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特許7736488発光素子駆動用半導体集積回路、発光素子駆動装置、発光装置、車両
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-09-01
(45)【発行日】2025-09-09
(54)【発明の名称】発光素子駆動用半導体集積回路、発光素子駆動装置、発光装置、車両
(51)【国際特許分類】
   H05B 47/17 20200101AFI20250902BHJP
   B60Q 1/04 20060101ALI20250902BHJP
   B60Q 1/34 20060101ALI20250902BHJP
   B60Q 1/44 20060101ALI20250902BHJP
   B60Q 11/00 20060101ALI20250902BHJP
   H05B 45/14 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 45/34 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 45/345 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 45/37 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 45/395 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 45/40 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 47/105 20200101ALI20250902BHJP
   H05B 47/16 20200101ALI20250902BHJP
【FI】
H05B47/17
B60Q1/04 E
B60Q1/34 A
B60Q1/44 B
B60Q11/00 615A
H05B45/14
H05B45/34
H05B45/345
H05B45/37
H05B45/395
H05B45/40
H05B47/105
H05B47/16
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021142264
(22)【出願日】2021-09-01
(65)【公開番号】P2023035422
(43)【公開日】2023-03-13
【審査請求日】2024-08-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000116024
【氏名又は名称】ローム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】弁理士法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】神原 大輔
【審査官】松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-221869(JP,A)
【文献】特開2017-195150(JP,A)
【文献】特開2020-48372(JP,A)
【文献】特開2011-233260(JP,A)
【文献】特開2013-97928(JP,A)
【文献】特開2020-9637(JP,A)
【文献】特開2017-99077(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0270923(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/00
B60Q 11/00
B60Q 1/00
H05B 45/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される発光素子駆動装置の少なくとも一部を構成する発光素子駆動用半導体集積回路であって、
前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部と、
前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部と、
前記トランジスタのゲート・ソース間電圧又はベース電流が所定値に達していることを検出するように構成される第2検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替え、前記第2検出部の出力に基づき、前記リニア制御から前記スイッチング制御に切り替え、前記制御部が前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える際に、前記スイッチング制御を行うスイッチング制御期間から前記トランジスタをオフにするマスク期間を経て前記リニア制御を行うリニア制御期間に遷移するように構成される、発光素子駆動用半導体集積回路。
【請求項2】
直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される発光素子駆動装置の少なくとも一部を構成する発光素子駆動用半導体集積回路であって、
前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部と、
前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部と、
前記トランジスタのゲート・ソース間電圧又はベース電流が所定値に達していることを検出するように構成される第2検出部と、
を備え、
前記制御部は、スイッチを備え、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチをオンからオフに変更し、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替え、前記第2検出部の出力に基づき、前記スイッチをオフからオンに変更し、前記リニア制御から前記スイッチング制御に切り替え、前記制御部が前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える際に、前記スイッチング制御を行うスイッチング制御期間から前記トランジスタをオフにするマスク期間を経て前記リニア制御を行うリニア制御期間に遷移するように構成される、発光素子駆動用半導体集積回路。
【請求項3】
直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される発光素子駆動装置の少なくとも一部を構成する発光素子駆動用半導体集積回路であって、
前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部と、
前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記センス抵抗の両端電位差に基づく帰還電圧と閾値設定用電圧との差分に応じた電圧を出力するように構成されるオペアンプと、前記帰還電圧と前記閾値設定用電圧とを比較するように構成されるコンパレータと、PWM調光のデューティを示すPWM調光電圧を受け取るように構成されるインバータと、第1端が前記インバータの出力端に接続され第2端が前記トランジスタの制御端に接続するための制御端接続用端子に接続され前記コンパレータの出力に応じてオン状態とオフ状態とが切り替わるように構成されるスイッチと、第1端が前記オペアンプの出力端に接続され第2端が前記制御端接続用端子に接続されるように構成される抵抗と、を備え、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替え、前記制御部及び前記第1検出部は前記コンパレータを共用するように構成される、発光素子駆動用半導体集積回路。
【請求項4】
前記発光素子駆動装置は、入力電圧を出力電圧に変換するDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの出力電流に基づく第1電圧と目標電流に対応する第2電圧との差を増幅するエラーアンプから出力されるエラー電圧に基づき前記DC/DCコンバータ内のスイッチング素子を制御するスイッチング制御部と、を含み、前記センス抵抗に前記DC/DCコンバータの出力電流を供給するように構成され、
前記発光素子駆動用半導体集積回路は、前記制御部が前記リニア制御を行っているときに前記エラーアンプの出力端子から電流を引き抜くように構成される放電部をさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子駆動用半導体集積回路。
【請求項5】
前記エラー電圧の下限をクランプするクランプ素子をさらに備える、請求項4に記載の発光素子駆動用半導体集積回路。
【請求項6】
直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される発光素子駆動装置と、
前記複数の発光素子と、
を備え
前記発光素子駆動装置の少なくとも一部は、請求項1~5のいずれか一項に記載の発光素子駆動用半導体集積回路で構成される、発光装置。
【請求項7】
請求項に記載の発光装置を備える、車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、発光素子駆動用半導体集積回路に関する。また、本明細書中に開示されている発明は、発光素子駆動装置並びにこれを用いた発光装置及び車両に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のヘッドランプは、ロービームを照射するすれ違い用前照灯になっている状態と、ロービームよりも前方遠方まで届くハイビームを照射する走行用前照灯になっている状態とを切り替えることができる構成である。
【0003】
自動車のヘッドランプとして用いられる発光装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている発光装置(LED(Light Emitting Diode)点灯回路)は、複数の発光素子を直列に接続し、走行用前照灯になっている状態では全ての発光素子を点灯させ、すれ違い用前照灯になっている状態では一部の発光素子を短絡させ残りの発光素子のみを点灯させる構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2013-47047号公報(段落0029乃至0033)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1で開示されている発光装置(LED点灯回路)は、走行用前照灯になっている状態からすれ違い用前照灯になっている状態に切り替えるときに、発光素子を駆動するDC-DCコンバータの出力電圧が低下する。この出力電圧の低下により、DC-DCコンバータの出力コンデンサに蓄えられていた電荷が出力コンデンサから放出され、DC-DCコンバータの出力電流が一時的に過電流になり、短絡されていないLEDに一時的に過電流が流れる。すなわち、走行用前照灯になっている状態からすれ違い用前照灯になっている状態に切り替えるときに、短絡されていないLEDはダメージを受ける。
【0006】
特許文献1では、走行用前照灯になっている状態からすれ違い用前照灯になっている状態に切り替えるときに、LEDの短絡を2段階で実施することで、上述したDC-DCコンバータの出力電圧を2段階で低下させ、過電流を小さくしている。
【0007】
しかしながら、特許文献1で開示されている発光装置(LED点灯回路)は、過電流の程度を小さくしているだけであり、過電流の根本的な解決には至っていない。このため、1段階目の出力電圧低下で得られる所定の出力電圧Vaの値および所定の出力電圧Vaを維持する維持時間t1の値は、過電流を所望値まで確実に小さくできるようにカット・アンド・トライにより実験的に最適値を見つける必要がある。LEDの仕様変更あるいはLEDの個体ばらつきによって上記Vaおよび上記t1の最適値が変わるため、特許文献1で開示されている発光装置(LED点灯回路)では、過電流を所望値まで小さくできていると保証することは困難であった。
【0008】
なお、上述したハイビームからロービームへの切り替え以外にも、例えば車両のランプ制御において、複数の発光素子を順次点灯させる制御、複数の発光素子を順次消灯させる制御、マトリクス配置された複数の発光素子をアニメーション点灯させる制御、複数の発光素子をADB(Adaptive Driving Beam)点灯される制御等を実施する場合にも、発光素子の点灯個数が減少して発光素子に大電流が流れるおそれがある。また、例えば複数の発光素子の一部が地絡した場合には、地絡していない残りの発光素子に大電流が流れるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書中に開示されている発光素子駆動用半導体集積回路は、直列接続される複数の発光素子の点灯個数を可変するように構成される発光素子駆動装置の少なくとも一部を構成する。前記発光素子駆動用半導体集積回路は、前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部と、前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部と、を備える。前記制御部は、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える。
【0010】
本明細書中に開示されている発光素子駆動装置は、直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される。前記発光素子駆動装置は、前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタと、前記トランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部と、前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗と、前記センス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部と、を備え、前記制御部は、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える。
【0011】
本明細書中に開示されている発光装置は、上記構成の発光素子駆動装置と、前記複数の発光素子と、を有する構成である。
【0012】
本明細書中に開示されている車両は、上記構成の発光装置を有する構成である。
【発明の効果】
【0013】
本明細書中に開示されている発光素子駆動用半導体集積回路、発光素子駆動装置、発光装置、及び車両によれば、発光素子に大電流が流れることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、発光装置の一構成例を示す図である。
図2図2は、スイッチ及びスイッチ制御回路の一構成例を示す図である。
図3図1に示す発光装置の各部電圧等の波形を示すタイムチャートである。
図4図4は、発光装置の他の構成例を示す図である。
図5図5は、発光装置のさらに他の構成例を示す図である。
図6図6は、発光装置が搭載される車両の外観図(前面)である。
図7図7は、発光装置が搭載される車両の外観図(背面)である。
図8図8は、LEDヘッドライトモジュールの外観図である。
図9図9は、LEDターンランプモジュールの外観図である。
図10図10は、LEDリアランプモジュールの外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本明細書において、MOS(Metal Oxide Semiconductor)電界効果トランジスタとは、ゲートの構造が、「導電体または抵抗値が小さいポリシリコン等の半導体からなる層」、「絶縁層」、及び「P型、N型、又は真性の半導体層」の少なくとも3層からなる電界効果トランジスタをいう。つまり、MOS電界効果トランジスタのゲートの構造は、金属、酸化物、及び半導体の3層構造に限定されない。
【0016】
本明細書において、基準電圧とは、理想的な状態において一定である電圧を意味しており、実際には温度変化等により僅かに変動し得る電圧である。
【0017】
<発光装置>
図1は、発光装置の一構成例を示す図である。図1に示す発光装置は、発光素子駆動用IC100を備える。図1に示す発光装置は、発光素子である発光ダイオードZ0~Z7と、発光素子を駆動する発光素子駆動装置と、を備える。当該発光素子駆動装置は、発光素子駆動用IC100を備える。
【0018】
上述した発光素子駆動装置は、コイルL1と、スイッチング素子であるNチャネル型MOS電界効果トランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称す)M1と、ショットキーバリアダイオードD1と、出力コンデンサC1と、をさらに備える。
【0019】
コイルL1、NMOSトランジスタM1、ショットキーバリアダイオードD1、及び出力コンデンサC1は、昇降圧型のDC/DCコンバータを構成する。当該DC/DCコンバータは、直流の入力電圧VINを直流の出力電圧VOUTに変換する。
【0020】
上述した発光素子駆動装置は、センス抵抗R1及びR2と、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ(以下、PMOSトランジスタと称す)M2と、発光ダイオードZ0~Z7と、ダイオードD2と、コンデンサC2と、抵抗R3及びR4と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)200と、をさらに備える。
【0021】
上述した発光素子駆動装置は、スイッチSW0~SW7(図2参照、図1において不図示)と、スイッチ制御回路300(図2参照、図1において不図示)と、をさらに備える。
【0022】
発光素子駆動用IC100は、定電圧回路1と、ロジック回路2と、オペアンプ3と、加算器4と、DAC(Digital Analog Converter)5と、エラーアンプ6と、発振器7と、スロープ回路8と、コンパレータ9と、昇圧駆動回路10と、オペアンプ11と、コンパレータ12と、電流リミット回路13と、加算器14と、PWM(Pulse Width Modulation)回路15と、インバータ16と、スイッチ17と、、コンパレータ18と、抵抗R5~R7と、を集積化した半導体集積回路装置(いわゆるLEDドライバIC)である。
【0023】
オペアンプ11、コンパレータ12、インバータ16、スイッチ17、及び抵抗R7は、PMOSトランジスタM2をスイッチング制御する第1モード及びPMOSトランジスタM2をリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部として機能する。
【0024】
コンパレータ12は、センス抵抗R2を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部として機能する。つまり、本実施形態では、制御部と第1検出部とがコンパレータ12を共用する。
【0025】
コンパレータ18は、PMOSトランジスタM2のゲート・ソース間電圧が所定値に達していることを検出するように構成される第2検出部として機能する。
【0026】
また、発光素子駆動用IC100は、外部との電気的な接続を確立するために端子VIN、端子GL、端子PGND、端子IS、端子SNSP、端子SNSN、端子PGATE、端子SO、端子SI、端子CSB、端子SCLK、端子SDA、端子SCL、端子COMP、及び端子RTを備える。
【0027】
入力電圧VINは、端子VIN、コイルL1の一端、出力コンデンサC1の一端、ダイオードD2のカソードに供給される。コイルL1の他端は、NMOSトランジスタM1のドレイン、ショットキーバリアダイオードD1のアノードに接続される。NMOSトランジスタM1のソースはセンス抵抗R1の一端及び端子ISに接続される。センス抵抗R1の他端はグラウンド電位及び端子PGNDに接続される。NMOSトランジスタM1のゲートは端子GLに接続される。NMOSトランジスタM1のスイッチングによってコイルL1の他端に矩形波のスイッチ電圧VSWが発生する。
【0028】
ショットキーバリアダイオードD1のカソードは、出力コンデンサC1の他端、センス抵抗R2の一端、及び端子SNSPに接続される。出力コンデンサC1の他端には出力電圧VOUTが発生する。出力電圧VOUTは、スイッチ電圧VSWが平滑化されたものである。
【0029】
センス抵抗R2の他端は、PMOSトランジスタM2のソース及び端子SNSNに接続される。PMOSトランジスタM2のゲートは、端子PGATEに接続される。PMOSトランジスタM2のドレインは、発光ダイオードZ0~Z7の直列回路のアノードに接続される。
【0030】
発光ダイオードZ0~Z7の直列回路のカソードは、ダイオードD2のアノードに接続される。ダイオードD2のカソードは端子VINに接続される。ダイオードD2としては、例えばショットキーバリアダイオードを挙げることができる。
【0031】
クロック周波数設定用の抵抗R3の一端は、端子RTに接続される。抵抗R3の他端は、グラウンド電位に接続される。
【0032】
抵抗R4の一端は、端子COMPに接続される。抵抗R4の他端は、位相補償用のコンデンサC2を介してグラウンド電位に接続される。
【0033】
定電圧回路1は、端子VINに供給される入力電圧VINを用いて定電圧VREGを生成し、発光素子駆動用IC100の各部に供給する。
【0034】
ロジック回路2は、EEPROM200に格納されている設定に基づき調光制御等を行う。ロジック回路2は、電流設定値ISETX、過電流リミット値OCLIM、及びデューティ値Dを出力する。ロジック回路2は、電流設定値ISETXの値を変えることでいわゆるDC調光制御を行う。ロジック回路2は、デューティ値Dの値を変えることでいわゆるPWM調光制御を行う。
【0035】
オペアンプ3の非反転入力端子は抵抗R5を介して端子SNSPに接続され、オペアンプ3の反転入力端子は抵抗R6を介して端子SNSNに接続される。オペアンプ3は、センス抵抗R2の両端電圧に応じた電圧を出力する。
【0036】
オペアンプ3の出力電圧は、加算器4によって0.2V増加するようにオフセットがかけられる。加算器4によって生成される帰還電圧VFBは、エラーアンプ6の反転入力端子、オペアンプ11の非反転入力端子、及びコンパレータ12の非反転入力端子に供給される。帰還電圧VFBは、上記DC/DCコンバータから出力されセンス抵抗R2を流れる電流に基づく電圧である。
【0037】
DAC5は、電流設定値ISETXをアナログ電圧であるDC調光電圧VDCDIMに変換する。DC調光電圧VDCDIMは、エラーアンプ6の非反転入力端子に供給される。
【0038】
エラーアンプ6は、帰還電圧VFBとDC調光電圧VDCDIMとの差分に応じたエラー電圧VERRを生成する。
【0039】
発振器7は、クロック信号CKを生成する。クロック信号CKのクロック周波数は、端子RTに接続される抵抗R3の抵抗値によって定まる。クロック信号CKは、スロープ回路8及び昇圧駆動回路10に供給される。
【0040】
スロープ回路8は、クロック信号CKを用いて三角波状または鋸波状のスロープ電圧VSLPを生成する。スロープ電圧VSLPの傾きは、端子ISに供給される電圧すなわちNMOSトランジスタM1のソース電圧に応じて可変する。
【0041】
コンパレータ9は、エラー電圧VERRとスロープ電圧VSLPとを比較し、その比較結果を昇圧駆動回路10に供給する。
【0042】
昇圧駆動回路10は、クロック信号CK及びコンパレータ9の出力に基づき、NMOSトランジスタM1のゲート信号を生成し、端子GLを介してNMOSトランジスタM1のゲートに供給する。
【0043】
以上のような回路構成により、上記DC/DCコンバータは、上記DC/DCコンバータの出力電流IOUTが目標電流に近づくようにフィードバック制御される。
【0044】
電流リミット回路13は、過電流リミット値OCLIMに基づく電圧VLIMを出力する。加算器14は、DC調光電圧VDCDIMと電圧VLIMとを加算して得られる電圧をオペアンプ11の反転入力端子及びコンパレータ12の反転入力端子に供給する。
【0045】
オペアンプ11は、帰還電圧VFBと加算器14の出力電圧との差分に応じた電圧を出力する。オペアンプ11の出力電圧の最小値は、端子SNSPに印加される電圧より7.5V小さい値である。オペアンプ11の出力電圧の最大値は、端子SNSPに印加される電圧と同じ値である。
【0046】
オペアンプ11の出力端子は、抵抗R7を介して端子PGATEに接続される。スイッチ17がオフであるとき、PMOSトランジスタM2は、オペアンプ11の出力電圧によってリニア制御される。
【0047】
コンパレータ12は、帰還電圧VFBと加算器14の出力電圧(閾値設定用電圧)とを比較し、その比較結果によってスイッチ17を制御する。スイッチ17がオンであるときに加算器14の出力電圧(閾値設定用電圧)が帰還電圧VFBより大きくなると、コンパレータ12は、スイッチ17をオンからオフに切り替える。
【0048】
PWM回路15は、デューティの値がデューティ値DであるPWM調光電圧VPWMDIMを生成し、PWM調光電圧VPWMDIMをインバータ16に供給する。インバータ16は、PWM調光電圧VPWMDIMの反転信号を出力する。インバータ16の出力電圧がHIGHレベルであるとき、インバータ16の出力電圧の値は、端子SNSPに印加される電圧と同じ値である。インバータ16の出力電圧がLOWレベルであるとき、インバータ16の出力電圧の値は、端子SNSPに印加される電圧より7.5V小さい値である。
【0049】
インバータ16の出力端子は、スイッチ17を介して端子PGATEに接続される。スイッチ17がオンであるとき、PMOSトランジスタM2は、インバータ16の出力電圧によってスイッチング制御される。
【0050】
コンパレータ18の非反転入力端子は端子PGATEに接続される。コンパレータ18の反転入力端子には、端子SNSPに印加される電圧より7.5V小さい値を基準として生成される基準電圧VREFが供給される。コンパレータ18は、端子PGATEの出力電圧と基準電圧VREFとを比較し、その比較結果によってスイッチ17を制御する。スイッチ17がオフであるときに端子PGATEの出力電圧が基準電圧VREFより小さくなると、コンパレータ18は、スイッチ17をオフからオンに切り替える。
【0051】
図2は、スイッチSW0~SW7及びスイッチ制御回路300の一構成例を示す図である。図2に示す構成例では、スイッチSW0~SW7はそれぞれNMOSトランジスタである。スイッチSWk(kは0以上7以下の整数)は発光ダイオードZkに並列接続される。スイッチSWkがオフのときに発光ダイオードZkに電流が流れる。一方、スイッチSWkがオンのときには発光ダイオードZkに電流が流れない。
【0052】
スイッチ制御回路300は、スイッチSW0~SW7のオン/オフを制御する。スイッチ制御回路300は、スイッチSW0~SW7のオン/オフを制御することにより、発光ダイオードZ0~Z7の点灯状態を制御する。
【0053】
スイッチ制御回路300とロジック回路2とは互いに通信していない。そのため、ロジック回路2は、スイッチ制御回路300が発光ダイオードZ0~Z7の点灯状態をどのように制御するかを把握していない。
【0054】
図3は、図1に示す発光装置の各部電圧等の波形を示すタイムチャートである。図3は、スイッチSW0~SW7の全てがオフであるときからスイッチSW0~SW7のいずれか一つがオンになったときのタイムチャートである。
【0055】
発光ダイオードZ0~Z7の点灯個数が8個から7個に減少すると、発光ダイオードZ7のアノード電圧VZ7Aが減少し、上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTが閾値THに達する。閾値THは、加算器14の出力電圧(閾値設定用電圧)に対応している。
【0056】
上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTが閾値THに達すると、コンパレータ12の出力電圧によってスイッチ17がオンからオフに切り替わる。これにより、スイッチング制御期間が終了する。
【0057】
また、ロジック回路2は、スイッチ17の状態を監視しており、スイッチ17がオンからオフに切り替わった時点から所定時間が経過するまでの期間(マスク期間)において、電流設定値ISETX及び過電流リミット値OCLIMの出力を停止する。これにより、マスク期間において、PMOSトランジスタM2のゲート電圧VGの値は端子SNSPに供給される電圧VSNSPと同一の値になり、PMOSトランジスタM2はオフになる。PMOSトランジスタM2がオフになることで、上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTが零になる。
【0058】
マスク期間を設けることで、上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTのオーバーシュートを確実に防止することができる。
【0059】
マスク期間が終了すると、リニア制御期間が開始される。リニア制御期間において、PMOSトランジスタM2は、オペアンプ11の出力電圧によってリニア制御される。リニア制御期間でのPMOSトランジスタM2のソース・ドレイン間抵抗は、スイッチング制御期間でのPMOSトランジスタM2のソース・ドレイン間抵抗よりも大きいので、上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTがラッシュ電流になることを抑えることができる。つまり、図1に示す発光装置は、発光ダイオードZ0~Z7のうちの電流を供給する発光ダイオードに大電流が流れることを抑えることができる。
【0060】
端子PGATEの出力電圧が基準電圧VREFより小さくなると、リニア制御期間が終了し、スイッチング制御期間が開始される。これにより、図1に示す発光装置は、スイッチング制御に自動的に復帰することができる。
【0061】
図4は、発光装置の他の構成例を示す図である。図4に示す発光装置は、EEPROM200の代わりにMPU(Micro Processor Unit)400を備える点で図1に示す発光装置と異なり、それ以外の点で図1に示す発光装置と同一である。図4に示す発光装置のロジック回路2は、MPU400から送られてくる設定に基づき調光制御等を行う。
【0062】
図5は、発光装置のさらに他の構成例を示す図である。図5に示す発光装置は、発光素子駆動用IC100の代わりに発光素子駆動用IC101を備える点で図1に示す発光装置と異なり、それ以外の点で図1に示す発光装置と同一である。
【0063】
発光素子駆動用IC101は、発光素子駆動用IC100に放電回路20及びクランプ素子21を追加した構成である。
【0064】
放電回路20は、リニア制御期間において、エラーアンプ6の出力端子から電流を引き抜く。これにより、PMOSトランジスタM2のソース・ドレイン間抵抗の値がスイッチング制御期間よりも増加しているリニア制御期間において、エラー電圧VERRが低下する。エラー電圧VERRが低下すると、昇圧駆動回路10は、上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTが低下するようにNMOSトランジスタM1のスイッチングを制御する。これにより、図5に示す発光装置は、リニア制御期間でのPMOSトランジスタM2における損失を抑制することができる。
【0065】
放電回路20によって引き抜かれる電流の値は特に限定されない。例えば、放電回路20によって引き抜かれる電流の値は端子PGATEの制御状態に基づき設定される。その場合、放電回路20は、カレントミラー回路を含み、端子PGATEを流れる電流のミラー電流をエラーアンプ6の出力端子から引き抜いてよい。また、例えば、放電回路20は、定電流回路を含み、定電流をエラーアンプ6の出力端子から引き抜いてよい。また、例えば、放電回路20は、可変電流回路を含み、外付け接続されるディスクリート部品の回路定数、ロジック回路2の出力信号等に基づき可変電流回路の出力電流の値を設定し、可変電流回路の出力電流をエラーアンプ6の出力端子から引き抜いてよい。
【0066】
クランプ素子21は、エラー電圧VERRの下限をクランプする。クランプ素子21としては、例えばツェナーダイオード等を用いることができる。放電回路20による電流の引き抜きでエラー電圧VERRが低下し過ぎると、スイッチング制御に復帰したときに上述したDC/DCコンバータの出力電流IOUTが不足するおそれがある。クランプ素子21を設けることによって、スイッチング制御に復帰したときにDC/DCコンバータの出力電流IOUTが不足することを防止することができる。
【0067】
<用途>
上記した発光装置は、例えば、図6及び図7で示す通り、車両X10のヘッドライト(ハイビーム/ロービーム/スモールランプ/フォグランプなどを適宜含む)X11、白昼夜走行(DRL)用光源X12、テールランプ(スモールランプやバックランプなどを適宜含む)X13、ストップランプX14、及び、ターンランプX15などとして好適に用いることができる。
【0068】
なお、上述した発光装置は、モジュール(図8のLEDヘッドライトモジュールY10、図9のLEDターンランプモジュールY20、及び、図10のLEDリアランプモジュールY30など)として提供されるものであってもよい。また、上述した発光装置から発光ダイオード及び発光素子駆動用ICの外付け部品などを取り除いた半製品である発光個数制御機能付き駆動装置の形態で提供されてもよい。
【0069】
<その他>
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
【0070】
上記の実施形態では、発光素子として発光ダイオードを用いた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、発光素子として有機EL(Electro Luminescence)素子を用いることも可能である。
【0071】
上記の実施形態では、発光ダイオードに直列接続されるトランジスタとしてPMOSトランジスタを用いた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。例えば、PMOSトランジスタM2の代わりにバイポーラトランジスタが用いられてもよい。
【0072】
上記の実施形態では、発光装置が発光素子駆動用IC100を備える構成であったが、例えば発光素子駆動用IC100に相当する部分を複数のICで構成してもよい。
【0073】
以上説明した発光素子駆動用半導体集積回路(100)は、直列接続される複数の発光素子(Z0~Z7)を駆動するように構成される発光素子駆動装置の少なくとも一部を構成する発光素子駆動用半導体集積回路であって、前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタ(M2)をスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部(11、12、16、17、R7)と、前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗(R2)を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部(12)と、を備え、前記制御部は、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える構成(第1の構成)である。
【0074】
上記第1の構成の発光素子駆動用半導体集積回路は、発光素子に大電流が流れることを抑えることができる。
【0075】
上記第1の構成の発光素子駆動用半導体集積回路において、前記トランジスタのゲート・ソース間電圧又はベース電流が所定値に達していることを検出するように構成される第2検出部(18)をさらに備え、前記制御部は、前記第2検出部の出力に基づき、前記リニア制御から前記スイッチング制御に切り替える構成(第2の構成)であってもよい。
【0076】
上記第2の構成の発光素子駆動用半導体集積回路は、スイッチング制御に自動的に復帰することができる。
【0077】
上記第1又は第2の構成の発光素子駆動用半導体集積回路において、前記制御部が前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える際に、前記スイッチング制御を行うスイッチング制御期間から前記トランジスタをオフにするマスク期間を経て前記リニア制御を行うリニア制御期間に遷移する構成(第3の構成)であってもよい。
【0078】
上記第3の構成の発光素子駆動用半導体集積回路は、センス抵抗を流れる電流のオーバーシュートを確実に防止することができる。
【0079】
上記第1~第3いずれかの構成の発光素子駆動用半導体集積回路において、前記発光素子駆動装置は、入力電圧を出力電圧に変換するDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの出力電流に基づく第1電圧と目標電流に対応する第2電圧との差を増幅するエラーアンプ(6)から出力されるエラー電圧に基づき前記DC/DCコンバータ内のスイッチング素子を制御するスイッチング制御部(8、9、10)と、を含み、前記センス抵抗に前記DC/DCコンバータの出力電流を供給するように構成され、前記発光素子駆動用半導体集積回路は、前記制御部が前記リニア制御を行っているときに前記エラーアンプの出力端子から電流を引き抜くように構成される放電部(20)をさらに備える構成(第4の構成)であってもよい。
【0080】
上記第4の構成の発光素子駆動用半導体集積回路は、トランジスタにおける損失を抑制することができる。
【0081】
上記第4の構成の発光素子駆動用半導体集積回路において、前記エラー電圧の下限をクランプするクランプ素子(21)をさらに備える構成(第5の構成)であってもよい。
【0082】
上記第5の構成の発光素子駆動用半導体集積回路は、リニア制御からスイッチング制御に切り替わったときに、センス抵抗を流れる電流が不足することを防止することができる。
【0083】
以上説明した発光素子駆動装置は、直列接続される複数の発光素子を駆動するように構成される発光素子駆動装置であって、前記複数の発光素子に直列接続されるトランジスタ(M2)と、前記トランジスタをスイッチング制御する第1モード及び前記トランジスタをリニア制御する第2モードを有するように構成される制御部(11、12、16、17、R7)と、前記複数の発光素子及び前記トランジスタに直列接続されるセンス抵抗(R2)と、前記センス抵抗を流れる電流が閾値に達していることを検出するように構成される第1検出部(12)と、を備え、前記制御部は、前記第1検出部の出力に基づき、前記スイッチング制御から前記リニア制御に切り替える構成(第6の構成)である。
【0084】
上記第6の構成の発光素子駆動装置は、発光素子に大電流が流れることを抑えることができる。
【0085】
以上説明した発光装置は、上記第6の構成の発光素子駆動装置と、前記複数の発光素子(Z0~Z7)と、を備える構成(第7の構成)である。
【0086】
上記第7の構成の発光装置は、発光素子に大電流が流れることを抑えることができる。
【0087】
以上説明した車両は、上記第7の構成の発光装置を備える構成(第8の構成)である。
【0088】
上記第8の構成の車両(X10)は、発光素子に大電流が流れることを抑えることができる。
【符号の説明】
【0089】
1 定電圧回路
2 ロジック回路
3 オペアンプ
4 加算器
5 DAC
6 エラーアンプ
7 発振器
8 スロープ回路
9、12、18 コンパレータ
10 昇圧駆動回路
11 オペアンプ
13 電流リミット回路
14 加算器
15 PWM回路
16 インバータ
17、SW0~SW7 スイッチ
20 放電回路
21 クランプ素子
100、101 発光素子駆動用IC
200 EEPROM
300 スイッチ制御回路
C1 出力コンデンサ
C2 コンデンサ
D1 ショットキーバリアダイオード
D2 ダイオード
L1 コイル
M1 NMOSトランジスタ
M2 PMOSトランジスタ
R1、R2 センス抵抗
R3~R7 抵抗
X10 車両
X11 ヘッドライト
X12 白昼夜走行用光源
X13 テールランプ
X14 ストップランプ
X15 ターンランプ
Y10 LEDヘッドライトモジュール
Y20 LEDターンランプモジュール
Y30 LEDリアランプモジュール
Z0~Z7 発光ダイオード
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10