(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-09-17
(45)【発行日】2025-09-26
(54)【発明の名称】操作装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/041 20060101AFI20250918BHJP
G06F 3/0354 20130101ALI20250918BHJP
H01H 9/18 20060101ALI20250918BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20250918BHJP
G06F 3/044 20060101ALN20250918BHJP
B60N 2/06 20060101ALN20250918BHJP
B60N 2/22 20060101ALN20250918BHJP
B60N 2/20 20060101ALN20250918BHJP
B60N 2/75 20180101ALN20250918BHJP
【FI】
G06F3/041 595
G06F3/041 460
G06F3/0354 453
H01H9/18 B
B60R16/02 630Z
G06F3/044 Z
B60N2/06
B60N2/22
B60N2/20
B60N2/75
(21)【出願番号】P 2021124519
(22)【出願日】2021-07-29
【審査請求日】2024-06-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000222934
【氏名又は名称】東洋電装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124811
【氏名又は名称】馬場 資博
(74)【代理人】
【識別番号】100187724
【氏名又は名称】唐鎌 睦
(72)【発明者】
【氏名】大森 康司
(72)【発明者】
【氏名】野方 佑輔
【審査官】小河 俊弥
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-078988(JP,A)
【文献】特開2021-062701(JP,A)
【文献】特開2012-079082(JP,A)
【文献】特開2018-073356(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0192457(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041
G06F 3/0354
H01H 9/18
B60R 16/02
G06F 3/044
B60N 2/06
B60N 2/22
B60N 2/20
B60N 2/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両内に設置されるタッチ式操作面と、当該タッチ式操作面に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出部と、を備えた操作装置であって、
前記タッチ式操作面に、凸状または凹状のガイド部と、当該ガイド部の周囲に位置する平面状の操作箇所となる平面操作部と、が形成されており、
前記検出部は、前記平面操作部から前記ガイド部へのスライド操作
及び前記ガイド部を跨ぐスライド操作の状況を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける
際に、スライド操作により跨いだ前記ガイド部の数を表す跨ぎ数を検出すると共に、前記ガイド部を跨いだ後の前記平面操作部に対する操作を、当該操作された前記平面操作部の操作箇所と、前記跨ぎ数と、に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
【請求項2】
請求項1に記載の操作装置であって、
前記検出部は、検出した前記跨ぎ数が1以上である場合に、前記ガイド部を跨いだ後の前記平面操作部に対する操作を、当該操作された前記平面操作部の操作箇所と、前記跨ぎ数と、に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
【請求項3】
請求項
2に記載の操作装置であって、
前記タッチ式操作面の前記平面操作部に、前記跨ぎ数の値のそれぞれ対応する複数の特定の操作箇所が形成されており、
前記検出部は、前記跨ぎ数を検出すると共に、検出した
1以上の前記跨ぎ数に対応する
前記ガイド部を跨いだ後の前記特定の操作箇所に対する操作を受け付ける、
操作装置。
【請求項4】
請求項
3に記載の操作装置であって、
前記検出部は、前記跨ぎ数の値のそれぞれに対応して形成された複数の前記特定の操作箇所に対するそれぞれの操作を、車両の同一の装備品に対するそれぞれ異なる操作指令として受け付ける、
操作装置。
【請求項5】
請求項
1乃至4のいずれかに記載の操作装置であって、
前記タッチ式操作面に、2本の前記ガイド部が並列に形成されると共に、2本の前記ガイド部の間に位置する前記平面操作部に第一の特定の操作箇所が形成され、2本の前記ガイド部の側方に位置する前記平面操作部に第二の特定の操作箇所が形成されており、
前記検出部は、前記ガイド部を1本跨いだスライド操作の後の前記第一の特定の操作箇所に対する操作を受け付け、前記ガイド部を2本跨いだスライド操作の後の前記第二の特定の操作箇所に対する操作を受け付ける、
操作装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるタッチ式の操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両に搭載された装備品を操作する操作装置として、タッチ式の操作装置が特許文献1に開示されている。特許文献1の操作装置は、運転席のドアに設置され、運転席のウインドウの開閉を操作可能なよう構成されている。具体的に、特許文献1の操作装置は、平面形状のタッチパネルを有しており、操作者が指先をタッチパネル上で前後に移動操作することで、ウインドウの開閉を操作可能なよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した操作装置では、平面形状のタッチパネル上で予め設定された操作方向の移動操作しかできず、装備品に対する多種の操作を行うことが困難である。また、車両に搭載される操作装置は、運転者が操作者となる場合にはブラインド操作が必要となり、かかるブラインド操作では、タッチパネルに対する正確かつ複雑なタッチ操作を行うことが困難となる。その結果、特許文献1に記載のようなタッチ式の操作装置では、車両の装備品に対する操作性のさらなる向上を図ることができない、という問題が生じる。
【0005】
このため、本発明の目的は、上述した課題である、車両に搭載された装備品を操作するタッチ式の操作装置におけるさらなる操作性の向上を図ることができない、ということを解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態である操作装置は、
車両内に設置されるタッチ式操作面と、当該タッチ式操作面に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出部と、を備えた操作装置であって、
前記タッチ式操作面に、凸状または凹状のガイド部と、当該ガイド部の周囲に位置する平面状の操作箇所となる平面操作部と、が形成されており、
前記検出部は、前記平面操作部から前記ガイド部へのスライド操作を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
という構成をとる。
【0007】
また、本発明の一形態である操作受付方法は、
車両内に設置されるタッチ式操作面と、当該タッチ式操作面に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出部と、を備えた操作装置による操作受付方法であって、
前記タッチ式操作面に、凸状または凹状のガイド部と、当該ガイド部の周囲に位置する平面状の操作箇所となる平面操作部と、が形成されており、
前記検出部が、前記平面操作部から前記ガイド部へのスライド操作を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
という構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、以上のように構成されることにより、車両に搭載された装備品を操作するタッチ式の操作装置において操作性のさらなる向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1(A)は、本発明の第1の実施形態における操作装置の構成を示す図である。
図1(B)は、
図1(A)に開示した操作装置のX-X線断面図である。
図1(C)は、
図1(A)に開示した操作装置の他の構成例におけるX-X線断面図である。
【
図2】
図2(A)は、
図1に開示した操作装置に設定された操作領域を示す図である。
図2(B)は、
図2(A)に開示した操作装置の断面図において操作領域を示す図である。
【
図3】
図1に開示した操作装置を含む操作対象を可動させるための構成の概略を示すブロック図である。
【
図4】
図4(A),(B)は、
図1に開示した操作装置の操作の様子を示す図である。
【
図5】
図5(A),(B)は、
図1に開示した操作装置の操作の様子を示す図である。
【
図6】
図1に開示した操作装置の操作方法を示すフローチャートである。
【
図7】
図1(A)は、本発明の第2の実施形態における操作装置の構成を示す図である。
図7(B)は、
図7(A)に開示した操作装置のX-X線断面図である。
図7(C)は、
図7(A)に開示した操作装置の他の構成例におけるX-X線断面図である。
【
図8】
図8(A)は、
図7に開示した操作装置に設定された操作領域を示す図である。
図8(B)は、
図8(A)に開示した操作装置の断面図において操作領域を示す図である。
【
図9】
図9(A),(B)は、
図7に開示した操作装置の操作の様子を示す図である。
【
図10】
図10(A),(B)は、
図7に開示した操作装置の操作の様子を示す図である。
【
図11】
図7に開示した操作装置の操作方法を示すフローチャートである。
【
図12】
図12(A)は、本発明の第3の実施形態における操作装置の構成と操作領域を示す図である。
図12(B)は、
図12(A)に開示した操作装置のX-X線断面図である。
【
図13】
図13(A),(B)は、本発明の第4の実施形態における操作装置の構成を示す図である
【
図14】
図14(A)は、
図13に開示した操作装置に設定された操作領域を示す図である。
図14(B)は、
図13に開示した操作装置の操作の様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、
図1乃至
図6を参照して説明する。
図1乃至
図3は、操作装置の構成を説明するための図であり、
図4乃至
図6は、操作装置の動作を説明するための図である。
【0011】
[構成]
本発明における操作装置は、主に、車両である自動車に設置されるシートを操作するためのものであり、例えば、座席のドアに設けられたアームレスト上に配置されている。特に、本実施形態における操作装置は、運転席のドアに設けられたアームレスト上に配置され、運転者である操作者が、自身が着座するシートの各部を操作可能なものであることとする。ここで、シートは、車両の床面に設置されるベース部と、ベース部上に配置される座面部と、座面部の後方に配置される背面部と、背面部の上部に配置されるヘッドレストと、を装備品として備えて構成されている。このため、操作装置は、背面部の角度を可動させる操作や、シート自体を前後に可動させる操作、座面部を前後や上下に可動させる操作、が可能なよう構成されている。なお、本実施形態では、操作装置による操作として、シートの背面部の角度を可動させるリクライニング操作を一例に挙げて説明する。但し、本発明の操作装置は、シートを操作することに限定されず、車両のいかなる装備品を操作するために利用されてもよい。
【0012】
図1(A)は、本実施形態における操作装置を上方から見た図である。
図1(A)に示すように、操作装置は、略正方形状の操作パネル10を備えている。操作パネル10は、例えば、静電容量方式のタッチ式操作面を有しており、操作者の指によるタッチ操作によるタッチされた操作面上の位置を検出するよう構成されている。但し、操作パネル10は、静電容量方式で構成されていることに限られず、指などの操作物体の操作面に対するタッチ操作が検出できる構成であればよい。
【0013】
具体的に、操作パネル10の表面は、全体的に平面形状にて形成されており、
図1(A)の点線で示すように、シートのイラストが描かれている。なお、
図1(A)では、シートのイラストを点線で図示しているが、実線で描かれていたり、所定の色で塗りつぶされていてもよい。そして、操作パネル10の表面には、一部に凸状のガイド部11,12が形成されている。特に、本実施形態では、シートを構成する各部のイラストの位置に対応させてガイド部11,12が形成されている。例えば、シートの背面部のイラストの位置には、当該背面部のリクライニング操作を行うためのガイド部11,12として、所定の長さの2本のガイド部11,12(第一ガイド部11、第二ガイド部12)が並列に対を成して形成されている。また、シートの座面部のイラストの前方、中央、後方のそれぞれ位置に、2本の対となるガイド部がそれぞれ形成されており、それぞれの対となるガイド部は、シート自体の前後操作、シートの前後操作、上下操作、を行うためのものとなる。なお、本実施形態では、シートの背面部のイラストの位置に形成されたガイド部11,12についてのみ説明する。
【0014】
ここで、
図1(A)に示したX-X線における操作パネル10の断面図を、
図1(B)に示す。
図1(B)に示すように、ガイド部11,12は、操作パネル10の表面から凸状に突出した形状にて構成されている。そして、ガイド部11,12は、
図1(A)に示すように、凸状部位が所定の長さを有する線形状に形成されており、所定の間隔をあけて略平行に配置されている。なお、ガイド部11,12は、必ずしも凸状部位で形成されていることに限定されず、
図1(C)に示すように、凹状部位11’,12’で形成されていてもよい。また、ガイド部11,12は、必ずしも線形状に形成されていることに限定されず、所定の広さを有する凸状部位又は凹状部位で形成されていてもよい。
【0015】
また、操作パネル10の表面には、上述したガイド部11,12の位置に応じて特定される操作箇所が設定されている。例えば、本実施形態における操作パネル10の表面には、ガイド部11,12が形成されていない平面状の操作箇所である平面操作部に、
図2(A)のグレーで示すように、第一操作領域R1と、第二操作領域R2と、第三操作領域R3と、が所定の操作箇所として設定されている。具体的には、まず、第一ガイド部11の周囲であり、第二ガイド部12とは反対側に位置する第一ガイド部11の側方には、第一操作領域R1が設定されている。また、第一ガイド部11と第二ガイド部12との間の位置には、第二操作領域R2(第一の特定の操作箇所)が設定されている。そして、第二ガイド部12の周囲であり、第一ガイド部11とは反対側に位置する第二ガイド部12の側方には、第三操作領域R3(第二の特定の操作箇所)が設定されている。なお、
図2(B)は、操作パネル10の
図1(A)におけるX-X断面図であり、かかる断面図にて第一操作領域R1、第二操作領域R2、第三操作領域R3を図示している。
【0016】
そして、操作装置は、
図3に示すように、操作パネル10に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出装置20(検出部)を備えている。検出装置20は、操作パネル10に対するタッチ位置やタッチ操作内容を検出して、かかるタッチ位置やタッチ操作内容に応じて予め設定されている操作指令を受け付ける。特に、検出装置20は、上述した第一操作領域R1、第二操作領域R2、第三操作領域R3に対するタッチ操作によるタッチ位置及びスライド方向を検出することにより、第一ガイド部11、第二ガイド部12を短手方向に跨ぐスライド操作を検出し、当該ガイド部11,12に対する操作状況に応じて設定された操作指令を受け付ける。
【0017】
具体的に、検出装置20は、各ガイド部11,12を跨ぐガイド操作状況として、第一操作領域R1あるいは第三操作領域R3からスライド操作により跨いだガイド部11,12の本数である跨ぎ数を検出する。一例として、検出装置20は、
図4(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R1から第一ガイド部11を短手方向に沿って跨いだ後に第二操作領域R2へと移動する、という操作を検出した場合には、跨ぎ数「1」を検出する。また、第一操作領域R1から第二操作領域R2への移動操作を跨ぎ数「1」に対応する「第一のガイド操作状況」として検出する。同様に、検出装置20は、
図4(B)に示すように、操作者の指Fが上記とは逆方向である第三操作領域R3から第二ガイド部12を短手方向に沿って跨いで第二操作領域R2へと移動する、という操作を検出した場合には、跨ぎ数「1」を検出する。また、第三操作領域R3から第二操作領域R2への移動操作を跨ぎ数「1」に対応する「第一のガイド操作状況」として検出する。
【0018】
また、検出装置20は、
図5(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R1から第一ガイド部11を短手方向に沿って跨いで第二操作領域R2へと移動し、さらに連続して第二ガイド部12を短手方向に沿って跨いで第三操作領域R3へと移動する、という操作を検出した場合には、跨ぎ数「2」を検出する。また、第一操作領域R1から第二操作領域R2を通って、第三操作領域R3へ至る移動操作を跨ぎ数「2」に対応する「第二のガイド操作状況」として検出する。同様に、検出装置20は、
図5(B)に示すように、操作者の指Fが上記とは逆方向である第三操作領域R3から第二ガイド部12を短手方向に沿って跨いで第二操作領域R2へと移動し、さらに連続して第一ガイド部11を短手方向に沿って跨いで第一操作領域R1へと移動する、という操作を検出した場合には、跨ぎ数「2」を検出する。また、第三操作領域R3から第二操作領域R2を通って、第一操作領域R1へ至る移動操作を跨ぎ数「2」に対応する「第二のガイド操作状況」として検出する。
【0019】
そして、検出装置20は、上述したようにガイド操作状況を検出した後に、さらにタッチ操作を検出し、かかるタッチ操作を、検出したガイド操作状況に応じて設定された操作指令として受け付ける。具体的に、検出装置20は、第一ガイド部11あるいは第二ガイド部12のみを跨いだ「第一のガイド操作状況」を検出した後には、当該「第一のガイド操作状況」に対応した第二操作領域R2に対するタッチ操作を検出する。このとき、「第一のガイド操作状況」に対応する第二操作領域R2は、シートの背面部の角度を予め設定された「通常速度」で可動する操作指令を受け付けるよう設定されている。このため、検出装置20は、
図4(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R1から第一ガイド部11のみを跨いだ後に、第二操作領域R2に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を倒す方向への「通常速度」での可動指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、
図4(B)に示すように、操作者の指Fが第三操作領域R3から第二ガイド部12のみを跨いだ後に、第二操作領域R2に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を起こす方向への「通常速度」での可動指令として受け付ける。
【0020】
また、検出装置20は、第一ガイド部11及び第二ガイド部12を連続して跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後には、当該「第二のガイド操作状況」に対応した第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1に対するタッチ操作を検出する。このとき、「第二のガイド操作状況」に対応する第三操作領域R3は、シートの背面部の角度を上述した通常速度よりも速い速度である「高速」で可動する操作指令を受け付けるよう設定されている。このため、検出装置20は、
図5(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R1から第一ガイド部11及び第二ガイド部12を跨いだ後に、第三操作領域R3に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を倒す方向への「高速」での可動指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、
図5(B)に示すように、操作者の指Fが第三操作領域R3から第二ガイド部12及び第一ガイド部11を跨いだ後に、第一操作領域R3に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を起こす方向への「高速」での可動指令として受け付ける。
【0021】
なお、本実施形態において、「ガイド部に対するスライド操作の状況」とは、スライド操作によりガイド部を完全に跨ぐ状況であり、特に、本実施形態では、跨いだガイド部の数で特定される状況が挙げられる。上述した例では、跨いだガイド部の数を表す跨ぎ数としては「1」または「2」が挙げられ、それぞれに対応する「第一のガイド操作状況」と「第二のガイド操作状況」が挙げられている。
【0022】
また、本実施形態において、「その後に操作される平面操作部の操作箇所」としては、上述した例では、第二操作領域R2である場合と、第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1である場合が挙げられる。特に、本実施形態では、跨ぎ数の値にそれぞれ対応する「その後の操作箇所」は、跨ぎ数「1」の場合には第二操作領域R2が対応し、跨ぎ数「2」の場合には第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1が対応する。本実施形態において、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0023】
そして、本実施形態において、「跨ぎ数の値のそれぞれ対応する複数の特定の操作箇所」としては、跨ぎ数「1」の場合は第二操作領域R2であり、跨ぎ数「2」の場合は第一操作領域R1または第三操作領域R3である。また、本実施形態において、「ガイド部へのスライド操作の後の特定の操作箇所に対する操作」としては、各操作領域R1~R3に対する継続したタッチ操作が挙げられる。また、本実施形態において、「ガイド部へのスライド操作の状況に応じて設定された操作指令」としては、ガイド部を1つ跨いだ「第一のガイド操作状況」に対して設定される「通常速度」でのシートの背面部を可動する操作指令と、ガイド部を2つ跨いだ「第二のガイド操作状況」に対して設定される、上記「通常速度」よりも「高速」でのシートの背面部を可動する操作指令と、が挙げられる。
【0024】
なお、本実施形態では、ガイド操作状況に応じて、第二操作領域R2にて受け付ける操作指令と、第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1にて受け付ける操作指令とは、対象がシートの背面部というように同一の装備品であるが、角度を可動させる速度が異なる、というように、その操作指令の内容が異なるように設定されている。但し、ガイド操作状況に応じて、第二操作領域R2にて受け付ける操作指令と、第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1にて受け付ける操作指令とは、対象が異なる装備品に対する内容であってもよい。
【0025】
操作装置は、
図3に示すように、制御装置30を備えており、当該制御装置30は、上述したように検出装置20で受け付けた操作指令に応じて、装備品を可動するよう制御する。例えば、上述したように検出装置20にてシートの背面部の角度を可動する操作指令を受け付けた場合には、制御装置30は、受け付けた方向及び速度で、シートの背面部の角度を可動制御する。
【0026】
[動作]
次に、上述した操作パネル10が操作されたときの操作装置の動作を、主に
図6のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、操作者がシートの背面部を倒す操作を行う場合を例に挙げて説明する。
【0027】
まず、
図4(A)に示すように、操作装置は、操作者によって第一操作領域R1に対してタッチ操作がされたことを検出すると(ステップS1でYes)、その後、スライド操作により、第一ガイド部11を短手方向に沿って跨ぐ操作が行われるかを検出する(ステップS2)。操作装置は、操作者によって第一操作領域R1から第一ガイド部11を跨ぐ操作が行われたことを検出すると(ステップS2でYes)、その後、さらに連続して第二ガイド部12を短手方向に沿って跨ぐ操作が行われるかということと(ステップS3)、第二操作領域R2が操作されるかということ(ステップS4)、を検出する。
【0028】
このとき、操作装置は、操作者によって連続して第二ガイド部12を跨ぐ操作が行われず(ステップS3でNo)、第二操作領域R2が操作されたことを検出した場合には(ステップS4でYes)、「第一のガイド操作状況」であると判断し、第二操作領域R2に対する操作を受け付ける。つまり、操作装置は、操作者による第二操作領域R2に対する継続したタッチ操作を検出し、タッチ操作が継続している間、「通常速度」でシートの背面部を倒す方向に可動する指令として受け付ける。そして、操作装置は、受け付けた可動指令に対応して、シートの背面部を通常速度で可動制御する(ステップS5)。
【0029】
一方、操作装置は、
図5(A)に示すように、操作者によって第一ガイド部11を跨ぐ操作の後に(ステップS2でYes)、連続して第二ガイド部12を跨ぐ操作が行われた場合には(ステップS3でYes)、その後、第三操作領域R3が操作されるかということ(ステップS6)を検出する。そして、操作装置は、操作者によって第三操作領域R3が操作されたことを検出した場合には(ステップS6でYes)、「第二のガイド操作状況」であると判断し、第三操作領域R3に対する操作を受け付ける。つまり、操作装置は、操作者による第三操作領域R3に対する継続したタッチ操作を検出し、タッチ操作が継続している間、「高速」でシートの背面部を倒す方向に可動する指令として受け付ける。そして、操作装置は、受け付けた可動指令に対応して、シートの背面部を高速で可動制御する(ステップS7)。
【0030】
以上のように、本発明の操作装置は、操作パネル10上にガイド部を設け、かかるガイド部を跨ぐようなスライド操作を検出し、その後の操作を、ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付けるよう構成されている。このため、ガイド部の本数や、ガイド部に対するスライド操作の操作状況を、複数に設定しておくことにより、車両の装備品に対する多様な操作を実現でき、操作性のさらなる向上を図ることができる。また、凸状又は凹状のガイド部を形成することで、操作者によるブラインド操作が容易となり、さらなる操作性の向上を図ることができる。
【0031】
なお、上述した操作装置は、2本のガイド部と、3か所の操作領域を設け、ガイド部を1本跨いだ場合には第二操作領域R2に対する操作を受け付け、ガイド部を2本跨いだ場合には、第三操作領域R3あるいは第一操作領域R1に対する操作を受け付けることとしているが、操作を受け付ける操作領域は1つであってもよい。例えば、ガイド部を1本跨いだ場合及びガイド部を2本跨いだ場合のいずれも、その後に第二操作領域R2に対する操作を受け付けてもよい。この場合、ガイド部を1本跨いだ後の第二操作領域R2に対する操作は、シートの背面部を「通常速度」で可動する操作指令として受け付け、ガイド部を2本跨いだ後の第二操作領域R2に対する操作は、シートの背面部を「高速」で可動する操作指令として受け付けてもよい。
【0032】
また、操作装置は、ガイド部を3本以上設けてもよく、ガイド部を跨いだ本数に応じて操作を受け付ける操作領域を3か所以上設けてもよく、あるいは、受け付ける操作内容を3種類以上設定してもよい。例えば、ガイド部を3本以上設けた場合には、スライド操作により跨いだ本数に応じて、その後の特定の操作領域に対する操作を、それぞれ異なる操作指令として受け付けてもよい。
【0033】
また、操作装置は、上述したようにガイド操作状況を検出した後に、さらにガイド操作状況に対応した各操作領域に対するタッチ操作を検出するが、上述したように各操作領域に対する継続したタッチ操作を検出することに限定されず、いかなるタッチ操作を検出してもよい。一例として、操作装置は、ガイド操作状況を検出した後に、その検出したガイド操作状況に対応した操作領域に対するスライド操作を検出し、かかるスライド操作に対応して設定された操作指令を受け付けてもよい。
【0034】
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、
図7乃至
図11を参照して説明する。
図7乃至
図8は、操作装置の構成を説明するための図であり、
図9乃至
図11は、操作装置の動作を説明するための図である。
【0035】
[構成]
本実施形態における操作装置は、上述した実施形態1とほぼ同一の構成を有しているが、ガイド部の構成が異なる。つまり、実施形態1では、シートの背面部に対応するガイド部11,12が2本形成されていたが、本実施形態における操作装置は、シートの背面部に対応するガイド部13が1本のみ形成されている。具体的に、操作装置の操作パネル10は、
図7(A)に示すように、シートの背面部のイラストの位置に、短手方向に所定の幅を有し、長手方向に所定の長さを有する略帯状の1本のガイド部13が形成されている。そして、
図7(B)のX-X線断面図に示すように、ガイド部13は、操作パネル10の表面から突出した凸状であり、ガイド部13の表面は平坦に形成されている。但し、ガイド部13は、必ずしも凸状部位で形成されていることに限定されず、
図7(C)に示すように、凹状部位13’で形成されていてもよい。また、シートの座面部のイラストの位置には、1本の帯状のガイド部が形成されており、当該ガイド部の長手方向の位置毎に、操作対象が異なるよう設定されている。なお、本実施形態では、シートの背面部のイラストの位置に形成されたガイド部13についてのみ説明する。
【0036】
そして、操作パネル10の表面には、上述したガイド部13の位置に応じて特定される操作箇所が設定されている。例えば、本実施形態における操作パネル10の表面には、ガイド部13が形成されている部位と、ガイド部13が形成されていない平面状の操作箇所である平面操作部とに、
図8(A)のグレーで示すように、第一操作領域R11と、第二操作領域R12と、第三操作領域R13と、が所定の操作箇所として設定されている。具体的には、まず、ガイド部13の周囲であり、当該ガイド部13の両側方には、それぞれ第一操作領域R11と第三操作領域R13とが設定されている。このうち、
図7(A)においてガイド部13の左側方に位置する第一操作領域R11及びガイド部13の右側方に位置する第三操作領域R13は、それぞれ操作開始の際に操作される操作箇所となったり、後述するようにガイド部13を跨いだ操作の後に行われる操作を受け付ける操作箇所(第二の特定の操作箇所)となる。また、ガイド部13の表面位置には、第二操作領域R12(第一の特定の操作箇所)が設定されている。なお、
図8(B)は、操作パネル10の
図7(A)におけるX-X線断面図であり、かかる断面図にて第一操作領域R11、第二操作領域R12、第三操作領域R13を図示している。
【0037】
そして、操作装置の検出装置20は、上述した第一操作領域R11、第二操作領域R12、第三操作領域R13に対するタッチ操作によるタッチ位置及びスライド方向を検出することにより、ガイド部13を短手方向に跨ぐスライド操作を検出し、当該ガイド部13に対する操作状況に応じて設定された操作指令を受け付ける。
【0038】
具体的に、検出装置20は、ガイド部13を跨ぐガイド操作状況として、第一操作領域R11あるいは第三操作領域R13からスライド操作によりガイド部13を跨ごうとする操作と、完全に跨いだ操作と、を検出する。一例として、検出装置20は、
図9(A)に示すように、操作者の指Fが、第一操作領域R11からガイド部13に乗り上げ、ガイド部13を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部13上の第二操作領域R12で止まるという状況を跨ぎ数「0」に対応する「第一のガイド操作状況」として検出する。同様に、検出装置20は、
図9(B)に示すように、操作者の指Fが、第三操作領域R13からガイド部13に乗り上げ、ガイド部13を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部13上の第二操作領域R12で止まるという状況を跨ぎ数「0」に対応する「第一のガイド操作状況」を検出する。また、検出装置20は、
図10(A)に示すように、操作者の指Fが、第一操作領域R11からガイド部13を短手方向に沿って完全に跨いで第三操作領域R13へと移動する状況を跨ぎ数「1」に対応する「第二のガイド操作状況」を検出する。同様に、検出装置20は、
図10(B)に示すように、操作者の指Fが、第三操作領域R13からガイド部13を短手方向に沿って完全に跨いで第一操作領域R11へと移動する状況を跨ぎ数「1」に対応する「第二のガイド操作状況」を検出する。
【0039】
そして、検出装置20は、上述したようにガイド操作状況を検出した後に、さらにタッチ操作を検出し、かかるタッチ操作を、検出したガイド操作状況に応じて設定された操作指令として受け付ける。具体的に、検出装置20は、ガイド部13を跨ぐ途中の「第一のガイド操作状況」を検出した後には、当該「第一のガイド操作状況」に対応した第二操作領域R12に対するタッチ操作を検出する。このとき、「第一のガイド操作状況」に対応する第二操作領域R12は、シートの背面部の角度を予め設定された「通常速度」で可動する操作指令を受け付けるよう設定されている。このため、検出装置20は、
図9(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R11からスライド操作されてガイド部13を跨ぐ途中で第二操作領域R12に留まり、第二操作領域R12に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を倒す方向への「通常速度」での可動指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、
図9(B)に示すように、操作者の指Fが第三操作領域R13からスライド操作されてガイド部13を跨ぐ途中で第二操作領域R12に留まり、第二操作領域R12に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を起こす方向への「通常速度」での可動指令として受け付ける。
【0040】
また、検出装置20は、ガイド部13を完全に跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後には、当該「第二のガイド操作状況」に対応した第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11に対するタッチ操作を検出する。このとき、「第二のガイド操作状況」に対応する第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11は、シートの背面部の角度を上述した通常速度よりも速い速度である「高速」で可動する操作指令を受け付けるよう設定されている。このため、検出装置20は、
図10(A)に示すように、操作者の指Fが第一操作領域R11からスライド操作されてガイド部13を完全で跨いだ後に第三操作領域R13に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を倒す方向への「高速」での可動指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、
図10(B)に示すように、操作者の指Fが第三操作領域R13からスライド操作されてガイド部13を完全で跨いだ後に第一操作領域R11に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、スライド方向と同一方向つまりシートの背面部を起こす方向への「高速」での可動指令として受け付ける。
【0041】
なお、本実施形態において、「ガイド部に対するスライド操作の状況」とは、スライド操作によりガイド部を跨ぐ途中の状況と、ガイド部を完全に跨ぐ状況と、が挙げられる。上述した例では、ガイド部13を跨ぐ途中の「第一のガイド操作状況」とガイド部13を完全に跨いだ状態の「第二のガイド操作状況」が挙げられている。なお、本実施形態では、ガイド部13を跨ぐ途中である「第一のガイド操作状況」を、跨ぎ数「0」とも表現し、ガイド部13を完全に跨いだ状態の「第二のガイド操作状況」を、跨ぎ数「1」とも表現している。
【0042】
また、本実施形態において、「その後に平面操作部の操作箇所」としては、第二操作領域R12(すなわちガイド部13上)である場合と、第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11である場合が挙げられる。また、本実施形態において、「その後の操作箇所に対する操作」としては、ガイド部13上つまり第二操作領域R12上や、第三操作領域R13上あるいは第一操作領域R11上で留まる操作である継続したタッチ操作が挙げられる。
【0043】
そして、本実施形態においては、「跨ぎ数の値のそれぞれ対応する複数の特定の操作箇所」としては、跨ぎ数「0」の場合は第二操作領域R12であり、跨ぎ数「1」の場合は第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11である。
【0044】
また、本実施形態において、「その後の状況に応じて設定された操作指令」としては、ガイド部を跨ぐ途中で第二操作領域R12上で留まる操作に対して設定される「通常速度」でのシートの背面部を稼働する操作指令と、ガイド部を完全に跨いだ後の第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11で留まる操作に対して設定される、上記「通常速度」よりも「高速」でのシートの背面部を稼働する操作指令と、が挙げられる。本実施形態においては、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0045】
なお、本実施形態の操作装置の制御装置30は、上述同様に、検出装置20で受け付けた操作指令に応じて、車両の同一の装備品にそれぞれを可動するよう制御する。例えば、上述したように検出装置20にてシートの背面部の角度を可動する操作指令を受け付けた場合には、ガイド操作状況に応じて、第二操作領域R12にて受け付ける操作指令と、第三操作領域R13あるいは第一操作領域R11にて受け付ける操作指令とは、対象がシートの背面部というように同一の装備品であるが、角度を可動させる速度が異なる、というように、その操作指令の内容が異なるように設定されている。
【0046】
[動作]
次に、上述した操作パネル10が操作されたときの操作装置の動作を、主に
図11のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、操作者がシートの背面部を倒す操作を行う場合を例に挙げて説明する。
【0047】
まず、
図9(A)に示すように、操作装置は、操作者によって第一操作領域R11に対してタッチ操作がされたことを検出すると(ステップS11でYes)、その後、スライド操作により、ガイド部13を短手方向に沿って跨ごうとする操作、つまり、ガイド部13に指Fを乗り上げる操作が行われるかを検出する(ステップS12)。操作装置は、操作者によって第一操作領域R11からガイド部13を跨ごうとして乗り上げる操作が行われたことを検出すると(ステップS12でYes)、その後、ガイド部13を短手方向に沿って完全に跨ぐかということと(ステップS13)、第二操作領域R12が操作されるかということ(ステップS14)、を検出する。
【0048】
このとき、操作装置は、
図9(B)に示すように、操作者によってガイド部13を完全に跨ぐ操作が行われず(ステップS13でNo)、ガイド部13上の第二操作領域R12が操作されたことを検出した場合には(ステップS14でYes)、「第一のガイド操作状況」であると判断し、第二操作領域R12に対する操作を受け付ける。つまり、操作装置は、操作者による第二操作領域R12に対する継続したタッチ操作を検出し、タッチ操作が継続している間、「通常速度」でシートの背面部を倒す方向に可動する指令として受け付ける。そして、操作装置は、受け付けた可動指令に対応して、シートの背面部を通常速度で可動制御する(ステップS15)。
【0049】
一方、操作装置は、
図10(A)に示すように、操作者によってガイド部13を完全に跨ぐ操作が行われた場合には(ステップS13でYes)、その後、第三操作領域R13が操作されるかということ(ステップS16)を検出する。そして、操作装置は、操作者によって第三操作領域R13が操作されたことを検出した場合には(ステップS16でYes)、「第二のガイド操作状況」であると判断し、第三操作領域R13に対する操作を受け付ける。つまり、操作装置は、操作者による第三操作領域R13に対する継続したタッチ操作を検出し、タッチ操作が継続している間、「高速」でシートの背面部を倒す方向に可動する指令として受け付ける。そして、操作装置は、受け付けた可動指令に対応して、シートの背面部を高速で可動制御する(ステップS17)。
【0050】
以上のように、本発明の操作装置は、操作パネル10上にガイド部を設け、かかるガイド部を跨ぐようなスライド操作を検出し、その後の操作を、ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付けるよう構成されている。このため、ガイド部に対するスライド操作の操作状況を複数設定しておくことにより、車両の装備品に対する多様な操作を実現でき、操作性のさらなる向上を図ることができる。また、凸状又は凹状のガイド部を形成することで、操作者によるブラインド操作が容易となり、さらなる操作性の向上を図ることができる。
【0051】
なお、操作装置は、上述したような表面の操作が可能なガイド部を複数設けてもよい。そして、操作装置は、ガイド部を複数設けた場合には、実施形態1と同様に、ガイド部間に操作領域を設定してもよい。これにより、複数のガイド部に対する跨ごうとする操作や完全に跨ぐ操作を組み合わせて、複数のガイド操作状況を設定し、各状況に対応した操作指令を受け付けるよう設定してもよい。
【0052】
上述した実施形態1及び2に示すように、ガイド部へのスライド操作後の所定の操作箇所、および当該所定の操作箇所に対する操作等は、ガイド部や、各操作領域の形態や位置に応じて変化する。なお、ガイド部への接触検知は、ガイド部の配置箇所に設ける適宜の検知部材によって直接検知してもよく、
図1に示した実施形態のように、各操作領域R1~R3がガイド部11,12に隣接している場合にはガイド部自体では接触検知は行わず、各操作領域間のスライド操作を検知することで、ガイド部11,12に対する操作を検知してもよい。例えば、第一操作領域R1から第二操作領域R2へのスライド検知や第二操作領域R2から第三操作領域R3へのスライド検知に基づいて、その境界のガイド部11,12へも接触したとみなす間接的な接触検知も採用可能である。
【0053】
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、
図12を参照して説明する。
図12は、操作装置の構成を説明するための図である。
【0054】
本実施形態における操作装置は、車両である自動車のウインドウを開閉操作するためのものであり、例えば、座席のドアに設けられたアームレスト上に配置されている。特に、本実施形態における操作装置は、運転席のドアに設けられたアームレスト上に配置された操作パネル50を備えており、当該操作パネル50が、4つの座席の各ウインドウに対応して4つに区切られて構成されている。以下、1つの座席のウインドウに対応する操作装置について説明する。
【0055】
図12(A)に示すように、1つの座席のウインドウに対応する操作パネル50は、略長方形状に形成されており、車両の前後方向に長手方向が位置するよう配置されている。そして、操作パネル50は、その長手方向の中央付近に、当該操作パネル50の幅方向に延びて所定の長さを有する、略帯状のガイド部51が形成されている。ガイド部51は、
図12(B)のX-X線断面図に示すように、操作パネル50の表面から突出した凸状であり、ガイド部51の表面は平坦に形成されている。但し、ガイド部51は、必ずしも凸状部位で形成されていることに限定されず、凹状部位で形成されていてもよい。
【0056】
そして、操作パネル50の表面には、上述したガイド部51の位置に応じて特定される操作箇所が設定されている。例えば、本実施形態における操作パネル50の表面には、ガイド部51が形成されている部位と、ガイド部51が形成されていない平面状の操作箇所である平面操作部とに、
図12(A)のグレーで示すように、第一操作領域R21と、第二操作領域R22と、第三操作領域R23と、が特定の操作箇所として設定されている。具体的には、まず、ガイド部51の周囲であり、当該ガイド部51の前後位置には、それぞれ第一操作領域R21と第三操作領域R23とが設定されている。このうち、
図12(A)においてガイド部51の前方に位置する第一操作領域R21及びガイド部51の後方に位置する第三操作領域R23は、それぞれ操作開始の際に操作される操作箇所となったり、さらに、ウインドウを閉じる(UP)あるいは開く(DOWN)ときに操作される操作箇所(第二の特定の操作箇所)となる。また、ガイド部51の表面位置には、第二操作領域R22(第一の特定の操作箇所)が設定されている。
【0057】
そして、操作装置の検出装置20は、上述した第一操作領域R21、第二操作領域R22、第三操作領域R23に対するタッチ操作によるタッチ位置及びスライド方向を検出することにより、ガイド部51を短手方向に跨ぐスライド操作を検出し、当該ガイド部51に対する操作状況に応じて設定された操作指令を受け付ける。
【0058】
具体的に、検出装置20は、ガイド部51を跨ぐガイド操作状況として、第一操作領域R21あるいは第三操作領域R23からスライド操作によりガイド部51を跨ごうとする操作と、完全に跨いだ操作と、を検出する。一例として、検出装置20は、操作者の指が第一操作領域R21からガイド部51に乗り上げ、ガイド部51を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部51上の第二操作領域R22で止まる移動操作を跨ぎ数「0」とし、「第一のガイド操作状況」として検出する。同様に、検出装置20は、操作者の指が第三操作領域R23からガイド部51に乗り上げ、ガイド部51を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部51上の第二操作領域R22で止まる移動操作を跨ぎ数「0」とし、「第一のガイド操作状況」として検出する。また、検出装置20は、操作者の指Fが第一操作領域R21からガイド部51を短手方向に沿って完全に跨いで第三操作領域R23へと移動する移動操作を跨ぎ数「1」として、「第二のガイド操作状況」として検出する。同様に、検出装置20は、操作者の指Fが第三操作領域R23からガイド部51を短手方向に沿って完全に跨いで第一操作領域R21へと移動する移動操作を跨ぎ数「1」とし、「第二のガイド操作状況」として検出する。
【0059】
なお、本実施形態において、「ガイド部に対するスライド操作の状況」とは、スライド操作によりガイド部51を跨ぐ操作があり、それぞれに対応する「第一のガイド操作状況」と「第二のガイド操作状況」が挙げられる。
【0060】
また、本実施形態において、「その後に平面操作部の操作箇所」としては、上述した例では、第三操作領域R23の場合と、第一操作領域R21の場合が挙げられる。本実施形態において、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0061】
なお、本実施形態において、「その後に操作された平面操作部の操作箇所」としては、上述した例では、第二操作領域R22である場合と、第三操作領域R23あるいは第一操作領域R21である場合が挙げれる。特に、本実施形態では、跨ぎ数の値にそれぞれ対応する「その後の操作箇所」は、跨ぎ数「0」の場合には第二操作領域R22が対応し、跨ぎ数「1」の場合には第三操作領域R23あるいは第一操作領域R21が対応する。本実施形態において、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0062】
そして、検出装置20は、上述したようにガイド操作状況を検出した後に、さらにタッチ操作を検出し、かかるタッチ操作を、検出したガイド操作状況に応じて設定された操作指令として受け付ける。具体的に、検出装置20は、ガイド部51を跨ぐ途中の「第一のガイド操作状況」を検出した後のタッチ操作を、当該「第一のガイド操作状況」に対応するウインドウの「マニュアル」開閉操作の指令として受け付ける。一例として、検出装置20は、操作者の指Fが、第一操作領域R21からガイド部51を跨ぐ途中の「第一のガイド操作状況」を検出した後に、ガイド部15上の第二操作領域R22に留まり、第二操作領域R22に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、ウインドウを閉じるマニュアル開閉操作指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、操作者の指Fが、第三操作領域R23からガイド部51を跨ぐ途中の「第一のガイド操作状況」を検出した後に、ガイド部15上の第二操作領域R22に留まり、第二操作領域R22に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、ウインドウを開くマニュアル開閉操作指令として受け付ける。
【0063】
また、検出装置20は、ガイド部51を完全に跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後のタッチ操作を、当該「第二のガイド操作状況」に対応するウインドウの「オート」開閉操作の指令として受け付ける。一例として、検出装置20は、操作者の指Fが、第一操作領域R21からガイド部51を完全に跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後に第三操作領域R23に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、ウインドウが完全に閉じるまで自動開閉を行うオート開閉操作指令として受け付ける。同様に、検出装置20は、操作者の指Fが、第三操作領域R23からガイド部51を完全に跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後に第一操作領域R21に対する継続したタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作が継続している間、ウインドウが完全に開くるまで自動開閉を行うオート開閉操作指令として受け付ける。
【0064】
なお、本実施形態の操作装置の制御装置30は、上述同様に、検出装置20で受け付けた操作指令に応じて、車両の同一の装備品にそれぞれを可動するよう制御する。例えば、上述したように検出装置20にてウインドウの「マニュアル」開閉操作の指令、「オート」開閉操作の指令として、対象がウインドウというように同一の装備品であるが、ウインドウの「マニュアル」開閉操作や「オート」開閉操作、というように、その操作指令の内容が異なるように設定されている。
【0065】
なお、上述した操作指令は一例であっても、本発明における操作装置は、車両内に設置される装備品であれば、いかなる装備品に対するいかなる操作指令であっても受け付けるよう設定可能である。
【0066】
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態を、
図13乃至
図14を参照して説明する。
図13は、操作装置の構成を説明するための図であり、
図14は、操作装置の動作を説明するための図である。
【0067】
本実施形態における操作装置は、車両である自動車に搭載されたナビゲーションシステムやオーディオシステム、エアコンなどを操作するためのものであり、マルチコントロールパネルとして機能する。そして、操作装置を構成する操作パネル60は、
図13(A)に示すように、ハンドルの表面に配置されている。なお、
図13(A)の例では、ハンドルの左右にそれぞれ操作パネル60が配置されているが、その数はいくつであってもよく、車両内のいかなる箇所に配置されていてもよい。
【0068】
図13(B)に示すように、操作パネル60は、略円形状に形成されており、その内部の同一円周上に、円弧形状の4つのガイド部61が形成されている。ガイド部61は、円周方向に所定の長さを有し、略帯状に形成されている。ガイド部61は、操作パネル60の表面から突出した凸状であり、ガイド部61の表面は平坦に形成されている。但し、ガイド部61は、必ずしも凸状部位で形成されていることに限定されず、凹状部位で形成されていてもよい。
【0069】
そして、操作パネル60の表面には、上述したガイド部61の位置に応じて特定される操作箇所が設定されている。例えば、本実施形態における操作パネル60の表面には、ガイド部61が形成されている部位と、ガイド部61が形成されていない平面状の操作箇所である平面操作部とに、
図14(A)のグレーで示すように、第一操作領域R31と、第二操作領域R32と、第三操作領域R33と、が特定の操作箇所として設定されている。具体的には、まず、略円形状の操作パネル60の中心付近であり、4つのガイド部61に囲まれた位置には、第一操作領域R31が設定されている。また、各ガイド部61の表面位置には、第二操作領域R32(第一の特定の操作箇所)が設定されている。また、略円形状の操作パネル60の最外周付近であり、4つのガイド部61の外側の位置には、円環状の第三操作領域R33が設定されている。
【0070】
そして、操作装置の検出装置20は、上述した第一操作領域R31、第二操作領域R32、第三操作領域R33に対するタッチ操作によるタッチ位置及びスライド方向を検出することにより、ガイド部61を短手方向に跨ぐスライド操作を検出し、当該ガイド部61に対する操作状況に応じて設定された操作指令を受け付ける。
【0071】
具体的に、検出装置20は、ガイド部61を跨ぐガイド操作状況として、第一操作領域R31からスライド操作によりガイド部61を跨ごうとする操作と、完全に跨いだ操作と、を検出する。一例として、検出装置20は、
図14(B)に示すように、操作者の指が第一操作領域R31からガイド部61に乗り上げ、ガイド部61を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部61上の第二操作領域R32で止まる移動操作を跨ぎ数「0」とし、「第一のガイド操作状況」として検出する。また、検出装置20は、操作者の指が第一操作領域R31からガイド部61を短手方向に沿って完全に跨いで第三操作領域R33へと移動する移動操作を跨ぎ数「1」とし、「第二のガイド操作状況」として検出する。なお、検出装置20は、操作者の指が第三操作領域R33からガイド部61に乗り上げ、ガイド部61を短手方向に沿って跨ぐ途中でガイド部61上の第二操作領域R32で止まる移動操作を跨ぎ数「0」とし、「第一のガイド操作状況」として検出してもよい。また、検出装置20は、操作者の指が第三操作領域R33からガイド部61を短手方向に沿って完全に跨いで第一操作領域R31へと移動する移動操作を跨ぎ数「0」とし、「第二のガイド操作状況」として検出してもよい。
【0072】
なお、本実施形態において、「ガイド部に対するスライド操作の状況」とは、スライド操作によりガイド部61を跨ぐ操作があり、それぞれに対応する「第一のガイド操作状況」と「第二のガイド操作状況」が挙げられる。
【0073】
また、本実施形態において、「その後に平面操作部の操作箇所」としては、上述した例では、第三操作領域R33の場合と、第一操作領域R31の場合が挙げられる。本実施形態において、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0074】
なお、本実施形態において、「その後に操作された平面操作部の操作箇所」としては、上述した例では、第二操作領域R32である場合と、第三操作領域R33あるいは第一操作領域R31である場合が挙げれる。特に、本実施形態では、跨ぎ数の値にそれぞれ対応する「その後の操作箇所」は、跨ぎ数「0」の場合には第二操作領域R32が対応し、跨ぎ数「1」の場合には第三操作領域R33あるいは第一操作領域R31が対応する。本実施形態において、その後の平面操作部の操作に対応する操作指令は、その後の操作箇所と、跨ぎ数と、に応じて設定される。
【0075】
そして、検出装置20は、上述したようにガイド操作状況を検出した後に、さらにタッチ操作を検出し、かかるタッチ操作を、検出したガイド操作状況に応じて設定された操作指令として受け付ける。具体的に、検出装置20は、ガイド部61を跨ぐ途中で止まる「第一のガイド操作状況」を検出した後のガイド部61上でのタッチ操作を、当該「第一のガイド操作状況」に対応する、ナビゲーションシステムなどで表示している画面上でのカーソルなどの移動操作の指令として受け付ける。つまり、検出装置20は、ガイド部61を跨ぐ途中で止まった後に、円弧形状である第二操作領域R32に対するスライド操作を検出して、スライド方向に画面上でカーソルなどを移動させる操作指令として受け付ける。また、検出装置20は、ガイド部61を完全に跨いだ「第二のガイド操作状況」を検出した後の第三操作領域R33でのタッチ操作を、当該「第二のガイド操作状況」に対応する、ナビゲーションシステムやオーディオシステムなどで表示している画面上におけるメニューやフォルダなどの階層を移動する操作の指令として受け付ける。つまり、検出装置20は、ガイド部61を完全に跨いだ後に、円環状である第三操作領域R33に対するスライド操作を検出して、スライド方向に従い、画面上で表示しているメニューやフォルダの階層を移動させる操作指令として受け付ける。なお、検出装置20は、ガイド操作状況を検出した後のタッチ操作として、各操作領域に対する継続したタッチ操作などの他のタッチ操作を検出して、かかるタッチ操作に対応する操作指令を受け付けてもよい。
【0076】
なお、本実施形態の操作装置の制御装置30は、上述同様に、検出装置20で受け付けた操作指令に応じて、GUIなどを表示する表示部材を備えた操作部材として示した車両の同一の装備品にそれぞれを可動するよう制御する。例えば、上述したように検出装置20にてナビゲーションシステムなどで表示している画面のカーソルなどの移動操作、および、ナビゲーションシステムやオーディオシステムなどで表示している画面上におけるメニューやフォルダなどの階層移動操作、というように、その操作指令の内容が異なるように設定されている。
【0077】
なお、上述した操作指令は一例であっても、本発明における操作装置は、車両内に設置される装備品であれば、いかなる装備品に対するいかなる操作指令であっても受け付けるよう設定可能である。
【0078】
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における操作装置の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
車両内に設置されるタッチ式操作面と、当該タッチ式操作面に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出部と、を備えた操作装置であって、
前記タッチ式操作面に、凸状または凹状のガイド部と、当該ガイド部の周囲に位置する平面状の操作箇所となる平面操作部と、が形成されており、
前記検出部は、前記平面操作部から前記ガイド部へのスライド操作を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
(付記2)
付記1に記載の操作装置であって、
前記検出部は、前記ガイド部を短手方向に沿って跨ぐスライド操作の状況を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部を跨ぐスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
(付記3)
付記2に記載の操作装置であって、
前記検出部は、スライド操作により跨いだ前記ガイド部の数を表す跨ぎ数を検出すると共に、その後の前記平面操作部に対する操作を、前記跨ぎ数に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
(付記4)
付記3に記載の操作装置であって、
前記検出部は、前記跨ぎ数を検出すると共に、その後の前記平面操作部に対する操作を、当該操作された前記平面操作部の操作箇所と、前記跨ぎ数と、に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作装置。
(付記5)
付記4に記載の操作装置であって、
前記タッチ式操作面の前記平面操作部に、前記跨ぎ数の値のそれぞれ対応する複数の特定の操作箇所が形成されており、
前記検出部は、前記跨ぎ数を検出すると共に、検出した前記跨ぎ数に対応するその後の前記特定の操作箇所に対する操作を受け付ける、
操作装置。
(付記6)
付記5に記載の操作装置であって、
前記検出部は、前記跨ぎ数の値のそれぞれに対応して形成された複数の前記特定の操作箇所に対するそれぞれの操作を、車両の同一の装備品に対するそれぞれ異なる操作指令として受け付ける、
操作装置。
(付記7)
付記3乃至6のいずれかに記載の操作装置であって、
前記タッチ式操作面に、2本の前記ガイド部が並列に形成されると共に、2本の前記ガイド部の間に位置する前記平面操作部に第一の特定の操作箇所が形成され、2本の前記ガイド部の側方に位置する前記平面操作部に第二の特定の操作箇所が形成されており、
前記検出部は、前記ガイド部を1本跨いだスライド操作の後の前記第一の特定の操作箇所に対する操作を受け付け、前記ガイド部を2本跨いだスライド操作の後の前記第二の特定の操作箇所に対する操作を受け付ける、
操作装置。
(付記8)
車両内に設置されるタッチ式操作面と、当該タッチ式操作面に対する操作者によるタッチ操作を検出する検出部と、を備えた操作装置による操作受付方法であって、
前記タッチ式操作面に、凸状または凹状のガイド部と、当該ガイド部の周囲に位置する平面状の操作箇所となる平面操作部と、が形成されており、
前記検出部が、前記平面操作部から前記ガイド部へのスライド操作を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部に対するスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作受付方法。
(付記9)
付記8に記載の操作受付方法であって、
前記検出部が、前記ガイド部を短手方向に沿って跨ぐスライド操作の状況を検出すると共に、その後の所定の操作箇所に対する操作を、前記ガイド部を跨ぐスライド操作の状況に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作受付方法。
(付記10)
付記9に記載の操作受付方法であって、
前記検出部が、スライド操作により跨いだ前記ガイド部の数を表す跨ぎ数を検出すると共に、その後の前記平面操作部に対する操作を、前記跨ぎ数に応じて設定された操作指令として受け付ける、
操作受付方法。
【0079】
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0080】
10,50,60 操作パネル
11,12,13,51,61 ガイド部
20 検出装置
30 制御装置
R1,R11,R21,R31 第一操作領域
R2,R12,R22,R32 第二操作領域
R3,R13,R23,R33 第三操作領域