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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2025-12-18
(45)【発行日】2025-12-26
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20251219BHJP
【FI】
A63F7/02 320
A63F7/02 304D
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023141189
(22)【出願日】2023-08-31
(65)【公開番号】P2025034673
(43)【公開日】2025-03-13
【審査請求日】2024-09-17
(73)【特許権者】
【識別番号】391010943
【氏名又は名称】株式会社藤商事
(74)【代理人】
【識別番号】110004495
【氏名又は名称】弁理士法人テイクオフ
(72)【発明者】
【氏名】今山 武成
【審査官】冨士 健太
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-217470(JP,A)
【文献】通常時ブラックアウト。スーパー海物語in沖縄4~沖縄モード~,YouTube[online][video],2021年01月21日,<URL:https://www.youutbe.com/watch?v=aqkabxRGcHM>,主に10:54~11:18,11:30を参照。、[2025年4月3日検索]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
種々の表示演出が可能な表示手段と、
種々の発光演出が可能な発光手段と、を備え、
所定条件を満たした場合に遊技者に有利な特典を付与する
遊技機において、
前記表示演出は、所定事象の出現に関する信頼度情報を有する特定画像を表示する特定予告演出と、前記表示手段の表示画面及び/又はその前側の透明板における反射光の視認性が高まる高反射演出とを含み、
前記特定予告演出は、前記特定画像を表示する前の前半演出と、前記特定画像を表示する後半演出とを有し、
前記高反射演出は、前記前半演出の実行後、前記後半演出の開始前又は開始時に実行可能な第1高反射演出と、前記特定画像の表示後に実行可能な第2高反射演出とを含み
前記前半演出では該前半演出に対応した第1発光態様で前記発光手段を発光させ、
前記第1高反射演出では該第1高反射演出に対応した第2発光態様で前記発光手段を発光させ、
前記後半演出では前記特定画像に対応した第3発光態様で前記発光手段を発光させ
前記第2高反射演出では該第2高反射演出に対応した第4発光態様で前記発光手段を発光させ、
前記第2発光態様を、前記後半演出で表示される前記特定画像における前記信頼度情報に応じた発光態様とする
ことを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機には、液晶表示手段等の表示手段、発光手段、音声出力手段、可動体等の各種演出手段が搭載されており、遊技中にはそれら各種演出手段による演出が行われるようになっている(特許文献1)。またパチンコ機では、発射手段により発射された遊技球が遊技領域を流下する際に入賞口に入賞すると遊技者に所定の遊技価値が付与されるようになっているが、入賞口の近傍に配置された釘の状態が、その入賞口への入賞の可能性に影響を与えることは明らかである。
また近年では、スマートフォン等のカメラ付き携帯端末の普及や各種SNS(Social networking service)の登場により、写真や動画を用いた情報発信が個人レベルで活発に行われるようになってきたが、その一方で、フォロワー数や再生回数を稼ぐための迷惑行為やマナー違反の横行が大きな社会問題となっている。遊技機業界でも、遊技ホール内において遊技者が遊技中の遊技機を無断で撮影し、SNSに許可なくアップするケースが増加している。その場合、演出内容や釘の状態がわかりやすいように遊技領域の正面から撮影される場合が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2022-030912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遊技ホール内で撮影され、SNSにアップされた静止画や動画に迷惑行為やマナー違反となる行為が映り込んでいたような場合、いわゆる炎上状態となって投稿者の特定などが行われることが考えられるが、それによって第三者にまで悪影響が及ぶ可能性がある。例えば、撮影場所である遊技ホールが特定された場合、何の落ち度もないその遊技ホールが風評被害を受けることが考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、無断で遊技機を撮影する行為や、その撮影された動画等をSNS等にアップする行為を効果的に抑止できる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、種々の表示演出が可能な表示手段と、種々の発光演出が可能な発光手段と、を備え、所定条件を満たした場合に遊技者に有利な特典を付与する遊技機において、前記表示演出は、所定事象の出現に関する信頼度情報を有する特定画像を表示する特定予告演出と、前記表示手段の表示画面及び/又はその前側の透明板における反射光の視認性が高まる高反射演出とを含み、前記特定予告演出は、前記特定画像を表示する前の前半演出と、前記特定画像を表示する後半演出とを有し、前記高反射演出は、前記前半演出の実行後、前記後半演出の開始前又は開始時に実行可能な第1高反射演出と、前記特定画像の表示後に実行可能な第2高反射演出とを含み、前記前半演出では該前半演出に対応した第1発光態様で前記発光手段を発光させ、前記第1高反射演出では該第1高反射演出に対応した第2発光態様で前記発光手段を発光させ、前記後半演出では前記特定画像に対応した第3発光態様で前記発光手段を発光させ、前記第2高反射演出では該第2高反射演出に対応した第4発光態様で前記発光手段を発光させ、前記第2発光態様を、前記後半演出で表示される前記特定画像における前記信頼度情報に応じた発光態様とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、無断で遊技機を撮影する行為や、その撮影された動画等をSNS等にアップする行為を効果的に抑止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の全体正面図である。
図2】同パチンコ機の分解斜視図である。
図3】同パチンコ機における枠反射部301b,301c,301e,301fの反射状態の一例を示す図である。
図4】同パチンコ機における遊技盤の正面図である。
図5】同パチンコ機における遊技盤を構成する後部支持部材及び固定装飾手段の正面図である。
図6】同パチンコ機における遊技盤の要部(上部側)側面断面図である。
図7】同パチンコ機における遊技盤の要部(下部側)側面断面図である。
図8】同パチンコ機における液晶表示手段の第1,第2表示領域を示す図である。
図9】同パチンコ機におけるアスペクト比(縦横比)の説明図である。
図10】同パチンコ機においてカメラと被写体との距離及びカメラの向きと撮影領域との対応関係の一例を示す図である。
図11】同パチンコ機においてカメラを斜め下向き及び斜め上向きに構えた状態を示す説明図である。
図12】同パチンコ機における撮影領域の例を示す図である。
図13】同パチンコ機における撮影領域SA2を規定するための条件の適用についての説明図である。
図14】同パチンコ機における撮影領域SA1,SA2,SA2′とそれらに対応する撮影画像の例を示す図である。
図15】同パチンコ機における撮影領域SA11~SA13とそれらに対応する撮影画像の例を示す図である。
図16】同パチンコ機における撮影領域SA14~SA16とそれらに対応する撮影画像の例を示す図である。
図17】同パチンコ機における撮影領域SA17,SA17′とそれらに対応する撮影画像の例を示す図である。
図18】同パチンコ機における最小矩形領域とその1/4及び1/8の領域の例を示す図である。
図19】同パチンコ機におけるミニ図柄の変動を示す説明図である。
図20】同パチンコ機における予告演出の種類と大当り信頼度の設定内容を示す図である。
図21】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の全体構成を示す図である。
図22】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の第3後半演出及び第5後半演出の種類を示す図である。
図23】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例の概要を示す図である。
図24】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図25】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図26】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図27】同パチンコ機におけるリーチ予告演出の演出態様の種類を示す図である。
図28】同パチンコ機におけるリーチ予告演出の具体例の概要を示す図である。
図29】同パチンコ機におけるリーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図30】同パチンコ機におけるリーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図31】同パチンコ機におけるリーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図32】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例の概要を示す図である。
図33】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例のうち、ボタン導入演出BA0における画像変化の詳細を示す図である。
図34】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO31における画像変化の詳細を示す図である。
図35】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO32から高明度演出WO33における画像変化の詳細を示す図である。
図36】同パチンコ機におけるセリフ予告演出1の種類とその内容、セリフ内容と表示色、キャラクタの種類を示す図である。
図37】同パチンコ機におけるセリフ予告演出1の具体例の概要を示す図である。
図38】同パチンコ機におけるセリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図39】同パチンコ機におけるセリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図40】同パチンコ機におけるセリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図41】同パチンコ機における疑似連予告演出の具体例の概要を示す図である。
図42】同パチンコ機における疑似連予告演出の具体例のうち、第1疑似連前半演出PF1Aから高明度演出WO51を経て第1疑似連後半演出PF1Bが開始するまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
図43】同パチンコ機における疑似連予告演出の具体例のうち、第2疑似連前半演出PF2Aから高明度演出WO52を経て第2疑似連後半演出PF2Bが開始するまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
図44】同パチンコ機におけるボタン予告演出2の具体例の概要を示す図である。
図45】同パチンコ機におけるボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図46】同パチンコ機におけるボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図47】同パチンコ機におけるボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図48】同パチンコ機における割込み予告演出の演出態様の種類を示す図である。
図49】同パチンコ機における割込み予告演出の具体例の概要を示す図である。
図50】同パチンコ機における割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図51】同パチンコ機における割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図52】同パチンコ機における割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図53】同パチンコ機におけるセリフ予告演出2の具体例の概要を示す図である。
図54】同パチンコ機におけるセリフ予告演出2の具体例のうち、キャラクタ登場演出SB1からセリフ出力演出SB3までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図55】同パチンコ機におけるセリフ予告演出2の具体例のうち、キャラクタ登場演出SB1からセリフ出力演出SB3までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図56】同パチンコ機における信頼度示唆演出の具体例の概要を示す図である。
図57】同パチンコ機における信頼度示唆演出の具体例のうち、第1文字列開始演出PR1から第2セリフ出力演出PR4までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図58】同パチンコ機における信頼度示唆演出の具体例のうち、第1文字列開始演出PR1から第2セリフ出力演出PR4までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図59】同パチンコ機におけるリーチタイトル表示演出の具体例の概要を示す図である。
図60】同パチンコ機におけるリーチタイトル表示演出の具体例のうち、タイトル表示開始演出TS1からタイトル報知演出TSまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
図61】同パチンコ機における操作演出の具体例の概要を示す図である。
図62】同パチンコ機における操作演出の具体例のうち、操作表示開始演出BC1から操作促進演出BC2までの期間における画像変化の詳細を示す図である。
図63】同パチンコ機におけるリーチ発展演出の具体例の概要を示す図である。
図64】同パチンコ機におけるリーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図65】同パチンコ機におけるリーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図66】同パチンコ機におけるリーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図67】本発明の第2の実施形態に係るパチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例の概要を示す図である。
図68】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高反射演出TD11の開始時点から高反射演出TD12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図69】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高反射演出TD11の開始時点から高反射演出TD12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図70】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高反射演出TD11の開始時点から高反射演出TD12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
図71】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例の概要を示す図である。
図72】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例のうち、高反射演出TD31における画像変化の詳細を示す図である。
図73】同パチンコ機におけるボタン予告演出1の具体例のうち、高反射演出TD32から高反射演出TD33における画像変化の詳細を示す図である。
図74】本発明の第3の実施形態に係るパチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO12とその前後の高反射演出を含む期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
図75】同パチンコ機におけるステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO12とその前後の高反射演出を含む期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
図76】高明度画像のその他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1図66は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1及び図2において、遊技機本体1は、外枠2と、この外枠2の前側に配置された前枠3とを備えている。前枠3は、左右方向一端側、例えば左端側に配置された上下方向の第1ヒンジ4を介して外枠2に開閉自在及び着脱自在に枢着されており、左右方向における第1ヒンジ4と反対側、例えば右端側に設けられた施錠手段5によって外枠2に対して閉状態で施錠可能となっている。
【0009】
前枠3は、図2に示すように、本体枠6と、その本体枠6の前側に配置されたガラス扉7とを備えている。ガラス扉7は、左右方向一端側、例えば左端側に配置された上下方向の第2ヒンジ8を介して本体枠6に開閉自在及び着脱自在に枢着されており、施錠手段5によって本体枠6に対して閉状態で施錠可能となっている。なお、第1ヒンジ4と第2ヒンジ8とは例えば同一軸心となるように配置されている。
【0010】
外枠2は、図2に示すように左右一対の縦枠材2a,2bと上下一対の横枠材2c,2dとで矩形状に形成されている。外枠2の前側下部には、樹脂製の前カバー部材9が、下横枠材2dの前縁に沿って左右の縦枠材2a,2bの前側下部を連結するように装着されている。前カバー部材9は、左右の縦枠材2a,2bよりも前側に突出しており、その上側に本体枠6が配置されている。また外枠2には、第1ヒンジ4を構成する外枠上ヒンジ金具11が例えば左上部に、同じく外枠下ヒンジ金具12が左下部における前カバー部材9の上側に夫々配置されている。
【0011】
本体枠6は樹脂製で、前カバー部材9の上側で外枠2の前縁側に略当接可能な矩形状の枠部13と、この枠部13内の上部側に設けられた遊技盤装着部14と、枠部13内の下部側に設けられた下部装着部15とを例えば一体に備えている。遊技盤装着部14には、遊技盤16が例えば前側から着脱自在に装着され、下部装着部15には、その前側に、遊技領域23に向けて遊技球を発射可能な発射手段17、下部スピーカ18等が配置されている。また本体枠6には、第1ヒンジ4を構成する本体枠上ヒンジ金具19と第2ヒンジ8を構成する本体枠上ヒンジ金具20とが例えば左上部に、第1,第2ヒンジ4,8を構成する本体枠下ヒンジ金具21が例えば左下部に夫々配置されている。
【0012】
ガラス扉7は、図1図2に示すように、本体枠6の前面側に対応する矩形状に形成された樹脂製の扉ベース22を備えている。この扉ベース22には、遊技盤16の前面側に形成された遊技領域23に対応してガラス窓24の窓孔24aが形成されると共に、例えば窓孔24aの周囲に複数(ここでは4つ)の上部スピーカ25、送風演出装置26等の演出手段が配置され、それら上部スピーカ25等を前側から略覆う上装飾カバー27が装着されている。上装飾カバー27は、その少なくとも一部が透光性を有する発光レンズ部を構成しており、その後側には、多数のLED28aを有する一又は複数のLED基板28が配置されている。
【0013】
また扉ベース22の下部前側には、本体枠6の後側に配置された払い出し手段29から払い出された遊技球を貯留して発射手段17に供給する上皿30、その上皿30が満杯のときの余剰球等を貯留する下皿31、発射手段17を作動させるために操作する発射ハンドル32等が配置され、更に上皿30、下皿31等を前側から略覆う下装飾カバー33が装着されている。下装飾カバー33は前向きの膨出状に形成されており、その上部側に、遊技者が押下操作可能な演出ボタン34、十字操作手段35等の操作手段が設けられている。
【0014】
また、ガラス扉7の前面側には、枠反射部301が複数配置されている(図1にグレーで示す)。この枠反射部301は、光を反射する反射手段の一例であって、拡散反射よりも正反射(鏡面反射)の特性を強く有しており、本実施形態ではメッキ加工による光沢・鏡面部で構成されている。メッキ加工は、対象物を溶液に浸潰することによってその表面に金属の皮膜を形成する加工方法であるが、その加工方法の種類(電気メッキ、乾式メッキ、メッキ風塗装等)や被覆する金属の種類(ニッケル、アルマイト、金等)、金属の色(金、銀、銅等)は何れでもよい。なお、枠反射部301は、ガラスや樹脂(アクリル等)による光沢面で構成してもよいが、本実施形態のようにメッキ加工による金属面で構成することがより好ましい。
【0015】
枠反射部301は、図1に示すように、ガラス扉7の上部側に配置された枠反射部301a,301bと、ガラス扉7の上下方向中間部分に配置された枠反射部301c,301dと、ガラス扉7の下部側に配置された枠反射部301e,301fとで構成されている。また、枠反射部301には、他の機能を特に有しない部分に設けられた専用反射部と、他の機能を有する部分に設けられた兼用反射部とが存在する。枠反射部301a,301bは、上装飾カバー27の上部側に左右に離間して配置されている。右側の枠反射部301bは、送風演出装置26に対応してその前側に設けられた兼用反射部で、左側の枠反射部301aは専用反射部となっている。
【0016】
枠反射部301cは、上装飾カバー27の左右一方側(ここでは右側)における上下方向略中央に配置された専用反射部となっている。枠反射部301dは、上装飾カバー27の左右他方側(ここでは左側)における下部側に配置され、上部スピーカ25に対応してその前側に設けられた兼用反射部となっている。枠反射部301eは、下装飾カバー33の所定位置、例えば左右方向略中央における演出ボタン34及びその周囲に配置された兼用反射部で、枠反射部301fは、発射ハンドル32の前面側に配置された兼用反射部となっている。このように、ガラス扉7(前枠3)の前面側には、「上部」「中部」「下部」の夫々に少なくとも一つの枠反射部301を配置することが望ましい。
【0017】
なお、遊技者Pは、図1に破線で示すように、頭部がガラス窓24の前側に位置するように遊技機本体1の前側に正対した状態で遊技を行うため、枠反射部301は何れも、図1に示す正面視において遊技者Pの頭部からずれた位置に存在することになる。従って、枠反射部301は、その反射面(の少なくとも一部)が遊技者P(の頭部)側に向くように傾斜状(又は湾曲状)に配置することが望ましい。例えば、枠反射部301aは右前斜め下向き、枠反射部301bは左前斜め下向き、枠反射部301cは左斜め前向き、枠反射部301dは右前斜め上向きとなるように夫々傾斜状に配置し、枠反射部301eは、上面側からその前側の前面側にかけて滑らかに湾曲するように形成するとともにその上面側が前斜め上向きとなるように配置し、枠反射部301fは、その一部が左前斜め上向きとなるように略椀型に形成することが考えられる。これにより、遊技者Pがスマートフォン等のカメラで遊技機を撮影しようとすると、遊技者Pの顔が枠反射部301に反射して映像に映ってしまうため、遊技者Pによる遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開に対する抑止力となることが期待できる。
【0018】
図3に、枠反射部301b,301c,301e,301fに遊技者Pの姿が反射した状態の例を示している。遊技機の右上部に配置された略球面状の枠反射部301bには、遊技者Pの姿が右斜め上から見下ろした状態で映っており、遊技機の右中央部に配置された略平面状の枠反射部301cには、遊技者Pの姿が右斜め前から見た状態で映っており、遊技機の中央下部に配置された曲面状の枠反射部301eには、遊技者Pの姿が前斜め下から見上げた状態で映っており、遊技機の右下部に配置された略球面状の枠反射部301fには、遊技者Pの姿が右斜め下から見上げた状態で映っている。遊技者Pがスマートフォン等のカメラで遊技機を撮影した場合、その映像には、カメラを向けた方向に応じて複数の枠反射部301の何れかに反射した遊技者Pの姿が映ってしまう可能性が高い。
【0019】
扉ベース22の背面側には、窓孔24aを後側から略塞ぐようにガラスユニット36が着脱自在に装着されると共に、第1,第2ヒンジ4,8側の縁部に沿って配置される上下方向のヒンジ端側補強板金37と、開閉端側の縁部に沿って配置される上下方向の開閉端側補強板金38と、窓孔24aの下側に配置される左右方向の下部補強板金39とがねじ止め等により着脱自在に固定されている。また扉ベース22には、第2ヒンジ8を構成するガラス扉上ヒンジ金具40が左上部に、同じくガラス扉下ヒンジ金具41が左下部に夫々配置されている。
【0020】
また、下部補強板金39の背面側には、球送りユニット42、下皿案内ユニット43等が装着されている。球送りユニット42は、上皿30内の遊技球を1個ずつ発射手段17に供給するためのもので、発射手段17の前側に対応して配置されている。下皿案内ユニット43は、上皿30が満杯となったときの余剰球、及び発射手段17により発射されたにも拘わらず遊技領域23に達することなく戻ってきたファール球を下皿31に案内するためのもので、例えば球送りユニット42に隣接してその第1,第2ヒンジ4,8側に配置されている。
【0021】
遊技盤16は、ポリカーボネート等の透明な樹脂により形成されたベース板45を備えるいわゆる透明遊技盤で、図4図5に示すように、ベース板45に対して、ガイドレール51、中央表示枠ユニット52、普通入賞ユニット53、始動ゲートユニット54、第1始動入賞ユニット55、第2始動入賞手段56、大入賞ユニット57、液晶表示手段(画像表示手段)58、可動演出手段59、固定装飾手段60等が装着されている。なお、第2始動入賞手段56は中央表示枠ユニット52上に配置するものとするが、中央表示枠ユニット52とは別のユニットとしてベース板45に装着してもよい。また、遊技盤16は、ベニヤ板等よりなる不透明なベース板を用いてもよい。
【0022】
液晶表示手段58、可動演出手段59、固定装飾手段60等は、後部支持部材61等を介してベース板45の後側に配置されている。後部支持部材61は、図5図7等に示すように、ベース板45よりも後方にベース板45と略平行に配置された後壁部62と、この後壁部62の外周側から略前向きに延設された周壁部63とを一体に備え、周壁部63の前縁側をベース板45の背面側に当接させた状態でねじ止め等により固定されている。
【0023】
後部支持部材61の後壁部62には略矩形状の開口部62aが形成されており、液晶表示手段58は、表示画面58aを開口部62aに対応させた状態で後壁部62の背面側に着脱自在に固定されている。また、可動演出手段59、固定装飾手段60は、後部支持部材61内、即ちベース板45よりも後側で且つ液晶表示手段58よりも前側に配置され、後壁部62等に対して着脱自在に固定されている。
【0024】
ガイドレール51は、発射手段17から発射された遊技球を案内するためのもので、遊技領域23の周囲を取り囲むようにベース板45の前面側に略環状に配置されており、図4等に示すように複数、例えば3つの第1~第3レール部材51a~51cによって構成されている。第1レール部材51aは、ベース板45の下部左側から左縁部略中央、上縁部略中央を経て右上部に至る略弓形状に形成されている。第2レール部材51bは、ベース板45の左上部から左下部にかけて第1レール部材51aの内側に並行するように略円弧状に配設されている。なお、第1レール部材51aと第2レール部材51bとで挟まれた部分が、発射手段17によって発射された遊技球を遊技領域23に案内する発射案内通路66となっている。第3レール部材51cは、第1レール部材51aの右上部側端部と第2レール部材51bの左下部側端部とを接続するように、ベース板45の右縁部と下縁部とに沿う正面視略L型に形成されている。
【0025】
中央表示枠ユニット52は、液晶表示手段58の表示枠を構成するもので、略中央に液晶表示手段58の表示画面58aを前側から視認するための表示窓74を備え、ベース板45に形成された前後方向貫通状の装着孔(図示省略)に対して前側から着脱自在に装着されている。この中央表示枠ユニット52は、透明又は半透明の樹脂製で、図4図6図7等に示すように、ベース板45の前面に沿って装着孔の外側に配置され且つその前側を遊技球が通過可能な前面装着板71と、左右の側部装飾枠72aとその上側の上部装飾枠72bとで正面視略門形状に配置され且つ前面装着板71の内周側で前向きに突設された装飾枠72と、その装飾枠72の左右の下端部間に配置されるステージ73とを備えている。発射手段17により発射され、発射案内通路66を経て遊技領域23の上部側に進入した遊技球は、上部装飾枠72bの頂部で左右に振り分けられ、中央表示枠ユニット52の左側の左流下領域76と右側の右流下領域77との何れかを流下する。
【0026】
中央表示枠ユニット52には、左流下領域76と右流下領域77の何れか、例えば左流下領域76側に、遊技球が入球可能なワープ入球口78が設けられている。左流下領域76からワープ入球口78に入球した遊技球は、ステージ案内通路79に案内され、ステージ73に対してその左端側から流入する。ステージ73は、左右両端側よりも中央部が低い緩やかな正面視略V字状に形成されており、ステージ案内通路79により案内されてきた遊技球を左右方向に自由に転動させた後、中央落下部80とそれ以外の部分との何れかから前側に落下させるようになっている。なお、中央表示枠ユニット52の側方には、ワープ入球口78の近傍及びその周辺部に、遊技球の進行方向を変更可能な多数の釘81が配置されている。
【0027】
また中央表示枠ユニット52上には、普通図柄表示手段91、普通保留個数表示手段92、第1特別図柄表示手段93、第2特別図柄表示手段94等の各種表示手段が設けられている。もちろん、それら表示手段91~94は中央表示枠ユニット52上に限らず、遊技盤16の前側の任意の位置に前側から視認可能な状態で配置可能である。
【0028】
普通入賞ユニット53は、遊技領域23内の左下部、即ち左流下領域76の下部側にガイドレール51に沿って配置されており、複数、例えば二つの普通入賞口101,102と、一又は複数、例えば一つのアウト口103と、普通入賞口101,102に入球した遊技球を検出する遊技球検出手段104とを備えている。普通入賞口101,102は、上向き又は斜め上向きに開口しており、普通入賞ユニット53の下流端寄りの位置に左右に隣接して配置されている。
【0029】
普通入賞ユニット53とその上側の中央表示枠ユニット52との間には、多数の釘81が右斜め下方に向けて複数の列状に配列されており(いわゆる道釘)、ワープ入球口78に入球することなく左流下領域76を流下してきた遊技球を、後述する第1始動入賞口111側に案内するようになっている。それら道釘の途中で脱落した遊技球の一部が普通入賞口101,102に入賞し、或いはアウト口103に入球する。従って、この道釘の状態(特定部分の釘間隔が広い/狭い等)によって第1始動入賞口111等への入球しやすさが異なってくると考えられるため、遊技者にとってはこの道釘の配置状態は大きな関心事となり得る。また、それら道釘の上流端側(左端側)には風車105が配置されている。この風車105は、一本の釘と、その釘廻りに回転可能な回転飾りとで構成されることによって球の振り分け機能を有している。この風車105の配置位置等によって、複数列の道釘に対する振り分け確率も異なってくると考えられるため、遊技者にとってはこの風車105の配置状態も大きな関心事となり得る。
【0030】
なお、普通入賞口101,102に入球した遊技球は、遊技球検出手段104により検出された後、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。普通入賞口101,102への遊技球の入球に対しては、一入球当り所定個数の賞球が払い出される(遊技価値の付与)。アウト口103は略上向きに開口しており、普通入賞口101,102の上流側、即ち左側に隣接して配置されている。アウト口103に入球した遊技球は、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。
【0031】
始動ゲートユニット54は、遊技領域23の右部、即ち右流下領域77上に配置され、ベース板45に形成された前後方向貫通状の装着孔に対して前側から着脱自在に装着されており、遊技球が上下方向に通過可能な普通図柄始動ゲート106と、その普通図柄始動ゲート106を通過した遊技球を検出する遊技球検出手段107とを備えている。普通図柄始動ゲート106は、普通図柄表示手段91による普通図柄の変動を開始させるためのもので、右流下領域77を流下する遊技球は、普通図柄始動ゲート106を通過するか、又は普通図柄始動ゲート106を通過することなく下流側に流下する。なお、普通図柄始動ゲート106の上流側には複数の釘81が配置されている。
【0032】
ここで、普通図柄表示手段91は、普通図柄を変動表示するためのもので、複数個の普通図柄(例えば「○」「×」の2種類)に対応する複数個の発光体(例えばLED)を備え、右流下領域77を流下する遊技球が普通図柄始動ゲート106を通過し、遊技球検出手段107がそれを検出した場合に複数の発光体が所定順序で発光するように点滅して、遊技球検出手段107による遊技球検出時に取得された普通乱数情報に含まれる当り判定乱数値が予め定められた当り判定値と一致する場合には当り態様(所定態様)に対応する例えば「○」側の発光体が点灯し、それ以外の場合にははずれ態様に対応する例えば「×」側の発光体が点灯して停止する。普通図柄表示手段91の変動後の停止図柄が当り態様となった場合には普通利益状態が発生する。普通利益状態については後述する。
【0033】
また、普通図柄表示手段91の図柄変動中と普通利益状態中とを含む普通保留期間中に遊技球が普通図柄始動ゲート106を通過した場合には、それによって取得された普通乱数情報が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として保留記憶され、普通保留期間が終了する毎に1個ずつ消化されて普通図柄の変動が行われる。普通乱数情報の記憶個数(普通保留個数)は、普通保留個数表示手段92等によって遊技者に報知される。
【0034】
第1始動入賞ユニット55は、遊技領域23内の左右方向略中央における下部側、即ち中央表示枠ユニット52とその下側のガイドレール51との間に配置され、ベース板45に形成された前後方向貫通状の装着孔に対して前側から着脱自在に装着されており、第1始動入賞口111と、この第1始動入賞口111に入球した遊技球を検出する遊技球検出手段112とを備えている。第1始動入賞口111は、第1特別図柄表示手段93による第1特別図柄の変動を開始させるための非作動式の入賞口で、ステージ73に設けられた中央落下部80の下側に対応して上向き開口状に形成されている。
【0035】
第1始動入賞ユニット55とその上側の中央表示枠ユニット52との間には、第1始動入賞口111の周辺部に、いわゆる「へそ釘」と「ジャンプ釘」とを含む複数の釘81が配置されている(図4下図参照)。「へそ釘」は、第1始動入賞口111の上流側(上側)左右に配置された一対の第1,第2特定釘81a,81bで構成され、その釘間隔は12mm前後となっており、この2本のへそ釘81a,81bの間を通過した遊技球が第1始動入賞口111に入球可能である。なお、へそ釘81a,81bの間を通過した遊技球はすべて第1始動入賞口111に入球するようにしてもよいし、へそ釘81a,81bを第1始動入賞口111と離間させて配置することにより、へそ釘81a,81bの間を通過しても第1始動入賞口111に入球しない場合があるようにしてもよい。また「ジャンプ釘」は、一対のへそ釘81a,81bの左右方向外側に配置された一対の第3,第4特定釘81c,81dで構成され、その釘間隔は50mm前後となっており、遊技球はこの2本のジャンプ釘81c,81dを経てへそ釘81a,81bに到達することが可能となっている。以上のようなへそ釘やジャンプ釘、特にへそ釘の配置状態(釘間隔が広い/狭い等)によって第1始動入賞口111への入球しやすさが異なってくると考えられるため、遊技者にとってはこのへそ釘等の配置状態は大きな関心事となり得る。
【0036】
なお、第1始動入賞口111に入球した遊技球は、遊技球検出手段112により検出された後、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。第1始動入賞口111への遊技球の入球に対しては、一入球当り所定個数の賞球が払い出される(遊技価値の付与)。また第1始動入賞ユニット55の下側には、遊技領域23の最も下流側の位置に対応してアウト口114が設けられている。アウト口114に入球した遊技球は、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。
【0037】
ここで、第1特別図柄表示手段(図柄表示手段)93は、1個又は複数個、例えば1個の第1特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、第1始動入賞口111に遊技球が入球し、遊技球検出手段112がそれを検出した場合(図柄始動条件が成立した場合)に第1特別図柄を所定時間変動表示して、遊技球検出手段112による遊技球検出時に取得された第1特別乱数情報(乱数情報)に含まれる大当り判定乱数値が予め定められた大当り判定値と一致する場合には第1大当り態様で、それ以外の場合には第1はずれ態様で夫々停止するようになっている。第1特別図柄表示手段93の変動後の停止図柄が第1大当り態様(特定態様)となった場合(所定条件を満たした場合)には特別利益状態(利益状態)が発生する(特典の付与)。特別利益状態については後述する。なお、第1始動入賞口111は左流下領域76を流下してきた遊技球が入球可能である一方、右流下領域77を流下してきた遊技球は入球不可能(又は非常に困難)となっている。
【0038】
第2始動入賞手段56は、右流下領域77における始動ゲートユニット54の下流側で、中央表示枠ユニット52の右側部における前面装着板71上に配置されており、前面装着板71に形成された第2始動入賞口115と、この第2始動入賞口115を遊技球が入球可能な開状態と入球不可能(又は開状態よりも入球困難)な閉状態とに変化可能な開閉部材116と、第2始動入賞口115に入球した遊技球を検出する遊技球検出手段117とを備えている。
【0039】
第2始動入賞口115は、第2特別図柄表示手段94による第2特別図柄の変動を開始させるための作動式の入賞口で、前向き開口状に形成されている。開閉部材116は、例えば下部側に設けられた左右方向の回転軸廻りに揺動可能であり、閉状態では前面装着板71と略面一となって第2始動入賞口115を閉鎖することにより遊技球が前側を通過可能となり、開状態では前面装着板71の前側で後ろ下がりの傾斜状となって遊技球を第2始動入賞口115内に案内するようになっている。この開閉部材116は、普通図柄表示手段91の普通図柄が変動後に当り態様で停止した場合に、主制御基板上に構成される普通利益状態発生手段の制御により、所定時間閉状態から開状態に変化し、それによって第2始動入賞口115は遊技球が入球可能(又は入球容易)な状態となる(普通利益状態)。第2始動入賞口115に入球した遊技球は、遊技球検出手段117により検出された後、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。第2始動入賞口115への遊技球の入球に対しては、一入球当り所定個数の賞球が払い出される(遊技価値の付与)。
【0040】
ここで、第2特別図柄表示手段(図柄表示手段)94は、1個又は複数個、例えば1個の第2特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、普通利益状態中に開状態となった第2始動入賞口115に遊技球が入球し、遊技球検出手段117がそれを検出した場合(図柄始動条件が成立した場合)に第2特別図柄を所定時間変動表示して、遊技球検出手段117による遊技球検出時に取得された第2特別乱数情報(乱数情報)に含まれる大当り判定乱数値が予め定められた大当り判定値と一致する場合には第2大当り態様で、それ以外の場合には第2はずれ態様で夫々停止するようになっている。第2特別図柄表示手段94の変動後の停止図柄が第2大当り態様(特定態様)となった場合(所定条件を満たした場合)には特別利益状態が発生する(特典の付与)。
【0041】
なお、第1特別図柄表示手段93の図柄変動中、第2特別図柄表示手段94の図柄変動中及び特別利益状態中を含む特別保留期間中に第1,第2始動入賞口111,115に遊技球が入球した場合には、それによって取得された第1,第2特別乱数情報が夫々予め定められた上限保留個数、例えば各4個を限度として、所定の保留記憶手段に保留記憶される。そして、特別保留期間が終了した時点で第2特別図柄側の保留記憶が1以上の場合(第2特別図柄に関する図柄変動開始条件が成立した場合)にはその第2特別図柄の保留記憶が消化されて第2特別図柄の変動が行われ、第1特別図柄側の保留記憶のみが1以上の場合(第1特別図柄に関する図柄変動開始条件が成立した場合)にはその第1特別図柄の保留記憶が消化されて第1特別図柄の変動が行われる。このように本実施形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とが共に変動中になることはなく、また第1特別図柄側と第2特別図柄側との両方に保留記憶がある場合には、第2特別図柄の変動が優先的に行われるようになっている。第1,第2特別乱数情報の記憶個数(第1,第2特別保留個数)は、後述するように液晶表示手段58等によって遊技者に報知される。
【0042】
大入賞ユニット57は、右流下領域77における第2始動入賞手段56の下流側にガイドレール51に沿って配置されており、ベース板45に形成された前後方向貫通状の装着孔に対して前側から着脱自在に装着されている。大入賞ユニット57は、大入賞口121と、この大入賞口121を遊技球が入球可能な開状態と入球不可能な閉状態とに変化可能な開閉部材122と、一又は複数、例えば一つの普通入賞口123と、一又は複数、例えば一つのアウト口124と、大入賞口121に入球した遊技球を検出する遊技球検出手段125と、普通入賞口123に入球した遊技球を検出する遊技球検出手段126とを備えている。
【0043】
大入賞ユニット57の前側上部には、遊技球を遊技領域23の内側(左側)に向けて案内する左下がりの傾斜面128が設けられており、その傾斜面128上に、大入賞口121が、略上向きに開口する横長略矩形状に形成されている。開閉部材122は、大入賞口121に対応する板状部材で、傾斜面128に合わせて左下がりの傾斜状に形成されており、ベース板45の前面よりも前側に突出して大入賞口121を閉鎖する閉状態と、大入賞口121の後側に退避して大入賞口121を開放する開状態との間で前後方向にスライド移動可能となっている。大入賞口121に入球した遊技球は、遊技球検出手段125により検出された後、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。なお、開閉部材122が閉状態のときには、傾斜面128上に落下してきた遊技球は、開閉部材122等によって下流側(左側)に向けて案内される。
【0044】
大入賞ユニット57の開閉部材122は、第1,第2特別図柄表示手段93,94の第1,第2特別図柄が変動後に第1,第2大当り態様(特定態様)で停止した場合に、主制御基板上に構成される特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)の制御により、所定の開放パターンに従って開放して、傾斜面128上を流下する遊技球を大入賞口121内へと入球させるようになっている(特別利益状態)。ここで、開閉部材122の開放パターンは、所定の単位開放動作を5R、10R等の所定ラウンド数実行するように構成されている。単位開放動作とは、大入賞口121を開放(閉状態から開状態へ切り替え)してから所定上限時間(例えば28秒)が経過するか、それまでに所定上限個数(例えば9個)の遊技球が入球することを条件に大入賞口121を閉鎖(開状態から閉状態へ切り替え)する動作である。大入賞口121への遊技球の入球に対しては、一入球当り所定個数の賞球が払い出される(遊技価値の付与)。
【0045】
なお、特別利益状態の終了後には、所定の確率で遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。本実施形態では、第1,第2特別乱数情報に含まれる大当り判定乱数値が大当り判定値と一致した場合の大当り図柄乱数値に応じて、特別利益状態の終了後に時短状態と確変状態との何れかの特別遊技状態を発生させるようになっている。
【0046】
時短状態中は、第1,第2特別図柄の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間に切り換えられる他、普通図柄が当り態様となる確率が通常確率(例えば1/10)から高確率(例えば1/1.3)へ、普通図柄の変動時間が通常変動時間(例えば27秒)から短縮変動時間(例えば2.7秒)へ、第2始動入賞口115の開閉パターンが通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)から延長開閉パターン(例えば2秒×3回開放)へ、夫々切り換えられるようになっている。なお、時短状態は特別利益状態の終了後に開始し、次の特別利益状態が発生するか、それまでに第1,第2特別図柄が所定回数(例えば50回)変動した時点で終了する。
【0047】
確変状態中は、第1,第2特別図柄が第1,第2大当り態様となる確率が通常確率(例えば1/350)よりも高い高確率(例えば1/35)に切り換えられるようになっている。また、確変状態中は、原則として時短状態と同様の切り換えも併せて行われる。なお、確変状態は特別利益状態の終了後に開始し、次の特別利益状態が発生した時点で終了するが、第1,第2特別図柄の変動回数等の他の終了条件を付加してもよい。
【0048】
普通入賞口123は、大入賞口121が設けられた傾斜面128の下流側(左側)に上向き開口状に配置されている。傾斜面128上に落下し、大入賞口121に入球することなく下流側に流下してきた遊技球は、普通入賞口123の上側に配置された複数の釘81等に案内され、高い確率で普通入賞口123に入球するようになっている。普通入賞口123に入球した遊技球は、遊技球検出手段126により検出された後、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。普通入賞口123への遊技球の入球に対しては、一入球当り所定個数の賞球が払い出される(遊技価値の付与)。アウト口124は略上向きに開口しており、傾斜面128の上流側、即ち右側に隣接して配置されている。アウト口124に入球した遊技球は、遊技盤16の後側に案内され、機外に排出される。
【0049】
大入賞ユニット57には、複数のLED129が配置されている。本実施形態では、大入賞口121に対応してその後側にLED129が配置されており、任意の演出パターンに従って大入賞口121及びその近傍を発光させることが可能となっている。また、大入賞ユニット57とその上側の中央表示枠ユニット52との間には、大入賞口121、普通入賞口123等の上側に対応して多数の釘81が配置されている。また大入賞ユニット57の上流側端部(右端部)における上部側には、右流下領域77を流下してきた遊技球を傾斜面128よりも上側で遊技領域23の中央側、即ち左側に向けて案内する案内部材130が、第3レール部材51cに沿って立設されている。この案内部材130は、大入賞ユニット57と一体に形成してもよいし、第3レール部材51cと一体に形成してもよい。
【0050】
続いて、ベース板45よりも後側に配置されている液晶表示手段58、可動演出手段59、固定装飾手段(装飾部材)60等について、図4図7等を参照しつつ説明する。液晶表示手段58は、種々の表示演出が可能な表示手段の一例であって、長方形の表示画面58aを備え、その表示画面58aが例えば縦長となるように表示窓74の後側に配置され、後部支持部材61により支持されている。
【0051】
可動演出手段59は、可動体141と、この可動体141を移動可能に支持する可動体案内手段142と、可動体141を駆動する駆動手段(図示省略)とを備えている。可動体141は横長矩形状に形成され、その前面側はその機種の主要キャラクタやロゴ等の任意の装飾(ここでは当該遊技機の主要キャラクタであるカッパが乗った飛行機の装飾)が施された装飾面143となっており、内部には、光を略前向きに照射することによって装飾面143を発光させることが可能な多数のLED151aを有するLED基板151が配置されている。
【0052】
可動体案内手段142は、可動体141を液晶表示手段58の表示画面58aの前面側に沿って所定方向(ここでは上下方向)に移動可能な状態で支持するもので、液晶表示手段58の左右両側に沿って配置され、後部支持部材61における後壁部62の前面側に着脱自在に固定されている。可動体案内手段142は、上下方向に配置された左右一対の案内レール142aを備え、それら各案内レール142aによって可動体141の左右両端部が上下方向移動可能に支持されている。
【0053】
可動体141は、ステッピングモータ等よりなる駆動手段の駆動により、可動体案内手段142に案内されて液晶表示手段58の上部側の上部位置(図6に実線で示す)と液晶表示手段58の前側の下部位置(図7に二点鎖線で示す)との間で上下方向に移動可能であり、通常は原点位置である上部位置に保持されている。可動体141の上部位置(原点位置)は、表示窓74の上側で、上部装飾枠72bの後側に設定されており、可動体141の下部位置(演出位置)は表示窓74内(ここでは上下方向略中央)に設定されている。従って、可動体141は、通常は表示窓74の上側で上部装飾枠72bの後側(原点位置)に退避しており、リーチ演出中等の所定のタイミングで、演出位置である下部位置まで降下することにより、液晶表示手段58の表示画面58aを一部隠蔽するように表示窓74内に出現するようになっている。
【0054】
また本実施形態では、ベース板45の後側に固定的に配置される固定装飾手段60として、表示窓74の上側に対応する上部固定装飾手段60aと、表示窓74の下部側に対応する下部固定装飾手段60bと、表示窓74の左側に対応する左部固定装飾手段60cと、表示窓74の右側に対応する右部固定装飾手段60dとを備えている。
【0055】
上部固定装飾手段(特定発光手段)60aは、横長略矩形状で、遊技領域23における表示窓74よりも上側の領域に対応して、ベース板45の後側で、且つ可動体141及び液晶表示手段58の前側に配置されている。これにより、液晶表示手段58の表示画面58aのうち、表示窓74よりも上側の領域は、その略全体が上部固定装飾手段60aの後側に位置している。上部固定装飾手段60aは、その前面側が装飾面145となっており、内部には、光を略前向きに照射することによって装飾面145を発光させることが可能な多数のLED152aを有するLED基板152が配置されている。装飾面145には、当該遊技機の機種ロゴの一つであるキャラクタ(ここではカッパ)のロゴマーク(識別情報)305が設けられている。
【0056】
なお、機種ロゴは、当該遊技機を特定可能な文字及び/又は図形からなる標章であって、少なくとも機種名称の一部を含み、ロゴタイプ(ロゴ+タイポグラフィ、文字で表したもの)やロゴマーク(ロゴ+マーク、図案やモチーフで表したもの)、またはそれらを組み合せたものを指す。その表示方法は様々で、ベース板(遊技盤面)に印刷されたもの、変位可能または変位不能な構造物(平面形状または立体形状)、透明なベース板(遊技盤面)の裏面側に位置してベース板を透して視認可能な構造物などが含まれる。また、機種名称とは、型式名(試験機関や各都道府県の公安委員会に提出する名称)または販売名(実際に遊技店舗に販売される際の名称)のいずれでもよい。また、機種ロゴに表示される「少なくとも機種名称の一部」とは、遊技者がそれを見て他の遊技機と判別できる程度であればよい。例えば、販売名を「カッパ伝説3~カッパ池の謎~」とする、メインタイトルが「カッパ伝説3」、サブタイトルが「カッパ池の謎」である機種の場合、「カッパ」「カッパ3」「カッパ池」などの固有部分が他の遊技機との差別化を可能とする機種名称の一部に該当する。なお、機種ロゴに機種名称にはない文字(超、極、寿など)やマーク(Rマークや登場キャラクタのマークなど)を含むようにしてもよい。また、機種ロゴの同義として「特定標章」や「特定識別情報」という表現を用いてもよいし、複数のロゴ(機種名称を表すもの以外のロゴも含む)がある場合には「第1標章」や「第2標章」という表現を用いてもよい。
【0057】
下部固定装飾手段(特定発光手段)60bは、横長略矩形状で、ステージ73の後側で且つ液晶表示手段58の前側に配置されており、上部側が正面視で表示窓74内に位置し、その他の部分が表示窓74の下側、即ちステージ73等の後側に位置している。下部固定装飾手段60bは、その前面側が装飾面146となっており、内部には、光を略前向きに照射することによって装飾面146を発光させることが可能な多数のLED153aを有するLED基板153が配置されている。装飾面146には、当該遊技機の機種ロゴの一つである「カッパ伝説」のロゴタイプ(識別情報)306が設けられている。
【0058】
左部固定装飾手段60cは、表示窓74の左側から下部左側にわたる領域に対応して、ベース板45の後側で、且つ液晶表示手段58よりも前側に配置されている。左部固定装飾手段60cは、その前面側が任意の装飾(図示省略)が施された装飾面147となっており、内部には、光を略前向きに照射することによって装飾面147を発光させることが可能な多数のLED154aを有するLED基板154が配置されている。右部固定装飾手段60dは、表示窓74の右側から下部右側にわたる領域に対応して、ベース板45の後側で、且つ液晶表示手段58よりも前側に配置されている。右部固定装飾手段60dは、その前面側が任意の装飾(図示省略)が施された装飾面148となっており、内部には、光を略前向きに照射することによって装飾面148を発光させることが可能な多数のLED155aを有するLED基板155が配置されている。
【0059】
また、遊技盤16には、ロゴマーク305、ロゴタイプ306の他にも、当該遊技機を特定可能な標章が、前側から視認可能な位置に一又は複数配置されている。本実施形態では、ワープ入球口78、普通入賞ユニット53、第1始動入賞ユニット55、大入賞ユニット57及び案内部材130の前面側に、カッパのキャラクタのロゴマーク307a~307eが表示されている。なお、これらの標章は、キャラクタ等の図形のみからなるものに限らず、文字のみからなる標章でもよいし、図形及び文字からなる標章でもよい。
【0060】
なお、「当該遊技機を特定可能」とは、当該機種のみが有する文字(配列、文字色、文字のフォント等)、模様(盤面デザイン、色等)、構造物(始動口、大入賞口、ロゴ、可動物等)は当該機種を特定する要素(特定要素)となりうる。これらの特定要素はいずれか1つであっても機種の特定が可能であるが、複数の要素が加われば特定にかかる期間がより短くなる(特定が容易になる)。それとは反対に、装飾が施されていない部品、一例としては、釘、風車、透明遊技盤(透明部分のみ)などは特定不可能な要素(非特定要素)である。ただし、非特定要素(例えば釘)単独では機種の特定はできなくとも、それらの集合体(釘の集合体=ゲージ構成と呼ばれる釘配列)は機種の特定が可能となる場合もある。
【0061】
また遊技盤16には、ガラス窓24を介して前側から視認可能な領域内に盤反射部311が複数配置されている(図4図10等にグレーで示す)。この盤反射部311は、光を反射する反射手段の一例であって、拡散反射よりも正反射(鏡面反射)の特性を強く有しており、本実施形態では枠反射部301と同様にメッキ加工による光沢・鏡面部で構成されている。もちろん、盤反射部311はガラスや樹脂(アクリル等)による光沢面で構成してもよいが、本実施形態のようにメッキ加工による金属面で構成することがより好ましい。
【0062】
盤反射部311は、図4に示すように、遊技盤16の上部側に配置された盤反射部311aと、遊技盤16の上下方向略中間部分に配置された盤反射部311b,311cと、遊技盤16の下部側に配置された盤反射部311d~311fとで構成されている。また、盤反射部311には、他の機能を特に有しない部分に設けられた専用反射部と、他の機能を有する部分に設けられた兼用反射部とが存在する。
【0063】
盤反射部311aは、ロゴマーク305を有する部分(他の機能を有する部分)に設けられた兼用反射部で、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域(後述する第2表示領域DA2)よりも上側に配置された上部固定装飾手段60aの前面側(装飾面145)に配置されている。盤反射部311b,311cは、専用反射部で、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域の左右に、該視認可能領域と略同じ高さ位置となるように配置されている。盤反射部311dは、ロゴタイプ306を有する部分(他の機能を有する部分)に設けられた兼用反射部で、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域よりも下側に配置された下部固定装飾手段60bの前面側(装飾面146)に配置されている。盤反射部311eは、ロゴマーク307cを有する部分に設けられた兼用反射部で、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域よりも下側に配置された第1始動入賞口111の前面側に配置されている。盤反射部311fは、ロゴマーク307eを有する部分に設けられた兼用反射部で、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域よりも下側に配置された案内部材130の前面側に配置されている。
【0064】
このように、遊技盤16の前面側には、液晶表示手段58における正面視での視認可能領域(第2表示領域DA2)に対して「上側」「略同じ高さ」「下側」の夫々に少なくとも一つの盤反射部311を配置することが望ましい。遊技盤16に以上のような盤反射部311を配置することにより、遊技者Pがスマートフォン等のカメラで遊技機を撮影しようとすると、遊技者Pの姿が盤反射部311に反射して映像に映ってしまう可能性が高いため、遊技者Pによる遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開に対する抑止力となることが期待できる。
【0065】
また液晶表示手段58は、表示画面58aに画像を表示可能であるが、その表示画面58a全体が遊技機の前側から視認可能であるとは限らず、本実施形態では液晶表示手段58よりも前側に配置された固定装飾手段60等の遊技部品に遮られて表示画面58aの一部が前側から視認不可能となっている。以下の説明では、図8に示すように、液晶表示手段58の表示画面58a全体を、表示可能な最大領域である第1表示領域DA1とし、その第1表示領域DA1のうち正面視で視認可能な領域を第2表示領域DA2とする。なお、液晶表示手段58の前側を移動可能な可動体が搭載されている場合、その可動体が動作することによって正面視での視認可能領域が変化する。このように可動体の動作によって視認可能領域が変化する場合、その変化する視認可能領域の最大領域を第2表示領域DA2としてもよいし、可動体が所定の原点位置にあるときの視認可能領域を第2表示領域DA2としてもよい。本実施形態の場合、可動体141の原点位置は視認可能領域の外側に存在するため、前者と後者のどちらを採用しても第2表示領域DA2は変わらない。
【0066】
続いて、液晶表示手段58への画像表示を中心とする演出について説明する。この演出に使用される演出手段には、液晶表示手段58の他、前枠3側のLED28a、遊技盤16側のLED151a~155a等の発光手段、スピーカ18,25等の音声出力手段、可動体141等があり、それらが演出制御基板により構成される演出実行手段により制御されることによって各種演出が実行される。
【0067】
液晶表示手段58は、各種演出画像、報知画像等を表示するもので、図4に示すように、装飾図柄表示手段161、ミニ図柄表示手段162、保留画像表示手段163等を構成しており、第1,第2特別図柄表示手段93,94による第1,第2特別図柄の変動表示と並行して装飾図柄表示手段161により装飾図柄164を、ミニ図柄表示手段162によりミニ図柄165を夫々変動表示可能である他、保留画像表示手段163により、第1,第2特別保留個数を示す第1,第2保留画像X1~X4,Y1~Y4等の各種画像を表示可能となっている。
【0068】
装飾図柄表示手段161は、第1,第2始動入賞口111,115への遊技球の入球(所定の図柄始動条件の成立)に基づいて液晶表示手段58により装飾図柄164を変動表示可能に構成されている。装飾図柄164は、表示画面58aの左端側で変動表示される左装飾図柄(第1装飾図柄)164aと,表示画面58aの右端側で変動表示される右装飾図柄(第2装飾図柄)164bと,表示画面58aの左右方向略中央で変動表示される中装飾図柄(第3装飾図柄)164cとを備えており、各装飾図柄164a~164cは、夫々複数個の図柄を無端状に配列した図柄列で構成されている。また、各装飾図柄164a~164cは、「1」~「8」等の数字、その他で構成される本体部(数字部)166と、この本体部166に付随するキャラクタその他の装飾部167とを有し、本体部166を表示し装飾部167を表示しない非装飾表示態様と、本体部166と装飾部167とを共に表示する装飾表示態様とを含む複数種類の表示態様に変更可能であるとともに、拡大、縮小、表示位置の変更等を行うことが可能となっている。
【0069】
装飾図柄164a~164cは、第1,第2特別図柄の変動開始と略同時に所定の変動パターンに従って一斉に縦スクロール等による変動を開始し、第1,第2特別図柄の変動停止に合わせて最終停止するように、左、右、中等の所定の順序で、或いは略同時に停止する。なお装飾図柄164a~164cでは、「2・2・2」,「7・7・7」等、全て同じ図柄となる組み合わせ(所定の組み合わせ)で停止した場合が大当り演出態様、それ以外がはずれ演出態様等となっており、第1,第2特別図柄が第1,第2大当り態様となる場合には装飾図柄164a~164cは大当り演出態様となり、第1,第2特別図柄が第1,第2はずれ態様となる場合には装飾図柄164a~164cははずれ演出態様となる。なお装飾図柄表示手段161は、装飾図柄164a~164cを左右方向に配置して縦スクロール等により変動させるものに限られるものではなく、例えば装飾図柄164a~164cを上下方向に配置して横スクロール等により変動させる場合があってもよい。
【0070】
装飾図柄164の変動パターンは、装飾図柄164a~164cの各図柄列が変動する通常変動で始まり、その通常変動で「2・↓・2」、「7・↓・7」等のリーチ状態が成立した場合には、一又は複数段階のリーチ演出(Nリーチ,Sリーチ,SPリーチ等)を経て最終停止するように構成されており、通常変動からリーチ演出に発展して大当り演出態様又ははずれ演出態様となるのがリーチ変動パターン、通常変動からリーチ演出に発展することなくはずれ演出態様となるのが通常変動パターンである。
【0071】
ミニ図柄表示手段162は、第1,第2特別図柄表示手段93,94による図柄変動と同期してミニ図柄を表示するミニ図柄変動演出を実行するもので、第1,第2始動入賞口111,115への遊技球の入球に基づいて、装飾図柄164の変動表示に対応して液晶表示手段58によりミニ図柄165を変動表示可能に構成されている。装飾図柄164は、第1,第2特別図柄の変動中であっても常に表示されるとは限らず、リーチ演出等の演出内容に応じてその一部又は全部が画面から消える場合があるのに対し、ミニ図柄165は、第1,第2特別図柄の変動中は常に液晶表示手段58に表示されるようになっている。なお、第1,第2特別図柄の変動中の一部期間でミニ図柄165が画面から消える場合があってもよい。また、可動体141が移動する際の一部期間でミニ図柄165が視認困難又は視認不能となる場合があってもよい。
【0072】
ミニ図柄165は、図柄列の数(ここでは3つ)や各図柄列を構成する図柄の種類(ここでは「1」~「8」の数字図柄)は装飾図柄164と共通であるが、例えば「1」~「8」等の数字による本体部のみで装飾部は備えておらず、図4に示すように、装飾図柄164よりも小さなサイズで表示画面58aの周辺部近傍等に表示される。また、ミニ図柄165の表示状態は「変動停止状態」と「高速変動状態」のみで、装飾図柄164のような変動中の速度変化(減速、コマ送り等)はなく、第1,第2特別図柄の変動開始時に、所定の変動開始出目による変動停止状態から、又は前回の停止出目から所定の変動開始出目に瞬時に切り替えてから、各図柄列が所定速度で循環変動する高速変動状態に移行し、第1,第2特別図柄の変動停止時に、高速変動状態から所定の変動停止出目による変動停止状態に切り替わるようになっている。なお、ミニ図柄165の高速変動状態での変動速度は常に一定で、図19に示すように、所定のフレームレート(60fps等)で動画表示が行われる液晶表示手段58においてNフレーム毎に図柄列が一巡する速度でミニ図柄165の高速変動表示が行われる。
【0073】
また装飾図柄164では、変動停止出目がそのまま次の変動における変動開始出目となるが、ミニ図柄165は予め定められた変動開始出目が常に用いられるようになっており、変動開始時に、前回変動の変動停止出目から所定の変動開始出目に瞬時に切り替えた後、その変動開始出目から高速変動を開始するようになっている。これは、前回変動がリーチはずれ変動や大当り変動であった場合、その変動停止出目をそのまま変動開始出目としてミニ図柄165の変動を開始すると、左右の図柄又は全図柄が揃ったままで高速変動が行われるため、再びリーチ或いは大当りになるとの誤解を遊技者に与えてしまう可能性があるからである。従って、ミニ図柄165の変動開始出目は、「1・3・5」等、リーチや大当りとは無関係の出目に設定する必要がある。なお、ミニ図柄165の変動停止出目は装飾図柄164の変動停止出目と同一である。
【0074】
保留画像表示手段163は、保留記憶手段に記憶されている乱数情報の数を示す保留画像を表示する保留表示演出を実行するもので、図4に示すように、第1,第2特別保留個数を示す第1,第2保留画像X1~X4,Y1~Y4等を、所定の保留台座画像168の前側に重ねた状態で液晶表示手段58に表示可能に構成されている。保留画像表示手段163は、第1,第2始動入賞口111,115に遊技球が入球することに基づいて第1,第2特別保留個数が増加した場合に、第1,第2保留画像X1~,Y1~を保留台座画像168上に1個追加表示し、また第1,第2特別図柄表示手段93,94による第1,第2特別図柄の新たな変動が開始することに基づいて第1,第2特別保留個数が減少した場合に、第1,第2保留画像X1~,Y1~を待ち行列の前側(例えば画面右側)に向けて1個分ずつシフトするようになっている。なお、保留台座画像168は、表示画面58aの周辺部又はその近傍に表示されるようになっており、本実施形態では表示画面58aの下縁部に沿って横長状に表示される。
【0075】
続いて、遊技者が遊技機を撮影する場合の画面比率(アスペクト比)や撮影領域等について説明する。遊技者が遊技機を撮影する場合、その目的は動画投稿(共有)サイトへの投稿である場合が多い。ここで、動画投稿(共有)サイトとは、SNS(Social networking service)の一つで、ユーザが作成した長尺/短尺の動画をアップロードしてインターネット上で共有することが可能な、PCや携帯情報端末(スマートフォン等)向けのサービスをいう。なお、この動画投稿(共有)サイトは、比較的容易に動画を投稿することができ、また個人同士が容易に繋がることができるという利点がある反面、不適切な動画投稿やそのデッドコピー等が拡散されることによって動画に登場する第三者(個人や企業)に損害を与える事例が増加し、大きな社会問題となっている。
【0076】
動画投稿(共有)サイトでは、主にPCでの視聴用として投稿される長尺の映像については、アスペクト比、即ち画面比率(縦横比)が9:16(図9(a)参照)の横長(以下、「横長画面」という)に設定されている場合が多いのに対し、主にスマートフォンでの視聴用として投稿される短尺の映像については、画面比率(縦横比)が16:9(図9(b)参照)の縦長(以下、「縦長画面」という)に設定されている場合が多い。これらの画面比率については動画投稿(共有)サイトのルールとして規定されている場合が多く、ユーザはそれに従う必要がある。
【0077】
なお、画面比率は同じでも、カメラと被写体との距離やカメラの向きによって撮影領域は大きく異なる。図10(a)~(c)は、何れも撮影者(遊技者)がカメラを被写体(遊技機)に対して略水平に向けた状態を示している。それらは何れも液晶表示手段58の画面表示を中心に撮影する場合を想定したもので、カメラの高さ位置については共通(液晶表示手段58の略正面)で、被写体(遊技機)からの距離Dが異なっており、図10(a)は約0.8m、図10(b)は約0.6m、図10(c)は約0.2mとなっている。また、図10(A)~(C)は、図10(a)~(c)の場合の横長画面での撮影領域の具体例を示している。図10(A)~(C)より明らかなように、被写体からの距離が大きいほど撮影領域は広くなり、被写体の広い範囲を画像に収めることができるが、画像の大きさに対して被写体各部の大きさは相対的に小さくなる。逆に、被写体からの距離が小さいほど撮影領域は狭くなり、被写体の狭い範囲しか画像に収めることができないが、画像の大きさに対して被写体各部の大きさは相対的に大きくなる。
【0078】
被写体からの距離が約0.8mの図10(a)の場合、図10(A)に示すように、液晶表示手段58の画面だけでなく、その周辺を含む広い範囲が撮影領域に含まれている。また、横長画面での撮影のため、隣の遊技機についても一部撮影領域に入っている。このように、液晶表示手段58の画面表示だけでなくその周辺の発光演出や可動体演出を含めて撮影したい場合には、図10(a)のようにある程度被写体から距離をとって撮影する必要がある。また、被写体からの距離が約0.6mの図10(b)の場合、図10(B)に示すように、撮影領域と液晶表示手段58の画面とが縦方向に略一致するため、液晶表示手段58の画面表示は図10(a)の場合に比べて視認しやすいが、液晶表示手段58の上下が撮影領域に含まれないため、発光演出や可動体演出まで含めて撮影するには不向きである。このように、液晶表示手段58の画面表示に特化して撮影したい場合には、図10(b)及び図10(B)のように撮影領域と液晶表示手段58の画面とが縦方向に略一致する(横長画面の場合)距離で撮影することが望ましい。また、被写体からの距離が約0.2mの図10(c)の場合、図10(C)に示すように、液晶表示手段58の画面の一部分のみが撮影領域に含まれている。液晶表示手段58の画面表示を対象として撮影する場合には、このように画面表示の一部分のみを拡大する必要性は低いと考えられる。一方で、釘や可動体などを対象として撮影する場合には、その対象を部分的に拡大する必要性は十分に考えられるため、そのような場合には図10(c)のように被写体に接近して撮影することが望ましい。
【0079】
なお、図10(a)~(c)では撮影者(遊技者)がカメラを被写体(遊技機)に対して略水平に向けた例を示したが、主に撮影したい箇所によってはカメラを水平以外の向きに構えることも考えられる。例えば、始動入賞口111や演出ボタン34等、遊技機の下部側を中心に撮影したい場合には、図11(a1)に示すようにカメラを斜め下向きにして撮影することが考えられ、遊技盤16の上部側に配置された可動体や遊技機の上側に配置されたデータ表示器等、遊技機の上部側を中心に撮影したい場合には、図11(a2)に示すようにカメラを斜め上向きにして撮影することが考えられる。もちろん、図11(a1),(a2)のようにカメラを斜めに構えた場合についても、カメラと被写体との距離については、主に撮影したい箇所に応じて適宜調整すればよい(図示省略)。
【0080】
続いて、撮影領域の具体例について説明する。図12には、遊技盤16に対する、横長/縦長画面の夫々の撮影領域の例を複数示している。遊技機に関する動画投稿者は、液晶表示を中心に撮影する場合が多い。これは、動画投稿(共有)サイトで遊技機に関する動画を視聴しようとするユーザに関しては、液晶表示に含まれる予告演出、リーチ演出、大当り確定演出(プレミア演出)、遊技結果(リザルト表示)等を見たいという需要が多いことに起因している。なお、動画投稿者はパチスロ機(回胴式遊技機)の場合もパチンコ機と同様に液晶表示を中心に撮影する場合が多いが、パチスロ機の場合は更にリール(回胴)も撮影範囲に含まれることが多い。これは、動画投稿サイトでパチスロ機に関する動画を視聴しようとするユーザに関しては、液晶表示(例えば特定のキャラクタ)とリールに停止表示された図柄(例えばベルやスイカ)との組み合わせを見たいという需要が多いことに起因している。
【0081】
以上のような事情に鑑み、図12に示す撮影領域SA1,SA2,SA2′は、遊技機の液晶表示を中心に撮影する場合の撮影領域を示している。図14(a)~(c)に、撮影領域SA1,SA2,SA2′とそれに対応する撮影画像(スマートフォンに表示させた状態)の一例を示す。液晶表示を中心に撮影する場合、液晶表示手段58が撮影領域から外れることは通常考えられない。そこで、撮影領域SA1(図14(a))は、液晶表示手段58の第2表示領域DA2(図8)の全てを包含し(条件1a)、且つ画面比率(縦横比)16:9とする正面視矩形状の仮想領域(条件2a)のうち最小の特定領域(条件3)となっている。また撮影領域SA2(図14(b))は、液晶表示手段58の第2表示領域DA2(図8)の全てを包含し(条件1a)、且つ画面比率(縦横比)9:16とする正面視矩形状の仮想領域(条件2b)のうち最小の特定領域(条件3)となっている。更に撮影領域SA2′(図14(c))は、液晶表示手段58の第2表示領域DA2(図8)の全てとロゴタイプ306(識別情報の一部)とを包含し(条件1b)、且つ画面比率(縦横比)9:16とする正面視矩形状の仮想領域(条件2b)のうち最小の特定領域(条件3)となっている。
【0082】
このように、撮影領域SA1,SA2,SA2′は、条件1a又は1bと、条件2a又は2bと、条件3とを全て満たすことによって得られる特定領域となっている。ここで、それら3種類の条件の適用について、撮影領域SA2(図14(b))の場合を例に説明する。まず、「液晶表示手段58の第2表示領域DA2の全てを包含する」という条件1aを満たす領域は、形状(縦長か横長か、矩形状かそれ以外か)や大きさが定まっていないため、図13(a)に例示するように無数に存在する。また、画面比率(縦横比)9:16とする正面視矩形状」という条件2bを満たす領域についても、位置や大きさが定まっていないため、図13(b)に例示するように無数に存在する。そして、それら条件1aと条件2bとを共に満たす領域についても、その大きさ等が定まらないため、図13(c)に例示するように無数に存在する。そして、それら条件1aと条件2bに加えて、「最小」という条件3を満たす領域については、図13(d)に示すように、形状、大きさ及び上下方向の位置が定まる。但しこの場合でも、図13(d1)~(d3)に例示するように左右方向の位置(条件4)については定まっていないが、撮影者が液晶画面を撮影領域のどこに配置した状態で撮影するかは任意であって予測できないため、本実施形態ではこの条件4については敢えて規定していない。なお、撮影領域SA2は、液晶表示手段58の第2表示領域DA2を撮影領域の略中央に配置する場合(図13(d3))を例示している。
【0083】
この撮影領域SA2は、画面比率(縦横比)9:16の横長であるから、第2表示領域DA2の縦横比が9:16或いはそれよりも横長でない限り、主たる撮影対象である液晶表示が映る領域(以下、「主要領域」という)の左右に、主たる撮影対象でない部分が映る領域(以下、「余剰領域」という)が存在することになる。なお、遊技機は左右方向のスペースに余裕がないため、液晶表示領域を広く確保するためには、縦横比が9:16を超えるような極端な横長画面が採用される可能性は低いと考えられる。撮影領域SA2′についても同様である。撮影領域SA1については、画面比率(縦横比)16:9の縦長であるから、主たる撮影対象である液晶表示が映る領域の上下に、主たる撮影対象でない部分が映る領域が存在することになる。
【0084】
本実施形態では、撮影領域SA1,SA2,SA2′の何れにおいても、その領域内(ここでは上述した余剰領域)に盤反射部311の少なくとも一部が含まれるように構成されている。即ち、図14(a)~(c)に示すように、撮影領域SA1には、盤反射部311a,311d,311eの略全体が含まれ、撮影領域SA2には、盤反射部311b,311cの略全体が含まれ、撮影領域SA2′には、盤反射部311b,311c,311d,311fの略全体が含まれている。遊技者Pがスマートフォン等のカメラで遊技機の液晶表示を中心に撮影する場合、撮影領域SA1,SA2,SA2′の何れであっても遊技者Pの上半身、特に顔が盤反射部311(図14(a)~(c)にグレーで示す)に反射して映像に映ってしまう可能性が高いため、遊技者Pによる遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開に対する抑止力となることが期待できる。
【0085】
遊技機に関する動画投稿者は、以上のように液晶表示を中心に撮影する場合が多いが、液晶表示以外の部分、例えば特定の入球部(入賞口、アウト口)やその上流側の釘81等を中心に撮影する場合も考えられる。図12に示す撮影領域SA11~SA17,SA17′は、そのような液晶表示以外の部分を中心に撮影する場合の例であり、全て画面比率(縦横比)16:9の縦長画面となっている。もちろん、画面比率(縦横比)9:16の横長画面としてもよい。図15図17に、撮影領域SA11~SA17,SA17′とそれに対応する撮影画像(スマートフォンに表示させた状態)の一例を示す。
【0086】
撮影領域SA11,SA12(図15(a),(b))は、第1始動入賞口(特定入球口)111とその上流側のへそ釘81a,81b(特定釘)を中心としている。第1始動入賞口111は、「ヘソ」と呼ばれる入賞口で、遊技者が最も注意深くチェックする部分であるため、撮影対象とされる可能性がある。なお、撮影領域SA12は、へそ釘81a,81bとジャンプ釘81c,81dとを包含しているのに対し、撮影領域SA11はそれよりも狭く、へそ釘81a,81bは包含しているがジャンプ釘81c,81dは包含していない。
【0087】
撮影領域SA13(図15(c))は、第1始動入賞口111とその上流側のへそ釘81a,81b及びジャンプ釘81c,81dに加えて、第1始動入賞口111に向けて遊技球を案内する、いわゆる道釘(特定釘)と、その下方に位置する普通入賞口(特定入球口)101,102等を包含している。道釘は、第1始動入賞口111への入賞に影響する部分であるため、第1始動入賞口111等とともに撮影対象とされる可能性がある。また撮影領域SA14(図16(d))は、撮影領域SA13を若干狭くすることにより、その領域から第1始動入賞口111とその上流側のへそ釘81a,81b及びジャンプ釘81c,81dを排除ししたものである。
【0088】
撮影領域SA15(図16(e))は、風車(特定釘)105を中心としている。風車105は、球の振り分け機能を有しており、この風車105の配置位置等によって、複数列の道釘に対する振り分け確率も異なってくると考えられるため、撮影対象とされる可能性がある。撮影領域SA16(図16(f))は、大入賞口(特定入球口)121とその上流側周辺部の釘(特定釘)81を中心としている。大入賞口121は、「アタッカー」と呼ばれる入賞口で、ここに遊技球が入賞すると賞球として比較的多くの遊技価値(例えば一入賞当たり15個)が付与されるため(遊技価値の付与)、撮影対象とされる可能性がある。撮影領域SA17(図17(g))は、アウト口(特定入球口)124とその上流側周辺部の釘(特定釘)81を中心としている。このアウト口124は、大入賞口121の上流側に配置され、右流下領域77側を流下する遊技球が大入賞口121の上流側でその大入賞口121へのルートを外れた場合にその遊技球を遊技領域外に排出するものであるため、撮影対象とされる可能性がある。
【0089】
このように、遊技機に関する動画投稿者が液晶表示以外の例えば特定の入球部(入賞口、アウト口)やその上流側の釘81等を中心に撮影する場合、釘の配置状態等を明確に視認可能となるよう、撮影領域を狭くして撮影対象がある程度大きく映るようにする必要がある。従って、本実施形態の撮影領域SA11~SA17は、遊技領域23の全てを含む最小矩形領域の1/4以下、更には1/8以下の広さとなっている。図18に、本実施形態の最小矩形領域に対する1/4の領域及び1/8の領域の例を示している。
【0090】
このように、撮影領域SA11~SA17に関しては、撮影対象を大きく撮影すべく狭い領域に設定されているため、その映像を見てもどの遊技機のどの部分を撮影したものであるかを認識することが難しく、SNSにアップしても他者の共感を得られない可能性がある。そこで本実施形態では、撮影領域SA11~SA17の何れについても、その領域内に、当該遊技機を特定可能な標章が含まれるように構成されている。即ち、撮影領域SA11~SA13にはロゴマーク307cが、撮影領域SA14にはロゴマーク307bが、撮影領域SA15にはロゴマーク307aが、撮影領域SA16,SA17にはロゴマーク307dが夫々含まれている。これにより、撮影領域SA11~SA17に対応する映像を見た人は、それらの標章を手がかりに、撮影対象となっている遊技機とその部分を容易に特定できる。
【0091】
また、以上の撮影領域SA11~SA17の何れにおいても、その領域内に盤反射部311の少なくとも一部が含まれるように構成されている。即ち、撮影領域SA11には盤反射部311eの一部が含まれ、撮影領域SA12には盤反射部311eの略全体と盤反射部311dの一部が含まれ、撮影領域SA13には盤反射部311eの略全体、盤反射部311dの一部、枠反射部301d,301eの一部が含まれ、撮影領域SA14には盤反射部311dの一部が含まれ、撮影領域SA15には盤反射部311b,311dの一部が含まれ、撮影領域SA16には盤反射部311dの一部が含まれ、撮影領域SA17には盤反射部311fの一部が含まれている。遊技者Pがスマートフォン等のカメラで遊技機の液晶表示以外の部分を中心に撮影する場合、図15図17に示すように、撮影領域SA11~SA17の何れであっても遊技者Pの上半身、特に顔が反射部301,311(図15図17にグレーで示す)に反射して映像に映ってしまう可能性が高いため、遊技者Pによる遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開に対する抑止力となることが期待できる。
【0092】
なお本実施形態では、液晶表示以外の部分を中心に撮影する場合の撮影領域に関し、主要な撮影対象部(入賞口、アウト口等)と盤反射部311との間には発光手段が配置されていない。これは、その部分に発光手段が配置されていると、撮影時に逆光となり、撮影者である遊技者Pの姿が盤反射部に映りにくくなることを防止するためである。一方、主要な撮影対象部(入賞口、アウト口等)に対して盤反射部311の反対側には発光手段を配置することが望ましい。本実施形態では、大入賞ユニット57の大入賞口121に対応する部分にLED129が配置されている。これにより、撮影者である遊技者Pがアウト口124とその上流側周辺部を中心として撮影すべく撮影領域SA17(図17(g))となるようにカメラを構えた場合、LED129の光を拾ってしまってピントが合わせにくいため、そのLED129を避けるべく撮影領域をSA17(図17(g))からSA17′(図17(h))にずらすことが考えられる。そうすると、新たな撮影領域SA17′内では撮影領域SA17に比べて盤反射部311fの占める割合が大きくなるため、遊技者Pの顔が映像に映る可能性がより高くなる。
【0093】
続いて、装飾図柄164の変動中(装飾図柄164の少なくとも一部が非表示となる期間があってもよい)における演出の具体例について、液晶表示手段58による画像演出、LED28a等の発光手段による発光演出、スピーカ18,25等による音声出力演出の内容を中心に説明する。なお、発光演出を行う発光手段としては、大きく分けて、前枠3側のLED28aを光源とするもの、遊技盤16側のLED151a~155aを光源とするものが存在するが、以下の説明では必要に応じて、前者を「枠側ランプLa」、後者を「盤側ランプLb」、それらをまとめて「演出ランプL」と表現する。
【0094】
以下、図柄変動中に実行される予告演出の具体例として、ステップアップ予告演出、リーチ予告演出、ボタン予告演出1、セリフ予告演出1、疑似連予告演出、ボタン予告演出2、割込み予告演出、セリフ予告演出2の8種類について順次説明する。なお、これら8種類の予告演出は、図20に示すような大当り信頼度の設定に基づいて選択され、実行されるものとする。ここで、「大当り信頼度」は、所定事象の出現に関する信頼度の一例であり、ここでは装飾図柄164が大当り演出態様となる信頼度をいう。また、それら8種類の予告演出について説明した後、それら各種予告演出等の一部に採用することが可能な各種演出(以下、部分演出という)について、幾つかの例(信頼度示唆演出、リーチタイトル表示演出、操作演出、リーチ発展演出)を説明する。
【0095】
また、以下に演出毎に説明する内容は、各演出に限定されるものではなく、その他の演出に採用してもよい。例えばステップアップ予告演出に登場する高明度演出の構成を、リーチ予告演出、セリフ予告演出等の他の予告演出や、信頼度示唆演出等の部分演出で採用してもよい。
【0096】
[ステップアップ予告演出]
図21図26は、リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中に実行されるステップアップ予告演出の一例を示している。ステップアップ予告演出(特定予告演出)は、大当り信頼度に応じて、複数段階(ここでは5段階)の演出ステップのうちの所定段階まで実行する演出であり、演出ステップの段階が進むほど大当り信頼度が高くなるように設定されている。
【0097】
このステップアップ予告演出は、図21に示すように、第1~第5の5段階の演出ステップに対応するゾウ、ライオン、キツネ、リス、クマの5種類のキャラクタが夫々風船を狙って順番に矢を発射する内容となっており、何れかのキャラクタが発射した矢が命中して風船が破裂するまで演出ステップが進行するが、まずはステップアップ予告演出が開始することを示すステップアップ導入演出ST0が行われる(図21(a))。このステップアップ導入演出ST0では、夫々に風船を狙う5種類のキャラクタが一斉に登場することにより、当該ステップアップ予告演出の内容を示唆するようになっている。もちろん、各キャラクタが、対応する演出ステップの順序に従って、ゾウ→ライオン→キツネ→リス→クマの順に登場するようにしてもよいし、その他の任意の順序で登場するようにしてもよい。
【0098】
ステップアップ導入演出ST0(図21(a))に続いては、第1段階として第1ステップ演出ST1が開始される。第1ステップ演出ST1は、第1前半演出ST1Aと第1後半演出ST1Bとで構成されており、まずは第1前半演出ST1Aが実行される。この第1前半演出ST1Aでは、第1キャラクタであるゾウが矢を発射するシーンが行われ(図21(b1))、その矢が風船に命中した場合には(図21(d1))、演出ステップはその第1段階で終了することが確定し、第1後半演出ST1Bが行われる。この第1後半演出ST1Bを含む後半演出については後述する。
【0099】
一方、ゾウが発射した矢が風船に命中しなかった場合には(図21(c1))、第1後半演出ST1Bは実行されず、続いて第2段階として第2ステップ演出ST2の第2前半演出ST2Aが開始される。この第2前半演出ST2Aでは、第2キャラクタであるライオンが矢を発射するシーンが行われ(図21(b2))、その矢が風船に命中した場合には(図21(d2))、演出ステップはその第2段階で終了することが確定し、第2後半演出ST2Bが行われる。このように、何れかのキャラクタが発射した矢が風船に命中するまで、ゾウ、ライオン、キツネ、リス、クマの順に矢を発射し(図21(b1)~(b5))、その矢が風船に命中したとき(図21(d1)~(d5))、その段階で演出ステップが終了することが確定するとともに、その段階に対応する後半演出ST1B~ST5Bが実行される。なお、本実施形態のステップアップ予告演出は第5段階までしか存在しないため、少なくとも第5前半演出ST5Aでクマが放った矢は必ず風船に命中する(図9(d5))。
【0100】
また本実施形態のステップアップ予告演出では、第1~第5後半演出ST1B~ST5Bが夫々複数種類(ここでは各5種類)設けられており、所定事象の出現に関する信頼度(ここでは大当り信頼度)に応じてそれら複数種類の何れかが選択されるようになっている。
【0101】
図22は、第1~第5後半演出ST1B~ST5Bのうちの第3後半演出ST3Bと第5後半演出ST5Bについて、各5種類の態様(バリエーション)を例示している。もちろん、その他の第1,第2,第4後半演出ST1B,ST2B,ST4Bについても、夫々のキャラクタを用いた同様のバリエーションが用意されているが、ここでは省略している。なお、第1~第5後半演出ST1B~ST5Bでは、表示画面58aの下部側に保留台座画像168が、表示画面58aの上部側にミニ図柄165が夫々表示され、保留台座画像168の前側に第1,第2保留画像X1~X4,Y1~Y4等が表示され、それら保留台座画像168及びミニ図柄165の後側にステップアップ予告演出画像169が表示されるようになっているが、前半演出では、保留台座画像168を表示して、後半演出中は保留台座画像168を表示しないように構成してもよい。これにより、大当り信頼度に関する表示を行うための後半演出の表示領域を大きくすることができ、よりインパクトある表示演出を実行することが可能となる。第1~第5後半演出ST1B~ST5Bでは変動中の装飾図柄164は非表示となっている。
【0102】
図22(a1)~(e1)に示す5種類の第3後半演出ST3Ba~ST3Beは、ステップアップ予告演出画像169に関し、第3ステップ演出ST3のキャラクタであるキツネが登場する点、及びそのキツネと所定の文字画像とを中心とする基本的な画面レイアウトについては共通しているが、表示される文字画像の内容、その文字画像の表示態様(ここでは表示色)、ステップアップ予告演出画像169の少なくとも一部の表示色(基調色)等が異なっている。
【0103】
即ち、図22(a1)~(e1)に示す第3後半演出ST3Ba~ST3Beのステップアップ予告演出画像169は、キツネのキャラクタ画像がその背景画像を左背景画像と右背景画像とに二分するような位置関係で大きく表示されるとともに、キャラクタ画像(キツネ)とその背景画像とに跨がるように、それらの前側に所定のセリフ文字列(一文字のみで構成される場合があってもよい)よりなる文字画像が横書きで表示されている点で共通している。一方、そのセリフ文字列の内容は5種類全てで異なっており、第3後半演出ST3Ba~ST3Beに対応するセリフ文字列の内容は夫々「いいことありそう」、「よし、がんばろう」、「もっといいことありそう」、「きっと大丈夫」、「最高の気分だね」となっている。また、セリフ文字列の表示色(表示態様)も5種類全てで異なっており、第3後半演出ST3Ba~ST3Beに対応するセリフ文字列の表示色(文字の内部色)は夫々「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」、「虹色(レインボー)」となっている。ここで、「デンジャー色」とは、虹色とは異なる複数色による縞状の配色で、本実施形態では黄色、黒色、赤色の3色を斜めの縞状に配色したものとなっている。
【0104】
更に、第3後半演出ST3Be(図22(e1))以外の第3後半演出ST3Ba~ST3Bd(図22(a1)~(d1))のステップアップ予告演出画像169については、基調色がセリフ文字列の表示色に対応しており、夫々の文字色である「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」に対応して「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」の各色がステップアップ予告演出画像169の少なくとも一部(右背景画像等)に使用されている。ここで、基調色としての「デンジャー色」は、黄色、黒色、赤色の3色で構成されている点では文字色としての「デンジャー色」と同じであるが、縞状の配色は黄色と黒色のみで、その黒色ライン上に赤色で「DANGER」の文字列が連続的に配置されている点で文字色としての「デンジャー色」とは異なっている。なお、デンジャー色の構成はこれに限られるものではなく、他の文字色/基調色と異なっていればよい。
【0105】
また図22(a2)~(e2)に示す5種類の第5後半演出ST5Ba~ST5Beは、ステップアップ予告演出画像169に関し、第5ステップ演出ST5のキャラクタであるクマが登場する点、及びそのクマと所定の文字画像とを中心とする基本的な画面レイアウトについては共通しているが、画面に表示される文字画像の内容、その文字画像の表示態様(ここでは表示色)、ステップアップ予告演出画像169の少なくとも一部の表示色(基調色)等が異なっている。
【0106】
即ち、図22(a2)~(e2)に示す第5後半演出ST5Ba~ST5Beのステップアップ予告演出画像169は、クマのキャラクタ画像がその背景画像を左背景画像と右背景画像とに二分するような位置関係で大きく表示されるとともに、キャラクタ画像(クマ)とその背景画像とに跨がるように、それらの前側に所定のセリフ文字列(一文字のみで構成される場合があってもよい)よりなる文字画像が横書きで表示されている点で共通している。一方、そのセリフ文字列の内容は5種類全てで異なっており、第5後半演出ST5Ba~ST5Beに対応するセリフ文字列の内容は夫々「いけるかも」、「あと少し」、「気分は爽快」、「わくわくしてきた」、「大満足!」となっている。また、セリフ文字列の表示色も5種類全てで異なっており、第5後半演出ST5Ba~ST5Beに対応するセリフ文字列の表示色(文字の内部色)は夫々「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」、「虹色(レインボー)」となっている。以上のように、第5後半演出ST5Ba~ST5Beのセリフ文字列の内容は第3後半演出ST3Ba~ST3Beのセリフ文字列の内容と全て異なっているが、少なくとも一部のセリフ文字列の内容を共通にしてもよい。
【0107】
更に、第5後半演出ST5Be(図22(e2))以外の第5後半演出ST5Ba~ST5Bd(図22(a2)~(d2))のステップアップ予告演出画像169については、画面の基調色がセリフ文字列の表示色に対応しており、夫々の文字色である「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」に対応して「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」の各色が画面の少なくとも一部(背景画像の一部等)に使用されている。
【0108】
ここで、大当り信頼度は、第3後半演出ST3BaからST3Beにかけて、また第5後半演出ST5BaからST5Beにかけて、徐々に大きくなるように設定される。即ち、セリフ文字列の表示色と大当り信頼度との関係は、「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」、「虹色(レインボー)」の順に大当り信頼度が上昇する。なお、「虹色(レインボー)」については、大当り信頼度100%、即ち大当り確定であることを示している。このように、第3後半演出ST3Ba~ST3Be及び第5後半演出ST5Ba~ST5Beは、セリフ文字列の表示色等に応じて大当り信頼度が異なっているから、文字画像(特定文字情報)、或いはその文字画像を有するステップアップ予告演出画像169については、大当りに関する信頼度情報を有する特定画像であると言える。その他の第1,第2,第4後半演出についても同様である。
【0109】
このように、例えば第3後半演出ST3Ba(図22(a1))、第5後半演出ST5Ba(図22(a2))が甲第1信頼度に対応する甲第1信頼度特定画像の一例であり、第3後半演出ST3Bb(図22(b1))、第5後半演出ST5Bb(図22(b2))が甲第2信頼度に対応する甲第2信頼度特定画像の一例である。本実施形態では、このステップアップ予告演出で採用した「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」、「虹色(レインボー)」の5種類の表示色が、大当りに関する信頼度情報(所定事象の出現に関する信頼度情報)のフルラインナップとなっており、その順に大当り信頼度が高くなるように設定されているが、他の予告演出等においては、信頼度情報としてそれら5種類の表示色の全てを採用する必要はなく、「赤色」、「金色」等の一部のみを採用してもよい。但しその場合でも、大当り信頼度の高低関係(例えば「赤色」よりも「金色」の方が高い)は変わらないものとする。
【0110】
なお、ステップアップ予告演出画像169の基調色は文字色と完全に同一である必要はなく、同系色であればよい。また、文字色が「虹色(レインボー)」の第3後半演出ST3Be、第5後半演出ST5Be等についても、セリフ文字列以外の少なくとも一部の表示色を「虹色(レインボー)」とすることによって画面の基調色を文字色に対応させてもよい。また本実施形態では、セリフ文字列のフォントや大きさ等、セリフ文字列に関する表示色以外の表示態様については5種類の第3後半演出ST3Ba~ST3Be、第5後半演出ST5Ba~ST5Be等で略共通としているが、文字色とともに他の表示態様(フォント等)を異ならせてもよいし、文字色は略同じにしてその他の特定表示態様(フォント等)を異ならせることにより、その特定表示態様を信頼度情報としてもよい。
【0111】
続いて、当該ステップアップ予告演出の具体例を、演出ステップが第3段階まで進行し、第3後半演出としてST3Bc(図22(c1))が選択される場合を例に挙げて説明するが、まずは図23を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターンにおける通常変動中にステップアップ予告演出が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのステップアップ予告演出に係るBGM1の出力が開始されるとともに、表示画面58aでは高速変動中の装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側にステップアップ導入演出ST0に係る演出画像が表示される(図23(a))。
【0112】
このステップアップ導入演出ST0では、5段階の演出ステップに対応するゾウ、ライオン、キツネ、リス、クマの5種類のキャラクタが勢揃いし、各々が風船に向けて矢を発射する準備をしているステップアップ予告演出画像169が表示されるようになっており、これを見た遊技者は、何れかのキャラクタが風船を割るまで演出ステップが進行する内容のステップアップ予告演出であることを認識することが可能である。また、このステップアップ導入演出ST0(図23(a))では、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の導入音が出力される。更に、このステップアップ導入演出ST0(図23(a))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、このステップアップ導入演出ST0に対応する導入時発光態様、例えばオレンジ色で発光する。なお、「演出ランプLの少なくとも一部」とは、枠側ランプLaと盤側ランプLbの何れか一方のみでもよいし、両方でもよいし、枠側ランプLaの一部と盤側ランプLbの一部の少なくとも一方でもよい。これは以下の全ての説明において同様である。
【0113】
ステップアップ導入演出ST0(図23(a))に続いては、第1段階から所定段階までの一又は複数段階のステップ演出、ここでは第1ステップ演出ST1~第3ステップ演出ST3が順次実行される。即ち、まず第1段階として第1ステップ演出ST1の第1前半演出ST1Aが開始される(図23(b))。この第1前半演出ST1Aでは、第1キャラクタであるゾウが風船を狙って矢を発射するが、ここでは風船に命中させることはできない。
【0114】
また、この第1前半演出ST1A(図23(b))中は、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の第1開始音が出力され、更にその第1開始音に続いて、セリフ音として「行くぜ」等の第1前半ボイスが出力される。なお、第1前半ボイスの出力は第1開始音の出力終了後に開始してもよいし、第1開始音の出力中に開始してもよい。更に、この第1前半演出ST1A(図23(b))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、前半演出に対応する前半発光態様(前半演出に対応した第1発光態様)、例えば緑色で発光する。
【0115】
ゾウが発射した矢が風船を外れると、そこで第1前半演出ST1Aは終了し、続いて第2ステップ演出ST2の第2前半演出ST2Aが開始される(図23(c))。この第2前半演出ST2Aでは、第2キャラクタであるライオンが風船を狙って矢を発射するが、第1ステップ演出ST1と同様、ここでは風船に命中させることはできない。
【0116】
また、この第2前半演出ST2A(図23(c))中は、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の第2開始音が出力され、更にその第2開始音に続いて、セリフ音として「今度こそ」等の第2前半ボイスが出力される。第2開始音は第1開始音と同じでもよいし異なっていてもよい。また、第2前半ボイスの出力は第2開始音の出力終了後に開始してもよいし、第2開始音の出力中に開始してもよい。更に、この第2前半演出ST2A(図23(c))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、引き続き前半演出に対応する前半発光態様、例えば緑色で発光する。
【0117】
ライオンが発射した矢が風船を外れると、そこで第2前半演出ST2Aは終了し、続いて第3ステップ演出ST3の第3前半演出ST3Aが開始される(図23(d))。この第3前半演出ST3Aでは、第3キャラクタであるキツネが風船を狙って矢を発射するが、図23の例ではその矢は見事風船に命中する(図23(d))。
【0118】
また、この第3前半演出ST3A(図23(d))中は、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の第3開始音が出力され、更にその第3開始音に続いて、セリフ音として「どうだ」等の第3前半ボイスが出力される。第3開始音は第1,第2開始音と同じでもよいし異なっていてもよい。また、第3前半ボイスの出力は第3開始音の出力終了後に開始してもよいし、第3開始音の出力中に開始してもよい。更に、この第3前半演出ST2A(図23(d))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、矢が風船に命中する直前まで引き続き前半演出に対応する前半発光態様、例えば緑色で発光した後、矢が風船に命中する時又はその直前に、前半終了発光態様、例えば短時間の消灯状態に移行する。
【0119】
なお、前半発光態様は、前半演出ST1A~ST5A毎に異ならせてもよい。この場合、例えば第2開始音、第3開始音等を契機に発光態様を変更するように構成してもよい。このように構成することにより、ステップアップの段階を遊技者が感得し易いように構成することができる。また、第2開始音、第3開始音等を契機に、一時的に発光態様を変更するようにしてもよい。この場合、第1~第5前半演出ST1A~ST5Aで発光態様は変わらないが、少なくとも第2開始音、第3開始音等が出力されるタイミングの前後では、異なる発光態様(例:白色)で発光されることとなる。このように構成することで、ステップアップの段階が変化したことを遊技者が感得し易いように構成することができる。
【0120】
矢が風船に命中すると(図23(d))、演出ステップはその第3段階で終了することが確定し、そのタイミング(第1タイミング)で高明度演出WO11(甲第1高明度演出)(図23(e))が行われるとともに、その高明度演出WO11の実行中(又は実行後)に複数種類(ここでは5種類)の第3後半演出ST3Ba~ST3Beの何れか、ここでは第3後半演出ST3Bcが実行される(図23(f))。即ち、高明度演出WO11は、前半演出に係る第1シーン画像から後半演出に係る第2シーン画像へと切り替わるタイミング(第1タイミング)で実行される。
【0121】
ここで高明度演出とは、高明度画像170を表示することにより、その高明度画像170の後側の画像(ここではステップアップ予告演出画像169)の視認性を低下させる演出である。本実施形態の高明度演出は何れも、いわゆるホワイトアウトと呼ばれるもので、白色の高明度画像170を用いるものとするが、高明度画像の色は白色以外の任意色、例えば灰色、黄色、青色、赤色等でもよいし、複数色で構成してもよい。また、高明度画像170の後側に何の画像も表示されない場合があってもよい。
【0122】
高明度演出WO11では、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170aが表示されるため、保留画像X1~X4,Y1~Y4やミニ図柄165の視認性を変化させることなく、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169の視認性を変化させることができる。これは後述する他の高明度演出についても同様である。なお、高明度演出WO11では、第3後半演出ST3Ba~ST3Beの何れが選択された場合であっても共通の高明度画像170aを表示するものとする。その他の第1,第2、第4,第5後半演出の場合も同様である。
【0123】
但しこれに限らず、ミニ図柄165、保留画像X1~,Y1~、保留台座画像168の少なくとも一つの前側に高明度画像170を表示することにより、それらの視認性も低下させるように構成してもよい。この場合、保留台座画像168の前側で且つ保留画像X1~,Y1~よりも後側に高明度画像170を表示するようにしてもよい。これにより、少なくとも保留画像X1~,Y1~の視認性は低下させることなく、より広範囲でインパクトのある高明度演出を実行することが可能となる。また、高明度画像170と重ならない表示領域は、高明度画像170が表示されている領域よりも小さくなるように構成することが望ましい。これにより、高明度画像170により後側の画像が隠蔽されている感覚をより強く印象付けることが可能となる。また、高明度画像170と重ならない表示領域は、その後に表示されることとなる第3後半演出ST3Bの画像のうち、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置しない領域としておくことが望ましい。これにより、表示画面の全領域を高明度画像170により隠蔽せずとも、高明度画像170による隠蔽効果を発揮させることができる。
【0124】
高明度画像170は、画面上の所定範囲に白色で表示されるとともに、その範囲内は任意の透過率に設定される。高明度画像170の透過率は、その表示範囲内で均一であってもよいし、不均一であってもよい。高明度画像170の透過率を不均一とする場合、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域と、それ以外の領域とで高明度画像170の透過率及び/又は透過率の変化率を異ならせるように構成してもよい。この場合、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域の方が、透過率及び/又は透過率の変化率が低くなるように構成することが望ましい。また、信頼度を示唆する情報のうち、特に重要な文字情報や信頼度色で表示されるその他の画像が位置する領域の方が、キャラクタ画像が位置する領域よりも透過率及び/又は透過率の変化率が低くなるように構成してもよいし、その逆でもよい。このように、高明度画像の透過率や透過率の変化率を表示位置に応じて異ならせることにより、高明度演出が単調なものになってしまうことを防止することができる。また、透過率や透過率の変化率の高低から、例えば第3後半演出ST3Bの画像の表示内容を会得させることが可能となり、高明度演出をより複雑で面白みのあるものとすることが可能となる。
【0125】
また高明度画像の大きさ(表示範囲)は時間経過とともに変化させることが可能であり、透過率の値や透過率の分布についても時間経過とともに変化させることが可能である。なお、高明度画像170の透過率が0%であれば、その高明度画像170の後側の画像は完全に視認不能となり、高明度画像170の透過率が100%であれば、その高明度画像170自体が完全に視認不能となる。従って、高明度画像170の所定部分の透過率が100%であるとすれば、そもそもその所定部分は高明度画像170を構成する部分ではないと考えることができる。また、高明度画像170の所定部分の透過率が100%未満の値から100%に変化した場合は、100%に達した時点でその所定部分は高明度画像170の範囲から外れたと考えることができる。
【0126】
高明度演出WO11(図23(e))中は、引き続きステップアップ予告演出に係るBGM1の出力が継続される。また高明度演出WO11中は、効果音として所定強調音が出力されるが、この所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて(例えば第3後半演出の場合にはST3Ba~ST3Beの何れが選択されるかに応じて)、第1~第5所定強調音の何れかが選択されるようになっている。即ち、高明度画像170aの表示中に例えば第3後半演出ST3Ba(図22(a1))に係る画像(甲第1信頼度特定画像)を表示する場合、高明度画像170aの表示中にその第3後半演出ST3Baに係る画像(甲第1信頼度特定画像)に対応する第1所定強調音を出力可能であり(第1音演出)、高明度画像170aの表示中に例えば第3後半演出ST3Bc(図22(c1))に係る画像(甲第2信頼度特定画像)を表示する場合、高明度画像170aの表示中にその第3後半演出ST3Bcに係る画像(甲第2信頼度特定画像)に対応する第3所定強調音を出力可能(第2音演出)となっている。これにより、未だセリフ文字列(文字情報)が視認不可能又は視認困難な高明度演出WO11中に、先行して信頼度情報を音声により遊技者に報知することができ、演出効果が向上する利点がある。
【0127】
また、後半演出における大当り信頼度毎に共通の所定強調音を出力可能に構成してもよい。例えば、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))に係る画像(甲第1信頼度特定画像)を表示する場合と、第3後半演出ST3Bb(図22(b1))に係る画像(乙第1信頼度特定画像)を表示する場合と、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))に係る画像(乙第1信頼度特定画像)を表示する場合とで、共通の第1所定強調音を出力し、第3後半演出ST3Bd(図22(d1))に係る画像(甲第1信頼度特定画像)を表示する場合と、第3後半演出ST3Be(図22(e1))に係る画像(乙第1信頼度特定画像)を表示する場合とで、共通の第2強調音を出力するように構成してもよい。これにより、所定強調音の内容によって先行的に信頼度情報の期待度を遊技者に対して報知することができ、演出効果が向上する利点が生じる。
【0128】
なお、第1~第5所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、出力音量及び/又は出力時間が大となるように構成してもよい。この場合、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))中に高明度演出WO11を実行する場合(乙第2高明度演出)に出力される第1所定強調音(第2特定音)よりも、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))中に高明度演出WO11を実行する場合(乙第1高明度演出)に出力される第3所定強調音(第1特定音)の方が出力音量及び/又は出力時間が大となる。
【0129】
また、第1~第5所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、振動手段を作動させることによる振動演出を伴うように構成してもよい。例えば、第1~第3所定強調音は振動演出を伴わず、第4~第5所定強調音は振動演出を伴うように構成してもよい。また、第5所定強調音のみ振動演出を伴うように構成してもよい。ここで、振動手段は演出ボタン34等の所定部位を振動させるように構成することができる。また、前述した第1所定強調音と第2所定強調音の2種類の所定強調音を用いる場合には、一方の第2所定強調音のみ振動演出を伴うように構成してもよい。また、必ず振動演出を伴わなければいけないわけでなく、所定強調音の実行とともに振動演出を行う場合と行わない場合があってもよい。より好適には、大当りとなる期待度が高いときに限って、振動演出が伴うように構成することが望ましい。
【0130】
また高明度演出WO11(第1高明度演出)中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1高明度中発光態様(高明度演出に対応した第1発光態様)で発光する(第1発光態様で発光手段を発光させる第1発光演出、第1発光演出)。本実施形態では、高明度演出WO11中の第1高明度中発光態様は、第3後半演出ST3Bの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっている。なお、第1高明度中発光態様は、第3後半演出ST3Bの文字色(例えば金色)に対応する色が含まれていればよく、金色等の一色でもよい。これにより、未だセリフ文字列(文字情報)が視認不可能又は視認困難な高明度演出WO11中に、先行して信頼度情報を発光により遊技者に報知することができ、演出効果が向上する利点がある。なお、画像に対応する色で演出ランプLを発光させる場合、その発光色は画像の色と全く同じでなくても同系色(例えば金色の画像に対する発光色を黄色とする)であればよい。
【0131】
高明度演出WO11終了後の第3後半演出ST3Bc(図23(f))中は、上述したように、ステップアップ予告演出画像169として、キツネのキャラクタ画像がその背景画像を左背景画像と右背景画像とに二分するような位置関係で大きく表示されるとともに、キャラクタ画像(キツネ)とその背景画像とに跨がるように、それらの前側に「もっといいことありそう」という内容のセリフ文字列が「金色」で表示される。
【0132】
また、この第3後半演出ST3Bc(図23(f))中は、引き続きステップアップ予告演出に係るBGM1の出力が継続されるとともに、セリフ音として所定の第3後半ボイスが出力される。この第3後半ボイスは、画面に表示されるセリフ文字列(文字情報)に対応しており、ここでは「もっといいことありそう」と出力される。なお、このセリフ音を出力する際には、キャラクタ画像にいわゆる口パク動作(発語動作)を行わせることが望ましい。
【0133】
更に、第3後半演出ST3Bc(図23(f))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、第3後半演出ST3Bcに対応する後半発光態様(特定画像に対応した第3発光態様)、例えばその第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含む複数色(ここでは金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様で発光する。このように、後半発光態様はその前の第1高明度中発光態様と同じであってもよいし、異なっていてもよいが、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含むように構成することが望ましい。これにより、第3後半演出ST3Bcの画像演出の表示が終了した後も、期待度を示す文字色(ここでは金色)に対応した発光態様による発光演出が可能となり、画像演出を見逃した遊技者に対しても、可能な限り大当り信頼度を示す文字色(ここでは金色)による報知を実行することが可能となる。また、この後半発光態様の発光色は、その他の後半演出に対応する色(ここでは青色、赤色、デンジャー色、虹色)を含まないことが望ましい。また、後半発光態様は文字色に対応する発光色(例えば金色)のみで構成してもよい。また、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含まないように構成してもよく、これにより、第3後半演出ST3Bcの演出期間が終了したことを視覚的に感得させることが可能となる。
【0134】
第3後半演出ST3Bcの実行後は、そのタイミング(第2タイミング)で高明度演出WO12(甲第2高明度演出)が行われる(図23(g))とともに、その高明度演出WO12の実行中に、第3後半演出ST3Bcに係るステップアップ予告演出画像169が装飾図柄164の変動画面に切り替えられる(特定画像終了演出)(図23(h))。ここで、高明度演出WO12は、高明度演出WO11とは高明度画像の表示領域、及び透過率の変化率を異ならせている。これにより、後半演出の開始と終了を明確に表現することが可能となる。なお、高明度演出WO12は、高明度演出WO11と高明度画像の透過率の最小値を同一(0%)としているが、これも異ならせてもよい。また、高明度演出WO12は、高明度演出WO11と、高明度画像の表示領域を同じにしてもよい。また、透過率(の最小値)及び/又は透過率の変化率を同じにしてもよい。これにより、後半演出がまだ継続するかもしれないという期待感を遊技者に与えることが可能となる。また、高明度演出WO12は、少なくとも、後半演出における信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域を高明度画像により隠蔽するように表示することが望ましい。これにより、違和感なく後半演出を終了させるとともに、図柄変動画面へと遷移させることが可能となる。また、少なくとも、後半演出における信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)のうち、いずれか1つが位置する領域を高明度画像により隠蔽するように構成してもよい。
【0135】
高明度演出WO12(図23(g))中は、例えばBGMの出力が停止される。また高明度演出WO12中は、効果音として特定強調音が出力されるが、この特定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて(例えば第3後半演出の場合にはST3Ba~ST3Beの何れが選択されるかに応じて)、第1~第5特定強調音の何れかが選択されるようになっている。また、高明度演出WO12中は、効果音として共通の特定強調音が出力されるように構成してもよい。すなわち、後半演出における大当りに関する信頼度情報の内容にかかわらず、共通の特定強調音を出力するように構成してもよい。これにより、例えば高明度演出WO11中は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて異なる所定強調音を出力する一方、高明度演出WO12中は、大当りに関する信頼度情報に拘わらず共通の特定強調音を出力することができ、高明度演出WO11と高明度演出WO12とで夫々異なる演出効果による表現を行うことが可能となる。また、高明度演出WO11中の所定強調音は大当りに関する信頼度情報に拘わらず共通とし、高明度演出WO12中の特定強調音は大当りに関する信頼度情報に応じて異なるものとなるように構成してもよい。
【0136】
なお、第1~第5特定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、出力音量及び/又は出力時間が大となるように構成してもよい。この場合、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))中に高明度演出WO12を実行する場合(乙第2高明度演出)に出力される第1特定強調音(第2特定音)よりも、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))中に高明度演出WO12を実行する場合(乙第1高明度演出)に出力される第3特定強調音(第1特定音)の方が出力音量及び/又は出力時間が大となる。また、高明度演出WO12中の第1~第5特定強調音は、高明度演出WO11中の第1~第5所定強調音とは異ならせてもよいし、同じであってもよい。
【0137】
更に、高明度演出WO12(第2高明度演出)中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2高明度中発光態様(第2発光態様)、例えば第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含む複数色(ここでは金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様で発光する(特定画像に応じた特定発光態様で発光手段を発光させる特定発光演出)。このように、後半発光態様は、第1高明度中発光態様、後半発光態様と同じであってもよいし、異なっていてもよいが、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含むように構成することが望ましい。また、後半発光態様は、文字色(ここでは金色)を含まないように構成してもよい。また、第1高明度中発光態様は文字色を含み、後半発光態様は文字色を含まないように構成することで、演出表現が単調となってしまうのを避け、演出効果の低下を防止することが可能となる。
【0138】
高明度演出WO12の後に図柄変動画面が開始されると、効果音として、装飾図柄164a~164cの停止に合わせて図柄停止音が出力される。
【0139】
続いて、以上のような図23に示すステップアップ予告演出に関し、高明度演出WO11,WO12を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図24図26は、図23(e)~(h)の期間、即ち高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄164の変動画面に移行するまでの期間について、図23よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図24図26に示す22コマ(フレーム)の表示画像は、図23(e)~(h)の期間における全フレームを示したものではなく、その全フレームから一定ピッチで抜き出したものである。従って、図24図26においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じ(ここではAミリ秒とする)である。このように、図24図26では、コマ数が倍になれば時間も倍になる関係となっており、例えば図23(a)~(c)間と図23(d)~(f)間の経過時間は同じであり、図23(a)~(c)間と図23(d)~(g)間の経過時間は前者よりも後者の方が長くなっている。
【0140】
まず、高明度演出WO11の詳細について説明する。図24(a)~図25(j)に示す高明度演出WO11では、その開始時に、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170aが表示され(図24(a))(高明度画像表示処理)、その高明度画像170aの大きさ(範囲)及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図25(j))ようになっている。
【0141】
また高明度画像170aについては、その大きさ(範囲)は表示開始時(図24(a))が最大で、時間経過とともに徐々に小さくなるように構成されている。即ち、高明度演出WO11は、高明度画像170aの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図24(a))よりも後者(図24(a)~図25(j))の方が実行時間が長くなっている。なお高明度演出WO11では、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高明度画像170aのカバー率は100%未満であり、高明度画像170aの大きさ(範囲)が最大のときでも(図24(a))、ステップアップ予告演出画像169の一部分は前側から視認可能となっている。もちろん、高明度画像170aの大きさ(範囲)が最大のとき、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高明度画像170aのカバー率が100%となるようにしてもよい。また、ステップアップ予告演出画像のうち、所定情報(文字情報、キャラクタ画像、信頼度色表示画像など)の一部が高明度画像170aにより隠蔽されることで、感得困難及び/又は視認困難になっていればよく、所定情報の全てが隠蔽されている必要はない。
【0142】
また高明度画像170aは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高明度画像170aは、その大きさ(範囲)だけでなく透過率についても時間経過とともに変化し(透過率変化処理、透過率変化演出)、表示開始時(図24(a))の透過率が最小(例えば0%)で、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(上昇する)ように構成されている。即ち、高明度演出WO11は、高明度画像170aの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170aの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図24(a))よりも後者(図24(a)~図25(j))の方が実行時間が長くなっている。
【0143】
なお、高明度画像170aの最小透過率は0%よりも大であってもよい。また、高明度画像170aの透過率は、変化率(単位時間当たりの変化量)が一定でなくてもよい。また、高明度画像170aの透過率を不均一とし、その不均一な透過率を時間経過とともに変化させるように構成してもよい。また、高明度画像170aの透過率を変化させることなく大きさ(範囲)を変化させてもよいし、高明度画像170aの大きさ(範囲)を変化させることなく透過率を変化させてもよい。但し、高明度画像170aの大きさ(範囲)が小さくなるということは、高明度画像170aの一部分の透過率が上昇して100%に達することにより、その部分が実質的に消滅したと考えることができるから、高明度画像170aの大きさ(範囲)を変化させることは即ち高明度画像170aの透過率を実質的に変化させているとも言える。
【0144】
また高明度演出WO11では、高明度画像170aの後側に表示されるステップアップ予告演出画像169については、例えば高明度画像170aの表示開始時(図24(a))に、その前の第3前半演出ST3Aの画像(図23(d)参照)から第3後半演出ST3Bcの画像(図22(c1)参照)に切り替えられるようになっている。これにより、高明度演出WO11の開始後、高明度画像170aの大きさ(範囲)が徐々に小さくなり、同じく透過率が徐々に上昇するに従って、ステップアップ予告演出画像169の視認性が向上し、やがて高明度画像170aが消滅したとき(図25(j))、ステップアップ予告演出画像169全体(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が完全に視認可能となる。
【0145】
また、高明度演出WO11中は、演出ランプLが第1高明度中発光態様で発光する。第1高明度中発光態様は、第3後半演出ST3Bcの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっており、例えば文字色に対応する金色での発光が高明度演出WO11の後半或いは終盤に出現するように、緑色(図24(a)~(c))、白色(図24(d)~(f))、金色(図24(g)~(i))の順に発光色が変化するようになっている。但しこれに限らず、高明度画像170aの透過率の変化に応じて、演出ランプLの発光態様、例えば輝度及び/又は発光色を変化させるように構成してもよい。これにより、高明度画像170aの透過率の変化と発光態様の変化とがより関連付けられ、演出効果を高めることができる。また、高明度画像170aの透過率の変化に応じて、段階的に演出ランプLの発光態様(例えば輝度や発光色)が変化するように構成してもよい。例えば、高明度画像170aの透過率0%~30%の場合は第1発光態様、31%~70%の場合は第2発光態様、71%~99%の場合は第3発光態様といった具合である。
【0146】
以上のように、高明度演出WO11中は、高明度画像170aの大きさ(範囲)及び/又は透過率の変化によってその後側のステップアップ予告演出画像169の視認性は時間経過とともに変化し、ステップアップ予告演出画像169を構成する文字情報は、所定時点(例えば図24(d))で、視認不可能(又は視認困難)な状態から視認可能(又は視認容易)な状態に移行する。即ち、高明度演出WO11中は、文字情報を視認不可能(又は視認困難)な状態で高明度画像170aの透過率を変化させる第1透過率変化処理と、文字情報の全部を視認可能(又は視認容易)な状態で高明度画像170aの透過率を変化させる第2透過率変化処理とを実行可能であり、前者(例えば図24(a)~(d))と後者(例えば図24(d)~図25(j))で実行時間が異なり、前者よりも後者の実行時間が長くなっている。このように、前者よりも後者の実行時間を長くすることで、遊技者に対して、遊技者が最も興味のある文字情報に関しては早期に開示ができるとともに、高明度画像の表示時間も充分に設けることができ、高明度演出自体の演出効果を高めることができる。
【0147】
なお、第2透過率変化処理よりも第1透過率変化処理の実行時間を長くしてもよいし、前者と後者の実行時間を略同じにしてもよい。第2透過率変化処理よりも第1透過率変化処理の実行時間を長くすることで、文字情報の開示を遅らせることができ、これにより遊技者の期待感や緊張感を煽ることが可能となる。また、一旦文字情報が開示された状態となってからは、より早期に全体を開示(より早期に文字情報を見やすくするために視認性を高める)することが望ましいので、第1透過率変化処理の実行時間を長く設けた場合には、第2透過率変化処理の実行時間がより短いことが望ましい。
【0148】
なお、文字情報が視認不可能(又は視認困難)な状態と視認可能(又は視認容易)な状態との境界については、例えば文字情報の少なくとも一部が高明度画像と重ならない状態となったタイミングで、その文字情報が視認可能(又は視認容易)となったものと定義してもよい。また、文字情報の全部(全体)が高明度画像と重ならない状態となったタイミングで、その文字情報が視認可能(又は視認容易)となったものと定義してもよい。
【0149】
また、高明度演出WO11中は、文字情報を視認不可能(又は視認困難)な状態で高明度画像170aの大きさ(範囲)を変化させる第1範囲変化処理と、文字情報の全部を視認可能(又は視認容易)な状態で高明度画像170aの大きさ(範囲)を変化させる第2範囲変化処理とを実行可能であり、前者(例えば図24(a)~(d))と後者(例えば図24(d)~図25(j))で実行時間が異なり、前者よりも後者の実行時間が長くなっている。なお、第2範囲変化処理よりも第1範囲変化処理の実行時間を長くしてもよいし、前者と後者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0150】
高明度演出WO11が終了し、第3後半演出ST3Bcに関するステップアップ予告演出画像169全体が視認可能になると(図25(j))、画面に表示されているセリフ文字列(文字情報)に対応する「もっといいことありそう」のセリフ音(第3後半ボイス)が出力されるが、ステップアップ予告演出画像169に対しては、そのセリフ音の出力に対応して次のような動的表示が行われる(実行後動的表示処理、実行後変化処理)。即ち、図25(j)~(o)に示すように、セリフ音(第3後半ボイス)の出力中、キツネのキャラクタ画像がセリフ音に合わせていわゆる口パク動作を行うとともに、セリフ文字列が所定動作(ここでは各文字の揺動)を行う。また、出力中のセリフ音に対応する文字の表示色が一時的に変化(例えば金色から白色)する。これにより、金色で表示された「もっといいことありそう」の文字列上を、白色の部分が例えば左から右に移動するように認識される。なお、キャラクタの口パク動作を伴うことなくセリフ音を出力してもよい。
【0151】
第3後半演出ST3Bcにおける実行後動的表示処理(図25(j)~(o))が終了すると、続いて高明度演出WO12が開始される。図25(o)~図26(v)に示す高明度演出WO12では、高明度演出WO11と同様、ステップアップ予告演出画像169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170bが出現してやがて消滅するようになっているが、この高明度演出WO12(第2高明度演出)における高明度画像170bの表示パターンは、高明度演出WO11(第1高明度演出)における高明度画像170aの表示パターンとは異なっており、その実行時間の長さも異なっている。なお、高明度演出WO12(第2高明度演出)についても、高明度演出WO11(第1高明度演出)と同様に、透過率が低い(例:0%)高明度画像を短時間で表示した後、その時間よりも長い時間をかけて、高明度画像の透過率を上げていくことで、図柄変動画面へと遷移するように構成してもよい。
【0152】
即ち高明度画像170bは、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図25(o)~図26(s))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図26(s)~(v))ように構成されている。このように高明度演出WO12は、高明度画像170bの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図25(o)~図26(s))よりも後者(図26(s)~図26(v))の方が実行時間が短くなっている。なお高明度演出WO12では、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高明度画像170bのカバー率は100%未満で、高明度画像170bの大きさ(範囲)が最大のときでも(図26(s))、ステップアップ予告演出画像169の一部分は高明度画像170bの範囲から外れている。もちろん、高明度画像170bの大きさ(範囲)が最大のとき、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高明度画像170のカバー率が100%となるようにしてもよい。
【0153】
なお、高明度演出WO12(第2高明度演出)と高明度演出WO11(第1高明度演出)とで、ステップアップ予告演出画像全体に対する高明度画像のカバー率を異ならせるように構成してもよく、この場合に、少なくとも信頼度を示唆する情報(文字情報、キャラクタ情報、信頼度色を示唆する表示)については、高明度演出WO12(第2高明度演出)と、高明度演出WO11(第1高明度演出)のいずれにおいても、高明度画像によりカバーしていることが望ましい。また、高明度演出WO12(第2高明度演出)を実行するタイミングにおいては、すでに信頼度を示唆する情報を開示済みであるので、これらの情報が高明度画像により隠蔽されていない領域/範囲が存在していてもよい。
【0154】
また高明度画像170bは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高明度画像170bは、その大きさ(範囲)だけでなく透過率も変化するようになっており(透過率変化処理、透過率変化演出)、時間経過とともに透過率が例えば一定の変化率で徐々に小さくなって所定時点で最小(ここでは0%)となり(図25(o)~図26(s))、その後、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(図26(s)~図26(v))ように構成されている。即ち、高明度演出WO12は、高明度画像170bの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170bの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図25(o)~図26(s))よりも後者(図26(s)~図26(v))の方が実行時間が短くなっている。なお、高明度画像170bの最小透過率は0%としているが(図26(s))、0%よりも大であってもよい。もちろん、高明度画像170bの透過率を不均一とし、その不均一な透過率を時間経過とともに変化させるように構成してもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を長くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0155】
また、高明度画像170bの透過率を変化させることなく大きさ(範囲)を変化させてもよいし、高明度画像170bの大きさ(範囲)を変化させることなく透過率を変化させてもよい。但し、高明度画像170bの大きさ(範囲)が小さくなるということは、高明度画像170bの一部分の透過率が上昇して100%に達することにより、その部分が実質的に消滅したと考えることができるから、高明度画像170bの大きさ(範囲)を変化させることは即ち高明度画像170bの透過率を実質的に変化させているとも言える。
【0156】
また高明度演出WO12では、高明度画像170bの後側に表示されるステップアップ予告演出画像169については、例えば高明度画像170bの大きさ(範囲)が最大、透過率が最小となったとき(図26(s))、又はその近傍のタイミングで、装飾図柄164の変動画面(図23(h)参照)に切り替えられるようになっている。これにより、高明度演出WO12の開始後、高明度画像170bの大きさ(範囲)が徐々に大きくなり、同じく透過率が徐々に低下するに従って第3後半演出ST3Bに関するステップアップ予告演出画像169の視認性が低下し、ステップアップ予告演出画像169の視認性が最も低下した時点(図26(s))、又はその近傍のタイミングで装飾図柄164の変動画面に切り替えられる。そして、その後に高明度画像170bの大きさ(範囲)が徐々に小さくなり、同じく透過率が徐々に上昇するに従って装飾図柄164の変動画面の視認性が向上し、やがて高明度画像170bが消滅したとき(図26(v))、装飾図柄164の変動画面全体(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が完全に視認可能となる。このように、高明度演出WO12の実行中に、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169の表示を終了させる特定画像終了演出を実行するようになっている。
【0157】
なお、高明度演出WO11終了後の第3後半演出ST3Bc中(実行後動的表示処理中)は演出ランプLが後半発光態様で発光し、その後の高明度演出WO12中は演出ランプLが第2高明度中発光態様で発光する。本実施形態では、後半発光態様と第2高明度中発光態様は何れも第1高明度中発光態様と共通で、第3後半演出ST3Bcの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっており、緑色(図25(j)~(l))、白色(図25(m)~(o))、金色(図25(p)~(r))、緑色(図26(s)~(u))の順に発光色が変化するようになっている。なお、後半発光態様と第2高明度中発光態様の少なくとも一方を第1高明度中発光態様と異ならせてもよい。但しその場合であっても、何れの発光態様にも文字色(例えば金色)に対応する色が含まれるようにすることが望ましい。
【0158】
以上のように、ステップアップ予告演出は、大当りに関する信頼度情報(即ち、大当り信頼度に応じて表示色及び内容が異なる文字情報)を有するステップアップ予告演出画像169(特定画像)を表示する前の前半演出と、その大当りに関する信頼度情報を有するステップアップ予告演出画像169(特定画像)を表示する後半演出とを有し、前半演出の実行後、後半演出の開始前又は開始時に、特定画像の前側で高明度演出WO11を実行するようになっている。また、演出ランプ(発光手段)Lは、前半演出ではこの前半演出に対応した前半発光態様(第1発光態様)で発光し、高明度演出WO11ではこの高明度演出WO11に対応した第1高明度中発光態様(第2発光態様)で発光する。
【0159】
また、ステップアップ予告演出の高明度演出WO11,WO12では、高明度画像170a,170bは、ステップアップ予告演出画像169(特定画像)よりも前側且つ第1,第2保留画像(保留画像)X1~,Y1~、ミニ図柄165よりも後側に表示することで、ステップアップ予告演出画像169の視認性を変化させる一方、第1,第2保留画像X1~,Y1~、ミニ図柄165の視認性を変化させないようになっている。そして、高明度演出WO11は、高明度画像170aの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170aの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図24(a))よりも後者(図24(a)~図25(j))の方が実行時間が長くなっている。一方、高明度演出WO12では、低透過率変化演出(図25(o)~図26(s))よりも高透過率変化演出(図26(s)~図26(v))の方が実行時間が短くなっている。
【0160】
また、ステップアップ予告演出の高明度演出WO11では、高明度画像170aを表示する高明度画像表示処理(図24(a))と、高明度画像表示処理により表示された高明度画像170aの透過率を変化させる透過率変化処理(図24(a)~図25(j))とを実行可能であり、透過率変化処理により高明度画像170aの透過率を上昇させることにより、その後側のステップアップ予告演出画像169の視認性を徐々に向上させるようになっている。また、ステップアップ予告演出画像169は、信頼度情報を有する文字画像(特定文字情報)を備え、高明度演出WO11中は、文字情報を視認不可能(又は視認困難)な状態で高明度画像170aの透過率を変化させる第1透過率変化処理と、文字情報の全部を視認可能(又は視認容易)な状態で高明度画像170aの透過率を変化させる第2透過率変化処理とを実行可能であり、前者(例えば図24(a)~(d))と後者(例えば図24(d)~図25(j))で実行時間が異なり、前者よりも後者の実行時間が長くなっている。
【0161】
また、ステップアップ予告演出では、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))で表示されるステップアップ予告演出画像(甲第1信頼度に対応する甲第1信頼度情報を有する甲第1信頼度特定画像)と、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))で表示されるステップアップ予告演出画像(甲第1信頼度よりも高い甲第2信頼度に対応する甲第2信頼度情報を有する甲第2信頼度特定画像)とを含む複数種類の特定画像の何れかを表示可能であり、高明度演出WO11における高明度画像170aの表示中、第3後半演出ST3Baの場合と第3後半演出ST3Bbの場合とで高明度画像170aを共通とし、第3後半演出ST3Baの場合、高明度画像170aの表示中に第3後半演出ST3Baに係る画像(甲第1信頼度特定画像)に対応する第1所定強調音を出力可能であり(第1音演出)、第3後半演出ST3Bcの場合、高明度画像170aの表示中に第3後半演出ST3Bcに係る画像(甲第2信頼度特定画像)に対応する第3所定強調音を出力可能(第2音演出)となっている。
【0162】
また、ステップアップ予告演出では、高明度演出WO12の実行中に、第3後半演出ST3Bcに係るステップアップ予告演出画像169が装飾図柄164の変動画面に切り替えられることにより、文字画像を含むステップアップ予告演出画像169の表示を終了させる特定画像終了演出を実行可能となっている。また、高明度演出WO12の実行中に特定画像終了演出を実行する際、演出ランプ(発光手段)Lが、後半演出の文字色を含む第2高明度中発光態様(特定画像に応じた特定発光態様)で発光する(特定発光態様)ようになっている。
【0163】
またステップアップ予告演出においては、大当りに関する信頼度情報を有するステップアップ予告演出画像(特定画像)169を高明度演出WO11(第1高明度演出)の実行中に表示した後、高明度演出WO12(第2高明度演出)(特定画像終了時演出)の実行中にその表示を終了するようになっている。そして高明度演出WO11と高明度演出WO12とは実行時間の長さが異なっており、図24図26の例では高明度演出WO12よりも高明度演出WO11の方が実行時間が長くなっている。
【0164】
またステップアップ予告演出においては、高明度演出WO11の実行中に大当り信頼度情報を有するステップアップ予告演出画像169の表示を行い、高明度演出WO11の終了後に、ステップアップ予告演出画像169の少なくとも一部を動的表示する実行後動的表示処理、同じくステップアップ予告演出画像169の少なくとも一部に対して所定変化(色変化)を行わせる実行後変化処理(図25(j)~(o))を実行するようになっている。
【0165】
またステップアップ予告演出では、高明度画像(甲第1高明度画像)170aを表示する高明度演出(甲第1高明度演出)WO11と、高明度画像(甲第2高明度画像)170bを表示する高明度演出(甲第2高明度演出)WO12とを実行可能であり、前半演出に係る第1シーン画像から後半演出に係る第2シーン画像へと切り替わる第1タイミングで高明度演出(甲第1高明度演出)WO11を実行し、その後の第2タイミングで高明度演出(甲第2高明度演出)WO12を実行するようになっている。
【0166】
またステップアップ予告演出では、高明度演出WO11中に、大当り信頼度情報を有する文字画像の表示を開始し、その文字画像の表示を終了する際に高明度演出WO12(特定画像終了時演出)を実行可能となっている。また、高明度演出WO11中は、文字画像における信頼度情報(例えば表示色)に対応する第1高明度中発光態様(第1発光態様)で演出ランプ(発光手段)Lを発光させる第1発光演出を実行し、高明度演出WO12(特定画像終了時演出)中は、第2高明度中発光態様(第2発光態様)で演出ランプ(発光手段)Lを発光させる第2発光演出を実行するようになっている。なお、第2高明度中発光態様(第2発光態様)は第1高明度中発光態様(第1発光態様)と異ならせてもよい。
【0167】
またステップアップ予告演出では、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))中に高明度演出WO11を実行する場合(乙第2高明度演出)に出力される第1所定強調音(乙第2特定音)よりも、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))中に高明度演出WO11を実行する場合(乙第1高明度演出)に出力される第3所定強調音(乙第1特定音)の方が出力音量及び/又は出力時間が大となっている。第3所定強調音と略同時に振動演出を実行するように構成してもよい。また、第3所定強調音に代えて振動演出を実行するように構成してもよい。
【0168】
またステップアップ予告演出は、文字情報を表示する文字情報表示演出の一例であって、文字情報の表示を開始する際に行う文字情報表示開始演出(第1特定演出)としての高明度演出WO11と、文字情報の表示を終了する際に行う文字情報表示終了演出(第2特定演出)としての高明度演出WO12とを実行可能であり、高明度演出WO11(文字情報表示開始演出)の実行後に、文字情報の表示態様を変化させる表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)(図25(j)~(o))を実行し、高明度演出WO12(文字情報表示終了演出)の実行中は表示態様変化処理(特定表示処理)を実行しないように構成されている。
【0169】
なお、以上のステップアップ予告演出では、第1~第5後半演出ST1B~ST5Bにおいて実行可能な信頼度表示のバリエーション数を一律5種類(図22)としたが、第1~第5前半演出ST1A~ST5Aの内容に応じて、その後に実行する第1~第5後半演出ST1B~ST5Bにおいて実行可能な信頼度示唆のバリエーション数を異ならせてもよい。具体的には、第1~第3後半演出ST1B~ST3Bの場合は信頼度が低い方から3種類、第4,第5後半演出ST4B~ST5Bの場合は5種類の信頼度示唆を実行可能としてもよい。また、第4,第5後半演出ST4B~ST5Bの場合は、第1~第3後半演出ST1B~ST3Bでは実行されることがない信頼度示唆(信頼度が高い2種類)を実行可能としてもよい。また、第1後半演出ST1Bは3種類、第2後半演出ST2Bは3種類、第3後半演出ST3Bは3種類、第4後半演出ST4Bは5種類、第5後半演出ST5Bは4種類のように、キャラクタや段階に応じて、実行可能な信頼度示唆のバリエーション数を異ならせてもよい。
【0170】
また、各キャラクタの選択率に応じて、選択率が高いキャラクタの信頼度示唆のバリエーション数を多くし、選択率の低いキャラクタの信頼度示唆のバリエーション数を少なくしてもよい。このように構成することで、遊技者に対してより多くの演出バリエーションを見せることができ、遊技者を飽きさせない演出構成とすることができる。また、選択率が高いキャラクタよりも選択率が低いキャラクタの方が信頼度示唆のバリエーション数を多くしてもよい。また、選択率の高い順にゾウ、ライオン、キツネ、リス、クマと設定されている場合に、ゾウ、ライオンよりもキツネ、リスの方が信頼度示唆のバリエーション数を多くしてもよい。更にこの場合、クマはキツネ、リスよりも信頼度示唆のバリエーション数を少なくしてもよい。この場合、クマが選択された場合に実行される信頼度示唆のバリエーションとしては、低信頼度のものは用意されておらず、高信頼度のものだけが用意されるように構成することが望ましい。
【0171】
以上のステップアップ予告演出における各種構成は、このステップアップ予告演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、ステップアップ予告演出における高明度演出WO11,WO12等の各種構成を、後述するリーチ予告演出、セリフ予告演出等で採用してもよい。
【0172】
[リーチ予告演出]
図27図31は、リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中に実行されるリーチ予告演出の一例を示している。このリーチ予告演出(特定予告演出)は、リーチ状態の成立に関する予告を行うもので、リーチ予告前半演出RC1とリーチ予告後半演出RC2とで構成されており、選択された変動パターンの種類に応じて、リーチ予告後半演出RC2の演出態様が複数種類(ここでは図27に示す4種類)の中から選択されるように設定されている。なお、大当り信頼度は、第1演出態様RC2a(図27(a))から第4演出態様RC2d(図27(d))にかけて徐々に高くなるように設定される。このように、例えば第1演出態様RC2a(図27(a))による演出画像が乙第1信頼度に対応する乙第1信頼度特定画像の一例であり、第2演出態様RC2b(図27(b))による演出画像が乙第2信頼度に対応する乙第2信頼度特定画像の一例である。
【0173】
このリーチ予告後半演出RC2の複数種類(4種類)の演出態様RC2a~RC2dは、演出画像に登場するキャラクタやその動作については略共通しており、キャラクタ画像等の前側に表示されるセリフ文字列とそれに対応して音声出力されるセリフ音、及び演出画像の基調色が異なっている。即ち図27に示すように、第1~第4演出態様RC2a~RC2dでは全て同じカッパのキャラクタ画像が表示されるが、そのキャラクタ画像の前側に表示されるセリフ文字列及びそれに対応するセリフ音の内容は4種類全てで異なっており、夫々「リーチだ!」、「SPリーチだ!」、「大チャンス!!」、「激アツ!!」となっている。
【0174】
また、セリフ文字列の表示色、及び演出画像の基調色も4種類全てで異なっており、第1~第4演出態様RC2a~RC2dに対応するセリフ文字列の表示色(内部色)及び基調色は夫々「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」となっている。なお、デンジャー色に関しては上述したとおりである。このように、第1~第4演出態様RC2a~RC2dは、文字列の表示色等に応じて大当り信頼度が異なっているから、文字画像(特定文字情報)、或いはその文字画像を有するリーチ予告演出画像については、大当りに関する信頼度情報を有していると言える。なお、共通の文字列に対して複数の表示態様(ここでは表示色)を設けてもよい。「激アツ」等、文字列自体が信頼度を示しているような場合には、例えば金色の「激アツ」よりも、デンジャー色の「激アツ」の方がより高い信頼度を示すように構成する等、信頼度が異なる複数の表示態様(表示色)による演出表現を可能とすることが望ましい。またこの場合、表示色(文字色)以外の表示態様、例えば文字の輪郭の大小等を複数種類設けてもよい。
【0175】
続いて、当該リーチ予告演出の具体例を、第1~第4演出態様RC2a~RC2dのうちの第1演出態様RC2a(図27(a))が選択される場合を例に挙げて説明するが、まずは図28を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターンにおける通常変動中にリーチ予告演出が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのリーチ予告演出に係るBGM2の出力が開始されるとともに、表示画面58aでは高速変動中の装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側にリーチ予告前半演出RC1に係るリーチ予告演出画像171が表示される(図28(a))。このリーチ予告前半演出RC1に係るリーチ予告演出画像171は、カッパのキャラクタが空を飛ぶシーンで構成されている。
【0176】
また、このリーチ予告前半演出RC1(図28(a))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、リーチ予告前半演出に対応する前半発光態様、例えばオレンジ色で発光する。なお、リーチ予告演出の開始時に、効果音として所定の開始音を出力してもよい。
【0177】
その後、リーチ予告前半演出RC1からリーチ予告後半演出RC2(ここでは第1演出態様RC2a)に移行し、リーチ予告演出画像171は、カッパのキャラクタが上半身アップとなるシーンに切り替わる(図28(b)~)。またこのリーチ予告前半演出RC1からリーチ予告後半演出RC2への移行に伴うシーン変更(第1シーン画像から第2シーン画像への切り替え)の際には(第1タイミング)、高明度画像170cを表示することにより、その高明度画像170cの後側の画像(ここではリーチ予告演出画像171)の視認性を低下させる高明度演出(甲第1高明度演出)WO21が実行される(図28(b))。このように、高明度演出WO21が行われる第1タイミングでは、画面上には大当りに関する信頼度情報を有するセリフ文字列(文字画像)は未だ表示されていない。なお、この高明度演出WO21では高明度画像の最小透過率を0%よりも大とするが、高明度画像の最小透過率を0%とし、その後側のキャラクタ画像が完全に視認不能となるように構成してもよい。
【0178】
高明度演出WO21(図28(b))中は、引き続きリーチ予告演出に係るBGM2の出力が継続される。また高明度演出WO21の開始時には、効果音として所定の第1強調音が出力される。また高明度演出WO21中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が高明度中発光態様で発光する。この高明度中発光態様は、リーチ予告後半演出RC2の文字色に対応する特定色(例えば青色)を含んでおり、例えば所定色(ここでは白色)から特定色(ここでは青色)へと変化するように構成されている。なお、この高明度中発光態様は、文字色に対応する特定色を含まないように構成してもよい。これにより、その後表示する文字情報の内容が先バレしてしまうことを防止できる。
【0179】
高明度演出WO21が終了し、リーチ予告演出画像171が完全に視認可能な状態になると(図28(c))、キャラクタ画像の前側で「リーチだ!」のセリフ文字列(文字情報)の表示が開始される(文字情報表示開始演出)。このとき、セリフ文字列は第1動的表示演出を伴って登場する(図28(c)→(d))。即ち、第1動的表示演出が実行される第1動的表示期間に、文字情報の表示を開始する際に行う文字情報表示開始演出(第1特定演出)が実行される。この第1動的表示演出では、セリフ文字列は所定の表示位置に向けて第1変化速度で動作(ここでは回転を伴う動作)する。
【0180】
文字情報表示開始演出中は、引き続きリーチ予告演出に係るBGM2の出力が継続される。またセリフ文字列の表示開始時(文字情報表示開始演出の開始時)には、効果音として所定の文字登場音が出力される。また、文字情報表示開始演出中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が文字登場発光態様で発光する。この文字登場発光態様は、画面上に表示されるセリフ文字列の文字色(ここでは青色)を含む複数色(例えば青色と白色)に循環的に変化する循環変化態様となっている。なお、この循環変化態様に用いる発光色には、セリフ文字列の文字色(ここでは青色)よりも高信頼度を示す色(ここでは赤色、金色等)を用いないことが望ましく、この場合、セリフ文字列の文字色に比べて低信頼度を示す色や、信頼度の示唆に用いることのない発光色(ここでは白色等)を用いることが望ましい。また、セリフ文字列の文字色のみに対応する発光態様を採用してもよいし、連続点灯以外の例えば点滅発光としてもよい。また、特定の発光箇所のみセリフ文字列の文字色に対応した発光色とし、その他の発光箇所については、それ以外の発光態様(例えば白色や消灯)で発光するように構成してもよい。またこの時、それ以外の発光態様については、セリフ文字列の文字色に対応した発光色(ここでは青色)よりも高信頼度を示す色(ここでは赤色、金色等)を用いないことが望ましく、セリフ文字列の文字色に比べて低信頼度を示す色や、信頼度の示唆に用いることのない発光色(ここでは白色等)を用いることが望ましい。
【0181】
セリフ文字列が第1動的表示演出を経て所定の表示位置に表示されると(第2タイミング)、高明度画像170dを表示することにより、その高明度画像170dの後側の画像(ここではリーチ予告演出画像171)の視認性を低下させる高明度演出(甲第2高明度演出)WO22が実行される(図28(d))。このように、高明度演出WO22が行われる第2タイミングでは、大当りに関する信頼度情報を有するセリフ文字列(文字画像)は既に画面上に表示されている。この高明度演出WO22中は、引き続きリーチ予告演出に係るBGM2の出力が継続されるとともに、効果音として所定の第2強調音が出力される。また高明度演出WO22中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が引き続き文字登場発光態様で発光する。
【0182】
高明度演出WO22が終了し、セリフ文字列を含むリーチ予告演出画像171が完全に視認可能な状態になると(図28(e))、セリフ音として所定のリーチ予告ボイスが出力される(セリフ出力演出)。このリーチ予告ボイスは、画面に表示されるセリフ文字列に対応しており、ここでは「リーチだ」と出力される。但しこれに限らず、高明度演出WO22の実行中から「リーチだ」のセリフ出力演出を実行するように構成してもよいし、高明度演出WO22の実行前にセリフ文字列が出現したタイミングからセリフ出力演出を実行するように構成してもよい。また、セリフ出力演出中は、引き続きリーチ予告演出に係るBGM2の出力が継続されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、セリフ文字列の文字色(即ち信頼度情報)に対応するセリフ出力発光態様(ここでは青色)で発光する。
【0183】
セリフ出力演出が終了すると、リーチ予告演出に係るリーチ予告演出画像171の表示を終了して図柄変動画面に切り替えるための終了時演出(特定画像終了時演出)が実行される(図28(f))。この終了時演出中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、その前のセリフ出力発光態様(ここでは青色)や文字登場発光態様(ここでは青色と白色の循環変化態様)とは異なる終了時発光態様(例えばオレンジ色)で発光するものとするが、この終了時発光態様を、セリフ出力発光態様や文字登場発光態様のいずれかと同じ発光態様となるように構成してもよい。終了時演出の後に図柄変動画面が開始されると(図28(g))、効果音として、装飾図柄164a~164cの停止に合わせて図柄停止音が出力される。なお、この図28に示すリーチ予告演出は、図23に示すステップアップ予告演出とは大当り信頼度が異なっており、ここでは前者よりも後者の方が大当り信頼度が高くなっている(図20)。
【0184】
なお、高明度演出(甲第2高明度演出)WO22は、高明度演出(甲第1高明度演出)WO21とは異なる実行時間となるように構成してもよいし、同じ実行時間となるように構成してもよい。また両者は、高明度画像の透過率についても異なる透過率としてもよいし同一の透過率となるように構成してもよい。また両者は、高明度画像の表示範囲についても異なる表示範囲としてもよいし、同一の表示範囲としてもよい。また、高明度演出(甲第1高明度演出)WO21の実行中は文字列の表示がなく、高明度演出(甲第2高明度演出)WO22の実行中は文字列の表示を伴うため、高明度演出(甲第2高明度演出)WO22は少なくとも文字列を視認困難にするように高明度画像が表示されればよく、例えばキャラクタ(カッパ)部分と文字列部分とで、高明度画像の透過率が異なるように構成してもよい。また、キャラクタ(カッパ)部分には高明度画像が重ならない又は一部しか重ならないように実行し、文字列部分には高明度画像が重なるように実行してもよい。また、キャラクタ(カッパ)及び/又は文字列を動的に表示する場合には、常に高明度画像の表示範囲内で動的表示されることが望ましい。但しこれに限らず、キャラクタ(カッパ)及び/又は文字列の動的表示中にそれらが高明度画像の表示範囲に重なるタイミングと重ならないタイミングとがあるように構成してもよい。これにより、動的表示中にキャラクタ(カッパ)及び/又は文字列の視認性を変化させることができ、演出効果を向上させることができる。また、高明度演出の実行中にキャラクタ(カッパ)及び/又は文字列を動的表示する際の動的パターンと、高明度演出の実行終了後にキャラクタ(カッパ)及び/又は文字列を動的表示する際の動的パターンとが異なるように構成してもよい。
【0185】
続いて、以上のような図28に示すリーチ予告演出に関し、高明度演出WO21,WO22を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図29図31は、図28(b)~(g)の期間、即ち高明度演出WO21の開始時点からリーチ予告演出が終了して装飾図柄164の変動画面に移行するまでの期間について、図28よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図29図31に示す20コマ(フレーム)の表示画像は、図28(b)~(g)の期間における全フレームから一定ピッチで抜き出したものである。従って、図29図31においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0186】
まず、高明度演出WO21の詳細について説明する。図29(a)~(f)に示す高明度演出WO21では、その開始時に、リーチ予告演出画像171よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170cが表示され(図29(a))、その高明度画像170cの透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図29(f))ようになっている。
【0187】
ここで、高明度画像170cは、リーチ予告演出画像171全体をカバーする範囲(大きさ)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で均一となっており、表示範囲は時間経過とともに変化せず、透過率は時間経過とともに変化するようになっている(透過率変化処理、透過率変化演出)。高明度画像170cの透過率は、表示開始時(図29(a))が最小(ここでは25%)で、時間経過とともに例えば一定変化率で徐々に大きくなる(上昇する)ように構成されている(第1表示パターン)。即ち、高明度演出WO21では、高明度画像170cの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170cの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図29(a))よりも後者(図29(a)~(f))の方が実行時間が長くなっている。なお高明度画像170cでは、最小透過率は0%よりも大(ここでは25%)であり、この最小透過率となる表示開始時(図29(a))においてもリーチ予告演出画像171は僅かながら視認可能な状態となっている。高明度画像170cの表示開始時の透過率を0%とし、高明度画像170cの表示開始時における後側の表示内容が視認できないように構成してもよい。
【0188】
もちろん、高明度画像170cは、リーチ予告演出画像171のカバー率が100%未満となる表示範囲(大きさ)に設定してもよいし、表示範囲内の透過率を不均一としてもよい。また、透過率を変化させつつ、或いは透過率を変化させることなく、時間経過とともに表示範囲(大きさ)を変化させてもよい。また、高明度画像170cの最小透過率を0%としてもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を短くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0189】
また高明度演出WO21中における所定時点、例えばその開始時に(図29(a))、演出シナリオが切り替えられ、それによって高明度画像170cの後側のリーチ予告演出画像171が、その前のリーチ予告前半演出RC1の画像からリーチ予告後半演出RC2の画像に切り替えられるようになっている。即ち、高明度演出WO21は、第1画像から第2画像に変更する画像変更処理を行う場合に実行可能な画像変更時高明度演出の一例であり、演出シナリオの切り替えを行うタイミングで実行するシナリオ切替時高明度演出の一例である。これにより、高明度演出WO21の開始後、高明度画像170cの透過率が徐々に上昇するに従って、リーチ予告演出画像171の視認性が向上し、やがて高明度画像170cが消滅したとき(図29(f))、リーチ予告演出画像171全体(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が完全に視認可能となる。
【0190】
なお、高明度演出WO21の実行中、ミニ図柄165は「3・5・7」と「4・6・8」の間(図29(a))から一巡して「8・2・4」(図29(f))に達している。即ち、高明度演出WO21の実行時間(図29(a)~(f))は、ミニ図柄165が一巡する期間よりも長くなっている。
【0191】
また、高明度演出WO21中は、演出ランプLが高明度中発光態様で発光する。高明度中発光態様は、高明度演出WO21中の所定時点まで(図29(a)~(b))は所定色(ここでは白色)で、それ以降(図29(c)~(e))は特定色(ここでは青色)へと変化するように構成されている。
【0192】
高明度演出WO21が終了し、リーチ予告演出画像171が完全に視認可能な状態になると(図29(f))、それと同時、或いはその後の所定のタイミングで文字情報表示開始演出(図29(f)~(h))が行われる。この文字情報表示開始演出では、「リーチだ!」のセリフ文字列(文字情報)が、キャラクタ画像等の前側に第1動的表示演出を伴って登場する(第1動的表示期間)。この第1動的表示演出では、セリフ文字列は所定の表示位置に向けて第1変化速度で動作(ここでは回転と縮小変化を伴う動作)するようになっている。この回転及び縮小変化を伴う第1動的表示演出により、遊技者はセリフ文字列が例えば時計廻りに回転しつつ画面の奥に向かって移動しているように認識される。なお、この「リーチだ!」のセリフ文字列は「青色」で表示されるが(図27(a))、第1動的表示演出中、セリフ文字列の表示態様(表示色や形状)は変化しない(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理を実行しない)。
【0193】
セリフ文字列が第1動的表示演出を経て所定の表示位置に達すると(図29(h))、高明度画像170dを表示することにより、その高明度画像170dの後側の画像(ここではリーチ予告演出画像171)の視認性を低下させる高明度演出WO22(図29(h)~図30(l))が実行される。なお、この高明度演出WO22は、高明度演出WO21とは異なり、演出シナリオの切り替えを行わない場合、即ちリーチ予告演出画像171の変更を行わないタイミングで実行される。このように、高明度演出WO22は、所定画像の変更(画像変更)を行わない場合に実行可能な画像非変更時高明度演出の一例であり、演出シナリオの切り替えを行わないタイミングで実行するシナリオ非切替時高明度演出の一例である。
【0194】
この高明度演出WO22では、高明度演出WO21と同様、リーチ予告演出画像171よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170dが出現してやがて消滅するようになっているが、その高明度画像170dの変化(表示パターン)は高明度演出WO21における高明度画像170bとは異なっている。なお、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも前側に高明度画像が出現するように構成してもよく、これは他の演出においても同様である。
【0195】
即ち、高明度画像170dは、リーチ予告演出画像171全体をカバーする範囲(大きさ)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で均一となっており、表示範囲は時間経過とともに変化せず、透過率は時間経過とともに変化する(透過率変化処理、透過率変化演出)という点では高明度画像170cと共通であるが、その透過率が、時間経過とともに徐々に小さくなって所定時点で最小(ここでは40%)となり(図29(h)~図30(j))、その後、時間経過とともに徐々に大きくなる(図30(j)~(l))点で異なっている(第2表示パターン)。このように高明度演出WO22では、高明度画像170dの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170dの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図29(h)~図30(j))と後者(図30(j)~(l))とで実行時間が略同じになっている。もちろん、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を長くしてもよいし、その逆でもよい。なお高明度画像170dでは、最小透過率は0%よりも大(ここでは40%)であり、この最小透過率となる所定時点(図30(j))においてもリーチ予告演出画像171は視認可能な状態となっている。
【0196】
なお、高明度演出WO22の実行中、ミニ図柄165は「5・7・1」(図29(h))から一巡して「7・1・3」(図30(l))に達している。即ち、高明度演出WO22の実行時間(図29(h)~図30(l))は、ミニ図柄165が一巡する期間よりも長くなっている。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を長くしてもよいし、その逆であってもよい。
【0197】
また、この高明度演出WO22中、セリフ文字列が所定の表示位置に到達したことを強調するための到達強調動作、ここではセリフ文字列の膨張収縮動作(拡大縮小動作)が行われるようになっている(図29(h)~図30(l))。なお、この到達強調動作の種類は任意であり、セリフ文字列のバウンド動作、拡大縮小以外の変形動作等、どのようなものでもよい。また、高明度演出WO22は、セリフ文字列の到達強調動作が完了したタイミングで実行するように構成してもよい。即ち、高明度演出WO22中は、セリフ文字列の変形動作等を実行しないように構成してもよい。或いは、高明度演出WO22中は、セリフ文字列に対して、高明度演出WO22の実行前に行うセリフ文字列の到達強調動作よりも微小な変形動作等しか行わないように構成してもよい。
【0198】
また、文字情報表示開始演出から高明度演出WO22にわたる期間中は、演出ランプLが文字登場発光態様で発光する。文字登場発光態様は、画面上に表示されるセリフ文字列の文字色(ここでは青色)を含む複数色(例えば青色と白色)に循環的に変化する循環変化態様となっており、白色(図29(f)~(g))→青色(図29(h)~(i))→白色(図30(j)~(k))のように発光色が変化するようになっている。
【0199】
高明度演出WO22が終了し、セリフ文字列を含むリーチ予告演出画像171全体が視認可能になると(図30(l))、セリフ出力演出が行われ、画面に表示されているセリフ文字列(文字情報)に対応する「リーチだ」のセリフ音(リーチ予告ボイス)が出力されるが、そのセリフ出力演出中(第2動的表示期間)、セリフ文字列に対して第2動的表示演出が行われる(図30(l)~(p))。この第2動的表示演出では、セリフ文字列は第1動的表示演出時の変化速度(第1変化速度)とは異なる第2変化速度(ここでは第1変化速度よりも低速)で、例えばゆっくりと縮小表示される。この縮小表示により、遊技者はセリフ文字列が画面の奥に向かって移動しているように認識される。
【0200】
なお、セリフ文字列に対して第2動的表示演出が行われる第2動的表示期間中、ミニ図柄165は「7・1・3」(図30(l))から一巡して「1・3・5」(図30(p))に達している。即ち、第2動的表示期間(図30(l)~(p))は、ミニ図柄165が一巡する期間よりも長く、しかも第1動的表示期間(図29(f)~(h))よりも長くなっている。なお、図29の例では、第1動的表示期間(図29(f)~(h))はミニ図柄が一巡するよりも短くなっている。
【0201】
また、この第2動的表示演出(図30(l)~(p))中、セリフ文字列の表示態様(ここでは表示色)を変化させる表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)が行われる。この表示態様変化処理は、セリフ文字列(文字情報)の輪郭内で実行されるようになっており、例えば出力中のセリフ音に対応する文字の表示色が一時的に変化(例えば青色から白色)する。これにより、青色で表示された「リーチだ!」の文字列上を、白色の部分が例えば左から右に移動するように認識される。このようにセリフ文字列の輪郭内で所定の変化演出を実行する際、セリフ文字列を動的に表示するように構成してもよいし、静止させた状態でエフェクト画像を表示するように構成してもよい。なお、このセリフ音を出力する際には、キャラクタ画像にいわゆる口パク動作(発語動作)を行わせることが望ましい。また、セリフ文字列上を白色部分が移動する表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)は、セリフ音の出力に応じて実行することが望ましい。このようにセリフ音の出力タイミングとセリフ文字列上の表示色の変化(移動)動作を同期させることにより、仮に口パク動作(発語動作)を伴わない場合であっても、セリフ音の出力と出力中のセリフ文字との関係をより明確に表現することが可能となる。口パク動作は、高明度画像の表示中から実行するようにしてもよいし、高明度画像の表示が終了した後に実行するように構成してもよい。高明度画像の表示中から口パク動作を実行する場合には、少なくともセリフ文字列の表示中又はセリフ文字列の第1動的表示が終了した後から口パク動作が実行されるように構成することが望ましいが、これに限らず、第1動的表示中から口パク動作を実行するように構成してもよい。
【0202】
また、セリフ出力演出中は、演出ランプLが、セリフ文字列の文字色(ここでは青色)に対応するセリフ出力発光態様、即ち青色で発光する(図30(l)~(p))。
【0203】
セリフ出力演出(図30(l)~(p))が終了すると(即ち、第2動的表示期間後)、リーチ予告演出に係るリーチ予告演出画像171の表示を終了して図柄変動画面に切り替えるための終了時演出(特定画像終了時演出、文字情報表示終了演出)が行われる(図30(q)~図31(t))。この終了時演出では、リーチ予告演出画像171の前側にこのリーチ予告演出画像171を隠蔽する隠蔽画像172を表示し、その隠蔽画像172の表示を終了したときに図柄変動画面が登場するように構成されている。本実施形態の終了時演出では、隠蔽画像172は、引き幕とそれを引くキャラクタとで構成されており、キャラクタが引き幕を閉じてリーチ予告演出画像171を隠蔽し(図30(q)~(r))、その後にキャラクタが引き幕を開くことで装飾図柄164の変動画面(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が徐々に視認可能となる(図30(r)→図31(t))。なお、この終了時演出の実行中はセリフ文字列の表示態様(表示色や形状)は変化しない(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理は実行しない)。またここでは、隠蔽画像172として白色画像を採用しているが、これに限らず、例えば信頼度を示唆する表示色を用いてもよいし、その他の色を用いてもよい。また、隠蔽画像172の透過率は0%よりも大であってもよい。また、隠蔽画像172をその他の色にする場合には、少なくとも高明度画像とは異なる色や模様による画像を採用することが望ましい。また隠蔽画像172は、保留台座画像168や保留画像X1~X4,Y1~Y4に重なるようにそれらの前側を含む領域に表示するように構成してもよい。また、隠蔽画像172の表示期間は高明度画像の表示期間と異なるように構成してもよいし、同一の期間としてもよいが、異なる期間とする場合には、隠蔽画像172の表示期間の方が高明度画像の表示期間よりも長くなるように構成してもよいし、逆に短くなるように構成してもよい。
【0204】
また、終了時演出中は、演出ランプLが、終了時発光態様、例えばオレンジ色で発光する(図30(q)~図31(s))。
【0205】
なお、リーチ予告演出において、高明度演出WO21,WO22及び終了時演出の実行時間を比較すると、高明度演出WO21(図29(a)~(f))が約5Aミリ秒、高明度演出WO22(図29(h)~図30(l))が約4Aミリ秒、終了時演出が約4Aミリ秒となっているが、終了時演出の実行時間を高明度演出WO22の実行時間よりも短くしてもよいし、逆に長くしてもよい。
【0206】
以上のように、リーチ予告演出では、高明度画像(甲第1高明度画像)170cを表示する高明度演出(甲第1高明度演出)WO21と、高明度画像(甲第2高明度画像)170dを表示する高明度演出(甲第2高明度演出)WO22とを実行可能であり、リーチ予告前半演出RC1からリーチ予告後半演出RC2への移行に伴うシーン変更(第1シーン画像から第2シーン画像への切り替え)が行われる第1タイミングで高明度演出WO21を実行し、その後の第2タイミングで高明度演出WO22を実行するようになっている。なお、高明度演出WO21が行われる第1タイミングでは、画面上には大当りに関する信頼度情報を有するセリフ文字列(文字画像)は未だ表示されておらず、その後の第2タイミングでは表示されるようになっている。
【0207】
またリーチ予告演出では、高明度演出WO22よりも前に、大当り信頼度情報を有する文字画像の表示を開始し、その文字画像の表示を終了する際に終了時演出(特定画像終了時演出)を実行可能となっている(図30(q)~図31(t))。また、高明度演出WO22中は、文字画像における信頼度情報(例えば表示色)に対応する文字登場発光態様(第1発光態様)で演出ランプ(発光手段)Lを発光させる第1発光演出を実行し、終了時演出(特定画像終了時演出)中は、文字登場発光態様(第1発光態様)とは異なる終了時発光態様(第2発光態様)で演出ランプ(発光手段)Lを発光させる第2発光演出を実行するようになっている。
【0208】
またリーチ予告演出では、リーチ予告前半演出RC1の画像(第1画像)からリーチ予告後半演出RC2の画像(第2画像)に切り替える画像変更処理を行う場合に実行可能な高明度演出(画像変更時高明度演出)WO21と、画像変更処理を行わない場合に実行可能な高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO22とを実行可能であり、高明度演出WO21と高明度演出WO22とで高明度画像の最小透過率(透過性能)を異ならせている。なおここでは、高明度画像の透過性能の一例として最小透過率を異ならせたが、その他の透過性能、例えば高明度画像の範囲(大きさ)や透過率の分布等を異ならせてもよい。また、画像変更処理は、リーチ予告前半演出RC1の画像(第1画像)からリーチ予告後半演出RC2の画像(第2画像)に切り替えるものに限らず、所定の第1画像から所定の第2画像に切り替えるものであればよい。即ち、高明度演出の実行前に表示しているが、実行後には表示されていない画像が第1画像に相当し、高明度演出の実行前に表示していないが、実行後に表示されている画像が第2画像に相当する。このように、高明度演出の前後で、表示が切り替えられる画像(第1画像及び第2画像)があれば、画像変更処理が実行されているものとしてもよい。
【0209】
またリーチ予告演出は、文字情報を表示(ここでは動的表示)する文字情報表示演出の一例であって、文字情報の表示を開始する文字情報表示開始演出(文字情報の表示を開始する際に行う第1特定演出)と、文字情報の表示を終了する終了時演出(文字情報の表示を終了する際に行う第2特定演出)とを実行可能であり、文字情報表示開始演出の実行後(第1特定演出中)に、文字情報の表示態様を変化させる表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)(図30(l)~(p))を実行し、終了時演出(第2特定演出)の実行中は表示態様変化処理(特定表示処理)を実行しないように構成されている。但しこれに限らず、終了時演出(第2特定演出)の実行中も表示態様変化処理(特定表示処理)を実行するように構成してもよい。この場合、文字情報表示開始演出の実行後(第1特定演出中)に開始した表示態様変化演出を、終了時演出(第2特定演出)の実行中も継続して実行することとなる。また、文字情報表示開始演出の実行後(第1特定演出中)に開始した表示態様変化演出とは異なる別の表示態様変化演出を終了時演出(第2特定演出)の実行中に実行するように構成してもよい。
【0210】
また、リーチ予告演出では、演出シナリオの切り替えを行うタイミングで実行する高明度演出(シナリオ切替時高明度演出)WO21と、演出シナリオの切り替えを行わないタイミングで実行する高明度演出(シナリオ非切替時高明度演出)WO22とがあり、高明度演出WO21では第1表示パターンで高明度画像170cを表示し、高明度演出WO22では第1表示パターンとは異なる第2表示パターンで高明度画像170dを表示するようになっており、高明度演出WO22(図29(h)~図30(l))よりも高明度演出WO21(図29(a)~(f))の方が実行時間が長くなっている。また上述したように、高明度演出WO21と高明度演出WO22とでは高明度画像の最小透過率(透過性能)が異なっており、高明度演出WO21の高明度画像170cよりも高明度演出WO22の高明度画像170dの方が最小透過率が大きくなっている。なお、高明度演出WO21の高明度画像170cよりも高明度演出WO22の高明度画像170dの最小透過率を小さくしてもよいし、略同じであってもよい。また、その他の透過性能、例えば高明度画像の最大範囲(大きさ)や透過率分布等を高明度演出WO21と高明度演出WO22とで異ならせてもよい。この場合、高明度演出WO21が大で高明度演出WO22が小でもよいし、高明度演出WO21が小で高明度演出WO22が大でもよい。
【0211】
また、リーチ予告演出では、セリフ文字列が所定の表示位置に向けて第1変化速度で動作(ここでは回転と縮小変化を伴う動作)する第1動的表示演出と、セリフ文字列が第1動的表示演出時の変化速度(第1変化速度)とは異なる第2変化速度(ここでは第1変化速度よりも低速)で、例えばゆっくりと縮小表示される第2動的表示演出とを実行可能であり、第2動的表示演出中に、セリフ文字列(文字情報)の表示態様(ここでは表示色)を変化させる表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)を実行し、第1動的表示演出中は表示態様変化処理(特定表示処理)を実行しないようになっている。なお、表示態様変化処理(特定表示処理)はセリフ文字列(文字情報)の輪郭内で実行される。また、第1動的表示演出中に、セリフ文字列(文字情報)の表示を開始する文字情報表示開始演出(文字情報の表示を開始する際に行う第1特定演出)が行われる。セリフ文字列(文字情報)の表示を終了する終了時演出(文字情報の表示を終了する際に行う第2特定演出)の実行中はセリフ文字列の表示態様(表示色や形状)は変化しない(特定表示処理は実行しない)。
【0212】
また、リーチ予告演出では、セリフ文字列が所定の表示位置に向けて第1変化速度で動的表示する第1動的表示期間と、セリフ文字列が第1変化速度よりも遅い第2変化速度で動的表示する第2動的表示期間とがあり、第1動的表示期間(図29(f)~(h))よりも第2動的表示期間(図30(l)~(p))の方が長くなっている。また、第1動的表示期間中に、セリフ文字列(文字情報)の表示を開始する際に行う文字情報表示開始演出(第1特定演出)を実行し、第2動的表示期間後に、セリフ文字列(文字情報)の表示を終了する際に行う終了時演出(第2特定演出)を実行するようになっている。なお、第2動的表示期間はミニ図柄165の変動が一巡するよりも長くなっている。また、第1動的表示期間もミニ図柄165の変動が一巡するよりも長くなっている。
【0213】
またリーチ予告演出は、文字情報を表示する文字情報表示演出の一例であって、文字情報の表示を開始する際に行う文字情報表示開始演出(第1特定演出)と、文字情報の表示を終了する際に行う終了時演出(第2特定演出)とを実行可能であり、文字情報表示開始演出の実行後に、文字情報の表示態様を変化させる表示態様変化処理(文字情報を特定表示態様で表示する特定表示処理)(図30(l)~(p))を実行し、終了時演出の実行中は表示態様変化処理(特定表示処理)を実行しないように構成されている。
【0214】
また、リーチ予告演出では、リーチ予告演出画像171を第1画像から第2画像に変更する画像変更処理を行う場合に実行可能な高明度演出(画像変更時高明度演出)WO21と、リーチ予告演出画像(所定画像)171の変更を行わない(画像変更処理を行わない)場合に実行可能な高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO22とがあり、高明度演出WO22と高明度演出WO21とは実行時間が略同じとなっており、その高明度演出WO21,WO22の実行時間は、ミニ図柄165の変動が一巡するよりも長くなっている。なお、高明度演出(画像変更時高明度演出)WO21の実行時間を高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO22の実行時間よりも長くしてもよいし、その逆でもよい。
【0215】
また、高明度演出(画像変更時高明度演出)WO21と高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO22とでは高明度画像の最小透過率が異なっている。即ち、高明度演出WO21の高明度画像170cは最小透過率が25%であるのに対し、高明度演出WO22の高明度画像170dは最小透過率が40%であり、高明度演出WO21の高明度画像170cよりも高明度演出WO22の高明度画像170dの方が最小透過率が大きくなっている。
【0216】
以上のリーチ予告演出における各種構成は、このリーチ予告演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、リーチ予告演出における高明度演出WO21,WO22、終了時演出等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、後述するボタン予告演出1,2、セリフ予告演出等で採用してもよい。即ち、高明度演出や終了時演出の実行を伴う(予告)演出であれば、本予告演出における高明度演出WO21,WO22、終了時演出等の内容を別の演出で採用するように構成してもよい。また、これに伴い実行される文字情報表示開始演出や、表示態様変化処理などに関しても、同様に採用可能であるのは言うまでもない。
【0217】
[ボタン予告演出1]
図32図35は、リーチ変動パターンにおけるリーチ変動中に実行されるボタン予告演出1の一例を示している。このボタン予告演出(操作演出)1は、遊技者に演出ボタン(操作手段)34の操作を要求する(遊技者による操作手段の操作に関連する)演出で、操作有効期間中に演出ボタン34が操作された場合を含む一又は複数の条件の何れかの成立に基づいて所定の操作後演出を実行することにより、大当り信頼度等を示唆するようになっている。操作後演出には複数種類、例えば操作後成功演出と操作後失敗演出の2種類があり、操作後失敗演出よりも操作後成功演出の方が大当たり信頼度が高くなっている。
【0218】
続いて、当該ボタン予告演出1の具体例を、操作後演出として操作後成功演出が選択される場合を例に挙げて説明するが、まずは図32を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターンにおけるリーチ成立後にボタン予告演出1が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのボタン予告演出1に係るBGM3の出力が開始されるとともに、表示画面58aでは、リーチを構成する左装飾図柄164a及び右装飾図柄164bを残して高速変動中の中装飾図柄164cが非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側にボタン導入演出BA0に係るボタン予告演出画像173が表示される(図32(a),(b))。
【0219】
このボタン導入演出BA0のボタン予告演出画像173では、例えばすまし顔をしたキャラクタ画像174と、「キャラを笑わせろ」等の文字列画像175とが例えばその順番で画面に表示されるようになっており、これを見た遊技者は、キャラクタが笑うか笑わないかで大当りとなる可能性を示唆する演出であることを認識することが可能である。また、このボタン導入演出BA0(図32(a),(b))では、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の導入音が出力されるとともに、文字列画像175の表示に合わせて、その文字列画像175に対応するセリフ音、即ち「キャラを笑わせろ」のボタン導入ボイスが出力される。更に、このボタン導入演出BA0(図32(a),(b))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、このボタン導入演出BA0に対応する導入時発光態様(所定発光態様)、例えば水色で発光する。
【0220】
ボタン導入演出BA0(図32(a),(b))に続いては、演出ボタン(操作手段)34の操作を促す操作促進画像176を表示する操作促進演出BA1(図32(c)~(d))が行われる。ここで、操作促進画像176は、操作対象である演出ボタン(操作手段)34を示すボタン画像(操作対象画像)176aと、操作対象である演出ボタン34に対する操作態様を示す操作態様報知画像176bとで構成されており、例えば「キャラを笑わせろ」の文字列画像175に代えて画面の略中央に表示されるようになっている。なお、操作態様報知画像176bは、演出ボタン34の押圧方向を示す矢印と「PUSH」の文字列とで構成されている。
【0221】
また、操作促進演出BA1の実行中には、高明度画像170eを表示することにより、その高明度画像170eの後側の画像(ここでは操作促進画像176)の視認性を低下させる高明度演出WO31が実行される(図32(c))。この高明度演出WO31により、操作促進画像176の出現、即ち操作有効期間の開始を強調することができる。この高明度演出WO31中は、引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高明度演出WO31の開始時には、効果音として所定の第1強調音が出力される。また高明度演出WO31中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1高明度中発光態様、例えば青色で発光する。また図示しないが、操作有効期間の経過状況を示すゲージ部を表示するように構成してもよい。この場合、ゲージ部は、高明度画像170eの表示が終わったタイミング(図32(d))で表示が開始され、操作有効期間の経過に応じてゲージ部の表示態様が変化するように表示される。また、高明度画像170eの表示範囲については、その後にゲージ部が表示される予定の領域に重なる範囲で表示されるように構成してもよいし、ゲージ部が表示される予定の領域とは重ならない範囲で、操作促進画像のみと重なる領域に表示されるように構成してもよい。また、キャラクタ画像に重なるように高明度画像を表示してもよい。また、高明度演出WO31の実行時間は、高明度演出WO21,WO22の実行時間と異ならせるように構成してもよい。その場合、後者よりも前者の方が長くてもよいし、短くてもよい。
【0222】
操作促進演出BA1中は、高明度演出WO31の終了後も引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高明度演出WO31の終了後は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が操作待ち発光態様、例えば青色点滅で発光する。
【0223】
操作促進演出BA1中、即ち操作有効期間中に演出ボタン34が操作されると、高明度画像170fを表示することにより、その高明度画像170fの後側の画像(ここでは操作促進画像176)の視認性を低下させる高明度演出WO32が行われる(図32(e))とともに、その高明度演出WO32中に、操作後演出BA2として操作後成功演出BA2Aが開始される。ここで、高明度演出WO32では、操作促進画像176に対応する範囲で高明度画像170fの表示が開始され(図32(e))、その高明度画像170fの表示中(高明度演出WO32中)に操作促進画像176は画面から消去され、例えばすまし顔のキャラクタ画像174が所定動作を開始する(図32(f))。その場合、高明度演出WO32における高明度画像170fの透過率を低下させ、操作促進画像176を視認不能とした状態で、画面から消去するように構成してもよい。
【0224】
そして、高明度画像170gを表示することにより、その高明度画像170gの後側の画像(ここではキャラクタ画像174)の視認性を低下させる高明度演出WO33が行われ(図32(g))、その高明度演出WO33中に、キャラクタ画像174はすまし顔から笑顔に変化するようになっている。その場合、高明度演出BA33における高明度画像170gの透過率を向上させ、キャラクタ画像174が視認可能な状態(視認性は低下した状態)で、キャラクタ画像174を変化させるように構成してもよい。
【0225】
操作後成功演出BA2Aの実行中も、引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高明度演出WO32,WO33の開始時には、効果音として夫々第2,第3強調音が出力される。また高明度演出WO32中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2高明度中発光態様、例えば白色で発光し、その後の高明度演出WO33中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が成功時発光態様、例えば赤色で発光する。また、高明度演出WO32の終了後、高明度演出WO33の開始までの間は、演出ランプLは一時消灯する。なお、操作後失敗演出の場合には、高明度演出WO33中は成功時発光態様とは異なる失敗時発光態様、例えば緑色で発光する。
【0226】
以上の操作後成功演出BA2Aが終了すると、大当りの変動結果演出が行われ、中装飾図柄164cが停止して「7・7・7」等の大当り演出態様が成立する(図32(h))。この大当りの変動結果演出では、効果音として大当り停止音が出力されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が大当り停止時発光態様、例えば赤色点滅で発光する。
【0227】
続いて、以上のような図32に示すボタン予告演出1に関し、ボタン導入演出BA0、高明度演出WO31~33を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図33図32(a)~(b)の期間について、図34図32(c)~(d)の期間について、また図35図32(e)~(g)の期間について、夫々図32よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図33図35においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0228】
まず、ボタン導入演出BA0の詳細について説明する。ボタン導入演出BA0では、図33(a)~図33(e)に示すように、「キャラを笑わせろ」の文字列画像175が、例えばその文字列の先頭から末尾にかけて所定速度で順番に出現するように画面上に表示される。この文字列画像175は、操作後演出として操作後成功演出と操作後失敗演出の何れが選択された場合であっても共通の表示態様で表示される。即ち、文字列画像175は、所定事象の出現に関する信頼度(大当り信頼度等)に応じた表示態様よりなる信頼度情報が付加されない非特定文字情報の一例である。なお、文字列画像175の表示開始から表示完了(即ち文字列画像175が認識容易になる)まで(図33(a)~図33(e))に要する時間は4Aミリ秒である。
【0229】
ここで、文字列画像175は、文字色として赤色(特定色)と白色(非特定色)が用いられ、各行の先頭文字、即ち一列目の「キャラを」のうちの「キ」と二列目の「笑わせろ」のうちの「笑」が赤色で、それ以外の文字が白色(非特定色)で表示されており、赤色(特定色)を付した文字の数よりも赤色(特定色)を付さない文字の数の方が多くなっている。また、文字列画像175が表示されるボタン導入演出BA0(図32(a),(b))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、導入時発光態様で発光するが(図32(a),(b))、この導入時発光態様における発光色は特定色(赤色)に対応しない例えば水色となっている(図33(a)~図33(e))。なお、文字列画像175を表示する際、演出ランプLが特定色に対応する色で発光する場合があってもよい。
【0230】
なお、文字列画像175の文字色を全て赤色(特定色)とし、演出ランプLが赤色(特定色)とは異なる色で発光するように構成してもよい。また、文字列画像175の文字色を全て赤色(特定色)とするが、信頼度を示唆する色として用いない場合においては、文字列画像175の輪郭を、信頼度を示唆する色として赤色(特定色)を用いた時の文字列の輪郭と異ならせることが望ましい。この場合、信頼度を示唆する色として赤色(特定色)を用いた文字列の輪郭として赤色(特定色)を採用するようにしてもよいし、それ以外の色を採用してもよい。それ以外の色を採用する場合には、少なくとも信頼度を示唆する色として表現しない場合には使用されない色を採用することが望ましい。また、輪郭の色に限らず、輪郭の太さや形を異ならせてもよい。また、文字列画像を表示する際の効果音を異ならせるように構成してもよい。例えば、信頼度を示唆する色として用いない場合には効果音は出力せず、信頼度を示唆する色として用いる場合には効果音を出力するように構成してもよい。また、文字列画像175の文字色を全て赤色(特定色)とするが、信頼度を示唆する色としては用いない場合においては、文字列画像175の輪郭を赤色(特定色)以外の色で構成することが望ましい。この場合、文字の輪郭の太さや形を拡張することで、文字の赤色(特定色)の部分よりも輪郭部分の方が表示範囲が多くなるように構成してもよい。また、文字列画像175のうち、特定の文字のみ輪郭部分の太さや形を異ならせるようにしてもよい。このような輪郭表現が行われる際には、文字色が赤色(特定色)であっても信頼度を示唆する色としては用いないように構成してもよい。またこの場合、特定の文字以外の文字色については赤色(特定色)としてもよいし、赤色(特定色)以外の色としてもよい。また逆に、このような演出表現が行われるのは、信頼度を示唆する色として表現する時のみとし、信頼度を示唆しない色として表現する際には、このような演出表現を行わないように構成してもよい。
【0231】
以上のとおり、文字列画像175では、文字色として赤色(特定色)が用いられているが、上述したように文字列画像175は信頼度情報が付加されない非特定文字情報であり、この赤色(特定色)は所定事象の出現に関する信頼度(大当り信頼度等)を示唆するものではない。このように文字列画像175では、各文字の表示色として特定色を含む複数色を用いることにより、文字列の外観を多様化し見栄えをよくすることができ、しかも特定色は一部の文字にのみ用いられており、演出ランプLは特定色に対応しない色(水色)で発光するようになっているため、この特定色が信頼度を示唆するものであると誤解される可能性を低くすることができる。また、演出ランプLを特定色に対応しない色で発光させる場合、文字列画像175のうち、特定色以外の色で構成された文字色に対応する色で、演出ランプLを発光させるようにしてもよい。例えば、文字列画像175のうち、特定の文字の文字色として赤色(特定色)を用いて表示し、それ以外の文字の文字色を白色(非特定色)を用いて表示している場合、演出ランプLを白色(非特定色)で発光させるように構成してもよい。また、文字の輪郭色で演出ランプLを発光させるように構成してもよい。例えば、文字の輪郭色が黄色(非特定色)の場合、演出ランプLを黄色(非特定色)で発光させるように構成してもよい。
【0232】
但し、これに限らず文字列画像175を所定事象の出現に関する信頼度(大当り信頼度や、ボタン予告演出の成功期待度)を示す表示態様で表示するように構成してもよい。またその場合、異なる信頼度を示す複数の表示態様の何れかにより文字列画像175を表示可能に構成した場合であっても、その後に実行する高明度演出は共通とすることが望ましい。またこれに限らず、異なる信頼度を示す複数の表示態様の何れかにより文字列画像175を表示可能に構成した場合には、低信頼度の文字列画像175を表示する場合と、高信頼度の文字列画像175を表示する場合とで、異なる高明度演出を実行するように構成してもよい。例えば、高信頼度の文字列画像175を表示する場合の方が、より広範囲に高明度画像を表示するように構成してもよい。即ち、低信頼度の文字列画像175を表示する場合には、操作促進画像に重なる範囲で高明度画像を表示する一方、高信頼度の文字列画像175を表示する場合には、操作促進画像のみならず、図柄やボタン予告演出、キャラクタ画像、背景演出など、その他の表示物の全て又は少なくともいずれか一つと重なる領域に高明度画像を表示するように構成してもよい。その逆に、低信頼度の文字列画像175を表示する場合の方が、より広範囲に高明度画像を表示するように構成してもよい。
【0233】
続いて、高明度演出WO31の詳細について説明する。図34(a)~(e)に示す高明度演出(第1範囲高明度演出)WO31では、その開始時に、ボタン予告演出画像173よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170eが表示され(図34(a))、その高明度画像170eの大きさ及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図34(e))ようになっている。ここで、高明度画像170eは、ボタン予告演出画像173の一部、ここでは左右の装飾図柄164a,164bの間の領域に対応する大きさ(範囲)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で均一であり、大きさ(範囲)及び透過率は時間経過とともに変化するようになっている。
【0234】
高明度画像170eの表示が開始されると(図34(a))、その時点で文字列画像175が消去され、高明度画像170eの表示範囲内に操作促進画像176が表示される。高明度画像170eの大きさ(範囲)は表示開始時(図34(a))が最大で、時間経過とともに徐々に小さくなるように構成されている。即ち、高明度演出WO31では、高明度画像170eの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図34(a))よりも後者(図34(a)~(e))の方が実行時間が長くなっている。なお、複数種類の操作促進画像のいずれか1つを表示可能に構成した場合には、表示する操作促進画像に応じて、高明度画像の表示サイズを異ならせるように構成してもよい。また、複数種類の操作促進画像のうち、高信頼度(大当り信頼度やボタン予告演出の成功期待度が高いもの)に対応する操作促進画像を表示する場合には、低信頼度に対応する操作促進画像を表示する場合と比べて、高明度画像の表示範囲を広くするように構成してもよい。この時、高信頼度に対応する操作促進画像として、低信頼度に対応する操作促進画像よりも大きい表示サイズのものを採用し、操作促進画像の表示サイズに応じた高明度画像を表示することで、高明度画像の表示範囲内に操作促進画像を表示するとともに、信頼度に応じて高明度画像の表示サイズが異なるように構成してもよい。また、高信頼度に対応する操作促進画像を表示する場合においては、操作促進画像の表示サイズよりもさらに広範囲に高明度画像を表示することで、図柄、ボタン予告演出キャラクタ画像、背景画像などの全て又は少なくともいずれか1つと重なるように構成してもよい。
【0235】
また高明度画像170eの透過率は、表示開始時(図34(a))が最小(例えば10%)で、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(上昇する)ように構成されている(透過率変化処理、透過率変化演出)。即ち、高明度演出WO31では、高明度画像170eの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170eの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図34(a))よりも後者(図34(a)~(e))の方が実行時間が長くなっている。
【0236】
高明度演出WO31中は、演出ランプLが第1高明度中発光態様(ここでは青色)で発光する(図34(a)~(d))。なお、高明度画像170eでは、最小透過率は0%よりも大(例えば10%)であり、この最小透過率となる表示開始時(図34(a))においても、操作促進画像176は僅かながら視認可能な状態となっているが、高明度画像170eの最小透過率は0%であってもよい。また、高明度画像170eの大きさのみを変化させ、透過率は一定としてもよいし、透過率のみを変化させ、大きさは一定としてもよい。また、高明度画像170eの透過率は不均一であってもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を短くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0237】
高明度画像170eが消滅して高明度演出WO31が終了すると(図34(e))、演出ボタン34が操作されて操作有効期間が終了するまで、操作促進画像176は演出ボタン34が押下操作される様子を示すように動的表示される(図34(f))。またその間、演出ランプLは操作待ち発光態様(ここでは青色点滅)で発光する。なお、演出ランプLの操作待ち発光態様を消灯状態としてもよい。また、一部の演出ランプを青色点滅とし、その他の演出ランプを消灯状態としてもよいし、一部の演出ランプを消灯状態とし、その他の演出ランプを青色点滅としてもよい。また、操作有効期間は、操作促進画像176の表示開始時,即ち高明度演出WO31の開始時(図34(a))に開始してもよいし、高明度画像170eの消滅時、即ち高明度演出WO31の終了時(図34(e))に開始してもよいし、それらの間の任意のタイミングで開始してもよい。
【0238】
続いて、高明度演出WO32,WO33の詳細について説明する。操作有効期間中(図34(f))に演出ボタン34が操作されると、操作促進演出BA1から操作後成功演出BA2Aに移行するとともに、まずは高明度演出WO32が行われる(図35(a))。この高明度演出(第2範囲高明度演出)WO32では、高明度演出WO31と同様、ボタン予告演出画像173よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170fが表示され(図35(a))、その高明度画像170fの大きさ及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図35(d))ようになっているが、その高明度画像170fの変化は高明度演出WO31における高明度画像170e(図34(a)~(e))とは異なっている。
【0239】
即ち高明度画像170fは、操作促進画像176に対応する大きさ(範囲)で表示開始した後(図35(a))、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図35(b))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図35(b)~(d))ように構成されている。このように高明度演出WO32では、高明度画像170fの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図35(a)~(b))よりも後者(図35(b)~(d))の方が実行時間が長くなっている。また、高明度演出(第2範囲高明度演出)WO32における高明度画像170fの最大範囲(第2範囲)は、高明度演出(第1範囲高明度演出)WO31における高明度画像170eの最大範囲(第1範囲)よりも広くなっている。
【0240】
また高明度画像170fは、例えば透過率が均一で時間経過とともに変化するようになっており(透過率変化処理、透過率変化演出)、時間経過とともに透過率が徐々に小さくなって所定時点で最小(最低)となり(図35(a)~(b))、その後、時間経過とともに徐々に大きくなる(図35(b)~(d))ように構成されている。即ち、高明度演出WO32では、高明度画像170fの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高明度画像170fの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図35(a)~(b))よりも後者(図35(b)~(d))の方が実行時間が長くなっている。なお、高明度画像170fの最小(最低)透過率は0%よりも大(例えば20%)としているが、0%であってもよい。また、高明度画像170fの大きさのみを変化させ、透過率は一定としてもよいし、透過率のみを変化させ、大きさは一定としてもよい。また、高明度画像170fの透過率は不均一であってもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を短くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0241】
また、高明度演出WO31と高明度演出WO32とで、高明度画像の最小透過率(透過性能)を異ならせるように構成してもよいし、高明度画像の表示範囲(透過性能)を異ならせるように構成してもよい。またこの場合、高明度演出WO31よりも高明度演出WO32の方が高明度画像の最小透過率を小さくすることが望ましく、また高明度演出WO31よりも高明度演出WO32の方が高明度画像の表示範囲は大きくすることが望ましい。これにより、操作促進画像の表示前後、または遊技者による操作手段の操作の前後で、異なる高明度演出を実行することができ、さらに操作後の成功時には、よりインパクトのある高明度演出を実行することが可能となる。
【0242】
高明度演出WO32中は、高明度画像170fの後側でまず操作促進画像176が消去され(図35(a)→(b))、その後にキャラクタ画像174がすまし顔のまま回転、その他の所定動作を行う(図35(b)~(d))ようになっている。また高明度演出WO32中は、演出ランプLが第2高明度中発光態様(ここでは白色)で発光する(図35(a)~(c))。そして、高明度演出WO32が終了した後、キャラクタ画像174が拡大しつつすまし顔から笑顔に切り替えられるが(図35(d)→(e))、その際に高明度演出WO33が行われる。
【0243】
高明度演出WO33は、キャラクタ画像174が笑顔に変化したことを強調するためのもので、キャラクタ画像174がすまし顔から笑顔に変化するタイミングで、そのキャラクタ画像174の表示範囲に対応する高明度画像170gを表示するようになっている(図35(e))。高明度画像170gの消滅により高明度演出WO33が終了すると、笑顔のキャラクタ画像174が完全に視認可能な状態となる(図35(f))。また演出ランプLは、高明度演出WO32後に一旦消灯し、高明度演出WO33以降は成功時発光態様(ここでは赤色)で発光する(図35(d)~(f))。
【0244】
ここで、高明度画像170gの最小(最低)透過率は0%よりも大(例えば10%)とするが、0%であってもよい。また、高明度画像170gは透過率が均一であるとするが、不均一であってもよい。なお、この高明度演出WO33の実行時間(高明度画像170gの表示時間)は、高明度演出WO31,WO32の各実行時間よりも短くなっている。また、高明度演出WO33における高明度画像170gの最大範囲(第2範囲)は、高明度演出WO31における高明度画像170eの最大範囲(第1範囲)よりも広くなっている。
【0245】
以上のように、演出ボタン34が操作されたことに基づいて高明度演出(第2高明度演出)WO32,WO33が行われるとともに、その高明度演出WO32,WO33の実行中に、操作後成功演出(操作後演出)BA2Aが実行されるようになっている。
【0246】
以上説明したように、ボタン予告演出1では、第1範囲に高明度画像170eを表示する高明度演出(第1範囲高明度演出)WO31と、第1範囲よりも広い第2範囲に高明度画像170fを表示する高明度演出(第2範囲高明度演出)WO32とを実行可能であり、演出ボタン(操作手段)34の操作を促す操作促進画像176を表示する操作促進演出と、演出ボタン34の操作後に行われる操作後演出とを実行可能であり、操作促進演出の実行中に高明度演出WO31を実行可能であり、演出ボタン34が操作された場合に高明度演出WO32を実行可能であり、高明度演出WO32の実行中に操作後演出を実行可能となっている。なお、操作促進画像176の前側に表示される高明度画像と、キャラクタ画像174の前側に表示される高明度画像とで、透過率を異ならせるように構成してもよい。この場合、操作促進画像176の前側に表示される高明度画像の方が透過率が低く、キャラクタ画像174の前側に表示される高明度画像の方が透過率が高くなるように構成してもよいし、その逆でもよい。
【0247】
以上のボタン予告演出1における各種構成は、このボタン予告演出1に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、ボタン予告演出1における高明度演出WO31,WO32,WO33等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出、後述するセリフ予告演出等で採用してもよい。
【0248】
[セリフ予告演出1]
図36図40は、リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中、或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中に実行されるセリフ予告演出1の一例を示している。このセリフ予告演出1は、キャラクタがセリフを発する演出であり、図36に示すように、セリフの種類やキャラクタの種類、セリフ文字の表示態様等に応じて大当り信頼度が異なるように制御される。本実施形態のセリフ予告演出1では、図36に示すように、「呪いを感じる」、「呪いを解く鍵がここに」、「これは…」、「おみくじ引いたら大吉だったよ」、「最高の気分だね」の5種類のセリフL1~L5(図36(b))と、男の子と女の子の2種類のキャラクタC1,C2(図36(c))の組み合わせが異なる6種類の演出態様が設けられており、それら6種類の演出態様に関する大当たり信頼度の高低は図36(a)に示すように設定されている。なお、セリフL1~L5に対応するセリフ文字については、夫々異なる表示態様(ここでは表示色)で表示され、夫々の表示色は「青色」、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」、「虹色(レインボー)」となっている(図36(b))。
【0249】
なお、キャラクタC1,C2毎に同数(例えば6種類)の演出態様を設けてもよいし、キャラクタC1はL3~L5、キャラクタC2はL1~L5のように、それぞれ演出態様の種類数を異ならせるように構成してもよい。また、文字列に関する1つの表示態様(例えば赤色)に対して複数の演出態様を設ける場合があってもよく、この場合、文字列に関する1つの表示態様(例えば赤色)に対する演出態様の数をキャラクタ毎に異ならせてもよい。即ち、文字色を赤色とする場合の演出態様の種類を、例えばキャラクタC1では2種類、キャラクタC2では1種類としてもよい。文字列に関する1つの表示態様(例えば表示色)に対して複数の演出態様を設ける場合には、演出態様毎にセリフ内容を異ならせることが望ましい。
【0250】
続いて、当該セリフ予告演出1の具体例を、セリフL5とキャラクタC1が選択された場合を例に挙げて説明するが、まずは図37を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中(或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中)にセリフ予告演出1が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのセリフ予告演出1に係るBGM4の出力が開始されるとともに、表示画面58aでは装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に、例えば2種類のキャラクタC1,C2が共に登場するセリフ前半演出SA1に係るセリフ予告演出画像181aが表示される(図37(a))。またセリフ前半演出SA1中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がセリフ前半発光態様、例えば白色で発光する。
【0251】
そしてその後、そのセリフ前半演出SA1からセリフ後半演出SA2へと移行し、セリフ予告演出画像181a(図37(a))は、高明度演出WO41(図37(b))を経てセリフ後半演出SA2に係るセリフ予告演出画像181b(図37(c))へと切り替えられ、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、セリフ前半発光態様(ここでは白色)からセリフ後半発光態様(ここではオレンジ色)へと切り替えられる。ここで、高明度演出WO41は、高明度画像170hを表示することにより、その高明度画像170hの後側の画像(ここではセリフ予告演出画像181a,181b)の視認性を低下させるものである。なお、セリフ予告演出画像181bでは、キャラクタC1,C2のうち、選択された一方のキャラクタ(ここでは男の子のキャラクタC1)のみが表示されるものとする。
【0252】
高明度演出WO41(図37(b))中は、引き続きセリフ予告演出に係るBGM4の出力が継続されるとともに、効果音として、高明度画像170hの透過率が低下する前半には高明度前半強調音が、同じく透過率が上昇する後半には高明度後半強調音が夫々出力される。
【0253】
高明度演出WO41(図37(b))が終了し、セリフ予告演出画像181b(図37(c))が完全に視認可能な状態になると(図37(c))、セリフ予告演出画像181bに、セリフ画像182が追加表示される(図37(d))。ここで、セリフ画像182は、吹き出し画像182aと、その吹き出し画像182a内に表示されるセリフ文字182bとで構成されている。ここでは、セリフ文字182bは「最高の気分だね」の文字列で構成されている。
【0254】
そして、セリフ画像182の表示開始後の所定時点で、セリフ出力演出が開始され、画面に表示されているセリフ文字182bに対応する「最高の気分だね」のセリフ音(予告ボイス)が出力されるとともに、セリフ予告演出画像181bのうちのセリフ画像182の範囲に対応して高明度演出WO42が行われる(図37(e))。この高明度演出WO42では、セリフ出力の進行に応じて、例えばセリフ出力の進行に先行するタイミングでセリフ画像182上を高明度画像170iが移動することにより、その高明度画像170iの後側の画像(ここではセリフ文字182b)の視認性を一時的に低下させるようになっている。
【0255】
また、セリフ画像182の表示開始後は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がセリフ出力発光態様で発光する。セリフ出力発光態様は、例えばその前のセリフ後半発光態様の発光色を含む複数色(ここではオレンジ色と白色)に循環的に変化する循環変化態様となっている。
【0256】
続いて、以上のような図37に示すセリフ予告演出に関し、高明度演出WO41,WO42を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図38図40図37(a)~(e)の全期間について、図37よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図38図40においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0257】
まず、高明度演出WO41の詳細について説明する。図38(a)~図39(r)に示す高明度演出WO41では、セリフ予告演出画像181aがセリフ予告演出画像181bへと切り替えられる際に、それらセリフ予告演出画像181a,181bよりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170hが表示されるようになっている。
【0258】
ここで、高明度画像170hは、セリフ予告演出画像181a,181b全体をカバーする範囲(大きさ)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で均一となっており、表示範囲は時間経過とともに変化せず、透過率は時間経過とともに変化するようになっている(透過率変化処理、透過率変化演出)。高明度画像170hの透過率は、時間経過とともに例えば100%から0%へと徐々に低下し(図38(a)~(i))、更に時間経過とともに例えば0%から100%へと徐々に上昇する(図39(j)~(r))ように構成されている。また、高明度画像170hの透過率が低下する前半期間中、演出ランプLはセリフ前半発光態様(ここでは白色)で発光し(図39(a)~(i))、高明度画像170hの透過率が上昇する後半期間中、演出ランプLはセリフ後半発光態様(ここではオレンジ色)で発光する(図39(j)~(r))。なお、セリフ前半発光態様とセリフ後半発光態様を共通の発光態様(例えば白色)となるように構成してもよい。
【0259】
なお、高明度画像170hの透過率が0%になってその後側の画像が完全に視認不可能となったとき(図38(i),図39(j))、セリフ予告演出画像181aがセリフ予告演出画像181bへと切り替えられる。このように、高明度演出WO41は、演出画像を変更するタイミングでその前側に高明度画像170hを表示するようになっている。また、リーチ演出中に実行する場合には、リーチ演出からスペシャルリーチ演出へと切り替えるタイミングでその前側に高明度画像を表示するように構成してもよい。
【0260】
また、高明度演出WO41の演出期間のうち、高明度画像170hの透過率が低下する前半期間では、例えば図38(a)~(i)の各フレームにおける高明度画像170hの透過率の値は夫々100%→95%→88%→79%→68%→55%→40%→23%→0%で、その透過率の変化率及び変化量が徐々に大きくなっている。即ち、例えば図38(a)→(e)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とし、その後の図38(e)→(i)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。このように、徐々に透過率の変化率及び変化量を大きくすることで、透過率変化演出が単調となることを防止することができる。また、後半に向けて透過率の変化率及び変化量を徐々に大きくすることで、透過率変化演出が開始したことを遊技者に把握させた後、比較的スムーズに短時間で低透過率の状態へと遷移させることが可能となっている。またこれに限らず、透過率の変化率及び変化量を徐々に小さくするように構成してもよい。この場合、後半に向けて変化率及び変化量が小さくなるため、後半に向けてより余韻を感じさせる透過率変化演出を実行することができるとともに、透過率変化演出の単調化を防止し、演出効果を高めることが可能となる。
【0261】
また、高明度演出WO41の演出期間のうち、高明度画像170hの透過率が上昇する後半期間では、例えば図39(j)~(r)の各フレームにおける高明度画像170hの透過率の値は夫々0%→23%→40%→55%→68%→79%→88%→95%→100%で、その透過率の変化率及び変化量が徐々に小さくなっている。即ち、例えば図39(j)→(n)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とし、その後の図39(n)→(r)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。なお、徐々に透過率の変化率及び変化量を大きくするように構成してもよい。これにより、透過率変化演出が単調となることを防止することができる。また、後半に向けて透過率の変化率及び変化量を徐々に大きくすることで、透過率変化演出が開始したことを遊技者に把握させた後、比較的スムーズに短時間で低透過率の状態へと遷移させることが可能となっている。
【0262】
また、第1透過率変化演出の第1変化率、第1変化量よりも第2透過率変化演出における第2変化率、第2変化量の方が小さくなるように構成してもよいし、略同一となるように構成してもよい。また、第1透過率変化演出と第2透過率変化演出とが、それぞれ透過率の変化率、変化量が大きくなるように構成した場合、又はそれぞれ透過率の変化率、変化量が小さくなるように構成した場合、いずれの場合であっても、第1変化率と第2変化率、第1変化量と第2変化量が異なるように構成することが望ましい。またこの場合であっても第1変化率、第1変化量よりも第2変化率、第2変化量の方が大きくなるように構成してもよいし、小さくなるように構成してもよい。このように第1変化率と第2変化率、第1変化量と第2変化量を異ならせることにより、多種多様な透過率変化演出を実行することができ、演出効果を向上させることが可能となる。
【0263】
なお、高明度演出WO41の実行中、ミニ図柄165は「8・2・4」(図38(a))から複数回巡回して「2・4・6」と「3・5・7」との間(図39(r))に達している。即ち、高明度演出WO41の実行時間(図38(a)~図39(r))は、ミニ図柄165が一巡する期間よりも長くなっている。
【0264】
続いて、高明度演出WO42の詳細について説明する。高明度演出WO41の終了によってセリフ予告演出画像181bが完全に視認可能な状態になると(図39(r))、セリフ予告演出画像181bに、吹き出し画像182aとセリフ文字182bよりなるセリフ画像182が追加表示される(図40(s))とともに、セリフ文字182bに対応する「最高の気分だね」のセリフ音(予告ボイス)が出力されるが、そのセリフ音の出力に対応して高明度演出WO42(図40(s)~(w))が行われる。ここで、高明度演出WO42は、セリフ文字の並び順に、その前側に高明度画像を表示するものであるが、これに限らず、セリフ文字の全部に対して、その前側に高明度画像を表示するものであってもよい。またその際、高明度画像を、セリフ文字の全部を完全に覆う形で前側に表示するものに限らず、セリフ文字の全体を略覆う状態となっていれば、一部のセリフ文字が高明度画像と重ならずに視認可能(又は視認容易)な状態となっていてもよい。
【0265】
なお、セリフ文字182bは、その種類及び表示態様(表示色)によって大当たり信頼度が異なっており(図36(a),(b))、大当たり信頼度(所定事象の出現に関する信頼度)に応じた表示態様よりなる信頼度情報が付加された特定文字情報の一例である。高明度演出WO42中、演出ランプLはセリフ出力発光態様(ここではオレンジ色と白色の循環変化態様)で発光する(図40(s)~(w))。また、選択されたキャラクタの種類に応じて異なるセリフ出力発光態様が実行されるように構成してもよい。また、選択されたキャラクタの如何によらず、共通のセリフ出力発光態様を実行可能となるように構成してもよい。また、セリフ文字の表示色に応じたセリフ出力発光態様を実行するように構成してもよい。
【0266】
高明度演出WO42で用いられる高明度画像170iは、セリフ文字182bの一文字分程度の大きさで、その透過率は例えば均一で0%よりも大きな値(例えば20%)に設定されており、セリフ出力の進行に応じて、例えばそのセリフ出力の進行に先行するタイミングでセリフ画像182上を移動するようになっている(図40(s)~(w))。なお、高明度画像170iの透過率は0%よりも大(例えば20%)であるため、高明度画像170iの後側の文字も視認可能となっているが、後側の文字が視認不能となるようにより低い透過率の高明度画像を表示するように構成してもよい。このように、高明度演出WO42では、セリフ文字(特定文字情報)182bの表示領域に対応して高明度画像170iを表示するように構成されている。なお、セリフ出力に応じてそれに先行するようにセリフ文字182bを先頭側から順次表示するとともに、そのセリフ文字182bの表示に合わせて高明度画像170iを移動表示するように構成してもよい。
【0267】
なお、高明度演出WO42の実行中、ミニ図柄165は「5・7・1」(図40(s))から一巡して「7・1・3」(図40(w))に達している。即ち、高明度演出WO42の実行時間(図40(s)~(w))は、ミニ図柄165が一巡する期間よりも長くなっている。
【0268】
以上のように、セリフ予告演出1では、例えば図38(a)→(e)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とし、その後の図38(e)→(i)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。このように、高明度画像170hの透過率を低下させる場合には、第1透過率変化演出の実行後に第2透過率変化演出を実行する。また、例えば図39(j)→(n)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とし、その後の図39(n)→(r)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170hの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。このように、高明度画像170hの透過率を上昇させる場合には、第2透過率変化演出の実行後に第1透過率変化演出を実行する。
【0269】
またセリフ予告演出1では、セリフ予告演出画像(所定画像)を変更する画像変更処理を行う場合に実行可能な高明度演出(画像変更時高明度演出)WO41と、セリフ予告演出画像(所定画像)の変更を行わない(画像変更処理を行わない)場合に実行可能な高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO42とがあり、高明度演出WO42よりも高明度演出WO41の方が実行時間が長くなっており、その高明度演出WO41の実行時間は、ミニ図柄165の変動が一巡するよりも長くなっている。ちなみに、高明度演出WO42の実行時間についても、ミニ図柄165の変動が一巡するよりも長くなっているが、こちらはミニ図柄165の変動が一巡するよりも短くしてもよい。
【0270】
また、高明度演出(画像変更時高明度演出)WO41と高明度演出(画像非変更時高明度演出)WO42とでは高明度画像の最小透過率が異なっている。即ち、高明度演出WO41の高明度画像170hは最小透過率が0%であるのに対し、高明度演出WO42の高明度画像170iは最小透過率が0%よりも大であり、高明度演出WO41の高明度画像170hよりも高明度演出WO42の高明度画像170iの方が最小透過率が大きくなっている。なお、高明度演出WO41の高明度画像170hよりも高明度演出WO42の高明度画像170iの最小透過率を小さくしてもよいし、略同じであってもよい。
【0271】
以上のセリフ予告演出1における各種構成は、このセリフ予告演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、セリフ予告演出1における高明度演出WO41,WO42、セリフ出力演出等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出等、後述する疑似連予告演出、ボタン予告演出2等で採用してもよい。高明度演出WO41の前にキャラクタによるセリフ予告演出を実行するように構成してもよい。その際のセリフ予告演出は、信頼度の示唆を伴わないセリフ予告演出であることが望ましい。また、その際のセリフ予告演出が信頼度の示唆を伴ってもよいが、高明度演出WO41の後に実行されるセリフ予告演出(図40(s)~(w))よりも信頼度の示唆内容が低くなっていることが望ましく、セリフ予告演出(図40(s)~(w))で実行される予定の内容を示唆する形でのセリフ予告演出であってもよい。また、高明度演出WO41中における高明度画像の透過率が低下する期間、例えば図39(k)~(r)の期間にセリフ予告演出を実行するように構成してもよい。その際のセリフ予告演出についても、信頼度の示唆を伴わないセリフ予告演出であることが望ましい。また、その際のセリフ予告演出が信頼度の示唆を伴ってもよいが、高明度演出WO41の後に実行されるセリフ予告演出(図40(s)~(w))よりも信頼度の示唆内容が低くなっていることが望ましく、セリフ予告演出(図40(s)~(w))で実行される予定の内容を示唆する形でのセリフ予告演出であってもよい。
【0272】
[疑似連予告演出]
図41図43は、通常変動パターンにおける通常変動中に実行される疑似連予告演出の一例を示している。疑似連予告演出は、第1,第2特別図柄が1回変動する間に装飾図柄164による疑似図柄変動を複数回実行する演出で、装飾図柄164の変動において疑似連表示が出現した場合(例えば中装飾図柄164cが「@」等の所定の疑似連図柄で停止した場合)に新たな疑似図柄変動が開始されるようになっており、疑似図柄変動の回数(疑似連回数)が多いほど大当り信頼度が高くなるように設定されている。
【0273】
以下、当該疑似連予告演出の具体例を、1回目及び2回目の疑似図柄変動が行われる場合を例に挙げて説明するが、まずは図41を参照しつつ概要を説明する。疑似連予告演出を実行する場合には、例えばリーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中、スピーカ18,25から、BGMとして1回目の疑似図柄変動に係るBGM5が出力されるとともに、表示画面58aでは例えば装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に、1回目の疑似図柄変動の前半演出(第1疑似連前半演出PF1A)に係る第1疑似連前半演出画像191aが表示される(図41(a))。
【0274】
第1疑似連前半演出画像191aは、任意のキャラクタ(ここではカッパ)のキャラクタ画像192aを含んでおり、1回目の疑似図柄変動に対応する第1表示色(ここでは青色)を基調とする色彩で表現されている。また第1疑似連前半演出PF1A中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば第1表示色に対応する第1疑似連前半発光態様、ここでは青色で発光する。
【0275】
その後、第1疑似連前半演出画像191aが第1疑似連後半演出画像194aへと切り替えられることにより、第1疑似連前半演出PF1A(図41(a))から第1疑似連後半演出PF1B(図41(c))へと移行するが、その移行の際に高明度演出WO51(図41(b))が行われる。即ち、第1疑似連前半演出画像191aの前側に任意形状、例えば長方形状の第1移行領域195aが表示され、その第1移行領域195a内に第1疑似連後半演出画像194aの一部が表示されるが、高明度演出WO51では、第1移行領域(第1領域)195aに高明度画像170jを表示することにより、その高明度画像170jの後側の画像(ここでは第1疑似連後半演出画像194a)の視認性を低下させるようになっている。またその高明度演出WO51中、画面には任意の文字列(ここでは「始めは…」)よりなる文字画像193aが、例えば第1移行領域195aの外側に表示される。
【0276】
高明度演出WO51(図41(b))中は、引き続き1回目の疑似図柄変動に係るBGM5の出力が継続されるとともに、効果音として第1疑似連高明度強調音が出力される。また高明度演出WO51中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば第1表示色に対応する第1疑似連高明度発光態様(例えば青色点滅)で発光する。
【0277】
高明度画像170jが消滅することによって高明度演出WO51(図41(b))が終了し、第1移行領域195a内の第1疑似連後半演出画像194aが完全に視認可能な状態になると、第1移行領域195aが画面全体に拡大して、第1疑似連後半演出画像194a全体が視認可能な状態となる(図41(c))。なお、第1疑似連後半演出画像194aはキャラクタ画像196aを含んでいるが、このキャラクタ画像196aは、キャラクタ画像192aと同種類のキャラクタが用いられるとともにキャラクタ画像192aよりも拡大して表示されるようになっている。
【0278】
その後、装飾図柄164の図柄変動画面に移行し、中装飾図柄164cが疑似連図柄「@」で停止する(疑似連表示が出現する)ことによって2回目の疑似図柄変動への移行が確定する(図41(d))。図柄変動画面の表示中は、例えばBGMの出力は停止され、効果音として、装飾図柄164a~164cの停止に合わせて図柄停止音が出力される。
【0279】
続く2回目の疑似図柄変動では、スピーカ18,25から、BGMとして2回目の疑似図柄変動に係るBGM6が出力されるとともに、表示画面58aでは例えば装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に、2回目の疑似図柄変動の前半演出(第2疑似連前半演出PF2A)に係る第2疑似連前半演出画像191bが表示される(図41(e))。
【0280】
第2疑似連前半演出画像191bは、任意のキャラクタ(ここでは第1疑似連前半演出画像191aと同じカッパ)のキャラクタ画像192bを含んでおり、2回目の疑似図柄変動に対応する第2表示色(ここでは赤色)を基調とする色彩で表現されている。また第2疑似連前半演出PF2A中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば第2表示色に対応する第2疑似連前半発光態様、ここでは赤色で発光する。なお本実施形態では、キャラクタ画像192aとキャラクタ画像192bを基調色が異なる略同一の画像としている。
【0281】
その後、第2疑似連前半演出画像191bが第2疑似連後半演出画像194bへと切り替えられることにより、第2疑似連前半演出PF2A(図41(e))から第2疑似連後半演出PF2B(図41(g))へと移行するが、その移行の際に高明度演出WO52(図41(f))が行われる。即ち、第2疑似連前半演出画像191bの前側に任意形状、例えば長方形状の第2移行領域195bが表示され、その第2移行領域195b内に第2疑似連後半演出画像194bの一部が表示されるが、高明度演出WO52では、第2移行領域(第2領域)195bに高明度画像170kを表示することにより、その高明度画像170kの後側の画像(ここでは第2疑似連後半演出画像194b)の視認性を低下させるようになっている。またその高明度演出WO51中、画面には任意の文字列(ここでは「今度は…」)よりなる文字画像193bが、例えば第2移行領域195bの内側に表示される。なお、第2移行領域195bは第1移行領域195aよりも広く形成されている。高明度演出WO52中も、文字列よりなる文字画像を第2移行領域195bの外側に表示するように構成してもよい。
【0282】
高明度演出WO52(図41(f))中は、引き続き2回目の疑似図柄変動に係るBGM6の出力が継続されるとともに、効果音として第2疑似連高明度強調音が出力される。ここで、第1擬似連高明度強調音と第2擬似連高明度強調音は異なる強調音であることが望ましい。異なる強調音とする場合には、第1擬似連高明度強調音よりも第2擬似連高明度強調音の方が、音量が大きいなど、派手な音声であることが望ましい。また、音声データを削減することを目的として、第1擬似連高明度強調音と第2擬似連高明度強調音を共通の強調音としてもよい。また高明度演出WO52中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば第2表示色に対応する第2疑似連高明度発光態様(例えば赤色点滅)で発光する。
【0283】
高明度画像170kが消滅することによって高明度演出WO52(図41(f))が終了し、第2移行領域195b内の第2疑似連後半演出画像194bが完全に視認可能な状態になると、第2移行領域195bが画面全体に拡大して、第2疑似連後半演出画像194b全体が視認可能な状態となる(図41(g))。なお、第2疑似連後半演出画像194bはキャラクタ画像196bを含んでいるが、このキャラクタ画像196bは、キャラクタ画像192bと同種類のキャラクタが用いられるとともにキャラクタ画像192bよりも大きく表示されるようになっている。また本実施形態では、キャラクタ画像196bとキャラクタ画像196aとで略同じ(基調色は除く)画像が用いられているが、キャラクタ画像196bの方がキャラクタ画像196aよりも大きく表示されるようになっている。但しこれに限らず、キャラクタ画像196a,196bを同じ大きさで表示するように構成してもよい。
【0284】
その後、装飾図柄164の図柄変動画面に移行し、中装飾図柄164cが疑似連図柄「@」で停止する(疑似連表示が出現する)ことによって3回目の疑似図柄変動への移行が確定する(図41(h))。図柄変動画面の表示中は、例えばBGMの出力は停止され、効果音として、装飾図柄164a~164cの停止に合わせて図柄停止音が出力される。
【0285】
続いて、以上のような図41に示す疑似連予告演出に関し、高明度演出WO51,WO52を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図42図41(a)~(c)の期間について、また図43図41(e)~(g)の期間について、夫々図41よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図42図43においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0286】
まず高明度演出WO51の詳細について説明する。高明度演出WO51では、まず任意形状(ここでは長方形)の第1移行領域195aが、所定の表示開始動作、ここでは画面上の所定点を中心とする拡大動作を経て第1疑似連前半演出画像191aの前側に表示される(図42(a)~(c))とともに、その第1移行領域195aの外側に任意の文字列(ここでは「始めは…」)よりなる文字画像193aが表示される。なお、この第1移行領域195a内には、その表示開始時から第1疑似連後半演出画像194aの一部が表示されるものとするが、第1移行領域195a内には更に第1疑似連後半演出画像194aの前側に高明度画像170jが重ねて表示されるため、その高明度画像170jによって第1疑似連後半演出画像194aの視認性は低下した状態となる。
【0287】
本実施形態の高明度画像170jは、その大きさ(範囲)が第1移行領域195aの表示範囲全体に対応し、透過率は均一で、第1移行領域195aの表示開始時点での透過率は0%であるとする。従って、第1移行領域195aの表示開始時点(図42(b)~(c))ではその内側の第1疑似連後半演出画像194aは視認不可能である。もちろん、第1移行領域195aの表示開始時点での高明度画像170jの透過率は0%より大でもよい。
【0288】
第1移行領域195aが所定の表示開始動作を経て所定の大きさで表示されると(図42(c))、その後は時間経過とともに高明度画像170jの透過率が徐々に上昇し(透過率変化処理、透過率変化演出)、それに伴って第1移行領域195a内では第1疑似連後半演出画像194aの視認性が徐々に上昇する(図42(c)~(g))。そして、高明度画像170jの透過率が100%に達することにより高明度画像170jが消滅し、高明度演出WO51が終了すると(図42(g))、第1移行領域195aが画面全体に拡大し、文字画像193aが画面上から消去され、これによって第1疑似連前半演出画像191aは完全に第1疑似連後半演出画像194aに切り替えられる(図42(g)~(i))。なお、高明度演出WO51中は、演出ランプLは、第1表示色(ここでは青色)に対応する第1疑似連高明度発光態様(例えば青色点滅)で発光する。
【0289】
続いて高明度演出WO52の詳細について説明する。高明度演出WO52では、まず任意形状(ここでは長方形)の第2移行領域195bが、所定の表示開始動作、ここでは画面上の所定点を中心とする拡大動作を経て第2疑似連前半演出画像191bの前側に表示される(図43(a)~(c))とともに、任意の文字列(ここでは「今度は…」)よりなる文字画像193bが、例えば第2移行領域195bの内側に対応する位置に表示される。なお、この第2移行領域195b内には、その表示開始時から第2疑似連後半演出画像194bの一部が表示されるものとするが、第2移行領域195b内には更に第2疑似連後半演出画像194bの前側に高明度画像170kが重ねて表示されるため、その高明度画像170kによって第2疑似連後半演出画像194bの視認性は低下した状態となる。
【0290】
本実施形態の高明度画像170kは、その大きさ(範囲)が第2移行領域195bの表示範囲全体に対応し、透過率は均一で、第2移行領域195bの表示開始時点での透過率は0%であるとする。従って、第2移行領域195bの表示開始時点では第2疑似連後半演出画像194bは視認不可能である。もちろん、第2移行領域195bの表示開始時点での高明度画像170kの透過率は0%より大でもよい。なお、所定の表示開始動作後の第2移行領域(第2領域)195bの大きさは、第1移行領域(第1領域)195aよりも広くなっている。
【0291】
第1移行領域195aが所定の表示開始動作を経て所定の大きさで表示されると(図43(c))、その後は時間経過とともに高明度画像170kの透過率が徐々に上昇し(透過率変化処理、透過率変化演出)、それに伴って第2移行領域195b内では第2疑似連後半演出画像194bの視認性が徐々に上昇する(図43(c)~(g))。そして、高明度画像170kの透過率が100%に達することにより高明度画像170kが消滅し、高明度演出WO52が終了すると(図43(g))、第2移行領域195bが画面全体に拡大し、文字画像193bが画面上から消去され、これによって第2疑似連前半演出画像191bは完全に第2疑似連後半演出画像194bに切り替えられる。なお、高明度演出WO52中は、演出ランプLは、第2表示色(ここでは赤色)に対応する第2疑似連高明度発光態様(例えば赤色点滅)で発光する。なお、図41(a)~(d)の疑似連演出と、図41(e)~(h)の疑似連演出とで共通のランプ演出を実行するように構成してもよい。
【0292】
以上説明したように、疑似連予告演出では、1回目の疑似図柄変動中に第1移行領域(第1領域)195aに対してキャラクタ画像(第1キャラクタ画像)196aの視認性が変化するように高明度画像(特定第1高明度画像)170jを表示する高明度演出(特定第1高明度演出)WO51と、2回目の疑似図柄変動中に第2移行領域(第2領域)195bに対してキャラクタ画像(第2キャラクタ画像)196bの視認性が変化するように高明度画像(特定第2高明度画像)170kを表示する高明度演出(特定第2高明度演出)WO52とを実行可能であり、第2移行領域(第2領域)195bは第1移行領域(第1領域)195aよりも広く、キャラクタ画像(第2キャラクタ画像)196bはキャラクタ画像(第1キャラクタ画像)196aよりも大きく表示されるようになっている。
【0293】
なお、疑似連図柄(ここでは「@」)の前側に高明度画像を表示するように構成してもよい。疑似連図柄「@」が停止表示されるタイミングでその前側に高明度画像を表示することで、疑似連図柄「@」が停止表示する前の視認性を低下させるように構成してもよい。また、図41(d)のタイミングで表示する疑似連図柄「@」と、図41(h)のタイミングで表示する疑似連図柄「@」とで異なる高明度画像を表示するように構成してもよい。また、図41(d)のタイミングでは高明度画像を表示せず、図41(h)のタイミングで高明度画像を表示するように構成してもよいし、その逆でもよい。また、疑似連図柄「@」が停止表示されることで、疑似連演出が継続する場合にのみ、疑似連図柄「@」の前側に高明度画像が表示されるように構成してもよい。そして、疑似連図柄「@」が停止表示されない場合(疑似連失敗)には、疑似連図柄「@」の前側に高明度画像が表示されないように構成してもよい。またこれらの場合、高明度画像の表示位置は疑似連図柄「@」の前側に限られず、少なくとも疑似連図柄「@」が停止表示されるタイミングの前後で高明度演出が実行されるようにすればよい。また、疑似連図柄「@」が停止表示されるタイミングで高明度画像を表示する場合であっても、疑似連図柄「@」の表示前に、キャラクタ画像に対して高明度演出を実行するように構成してもよい。またこの場合には、キャラクタ画像に対する高明度演出を実行しないように構成してもよい。また、疑似連図柄「@」が停止表示されるタイミングで高明度演出を表示する場合、キャラクタ画像に対する高明度演出とは異なる高明度演出を実行するように構成してもよいし、共通の高明度演出を実行するように構成してもよい。
【0294】
以上の疑似連予告演出における各種構成は、この疑似連予告演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、疑似連予告演出における高明度演出WO51,WO52等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出等、後述するボタン予告演出2等で採用してもよい。また、図41(a)~(d)の疑似連演出では高明度演出を行わず、図41(e)~(h)の疑似連演出では高明度演出を行うように構成してもよい。この場合、図41(a)~(d)の疑似連演出よりも図41(e)~(h)の疑似連演出の方が疑似連成功確率が高くなるように構成することが望ましいが、その逆の関係となるように構成してもよい。このように、疑似連演出が複数ある場合には、高明度演出を伴うものと伴わないものとを実行可能に構成するようにしてもよい。
【0295】
[ボタン予告演出2]
図44図47は、リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中、或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中に実行されるボタン予告演出2の一例を示している。このボタン予告演出(操作手段)2は、ボタン予告演出1と同様、遊技者に演出ボタン(操作手段)34の操作を要求する(遊技者による操作手段の操作に関連する)演出で、操作有効期間中に演出ボタン34が操作された場合を含む一又は複数の条件の何れかの成立に基づいて所定の操作後演出を実行することにより、大当り信頼度等を示唆するようになっている。操作後演出には複数種類、例えば操作後成功演出と操作後失敗演出の2種類があり、大当り信頼度は操作後失敗演出よりも操作後成功演出の方が高くなっている。
【0296】
続いて、当該ボタン予告演出2の具体例を、操作後演出として操作後成功演出が選択される場合を例に挙げて説明するが、まずは図44を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中(或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中)にボタン予告演出2が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのボタン予告演出1に係るBGM7の出力が開始されるとともに、ボタン導入演出BB0が開始される。
【0297】
ボタン導入演出BB0では、装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に「モンスターを倒せ!」等の文字列画像201を含むボタン導入演出画像202が表示される(図44(a))。これを見た遊技者は、モンスターを倒せるか否かで大当りとなる可能性を示唆する演出であることを認識することが可能である。そして、ボタン導入演出画像202の前側に高明度画像170lを表示する高明度演出WO61を経て、ボタン導入演出画像202に、モンスターのキャラクタ画像203aが付加される(図44(b)~(c))。また、このキャラクタ画像203aの前側にはエフェクト画像(特定画像)204が重ねて表示される。このエフェクト画像204は、例えば画面の内側から外側に向けて放射状に表示される、いわゆる「集中線」で構成されている。
【0298】
また、このボタン導入演出BB0(図44(a)~(c))では、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の導入音が出力されるとともに、文字列画像201に対応するセリフ音、即ち「モンスターを倒せ」のボタン導入ボイスが出力され、高明度演出WO61の開始時には、効果音として第1強調音が出力される。更に、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、ボタン導入演出BB0の開始時には(図44(a))、ボタン導入演出BB0に対応する導入時発光態様、例えば緑色で発光し、高明度演出WO61中は(図44(b)~(c))、第1高明度中発光態様、例えば白色で発光する。
【0299】
以上のボタン導入演出BB0に続いては、ボタン煽り演出BB1が行われる(図44(d))。このボタン煽り演出BB1は、モンスターのキャラクタ画像203aを有する第1煽り画像(個別画像)205aと、モンスターと対決するカッパのキャラクタ画像203bを有する第2煽り画像(個別画像)205bとを高速で切り替える切替表示演出となっている。第1煽り画像205a及び第2煽り画像205bの前側には、「モンスターを倒せ!」等の文字列画像201とエフェクト画像204とが引き続き表示されるようになっている。なお、第1煽り画像205a,第2煽り画像205b,文字列画像201,エフェクト画像204は、ボタン導入演出画像202と同様、保留台座画像168やミニ図柄165の後側に表示される。
【0300】
なお、このボタン煽り演出BB1で登場する複数のキャラクタは、そのキャラクタが勝つことによって遊技者が有利な状態を示唆することになる「味方キャラ」と、逆にそのキャラクタが勝つことによって遊技者が不利な状態を示唆することになる「敵キャラ」とを含んでおり、当該ボタン煽り演出BB1においては、モンスターのキャラクタ画像203aは「敵キャラ」に相当し、カッパのキャラクタ画像203bは「味方キャラ」に相当するものとする。
【0301】
また、ボタン煽り演出BB1中(図44(d))は、引き続きBGM7が出力されるとともに、効果音として新たに煽り音が継続的に出力されるが、BGM7については、ボタン煽り演出BB1の途中で例えばフェードアウトにより出力が停止される。また、ボタン煽り演出BB1中(図44(d))は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がボタン煽り発光態様で発光する。このボタン煽り発光態様は、複数の個別画像(ここでは第1,第2煽り画像205a,205b)に対応する複数の発光色(ここでは白色とオレンジ色)を循環的に切り替える循環変化態様となっている。
【0302】
なお、このボタン煽り演出BB1は、ボタン予告演出の一部として実行される場合に限られるものではなく、その他の煽り演出と同様、ボタン予告演出以外の各種予告演出やリーチ演出において実行することが可能である。
【0303】
ボタン煽り演出BB1に続いては、高明度画像170mを表示する高明度演出WO62(図44(e))を経て、演出ボタン(操作手段)34の操作を促す操作促進画像206を表示する操作促進演出BB2(図44(f))が行われる。ここで、操作促進画像206は、操作対象である演出ボタン(操作手段)34を示すボタン画像(操作対象画像)206aと、操作対象である演出ボタン34に対する操作態様を示す操作態様報知画像206bとで構成されている。操作促進演出BB2中は、モンスターのキャラクタ画像203aとカッパのキャラクタ画像203bが共に表示されるようになっており、操作促進画像206は、それらキャラクタ画像203a,203bの間に表示される。なお、この操作促進演出BB2中についても、キャラクタ画像203a,203b等の前側に文字列画像201とエフェクト画像204とが引き続き表示される。
【0304】
また、高明度演出WO62の開始時には、効果音として第2強調音が出力される。また、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、高明度演出WO62中は、第2高明度中発光態様、例えば青色で発光し、操作促進演出BB2中は操作待ち発光態様、例えば青色点滅で発光する。
【0305】
操作促進演出BB2中、即ち操作有効期間中(図44(f))に演出ボタン34が操作されると、高明度画像170nを表示することにより、その高明度画像170nの後側の画像(ここでは操作促進画像206等)の視認性を低下させる高明度演出WO63(図44(g))を経て、操作後演出BB3として操作後成功演出BB3A(図44(h))が開始される。ここで、高明度演出WO63では、操作促進画像206及びキャラクタ画像203a,203bに対応する範囲で高明度画像170nの表示が開始され、その高明度画像170n表示中(高明度演出WO63中)に操作促進画像206,キャラクタ画像203b,文字列画像201,エフェクト画像204は画面から消去され、例えばモンスターのキャラクタ画像203aが倒れた状態で表示されるとともに、「成功」等の新たな文字列画像207が表示される。
【0306】
また、高明度演出WO63の開始時には、効果音として第3強調音が出力され、操作後成功演出BB3A中は、効果音として成功音が出力される。また、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、高明度演出WO63中は、第3高明度中発光態様、例えば白色で発光し、操作後成功演出BB3A中は成功時発光態様、例えば赤色で発光する。
【0307】
続いて、以上のような図44に示すボタン予告演出2に関し、ボタン煽り演出BB1についてより詳細に説明する。図45図47は、図44(d)に示すボタン煽り演出BB1の期間について、1フレーム毎の表示画面及び発光手段の変化を示したものである。
【0308】
このボタン煽り演出BB1では、モンスターのキャラクタ画像203aを有する第1煽り画像(個別画像)205aと、カッパのキャラクタ画像203bを有する第2煽り画像(個別画像)205bとを切り替えて交互に表示するように構成されている。またこのとき、「敵キャラ」に対応する第1煽り画像205aが先に、「味方キャラ」に対応する第2煽り画像205bが後に表示されるようになっている。なお、逆に「味方キャラ」に対応する第2煽り画像205bが先に、「敵キャラ」に対応する第1煽り画像205aが後に表示されるように構成してもよい。
【0309】
そして、そのボタン煽り演出BB1の演出期間は、複数(ここでは5種類)の第1~第5切替表示期間で構成されており、最初の第1切替表示期間では各画像205a,205bが8フレームずつ各1回(計2回)表示され(図45(a1),(a2))、続く第2切替表示期間では各画像205a,205bが6フレームずつ各2回(計4回)表示され(図45(b1)~(b4))、続く第3切替表示期間では各画像205a,205bが4フレームずつ各3回(計6回)表示され(図46(c1)~(c6))、続く第4切替表示期間では各画像205a,205bが2フレームずつ各3回(計6回)表示され(図47(d1)~(d6))、続く第5切替表示期間では各画像205a,205bが1フレームずつ各6回(計12回)表示される(図47(e1)~(e12))ようになっている。
【0310】
このように、ボタン煽り演出BB1中、各画像205a,205bの表示継続時間(即ち第1煽り画像205aと第2煽り画像205bとの間の切り替え時間間隔)は、切替表示期間が進むにつれて8フレーム→6フレーム→4フレーム→2フレーム→1フレームと徐々に短くなるとともに、同じ表示継続時間の場合の切替回数は、切替表示期間が進むにつれて1回→2回→3回→3回→6回と徐々に増加している。なお、第1~第5切替表示期間の全期間にわたって、第1,第2煽り画像205a,205bの前側には文字列画像201とエフェクト画像(特定画像)204とが表示される。
【0311】
また、第1煽り画像205aは、第2煽り画像205bの表示期間を挟んでその前後でキャラクタ画像203aの表示位置が変化し(第1動作)、そのキャラクタ画像203aの表示位置は時間経過とともに徐々に画面中央から左右方向一方側(ここでは右側)に移動するようになっている(図45(a1)→(b1)→(b3)→図46(c1)→(c3)…の各1フレーム目を参照)。また、第1煽り画像205aは、連続して表示される複数フレームにおいて、第1動作とは異なる第2動作、例えば同一位置での揺動動作を行うようになっている(図45(a1)等の全フレームを参照)。
【0312】
また第2煽り画像205bについても、第1煽り画像205aの表示期間を挟んでその前後でキャラクタ画像203bの表示位置が変化し(第1動作)、そのキャラクタ画像203bの表示位置は時間経過とともに徐々に画面中央から左右方向他方側(ここでは左側)に移動するようになっている(図45(a2)→(b2)→(b4)→図46(c2)→(c4)…の各1フレーム目を参照)。また、第2煽り画像205bは、連続して表示される複数フレームにおいて、第1動作とは異なる第2動作、例えば同一位置での揺動動作を行うようになっている(図45(a2)等の全フレームを参照)。
【0313】
これにより、ボタン煽り演出BB1の開始時には共に画面の略中央に表示されていたキャラクタ画像203a,203bが、時間経過とともに徐々に左右に移動し、ボタン煽り演出BB1が終了して一つの画面に表示される際(図44(f))には互いに向かい合って対峙する形となる。
【0314】
なお、上記のようにフレーム表示期間の切替タイミング(例:8フレーム期間→6フレーム期間)においてキャラクタ画像の表示位置を変更するように構成してもよいし、表示位置を変更しないように構成してもよい。また、キャラクタ画像が複数ある場合には、特定のキャラクタ(例:第1煽り画像)は表示位置を変更する一方、別のキャラクタ(例:第2煽り画像)については表示位置を変更しないように構成してもよい。また、同一の煽り画像が連続して表示される複数フレームにおいて(例:図45(a1)の全フレーム)、揺動動作を伴わないように構成してもよい。また、第2動作は揺動動作に限定されず、煽り画像を徐々に拡大表示したり、徐々に縮小表示するように表示してもよい。またこの場合に、フレーム表示期間の切替タイミング(例:8フレーム期間→6フレーム期間)において、煽り画像の拡大率をより高めたものに切り替えて表示したり、煽り画像の縮小率をより高めたものに切り替えて表示したりしてもよい。
【0315】
また、ボタン煽り演出BB1中、演出ランプLは、複数の個別画像(ここでは第1,第2煽り画像205a,205b)に対応する複数の発光色(ここでは白色とオレンジ色)を循環的に切り替える循環変化態様で発光するが、この複数の発光色の切替時間間隔は、時間経過とともに徐々に短くなるように制御される。図45図47の例では、第1,第2煽り画像205a,205bの切替タイミングに合わせて演出ランプLの発光色を切り替えているが、第1,第2煽り画像205a,205bの切替タイミングと演出ランプLの発光色の切替タイミングとは一致しなくてもよい。
【0316】
以上説明したように、ボタン予告演出2では、複数種類(ここでは2種類)の第1,第2煽り画像(個別画像)205a,205bを交互に切り替えて表示するボタン煽り演出(切替表示演出)BB1が行われ、このボタン煽り演出BB1では、第1,第2煽り画像205a,205bを第1時間(例えば8フレームに対応する時間)ずつ表示する第1切替表示期間と、第1,第2煽り画像205a,205bを第1時間よりも短い第2時間(例えば6フレームに対応する時間)ずつ表示する第2切替表示期間とを設け、第1切替表示期間よりも第2切替表示期間の方が第1,第2煽り画像205a,205bを切り替える切替回数が多くなっている。また、第1切替表示期間と第2切替表示期間とに跨がって、第1,第2煽り画像205a,205bよりも前側にエフェクト画像(特定画像)204を表示するようになっている。
【0317】
また、第1煽り画像(特定個別画像)205aはキャラクタ画像203aを含み、第1煽り画像(特定個別画像)205aを表示する第1表示状態と、その第1表示状態の後、第2煽り画像(他の個別画像)205bへの切り替えを経て再び第1煽り画像205aを表示する第2表示状態とで、キャラクタ画像203aの表示位置を異ならせている。同様に、第2煽り画像(特定個別画像)205bはキャラクタ画像203bを含み、第2煽り画像(特定個別画像)205abを表示する第1表示状態と、その第1表示状態の後、第1煽り画像(他の個別画像)205aへの切り替えを経て再び第2煽り画像205bを表示する第2表示状態とで、キャラクタ画像203bの表示位置を異ならせている。
【0318】
以上のボタン煽り演出BB1に関する変更例について以下説明する。図45図47では、いわゆる「集中線」を構成するエフェクト画像204が、ボタン煽り演出BB1の開始当初から表示される例を示したが、ボタン煽り演出BB1中の所定時点でエフェクト画像204を表示するように構成してもよい。この場合、各画像205a,205bの表示継続時間が最も長い切替表示期間(ここでは図45(a1),(a2)の期間)中にエフェクト画像204の表示を開始することが望ましい。また、その期間中でも特に、「敵キャラ」に対応する第1煽り画像205aと「味方キャラ」に対応する第2煽り画像205bとを切り替える前(ここでは第1煽り画像205aを表示中の図45(a1)の期間中)にエフェクト画像204の表示を開始することが望ましいが、第1煽り画像205aと第2煽り画像205bとを切り替えた後(ここでは第2煽り画像205bを表示中の図45(a2)の期間中)にエフェクト画像204の表示を開始してもよい。また、各画像205a,205bの表示継続時間が最も長い切替表示期間(ここでは図45(a1),(a2)の期間)ではなくそれ以降の切替表示期間中にエフェクト画像204の表示を開始してもよい。ただこの場合でも、その切替表示期間のうち、「敵キャラ」に対応する第1煽り画像205aの表示中にエフェクト画像204の表示を開始することが望ましい。
【0319】
また、「集中線」を構成するエフェクト画像204の表示態様を、各画像205a,205bの表示継続時間の長さに応じて変化させてもよい。例えば、切替表示期間が8フレーム→6フレーム→4フレームのように順次短くなるに従って集中線の太さを太く(又は細く)したり、集中線の数を多く(又は少なく)したり、集中線の色を変化(例えば信頼度情報を付加)させることが考えられる。また同様に、エフェクト画像204の表示態様を各画像205a,205bの切り替えに応じて変化させてもよい。また、第1煽り画像205aを表示する場合と第2煽り画像205bを表示する場合とでエフェクト画像204の表示態様を異ならせてもよい。
【0320】
図45図47では、ボタン煽り演出BB1の最初から最後まで一貫して、「敵キャラ」に対応する第1煽り画像205aと「味方キャラ」に対応する第2煽り画像205bとを交互に切り替えるように構成した例を示したが、各画像205a,205bの表示継続時間が徐々に短くなってきた所定のタイミング、例えば1フレーム毎に切り替える第5切替表示期間に入った時点で、それまでとは異なる種類の画像、例えば「敵キャラ」と「味方キャラ」を共に表示した敵味方画像に切り替えるように構成してもよい。この場合、その敵味方画像を連続的に表示するようにしてもよいし、敵味方画像と、「敵キャラ」も「味方キャラ」も表示されない白色画像等を交互に切り替えて表示するようにしてもよい。
【0321】
図45図47では、各画像205a,205bの切替タイミングと、演出ランプLの発光色の切替タイミングとを同期させた例を示したが、8フレーム毎に画像を切り替える第1切替表示期間中、演出ランプLの発光色はそれよりも短い約6フレーム毎に切り替え、6フレーム毎に画像を切り替える第2切替表示期間中、演出ランプLの発光色はそれよりも短い約4フレーム毎に切り替えるなど、各画像205a,205bの切替タイミングと、演出ランプLの発光色の切替タイミングとは同期させなくてもよい。また、各画像205a,205bの表示継続時間が所定長さ(例えば6フレーム)になるまでは、画像の切替頻度よりも演出ランプLの発光色の切替頻度を多く(同一発光色の継続期間を短く)し、それ以降は画像の切替頻度よりも演出ランプLの発光色の切替頻度を少なく(同一発光色の継続期間を長く)してもよい(第5切替表示期間中、画像は1フレーム毎に切り替えるが演出ランプLの発光色は約3フレーム毎に切り替える等)。また、演出ランプLの発光色の切替タイミングを時間経過とともに短くする場合、その発光色の切替タイミングを変更するタイミングは画像の切替タイミングを変更するタイミングと一致させなくてもよい。また、演出ランプLの発光色の切替タイミングは一定(短くならない)であってもよい。
【0322】
「敵キャラ」を表示する際に表示する「集中線」と、「味方キャラ」を表示する際に表示する「集中線」を異ならせてもよい。また、図45(a1)のタイミングで「敵キャラ」を表示する際と、図45(b1)のタイミングで「敵キャラ」を表示する際とで異なる「集中線」を表示するように構成してもよい。同様に、図45(a2)のタイミングで「味方キャラ」を表示する際と、図45(b2)のタイミングで「味方キャラ」を表示する際とで異なる「集中線」を表示するように構成してもよい。また、これらのタイミングにかかわらず、図45(b1)と図45(b3)、図45(b2)と図45(b4)で「集中線」を異ならせてもよい。
【0323】
また、切替表示期間毎に異なる「集中線」を表示するように構成してもよい。但しこの場合、全ての切替表示期間の「集中線」を異ならせる必要はなく、少なくとも一つの切替表示期間の「集中線」を他の切替表示期間の「集中線」と異ならせればよい。また、切替表示期間が複数ある場合に、第1表示態様による「集中線」を表示する一又は複数の切替表示期間と、第1表示態様とは異なる第2表示態様による「集中線」を表示する一又は複数の切替表示期間とを設けてもよい。この場合、第1表示態様による「集中線」を表示する切替表示期間よりも第2表示態様による「集中線」を表示する切替表示期間の方が多くなるように構成してもよいし、その逆でもよい。また、異なる「集中線」とは、表示態様が異なっていればよく、例えば線長や線色、表示箇所や動的パターンなどのいずれかが違っていれば、異なる「集中線」に該当する。
【0324】
また、切替表示期間の進行に応じて各キャラクタ画像の表示位置を変更するものに限らず、或いはそれに加えて、切替表示期間の進行に応じて各キャラクタ画像を拡大又は縮小するように構成してもよい。その場合、各キャラクタは、「集中線」の略中央部分に向けて拡大又は縮小されることが望ましい。また、「集中線」は、演出ランプの発光色に応じた線色で表示するように構成してもよいし、演出ランプの発光色とは異なる線色で表示するように構成してもよい。例えば、演出ランプの発光色が切替表示期間の進行に応じて変化するような場合には、演出ランプの発光色の変化に応じて「集中線」の線色も変化するように構成してもよいし、見た目の煩雑さを回避するために、「集中線」の線色は演出ランプの発光色とは異なる線色を採用してもよい。ちなみに、演出ランプの発光色が切替表示期間の進行に応じて変化しない場合であっても、同様の構成としてもよい。
【0325】
以上のボタン予告演出2における各種構成は、このボタン予告演出2に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、ボタン予告演出2における高明度演出WO61,WO62,WO63、ボタン煽り演出BB1等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出等で採用してもよい。
【0326】
[割込み予告演出]
図48図52は、リーチ変動パターンにおけるリーチ変動中に実行される割込み予告演出の一例を示している。この割込み予告演出は、リーチ変動中に割り込んで実行されるもので、この割込み予告演出が実行されない場合(割込みされることなくリーチ変動が継続される場合)に比べて大当り信頼度が高くなるように構成されている。なお、本実施形態における割込み予告演出の大当り信頼度は、図20に示すように他の予告演出よりも高くなっている。
【0327】
また、この割込み予告演出には複数種類(ここでは図48に示す2種類)の演出態様(バリエーション)が用意されている。なお、大当り信頼度は、第1演出態様IRa(図48(a))よりも第2演出態様IRb(図48(b))の方が高くなるように設定される。これら複数種類(2種類)の演出態様IRa,IRbは、演出画像に登場するキャラクタやその動作については略共通しており、キャラクタ画像等の前側に表示されるセリフ文字列とそれに対応して音声出力されるセリフ音、及び演出画像の基調色が異なっている。即ち図48に示すように、第1,第2演出態様IRa,IRbでは同じカッパのキャラクタ画像が表示されるが、そのキャラクタ画像の前側に表示されるセリフ文字列及びそれに対応するセリフ音の内容は異なっており、夫々「ラッキー!」、「チャンス!」となっている。
【0328】
また、セリフ文字列の表示色、及び演出画像の基調色も異なっており、第1,第2演出態様IRa,IRbに対応するセリフ文字列の表示色(内部色)及び基調色は夫々「赤色」、「金色」となっている。このように、第1,第2演出態様IRa,IRbは、文字列の表示色等に応じて大当り信頼度が異なっているから、文字画像(特定文字情報)、或いはその文字画像を有する割込み予告演出画像については、大当りに関する信頼度情報を有していると言える。なお上述したように、この割込み予告演出はそれ自体の大当り信頼度が高いため(図20)、大当り信頼度の低い一部の演出態様(ここではセリフ文字列の表示色及び基調色が「青色」の演出態様)は用意されていない。もちろん、複数種類の演出態様としては、大当りに関する信頼度情報としての文字色が「赤色」、「金色」等の2種類のものに限らず、「赤色」、「金色」、「デンジャー色」等の3種類以上であってもよいし、「虹色(レインボー)」を含んでもよい。
【0329】
続いて、当該割込み予告演出の具体例を、第1,第2演出態様IRa,IRbのうちの第2演出態様IRb(図48(b))が選択される場合を例に挙げて説明するが、まずは図49を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターンによるリーチ変動中、割込み予告演出が出現する前に、まず割込み予告前煽り演出IR0が行われる。この割込み予告前煽り演出IR0では、スピーカ18,25から、BGMとしてBGM8が出力されるとともに、表示画面58aではリーチを構成する左右の装飾図柄164a,164bが、本体部166のみの状態で周辺部近傍(例えば画面上部側)に縮小表示されるとともに、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に割込み予告前煽り演出IR0に係る演出画像211が表示される(図49(a),(b))。
【0330】
この割込み予告前煽り演出IR0では、左右の装飾図柄164a,164bは、信頼度情報を構成する青色、赤色、金色等以外の色(ここでは緑色)で表示される。この割込み予告前煽り演出IR0に係る演出画像211は、カッパのキャラクタがスモークを出しながら縦横無尽に空を飛ぶシーンで構成されている。なお、この割込み予告前煽り演出IR0は、割込み予告演出が出現するか否かの煽り演出であるから、その後に割込み予告演出が出現する場合はもちろん、割込み予告演出が出現しない場合も実行可能となっている。
【0331】
また、この割込み予告前煽り演出IR0(図49(a),(b))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、割込み予告前煽り演出に対応する煽り発光態様、例えば紫色で発光する。なお、割込み予告前煽り演出IR0中は、所定の効果音、例えばカッパのキャラクタの飛行に対応する飛行音を出力してもよい。
【0332】
割込み予告前煽り演出IR0に続いては、第2演出態様IRb(図48(b))による割込み予告演出が開始されるが、この割込み予告演出は、割込み予告第1演出IR1b(図49(d))、割込み予告第2演出IR2b(図49(f))、割込み予告第3演出IR3b(図49(h))で構成されている。また、割込み予告前煽り演出IR0から割込み予告第1演出IR1bへの移行時には高明度演出WO71(図49(c))が、割込み予告第1演出IR1bから割込み予告第2演出IR2bへの移行時には高明度演出WO72(図49(e))が、割込み予告第2演出IR2bから割込み予告第3演出IR3bへの移行時には高明度演出WO73(図49(g))が夫々実行されるようになっている。
【0333】
高明度演出WO71(図49(c))は、高明度画像170oを表示することにより、その高明度画像170oの後側の画像の視認性を低下させるもので、この高明度演出WO71中に、高明度画像170oの後側の画像は、割込み予告前煽り演出IR0に係る演出画像211から割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212に切り替えられる。高明度演出WO71中は、高明度画像170oと共に、画面の中央側から外側に向けた放射状のエフェクト画像である集中線213が表示される。この集中線213は、選択されている演出態様(ここでは第2演出態様IRb)の文字色とは異なる色(ここでは水色)で表示される。割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212(図49(d))は、キャラクタ画像と集中線214とを備えており、この集中線214は、選択されている演出態様(ここでは第2演出態様IRb)の文字色(信頼度情報)に対応する色(ここでは金色)で表示される。なお、集中線214は文字色(信頼度情報)とは異なる色で表示してもよい。
【0334】
高明度演出WO71(図49(c))中は、引き続きBGM8の出力が継続される。また高明度演出WO71の開始時には、効果音として所定の第1強調音が出力される。また高明度演出WO71中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1高明度中発光態様で発光する。この第1高明度中発光態様は、第2演出態様IRbに対応する文字色とは異なる色(ここでは白色)で構成されているものとするが、文字色に対応する色を含むように構成してもよい。
【0335】
また割込み予告第1演出IR1b(図49(d))中は引き続きBGM8の出力が継続されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が割込み予告第1発光態様で発光する。この割込み予告第1発光態様は、第1高明度中発光態様と共通(ここでは白色)とするが、第1高明度中発光態様と異ならせてもよい。またこのとき、割込み予告第1発光態様は、文字色に対応する色(ここでは金色)を含むように構成してもよい。
【0336】
高明度演出WO72は、高明度画像170pを表示することにより、その高明度画像170pの後側の画像の視認性を低下させるもので、この高明度演出WO72中に、高明度画像170pの後側の画像は、割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212から割込み予告第2演出IR2bに係る演出画像215に切り替えられる。割込み予告第2演出IR2bに係る演出画像215は、キャラクタ画像と文字列画像216(ここでは第2演出態様IRbに対応する金色の「チャンス!」の文字列)とを備えている。
【0337】
高明度演出WO72(図49(e))中は、引き続きBGM8の出力が継続される。また高明度演出WO72の開始時には、効果音として所定の第2強調音が出力される。また高明度演出WO72中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2高明度中発光態様で発光する。この第2高明度中発光態様は、第2演出態様IRbに対応する文字色(ここでは金色)を含んでおり、例えば白色、金色、オレンジ色の循環変化態様となっている。ただしこれに限らず、高明度演出WO72における効果音やランプ態様を、高明度演出WO71や高明度演出WO73と同様の演出内容、即ち効果音として第1強調音又は第3強調音を採用し、ランプ態様として第1高明度中発光態様又は第3高明度中発光態様を採用してもよい。
【0338】
また割込み予告第2演出IR2b(図49(f))中は引き続きBGM8の出力が継続されるとともに、「チャンス!」の文字列画像216に対応する割込み予告ボイスが出力される。なおこのとき、キャラクタ画像は口パク(発語動作)を行わないものとするが、口パク動作を行うようにしてもよい。また、割込み予告第2演出IR2b中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が割込み予告第2発光態様で発光する。この割込み予告第2発光態様は、第2高明度中発光態様と同じく第2演出態様IRbに対応する文字色(ここでは金色)を含んでおり、例えば白色、金色、オレンジ色の循環変化態様とするが、第2高明度中発光態様とは少なくとも一部を異ならせてもよい。
【0339】
高明度演出WO73は、高明度画像170qを表示することにより、その高明度画像170qの後側の画像の視認性を低下させるもので、この高明度演出WO73中に、高明度画像170qの後側の画像は、割込み予告第2演出IR2bに係る演出画像215から割込み予告第3演出IR3bに係る演出画像216に切り替えられる。割込み予告第3演出IR3bに係る演出画像216は、左右の装飾図柄164a,164bを含んでいるが、この演出画像216に係る装飾図柄164a,164bは、第2演出態様IRbに対応する表示色(ここでは金色)で表示される。
【0340】
高明度演出WO73(図49(g))中は、引き続きBGM8の出力が継続される。また高明度演出WO73の開始時には、効果音として所定の第3強調音が出力される。また高明度演出WO73中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第3高明度中発光態様で発光する。この第3高明度中発光態様は、第2演出態様IRbに対応する文字色(ここでは金色)を含む循環変化態様(ここでは金色とオレンジ色)となっている。ただしこれに限らず、高明度演出WO73における効果音やランプ態様を、高明度演出WO71や高明度演出WO72と同様の演出内容、即ち効果音として第1強調音又は第2強調音を採用し、ランプ態様として第1高明度中発光態様又は第2高明度中発光態様を採用してもよい。
【0341】
また割込み予告第3演出IR3b(図49(h))中は引き続きBGM8の出力が継続されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が割込み予告第3発光態様で発光する。この割込み予告第3発光態様は、第3高明度中発光態様と共通(ここでは金色とオレンジ色の循環変化態様)とするが、第3高明度中発光態様と少なくとも一部を異ならせてもよい。
【0342】
続いて、以上のような図49に示す割込み予告演出に関し、高明度演出WO71~WO73を含む略全ての演出期間についてより詳細に説明する。図50図52は、図49(b)~(h)の期間について、図49よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図50図52においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0343】
まず、高明度演出WO71の詳細について説明する。図50(a)~(h)に示す高明度演出WO71では、割込み予告前煽り演出IR0に係る演出画像211よりも前側で、且つ装飾図柄164a,164b、ミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170oが表示され、その高明度画像170oは、大きさが徐々に変化して最終的に消滅するようになっている。即ち高明度画像170oは、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図50(a)~(e))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図50(e)~(h))ように構成されている。このように高明度演出WO71は、高明度画像170oの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図50(a)~(e))よりも後者(図50(e)~(h))の方が実行時間が短くなっているが、後者よりも前者の実行時間を短くしてもよいし、略同じであってもよい。
【0344】
なお高明度演出WO71では、演出画像211全体に対する高明度画像170oのカバー率は100%未満で、高明度画像170oの大きさ(範囲)が最大のときでも(図50(e))、その後側の画像の一部分は高明度画像170oの範囲から外れている。また、高明度演出WO71の少なくとも一部の期間中(図50(d)~(e))、高明度画像170oの周辺部に、選択されている演出態様(ここでは第2演出態様IRb)の文字色(ここでは金色)とは異なる色(ここでは水色)の集中線213が表示される。もちろん、高明度画像170oの大きさ(範囲)が最大のとき、その後側の画像全体に対する高明度画像170oのカバー率が100%となるようにしてもよい。
【0345】
また高明度画像170oは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高明度画像170oは、時間経過とともに大きさは変化するが透過率は変化せず、例えば0%の透過率が維持されるようになっている。なお、高明度画像170oの透過率は0%より大でもよいし、不均一でもよく、透過率が時間経過とともに変化するように構成してもよい。
【0346】
また、高明度演出WO71中に、高明度画像170oの後側の画像は、割込み予告前煽り演出IR0に係る演出画像211から割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212に切り替えられるが、高明度画像170oの大きさを縮小方向に変化させる縮小変化演出(図50(e)~(h))においては、切り替え後の演出画像212の前側に、切替強調画像217が表示されるようになっている。この切替強調画像217は、演出画像212への画像の切り替えを強調するもので、演出画像212の略全体を隠蔽する状態で表示開始される(図50(f))とともに、その後に徐々にその隠蔽状態を解消する(図50(g)~(i))ように構成されており、ここでは演出画像212の前側にあるガラスが粉々に割れて飛散し、演出画像212の前側から消滅する動画で構成されている。なお、高明度演出WO71中は演出ランプLが第1高明度中発光態様(ここでは白色)で発光する。
【0347】
高明度演出WO71を経て登場する割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212(図50(i)~図51(j))は、キャラクタ画像と集中線214とを備えており、この集中線214は、選択されている演出態様(ここでは第2演出態様IRb)の文字色(信頼度情報)に対応する色(ここでは金色)で表示される。なお、割込み予告第1演出IR1b中(図50(i)~図51(j))は、演出ランプLが割込み予告第1発光態様(ここでは白色)で発光するものとするが、演出ランプLを文字色(信頼度情報)に対応する色(ここでは金色)で発光させてもよい。
【0348】
続いて、高明度演出WO72の詳細について説明する。図51(j)~図52(s)に示す高明度演出WO72では、割込み予告第1演出IR1bに係る演出画像212よりも前側で、且つ装飾図柄164a,164b、ミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170pが表示され、その高明度画像170pは、大きさが徐々に変化して最終的に消滅するようになっている。即ち高明度画像170pは、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図51(j)~(n))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図51(n)~図52(s))ように構成されている。このように高明度演出WO72は、高明度画像170pの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図51(j)~(n))よりも後者(図51(n)~図52(s))の方が実行時間が長くなっているが、後者よりも前者の実行時間を長くしてもよいし、略同じであってもよい。
【0349】
なお高明度演出WO72では、その後側の画像全体に対する高明度画像170pのカバー率は100%未満で、高明度画像170pの大きさ(範囲)が最大のときでも(図51(n))、その後側の画像の一部分は高明度画像170pの範囲から外れている。また高明度画像170pは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高明度画像170pは、時間経過とともに大きさは変化するが透過率は変化せず、例えば0%の透過率が維持されるようになっている。なお、高明度画像170pの透過率は0%より大でもよいし、不均一でもよく、透過率が時間経過とともに変化するように構成してもよい。
【0350】
また、高明度演出WO72中、高明度画像170pの後側の画像は例えば維持された状態で、高明度画像170pの前側に、信頼度情報を示す金色で表示される「チャンス!」の文字列画像216が、所定の文字列出現動作を伴って表示される(図51(o)~図52(s))。この文字列出現動作は任意であるが、本実施形態では、文字列を構成する各文字が画面外の任意の方向から順次画面中央等の所定位置に向けて移動するように構成されている。なお、「チャンス!」の文字列画像216の文字列出現動作を、高明度画像170pの後側で実行するように構成してもよい。この場合、文字列出現のタイミングでは、高明度画像170pによって「チャンス!」の文字列画像216が認識困難となる。そしてその後、高明度画像170pが徐々に消滅するに従って「チャンス!」の文字列画像216が認識容易となる。このように構成することで、文字列画像の表示に関する演出効果を向上させることが可能となる。また、「チャンス!」の文字列画像216以外に、期待度を示唆する文字列(「激熱」など)を表示可能に構成してもよい。このように複数種類の文字列画像を表示可能に構成することで、文字列画像の表示に関する演出効果をさらに向上させることが可能となる。
【0351】
ここで「チャンス!」の文字列画像216に対応する割込み予告ボイスは、例えば文字列出現動作を伴う文字列画像216の表示開始時(図51(o))、或いはその文字列出現動作中の所定時点で出力が開始されるようになっているが、文字列画像216を構成する全ての文字が所定位置に表示された時点(図52(s))で割込み予告ボイスの出力を開始してもよい。なお、高明度演出WO72中は、演出ランプLが第2高明度中発光態様(ここでは白色、金色、オレンジ色の循環変化態様)で発光し、その後の割込み予告第2演出IR2b中は、演出ランプLが第2高明度中発光態様と同じ割込み予告第2発光態様(ここでは白色、金色、オレンジ色の循環変化態様)で発光する。
【0352】
文字列画像216を構成する全ての文字が所定位置に表示され、割込み予告ボイスの出力が終了して割込み予告第2演出IR2bが終了すると、高明度演出WO73を経て割込み予告第3演出IR3bに移行する。図52(s)~(w)に示す高明度演出WO73では、割込み予告第2演出IR2bに係る演出画像215及び装飾図柄164a,164bよりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170qが表示され、その高明度画像170qは、大きさが徐々に変化して最終的に消滅するようになっている。このように、高明度演出WO73は、高明度演出WO71,WO72とは異なり、装飾図柄164a,164bの前側に表示されることによって該装飾図柄164a,164bの視認性を低下させるようになっている。
【0353】
なお高明度画像170qは、時間経過とともに大きさは変化するが透過率は変化せず、例えば0%の透過率が維持されるようになっている。なお、高明度画像170qの透過率は0%より大でもよいし、不均一でもよく、透過率が時間経過とともに変化するように構成してもよい。高明度画像170qの大きさが徐々に小さくなると、この高明度画像170qに隠れていた装飾図柄164a,164bが視認可能となるが(図52(v))、このとき、装飾図柄164a,164bは、以前の緑色ではなく、第2演出態様IRbに対応する表示色(ここでは金色)で表示される。その際、装飾図柄164a,164bをそのまま金色で再登場させるのではなく、高明度演出WO73の終了後に、緑色の装飾図柄164a,164bを金色に変化させる表示色変化アニメーションを実行するように構成してもよい。
【0354】
高明度演出WO73中は、演出ランプLが第3高明度中発光態様(ここでは金色、オレンジ色の循環変化態様)で発光し、その後の割込み予告第3演出IR3b中は、演出ランプLが第3高明度中発光態様と同じ割込み予告第3発光態様(ここでは金色、オレンジ色の循環変化態様)で発光する。
【0355】
なお、図50(e)、図51(n)、図52(u)においては、高明度画像を画面全体に表示するように構成してもよい。また、図50図52に示す高明度画像170o,170p,170qに関して、透過率を変化させるように構成してもよい。具体的には、高明度画像の表示範囲が大きくなるにしたがって透過率を低下させたり、逆に表示範囲が小さくなるにしたがって透過率を向上させるように構成してもよい。また、高明度画像の表示範囲を一定とし、透過率を変化させることで、高明度画像による視認性を変化させるように構成してもよい。この場合、例えば図50(e)、図51(n)、図52(u)のように広範囲に高明度画像を表示し、その後は表示範囲を変更することなく透過率を変化させるように構成することが望ましい。但しこれに限らず、高明度画像の透過率を低下させる場合に表示範囲を変更せず、高明度画像の透過率を向上させる場合には表示範囲が小さくなるように変化させてもよい。また、高明度演出WO71~WO73において、高明度画像をそれぞれ異なる透過率や表示範囲となるように設定してもよい。また、高明度画像の透過率や表示範囲を異ならせる場合には、高明度演出WO71~WO73毎に、前述の内容を如何様に採用してもよいものとする。
【0356】
以上の割込み予告演出における各種構成は、この割込み予告演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、割込み予告演出における高明度演出WO71,WO72,WO73等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出、後述のセリフ予告演出2等で採用してもよい。また、以上の割込み予告演出では、高明度演出WO71及び割込み予告第1演出IR1bの実行後、高明度演出WO72及び割込み予告第2演出IR2bを行い、その後、高明度演出WO73及び割込み予告第3演出IR3bを実行するように構成したが、これに限らず、以下のように構成してもよい。例えば、高明度演出WO71の実行後、割込み予告第1演出IR1bのみを実行するものでもよい。また、高明度演出WO71の実行後、割込み予告第1演出IR1bを実行し、その後高明度演出WO73及び割込み予告第3演出IR3bを実行して、演出を終えるようにしてもよい。また、割込み予告前煽り演出IR0の実行後、高明度演出WO72及び割込み予告第2演出IR2bのみを実行するものでもよい。また、割込み予告前煽り演出IR0の実行後、高明度演出WO72及び割込み予告第2演出IR2bを実行した後、高明度演出WO73及び割込み予告第3演出IR3bを実行して演出を終えるようにしてもよい。また、高明度演出WO71及び高明度演出WO72及び高明度演出WO73は適宜実行順所を変更するように構成してもよく、例えば高明度演出WO72の実行後、割込み予告第1演出IR1bを実行するようにしてもよいし、高明度演出WO71の実行後に割込み予告第2演出IR2bを実行してもよい。このように、高明度演出WO71~WO73と割込み予告第1演出IR1b~割込み予告第3演出IR3bを如何様に組み合わせてもよい。
【0357】
[セリフ予告演出2]
図53図55は、リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中、或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中に実行されるセリフ予告演出2の一例を示している。このセリフ予告演出2は、キャラクタがセリフを発する演出であり、上述したセリフ予告演出1と同様、図36に示す設定のもとで実行されるものとする。なお、C1,C2の各キャラクタは、夫々「ショージ」、「フジコ」という名前であるとする。
【0358】
続いて、当該セリフ予告演出2の具体例を、セリフL2とキャラクタC2が選択された場合を例に挙げて説明するが、まずは図53を参照しつつ概要を説明する。リーチ変動パターン又は通常変動パターンにおける通常変動中(或いはリーチ変動パターンにおけるリーチ変動中)にセリフ予告演出2が開始されると、スピーカ18,25から、BGMとしてこのセリフ予告演出2に係るBGM9の出力が開始されるとともに、表示画面58aでは装飾図柄164が非表示となり、下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に、例えば2種類のキャラクタC1,C2が共に登場するキャラクタ登場演出SB1に係る演出画像221が表示される(図53(a))。またキャラクタ登場演出SB1中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がキャラクタ登場発光態様、例えば白色で発光する。
【0359】
そしてその後、そのキャラクタ登場演出SB1からセリフ出力前演出SB2へと移行する。セリフ出力前演出SB2では、演出画像221に表示されている2種類のキャラクタC1,C2のうち、セリフを発するのは何れであるかを示すキャラクタ指定画像222が表示される(図53(b))。このキャラクタ指定画像222は、所定形状(ここでは略円形)のキャラクタ表示枠222aと、そのキャラクタ表示枠222a内に表示されるキャラクタ顔画像222bとで構成されている。キャラクタ指定画像222の表示開始時には、キャラクタ表示枠222a内に高明度画像170rを表示する高明度演出WO81が実行され、その高明度演出WO81後にキャラクタ表示枠222a内のキャラクタ顔画像222bが視認可能となるように構成されている。
【0360】
セリフ出力前演出SB2の後はセリフ出力演出SB3へと移行する。セリフ出力演出SB3(図53(c)~(e))では、キャラクタ指定画像222の近傍にセリフ文字表示画像223とキャラクタ名表示画像224とが表示された後(図53(c))、キャラクタ指定画像222、セリフ文字表示画像223、キャラクタ名表示画像224の少なくとも一部の領域、例えばそれらの略全ての領域に対応して高明度画像170sを表示する高明度演出WO82が実行される(図53(d))。なお、セリフ文字表示画像223は、所定形状(ここでは横長帯状)のセリフ表示枠223aと、そのセリフ表示枠223a内に表示されるセリフ文字列223bとで構成されている。
【0361】
またセリフ出力演出SB3では、セリフ音として、セリフ文字表示画像223に表示されるセリフ文字列223bに対応する予告ボイスが出力される。この予告ボイスの出力は、ここではセリフ文字表示画像223の表示開始時に開始され、高明度演出WO82の終了後の所定時点で終了するものとするが、予告ボイスの出力開始のタイミングはこれに限られるものではなく、セリフ文字表示画像223の表示が完了して高明度演出WO82が開始されるタイミングでもよいし、高明度演出WO82が終了するタイミングでもよい。また、セリフ出力前演出SB2の開始時に予告ボイスの出力を開始してもよい。なお、予告ボイスの出力に合わせて、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224で指定されたキャラクタ(ここではキャラクタC2)の口パク動作(発語動作)が行われる。
【0362】
また、セリフ出力前演出SB2からセリフ出力演出SB3にかけての演出期間中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がセリフ出力時発光態様(例えば白色→青色)で発光する。
【0363】
続いて、以上のような図53に示すセリフ予告演出2に関し、高明度演出WO81,WO82を含む略全ての演出期間についてより詳細に説明する。図54図55は、図53(a)~(e)の期間について、図53よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図54図55においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0364】
セリフ予告演出2のキャラクタ登場演出SB1では、例えば装飾図柄164が非表示となり、ミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に、2種類のキャラクタC1,C2を含む演出画像221が表示される(図54(a))。また、キャラクタ登場演出SB1中(図54(a))は、演出ランプLがキャラクタ登場発光態様(ここでは白色)で発光する。
【0365】
そして、続くセリフ出力前演出SB2では、演出画像221に対して、キャラクタ指定画像222が追加的に表示される。キャラクタ指定画像222は、例えば徐々に拡大するように表示されるが(図54(b)→(c))、このとき、キャラクタ表示枠222a内には透過率0%の高明度画像170rが表示されるため、キャラクタ表示枠222a内のキャラクタ顔画像222bは視認不可能な状態となっている(高明度演出WO81)。高明度画像170rは、その大きさについてはキャラクタ表示枠222aの拡大に従って拡大し、透過率は均一であるとする。なお、高明度画像170rの透過率は0%より大でもよいし、不均一であってもよい。
【0366】
キャラクタ指定画像222が所定位置に所定の大きさで表示されると、高明度画像170rの透過率が100%に変化することによって高明度演出WO81が終了し、キャラクタ表示枠222a内のキャラクタ顔画像222bが視認可能な状態となる(図54(d))。キャラクタ指定画像222の表示が完了すると、それと略同時、或いはその後の所定のタイミングで、セリフ出力前演出SB2からセリフ出力演出SB3に移行し、キャラクタ指定画像222の近傍においてセリフ文字表示画像223とキャラクタ名表示画像224の追加表示が開始される。ここで、セリフ文字表示画像223については、セリフ文字列223bの羅列方向(即ち右方向)に向けて伸長するように表示される(図54(d)~(e))。
【0367】
そして、セリフ文字表示画像223とキャラクタ名表示画像224の表示が完了すると(図54(e))、キャラクタ指定画像222、セリフ文字表示画像223、キャラクタ名表示画像224の少なくとも一部の領域(ここではそれらの略全ての領域)に対応して高明度画像170sを表示する高明度演出WO82が実行される(図54(e)~図55(k))。この高明度演出WO82では、高明度画像170sの透過率が不均一で、その変化も一定ではないが、例えば透過率が100%になるタイミングはその領域全体で略同一となっている。即ち、図54(e)~図55(k)の例では、高明度画像170sの透過率は、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対応する領域(高明度画像170saとする)に関しては100%→60%→20%→40%→60%→80%→100%のように変化するのに対し、セリフ文字表示画像223に対応する領域(高明度画像170sbとする)に関しては100%→70%→40%→55%→70%→85%→100%のように変化しており、透過率が100%よりも小となるタイミングと、透過率が再び100%になるタイミングについては、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対応する高明度画像170saと、セリフ文字表示画像223に対応する高明度画像170sbとで略同一となっている。
【0368】
なお、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対してのみ高明度演出を実行する(セリフ文字表示画像223に対しては高明度演出を実行しない)ようにしてもよい。また、セリフ文字表示画像223に対応する領域に対してのみ高明度演出を実行する(キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対しては高明度演出を実行しない)ようにしてもよい。また、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対して高明度演出を実行するタイミングと、セリフ文字表示画像223に対して高明度演出を実行するタイミングを異ならせるように構成してもよい。この場合、先にキャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224に対して高明度演出を実行し、その後にセリフ文字表示画像223に対して高明度演出を実行するようにしてもよいし、その逆でもよい。
【0369】
またセリフ出力演出SB3では、セリフ音として、セリフ文字表示画像223に表示されるセリフ文字列223bに対応する予告ボイス(ここでは「呪いを解く鍵がここに」)が出力されるとともに、その予告ボイスの出力に合わせて、キャラクタ指定画像222及びキャラクタ名表示画像224で指定されたキャラクタ(ここではキャラクタC2)の口パク動作(発語動作)が行われる。この予告ボイスの出力及び口パク動作は、例えばセリフ文字表示画像223の表示開始時(図54(d))に開始され、高明度演出WO82の終了(図55(k))後の所定時点で終了する。なお、キャラクタによる口パク動作の開始タイミングは、セリフ音の出力開始と略同時であることが望ましいが、セリフ音の出力開始よりも後でもよいし前でもよい。また、キャラクタによる口パク動作の終了タイミングについても、セリフ音の出力終了と略同時であることが望ましいが、セリフ音の出力終了よりも後でもよいし前でもよい。
【0370】
また、セリフ出力前演出SB2からセリフ出力演出SB3にかけての演出期間中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)がセリフ出力時発光態様(例えば白色→青色)で発光する。この場合、演出ランプLの発光色は、所定時点で白色から青色に切り替わるようにしてもよいし、全体が白色で表示された状態から青色の範囲が徐々に広がって最終的に全体が青色となるようにしてもよい。
【0371】
以上のセリフ予告演出2における各種構成は、このセリフ予告演出2に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、セリフ予告演出2における高明度演出WO81,WO82等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、リーチ予告演出、セリフ予告演出1等で採用してもよい。
【0372】
続いて、各種予告演出等の一部に採用することが可能な部分演出について、幾つかの例(信頼度示唆演出、リーチタイトル表示演出、操作演出、リーチ発展演出)を説明する。
【0373】
[信頼度示唆演出]
図56図58は、大当り信頼度等、所定事象の出現に関する信頼度を示唆する信頼度示唆演出の一例を示している。信頼度示唆演出では、表示される文字列の内容やその表示色等により大当り信頼度を示唆するように構成されている。なお、本実施形態の信頼度示唆演出では、複数組設けられている文字列のうち、「いいことありそう」,「いけるかも」の文字列を表示することによって大当り信頼度を示唆している。
【0374】
以下、当該信頼度示唆演出について、まずは図56を参照しつつ概要を説明する。この信頼度示唆演出では、まず第1文字列開始演出PR1(図56(a))が行われる。この第1文字列開始演出PR1では、第1演出画像231の前側に、第1文字列232が第1動作(ここでは文字毎に個別の回転・移動動作)を伴いつつ登場する。ここで、第1演出画像231は、例えば複数のキャラクタを含んで構成されており、第1文字列232は「いいことありそう」という文字列で構成されている。なお、第1演出画像231及び第1文字列232は、表示画面58aの下端部側に保留台座画像168が、上端部側にミニ図柄165が夫々表示された状態で、それらの後側に表示される。また、第1文字列開始演出PR1中は、BGMとしてBGM10が出力されるとともに、効果音として、第1文字列232の登場に合わせて第1文字登場音が出力され、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば第1文字列232の登場に合わせて所定色(ここでは金色)で点滅する第1文字登場発光態様で発光する。
【0375】
第1文字列開始演出PR1に続いては高明度演出WO91が行われる。この高明度演出WO91は、第1文字列232の登場を強調するもので、高明度画像170tを表示することにより、その高明度画像170tの後側の画像(ここでは第1演出画像231及び第1文字列232)の視認性を低下させるように構成されている(図56(b),(c))。この高明度演出WO91中、高明度画像170tの後側で第1演出画像231及び第1文字列232の視認性は一旦低下してその後向上するが、その際、第1演出画像231及び第1文字列232は第2動作(ここでは第1演出画像231と第1文字列232とが一体的に揺動する動作)を行う。また、高明度演出WO91中は、引き続きBGM10が出力されるとともに、効果音として所定の高明度強調音が出力される。また高明度演出WO91中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が高明度中発光態様、例えば白色で発光する。
【0376】
高明度演出WO91に続いては、第1セリフ出力演出PR2(図56(d))が行われる。この第1セリフ出力演出PR2では、第1演出画像231及び第1文字列232が、高明度演出WO91中の第2動作とは異なる第3動作(ここでは画面中央付近を中心とする縮小(ズームアウト)動作)を行うとともに、第1文字列232に対して所定の第1内部変化表示が行われる。この第1内部変化表示は、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させるもので、例えば光の反射を動的に表現することができる。また、第1セリフ出力演出PR2中は、引き続きBGM10が出力されるとともに、セリフ音として、第1文字列232に対応する「いいことありそう」の第1予告ボイスが出力され、効果音として所定の第1変化音が出力される。また第1セリフ出力演出PR2中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1セリフ発光態様(ここでは金色発光箇所が移動)で発光する。
【0377】
第1セリフ出力演出PR2の後は第2文字列開始演出PR3(図56(e))に切り替えられる。この第2文字列開始演出PR3では、それまでの第1演出画像231及び第1文字列232に代えて、第2文字列233(ここでは「いけるかも」)が第4動作(ここでは画面中央付近を中心とする縮小(ズームアウト)動作)を伴いつつ登場する。この縮小動作を行うことにより、第2文字列233は画面の奥に向かって第1変化速度で移動しているように認識される。なおこのとき、画面上には、第2文字列233の第4動作に対応して、画面の中央側から外側に向けた放射状のエフェクト画像である集中線234が表示される。また、第2文字列開始演出PR3中は、引き続きBGM10が出力されるとともに、効果音として、第2文字列233の登場に合わせて第2文字登場音が出力され、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、第2文字登場発光態様(例えば金色)で発光する。
【0378】
第2文字列開始演出PR3により、第2文字列233が画面上の所定箇所に所定の大きさで表示されると、引き続き第2セリフ出力演出PR4(図56(f))が行われる。この第2セリフ出力演出PR4では、第2文字列233の動作が、それまでの第4動作から第5動作に移行する。第5動作は、例えば第4動作と同種の動作(ここでは画面中央付近を中心とする縮小(ズームアウト)動作)であって、第4動作よりも変化速度が低速に設定される。これにより、第2文字列233は画面の奥に向かってそれまでの第1変化速度よりも遅い第2変化速度で移動しているように認識される。もちろん、第5動作は第4動作と異なる種類の動作であってもよい。
【0379】
また第2セリフ出力演出PR4中は、第2文字列233に対して所定の第2内部変化表示が行われる。この第2内部変化表示は、第1内部変化処理と同様、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させるもので、例えば光の反射を動的に表現することができる。なお、第2内部変化表示は第1内部変化表示と同じであってもよいし、変化させる色の種類や変化速度等の少なくとも一つが異なっていてもよい。また、第2セリフ出力演出PR4中は、引き続きBGM10が出力されるとともに、セリフ音として、第2文字列233に対応する第2予告ボイスが出力され、効果音として所定の第2変化音が出力される。また第2セリフ出力演出PR4中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2セリフ発光態様(ここでは金色発光箇所が移動)で発光する。
【0380】
ここで、文字列の動作中(第1~第5動作)は、演出ランプLについても動的な発光態様で発光させてもよい。また、動的な発光態様として、文字列の動作方向に応じて発光色や輝度が変化する発光態様としてもよいし、文字列の動作方向には対応しない動的な発光態様としてもよい。また、文字列の動作パターン(例えば、前述の第1動作~第5動作など)に応じて、演出ランプLをそれぞれ異なる動的な発光態様で発光させてもよいし、文字列の動作パターンに拘わらず演出ランプLを共通の動的な発光態様で発光させてもよい。このように構成することにより、文字列の動作と発光態様とをより一体的なものとすることができ、演出効果を向上させることができる。またこれに限らず、文字列の動作中における演出ランプLの発光態様を非動的なものとしてもよい。非動的な発光態様とは、所定色の点灯状態を維持し、或いは点滅状態とするなどである。また、文字列の動作パターン(例えば、前述の第1動作~第5動作など)に応じて、演出ランプLをそれぞれ異なる非動的な発光態様で発光させてもよいし、文字列の動作パターンに拘わらず演出ランプLを共通の非動的な発光態様で発光させてもよい。このように構成することにより、文字列の動作をより際立たせることができ、演出効果を向上させることができる。
【0381】
続いて、以上のような図56に示す信頼度示唆演出に関し、その略全ての演出期間についてより詳細に説明する。図57図58は、図56(a)~(f)の期間について、図56よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図57図58においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0382】
信頼度示唆演出の第1文字列開始演出PR1(図57(a)~(b))では、ミニ図柄165、保留台座画像168及び保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側で、複数のキャラクタよりなる第1演出画像231の前側に、第1文字列232が登場する。このとき、第1演出画像231は文字毎に個別の回転・移動動作(第1動作)を伴って表示され、それに対応して第1文字登場音が出力され、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1文字登場発光態様(金色点滅)で発光するため、遊技者に第1文字列232の登場を強く印象付けることができる。
【0383】
以上の第1文字列開始演出PR1に続いては高明度演出WO91が行われる。この高明度演出WO91(図57(b)~(i))では、第1演出画像231及び第1文字列232よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及び保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170tが表示される。この高明度演出WO91は、高明度画像170tの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出(図57(b)~(e))と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出(図57(e)~(i))とで構成されている。ここで、拡大変化演出(図57(b)~(e))では、高明度画像170tが画面中央部から外側に向けて拡大し、高明度画像170t以外の領域は画面の外周側で徐々に狭くなるのに対し、縮小変化演出(図57(e)~(i))では、高明度画像170tが画面中央部側から外側に向けて縮小し、高明度画像170t以外の領域は画面の中央部側から外側に向けて徐々に拡大するように構成されている。
【0384】
ここで、高明度画像170tの拡大、縮小については時間経過に対して均一でなくてもよく、例えば縮小変化演出の終盤において、第1演出画像231及び第1文字列232の略全体が視認可能となった状態で高明度画像170tの縮小変化を遅くし、或いは一定時間停止してもよい(図57(g)~(h))。なお、高明度画像170tは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定され、時間経過とともに大きさは変化するが透過率は変化せず、例えば0%の透過率が維持されるものとするが、高明度画像170tの透過率は0%より大でもよいし不均一でもよく、透過率が時間経過とともに変化するように構成してもよい。また、高明度演出WO91における縮小変化演出中(図57(e)~(i))、高明度画像170tの後側の第1演出画像231及び第1文字列232は徐々に視認性が向上するが、その際、第1演出画像231及び第1文字列232は例えば一体的にゆらゆらと揺動する(第2動作)。また、高明度演出WO91中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が高明度中発光態様(例えば白色)で発光する。
【0385】
なお図57の例では、第1文字列開始演出PR1において第1文字列232の第1動作が終了し、第1文字列232が所定位置に達した後で高明度演出WO91が開始されるように構成したが、第1文字列232の第1動作が終了する前、即ち第1文字列232が所定位置に達する前に高明度演出WO91が開始されるように構成してもよい。
【0386】
高明度演出WO91が終了すると、第1セリフ出力演出PR2が行われる。この第1セリフ出力演出PR2(図57(i)~図58(j))では、セリフ音として、第1文字列232に対応する「いいことありそう」の第1予告ボイスが出力されるが、その際、第1演出画像231及び第1文字列232は一体的に低速で縮小する(第3動作)とともに、第1文字列232に対して、各文字の表示色が部分的に変化しつつその変化箇所が移動する第1内部変化表示が行われる。これにより、第1演出画像231及び第1文字列232は画面の奥に向かってゆっくりと移動し、また第1文字列232は光が部分的に反射し且つその位置が変化しているように認識されるため、信頼度情報である第1文字列232を遊技者に強く印象付けることができる。
【0387】
以上の第1セリフ出力演出PR2が終了して第2文字列開始演出PR3(図58(k)~(m))に移行すると、それまでの第1演出画像231及び第1文字列232に代えて、「いけるかも」の第2文字列233と集中線234とが、比較的早い変化速度の縮小動作(第4動作)を伴って登場する。この縮小動作を行うことにより、第2文字列233は画面の奥に向かって第1変化速度で移動しているように認識されるため、遊技者にその登場を強く印象付けることができる。また、第2文字列開始演出PR3中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2文字登場発光態様(例えば金色)で発光する。
【0388】
そして、第2文字列233が所定の大きさに達すると、第2文字列開始演出PR3から第2セリフ出力演出PR4(図58(n)~(r))に移行する。これにより、セリフ音として、第2文字列233に対応する「いけるかも」の第2予告ボイスが出力されるが、その際、画面上では集中線234が消去されるとともに、第2文字列233の縮小動作がそれまでよりも低速に切り替えられ(第5動作)、第2文字列233は画面の奥に向かってそれまでの第1変化速度よりも遅い第2変化速度でゆっくりと移動しているように認識される。これにより、遊技者は信頼度情報である第2文字列233を容易且つ確実に認識することが可能である。またこの第2セリフ出力演出PR4では、第2文字列233に対して、各文字の表示色が部分的に変化しつつその変化箇所が移動する第2内部変化表示が行われる。これにより、第2文字列233は光が部分的に反射し且つその位置が変化しているように認識されるため、信頼度情報である第2文字列233を遊技者に強く印象付けることができる。また第2セリフ出力演出PR4中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2セリフ発光態様(ここでは金色発光箇所が移動)で発光する。ここで、集中線234は、図58(k)~(m)の期間(第4動作中の期間)に限らず、図58(k)~(r)の期間(第4,第5動作中の期間)に表示するように構成してもよい。また、少なくとも文字列を動的表示している期間は集中線を表示するように構成することが望ましい。また、集中線は、文字列の移動方向に対応した表示態様となるように表示することが望ましい。
【0389】
以上の信頼度示唆演出における各種構成は、この信頼度示唆演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、信頼度示唆演出における高明度演出WO91,第1文字列開始演出PR1,第1セリフ出力演出PR2,第2文字列開始演出PR3,第2セリフ出力演出PR4等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、セリフ予告演出1、後述するリーチタイトル表示演出、リーチ発展演出等で採用してもよい。また、文字列を動的表示している際に、その他の表示物がある場合には、その他の表示物については動的表示を行わないことが望ましい。これにより、文字列をより印象的に表示することが可能となる。また、その他の表示物を動的表示させてもよいが、その場合には、文字列の動的表示よりも、その他の表示物の移動距離が短くなるように構成したり、文字列の動的表示よりもその他の表示物の動的速度が遅くなるように構成することで、文字列をより印象付けるように工夫することが望ましい。また、あえて文字列の移動距離の方がその他の表示物の移動距離よりも短くなるように構成したり、動的速度が遅くなるように構成したりすることで、文字列の印象を薄め、遊技者に感得されにくいような演出表現となるように構成してもよい。
【0390】
[リーチタイトル表示演出]
図59図60は、リーチ演出のタイトルを表示するリーチタイトル表示演出の一例を示している。以下、当該リーチタイトル表示演出について、まずは図59を参照しつつ概要を説明する。このリーチタイトル表示演出では、まずタイトル表示開始演出TS1(図59(a))が行われる。このタイトル表示開始演出TS1では、リーチを構成する左右の装飾図柄164a,164bが、例えば本体部166のみの状態で周辺部近傍(例えば画面上部側)に縮小表示されており、その状態で、画面中央部付近の第1表示位置にタイトル文字列241が表示される。なお、タイトル表示開始演出TS1中は、BGMとしてBGM11が出力されるとともに、効果音として、タイトル文字列241の登場に合わせてタイトル登場音が出力され、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは白色)で点滅するタイトル登場発光態様で発光する。
【0391】
その後のキャラクタ表示開始演出TS2(図59(b))では、タイトル文字列241が第1表示位置から例えば画面下側の第2表示位置に向けて第1速度で移動(第1動作)するとともに、画面上の空いたスペースにキャラクタ画像242が出現する。このキャラクタ表示開始演出TS2中は、引き続きBGM11が出力されるとともに、効果音として、キャラクタ画像242の登場に合わせてキャラクタ登場音が出力され、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは赤色)で点滅するキャラクタ登場発光態様で発光する。
【0392】
そして、続くタイトル報知演出TS3(図59(c))では、タイトル文字列241を構成する各文字が、個別に異なる動作(第2動作)を行うことにより、各文字の配置関係が表示開始時点の第1配置関係から第2配置関係に移行するとともに、タイトル文字列241に対して所定の内部変化表示が行われる。この内部変化表示は、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させるもので、例えば光の反射を動的に表現することができる。なお、第1動作は、タイトル文字列241を構成する全ての文字が第1速度で一体的に動作するのに対し、第2動作は、各文字が第1速度よりも低速で個別に動作し、その動作の種類(回転、平行移動、拡大、縮小等)や動作速度等は文字毎に異なっており、中には全く動作しない文字があってもよい。
【0393】
なお、タイトル報知演出TS3中は、引き続きBGM11が出力されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは赤色)で点滅するタイトル報知発光態様で発光する。なお、ここではタイトル報知発光態様をキャラクタ登場発光態様と共通としたが、異なっていてもよい。
【0394】
続いて、以上のような図59に示すリーチタイトル表示演出に関し、その略全ての演出期間についてより詳細に説明する。図60は、図59(a)~(c)の期間について、図59よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図60においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0395】
リーチタイトル表示演出のタイトル表示開始演出TS1(図60(a)~(b))では、装飾図柄164a,164b、ミニ図柄165、保留台座画像168及び保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側で、且つ画面中央部付近の第1表示位置に、「カッパ大冒険」の文字列よりなるタイトル文字列241が、各文字の大きさ、位置、姿勢がきれいに揃っていない第1配置関係となるように配置された状態で表示される。このとき、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは白色)で点滅するタイトル登場発光態様で発光する。
【0396】
そして、続くキャラクタ表示開始演出TS2(図60(c)~(d))では、タイトル文字列241が第1表示位置から例えば画面下側の第2表示位置に向けて、各文字が第1配置関係を保持した状態で第1速度で移動(第1動作)する。また、そのタイトル文字列241の移動によって空いたスペースに、新たにキャラクタ画像242が表示される。このとき、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは赤色)で点滅するキャラクタ登場発光態様で発光する。
【0397】
そして、続くタイトル報知演出TS3(図60(e)~(h))では、タイトル文字列241を構成する各文字が、個別に異なる動作(第2動作)を行うことにより、各文字の配置関係が表示開始時点の第1配置関係から第2配置関係に移行する。この第2動作は、各文字が個別に動作し、また全く動作しない文字(ここでは「冒」の文字)があってもよく、その動作の種類や動作速度は文字毎に異なっており、その動作速度は第1動作における第1速度よりも遅くなっている。また、このタイトル報知演出TS3中、タイトル文字列241に対して、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させる内部変化表示が行われる。この内部変化表示により、例えば光の反射を動的に表現することができる。なお、タイトル報知演出TS3中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えば所定色(ここでは赤色)で点滅するタイトル報知発光態様で発光する。
【0398】
なお、各文字の内部変化表示に関しては、全ての文字に対して一斉に実行するように構成してもよい。ここでいう「一斉」とは、内部変化表示を開始するタイミングが一斉であってもよいし、内部変化表示を行う過程で同時に行われているタイミングがあればよいという意味である。また、内部変化表示の表示態様を時間経過とともに変化させるように構成してもよい。例えば、内部変化表示の開始時点では第1表示態様(例えば光の反射を動的に表現)とし、所定時間経過後に第2表示態様(例えば写し鏡のような表現)に変更するように構成してもよい。このように、時間経過とともに内部変化表示の態様を変化させることで、演出効果を向上させることができる。また、リーチ演出の内容に応じて、異なる内部変化表示を実行するように構成してもよい。ここでいう「異なる」とは、内部変化表示の表示態様や、内部変化表示の実行時間、内部変化表示の実行範囲などの少なくともいずれかが異なっていればよい。このように、リーチ演出に応じて異なる内部変化表示を実行することで、演出表現が単調となることを避け、より演出効果の高い表現とすることが可能となる。以上の内部変化表示に関する変形例は、当該リーチタイトル表示演出だけでなく、内部変化表示を実行する全ての演出に適用可能である。
【0399】
以上のリーチタイトル表示演出における各種構成は、このリーチタイトル表示演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、リーチタイトル表示演出におけるタイトル表示開始演出TS1、キャラクタ表示開始演出TS2、タイトル報知演出TS3等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、セリフ予告演出1、後述するリーチ発展演出等で採用してもよい。上記の例では、キャラクタ表示開始演出TS2では文字列に対して第1動作を実行するが内部変化表示を実行せず、タイトル報知演出TS3では文字列に対して第2動作と内部変化表示とを実行するものとしたが、文字列に対して内部変化表示のみを実行し、動的表示を実行しない場合があってもよい。このように、演出の内容に応じて、内部変化表示のみを行う演出と、動的表示のみを行う演出と、両方を行う演出とを分けるように構成してもよい。また例えば、第1演出と第2演出の両方で文字列の動的表示を行いつつ、第1演出ではさらに内部変化表示を行う一方、第2演出では内部変化表示を行わないように構成してもよい。また例えば、第1演出と第2演出の両方で文字列の内部変化表示を行いつつ、第1演出ではさらに動的表示を行う一方、第2演出では動的表示を行わないように構成してもよい。もちろん、第1演出と第2演出の両方で文字列の動的表示と内部変化表示とを行うように構成してもよい。
【0400】
[操作演出]
図61図62は、遊技者に演出ボタン34等の操作手段の操作を要求する(遊技者による操作手段の操作に関連する)操作演出の一例を示している。以下、当該操作演出について、まずは図61を参照しつつ概要を説明する。この操作演出では、まず操作表示開始演出BC1(図61(a))が行われる。この操作表示開始演出BC1では、画面上に、操作対象である演出ボタン(操作手段)34を示すボタン画像(操作対象画像)251と、「キャラを笑わせろ」等の文字列画像252とが表示される。このとき、ボタン画像251と文字列画像252は、第1変化速度での縮小表示等の第1動作が行われる。
【0401】
そして、操作表示開始演出BC1に続いては高明度演出WOA1(図61(b))が行われる。この高明度演出WOA1は、ボタン画像251及び文字列画像252の登場を強調するもので、高明度画像170uを表示することにより、その高明度画像170uの後側の画像(ここではボタン画像251及び文字列画像252)の視認性を低下させるように構成されている。
【0402】
そして、高明度演出WOA1に続いては操作促進演出BC2(図61(c))が行われる。この操作促進演出BC2では、文字列画像252が、第1動作よりも低速で動作する(第2動作)。この第2動作は、第1動作とは異なり、各文字が中央側にゆっくりと移動する動作とするが、第2動作を第1動作と同種の動作(例えば縮小動作)としてもよい。また、例えばボタン画像251の前側に、操作対象である演出ボタン34に対する操作態様を示す「PUSH!」等の操作態様報知画像253が表示される。この操作態様報知画像253は、文字列画像252とは異なる第3動作を行うようになっている。この第3動作は、文字毎に揺動、上下動等の動作を不規則に行うものとするが、全ての文字を一体的に動作させてもよい。更に、操作促進演出BC2中は、文字列画像252に対して所定の内部変化表示が行われる。この内部変化表示は、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させるもので、例えば光の反射を動的に表現することができる。
【0403】
なお、当該操作演出中は、BGMとしてBGM12が出力されるとともに、操作表示開始演出BC1の開始時には、次の高明度演出WOA1にわたって所定の強調音が出力される。また、当該操作演出中は、演出ランプLは消灯状態が維持されるようになっている。
【0404】
続いて、以上のような図61に示す操作演出に関し、その略全ての演出期間についてより詳細に説明する。図62は、図61(a)~(c)の期間について、図61よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図62においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0405】
操作演出の操作表示開始演出BC1(図62(a)~(c))では、ミニ図柄165、保留台座画像168及び保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に、操作対象である演出ボタン(操作手段)34を示すボタン画像(操作対象画像)251と、「キャラを笑わせろ」の文字列画像252とが、第1動作を伴いつつ表示される。第1動作は、第1変化速度にて縮小する動作であり、例えば画面から大きくはみ出した状態から徐々に画面内に収まるように表示される。
【0406】
操作表示開始演出BC1に続いては高明度演出WOA1が行われる。この高明度演出WOA1(図62(c)~(g))では、ボタン画像251及び文字列画像252よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170uが表示され、その高明度画像170uは、大きさが徐々に変化して最終的に消滅するようになっている。即ち高明度画像170uは、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図62(c)~(e))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図62(e)~(g))ように構成されている。このように高明度演出WOA1は、高明度画像170uの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図62(c)~(e))と後者(図62(e)~(g))の実行時間が略同じとなっているが、後者よりも前者の実行時間を短くしてもよいし、その逆でもよい。
【0407】
また高明度画像170uは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されているものとするが、透過率を不均一としてもよい。また高明度画像170uは、時間経過とともに大きさは変化するが透過率は変化せず、例えば0%の透過率が維持されるものとするが、高明度画像170uの透過率は0%より大でもよいし、透過率が時間経過とともに変化するように構成してもよい。また、高明度画像170uの表示が終了したタイミングで振動手段による振動演出を開始するように構成してもよい。これにより、高明度画像170uの表示が終了し、ボタン画像251が表示されたタイミングで振動演出を実行することが可能となり、振動演出の実行タイミングとボタン画像251の表示タイミングを合わせることができる。また、高明度画像170uの表示中に振動演出を開始するように構成してもよい。これにより、ボタン画像251の表示開始に遅れることなく振動演出を実行可能となり、各演出を並行的且つ統合的に実行することが可能となる。また、高明度画像170uの表示中から振動演出を実行する場合には、高明度画像170uの表示開始タイミングから並行して振動演出を実行するように構成してもよいし、高明度画像170uの表示を開始した後、高明度画像170uの表示中(時間経過とともに表示範囲を変更したり、透過率を変化している最中)に振動演出を開始するように構成してもよい。
【0408】
また、演出ボタン34が押下されたことに応じて高明度演出を実行するように構成してもよい。またこの時、演出ボタンの押下に応じて振動手段による振動演出を実行させる場合には、高明度演出の実行中から振動手段による振動演出を開始させてもよい。これにより、高明度演出中の演出効果を向上させることができる。また、これに限らず高明度演出の実行後に振動手段による振動演出を実行させるように構成してもよい。また、高明度演出の実行開始後、高明度画像の透過率を向上させた段階で振動演出を実行させるように構成してもよい。また、高明度演出の実行中に行われる振動演出と高明度演出の実行後に行われる振動演出とで振動態様を異ならせるように構成してもよい。例えば、高明度演出中は控えめな振動演出を実行し、高明度演出の実行後は激しめな振動演出を実行するように構成してもよいし、その逆でもよい。また、高明度演出中に行う振動演出と、高明度演出の実行後に行う振動演出とで実行時間を異ならせるように構成してもよい。例えば、高明度演出中に行う振動演出の方が高明度演出の実行後に行う振動演出よりも実行時間を短くしてもよい。
【0409】
また、演出ボタン34が押下されたことに応じて可動体を可動させるように構成してもよい。この場合、高明度演出の実行中から可動体の動作を開始させるように構成してもよいし、高明度演出の実行後に可動体の動作を開始させるように構成してもよい。また、高明度演出の実行開始後、高明度画像の透過率を向上させた段階で可動体の動作を開始させるように構成してもよい。また、高明度演出中における可動体の動作時間と、高明度演出の実行後における可動体の動作時間とを異ならせるように構成してもよい。例えば、高明度演出中における可動体の動作時間の方が高明度演出の実行後における可動体の動作時間よりも短くなるように構成してもよい。また前述の内容に関して、操作演出の演出パターンが複数ある場合に、夫々の操作演出において共通の高明度演出を実行するように構成してもよいし、操作演出の演出パターンに応じて異なる高明度演出を実行するように構成してもよい。また、操作演出の演出パターンに応じて異なる高明度演出を実行する場合と、共通の高明度演出を実行する場合とがあってもよい。例えば、高明度演出WOA1は、操作演出の演出パターンに応じて異なる内容(一方では高明度演出を非実行とし、他方では高明度演出を実行するような場合も含む)とし、演出ボタン34の押下後に行われる高明度演出については、共通の高明度演出を実行するように構成してもよい。このように、操作演出の演出パターンに応じて、種々の高明度演出を実行可能とすることで、操作演出の演出効果を高めることができる。
【0410】
高明度演出WOA1が終了し、ボタン画像251及び文字列画像252の全体が視認可能な状態になると、操作促進演出BC2(図62(g)~(i))が行われる。この操作促進演出BC2では、ボタン画像251の前側に、操作対象である演出ボタン34に対する操作態様を示す「PUSH!」等の操作態様報知画像253が表示される。また、文字列画像252は、第1動作よりも低速で中央部側に移動する(第2動作)とともに、各文字の表示色を部分的に変化させつつその変化箇所を移動させる内部変化表示が行われる。この内部変化表示により、例えば光の反射を動的に表現することができる。なお、文字列画像252の第2動作は、文字毎に異なる動きであってもよい。また、操作態様報知画像253は、文字毎に揺動、上下動等の動作を不規則に行う(第3動作)。このように、操作態様報知画像253に対して文字列画像252とは異なる動作を行わせることにより、操作態様報知画像253が文字列画像252に埋没することを防止して遊技者の注意を引くことができる。
【0411】
以上の操作演出における各種構成は、この操作演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、操作演出における高明度演出WOA1等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、セリフ予告演出1、後述するリーチ発展演出等で採用してもよい。
【0412】
[リーチ発展演出]
図63図66は、リーチ成立時に実行されるリーチ発展演出の一例を示している。以下、当該リーチ発展演出について、まずは図63を参照しつつ概要を説明する。このリーチ発展演出では、まず左右の装飾図柄164a,164bが「8・8」等の同一図柄で停止してリーチが成立すると(図63(a))、発展前演出RS1(図63(b))が行われる。発展前演出RS1では、左右の装飾図柄164a,164bが縮小されて周辺部に移動した後、その装飾図柄164a,164bの後側に発展前画像261が表示される。この発展前画像261は、第1キャラクタを含んで構成されている。なお、当該リーチ発展演出中は、BGMとしてBGM13が出力されるとともに、リーチ成立時(図63(a))には効果音として図柄停止音が出力され、また発展前演出RS1(図63(b))の開始時には、セリフ音として「みてろよ」等の発展前ボイスが出力される。また、リーチ成立から発展前演出RS1にかけて、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、例えばオレンジ色と白色に交互に切り替えられるリーチ成立発光態様で発光する。
【0413】
その後、発展後演出RS2に移行することにより、発展前画像261が、第2キャラクタを含む発展後画像262に切り替えられるが(図63(d))、その切替時に高明度演出WOB1が行われる(図63(c))。高明度演出WOB1は、高明度画像170vを表示することにより、その高明度画像170vの後側の画像(ここでは発展前画像261及び発展後画像262)の視認性を低下させるものである。また高明度演出WOB1中の所定のタイミング、例えば高明度画像170vの透過率が0%に達した後、その透過率が上昇に転じるとき、又はその前の所定のタイミングで、切替強調音が出力される。また、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、高明度演出WOB1の前半は高明度中第1発光態様(例えば白色)で発光し、高明度演出WOB1の後半、例えば切替強調音の出力開始以降は高明度中第2発光態様(例えばオレンジ色と白色の交互切り替え)で発光し、発展後演出RS2中は発展後発光態様(例えばオレンジ色)で発光する。なお、切替強調音を、高明度画像の透過率が0%に達するよりも前から出力する場合、高明度画像の透過率が0%に達した後も、切替強調音が出力されていることが望ましい。また切替強調音は、高明度演出の後の発展後演出の実行中にその出力を終了させるように構成してもよい。
【0414】
続いて、以上のような図63に示すリーチ発展演出に関し、高明度演出WOB1の演出期間についてより詳細に説明する。図64図66は、図63(c)に示す高明度演出WOB1の演出期間について、図63よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図64図66においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図24図26と同じAミリ秒とする。
【0415】
図64(a)~図66(v)に示す高明度演出WOB1では、発展前画像261から発展後画像262へと切り替えられる際に、それら発展前画像261及び発展後画像262よりも前側で、且つ左右の装飾図柄164a,164b、ミニ図柄165、保留台座画像168及び保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高明度画像170vが表示されるようになっている。
【0416】
ここで、高明度画像170vは、その後側の発展前画像261、発展後画像262全体をカバーする範囲(大きさ)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で略均一となっており、表示範囲は時間経過とともに変化せず、透過率は時間経過とともに変化するようになっている(透過率変化処理、透過率変化演出)。高明度画像170vの透過率は、時間経過とともに例えば100%から0%へと徐々に低下し(図64(a)~(i))、0%に達した後はその状態を所定時間維持した後(図64(i)~図65(r))、更に時間経過とともに例えば0%から100%へと徐々に上昇する(図65(r)~図66(v))ように構成されている。
【0417】
ここで、高明度画像170vの透過率が低下する透過率低下期間(図64(a)~(i))と、透過率が維持される透過率維持期間(図64(i)~図65(r))と、透過率が上昇する透過率上昇期間(図65(r)~図66(v))の長さを比較すると、透過率上昇期間は透過率低下期間と透過率維持期間の何れもよりも短く、また透過率維持期間は透過率低下期間よりも長くなっている。このように、透過率が0%の状態(透過率維持期間)を長時間設けることで、リーチ演出に発展する際に抑揚やメリハリを持たせて演出効果を向上させることができる。なお、透過率維持期間は、透過率低下期間と略同じ長さか又は短くてもよい。また、透過率維持期間における高明度画像170vの透過率は0%より高くてもよい。また、透過率維持期間における高明度画像170vの表示範囲は、その後側の発展前画像261等に対するカバー率が100%よりも小となるように設定してもよい。
【0418】
なお本実施形態では、透過率低下期間と透過率維持期間については何れもミニ図柄165が一巡する期間よりも長く、透過率上昇期間はミニ図柄165が一巡する期間と略同じとなっているが、透過率上昇期間はミニ図柄165が一巡する期間よりも短くしてもよい。また、透過率維持期間をミニ図柄165が一巡する期間よりも長くし、透過率低下期間と透過率上昇期間をミニ図柄165が一巡する期間よりも短くしてもよい。
【0419】
また、高明度演出WOB1の演出期間のうち、高明度画像170vの透過率が低下する透過率低下期間では、例えば図64(a)~(i)の各フレームにおける高明度画像170vの透過率の値は夫々100%→95%→88%→79%→68%→55%→40%→23%→0%で、その透過率の変化率及び変化量が徐々に大きくなっている。即ち、例えば図64(a)→(e)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170vの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とし、その後の図64(e)→(i)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170vの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。このように、徐々に透過率の変化率及び変化量を大きくすることで、透過率変化演出が単調となることを防止することができる。また、透過率の変化率及び変化量を徐々に大きくすることで、透過率変化演出が開始したことを遊技者に把握させた後、比較的スムーズに短時間で低透過率の状態へと遷移させることが可能となる。またこれに限らず、透過率の変化率及び変化量を徐々に小さくするように構成してもよい。この場合、より余韻を感じさせる透過率変化演出を実行することができるとともに、透過率変化演出の単調化を防止し、演出効果を高めることが可能となる。
【0420】
また、高明度演出WOB1の演出期間のうち、高明度画像170vの透過率が上昇する透過率上昇期間では、例えば図65(r)~図66(v)の各フレームにおける高明度画像170vの透過率の値は夫々0%→40%→70%→90%→100%で、その透過率の変化率及び変化量が徐々に小さくなっている。即ち、例えば図65(r)→図66(t)の期間(第2透過率変化演出)における高明度画像170vの透過率の変化率を第2変化率、同じく変化量を第2変化量とし、その後の図66(t)→(v)の期間(第1透過率変化演出)における高明度画像170vの透過率の変化率を第1変化率、同じく変化量を第1変化量とすると、第1変化率よりも第2変化率の方が大きく、第1変化量よりも第2変化量の方が大きくなっている。なお、徐々に透過率の変化率及び変化量を大きくするように構成してもよい。これにより、透過率変化演出が単調となることを防止することができる。また、透過率の変化率及び変化量を徐々に大きくすることで、透過率変化演出が開始したことを遊技者に把握させた後、比較的スムーズに短時間で低透過率の状態へと遷移させることが可能となる。
【0421】
なお、高明度画像170vの透過率が上昇する透過率上昇期間(図65(r)~図66(v))においては、切り替え後の発展後画像262の前側に、切替強調画像263が表示されるようになっている。この切替強調画像263は、発展後画像262への画像の切り替えを強調するもので、発展後画像262の略全体を隠蔽する状態で表示開始される(図66(s))とともに、その後に徐々にその隠蔽状態を解消する(図66(t)~(v))ように構成されており、ここでは発展後画像262の前側にあるガラスが粉々に割れて飛散し、発展後画像262の前側から徐々に消滅する動画で構成されている。このように、透過率上昇期間を透過率低下期間よりも短くするとともに、透過率上昇期間では切り替え後の発展後画像262が視認可能となる際にその前側で切替強調画像263による動画を表示することにより、リーチ演出に発展する際に抑揚やメリハリを持たせて演出効果を向上させることができる。
【0422】
また、高明度演出WOB1中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、まずは高明度中第1発光態様(例えば白色)で発光を開始する。そして、例えば透過率低下期間、透過率維持期間を経過して透過率上昇期間が開始されるタイミングで、切替強調音が出力されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、高明度中第2発光態様(例えばオレンジ色と白色の交互切り替え)へと切り替えられるようになっている。なお、切替協調音の出力及び演出ランプLの高明度中第2発光態様への切替タイミングは、透過率維持期間中でもよい。また、切替協調音の出力タイミングと演出ランプLの高明度中第2発光態様への切替タイミングは異なっていてもよく、例えば透過率維持期間中に切替協調音の出力を開始した後、透過率上昇期間の開始タイミングで演出ランプLの高明度中第2発光態様への切替を行ってもよいし、その逆でもよい。
【0423】
以上のリーチ発展演出における各種構成は、このリーチ発展演出に限定して採用されるものではなく、その他の各種演出(予告演出や部分演出)にも同様に採用することが可能である。例えば、リーチ発展演出における高明度演出WOB1等の各種構成を、前述のステップアップ予告演出、セリフ予告演出1、信頼度示唆演出等で採用してもよい。
【0424】
以上、8種類の予告演出、及び4種類の部分演出について個別に説明したが、続いてそれらの演出の中から複数組を選んで比較する。
【0425】
[ステップアップ予告演出とリーチ予告演出の比較]
まず、ステップアップ予告演出とリーチ予告演出とを比較する。なお本実施形態では、大当たり信頼度については、リーチ予告演出(第2特定予告演出)よりもステップアップ予告演出(第1特定予告演出)の方が高くなっている(図20)が、逆であってもよい。また、ここではステップアップ予告演出とリーチ予告演出の間で各種の比較を行うが、それら各種の比較の対象となっている2つの演出はステップアップ予告演出とリーチ予告演出に限られるものではなく、異なる種類、或いは同じ種類の2つの演出であればよい(もちろん、予告演出と部分演出の比較でもよいし、部分演出同士の比較でもよい)。
【0426】
ステップアップ予告演出の高明度演出(第1予告高明度演出)WO11(図24(a)~図25(j))と、リーチ予告演出の高明度演出(第2予告高明度演出)WO21(図29(a)~(f))とを比較すると、その実行時間については後者(約5Aミリ秒)よりも前者(約9Aミリ秒)の方が長いことは明らかである。一方、高明度画像による視認性の低下度合いについて高明度演出WO11と高明度演出WO21とを比較すると、高明度演出WO11の高明度画像170aについては最小透過率が0%であるのに対し、高明度演出WO21の高明度画像170cについては最小透過率が0%よりも大となっており、後者よりも前者の方が高明度画像の透過率による視認性の低下度合いが大きくなっている。一方、高明度演出WO11と高明度演出WO21とで高明度画像の範囲(大きさ)を比較すると、その最大値は後者よりも前者の方が小さく、後者よりも前者の方が高明度画像の範囲による視認性の低下度合いが小さくなっている。
【0427】
このように、高明度演出WO11と高明度演出WO21とを比較すると、高明度画像の透過率による視認性の低下度合いについては後者よりも前者の方が大きく、高明度画像の範囲による視認性の低下度合いについては後者よりも前者の方が小さくなっているが、例えば高明度演出WO11の高明度画像170aは範囲(大きさ)を変化させず、高明度演出WO21の高明度画像170cは時間経過とともに範囲(大きさ)を変化させるようにすれば、高明度画像の透過率と範囲(大きさ)の両方による視認性の低下度合いについて後者よりも前者の方が大きくなる。
【0428】
なお、高明度演出WO11の高明度画像170aの透過率は、約9Aミリ秒で0%から100%へと変化しているのに対し、高明度演出WO21の高明度画像170cの透過率は、約5Aミリ秒で20%から100%へと変化しているため、単位時間当たりの透過率の変化量は前者よりも後者のほうが大きくなっている。
【0429】
また、高明度演出中に出力される強調音の出力音量及び出力時間について高明度演出(乙第1高明度演出)WO11と高明度演出(乙第2高明度演出)WO21とを比較すると、高明度演出WO11において出力される強調音(第1特定音)の方が、高明度演出WO21において出力される強調音(第2特定音)よりも出力音量が大きく、また出力時間も長いものとする。
【0430】
また、ステップアップ予告演出(第1特定予告演出)では、大当り信頼度に応じて異なる複数種類(例えば図22(a1)~(e1)、(a2)~(e2))の中から選択されるステップアップ予告演出画像169を表示し、高明度演出WO11(図24(a)~図25(j))では、そのステップアップ予告演出画像169の種類に拘わらず(即ち甲第1信頼度特定画像を表示する場合と甲第2信頼度特定画像を表示する場合の何れにおいても)、その前に共通の高明度画像(第1所定高明度画像)170aを表示するように構成されている。一方、リーチ予告演出(第2特定予告演出)では、大当り信頼度に応じて異なる複数種類(例えば図27(a)~(d))の中から選択されるリーチ予告演出画像171を表示し、高明度演出WO22(図29(h)~図30(l))では、そのリーチ予告演出画像171の種類に拘わらず(即ち乙第1信頼度特定画像を表示する場合と乙第2信頼度特定画像を表示する場合の何れにおいても)、その前に共通の高明度画像(第2所定高明度画像)170dを表示するように構成されている。そして、高明度演出WO11の高明度画像170aと高明度演出WO22の高明度画像170dとでは表示パターンが異なっている。
【0431】
[ステップアップ予告演出とボタン予告演出1の比較]
続いて、ステップアップ予告演出とボタン予告演出1とを比較する。なお本実施形態では、大当たり信頼度については、ボタン予告演出1(第2特定予告演出)よりもステップアップ予告演出(第1特定予告演出)の方が高くなっている(図20)が、逆であってもよい。また、出現率についてもボタン予告演出1(第2特定予告演出)よりもステップアップ予告演出(第1特定予告演出)の方が高いものとするが、逆であってもよい。また、ここではステップアップ予告演出とボタン予告演出1の間で各種の比較を行うが、それら各種の比較の対象となっている2つの演出はステップアップ予告演出とボタン予告演出に限られるものではなく、異なる種類、或いは同じ種類の2つの演出であればよい(もちろん、予告演出と部分演出の比較でもよいし、部分演出同士の比較でもよい)。
【0432】
ステップアップ予告演出とボタン予告演出1とは、何れも文字情報を画面に表示するように構成されているが、ステップアップ予告演出(特定文字情報予告演出)で表示される「もっといいことありそう」等の文字情報は、大当り信頼度に応じた表示態様(表示色)よりなる信頼度情報が付加された特定文字情報であるのに対し(図22)、ボタン予告演出1(非特定文字情報予告演出)で表示される「キャラを笑わせろ」等の文字情報は、そのような信頼度情報が付加されていない非特定文字情報である点で両者は相違している。
【0433】
また、ステップアップ予告演出(特定文字情報予告演出)では、高明度演出WO11を実行して特定文字情報の表示を行うとともに、その高明度演出WO11中で且つ特定文字情報の全部が視認可能となる前から特定文字情報に応じた第1高明度中発光態様で演出ランプLを発光させるのに対し(図23図25)、ボタン予告演出1(非特定文字情報予告演出)では、高明度演出を実行することなく非特定文字情報の表示を行うとともに、非特定文字情報に拘わらず導入時発光態様(所定発光態様)で演出ランプLを発光させるようになっている(図32等)。
【0434】
また、ボタン予告演出1(非特定文字情報予告演出)において非特定文字情報が認識容易となるまでの時間は約4Aミリ秒(図33(a)~(e))であるのに対し、ステップアップ予告演出(特定文字情報予告演出)において特定文字情報が認識容易となるまでの時間は約7Aミリ秒(図34(a)~(h))であり、前者よりも後者の方が長くなっている。
【0435】
また、ステップアップ予告演出(第1文字情報予告演出)では、「もっといいことありそう」等の文字情報(所定文字情報)を構成する全ての文字に赤色等の特定色を付しており、その特定色によって大当たり信頼度を示唆しているのに対し、ボタン予告演出1(第2文字情報予告演出)では、「キャラを笑わせろ」の文字情報(所定文字情報)を構成する全ての文字のうちの一部にのみ特定色(ここでは赤色)を付しているが、その特定色によっては大当たり信頼度を示唆していない点で両者は相違している。また、ステップアップ予告演出(第1文字情報予告演出)では、演出ランプLを特定色に対応する発光色で発光させるのに対し、ボタン予告演出1(第2文字情報予告演出)では、演出ランプLを特定色に対応しない発光色で発光させる点でも両者は相違している。なお、ボタン予告演出1(第2文字情報予告演出)における「キャラを笑わせろ」の文字情報(所定文字情報)については、特定色(ここでは赤色)を付した文字の数よりも特定色を付さない文字の数の方が多くなっている。
【0436】
なお本実施形態では、第1文字情報予告演出は、ステップアップ予告演出の他、リーチ予告演出、セリフ予告演出1、割込み予告演出等が該当するのに対し、第2文字情報予告演出はボタン予告演出1のみである。このように、第2文字情報予告演出の数よりも第1文字情報予告演出の数の方が多くなるように構成することが望ましい。
【0437】
[ステップアップ予告演出とセリフ予告演出の比較]
続いて、ステップアップ予告演出とセリフ予告演出とを比較する。なお、ここではステップアップ予告演出とセリフ予告演出の間で各種の比較を行うが、それら各種の比較の対象となっている2つの演出はステップアップ予告演出とセリフ予告演出に限られるものではなく、異なる種類、或いは同じ種類の2つの演出であればよい(もちろん、予告演出と部分演出の比較でもよいし、部分演出同士の比較でもよい)。
【0438】
ステップアップ予告演出の高明度演出(丙第2高明度演出、丁第2高明度演出)WO11(図24(a)~図25(j))と、セリフ予告演出の高明度演出(丙第1高明度演出、丁第1高明度演出)WO42(図40(s)~(w))とを比較すると、前者は高明度画像(丙第2高明度画像、丁第2高明度画像)170aを「もっといいことありそう」等の特定文字情報とその背景画像の表示領域に対応し且つキツネ等のキャラクタ画像と重なるように表示しているのに対し、後者は高明度画像(丙第1高明度画像、丁第1高明度画像)170iを「最高の気分だね」等の特定文字情報の表示領域に対応し且つ男の子等のキャラクタ画像と重ならないように表示している点で両者は相違している。即ち、ステップアップ予告演出の高明度演出(丙第2高明度演出、丁第2高明度演出)WO11における高明度画像(丙第2高明度画像、丁第2高明度画像)170aの方が、セリフ予告演出の高明度演出(丙第1高明度演出、丁第1高明度演出)WO42における高明度画像(丙第1高明度画像、丁第1高明度画像)170iよりも、キャラクタ画像が視認困難となるように表示される。そして、高明度演出WO11(図24(a)~図25(j))と高明度演出WO42(図40(s)~(w))とで実行時間を比較すると、後者(約4Aミリ秒)よりも前者(約9Aミリ秒)の方が長くなっている。
【0439】
[リーチ予告演出とセリフ予告演出の比較]
続いて、リーチ予告演出とセリフ予告演出とを比較する。なお、ここではリーチ予告演出とセリフ予告演出の間で各種の比較を行うが、それら各種の比較の対象となっている2つの演出はリーチ予告演出とセリフ予告演出に限られるものではなく、異なる種類、或いは同じ種類の2つの演出であればよい(もちろん、予告演出と部分演出の比較でもよいし、部分演出同士の比較でもよい)。
【0440】
リーチ予告演出の高明度演出(丙第2高明度演出、丁第2高明度演出)WO22(図29(h)~図30(l))と、セリフ予告演出の高明度演出(丙第1高明度演出、丁第1高明度演出)WO42(図40(s)~(w))とを比較すると、前者は高明度画像(丙第2高明度画像、丁第2高明度画像)170dを「リーチだ!」等の特定文字情報とその背景画像の表示領域に対応し且つカッパのキャラクタ画像と重なるように表示しているのに対し、後者は高明度画像(丙第1高明度画像、丁第1高明度画像)170iを「最高の気分だね」等の特定文字情報の表示領域に対応し且つ男の子等のキャラクタ画像と重ならないように表示している点で両者は相違している。即ち、リーチ予告演出の高明度演出(丙第2高明度演出、丁第2高明度演出)WO22における高明度画像(丙第2高明度画像、丁第2高明度画像)170dの方が、セリフ予告演出の高明度演出(丙第1高明度演出、丁第1高明度演出)WO42における高明度画像(丙第1高明度画像、丁第1高明度画像)170iよりも、キャラクタ画像が視認困難となるように表示される。そして、高明度演出WO22(図29(h)~図30(l))と高明度演出WO42(図40(s)~(w))とで実行時間を比較すると、両者は略同じ(約4Aミリ秒)となっている。もちろん、高明度演出WO22と高明度演出WO42とで実行時間を異ならせてもよく、その場合、後者よりも前者を長くしてもよいしその逆でもよい。
【0441】
図67図73は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態で示した構成を全てそのまま備えた上で、更に液晶表示手段58で高反射演出を実行することにより、液晶表示手段58又はその前側のガラスユニット36等を反射手段として機能させるように構成した例を示している。従って、第1の実施形態で示した内容については、ここで改めて説明することなくそれを前提として以下の説明を行う。
【0442】
第1の実施形態では、メッキ加工による光沢・鏡面部等よりなる反射手段として、前枠3の前面側に枠反射部301を、遊技盤16の前面側に盤反射部311を夫々配置した例を示したが、それらの反射部301,311はまとまった広い領域に設けることが難しく、また遊技者Pの顔に対してその真正面に配置することも難しいという問題がある。それに対し、液晶表示手段(表示手段)58は、遊技者Pの顔の略正面に配置され、しかもある程度広い領域が確保されているため、その液晶表示手段58の前面側やその前側のガラスユニット36の光沢面を反射手段として利用できれば、遊技機を撮影しようとする遊技者Pの顔が映像に映りやすくなり、遊技機の無断撮影や撮影した映像の無断公開に対してより効果的な抑止力となることが期待される。
【0443】
しかしながら、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36によって反射された光(例えば遊技者の顔)は、液晶表示手段58の表示画面58aに表示されている画像によっては、その画像を構成する光に紛れて前側から明確に認識することができない場合がある。そこで本実施形態では、予告演出等の各種演出中に、液晶表示手段58に所定の高反射画像を表示することにより、少なくともその高反射画像の表示中は液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36が反射手段として機能するように構成している。ここで、「高反射画像」とは、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36によって反射された光(例えば遊技者の顔)を目立たせて前側から認識しやすくするもので、例えば明度を抑えた黒や濃いグレー等で彩色されたトーンダウン画像等で構成されており、液晶表示手段58の表示画面58aにおける少なくとも一部の領域に所定の優先度で表示される。
【0444】
本実施形態では、第1の実施形態で示した各種演出において、「高明度画像」を全て「高反射画像」に差し替え、「高明度演出」を「高反射演出」とすることにより、高明度演出と同様の効果を発揮させつつ、その高反射演出の期間中は液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36を反射手段として機能させるようになっている。もちろん、第1の実施形態で示した高明度演出についても実行可能としてもよい。
【0445】
以下、高反射演出の具体例について説明する。まず一例目として、図21図26に示すステップアップ予告演出において、高明度演出を全て高反射演出に変更した例を説明するが、このステップアップ予告演出の基本的構成(図21図22)についての説明は省略する。図67は、図23に対応するもので、演出ステップが第3段階まで進行し、第3後半演出としてST3Bc(図22(c1))が選択される場合のステップアップ予告演出の概要を示している。ここで、ステップアップ導入演出ST0から第2ステップ演出ST2までは第1の実施形態で説明した図23と同様であるため、第3ステップ演出ST3から説明を行う。
【0446】
ライオンが発射した矢が風船を外れ(図67(c))、第2ステップ演出ST2が終了すると、続いて第3ステップ演出ST3の第3前半演出ST3Aが開始される(図67(d))。この第3前半演出ST3Aでは、第3キャラクタであるキツネが風船を狙って矢を発射するが、図67の例ではその矢は見事風船に命中する(図67(d))。
【0447】
また、この第3前半演出ST3A(図67(d))中は、例えばその開始時に、スピーカ18,25から効果音として所定の第3開始音が出力され、更にその第3開始音に続いて、セリフ音として「どうだ」等の第3前半ボイスが出力される。第3開始音は第1,第2開始音と同じでもよいし異なっていてもよい。また、第3前半ボイスの出力は第3開始音の出力終了後に開始してもよいし、第3開始音の出力中に開始してもよい。更に、この第3前半演出ST2A(図67(d))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、矢が風船に命中する直前まで引き続き前半演出に対応する前半発光態様、例えば緑色で発光した後、矢が風船に命中する時又はその直前に、前半終了発光態様、例えば短時間の消灯状態に移行する。
【0448】
なお、前半発光態様は、前半演出ST1A~ST5A毎に異ならせてもよい。この場合、例えば第2開始音、第3開始音等を契機に発光態様を変更するように構成してもよい。このように構成することにより、ステップアップの段階を遊技者が感得し易いように構成することができる。また、第2開始音、第3開始音等を契機に、一時的に発光態様を変更するようにしてもよい。この場合、第1~第5前半演出ST1A~ST5Aで発光態様は変わらないが、少なくとも第2開始音、第3開始音等が出力されるタイミングの前後では、異なる発光態様(例:白色)で発光されることとなる。このように構成することで、ステップアップの段階が変化したことを遊技者が感得し易いように構成することができる。
【0449】
矢が風船に命中すると(図67(d))、演出ステップはその第3段階で終了することが確定し、そのタイミング(第1タイミング)で高反射演出TD11(図67(e))が行われるとともに、その高反射演出TD11の実行中(又は実行後)に複数種類(ここでは5種類)の第3後半演出ST3Ba~ST3Beの何れか、ここでは第3後半演出ST3Bcが実行される(図67(f))。即ち、高反射演出TD11は、前半演出に係る第1シーン画像から後半演出に係る第2シーン画像へと切り替わるタイミング(第1タイミング)で実行される。
【0450】
ここで高反射演出とは、高反射画像320を表示することにより、その高反射画像320の後側の画像(ここではステップアップ予告演出画像169)の視認性を低下させるとともに、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36によって反射された光、例えば図67(e)に破線で示す遊技者の上半身(以下、単に「反射光」という)を目立たせ、前側から認識しやすくする演出である。従って、この高反射演出TD11中は、遊技機を撮影しようとする遊技者Pの上半身、特に顔が映像に映りやすくなる。本実施形態の高反射演出は何れも、明度を抑えた黒や濃いグレー等で彩色されたトーンダウン画像を高反射画像320として用いるものとするが、高反射画像の色は濃色であれば黒やグレー以外でもよいし、複数色で構成してもよい。また、高反射画像320の後側に何の画像も表示されない場合があってもよい。なお高反射画像は、その高反射画像を表示する高反射演出の前後の画像と比較して、明度が低く、画像の変化量が小さく、その領域(トーンダウン領域)が大きいことが望ましい。以下の説明では、高反射画像320が表示された領域を「高反射領域」というものとする。
【0451】
高反射演出TD11では、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高反射画像320aが表示されるため、保留画像X1~X4,Y1~Y4やミニ図柄165の視認性を変化させることなく、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169の視認性を変化させることができる。これは他の高反射演出についても同様である。なお、高反射演出TD11では、第3後半演出ST3Ba~ST3Beの何れが選択された場合であっても共通の高反射画像320aを表示するものとする。その他の第1,第2、第4,第5後半演出の場合も同様である。
【0452】
但しこれに限らず、ミニ図柄165、保留画像X1~,Y1~、保留台座画像168の少なくとも一つの前側に高反射画像320を表示することにより、それらの視認性も低下させるように構成してもよい。この場合、保留台座画像168の前側で且つ保留画像X1~,Y1~よりも後側に高反射画像320を表示するようにしてもよい。これにより、少なくとも保留画像X1~,Y1~の視認性は低下させることなく、より広範囲でインパクトのある高反射演出を実行することが可能となる。また、高反射画像320と重ならない表示領域は、高反射画像320が表示されている領域(高反射領域)よりも小さくなるように構成することが望ましい。これにより、高反射画像320により後側の画像が隠蔽されている感覚をより強く印象付けることが可能であるとともに、高反射領域をより広く確保することが可能となる。また、高反射画像320と重ならない表示領域は、その後に表示されることとなる第3後半演出ST3Bの画像のうち、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置しない領域としておくことが望ましい。これにより、表示画面の全領域を高反射画像320により隠蔽せずとも、高反射画像320による隠蔽効果を発揮させることができる。
【0453】
高反射画像320は、画面上の所定範囲に黒色等で表示されるとともに、その範囲内は任意の透過率に設定される。高反射画像320の透過率は、その表示範囲内で均一であってもよいし、不均一であってもよい。高反射画像320の透過率を不均一とする場合、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域と、それ以外の領域とで高反射画像320の透過率及び/又は透過率の変化率を異ならせるように構成してもよい。この場合、信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域の方が、透過率及び/又は透過率の変化率が低くなるように構成することが望ましい。また、信頼度を示唆する情報のうち、特に重要な文字情報や信頼度色で表示されるその他の画像が位置する領域の方が、キャラクタ画像が位置する領域よりも透過率及び/又は透過率の変化率が低くなるように構成してもよいし、その逆でもよい。このように、高反射画像の透過率や透過率の変化率を表示位置に応じて異ならせることにより、高反射演出が単調なものになってしまうことを防止することができる。また、透過率や透過率の変化率の高低から、例えば第3後半演出ST3Bの画像の表示内容を会得させることが可能となり、高反射演出をより複雑で面白みのあるものとすることが可能となる。
【0454】
また高反射画像の大きさ(表示範囲)は時間経過とともに変化させることが可能であり、透過率の値や透過率の分布についても時間経過とともに変化させることが可能である。なお、高反射画像320の透過率が0%であれば、その高反射画像320の後側の画像は完全に視認不能となり、高反射画像320の透過率が100%であれば、その高反射画像320自体が完全に視認不能となる。従って、高反射画像320の所定部分の透過率が100%であるとすれば、そもそもその所定部分は高反射画像320を構成する部分ではないと考えることができる。また、高反射画像320の所定部分の透過率が100%未満の値から100%に変化した場合は、100%に達した時点でその所定部分は高反射画像320の範囲から外れたと考えることができる。
【0455】
高反射演出TD11(図67(e))中は、引き続きステップアップ予告演出に係るBGM1の出力が継続される。また高反射演出TD11中は、効果音として所定強調音が出力されるが、この所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて(例えば第3後半演出の場合にはST3Ba~ST3Beの何れが選択されるかに応じて)、第1~第5所定強調音の何れかが選択されるようになっている。即ち、高反射画像320aの表示中に例えば第3後半演出ST3Ba(図22(a1))に係る画像を表示する場合、高反射画像320aの表示中にその第3後半演出ST3Baに係る画像に対応する第1所定強調音を出力可能であり、高反射画像320aの表示中に例えば第3後半演出ST3Bc(図22(c1))に係る画像を表示する場合、高反射画像320aの表示中にその第3後半演出ST3Bcに係る画像に対応する第3所定強調音を出力可能となっている。これにより、未だセリフ文字列(文字情報)が視認不可能又は視認困難な高反射演出TD11中に、先行して信頼度情報を音声により遊技者に報知することができ、演出効果が向上する利点がある。
【0456】
また、後半演出における大当り信頼度毎に共通の所定強調音を出力可能に構成してもよい。例えば、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))に係る画像を表示する場合と、第3後半演出ST3Bb(図22(b1))に係る画像を表示する場合と、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))に係る画像を表示する場合とで、共通の第1所定強調音を出力し、第3後半演出ST3Bd(図22(d1))に係る画像を表示する場合と、第3後半演出ST3Be(図22(e1))に係る画像を表示する場合とで、共通の第2強調音を出力するように構成してもよい。これにより、所定強調音の内容によって先行的に信頼度情報の期待度を遊技者に対して報知することができ、演出効果が向上する利点が生じる。
【0457】
なお、第1~第5所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、出力音量及び/又は出力時間が大となるように構成してもよい。この場合、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))中に高反射演出TD11を実行する場合に出力される第1所定強調音よりも、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))中に高反射演出TD11を実行する場合に出力される第3所定強調音の方が出力音量及び/又は出力時間が大となる。
【0458】
また、第1~第5所定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、振動手段を作動させることによる振動演出を伴うように構成してもよい。例えば、第1~第3所定強調音は振動演出を伴わず、第4~第5所定強調音は振動演出を伴うように構成してもよい。また、第5所定強調音のみ振動演出を伴うように構成してもよい。ここで、振動手段は演出ボタン34等の所定部位を振動させるように構成することができる。また、前述した第1所定強調音と第2所定強調音の2種類の所定強調音を用いる場合には、一方の第2所定強調音のみ振動演出を伴うように構成してもよい。また、必ず振動演出を伴わなければいけないわけでなく、所定強調音の実行とともに振動演出を行う場合と行わない場合があってもよい。より好適には、大当りとなる期待度が高いときに限って、振動演出が伴うように構成することが望ましい。
【0459】
また高反射演出TD11中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1高反射中発光態様で発光する。本実施形態では、高反射演出TD11中の第1高反射中発光態様は、第3後半演出ST3Bの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっている。なお、第1高反射中発光態様は、第3後半演出ST3Bの文字色(例えば金色)に対応する色が含まれていればよく、金色等の一色でもよい。これにより、未だセリフ文字列(文字情報)が視認不可能又は視認困難な高反射演出TD11中に、先行して信頼度情報を発光により遊技者に報知することができ、演出効果が向上する利点がある。なお、画像に対応する色で演出ランプLを発光させる場合、その発光色は画像の色と全く同じでなくても同系色(例えば金色の画像に対する発光色を黄色とする)であればよい。
【0460】
高反射演出TD11終了後の第3後半演出ST3Bc(図67(f))中は、上述したように、ステップアップ予告演出画像169として、キツネのキャラクタ画像がその背景画像を左背景画像と右背景画像とに二分するような位置関係で大きく表示されるとともに、キャラクタ画像(キツネ)とその背景画像とに跨がるように、それらの前側に「もっといいことありそう」という内容のセリフ文字列が「金色」で表示される。この第3後半演出ST3Bc(図67(f))中は、液晶表示手段58に高反射画像は表示されないため、反射光(図67(f)に破線で示す遊技者の上半身)の視認性は高反射演出TD11(図67(e))中に比べて低く、従って遊技機を撮影しようとする遊技者Pの上半身が映像に映りにくい。
【0461】
また、この第3後半演出ST3Bc(図67(f))中は、引き続きステップアップ予告演出に係るBGM1の出力が継続されるとともに、セリフ音として所定の第3後半ボイスが出力される。この第3後半ボイスは、画面に表示されるセリフ文字列(文字情報)に対応しており、ここでは「もっといいことありそう」と出力される。なお、このセリフ音を出力する際には、キャラクタ画像にいわゆる口パク動作(発語動作)を行わせることが望ましい。
【0462】
更に、第3後半演出ST3Bc(図67(f))中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が、第3後半演出ST3Bcに対応する後半発光態様、例えばその第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含む複数色(ここでは金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様で発光する。このように、後半発光態様はその前の第1高反射中発光態様と同じであってもよいし、異なっていてもよいが、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含むように構成することが望ましい。これにより、第3後半演出ST3Bcの画像演出の表示が終了した後も、期待度を示す文字色(ここでは金色)に対応した発光態様による発光演出が可能となり、画像演出を見逃した遊技者に対しても、可能な限り大当り信頼度を示す文字色(ここでは金色)による報知を実行することが可能となる。また、この後半発光態様の発光色は、その他の後半演出に対応する色(ここでは青色、赤色、デンジャー色、虹色)を含まないことが望ましい。また、後半発光態様は文字色に対応する発光色(例えば金色)のみで構成してもよい。また、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含まないように構成してもよく、これにより、第3後半演出ST3Bcの演出期間が終了したことを視覚的に感得させることが可能となる。
【0463】
第3後半演出ST3Bcの実行後は、そのタイミング(第2タイミング)で高反射演出TD12が行われる(図67(g))とともに、その高反射演出TD12の実行中に、第3後半演出ST3Bcに係るステップアップ予告演出画像169が装飾図柄164の変動画面に切り替えられる(特定画像終了演出)(図67(h))。高反射演出TD12中は、液晶表示手段58に高反射画像320が表示される。この高反射画像320により、その後側の画像(ここではステップアップ予告演出画像169)の視認性が低下するとともに、反射光(図67(g)に破線で示す遊技者の上半身)の視認性が高くなり、前側から認識しやすくなる。従って、この高反射演出TD12中は、遊技機を撮影しようとする遊技者Pの上半身、特に顔が映像に映りやすくなる。
【0464】
ここで、高反射演出TD12は、高反射演出TD11とは高反射画像の表示領域、及び透過率の変化率を異ならせている。これにより、後半演出の開始と終了を明確に表現することが可能となる。なお、高反射演出TD12は、高反射演出TD11と高反射画像の透過率の最小値を同一(0%)としているが、これも異ならせてもよい。また、高反射演出TD12は、高反射演出TD11と、高反射画像の表示領域を同じにしてもよい。また、透過率(の最小値)及び/又は透過率の変化率を同じにしてもよい。これにより、後半演出がまだ継続するかもしれないという期待感を遊技者に与えることが可能となる。また、高反射演出TD12は、少なくとも、後半演出における信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)が位置する領域を高反射画像により隠蔽するように表示することが望ましい。これにより、違和感なく後半演出を終了させるとともに、図柄変動画面へと遷移させることが可能となる。また、少なくとも、後半演出における信頼度を示唆する情報(文字情報やキャラクタ画像、信頼度色で表示されるその他の画像)のうち、いずれか1つが位置する領域を高反射画像により隠蔽するように構成してもよい。
【0465】
高反射演出TD12(図67(g))中は、例えばBGMの出力が停止される。また高反射演出TD12中は、効果音として特定強調音が出力されるが、この特定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて(例えば第3後半演出の場合にはST3Ba~ST3Beの何れが選択されるかに応じて)、第1~第5特定強調音の何れかが選択されるようになっている。また、高反射演出TD12中は、効果音として共通の特定強調音が出力されるように構成してもよい。すなわち、後半演出における大当りに関する信頼度情報の内容にかかわらず、共通の特定強調音を出力するように構成してもよい。これにより、例えば高反射演出TD11中は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に応じて異なる所定強調音を出力する一方、高反射演出TD12中は、大当りに関する信頼度情報に拘わらず共通の特定強調音を出力することができ、高反射演出TD11と高反射演出TD12とで夫々異なる演出効果による表現を行うことが可能となる。また、高反射演出TD11中の所定強調音は大当りに関する信頼度情報に拘わらず共通とし、高反射演出TD12中の特定強調音は大当りに関する信頼度情報に応じて異なるものとなるように構成してもよい。
【0466】
なお、第1~第5特定強調音は、後半演出における大当りに関する信頼度情報に基づいて、大当り信頼度が高いほど、出力音量及び/又は出力時間が大となるように構成してもよい。この場合、第3後半演出ST3Ba(図22(a1))中に高反射演出TD12を実行する場合に出力される第1特定強調音よりも、第3後半演出ST3Bc(図22(c1))中に高反射演出TD12を実行する場合に出力される第3特定強調音の方が出力音量及び/又は出力時間が大となる。また、高反射演出TD12中の第1~第5特定強調音は、高反射演出TD11中の第1~第5所定強調音とは異ならせてもよいし、同じであってもよい。
【0467】
更に、高反射演出TD12中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2高反射中発光態様、例えば第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含む複数色(ここでは金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様で発光する。このように、後半発光態様は、第1高反射中発光態様、後半発光態様と同じであってもよいし、異なっていてもよいが、第3後半演出ST3Bcの文字色(ここでは金色)を含むように構成することが望ましい。また、後半発光態様は、文字色(ここでは金色)を含まないように構成してもよい。また、第1高反射中発光態様は文字色を含み、後半発光態様は文字色を含まないように構成することで、演出表現が単調となってしまうのを避け、演出効果の低下を防止することが可能となる。
【0468】
高反射演出TD12の後に図柄変動画面が開始されると、効果音として、装飾図柄164a~164cの停止に合わせて図柄停止音が出力される。
【0469】
続いて、以上のような図67に示すステップアップ予告演出に関し、高反射演出TD11,TD12を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図68図70は、第1の実施形態における図24図26に対応するもので、図67(e)~(h)の期間、即ち高反射演出TD11の開始時点から高反射演出TD12が終了して装飾図柄164の変動画面に移行するまでの期間について、図67よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図68図70に示す22コマ(フレーム)の表示画像は、図67(e)~(h)の期間における全フレームを示したものではなく、その全フレームから一定ピッチで抜き出したものである。従って、図68図70においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じ(ここではAミリ秒とする)である。このように、図68図70では、コマ数が倍になれば時間も倍になる関係となっており、例えば図68(a)~(c)間と図68(d)~(f)間の経過時間は同じであり、図68(a)~(c)間と図68(d)~(g)間の経過時間は前者よりも後者の方が長くなっている。
【0470】
まず、高反射演出TD11の詳細について説明する。図68(a)~図69(j)に示す高反射演出TD11では、その開始時に、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高反射画像320aが表示され(図68(a))、その高反射画像320aの大きさ(範囲)及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図69(j))ようになっている。
【0471】
また高反射画像320aについては、その大きさ(範囲)は表示開始時(図68(a))が最大で、時間経過とともに徐々に小さくなるように構成されている。即ち、高反射演出TD11は、高反射画像320aの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図68(a))よりも後者(図68(a)~図69(j))の方が実行時間が長くなっている。なお高反射演出TD11では、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高反射画像320aのカバー率は100%未満であり、高反射画像320aの大きさ(範囲)が最大のときでも(図68(a))、ステップアップ予告演出画像169の一部分は前側から視認可能となっている。もちろん、高反射画像320aの大きさ(範囲)が最大のとき、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高反射画像320aのカバー率が100%となるようにしてもよい。また、ステップアップ予告演出画像のうち、所定情報(文字情報、キャラクタ画像、信頼度色表示画像など)の一部が高反射画像320aにより隠蔽されることで、感得困難及び/又は視認困難になっていればよく、所定情報の全てが隠蔽されている必要はない。
【0472】
また高反射画像320aは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高反射画像320aは、その大きさ(範囲)だけでなく透過率についても時間経過とともに変化し、表示開始時(図68(a))の透過率が最小(例えば0%)で、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(上昇する)ように構成されている。即ち、高反射演出TD11は、高反射画像320aの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高反射画像320aの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図68(a))よりも後者(図68(a)~図69(j))の方が実行時間が長くなっている。
【0473】
このように、高反射演出TD11中は、その開始時(図68(a))が最も反射光(図68に破線で示す遊技者の上半身)の視認性が高く、時間経過とともに徐々に反射光の視認性が低下するようになっている。
【0474】
なお、高反射画像320aの最小透過率は0%よりも大であってもよい。また、高反射画像320aの透過率は、変化率(単位時間当たりの変化量)が一定でなくてもよい。また、高反射画像320aの透過率を不均一とし、その不均一な透過率を時間経過とともに変化させるように構成してもよい。また、高反射画像320aの透過率を変化させることなく大きさ(範囲)を変化させてもよいし、高反射画像320aの大きさ(範囲)を変化させることなく透過率を変化させてもよい。但し、高反射画像320aの大きさ(範囲)が小さくなるということは、高反射画像320aの一部分の透過率が上昇して100%に達することにより、その部分が実質的に消滅したと考えることができるから、高反射画像320aの大きさ(範囲)を変化させることは即ち高反射画像320aの透過率を実質的に変化させているとも言える。
【0475】
また高反射演出TD11では、高反射画像320aの後側に表示されるステップアップ予告演出画像169については、例えば高反射画像320aの表示開始時(図68(a))に、その前の第3前半演出ST3Aの画像(図67(d)参照)から第3後半演出ST3Bcの画像(図22(c1)参照)に切り替えられるようになっている。これにより、高反射演出TD11の開始後、高反射画像320aの大きさ(範囲)が徐々に小さくなり、同じく透過率が徐々に上昇するに従って、ステップアップ予告演出画像169の視認性が向上し、やがて高反射画像320aが消滅したとき(図69(j))、ステップアップ予告演出画像169全体(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が完全に視認可能となる。
【0476】
また、図68図70に破線で示す反射光(遊技者の上半身)の視認性は、高反射画像320aの透過率が低いほど、また高反射画像320aの大きさ(範囲)が大きいほど高くなる。従って、高反射演出TD11では、反射光の視認性は、高反射画像320aの表示開始時(図68(a))が最も高く、その後は高反射画像320aが消滅するまで(図69(j))徐々に低くなっていく。
【0477】
また、高反射演出TD11中は、演出ランプLが第1高反射中発光態様で発光する。第1高反射中発光態様は、第3後半演出ST3Bcの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっており、例えば文字色に対応する金色での発光が高反射演出TD11の後半或いは終盤に出現するように、緑色(図68(a)~(c))、白色(図68(d)~(f))、金色(図68(g)~(i))の順に発光色が変化するようになっている。但しこれに限らず、高反射画像320aの透過率の変化に応じて、演出ランプLの発光態様、例えば輝度及び/又は発光色を変化させるように構成してもよい。これにより、高反射画像320aの透過率の変化と発光態様の変化とがより関連付けられ、演出効果を高めることができる。また、高反射画像320aの透過率の変化に応じて、段階的に演出ランプLの発光態様(例えば輝度や発光色)が変化するように構成してもよい。例えば、高反射画像320aの透過率0%~30%の場合は第1発光態様、31%~70%の場合は第2発光態様、71%~99%の場合は第3発光態様といった具合である。
【0478】
以上のように、高反射演出TD11中は、高反射画像320aの大きさ(範囲)及び/又は透過率の変化によってその後側のステップアップ予告演出画像169の視認性は時間経過とともに変化し、ステップアップ予告演出画像169を構成する文字情報は、所定時点(例えば図68(d))で、視認不可能(又は視認困難)な状態から視認可能(又は視認容易)な状態に移行する。即ち、高反射演出TD11中は、文字情報を視認不可能(又は視認困難)な状態で高反射画像320aの透過率を変化させる第1透過率変化処理と、文字情報の全部を視認可能(又は視認容易)な状態で高反射画像320aの透過率を変化させる第2透過率変化処理とを実行可能であり、前者(例えば図68(a)~(d))と後者(例えば図68(d)~図69(j))で実行時間が異なり、前者よりも後者の実行時間が長くなっている。このように、前者よりも後者の実行時間を長くすることで、遊技者に対して、遊技者が最も興味のある文字情報に関しては早期に開示ができるとともに、高反射画像の表示時間も充分に設けることができ、高反射演出自体の演出効果を高めることができる。
【0479】
なお、第2透過率変化処理よりも第1透過率変化処理の実行時間を長くしてもよいし、前者と後者の実行時間を略同じにしてもよい。第2透過率変化処理よりも第1透過率変化処理の実行時間を長くすることで、文字情報の開示を遅らせることができ、これにより遊技者の期待感や緊張感を煽ることが可能となる。また、一旦文字情報が開示された状態となってからは、より早期に全体を開示(より早期に文字情報を見やすくするために視認性を高める)することが望ましいので、第1透過率変化処理の実行時間を長く設けた場合には、第2透過率変化処理の実行時間がより短いことが望ましい。
【0480】
なお、文字情報が視認不可能(又は視認困難)な状態と視認可能(又は視認容易)な状態との境界については、例えば文字情報の少なくとも一部が高反射画像と重ならない状態となったタイミングで、その文字情報が視認可能(又は視認容易)となったものと定義してもよい。また、文字情報の全部(全体)が高反射画像と重ならない状態となったタイミングで、その文字情報が視認可能(又は視認容易)となったものと定義してもよい。
【0481】
また、高反射演出TD11中は、文字情報を視認不可能(又は視認困難)な状態で高反射画像320aの大きさ(範囲)を変化させる第1範囲変化処理と、文字情報の全部を視認可能(又は視認容易)な状態で高反射画像320aの大きさ(範囲)を変化させる第2範囲変化処理とを実行可能であり、前者(例えば図68(a)~(d))と後者(例えば図68(d)~図69(j))で実行時間が異なり、前者よりも後者の実行時間が長くなっている。なお、第2範囲変化処理よりも第1範囲変化処理の実行時間を長くしてもよいし、前者と後者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0482】
高反射演出TD11が終了し、第3後半演出ST3Bcに関するステップアップ予告演出画像169全体が視認可能になると(図69(j))、画面に表示されているセリフ文字列(文字情報)に対応する「もっといいことありそう」のセリフ音(第3後半ボイス)が出力されるが、ステップアップ予告演出画像169に対しては、そのセリフ音の出力に対応して次のような動的表示が行われる。即ち、図69(j)~(o)に示すように、セリフ音(第3後半ボイス)の出力中、キツネのキャラクタ画像がセリフ音に合わせていわゆる口パク動作を行うとともに、セリフ文字列が所定動作(ここでは各文字の揺動)を行う。また、出力中のセリフ音に対応する文字の表示色が一時的に変化(例えば金色から白色)する。これにより、金色で表示された「もっといいことありそう」の文字列上を、白色の部分が例えば左から右に移動するように認識される。なお、キャラクタの口パク動作を伴うことなくセリフ音を出力してもよい。
【0483】
第3後半演出ST3Bcにおける実行後動的表示処理(図69(j)~(o))が終了すると、続いて高反射演出TD12が開始される。図69(o)~図70(v)に示す高反射演出TD12では、高反射演出TD11と同様、ステップアップ予告演出画像169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高反射画像320bが出現してやがて消滅するようになっているが、この高反射演出TD12における高反射画像320bの表示パターンは、高反射演出TD11における高反射画像320aの表示パターンとは異なっており、その実行時間の長さも異なっている。なお、高反射演出TD12についても、高反射演出TD11と同様に、透過率が低い(例:0%)高反射画像を短時間で表示した後、その時間よりも長い時間をかけて、高反射画像の透過率を上げていくことで、図柄変動画面へと遷移するように構成してもよい。
【0484】
即ち高反射画像320bは、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図69(o)~図70(s))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図70(s)~(v))ように構成されている。このように高反射演出TD12は、高反射画像320bの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図69(o)~図70(s))よりも後者(図70(s)~図70(v))の方が実行時間が短くなっている。なお高反射演出TD12では、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高反射画像320bのカバー率は100%未満で、高反射画像320bの大きさ(範囲)が最大のときでも(図70(s))、ステップアップ予告演出画像169の一部分は高反射画像320bの範囲から外れている。もちろん、高反射画像320bの大きさ(範囲)が最大のとき、ステップアップ予告演出画像169全体に対する高反射画像320のカバー率が100%となるようにしてもよい。
【0485】
このように、高反射演出TD12中は、その開始時(図69(o))から所定時点(図70(s))まで徐々に反射光(図69に破線で示す遊技者の上半身)の視認性が高くなり、その後に徐々に反射光の視認性が低下するようになっている。
【0486】
なお、高反射演出TD12と高反射演出TD11とで、ステップアップ予告演出画像全体に対する高反射画像のカバー率を異ならせるように構成してもよく、この場合に、少なくとも信頼度を示唆する情報(文字情報、キャラクタ情報、信頼度色を示唆する表示)については、高反射演出TD12と、高反射演出TD11のいずれにおいても、高反射画像によりカバーしていることが望ましい。また、高反射演出TD12を実行するタイミングにおいては、すでに信頼度を示唆する情報を開示済みであるので、これらの情報が高反射画像により隠蔽されていない領域/範囲が存在していてもよい。
【0487】
また高反射画像320bは、その範囲内で透過率が略均一となるように設定されている。また高反射画像320bは、その大きさ(範囲)だけでなく透過率も変化するようになっており、時間経過とともに透過率が例えば一定の変化率で徐々に小さくなって所定時点で最小(ここでは0%)となり(図69(o)~図70(s))、その後、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(図70(s)~図70(v))ように構成されている。即ち、高反射演出TD12は、高反射画像320bの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高反射画像320bの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図69(o)~図70(s))よりも後者(図70(s)~(v))の方が実行時間が短くなっている。これにより、図68図70に破線で示す反射光(遊技者の上半身)の視認性は、高反射画像320bの表示開始から徐々に高くなり(図69(o)~図70(s))、その後は高反射画像320bが消滅するまで(図70(s)~(v))徐々に低くなっていく。なお、高反射画像320bの最小透過率は0%としているが(図70(s))、0%よりも大であってもよい。もちろん、高反射画像320bの透過率を不均一とし、その不均一な透過率を時間経過とともに変化させるように構成してもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を長くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0488】
また、高反射画像320bの透過率を変化させることなく大きさ(範囲)を変化させてもよいし、高反射画像320bの大きさ(範囲)を変化させることなく透過率を変化させてもよい。但し、高反射画像320bの大きさ(範囲)が小さくなるということは、高反射画像320bの一部分の透過率が上昇して100%に達することにより、その部分が実質的に消滅したと考えることができるから、高反射画像320bの大きさ(範囲)を変化させることは即ち高反射画像320bの透過率を実質的に変化させているとも言える。
【0489】
また高反射演出TD12では、高反射画像320bの後側に表示されるステップアップ予告演出画像169については、例えば高反射画像320bの大きさ(範囲)が最大、透過率が最小となったとき(図70(s))、又はその近傍のタイミングで、装飾図柄164の変動画面(図67(h)参照)に切り替えられるようになっている。これにより、高反射演出TD12の開始後、高反射画像320bの大きさ(範囲)が徐々に大きくなり、同じく透過率が徐々に低下するに従って第3後半演出ST3Bに関するステップアップ予告演出画像169の視認性が低下し、ステップアップ予告演出画像169の視認性が最も低下した時点(図70(s))、又はその近傍のタイミングで装飾図柄164の変動画面に切り替えられる。そして、その後に高反射画像320bの大きさ(範囲)が徐々に小さくなり、同じく透過率が徐々に上昇するに従って装飾図柄164の変動画面の視認性が向上し、やがて高反射画像320bが消滅したとき(図70(v))、装飾図柄164の変動画面全体(ミニ図柄165等の後側に隠れている部分を除く)が完全に視認可能となる。このように、高反射演出TD12の実行中に、ステップアップ予告演出画像(特定画像)169の表示を終了させる特定画像終了演出を実行するようになっている。
【0490】
なお、高反射演出TD11終了後の第3後半演出ST3Bc中は演出ランプLが後半発光態様で発光し、その後の高反射演出TD12中は演出ランプLが第2高反射中発光態様で発光する。本実施形態では、後半発光態様と第2高反射中発光態様は何れも第1高反射中発光態様と共通で、第3後半演出ST3Bcの文字色(例えば金色)を含む複数色(例えば金色、緑色、白色の3色)に循環的に変化する循環変化態様となっており、緑色(図69(j)~(l))、白色(図69(m)~(o))、金色(図69(p)~(r))、緑色(図70(s)~(u))の順に発光色が変化するようになっている。なお、後半発光態様と第2高反射中発光態様の少なくとも一方を第1高反射中発光態様と異ならせてもよい。但しその場合であっても、何れの発光態様にも文字色(例えば金色)に対応する色が含まれるようにすることが望ましい。
【0491】
続いて二例目として、図32図35に示すボタン予告演出1において、高明度演出を全て高反射演出に変更した例を説明する。が、このステップアップ予告演出の基本的構成(図21図22)についての説明は省略する。図71は、図32に対応するもので、操作後演出として操作後成功演出が選択される場合のボタン予告演出1の概要を示している。ここで、ボタン導入演出BA0については第1の実施形態で説明した図32と同様であるため、操作促進演出BA1から説明を行う。
【0492】
ボタン導入演出BA0(図71(a),(b))に続いては、演出ボタン(操作手段)34の操作を促す操作促進画像176を表示する操作促進演出BA1(図71(c)~(d))が行われる。ここで、操作促進画像176は、操作対象である演出ボタン(操作手段)34を示すボタン画像(操作対象画像)176aと、操作対象である演出ボタン34に対する操作態様を示す操作態様報知画像176bとで構成されており、例えば「キャラを笑わせろ」の文字列画像175に代えて画面の略中央に表示されるようになっている。なお、操作態様報知画像176bは、演出ボタン34の押圧方向を示す矢印と「PUSH」の文字列とで構成されている。
【0493】
また、操作促進演出BA1の実行中には、高反射画像320eを表示することにより、その高反射画像320eの後側の画像(ここでは操作促進画像176)の視認性を低下させるとともに、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36による反射光(図71(c)に破線で示す遊技者の上半身)を目立たせ、前側から認識しやすくする高反射演出TD31が実行される(図71(c))。この高反射演出TD31により、操作促進画像176の出現、即ち操作有効期間の開始を強調することができるとともに、遊技機の撮影者である遊技者の姿を映像に映りやすくすることができる。この高反射演出TD31中は、引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高反射演出TD31の開始時には、効果音として所定の第1強調音が出力される。また高反射演出TD31中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第1高反射中発光態様、例えば青色で発光する。また図示しないが、操作有効期間の経過状況を示すゲージ部を表示するように構成してもよい。この場合、ゲージ部は、高反射画像320eの表示が終わったタイミング(図71(d))で表示が開始され、操作有効期間の経過に応じてゲージ部の表示態様が変化するように表示される。また、高反射画像320eの表示範囲については、その後にゲージ部が表示される予定の領域に重なる範囲で表示されるように構成してもよいし、ゲージ部が表示される予定の領域とは重ならない範囲で、操作促進画像のみと重なる領域に表示されるように構成してもよい。また、キャラクタ画像に重なるように高反射画像を表示してもよい。
【0494】
操作促進演出BA1中は、高反射演出TD31の終了後も引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高反射演出TD31の終了後は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が操作待ち発光態様、例えば青色点滅で発光する。
【0495】
操作促進演出BA1中、即ち操作有効期間中に演出ボタン34が操作されると、高反射画像320fを表示することにより、その高反射画像320fの後側の画像(ここでは操作促進画像176)の視認性を低下させるとともに、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36による反射光(図71(e)に破線で示す遊技者の上半身)を目立たせ、前側から認識しやすくする高反射演出TD32が行われる(図71(e))とともに、その高反射演出TD32中に、操作後演出BA2として操作後成功演出BA2Aが開始される。ここで、高反射演出TD32では、操作促進画像176に対応する範囲で高反射画像320fの表示が開始され(図71(e))、その高反射画像320fの表示中(高反射演出TD32中)に操作促進画像176は画面から消去され、例えばすまし顔のキャラクタ画像174が所定動作を開始する(図71(f))。その場合、高反射演出TD32における高反射画像320fの透過率を低下させ、操作促進画像176を視認不能とした状態で、画面から消去するように構成してもよい。
【0496】
そして、高反射画像320gを表示することにより、その高反射画像320gの後側の画像(ここではキャラクタ画像174)の視認性を低下させるとともに、液晶表示手段58やその前側のガラスユニット36による反射光(図71(g)に破線で示す遊技者の上半身)を目立たせ、前側から認識しやすくする高反射演出TD33が行われ(図71(g))、その高反射演出TD33中に、キャラクタ画像174はすまし顔から笑顔に変化するようになっている。その場合、高反射演出TD33における高反射画像320gの透過率を向上させ、キャラクタ画像174が視認可能な状態(視認性は低下した状態)で、キャラクタ画像174を変化させるように構成してもよい。
【0497】
操作後成功演出BA2Aの実行中も、引き続きボタン予告演出1に係るBGM3の出力が継続される。また高反射演出TD32,TD33の開始時には、効果音として夫々第2,第3強調音が出力される。また高反射演出TD32中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が第2高反射中発光態様、例えば白色で発光し、その後の高反射演出TD33中は、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が成功時発光態様、例えば赤色で発光する。また、高反射演出TD32の終了後、高反射演出TD33の開始までの間は、演出ランプLは一時消灯する。なお、操作後失敗演出の場合には、高反射演出TD33中は成功時発光態様とは異なる失敗時発光態様、例えば緑色で発光する。
【0498】
以上の操作後成功演出BA2Aが終了すると、大当りの変動結果演出が行われ、中装飾図柄164cが停止して「7・7・7」等の大当り演出態様が成立する(図71(h))。この大当りの変動結果演出では、効果音として大当り停止音が出力されるとともに、演出ランプLの少なくとも一部(ここでは枠側ランプLaと盤側ランプLbの両方)が大当り停止時発光態様、例えば赤色点滅で発光する。
【0499】
続いて、以上のような図71に示すボタン予告演出1に関し、高反射演出TD31~33を中心とする演出期間についてより詳細に説明する。図72図71(c)~(d)の期間について、また図72図71(e)~(g)の期間について、夫々図71よりも更に微小な時間間隔で表示画面及び発光手段の変化を示したものである。なお、図72図73においては、隣り合うフレーム間の時間間隔は全て同じで、ステップアップ予告演出における図68図70等と同じAミリ秒とする。
【0500】
まず高反射演出TD31の詳細について説明する。図72(a)~(e)に示す高反射演出TD31では、その開始時に、ボタン予告演出画像173よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高反射画像320eが表示され(図72(a))、その高反射画像320eの大きさ及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図72(e))ようになっている。ここで、高反射画像320eは、ボタン予告演出画像173の一部、ここでは左右の装飾図柄164a,164bの間の領域に対応する大きさ(範囲)に表示されるとともに、透過率はその表示範囲内で均一であり、大きさ(範囲)及び透過率は時間経過とともに変化するようになっている。
【0501】
高反射画像320eの表示が開始されると(図72(a))、その時点で文字列画像175が消去され、高反射画像320eの表示範囲内に操作促進画像176が表示される。高反射画像320eの大きさ(範囲)は表示開始時(図72(a))が最大で、時間経過とともに徐々に小さくなるように構成されている。即ち、高反射演出TD31では、高反射画像320eの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図72(a))よりも後者(図72(a)~(e))の方が実行時間が長くなっている。なお、複数種類の操作促進画像のいずれか1つを表示可能に構成した場合には、表示する操作促進画像に応じて、高反射画像の表示サイズを異ならせるように構成してもよい。また、複数種類の操作促進画像のうち、高信頼度(大当り信頼度やボタン予告演出の成功期待度が高いもの)に対応する操作促進画像を表示する場合には、低信頼度に対応する操作促進画像を表示する場合と比べて、高反射画像の表示範囲を広くするように構成してもよい。この時、高信頼度に対応する操作促進画像として、低信頼度に対応する操作促進画像よりも大きい表示サイズのものを採用し、操作促進画像の表示サイズに応じた高反射画像を表示することで、高反射画像の表示範囲内に操作促進画像を表示するとともに、信頼度に応じて高反射画像の表示サイズが異なるように構成してもよい。また、高信頼度に対応する操作促進画像を表示する場合においては、操作促進画像の表示サイズよりもさらに広範囲に高反射画像を表示することで、図柄、ボタン予告演出キャラクタ画像、背景画像などの全て又は少なくともいずれか1つと重なるように構成してもよい。
【0502】
また高反射画像320eの透過率は、表示開始時(図72(a))が最小(例えば10%)で、時間経過とともに例えば一定の変化率で徐々に大きくなる(上昇する)ように構成されている(透過率変化処理、透過率変化演出)。即ち、高反射演出TD31では、高反射画像320eの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高反射画像320eの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図72(a))よりも後者(図72(a)~(e))の方が実行時間が長くなっている。
【0503】
高反射演出TD31中は、演出ランプLが第1高反射中発光態様(ここでは青色)で発光する(図72(a)~(d))。なお、高反射画像320eでは、最小透過率は0%よりも大(例えば10%)であり、この最小透過率となる表示開始時(図72(a))においても、操作促進画像176は僅かながら視認可能な状態となっているが、高反射画像320eの最小透過率は0%であってもよい。高反射画像の透過率が低いほど、反射光(図72に破線で示す遊技者の上半身)の視認性は高くなる。また、高反射画像320eの大きさのみを変化させ、透過率は一定としてもよいし、透過率のみを変化させ、大きさは一定としてもよい。また、高反射画像320eの透過率は不均一であってもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を短くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0504】
高反射画像320eが消滅して高反射演出TD31が終了すると(図72(e))、演出ボタン34が操作されて操作有効期間が終了するまで、操作促進画像176は演出ボタン34が押下操作される様子を示すように動的表示される(図72(f))。またその間、演出ランプLは操作待ち発光態様(ここでは青色点滅)で発光する。なお、演出ランプLの操作待ち発光態様を消灯状態としてもよい。また、一部の演出ランプを青色点滅とし、その他の演出ランプを消灯状態としてもよいし、一部の演出ランプを消灯状態とし、その他の演出ランプを青色点滅としてもよい。また、操作有効期間は、操作促進画像176の表示開始時,即ち高反射演出TD31の開始時(図72(a))に開始してもよいし、高反射画像320eの消滅時、即ち高反射演出TD31の終了時(図72(e))に開始してもよいし、それらの間の任意のタイミングで開始してもよい。
【0505】
続いて、高反射演出TD32,TD33の詳細について説明する。操作有効期間中(図72(f))に演出ボタン34が操作されると、操作促進演出BA1から操作後成功演出BA2Aに移行するとともに、まずは高反射演出TD32が行われる(図73(a))。この高反射演出TD32では、高反射演出TD31と同様、ボタン予告演出画像173よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に高反射画像320fが表示され(図73(a))、その高反射画像320fの大きさ及び透過率が徐々に変化して最終的に消滅する(図73(d))ようになっているが、その高反射画像320fの変化は高反射演出TD31における高反射画像320e(図72(a)~(e))とは異なっている。
【0506】
即ち高反射画像320fは、操作促進画像176に対応する大きさ(範囲)で表示開始した後(図73(a))、その大きさ(範囲)が時間経過とともに徐々に大きくなって所定時点で最大となり(図73(b))、その後、時間経過とともに徐々に小さくなって最終的に消滅する(図73(b)~(d))ように構成されている。このように高反射演出TD32では、高反射画像320fの大きさ(範囲)を拡大方向に変化させる拡大変化演出と、同じく縮小方向に変化させる縮小変化演出とで構成されるとともに、前者(図73(a)~(b))よりも後者(図73(b)~(d))の方が実行時間が長くなっている。また、高反射演出TD32における高反射画像320fの最大範囲(第2範囲)は、高反射演出TD31における高反射画像320eの最大範囲(第1範囲)よりも広くなっている。
【0507】
また高反射画像320fは、例えば透過率が均一で時間経過とともに変化するようになっており(透過率変化処理、透過率変化演出)、時間経過とともに透過率が徐々に小さくなって所定時点で最小(最低)となり(図73(a)~(b))、その後、時間経過とともに徐々に大きくなる(図73(b)~(d))ように構成されている。即ち、高反射演出TD32では、高反射画像320fの透過率を低下方向に変化させる低透過率変化演出と、高反射画像320fの透過率を上昇方向に変化させる高透過率変化演出とで構成されるとともに、前者(図73(a)~(b))よりも後者(図73(b)~(d))の方が実行時間が長くなっている。なお、高反射画像320fの最小(最低)透過率は0%よりも大(例えば20%)としているが、0%であってもよい。また、高反射画像320fの大きさのみを変化させ、透過率は一定としてもよいし、透過率のみを変化させ、大きさは一定としてもよい。また、高反射画像320fの透過率は不均一であってもよい。また、低透過率変化演出よりも高透過率変化演出の実行時間を短くしてもよいし、両者の実行時間を略同じにしてもよい。
【0508】
また、高反射演出TD31と高反射演出TD32とで、高反射画像の最小透過率(透過性能)を異ならせるように構成してもよいし、高反射画像の表示範囲(透過性能)を異ならせるように構成してもよい。またこの場合、高反射演出TD31よりも高反射演出TD32の方が高反射画像の最小透過率を小さくすることが望ましく、また高反射演出TD31よりも高反射演出TD32の方が高反射画像の表示範囲は大きくすることが望ましい。これにより、操作促進画像の表示前後、または遊技者による操作手段の操作の前後で、異なる高反射演出を実行することができ、さらに操作後の成功時には、よりインパクトのある高反射演出を実行することが可能となる。
【0509】
高反射演出TD32中は、高反射画像320fの後側でまず操作促進画像176が消去され(図73(a)→(b))、その後にキャラクタ画像174がすまし顔のまま回転、その他の所定動作を行う(図73(b)~(d))ようになっている。また高反射演出TD32中は、演出ランプLが第2高反射中発光態様(ここでは白色)で発光する(図73(a)~(c))。そして、高反射演出TD32が終了した後、キャラクタ画像174が拡大しつつすまし顔から笑顔に切り替えられるが(図73(d)→(e))、その際に高反射演出TD33が行われる。
【0510】
高反射演出TD33は、キャラクタ画像174が笑顔に変化したことを強調するためのもので、キャラクタ画像174がすまし顔から笑顔に変化するタイミングで、そのキャラクタ画像174の表示範囲に対応する高反射画像320gを表示するようになっている(図73(e))。高反射画像320gの消滅により高反射演出TD33が終了すると、笑顔のキャラクタ画像174が完全に視認可能な状態となる(図73(f))。また演出ランプLは、高反射演出TD32後に一旦消灯し、高反射演出TD33以降は成功時発光態様(ここでは赤色)で発光する(図73(d)~(f))。
【0511】
ここで、高反射画像320gの最小(最低)透過率は0%よりも大(例えば10%)とするが、0%であってもよい。また、高反射画像320gは透過率が均一であるとするが、不均一であってもよい。なお、この高反射演出TD33の実行時間(高反射画像320gの表示時間)は、高反射演出TD31,TD32の各実行時間よりも短くなっている。また、高反射演出TD33における高反射画像320gの最大範囲(第2範囲)は、高反射演出TD31における高反射画像320eの最大範囲(第1範囲)よりも広くなっている。
【0512】
以上のように、演出ボタン34が操作されたことに基づいて高反射演出TD32,TD33が行われるとともに、その高反射演出TD32,TD33の実行中に、操作後成功演出(操作後演出)BA2Aが実行されるようになっている。
【0513】
以上説明したように、本実施形態のボタン予告演出1では、第1範囲に高反射画像320eを表示する高反射演出TD31と、第1範囲よりも広い第2範囲に高反射画像320fを表示する高反射演出TD32とを実行可能であり、演出ボタン(操作手段)34の操作を促す操作促進画像176を表示する操作促進演出と、演出ボタン34の操作後に行われる操作後演出とを実行可能であり、操作促進演出の実行中に高反射演出TD31を実行可能であり、演出ボタン34が操作された場合に高反射演出TD32を実行可能であり、高反射演出TD32の実行中に操作後演出を実行可能となっている。なお、操作促進画像176の前側に表示される高反射画像と、キャラクタ画像174の前側に表示される高反射画像とで、透過率を異ならせるように構成してもよい。この場合、操作促進画像176の前側に表示される高反射画像の方が透過率が低く、キャラクタ画像174の前側に表示される高反射画像の方が透過率が高くなるように構成してもよいし、その逆でもよい。
【0514】
また、上述したボタン予告演出1は、装飾図柄164が大当り演出態様となるか否かに応じて異なる表示態様に変化する(所定事象の出現に関する信頼度情報を有する特定画像を表示する)特定予告演出の一例であって、操作後成功演出BA2A(特定画像を表示する後半演出)とその前の操作促進演出BA1(特定画像を表示する前の前半演出)とを有し、操作促進演出BA1の実行後、操作後成功演出BA2Aの開始時に高反射演出TD32を実行可能となっている。これにより、遊技者がボタン予告演出1の実行中に当該遊技機を撮影しようとすると、最も注目すべき操作後成功演出BA2Aの開始時に高反射演出TD32が行われ、それによって撮影者である遊技者の上半身が液晶表示手段58或いはその前側のガラスユニット36に反射して映像に映りやすくなるため、遊技者による遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開を効果的に抑止することが可能である。なおボタン予告演出1では、操作促進演出BA1(前半演出)では第1高反射発光態様等(第1発光態様)で演出ランプLを発光させ、高反射演出TD32では第2高反射発光態様(第2発光態様)で演出ランプLを発光させ、操作後成功演出BA2A(後半演出)では成功時発光態様等(第3発光態様)で演出ランプLを発光させるようになっている。
【0515】
以上、第1の実施形態で示したステップアップ予告演出(図21図26)とボタン予告演出1(図32図35)に対し、「高明度画像」を全て「高反射画像」に差し替え、「高明度演出」を「高反射演出」とした具体例を示したが、第1の実施形態で示したそれ以外の演出、例えばリーチ予告演出(図27図31)、セリフ予告演出1(図36図40)、疑似連予告演出(図41図43)、ボタン予告演出2(図44図47)、割込み予告演出(図48図52)、セリフ予告演出2(図53図55)、信頼度示唆演出(図56図58)、リーチタイトル表示演出(図59図60)、操作演出(図61図62)、リーチ発展演出(図63図66)についても同様に、「高明度画像」を全て「高反射画像」に差し替え、「高明度演出」を「高反射演出」とすることが可能である(具体的な説明は省略する)。
【0516】
図74図75は本発明の第3の実施形態を例示し、一つの演出中に、第1の実施形態で示した高明度演出と、第2の実施形態で示した高反射演出とを共に実行するように構成した例を示している。本実施形態では、第1の実施形態で説明したステップアップ予告演出(図21図26)に基づいて、その高明度演出WO12の前後に高反射演出を実行するように構成している。
【0517】
図74図75は、第1の実施形態で説明した図25図26に対応している。本実施形態の図74図75が第1の実施形態の図25図26と異なるのは、高明度演出WO12の開始直前(図74(o))に、高反射画像320xを表示する高反射演出を実行し、高明度演出WO12の終了直後(図75(v))に、高反射画像320yを表示する高反射演出を実行している点である。
【0518】
高反射画像320x,320yは、ステップアップ予告演出画像169よりも前側で、且つミニ図柄165、保留台座画像168及びその前側の保留画像X1~X4,Y1~Y4よりも後側に、ステップアップ予告演出画像169全体をカバーする範囲(大きさ)に表示され、またその透過率はその表示範囲内で均一(ここでは0%)に設定されている。もちろん、高反射画像320x,320yの表示範囲は任意であり、また透過率は0%でなくてもよいし均一でなくてもよい。
【0519】
このように、遊技者を注目させるために行われる高明度演出の前後に高反射演出を実行することにより、遊技者がその高明度演出を含む演出期間について当該遊技機を撮影しようとすると、高反射演出もその撮影期間に含めざるを得ず、それによって撮影者である遊技者の上半身が液晶表示手段58或いはその前側のガラスユニット36に反射して映像に映りやすくなるため、遊技者による遊技機の無断撮影、或いは撮影した映像の無断公開を効果的に抑止することが可能である。なお、高反射演出は高明度演出の前と後の何れか一方にのみ実行してもよい。
【0520】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、高明度演出で表示される高明度画像170及び高反射演出で表示される高反射画像320について、実施形態では、時間経過とともに大きさと透過率(均一)が変化する場合や、大きさと透過率の内、透過率(均一)のみが時間経過とともに変化し、大きさについては後ろの画像に対するカバー率100%のまま変化しない場合、大きさと透過率のうち、大きさのみが時間経過とともに変化し、透過率(ここでは均一)は変化しない場合(図76(a))などについて説明したが、これに限られるものではない。図76(b)は、高明度画像170の大きさと透過率のうち、透過率のみが時間経過とともに変化し、大きさについては後ろの画像に対するカバー率100%未満のまま変化しない場合を示している。
【0521】
また図76(c)は、高明度画像170の透過率が不均一で、時間経過とともに大きさと透過率が変化する場合を示している。なお、図76(c)の例では、高明度画像170の中央から外側に向けて透過率の変化率が徐々に大きくなっているが、逆に高明度画像170の中央から外側に向けて透過率の変化率が徐々に小さくなるように構成してもよい。また、図76(c)では、高明度画像170の内部で透過率が段階的に変化している例を示したが、高明度画像170の内部で透過率が略連続的に変化するように構成してもよい。なお、以上説明した図76(b),(c)の例に関しては高反射画像320にも同様に適用可能である。
【0522】
高明度演出の種類を、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率(均一)が時間経過とともに変化する第1形態、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率(不均一)が時間経過とともに変化する第2形態、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率のうち、大きさ及び/又は位置が時間経過とともに変化するが透過率(均一)は変化しない第3形態、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率のうち、大きさ及び/又は位置が時間経過とともに変化するが透過率(不均一)は変化しない第4形態、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率のうち、透過率(均一)は時間経過とともに変化するが大きさ及び/又は位置は変化しない第5形態、高明度画像の大きさ及び/又は位置と透過率のうち、透過率(不均一)は時間経過とともに変化するが大きさ及び/又は位置は変化しない第6形態の6種類の形態に分類し、実施形態に示した各演出の変形例を具体的に説明すると、次のようになる。即ち、ステップアップ予告演出では、高明度演出WO11,WO12の何れも第1形態としたが、高明度演出WO11を第2~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO12を第2~第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO11,WO12は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO11,WO12に対応する高反射演出TD11,TD12についても同様である。
【0523】
リーチ予告演出では、高明度演出WO21,WO22の何れも第5形態としたが、高明度演出WO21を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO22を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO21,WO22は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO21,WO22に対応する高反射演出TD21,TD22についても同様である。ボタン予告演出1では、高明度演出WO31~WO33の何れも第1形態としたが、高明度演出WO31を第2~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO32を第2~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO33を第2~第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO31~WO33は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO31~WO33に対応する高反射演出TD31~TD33についても同様である。セリフ予告演出1では、高明度演出WO41を第5形態、高明度演出WO42を第3形態としたが、高明度演出WO41を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO42を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO41,WO42は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO41,WO42に対応する高反射演出TD41,TD42についても同様である。
【0524】
疑似連予告演出では、高明度演出WO51,WO52の何れも第5形態としたが、高明度演出WO51を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO52を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO51,WO52は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO51,WO52に対応する高反射演出TD51,TD52についても同様である。ボタン予告演出2では、高明度演出WO61~WO63の何れもどの態様であるかを明示していないが、高明度演出WO61を第1~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO62を第1~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO63を第1~第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO61~WO63は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO61~WO63に対応する高反射演出TD61~TD63についても同様である。割込み予告演出では、高明度演出WO71~WO73の何れも第3形態としたが、高明度演出WO71を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO72を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO73を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO71~WO73は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO71~WO73に対応する高反射演出TD71~TD73についても同様である。
【0525】
セリフ予告演出2では、高明度演出WO81を第3形態、高明度演出WO82を第6形態としたが、高明度演出WO81を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよいし、高明度演出WO82を第1~第5形態の何れかとしてもよい。この場合、高明度演出WO81,WO82は同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよく、その組み合わせは任意である。高明度演出WO81,WO82に対応する高反射演出TD81,TD82についても同様である。信頼度示唆演出では、高明度演出WO91を第3形態としたが、高明度演出WO91を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよい。高明度演出WO91に対応する高反射演出TD91についても同様である。リーチタイトル表示演出では、高明度演出WOA1を第3形態としたが、高明度演出WOA1を第1,第2,第4~第6形態の何れかとしてもよい。高明度演出WOA1に対応する高反射演出TDA1についても同様である。操作演出では、高明度演出WOB1を第5形態としたが、高明度演出WOB1を第1~第4,第6形態の何れかとしてもよい。高明度演出WOB1に対応する高反射演出TDB1についても同様である。以上のように、予告演出毎、或いは予告演出中の高明度演出(又は高反射演出)毎に高明度演出(又は高反射演出)の態様を異ならせることにより、予告演出毎に様々な高明度演出(又は高反射演出)を実行することができ、表現の単調化を防ぎ、演出効果を高めることが可能となる。
【0526】
実施形態のステップアップ演出では、例えば第3後半演出ST3Bとして5種類(図22(a1)~(e1))の何れが選択された場合であっても、また第5後半演出ST5Bとして5種類(図22(a2)~(e2))の何れが選択された場合であっても、高明度演出WO11,WO12においては夫々共通の高明度画像170a,170bを表示するように構成したが、大当り信頼度等に応じて異なる高明度画像を表示するように構成してもよい。同様に、実施形態のリーチ予告演出では、第1~第4演出態様(図27(a)~(d))の何れが選択された場合であっても、高明度演出WO22においては共通の高明度画像170dを表示するように構成したが、大当り信頼度等に応じて異なる高明度画像を表示するように構成してもよい。この場合、大当り信頼度等に応じて高明度画像の大きさ、透過率の少なくとも一つを異ならせてもよいし、高明度画像の大きさ及び/又は透過率の変化パターンを異ならせてもよい。高明度演出WO11,WO12に対応する高反射演出TD11,TD12についても同様である。
【0527】
所定事象の出現に関する信頼度情報を有する特定画像の表示を終了する際に実行する特定画像終了時演出として、実施形態のステップアップ予告演出では高明度演出WO12を例示し、同じくリーチ予告演出では特定画像を一時的に隠蔽する隠蔽画像172を表示する例を示したが、これに限られるものではなく、単に文字情報を画面から消去するような演出も特定画像終了時演出に含まれる。高明度演出WO12に対応する高反射演出TD12についても同様である。
【0528】
高明度演出(又は高反射演出)を含む予告演出A,Bを実行可能である場合に、予告演出Aと予告演出Bとで、高明度画像(又は高反射画像)の最小透過率、透過率の変化率等を異ならせてもよいし、高明度画像(又は高反射画像)の透過率を時間経過により変化させるか否か、高明度画像(又は高反射画像)の大きさを時間経過により変化させるか否かを異ならせてもよい。またこの場合、予告演出Aと予告演出Bとで所定事象の出現に関する信頼度を異ならせてもよいが、高明度画像(又は高反射画像)の最小透過率が高い方が信頼度が高く、透過率が変化する時間が長い方が信頼度が高くなるように構成することが望ましい。
【0529】
上述した全ての演出(図21図26のステップアップ予告演出、図27図31のリーチ予告演出、図32図35のボタン予告演出1、図36図40のセリフ予告演出1、図41図43の疑似連予告演出、図44図47のボタン予告演出2、図48図52の割込み予告演出、図53図55のセリフ予告演出2、図56図58の信頼度示唆演出、図59図60のリーチタイトル表示演出、図61図62の操作演出、図63図66のリーチ発展演出)のうち、図63図66のリーチ発展演出を除く演出において画面上に文字列を表示する例を示したが、それら文字列を表示する各演出は次のように構成してもよい(もちろん、図63図66のリーチ発展演出についても文字列を表示するとともにその文字列について次のように構成してもよい)。即ち、上記の例では平面的な文字列を表示しているが、これに限らず立体的な文字列を表示するように構成してもよい。具体的には、文字自体が側面部分を有するように立体的な文字表現とすることで、文字自体を所定速度で回転表示(動的表示)させた場合に、文字の側面部分と正面部分との見える角度が変化するような動的表示演出を実行することができる。これにより、例えば文字列の表示を開始した時点では文字の正面部分に比べて側面部分が多く見えるように表示し、その後、文字を動的表示させて、徐々に文字の正面部分が側面部分に比べて多く見えるように表示することで、文字の見え方が側面部分から正面部分へと徐々に変化するので、動的表示の実行時間の経過に応じて、遊技者が文字列を感得しやすくなるような演出表現を行うことが可能となる。また、そのような動的表示演出を、文字列を形成する各文字に対して実行するように構成してもよく、この場合、文字によって側面部分と正面部分の見える角度を異ならせるように構成してもよい。また、文字列を形成する各文字の大きさを異ならせてもよく、この場合、文字のサイズによって側面部分と正面部分の見える角度を異ならせるように構成してもよい。また、文字列を形成する各文字に対して、異なる速度の回転表示(動的表示)を行うように構成してもよい。これにより、側面部分が多く見える状態から正面部分が多く見える状態へと遷移する速度を文字毎に異ならせることが可能となる。また、側面部分が多く見える状態から正面部分が多く見える状態へと遷移するパターンに限らず、文字列の表示開始時点では正面部分がより多く見えるようにし、その後、動的表示の時間経過に応じて側面部分がより多く見えるように構成してもよい。また、文字に応じて、側面部分がより見えやすい状態で表示された後、正面部分が徐々に見えやすくなるように遷移する動的表示を行うものと、正面部分がより見えやすい状態で表示された後、側面部分が徐々に見えやすくなるように遷移する動的表示を行うものとに分けて表示するように構成してもよい。高明度演出を高反射演出に変更した場合(第2の実施形態)についても同様である。
【0530】
上述した全ての演出のうち、文字列を表示する各演出においては、文字列の種類や信頼度(大当り信頼度等)に応じて文字の輪郭の表示態様、例えば輪郭線の種類(色、幅等)を異ならせてもよい。例えばリーチ予告演出に関する図27の例では、「リーチだ!」、「SPリーチだ!」、「大チャンス!!」、「激アツ!!」の4種類の文字列のうち、同種の「リーチだ!」、「SPリーチだ!」については第1輪郭線を採用し、それ以外の「大チャンス!!」、「激アツ!!」については第2輪郭線を採用するように構成してもよい。また、それら4種類の文字列のうち、比較的信頼度の高くない「リーチだ!」、「SPリーチだ!」、「大チャンス!!」については第1輪郭線を採用し、比較的信頼度の高い「激アツ!!」については、第1輪郭線とは異なる第2輪郭線を採用するように構成してもよい。また、比較的信頼度の高い「激アツ!!」については、輪郭線の色を信頼度に応じた「デンジャー色」とすることが望ましい。また、「リーチだ!」、「SPリーチだ!」、「大チャンス!!」についても夫々信頼度に応じた輪郭色としてもよい。また、複数種類の文字列の輪郭線を信頼度に応じた色にする場合には、比較的信頼度の高い文字列(例えば「大チャンス!!」及び「激アツ!!」)については、それ以外の文字列とは異なる輪郭幅としたり、立体的に表現された輪郭線とするなど、色以外の輪郭線の表示態様についても比較的信頼度が低いものとの差別化を図ることが望ましい。
【0531】
上述した全ての演出のうち、文字列を表示する各演出においては、予告演出毎に各文字列の表示色(内部色)を異ならせてもよい。例えばリーチ予告演出に関する図27の例では、文字列の表示色(内部色)として、「リーチだ!」が青色、「SPリーチだ!」が赤色、「大チャンス!!」が金色、「激アツ!!」がデンジャー色としているが、異なる予告演出ではこれと異なる表示色、例えば「リーチだ!」が青色、「SPリーチだ!」が紫色、「大チャンス!!」が赤色、「激アツ!!」が金色としてもよい。この場合、予告同士を比べると、同じ「大チャンス!!」であっても赤色の場合と金色の場合とが存在することになるが、この場合には、例えば金色の「大チャンス!!」の方が赤色の「大チャンス!!」に比べて信頼度が高くなるように設定される。このように同様または共通の文字列であっても予告毎に付与する表示色を信頼度に応じて異ならせることで、予告演出の信頼度示唆が単調となることを防止することができ、遊技者を飽きさせにくくするといった演出効果を向上させることが可能となる。また、第1予告において「リーチだ!」が青色、「SPリーチだ!」が赤色、「大チャンス!!」が金色、「激アツ!!」がデンジャー色とし、第2予告において「リーチだ!」が青色、「SPリーチだ!」が紫色、「大チャンス!!」が赤色、「激アツ!!」が金色とする場合、第1予告の方が同種の文字列に対して付与されている信頼度が高いが、このように信頼度が高い予告(第1予告)の方が低い予告(第2予告)に比べて、予告の出現タイミングが遅くなるように設定することが望ましい。具体的には、第1予告はリーチ前の後半タイミングで、第2予告はリーチ前の前半タイミングであったり、第1予告はリーチ後のタイミングで、第2予告はリーチ前のタイミングであったり、第1予告はリーチ後の後半タイミングで、第2予告はリーチ後の前半タイミングであったり、第1予告はSPリーチ中で、第2予告はリーチ中であったり、などが考えられる。いずれにしても、第1予告の方が第2予告よりも後に実行されるように構成することが望ましく、その関係性が成り立っているのであれば、それぞれの詳細な出現タイミングについては、前述のものを如何様に組み合わせてもよい。但しこれに限らず、第1予告を第2予告よりも先に実行するように構成してもよい。その場合であっても、出現タイミングの関係性さえ守られていれば、それぞれの詳細な出現タイミングについては、前述のものを如何様に組み合わせてもよい。
【0532】
文字列が信頼度情報を有する場合に、大当り信頼度に応じて文字の輪郭の太さ、色、幅などを異ならせるように構成してもよい。また、文字の輪郭部分についても、大当り信頼度を示唆する基調色で表示するように構成してもよい。また、例えば文字色が「赤色」の場合は輪郭色を文字列の基調色と異なる色(例えば白)とし、「金色」の場合は輪郭色を文字列の基調色と同じ色(例えば金色)となるように構成してもよい。このように、大当り信頼度の高低に応じて、文字の輪郭色を異ならせるように構成してもよい。また、文字の輪郭色に限らず、輪郭の太さ、幅、輪郭の有無を異ならせるように構成してもよい。また、大当り信頼度の高低に限らず、予告の内容によって、文字の輪郭の太さ、色、幅などを異ならせるように構成してもよい。例えば、第1予告における「赤色」の文字の輪郭と、第2予告における「赤色」の文字の輪郭を異ならせるように構成してもよい。またこの場合、第1予告の信頼度や出現率と第2予告の信頼度や出現率を異ならせておくことが望ましく、これにより同等の信頼度を示唆するもの(例えば赤色)であっても、予告自体の信頼度や出現率の高低に準じた文字の輪郭表現を採用することができる。これにより、一見同等の信頼度を示唆する基調色であったとしても、それぞれ異なる信頼度や出現率が設定されていることを、遊技者に感得させる余地を持たせることが可能となる。
【0533】
セリフ音等の音声出力を伴う演出の場合、キャラクタ画像等による口パク(発語動作)を行う予告演出と行わない予告演出とを設け、夫々の信頼度を異ならせるように構成してもよい。例えば、口パクを行う予告演出の方が行わない予告演出に比べて信頼度が高くなるように構成してもよい。また、口パクを行わない予告演出よりも口パクを行う予告演出の方が、高信頼度の信頼度示唆パターンが含まれるように構成してもよい。また、口パクを行わない予告演出よりも口パクを行う予告演出の方が、高信頼度の信頼度示唆パターンが出現しやすいように構成してもよい。これにより、口パクを行う予告演出が発生した場合には、より信頼度の高い信頼度示唆パターンが発生することを遊技者が期待することができる。また、口パクを行わない予告演出よりも口パクを行う予告演出の方が、予告の実行時間が長くなるように構成してもよい。これにより、口パクを行う予告演出においては余裕のある演出尺とできることで、より長尺のセリフを設定できる一方、全体の演出尺が長くなりすぎないように、口パクを行わない予告演出の演出尺を短く設定し、全体としてセリフを伴う演出の実行時間のバランスを調整することができる。
【0534】
所定リーチ(例えばSPリーチ)演出前に行われる操作演出中は、保留台座画像や保留画像を表示するように構成し、所定リーチ(SPリーチ)演出中に行われる操作演出中(又は所定リーチ演出中)は、保留台座画像や保留画像を表示しないように構成してもよい。またこの場合、所定リーチ(SPリーチ)演出前に行われる操作演出では、保留台座画像や保留画像の前側に重ならない表示サイズの高明度画像を表示し、所定リーチ(SPリーチ)演出後に行われる操作演出は、保留台座画像や保留画像が表示されていないため、所定リーチ(SPリーチ)演出前にそれらが表示されていた領域を使用して、より表示サイズの大きな高明度画像を表示するように構成してもよい。また、操作演出に限らず、所定リーチ(SPリーチ)演出前と所定リーチ(SPリーチ)演出後とで、上述のように高明度画像の表示サイズを異ならせるように構成してもよい。また、所定リーチ(SPリーチ)演出前と所定リーチ(SPリーチ)演出後とで区別するものに限らず、保留台座画像や保留画像(その他、カスタイマイズ画像や変動回数表示画像やミニキャラ画像など、高明度画像よりも表示プライオリティの高いもの)を表示している場合と、それらを表示していない場合とで、高明度画像の表示サイズを異ならせるように構成してもよい。即ち、高明度画像よりも表示プライオリティの高い表示物がある場合と、高明度画像よりも表示プライオリティの高い表示物がない場合とで、高明度画像の表示サイズを異ならせるように構成してもよい。また、高明度画像よりも表示プライオリティの高い表示物がある場合に、それらの表示物と重ならない(それらの表示物の後側に重ならない)表示サイズで高明度画像を表示するようにしてもよいし、それらの表示物と重なる(それらの表示物の後側に重なる)表示サイズで高明度画像を表示するようにしてもよい。前者の場合には、高明度画像の表示サイズを小さくできるので、画像データをより圧縮、低減することが可能であり、後者の場合には、高明度画像の表示サイズを大きくインパクトのあるものとして表示することが可能となる。
【0535】
高明度演出(又は高反射演出)の開始前にセリフ音等を出力する演出(例えば図63図66に示すリーチ発展演出)においては、セリフ音は高明度演出(又は高反射演出)の開始までにその出力が終了するように構成してもよい。また、セリフ音の出力中に高明度演出(又は高反射演出)を開始させ、高明度演出(又は高反射演出)の実行中にセリフ音の出力が終了するように構成してもよい。また、高明度演出(又は高反射演出)を開始した後にセリフ音の出力を開始するように構成してもよい。但しいずれの場合であっても、少なくとも高明度演出(又は高反射演出)が終了するよりも前にセリフ音の出力を終了させることが望ましい。
【0536】
高明度演出(又は高反射演出)の開始後にセリフ演出を実行する場合、高明度演出(又は高反射演出)の実行中(透過率が100%となる前)からセリフ音の出力を開始するように構成してもよいし、高明度演出(又は高反射演出)の終了後(透過率が100%となった後)にセリフ音の出力を開始するように構成してもよい。また、高明度演出(又は高反射演出)の実行中(透過率が100%となる前)からセリフ音の出力を開始する場合には、キャラクタ画像の口パク動作(セリフ音に合わせた口パク)は伴わないように構成することが望ましい。なぜなら、高明度演出(又は高反射演出)によりその後側に表示されたキャラクタ画像の視認性が低下しているにもかかわらず、その状態で口パク動作を実行したとしても、遊技者が認識できない可能性があるためである。そのため、高明度演出(又は高反射演出)を伴うセリフ演出においては、キャラクタ画像の口パクを伴わない実行態様としておくことが望ましい。そして、キャラクタ画像の口パクを伴うセリフ演出については、高明度演出(又は高反射演出)の実行を伴わない演出シーンにて使用することが望ましい。このようにセリフ演出と高明度演出(又は高反射演出)の関係性を考慮して、キャラクタ画像の口パク動作の有無を使い分けることで、演出データを削減するとともに、適材適所で効果的な演出表現を実現することができる。
【0537】
但しこれに限らず、高明度演出(又は高反射演出)を伴うセリフ演出においてもキャラクタ画像の口パク動作を実行するように構成してもよい。その場合、例えば高明度演出(又は高反射演出)の終了後にセリフ演出及びキャラクタ画像の口パク動作を開始させることが望ましい。また、高明度演出(又は高反射演出)の実行中からセリフ演出及びキャラクタ画像の口パク動作を開始させる場合には、少なくともキャラクタ画像に重ならない領域で高明度演出(又は高反射演出)を実行することが望ましい。また、キャラクタ画像と重なる領域で高明度演出(又は高反射演出)を実行する場合には、少なくともキャラクタ画像の前側の高明度演出(又は高反射演出)の透過率が100%、又は略100%になったタイミングからセリフ演出及びキャラクタ画像の口パク動作を実行することで、キャラクタ画像及び/又はキャラクタ画像の口パク動作の視認性を低下させない状態でセリフ演出を実行することが可能となる。また、高明度演出(又は高反射演出)の実行中からセリフ演出の文字列の表示を開始し、それに伴うセリフ音を出力する場合、少なくとも文字列の一部が視認可能となったタイミングからセリフ音の出力を開始することが望ましい。これにより、遊技者はセリフの内容は把握できずとも、少なくとも文字列に対するセリフ音の出力が開始されたということは認識できるため、セリフ演出に対する期待感を抱いた状態で、その後の高明度演出(又は高反射演出)の透過率の変化に伴う文字列の開示を楽しむことができる。
【0538】
また、高明度演出(又は高反射演出)の実行中からセリフ演出の文字列の表示を開始し、それに伴うセリフ音を出力する場合、少なくとも文字列の一部を視認可能とする場合には、信頼度に基づく文字列の色を認識可能な状態とすることが望ましい。これにより、遊技者はセリフ演出の信頼度を把握した状態でその後の高明度演出(又は高反射演出)の透過率の変化に伴う文字列の開示を楽しむことができる。一方で、高明度演出(又は高反射演出)の実行中からセリフ演出の文字列の表示を開始し、それに伴うセリフ音を出力する場合、少なくとも文字列の一部を視認可能とする場合には、信頼度に基づく文字列の色を認識不能又は認識困難な状態としてもよい。これにより、遊技者はセリフ演出の信頼度を把握できないのでその後の高明度演出(又は高反射演出)の透過率の変化に伴う文字列の開示により一喜一憂することができる。
【0539】
また、本発明はパチンコ機に限らず、スロットマシン、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の遊技機においても同様に実施することが可能である。
【0540】
ここまで記載した実施例のように、予告に応じて高明度演出(又は高反射演出)の演出態様を異ならせることにより、高明度演出(又は高反射演出)の演出表現が単調化してしまうことを防止することができ、演出効果を高めることができる。また、単純に高明度演出(又は高反射演出)の内容を異ならせるだけでなく、予告の内容や種類に応じた高明度演出(又は高反射演出)を実行する点を考慮したことにより、より適切な演出表現を実現することが可能となっている。
【符号の説明】
【0541】
36 ガラスユニット(反射手段)
28a LED(発光手段)
58 液晶表示手段(表示手段、反射手段)
60a 上部固定装飾手段(特定発光手段)
60b 下部固定装飾手段(特定発光手段)
78 ワープ入球口(入球口)
81 釘
81a 第1特定釘
81b 第2特定釘
81c 第3特定釘
81d 第4特定釘
101 普通入賞口(入球口、入賞口)
102 普通入賞口(入球口、入賞口)
103 アウト口(入球口)
111 第1始動入賞口(特定入球口、入賞口)
115 第2始動入賞口(入球口、入賞口)
121 大入賞口(特定入球口、入賞口)
124 アウト口(入球口)
151a LED(発光手段)
152a LED(発光手段)
153a LED(発光手段)
154a LED(発光手段)
155a LED(発光手段)
301 枠反射部(反射手段)
305 ロゴマーク(識別情報、標章)
306 ロゴタイプ(識別情報、標章)
307a~
307e ロゴマーク(識別情報、標章)
311 盤反射部(反射手段)
DA1 第1表示領域
DA2 第2表示領域
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