特許7748053IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

血清、尿等の生体試料に含まれる修飾ヌクレオシドを分析する方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

生体試料中の目的成分の量をLC又はLC/MSを使って測定する場合、生体試料の内部標準となる成分(以下、参照成分という)を目的成分と共に検出し、該参照成分の検出値と目的成分の検出値の比で目的成分の量を表すことが一般的である。これにより、生体試料自身の濃度変化、生体試料の劣化や前処理等が目的成分の分析結果に及ぼす影響を抑えて、試料中の目的成分の量(濃度)を正確に測定することができる。例えば生体試料が尿の場合は尿の濃度による影響を抑えるためにクレアチニンが参照成分として用いられ、血清の場合は目的成分の代謝前駆体が参照成分として用いられる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために成された本発明に係る修飾ヌクレオシド分析方法は、 修飾により疎水性が増大する修飾ヌクレオシドである目的成分と、前記目的成分とは異なる成分である参照成分とを含む試料を液体クロマトグラフィ用のカラムに導入し、移動相を構成する複数の溶媒の混合比を時間経過とともに変化させるグラジエント溶離により、前記目的成分及び前記参照成分を互いに分離して前記カラムから溶出する溶出工程と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の修飾ヌクレオシド分析方法では、LCのカラムから目的成分と参照成分を分離して溶出する工程において、第1期間と第2期間との間に、前記カラム出口において、移動相を構成する前記溶媒の混合比の変化率が前記第1及び第2期間における変化率よりも大きい第3期間を設けたため、溶出工程においてカラムから目的成分及び参照成分を分離して溶出する時間を短縮することができる。したがって、LC/MSを使って試料に含まれる目的成分の量を正しく測定する時間を短縮することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 t6Aおよびms2t6Aの構造を示す図。
【図2】 実施例1のLC/MS/MS分析におけるグラジエントスケジュール。
【図3】 試料のMRMクロマトグラム。
【図4】 実施例2のLC/MS/MS分析におけるグラジエントスケジュール。
【図5】 試料のMRMクロマトグラムのうち、(a)はacp3Uのピーク付近、(b)はt6Aのピーク付近、(c)はms2t6Aのピーク付近を示す。
【図6】 実施例3の分析結果を示しており、COVID-19患者と健常者の血清中に含まれる目的成分であるt6Aの量を、参照成分であるアデノシンの測定値に対する比で表したグラフ。
【図7】 実施例3の分析結果を示しており、COVID-19患者と健常者の血清中に含まれる目的成分であるt6Aの量をt6Aの測定値で表したグラフ。
【図8】 実施例4の分析結果を示しており、COVID-19患者と健常者の血清中に含まれる目的成分であるms2t6Aの量を、参照成分であるアデノシンの測定値に対する比で表したグラフ。
【図9】 実施例4の分析結果を示しており、COVID-19患者と健常者の血清中に含まれる目的成分であるms2t6Aの量をms2t6Aの測定値で表したグラフ。

代表図 図1本件の代表的な図

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