合物4;アプラクロニジンと表1の化合物5;アプラクロニジンと表1の化合物6;アプラクロニジンと表1の化合物7;アプラクロニジンと表1の化合物8;アプラクロニジンと表1の化合物9;アプラクロニジンと表1の化合物10;アプラクロニジンと表1の化合物11;アプラクロニジンとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アプラクロニジンとFAIM;アプラクロニジンとNOL3;アプラクロニジンとDcR1;アプラクロニジンとDcR2;アプラクロニジンとDcR3;ブリンゾラミドとアセタゾラミド;ブリンゾラミドとドルゾラミド;ブリンゾラミドとメタゾラミド;ブリンゾラミドとピロカルピン;ブリンゾラミドとカルバコール;ブリンゾラミドとネタルスジル;ブリンゾラミドとアンジオポエチン-1;ブリンゾラミドとアンジオポエチン-2;ブリンゾラミドとアンジオポエチン-3;ブリンゾラミドとアンジオポエチン-4;ブリンゾラミドとCNTF;ブリンゾラミドとペプチド6;ブリンゾラミドとペプチド21;ブリンゾラミドと組み換えCNTF;ブリンゾラミドとNGF;ブリンゾラミドとBDNF;ブリンゾラミドとGDNF;ブリンゾラミドとC型ナトリウム利尿ペプチド;ブリンゾラミドと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ブリンゾラミドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ブリンゾラミドとビシクロール;ブリンゾラミドとFLIP;ブリンゾラミドとMET12;ブリンゾラミドと表1の化合物1;ブリンゾラミドと表1の化合物2;ブリンゾラミドと表1の化合物3;ブリンゾラミドと表1の化合物4;ブリンゾラミドと表1の化合物5;ブリンゾラミドと表1の化合物6;ブリンゾラミドと表1の化合物7;ブリンゾラミドと表1の化合物8;ブリンゾラミドと表1の化合物9;ブリンゾラミドと表1の化合物10;ブリンゾラミドと表1の化合物11;ブリンゾラミドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ブリンゾラミドとFAIM;ブリンゾラミドとNOL3;ブリンゾラミドとDcR1;ブリンゾラミドとDcR2;ブリンゾラミドとDcR3;アセタゾラミドとドルゾラミド;アセタゾラミドとメタゾラミド;アセタゾラミドとピロカルピン;アセタゾラミドとカルバコール;アセタゾラミドとネタルスジル;アセタゾラミドとアンジオポエチン-1;アセタゾラミドとアンジオポエチン-2;アセタゾラミドとアンジオポエチン-3;アセタゾラミドとアンジオポエチン-4;アセタゾラミドとCNTF;アセタゾラミドとペプチド6;アセタゾラミドとペプチド21;アセタゾラミドと組み換えCNTF;アセタゾラミドとNGF;アセタゾラミドとBDNF;アセタゾラミドとGDNF;アセタゾラミドとC型ナトリウム利尿ペプチド;アセタゾラミドと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アセタゾラミドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;アセタゾラミドとビシクロール;アセタゾラミドとFLIP;アセタゾラミドとMET12;アセタゾラミドと表1の化合物1;アセタゾラミドと表1の化合物2;アセタゾラミドと表1の化合物3;アセタゾラミドと表1の化合物4;アセタゾラミドと表1の化合物5;アセタゾラミドと表1の化合物6;アセタゾラミドと表1の化合物7;アセタゾラミドと表1の化合物8;アセタゾラミドと表1の化合物9;アセタゾラミドと表1の化合物10;アセタゾラミドと表1の化合物11;アセタゾラミドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アセタゾラミドとFAIM;アセタゾラミドとNOL3;アセタゾラミドとDcR1;アセタゾラミドとDcR2;アセタゾラミドとDcR3;ドルゾラミドとメタゾラミド;ドルゾラミドとピロカルピン;ドルゾラミドとカルバコール;ドルゾラミドとネタルスジル;ドルゾラミドとアンジオポエチン-1;ドルゾラミドとアンジオポエチン-2;ドルゾラミドとアンジオポエチン-3;ドルゾラミドとアンジオポエチン-4;ドルゾラミドとCNTF;ドルゾラミドとペプチド6;ドルゾラミドとペプチド21;ドルゾラミドと組み換えCNTF;ドルゾラミドとNGF;ドルゾラミドとBDNF;ドルゾラミドとGDNF;ドルゾラミドとC型ナトリウム利尿ペプチド;ドルゾラミドと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ドルゾラミドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ドルゾラミドとビシクロール;ドルゾラミドとFLIP;ドルゾラミドとMET12;ドルゾラミドと表1の化合物1;ドルゾラミドと表1の化合物2;ドルゾラミドと表1の化合物3;ドルゾラミドと表1の化合物4;ドルゾラミドと表1の化合物5;ドルゾラミドと表1の化合物6;ドルゾラミドと表1の化合物7;ドルゾラミドと表1の化合物8;ドルゾラミドと表1の化合物9;ドルゾラミドと表1の化合物10;ドルゾラミドと表1の化合物11;ドルゾラミドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ドルゾラミドとFAIM;ドルゾラミドとNOL3;ドルゾラミドとDcR1;ドルゾラミドとDcR2;ドルゾラミドとDcR3;メタゾラミドとピロカルピン;メタゾラミドとカルバコール;メタゾラミドとネタルスジル;メタゾラミドとアンジオポエチン-1;メタゾラミドとアンジオポエチン-2;メタゾラミドとアンジオポエチン-3;メタゾラミドとアンジオポエチン-4;メタゾラミドとCNTF;メタゾラミドとペプチド6;メタゾラミドとペプチド21;メタゾラミドと組み換えCNTF;メタゾラミドとNGF;メタゾラミドとBDNF;メタゾラミドとGDNF;メタゾラミドとC型ナトリウム利尿ペプチド;メタゾラミドと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ペプチド受容体B;メタゾラミドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;メタゾラミドとビシクロール;メタゾラミドとFLIP;メタゾラミドとMET12;メタゾラミドと表1の化合物1;メタゾラミドと表1の化合物2;メタゾラミドと表1の化合物3;メタゾラミドと表1の化合物4;メタゾラミドと表1の化合物5;メタゾラミドと表1の化合物6;メタゾラミドと表1の化合物7;メタゾラミドと表1の化合物8;メタゾラミドと表1の化合物9;メタゾラミドと表1の化合物10;メタゾラミドと表1の化合物11;メタゾラミドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);メタゾラミドとFAIM;メタゾラミドとNOL3;メタゾラミドとDcR1;メタゾラミドとDcR2;メタゾラミドとDcR3;ピロカルピンとカルバコール;ピロカルピンとネタルスジル;ピロカルピンとアンジオポエチン-1;ピロカルピンとアンジオポエチン-2;ピロカルピンとアンジオポエチン-3;ピロカルピンとアンジオポエチン-4;ピロカルピンとCNTF;ピロカルピンとペプチド6;ピロカルピンとペプチド21;ピロカルピンと組み換えCNTF;ピロカルピンとNGF;ピロカルピンとBDNF;ピロカルピンとGDNF;ピロカルピンとC型ナトリウム利尿ペプチド;ピロカルピンと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ピロカルピンとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ピロカルピンとビシクロール;ピロカルピンとFLIP;ピロカルピンとMET12;ピロカルピンと表1の化合物1;ピロカルピンと表1の化合物2;ピロカルピンと表1の化合物3;ピロカルピンと表1の化合物4;ピロカルピンと表1の化合物5;ピロカルピンと表1の化合物6;ピロカルピンと表1の化合物7;ピロカルピンと表1の化合物8;ピロカルピンと表1の化合物9;ピロカルピンと表1の化合物10;ピロカルピンと表1の化合物11;ピロカルピンとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ピロカルピンとFAIM;ピロカルピンとNOL3;ピロカルピンとDcR1;ピロカルピンとDcR2;ピロカルピンとDcR3;カルバコールとネタルスジル;カルバコールとアンジオポエチン-1;カルバコールとアンジオポエチン-2;カルバコールとアンジオポエチン-3;カルバコールとアンジオポエチン-4;カルバコールとCNTF;カルバコールとペプチド6;カルバコールとペプチド21;カルバコールと組み換えCNTF;カルバコールとNGF;カルバコールとBDNF;カルバコールとGDNF;カルバコールとC型ナトリウム利尿ペプチド;カルバコールと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;カルバコールとナトリウム利尿ペプチド受容体B;カルバコールとビシクロール;カルバコールとFLIP;カルバコールとMET12;カルバコールと表1の化合物1;カルバコールと表1の化合物2;カルバコールと表1の化合物3;カルバコールと表1の化合物4;カルバコールと表1の化合物5;カルバコールと表1の化合物6;カルバコールと表1の化合物7;カルバコールと表1の化合物8;カルバコールと表1の化合物9;カルバコールと表1の化合物10;カルバコールと表1の化合物11;カルバコールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);カルバコールとFAIM;カルバコールとNOL3;カルバコールとDcR1;カルバコールとDcR2;カルバコールとDcR3;ネタルスジルとアンジオポエチン-1;ネタルスジルとアンジオポエチン-2;ネタルスジルとアンジオポエチン-3;ネタルスジルとアンジオポエチン-4;ネタルスジルとCNTF;ネタルスジルとペプチド6;ネタルスジルとペプチド21;ネタルスジルと組み換えCNTF;ネタルスジルとNGF;ネタルスジルとBDNF;ネタルスジルとGDNF;ネタルスジルとC型ナトリウム利尿ペプチド;ネタルスジルと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ネタルスジルとナトリウム利尿ペプチド受容体B;ネタルスジルとビシクロール;ネタルスジルとFLIP;ネタルスジルとMET12;ネタルスジルと表1の化合物1;ネタルスジルと表1の化合物2;ネタルスジルと表1の化合物3;ネタルスジルと表1の化合物4;ネタルスジルと表1の化合物5;ネタルスジルと表1の化合物6;ネタルスジルと表1の化合物7;ネタルスジルと表1の化合物8;ネタルスジルと表1の化合物9;ネタルスジルと表1の化合物10;ネタルスジルと表1の化合物11;ネタルスジルとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ネタルスジルとFAIM;ネタルスジルとNOL3;ネタルスジルとDcR1;ネタルスジルとDcR2;ネタルスジルとDcR3;アンジオポエチン-1とアンジオポエチン-2;アンジオポエチン-1とアンジオポエチン-3;アンジオポエチン-1とアンジオポエチン-4;アンジオポエチン-1とCNTF;アンジオポエチン-1とペプチド6;アンジオポエチン-1とペプチド21;アンジオポエチン-1と組み換えCNTF;アンジオポエチン-1とNGF;アンジオポエチン-1とBDNF;アンジオポエチン-1とGDNF;アンジオポエチン-1とC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-1と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-1とナトリウム利尿ペプチド受容体B;アンジオポエチン-1とビシクロール;アンジオポエチン-1とFLIP;アンジオポエチン-1とMET12;アンジオポエチン
-1と表1の化合物1;アンジオポエチン-1と表1の化合物2;アンジオポエチン-1と表1の化合物3;アンジオポエチン-1と表1の化合物4;アンジオポエチン-1と表1の化合物5;アンジオポエチン-1と表1の化合物6;アンジオポエチン-1と表1の化合物7;アンジオポエチン-1と表1の化合物8;アンジオポエチン-1と表1の化合物9;アンジオポエチン-1と表1の化合物10;アンジオポエチン-1と表1の化合物11;アンジオポエチン-1とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アンジオポエチン-1とFAIM;アンジオポエチン-1とNOL3;アンジオポエチン-1とDcR1;アンジオポエチン-1とDcR2;アンジオポエチン-1とDcR3;アンジオポエチン-2とアンジオポエチン-3;アンジオポエチン-2とアンジオポエチン-4;アンジオポエチン-2とCNTF;アンジオポエチン-2とペプチド6;アンジオポエチン-2とペプチド21;アンジオポエチン-2と組み換えCNTF;アンジオポエチン-2とNGF;アンジオポエチン-2とBDNF;アンジオポエチン-2とGDNF;アンジオポエチン-2とC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-2と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-2とナトリウム利尿ペプチド受容体B;アンジオポエチン-2とビシクロール;アンジオポエチン-2とFLIP;アンジオポエチン-2とMET12;アンジオポエチン-2と表1の化合物1;アンジオポエチン-2と表1の化合物2;アンジオポエチン-2と表1の化合物3;アンジオポエチン-2と表1の化合物4;アンジオポエチン-2と表1の化合物5;アンジオポエチン-2と表1の化合物6;アンジオポエチン-2と表1の化合物7;アンジオポエチン-2と表1の化合物8;アンジオポエチン-2と表1の化合物9;アンジオポエチン-2と表1の化合物10;アンジオポエチン-2と表1の化合物11;アンジオポエチン-2とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アンジオポエチン-2とFAIM;アンジオポエチン-2とNOL3;アンジオポエチン-2とDcR1;アンジオポエチン-2とDcR2;アンジオポエチン-2とDcR3;アンジオポエチン-3とアンジオポエチン-4;アンジオポエチン-3とCNTF;アンジオポエチン-3とペプチド6;アンジオポエチン-3とペプチド21;アンジオポエチン-3と組み換えCNTF;アンジオポエチン-3とNGF;アンジオポエチン-3とBDNF;アンジオポエチン-3とGDNF;アンジオポエチン-3とC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-3と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-3とナトリウム利尿ペプチド受容体B;アンジオポエチン-3とビシクロール;アンジオポエチン-3とFLIP;アンジオポエチン-3とMET12;アンジオポエチン-3と表1の化合物1;アンジオポエチン-3と表1の化合物2;アンジオポエチン-3と表1の化合物3;アンジオポエチン-3と表1の化合物4;アンジオポエチン-3と表1の化合物5;アンジオポエチン-3と表1の化合物6;アンジオポエチン-3と表1の化合物7;アンジオポエチン-3と表1の化合物8;アンジオポエチン-3と表1の化合物9;アンジオポエチン-3と表1の化合物10;アンジオポエチン-3と表1の化合物11;アンジオポエチン-3とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アンジオポエチン-3とFAIM;アンジオポエチン-3とNOL3;アンジオポエチン-3とDcR1;アンジオポエチン-3とDcR2;アンジオポエチン-3とDcR3;アンジオポエチン-4とCNTF;アンジオポエチン-4とペプチド6;アンジオポエチン-4とペプチド21;アンジオポエチン-4と組み換えCNTF;アンジオポエチン-4とNGF;アンジオポエチン-4とBDNF;アンジオポエチン-4とGDNF;アンジオポエチン-4とC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-4と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;アンジオポエチン-4とナトリウム利尿ペプチド受容体B;アンジオポエチン-4とビシクロール;アンジオポエチン-4とFLIP;アンジオポエチン-4とMET12;アンジオポエチン-4と表1の化合物1;アンジオポエチン-4と表1の化合物2;アンジオポエチン-4と表1の化合物3;アンジオポエチン-4と表1の化合物4;アンジオポエチン-4と表1の化合物5;アンジオポエチン-4と表1の化合物6;アンジオポエチン-4と表1の化合物7;アンジオポエチン-4と表1の化合物8;アンジオポエチン-4と表1の化合物9;アンジオポエチン-4と表1の化合物10;アンジオポエチン-4と表1の化合物11;アンジオポエチン-4とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);アンジオポエチン-4とFAIM;アンジオポエチン-4とNOL3;アンジオポエチン-4とDcR1;アンジオポエチン-4とDcR2;アンジオポエチン-4とDcR3;CNTFとペプチド6;CNTFとペプチド21;CNTFと組み換えCNTF;CNTFとNGF;CNTFとBDNF;CNTFとGDNF;CNTFとC型ナトリウム利尿ペプチド;CNTFと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;CNTFとナトリウム利尿ペプチド受容体B;CNTFとビシクロール;CNTFとFLIP;CNTFとMET12;CNTFと表1の化合物1;CNTFと表1の化合物2;CNTFと表1の化合物3;CNTFと表1の化合物4;CNTFと表1の化合物5;CNTFと表1の化合物6;CNTFと表1の化合物7;CNTFと表1の化合物8;CNTFと表1の化合物9;CNTFと表1の化合物10;CNTFと表1の化合物11;CNTFとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);CNTFとFAIM;CNTFとNOL3;CNTFとDcR1;CNTFとDcR2;CNTFとDcR3;ペプチド6とペプチド21;ペプチド6と組み換えペプチド6;ペプチド6とNGF;ペプチド6とBDNF;ペプチド6とGDNF;ペプチド6とC型ナトリウム利尿ペプチド;ペプチド6と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ペプチド6とナトリウム利尿ペプチド受容体B;ペプチド6とビシクロール;ペプチド6とFLIP;ペプチド6とMET12;ペプチド6と表1の化合物1;ペプチド6と表1の化合物2;ペプチド6と表1の化合物3;ペプチド6と表1の化合物4;ペプチド6と表1の化合物5;ペプチド6と表1の化合物6;ペプチド6と表1の化合物7;ペプチド6と表1の化合物8;ペプチド6と表1の化合物9;ペプチド6と表1の化合物10;ペプチド6と表1の化合物11;ペプチド6とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ペプチド6とFAIM;ペプチド6とNOL3;ペプチド6とDcR1;ペプチド6とDcR2;ペプチド6とDcR3;ペプチド21と組み換えペプチド21;ペプチド21とNGF;ペプチド21とBDNF;ペプチド21とGDNF;ペプチド21とC型ナトリウム利尿ペプチド;ペプチド21と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;ペプチド21とナトリウム利尿ペプチド受容体B;ペプチド21とビシクロール;ペプチド21とFLIP;ペプチド21とMET12;ペプチド21と表1の化合物1;ペプチド21と表1の化合物2;ペプチド21と表1の化合物3;ペプチド21と表1の化合物4;ペプチド21と表1の化合物5;ペプチド21と表1の化合物6;ペプチド21と表1の化合物7;ペプチド21と表1の化合物8;ペプチド21と表1の化合物9;ペプチド21と表1の化合物10;ペプチド21と表1の化合物11;ペプチド21とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ペプチド21とFAIM;ペプチド21とNOL3;ペプチド21とDcR1;ペプチド21とDcR2;ペプチド21とDcR3;組み換えペプチド21とNGF;組み換えペプチド21とBDNF;組み換えペプチド21とGDNF;組み換えペプチド21とC型ナトリウム利尿ペプチド;組み換えペプチド21と天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;組み換えペプチド21とナトリウム利尿ペプチド受容体B;組み換えペプチド21とビシクロール;組み換えペプチド21とFLIP;組み換えペプチド21とMET12;組み換えペプチド21と表1の化合物1;組み換えペプチド21と表1の化合物2;組み換えペプチド21と表1の化合物3;組み換えペプチド21と表1の化合物4;組み換えペプチド21と表1の化合物5;組み換えペプチド21と表1の化合物6;組み換えペプチド21と表1の化合物7;組み換えペプチド21と表1の化合物8;組み換えペプチド21と表1の化合物9;組み換えペプチド21と表1の化合物10;組み換えペプチド21と表1の化合物11;組み換えペプチド21とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);組み換えペプチド21とFAIM;組み換えペプチド21とNOL3;組み換えペプチド21とDcR1;組み換えペプチド21とDcR2;組み換えペプチド21とDcR3;NGFとBDNF;NGFとGDNF;NGFとC型ナトリウム利尿ペプチド;NGFと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;NGFとナトリウム利尿ペプチド受容体B;NGFとビシクロール;NGFとFLIP;NGFとMET12;NGFと表1の化合物1;NGFと表1の化合物2;NGFと表1の化合物3;NGFと表1の化合物4;NGFと表1の化合物5;NGFと表1の化合物6;NGFと表1の化合物7;NGFと表1の化合物8;NGFと表1の化合物9;NGFと表1の化合物10;NGFと表1の化合物11;NGFとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);NGFとFAIM;NGFとNOL3;NGFとDcR1;NGFとDcR2;NGFとDcR3;BDNFとGDNF;BDNFとC型ナトリウム利尿ペプチド;BDNFと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;BDNFとナトリウム利尿ペプチド受容体B;BDNFとビシクロール;BDNFとFLIP;BDNFとMET12;BDNFと表1の化合物1;BDNFと表1の化合物2;BDNFと表1の化合物3;BDNFと表1の化合物4;BDNFと表1の化合物5;BDNFと表1の化合物6;BDNFと表1の化合物7;BDNFと表1の化合物8;BDNFと表1の化合物9;BDNFと表1の化合物10;BDNFと表1の化合物11;BDNFとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);BDNFとFAIM;BDNFとNOL3;BDNFとDcR1;BDNFとDcR2;BDNFとDcR3;GDNFとC型ナトリウム利尿ペプチド;GDNFと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;GDNFとナトリウム利尿ペプチド受容体B;GDNFとビシクロール;GDNFとFLIP;GDNFとMET12;GDNFと表1の化合物1;GDNFと表1の化合物2;GDNFと表1の化合物3;GDNFと表1の化合物4;GDNFと表1の化合物5;GDNFと表1の化合物6;GDNFと表1の化合物7;GDNFと表1の化合物8;GDNFと表1の化合物9;GDNFと表1の化合物10;GDNFと表1の化合物11;GDNFとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);GDNFとFAIM;GDNFとNOL3;GDNFとDcR1;GDNFとDcR2;GDNFとDcR3;C型ナトリウム利尿ペプチドと天然のC型ナトリウム利尿ペプチド;C型ナトリウム利尿ペプチドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;C型ナトリウム利尿ペプチドとビシクロール;C型ナトリウム利尿ペプチドとFLIP;C型ナトリウム利尿ペプチド
とMET12;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物1;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物2;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物3;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物4;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物5;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物6;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物7;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物8;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物9;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物10;C型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物11;C型ナトリウム利尿ペプチドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);C型ナトリウム利尿ペプチドとFAIM;C型ナトリウム利尿ペプチドとNOL3;C型ナトリウム利尿ペプチドとDcR1;C型ナトリウム利尿ペプチドとDcR2;C型ナトリウム利尿ペプチドとDcR3;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとナトリウム利尿ペプチド受容体B;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとビシクロール;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとFLIP;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとMET12;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物1;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物2;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物3;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物4;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物5;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物6;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物7;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物8;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物9;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物10;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドと表1の化合物11;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとFAIM;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとNOL3;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとDcR1;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとDcR2;天然のC型ナトリウム利尿ペプチドとDcR3;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bとビシクロール;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとFLIP;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとMET12;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物1;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物2;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物3;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物4;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物5;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物6;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物7;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物8;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物9;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物10;ナトリウム利尿ペプチド受容体Bと表1の化合物11;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ナトリウム利尿ペプチド受容体BとFAIM;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとNOL3;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとDcR1;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとDcR2;ナトリウム利尿ペプチド受容体BとDcR3;ビシクロールとFLIP;ビシクロールとMET12;ビシクロールと表1の化合物1;ビシクロールと表1の化合物2;ビシクロールと表1の化合物3;ビシクロールと表1の化合物4;ビシクロールと表1の化合物5;ビシクロールと表1の化合物6;ビシクロールと表1の化合物7;ビシクロールと表1の化合物8;ビシクロールと表1の化合物9;ビシクロールと表1の化合物10;ビシクロールと表1の化合物11;ビシクロールとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);ビシクロールとFAIM;ビシクロールとNOL3;ビシクロールとDcR1;ビシクロールとDcR2;ビシクロールとDcR3;FLIPとMET12;FLIPと表1の化合物1;FLIPと表1の化合物2;FLIPと表1の化合物3;FLIPと表1の化合物4;FLIPと表1の化合物5;FLIPと表1の化合物6;FLIPと表1の化合物7;FLIPと表1の化合物8;FLIPと表1の化合物9;FLIPと表1の化合物10;FLIPと表1の化合物11;FLIPとH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);FLIPとFAIM;FLIPとNOL3;FLIPとDcR1;FLIPとDcR2;FLIPとDcR3;MET12と表1の化合物1;MET12と表1の化合物2;MET12と表1の化合物3;MET12と表1の化合物4;MET12と表1の化合物5;MET12と表1の化合物6;MET12と表1の化合物7;MET12と表1の化合物8;MET12と表1の化合物9;MET12と表1の化合物10;MET12と表1の化合物11;MET12とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);MET12とFAIM;MET12とNOL3;MET12とDcR1;MET12とDcR2;MET12とDcR3;表1の化合物1と表1の化合物2;表1の化合物1と表1の化合物3;表1の化合物1と表1の化合物4;表1の化合物1と表1の化合物5;表1の化合物1と表1の化合物6;表1の化合物1と表1の化合物7;表1の化合物1と表1の化合物8;表1の化合物1と表1の化合物9;表1の化合物1と表1の化合物10;表1の化合物1と表1の化合物11;表1の化合物1とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物1とFAIM;表1の化合物1とNOL3;表1の化合物1とDcR1;表1の化合物1とDcR2;表1の化合物1とDcR3;表1の化合物2と表1の化合物3;表1の化合物2と表1の化合物4;表1の化合物2と表1の化合物5;表1の化合物2と表1の化合物6;表1の化合物2と表1の化合物7;表1の化合物2と表1の化合物8;表1の化合物2と表1の化合物9;表1の化合物2と表1の化合物10;表1の化合物2と表1の化合物11;表1の化合物2とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物2とFAIM;表1の化合物2とNOL3;表1の化合物2とDcR1;表1の化合物2とDcR2;表1の化合物2とDcR3;表1の化合物3と表1の化合物4;表1の化合物3と表1の化合物5;表1の化合物3と表1の化合物6;表1の化合物3と表1の化合物7;表1の化合物3と表1の化合物8;表1の化合物3と表1の化合物9;表1の化合物3と表1の化合物10;表1の化合物3と表1の化合物11;表1の化合物3とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物3とFAIM;表1の化合物3とNOL3;表1の化合物3とDcR1;表1の化合物3とDcR2;表1の化合物3とDcR3;表1の化合物4と表1の化合物5;表1の化合物4と表1の化合物6;表1の化合物4と表1の化合物7;表1の化合物4と表1の化合物8;表1の化合物4と表1の化合物9;表1の化合物4と表1の化合物10;表1の化合物4と表1の化合物11;表1の化合物4とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物4とFAIM;表1の化合物4とNOL3;表1の化合物4とDcR1;表1の化合物4とDcR2;表1の化合物4とDcR3;表1の化合物5と表1の化合物6;表1の化合物5と表1の化合物7;表1の化合物5と表1の化合物8;表1の化合物5と表1の化合物9;表1の化合物5と表1の化合物10;表1の化合物5と表1の化合物11;表1の化合物5とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物5とFAIM;表1の化合物5とNOL3;表1の化合物5とDcR1;表1の化合物5とDcR2;表1の化合物5とDcR3;表1の化合物6と表1の化合物7;表1の化合物6と表1の化合物8;表1の化合物6と表1の化合物9;表1の化合物6と表1の化合物10;表1の化合物6と表1の化合物11;表1の化合物6とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物6とFAIM;表1の化合物6とNOL3;表1の化合物6とDcR1;表1の化合物6とDcR2;表1の化合物6とDcR3;表1の化合物7と表1の化合物8;表1の化合物7と表1の化合物9;表1の化合物7と表1の化合物10;表1の化合物7と表1の化合物11;表1の化合物7とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物7とFAIM;表1の化合物7とNOL3;表1の化合物7とDcR1;表1の化合物7とDcR2;表1の化合物7とDcR3;表1の化合物8と表1の化合物9;表1の化合物8と表1の化合物10;表1の化合物8と表1の化合物11;表1の化合物8とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物8とFAIM;表1の化合物8とNOL3;表1の化合物8とDcR1;表1の化合物8とDcR2;表1の化合物8とDcR3;表1の化合物9と表1の化合物10;表1の化合物9と表1の化合物11;表1の化合物9とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物9とFAIM;表1の化合物9とNOL3;表1の化合物9とDcR1;表1の化合物9とDcR2;表1の化合物9とDcR3;表1の化合物10と表1の化合物11;表1の化合物10とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物10とFAIM;表1の化合物10とNOL3;表1の化合物10とDcR1;表1の化合物10とDcR2;表1の化合物10とDcR3;表1の化合物11とH60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4);表1の化合物11とFAIM;表1の化合物11とNOL3;表1の化合物11とDcR1;表1の化合物11とDcR2;表1の化合物11とDcR3;H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)とFAIM;H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)とNOL3;H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)とDcR1;H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)とDcR2;H60HIYLGATNYIY71-NH2(配列番号4)とDcR3;FAIMとNOL3;FAIMとDcR1;FAIMとDcR2;FAIMとDcR3;NOL3とDcR1;NOL3とDcR2;NOL3とDcR3;とDcR1とDcR2;DcR1とDcR3;DcR2とDcR3の1つが含まれる。
【0082】
いくつかの共有結合された組み合わせは、以下の構造式で表される。
式C-1 P6-MET12
式C-2 P6-MET12-P6
式C-3 MET12-P6-MET12
式C-4 P6-GGG-MET12
式C-5 MET12-GGG-P6
式C-6 P6-GGG-MET12-GGG-P6
式C-7 MET12-GGG-P6-GGG-MET12
式C-8 P6-(N-AEAc)x-MET12
式C-9 MET12-(N-AEEAc)x-P6
式C-10 MET12-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET12
式C-11 P6-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P6
式C-12 P6-(N-dPEG12)x-MET12
式C-13 P21-MET12
式C-14 P21-MET12-P21
式C-15 MET12-P21-MET12
式C-16 P21-GGG-MET12
式C-17 MET12-GGG-P21
式C-18 P21-GGG-MET12-GGG-P21
式C-19 MET12-GGG-P21-GGG-MET12
式C-20 P21-(N-AEAc)x-MET12
式C-21 MET12-(N-AEEAc)x-P21
式C-22 MET12-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET12
式C-23 P21-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P21
式C-24 P21-(N-dPEG12)x-MET12
式C-25 P6-(O-AEAc)x-MET12
式C-26 MET12-(O-AEEAc)x-P6
式C-27 MET12-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET12
式C-28 P6-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P6
式C-29 P6-(O-dPEG12)x-MET12
式C-30 P21-(O-AEAc)x-MET12
式C-31 MET12-(O-AEEAc)x-P21
式C-32 MET12-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET12
式C-33 P21-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P21
式C-34 P21-(O-dPEG12)x-MET12
式C-35 P6-MET12-BC
式C-36 P6-MET12-P6-BC
式C-37 MET12-P6-MET12-BC
式C-38 P6-GGG-MET12-BC
式C-39 MET12-GGG-P6-BC
式C-40 P6-GGG-MET12-GGG-P6-BC
式C-41 MET12-GGG-P6-GGG-MET12-BC
式C-42 P6-(N-AEAc)x-MET12-BC
式C-43 MET12-(N-AEEAc)x-P6-BC
式C-44 MET12-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET12-BC
式C-45 P6-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P6-BC
式C-46 P6-(N-dPEG12)x-MET12-BC
式C-47 P21-MET12-BC
式C-48 P21-MET12-P21-BC
式C-49 MET12-P21-MET12-BC
式C-50 P21-GGG-MET12-BC
式C-51 MET12-GGG-P21-BC
式C-52 P21-GGG-MET12-GGG-P21-BC
式C-53 MET12-GGG-P21-GGG-MET12-BC
式C-54 P21-(N-AEAc)x-MET12-BC
式C-55 MET12-(N-AEEAc)x-P21-BC
式C-56 MET12-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET12-BC
式C-57 P21-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P21-BC
式C-58 P21-(N-dPEG12)x-MET12-BC
式C-59 P6-(O-AEAc)x-MET12-BC
式C-60 MET12-(O-AEEAc)x-P6-BC
式C-61 MET12-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET12-BC
式C-62 P6-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P6-BC
式C-63 P6-(O-dPEG12)x-MET12-BC
式C-64 P21-(O-AEAc)x-MET12-BC
式C-65 MET12-(O-AEEAc)x-P21-BC
式C-66 MET12-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET12-BC
式C-67 P21-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P21-BC
式C-68 P21-(O-dPEG12)x-MET12-BC
式C-69 BC-P6-MET12
式C-70 BC-P6-MET12-P6
式C-71 BC-MET12-P6-MET12
式C-72 BC-P6-GGG-MET12
式C-73 BC-MET12-GGG-P6
式C-74 BC-P6-GGG-MET12-GGG-P6
式C-75 BC-MET12-GGG-P6-GGG-MET12
式C-76 BC-P6-(N-AEAc)x-MET12
式C-77 BC-MET12-(N-AEEAc)x-P6
式C-78 BC-MET12-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET12
式C-79 BC-P6-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P6
式C-80 BC-P6-(N-dPEG12)x-MET12
式C-81 BC-P21-MET12
式C-82 BC-P21-MET12-P21
式C-83 BC-MET12-P21-MET12
式C-84 BC-P21-GGG-MET12
式C-85 BC-MET12-GGG-P21
式C-86 BC-P21-GGG-MET12-GGG-P21
式C-87 BC-MET12-GGG-P21-GGG-MET12
式C-88 BC-P21-(N-AEAc)x-MET12
式C-89 BC-MET12-(N-AEEAc)x-P21
式C-90 BC-MET12-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET12
式C-91 BC-P21-(N-AEEAc)x-MET12-(N-AEEAc)y-P21
式C-92 BC-P21-(N-dPEG12)x-MET12
式C-93 BC-P6-(O-AEAc)x-MET12
式C-94 BC-MET12-(O-AEEAc)x-P6
式C-95 BC-MET12-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET12
式C-96 BC-P6-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P6
式C-97 BC-P6-(O-dPEG12)x-MET12
式C-98 BC-P21-(O-AEAc)x-MET12
式C-99 BC-MET12-(O-AEEAc)x-P21
式C-100 BC-MET12-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET12
式C-101 BC-P21-(O-AEEAc)x-MET12-(O-AEEAc)y-P21
式C-102 BC-P21-(O-dPEG12)x-MET12
式C-105 P6-MET4~8
式C-106 P6-MET4~8-P6
式C-107 MET4~8-P6-MET4~8
式C-108 P6-GGG-MET4~8
式C-109 MET4~8-GGG-P6
式C-110 P6-GGG-MET4~8-GGG-P6
式C-111 MET4~8-GGG-P6-GGG-MET4~8
式C-112 P6-(N-AEAc)x-MET4~8
式C-113 MET4~8-(N-AEEAc)x-P6
式C-114 MET4~8-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET4~8
式C-115 P6-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P6
式C-116 P6-(N-dPEG12)x-MET4~8
式C-117 P21-MET4~8
式C-118 P21-MET4~8-P21
式C-119 MET4~8-P21-MET4~8
式C-120 P21-GGG-MET4~8
式C-121 MET4~8-GGG-P21
式C-122 P21-GGG-MET4~8-GGG-P21
式C-123 MET4~8-GGG-P21-GGG-MET4~8
式C-124 P21-(N-AEAc)x-MET4~8
式C-125 MET4~8-(N-AEEAc)x-P21
式C-126 MET4~8-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET4~8
式C-127 P21-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P21
式C-128 P21-(N-dPEG12)x-MET4~8
式C-129 P6-(O-AEAc)x-MET4~8
式C-130 MET4~8-(O-AEEAc)x-P6
式C-131 MET4~8-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET4~8
式C-132 P6-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P6
式C-133 P6-(O-dPEG12)x-MET4~8
式C-134 P21-(O-AEAc)x-MET4~8
式C-135 MET4~8-(O-AEEAc)x-P21
式C-136 MET4~8-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET4~8
式C-137 P21-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P21
式C-138 P21-(O-dPEG12)x-MET4~8
式C-139 P6-MET4~8-BC
式C-140 P6-MET4~8-P6-BC
式C-141 MET4~8-P6-MET4~8-BC
式C-142 P6-GGG-MET4~8-BC
式C-143 MET4~8-GGG-P6-BC
式C-144 P6-GGG-MET4~8-GGG-P6-BC
式C-145 MET4~8-GGG-P6-GGG-MET4~8-BC
式C-146 P6-(N-AEAc)x-MET4~8-BC
式C-147 MET4~8-(N-AEEAc)x-P6-BC
式C-148 MET4~8-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET4~8-BC
式C-149 P6-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P6-BC
式C-150 P6-(N-dPEG12)x-MET4~8-BC
式C-151 P21-MET4~8-BC
式C-152 P21-MET4~8-P21-BC
式C-153 MET4~8-P21-MET4~8-BC
式C-154 P21-GGG-MET4~8-BC
式C-155 MET4~8-GGG-P21-BC
式C-156 P21-GGG-MET4~8-GGG-P21-BC
式C-157 MET4~8-GGG-P21-GGG-MET4~8-BC
式C-158 P21-(N-AEAc)x-MET4~8-BC
式C-159 MET4~8-(N-AEEAc)x-P21-BC
式C-160 MET4~8-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET4~8-BC
式C-161 P21-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P21-BC
式C-162 P21-(N-dPEG12)x-MET4~8-BC
式C-163 P6-(O-AEAc)x-MET4~8-BC
式C-164 MET4~8-(O-AEEAc)x-P6-BC
式C-165 MET4~8-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET4~8-BC
式C-166 P6-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P6-BC
式C-167 P6-(O-dPEG12)x-MET4~8-BC
式C-168 P21-(O-AEAc)x-MET4~8-BC
式C-169 MET4~8-(O-AEEAc)x-P21-BC
式C-170 MET4~8-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET4~8-BC
式C-171 P21-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P21-BC
式C-172 P21-(O-dPEG12)x-MET4~8-BC
式C-173 BC-P6-MET4~8
式C-174 BC-P6-MET4~8-P6
式C-175 BC-MET4~8-P6-MET4~8
式C-176 BC-P6-GGG-MET4~8
式C-177 BC-MET4~8-GGG-P6
式C-178 BC-P6-GGG-MET4~8-GGG-P6
式C-179 BC-MET4~8-GGG-P6-GGG-MET4~8
式C-180 BC-P6-(N-AEAc)x-MET4~8
式C-181 BC-MET4~8-(N-AEEAc)x-P6
式C-182 BC-MET4~8-(N-AEEAc)x-P6-(N-AEEAc)y-MET4~8
式C-183 BC-P6-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P6
式C-184 BC-P6-(N-dPEG12)x-MET4~8
式C-185 BC-P21-MET4~8
式C-186 BC-P21-MET4~8-P21
式C-187 BC-MET4~8-P21-MET4~8
式C-188 BC-P21-GGG-MET4~8
式C-189 BC-MET4~8-GGG-P21
式C-190 BC-P21-GGG-MET4~8-GGG-P21
式C-191 BC-MET4~8-GGG-P21-GGG-MET4~8
式C-192 BC-P21-(N-AEAc)x-MET4~8
式C-193 BC-MET4~8-(N-AEEAc)x-P21
式C-194 BC-MET4~8-(N-AEEAc)x-P21-(N-AEEAc)y-MET4~8
式C-195 BC-P21-(N-AEEAc)x-MET4~8-(N-AEEAc)y-P21
式C-196 BC-P21-(N-dPEG12)x-MET4~8
式C-197 BC-P6-(O-AEAc)x-MET4~8
式C-198 BC-MET4~8-(O-AEEAc)x-P6
式C-199 BC-MET4~8-(O-AEEAc)x-P6-(O-AEEAc)y-MET4~8
式C-200 BC-P6-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P6
式C-201 BC-P6-(O-dPEG12)x-MET4~8
式C-202 BC-P21-(O-AEAc)x-MET4~8
式C-203 BC-MET4~8-(O-AEEAc)x-P21
式C-204 BC-MET4~8-(O-AEEAc)x-P21-(O-AEEAc)y-MET4~8
式C-205 BC-P21-(O-AEEAc)x-MET4~8-(O-AEEAc)y-P21
式C-206 BC-P21-(O-dPEG12)x-MET4~8
【0083】
以上の構造式C-1~C102、およびC-105~C206では、xは1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり、yは1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。式C-1~C206において、P6またはP21は、配列DGGL(配列番号20)を含む任意のペプチドを含む。結合はいずれかの末端、またはMET12、MET4~8、P6、P21もしくはBCの任意の部位で起こり得る。たとえば、「P6-MET12」は、P6-MET12とMET12-P6の両方を表す。P6、MET12、GGG、N-AEEAc、N-dPEG12等は、表された結合に適応するように構造が変更された、対応する化合物を表す。たとえば、
P6はAc-VGDGGLFEKKL-NH
2(配列番号1)である。
Met12は、
【化5】
である。
P6-MET12(配列番号1および3として開示されたP6およびMET12)として可能性のある構造の1つは、
【化6】
である。
【0084】
薬物送達系における使用のための、いくつかの共有結合された化合物には、
【化7】
が含まれる。
【0085】
式C103またはC104等の任意の関連する構造の表現に関して、zは0~10,000、0~1,000、1,000~2,000、2,000~3,000、3,000~4,000、4,000~5,000、5,000~6,000、6,000~7,000、8,000~9,000、9,000~10,000、0~5,000、または5,000~10,000である。
【0086】
式C104等の任意の関連する構造の表現に関して、YはNまたはOである。
【0087】
式C104等の任意の関連する構造の表現に関して、A1はP6、P21、またはC1~C34由来の基、たとえば、上で説明したように、結合に対応するために関連する原子が除去された状態である。
【0088】
式C104等の任意の関連する構造の表現に関して、A2は-OCH2CH2O-または-NHCH2CH2N-である。
【0089】
MET4~8(たとえばMET4、MET5、MET6、MET7、またはMET8)、MET12、P6、またはP21に共有結合しているビマトプロスト酸のいくつかの例は、式C207
【化8】
により表され,
式中、
nは約2~2000、たとえば2、3、4、5、6、7、8、9、10、10~20、20~30、30~40、40~50、50~60、60~70、70~80、80~90、90~100、2~30、30~60、60~100、100~200、200~300、300~400、400~500、500~600、600~700、700~800、800~900、900~1,000、1,000~1,100、1,100~1,200、1,200~1,300、1,300~1,400、1,400~1,500、1,500~1,600、1,600~1,700、1,700~1,800、1,800~1,900、1,900~2,000、2~500、500~1,000、2~1,000、1,000~1,500、1,500~2,000、または1,000~2,000であり;R-HはMET4~8(たとえばMET4、MET5、MET6、MET7、またはMET8)、MET12、P6、P21、または配列DGGL(配列番号20)を含むペプチドである。
【0090】
たとえば、MET4に共有結合しているビマトプロスト酸は、式C-208
【化9】
により表すことができる。
【0091】
持続送達成分は、持続する期間、たとえば、薬剤が代謝され、または体内から出るのにかかる時間より長く、たとえば少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約1カ月間、少なくとも約2カ月間、少なくとも約3カ月間、少なくとも約4カ月間、少なくとも約5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも約18カ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約5年間、またはそれ以上の期間、薬剤が体内にとどまるのを可能にする、薬剤送達系の一部である。典型的には、持続送達成分は、薬剤を移植片にカプセル化するか、さもなければ捕捉させるかにより機能する、固形移植片等の移植片である。この移植片が生分解性または生体侵蝕性である場合、薬剤は移植片の生分解または生体浸食に伴って放出され得る。移植片はまた、ある期間にわたって薬剤が移植片から拡散するように多孔質であってもよい。生分解性または生体侵蝕性の移植片は多孔質であってもよいし、非多孔質であってもよい。典型的には、非生分解性または非生体侵蝕性の移植片は多孔質であり、薬剤は拡散により放出される。しかし、浸透圧ポンプ等の他の機構が作動してもよい。
【0092】
いくつかの実施形態では、薬剤送達系は、ヒト等の哺乳類に、約1週間~約10年間、約1~12週間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約0.1~3年間、約3~5年間、または約5~10年間の間隔で移植され得る。
【0093】
いくつかの実施形態では、眼圧の減少または視力喪失の減少等の治療効果は、薬剤送達系がヒト等の哺乳類に移植された後、少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約1カ月間、少なくとも約2カ月間、少なくとも約3カ月間、少なくとも約4カ月間、少なくとも約5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも約18カ月間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約5年間、約1週間~約10年間、約1~12週間、約3~6カ月間、約6~9カ月間、約9~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約0.1~3年間、約3~5年間、約5~10年間、またはそれ以上の期間、みられ得る。
【0094】
薬剤は持続送達成分に物理的に捕捉されてもよく、および/または持続送達成分の一部である分子と共有結合していてもよい。
【0095】
多孔質または非多孔質の生分解性移植片のための生分解性材料の典型的な例には、一般的に、ポリ(D,L-乳酸)(PLA)およびポリ(D,L-乳酸グリコール酸共重合体)(PLGA)、ポリエステルアミド(PEA、DSM chemical社)、ならびにポリカプロラクトン(PCL)を含む重合体等のシリカベースの材料および有機生分解性材料;ポリビニルアルコール(PVA)、PEGアミン、PEG-N-ヒドロキシスクシンアミドエステル(Ocular Therapeutix等)等のハイドロゲル;コラーゲンベースの材料(Euclid systems社);またはそれらの組み合わせが含まれる。
【0096】
適切なシリカベースの持続送達成分は多数ある。
【0097】
シリカベースの持続送達成分の1つのタイプには、カプセル化された薬剤を含むシリカ粒子をシリカゾルと混合することにより得られるシリカハイドロゲル複合体が含まれ、得られたハイドロゲル複合体は剪断減粘性である。この種の送達系は、異なるタイプのカプセル化された治療薬および生物学的に活性のある薬剤によるバーストを著しく減少させる、注入可能な全シリカベースの微粒子-シリカハイドロゲル制御放出系である。このタイプのシリカベースの持続送達成分およびその製造方法の詳細な記述は、2018年4月24日に発行されたJokinenらの米国特許第9,949,922号にみられ、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
【0098】
別のタイプのシリカベースの持続送達成分には、再分散が行われるゾル-ゲル転移を含む流動性シリカ組成物を製造する方法により得られる、薬剤を含む流動性シリカ組成物およびゲル組成物が含まれる。再分散には、ゾル-ゲル転移のゲル点に到達した後にゾル-ゲル転移により形成されたゲルに液体を加えることが含まれ、この添加はゲル点に到達後十分に短い時間内に行われ、ゲルと液体を混合した後に、細い22Gの針を通してそのまま、または30秒未満の短時間の攪拌によって注射可能であり、注射可能なままである、粘弾性的に均質な流動性シリカ組成物となる。流動性があり注射可能な持続送達シリカ組成物は、カプセル化された治療剤の安定性を高め、活性を維持することができる。このタイプのシリカベースの持続送達成分およびその製造方法の詳細な記述は、2014年2月27日に公開されたJokinenらの米国特許出願第20140057996号にみられ、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
【0099】
別のタイプのシリカベースの持続送達成分には、薬剤および少なくとも1種の無定形糖を運搬する生体浸食性の多孔質のシリコンベースの担体材料を含む組成物が含まれ、任意にさらに結晶化阻害剤が含まれる。これらの送達系には、生体分子をシリカ担体材料の細孔に搭載し、結果として生体分子を安定化させることが含まれる。しかし、これらの系はまた小分子治療化合物に使用されてもよい。このタイプのシリカベースの持続送達成分およびその製造方法の詳細な記述は、2017年3月28日に発行されたBarnettらの米国特許第9,603,801号にみられ、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
【0100】
別のタイプのシリカベースの持続送達成分には、制御された方法で薬剤を送達するための移植片などの生体浸食性の装置が含まれる。この装置には、薬剤をしみ込ませた、または搭載した、多孔質のシリコンベースの担体材料が含まれる。これらの特定のシリコン担体材料には、担体材料の細孔内に配置された少なくとも1種の大分子治療剤が含まれる。治療大分子を担体材料の細孔に搭載することにより大分子を安定化させると考えられている。多数の実施形態では、この大分子はタンパク質であり、細孔は約15nm~約40nmの平均サイズを有し、タンパク質は約100,000amu~約200,000amuの分子量を有する。しかし、これらの系はまた小分子治療化合物に使用されてもよい。このタイプのシリカベースの持続送達成分およびその製造方法の詳細な記述は、2017年11月7日に発行されたAshtonらの米国特許第9,808,421号、2016年5月10日に発行されたAshtonらの米国特許第9,333,173号、および2014年9月28日に公開されたAshtonら米国特許公開第20140271764号にみられ、それらの全ての内容全体が参照により本明細書に援用される。
【0101】
持続送達成分は、約1μg~100mg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約10~20mg、約20~30mg、約30~40mg、約40~50mg、約50~60mg、約60~70mg、約70~80mg、約80~90mg、約90~100mg、約100~200mg、約200~300mg、約300~400mg、約400~500mg、約500~600mg、約600~700mg、約700~800mg、約800~900mg、約900~1,000mg、約1~2g、約2~3g、約3~4g、約4~5g、約5~6g、約6~7g、約7~8g、約8~9g、約9~10g、約10~20g、約20~30g、約30~40g、約40~50g、約50~60g、約60~70g、約70~80g、約80~90g、約90~100g、約100~200g、約200~300g、約300~400g、約400~500g、約500~600g、約600~700g、約700~800g、約800~900g、約900~1,000g、約10~100μg、約100~1,000μg、約1~10mg、約10~100mg、約100~1,000mg、約1~10g、約10~100g、または約100~1,000g等の任意の適切な質量を有することができる。約1g以下、または約100mg以下である上記の範囲は、眼球上また眼球内に送達される薬剤送達系にとって興味深いものであるかもしれない。
【0102】
持続送達成分は、約1~99重量%、約1~10重量%、約10~20重量%、約20~30重量%、約30~40重量%、約40~50重量%、約50~60重量%、約60~70重量%、約70~80重量%、約80~90重量%、約90~99重量%、約1~30重量%、約30~65重量%、約65~99重量%、約1~50重量%、または約50~99重量%等の移植片の任意の適切な百分率であってもよい。
【0103】
薬剤送達系は、約1μg~100mg、約1~2μg、約2~3μg、約3~4μg、約4~5μg、約5~6μg、約6~7μg、約7~8μg、約8~9μg、約9~10μg、約10~20μg、約20~30μg、約30~40μg、約40~50μg、約50~60μg、約60~70μg、約70~80μg、約80~90μg、約90~100μg、約100~200μg、約200~300μg、約300~400μg、約400~500μg、約500~600μg、約600~700μg、約700~800μg、約800~900μg、約900~1,000μg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約10~20mg、約20~30mg、約30~40mg、約40~50mg、約50~60mg、約60~70mg、約70~80mg、約80~90mg、約90~100mg、約100~200mg、約200~300mg、約300~400mg、約400~500mg、約500~600mg、約600~700mg、約700~800mg、約800~900mg、約900~1,000mg、約1~2g、約2~3g、約3~4g、約4~5g、約5~6g、約6~7g、約7~8g、約8~9g、約9~10g、約10~20g、約20~30g、約30~40g、約40~50g、約50~60g、約60~70g、約70~80g、約80~90g、約90~100g、約100~200g、約200~300g、約300~400g、約400~500g、約500~600g、約600~700g、約700~800g、約800~900g、約900~1,000g、約10~100μg、約100~1,000μg、約1~10mg、約10~100mg、約100~1,000mg、約1~10g、約10~100g、または約100~1,000g等の任意の適切な大きさであってもよい。約1g以下、または約100mg以下である上記の範囲は、眼球上また眼球内に送達される薬剤送達系にとって興味深いものであるかもしれない。
【0104】
薬剤送達系は、1日あたり、約5~1、000ng、約5~20ng、約20~40ng、約40~60ng、約60~80ng、約80~100ng、約100~150ng、約150~200ng、約200~300ng、約300~400ng、約400~500ng、約500~600ng、約600~800ng、約800~1、000ng、約5~100ng、約100~300ng、約300~600ng、または約600~1、000ng等の任意の適切な量の薬剤を送達してもよい。
【0105】
移植片のための非生分解性または非生体浸食性の材料の典型的な例には、シリコーンまたは半透膜としてPVA(Psivida社等)が含まれる。
【0106】
他の可能性がる持続送達成分は、カプセル化細胞技術のような細胞ベースのアプローチ;およびリザーバー型のアプローチ(forsight4;Replenish)に基づいていてもよい。
【0107】
プロスタグランジン化合物もしくはプロスタグランジン受容体アゴニスト、眼圧降下剤、および/またはCNTF化合物等の神経栄養剤は、持続送達成分と共有結合していてもよいし、していなくてもよい。
【0108】
いくつかの実施形態では、プロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストは、持続送達成分と共有結合している。いくつかの実施形態では、プロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストは、持続送達成分と共有結合していない。
【0109】
いくつかの実施形態では、眼圧降下剤は持続送達成分と共有結合している。いくつかの実施形態では、眼圧降下剤は持続送達成分と共有結合していない。
【0110】
いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤は持続送達成分と共有結合している。いくつかの実施形態では、CNTF化合物等の神経栄養剤は持続送達成分と共有結合していない。
【0111】
たとえば、プロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストは、式
【化10】
で表される化合物を用いて持続送達成分と共有結合していてもよく、PG-Hは上述のプロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニスト等のプロスタグランジン化合物またはプロスタグランジン受容体アゴニストである。
【0112】
式3の化合物は、さらに式3Aおよび3B
【化11】
で表され、Prg-CO
2Hはプロスタグランジンアゴニストであり、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10等である。
【0113】
眼圧降下剤は、式
【化12】
で表される化合物を用いて持続送達成分と共有結合していてもよく、IOP-Hは上述の眼圧降下剤等の眼圧降下剤である。
【0114】
CNTF化合物または他の神経栄養剤は、式
【化13】
で表される化合物を用いて持続送達成分と共有結合していてもよく、CNTF-Hは上述のCNTF化合物または他の神経栄養剤等のCNTF化合物または他の神経栄養剤である。
【0115】
CNP化合物は式
【化14】
で表される化合物を用いて持続送達成分と共有結合していてもよく、CNP-HはCNP化合物である。
【0116】
NPR-B化合物は、式
【化15】
で表される化合物を用いて持続送達成分と共有結合していてもよく、NPRB-HはNPR-B化合物である。
【0117】
式3、3A、3B、4、5、6、もしくは7、または以下に示す化合物等の関連する構造の表現に関して、R1は独立してHまたはCH3、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキル、もしくはC6アルキル等のC1-6アルキルである。
【0118】
式3、3A、3B、4、5、6、もしくは7、または以下に示す化合物等の関連する構造の表現に関して、R2は独立してHまたはCH3、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキル、もしくはC6アルキル等のC1-6アルキルである。
【0119】
式3、3A、3B、4、5、6、もしくは7、または以下に示す化合物等の関連する構造の表現に関して、R3は独立してHまたはCH3、C2アルキル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキル、もしくはC6アルキル等のC1-6アルキルである。
【0120】
化合物は、式3、3Aまたは3Bの化合物の例である。
【化16】
【0121】
体内では、エステル結合を加水分解して化合物を放出することができる。
【化17】
【0122】
以下の表は、式4の化合物の例の3つの化合物と、エステル基またはアミド基の加水分解により体内で放出され得る3つの化合物を示す。
【表3】
【0123】
上記の表では、任意のSi(OH)3基がSiOR1OR2OR3と置換されていてもよい。
【0124】
式5の化合物の例は、VGDGGLFEKKL-PEG-Si(OH)3(「VGDGGLFEKKL」は配列番号1として開示)またはVGDGGLFEKKL-PEG-SiOR1OR2OR3(「VGDGGLFEKKL」は配列番号1として開示)であり、PEGはポリエチレングリコール鎖(たとえば-(OCH2CH2)n-であり、nは1、2、3、4、5、6、7、8、9、10等)である。体内では、エステル結合を加水分解してVGDGGLFEKKL(配列番号1)を放出することができる。
【0125】
式3、3A、3B、4、5、6、または7のSiOR1OR2OR3基は、シリカベースの薬剤送達系のシリカと共有結合して、たとえば式3D、3AD、3BD、4D、または5Dで表される化合物を形成することができ、Dは式3、3A、3B、4、5、6、または7のSiOR1OR2OR3のSiを含む持続送達成分である。
【0126】
【0127】
いくつかの薬剤送達系は、式
【化19】
で表される重合体が含まれてもよく、
各Xは独立して
【化20】
である。
【0128】
主題の薬剤送達系は、体の一部への注射または外科的手術、経口投与、または眼もしくは皮膚への局所塗布等の適切な方法により、ヒト等の哺乳類に投与することができる。いくつかの実施形態では、移植片は、前房、硝子体、後眼房、結膜下腔、脈絡膜上腔、またはテノン嚢下腔を含むがこれらに限定されない、眼内または眼の周囲に注入されるか、さもなければ移植される。
【0129】
主題の薬剤送達系は、薬剤が体内にとどまる時間を延長することができる。たとえば、薬剤送達系は、治療レベルの薬剤を少なくとも約2週間、少なくとも約4週間、少なくとも約6週間、少なくとも約8週間、少なくとも約3カ月間、少なくとも約4カ月間、少なくとも約5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約7カ月間、少なくとも約8カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約10カ月間、少なくとも約11カ月間、少なくとも約1年間、少なくとも約1.5年間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、約1~6カ月間、約6~12カ月間、約12~18カ月間、約18~24カ月間、約24~36カ月間、最大約2年間、最大約3年間、最大約4年間、最大約5年間、または最大約10年間提供することができる。薬剤送達系は、上記の任意の範囲内で一つの期間に注射、移植、または変更されてもよい。
【0130】
いくつかの実施形態では、原発性開放隅角緑内障(POAG)、急性原発性閉塞隅角緑内障(APACG)、慢性閉塞隅角緑内障、色素性緑内障、偽落屑緑内障、正常眼圧緑内障、小児緑内障、続発性緑内障等、またはそれらの組み合わせ等の緑内障を治療するために主題の薬剤送達系をヒト等の哺乳類に投与してもよい。
【0131】
(実施例)
以下の実施例は、本開示の実施形態を説明することを意図しているが、その範囲や根本的な原理を制限することを意図したものではない。
【0132】
(実施例1:アミド結合を特徴とするPG-L-CNTFの固相合成)
当技術分野で知られている方法を用いて、ペプチド6はNH2末端でレジンに連結され、BOC基とt-Buエステル基で保護され、カルボン酸末端でNH2末端-PEGに連結され、レジン-L-K(Boc)-K(Boc)-E(tBu)-F-L-G-G-D(tBu)-G-V-CO2(CH2-CH2-O)n-CH2-CH2-NH2(配列番号18)を提供する。効率および選択性を向上させるために、出発材料の性質および反応の順序を変更してもよく、全ての反応は当技術分野で知られている方法を用いて行われる。t-ブチル基(または適宜他のアルキルもしくはシリル系保護基)で保護された3つのヒドロキシル基を有するビマトプロスト遊離酸は、当技術分野で知られている方法により調製される。保護されたペプチド6化合物の遊離アミンおよび保護されたプロスタグランジン化合物の遊離酸は、当技術分野で知られている任意の適切なペプチドカップリング法によりカップリングすることができる。カップリング反応の後、保護されたアミドは、TFAまたは技術分野で知られている他の酸触媒法を用いて完全に脱保護化し、ペプチド6-リンカー-ビマトプロストアミド誘導体を放出することができる。当技術分野で知られているように、手順全体の効率を最適化するために、必要に応じて、異なる直交保護基戦略を採用してもよい。
【0133】
(実施例2:エステル結合を特徴とするPG-L-CNTFの固相合成)
当技術分野で知られている方法を用いて、ペプチド6はNH2末端でレジンに連結され、遊離アミン基上をCBz基で、遊離酸基上をベンジル基で保護され、カルボン酸末端でポリエチレングリコールに結合され、レジン-L-K(Cbz)-K(Cbz)-E(Bn)-F-L-G-G-D(Bn)-G-V-CO2(CH2-CH2-O)n-CH2-CH2-OH(配列番号19)を提供する。選択性を向上させるために、出発材料の性質および反応の順序を変更してもよく、全ての反応は当技術分野で知られている方法を用いて行われる。ベンジル基(または適宜他の水素化に不安定な保護基)で保護された3つのヒドロキシル基を有するビマトプロスト遊離酸は、当技術分野で知られている方法により調製される。保護されたペプチド6化合物の遊離アルコール末端および保護されたプロスタグランジン化合物の遊離酸は、当技術分野で知られている任意の適切なエステルカップリング法によりカップリングすることができる。カップリング反応の後、保護されたエステルは、水素化法または技術分野で知られている他の脱ベンジル化法を用いて完全に脱保護化し、ペプチド6-リンカー-ビマトプロストエステル誘導体を放出することができる。当技術分野で知られているように、手順全体の効率を最適化するために、必要に応じて、異なる直交保護基戦略を採用してもよい。
【0134】
(実施例3)
8匹のアフリカミドリザルをスクリーニングして、正常高値IOPである4匹の動物を同定した。10mg/kgのケタミンおよび0.5mg/kgのキシラジンで動物を麻酔した。0日目、1日目、2日目の午後8:30に、50μl中のビマトプロスト酸100ngを、30ゲージのシリンジで、既成技術を用いて一方の眼に硝子体内注射し、同時実行対照として、50μlのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を僚眼に注射した。3日目(午後8:30)および4日目(午後5:30)に、ビマトプロスト酸用量を100μl中の200ngに増加させ、同量のPBSを僚眼に投与した。IOPは、1日目の午前8:30、午前11:30および午後8:30;4日目の午前8:30、午前11:30および午後5:30;2、3、および5日目の午前8:30に、トノベット眼圧計で測定した。IOP測定者は、マスクされて治療に割り当てられた。細隙灯検査は、0、1、および5日目に行った。OCTはベースラインおよび5日目に行った。
【0135】
4匹の動物のうち1匹(B392)は、100ng用量に反応し、僚眼と比較した場合に、1時点で、≧30%のIOPの減少(プロスタグランジン類似体のIOPにおける典型的な効果)を示した。4匹の動物のうち3匹は、PBSを受容した僚眼と比較して、治療された眼において、200ng用量に反応し、1以上の時点で、≧30%のIOPの減少を示し、1匹の動物(B392)のIOPは5日目に52%減少した。特に、これは100ng用量に反応した動物と同じ動物であり、この動物が他の動物よりもビマトプロスト酸に反応することが示唆された。IOP減少のタイムコースは、ボーラス注射により眼の中に注射された場合のビマトプロストの短い半減期と一貫している。1匹の動物(B300)はいずれの用量にも反応しなかった。実際のIOP測定値、およびIOPの減少割合を、それぞれ
図1および2に示す。
【0136】
臨床試験で眼球の炎症は起こらなかったが、1匹の動物で、複数の処置に関係し、薬剤には関係しないと考えられる角膜浮腫が発生した。OCTでは、いずれの動物も嚢胞性黄斑浮腫を示さなかった。
【0137】
これらの結果は、100ngと200ng用量の間での用量反応での硝子体内ビマトプロスト酸の明確なIOP低下効果を示している。眼球の炎症は見られなかったため、これは治療された眼におけるIOP減少の原因ではないようである。さらに、この研究はマスクされ、対照として、同じ容量のビヒクルが同時に僚眼に注射された。したがって、著しいIOPの減少は治療された眼でのみ見られたことから、IOPの結果は、手順に関係するもの(たとえば創口漏出)ではなさそうである。さらなる用量の増大により、より高いIOP低下効果が期待される。試験物は忍容性が良好であった。
【0138】
これらの結果に基づき、硝子体内ビマトプロスト酸の持続送達型は、臨床的に意義のあるIOP低下を安全に達成し、プロスタグランジンまたはプロスタグランジンアゴニストの網膜への曝露に対する既知の警告に対して、患者において良好な忍容性であることが期待される。
【0139】
以下の実施形態は、発明者が特に期待するものである。
【0140】
実施形態1.
眼圧降下剤、神経栄養剤、C型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)、ナトリウム利尿ペプチド受容体B(NPR-B)、またはアポトーシスシグナリング断片化阻害剤(FAS)もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、および持続送達成分を含む薬剤送達系。
【0141】
実施形態2.
眼圧降下剤を含む、実施形態1に記載の薬剤送達系。
【0142】
実施形態3.
前記眼圧降下剤はプロスタグランジン化合物である、実施形態2に記載の薬剤送達系。
【0143】
実施形態4.
第2の眼圧降下剤をさらに含む、実施形態2または3に記載の薬剤送達系。
【0144】
実施形態5.
前記眼圧低下剤にはβ遮断薬が含まれる、実施形態2、3、または4に記載の薬剤送達系。
【0145】
実施形態6.
前記眼圧低下剤にはチモロールが含まれる、実施形態2、3、4、または5に記載の薬剤送達系。
【0146】
実施形態7.
前記眼圧低下剤にはベタキソロールが含まれる、実施形態2、3、4、5、または6に記載の薬剤送達系。
【0147】
実施形態8.
前記眼圧低下剤にはレボブノロールが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、または7に記載の薬剤送達系。
【0148】
実施形態9.
前記眼圧低下剤にはメチプラノロールが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、または8に記載の薬剤送達系。
【0149】
実施形態10.
前記眼圧低下剤にはαアドレナリンアゴニストが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、または9に記載の薬剤送達系。
【0150】
実施形態11.
前記眼圧低下剤にはブリモニジンが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、または10に記載の薬剤送達系。
【0151】
実施形態12.
前記眼圧低下剤にはアプラクロニジンが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、または11に記載の薬剤送達系。
【0152】
実施形態13.
前記眼圧低下剤には炭酸脱水酵素阻害剤が含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の薬剤送達系。
【0153】
実施形態14.
前記眼圧低下剤にはブリンゾラミドが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、または13に記載の薬剤送達系。
【0154】
実施形態15.
前記眼圧低下剤にはアセタゾラミドが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、または14に記載の薬剤送達系。
【0155】
実施形態16.
前記眼圧低下剤にはドルゾラミドが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15に記載の薬剤送達系。
【0156】
実施形態17.
前記眼圧低下剤にはメタゾラミドが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、または16に記載の薬剤送達系。
【0157】
実施形態18.
前記眼圧低下剤にはコリン作動薬が含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、または17に記載の薬剤送達系。
【0158】
実施形態19.
前記眼圧低下剤にはピロカルピンが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、または18に記載の薬剤送達系。
【0159】
実施形態20.
前記眼圧低下剤にはカルバコールが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、または19に記載の薬剤送達系。
【0160】
実施形態21.
前記眼圧低下剤にはRhoキナーゼ(ROCK)阻害剤が含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20に記載の薬剤送達系。
【0161】
実施形態22.
前記眼圧低下剤にはネタルスジルが含まれる、実施形態2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21に記載の薬剤送達系。
【0162】
実施形態23.
神経栄養剤を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、または22に記載の薬剤送達系。
【0163】
実施形態24.
プロスタグランジン受容体アゴニストと神経栄養剤の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、または23に記載の薬剤送達系。
【0164】
実施形態25.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストと前記神経栄養剤は互いに共有結合している、実施形態24に記載の薬剤送達系。
【0165】
実施形態26.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストと前記神経栄養剤は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態25に記載の薬剤送達系。
【0166】
実施形態27.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはビマトプロストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0167】
実施形態28.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはトラボプロストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0168】
実施形態29.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはラタノプロストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0169】
実施形態30.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはラタノプロステンが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0170】
実施形態31.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはタフルプロストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0171】
実施形態32.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはプロスタグランジンEP-2受容体アゴニストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0172】
実施形態33.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストにはプロスタグランジンEP-3受容体アゴニストが含まれる、実施形態3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26に記載の薬剤送達系。
【0173】
実施形態34.
前記神経栄養剤にはCNTFペプチド6が含まれる、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、または33に記載の薬剤送達系。
【0174】
実施形態35.
前記神経栄養剤にはCNTFペプチド21が含まれる、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、または34に記載の薬剤送達系。
【0175】
実施形態36.
CNP化合物を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、または35に記載の薬剤送達系。
【0176】
実施形態37.
NPR-B化合物を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、または36に記載の薬剤送達系。
【0177】
実施形態38.
眼圧降下剤と神経栄養剤の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、または37に記載の薬剤送達系。
【0178】
実施形態39.
前記眼圧降下剤と前記神経栄養剤は互いに共有結合している、実施形態38に記載の薬剤送達系。
【0179】
実施形態40.
前記眼圧降下剤と前記神経栄養剤は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態39に記載の薬剤送達系。
【0180】
実施形態41.
眼圧降下剤とCNP化合物の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、または40に記載の薬剤送達系。
【0181】
実施形態42.
前記眼圧降下剤と前記CNP化合物は互いに共有結合している、実施形態41に記載の薬剤送達系。
【0182】
実施形態43.
前記眼圧降下剤と前記CNP化合物は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態42に記載の薬剤送達系。
【0183】
実施形態44.
眼圧降下剤とNPR-B化合物の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、または43に記載の薬剤送達系。
【0184】
実施形態45.
前記眼圧降下剤と前記NPR-B化合物は互いに共有結合している、実施形態44に記載の薬剤送達系。
【0185】
実施形態46.
前記眼圧降下剤と前記NPR-B化合物は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態45に記載の薬剤送達系。
【0186】
実施形態47.
神経栄養剤とCNP化合物の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、または46に記載の薬剤送達系。
【0187】
実施形態48.
前記神経栄養剤と前記CNP化合物は互いに共有結合している、実施形態47に記載の薬剤送達系。
【0188】
実施形態49.
前記神経栄養剤と前記CNP化合物は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態48に記載の薬剤送達系。
【0189】
実施形態50.
神経栄養剤とNPR-B化合物の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、または49に記載の薬剤送達系。
【0190】
実施形態51.
前記神経栄養剤と前記NPR-B化合物は互いに共有結合している、実施形態50に記載の薬剤送達系。
【0191】
実施形態52.
前記神経栄養剤と前記NPR-B化合物は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態51に記載の薬剤送達系。
【0192】
実施形態53.
CNP化合物とNPR-B化合物の両方を含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、または52に記載の薬剤送達系。
【0193】
実施形態54.
前記CNP化合物と前記NPR-B化合物は互いに共有結合している、実施形態53に記載の薬剤送達系。
【0194】
実施形態55.
前記CNP化合物と前記NPR-B化合物は、結合基を介して互いに共有結合している、実施形態54に記載の薬剤送達系。
【0195】
実施形態56.
前記神経栄養剤はCNTF化合物である、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、または55に記載の薬剤送達系。
【0196】
実施形態57.
前記持続送達成分はシリカベースである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0197】
実施形態58.
前記持続送達成分は多孔質である、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0198】
実施形態59.
前記持続送達成分は非多孔質である、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0199】
実施形態60.
前記持続送達成分は、2018年4月24日に発行されたJokinenらの米国特許第9,949,922号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、46、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0200】
実施形態61.
前記持続送達成分は、2014年2月27日に公開されたJokinenらの米国特許出願第20140057996号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0201】
実施形態62.
前記持続送達成分は、2017年3月28日に発行されたBarnettらの米国特許第9,603,801号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0202】
実施形態63.
前記持続送達成分は、2017年11月7日に発行されたAshtonらの米国特許第9,808,421号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0203】
実施形態64.
前記持続送達成分は、2016年5月10日に発行されたAshtonらの米国特許第9,333,173号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0204】
実施形態65.
前記持続送達成分は、2014年9月28日に公開されたAshtonら米国特許公開第20140271764号に記載されているタイプのものである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、または56に記載の薬剤送達系。
【0205】
実施形態66.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストが前記持続送達成分と共有結合している、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、または65に記載の薬剤送達系。
【0206】
実施形態67.
前記神経栄養剤が前記持続送達成分と共有結合している、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、または66に記載の薬剤送達系。
【0207】
実施形態68.
前記プロスタグランジン受容体アゴニストが前記持続送達成分と共有結合していない、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、または67に記載の薬剤送達系。
【0208】
実施形態69.
前記神経栄養剤が前記持続送達成分と共有結合していない、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、または68に記載の薬剤送達系。
【0209】
実施形態70.
実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、または69に記載の薬剤送達系を、緑内障または高眼圧症で苦しんでいる哺乳類に投与することを含む、緑内障または高眼圧症を治療する方法。
【0210】
実施形態71.
硝子体内注射により前記薬剤送達系が哺乳類の罹患した眼に投与される、実施形態70に記載の方法。
【0211】
実施形態72.
前記薬剤送達系が哺乳類の罹患した眼の前房、結膜下腔、脈絡膜上腔、またはテノン嚢下腔に移植される、実施形態70に記載の方法。
【0212】
実施形態73.
前記緑内障には原発性開放隅角緑内障(POAG)が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0213】
実施形態74.
前記緑内障には急性原発性閉塞隅角緑内障(APACG)が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0214】
実施形態75.
前記緑内障には慢性閉塞隅角緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0215】
実施形態76.
前記緑内障には色素性緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0216】
実施形態77.
前記緑内障には偽落屑緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0217】
実施形態78.
前記緑内障には正常眼圧緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0218】
実施形態79.
前記緑内障には小児緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0219】
実施形態80.
前記緑内障には続発性緑内障が含まれる、実施形態70、71、または72に記載の方法。
【0220】
実施形態81.
第1の医薬活性成分(API)および持続送達成分を含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは眼圧降下剤、神経栄養剤、C型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)、ナトリウム利尿ペプチド受容体B(NPR-B)、アポトーシスシグナリング断片化(FAS)阻害剤もしくはFASリガンド(FASL)阻害剤、またはそれらの組み合わせである、薬剤送達系。
【0221】
実施形態82.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは眼圧降下剤であり、前記第2のAPIは神経栄養剤である、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0222】
実施形態83.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは眼圧降下剤であり、前記第2のAPIはCNPである、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0223】
実施形態84.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは眼圧降下剤であり、前記第2のAPIはNPR-Bである、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0224】
実施形態85.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは眼圧降下剤であり、前記第2のAPIはFAS阻害剤またはFASL阻害剤である、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0225】
実施形態86.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは神経栄養剤であり、前記第2のAPIはCNPである、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0226】
実施形態87.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは神経栄養剤であり、前記第2のAPIはNPR-Bである、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0227】
実施形態88.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIは神経栄養剤であり、前記第2のAPIはFAS阻害剤またはFASL阻害剤である、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0228】
実施形態89.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIはCNPであり、前記第2のAPIはNPR-Bである、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0229】
実施形態90.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIはCNPであり、前記第2のAPIはFAS阻害剤またはFASL阻害剤である、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0230】
実施形態91.
第2のAPIをさらに含む薬剤送達系であって、前記第1のAPIはNPR-Bであり、前記第2のAPIはFAS阻害剤またはFASL阻害剤である、実施形態81に記載の薬剤送達系。
【0231】
実施形態92.
前記第1のAPIと前記第2のAPIが互いに共有結合していない、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、または91に記載の薬剤送達系。
【0232】
実施形態93.
前記第1のAPIが前記第2のAPIと共有結合している、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、または91に記載の薬剤送達系。
【0233】
実施形態94.
前記第1のAPIが前記持続送達成分と共有結合している、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、または93に記載の薬剤送達系。
【0234】
実施形態95.
前記第2のAPIが前記持続送達成分と共有結合している、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、または94に記載の薬剤送達系。
【0235】
実施形態96.
約100μg~約1mgの前記第1のAPIを有する、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、または95に記載の薬剤送達系。
【0236】
実施形態97.
約100μg~約1mgの前記第2のAPIを有する、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、または96に記載の薬剤送達系。
【0237】
実施形態98.
移植片の重量が約300μg~約10mgである、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、または97に記載の薬剤送達系。
【0238】
実施形態99.
実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、または98に記載の薬剤送達系を緑内障または高眼圧症で苦しんでいる哺乳類に投与することを含む、緑内障を治療する方法。
【0239】
実施形態100.
前記薬剤送達系が前記哺乳類の眼内に注射される、実施形態99に記載の方法。
【0240】
実施形態101.
前記哺乳類がヒトである、実施形態99または100に記載の方法。
【0241】
実施形態102.
持続送達成分をさらに含む緑内障または高眼圧症の治療のための薬物送達系の製造における、眼圧降下剤、神経栄養剤、CNP、NPR-B、FAS阻害剤もしくはFASL阻害剤、またはそれらの組み合わせの使用。
【0242】
実施形態103.
前記薬剤送達系が哺乳類の眼内に注射される、実施形態102に記載の使用。
【0243】
実施形態104.
前記哺乳類がヒトである、実施形態102または103に記載の使用。
【0244】
実施形態105.
緑内障の治療のための、実施形態81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、または98に記載の薬剤送達系、および前記薬剤送達系の使用説明のラベルを含むキット。
【0245】
実施形態106.
前記薬剤送達系が哺乳類の眼内に注射される、実施形態105に記載のキット。
【0246】
(付記)
(付記1)
1)プロスタグランジン、CNTF化合物、TNF-α/TNFR阻害剤、FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの組み合わせ、および、2)持続送達成分、を含む、薬剤送達系。
【0247】
(付記2)
1)プロスタグランジン、2)CNTF化合物、FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの組み合わせ、および、3)持続送達成分、を含む、付記1に記載の薬剤送達系。
【0248】
(付記3)
前記CNTF化合物は、アミノ酸配列DGGL(配列番号20)を含むペプチド、またはその塩である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0249】
(付記4)
前記プロスタグランジンは、ビマトプロスト酸またはその塩である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0250】
(付記5)
プロスタグランジンおよびCNTF化合物を含み、前記CNTF化合物は、ペプチド6またはその塩である、付記4に記載の薬剤送達系。
【0251】
(付記6)
前記FASまたはFASL阻害剤はビシクロールである、付記2に記載の薬剤送達系。
【0252】
(付記7)
前記FASまたはFASL阻害剤は、アミノ酸配列YLGA(配列番号5)を含むペプチド、またはその塩である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0253】
(付記8)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET4である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0254】
(付記9)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET5である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0255】
(付記10)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET6である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0256】
(付記11)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET7である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0257】
(付記12)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET8である、付記2に記載の薬剤送達系。
【0258】
(付記13)
前記プロスタグランジンは、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせに共有結合または共有連結していない、付記2に記載の薬剤送達系。
【0259】
(付記14)
前記プロスタグランジンは、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせに共有結合または共有連結している、付記2に記載の薬剤送達系。
【0260】
(付記15)
前記プロスタグランジン、前記CNTF化合物、前記FASもしくはFASL阻害剤、またはそれらの前記組み合わせは、前記持続送達成分に共有結合または連結している、付記1に記載の薬剤送達系。
【0261】
(付記16)
付記1に記載の薬剤送達系を、治療を必要とする哺乳類の眼に投与することを含み、前記哺乳類の前記眼への前記薬剤送達系の投与は、前記哺乳類の前記眼の眼圧の減少をもたらす、緑内障または高眼圧症を治療する方法。
【0262】
(付記17)
前記哺乳類はヒトである、付記16に記載の方法。
【0263】
(付記18)
前記CNTF化合物は、ペプチド6またはペプチド21である、付記16に記載の方法。
【0264】
(付記19)
前記プロスタグランジンは、ビマトプロスト酸またはその塩である、付記16に記載の方法。
【0265】
(付記20)
前記FASまたはFASL阻害剤は、MET4~8である、付記16に記載の方法。
【0266】
(付記21)
前記CNTF化合物は、アミノ酸配列DGGL(配列番号20)を含むペプチド、またはその塩である、付記16に記載の方法。
【0267】
(付記22)
前記哺乳類の前記眼における眼圧の減少は、前記薬剤送達系が前記哺乳類の前記眼に投与された後、少なくとも1カ月間の期間に起こる、付記16に記載の方法。
【配列表】