(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-01-16
(45)【発行日】2026-01-26
(54)【発明の名称】価値付与方法、価値付与プログラム及び価値付与システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20260119BHJP
G06Q 30/015 20230101ALI20260119BHJP
G06Q 30/0207 20230101ALI20260119BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q30/015
G06Q30/0207
(21)【出願番号】P 2025076212
(22)【出願日】2025-05-01
【審査請求日】2025-07-24
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 カバー株式会社が、以下の日時及びウェブサイトにて価値付与方法、価値付与プログラム及び価値付与システムについて公開した:公開日)令和7年4月23日、アドレス)https://x.com//holearth_jp/statrus/1914242717825319326等、公開日)令和7年4月24日、アドレス)https://x.com//holearth_jp/statrus/1915394041279398148?s=46等、公開日)令和7年4月28日、アドレス)https://youtu.be/prZ7Z0LhRKc?t=2489、公開日)令和7年4月29日、アドレス)https://youtu.be/qhZJyzajsq0?t=1044
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519120525
【氏名又は名称】カバー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004705
【氏名又は名称】創和国際特許事務所弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】星野 怜
【審査官】木村 慎太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-123021(JP,A)
【文献】特開2023-178627(JP,A)
【文献】特開2024-179029(JP,A)
【文献】国際公開第2019/244839(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザに価値を付与する価値付与方法であって、
コンテンツの購入に使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
購入されたコンテンツを提供したユーザに対して該コンテンツの対価となる所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を有し、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を
所有者を変更することなく前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに有する価値付与方法。
【請求項2】
前記所定の価値は、使用可能期限内において現金に換金可能である
請求項1に記載の価値付与方法。
【請求項3】
前記特定の価値は、前記所定の価値へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
請求項2に記載の価値付与方法。
【請求項4】
前記所定の価値は、その合計が所定の閾値以上であることを条件に現金に換金可能である
請求項3に記載の価値付与方法。
【請求項5】
前記所定の価値の使用可能期限が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップをさらに有する
請求項1~4のいずれかに記載の価値付与方法。
【請求項6】
ユーザに価値を付与する処理をコンピュータに実行させる価値付与プログラムであって、
コンテンツの購入に使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
購入されたコンテンツを提供したユーザに対して該コンテンツの対価となる所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を実行させ、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を
所有者を変更することなく前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに実行させる価値付与プログラム。
【請求項7】
ユーザに価値を付与する価値付与システムであって、
コンテンツの購入に使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
購入されたコンテンツを提供したユーザに対して該コンテンツの対価となる所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を備え、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から
所有者を変更することなく前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を
所有者を変更することなく前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに備える価値付与システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザに価値を付与する仮価値付与方法、価値付与プログラム及び価値付与システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ユーザに対してポイント等の価値を付与するサービスを提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、ユーザに対して付与されるポイント等の価値には、有効期限などの使用可能期限が設定されているものがあり、使用可能期限が経過すると当該価値が無効になってユーザに不利益が生じることとなる。
【0005】
本発明は、価値の使用可能期限が到来してもユーザの不利益を軽減することができる仮価値付与方法、価値付与プログラム及び価値付与システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
手段1の価値付与方法は、
ユーザに価値を付与する価値付与方法であって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与ステップと、
を有し、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0007】
手段2の価値付与方法は、手段1に記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値は、使用可能期限内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0008】
手段3の価値付与方法は、手段2に記載の価値付与方法であって、
前記特定の価値は、前記所定の価値へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の価値を所定の価値に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0009】
手段4の価値付与方法は、手段2または3に記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値は、その合計が所定の閾値以上であることを条件に現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、使用可能期限内において所定の価値の合計が所定の閾値に満たない状況であり、現金に換金できない場合でも、使用可能期限内に特定の価値へ変更することで、実質的な使用可能期限を引き延ばすことができる。
【0010】
手段5の価値付与方法は、手段1~4のいずれかに記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値の使用可能期限が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限が近づいていることを知らせることができる。
【0011】
手段6の価値付与プログラムは、
ユーザに価値を付与する処理をコンピュータに実行させる価値付与プログラムであって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与ステップと、
を実行させ、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0012】
手段7の価値付与システムは、
ユーザに価値を付与する価値付与システムであって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与手段と、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与手段と、
を備え、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0013】
なお、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の実施例1における仮想空間提供システムのシステム構成例を示すブロック図である。
【
図2】実施例1の仮想空間提供システムにおける仮想空間提供用サーバコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【
図3】実施例1の仮想空間提供用サーバコンピュータを構成する仮想空間用サーバの構成例を示すブロック図である。
【
図4】実施例1の仮想空間提供用サーバコンピュータを構成する利用者管理サーバの構成例を示すブロック図である。
【
図5】実施例1の仮想空間提供用サーバコンピュータを構成するUGC用サーバの構成例を示すブロック図である。
【
図6】実施例1の仮想空間提供システムに用いられる利用者端末の構成例を示すブロック図である。
【
図7】実施例1の仮想空間提供システムの動作の流れを示す図である。
【
図8】実施例1の仮想空間提供システムで利用可能なUGCの一例を示す図である。
【
図9】実施例1の仮想空間提供システムにおけるUGCの利用に関する概要を示す図である。
【
図10】実施例1の利用者管理サーバが備える利用者データベースの構成を示す図である。
【
図11】実施例1のUGC用サーバが備えるUGCデータベースの構成を示す図である。
【
図12】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGC会員登録を行う際の流れを示す図である。
【
図13】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGCを制作する際の流れを示す図である。
【
図14】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGCを出品する際の流れを示す図である。
【
図15】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGCを購入する際の流れを示す図である。
【
図16】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGCを使用する際の流れを示す図である。
【
図17】実施例1の仮想空間提供システムにおいてUGC販売後の流れを示す図である。
【
図18】実施例1のUGC用サーバが行うポイントの管理状況を示す図である。
【
図19】実施例1のUGC用サーバが行うポイントの管理状況を示す図である。
【
図20】実施例1のUGC用サーバが行うポイントの管理状況を示す図である。
【
図21】実施例1の利用者管理サーバが行うコインの管理状況を示す図である。
【
図22】本発明の実施例2における動画配信システムのシステム構成例を示すブロック図である。
【
図23】実施例2の動画配信システムにおける動画配信用サーバコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【
図24】実施例2の動画配信システムの動作の流れを示す図である。
【
図25】実施例2の動画配信システムにおいて配信される動画の構成を示す図である。
【
図26】実施例2の動画配信システムにおいて配信者登録を行う際の流れを示す図である。
【
図27】実施例2の動画配信システムにおいて動画のライブ配信を行う際の流れを示す図である。
【
図28】実施例2の動画配信システムにおいて配信中の動画にコメントを送信する際の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[形態1]
形態1-1の仮想空間提供方法は、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与ステップと、
前記コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知ステップと、を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を高めることができる。
【0016】
形態1-2の仮想空間提供方法は、形態1-1に記載の仮想空間提供方法であって、
前記価値報知ステップにおいては、前記コンテンツが販売される前の段階で前記価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツの販売前に知らせることができる。
【0017】
形態1-3の仮想空間提供方法は、形態1-1または1-2に記載の仮想空間提供方法であって、
前記コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を変化させる価値変化ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0018】
形態1-4の仮想空間提供方法は、形態1-3に記載の仮想空間提供方法であって、
前記価値変化ステップにおいては、前記コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツの販売時期、当該コンテンツの販売量、または当該コンテンツの前記制作関与ユーザに関連する情報の少なくとも1つの要素により変化させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツの販売時期、コンテンツの販売量、コンテンツの制作関与ユーザに関連する情報に応じて、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化するため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0019】
形態1-5の仮想空間提供方法は、形態1-1~1-4のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入された後、所定期間が経過した後に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツの取引が正常に行われたことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0020】
形態1-6の仮想空間提供方法は、形態1-5に記載の仮想空間提供方法であって、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入された後、前記所定期間が経過する前に、当該コンテンツに関する問題または当該コンテンツの購入に関する問題を受け付ける問題受付ステップをさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入された後、前記所定期間が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する問題またはコンテンツの購入に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0021】
形態1-7の仮想空間提供方法は、形態1-1~1-6のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップをさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに前記特定の価値とは異なる所定の価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0022】
形態1-8の仮想空間提供方法は、形態1-7に記載の仮想空間提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0023】
形態1-9の仮想空間提供方法は、形態1-8に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0024】
形態1-10の仮想空間提供方法は、形態1-7~1-9のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記特定の価値は、前記所定の価値に変更不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更して仮想空間内で使用することができる。
【0025】
形態1-11の仮想空間提供方法は、形態1-10に記載の仮想空間提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されており、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となる。
【0026】
形態1-12の仮想空間提供プログラムは、
仮想空間をユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させる仮想空間提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与ステップと、
前記コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知ステップと、を実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を高めることができる。
【0027】
形態1-13の仮想空間提供システムは、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売手段と、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与手段と、
前記コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知手段と、を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、コンテンツが購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を高めることができる。
【0028】
[形態2]
形態2-1の仮想空間提供方法は、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を前記仮想空間の管理者に許可する利用許可ステップと、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの前記制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可ステップと、
前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付ステップと、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した場合に、前記仮想空間の管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与ステップと、を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を仮想空間の管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツの使用を許可した場合に、仮想空間の管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0029】
形態2-2の仮想空間提供方法は、形態2-1に記載の仮想空間提供方法であって、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知ステップと、を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一般ユーザにコンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作意欲を高めることができる。
【0030】
形態2-3の仮想空間提供方法は、形態2-2に記載の仮想空間提供方法であって、
前記価値報知ステップにおいては、前記制作関与ユーザが前記コンテンツの利用を前記仮想空間の管理者に許可する前の段階で前記価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一般ユーザにコンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツの利用を仮想空間の管理者に許可する前に知らせることができる。
【0031】
形態2-4の仮想空間提供方法は、形態2-2または2-3に記載の仮想空間提供方法であって、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を変化させる価値変化ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一般ユーザにコンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0032】
形態2-5の仮想空間提供方法は、形態2-4に記載の仮想空間提供方法であって、
前記価値変化ステップにおいては、前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツの使用を前記一般ユーザに対して許可した時期、当該コンテンツの使用を前記一般ユーザに対して許可した数量、または当該コンテンツの前記制作関与ユーザに関連する情報の少なくとも1つの要素により変化させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツの使用を一般ユーザに対して許可した時期、コンテンツの使用を一般ユーザに対して許可した数量、またはコンテンツの制作関与ユーザに関連する情報に応じて、一般ユーザにコンテンツの使用を許可することにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化するため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0033】
形態2-6の仮想空間提供方法は、形態2-1~2-5のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した後、所定期間が経過した後に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツの使用が正常に許可されたことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0034】
形態2-7の仮想空間提供方法は、形態2-6に記載の仮想空間提供方法であって、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した後、前記所定期間が経過する前に、当該コンテンツに関する問題または当該コンテンツの使用許可に関する問題を受け付ける問題受付ステップをさらに有し、
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した後、前記所定期間が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する問題またはコンテンツの使用許可に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0035】
形態2-8の仮想空間提供方法は、形態2-1~2-7のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップをさらに有し、
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可することによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに前記特定の価値とは異なる所定の価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツの使用が一般ユーザに許可されたことに対して付与される所定の価値を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0036】
形態2-9の仮想空間提供方法は、形態2-8に記載の仮想空間提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツの使用が一般ユーザに許可されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0037】
形態2-10の仮想空間提供方法は、形態2-9に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツの使用が一般ユーザに許可されたことに対して付与される所定の価値を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0038】
形態2-11の仮想空間提供方法は、形態2-8~2-10のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記特定の価値は、前記所定の価値に変更不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツの使用が一般ユーザに許可されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更して仮想空間内で使用することができる。
【0039】
形態2-12の仮想空間提供方法は、形態2-10に記載の仮想空間提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されており、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツの使用が一般ユーザに許可されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となる。
【0040】
形態2-13の仮想空間提供プログラムは、
仮想空間をユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させる仮想空間提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を前記仮想空間の管理者に許可する利用許可ステップと、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの前記制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可ステップと、
前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付ステップと、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した場合に、前記仮想空間の管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与ステップと、を実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を仮想空間の管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツの使用を許可した場合に、仮想空間の管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0041】
形態2-13の仮想空間提供システムは、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を前記仮想空間の管理者に許可する利用許可手段と、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの前記制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可手段と、
前記コンテンツの使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付手段と、
前記一般ユーザに前記コンテンツの使用を許可した場合に、前記仮想空間の管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与手段と、を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツの第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を仮想空間の管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツの使用を、当該コンテンツの制作関与ユーザ以外の一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツの使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツの使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツの使用を許可した場合に、仮想空間の管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0042】
[形態3]
形態3-1のコンテンツ提供方法は、
コンテンツをユーザに提供するコンテンツ提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供ステップと、
前記一般ユーザに対して該コンテンツに関する権利を販売するコンテンツ権利販売ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与ステップと、
前記コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知ステップと、を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、このようなコンテンツに関する権利を一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツに関する権利が購入されることによって制作関与ユーザに対して価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を高めることができる。
【0043】
形態3-2のコンテンツ提供方法は、形態3-1に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記価値報知ステップにおいては、前記コンテンツに関する権利が販売される前の段階で前記価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツに関する権利の販売前に知らせることができる。
【0044】
形態3-3のコンテンツ提供方法は、形態3-1または3-2に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を変化させる価値変化ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0045】
形態3-4のコンテンツ提供方法は、形態3-3に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記価値変化ステップにおいては、前記コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を、当該コンテンツに関する権利の販売時期、当該コンテンツに関する権利の販売量、または当該コンテンツの前記制作関与ユーザに関連する情報の少なくとも1つの要素により変化させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する権利の販売時期、コンテンツに関する権利の販売量、コンテンツの制作関与ユーザに関連する情報に応じて、コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率が変化するため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0046】
形態3-5のコンテンツ提供方法は、形態3-1~3-4のいずれかに記載のコンテンツ提供方法であって、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入された後、所定期間が経過した後に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する権利の取引が正常に行われたことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0047】
形態3-6のコンテンツ提供方法は、形態3-5に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入された後、前記所定期間が経過する前に、当該コンテンツに関する問題または当該コンテンツに関する権利の購入に関する問題を受け付ける問題受付ステップをさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入された後、前記所定期間が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、コンテンツに関する問題またはコンテンツに関する権利の購入に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザに価値を付与することができる。
【0048】
形態3-7のコンテンツ提供方法は、形態3-1~3-6のいずれかに記載のコンテンツ提供方法であって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップをさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに前記特定の価値とは異なる所定の価値を付与する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツに関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値と区別して管理することができる。
【0049】
形態3-8のコンテンツ提供方法は、形態3-7に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツに関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、特定の価値と区別して管理することができる。
【0050】
形態3-9のコンテンツ提供方法は、形態3-8に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記所定の価値は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツに関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0051】
形態3-10のコンテンツ提供方法は、形態3-7~3-9のいずれかに記載のコンテンツ提供方法であって、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記特定の価値は、前記所定の価値に変更不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツに関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更して使用することができる。
【0052】
形態3-11のコンテンツ提供方法は、形態3-10に記載のコンテンツ提供方法であって、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されており、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツに関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となる。
【0053】
形態3-12のコンテンツ提供方法は、
コンテンツをユーザに提供するコンテンツ提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供ステップと、
前記制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可する利用許可ステップと、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、前記一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可ステップと、
前記コンテンツに関する権利の使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付ステップと、
前記一般ユーザに前記コンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、前記管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与ステップと、を有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツに関する権利の使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0054】
形態3-13のコンテンツ提供プログラムは、
コンテンツをユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させるコンテンツ提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供ステップと、
前記一般ユーザに対して該コンテンツに関する権利を販売するコンテンツ権利販売ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与ステップと、
前記コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知ステップと、を実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、このようなコンテンツに関する権利を一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツに関する権利が購入されることによって制作関与ユーザに対して価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を高めることができる。
【0055】
形態3-14のコンテンツ提供プログラムは、
コンテンツをユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させるコンテンツ提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供ステップと、
前記制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可する利用許可ステップと、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、前記一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可ステップと、
前記コンテンツに関する権利の使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付ステップと、
前記一般ユーザに前記コンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、前記管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与ステップと、を実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツに関する権利の使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0056】
形態3-15のコンテンツ提供システムは、
コンテンツをユーザに提供するコンテンツ提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供手段と、
前記一般ユーザに対して該コンテンツに関する権利を販売するコンテンツ権利販売手段と、
前記一般ユーザにより前記コンテンツに関する権利が購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに価値を付与する価値付与手段と、
前記コンテンツに関する権利が購入されることにより当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の量、または、前記コンテンツに関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツの前記制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報を当該コンテンツの前記制作関与ユーザに対して報知する価値報知手段と、を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツに関する権利の使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、一般ユーザにコンテンツに関する権利の使用を許可することにより当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の量、または、コンテンツに関する権利の使用が許可された一般ユーザから受け付けられる価値に対して当該コンテンツの制作関与ユーザが得られる価値の比率を識別可能な価値情報が当該コンテンツの制作関与ユーザに対して報知されるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作意欲を高めることができる。
【0057】
形態3-16のコンテンツ提供システムは、
コンテンツをユーザに提供するコンテンツ提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供するコンテンツ提供手段と、
前記制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可する利用許可手段と、
前記制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、前記一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可する使用許可手段と、
前記コンテンツに関する権利の使用が許可される前記一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付ける使用対価受付手段と、
前記一般ユーザに前記コンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、前記管理者から当該コンテンツの前記制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与する利用対価付与手段と、を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを当該コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに提供可能な構成において、コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザが、当該コンテンツに関する権利の第三者への使用許可を含む当該コンテンツの利用を管理者に許可し、制作関与ユーザから利用が許可されたコンテンツに関する権利の使用を、一般ユーザからの要求により当該一般ユーザに許可するとともに、コンテンツに関する権利の使用が許可された一般ユーザから当該コンテンツに関する権利の使用に対する対価として価値を受け付け、一般ユーザにコンテンツに関する権利の使用を許可した場合に、管理者から当該コンテンツの制作関与ユーザに当該コンテンツの利用に対する対価として価値を付与することで、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、コンテンツに関する権利のユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
【0058】
[形態4]
形態4-1の仮想空間提供方法は、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を有し、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値の使用可能期限を、仮想空間内で使用される特定の価値の使用可能期限と区別して管理することができる。
【0059】
形態4-2の仮想空間提供方法は、形態4-1に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更して仮想空間内で使用することができるとともに、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となる。
【0060】
形態4-3の仮想空間提供方法は、形態4-2に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、使用可能期限内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。また、使用可能期限内において現金に換金しない場合でも、使用可能期限内に特定の価値へ変更することで、実質的な使用可能期限を引き延ばすことができる。
【0061】
形態4-4の仮想空間提供方法は、形態4-3に記載の仮想空間提供方法であって、
前記特定の価値は、前記所定の価値へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の価値を所定の価値に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0062】
形態4-5の仮想空間提供方法は、形態4-4に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、その合計が所定の閾値以上であることを条件に現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、使用可能期限内において所定の価値の合計が所定の閾値に満たない状況であり、現金に換金できない場合でも、使用可能期限内に特定の価値へ変更することで、実質的な使用可能期限を引き延ばすことができる。
【0063】
形態4-6の仮想空間提供方法は、形態4-4または4-5に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値の使用可能期限が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限、すなわち現金に換金可能な期限が近づいていることを知らせることができる。
【0064】
形態4-7の仮想空間提供方法は、形態4-3~4-6のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0065】
形態4-8の仮想空間提供プログラムは、
仮想空間をユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させる仮想空間提供プログラムであって、
仮想空間をユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させる仮想空間提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を実行させ、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値の使用可能期限を、仮想空間内で使用される特定の価値の使用可能期限と区別して管理することができる。
【0066】
形態4-9の仮想空間提供システムは、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売手段と、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与手段と、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与手段と、
を備え、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値の使用可能期限を、仮想空間内で使用される特定の価値の使用可能期限と区別して管理することができる。
【0067】
[形態5]
形態5-1の仮想空間提供方法は、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供方法であって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を有し、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0068】
形態5-2の仮想空間提供方法は、形態5-1に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザによるコンテンツの制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0069】
形態5-3の仮想空間提供方法は、形態5-2に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記特定の価値は、前記所定の価値に変更不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を、特定の価値に変更して仮想空間内で使用することができる。また、特定の価値を所定の価値に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0070】
形態5-4の仮想空間提供方法は、形態5-2または5-3に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値には使用可能期限が設定されており、
前記所定の価値は、使用可能期限内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を現金に換金可能な期間を制限できる。
【0071】
形態5-5の仮想空間提供方法は、形態5-4に記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0072】
形態5-6の仮想空間提供方法は、形態5-1~5-5のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記仮想空間内で使用不可であり、
前記特定の価値は、前記仮想空間内で使用可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値の使用可能な対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と明確に区別して管理することができる。
【0073】
形態5-7の仮想空間提供方法は、形態5-1~5-6のいずれかに記載の仮想空間提供方法であって、
前記所定の価値は、前記コンテンツの制作費用または前記コンテンツの販売費用に使用不可であり、
前記特定の価値は、前記コンテンツの制作費用または前記コンテンツの販売費用に使用可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値の使用可能な対象を、コンテンツの制作費用またはコンテンツの販売費用に使用される特定の価値と明確に区別して管理することができる。
【0074】
形態5-8の仮想空間提供プログラムは、
仮想空間をユーザへ提供する処理をコンピュータに実行させる仮想空間提供プログラムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップと、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売ステップと、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与ステップと、
を実行させ、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0075】
形態5-9の仮想空間提供システムは、
仮想空間をユーザへ提供する仮想空間提供システムであって、
ユーザが制作に関与したコンテンツを前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツの制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに対して該コンテンツを販売するコンテンツ販売手段と、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値をユーザに付与する特定価値付与手段と、
前記一般ユーザにより前記コンテンツが購入されることによって当該コンテンツの前記制作関与ユーザに所定の価値を付与する所定価値付与手段と、
を備え、
前記特定の価値と前記所定の価値とは使用可能となる対象が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、ユーザが制作に関与したコンテンツを仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツを、制作に関与した制作関与ユーザ以外の一般ユーザに販売することが可能であり、一般ユーザによってコンテンツが購入されることによって制作関与ユーザに対して特定の価値が付与されるため、制作関与ユーザと一般ユーザとの間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツのユーザ間の取引を簡便に行うことができる。
また、制作関与ユーザが制作に関与したコンテンツが購入されたことに対して付与される所定の価値を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値と区別して管理することができる。
【0076】
[形態6]
形態6-1の価値付与方法は、
ユーザに価値を付与する価値付与方法であって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与ステップと、
を有し、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0077】
形態6-2の価値付与方法は、形態6-1に記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値は、使用可能期限内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が現金に換金されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0078】
形態6-3の価値付与方法は、形態6-2に記載の価値付与方法であって、
前記特定の価値は、前記所定の価値へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定の価値を所定の価値に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0079】
形態6-4の価値付与方法は、形態6-2または6-3に記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値は、その合計が所定の閾値以上であることを条件に現金に換金可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、使用可能期限内において所定の価値の合計が所定の閾値に満たない状況であり、現金に換金できない場合でも、使用可能期限内に特定の価値へ変更することで、実質的な使用可能期限を引き延ばすことができる。
【0080】
形態6-5の価値付与方法は、形態6-1~6-4のいずれかに記載の価値付与方法であって、
前記所定の価値の使用可能期限が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値の使用可能期限が近づいていることを知らせることができる。
【0081】
形態6-6の価値付与プログラムは、
ユーザに価値を付与する処理をコンピュータに実行させる価値付与プログラムであって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与ステップと、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与ステップと、
を実行させ、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに実行させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0082】
形態6-7の価値付与システムは、
ユーザに価値を付与する価値付与システムであって、
特定の価値をユーザに付与する特定価値付与手段と、
所定の価値をユーザに付与する所定価値付与手段と、
を備え、
前記特定の価値と前記所定の価値には、それぞれに使用可能期限が設定されているとともに、
前記所定の価値は、前記特定の価値に変更可能であり、
前記所定の価値から前記特定の価値に変更された場合に、前記所定の価値に設定されていた使用可能期限に関わらず、変更後の特定の価値に新たな使用可能期限が設定され、
前記所定の価値の使用可能期限までに前記所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値を前記特定の価値に自動で変更する自動変更ステップをさらに備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定の価値を、特定の価値に変更することで、実質的に使用可能期限を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値の使用可能期限までに所定の価値が使用されない場合に、該所定の価値が特定の価値に自動で変更されるので、所定の価値の使用可能期限の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【実施例1】
【0083】
図1は、本発明の仮想空間提供方法、仮想空間提供プログラム、コンテンツ提供方法、コンテンツ提供プログラム、価値付与方法、価値付与プログラムを適用した実施例1における仮想空間提供システムのシステム構成例を示すブロック図である。
【0084】
本実施例の仮想空間提供システムは、
図1に示すように、主に、各利用者に対して仮想空間を提供するための各種処理を実行可能な仮想空間提供用サーバコンピュータ100と、各利用者が仮想空間に参加するために使用する利用者端末200(200a、200b、200c…)と、とから構成されており、仮想空間提供用サーバコンピュータ100と各利用者端末200は、インターネット網Nを介して、相互にデータ通信可能に接続されている。
【0085】
また、
図1に示すように、利用者A、利用者B、利用者C…のように、利用者は複数であって、利用者端末200としては、個々の利用者A、利用者B、利用者C…が使用可能な利用者端末200a、利用者端末200b、利用者端末200c…を含む。なお、利用者は、通常、複数であるが、1人でも良いし、4人以上であっても良く、その数は仮想空間提供用サーバコンピュータ100の処理能力等に応じて適宜に決定すれば良い。以下、利用者A、利用者B、利用者C…を総称して利用者と表記する場合があるとともに、利用者端末200a、利用者端末200b、利用者端末200c…を総称して利用者端末200と表記する場合がある。
【0086】
また、
図2に示すように、仮想空間提供用サーバコンピュータ100は、例えば、仮想空間の運営企業が有するサーバコンピュータであって、仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cの3台のサーバにより構成されている。このうち仮想空間用サーバ100aは、仮想空間を構築するための処理や、各利用者による利用者端末200の操作を仮想空間に反映させるための処理を実行するためのサーバであり、利用者管理サーバ100bは、仮想空間を利用する利用者の各種データを管理するためのサーバであり、UGC用サーバ100cは、利用者が自ら制作に関与したコンテンツ(以下、本実施例ではUGC(User Generated Contents)と称する)に関するデータを管理するためのサーバである。
【0087】
これら仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cは、仮想空間提供用サーバコンピュータ100が備える通信装置110を介してインターネット網Nに接続されている。
【0088】
なお、本実施例では、仮想空間提供用サーバコンピュータ100を仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cの計3台のサーバにより構成する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、仮想空間提供用サーバコンピュータ100は2台以下のサーバによって構成しても良い。また、仮想空間提供用サーバコンピュータ100としては、仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cとは異なる機能を有するサーバを加えて構成しても良いし、同じ機能のサーバであっても複数台に分散する構成としても良い。
【0089】
<仮想空間用サーバ>
図3は、本実施例に用いた仮想空間用サーバ100aの構成を示す図である。本実施例で用いた仮想空間用サーバ100aは、比較的処理能力に優れたサーバコンピュータであって、
図3に示すように、データバス108aに接続されたプロセッサ(CPU)101a、メモリ(RAM)102a、ハードディスク等のストレージ103a、インターネットを介したTCP/IPプロトコルによる双方向に通信が可能な通信インターフェイス(I/F)104aと、キーボード等の入力装置等を接続可能な入出力インターフェイス(I/F)105aを有している。
【0090】
仮想空間用サーバ100aのストレージ103aには、図示しないサーバ機能を提供するためのオペレーションシステム(サーバOS)に加えて、
図3に示すように、各種のデータやプログラムが記憶されている。具体的には、主に、仮想空間を生成するための仮想空間生成プログラム、生成した仮想空間データ、仮想空間に用いるオブジェクトデータ、仮想空間に参加する利用者のアバターの視点映像を制御するための視点映像制御プログラム、仮想空間内における音声を制御するための音声制御プログラム等が記憶されている。
【0091】
なお、本実施例では、ローカル操作を可能とするために、入出力インターフェイス(I/F)105aを設けているが、通信インターフェイス(I/F)104aを介してのリモート操作が可能である場合には、入出力インターフェイス(I/F)105aを設けない構成としても良い。
【0092】
<利用者管理サーバ>
図4は、本実施例に用いた利用者管理サーバ100bの構成を示す図である。本実施例で用いた利用者管理サーバ100bは、比較的処理能力に優れたサーバコンピュータであって、
図4に示すように、データバス108bに接続されたプロセッサ(CPU)101b、メモリ(RAM)102b、ハードディスク等のストレージ103b、インターネットを介したTCP/IPプロトコルによる双方向に通信が可能な通信インターフェイス(I/F)104bと、キーボード等の入力装置等を接続可能な入出力インターフェイス(I/F)105bを有している。
【0093】
利用者管理サーバ100bのストレージ103bには、図示しないオペレーションシステム(サーバOS)に加えて、
図4に示すように、各種のデータやプログラムが記憶されている。具体的には、主に、利用者の管理を行うための利用者管理プログラム、利用者に関するデータを管理する利用者データベースが記憶されている。
【0094】
なお、本実施例では、ローカル操作を可能とするために、入出力インターフェイス(I/F)105bを設けているが、通信インターフェイス(I/F)104bを介してのリモート操作が可能である場合には、入出力インターフェイス(I/F)105bを設けない構成としても良い。
【0095】
<UCG用サーバ>
図5は、本実施例に用いたUGC用サーバ100cの構成を示す図である。本実施例で用いたUGC用サーバ100cは、比較的処理能力に優れたサーバコンピュータであって、
図5に示すように、データバス108cに接続されたプロセッサ(CPU)101c、メモリ(RAM)102c、ハードディスク等のストレージ103c、インターネットを介したTCP/IPプロトコルによる双方向に通信が可能な通信インターフェイス(I/F)104cと、キーボード等の入力装置等を接続可能な入出力インターフェイス(I/F)105cを有している。
【0096】
UGC用サーバ100cのストレージ103cには、図示しないオペレーションシステム(サーバOS)に加えて、
図5に示すように、各種のデータやプログラムが記憶されている。具体的には、主に、UGCの管理を行うためのUGC管理プログラム、UGCに関するデータを管理するUGCデータベース等が記憶されている。
【0097】
なお、本実施例では、ローカル操作を可能とするために、入出力インターフェイス(I/F)105cを設けているが、通信インターフェイス(I/F)104cを介してのリモート操作が可能である場合には、入出力インターフェイス(I/F)105cを設けない構成としても良い。
【0098】
<利用者端末>
図6は、本実施例の仮想空間提供システムに用いられる利用者端末200の構成例を示す図である。利用者端末200は、本実施例では、利用者が携行するスマートフォンや利用者が自宅等に設置している据え置き型の通常のコンピュータ(PC)とされており、
図6に示すように、データバス208に接続されたプロセッサ(CPU)201、メモリ(RAM)202、ハードディスクや不揮発性メモリ等のストレージ203、インターネットを介したTCP/IPプロトコルによる双方向に通信が可能な通信インターフェイス(I/F)204、表示装置210が接続されたグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)を含む画像処理部206、各種の入出力デバイスが接続された入出力インターフェイス(I/F)205を有している。
【0099】
表示装置210は、後述するように、ストレージ203に記憶されている利用者用プログラムに含まれる利用者用視点映像制御プログラムによって、仮想空間用サーバ100aから配信される仮想空間更新データによって更新される仮想空間の仮想空間データに基づいて生成される各視点映像を表示可能なものであれば良く、利用者端末200がスマートフォンである場合は、該スマートフォンが有するディスプレイが該当し、利用者端末200が通常のコンピュータ(PC)であれば、コンピュータ(PC)を構成する据え置き型のディスプレイが該当する。なお、これらディスプレイは、平面視画像(2D画像)を表示するものに限らず、例えば、利用者が装着可能なヘッドマウントディスプレイ(HMD)のように、右目画像と左目画像とを表示することで、立体視画像(3D画像)を表示可能なものであっても良い。
【0100】
入出力インターフェイス(I/F)205には、入力デバイスとして、利用者が各種の操作が可能とされた1または複数のデバイスからなる操作入力装置221と、利用者の音声を入力可能なマイク等の音声入力装置222と、仮想空間用サーバ100aから配信される音声等を出力可能なスピーカー、イヤフォン、ヘッドフォン等の音声出力装置223とが接続される。
【0101】
なお、音声出力装置223は単独のデバイスではなく、上記したヘッドマウントディスプレイ(HMD)のように表示装置310と一体とされたものであっても良い。
【0102】
操作入力装置221は、利用者が利用者アバターの移動等を含む動作操作、ズーム操作、コメントに関する操作、ギフト等に関する操作等、の各種操作を実行可能なものであれば任意のものを使用することができ、例えば、スマートフォンのディスプレイ表面に形成された透明タッチパネル、コンピュータを構成するキーボード、ゲームコントローラ等の少なくとも1つ以上で構成される。
【0103】
なお、これら入出力インターフェイス(I/F)205に接続される各種の入出力デバイスは、内蔵のものであっても外付けのものあっても良く、外付けのデバイスの場合には、有線、無線のいずれの接続形態であっても良い。
【0104】
ストレージ203には、利用者端末200であるスマートフォンやコンピュータを動作させるためのオペレーションシステム(OS)に加えて、プロセッサ(CPU)301等が実行することで仮想空間提供システムにおける利用者に関する各種機能を、仮想空間用サーバ100aと協働して提供するための利用者用アプリが記憶されている。また、UGCの製作・販売を希望する利用者の場合には、さらに、UGC用サーバ100cに接続し、UGCの製作・出品等に関する各種機能を、UGC用サーバ100cと協働して提供するためのUGCアプリが記憶されている。
【0105】
利用者用アプリは、
図6に示すように、表示装置210に表示する各視点映像を生成する機能を提供する利用者用視点映像制御プログラム、仮想空間用サーバ100aから配信される音声を音声出力装置223から出力する機能を提供する利用者用音声制御プログラム、仮想空間用サーバ100aとの通信接続において利用者が本人であることを認証するための利用者認証用データ等を含む。
【0106】
また、UGCアプリは、UGC用サーバ100cへのアクセス制御を行うUGCアクセス制御プログラム、UGCの制作に用いるUGC制作プログラム等を含む。
【0107】
このように、本実施例の仮想空間提供システムに用いられる利用者端末200を利用者が使用することで、仮想空間内に参加している利用者のアバターを移動や動作させることができるとともに、利用者のアバターによる視点を変更することで表示装置210に表示される視点映像を変更することができる。
【0108】
<仮想空間配信システムの動作>
図7は、本実施例の仮想空間提供システムの動作の流れを説明する説明図である。
【0109】
まず、映像系について説明する。仮想空間用サーバ100aは、前述したように、仮想空間生成プログラム及び利用者のアバターデータ等に基づいて仮想空間を提供可能とされており、これら利用者の各アバターの動作等が、利用者端末200から送信される利用者アバター情報によって仮想空間の状態が記述された仮想空間データが更新されることで、利用者の動作(操作)が利用者のアバターの動作に反映される。
【0110】
利用者端末200においては、利用者のアバターに行わせる各動作に対応した操作を受け付けるアバター動作操作処理が実行される。そして、利用者端末200は、該アバター動作操作処理において受け付けた操作に基づく利用者のアバター情報を仮想空間用サーバ100aに送信する。
【0111】
このようにして利用者端末200から送信される利用者アバター情報に基づいて、仮想空間用サーバ100aは、仮想空間データを更新する仮想空間更新処理を実行することで、仮想空間内の各アバターに利用者の動作(操作)を反映させる。
【0112】
そして、更新前の仮想空間データと更新後の仮想空間データとに基づいて仮想空間更新データを生成する仮想空間更新データ生成処理を実行した後、該生成した仮想空間更新データを利用者端末200に配信する。
【0113】
仮想空間更新データが配信された利用者端末200においては、
図7に示すように、配信されてきた仮想空間更新データに基づいて、事前記憶されている仮想空間データが更新されるとともに、該更新された仮想空間データを使用した利用者視点映像生成処理が実行されることで、更新された仮想空間データに基づく利用者視点映像が生成されて、該生成された利用者視点映像が利用者端末200において表示される(利用者視点映像出力処理)。
【0114】
このように、本実施例では、利用者アのバターにより仮想空間に参加している各利用者の視点映像は、各利用者の利用者端末200側で生成されて表示されることで、これら各利用者のアバター視点映像を仮想空間用サーバ100aで生成することにより仮想空間用サーバ100aの処理負荷が著しく大きくなって、多くの利用者が仮想空間に参加できなくなってしまうことを回避できるようになっている。
【0115】
次に、音声系について説明する。利用者端末200においては、利用者が音声を発することで、該音声が音声入力装置222から入力される。そして、該入力された音声は、データ化されて演者音声(データ)として仮想空間用サーバ100aに送信される(利用者音声入力処理)。
【0116】
仮想空間用サーバ100aは、利用者端末200から受信した利用者音声(データ)による利用者音声情報から配信音声(データ)を生成し(配信音声生成処理)、該生成した配信音声(データ)を各利用者端末200に配信する(アバター音声配信処理)。
【0117】
利用者端末200では、仮想空間用サーバ100aから配信されたアバター音声(データ)に基づいてスピーカー等の音声出力装置223から各利用者アバターの音声が出力される。これにより、利用者は、あたかも各利用者のアバターが言葉を発しているように認識することができる。
【0118】
<UGCの利用>
本実施例では、利用者が制作に関与したUGCをUGC用サーバ100cに登録することにより、該登録されたUGCを利用者のアバターが使用することが可能となっている。
【0119】
例えば、
図8に示すように、利用者は、PC等の機器を使用してUGCを作成し、作成したUGCをUGC用サーバ100cに登録することで、仮想空間用サーバ100aが提供する仮想空間での利用を許可することが可能であり、他の利用者が、UGC用サーバ100cに登録されたUGCを使用する権利を購入することにより、UGCを使用する権利を購入した利用者は、仮想空間用サーバ100aが提供する仮想空間において、当該UGCを使用することが可能である。
【0120】
なお、本実施例では、利用者がPC等の機器を使用してUGCを作成し、作成したUGCをUGC用サーバ100cに登録することで、仮想空間用サーバ100aが提供する仮想空間での利用が可能となる構成であるが、利用者がUGC用サーバ100cにアクセスしてUGC用サーバ100cに実装されたUGC制作プログラムにてUGCを作成し、登録することで仮想空間用サーバ100aが提供する仮想空間での利用が可能となる構成としても良い。
【0121】
図8に示す例では、UGCとして仮想空間内のアバターが装着可能なTシャツ等の衣服を適用した例が示されている。UGCは、仮想空間内のアバターが装着可能な衣服等に限らず、仮想空間内のアバターが装着可能なアクセサリー等のアイテム、仮想空間内に配置可能な家具等のアイテム、チャット等、他のユーザとのやり取りに用いるスタンプ、アバターの音声生成データ、アバターの動作を定義したモーションデータ等、利用者が制作したコンテンツ、または利用者が制作に関与したコンテンツであれば、UGCに含まれる。
【0122】
なお、前述のようにUGC用サーバ100cに実装されたUGC制作プログラムにてUGCを作成する場合において、制作するUGCの種類に応じて複数の異なるUGC制作プログラムを必要とする場合には、UGCの種類に応じたUGC制作プログラム毎に複数のサーバに分散して実装する構成としても良い。
【0123】
図9は、UGCの利用に関する概要を説明するための図である。
【0124】
本実施例の仮想空間提供システムでは、
図9に示すように、コンテンツの制作に関与するクリエータとしての利用者は、仮想空間において利用可能なUGCを出品することで、仮想空間の管理者(仮想空間の運営企業等)に対してUGCの仮想空間内での使用許可を含むUGCの利用を許可することが可能である。
【0125】
なお、本実施例にいて、コンテンツの制作に関与するクリエータとは、コンテンツを実際に制作する利用者に限らず、コンテンツの企画、制作の調整等を行うことで間接的に制作に関与する利用者も含む。
【0126】
UGCの利用を許可された仮想空間の管理者は、クリエータ以外の一般の利用者に対してUGCを使用する権利を販売し、一般の利用者は、仮想空間内で利用可能な仮想空間内通貨としてのコインを用いてUGCを使用する権利を購入することが可能であり、一般の利用者がUGCを使用する権利を購入した場合に、仮想空間の管理者は、購入した利用者に対して仮想空間でのUGCの使用を許可し、これにより購入した利用者は、仮想空間で当該UGCを使用できるようになる。
【0127】
利用者は、利用者用アプリから利用者管理サーバ100bにアクセスし、現金等を用いて仮想空間内通貨としてのコインを取得できる他、UGCアプリから利用者管理サーバ100bにアクセスし、現金等を用いて仮想空間内通貨としてのコインを取得することも可能である。
【0128】
また、仮想空間の管理者は、UGCを使用する権利を一般の利用者に販売した場合に、その販売額等に応じて算出されるポイントを、クリエータとしての利用者がUGCの利用を許可したことの対価として当該利用者に対して付与する。
【0129】
なお、本実施例では、一般の利用者がUGCを使用する権利を購入する際に使用する価値として、仮想空間内で利用可能な通貨としてのコインを用いる一方、クリエータとしての利用者がUGCの利用を許可したことの対価として付与される価値として、現金またはコインに交換可能なポイントを用いる構成、すなわち一般の利用者がUGCを使用する権利を購入する場合と、クリエータとしての利用者がUGCの利用を許可したことの対価として付与される場合と、で異なる種類の価値が用いられる構成であるが、共通の価値を用いる構成としても良い。また、一般の利用者がUGCを使用する権利を購入する際に使用する価値、クリエータとしての利用者がUGCの利用を許可したことの対価の一方、または双方に現金を用いる構成としても良い。
【0130】
<利用者データベース>
図10は、利用者管理サーバ100bが備える利用者データベースの構成を示す図である。
【0131】
利用者データベースは、
図10に示すように、利用者テーブルと、アバターテーブルと、アイテムテーブルと、コインテーブルと、を含む。
【0132】
利用者テーブルには、利用者毎に割り当てられた利用者IDに対応付けて、当該利用者のアカウント名(メールアドレス等)、認証情報(パスワード等)、氏名、仮想空間内で使用されるユーザネーム等の個人情報、当該利用者のフォロワー数等が登録され、管理されている。
【0133】
アバターテーブルには、利用者IDに対応付けて、当該利用者が用いるアバターのアバターデータ、当該アバターが装着しているアイテム等、仮想空間内で利用するアバターに関する情報が登録され、管理されている。
【0134】
アイテムテーブルには、利用者IDに対応付けて、当該利用者が使用可能なアイテムが登録され、管理されている。利用者が使用する権利を購入して使用可能となったUGCはアイテムテーブルに登録される。
【0135】
また、アイテムテーブルは、利用可能なアイテムとして、管理者または管理者から委託された制作者等が制作したコンテンツ(以下、本実施例ではPGC(Professional Generated Contents)と称する)が登録されるPGC用テーブルと、UGCが登録されるUGC用テーブルと、を含み、利用者が使用可能なアイテムが、PGCとUGCとで別個のテーブルで管理される。これにより管理者が制作者として直接許諾したPGCと、管理者がクリエータとしての利用者から許諾を受けたことに基づき管理者が再許諾したUGCと、で切り分けて管理することが可能となり、現在使用が許諾されている利用者を特定したり、利用者が購入したUGCをしようする権利を第三者に譲渡するにあたり、UGCの利用が許諾された利用者の履歴を追跡したりすることが容易となる。
【0136】
コインテーブルは、利用者ID毎に割り当てられており、利用者ID毎のコインテーブルには、当該利用者に対して付与されたコインのコインIDに対応付けて、当該コインの付与日、当該コインの有効期限、コインの数量が登録され、管理されている。コインIDは、コインが付与される毎に発行され、付与されたコインは利用者が所持するコインの総数ではなく、コインID毎に管理されるようになっている。なお、コインとは、前述のように仮想空間内の通貨として利用される価値であり、コインテーブルによって利用者が所持するコインの管理が行われるようになっている。
【0137】
<UGCデータベース>
図11は、UGC用サーバ100cが備えるUGCデータベースの構成を示す図である。
【0138】
UGCデータベースは、
図11に示すように、クリエータテーブルと、ベースコンテンツテーブルと、UGCテーブルと、販売履歴テーブルと、ポイントテーブルと、を含む。
【0139】
クリエータテーブルには、仮想空間の利用者のうちUGC会員登録を行ったクリエータ(UGCの制作を行う利用者)に割り当てられたクリエータIDに対応付けて、当該クリエータのアカウント名(メールアドレス等)、認証情報(パスワード等)、当該クリエータの販売実績に基づいて設定されるCRランク、当該クリエータに対するフォロワー数等に基づいて設定されるユーザランク等の当該クリエータに関する情報が登録され、管理されている。
【0140】
ベースコンテンツテーブルには、クリエータIDに対応付けて、当該クリエータが購入したベースコンテンツの数量がベースコンテンツの種類毎に登録され、管理されている。ベースコンテンツとは、仮想空間の仕様に合わせたテンプレートとなるデータであり、クリエータは、購入したベースコンテンツの数量を消費してその数量分のUGCを制作することが可能となる。ベースコンテンツを構成するデータは、クリエータにより変更可能なデータとクリエータにより変更不能なデータとからなり、クリエータはこれらデータのうち変更可能なデータを改変することによりUGCを制作することが可能である。また、ベースコンテンツは、クリエータが制作可能なUGCの種類毎に定められている。クリエータが制作可能なUGCとしては、前述したように、仮想空間内のアバターが装着可能な衣服等、仮想空間内のアバターが装着可能なアクセサリー等のアイテム、仮想空間内に配置可能な家具等のアイテム、チャット等、他のユーザとのやり取りに用いるスタンプ、アバターの音声生成データ、アバターの動作を定義したモーションデータ等がある。
【0141】
なお、本実施例では、クリエータがベースコンテンツのデータを改変することによりUGCを制作することが可能な構成であるが、ベースコンテンツを用いずにユーザが0からUGCを制作することが可能な構成としても良い。この場合、クリエータがベースコンテンツを用いてUGCを制作する場合と、ベースコンテンツを用いずにUGCを制作する場合と、で出品や審査に必要な費用が異なる構成としても良い。例えば、ベースコンテンツを用いない場合に、仕様が決まったベースコンテンツを用いた場合に比較して審査に係る労力を要するため、出版や審査に必要な費用を、ベースコンテンツを用いた場合に比較して高く設定するようにしても良い。
【0142】
UGCテーブルは、クリエータID毎に割り当てられており、クリエータID毎のUGCテーブルには、当該クリエータがUGCの制作を開始する毎に割り当てられるUGCIDに対応付けて、制作中または完成したUGCデータ、販売可能なUGCの数量、現在のステータス(制作中、審査中、販売中等)、運営による審査結果、出品数量、販売額、販売額に対するポイントの還元率が登録され、当該クリエータの制作中または完成したUGCが管理されている。
【0143】
販売履歴テーブルは、クリエータID毎に割り当てられており、クリエータID毎の販売履歴テーブルには、当該クリエータのUGCが販売する毎に割り当てられる販売IDに対応付けて、販売日時、販売されたUGCID、販売数量、販売額、適用される還元率、現在のステータス(通報受付期間、ポイント付与済み等)が登録され、当該クリエータが作成したUGCの販売履歴が管理されている。
【0144】
ポイントテーブルは、クリエータID毎に割り当てられており、クリエータID毎のポイントテーブルには、当該クリエータに対して付与されたポイントのポイントIDに対応付けて、当該ポイントの付与日、当該ポイントの有効期限、ポイントの数量が登録され、管理されている。ポイントIDは、ポイントが付与される毎に発行され、付与されたポイントは利用者が所持するポイントの総数ではなく、ポイントID毎に管理されるようになっている。
【0145】
<UGCに関連する動作>
図12~
図16は、本実施例の仮想空間提供システムの動作のうち、特に、UGCに関連する動作の流れを説明する説明図である。
【0146】
図12は、UGCの制作・販売を所望する仮想空間の利用者が、UGC会員登録を行う際の利用者端末200とUGC用サーバ100cの動作の流れを示す図である。
【0147】
利用者がUGC会員登録を行う場合には、予め仮想空間の利用者登録を行っている必要があり、さらに、利用者端末200には、予めUGCアプリがインストールされている必要がある。
【0148】
UGC会員登録を行う場合に、利用者はまず利用者端末200のUGCアプリにてUGC会員登録操作を行う。これにより利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該利用者の利用者IDとともにUGC会員登録要求を送信する。
【0149】
UGC会員登録要求を受信したUGC用サーバ100cは、登録要求受付処理を行う。登録要求受付処理では、利用者管理サーバ100bに利用者IDの有無を問い合わせ、利用者IDが存在する場合には、UGC会員の登録条件を、UGC会員登録要求を送信した利用者端末200に返信する。
【0150】
UGC会員の登録条件は、特に、クリエータとしての利用者は、仮想空間において利用可能なUGCを出品することで、仮想空間の管理者(仮想空間の運営企業等)に対してUGCの仮想空間内での使用許可を含むUGCの利用を許可することを含むものである。
【0151】
UGC会員の登録条件の返信を受けた利用者端末200は、返信された登録条件を表示し、条件合意操作を促す。そして、条件合意操作がされた場合に、利用者端末200は、合意通知をUGC用サーバ100cに送信する。
【0152】
合意通知を受信したUGC用サーバ100cは、UGC会員登録処理を行う。UGC会員登録処理では、クリエータIDを発行するとともに、利用者管理サーバ100bから必要な情報(アカウント情報、認証情報等)を入手してクリエータテーブルにクリエータに関する情報を登録し、ベースコンテンツテーブルに発行したクリエータIDを登録し、発行したクリエータIDのUGCテーブル、販売履歴テーブル、ポイントテーブルを生成する。
【0153】
UGC用サーバ100cは、UGC会員登録処理が完了すると、登録が完了した旨を示す登録通知を、合意通知を送信した利用者端末200に返信するとともに、当該利用者によるUGCの制作及び販売が許可された状態になる。
【0154】
図13は、UGC会員登録したクリエータが、UGCを制作する際の利用者端末200とUGC用サーバ100c、利用者管理サーバ100bの動作の流れを示す図である。
【0155】
クリエータがUGCを制作する場合には、制作するUGCの種類に応じたベースコンテンツを購入する必要があり、クリエータはまず利用者端末200のUGCアプリにてベースコンテンツ購入操作を行う。ベースコンテンツ購入操作は、購入を希望するベースコンテンツの種類と数量を指定する操作を含む。これにより利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該クリエータのクリエータID、ベースコンテンツの種類、数量を含むベースコンテンツ購入要求を送信する。
【0156】
ベースコンテンツ購入要求を受信したUGC用サーバ100cは、所持コインの確認処理を行う。所持コインの確認処理では、ベースコンテンツの種類と数量に基づき、ベースコンテンツの購入に必要なコイン数を算出し、利用者管理サーバ100bに対して、当該クリエータの利用者ID、ベースコンテンツの購入に必要なコイン数を含む所持コインの確認要求を行う。
【0157】
所持コインの確認要求を受信した利用者管理サーバ100bは、所持コイン特定処理を行う。所持コイン特定処理では、確認要求に含まれる利用者IDのコインテーブルを特定し、ベースコンテンツの購入に必要なコイン数のコインを所持しているか確認し、ベースコンテンツの購入に必要なコイン数のコインを所持していることを条件に、ベースコンテンツの購入に用いられるコイン数を所持コインから減算して、UGC用サーバ100cに対して承認を通知する。この際、コインテーブルに有効期限の異なるコインが登録されている場合には、有効期限の短いコインから優先して減算する。
【0158】
所持コインの確認要求に対して承認の通知を受けたUGC用サーバ100cは、ベースコンテンツ数登録処理を行う。ベースコンテンツ数登録処理では、ベースコンテンツテーブルにおいて、該当するクリエータIDに対応して登録されているベースコンテンツの数量のうち、指定された種類のベースコンテンツの数量に対して、指定された数量を登録(加算)する処理を行い、ベースコンテンツの数量が登録されることにより、当該利用者による該当する種類のUGCの制作が可能な状態となる。
【0159】
図14は、UGC会員登録したクリエータが、UGCを出品する際の利用者端末200とUGC用サーバ100c、仮想空間用サーバ100aの動作の流れを示す図である。
【0160】
クリエータがUGCを出品する場合には、クリエータはまず利用者端末200のUGCアプリにてUGC出品要求操作を行う。UGC出品要求操作は、出品を希望するUGCを指定する操作を含む。これにより利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該クリエータのクリエータID、出品を希望するUGCのUGCIDを含むUGCの出品要求を送信する。
【0161】
UGCの出品要求を受信したUGC用サーバ100cは、UGCの審査処理を行う。UGCの審査処理では、UGCの出品要求に含まれるUGCIDから対象となるUGCを特定し、特定したUGCが仮想空間の仕様に合致するか、知的財産の侵害していないか、法令違反をしていないか、等UGCを使用しても問題ないか否かを審査する処理を行う。これらの審査は、プログラムにより自動的に行われる処理、審査者にUGCの詳細を出力し、審査者からの承認を受ける処理の双方を含む。
【0162】
UGC用サーバ100cは、UGCの審査処理において対象のUGCを使用しても問題ないと判断され、承認された場合に、販売額に対する還元率、すなわち一般の利用者が購入に使用したコイン数に対してクリエータに付与されるポイント数の比率を算出する処理を行い、UGCテーブルの該当するUGCIDの審査結果として承認を登録し、さらに算出された還元率を登録し、還元率を含む承認通知を、UGCの出品要求を行ったクリエータの利用者端末200に送信する。
【0163】
還元率は、クリエータテーブルに登録されている当該クリエータのCRランク、ユーザランクに基づいて算出される。例えば、基本還元率(例えば、70)に、CRランク(0~10)とユーザランク(0~10)を合算した値が還元率(還元率(%)=70+CRランク値+ユーザランク値)として算出される。CRランクは、0~10の数値であり、過去数ヶ月の販売量が多い程、大きい数値となる。また、ユーザランクは、0~10の数値であり、当該クリエータのフォロワー数が多い程、大きい数値となる。なお、還元率の算出方法はこれに限るものではなく、還元率が固定されているものでも良い。また、UGCの販売時期、販売数量、クリエータに関する情報の少なくとも1つの要素により還元率が変化する構成としても良い。また、ベースコンテンツの種類に応じて還元率が変化したり、販売時にCRランクに影響する構成としても良いし、前述したようにベースコンテンツを用いずにUGCを作成可能な構成であれば、ベースコンテンツを用いて制作したUGCであるか、ベースコンテンツを用いずに制作したUGCであるか、に応じて還元率が変化したり、販売時にCRランクに影響する構成としても良い。
【0164】
承認通知を受信した利用者端末200は、UGCの出品が承認された旨に加え、承認通知に含まれる還元率を表示して、クリエータに対して当該UGCの販売額に対する還元率を報知する。
【0165】
なお、本実施例では、クリエータに対して当該UGCの販売額に対する還元率が報知される構成であるが、当該UGCが1単位または所定数単位(例えば10単位)購入される毎にクリエータに付与されるポイント数(還元額)が報知される構成としても良い。また、還元率や還元額が報知されるタイミングは、UGCの出品前、すなわち販売開始前のタイミングに限らず、UGCの出品時、UGCの出品後、UGCの購入時、UGCの購入後のタイミングで報知される構成としても良い。また、UGCの出品の有無に関わらず、クリエータに定期的に通知することで還元率や還元額が報知される構成、UGCアプリまたは一般的なブラウザアプリにてアクセス可能な管理者のHPや本サービスのFAQページに還元率や還元額を記載することで、クリエータに対して還元率や還元額が報知される構成としても良い。クリエータからのアクセスによる任意のタイミングで還元率や還元額が報知される構成、例えば、クリエータが還元率や還元額が表示される販売管理画面や販売分析画面等にアクセスすることで還元率や還元額が報知される構成としても良い。
【0166】
その後、利用者端末200は、当該UGCの出品指示操作を促す。出品指示操作は、UGCの出品数量、UGCの販売額(販売単価)を指定する操作を含む。出品指示操作がされると、利用者端末200は、利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該クリエータのクリエータID、出品を指示するUGCのUGCID、出品数量、販売額を含むUGCの出品指示を送信し、仮想空間の管理者による当該UGCの利用(第三者への使用許諾を含む)を許可する。
【0167】
UGCの出品指示を受信したUGC用サーバ100cは、出品登録処理を行う。出品登録処理では、UGCの出品指示に含まれるクリエータIDのUGCテーブルを特定し、該当するUGCIDに対応付けて、出品指示操作により指定された出品数量、販売額を登録する。これにより、仮想空間の利用者は、出品されたUGCを購入可能な状態となる。なお、仮想空間の利用者は、仮想空間内に展開された店舗から出品されたUGCを購入可能となる構成でも良いし、利用者用アプリやウェブサイト上の販売ページから出品されたUGCを購入可能となる構成でも良い。
【0168】
また、UGC用サーバ100cは、出品登録処理の後、該当するUGCデータを仮想空間用サーバ100aに送信し、UGCデータを受信した仮想空間用サーバ100aでは、UGCデータを仮想空間内で使用可能となるように登録する。これにより、当該UGCの使用が許諾された利用者が、当該UGCを仮想空間内で使用可能な状態となる。
【0169】
なお、本実施例では、UGCを制作する際に、コインを用いてベースコンテンツを購入する必要がある構成、すなわちUGCの制作費用が発生する一方、UGCの出品(販売)には費用が発生しない構成であるが、UGCの制作費用、UGCの出品(販売)費用の双方または一方が発生する構成としても良い。
【0170】
また、クリエータの所持するコインが不足してUGCの制作費用、UGCの出品(販売)費用が賄えない場合に、将来UGCを販売したときの売上(後述するポイント)を担保として、UGCの制作費用、UGCの出品(販売)費用を後払い可能となる構成としても良い。この場合、UGCの制作履歴、UGCの出品履歴に、特殊販売(後払い等)か否かを記録し、販売時に売上(ポイント)からUGCの制作、UGCの出品に利用されたコインに相当するポイントを差し引く制御を行えば良い。これにより、UGCの供給がコイン不足によって阻害されることを防止できる。また、UGCの制作、UGCの出品について、初回または始めてから数回、始めてから所定期間については、UGCの制作費用、UGCの出品(販売)費用が発生しない構成としても良く、このような構成とすることで、初心者に対してUGCの制作、UGCの出品を促すことができる。
【0171】
図15は、仮想空間の利用者が、UGCを購入する際の利用者端末200とUGC用サーバ100c、利用者管理サーバ100bの動作の流れを示す図である。
【0172】
仮想空間の利用者がUGCを購入する場合には、利用者は利用者端末200の利用者用アプリにてUGCの購入操作を行う。UGCの購入操作は、購入を希望するUGCとその数量を指定する操作を含む。これにより利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該利用者の利用者ID、購入を希望するUGCのUGCID、購入する数量を含むUGC購入要求を送信する。
【0173】
UGC購入要求を受信したUGC用サーバ100cは、所持コインの確認処理を行う。所持コインの確認処理では、UGCIDから特定されるUGCの販売額と購入する数量に基づき、UGCの購入に必要なコイン数を算出し、利用者管理サーバ100bに対して、購入を希望する利用者の利用者ID、UGCの購入に必要なコイン数を含む所持コインの確認要求を行う。
【0174】
所持コインの確認要求を受信した利用者管理サーバ100bは、所持コイン特定処理を行う。所持コイン特定処理では、確認要求に含まれる利用者IDのコインテーブルを特定し、UGCの購入に必要なコイン数のコインを所持しているか確認し、UGCの購入に必要なコイン数のコインを所持していることを条件に、UGCの購入に用いられるコイン数を所持コインから減算して、UGC用サーバ100cに対して承認を通知する。この際、コインテーブルに有効期限の異なるコインが登録されている場合には、有効期限の短いコインから優先して減算する。
【0175】
所持コインの確認要求に対して承認の通知を受けたUGC用サーバ100cは、販売履歴登録処理を行う。販売履歴登録処理では、新規に販売IDを発行するとともに、購入されるUGCのクリエータのクリエータIDに割り当てられた販売履歴テーブルに、発行された販売IDと、販売日時、販売されたUGCのUGCID、販売数量、販売額、還元率を対応付けて登録するとともに、ステータスには、通報受付期間を設定する。
【0176】
UGC用サーバ100cは、販売履歴登録処理の後、利用者管理サーバ100bに対して利用者IDとUGCIDを含む許可通知を送信し、UGCを購入した利用者に対して当該UGCの使用を許可する。
【0177】
許可通知を受信した利用者管理サーバ100bは、許可通知に含まれる利用者IDに対応付けて、アイテムテーブルに許可通知に含まれるUGCIDを登録する処理を行う。これにより、該当する利用者は、登録されたUGCIDから特定されるUGCを仮想空間内で使用可能な状態となる。
【0178】
図16は、仮想空間の利用者が、購入したUGCを仮想空間において使用する際の利用者端末200と利用者管理サーバ100b、仮想空間用サーバ100aの動作の流れを示す図である。
【0179】
仮想空間の利用者が購入したUGCを使用する場合には、利用者は利用者端末200の利用者用アプリにて利用者が所持するアイテムからUGCを選択する操作を行う。これにより利用者端末200から利用者管理サーバ100bに対してUGCの使用要求を送信する。
【0180】
UGCの使用要求を受信した利用者管理サーバ100bは、UGCの使用設定処理を行う。UGCの使用設定処理では、例えば、UGCが利用者のアバターに使用されるコンテンツであれば、アバターテーブルに登録されている利用者IDに対応付けてUGCIDを設定することにより、当該利用者のアバターを当該UGCの使用状態に設定する処理を行う。その後、利用者管理サーバ100bが、仮想空間用サーバ100aに対して、最新の設定情報によるデータへの更新要求を行うことにより、仮想空間用サーバ100aは、更新要求に含まれる最新の設定情報に基づいて仮想空間のデータを更新するようになっており、UGCの使用が設定された設定情報に基づいて仮想空間のデータが更新されることにより、UGCが仮想空間内に出力される。前述のように、UGCが利用者のアバターに使用されるコンテンツであれば、仮想空間内のアバターがUGCを使用した状態で出力される。
【0181】
<ポイント付与・コイン付与に関連する動作>
図17~
図21は、本実施例の仮想空間提供システムの動作のうち、特に、ポイント付与・コイン付与に関連する動作の流れを説明する説明図である。
【0182】
図17は、UGCが購入されたことに伴いクリエータにポイントを付与する際のUGC用サーバ100cの動作の流れを示す図である。
【0183】
UGC用サーバ100cは、UGCが購入された場合に、前述した販売履歴登録処理により販売履歴テーブルに、販売ID、販売日時、販売されたUGCのUGCID、販売数量、販売額、還元率を登録するとともに、ステータスを通報受付期間に設定し、所定期間(本実施例では2週間)にわたりUGCを購入した利用者等から、UGCの使用に関する問題点、知的財産権の侵害、法令違反等の問題点を受け付ける処理を行う。
【0184】
UGC用サーバ100cは、販売日から所定期間経過し、その間にUGCを購入した利用者等からの通報がない場合、または通報を受け付けたが受け付けた通報に係る問題が既に解決している場合には、当該UGCを制作したクリエータに対してポイントを付与するポイント付与処理を行う。ポイント付与処理では、通報受付期間が経過した販売IDの販売数量、販売額、還元率に基づいて付与するポイント数を算出する(付与するポイント数=販売数量×販売額×還元率)とともに、ポイントIDを発行し、ポイントが付与されるクリエータのクリエータIDに割り当てられたポイントテーブルに、発行したポイントIDと、ポイントの付与日、有効期限(本実施例では、付与日から180日間)、算出したポイント数と、を対応付けて登録する。
【0185】
ポイントは、UGCを制作したクリエータに対し、当該クリエータがUGCの利用を許可したことの対価として付与される価値であり、ポイントが発行されてポイントテーブルに登録されると、その有効期限内に限り、ポイント数に相当する現金(1ポイント1円)、ポイント数に相当するコイン(1ポイント1コイン)に交換することが可能となる。なお、ポイントは、仮想空間内で利用可能な通貨としてのコインとは異なり、仮想空間内での利用はできず、仮想空間内で利用するためには、ポイントをコインに交換する必要がある。
【0186】
図18は、クリエータが、ポイントを現金に交換する際の利用者端末200とUGC用サーバ100cの動作の流れを示す図である。
【0187】
クリエータがポイントを現金に交換する場合には、クリエータはまず利用者端末200のUGCアプリにて換金要求操作を行う。換金要求操作は、換金を希望するポイント数を指定する操作を含む。なお、本実施例では、3000ポイント以上のポイントを指定可能とされており、3000ポイント未満の換金は受け付けないようになっている。換金要求操作がされると、利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該クリエータのクリエータID、換金を希望するポイント数を含む換金要求を送信する。
【0188】
換金要求を受信したUGC用サーバ100cは、ポイントの残高チェック処理を行う。ポイントの残高チェック処理では、換金要求に含まれるクリエータIDに割り当てられたポイントテーブルを特定し、換金を希望するポイント数が登録されているか否かを確認し、換金を希望するポイント数が登録されていることを条件に、現金に交換するポイント数を登録されているポイント数から減算し、換金を希望するポイント数に相当する金額を指定して、クリエータの銀行口座への振込指示を仮想空間の管理者の取引金融機関に対して行う。この際、ポイントテーブルに有効期限の異なるポイントが登録されている場合には、有効期限の短いポイントから優先して減算する。
【0189】
図19は、クリエータが、ポイントをコインに交換する際の利用者端末200とUGC用サーバ100c、利用者管理サーバ100bの動作の流れを示す図である。
【0190】
クリエータがポイントをコインに交換する場合には、クリエータはまず利用者端末200のUGCアプリにてコイン変更操作を行う。コイン変更操作は、コインへの変更を希望するポイント数を指定する操作を含む。なお、換金とは異なり、任意のポイント数を指定可能とされている。コイン変更操作がされると、利用者端末200からUGC用サーバ100cに対して当該クリエータのクリエータID、コインへの変更を希望するポイント数を含むコイン変更要求を送信する。
【0191】
コイン変更要求を受信したUGC用サーバ100cは、ポイントの残高チェック処理を行う。ポイントの残高チェック処理では、コイン変更要求に含まれるクリエータIDに割り当てられたポイントテーブルを特定し、コインへの変更を希望するポイント数が登録されているか否かを確認し、コインへの変更を希望するポイント数が登録されていることを条件に、コインに交換するポイント数を登録されているポイント数から減算し、UGC用サーバ100cから利用者管理サーバ100bに対して当該クリエータの利用者ID、ポイントから交換されるコイン数(減算したポイント数に相当するコイン数)を含む付与要求を送信し、減算したポイント数に相当するコイン数の付与を指示する。
【0192】
付与要求を受信した利用者管理サーバ100bは、コイン付与処理を行う。コイン付与処理では、コインIDを発行し、コインが付与される利用者の利用者ID(付与要求に含まれる利用者ID)に割り当てられたコインテーブルに、発行したコインIDと、コインの付与日、有効期限(本実施例では、付与日から180日間)、利用者に付与するコイン数(ポイントから交換されるコイン数)と、を対応付けて登録する。
【0193】
コインは、ポイントから交換されることにより付与される他、仮想空間の利用者が現金を消費して購入すること等によっても付与される価値であり、コインが付与されてコインテーブルに登録されると、その有効期限内に限り、仮想空間内で提供されるサービス、前述したUGCの購入等に利用することが可能となる。また、コインは、ポイントと異なり、現金への交換には使用できず、また、ポイントへの交換にも使用できない。
【0194】
図20は、クリエータが、ポイントを現金やコインに交換しないまま有効期限が到来した場合のUGC用サーバ100c、利用者管理サーバ100bの動作の流れを示す図である。
【0195】
クリエータがポイントを現金やコインに交換しないまま、有効期限1ヶ月前となった場合に、UGC用サーバ100cは、換金期限の警告通知処理を行う。換金期限の警告通知処理では、対象のクリエータ(クリエータの利用者端末200)に対して、有効期限が迫っている旨の警告、換金期限、対象となるポイント数、有効期限が到来することで現金への交換が不可能となること、有効期限が到来することで自動的にコインに交換されることを含む換金期限警告通知を送信する。換金期限警告通知は、クリエータの利用者端末200にインストールされたUGCアプリに対して送信する構成でも良いし、クリエータのメールアドレス等に送信する構成でも良い。
【0196】
また、クリエータがポイントを現金やコインに交換しないまま、有効期限が到来した場合に、UGC用サーバ100cは、利用者からのコイン変更要求を伴うことなく、有効期限が到来したポイントのコインへの交換を自動で行う自動交換処理を行う。自動交換処理では、有効期限が到来したポイントIDのポイント数を無効とし、UGC用サーバ100cから利用者管理サーバ100bに対して当該クリエータの利用者ID、ポイントから交換されるコイン数(無効となったポイント数に相当するコイン数)を含む付与要求を送信し、無効となったポイント数に相当するコイン数の付与を指示する。
【0197】
付与要求を受信した利用者管理サーバ100bは、コイン付与処理を行う。コイン付与処理では、コインIDを発行し、コインが付与される利用者の利用者ID(付与要求に含まれる利用者ID)に割り当てられたコインテーブルに、発行したコインIDと、コインの付与日、有効期限(本実施例では、付与日から180日間)、利用者に付与するコイン数(ポイントから交換されるコイン数)と、を対応付けて登録する。
【0198】
図21は、仮想空間の利用者が、コインを利用しないまま有効期限が到来した場合の利用者管理サーバ100bの動作の流れを示す図である。
【0199】
仮想空間の利用者がコインを利用しないまま、期限1ヶ月前となった場合に、利用者管理サーバ100bは、有効期限の警告通知処理を行う。有効期限の警告通知処理では、対象の利用者(利用者の利用者端末200)に対して、有効期限が迫っている旨の警告、有効期限、対象となるコイン数、有効期限が到来することでコインが無効になることを含む有効期限警告通知を送信する。有効期限警告通知は、利用者の利用者端末200にインストールされた利用者用アプリに対して送信する構成でも良いし、利用者のメールアドレス等に送信する構成でも良い。
【0200】
また、仮想空間の利用者がポイントを利用しないまま、有効期限が到来した場合に、利用者管理サーバ100bは、対象のコインを無効とし、仮想空間内で利用できないようにする。
【0201】
<実施例1の特徴点>
次に、本実施例における仮想空間提供システムの特徴点について以下に説明する。
【0202】
<特徴点1>
本実施例の仮想空間提供システムは、仮想空間をユーザ(利用者)へ提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に対して該コンテンツ(UGC)を販売するコンテンツ販売ステップ(UGC用サーバ100cが、出品登録処理を行い、UGCを購入可能な状態とするステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する価値付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する価値報知ステップ(UGC用サーバ100cが還元額/還元率を含む承認通知を送信し、クリエータの利用者端末200に還元額/還元率を表示させるステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0203】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツ(UGC)を、制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に販売することが可能であり、一般ユーザ(一般の利用者)によってコンテンツ(UGC)が購入されることによって制作関与ユーザ(クリエータ)に対して価値(ポイント)が付与されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツ(UGC)のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0204】
また、コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)が当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を高めることができる。
【0205】
前記価値報知ステップにおいては、前記コンテンツ(UGC)が販売される前の段階(UGCを出品する前の段階)で前記価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する
ことを特徴としている。
【0206】
この特徴により、コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)の販売前(UGCを出品する前)に知らせることができる。
【0207】
前記コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を変化させる価値変化ステップ(UGC用サーバ100cがCRランク、ユーザランクに応じて還元率を算出するステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0208】
この特徴により、コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量、または、コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0209】
前記価値変化ステップにおいては、前記コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)の販売時期、当該コンテンツ(UGC)の販売量、または当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報の少なくとも1つの要素(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)により変化させる
ことを特徴としている。
【0210】
この特徴により、コンテンツ(UGC)の販売時期、コンテンツ(UGC)の販売量、コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)に応じて、コンテンツ(UGC)が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化するため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0211】
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入された後、所定期間(通報受付期間)が経過した後に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0212】
この特徴により、コンテンツ(UGC)の取引が正常に行われたことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0213】
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入された後、前記所定期間(通報受付期間)が経過する前に、当該コンテンツ(UGC)に関する問題または当該コンテンツ(UGC)の購入に関する問題を受け付ける問題受付ステップ(UGC用サーバ100cがUGCの使用に関する問題点、知的財産権の侵害、法令違反等の問題点を受け付けるステップ)をさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入された後、前記所定期間(通報受付期間)が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0214】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する問題またはコンテンツ(UGC)の購入に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0215】
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値(コイン)をユーザ(仮想空間の利用者)に付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)をさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に前記特定の価値(コイン)とは異なる所定の価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0216】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0217】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)とは使用可能となる対象が異なる(コインは、仮想空間内の通貨として使用可能である一方、ポイントは、仮想空間内で使用はできず、現金またはポイントへの交換に使用可能である)
ことを特徴としている。
【0218】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0219】
前記所定の価値(ポイント)は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0220】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0221】
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)に変更不可である
ことを特徴としている。
【0222】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更して仮想空間内で使用することができる。
【0223】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)には、それぞれに使用可能期限(有効期限)が設定されており、
前記所定の価値(ポイント)から前記特定の価値(コイン)に変更された場合に、前記所定の価値(ポイント)に設定されていた使用可能期限(有効期限)に関わらず、変更後の特定の価値(コイン)に新たな使用可能期限(有効期限)が設定される
ことを特徴としている。
【0224】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となる。
【0225】
<特徴点2>
本実施例の仮想空間提供システムは、仮想空間をユーザ(利用者)へ提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)が、当該コンテンツ(UGC)の第三者(一般の利用者)への使用許可を含む当該コンテンツ(UGC)の利用を前記仮想空間の管理者に許可する利用許可ステップ(クリエータがUGC用サーバ100cに出品指示を送信してUGCの利用を許可するステップ)と、
前記制作関与ユーザ(クリエータ)から利用が許可されたコンテンツ(UGC)の使用を、当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)からの要求により当該一般ユーザ(一般の利用者)に許可する使用許可ステップ(UGC用サーバ100cから利用者管理サーバ100bに対して許可通知を送信し、UGCを購入した利用者に対して当該UGCの使用を許可するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)の使用が許可される前記一般ユーザ(一般の利用者)から当該コンテンツ(UGC)の使用に対する対価として価値(コイン)を受け付ける使用対価受付ステップ(UGC用サーバ100cがUGC購入要求を受け付けることにより、利用者管理サーバ100bが利用者のコインを減算するステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可した場合に、前記仮想空間の管理者から当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に当該コンテンツ(UGC)の利用に対する対価として価値(ポイント)を付与する利用対価付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0226】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を仮想空間に出力可能な構成において、コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)が、当該コンテンツ(UGC)の第三者(一般の利用者)への使用許可を含む当該コンテンツ(UGC)の利用を仮想空間の管理者に許可し、制作関与ユーザ(クリエータ)から利用が許可されたコンテンツ(UGC)の使用を、当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)からの要求により当該一般ユーザ(一般の利用者)に許可するとともに、コンテンツ(UGC)の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から当該コンテンツ(UGC)の使用に対する対価として価値(コイン)を受け付け、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)の使用を許可した場合に、仮想空間の管理者から当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に当該コンテンツ(UGC)の利用に対する対価として価値(ポイント)を付与することで、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツ(UGC)のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0227】
前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の使用が許可される前記一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する価値報知ステップ(UGC用サーバ100cが還元額/還元率を含む承認通知を送信し、クリエータの利用者端末200に還元額/還元率を表示させるステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0228】
この特徴により、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)が当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作意欲を高めることができる。
【0229】
前記価値報知ステップにおいては、前記制作関与ユーザ(クリエータ)が前記コンテンツ(UGC)の利用を前記仮想空間の管理者に許可する前の段階(UGCを出品する前の段階)で前記価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する
ことを特徴としている。
【0230】
この特徴により、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)の利用を仮想空間の管理者に許可する前(UGCを出品する前)に知らせることができる。
【0231】
前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の使用が許可される前記一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を変化させる価値変化ステップ(UGC用サーバ100cがCRランク、ユーザランクに応じて還元率を算出するステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0232】
この特徴により、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0233】
前記価値変化ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)の使用が許可される前記一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)の使用を前記一般ユーザ(一般の利用者)に対して許可した時期(販売時期)、当該コンテンツ(UGC)の使用を前記一般ユーザ(一般の利用者)に対して許可した数量(販売数量)、または当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報の少なくとも1つの要素(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)により変化させる
ことを特徴としている。
【0234】
この特徴により、コンテンツ(UGC)の使用を一般ユーザ(一般の利用者)に対して許可した時期、コンテンツ(UGC)の使用を一般ユーザ(一般の利用者)に対して許可した数量、またはコンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)に応じて、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)の使用を許可することにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から受け付けられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化するため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0235】
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可した後、所定期間(通報受付期間)が経過した後に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0236】
この特徴により、コンテンツ(UGC)の使用が正常に許可されたことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0237】
前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可した後、前記所定期間(通報受付期間)が経過する前に、当該コンテンツ(UGC)に関する問題または当該コンテンツ(UGC)の使用許可に関する問題を受け付ける問題受付ステップ(UGC用サーバ100cがUGCの使用に関する問題点、知的財産権の侵害、法令違反等の問題点を受け付けるステップ)をさらに有し、
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可した後、前記所定期間(通報受付期間)が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0238】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する問題またはコンテンツ(UGC)の使用許可に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0239】
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値(コイン)をユーザ(仮想空間の利用者)に付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)をさらに有し、
前記利用対価付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)の使用を許可することによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に前記特定の価値(コイン)とは異なる所定の価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0240】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)の使用が一般ユーザ(一般の利用者)に許可されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0241】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)とは使用可能となる対象が異なる(コインは、仮想空間内の通貨として使用可能である一方、ポイントは、仮想空間内で使用はできず、現金またはポイントへの交換に使用可能である)
ことを特徴としている。
【0242】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)の使用が一般ユーザ(一般の利用者)に許可されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0243】
前記所定の価値(ポイント)は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0244】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)の使用が一般ユーザ(一般の利用者)に許可されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0245】
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)に変更不可である
ことを特徴としている。
【0246】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)の使用が一般ユーザ(一般の利用者)に許可されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更して仮想空間内で使用することができる。
【0247】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)には、それぞれに使用可能期限(有効期限)が設定されており、
前記所定の価値(ポイント)から前記特定の価値(コイン)に変更された場合に、前記所定の価値(ポイント)に設定されていた使用可能期限(有効期限)に関わらず、変更後の特定の価値(コイン)に新たな使用可能期限(有効期限)が設定される
ことを特徴としている。
【0248】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)の使用が一般ユーザ(一般の利用者)に許可されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となる。
【0249】
<特徴点3>
本実施例の仮想空間提供システムは、コンテンツ(UGC)をユーザに提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を当該コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に提供するコンテンツ提供ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)に対して該コンテンツ(UGC)に関する権利を販売するコンテンツ(UGC)権利販売ステップ(UGC用サーバ100cが、出品登録処理を行い、UGCを購入可能な状態とするステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する価値付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する価値報知ステップ(UGC用サーバ100cが還元額/還元率を含む承認通知を送信し、クリエータの利用者端末200に還元額/還元率を表示させるステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0250】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を当該コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に提供可能な構成において、このようなコンテンツ(UGC)に関する権利を一般ユーザ(一般の利用者)に販売することが可能であり、一般ユーザ(一般の利用者)によってコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることによって制作関与ユーザ(クリエータ)に対して価値(ポイント)が付与されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、コンテンツ(UGC)に関する権利のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0251】
また、コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)が当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を高めることができる。
【0252】
前記価値報知ステップにおいては、前記コンテンツ(UGC)に関する権利が販売される前の段階(UGCを出品する前の段階)で前記価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に対して報知する
ことを特徴としている。
【0253】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)に関する権利の販売前(UGCを出品する前)に知らせることができる。
【0254】
前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を変化させる価値変化ステップ(UGC用サーバ100cがCRランク、ユーザランクに応じて還元率を算出するステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0255】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0256】
前記価値変化ステップにおいては、前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、前記コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率を、当該コンテンツ(UGC)に関する権利の販売時期、当該コンテンツ(UGC)に関する権利の販売量、または当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報の少なくとも1つの要素(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)により変化させる
ことを特徴としている。
【0257】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する権利の販売時期、コンテンツ(UGC)に関する権利の販売量、コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に関連する情報(過去数ヶ月の販売量に応じたCRランク、フォロワー数に応じたユーザランク)に応じて、コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値の量(ポイント数)、または、コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に用いられる価値(コイン)に対して当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)が得られる価値(ポイント)の比率が変化するため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0258】
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入された後、所定期間(通報受付期間)が経過した後に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0259】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する権利の取引が正常に行われたことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0260】
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入された後、前記所定期間(通報受付期間)が経過する前に、当該コンテンツ(UGC)に関する問題または当該コンテンツ(UGC)に関する権利の購入に関する問題を受け付ける問題受付ステップ(UGC用サーバ100cがUGCの使用に関する問題点、知的財産権の侵害、法令違反等の問題点を受け付けるステップ)をさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入された後、前記所定期間(通報受付期間)が経過し、前記問題受付ステップにおいて問題を受け付けなかった場合、または受け付けた問題が解決されている場合に当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0261】
この特徴により、コンテンツ(UGC)に関する問題またはコンテンツ(UGC)に関する権利の購入に関する問題が生じていないことを担保したうえで、制作関与ユーザ(クリエータ)に価値(ポイント)を付与することができる。
【0262】
特定の価値(コイン)をユーザ(仮想空間の利用者)に付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)をさらに有し、
前記価値付与ステップにおいては、前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)に関する権利が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に前記特定の価値(コイン)とは異なる所定の価値(ポイント)を付与する
ことを特徴としている。
【0263】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0264】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)とは使用可能となる対象が異なる(コインは、仮想空間内の通貨として使用可能である一方、ポイントは、仮想空間内で使用はできず、現金またはポイントへの交換に使用可能である)
ことを特徴としている。
【0265】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を使用可能となる対象を、特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0266】
前記所定の価値(ポイント)は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0267】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0268】
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)に変更不可である
ことを特徴としている。
【0269】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更して使用することができる。
【0270】
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)には、それぞれに使用可能期限(有効期限)が設定されており、
前記所定の価値(ポイント)から前記特定の価値(コイン)に変更された場合に、前記所定の価値(ポイント)に設定されていた使用可能期限(有効期限)に関わらず、変更後の特定の価値(コイン)に新たな使用可能期限(有効期限)が設定される
ことを特徴としている。
【0271】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)に関する権利が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となる。
【0272】
本実施例の仮想空間提供システムは、コンテンツ(UGC)をユーザに提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザが制作に関与したコンテンツ(UGC)を当該コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に提供するコンテンツ提供ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記制作関与ユーザ(クリエータ)が、当該コンテンツ(UGC)に関する権利の第三者(一般の利用者)への使用許可を含む当該コンテンツ(UGC)の利用を管理者(仮想空間の管理者)に許可する利用許可ステップ(クリエータがUGC用サーバ100cに出品指示を送信してUGCの利用を許可するステップ)と、
前記制作関与ユーザ(クリエータ)から利用が許可されたコンテンツ(UGC)に関する権利の使用を、前記一般ユーザ(一般の利用者)からの要求により当該一般ユーザ(一般の利用者)に許可する使用許可ステップ(UGC用サーバ100cから利用者管理サーバ100bに対して許可通知を送信し、UGCを購入した利用者に対して当該UGCの使用を許可するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)に関する権利の使用が許可される前記一般ユーザ(一般の利用者)から当該コンテンツ(UGC)に関する権利の使用に対する対価として価値(コイン)を受け付ける使用対価受付ステップ(UGC用サーバ100cがUGC購入要求を受け付けることにより、利用者管理サーバ100bが利用者のコインを減算するステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)に前記コンテンツ(UGC)に関する権利の使用を許可した場合に、前記管理者(仮想空間の管理者)から当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に当該コンテンツ(UGC)の利用に対する対価として価値(ポイント)を付与する利用対価付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0273】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を当該コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に提供可能な構成において、コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)が、当該コンテンツ(UGC)に関する権利の第三者(一般の利用者)への使用許可を含む当該コンテンツ(UGC)の利用を管理者(仮想空間の管理者)に許可し、制作関与ユーザ(クリエータ)から利用が許可されたコンテンツ(UGC)に関する権利の使用を、一般ユーザ(一般の利用者)からの要求により当該一般ユーザ(一般の利用者)に許可するとともに、コンテンツ(UGC)に関する権利の使用が許可された一般ユーザ(一般の利用者)から当該コンテンツ(UGC)に関する権利の使用に対する対価として価値(コイン)を受け付け、一般ユーザ(一般の利用者)にコンテンツ(UGC)に関する権利の使用を許可した場合に、管理者(仮想空間の管理者)から当該コンテンツ(UGC)の制作関与ユーザ(クリエータ)に当該コンテンツ(UGC)の利用に対する対価として価値(ポイント)を付与することで、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、コンテンツ(UGC)に関する権利のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0274】
なお、特徴点3に係るコンテンツをユーザに提供するシステムは、実施例1で開示した仮想空間の提供システムに限るものでなく、実施例2で開示する動画配信システム、インターネット或いは他の通信回線を介して利用可能なオンラインゲームシステム、インターネット或いは他の通信回線を介して利用可能なSNS(ソーシャルネットワークサービス)などにも適用可能である。
【0275】
<特徴点4>
本実施例の仮想空間提供システムは、仮想空間をユーザ(利用者)へ提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ出力ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に対して該コンテンツ(UGC)を販売するコンテンツ(UGC)販売ステップ(UGC用サーバ100cが、出品登録処理を行い、UGCを購入可能な状態とするステップ)と、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値(コイン)をユーザ(仮想空間の利用者)に付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に所定の価値(ポイント)を付与する所定価値付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、
を有し、
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)には、それぞれに使用可能期限(有効期限)が設定される
ことを特徴としている。
【0276】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツ(UGC)を、制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に販売することが可能であり、一般ユーザ(一般の利用者)によってコンテンツ(UGC)が購入されることによって制作関与ユーザ(クリエータ)に対して特定の価値(コイン)が付与されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツ(UGC)のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0277】
また、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)の使用可能期限(有効期限)と区別して管理することができる。
【0278】
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記所定の価値(ポイント)から前記特定の価値(コイン)に変更された場合に、前記所定の価値(ポイント)に設定されていた使用可能期限(有効期限)に関わらず、変更後の特定の価値(コイン)に新たな使用可能期限(有効期限)が設定される
ことを特徴としている。
【0279】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更して仮想空間内で使用することができるとともに、所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となる。
前記所定の価値(ポイント)は、使用可能期限(有効期限)内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
【0280】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。また、使用可能期限(有効期限)内において現金に換金しない場合でも、使用可能期限(有効期限)内に特定の価値(コイン)へ変更することで、実質的な使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことができる。
【0281】
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0282】
この特徴により、特定の価値(コイン)を所定の価値(ポイント)に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0283】
前記所定の価値(ポイント)は、その合計が所定の閾値(3000ポイント)以上であることを条件に現金に換金可能である
ことを特徴としている。
【0284】
この特徴により、使用可能期限(有効期限)内において所定の価値(ポイント)の合計が所定の閾値(3000ポイント)に満たない状況であり、現金に換金できない場合でも、使用可能期限(有効期限)内に特定の価値(コイン)へ変更することで、実質的な使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことができる。
【0285】
前記所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップ(UGC用サーバ100cが換金期限の警告通知処理を行うステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0286】
この特徴により、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)、すなわち現金に換金可能な期限が近づいていることを知らせることができる。
【0287】
前記所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに前記所定の価値(ポイント)が現金に換金されない場合に、該所定の価値(ポイント)を前記特定の価値(コイン)に自動で変更する自動変更ステップ(UGC用サーバ100cが自動交換処理を行うステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0288】
この特徴により、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに所定の価値(ポイント)が現金に換金されない場合に、該所定の価値(ポイント)が特定の価値(コイン)に自動で変更されるので、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0289】
<特徴点5>
本実施例の仮想空間提供システムは、仮想空間をユーザ(利用者)へ提供するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を前記仮想空間に出力可能とするコンテンツ(UGC)出力ステップ(仮想空間用サーバ100aがUGCを出力するステップ)と、
前記コンテンツ(UGC)の制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に対して該コンテンツ(UGC)を販売するコンテンツ(UGC)販売ステップ(UGC用サーバ100cが、出品登録処理を行い、UGCを購入可能な状態とするステップ)と、
前記仮想空間内で使用可能な特定の価値(コイン)をユーザ(仮想空間の利用者)に付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)と、
前記一般ユーザ(一般の利用者)により前記コンテンツ(UGC)が購入されることによって当該コンテンツ(UGC)の前記制作関与ユーザ(クリエータ)に所定の価値(ポイント)を付与する所定価値付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、
を有し、
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)とは使用可能となる対象が異なる(コインは、仮想空間内の通貨として使用可能である一方、ポイントは、仮想空間内で使用はできず、現金またはポイントへの交換に使用可能である)
ことを特徴としている。
【0290】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(UGC)を仮想空間に出力可能な構成において、このようなコンテンツ(UGC)を、制作に関与した制作関与ユーザ(クリエータ)以外の一般ユーザ(一般の利用者)に販売することが可能であり、一般ユーザ(一般の利用者)によってコンテンツ(UGC)が購入されることによって制作関与ユーザ(クリエータ)に対して特定の価値(コイン)が付与されるため、制作関与ユーザ(クリエータ)と一般ユーザ(一般の利用者)との間で決済を行う必要がなく、仮想空間で用いられるコンテンツ(UGC)のユーザ(仮想空間の利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0291】
また、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を使用可能となる対象を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と区別して管理することができる。
【0292】
前記所定の価値(ポイント)は、現金に換金可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0293】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を現金に換金可能となるため、制作関与ユーザ(クリエータ)によるコンテンツ(UGC)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0294】
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)に変更不可である
ことを特徴としている。
【0295】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更して仮想空間内で使用することができる。また、特定の価値(コイン)を所定の価値(ポイント)に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0296】
前記所定の価値(ポイント)には使用可能期限(有効期限)が設定されており、
前記所定の価値(ポイント)は、使用可能期限(有効期限)内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
【0297】
この特徴により、所定の価値(ポイント)を現金に換金可能な期間を制限できる。
【0298】
前記所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに前記所定の価値(ポイント)が現金に換金されない場合に、該所定の価値(ポイント)を前記特定の価値(コイン)に自動で変更する自動変更ステップ(UGC用サーバ100cが自動交換処理を行うステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0299】
この特徴により、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに所定の価値(ポイント)が現金に換金されない場合に、該所定の価値(ポイント)が特定の価値(コイン)に自動で変更されるので、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0300】
前記所定の価値(ポイント)は、前記仮想空間内で使用不可であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記仮想空間内で使用可能である
ことを特徴としている。
【0301】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)の使用可能な対象を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)と明確に区別して管理することができる。
【0302】
前記所定の価値(ポイント)は、前記コンテンツ(UGC)の制作費用または前記コンテンツ(UGC)の販売費用に使用不可であり、
前記特定の価値(コイン)は、前記コンテンツ(UGC)の制作費用または前記コンテンツ(UGC)の販売費用に使用可能である
ことを特徴としている。
【0303】
この特徴により、制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)の使用可能な対象を、コンテンツ(UGC)の制作費用またはコンテンツ(UGC)の販売費用に使用される特定の価値(コイン)と明確に区別して管理することができる。
【0304】
<特徴点6>
本実施例の仮想空間提供システムは、ユーザ(利用者)に価値を付与するシステム(仮想空間用サーバ100a、利用者管理サーバ100b、UGC用サーバ100cからなるシステム)であり、
特定の価値(コイン)をユーザに付与する特定価値付与ステップ(利用者管理サーバ100bが利用者にコインを付与するステップ)と、
所定の価値(ポイント)をユーザに付与する所定価値付与ステップ(UGC用サーバ100cがポイント付与処理によりクリエータに対してポイントを付与するステップ)と、
を有し、
前記特定の価値(コイン)と前記所定の価値(ポイント)には、それぞれに使用可能期限(有効期限)が設定されているとともに、
前記所定の価値(ポイント)は、前記特定の価値(コイン)に変更可能であり、
前記所定の価値(ポイント)から前記特定の価値(コイン)に変更された場合に、前記所定の価値(ポイント)に設定されていた使用可能期限(有効期限)に関わらず、変更後の特定の価値(コイン)に新たな使用可能期限(有効期限)が設定され、
前記所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに前記所定の価値(ポイント)が使用されない場合に、該所定の価値(ポイント)を前記特定の価値(コイン)に自動で変更する自動変更ステップ(UGC用サーバ100cが自動交換処理を行うステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0305】
この特徴により、所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに所定の価値(ポイント)が使用されない場合に、該所定の価値(ポイント)が特定の価値(コイン)に自動で変更されるので、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0306】
前記所定の価値(ポイント)は、使用可能期限(有効期限)内において現金に換金可能である
ことを特徴としている。
【0307】
この特徴により、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに所定の価値(ポイント)が現金に換金されない場合に、該所定の価値(ポイント)が特定の価値(コイン)に自動で変更されるので、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)の到来により利用者に不利益となってしまうことを防止できる。
【0308】
前記特定の価値(コイン)は、前記所定の価値(ポイント)へ変更不可であり、かつ現金に換金不可である
ことを特徴としている。
【0309】
この特徴により、特定の価値(コイン)を所定の価値(ポイント)に変更して現金に換金できてしまうことを防止できる。
【0310】
前記所定の価値(ポイント)は、その合計が所定の閾値(3000ポイント)以上であることを条件に現金に換金可能である
ことを特徴としている。
【0311】
この特徴により、使用可能期限(有効期限)内において所定の価値(ポイント)の合計が所定の閾値(3000ポイント)に満たない状況であり、現金に換金できない場合でも、使用可能期限(有効期限)内に特定の価値(コイン)へ変更することで、実質的な使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことができる。
【0312】
前記所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)が近づいたときにその旨を報知する期限報知ステップをさらに有する
ことを特徴としている。
【0313】
この特徴により、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)が近づいていることを知らせることができる。
【0314】
なお、特徴点6に係るユーザに価値を付与するシステムは、実施例1で開示した仮想空間の提供システムに限るものでなく、実施例2で開示する動画配信システム、インターネット或いは他の通信回線を介して利用可能なオンラインゲームシステム、インターネット或いは他の通信回線を介して利用可能なSNS(ソーシャルネットワークサービス)、インターネット或いは他の通信回線を介して利用可能なポイント付与システムなどにも適用可能である。
【0315】
以上、本発明の実施例1を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【実施例2】
【0316】
図22は、本発明のコンテンツ提供方法、コンテンツ提供プログラムを適用した実施例2における動画配信システムのシステム構成例を示すブロック図である。
【0317】
本実施例の動画配信システムは、
図22に示すように、主に、各利用者に対して動画を配信するための各種処理を実行可能な動画配信用サーバコンピュータ1100と、各利用者が仮想空間に参加するために使用する利用者端末1200(1200a、1200b、1200c…)と、とから構成されており、動画配信用サーバコンピュータ1100と各利用者端末1200は、インターネット網Nを介して、相互にデータ通信可能に接続されている。
【0318】
また、
図22に示すように、利用者A、利用者B、利用者C…のように、利用者は複数であって、利用者端末1200としては、個々の利用者A、利用者B、利用者C…が使用可能な利用者端末1200a、利用者端末1200b、利用者端末1200c…を含む。なお、利用者は、通常、複数であるが、1人でも良いし、4人以上であっても良く、その数は動画配信用サーバコンピュータ1100の処理能力等に応じて適宜に決定すれば良い。以下、利用者A、利用者B、利用者C…を総称して利用者と表記する場合があるとともに、利用者端末1200a、利用者端末1200b、利用者端末1200c…を総称して利用者端末1200と表記する場合がある。
【0319】
また、
図23に示すように、動画配信用サーバコンピュータ1100は、例えば、動画配信の運営企業が有するサーバコンピュータであって、動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bの2台のサーバにより構成されている。このうち動画配信サーバ1100aは、各利用者の利用者端末1200からの要求に応じて動画を配信する処理を実行するためのサーバであり、配信管理サーバ1100bは、配信者の管理、動画配信サーバ1100aから配信される動画の管理等を行うサーバである。
【0320】
これら動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bは、動画配信用サーバコンピュータ1100が備える通信装置1110を介してインターネット網Nに接続されている。
【0321】
なお、本実施例では、動画配信用サーバコンピュータ1100を動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bの計2台のサーバにより構成する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、動画配信用サーバコンピュータ1100は1台のサーバによって構成しても良い。また、動画配信用サーバコンピュータ1100としては、動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bとは異なる機能を有するサーバを加えて構成しても良いし、同じ機能のサーバであっても複数台に分散する構成としても良い。
【0322】
<動画配信システムの動作>
本実施例の動画配信システムでは、利用者端末1200からの要求に応じてアーカイブされている動画のストリーミングを配信する処理を行う。また、配信者から送信された動画のストリーミングをほぼリアルタイムにて複数の利用者端末1200に配信するライブ配信を行うことも可能である。
【0323】
<ライブ配信の動作>
図24は、本実施例の動画配信システムにおいてライブ配信を行う際の、配信管理サーバ1100b、動画配信サーバ1100aの動作の流れを説明する説明図である。
【0324】
利用者が動画配信を行う場合には、配信者の利用者端末1200から配信する動画のストリーミング(生データ)を配信管理サーバ1100bに対して送信する。
【0325】
配信管理サーバ1100bは、配信者の利用者端末1200から送信されたストリーミング(生データ)を利用して、配信動画生成プログラムにより動画配信サーバ1100aが配信するストリーミング(合成データ)を生成し、動画配信サーバ1100aに出力し、動画配信サーバ1100aは、配信管理サーバ1100bから出力されたストリーミング(合成データ)を、視聴者の利用者端末1200に配信する。このような動作により、利用者端末1200から送信された動画が、視聴者の利用者端末1200に対して配信されることとなる。
【0326】
<コンテンツの利用>
視聴中の利用者は、視聴者の利用者端末1200からライブ配信中の動画に対してコメントデータを送信することが可能であり、配信管理サーバ1100bは、視聴者の利用者端末1200から送信されたコメントデータを、配信動画生成プログラムにより、配信者の利用者端末1200から送信されたストリーミング(生データ)に付加することで、
図25に示すように、視聴者からのコメントが付加された動画のストリーミング(合成データ)を生成し、動画配信サーバ1100aから視聴者の利用者端末1200に対して配信することが可能である。すなわち視聴中の利用者は、配信者の動画を利用して自らのコメントを表示させることが可能となっている。
【0327】
また、
図25に示すように、視聴者の利用者端末1200から送信されたコメントデータを、配信者の利用者端末1200から送信されたストリーミング(生データ)に付加する場合に、枠A~枠Dの4種類の枠にコメントを表示させることが可能である。これら枠A~枠Dのうち、枠B~枠Dについては、これらの枠を使用してコメントを表示させる権利、すなわち配信者の動画を使用する権利を視聴者が購入することにより、対応する枠内に自らのコメントを表示させることができるようになっている。枠B~枠Dにコメントを表示させる権利は、その購入額がそれぞれ異なり、500円~999円の購入額が指定された場合には、枠Bにコメントを表示させることが可能となり、1000円~4999円の購入額が指定された場合には、枠Cにコメントを表示させることが可能となり、5000円以上の購入額が指定された場合には、枠Dにコメントを表示させることが可能となる。
【0328】
また、枠A~枠Dは、その表示態様が異なるだけでなく、表示可能なコメントの文字数の制限も異なり、枠A<枠B<枠C<枠Dの順に多くの文字数でのコメントを表示させることが可能となっている。
【0329】
また、動画配信の管理者は、配信者の動画を使用する権利(コメントを表示させる権利)を視聴者に販売した場合に、その販売額等に応じて算出される金額を、配信者が動画の利用を許可したことの対価として当該配信者に対して付与する。
【0330】
なお、本実施例では、動画配信の管理者は、ライブ配信される動画を対象として、配信者の動画を使用する権利(コメントを表示させる権利)を視聴者に販売した場合に、その販売額等に応じて算出される金額を、配信者が動画の利用を許可したことの対価として当該配信者に対して付与する構成であるが、アーカイブされている動画を対象として、配信者の動画を使用する権利(コメントを表示させる権利)を視聴者に販売した場合に、その販売額等に応じて算出される金額を、配信者が動画の利用を許可したことの対価として当該配信者に対して付与する構成としても良い。
【0331】
また、本実施例では、視聴者が配信者の動画を使用する権利を購入する際に使用する価値、配信者が動画の利用を許可したことの対価として付与される価値として、いずれも現金を用いる構成であるが、現金以外の価値を用いても良く、実施例1と同様にそれぞれに異なる種類の価値を用いる構成としても良い。
【0332】
<コンテンツの利用に関する動作>
図26~
図28は、本実施例の動画配信システムの動作のうち、特に、コンテンツの利用に関連する動作の流れを説明する説明図である。
【0333】
図26は、動画の配信を所望する利用者が、配信者登録を行う際の利用者端末1200と配信管理サーバ1100bの動作の流れを示す図である。
【0334】
利用者が配信者登録を行う場合には、利用者はまず利用者端末1200にて配信者登録操作を行う。これにより利用者端末1200から配信登録要求を送信する。
【0335】
配信登録要求を受信した配信管理サーバ1100bは、登録要求受付処理を行う。登録要求受付処理では、配信者の登録条件を、配信者登録要求を送信した利用者端末1200に返信する。
【0336】
配信者の登録条件は、特に、配信者は、自らが制作した動画の配信を許可することで、動画配信の管理者(動画配信の運営企業等)に対して、当該動画に関する権利の第三者への使用許可を含む動画の利用を許可することを含むものである。
【0337】
配信者の登録条件の返信を受けた利用者端末1200は、返信された配信者の登録条件を表示し、条件合意操作を促す。そして、条件合意操作がされた場合に、利用者端末1200は、合意通知を配信管理サーバ1100bに送信する。
【0338】
合意通知を受信した配信管理サーバ1100bは、配信者登録処理を行う。配信者登録処理では、配信者IDを発行するとともに、配信者の管理を行う配信者データベースに、配信者に関する情報を登録する。
【0339】
配信管理サーバ1100bは、配信者登録処理が完了すると、登録が完了した旨を示す登録通知を、合意通知を送信した利用者端末1200に返信するとともに、当該利用者による動画の配信が許可された状態になる。
【0340】
図27は、配信者が、動画をライブ配信する際の配信者の利用者端末1200と配信管理サーバ1100b、動画配信サーバ1100aの動作の流れを示す図である。
【0341】
配信者が動画をライブ配信する場合には、配信者はまず配信者の利用者端末1200にて動画配信設定操作を行う。これにより配信者の利用者端末1200から配信管理サーバ1100bに対して当該配信者の配信者IDを含む配信設定要求を送信する。
【0342】
配信設定要求を受信した配信管理サーバ1100bは、当該配信者による動画の配信設定処理を行う。配信設定処理が完了すると、配信管理サーバ1100bは、動画に関する権利の販売額に対する還元率、すなわち当該動画に関する権利の購入額に対して配信者に付与される金額の比率を算出する処理を行い、算出された還元率を登録するとともに、還元率を含む設定完了通知を、配信設定要求を行った配信者の利用者端末1200に送信する。
【0343】
還元率は、配信者のフォロワー数、配信者が過去に配信した動画の視聴数等に基づいて算出される。例えば、基本還元率(例えば、70)に、フォロワー数や視聴数に応じて変動する数値を合算した値が還元率として算出される。なお、還元率の算出方法はこれに限るものではなく、還元率が固定されているものでも良い。また、配信者の動画が視聴された時期、配信者の動画の視聴数、配信者に関する情報の少なくとも1つの要素により還元率が変化する構成としても良い。
【0344】
設定完了通知を受信した配信者の利用者端末1200は、動画の配信設定が完了した旨に加え、設定完了通知に含まれる還元率を表示して、配信者に対して当該動画に関する権利の購入額に対する還元率を報知する。
【0345】
なお、本実施例では、配信者に対して当該動画に関する権利の購入額に対する還元率が報知される構成であるが、当該動画に関する権利の所定購入額(例えば、1000円)毎に配信者に付与される金額(還元額)が報知される構成としても良い。また、還元率や還元額が報知されるタイミングは、動画の配信を開始する前のタイミングに限らず動画の配信開始時、配信開始後、当該動画に関する権利の購入時(コメント送信時)、当該動画に関する権利の購入後(コメント送信後)のタイミングで報知される構成としても良い。また、動画の配信の有無に関わらず、配信者に定期的に通知することで報知される構成、配信者からのアクセスによる任意のタイミングで報知される構成としても良い。
【0346】
その後、配信者の利用者端末1200は、配信開始操作を促す。配信開始操作がされると、配信者の利用者端末1200は、配信管理サーバ1100bに対して配信する動画のストリーミングを送信し、動画配信の管理者による当該動画の利用(第三者への当該動画に関する権利の使用許諾を含む)を許可する。
【0347】
配信者の利用者端末1200からストリーミングを受信した配信管理サーバ1100bは、配信者の利用者端末1200から送信されたストリーミングを利用して、配信動画生成プログラムにより動画配信サーバ1100aが配信するストリーミングを生成し、動画配信サーバ1100aに出力し、動画配信サーバ1100aは、配信管理サーバ1100bから出力されたストリーミングを、視聴者の利用者端末1200に配信する。また、配信管理サーバ1100bは、動画配信サーバ1100aへのストリーミングの出力開始に伴い、コメントデータを受付可能な状態、すなわち視聴者がコメントを表示させる権利を購入可能な状態とする。
【0348】
図28は、視聴者が、ライブ配信中の動画にコメントを送信する際の視聴者の利用者端末1200と配信管理サーバ1100b、動画配信サーバ1100aの動作の流れを示す図である。
【0349】
視聴者がライブ配信中の動画にコメントを送信する場合には、視聴者は視聴者の利用者端末1200にて、コメントと当該動画に関する権利(動画にコメントを表示させる権利)の購入額を入力する。これにより視聴者の利用者端末1200から配信管理サーバ1100bに対して入力されたコメントデータと購入額を送信する。
【0350】
コメントデータと購入額を受信した配信管理サーバ1100bは、購入確認処理を行う。購入確認処理では、コメントデータを送信した視聴者による購入額の支払いが完了しているかを確認する処理を行う。購入確認処理にて購入額の支払いが確認されると、配信管理サーバ1100bは、コメントデータと購入額を配信動画生成プログラムに出力することで、配信中の動画にコメントを付加する権利の使用を視聴者に対して許可する。
【0351】
配信動画生成プログラムでは、購入額に応じてコメントを表示させる枠を特定し、特定した枠内に表示されるコメントを付加したストリーミング(合成データ)を生成して、動画配信サーバ1100aに出力し、動画配信サーバ1100aは、配信管理サーバ1100bから出力されたストリーミング(合成データ)を、視聴者の利用者端末1200に配信する。
【0352】
また、配信管理サーバ1100bは、ライブ配信の終了後、配信中に購入された動画に関する権利(動画にコメントを表示させる権利)の購入額を集計し、集計した購入額と配信開始時に設定された還元率に基づいて総還元額(総還元額=購入額の合計値×還元率)を算出し、算出した総還元額分の現金を、動画の利用に対する対価としてライブ配信を行った配信者に支払う処理を行う。
【0353】
<実施例2の特徴点>
次に、本実施例における動画配信システムの特徴点について以下に説明する。
【0354】
<特徴点7>
本実施例の動画配信システムは、コンテンツ(動画)をユーザに提供するシステム(動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(動画)を当該コンテンツ(動画)の制作に関与した制作関与ユーザ(配信者)以外の一般ユーザ(視聴者)に提供するコンテンツ提供ステップ(動画配信サーバ1100aが動画を配信するステップ)と、
前記一般ユーザ(視聴者)に対して該コンテンツ(動画)に関する権利(コメントを表示させる権利)を販売するコンテンツ権利販売ステップ(配信管理サーバ1100bが、ストリーミングの出力開始に伴い、コメントデータを受付可能な状態とするステップ)と、
前記一般ユーザ(視聴者)により前記コンテンツ(動画)に関する権利が購入されること(枠B~Dにコメントを表示させる権利が購入されること)によって当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)に価値(現金)を付与する価値付与ステップ(配信管理サーバ1100bが、配信中に購入された動画に関する権利の購入額と還元率に基づいて総還元額を算出し、算出した総還元額分の現金を、動画の利用に対する対価として配信者に支払うステップ)と、
前記コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、前記コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)に対して報知する価値報知ステップ(配信管理サーバ1100bが還元額/還元率を含む設定完了通知を送信し、配信者の利用者端末1200に還元額/還元率を表示させるステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0355】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(動画)を当該コンテンツ(動画)の制作に関与した制作関与ユーザ(配信者)以外の一般ユーザ(視聴者)に提供可能な構成において、このようなコンテンツ(動画)に関する権利を一般ユーザ(視聴者)に販売することが可能であり、一般ユーザ(視聴者)によってコンテンツ(動画)に関する権利が購入されることによって制作関与ユーザ(配信者)に対して価値(現金)が付与されるため、制作関与ユーザ(配信者)と一般ユーザ(視聴者)との間で決済を行う必要がなく、コンテンツ(動画)に関する権利のユーザ(利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0356】
また、コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率を識別可能な価値情報(還元額/還元率)が当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)に対して報知されるため、制作関与ユーザ(配信者)によるコンテンツ(動画)の制作に関与する意欲を高めることができる。
【0357】
前記価値報知ステップにおいては、前記コンテンツ(動画)に関する権利が販売される前の段階(配信を開始する前の段階)で前記価値情報(還元額/還元率)を当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)に対して報知する
ことを特徴としている。
【0358】
この特徴により、コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率を、当該コンテンツ(動画)に関する権利の販売前(配信を開始する前)に知らせることができる。
【0359】
前記コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、前記コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率を変化させる価値変化ステップ(配信管理サーバ1100bが配信者のフォロワー数、配信者が過去に配信した動画の視聴数に応じて還元率を算出するステップ)をさらに有する
ことを特徴としている。
【0360】
この特徴により、コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率が変化しても、その情報を適切に知らせることができる。
【0361】
前記価値変化ステップにおいては、前記コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、前記コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率を、当該コンテンツ(動画)に関する権利の販売時期、当該コンテンツ(動画)に関する権利の販売量、または当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)に関連する情報の少なくとも1つの要素(配信者のフォロワー数、配信者が過去に配信した動画の視聴数)により変化させる
ことを特徴としている。
【0362】
この特徴により、コンテンツ(動画)に関する権利の販売時期、コンテンツ(動画)に関する権利の販売量、コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)に関連する情報(配信者のフォロワー数、配信者が過去に配信した動画の視聴数)に応じて、コンテンツ(動画)に関する権利が購入されることにより当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の量、または、コンテンツ(動画)に関する権利の購入に用いられる価値に対して当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)が得られる価値の比率が変化するため、制作関与ユーザ(配信者)によるコンテンツ(動画)の制作に関与する意欲を効果的に高めることができる。
【0363】
本実施例の動画配信システムは、コンテンツ(動画)をユーザに提供するシステム(動画配信サーバ1100a、配信管理サーバ1100bからなるシステム)であり、
ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(動画)を当該コンテンツ(動画)の制作に関与した制作関与ユーザ(配信者)以外の一般ユーザ(視聴者)に提供するコンテンツ提供ステップ(動画配信サーバ1100aが動画を配信するステップ)と、
前記制作関与ユーザ(配信者)が、当該コンテンツ(動画)に関する権利の第三者(視聴者)への使用許可を含む当該コンテンツ(動画)の利用を管理者(動画配信の管理者)に許可する利用許可ステップ(配信者が配信管理サーバ1100bに配信開始に伴い動画のストリーミングを送信して当該動画の利用を許可するステップ)と、
前記制作関与ユーザ(配信者)から利用が許可されたコンテンツ(動画)に関する権利の使用を、前記一般ユーザ(視聴者)からの要求により当該一般ユーザ(視聴者)に許可する使用許可ステップ(配信管理サーバ1100bが、コメントデータを配信動画生成プログラムに出力することで、配信中の動画にコメントを付加する権利の使用を視聴者に対して許可するステップ)と、
前記コンテンツ(動画)に関する権利の使用が許可される前記一般ユーザ(視聴者)から当該コンテンツ(動画)に関する権利の使用に対する対価として価値(現金)を受け付ける使用対価受付ステップ(配信管理サーバ1100bがコメントデータとともに購入額を受け付けるステップ)と、
前記一般ユーザ(視聴者)に前記コンテンツ(動画)に関する権利の使用を許可した場合に、前記管理者(動画配信の管理者)から当該コンテンツ(動画)の前記制作関与ユーザ(配信者)に当該コンテンツ(動画)の利用に対する対価として価値(現金)を付与する利用対価付与ステップ(配信管理サーバ1100bが、配信中に購入された動画に関する権利の購入額と還元率に基づいて総還元額を算出し、算出した総還元額分の現金を、動画の利用に対する対価として配信者に支払うステップ)と、を有する
ことを特徴としている。
【0364】
この特徴により、ユーザ(利用者)が制作に関与したコンテンツ(動画)を当該コンテンツ(動画)の制作に関与した制作関与ユーザ(配信者)以外の一般ユーザ(視聴者)に提供可能な構成において、コンテンツ(動画)の制作に関与した制作関与ユーザ(配信者)が、当該コンテンツ(動画)に関する権利の第三者(視聴者)への使用許可を含む当該コンテンツ(動画)の利用を管理者(仮想空間の管理者)に許可し、制作関与ユーザ(配信者)から利用が許可されたコンテンツ(動画)に関する権利の使用を、一般ユーザ(視聴者)からの要求により当該一般ユーザ(視聴者)に許可するとともに、コンテンツ(動画)に関する権利の使用が許可された一般ユーザ(視聴者)から当該コンテンツ(動画)に関する権利の使用に対する対価として価値(現金)を受け付け、一般ユーザ(視聴者)にコンテンツ(動画)に関する権利の使用を許可した場合に、管理者(動画配信の管理者)から当該コンテンツ(動画)の制作関与ユーザ(配信者)に当該コンテンツ(動画)の利用に対する対価として価値(現金)を付与することで、制作関与ユーザ(配信者)と一般ユーザ(視聴者)との間で決済を行う必要がなく、コンテンツ(動画)に関する権利のユーザ(利用者)間の取引を簡便に行うことができる。
【0365】
以上、本発明の実施例2を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0366】
100 仮想空間提供用サーバコンピュータ
100a 仮想空間用サーバ
100b 利用者管理サーバ
100c UGC用サーバ
200 利用者端末
1100 動画配信用サーバコンピュータ
1100a 動画配信サーバ
1100b 配信管理サーバ
1200 利用者端末
【要約】
【課題】価値の使用可能期限が到来してもユーザの不利益を軽減することができる仮価値付与方法、価値付与プログラム及び価値付与システムを提供することを目的とする。
【解決手段】制作関与ユーザ(クリエータ)が制作に関与したコンテンツ(UGC)が購入されたことに対して付与される所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)を、仮想空間内で使用される特定の価値(コイン)の使用可能期限(有効期限)と区別して管理し、所定の価値(ポイント)を、特定の価値(コイン)に変更することで、実質的に使用可能期限(有効期限)を引き延ばすことが可能となるとともに、所定の価値(ポイント)の使用可能期限(有効期限)までに所定の価値(ポイント)が使用されない場合に、該所定の価値(ポイント)を特定の価値(コイン)に自動で変更する。
【選択図】
図20