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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-09-16
(45)【発行日】2025-09-25
(54)【発明の名称】引手及び引戸
(51)【国際特許分類】
   E05B 1/00 20060101AFI20250917BHJP
   E06B 3/46 20060101ALI20250917BHJP
【FI】
E05B1/00 311J
E06B3/46
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021082572
(22)【出願日】2021-05-14
(65)【公開番号】P2022175838
(43)【公開日】2022-11-25
【審査請求日】2024-03-19
(73)【特許権者】
【識別番号】592114703
【氏名又は名称】株式会社ベスト
(74)【代理人】
【識別番号】100144749
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正英
(74)【代理人】
【識別番号】100076369
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正治
(72)【発明者】
【氏名】守谷 直樹
【審査官】杉田 翠
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-012991(JP,A)
【文献】実開昭58-041482(JP,U)
【文献】特開2019-116768(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00-85/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
引戸の切欠き部内に設置される第一部材及び第二部材を備えた引手において、
前記第二部材は二つのベースを備え、
前記第一部材に固定具を挿入可能な第一挿入孔が設けられ、
前記二つのベースのそれぞれに、前記固定具を挿通可能な第二挿入孔が設けられ、
前記第二挿入孔は前記第一挿入孔と連通する位置に設けられ、
前記第一部材及び第二部材は、第一挿入孔及び第二挿入孔に挿通された前記固定具によって切欠き部の内面に固定することができ、
前記二つのベースのそれぞれに突条が設けられ、
前記第一部材に、当該第一部材及び前記第二部材を前記切欠き部に収まるように引戸に固定したときに、前記両突条よりも引戸の厚さ方向外側に位置して、当該突条と当接する壁部が設けられた、
ことを特徴とする引手。
【請求項2】
請求項1記載の引手において、
二つのベースのそれぞれに他方のベースに同一平面上で嵌合する嵌合部が設けられた、
ことを特徴とする引手。
【請求項3】
請求項2記載の引手において、
二つのベースのそれぞれに、嵌合部として嵌合凸部及び嵌合凹部が設けられ、
第二挿入孔が各ベースの前記嵌合凸部に設けられた、
ことを特徴とする引手。
【請求項4】
請求項3記載の引手において、
一方のベースに設けられた嵌合凸部は他方のベースに設けられた嵌合凹部に同一平面上で嵌合し、
前記一方のベースに設けられた嵌合凹部は前記他方のベースに設けられた嵌合凸部に同一平面上で嵌合する、
ことを特徴とする引手。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の引手において、
第一部材は、第一手掛かり部と、当該第一手掛かり部の裏面側に突設された仕切り部を備え、
各ベースは、第二手掛かり部と、当該第二手掛かり部の上端側から前記第一部材側に向けて突設された第一突設部と、当該第二手掛かり部の下端側から前記第一部材側に向けて突設された第二突設部を備え、
壁部は、前記仕切り部の上端側及び下端側に設けられ、
突条は、前記第一突設部の内面側及び前記第二突設部の内面側に設けられた、
ことを特徴とする引手。
【請求項6】
引戸の切欠き部内に引手が設置された引戸において、
前記引手が請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の引手である、
ことを特徴とする引戸。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸の端面(たとえば木口端)に形成された切欠き部に設置して使用する引手と、当該引手を備えた引戸に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、引戸の木口端に形成された切欠き部に設置して使用される引手として、第一引手部材と第二引手部材で構成されたものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-12991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1の引手では、第一引手部材と第二引手部材を、別々のねじで切欠き部の内面に固定しなければならず、施工性の観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、従来の引手に比べて施工性に優れる引手及び当該引手を備えた引戸を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の引手は、引戸の切欠き部内に設置される第一部材及び第二部材を備えている。第一部材には固定具を挿入可能な第一挿入孔が、第二部材には固定具を挿通可能な第二挿入孔が設けられている。第二挿入孔は第一挿入孔と連通する位置に設けられ、第一部材及び第二部材は、第一挿入孔及び第二挿入孔に挿通された固定具によって切欠き部の内面に固定できるように構成されている。
【0007】
本発明の引戸は、引戸の切欠き部内に引手が設置された引戸であって、引手として本発明の引手を備えたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、第一部材と第二部材を共通の固定具で固定できるため、第一部材と第二部材を別々に固定する従来の引手に比べて施工性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】(a)は本発明の引手の使用状態の説明図、(b)は(a)の分解図。
図2図1(a)(b)に示す引手の分解図。
図3】(a)は第一部材の斜視図、(b)は(a)に示す第一部材の別角度の斜視図。
図4】(a)は第二部材の斜視図、(b)は(a)に示す第二部材の別角度の斜視図。
図5】(a)は両ベースを組み合わせた状態の正面図、(b)は(a)のX部拡大図、(c)は(a)のY部拡大図。
図6】(a)は第一部材及び第二部材を組み合わせた状態の正面図、(b)は(a)のZ-Z矢視図。
図7】(a)は引手の引戸厚方向の寸法を最小にした場合の平面図、(b)は引手の引戸厚方向の寸法を若干広げた場合の平面図、(c)は引戸厚方向の寸法を最大にした場合の平面図。
図8】第一挿入孔に装着するキャップの他例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
本発明の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。図1(a)(b)に示すように、本発明の引手30は、引戸40の木口端に形成された切欠き部41に設置して使用するものである。
【0011】
一例として図1(a)(b)及び図2に示す引手30は、引戸40の切欠き部41内に設置される第一部材10及び第二部材20を備えている。図1(a)(b)の引戸40は、説明の便宜上、その一部(切欠き部41の周辺)を示したものであり、引戸40の全体を示したものではない。
【0012】
前記第一部材10は、切欠き部41の木口側に配置される部材である。一例として図2及び図3(a)(b)に示す第一部材10は、引戸40を閉じる際に指を掛ける縦長方形状の第一手掛かり部11と、第一手掛かり部11の裏面側に突設された仕切り部12を備えている。
【0013】
第一手掛かり部11の長手方向上端寄りの位置と下端寄りの位置には、第一手掛かり部11から仕切り部12の第二部材20側の端面まで貫通する第一挿入孔11aが設けられている。第一挿入孔11aは、第一部材10及び第二部材20を切欠き面41aに固定する際に用いる固定具14を挿通するための孔である。
【0014】
この実施形態では、第一挿入孔11aに嵌め込み可能なキャップ13が設けられ、第一部材10及び第二部材20を固定具14で固定した後に、第一挿入孔11aをキャップ13で閉じられるようにしてある。このキャップ13は固定具14を隠すための部材である。
【0015】
この実施形態のキャップ13は、閉塞面13aと閉塞面13aの裏面側に突設された二枚の係止片13bを備えている。閉塞面13aには差込み溝13cが形成され、この差込み溝13cにマイナスドライバー等の各種治具や爪等を差し込んで、キャップ13を外せるようにしてある。キャップ13の構成はこれ以外であってもよく、不要な場合には省略することもできる。
【0016】
前記仕切り部12は薄板部12aと、薄板部12aの上側と下側に設けられた薄板部12aよりも肉厚な上側厚肉部12b及び下側厚肉部12cを備えている。上側厚肉部12bの上面及び下側厚肉部12cの底面には凹陥部12dが設けられ、この凹陥部12dに後述する脱落防止部21jが収まるようにしてある。
【0017】
各凹陥部12dの引戸40の厚さ方向(以下「引戸厚方向」という)外側には、脱落防止部21jが当接する抜け止め部12eが設けられている。この実施形態では、凹陥部12dを構成する周壁を抜け止め部12eとして用いているが、抜け止め部12eは周壁とは別に設けることもできる。
【0018】
仕切り部12の突出方向先方側には、切欠き面41aに当接する当接部12fが設けられている。この実施形態の当接部12fは、仕切り部12の長手方向に沿って細長い突条であり、その先端側の面(平面)が切欠き面41a(図1(b))に面接触するようにしてある(図6(a)(b))。
【0019】
このように、第一部材10及び第二部材20を切欠き面41aに固定したときに、第一部材10の当接部12fが切欠き面41aに当接するようにすることで、固定具14を締め付けた際の両ベース21(後述する)のずれや変形等を防止することができる。
【0020】
前記第二部材20は、切欠き部40の切欠き面41a側に配置される部材である。一例として図2及び図4(a)(b)に示す第二部材20は、二つのベース21を備えている。両ベース21は同じ構造であり、図2に示すように、上下を逆さまにして用いることができる。
【0021】
この実施形態のベース21は、引戸40を開ける際に指を掛ける第二手掛かり部21aと、第二手掛かり部21aの上端側から第一部材10側に向けて突設された第一突設部21bと、第二手掛かり部21aの下端側から第一部材10側に向けて突設された第二突設部21cを備えたコ字状の部材である。
【0022】
第一突設部21bと第二突設部21cの第一部材10側の面には、平面視矩形状に切り欠かれた収容切欠き部21dが設けられている。この収容切欠き部21dは両ベース21が突き合わされたときに平面視横長方形状の凹陥部となる部分であり、第一部材10及び第二部材20を切欠き部41に設置したときに第一部材10が収まる部分である。
【0023】
両ベース21の第二手掛かり部21aのうち、他方の第二手掛かり部21aと対向する位置には、半円状に突出した嵌合部(以下「嵌合凸部」という)21e及び半円上に窪んだ嵌合部(以下「嵌合凹部」という)21fが一つずつ設けられている。嵌合凸部21e及び嵌合凹部21fは第二手掛かり部21aの長手方向に間隔をあけて設けられている。嵌合凸部21e及び嵌合凹部21fは二つ以上ずつ設けることもできる。
【0024】
この実施形態の嵌合凸部21e及び嵌合凹部21fは、特許文献1記載の引手のように重なり部を肉厚方向に重ねるような構成ではなく、一方のベース21の嵌合凸部21eを他方のベース21の嵌合凹部21fに同一平面上で突き合わせるだけでよいため、ベース21同士の嵌合を簡単に行うことができる。
【0025】
各嵌合凸部21eには、固定具14を挿通可能な第二挿入孔21gが設けられている。第二挿入孔21gは、第一部材10及び第二部材20を切欠き部41に設置したときに、第一挿入孔11aと連通する位置に設けられている。
【0026】
この実施形態では、第二挿入孔21gを長孔とし、ベース21を引戸厚方向に離した場合にも第一挿入孔11aと第二挿入孔21gが連通して固定具14を通せるようにしてある。
【0027】
両ベース21のうち、嵌合凸部21eと嵌合凹部21fの間には、縦長切欠き部21hが設けられている。この縦長切欠き部21hは、両ベース21が突き合わされたときに縦長方形状の貫通孔となる部分であり、第一部材10及び第二部材20を切欠き部41に設置したときに第一部材10の当接部12fが通過する部分である。
【0028】
各ベース21のうち、嵌合凸部21e及び嵌合凹部21fが形成された面と反対側の面には、鍔部21iが設けられている。鍔部21iは切欠き部41に取り付けたときに引戸40の表面に重なる部分である。この鍔部21iによって、引戸40と引手30の隙間が隠れ、その隙間に使用者の爪が引っ掛からないようにしてある。
【0029】
各ベース21の第一突設部21b及び第二突設部21cの内面(互いに対向する面)側には脱落防止部21jが設けられている。図4(a)(b)に示すように、この実施形態の脱落防止部21jは細長の突条であり、第一部材10の抜け止め部12eと平行になる向きで設けられている。
【0030】
この実施形態では、脱落防止部21jが一本の突条の場合を一例としているが、脱落防止部21jは二本以上の突条で構成することもできる。また、脱落防止部21jは突条以外の形状とすることもできる。なお、脱落防止部21jは必要に応じて設ければよく不要な場合には省略することができる。脱落防止部21jを省略する場合、抜け止め部12eも省略することができる。
【0031】
図5(a)~(c)に示すように、第一突設部21bと第二突設部21cのうち他方のベース21と対向する側の面には係止鉤部21kが設けられている。各係止鉤部21kは、一方のベース21に設けられた係止鉤部21kが他方のベース21に設けられた係止鉤部21kと係止するようにしてある。
【0032】
具体的には、両ベース21が引戸厚方向に離れたときに相互に突き当たる突当り面21mを備え、両突当り面21mが突き当たることで、両ベース21が互いに係止するようにしてある。係止鉤部21kは必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することができる。
【0033】
図7(a)~(c)のように、この実施形態では、両ベース21を引戸厚方向に動かせるようにしてある。両ベース21を引戸厚方向に移動させられるようにすることで引戸厚方向の寸法を調節することができる。
【0034】
引戸40は複数枚の板を重ね合わせた合板で構成されることがあり、この場合には、重ね合わせる板の厚さによって引戸40の厚さにばらつきがでる。この実施形態では、二つのベース21を引戸厚方向に移動することによって引戸厚方向の寸法を調節できるため、各種厚さの引戸40に取り付けて使用することができる。
【0035】
また、この実施形態では、二つのベース21のそれぞれに固定具14が挿通されているため、万が一、両ベース21が引戸40から外れてしまっても、ベース21が引戸40から脱落することがない。
【0036】
なお、本発明の引手30は、亜鉛やアルミ、黄銅、ステンレス、樹脂といった各種材質で構成できるほか、これらを組み合わせて構成することもできる。
【0037】
(その他の実施形態)
前記実施形態では説明を省略しているが、第一手掛かり部11の裏面側の仕切り部12の上下の領域や上側厚肉部12b及び下側厚肉部12cの第二手掛かり部21aに当接する領域には、図示しないすべり止め突起を設けることができる。すべり止め突起は、当接部12fの切欠き面41aに当接する部分に設けることもできる。
【0038】
前記実施形態では、同一構造の二つのベース21を上下逆さまにして用いる場合を一例としているが、二つのベース21として構造の異なるものを用いてもよい。第二部材20は一つ又は三つ以上のベース21で構成することもできる。
【0039】
前記実施形態では、各第一挿入孔11aに個別にキャップ13を装着する場合を一例としているが、一つのキャップ13で第一挿入孔11aを閉塞できるようにすることもできる。
【0040】
たとえば、図8に示すように、閉塞面13aを上下の第一挿入孔11aを閉塞できる縦長形状とし、その裏面側の上下に二枚ずつ係止片13bが突設されたものとすることができる。この場合、第一手掛かり部11の表面側に上下の第一挿入孔11aに跨る長さの凹部11bを設け、その凹部11bに閉塞面13aが収まるようにすることができる。
【0041】
このほか、図示は省略しているが、キャップ13は上下の第一挿入孔11aを閉塞できる縦長平板状(図8の係止片13bがないもの)とすることもできる。この場合、第一手掛かり部11の表面側の凹部11bを長手方向に貫通する貫通溝とし、その貫通溝に平板状のキャップ13をスライドして挿入できるようにすることができる。
【0042】
このように、上下の第一挿入孔11aを閉塞できる縦長形状の閉塞面13aを備えたキャップ13や平板状のキャップ13を用いることで、施工性が向上するほか、意匠性が向上し、引戸40に設置したときの見栄えが良くなるというメリットがある。
【0043】
前記実施形態で説明した構成は一例であり、本発明の引手30は、前記実施形態の構成に限定されるものではない。本発明の引手30は、その要旨を変更しない範囲で、構成の変更や入れ替え、省略等の変更を加えることができる。
【0044】
この実施形態の引手30は、次のように切欠き部41に設置することができる。
(1)図5(a)に示すように、二つのベース21を、それぞれの嵌合凸部21eが他方の嵌合凹部21fに嵌合するように突き合わせる。
(2)突き合わせた二つのベース21を切欠き部41の切欠き面41a側に配置し、両ベース12を切欠き部41の内周面に当接させる。
(3)両ベース21の第一突設部21b、第二手掛かり部21a及び第二突設部21cの間に形成された凹部に第一部材10を配置する。このとき、図6(b)に示すように、第一部材10の当接部12fを切欠き面41aに当接させる。
(4)第一部材10の外側から両第一挿入孔11a及び両第二挿入孔21gに固定具14を挿入して切欠き面41aにねじ込み、第一部材10及び第二部材20を切欠き面41aに固定する。
(5)固定具14による固定が完了した後、両第一挿入孔11aにキャップ13を装着して引手30の取り付けが完了する。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の引手30は片引戸や引き違い戸等の各種引戸40に取り付けて利用することができ、特に、戸袋に収容される引き込み戸に取り付ける引手30として好適に利用することができる。
【符号の説明】
【0046】
10 第一部材
11 第一手掛かり部
11a 第一挿入孔
11b 凹部
12 仕切り部
12a 薄板部
12b 上側厚肉部
12c 下側厚肉部
12d 凹陥部
12e 抜け止め部
12f 当接部
13 キャップ
13a 閉塞面
13b 係止片
13c 差込み溝
14 固定具
20 第二部材
21 ベース
21a 第二手掛かり部
21b 第一突設部
21c 第二突設部
21d 収容切欠き部
21e 嵌合凸部(嵌合部)
21f 嵌合凹部(嵌合部)
21g 第二挿入孔
21h 縦長切欠き部
21i 鍔部
21j 脱落防止部
21k 係止鉤部
21m 突当り面
30 引手
40 引戸
41 切欠き部
41a 切欠き面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8