(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-09-09
(45)【発行日】2025-09-18
(54)【発明の名称】AIによるランディングページ(LP)を生成するための情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 40/186 20200101AFI20250910BHJP
G06Q 50/00 20240101ALI20250910BHJP
H04L 67/02 20220101ALI20250910BHJP
【FI】
G06F40/186
G06Q50/00 300
H04L67/02
(21)【出願番号】P 2024143695
(22)【出願日】2024-08-23
【審査請求日】2025-02-28
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522176274
【氏名又は名称】合同会社FIELD
(74)【代理人】
【識別番号】100218970
【氏名又は名称】大杉 肇
(72)【発明者】
【氏名】山本 祐也
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 尚彦
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼井 彬
【審査官】齊藤 貴孝
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第117668352(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第117391775(CN,A)
【文献】特開2007-293662(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2023/0384924(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2023/0237532(US,A1)
【文献】meganii,技術の泉シリーズ Hugoで始める静的サイト構築入門 静的サイトジェネレーターで作る自作サイト,第1版,日本,株式会社インプレスR&D 井芹 昌信,2021年01月22日,p.35-40
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 40/00-40/58
G06Q 10/00-99/00
H04L 67/00-67/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランディングページを生成するための情報処理システムであって、
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、プログラムを読み出すことで次の各ステップを実行するように構成され、
受付ステップでは、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付け、ここで、前記複数のテンプレートは、前記ランディングページを複数のブロックに分割した際の前記ブロックそれぞれに対応して作成されており、
前記ランディングページの内容に関する入力は、前記ランディングページの目的に関する情報、又は、前記ランディングページに掲載するサービス又は商品に関する情報のいずれかを少なくとも含み、
生成ステップでは、選択された前記複数のテンプレートに、前記入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、前記ランディングページを生成する、情報処理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記人工知能モジュールは、大規模言語モデル又は画像生成モデルであり、
前記挿入情報は、前記入力に基づき生成されるプロンプトを、前記人工知能モジュールに入力することで生成される、情報処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
前記生成ステップでは、選択された前記複数のテンプレートのそれぞれに応じた前記プロンプトを生成し、前記人工知能モジュールにより前記複数のテンプレートのそれぞれに対応する前記挿入情報を生成する、情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
前記プロンプトは、選択された前記複数のテンプレートの組み合わせに応じて生成される、情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記受付ステップでは、前記複数のブロックのうちの1つの選択を受け付けた場合、選択されたブロックに対応する、前記複数のテンプレートを比較可能に提示し、前記複数のテンプレートのうちの少なくとも1つの選択を受け付ける、情報処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記受付ステップでは、選択された前記複数のテンプレートに応じた、入力欄を表示させ、前記入力欄を介して、前記入力を受け付ける、情報処理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記複数のテンプレートのそれぞれは、前記挿入情報としてテキスト情報と視覚情報とを挿入するためのレイアウトを含む、情報処理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、表示制御ステップでは、選択された前記複数のテンプレート又は生成された前記ランディングページのプレビュー画面を表示させ、前記プレビュー画面は、編集指示を受付可能に構成され、
さらに、変更ステップでは、前記編集指示に基づき、前記選択された前記複数のテンプレート又は前記生成された前記ランディングページに対応するコードを変更する、情報処理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、登録ステップでは、前記テンプレートの管理画面において、新規テンプレートの登録指示を受け付け、ここで、前記登録指示は、前記新規テンプレートと対応付ける、前記複数のブロックのうちのいずれか1つの選択を含む、情報処理システム。
【請求項10】
情報処理方法であって、
請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の情報処理システムが実行する各ステップを備える、情報処理方法。
【請求項11】
プログラムであって、
コンピュータに、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工知能(AI)によるランディングページ(LP)を生成するための情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、アップセル率を高めつつ、利用者の離脱を抑えることができるウェブページ提供装置およびウェブページ提供プログラムを提供することに関する文献である。特許文献1に開示されたウェブページ提供装置は、リンクアドレスに基づいてアクセスする端末装置からの要求に応じて、試供品を申し込むための申込フォームFを備えたランディングページを送信するものである。ランディングページは、設問と、設問に対するチェックボックスが入力され、申し込みに入力が必須の項目である確認入力欄とが設けられた確認欄R1を備えている。ウェブページ提供装置のウェブページ生成手段は、確認欄R1を、申込フォームFの下に位置させたランディングページを生成して端末装置へ送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ランディングページを生成する情報処理システム等について、未だ技術的改善の余地がある。とりわけ、簡単に質の高いランディングページを生成する情報処理システム等が望まれる。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、簡単に質の高いランディングページを生成する情報処理システム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、ランディングページを生成するための情報処理システムであって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、プログラムを読み出すことで次の各ステップを実行するように構成され、受付ステップでは、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付け、複数のテンプレートは、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれに対応して作成されており、生成ステップでは、選択された複数のテンプレートに、入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、ランディングページを生成する、情報処理システムが提供される。
【0007】
このような態様によれば、簡単に質の高いランディングページを生成する情報処理システム等を提供することができる。
【0008】
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図2】サーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】ユーザ端末3及び管理者端末4のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図4】情報処理システム1によって実行される処理の概要を示すフローチャートである。
【
図5】情報処理システム1によって実行される処理の具体例を示すアクティビティ図である。
【
図6】テンプレート選択画面の一例であるテンプレート選択画面G1を示す図である。
【
図7】テンプレート選択画面の別の一例であるテンプレート選択画面G2を示す図である。
【
図8】プレビュー画面の一例であるプレビュー画面G3を示す図である。
【
図9】ランディングページの内容に関する情報の入力を受け付ける入力画面の一例である入力画面G4を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0011】
ところで、一実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0012】
また、一実施形態に係る種々の情報処理において、入力と、入力に応じた出力とが実現されうる。ここで、入力の結果として出力が得られれば、かかる情報処理において参照される情報(以下、参照情報と称する。)の態様は、限定されない。参照情報は、例えば、データベース、ルックアップテーブル、所定の関数(統計学的手法によって構築された、回帰式等の判定式を含む。)等のルールベースの情報でもよいし、入力と出力との相関を予め学習させた学習済みモデルでもよいし、プロンプトを入力することで所望の結果を出力可能な大規模言語モデルでもよい。
【0013】
また、一実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、一実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0014】
さらに、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。また、プロセッサは、汎用プロセッサでもよいし、専用の回路でもよい。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0015】
1.ハードウェア構成
本節では、ハードウェア構成について説明する。
【0016】
<情報処理システム1>
図1は、情報処理システム1を表す構成図である。情報処理システム1は、サーバ2とユーザ端末3と管理者端末4とを備える。サーバ2は、データベースDBを記憶している。サーバ2とユーザ端末3と管理者端末4は、電気通信回線を通じて通信可能に構成されている。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。したがって、サーバ2単体であっても、あるいはサーバ2とユーザ端末3とのうち少なくとも2つの組合せであっても、情報処理システム1に含まれることに留意されたい。より詳細には、情報処理システム1は、サーバ2とユーザ端末3とからなる群より選択される要素を備えていてもよい。選択されない要素は、情報処理システム1に含まれずとも、外部の要素として、選択された要素と電気的に接続されていてもよい。以下、これらの構成要素について説明する。
【0017】
<サーバ2>
図2は、サーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備え、これらの構成要素がサーバ2の内部において通信バス20を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
【0018】
通信部21は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、サーバ2は、通信部21及びネットワークを介して、外部から種々の情報を通信してもよい。
【0019】
記憶部22は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部23によって実行されるサーバ2に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部22は、制御部23によって実行されるサーバ2に係る種々のプログラムや変数等を記憶している。
【0020】
制御部23は、サーバ2に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部23は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部23は、記憶部22に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、サーバ2に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部22に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部23によって具体的に実現されることで、後述の各機能に係る各ステップが実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部23は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部23を有するように実施してもよい。また、それらの組合せであってもよい。
【0021】
<ユーザ端末3,管理者端末4>
図3は、ユーザ端末3及び管理者端末4のハードウェア構成を示すブロック図である。ユーザ端末3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、表示部34と、入力部35とを備え、これらの構成要素がユーザ端末3の内部において通信バス30を介して電気的に接続されている。通信部31、記憶部32及び制御部33の説明は、サーバ2における各部の説明と同様のため省略する。管理者端末4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、表示部44と、入力部45とを備え、これらの構成要素が管理者端末4の内部において通信バス40を介して電気的に接続されている。管理者端末4の各部の説明は、サーバ2及びユーザ端末3における各部の説明と同様のため省略する。
【0022】
表示部34は、ユーザ端末3筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部34は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末3の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
【0023】
入力部35は、ユーザ端末3の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部35は、表示部34と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部35がユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バス30を介して制御部33に転送され、制御部33が必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。
【0024】
<データベースDB>
サーバ2は、データベースDBを記憶している。データベースDBは、複数のテンプレートをブロックと対応付けて格納している。サーバ2は、データベースDBに格納された情報を用いてランディングページを生成して出力する。
【0025】
2.サーバ2の機能構成
制御部23は、受付ステップと、生成ステップと、表示制御ステップと、変更ステップと、登録ステップとを実行するように構成される。
【0026】
制御部23は、受付ステップとして、ユーザ端末3又はその他の情報処理端末からの情報を受付可能に構成される。また、制御部23は、受付ステップとして、記憶部22の少なくとも一部であるストレージ領域に記憶されている種々の情報を読み出し、読み出された情報を記憶部22の少なくとも一部である作業領域に書き込むことで、種々の情報を受付可能に構成されている。ストレージ領域とは、例えば、記憶部22のうち、SSD等のストレージデバイスとして実施される領域である。作業領域とは、例えば、RAM等のメモリとして実施される領域である。例えば、制御部23は、受付ステップとして、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受付可能に構成される。
【0027】
ランディングページとは、検索結果やWeb広告、SNS等を経由して訪問者が最初にアクセスするページのことである。ランディングページは、ウェブサイトのホームページとして機能するものであってもよいが、インターネット上で特定の目的を持って設計されたウェブページであってもよい。ランディングページは、検索結果やWeb広告、SNS等を経由してランディングページを訪問した訪問者に対して、問い合わせや購入といったアクションを起こしてもらうために作成されてもよい。そこで、ランディングページは、ランディングページで伝えたい内容をわかりやすく伝えるとともに、ボタンやリンクを通じて、訪問者に次のアクションを促す要素を含むことが好ましい。例えば、ランディングページは、特定のキャンペーンや商品のプロモーションを行い、訪問者の情報(名前、メールアドレス等)を収集することができるとよい。そこで、制御部23は、受付ステップとして、ランディングページを複数のブロックに分割し、ブロックそれぞれに対応するテンプレートの選択を受付可能に構成される。複数のブロックは、ランディングページを、ランディングページで伝えたい内容をわかりやすく伝えるためのブロックや、訪問者の情報(名前、メールアドレス等)を収集するためのブロック等、機能ごとに分割したブロックであってもよい。
【0028】
ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックは、例えば、ヘッダー、ファーストビュー、サービス内容の説明、コールトゥアクション(CTA)、お問合せフォーム、FAQ、フッター等である。ランディングページのヘッダーは、訪問者がページにアクセスした際に最初に目にする部分であり、例えば、ブランドの認知度を高めるブランドロゴや商品ロゴ、訪問者が簡単に他のページに移動できるようにするナビゲーションメニュー等を含む。ランディングページのファーストビューは、訪問者がページにアクセスした際に最初に目にする部分であり、キャッチコピーやキャッチコピーを補足する情報、訪問者に対して次のアクションを促すボタン、視覚情報等を含む。ランディングページのサービス内容の説明部分は、訪問者に詳細な情報を提供し、行動に導くための部分であり、例えば、製品やサービスの特徴や強みの説明を含む。ランディングページのコンバージョンは、購入、登録、ダウンロード、問い合わせ、無料トライアルの申し込み等、ランディングページの目的に応じたコンバージョンの設定を含む。コールトゥアクション(CTA)は、コンバージョンを促すメッセージや指示のことを指す。ランディングページのフッターは、ページの最後に配置されるセクションであり、訪問者に連絡先やプライバシーポリシー等の情報を提供する。このように、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックには、それぞれの役割があり、制御部23は、ブロックそれぞれに応じたテンプレートを選択可能に備えるとよい。
【0029】
また、ブロックそれぞれが役割を果たすためには、デザインやレイアウトも大切である。そこで、制御部23は、複数のブロックそれぞれに対して、複数のテンプレートを備えるとよい。このような態様により、ユーザXは、自分の目的に応じたテンプレートを選択することができる。制御部23は、ランディングページとして効果的なデザイン及びレイアウトを備えたテンプレートを選択可能に構成されるとよい。例えば、テンプレートは、過去に効果があったことが確認されている要素を備えるものであることが好ましい。
【0030】
制御部23は、生成ステップとして、サーバ2の記憶部22に記憶された参照情報を参照し、プロンプトやランディングページを生成可能に構成される。例えば、制御部23は、生成ステップとして、選択された複数のテンプレートに、入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、ランディングページを生成することができる。
【0031】
制御部23は、ランディングページの内容に関する入力に基づき、テンプレートに挿入する挿入情報を生成してもよい。制御部23は、ランディングページの内容に関する入力に基づいて、挿入情報を生成する指示を学習モデルに対して行い、学習モデルに挿入情報を生成させてもよい。制御部23は、ランディングページの内容に関する入力に基づいて、選択された複数のテンプレートのそれぞれに応じたプロンプトを生成し、複数のテンプレートのそれぞれに対応する挿入情報を生成してもよい。
【0032】
制御部23は、ランディングページの内容に関する入力に基づき、複数のテンプレートのそれぞれに応じたプロンプトを生成可能に構成されてもよい。例えば、制御部23は、生成ステップとして、ランディングページの内容に関する入力に基づいて挿入情報を生成するための、プロンプトを生成する指示を学習モデルに対して行い、学習モデルにプロンプトを生成させてもよい。また、制御部23は、生成ステップとして、例えば、あらかじめ設定したプロンプトのテンプレートに、ランディングページの内容に関する入力を挿入することで、プロンプトを生成してもよい。
【0033】
制御部23は、生成ステップとして、人工知能モジュールに対してプロンプトを入力し、挿入情報を生成する指示を指示可能に構成されてもよい。
【0034】
プロンプトや挿入情報を生成する学習モデルは、学習用のランディングページを機械学習した学習済みモデルであってもよい。学習用のランディングページとは、学習モデルに対する学習を行うための学習データとして用いられるランディングページである。学習用のランディングページは、情報処理システム1のランディングページ全体でもよいが、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれでもよい。学習モデルは、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれに対応して作成されることが好ましい。
【0035】
また、この学習モデルは、例えば、過去に作成したランディングページを学習用の入力データ(説明変数)とし、過去に作成したランディングページのうち、効果があった(例えば、コンバージョン率の高かった等)ランディングページを学習用の出力データ(目的変数)としたペアとして対応付けられた教師データとして学習させ、いわゆる教師あり学習の機械学習を行って生成されたモデルであってもよい。また、学習モデルは、コーパス(自然言語の文章を構造化し大規模に集積したデータベース)を学習させて生成されたものであってもよい。
【0036】
人工知能モジュールは、GPT(Generative Pretrained Transformer、GPT-1、GPT-2、GPT-3、GPT-4を含む)、BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)、BART(Bidirectional and Auto-regressive Transformer)等を含むトランスフォーマ(Transformer)や再帰型ニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network(RNN))等の言語モデル等(Language Model)に加えて、生成AIを含む。また、人工知能モジュールは、DALL-E、Stable Diffusion、MidJourney等の画像生成モデル(Image Generation Model)等の画像生成モデルも含む。
【0037】
言語モデルは、機械学習アルゴリズムによる学習モデルの一例である。機械学習の具体的なアルゴリズムとしては、最近傍法、ナイーブベイズ法、決定木、サポートベクターマシン、ニューラルネットワークを利用した深層学習(ディープラーニング)等が挙げられる。人工知能モジュールは、上記のアルゴリズムを適宜適用することができる。
【0038】
人工知能モジュールは、教師あり学習、教師なし学習、又は自己教師あり学習等の学習方法によって構築された学習済みモデルを有する。教師あり学習では、教師データ(学習データ)を用いて機械学習を行う。教師データは、学習用の入力データ及び出力データ(正解データ)のペアで構成される。また、言語モデルは、特定のタスクのために訓練されたものだけでなく、幅広いタスクに対して汎用的に用いることができる汎用モデルであってもよい。
【0039】
人工知能モジュールは、人工知能として、膨大なデータを学習した大規模言語モデル(Large Language Models(LLM))のような汎用的な自然言語処理の学習モデルを含む。このような汎用的な学習モデルは、One-shot LearningやFew-shot Learning等により、ファインチューニングなしで様々なタスクに対応可能な言語モデルを含む。また、汎用的な学習モデルは、Zero-shot Learningによっても、様々なタスクに対応可能である。制御部23において用いられる人工知能は、それぞれ別個の学習モデルであってもよいし、共通した汎用的な学習モデルであってもよい。
【0040】
制御部23は、表示制御ステップとして、ユーザ端末3の表示部34又は管理者端末4の表示部44に受付画面を表示させる事が可能なように構成される。制御部23は、表示制御ステップとして、情報処理システム1に関するシステム画面を各端末に表示させるための処理を実行する。制御部23は、表示制御ステップとして、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルの生成及び送信等の処理を行い、システム画面を示すウェブページをユーザ端末3の表示部34又は管理者端末4の表示部44に表示させる。なお、制御部23は、表示制御ステップとして、情報処理システム1を利用するためのアプリケーションの表示用データの生成及び送信等の処理を行ってもよい。具体的には、制御部23は、表示制御ステップとして、画面、静止画又は動画を含む画像、アイコン、メッセージ等の視覚情報を、ユーザ端末3の表示部34又は管理者端末4の表示部44に表示させるように制御する。制御部23は、表示制御ステップとして、ユーザ端末3の表示部34又は管理者端末4の表示部44に視覚情報を表示させるためのレンダリング情報だけを生成してもよい。制御部23は、表示制御ステップとして、ユーザ端末3の表示部34に選択された複数のテンプレート又は生成されたランディングページのプレビュー画面を表示させてもよい。
【0041】
制御部23は、変更ステップとして、プレビュー画面に対する編集指示に基づき、選択された複数のテンプレート又は生成されたランディングページに対応するコードを変更してもよい。コードは、例えば、HTMLやCSSであるとよい。
【0042】
制御部23は、登録ステップとして、管理者端末4にテンプレートの管理画面を表示させ、管理画面を介して、新規テンプレートの登録指示を受付可能に構成される。
【0043】
3.情報処理の流れ
本節では、情報処理システム1が実行する情報処理方法の流れについて説明する。下記に示す通り、情報処理方法は、情報処理システムが実行する各ステップを備える。本実施形態の情報処理プログラムは、コンピュータに、情報処理システムの各ステップを実行させる。なお、処理の順番は適宜入れ替えることができ、複数の処理が同時に実行されてもよいし、一部の処理が省略されてもよい。
【0044】
3.1 概要
情報処理システム1は、簡単に質の高いランディングページを生成することができるシステムである。
【0045】
図4は、情報処理システム1によって実行される処理の概要を示すフローチャートである。かかる処理では、まず、制御部23は、受付ステップとして、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付ける(ステップS001)。続いて、制御部23は、生成ステップとして、選択された複数のテンプレートに、入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、ランディングページを生成する(ステップS002)。なお、複数のテンプレートは、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれに対応して作成されたものである。
【0046】
以上をまとめると、一実施形態に係る情報処理システムは、ランディングページを生成するための情報処理システムである。情報処理システムは、少なくとも1つのプロセッサを備える。プロセッサは、プログラムを読み出すことで次の各ステップを実行する。まず、制御部23は、受付ステップとして、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付ける。ここで、複数のテンプレートは、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれに対応して作成されている。続いて、制御部23は、生成ステップとして、選択された複数のテンプレートに、入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、ランディングページを生成する。このような態様によれば、簡単に質の高いランディングページを生成することができる。
【0047】
3.2 具体例
図5は、情報処理システム1によって実行される処理の具体例を示すアクティビティ図である。具体例は、前述した概要に規定される範囲に包含されうる。以下、このアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明するものとする。なお、当該情報処理は、図示されない任意の例外処理を含みうる。例外処理は、当該情報処理の中断や、各処理の省略を含む。当該情報処理にて行われる選択又は入力は、ユーザXによる操作に基づくものでも、ユーザXの操作に依らず自動で行われるものでもよい。
【0048】
まず、サーバ2の制御部23は、ユーザ端末3の表示部34に、ランディングページの生成を開始する開始指示を受付可能な開始画面を表示させる(アクティビティA101)。開始画面は、表示部34を介して、ランディングページの生成に関する開始指示を受け付ける画面である。
【0049】
次に、制御部23は、ユーザ端末3の表示部34を介して、開始指示を受け付ける(アクティビティA102)。制御部23は、開始指示を受け付けると、基本情報の入力画面を生成し、ネットワークを介して、表示部34に基本情報の入力画面を表示させる。
【0050】
次に、制御部23は、表示部34を介して、ユーザXの基本情報の入力を受け付ける(アクティビティA103)。基本情報は、例えば、ユーザXの氏名やメールアドレス等である。制御部23は、基本情報の入力を受け付けると、次に、ランディングページの生成のためのテンプレート選択画面を生成する。
【0051】
次に、制御部23は、表示部34にテンプレート選択画面を表示させる(アクティビティA104)。テンプレート選択画面は、ブロックの選択と、ブロックに対応するテンプレートの選択とを受け付ける画面である。
【0052】
図6は、テンプレート選択画面の一例であるテンプレート選択画面G1を示す図である。テンプレート選択画面G1は、領域G10と、オブジェクトG11と、オブジェクトG12と、オブジェクトG13と、オブジェクトG141と、オブジェクトG142と、オブジェクトG143と、オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153と、領域G16と、オブジェクトG171と、オブジェクトG172と、オブジェクトG173と、オブジェクトG18とを含む。
【0053】
領域G10は、ブロックの追加を受け付ける領域である。オブジェクトG11は、選択されたブロック名を表示するオブジェクトである。オブジェクトG12は、選択されたブロックの削除指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG13は、選択されたテンプレートの詳細を表示する指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG141と、オブジェクトG142と、オブジェクトG143とは、選択されたブロックに対応するテンプレートのサムネイル画像である。オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153とは、選択されたテンプレートの表示形式を選択するオブジェクトである。オブジェクトG151は、HTML形式で表示する指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG152は、CSS形式で表示する指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG153は、プレビュー形式で表示する指示を受け付けるオブジェクトである。領域G16は、選択されたテンプレートの詳細を表示する領域である。選択されたテンプレートの詳細表示の形式は、オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153により切り替え表示可能に構成される。オブジェクトG171は、前の画面に戻る指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG172は、下書きとして保存する指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG173は、ブロックとテンプレートの選択を完了し、登録する指示を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトG18は、選択されたテンプレートで構成されるランディングページのプレビューを表示する指示を受け付けるオブジェクトである。
【0054】
制御部23は、テンプレート選択画面G1において、領域G10に対する操作指示を受け付けると、複数のブロック名を選択可能に表示させる。例えば、制御部23は、複数のブロック名をドロップダウンリストにより表示させる。ブロック名としては、例えば、ヘッダー、ファーストビュー、サービス(概要)、サービス(詳細)、コールトゥアクション(CTA)、お問合せフォーム、FAQ、フッダー等を選択することができる。制御部23は、ブロック名の選択を受け付ける(アクティビティA105)。例えば、ブロック名として、「ヘッダー」が選択されると、続いて、制御部23は、ブロックとして「ヘッダー」の選択を受け付ける。
【0055】
次に、制御部23は、選択されたブロックに応じたテンプレートを比較可能に表示させる。ユーザXは、表示されたテンプレートを比較し、表示された複数のテンプレートのうちの1つを選択する。制御部23は、表示部34を介して、操作指示が行われたテンプレートの選択を受け付ける(アクティビティA106)。換言すると、制御部23は、受付ステップとして、複数のブロックのうちの1つの選択を受け付けた場合、選択されたブロックに対応する、複数のテンプレートを比較可能に提示し、複数のテンプレートのうちの少なくとも1つの選択を受け付ける。このような態様により、ユーザは、ブロックごとに複数のテンプレートからテンプレートを選択して、ランディングページの構成を組み立てることができる。
【0056】
例えば、テンプレート選択画面G1において、制御部23は、「ヘッダー」の文字列を含む、オブジェクトG11を表示させ、「ヘッダー」のブロックに対応する複数のテンプレートを選択可能に表示させる。「ヘッダー」のブロックに対応するテンプレートは、例えば、オブジェクトG141と、オブジェクトG142と、オブジェクトG143である。制御部23は、複数のテンプレートそれぞれのイメージが分かるようにサムネイル画像を表示させてもよい。制御部23は、表示部34を介してオブジェクトG141のサムネイル画像への操作指示を受け付けると、「ヘッダー」のブロックに対応するテンプレートとして「ヘッダーA」の選択を受け付ける。制御部23は、テンプレートの選択を受け付けた後に、オブジェクトG13に対する操作指示を受け付けると、選択されたテンプレートの詳細を領域G16に表示させる。領域G16に表示されるヘッダーAの詳細は、オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153への操作指示により、表示形式を切り替えることができる。ここで、制御部23がオブジェクトG153への操作指示を受け付けた場合に、ヘッダーAのプレビューが表示される。ここで、表示される複数のテンプレートのそれぞれは、挿入情報としてテキスト情報と視覚情報とを挿入するためのレイアウトを含んでもよい。このような態様により、ユーザは、ランディングページとして効果的なレイアウトを備える複数のテンプレートの中から、自分好みのレイアウトのテンプレートを選択することができる。
【0057】
制御部23は、領域G16にテンプレートの詳細を編集可能に表示させてもよい。例えば、制御部23は、領域G16に表示されたテンプレートのコードに対して編集指示を受け付けてもよいし、領域G16に表示されたテンプレートのプレビューに対して編集指示を受け付けてもよい。制御部23は、例えば、色や書体、文字サイズ等の設定の編集を受け付けてもよいし、テキストやイラストに関する情報を受け付けてもよい。制御部23は、領域G16に表示されたプレビューに対して、編集指示を受け付けた場合、編集指示に合わせてコードを変更してもよい。
【0058】
次に、他のブロックを選択する場合には、ユーザXは、領域G10に対する操作指示を行い、制御部23は、表示部34を介して、領域G10に対する操作指示を受け付けると、アクティビティA105に戻る。ユーザXが、テンプレートの選択を終えるまで、制御部23は、アクティビティA105とアクティビティA106とを繰り返す。
【0059】
図7は、テンプレート選択画面の別の一例であるテンプレート選択画面G2を示す図である。テンプレート選択画面G2は、オブジェクトG12と、オブジェクトG13と、オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153と、領域G16と、オブジェクトG171と、オブジェクトG172と、オブジェクトG173と、オブジェクトG18と、オブジェクトG21~オブジェクトG26と、オブジェクトG211~オブジェクトG261と、オブジェクトG27とを含む。
【0060】
図6と異なる部分について説明する。オブジェクトG21~オブジェクトG26は、選択されたブロック名を表示するオブジェクトである。オブジェクトG211~オブジェクトG261は、オブジェクトG21~オブジェクトG26に対応して選択されたテンプレートを示すオブジェクトである。ここで、制御部23は、オブジェクトG172に対する操作指示を受け付けると、下書きとして、ブロックとテンプレートの選択を保存する。制御部23は、オブジェクトG173に対する操作指示を受け付けると、ブロックとテンプレートの選択の登録指示として受け付ける。
【0061】
次に、ユーザXがテンプレートの選択を終えると、オブジェクトG18に対する操作指示が行われる。制御部23は、表示部34を介して、オブジェクトG18に対する操作指示が行われたことを受け付けると、プレビュー画面を生成する。続いて、制御部23は、表示制御ステップとして、選択された複数のテンプレートのプレビュー画面を表示させる(アクティビティA107)。
【0062】
図8は、プレビュー画面の一例であるプレビュー画面G3を示す図である。プレビュー画面G3は、テンプレート選択画面G2の領域G16に表示されてもよいし、別の画面に表示されてもよい。プレビュー画面G3は、テンプレートG31と、テンプレートG32と、テンプレートG33と、入力欄G34とを含む。テンプレートG31は、ロゴ挿入領域G311と、領域G312とを含み、テンプレートG32は、テキスト情報挿入領域G321と、テキスト情報挿入領域G322と、テキスト情報挿入領域G323と、テキスト情報挿入領域G324と、視覚情報挿入領域G325と、テキスト情報挿入領域G326と、テキスト情報挿入領域G327とを含み、テンプレートG33は、テキスト情報挿入領域G331と、オブジェクトG332と、テキスト情報挿入領域G333と、視覚情報挿入領域G334と、テキスト情報挿入領域G335とを含む。
【0063】
テンプレートG31は、ヘッダーのブロックに対応するテンプレートの一例である。ロゴ挿入領域G311は、ランディングページの内容に関するロゴを挿入する領域である。領域G312は、訪問者が簡単に他のページに移動できるようにするナビゲーションメニューを表示する領域である。「私たちについて」、「サービス」、「ニュース」、「お問い合わせ」というメニューが表示されている。
【0064】
テンプレートG32は、ファーストビューのブロックに対応するテンプレートの一例である。テキスト情報挿入領域G321は、タイトルを補足するサブタイトルを表示する領域であり、テキスト情報挿入領域G322は、タイトルを表示する領域である、テキスト情報挿入領域G323は、ランディングページで紹介するサービスの利用者のコメントを表示する領域であり、テキスト情報挿入領域G324は、ラベルテキストを表示する領域であり、視覚情報挿入領域G325は、ランディングページで紹介するサービスの利用者のイラストを挿入する領域であり、テキスト情報挿入領域G326は、次のアクションを促すボタンを説明するテキストを挿入する領域であり、テキスト情報挿入領域G327は、次のアクションを促すボタンに表示させるテキストを挿入する領域である。
【0065】
テンプレートG33は、サービス内容に関するブロックに対応するテンプレートの一例である。テンプレートG33は、サービス内容を3ステップで説明するテンプレートである。テキスト情報挿入領域G331は、ステップ1のタイトルを挿入する領域であり、オブジェクトG332は、ステップ1であることを表示する領域であり、テキスト情報挿入領域G333は、ステップ1のサブタイトルを表示する領域であり、視覚情報挿入領域G334はステップ1に関連するイラストを挿入する領域であり、テキスト情報挿入領域G335は、ステップ1に関する説明文を挿入する領域である。ステップ2,ステップ3についても同様の挿入領域を備える。
【0066】
また、サービス内容に関するブロックには、利用者の声等の情報が含まれてもよい。コールトゥアクション(CTA)のブロックに対応するテンプレートには、例えば、購入、登録、ダウンロード、問い合わせ、無料トライアルの申し込み等を促すメッセージや指示等が含まれてもよい。お問合せフォームのブロックに対応するテンプレートには、例えば、サービスに関するお問い合わせのためのフォームが含まれてもよい。FAQのブロックに対応するテンプレートには、サービスに関するよくある質問と回答等の情報が含まれてもよい。フッターのブロックに対応するテンプレートには、例えば、ユーザの連絡先情報やリンク等の情報を掲載するための挿入領域が含まれてもよい。
図6~8に示す複数のブロックは、あくまでも一例であり、他の態様のブロックも取りうる。また、同じブロックのテンプレートが複数選択されてもよいし、逆に、システムに登録されている複数のブロックの全てが選択されなくてもよい。また、
図8に示す、各ブロックのテンプレートの内容はあくまでも一例であり、他の内容を含んでもよい。
【0067】
なお、プレビュー画面は、編集指示を受付可能に構成されてもよい。例えば、制御部23は、各挿入領域の色やサイズの変更を受け付けてもよいし、各挿入領域に対し、テキスト情報の入力を受け付けてもよい。このような態様により、ユーザXは、選択された複数のテンプレートで構成されるランディングページのプレビューを確認することができる。ユーザは、プレビュー画面で、複数のテンプレートそれぞれの挿入領域を確認したうえで、ランディングページ全体のバランスを整えることができる。また、制御部23は、テンプレート全体の、色あいの変更やテキストの書体やフォントの変更を受け付けてもよい。このような態様により、ユーザの好みに合わせた、統一の取れたランディングページを作成することはできる。
【0068】
また、制御部23は、変更ステップとして、編集指示に基づき、選択された複数のテンプレートに対応するコードを変更してもよい。このような態様により、ユーザにコードを編集する知識がなくても、ユーザ自身が編集を行うことができる。
【0069】
入力欄G34は、ランディングページの内容に関する入力を受け付ける入力欄である。ランディングページの内容に関する入力は、例えば、ランディングページの目的やランディングページで取り扱うサービスや商品の特徴、ターゲットとなる利用者像、サービスや商品の強み等に関する入力を受け付けることができる。換言すると、制御部23は、表示部34を介して、ランディングページの内容に関する情報の入力を受け付けることができる(アクティビティA108)。
【0070】
なお、制御部23は、受付ステップとして、選択された複数のテンプレートに応じた、入力欄を表示させ、入力欄を介して、入力を受け付けてもよい。
図9は、ランディングページの内容に関する情報の入力を受け付ける入力画面の一例である入力画面G4を示す図である。入力画面G4は、ユーザXが選択した複数のテンプレートのそれぞれに対する内容の入力を受け付けることができる。入力画面G4は、オブジェクトG12と、オブジェクトG13と、オブジェクトG151と、オブジェクトG152と、オブジェクトG153と、領域G16と、オブジェクトG171と、オブジェクトG172と、オブジェクトG173と、オブジェクトG18と、オブジェクトG21~オブジェクトG23と、オブジェクトG211~オブジェクトG231と、内容入力欄G41~G43と、オブジェクトG44~G46と、を含む。
図6、
図7と異なる部分について説明する。内容入力欄G41は、オブジェクトG211に対応するテンプレートに記載する内容の入力を受け付ける内容入力欄である。オブジェクトG44は、内容入力欄G41に入力された内容で挿入情報を生成する指示を受け付けるオブジェクトである。内容入力欄G42は、オブジェクトG221に対応するテンプレートに記載する内容の入力を受け付ける内容入力欄である。オブジェクトG45は、内容入力欄G42に入力された内容で挿入情報を生成する指示を受け付けるオブジェクトである。内容入力欄G43は、オブジェクトG231に対応するテンプレートに記載する内容の入力を受け付ける内容入力欄である。オブジェクトG46は、内容入力欄G43に入力された内容で挿入情報を生成する指示を受け付けるオブジェクトである。制御部23は、オブジェクトG44~G46に対する操作指示を受け付けると、内容入力欄G41~G43への入力内容に基づき挿入情報を生成する指示として、受け付けることができる。
【0071】
また、制御部23は、入力画面G4において、オブジェクトG21に対応するオブジェクトG13に対する操作指示を受け付けた場合、入力画面G4の領域G16にオブジェクトG211に対応するテンプレートを表示させることができる。ユーザは、領域G16に表示されたテンプレートを確認し、当該テンプレートの挿入領域に対して、記載したい内容に関する指示を、内容入力欄G41に記入することができる。このような態様により、テンプレートのそれぞれの挿入領域に応じた内容の入力をユーザに対して促すことができる。
【0072】
また、制御部23は、領域G16に表示されたテンプレートの各挿入領域への入力を受け付けてもよい。制御部23は、各挿入領域への入力を、当該挿入領域に対する挿入情報の生成指示として受け付けてもよい。このような態様により、制御部23は、特定の挿入領域に対する挿入情報の生成指示を受け付けることができる。
【0073】
また、制御部23は、選択されたテンプレートに含まれる挿入領域に応じた入力欄を表示させてもよい。ヘッダーのテンプレートに応じて、ロゴ挿入領域G311に対し、ユーザXが所有するサービスのロゴマークを受け付けるための、入力欄を表示させてもよい。また、制御部23は、コールトゥアクションのテンプレートに応じて、ユーザXの名前や連絡先等の必要事項の入力を受け付ける入力欄を表示させてもよい。このような態様により、テンプレートに応じて必要な情報をユーザに入力させることができる。
【0074】
次に、制御部23は、ランディングページの生成指示を受け付ける(アクティビティA109)。なお、制御部23は、表示部34を介して、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力との登録を受け付けた場合に、ランディングページの生成を開始してもよい。
【0075】
次に、制御部23は、サーバ2の記憶部22に記憶された参照情報を参照し、受け付けた複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とに基づき、テンプレートに挿入情報を挿入するためのプロンプトを生成してもよい(アクティビティA110)。例えば、制御部23は、挿入領域に合わせた態様の挿入情報を生成するためのプロンプトを生成する。すなわち、制御部23は、テキスト情報挿入領域に対しては、テキスト情報を生成するためのプロンプトを生成し、視覚情報挿入領域に対しては視覚情報を生成するためのプロンプトを生成する。
【0076】
ここで、制御部23は、テンプレートごとに人工知能モジュールを用いて、挿入情報を生成してもよい。また、制御部23は、テンプレートごとにあらかじめ用意された参照情報を用いて、プロンプトを生成してもよい。制御部23は、挿入情報はテンプレートごとに学習された学習済みモデルにより生成してもよい。例えば、
図9の例によれば、制御部23は、オブジェクトG231~G251に対応するテンプレートのそれぞれに応じたプロンプトを生成し、人工知能モジュールにより挿入情報を生成してもよい。すなわち、制御部23は、生成ステップとして、選択された複数のテンプレートのそれぞれに応じたプロンプトを生成し、前記人工知能モジュールにより複数のテンプレートのそれぞれに対応する挿入情報を生成してもよい。このような態様により、複数のテンプレートそれぞれにあった挿入情報を生成することができる。
【0077】
また、プロンプトは、選択された複数のテンプレートの組み合わせに応じて生成されてもよい。制御部23は、あらかじめ用意された参照情報を用いて、複数のテンプレートの組み合わせに応じたプロンプトを生成してもよい。このような態様により、複数のテンプレートを組み合わせてランディングページを生成するためのプロンプトを生成することができる。すなわち、複数のテンプレートで重複する内容を挿入することなく、組み合わせに応じた挿入情報を生成することができる。
【0078】
次に、制御部23は、プロンプトを人工知能モジュールに入力してもよい(アクティビティA111)。ここで、人工知能モジュールは、大規模言語モデル又は画像生成モデルであってもよい。
【0079】
次に、制御部23は、人工知能モジュールにより、生成された挿入情報をテンプレートに挿入する(アクティビティA112)。挿入情報は、入力に基づき生成されるプロンプトを、人工知能モジュールに入力することで生成されてもよい。このような態様により、入力に基づき挿入情報を生成することができる。
【0080】
次に、制御部23は、表示部34に対し、生成したランディングページを表示させる(アクティビティA113)。ここで、制御部23は、表示制御ステップとして、生成されたランディングページのプレビュー画面を表示させ、プレビュー画面は、編集指示を受付可能に構成されてもよい。
【0081】
次に、制御部23は、表示部34を介して、編集指示を受け付けることができる(アクティビティA114)。
【0082】
次に、制御部23は、変更ステップとして、編集指示に基づき、生成されたランディングページに対応するコードを変更してもよい。このような態様により、ユーザがプレビュー画面を見ながら編集指示を行った場合に、編集指示に基づき、コードを編集することができる。制御部23は、受け付けた編集指示に応じて、ランディングページのコードを変更することができる(アクティビティA115)。
【0083】
次に、制御部23は、ランディングページを公開するための公開指示を受け付ける(アクティビティA116)。
【0084】
次に、制御部23は、ランディングページを公開する(アクティビティA117)。
【0085】
5.変形例
さらに、以下のような態様を採用してもよい。
【0086】
制御部23は、登録ステップとして、テンプレートの管理画面において、新規テンプレートの登録指示を受け付ける。登録指示は、新規テンプレートと対応付ける、複数のブロックのうちのいずれか一つの選択を含む。このような態様により、管理者が新規テンプレートを増やすことができる。ここで、制御部23は、新規テンプレートと、新規テンプレートの挿入領域に対応するプロンプトに関する情報等を対応付けて受け付けてもよい。
【0087】
上記情報処理の態様はあくまで一例である。本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0088】
<構成のバリエーション>
図1等に示す構成は一例であり、実施に不都合が無い限り、他の態様を取り得る。例えば、1台の装置は、2台以上の装置に分散されてもよいし、クラウドコンピューティングシステムに代替されてもよい。また、1台の装置の機能が2台以上の装置に分散して実現されてもよいし、2台以上の装置の機能が1台の装置により集中して実現されてもよい。また、1つの機能が行う動作を2以上の機能が分散して行ってもよいし、2以上の機能が1つの機能に統合されてもよい。要するに、情報処理システム1の全体で必要な各機能が実現されていれば、それらの機能を実現する装置はどのような構成であってもよい。特に、人工知能モジュールは、サーバ2の外部構成であってもよい。その場合、外部構成である人工知能モジュールは、例えば、人工知能のサービスサーバによって提供され、サーバ2の各機能部から入力を受け付け、人工知能のサービスを実行する要求を受け付け、処理結果として指示された出力をサーバ2に返すように構成される。人工知能のサービスサーバは、学習モデルとして言語モデルを用いてサービスを提供するサーバであってもよいし、言語モデルを用いて言語処理タスクを実行するサーバであってもよい。人工知能のサービスサーバは、LLMによって構築されてもよい。人工知能のサービスサーバは、テキスト、画像、音声等によるプロンプトの入力を受け付け、当該プロンプトに対する回答を生成して応答する。
【0089】
<その他のバリエーション>
情報又はデータ(以下「情報等」と言う)の出力先は、他の装置、ディスプレイ、記憶部(内蔵の記憶部及び外部の記憶部を含む)等であってもよい。情報等の取得には、他の装置から送信されてきた情報等を取得する態様に加え、自装置で生成された情報等を取得する態様を含む。パラメータを対応付けたテーブルは、図示したテーブルに限らず、パラメータの数を少なくしたり多くしたりしてもよい。また、テーブルを用いずに、数式又は条件式等によりパラメータに応じた情報等を求めてもよい。
【0090】
<付記>
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0091】
(1)ランディングページを生成するための情報処理システムであって、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、プログラムを読み出すことで次の各ステップを実行するように構成され、受付ステップでは、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付け、ここで、前記複数のテンプレートは、前記ランディングページを複数のブロックに分割した際の前記ブロックそれぞれに対応して作成されており、生成ステップでは、選択された前記複数のテンプレートに、前記入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、前記ランディングページを生成する、情報処理システム。
【0092】
このような態様により、簡単に質の高いランディングページを生成することができる。
【0093】
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、前記人工知能モジュールは、大規模言語モデル又は画像生成モデルであり、前記挿入情報は、前記入力に基づき生成されるプロンプトを、前記人工知能モジュールに入力することで生成される、情報処理システム。
【0094】
このような態様により、入力に基づき挿入情報を生成することができる。
【0095】
(3)上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記生成ステップでは、選択された前記複数のテンプレートのそれぞれに応じた前記プロンプトを生成し、前記人工知能モジュールにより前記複数のテンプレートのそれぞれに対応する前記挿入情報を生成する、情報処理システム。
【0096】
このような態様により、複数のテンプレートそれぞれに挿入情報を生成することができる。
【0097】
(4)上記(3)に記載の情報処理システムにおいて、前記プロンプトは、選択された前記複数のテンプレートの組み合わせに応じて生成される、情報処理システム。
【0098】
このような態様により、複数のテンプレートを組み合わせてランディングページを生成することができる。
【0099】
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記受付ステップでは、前記複数のブロックのうちの1つの選択を受け付けた場合、選択されたブロックに対応する、前記複数のテンプレートを比較可能に提示し、前記複数のテンプレートのうちの少なくとも1つの選択を受け付ける、情報処理システム。
【0100】
このような態様により、ユーザは、ブロックごとに複数のテンプレートの中から少なくとも1つのテンプレートを選択して、ランディングページの構成を組み立てることができる。
【0101】
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記受付ステップでは、選択された前記複数のテンプレートに応じた、入力欄を表示させ、前記入力欄を介して、前記入力を受け付ける、情報処理システム。
【0102】
このような態様により、テンプレートに応じて必要な情報をユーザに入力させることができる。
【0103】
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記複数のテンプレートのそれぞれは、前記挿入情報としてテキスト情報と視覚情報とを挿入するためのレイアウトを含む、情報処理システム。
【0104】
このような態様により、ユーザは、ランディングページとして効果的なレイアウトを備える複数のテンプレートの中から、自分好みのレイアウトのテンプレートを選択することができる。
【0105】
(8)上記(1)から(7)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、さらに、表示制御ステップでは、選択された前記複数のテンプレート又は生成された前記ランディングページのプレビュー画面を表示させ、前記プレビュー画面は、編集指示を受付可能に構成され、さらに、変更ステップでは、前記編集指示に基づき、前記選択された前記複数のテンプレート又は前記生成された前記ランディングページに対応するコードを変更する、情報処理システム。
【0106】
このような態様により、ユーザがプレビュー画面を見ながら編集指示を行った場合に、編集指示に基づき、制御部23がコードを変更することができる。
【0107】
(9)上記(1)から(8)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、さらに、登録ステップでは、前記テンプレートの管理画面において、新規テンプレートの登録指示を受け付け、ここで、前記登録指示は、前記新規テンプレートと対応付ける、前記複数のブロックのうちのいずれか1つの選択を含む、情報処理システム。
【0108】
このような態様により、管理者が新規テンプレートを増やすことができる。
【0109】
(10)情報処理方法であって、上記(1)から(9)のいずれか1つに記載の情報処理システムが実行する各ステップを備える、情報処理方法。
【0110】
(11)プログラムであって、コンピュータに、上記(1)から(9)のいずれか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、プログラム。
もちろん、この限りではない。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
【0111】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0112】
1 :情報処理システム
2 :サーバ
20 :通信バス
21 :通信部
22 :記憶部
23 :制御部
3 :ユーザ端末
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
34 :表示部
35 :入力部
4 :管理者端末
40 :通信バス
41 :通信部
42 :記憶部
43 :制御部
44 :表示部
45 :入力部
DB :データベース
G1 :テンプレート選択画面
G10 :領域
G11 :オブジェクト
G12 :オブジェクト
G13 :オブジェクト
G141 :オブジェクト
G142 :オブジェクト
G143 :オブジェクト
G151 :オブジェクト
G152 :オブジェクト
G153 :オブジェクト
G16 :領域
G171 :オブジェクト
G172 :オブジェクト
G173 :オブジェクト
G18 :オブジェクト
G2 :テンプレート選択画面
G21 :オブジェクト
G211 :オブジェクト
G22 :オブジェクト
G221 :オブジェクト
G23 :オブジェクト
G231 :オブジェクト
G24 :オブジェクト
G241 :オブジェクト
G25 :オブジェクト
G251 :オブジェクト
G26 :オブジェクト
G261 :オブジェクト
G27 :オブジェクト
G3 :プレビュー画面
G31 :テンプレート
G311 :ロゴ挿入領域
G312 :領域
G32 :テンプレート
G321 :テキスト情報挿入領域
G322 :テキスト情報挿入領域
G323 :テキスト情報挿入領域
G324 :テキスト情報挿入領域
G325 :視覚情報挿入領域
G326 :テキスト情報挿入領域
G327 :テキスト情報挿入領域
G33 :テンプレート
G331 :テキスト情報挿入領域
G332 :オブジェクト
G333 :テキスト情報挿入領域
G334 :視覚情報挿入領域
G335 :テキスト情報挿入領域
G34 :入力欄
G4 :入力画面
G41 :内容入力欄
G42 :内容入力欄
G43 :内容入力欄
G44 :オブジェクト
G45 :オブジェクト
G46 :オブジェクト
X :ユーザ
【要約】
【課題】簡単に質の高いランディングページを生成する情報処理システム等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、ランディングページを生成するための情報処理システムであって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、プログラムを読み出すことで次の各ステップを実行するように構成され、受付ステップでは、複数のテンプレートの選択と、ランディングページの内容に関する入力とを受け付け、複数のテンプレートは、ランディングページを複数のブロックに分割した際のブロックそれぞれに対応して作成されており、生成ステップでは、選択された複数のテンプレートに、入力に応じ人工知能モジュールにより生成された情報である挿入情報が挿入された態様で、ランディングページを生成する、情報処理システムが提供される。
【選択図】
図1