(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-09-22
(45)【発行日】2025-10-01
(54)【発明の名称】コーヒー粉末整形圧密デバイス
(51)【国際特許分類】
A23F 5/10 20060101AFI20250924BHJP
【FI】
A23F5/10
(21)【出願番号】P 2024112834
(22)【出願日】2024-07-12
【審査請求日】2024-07-12
(73)【特許権者】
【識別番号】517225086
【氏名又は名称】ヤン,ユ-ミン
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ユミン
【審査官】松井 一泰
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2022/0022683(US,A1)
【文献】特表2013-532101(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23B 85/00- 90/10
A23F 3/00- 5/50
B01J 3/00- 3/08
B30B 11/00- 11/34
B30B 9/00- 9/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納空間と、当該収納空間に接続される操作開口を有するデバイスハウジングと
当該収納空間内において、当該デバイスハウジングに接続される固定フレームと、
当該固定フレームに固定される粉末圧密伸縮部品及び、
当該デバイスハウジング内に設置されて、第一方向に移動可能に連動されるように、当該粉末圧密伸縮部品に連結される粉末整理モジュールハウジングと、
転動可能に当該粉末整理モジュールハウジングに設置されて、当該粉末整理モジュールハウジングから突出する粉末圧密筒と、
当該粉末整理モジュールハウジング内において、夫々、当該粉末整理モジュールハウジングに固定される複数の粉末整理伸縮部品と、
当該粉末整理伸縮部品に接続され、当該粉末整理伸縮部品によって当該第一方向に沿って移動可能に駆動されるように、当該粉末整理モジュールハウジング内に設置される粉末整理駆動部品及び、
伝動可能に当該粉末整理駆動部品に連結され、当該粉末整理駆動部品によって連動されて、転動可能に当該粉末圧密筒内に設置され、また、夫々、当該粉末圧密筒に貫通する複数の粉末整理針を有する粉末整理針盤とを、有する、
粉末整理モジュールと、が含まれ、
その中、粉末整理段階の時、パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定され、また、当該粉末整理伸縮部品と当該粉末整理駆動部品との連動により、当該粉末整理針盤の当該粉末整理針が、回転可能に、当該パウダーカップに伸び込んで、当該パウダーカップ内に収納されたコーヒー粉末を撹拌し、また、当該コーヒー粉末が、攪拌によって均一に分散された後、当該粉末整理針が、当該粉末圧密筒に縮み戻ることにより、当該粉末圧密筒の底面に粉末圧密平面が形成され、また、当該粉末整理段階後の粉末圧密段階において、当該粉末圧密伸縮部品によって、当該第一方向に沿って移動するように、当該粉末整理モジュールが連動されることにより、当該粉末圧密平面で当該コーヒー粉末を圧密する、
ことを特徴とする、コーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項2】
当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、シェルフレーム本体と隔離板が含まれ、当該シェルフレーム本体に、当該隔離板が設置される機構空間を有し、また、当該粉末圧密筒が、転動可能に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される、ことを特徴とする、請求項1に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項3】
当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される、第一軸受と第二軸受が含まれ、当該粉末圧密筒が、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置され、これにより、当該粉末圧密筒が、転動可能に当該粉末整理モジュールハウジングに設置される、ことを特徴とする、請求項2に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項4】
更に、パウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品が含まれ、当該パウダーカップ引き受けフレームが、当該操作開口から露出するように、当該固定フレームに固定され、当該弾性挟み部品が、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に位置するように、当該第一方向に沿って、弾性回復に当該粉末整理モジュールハウジングに組み合わせられ、これにより、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に入り込んだ当該パウダーカップの取っ手を挟むことにより、当該パウダーカップの取っ手で、当該パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように当該収納空間内に固定され、また、当該粉末圧密筒が、更に、当該弾性挟み部品に通す、ことを特徴とする、請求項1に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項5】
収納空間と、当該収納空間に接続される操作開口を有するデバイスハウジングと、
当該収納空間内において、当該デバイスハウジングに接続される固定フレームと、
当該固定フレームに固定される粉末圧密伸縮部品及び、
当該デバイスハウジング内に設置されて、第一方向に移動可能に連動されるように、当該粉末圧密伸縮部品に連結される粉末整理モジュールハウジングと、
転動可能に当該粉末整理モジュールハウジングに設置されて、当該粉末整理モジュールハウジングから突出する粉末圧密筒と、
当該粉末整理モジュールハウジング内において、夫々、当該粉末整理モジュールハウジングに固定される粉末整理伸縮部品と、
当該粉末整理モジュールハウジングに固定されて、伝動可能に当該粉末圧密筒に連結され、当該粉末圧密筒が回転するように連動される粉末整理駆動部品及び、
当該粉末整理伸縮部品に連結されて、複数の粉末整理針を有し、当該粉末整理針が、夫々、当該粉末圧密筒から貫通し、当該粉末圧密筒によって連動されて回転する粉末整理針盤とを、有する、
粉末整理モジュールと、が含まれ、
その中、粉末整理段階の時、パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定され、また、当該粉末整理伸縮部品と当該粉末整理駆動部品との連動により、当該粉末整理針盤の当該粉末整理針が、回転可能に、当該パウダーカップに伸び込んで、当該パウダーカップ内に収納されたコーヒー粉末を攪拌し、また、当該コーヒー粉末が、攪拌によって均一に分散された後、当該粉末整理針が、当該粉末圧密筒に縮み戻ることにより、当該粉末圧密筒の底面に粉末圧密平面が形成され、また、当該粉末整理段階後の粉末圧密段階において、当該粉末圧密伸縮部品によって、当該第一方向に沿って移動するように、当該粉末整理モジュールが連動されることにより、当該粉末圧密平面で当該コーヒー粉末を圧密する、ことを特徴とする、コーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項6】
当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、シェルフレーム本体と隔離板が含まれ、当該シェルフレーム本体に、当該隔離板が設置される機構空間を有し、また、当該粉末圧密筒が、転動可能に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される、ことを特徴とする、請求項5に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項7】
当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置された、第一軸受と第二軸受が含まれ、また、当該粉末圧密筒が、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置されることにより、当該粉末圧密筒が、転動可能に、当該粉末整理モジュールハウジングに設置される、ことを特徴とする、請求項6に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項8】
当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置された第一歯車が含まれ、また、当該粉末圧密筒が、当該第一歯車に連結され、当該粉末整理駆動部品に、更に、当該第一歯車に噛み合う第二歯車を有し、これにより、当該粉末整理駆動部品が、伝動可能に当該粉末圧密筒に連結される、ことを特徴とする、請求項7に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項9】
当該第一歯車が、第一軸線を中心として回転でき、当該第二歯車が、第二軸線を中心として回転でき、当該第一軸線と当該第二軸線とが、共に、当該第一方向に平行し、また、当該第一歯車と当該第二歯車は、共に、フラット歯車である、ことを特徴とする、請求項8に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項10】
当該第一歯車が、第一軸線を中心として回転でき、当該第二歯車が、第二軸線を中心として回転でき、当該第一軸線が、当該第一方向に平行し、当該第二軸線が、当該第一方向に垂直し、また、当該第一歯車と当該第二歯車が、共に傘歯車である、ことを特徴とする、請求項8に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項11】
当該粉末整理モジュールハウジングには、更に、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置される第一滑車が含まれ、また、当該粉末圧密筒が、当該第一滑車に連結され、当該粉末整理駆動部品には、更に、ベルトによって伝動可能に当該第一滑車に連結される第二滑車が含まれ、これにより、当該粉末整理駆動部品が伝動可能に当該粉末圧密筒に連結される、ことを特徴とする、請求項7に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【請求項12】
更に、パウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品が含まれ、当該パウダーカップ引き受けフレームが、当該操作開口から露出するように、当該固定フレームに固定され、当該弾性挟み部品が、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に位置するように、当該第一方向に沿って、弾性回復に当該粉末整理モジュールハウジングに組み合わせられ、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に入り込んだ当該パウダーカップの取っ手を挟むことにより、当該パウダーカップの取っ手で、当該パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように当該収納空間内に固定され、また、当該粉末圧密筒が、更に、当該弾性挟み部品に通す、ことを特徴とする、請求項5に記載されたコーヒー粉末整形圧密デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーヒー粉末整形圧密デバイスに関し、特に、コーヒー粉末を整形して均一に圧密することができるデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
一般として、濃縮コーヒーを醸造することは、簡単に言えば、コーヒー豆を、綿密な粉末に研磨してから、お湯を、コーヒー粉に注入することにより、コーヒー粉の中の物質を抽出することであり、その中、コーヒー粉にお湯を注入する時、お湯を充分にコーヒー粉に接触させることと抽出時間を短くすることのために、普通、9気圧の圧力で抽出する前に、コーヒー粉を、均一に且つ堅実なパウダーファンデーションに作成しなければならない。
【0003】
コーヒー粉をパウダーファンデーションに作成する場合、普通、先ず、ディストリビューターで、パウダーカップ内のコーヒー粉を均一に攪拌してから、圧力充填機で、パウダーカップ内のコーヒー粉を圧密し、パウダーファンデーションをコーヒー機にセットすると、均一に且つ堅実なパウダーファンデーションであることにより、抽出過程において、お湯を安定的に且つ圧力均一に、コーヒー粉に対して抽出することを確保できるため、一致の味を有するコーヒーが得られる。
【0004】
上記のように、ディストリビューターと圧力充填機によって、有効的にコーヒー粉をパウダーファンデーションに整形できるが、ディストリビューターと圧力充填機を操作することには、ユーザーが手動で操作を行うため、ユーザーが、大量な濃縮コーヒーを準備する時、当該ユーザーらの手動操作によって、濃縮コーヒーの産出効率に悪影響を与える。また、既存の技術によれば、関係業者が、ユーザーの代わりに粉末状態のコーヒー粉をパウダーファンデーションに圧力充填できる自動圧力充填機を、製造できるが、ユーザーが、ディストリビューターで、コーヒー粉を均一に攪拌してから、ユーザーが、頻繁に粉末状態のパウダーカップを自動圧力充填機にセットすることが必要であるため、非常に不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の濃縮コーヒーは、コーヒー粉をパウダーファンデーションに整形圧密してから、高圧で、濃縮コーヒーを抽出できるが、コーヒー粉の粉末整理と圧力充填の作動が、夫々、ディストリビューターと圧力充填機によって行われ、また、自動圧力充填機により、自動的に整形されたコーヒー粉に対して圧力充填を行うが、ユーザーが手動で粉末を整理しなければならなく、それから、粉末整理や圧力充填の操作は、各自に進行するため、圧力充填機や自動圧力充填機で、圧力充填を行っても、各自に進行することにより、コーヒーを作る作動が、より複雑的になり、そして、より多い時間が掛かる。そのため、本発明の主な目的は、コーヒー粉末整形圧密デバイスを提供し、連続的に粉末整理と圧力充填の作動を行い、有効的にコーヒー粉末をパウダーファンデーションに作成する効率が向上される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、従来技術の諸問題を解消するために、デバイスハウジングと、固定フレームと、粉末圧密伸縮部品及び、粉末整理モジュールとが含まれる、コーヒー粉末整形圧密デバイスを提供する。
【0007】
デバイスハウジングは、収納空間と収納空間に接続される操作するための開口とがある。固定フレームは、収納空間内において、デバイスハウジングに固定される。
【0008】
パウダーカップ引き受けフレームは、固定フレームに固定されて、操作開口から露出する。粉末圧密伸縮部品は、固定フレームに固定される。
【0009】
粉末整理モジュールには、粉末整理モジュールハウジングと、粉末圧密筒と、複数の粉末整理伸縮部品と、粉末整理駆動部品及び粉末整理針盤とが、含まれる。
【0010】
粉末整理モジュールハウジングは、粉末圧密伸縮部品に連結され、粉末圧密伸縮部品に連動されて第一方向に移動可能にデバイスハウジング内に設置される。
【0011】
粉末圧密筒は、転動可能に粉末整理モジュールハウジングに設置され、粉末整理モジュールハウジングから突出する。複数の粉末整理伸縮部品は、粉末整理モジュールハウジングの中において、夫々、粉末整理モジュールハウジングに固定される。粉末整理駆動部品は、粉末整理伸縮部品に接続され、粉末整理伸縮部品によって粉末整理モジュールハウジングの内において、第一方向に沿って、移動可能に駆動されるように、設置される。粉末整理針盤は、伝動可能に粉末整理駆動部品に連結されて、粉末整理駆動部品によって、転動可能に連動されるように、粉末圧密筒の内に設置され、また、粉末整理針盤には、複数の粉末整理針を有し、粉末整理針は、夫々、粉末圧密筒に貫通する。
【0012】
その中、粉末整理をする時、パウダーカップは、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定され、また、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品との連動に従って、粉末整理針盤の粉末整理針が、パウダーカップに伸び込んで、回転的にパウダーカップ内に収納されたコーヒー粉末を攪拌し、そして、コーヒー粉末が攪拌によって均一に分散した後、粉末整理針が、粉末圧密筒に縮み戻り、これにより、粉末圧密筒の底面が、粉末圧密平面に形成する。また、粉末整理段階後の粉末圧密段階になると、粉末整理モジュールは、粉末圧密伸縮部品によって連動されて第一方向に沿って移動し、粉末圧密平面で、粉末を圧密する。
【0013】
上記の必要技術手段から派生した付属技術手段によれば、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、シェルフレーム本体と隔離板を有し、当該シェルフレーム本体は、機構空間を有し、当該隔離板は、当該機構空間に設置され、また、当該粉末圧密筒は、転動可能に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される。
【0014】
また、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、第一軸受と第二軸受を有し、当該第一軸受と当該第二軸受は、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置されて、また、当該粉末圧密筒は、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置されることにより、転動可能に、当該粉末整理モジュールハウジングに設置される。
【0015】
上記の必要技術手段から派生する付属技術手段によれば、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、シェルフレーム本体と隔離板を有し、当該シェルフレーム本体は、機構空間を有し、当該隔離板は、当該機構空間に設置され、また、当該粉末圧密筒は、転動可能に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される。
【0016】
上記の必要技術手段から派生する付属技術手段によれば、コーヒー粉末整形圧密デバイスは、更に、パウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品が含まれ、当該パウダーカップ引き受けフレームは、当該操作開口から露出するように、当該固定フレームが固定され、当該弾性挟み部品は、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間において、当該第一方向に沿って弾性回復可能に、当該粉末整理モジュールハウジングに組み合わせられ、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に伸び入れた当該パウダーカップの取っ手を挟むことにより、当該パウダーカップの取っ手によって取られた当該パウダーカップを、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定して、また、当該粉末圧密筒が、更に、当該弾性挟み部品に通す。
【0017】
本発明の更に、他の必要技術手段によれば、コーヒー粉末整形圧密デバイスは、デバイスハウジングと、固定フレーム、粉末圧密伸縮部品及び粉末整理モジュールが含まれる。
【0018】
デバイスハウジングには、収納空間と、当該収納空間に接続される操作開口とが含まれる。固定フレームは、当該デバイスハウジングに接続するように、当該収納空間の中に位置する。パウダーカップ引き受けフレームは、当該操作開口から露出するように、当該固定フレームに固定される。粉末圧密伸縮部品は、当該固定フレームに固定される。
【0019】
粉末整理モジュールは、粉末整理モジュールハウジングと、粉末圧密筒、粉末整理伸縮部品、粉末整理駆動部品及び粉末整理針盤と、が含まれる。
【0020】
粉末整理モジュールハウジングは、当該粉末圧密伸縮部品に連結され、これにより、当該粉末圧密伸縮部品によって連動されて当該第一方向に沿って移動可能に、当該デバイスハウジング内に設置される。粉末圧密筒は、転動可能に当該粉末整理モジュールハウジングに設置され、当該粉末整理モジュールハウジングから突出する。
【0021】
粉末整理伸縮部品は、当該粉末整理モジュールハウジング内において、当該粉末整理モジュールハウジングに固定される。粉末整理駆動部品は、当該粉末整理モジュールハウジングに固定され、当該粉末圧密筒に伝動可能に連結されて、当該粉末圧密筒が、回転するように連動される。粉末整理針盤は、当該粉末整理伸縮部品に連結されて、複数の粉末整理針を有し、当該粉末整理針が、夫々、当該粉末圧密筒に貫通することにより、当該粉末整理針盤が、当該粉末圧密筒によって連動されて回転する。
【0022】
その中、粉末整理段階の時、パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定され、また、当該粉末整理伸縮部品と当該粉末整理駆動部品との連動により、当該粉末整理針盤の当該粉末整理針が、回転可能に、当該パウダーカップに伸び込んで、当該パウダーカップ内に収納されたコーヒー粉末を攪拌し、また、当該コーヒー粉末が、攪拌によって均一に分散された後、当該粉末整理針が、当該粉末圧密筒に縮み戻ることにより、当該粉末圧密筒の底面に粉末圧密平面が形成される。当該粉末整理段階後の粉末圧密段階において、当該粉末圧密伸縮部品によって、当該第一方向に沿って移動するように、当該粉末整理モジュールが連動されることにより、当該粉末圧密平面で当該粉末を圧密する。
【0023】
上記の必要技術手段から派生した付属技術手段によれば、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、シェルフレーム本体と隔離板を有し、当該シェルフレーム本体は、機構空間を有し、当該隔離板は、当該機構空間に設置され、また、当該粉末圧密筒は、転動可能に、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置される。その中、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、第一軸受と第二軸受を有し、当該第一軸受と当該第二軸受が、当該シェルフレーム本体と当該隔離板との間に設置され、また、当該粉末圧密筒が、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置されることにより、転動可能に、当該粉末整理モジュールハウジングに設置される。
【0024】
また、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、第一歯車を有し、当該第一歯車が、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置され、また、当該粉末圧密筒が、当該第一歯車に連結され、当該粉末整理駆動部品が、更に、第二歯車を有し、当該第二歯車が、当該第一歯車に噛み合うことにより、当該粉末整理駆動部品が、当該粉末圧密筒に伝動可能に連結される。
【0025】
また、当該第一歯車は、第一軸線を中心として回転でき、当該第二歯車は、第二軸線を中心として回転でき、当該第一軸線と当該第二軸線は、ともに、当該第一方向に平行し、当該第一歯車と当該第二歯車は、ともに、フラット歯車である。また、当該第一歯車は、第一軸線を中心として回転でき、当該第二歯車は、第二軸線を中心として回転でき、当該第一軸線が、当該第一方向に平行し、当該第二軸線が、当該第一方向に垂直し、そして、当該第一歯車と当該第二歯車は、ともに、傘歯車である。
【0026】
上記の必要技術手段から派生した付属技術手段によれば、当該粉末整理モジュールハウジングは、更に、第一滑車を有し、当該第一滑車が、当該第一軸受と当該第二軸受との間に設置され、また、当該粉末圧密筒が、当該第一滑車に連結され、当該粉末整理駆動部品は、更に、第二滑車を有し、当該第二滑車が、ベルトによって伝動可能に当該第一滑車に連結されることにより、伝動可能に当該粉末圧密筒に連結される。
【0027】
上記の必要技術手段から派生した付属技術手段によれば、コーヒー粉末整形圧密デバイスは、更に、パウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品が含まれ、当該パウダーカップ引き受けフレームが、当該操作開口から露出するように、当該固定フレームに設置され、当該弾性挟み部品は、当該第一方向に沿って弾性回復に、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に位置するように、当該粉末整理モジュールハウジングに組み合わせられるため、当該パウダーカップ引き受けフレームと当該粉末整理モジュールハウジングとの間に伸び込んだ当該パウダーカップの取っ手を挟んで、当該パウダーカップの取っ手によって引き受けた当該パウダーカップが、当該粉末圧密筒に面するように、当該収納空間内に固定され、また、当該粉末圧密筒が、更に、当該弾性挟み部品に通す。
【0028】
上記のように、本発明は、主として、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品を利用して、粉末整理針盤を連動させてパウダーカップ内のコーヒー粉末を整理し、また、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品が、粉末整理モジュールハウジングに設置され、また、粉末整理針盤の粉末整理針が、粉末圧密筒に通すため、粉末整理終了して、粉末整理針が、粉末圧密筒の底面に縮み戻って粉末圧密平面が形成された後、粉末整理モジュールハウジング全体が、粉末圧密伸縮部品によって、第一方向に沿って移動するように、連動され、これにより、粉末圧密平面で、粉末状態のコーヒー粉末を、圧密でき、そのため、本発明に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスは、連続的にコーヒー粉末に対して、粉末整理と圧力充填を行うことができ、有効的に、パウダーファンデーションの効率が向上される。
【0029】
本発明に係る具体的な実施例は、以下の実施例と図式を挙げて、詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの立体概念図である。
【
図2】本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの立体分解概念図である。
【
図3】本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの粉末圧密伸縮部品と固定フレームの立体分解概念図である。
【
図4】本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの粉末圧密伸縮部品と固定フレームのもう一つの視角からの立体分解概念図である。
【
図7】パウダーカップの取っ手が、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスのパウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品との間に貫通する時の立体概念図である。
【
図9】本発明の第一より良い実施例によれば、粉末整理モジュールは、粉末整理駆動部品と粉末整理針盤が第一方向に移動するように、粉末整理伸縮部品によって連動され、また、粉末整理駆動部品によって連動される粉末整理針盤が回転して、粉末整理針で、コーヒー粉末を攪拌する時の断面概念図である。
【
図10】本発明の第一より良い実施例によれば、粉末整理針でコーヒー粉末を攪拌した後、粉末整理針が、粉末圧密筒に戻って粉末圧密平面が形成した後、粉末圧密伸縮部品によって駆動されて、粉末圧密平面でコーヒー粉末に対して圧密する時の断面概念図である。
【
図11】本発明の第二より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
【
図12】本発明の第二より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体分解概念図である。
【
図13】本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
【
図14】本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールの平面概念図である。
【
図15】本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールのD-D断面概念図である。
【
図16】本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
【
図17】本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールの平面概念図である。
【
図18】本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールのE-E断面概念図である。
【符号の説明】
【0031】
100 コーヒー粉末整形圧密デバイス
1 デバイスハウジング
11 ハウジング本体
12 上蓋
2 固定フレーム
21 フレーム本体
211 内側引き受け板
22 ストッパー
221 頂板
222 側板
3 パウダーカップ引き受けフレーム
4 粉末圧密伸縮部品
41 第一ドライバー
411 第一伸縮棒
42 第一ばね
43 圧力検知器
44 第二ばね
5、5a、5b、5c 粉末整理モジュール
51、51a、51b、51c 粉末整理モジュールハウジング
511、511a、511b、511c シェルフレーム本体
5111、5111a、5111b、5111c 底板
5112、5112a、5112b、5112c 側板
5113.5113a、5113b、5113c 裏板
51131、51131a、51131b、51131c 連動機構
5114、5114a、5114b、5114c 頂板
512、512a、512b、512c 隔離板
5121、5121a 貫通穴
513 前バッフル
5131 バッフル本体
5132 側辺伸びシート
5133 頂端伸びシート
514、514a、514b、514c 第一軸受
5141、5141a、5141b、5141c 第一軸受下半部
5142、5142a、5142b、5142c 第一軸受上半部
5143、5143a、5143b、5143c 第一軸受回転部品
515、515a、515b、515c 第二軸受
5151、5151a、5151b、5151c 第二軸受下半部
5152、5152a、5152b、5152c 第二軸受上半部
5153、5153a、5153b、5153c 第二軸受回転部品
516a、516b 第一歯車
516c 第一滑車
52、52a、52b、52c 粉末圧密筒
521、521b、521c 円筒
5211、5211b、5211c 円筒底部
52111、52111b、52111c 穴
522:円筒上部リング
53、53a、53b、53c 粉末整理伸縮部品
531、531a、531b、531c 第二伸縮棒
54、54a、54b、54c 粉末整理駆動部品
541 モーターフレーム
541a、541b、541c モーター本体
542 モーター本体
542a、542b 第二歯車
542c 第二滑車
543c ベルト
5421、5411a、5411b、5411c モーター出力軸
55、55a、55b、55c 粉末整理針盤
551、551a、551b、551c 針盤本体
552、552a、552b、552c 粉末整理針
6 弾性挟み部品
61 挟み板
611 挟み板穴
62 弾性部品
200 パウダーカップの取っ手
300 パウダーカップ
400 コーヒー粉末
S1 収納空間
S2、S2a、S2b、S2c 機構空間
S21、S21a、S21b、S21c 下層空間
S22、S22a、S22b、S22c 上層空間
S3、S3a、S3b、S3c 円筒空間
OP1 操作開口
OP2 組み立て開口
OP3 前窓口
D1、D1a、D1b、D1c 第一方向
X1a、X1b 第一軸線
X2a、X2b 第二軸線
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、図式を参照しながら、本発明の具体実施形態を詳しく説明する。下記の記述や請求範囲により、本発明の利点や特徴が、より明白的になる。また、図式は、本発明の実施例を簡単且つ便利に説明するためのもので、簡単化されて、精密の比例を有しない。
【0033】
図1から
図6を参照しながら、
図1は、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの立体概念図で、
図2は、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの立体分解概念図であって、
図3は、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの粉末圧密伸縮部品と固定フレームの立体分解概念図であり、また、
図4は、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスの粉末圧密伸縮部品と固定フレームのもう一つの視角からの立体分解概念図で、
図5は、
図2のA-A断面概念図であって、
図6は、
図2のB-B断面概念図である。
【0034】
図1から
図6のように、コーヒー粉末整形圧密デバイス100は、デバイスハウジング1と、固定フレーム2、パウダーカップ引き受けフレーム3、粉末圧密伸縮部品4、粉末整理モジュール5及び、弾性挟み部品6が含まれる。
【0035】
デバイスハウジング1は、ハウジング本体11と上蓋12が含まれ、ハウジング本体11には、収納空間S1があり、また、操作開口OP1と組み立て開口OP2が設けられ、操作開口OP1と組み立て開口OP2が、夫々、収納空間S1に接続され、その中、操作開口OP1が、ハウジング本体11の底部側辺に位置し、組み立て開口OP2が、ハウジング本体11の頂端に位置する。上蓋12が、組み立て開口OP2を覆うように、ハウジング本体11の頂端に組み合わせられてる。本実施例によれば、上蓋12の内側に、制御モジュール(図に未表示)が設けられ、制御モジュールの操作ボタン(図に未表示)と表示スクリーン(図に未表示)が、上蓋12から露出して、ユーザーは、それを利用して操作する。
【0036】
固定フレーム2は、フレーム本体21とストッパー22が含まれる。フレーム本体21は、収納空間S1内に位置し、内側引き受け板211を有して、ハウジング本体11に接続される。ストッパー22は、フレーム本体21の頂端に固定され、一つの頂板221と二つの側板222(図に一つだけが表示される)を有し、頂板221の一端が、フレーム本体21の上部の縁に接続され、二つの側板222が、頂板221の両端とフレーム本体21の側縁に接続され、また、本実施例によれば、二つの側板222は、頂板221とフレーム本体21とが、約90度の角度を維持して、頂板221を支持するための三角板構造である。
【0037】
パウダーカップ引き受けフレーム3は、操作開口OP1から露出するように、フレーム本体21に固定される。その中、パウダーカップ引き受けフレーム3は、既存の自動粉末整理デバイス或いは自動圧力充填デバイスに、よく見られるから、ここでは、詳しく説明しない。
【0038】
粉末圧密伸縮部品4は、フレーム本体21に固定され、第一ドライバー41と、第一ばね42、圧力検知器43及び、第二ばね44が含まれる。第一ドライバー41は、フレーム本体21に固定され、第一方向D1に沿って伸縮可能の第一伸縮棒411を有し、具体的に言えば、第一ドライバー41は、例えば、電動伸縮棒である場合、第一伸縮棒411が、電動伸縮棒のプッシュロッドである。第一ばね42は、第一伸縮棒411に連結される。圧力検知器43は、第一ドライバー41に面するように、内側引き受け板211に設置される。第二ばね44は、圧力検知器43と第一ばね42との間に設置されるように、圧力検知器43に連結される。
【0039】
粉末整理モジュール5は、粉末整理モジュールハウジング51と、粉末圧密筒52、複数の粉末整理伸縮部品53(図に一つだけが表示される)、粉末整理駆動部品54及び粉末整理針盤55が、含まれる。
【0040】
粉末整理モジュールハウジング51は、シェルフレーム本体511と、隔離板512、前バッフル513、第一軸受514及び第二軸受515が含まれる。シェルフレーム本体511は、底板5111と、二つの側板5112(図に一つだけが表示される)、裏板5113及び頂板5114が、含まれ、二つの側板5112が、底板5111の両側に接続され、裏板5113が、二つの側板5112の間に位置して、底板5111に接続され、また、裏板5113の両側が、更に、夫々、二つの側板5112に接続され、頂板5114が、二つの側板5112と裏板5113に接続されるため、底板5111と、二つの側板5112、裏板5113及び頂板5114が機構空間S2と機構空間S2に接続される、前窓口OP3は構成される。その中、裏板5113には、更に、連動機構51131を有し、連動機構51131は、第一ばね42と第二ばね44との間に通すように、裏板5113の外側面へ突出して、第一ばね42によって第一ドライバー41に連結される。また、実用上、頂板5114と頂板221との間には、更に、ガイドロッド等のようなガイド部品を設けられても良く、これにより、粉末整理モジュールハウジング51が、第一方向D1に沿って往復移動できる。
【0041】
隔離板512が、二つの側板5112に接続されるように、シェルフレーム本体511内に設置され、これにより、機構空間S2は、下層空間S21と上層空間S22に区分され、その中、隔離板512には、更に、下層空間S21を上層空間S22とを接続するための貫通穴5121が形成される。
【0042】
前バッフル513は、バッフル本体5131と、二つの側辺伸びシート5132(図に一つだけが表示される)及び頂端伸びシート5133が含まれる。バッフル本体5131は、シェルフレーム本体511の前窓口OP3に固定される。二つの側辺伸びシート5132が、夫々、バッフル本体5131の両側に接続され、頂端伸びシート5133が、バッフル本体5131の頂端に接続され、その中、二つの側辺伸びシート5132が、夫々、二つの側板5112に接続され、また、頂端伸びシート5133が、頂板5114に接続され、これにより、粉末整理モジュールハウジング51の全体強度が向上される。その他の実施例によれば、前バッフル513には、バッフル本体5131だけがあって、二つの側辺伸びシート5132と頂端伸びシート5133を有しなくても良い。
【0043】
第一軸受514には、第一軸受下半部5141と、第一軸受上半部5142及び複数の第一軸受回転部品5143(図に一つだけが表示される)が含まれる。第一軸受下半部5141が、底板5111に固定され、第一軸受上半部5142が、第一軸受下半部5141に対応して、上方に設置され、また、複数の第一軸受回転部品5143が、第一軸受下半部5141と第一軸受上半部5142との間に設置され、これにより、第一軸受下半部5141と第一軸受上半部5142は、相対的に回転できる。
【0044】
第二軸受515には、第二軸受下半部5151と、第二軸受上半部5152及び複数の第二軸受回転部品5153(図に一つだけが表示される)が含まれる。第二軸受下半部5151が、第一軸受上半部5142と間隔的に設置され、第二軸受上半部5152が、第二軸受下半部5151の上方に設置され、複数の第二軸受回転部品5153が、第二軸受下半部5151と第二軸受上半部5152との間に設置され、これにより、第二軸受下半部5151と第二軸受上半部5152とは、相対的に回転できる。
【0045】
粉末圧密筒52には、円筒521と円筒上部リング522が含まれる。円筒521は、シェルフレーム本体511からパウダーカップ引き受けフレーム3に突出し、円筒空間S3を有し、また、円筒底部5211があり、円筒底部5211に、複数の穴52111(図に一つだけが表示される)が形成される。円筒上部リング522は、一体成型で、円筒521の上部の縁から外へ突出する。その中、円筒上部リング522は、第一軸受上半部5142と第二軸受下半部5151との間に設置され、また、夫々、第一軸受上半部5142と第二軸受下半部5151に抵当し、これにより、粉末圧密筒52は、粉末整理モジュールハウジング51に相対的に回転できる。
【0046】
複数の粉末整理伸縮部品53は、夫々、収納空間S1において、シェルフレーム本体511の内側に接続され、また、夫々、第一方向D1に沿って伸縮可能の第二伸縮棒531を有する。本実施例によれば、粉末整理伸縮部品53の数は、三つであるが、これに制限されず、二つでも良い。
【0047】
粉末整理駆動部品54には、モーターフレーム541とモーター本体542が含まれる。モーターフレーム541は、複数の粉末整理伸縮部品53の第二伸縮棒531に接続される。モーター本体542は、モーターフレーム541の中に固定され、また、モーター本体542は、モーター出力軸5421を有する。その中、モーター本体542が、粉末整理伸縮部品53の第二伸縮棒531に接続されるため、粉末整理駆動部品54は、全体が、第一方向D1に沿って移動可能に、粉末整理モジュールハウジング51内に設置される。
【0048】
粉末整理針盤55には、針盤本体551と複数の粉末整理針552(図に一つだけが表示される)が含まれる。針盤本体551は、モーター出力軸5421に接続されて、第一方向D1に沿って移動可能に円筒521の円筒空間S3に貫通し、また、複数の粉末整理針552は、夫々、針盤本体551から、第一方向D1に沿って円筒底部5211から突出して、夫々、複数の穴52111に貫通する。本実施例によれば、粉末整理伸縮部品53の第二伸縮棒531が完全に縮み戻る時、複数の粉末整理針552は、夫々、円筒底部5211の底面まで縮み戻ると、粉末圧密平面(図に未表示)が形成される。
【0049】
弾性挟み部品6には、挟み板61と四つの弾性部品62(図に一つだけが表示される)が含まれる。挟み板61に、挟み板穴611が形成され、また、粉末圧密筒52は、挟み板穴611に貫通する。その中、弾性部品62は、ばねと制限ネジから構成され、制限ネジが、底板5111に貫通して挟み板61に螺合し、ばねが、底板5111と挟み板61との間に設置され、これにより、挟み板61は、第一方向D1に沿って弾性回復に、粉末整理モジュールハウジング51に組み合わせられる。
【0050】
図7から
図9を参照しながら、
図7は、パウダーカップの取っ手は、本発明の第一より良い実施例に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスのパウダーカップ引き受けフレームと弾性挟み部品との間に貫通する時の立体概念図で、
図8は、
図7のC-C断面概念図であり、
図9は、本発明の第一より良い実施例によれば、粉末整理モジュールが、粉末整理伸縮部品で、粉末整理駆動部品と粉末整理針盤を、第一方向にそって移動させるように連動し、また、粉末整理駆動部品によって、連動粉末整理針盤が回転されて、粉末整理針で、コーヒー粉末を攪拌する時の断面概念図である。
【0051】
図1から
図9のように、粉末整理段階において、パウダーカップの取っ手200で、パウダーカップ300を、粉末圧密筒52に面するように持って、パウダーカップ引き受けフレーム3と弾性挟み部品6との間に入れ込み、その中、挟み板61が、四つの弾性部品62によって弾性的に係合されるため、パウダーカップ引き受けフレーム3に合わせて、パウダーカップの取っ手200を挟む。本実施例において、パウダーカップの取っ手200が、一般的な物品であるため、その説明を省略する。
【0052】
上記のように、パウダーカップ300が、粉末圧密筒52に面して粉末圧密筒52の真下に位置すると、粉末整理モジュール5が、粉末整理伸縮部品53で、第二伸縮棒531を、第一方向D1に沿って伸ばすように駆動し、これにより、第二伸縮棒53に連結される粉末整理駆動部品54が、第一方向D1に沿って移動され、そして、粉末圧密筒52の穴52111から伸ばし、パウダーカップ300にあるコーヒー粉末400の中に伸び込むように、粉末整理針552が連動され、また、粉末整理針盤55が、更に、モーター出力軸5421によって回転するように連動され、粉末整理針552で、コーヒー粉末400を、均一に分布させるように、攪拌し、その中、粉末圧密筒52が、第一軸受514と第二軸受515により、シェルフレーム本体511に対して相対的に回転し、粉末整理針盤55は、粉末整理針552が粉末圧密筒52に通す状態で、回転するように連動され、また、粉末圧密筒52が、シェルフレーム本体511に対して相対的に回転するように設置されるため、粉末整理針盤55に従って回転する。
【0053】
また、コーヒー粉末400が、粉末整理針552による攪拌によって、均一に分布した後、粉末整理伸縮部品53によって駆動された第二伸縮棒531が、縮み戻るため、粉末整理針552が、円筒底部5211に縮み戻って、粉末整理針552と円筒底部521の底面に粉末圧密平面が形成される。
【0054】
また、
図10を参照しながら、
図10は、本発明の第一より良い実施例によれば、粉末整理針でコーヒー粉末を攪拌してから、粉末整理針が、縮み戻ることにより、粉末圧密筒と、粉末圧密平面が形成された後、粉末圧密伸縮部品による駆動により、粉末圧密平面が、コーヒー粉末を圧密する時の断面概念図である。また、
図1から
図10のように、上記の粉末整理段階後の粉末圧密段階では、粉末圧密伸縮部品4が第一伸縮棒411を伸ばすように駆動し、粉末整理モジュール5全体が第一方向D1に移動するように連動されることにより、粉末圧密筒52と粉末整理針552とが、一緒にパウダーカップ300の中に伸ばし込んで、パウダーカップ300内のコーヒー粉末400は、粉末圧密平面によって圧密されるため、均一に分布するように、堅実なパウダーファンデーションを形成する。
【0055】
それから、
図11と
図12を参照し、
図11は、本発明の第二より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
図12は、本発明の第二より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体分解概念図である。
【0056】
図1から
図12のように、本実施例は、上記の粉末整理モジュール5の代わりに、粉末整理モジュール5aを利用し、粉末整理モジュール5aに、粉末整理モジュールハウジング51aと、粉末圧密筒52a、粉末整理伸縮部品53a、粉末整理駆動部品54a及び粉末整理針盤55aが含まれる。
【0057】
粉末整理モジュールハウジング51aには、シェルフレーム本体511aと、隔離板512a、前バッフル(図に未表示、上記の前バッフル513に相当するため、ここでは、説明を省略する)、第一軸受514a、第二軸受515a及び第一歯車516aが含まれる。シェルフレーム本体511aに、底板5111aと、二つの側板5112a(図に一つだけが表示される)、裏板5113a及び頂板5114aが含まれ、その中、シェルフレーム本体511aと隔離板512aは、夫々、上記の第一より良い実施例のシェルフレーム本体511と隔離板512に類似するから、ここでは、説明を省略する。また、裏板5113aの連動機構51131aが、第一ドライバー41に連結されるため、粉末整理モジュールハウジング51aは、上記の固定フレーム2内に組み立てられる。
【0058】
第一軸受514aには、第一軸受下半部5141aと、第一軸受上半部5142a及び複数の第一軸受回転部品5143a(図に一つだけが表示される)が含まれる。第一軸受下半部5141aが、底板5111aに固定され、第一軸受上半部5142aが、対応して第一軸受下半部5141aの上方に設置され、また、複数の第一軸受回転部品5143aが、第一軸受下半部5141aと第一軸受上半部5142aとの間に設置されることにより、第一軸受下半部5141aと第一軸受上半部5142aとは、相対的に回転できる。
【0059】
第二軸受515aには、第二軸受下半部5151aと、第二軸受上半部5152a及び複数の第二軸受回転部品5153a(図に一つだけが表示される)が含まれる。第二軸受下半部5151aが、第一軸受上半部5142aと間隔的に設置されて、第二軸受上半部5152aが、第二軸受下半部5151aの上方に設置され、複数の第二軸受回転部品5153aが、第二軸受下半部5151aと第二軸受上半部5152aとの間に設置されるため、第二軸受下半部5151aと第二軸受上半部5152aとは、相対的に回転できる。
【0060】
第一歯車516aが、傘歯車であって、第一軸受514aと第二軸受515aとの間に設置されて、その頂側の内縁の平面が、第一軸受上半部5142aに抵当し、底側が、第二軸受下半部5151aに抵当するため、第一歯車516aが、シェルフレーム本体511aに対して相対的に回転できる。
【0061】
粉末圧密筒52aが、上記の粉末圧密筒52に類似して、同じように円筒空間S3aを有し、また、複数の穴(図に未表示)が形成され、その中、粉末圧密筒52aの頂部が、一体成型に、第一歯車516aの内縁に連結されるため、粉末圧密筒52aが、粉末整理モジュールハウジング51aに対して相対的に回転できる。
【0062】
粉末整理伸縮部品53aは、機構空間S2aの上層空間S22a内において、頂板5114aの内側に接続され、また、隔離板512aの貫通穴5121aに通して下層空間S21aに伸ばし込み、また、第一方向D1aに沿って伸縮可能の第二伸縮棒531aを有する。
【0063】
粉末整理駆動部品54aは、モーター本体541aと第二歯車542aが含まれる。モーター本体541aは、モーター出力軸5411aを有して、直接にシェルフレーム本体511aの側板5112aに固定される。第二歯車542aが、モーター出力軸5411aに接続され、第二歯車542aが、傘歯車であり、第二歯車542aが、対応的に第一歯車516aに噛み合うから、モーター本体541aが、伝動可能に粉末圧密筒52aに連結される。
【0064】
上記のように、本実施例の第一歯車516aは、第一軸線X1aを中心として回転でき、また、第二歯車542aが、第二軸線X2aを中心として回転でき、その中、第一軸線X1aが第一方向D1aに平行し、第二軸線X2aが、第一方向D1aに垂直する。
【0065】
粉末整理針盤55aには、針盤本体551aと複数の粉末整理針552a(図に一つだけが表示される)が含まれる。針盤本体551aは、第二伸縮棒531aを旋回するため、第二伸縮棒531aの連動によって、第一方向D1aに沿って移動可能に粉末圧密筒52aの円筒空間S3aに貫通し、また、複数の粉末整理針552aは、夫々、針盤本体551aから第一方向D1aに沿って粉末圧密筒52aの底部から突出し、それから、夫々、粉末圧密筒52aの穴(図に未表示)に、対応して貫通する。本実施例によれば、粉末整理伸縮部品53aの第二伸縮棒531aが、底部まで縮むと、複数の粉末整理針552aは、夫々、粉末圧密筒52aに縮み戻り、そのため、粉末圧密筒52aの底面が、粉末圧密平面(図に未表示)を形成する。
【0066】
上記のように、第一実施例の粉末整理針盤55は、第一ドライバー41の連動によって粉末整理モジュール5全体が、第一方向D1に移動し、また、モーター出力軸5421によって回転するように連動されるため、粉末を整理でき、それに対比して、本実施例の粉末整理針盤55aは、粉末整理伸縮部品53aによって、第一方向D1aに沿って移動するように連動され、その後、第一歯車516aと共に回転できるため、粉末を整理できる。
【0067】
図13から
図15を参照しながら、
図13は、本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
図14は、本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールの平面概念図である。
図15は、本発明の第三より良い実施例に係る粉末整理モジュールのD-D断面概念図である。
【0068】
図1から
図15のように、本実施例は、上記の粉末整理モジュール5aの代わりに、粉末整理モジュール5bを利用し、粉末整理モジュール5bに、粉末整理モジュールハウジング51bと、粉末圧密筒52b、粉末整理伸縮部品53b、粉末整理駆動部品54b及び粉末整理針盤55bが含まれる。
【0069】
粉末整理モジュールハウジング51bには、シェルフレーム本体511bと、隔離板512b、前バッフル(図に未表示、上記の前バッフル513に相当するため、ここでは、説明を省略する)、第一軸受514b、第二軸受515b及び第一歯車516bが含まれる。シェルフレーム本体511bに、底板5111bと、二つの側板5112b(図に一つだけが表示される)、裏板5113b及び頂板5114bが含まれ、その中、シェルフレーム本体511bと隔離板512bは、夫々、上記の第一より良い実施例のシェルフレーム本体511と隔離板512類似するから、ここでは、説明を省略する。また、裏板5113bの連動機構51131bが、第一ドライバー41に連結されるため、粉末整理モジュールハウジング51bは、上記の固定フレーム2内に組み立てられる。
【0070】
第一軸受514bには、第一軸受下半部5141bと、第一軸受上半部5142b及び複数の第一軸受回転部品5143b(図に一つだけが表示される)が含まれる。第一軸受下半部5141bが、底板5111bに固定され、第一軸受上半部5142bが、対応的に第一軸受下半部5141bの上方に設置され、また、複数の第一軸受回転部品5143bが、第一軸受下半部5141bと第一軸受上半部5142bとの間に設置されるから、第一軸受下半部5141bと第一軸受上半部5142bとは、相対的に回転できる。
【0071】
第二軸受515bには、第二軸受下半部5151bと、第二軸受上半部5152b及び複数の第二軸受回転部品5153b(図に一つだけが表示される)が含まれる。第二軸受下半部5151bと第一軸受上半部5142bとが間隔的に設置され、第二軸受上半部5152bが、第二軸受下半部5151bの上方に設置され、また、複数の第二軸受回転部品5153bが、第二軸受下半部5151bと第二軸受上半部5152bとの間に設置されるから、第二軸受下半部5151bと第二軸受上半部5152bとは、相対的に回転できる。
【0072】
第一歯車516bが、第一軸受上半部5142bと第二軸受下半部5151bに抵当するように、第一軸受514bと第二軸受515bとの間に設置されるから、第一歯車516bは、シェルフレーム本体511bに対して相対的に回転できる。
【0073】
粉末圧密筒52bは、円筒521bを有し、円筒521bには、円筒空間S3bがあり、また、円筒521bが、複数の穴52111b(図に一つだけが表示される)が形成される円筒底部5211bを有する。本実施例によれば、円筒521bの頂部が、一体成型に第一歯車516bに連結されるため、粉末圧密筒52bは、粉末整理モジュールハウジング51bに対して相対的に回転できる。
【0074】
粉末整理伸縮部品53bは、第一方向D1bに沿って伸縮可能の第二伸縮棒531bを有して、機構空間S2bの上層空間S22b内において、頂板5114bの内側に接続される。
【0075】
粉末整理駆動部品54bには、モーター本体541bと第二歯車542bが含まれる。モーター本体541bが、上層空間S22b内に固定され、モーター本体541bが、モーター出力軸5411bを有し、モーター出力軸5411bが、隔離板512bに通して下層空間S21bに伸ばし込み、その中、本実施例のモーター本体541bが、例えば、偏心モーターであり、モーター出力軸5411bが、偏心出力軸であるため、有効的に、シェルフレーム本体511bのサイズを低減できる。また、実用上、モーター本体541bは、シェルフレーム本体511bか隔離板512bに固定されても良い。
【0076】
第二歯車542bが、下層空間S21b内において、モーター出力軸5411bに接続されて、第一歯車516bに噛み合うため、モーター本体541bは、伝動可能に粉末圧密筒52bに連結される。
【0077】
上記のように、本実施例の第一歯車516bは、第一軸線X1bを中心として回転でき、また、第二歯車542bは、第二軸線X2bを中心として回転でき、その中、第一軸線X1bと第二軸線X2bとは、共に第一方向D1bに平行し、また、本実施例によれば、第一歯車516bと第二歯車542bとは、共にフラット歯車である。
【0078】
粉末整理針盤55bには、針盤本体551bと複数の粉末整理針552b(図に一つだけが表示される)が含まれる。針盤本体551bは、第一方向D1bに沿って移動可能に円筒521bの円筒空間S3bに貫通するように、第二伸縮棒531bを旋回させ、複数の粉末整理針552bは、夫々、針盤本体551bから第一方向D1bに沿って、円筒底部5211bへ突出させ、また、夫々、複数の穴52111bに対応して貫通する。本実施例によれば、粉末整理伸縮部品53bの第二伸縮棒531bが縮み戻ると、複数の粉末整理針552bが、夫々、円筒底部5211bの底面に縮み戻って、粉末圧密平面(図に未表示)が形成される。
【0079】
上記のように、本実施例の粉末整理針盤55bは、上記の粉末整理針盤55aの作動原理と類似し、共に、粉末整理伸縮部品53bに連動されて第一方向D1bに沿って移動してから、第一歯車516bの回転に伴って、粉末整理の作動を行う。
【0080】
図16から
図18を参照しながら、
図16は、本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールの立体概念図である。
図17は、本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールの平面概念図である。
図18は、本発明の第四より良い実施例に係る粉末整理モジュールのE-E断面概念図である。
【0081】
図1から
図18のように、本実施例は、上記の粉末整理モジュール5bの代わりに、粉末整理モジュール5cを利用し、粉末整理モジュール5cには、粉末整理モジュールハウジング51cと、粉末圧密筒52c、粉末整理伸縮部品53c、粉末整理駆動部品54c及び粉末整理針盤55cが含まれる。
【0082】
粉末整理モジュールハウジング51cには、シェルフレーム本体511cと、隔離板512c、前バッフル(図に未表示、上記の前バッフル513に相当するため、ここでは、説明を省略する)、第一軸受514c、第二軸受515c及び第一滑車516cが含まれる。シェルフレーム本体511cには、底板5111cと、二つの側板5112c(図に一つだけが表示される)、裏板5113c及び頂板5114cが含まれ、その中、シェルフレーム本体511cと隔離板512cが、夫々、上記の第一より良い実施例のシェルフレーム本体511と隔離板512に類似するから、ここでは、説明を省略する。また、裏板5113cの連動機構51131cで第一ドライバー41に連結することにより、粉末整理モジュールハウジング51cは、上記の固定フレーム2内に組み立てられる。
【0083】
第一軸受514cには、第一軸受下半部5141cと、第一軸受上半部5142c及び複数の第一軸受回転部品5143c(図に一つだけが表示される)が含まれる。第一軸受下半部5141cが、底板5111cに固定され、第一軸受上半部5142cが、対応的に第一軸受下半部5141cの上方に設置され、複数の第一軸受回転部品5143cが、第一軸受下半部5141cと第一軸受上半部5142cとの間に設置されるため、第一軸受下半部5141cと第一軸受上半部5142cとは、相対的に回転できる。
【0084】
第二軸受515cには、第二軸受下半部5151cと、第二軸受上半部5152c及び複数の第二軸受回転部品5153c(図に一つだけが表示される)が含まれる。第二軸受下半部5151cと第一軸受上半部5142cとが間隔的に設置され、第二軸受上半部5152cが、第二軸受下半部5151cの上方に設置され、また、複数の第二軸受回転部品5153cが、第二軸受下半部5151cと第二軸受上半部5152cとの間に設置されることにより、第二軸受下半部5151cと第二軸受上半部5152cとは、相対的に回転する。
【0085】
第一滑車516cは、第一軸受上半部5142cと第二軸受下半部5151cとに抵当して、第一軸受514cと第二軸受515cとの間に設置されることにより、シェルフレーム本体511cに対して相対的に回転できる。
【0086】
粉末圧密筒52cには、円筒空間S3cを有する円筒521cが含まれ、また、円筒521cには、更に、複数の穴52111c(図に一つだけが表示される)を有する円筒底部5211cが含まれる。本実施例によれば、円筒521cの頂部が、一体成型に、第一滑車516cに連結されるため、粉末圧密筒52cは、相対的に、粉末整理モジュールハウジング51cに対して回転する。
【0087】
粉末整理伸縮部品53cは、機構空間S2cの上層空間S22c内において、頂板5114cの内側に接続され、また、第一方向D1cに沿って伸縮可能に第二伸縮棒531cを有し、また、第二伸縮棒531cは、更に、上層空間S22cから、下層空間S21cに伸ばし込む。
【0088】
粉末整理駆動部品54cには、モーター本体541cと、第二滑車542c及び一ベルト543cが含まれる。モーター本体541cは、モーター出力軸5411cを有し、機構空間S2cの上層空間S22cに固定される。第二滑車542cが、モーター出力軸5411cに接続されて、ベルト543cが、伝動可能に第一滑車516cと第二滑車542cに連結されるため、モーター本体541cは、伝動可能に粉末圧密筒52cに連結される。
【0089】
粉末整理針盤55cには、針盤本体551cと複数の粉末整理針552c(図に一つだけが表示される)が含まれる。針盤本体551cは、第一方向D1cに沿って移動可能に円筒521cの円筒空間S3cに貫通して、第二伸縮棒531cを旋回させ、複数の粉末整理針552cは、夫々、第一方向D1cに沿って円筒底部5211cから突出し、また、夫々、対応的に複数の穴52111cに貫通する。本実施例によれば、粉末整理伸縮部品53cの第二伸縮棒531cが、底部まで縮む時、複数の粉末整理針552cが、夫々、円筒底部5211cに縮み戻って円筒底部5211cの底面に位置し、粉末圧密平面(図に未表示)が形成される。
【0090】
上記のように、本実施例の粉末整理針盤55cは、上記の粉末整理針盤55bの作動原理に類似し、共に、粉末整理伸縮部品53cによって連動されて第一方向D1cに沿って移動してから、第一滑車516cの回転に伴って、粉末整理を作動する。
【0091】
上記のように、既存のコーヒー粉整形圧密技術が、ディストリビューターで、コーヒー粉を均一に分布させるように、整形してから、圧力充填機や自動圧力充填機を利用して、圧力で、コーヒー粉を整形するため、コーヒー粉の整形圧密は、二種類器具を利用して、二つの段階を介して完成し、作動が複雑的で、時間が掛かり、これに比較すると、本発明は、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品及び粉末圧密駆動部品とを利用して、パウダーカップ内のコーヒー粉末を粉末整理するように、粉末整理針盤が連動され、また、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品とが、粉末整理モジュールハウジングに設置されて、粉末整理針盤の粉末整理針が、粉末圧密筒に通するため、粉末整理終了後、且つ、粉末整理針が粉末圧密筒の底面まで縮んで粉末圧密平面を形成すると、粉末圧密伸縮部品で、粉末整理モジュールハウジング全体が第一方向に移動するように連動され、これにより、粉末圧密平面で、粉末状態のコーヒー粉末を圧密できる。
【0092】
上記のように、本発明のコーヒー粉末整形圧密デバイスは、パウダーカップの取っ手を利用して、パウダーカップを粉末圧密筒の下方に固定でき、また、粉末整理伸縮部品と、粉末整理駆動部品及び粉末圧密駆動部品の合同作動により、連続的にコーヒー粉末を整理圧密できるため、確実に、パウダーファンデーションの効率が向上される。
【0093】
また、本発明に係るコーヒー粉末整形圧密デバイスは、独自にコーヒー粉末の整理圧密を行う他に、実用上、自動コーヒー機に統合されても良く、これにより、粉末整理圧密によって作製されたパウダーファンデーションで、コーヒーを抽出することができる。
【0094】
以上のより良い具体的な実施例のくわしく説明することにより、本発明の特徴や精神が良く分かると思うが、本発明の請求範囲は、上記のより良い具体的な実施例によって制限されない。また、様々な等価の変化や変更が本発明の請求範囲にふくまれることを表す。
【要約】
【課題】本発明は、コーヒー粉末整形圧密デバイスを提供する。
【解決手段】デバイスハウジングと、固定フレーム、粉末圧密伸縮部品及び粉末整理モジュールが含まれる。デバイスハウジングは、収納空間と操作開口を有する。パウダーカップ引き受けフレームと粉末圧密伸縮部品は、固定フレームによってデバイスハウジングに接続される。粉末整理モジュールは、粉末圧密筒と粉末整理針盤を有し、粉末圧密伸縮部品に連結され、また、複数の粉末整理伸縮部品によって連動される。粉末整理段階の時、粉末整理針盤は、粉末整理伸縮部品と粉末整理駆動部品によって連動されて、粉末整理針が、パウダーカップ内に伸び込んでコーヒー粉末を攪拌し、コーヒー粉末が均一に分散された後、粉末整理針と粉末圧密筒によって形成された粉末圧密平面で、粉末を圧密する。
【選択図】なし