特許7801994IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

細胞処理剤に関し、特に、例えば生体の臓器や組織等の組織内細胞又は培養細胞に対して、細胞剥離・浮遊化、休眠、バイアビリティ(Viability)の保持、死滅抑制、浮遊化あるいは休眠化細胞の活性化の処理を行う際に用いられる細胞処理剤に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述したように、例えば生体の臓器や組織等、又は、生体細胞の培養基材から、組織内細胞、又は、培養細胞を剥離・浮遊化する処理を行う場合、(a)細胞が死滅するのを抑制すること、(b)剥離・浮遊化する際に、細胞のバイアビリティ(Viability)が維持された状態の浮遊化細胞を得ること、すなわち、細胞のバイアビリティ(Viability)を低下させないことが求められる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、前述の課題解決のために鋭意検討を行った。その結果、硫酸化アルギン酸を用いることで、前述の課題が解決可能であることを見出した。本発明の要旨は、以下のとおりである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、例えば生体の臓器や組織又は細胞培養基材等を含む細胞容器内の組織内細胞又は培養細胞に対して、その死滅を抑制可能としてバイアビリティ(Viability)を保持しつつ、例えば、剥離・浮遊化処理、休眠処理、保存運搬のための保護処理等、を安全かつ簡便に行うことが可能な手法、及び、休眠状態の細胞(例えば、浮遊化細胞等)を植え付けるための浮遊化又は休眠化細胞活性化処理を安全かつ簡便に行うことが可能な手法を提供することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実験例2-2-1において、硫酸化アルギン酸を含有する細胞培養液中で5日間通常の培養条件すなわち37℃、炭酸ガス濃度5%、湿度100%の細胞培養器(CO2インキュベーター)内で培養した後の細胞を示す顕微鏡の撮像を示した図である。
【図2】 実験例2-2-2で行う実験シェーマを示した図である。
【図3】 実験例2-2-3における、コロニー形成阻害試験の結果を示した図である。
【図4】 (a)実験例4-1において、チャイニーズハムスター線維芽細胞を用い、後述する硫酸化アルギン酸Aを用いて得られた浮遊化細胞を用い、リン酸カルシウム粉末を賦活化剤として用いた実験例の、蛍光顕微鏡の撮像を示した図である。(b)リン酸カルシウム粉末を用いない以外は、図4(a)の撮像を示す実験例と同じ条件で実験を行った比較対照の蛍光顕微鏡の撮像を示した図である。
【図5】 (a)実験例4-2において、チャイニーズハムスター線維芽細胞を用い、後述する硫酸化アルギン酸Aを用いて得られた浮遊化細胞を用い、カルシウム供給体を担持した布片を賦活化剤として用いた実験例の4日間培養後の蛍光顕微鏡の撮像を示した図である。図5(b)は、図5(a)の実験例において、培養開始直前の蛍光顕微鏡の撮像を示した図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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