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7811245情報処理装置、方法、プログラム及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-01-27
(45)【発行日】2026-02-04
(54)【発明の名称】情報処理装置、方法、プログラム及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0601 20230101AFI20260128BHJP
   H04N 21/266 20110101ALI20260128BHJP
【FI】
G06Q30/0601 330
H04N21/266
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2024148465
(22)【出願日】2024-08-30
【審査請求日】2025-09-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519120525
【氏名又は名称】カバー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002815
【氏名又は名称】IPTech弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】金柿 貴也
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2024-017238(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0083963(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0143447(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第111683265(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111787411(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
G06Q 30/00 -30/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
仮想空間で実施されるイベントにおいて、前記イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップと、
前記操作が前記イベントにおける特定期間において受け付けられているか否かを判定するステップと、
前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定された場合に、前記ユーザに対して前記ギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップと、
生成した前記ギフト推奨情報を前記ユーザに提示するステップと、を実行させるプログラム。
【請求項2】
前記特定期間が、前記イベントが開始されてから予め定められた一定期間が経過している期間である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記特定期間が、前記イベントが実施されている期間における前回の前記操作が受け付けられてから予め定められた一定期間が経過している期間である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記特定期間が、前記イベントにおける予め定められた特定のパフォーマンスが行われている期間である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記特定期間が、前記イベントの予め定められた特定の期間であり
前記判定するステップにおいて、前記操作を受け付けた回数が所定回数以下の場合に前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記ギフトが、予め定められた特定のギフトであり、
前記判定するステップにおいて前記特定のギフトを提供する前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定された場合に、前記ユーザに対して前記ギフト推奨情報を生成する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記ギフト推奨情報が、前記特定のギフトの提供を促す情報である、請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
受け付けた前記操作に応じて前記仮想空間に前記ギフトを表すギフトオブジェクトが配置される場合において、前記仮想空間に配置される前記ギフトオブジェクトの配置数を評価するステップを実行させ、
前記配置数が所定数以下であると評価され、かつ、前記判定するステップにおいて前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定された場合に、前記ギフト推奨情報を生成する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記ギフト推奨情報が、前記イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に前記仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報であり、
前記プログラムは、前記プロセッサにさらに、
前記疑似ギフトオブジェクトを前記仮想空間に配置することにより、前記ギフト推奨情報を前記ユーザに提示するステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記ギフト推奨情報を前記ユーザに提示するステップにおいて、前記イベントを視聴する前記視聴者の数が一定数以上である場合に、前記疑似ギフトオブジェクトを前記仮想空間に配置する、請求項9に記載のプログラム。
【請求項11】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記ユーザが利用する端末装置に前記ギフト推奨情報を表示させるステップと実行させ、
前記表示させるステップにおいて、前記ギフト推奨情報として、前記ギフトの提供を推奨する情報と、前記ユーザに提供を推奨する少なくとも1つの前記ギフトを含む前記ギフトの一覧とを関連づけて表示させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項12】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記イベントの残り時間が一定時間内である場合に前記ギフト推奨情報の提示を制限するステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項13】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータによって実行される方法であって、
前記プロセッサは、
仮想空間で実施されるイベントにおいて、前記イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップと、
前記操作が前記イベントにおける特定期間において受け付けられているか否かを判定するステップと、
前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定された場合に、前記ユーザに対して前記ギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップと、生成した前記ギフト推奨情報を前記ユーザに提示するステップと、を実行させる方法。
【請求項14】
制御部と記憶部とを備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
仮想空間で実施されるイベントにおいて、前記イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付ける機能と、
前記操作が前記イベントにおける特定期間において受け付けられているか否かを判定する機能と、
前記操作が前記特定期間において受け付けられていないと判定された場合に、前記ユーザに対して前記ギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成する機能と、
生成した前記ギフト推奨情報を前記ユーザに提示する機能と、を有する情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、方法、プログラム及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
仮想空間などで行われるイベントの視聴ユーザのギフティング意欲を高めるために、仮想空間に配置されるギフトの表示を制御する技術がある。
【0003】
特許文献1には、視聴ユーザからの提供により仮想空間に配置されたギフトを、一定時間が経過した後に仮想空間の映像コンテンツから消失させることにより、新たなギフトを映像コンテンツ内に表示させるように視聴ユーザのギフト提供意欲を高めようする点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2024-12045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、視聴ユーザによって提供されたギフトが一定時間経過後に仮想空間から消失させる表示制御を行うものであり、視聴ユーザによっては自身が提供したギフトが消失することにより却ってギフティング意欲を低下させることにも繋がるおそれがある。
【0006】
本開示の目的は、仮想空間で行われるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を積極的に高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様のプログラムは、プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップと、受け付けた操作に応じて、ギフトを表すギフトオブジェクトを仮想空間に配置するステップと、操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定するステップと、操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップと、生成したギフト推奨情報をユーザに提示するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、仮想空間で行われるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を積極的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】システム1全体の構成を示すブロック図である。
図2】端末装置10の機能的な構成を示す図である。
図3】サーバ20の機能的な構成を示す図である
図4】サーバ20の記憶部に記憶されているユーザ情報データベースのデータ構造である。
図5】サーバ20の記憶部に記憶されているギフト情報データベースのデータ構造である。
図6】イベントを視聴するユーザに対して、ギフト推奨情報を提示する一連の処理を表すフローチャートである。
図7】実施中イベントで提供されているギフトに関する情報を参照して推奨ギフト情報を抽出し、ユーザに対して推奨ギフト情報を提示する一連の処理を表すフローチャートである。
図8】ユーザがギフトを提供するイベントの出演者を選択する操作を行う際の画面例である。
図9】ユーザに対してギフトに関する情報を提示する際の画面例である。
図10】ユーザに対してギフト推奨情報を提示する際の画面例である。
図11】ユーザに対してギフト推奨情報を提示する際の他の画面例である。
図12】ユーザに対してギフト推奨情報を提示する際の他の画面例である。
図13】コンピュータ90の基本的なハードウェア構成示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
【0011】
また、以下の説明において、「プロセッサ」は、1以上のプロセッサである。少なくとも1つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。
【0012】
また、少なくとも1つのプロセッサは、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))といった広義のプロセッサでもよい。
【0013】
また、以下の説明において、「xxxテーブル」といった表現により、入力に対して出力が得られる情報を説明することがあるが、この情報は、どのような構造のデータでもよいし、入力に対する出力を発生するニューラルネットワークのような学習モデルでもよい。従って、「xxxテーブル」を「xxx情報」と言うことができる。
【0014】
また、以下の説明において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部又は一部が1つのテーブルであってもよい。
【0015】
また、以下の説明において、「プログラム」を主語として処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサによって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶部及び/又はインタフェース部などを用いながら行うため、処理の主語が、プロセッサ(或いは、そのプロセッサを有するコントローラのようなデバイス)とされてもよい。
【0016】
プログラムは、計算機のような装置にインストールされてもよいし、例えば、プログラム配布サーバ又は計算機が読み取り可能な(例えば非一時的な)記録媒体にあってもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
【0017】
また、以下の説明において、種々の対象の識別情報として、識別番号が使用されるが、識別番号以外の種類の識別情報(例えば、英字や符号を含んだ識別子)が採用されてもよい。
【0018】
また、以下の説明において、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号(又は、参照符号のうちの共通符号)を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、要素の識別番号(又は参照符号)を使用することがある。
【0019】
また、以下の説明において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
【0020】
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。端末装置10、サーバ20のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
【0021】
(第1実施形態)
<概要>
以下の実施形態では、仮想空間で実施されるイベントにおいて、当該イベントに視聴者として参加するユーザが、当該イベントで行われる演者のパフォーマンス等に対してギフトを提供する操作を行う場合の技術について説明する。ここで、本開示にかかる技術を実現する際において適宜使用される装置等に関しては限定されず、ユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末などの端末装置のほか、据え置き型のPC(Personal Computer)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等のデバイスなどさまざまな装置を用いることができる。
【0022】
本実施の形態に係るシステム1では、仮想空間で実施されるイベントに視聴者として参加するユーザのギフティング意欲を高めることができる技術を提供する。
【0023】
<1 システム全体の構成図>
図1は、第1の実施の形態におけるシステム1の全体の構成を表している。
【0024】
図1に示すように、システム1は、端末装置10と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
【0025】
端末装置10は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザが利用する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であるとしてもよい。端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
【0026】
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
【0027】
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
【0028】
サーバ20は、システム1に係る一連の処理を管理する装置である。例えば、サーバ20は、ユーザに関する情報、ギフトに関する情報等を記憶する。また例えば、サーバ20は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザに推奨する推奨ギフト情報を抽出し、抽出された推奨ギフト情報をユーザに対して提示する。
【0029】
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
【0030】
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
【0031】
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施形態1のシステム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス1301およびディスプレイ1302を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
【0032】
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
【0033】
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
【0034】
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調、および周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
【0035】
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス1301と、ディスプレイ1302とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。また、端末装置10は、物理的に入力可能なキーボード(図示せず)を備え、当該キーボードを介して、ユーザの入力操作を受け付けてもよい。
【0036】
ディスプレイ1302は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ1302は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
【0037】
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
【0038】
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。位置情報センサ150は、情報機器間の近距離通信システムで用いられる通信規格に基づく送受信装置であるとしてもよい。具体的には、位置情報センサ150は、Bluetooth(登録商標)モジュールなど2.4GHz帯を使用して、Bluetooth(登録商標)モジュールを搭載した他の情報機器からのビーコン信号を受信する。
【0039】
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
また、カメラ160は、端末装置10を使用するユーザ、出演者等の身体の動きを取得する。具体的には、例えば、カメラ160は、ユーザの口の動き、顔の各部位(目、眉等)の動きを取得する。当該動きの取得は、既存のあらゆる技術を利用してよい。
【0040】
モーションセンサ170は、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成され、端末装置10の傾きを検出する。
【0041】
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報1801等を記憶する。当該情報は、端末装置10の記憶部180に保持される他、後述するサーバの記憶部202にデータベースとして記憶されたものを、ネットワーク80を介して取得してもよい。
【0042】
ユーザ情報1801は、イベントを視聴するユーザに関する情報である。ユーザに関する情報には、例えば、識別IDに関する情報、ユーザの氏名に関する情報、ユーザの年齢に関する情報、ユーザの性別に関する情報、ユーザの連絡先に関する情報、お気に入りの出演者に関する情報、過去の提供ギフトの総額に関する情報、仮想空間で過去に実施された過去イベントにおいてギフトを提供した実績に関するギフト提供実績情報、仮想空間で実施されるイベントもしくは当該イベント以外での行動履歴を表すログ情報等が含まれる。なお、ユーザが視聴するイベントは、仮想空間で実施されるさまざまな催しであり、例えば、仮想空間で実施される音楽のライブイベント、仮想空間で実施されるトークイベント、仮想空間で実施される物販イベント、仮想空間で実施されるゲームイベント、仮想空間で実施されるファッションショーに関するイベント、仮想空間で実施される会議イベント、仮想空間で実施される展示会イベント、などを含めることができる。
【0043】
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1901と、送受信部1902と、データ処理部1903と、報知制御部1904としての機能を発揮する。
【0044】
入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
【0045】
送受信部1902は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
【0046】
データ処理部1903は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
【0047】
データ処理部1903は、イベントに係る入力操作をユーザから受け付け、当該イベントに係る各種処理を実行させるための処理を制御する。例えば、データ処理部1903は、ユーザから受け付けたイベントの実施に係る各種情報をサーバ、または仮想空間の管理者の端末装置に送信する処理を実行させる。
【0048】
報知制御部1904は、表示画像をディスプレイ1302に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
【0049】
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。
図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
【0050】
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
【0051】
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース2021と、ギフト情報データベース2022、ギフト推奨情報2023等を記憶する。
【0052】
ユーザ情報データベース2021は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに関する各種情報を記憶するためのデータベースである。ユーザに関する各種情報には、例えば、識別IDに関する情報、ユーザの氏名に関する情報、ユーザの年齢に関する情報、ユーザの性別に関する情報、ユーザの連絡先に関する情報、イベントの参加回数に関する情報、お気に入りの出演者に関する情報、仮想空間で実施されるイベント(過去に実施されたイベントおよび参加中のイベントを含む)における提供ギフトの総額に関する情報、仮想空間で実施されるイベント(過去に実施されたイベントおよび参加中のイベントを含む)におけるギフトを提供した実績(提供したギフトのギフトID、ギフトのカテゴリ、ギフトを提供する操作が受け付けられたタイミング(日時)、ギフトを提供した提供対象(出演者)等を含む)に関するギフト提供実績情報、仮想空間で実施されるイベントもしくは当該イベント以外での行動履歴を表すログ情報等が含まれる。当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
【0053】
ギフト情報データベース2022は、仮想空間で実施されるイベントに視聴者として参加するユーザが、当該イベント(実施中イベント)で提供可能なギフトに関する情報を格納するためのデータベースである。ギフトは、実施中イベントにおいてパフォーマンスを行う出演者を応援するため、イベントを盛り上げるため、などに、ユーザからの提供要求に応じて出演者等に対して提供されるものである。ギフトに関する情報には、例えば、ギフトを識別するギフトIDに関する情報、ギフトの名称に関する情報、ギフトのカテゴリに関する情報、ギフトのデータ種別に関する情報、ギフトを視覚的に表すオブジェクトとして仮想空間に配置されるギフトコンテンツに関する情報、ギフトを提供するために必要な課金価格(金銭またはポイント等金銭に代替する手段による課金額を含む)に関する情報等が含まれる。
ここでギフトコンテンツは、主に動画データ、画像データ(仮想空間内を移動する画像を含む)で構成され、当該ギフトの特徴を表す表示態様で仮想空間に配置される。ギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)は、仮想空間の任意の位置に配置されることができるが、特定の位置あるいは特定の対象に配置されることもできる。特定の位置には、例えば、ユーザが視聴するイベントが行われる仮想空間における特定の位置、ユーザが視聴するイベントの出演者に対応するアバターオブジェクトの頭上に対応する位置、など予め設定された位置が含まれる。また特定の対象には、ユーザが視聴するイベントの出演者に対応するアバターオブジェクトの部位(手首、頭部、脚部、背部等)に対応する位置、ユーザが視聴するイベントが行われる仮想空間に配置されるオブジェクトに対応する位置、など予め設定された位置が含まれる。例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、腕時計(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの手首に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。また例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、帽子(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの頭部に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。また例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、バックパック(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの背部に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。なおギフトコンテンツには、オブジェクト以外にも、テキストデータで構成されるもの、音楽・音声データで構成されるものも含めることができる。またギフトには、いわゆる「投げ銭」と呼ばれる金銭または金銭に代替する手段を含めることができる。この場合、投げ銭は、オブジェクトとして仮想空間に配置されるギフトコンテンツとともにイベントの出演者等に対して提供されてもよく、当該ギフトコンテンツを伴わず単独でイベントの出演者等に対して提供されてもよい。
またギフトコンテンツは、イベントに出演者に対して直接的に提供されるものだけには限られない。例えば、ユーザが、ユーザアバターとして仮想空間に配置されることによりイベントに参加する場合において、ギフトコンテンツは、ユーザアバターが装着もしくは保持するオブジェクト(例えば、イベントもしくはイベントの出演者を応援するためにユーザアバターが装着もしくは保持する、Tシャツを表すオブジェクト、帽子を表すオブジェクト、タオルを表すオブジェクト、サイリウムを表すオブジェクト等)であってもよい。この場合、ユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトコンテンツに対応するギフトオブジェクトをユーザアバターに装着もしくは保持させることによって、当該ギフトオブジェクトを仮想空間に配置することができる。またギフトコンテンツは、ユーザアバターが仮想空間においてダンス、ジャンプ、手を振るなどのパフォーマンスを行うことによって、イベントもしくはイベントに出演する出演者を応援するため態様のコンテンツであってもよい。この場合、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトは、ユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、ユーザアバターが行う特定のパフォーマンスに関するオブジェクトである。したがってこの場合、ユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、ユーザアバターが当該ギフトコンテンツに対応する特定のパフォーマンスを行うことによって、当該ギフトオブジェクトを仮想空間に配置することができる。
ギフトは、主に、イベントの視聴者であるユーザが金銭または金銭に代替する手段(ポイント等)を課金することによって提供される。課金とは、例えば、ギフトを提供するために、当該ギフトに対して設定される購入額(購入額に相当するポイント等の指標を含む)を金銭または金銭に代替する手段によって支払う行為をいう。ユーザが課金を行うと、ギフトの購入が確定して当該ギフトが提供対象である出演者等に対して提供される。課金は、このような行為に限られず、例えば、金銭または金銭に代替する手段によって当該イベントで使用可能な専用通貨を事前に購入し、購入した専用通貨を使って支払う行為を含めることができる。
当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
【0054】
ギフト推奨情報2023は、イベントを視聴するユーザに対して、ギフトの提供を推奨もしくは促すための情報である。ギフト推奨情報2023は、例えば、ユーザに対して任意もしくは特定のギフトの提供を推奨もしくは促すための情報である。ギフト推奨情報2023は、イベントを視聴するユーザが認識できる情報であればよく、例えば、テキストに関する情報、オブジェクト(画像、動画等)に関する情報、音声・音楽に関する情報(これら情報を組み合わせた情報を含む)等を含むことができる。
ギフト推奨情報2023は、特定のギフトの提供を促す情報とすることができる。イベントを視聴するユーザがギフトを提供していても、当該ギフトがイベントやイベントで実施されているパフォーマンスに合わないものである場合には、イベントが盛り上がりに欠け、ギフトを提供するユーザ自身もイベントを十分に楽しめないおそれがある。そこで、ギフト推奨情報2023を、ユーザが視聴するイベントに適したギフトなど、特定のギフトの提供を促す情報とすることにより、ユーザに対してギフト提供の価値が感じられるギフト提供の機会を提供し、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。特定のギフトは、ユーザが視聴するイベントに関連するギフト、当該イベントで実施されているパフォーマンスと関連するギフト、当該イベントの出演者と関連するギフト、有料のギフト、有料のギフトであって購入金額が一定額以上のギフト等を含むことができる。
またギフト推奨情報2023は、イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報とすることができる。イベントを視聴するユーザにおいては、他の視聴ユーザから提供されるギフトも含めてイベント中にギフトが積極的に提供されている状況をみることで、ギフトを提供するモチベーションが高まることがある。その一方で、イベント中にギフトの提供が乏しい期間が存在すると、ユーザのギフティング意欲が低下し、イベントに対する満足度が低下する事態がおこりうる。そこで、ギフト推奨情報2023を、イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報とすることにより、視聴ユーザからのギフト提供が少ない状況においても、ユーザは仮想空間に一定数のギフトが提供されている状況を視認することができるので、ギフティング意欲を高めることができる。疑似ギフトオブジェクトは、ユーザがイベント中で提供可能なギフトを表すギフトオブジェクトと同じであることが望ましいが、当該ギフトオブジェクトとは異なる、独自のギフトオブジェクトとすることもできる。
またギフト推奨情報2023は、ユーザがギフトの提供を行いやすくするための提供支援情報を含むことができる。例えば、ギフト推奨情報2023は、ギフトを提供する操作を説明する情報を含むことができる。ギフトを提供する操作を説明する情報は、例えば、ギフトを提供するための操作手順に関する情報、ギフトの選択方法に関する情報、ギフトの購入方法に関する情報、ギフトを提供するタイミング(例えば、イベントに対する満足度を高めるための効果的なギフト提供のタイミングなど)に関する情報等を含むことができる。ギフトを提供する操作を説明する情報は、例えば、テキストに関する情報、オブジェクト(画像、動画等)に関する情報、音声・音楽に関する情報(これら情報を組み合わせた情報を含む)等を含むことができる。イベントを視聴するユーザが、視聴ユーザとして初心者である場合には、ギフトを提供する操作やギフトを提供するタイミングが分からずに、ギフトを提供する機会を失ってしまうことが起こり得る。そこで、ギフト推奨情報2023が、ギフトを提供する操作を説明する情報を含むことで、ユーザにギフトを提供しやすい環境を提供し、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。ギフトを提供する操作を説明する情報は、ギフト推奨情報2023と同じタイミングでユーザに提示されてもよいが、ギフト推奨情報2023の提示タイミングには依存せず、独立的にユーザに提示されることもできる。
【0055】
制御部203は、例えばプロセッサ29により構成され、このプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、ユーザ情報取得モジュール2033、ギフト提供操作受付モジュール2034、ギフト提供モジュール2035、判定モジュール2036、生成モジュール2037、提示モジュール2038、評価モジュール2039等に示す機能を発揮する。
【0056】
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
【0057】
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
【0058】
ユーザ情報取得モジュール2033は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに関する情報を取得する一連の処理を制御する。ユーザに関する情報には、例えば、識別IDに関する情報、ユーザの氏名に関する情報、ユーザの年齢に関する情報、ユーザの性別に関する情報、ユーザの連絡先に関する情報、お気に入りの出演者に関する情報、過去の提供ギフトの総額に関する情報、仮想空間で過去に実施された過去イベントにおいてギフトを提供した実績に関するギフト提供実績情報、仮想空間で実施されるイベントもしくは当該イベント以外での行動履歴を表すログ情報等が含まれる。具体的には、例えば、ユーザ情報取得モジュール2033は、ユーザが利用する端末装置10から、記憶部180に格納されているユーザ情報1801を受け付けることにより、当該情報を取得しても良い。また、ユーザ情報取得モジュール2033は、サーバ20の記憶部202に保持されているユーザ情報データベース2021を参照することにより当該情報を取得してもよい。他にも、ユーザ情報取得モジュール2033は、第1のユーザから直接ユーザに関する各種情報の入力を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。
【0059】
ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付ける一連の処理を制御する。具体的に、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴するユーザが利用する端末装置10を介して、イベントの出演者に対してギフトを提供するための操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、ユーザから受け付けた、ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20のギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。例えば、サーバ20は、端末装置10から当該情報を受信すると、第1のユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報を端末装置10へ送信する。
ここで、ギフトを提供する操作は、イベントを視聴するユーザによって行われる操作であって、ユーザがイベントの出演者等に対してギフトを提供するために行うあらゆる操作を含むことができる。
例えば、ギフトを提供する操作は、ユーザが行う、特定のギフトを指定する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザにはイベントで提供できるギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、提示されたギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)の中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を受け付ける。
また例えば、ギフトを提供する操作は、ユーザが行う、イベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)をユーザに対して提示することを要求する操作を含むことができる。この場合、例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、当該ユーザに対して、ユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)を提示することを要求する操作を受け付ける。サーバ20は、ユーザからの操作に応じて、ギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した確認に関する情報をディスプレイ1302上に表示する。また例えば、ギフトを提供する操作は、イベントで提供可能なギフトの中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を含むことができる。
また例えば、ギフトを提供する操作は、ユーザが行う、特定のギフトを購入する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザにはイベントで提供できる有料のギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、提示されたギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)の中から少なくとも1つのギフトを指定し、指定されたギフトを購入する操作を受け付ける。ギフトを購入する操作は、ギフトを購入するために金銭もしくは金銭に代替するポイント等の手段(金銭等)による支払いを行う操作をいう。金銭等による支払いは、ギフトを購入する操作のタイミングでの支払いのほか、ギフトを提供(有料のギフトを購入)するためにユーザによって事前に課金された課金額(金銭もしくは金銭に代替するポイント等の手段による課金額を含む)を使用して行う支払いを含むことができる。
また例えば、ギフトを提供する操作は、ユーザが行う、当該ユーザによって指定されたギフトをイベントの出演者等に提供する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザには、ユーザが指定したギフトに関する情報が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、当該ユーザによって指定されたギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、提供されるギフトが無料のギフトである場合には、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトがイベントの出演者に対して提供される。また例えば、提供されるギフトが有料のギフトである場合には、ユーザによるギフトを購入する操作がギフトを提供する操作に相当し、当該ギフトを購入する操作(ギフトを提供する操作)に応じて、当該ギフトが仮想空間にイベントの出演者に対して提供される。なお、ユーザによるギフトを購入する操作がギフトを提供する操作に相当せず、当該購入する操作によって購入されたギフトをいったん購入済みギフトとしてストックしておく場合がある。このような場合には、ユーザが、ストックされた購入済みギフトの中から提供するギフトを指定し、ユーザからの指定されたギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトがイベントの出演者に対して提供される。
【0060】
ギフト提供モジュール2035は、ギフト提供操作受付モジュール2034が受け付けた、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ギフトを提供する一連の処理を制御する。具体的に、ギフト提供モジュール2035は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザから受け付けた、ギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトをイベントの出演者に対して提供する。
ギフト提供モジュール2035は、例えば、ギフトを表すギフトオブジェクトを仮想空間に配置することにより、当該ギフトをイベントの出演者に対して提供することができる。この場合、ギフト提供モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトを仮想空間の任意の位置に配置することができるが、オブジェクトによって予め配置位置が設定されている場合には、当該設定された位置(例えば、ギフトを提供する出演者に対応するアバターオブジェクトの近傍の位置など)に配置することができる。またギフト提供モジュール2035は、仮想空間が複数のレイヤによって構成されている場合には、ギフトを表すオブジェクトを当該複数のレイヤから選択される任意のレイヤに配置することができる。またこの場合、ギフト提供モジュール2035は、仮想空間が三次元の空間によって構成されている場合に、ギフトを表すオブジェクトを仮想空間における任意の空間位置に配置することができる。ギフト提供モジュール2035によって提供されるギフトを表すギフトオブジェクトは、イベントが実施されているすべての期間にわたって下層区間に配置させることができるが、イベントの特定期間のみ配置させることもできる。またギフト提供モジュール2035によって提供されたギフトを表すギフトオブジェクトは、一定時間経過後に仮想空間から消失させる処理を行うこともできる。
またギフト提供モジュール2035は、例えば、ギフトオブジェクト以外の態様のギフトを提供することもできる。ギフトオブジェクト以外の態様のギフトには、テキストデータで構成されるギフト、音楽・音声データで構成されるギフト、いわゆる「投げ銭」と呼ばれる金銭または金銭に代替する手段に相当するギフト等が含まれる。
またギフト提供モジュール2035は、例えば、イベントの出演者に対して直接的に提供される態様以外のギフトを提供することもできる。このようなギフトには、例えば、ユーザに対応するユーザアバターが仮想空間に配置される場合において、ユーザアバターによって実行されるアクションを含めることができる。ユーザアバターによって実行されるアクションとしては、例えば、ユーザアバターがオブジェクトを装着もしくは保持するアクション(例えば、出演者を応援するためにユーザアバターがTシャツを表すオブジェクト、帽子を表すオブジェクト、タオルを表すオブジェクト、サイリウムを表すオブジェクト等を装着もしくは保持するアクション)が含まれる。この場合、ギフト提供モジュール2035は、仮想空間におけるユーザアバターにギフトに対応するオブジェクトが装着もしくは保持された状態を反映させる。このように、ギフト提供モジュール2035は、ユーザアバターに対するオブジェクトの装着もしくは保持というアクションを仮想空間に反映させることにより、当該ギフトを出演者に対して提供する。またユーザアバターによって実行されるアクションとしては、例えば、ユーザアバターが仮想空間においてダンス、ジャンプ、手を振るなどのパフォーマンスに関するアクションが含まれる。この場合、ギフト提供モジュール2035は、仮想空間におけるユーザアバターによってギフトに対応するパフォーマンスを実行させる。このように、ギフト提供モジュール2035は、ユーザアバターによるパフォーマンスというアクションを仮想空間に反映させることにより、当該ギフトを出演者に対して提供する。
【0061】
判定モジュール2036は、ユーザからギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定する一連の処理を制御する。具体的には、ギフト提供操作受付モジュール2034が、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けているか、当該操作を所定条件において受け付けているかを判定する。
判定モジュール2036が判定処理を行う基準となる所定条件とは、生成モジュール2037がギフト推奨情報2023を生成するための条件である。例えば、所定条件は、ユーザが視聴するイベントが開始されてから予め定められた一定期間が経過している場合である、とすることができる。イベントが開始されて間もない期間は、ユーザにとっては、イベントの視聴を楽しむとともにイベントの出演者等に提供するギフトを選ぶ期間である。したがって、そのようなタイミングでギフト推奨情報が提示されると、ユーザは煩わしさを感じ、却ってギフティング意欲を低下させてしまうおそれがある。そこで、所定条件として、ユーザが視聴するイベントが開始されてから予め定められた一定期間が経過している場合であるという条件を設定することで、ユーザのギフティング意欲を維持したままギフト推奨情報を生成し、ユーザに提示することができる。ここで、一定期間は、イベントの種類、イベントの所要時間等によって任意にて定めることができる。例えば、音楽ライブのような予め所要時間が設定され、かつ所要時間が比較的長く(例えば、2時間など)設定されているイベントの場合には、一定期間として、例えば15~30分に設定することができる。また例えば、イベントの所要時間が予め設定されておらず、比較的短尺(例えば、30分など)のトークや雑談に関するイベントの場合には、一定期間として、例えば、1~10分に設定することができる。このような一定期間は、イベントの主催者あるいはイベントの出演者によって予め設定することができる。
また所定条件は、ユーザが視聴するイベントが実施されている期間における前回のギフトを提供する操作が受け付けられてから予め定められた一定期間が経過している場合である、とすることができる。前回のギフトを提供する操作が受け付けられたタイミングに関する情報は、例えば、ユーザ情報データベース2021において、ギフト提供実績情報の一部として記憶されており、当該記憶された情報に基づいて、前回のギフトを提供する操作が受け付けられてから予め定められた一定期間が経過しているか否かが判定される。ユーザがギフトを提供する操作を行って間もない期間にギフト推奨情報が提示されると、ユーザは煩わしさを感じ、却ってギフティング意欲を低下させてしまうおそれがある。そこで、所定条件として、ユーザが視聴するイベントが実施されている期間において、前回のギフトを提供する操作が受け付けられてから一定期間が経過している場合であるという条件を設定することで、ユーザのギフティング意欲を維持したままギフト推奨情報を生成し、ユーザに提示することができる。ユーザがギフトを提供する操作とは、例えば、ユーザが、予め定められた特定のギフトを指定する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザにはイベントで提供できるギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、提示されたギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)の中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を受け付ける。またギフトを提供する操作は、例えば、ユーザに対して、ユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)を提示することを要求する操作を含むことができる。この場合、例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、当該ユーザに対して、ユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)を提示することを要求する操作を受け付ける。サーバ20は、ユーザからの操作に応じて、ギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した確認に関する情報をディスプレイ1302上に表示する。また例えば、ギフトを提供する操作は、イベントで提供可能なギフトの中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を含むことができる。またギフトを提供する操作は、例えば、ユーザが、特定のギフトを購入する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザにはイベントで提供できる有料のギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、提示されたギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)の中から少なくとも1つのギフトを指定し、指定されたギフトを購入する操作を受け付ける。ギフトを購入する操作は、ギフトを購入するために金銭もしくは金銭に代替するポイント等の手段(金銭等)による支払いを行う操作をいう。金銭等による支払いは、ギフトを購入する操作のタイミングでの支払いのほか、ギフトを提供(有料のギフトを購入)するためにユーザによって事前に課金された課金額(金銭もしくは金銭に代替するポイント等の手段による課金額を含む)を使用して行う支払いを含むことができる。また例えば、ギフトを提供する操作は、ユーザが、当該ユーザによって指定されたギフトをイベントの出演者等に提供する操作を含むことができる。この場合、例えば、ユーザには、ユーザが指定したギフトに関する情報が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、ユーザから、当該ユーザによって指定されたギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、提供されるギフトが無料のギフトである場合には、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトがイベントの出演者に対して提供される。また例えば、提供されるギフトが有料のギフトである場合には、ユーザによるギフトを購入する操作がギフトを提供する操作に相当し、当該ギフトを購入する操作(ギフトを提供する操作)に応じて、当該ギフトがイベントの出演者に対して提供される。なお、ユーザによるギフトを購入する操作がギフトを提供する操作に相当せず、当該購入する操作によって購入されたギフトをいったん購入済みギフトとしてストックしておく場合がある。このような場合には、ユーザが、ストックされた購入済みギフトの中から提供するギフトを指定し、ユーザからの指定されたギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトがイベントの出演者に対して提供される。
また所定条件は、ユーザが視聴するイベントにおける特定のパフォーマンスが行われている期間である、とすることができる。イベントにおける特定のパフォーマンスが行われている期間にギフトを提供することにより、当該パフォーマンスがさらに盛り上げられ、ユーザはギフトを提供する価値を感じることができる。そこで、所定条件として、ユーザが視聴するイベントにおける特定のパフォーマンスが行われている期間であるという条件を設定することで、ユーザのギフティング意欲をより高めるタイミングでギフト推奨情報を生成し、ユーザに提示することができる。
また所定条件は、ユーザが視聴するイベントの特定の期間において、ユーザからギフトを提供する操作を受け付けた回数が所定回数以下の場合である、とすることができる。イベントによっては、視聴ユーザからのギフト提供の回数が多いほど盛り上がる場合があり、その結果視聴ユーザもイベントに対する満足度が高められる。そこで、所定条件として、ユーザが視聴するイベントの特定の期間において、ユーザからギフトを提供する操作を受け付けた回数が所定回数以下の場合という条件を設定することで、ユーザのイベントに対する満足度を高めるべくギフト推奨情報を生成し、ユーザに提示することができる。
また所定条件は、ユーザのイベントへの参加回数が所定回数以下である場合、とすることができる。ユーザが、視聴ユーザとして初心者である場合あるいは、イベントへの参加回数が比較的少ないユーザ(いわゆる、ビギナー)である場合には、ギフトの提供に慣れていない場合が多く、ギフト提供を通じてイベントを楽しむという機会が得られずに、結果的にユーザのイベントに対する満足度を高められないおそれがある。一方で、イベントに繰り返し参加し、参加回数が比較的多いユーザ(いわゆる、リピーター)は、ギフト提供の方法や効果的なギフト提供のタイミングなどギフトを提供する操作を熟知している場合が多く、ギフト推奨情報の提示を受けなくても、自らの判断でギフトを提供したいと考えることが想定される。そこで、所定条件として、ユーザのイベントへの参加回数が所定回数以下である場合という条件を設定することで、ギフト提供に慣れていないユーザに対してのみギフト推奨情報を提示することができるので当該ユーザに対してギフト提供の機会を創出し、当該ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。一方、イベントに繰り返し参加し、参加回数が比較的多いユーザに対しては、ギフト推奨情報が提示されないので、当該ユーザに対して必要性に乏しいギフト推奨情報の提示が回避され、当該ユーザのギフティング意欲を維持することができる。
【0062】
生成モジュール2037は、判定モジュール2036によって、ユーザからギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成する一連の処理を制御する。具体的には、生成モジュール2037は、判定モジュール2036によって、ギフト提供操作受付モジュール2034が、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けていないと判定された場合に、ギフト推奨情報2023を生成する。ギフト推奨情報2023は、イベントを視聴するユーザに対して、ギフトの提供を推奨もしくは促すための情報である。ギフト推奨情報2023は、例えば、ユーザに対して任意もしくは特定のギフトの提供を推奨もしくは促すための情報である。ギフト推奨情報2023は、イベントを視聴するユーザが認識できる情報であればよく、例えば、テキストに関する情報、オブジェクト(画像、動画等)に関する情報、音声・音楽に関する情報(これら情報を組み合わせた情報を含む)等を含むことができる。
また生成モジュール2037は、ギフト推奨情報2023として、イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報を生成することができる。例えば、生成モジュール2037は、イベントを視聴する視聴者の数が一定以上である場合に、疑似ギフトオブジェクトに関する情報を生成してもよい。
【0063】
提示モジュール2038は、生成モジュール2037が生成したギフト推奨情報をユーザに提示する一連の処理を制御する。具体的に、提示モジュール2038は、生成モジュール2037によって生成されたギフト推奨情報2023をユーザに対して提示する。この場合、サーバ20は、ギフト推奨情報2023をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信したギフト推奨情報2023をディスプレイ1302上に表示する。
生成モジュール2037によって生成されるギフト推奨情報が疑似ギフトオブジェクトに関する情報である場合には、提示モジュール2038は、疑似ギフトオブジェクトを仮想空間に配置することにより、ギフト推奨情報をユーザに提示することができる。この場合、例えば、提示モジュール2038は、イベントを視聴する視聴者の数が一定以上である場合に、疑似ギフトオブジェクトを仮想空間に配置することにより、ギフト推奨情報をユーザに提示してもよい。
【0064】
評価モジュール2039は、仮想空間にギフトを表すギフトオブジェクトが配置される場合において、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価する一連の処理を制御する。具体的に、評価モジュール2039は、ユーザや他の視聴ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に配置されるギフトを表すギフトオブジェクトの配置数を評価する。仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数は、イベントの盛り上がりを表す指標の1つであり、ギフトオブジェクトの配置数が多いほどイベントの盛り上がり度が高く、イベントを視聴する視聴ユーザのイベントに対する満足度も高いと想定される。一方で、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数が少ないと、イベントの盛り上がり度が低い印象となり、イベントを視聴する視聴ユーザのイベントに対する満足度が低下し、ギフトを提供する意欲が低下してしまうおそれがある。そこで、評価モジュール2039が仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価することにより、評価結果に応じて、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報2023を生成する処理を行うことができる。具体的には、評価モジュール2039によってギフトオブジェクトの配置数が所定数以下であると評価された場合に、生成モジュール2037によってギフト推奨情報を生成する処理が行われる。評価モジュール2039は、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数として、イベントの全期間にわたって仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価することができるが、イベントの特定期間において仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価することもできる。また評価モジュール2039は、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数として、特定のギフトを表すギフトオブジェクトの配置数を評価することもできる。
【0065】
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021のデータ構造を示す図である。
【0066】
図4に示すように、ユーザ情報データベース2021は、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ氏名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「連絡先」と、項目「イベント参加回数」、項目「お気に入りの出演者」と、項目「総課金額」と、項目「ギフト提供実績情報」と、項目「備考」等を含む。
【0067】
項目「ユーザID」は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザを識別する情報である。
【0068】
項目「ユーザ氏名」は、ユーザの氏名を示す情報である。このとき、当該レコードは、ユーザの本名だけでなく、ユーザが仮想空間上で使用する名称(ハンドルネーム)の情報をあわせて保持していてもよい。
【0069】
項目「年齢」は、ユーザの年齢を示す情報である。
【0070】
項目「性別」は、ユーザの性別を示す情報である。
【0071】
項目「連絡先」は、ユーザの連絡先を示す情報である。連絡先を示す情報には、ユーザの住所、電話番号等が含まれる。
【0072】
項目「イベント参加回数」は、ユーザが過去に参加(視聴を含む)したイベントの参加回数を示す情報である。イベントの参加回数を示す情報には、例えば、ユーザが参加したすべてのイベントの参加回数の総数を示す情報、ユーザが参加したイベントの種別ごとの参加回数を示す情報、ユーザが参加したイベントの出演者ごとの参加回数を示す情報等が含まれる。
【0073】
項目「お気に入りの出演者」は、ユーザが出演者として予め登録している出演者を示す情報である。当該レコードに記憶される出演者に関する情報は、例えば、予め登録された複数の出演者(仮想空間で実施されるイベントに過去に出演した出演者のほか、今後出演する可能性のある出演者を含む)に関する情報の中から、ユーザによって選択された少なくとも一の出演者に関する情報である。出演者に関する情報には、例えば、出演者の名称、出演者の所属先に関する情報等が含まれる。
【0074】
項目「総課金額」は、ユーザが、仮想空間で実施された過去のイベントにおいて、出演者等に対するギフトの提供時に行った課金に相当する金銭、イベントへの参加費用として支払った金銭、イベントに関連する物品・グッズの購入時に支払った金銭などの総額を示す情報である。総ギフト額には、ユーザが支払った金銭のほか、金銭に代替する手段(ポイント等)を含めることができる。
【0075】
項目「ギフト提供実績情報」は、ユーザが、仮想空間で過去に実施された過去のイベント(過去イベント)においてギフトを提供した実績を示す情報である。ギフトを提供した実績を示す情報には、ユーザが過去に提供したすべてのギフトの提供数の総数を示す情報、ユーザが過去に提供したのギフトの種別ごとのギフトの提供数を示す情報、ユーザが参加(視聴を含む)したイベントごとのギフトの提供数を示す情報、ユーザが参加(視聴を含む)したイベントで実施されているパフォーマンスごとのギフトの提供数(特定のパフォーマンスが実施されているタイミングでユーザによって提供されたギフトの提供数)を示す情報、提供したギフトのギフトIDに関する情報、ギフトを提供する操作が受け付けられたタイミング(日時)に関する情報、ギフトを提供した提供対象(出演者)に関する情報等が含まれる。
【0076】
項目「備考」は、ユーザの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
【0077】
図5は、サーバ20が記憶するギフト情報データベース2022のデータ構造を示す図である。
【0078】
図5に示すように、ギフト情報データベース2022は、項目「ギフトID」と、項目「ギフト名称」と、項目「カテゴリ」と、項目「データ種別」と、項目「課金価格」と、項目「備考」等を含む。
【0079】
項目「ギフトID」は、仮想空間で実施されるイベントにおいて提供可能なギフトを識別する情報である。
【0080】
項目「ギフト名称」は、ギフトの名称を示す情報である。
【0081】
項目「カテゴリ」は、ギフトのカテゴリを示す情報である。ギフトのカテゴリを示す情報には、例えば、全イベント対応ギフト、特定イベント限定ギフト、特定出演者が出演する場合の特定出演者限定ギフト、特定ユーザのみが提供できるユーザ限定ギフト等のギフトのカテゴリを示す情報が含まれる。
【0082】
項目「データ種別」は、ギフトを表すギフトコンテンツに関するデータの種別を示す情報である。データの種別を示す情報には、例えば、動画データ、画像データ、音楽・音声データ、テキストデータ等のデータ種別を示す情報が含まれる。
【0083】
項目「課金価格」は、ギフトを提供するために必要なギフトを購入するための課金価格に関する情報である。課金価格に関する情報は、金銭に相当する具体的な課金額に関する情報のほか、ポイントなどの金銭に代替する手段の場合における金銭に対応する情報等が含まれる。また、課金の必要がない無料のギフトの場合には、「0円」、「無料」などで表される情報が含まれる。
【0084】
項目「備考」は、ギフトの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
【0085】
<3 動作例>
以下、システム1が、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して、ギフト推奨情報を提示する際に実行される一連の処理について説明する。
【0086】
図6は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザから、ギフトを提供する操作を所定条件において受け付けられていない場合に、ギフト推奨情報を提示する一連の処理を表すフローチャートである。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
【0087】
ステップS601において、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザから、ギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴するユーザが利用する端末装置10を介して、ギフトの提供対象であるイベントの出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。具体的には、例えば、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。このステップにおいてギフト提供操作受付モジュール2034が受け付けるギフトを提供する操作は、例えば、ユーザが行う、特定のギフトを指定する操作である。またギフトを提供する操作は、例えば、ユーザが行う、イベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)をユーザに対して提示することを要求する操作であってもよい。またギフトを提供する操作は、例えば、ユーザが行う、特定のギフトを購入する操作であってもよい。またギフトを提供する操作は、例えば、ユーザが行う、当該ユーザによって指定されたギフトをイベントの出演者等に提供する操作であってもよい。この場合、端末装置10は、ユーザから受け付けた当該ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。ギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。なお、ユーザがギフトを提供する操作を一度も行っていない状況において、後述するギフト推奨情報をユーザに対して提示する場合には、このステップを省略することができる。
【0088】
ステップS651において、サーバ20の制御部203は、ステップS601でユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、ギフトをイベントの出演者に対して提供する。例えば、ギフト提供モジュール2035は、ユーザから受け付けたギフトを提供する操作によって、ユーザから指定されたギフトを表すギフトオブジェクトの仮想空間に配置することによりギフトをイベントの出演者に対して提供する。なお、ユーザがギフトを提供する操作を一度も行っていない状況において、後述するギフト推奨情報をユーザに対して提示する場合には、このステップを省略することができる。
【0089】
ステップS652において、サーバ20の制御部203は、ステップS651のユーザによる、ギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定する。例えば、判定モジュール2036は、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けているか否かを判定する。所定条件は、例えば、ユーザが視聴するイベントが開始されてから予め定められた一定期間が経過している場合である。また所定条件は、例えば、ユーザが視聴するイベントが実施されている期間における前回のギフトを提供する操作が受け付けられてから一定期間が経過している場合である。また所定条件は、例えば、ユーザが視聴するイベントにおける予め定められた特定のパフォーマンスが行われている期間である。また所定条件は、例えば、ユーザのイベントへの参加回数が所定回数以下である。なおこのステップの処理の前に、ユーザからのギフトを提供する操作を1度も受け付けていない場合がありうる。その場合には、システム1によって実行される処理は、ステップS601の処理およびステップS651の処理は省略され、ステップS652の処理から開始される。
【0090】
ステップS653において、サーバ20の制御部203は、ステップS651の判定の結果、ユーザによる、ギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報2023を生成する。例えば、生成モジュール2037は、判定モジュール2036によって、ギフト提供操作受付モジュール2034が、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けていないと判定された場合に、ギフト推奨情報2023を生成する。
【0091】
ステップS654において、サーバ20の制御部203は、生成モジュール2037が生成したギフト推奨情報2023をユーザに提示する。例えば、提示モジュール2038は、生成モジュール2037が生成したギフト推奨情報2023を、イベントを視聴するユーザに対して提示する。
この場合、サーバ20は、ギフト推奨情報2023をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信したギフト推奨情報2023をディスプレイ1302上に表示する。
【0092】
このような処理により、イベントを視聴するユーザに対して、ギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報2023が提示されるので、仮想空間で行われるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。特に、ユーザが、視聴ユーザとして初心者である場合あるいは、イベントへの参加回数が比較的少ないユーザ(いわゆる、ビギナー)である場合には、ギフト推奨情報を提示することで、ギフト提供を通じてイベントを楽しむという機会が得られるので、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。
【0093】
図7は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数に応じてギフト推奨情報を生成する一連の処理を表すフローチャートである。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
【0094】
ステップS751において、サーバ20の制御部203は、ユーザが視聴するイベントにおいて、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価する。例えば、評価モジュール2039は、イベントを視聴するユーザや他の視聴ユーザからのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されるギフトを表すギフトオブジェクトの配置数を評価する。この場合、例えば、評価モジュール2039は、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数として、イベントの全期間にわたって仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価することができる。また例えば、評価モジュール2039は、イベントの特定期間において仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価することができる。また例えば、評価モジュール2039は、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数として、特定のギフトを表すギフトオブジェクトの配置数を評価することができる。
【0095】
ステップS752において、サーバ20の制御部203は、評価モジュール2039によってギフトオブジェクトの配置数が所定数以下であると評価され、かつ、判定モジュール2036によって、ギフト提供操作受付モジュール2034が、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けていないと判定された場合に、ギフト推奨情報2023を生成する。例えば、生成モジュール2037は、評価モジュール2039によってギフトオブジェクトの配置数が所定数以下であると評価され、かつ、判定モジュール2036によって、ギフト提供操作受付モジュール2034が、ユーザからギフトを提供する操作を所定条件において受け付けていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報2023を生成する。
【0096】
ステップS753において、サーバ20の制御部203は、生成モジュール2037が生成したギフト推奨情報2023をユーザに提示する。例えば、提示モジュール2038は、生成モジュール2037が生成したギフト推奨情報2023を、イベントを視聴するユーザに対して提示する。
この場合、サーバ20は、ギフト推奨情報2023をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信したギフト推奨情報2023をディスプレイ1302上に表示する。
【0097】
このような処理により、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数が少ない場合には、ユーザに対してギフト推奨情報2023が提示されるので、仮想空間で行われるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。
【0098】
ある局面において、サーバ20は、提示モジュール2038によって提示されたギフト推奨情報2023を予め定められた一定期間経過後に消失させる処理を行ってもよい。このような処理を行うことにより、ユーザに提示されたギフト推奨情報2023は予め定められた一定期間経過後に、ユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に表示されなくなるので、ギフト推奨情報2023が表示され続けることにより視聴するイベントの視認性が阻害されるおそれがなく、ユーザはイベントの視聴に集中することができる。
【0099】
ある局面において、サーバ20は、ユーザが視聴するイベントの残り時間が一定時間内である場合には、ギフト推奨情報2023の提示を制限する処理を行ってもよい。ギフト推奨情報2023は、ユーザにギフト提供の機会を提供し、ユーザのイベントに対する満足度を高めるために提示されるものであるが、イベントの残り時間が限られたタイミングでギフト推奨情報2023が提示されたとしてもユーザに満足度の高いギフト提供の機会を与えることができないおそれがある。そこでこのような処理を行うにより、ユーザが満足度の高いギフト提供が行える期間のみギフト推奨情報2023が提示されるので、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。
【0100】
ある局面において、サーバ20は、ユーザからのギフトを提供する操作が所定条件において受け付けられていないと判定され、ギフト推奨情報を生成した場合においても、特定の条件下では、生成したギフト推奨情報をユーザに提示する処理を制限してもよい。特定の条件としては、例えば、イベントにおける特定のパフォーマンスが行われているとき、とすることができる。例えば、イベントにおけるメインとなるパフォーマンスやクライマックスの位置づけとなるパフォーマンスなどは、イベントを視聴するユーザにとって視聴に専念したいコンテンツである場合がある。このようなパフォーマンスが行われているタイミングでギフト推奨情報がユーザに提示されることは、ユーザが煩わしさを感じるおそれがあり、却ってギフティング意欲を低下させたり、イベントに対する満足度を低下させるおそれがある。そこで、ギフト推奨情報が生成された場合でも、特定の条件下において生成したギフト推奨情報をユーザに提示する処理を制限することにより、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。
またこの場合に、サーバ20は、特定の条件下において、生成したギフト推奨情報をユーザに提示する処理を制限する代わりに、当該ギフト推奨情報をユーザに提示するタイミングを遅延する処理を行ってもよい。具体的には、サーバ20は、イベントが特定の条件下では当該ギフト推奨情報をユーザに提示する処理を一時的に制限し、特定の条件下ではなくなったタイミングで当該ギフト推奨情報をユーザに提示することができる。このような処理により、イベントにおけるメインとなるパフォーマンスやクライマックスの位置づけとなるパフォーマンスなどが行われているタイミングではユーザに対するギフト推奨情報の提示が制限されるので、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。
【0101】
ある局面において、サーバ20は、記憶部202に複数のギフト推奨情報2023を記憶するギフト推奨情報データベースを有し、生成モジュール2037が、ユーザに関する情報(イベントの参加回数に関する情報、ギフト提供実績に関する情報等)に基づいて、ギフト推奨情報データベースに記憶される情報を参照して、ギフト推奨情報2023を生成する処理を行ってもよい。このような処理を行うことにより、ユーザごとに、そのユーザに適したギフト推奨情報2023が生成され、ユーザに提示されるので、ユーザのギフティング意欲を効果的に高めることができ、ギフト提供の機会を通じて、ユーザのイベントに対する満足度を高めることができる。
【0102】
<4 画面例>
図8~9は、本発明において開示される、システム1を利用し、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザの操作入力に基づいて、当該イベントの出演者に対してギフトを提供する操作を行う一連の処理の際に表示される各種画面例を示す図である。
【0103】
図8は、仮想空間で実施されている実施中イベントを視聴するユーザが、ギフトを提供するイベントの出演者を選択する操作を行う際の画面例を示す。
【0104】
図8において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者一覧表示領域801、出演者選択操作表示領域802等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0105】
出演者一覧表示領域801は、イベントの出演者の一覧等を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者一覧表示領域801に、例えば、イベントに出演するすべての出演者の画像8011と出演者名8012を表示する。各出演者の画像8011および出演者名8012の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、ユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。
【0106】
出演者選択操作表示領域802は、ユーザがギフトを提供する出演者を選択して確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者選択操作表示領域802に、出演者選択リスト8021、ギフト提供ボタン8022等を表示する。
【0107】
出演者選択リスト8021は、ユーザがギフト提供の対象として選択する出演者に関する情報をプルダウン式に表示する。出演者に関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、ユーザから当該リストに含まれる出演者を選択する操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。なお、出演者選択操作表示領域802には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各出演者の画像8011および出演者名8012の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行することができる。
【0108】
ギフト提供ボタン8022は、ユーザの操作によってギフトを提供する対象の出演者を確定させ、ギフトを提供する操作を行うためのボタンである。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する操作を実行する。
【0109】
図9は、仮想空間で実施されている実施中イベントを視聴するユーザに対して、推奨ギフト情報を含むギフトに関する情報を提示する際の画面例を示す。
【0110】
図9において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、説明文章表示領域901、ギフト一覧表示領域902、ギフト選択操作表示領域903等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0111】
説明文章表示領域901は、ユーザが判定結果に関する情報を確認するために参照する説明文章等を表示する。説明文章表示領域901には、例えば、ユーザが選択したギフト提供対象となる出演者に関する情報等が表示される。
【0112】
ギフト一覧表示領域902は、実施中イベントを視聴するユーザに対して提示されるギフトの一覧等を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト一覧表示領域902に、例えば、ギフトの画像(ギフトを表すオブジェクト)9021、ギフト名9022を表示する。各オブジェクト9021、ギフト名9022の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、ユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。
【0113】
ギフト選択操作表示領域903は、ユーザが提供するギフトを確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト選択操作表示領域903に、ギフト選択リスト9031、確定ボタン9032等を表示する。
【0114】
ギフト選択リスト9031は、ユーザが提供するギフトに関する情報をプルダウン式に表示する。ギフトに関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、ユーザから当該リストに含まれるギフトを選択する操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。なお、ギフト選択操作表示領域903には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各オブジェクトの画像およびギフト名の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを選択する処理を実行することができる。
【0115】
確定ボタン9032は、ユーザの操作によって選択されたギフトを確定するためのボタンである。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択したギフトを確定(指定)する処理を実行する。
【0116】
図10~12は、本発明において開示される、システム1を利用し、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して提示するギフト推奨情報の画面例を示す図である。
【0117】
図10は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して提示するギフト推奨情報の画面例を示す。
【0118】
図10において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、ギフト推奨文章表示領域1001、選択操作表示領域1002等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0119】
ギフト推奨文章表示領域1001は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して、ギフトの提供を推奨する文章等を表示する。ギフト推奨文章表示領域1001に表示される情報は、ギフト推奨情報2023に相当する。ギフト推奨文章表示領域1001には、例えば、「そろそろ、ギフトを送ってみませんか?」と表示される、ギフトの提供を推奨する文章が表示される。
【0120】
選択操作表示領域1002は、ギフト推奨情報2023を確認したユーザが、ギフトを提供する操作を行うか否かを確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、選択操作表示領域1002に、第1の選択リスト10021、第2の選択リスト10022、第3の選択リスト10023等を表示する。
【0121】
第1の選択リスト10021は、ユーザがギフトを提供する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ギフトを送る」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ユーザによるギフトを提供する操作を行うため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0122】
第2の選択リスト10022は、ユーザがギフトを提供する操作を行わない選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「いまは送らない」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する操作を行わない選択を確定(指定)する処理を実行する。
【0123】
第3の選択リスト10023は、ユーザがギフトを提供方法を確認する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ギフトの送り方を確認する」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供方法を確認する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ギフトの提供方法を説明するため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0124】
図11は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して提示するギフト推奨情報の他の画面例を示す。この画面例では、特定のギフトの提供を推奨するギフト推奨情報を提示する画面例について説明する。
【0125】
図11において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、ギフト推奨文章表示領域1101、推奨ギフト表示領域1102、選択操作表示領域1103等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0126】
ギフト推奨文章表示領域1101は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して、ギフトの提供を推奨する文章等を表示する。ギフト推奨文章表示領域1101に表示される情報は、ギフト推奨情報2023に相当する。ギフト推奨文章表示領域1001には、例えば、「ご視聴のイベントにぴったりの以下のギフトを送ってみませんか?」と表示される、ギフトの提供を推奨する文章が表示される。
【0127】
推奨ギフト表示領域1102は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに推奨するギフトの一覧を表示する。推奨ギフト表示領域1102に表示される情報は、ギフト推奨情報2023に相当する。推奨ギフト表示領域1102には、例えば、3つのギフトに関する情報が表示され、それぞれにギフトの画像(ギフトを表すオブジェクト)11021、ギフト名11022が表示される。
【0128】
選択操作表示領域1103は、ギフト推奨情報2023(ギフト推奨文章表示領域1101および推奨ギフト表示領域1102に表示される情報)を確認したユーザが、ギフトを提供する操作を行うか否かを確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、選択操作表示領域1103に、第1の選択リスト11031、第2の選択リスト11032、第3の選択リスト11033、第4の選択リスト11034、第3の選択リスト11035等を表示する。
【0129】
第1の選択リスト11031は、ユーザが、推奨ギフト表示領域1102に表示されるギフトのうち「ギフトA」を提供する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ギフトAを送る」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトAを提供する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ユーザによるギフトAを提供する操作を行うため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0130】
第2の選択リスト11032は、ユーザが、推奨ギフト表示領域1102に表示されるギフトのうち「ギフトB」を提供する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ギフトBを送る」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトAを提供する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ユーザによるギフトBを提供する操作を行うため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0131】
第3の選択リスト11033は、ユーザが、推奨ギフト表示領域1102に表示されるギフトのうち「ギフトC」を提供する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ギフトCを送る」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトAを提供する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ユーザによるギフトCを提供する操作を行うため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0132】
第4の選択リスト11034は、ユーザが、推奨ギフト表示領域1102に表示されるギフト以外のギフトを提供する操作を選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「ほかのギフトを送る」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、他のギフトを提供する操作の選択を確定(指定)する処理を実行する。当該処理が実行されると、例えば、ユーザによるギフトを提供する操作を行うため情報がディスプレイ1302に表示される。
【0133】
第5の選択リスト10035は、ユーザがギフトを提供する操作を行わない選択するためのボタンである。このボタンには、例えば、「いまは送らない」と表示されるテキストに関する情報が含まれる。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する操作を行わない選択を確定(指定)する処理を実行する。
【0134】
図12は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザに対して提示するギフト推奨情報の他の画面例を示す。この画面例では、ギフト推奨情報として、イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報を提示する画面例について説明する。
【0135】
図12において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1201等を表示する。
【0136】
出演者表示領域1201は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、3名の出演者がアバターオブジェクト12011として表示されている。また出演者表示領域1201には、イベントを視聴するユーザおよび他の視聴ユーザからのギフトを提供する操作によって提供されるギフトを表すギフトオブジェクトが表示されている。この画面例では2種類のギフトオブジェクト12012、12013が表示されている。さらに出演者表示領域1201には、イベントを視聴するユーザおよび他の視聴ユーザからの操作によらずに仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクト12014が表示される。疑似ギフトオブジェクト12014に関する情報は、ギフト推奨情報2023に相当する。疑似ギフトオブジェクト12014は、視聴するユーザが疑似ギフトであることが分からないように表示されている。
【0137】
<5 コンピュータの基本ハードウェア構成>
図13は、コンピュータ50の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ50は、プロセッサ501、主記憶装置502、補助記憶装置503、通信IF591(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス521により相互に電気的に接続される。
【0138】
プロセッサ501とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ501は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
【0139】
主記憶装置502とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
【0140】
補助記憶装置503とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
【0141】
通信IF591とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
【0142】
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ50に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ50を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ50は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ50だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
【0143】
<6 コンピュータ50の基本機能構成>
コンピュータ50の基本ハードウェア構成(図13)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
【0144】
なお、コンピュータ50が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ50に分散して設けても実現することができる。コンピュータ50は、単一のコンピュータ50だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
【0145】
制御部は、プロセッサ501が補助記憶装置503に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置502に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
【0146】
記憶部は、主記憶装置502、補助記憶装置503により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ501は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置502または補助記憶装置503に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ501に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
【0147】
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブル、マスタと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、マスタ、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル、マスタ同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ501に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
また、記憶部に、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶させることにより、本開示にかかる情報処理装置、情報処理システムが製造されたものとして捉えることができる。
【0148】
なお、本開示におけるデータベース、マスタは、情報が構造的に規定された任意のデータ構造体(リスト、辞書、連想配列、オブジェクトなど)を含み得る。データ構造体には、データと、任意のプログラミング言語により記述された関数、クラス、メソッドなどを組み合わせることにより、データ構造体と見なし得るデータも含むものとする。
【0149】
通信部は、通信IF591により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ50と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ50から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ501に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ50へ送信することができる。
【0150】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、SSD、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
【0151】
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
【0152】
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
【0153】
本明細書中に記載されている構成要素により実現される機能は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた、汎用プロセッサ、特定用途プロセッサ、集積回路、ASICs (Application Specific Integrated Circuits)、CPU (a Central Processing Unit)、従来型の回路、および/又はそれらの組合せを含む、circuitry又はprocessing circuitryにおいて実装されてもよい。プロセッサは、トランジスタやその他の回路を含み、circuitry又はprocessing circuitryとみなされる。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する、programmed processorであってもよい。
本明細書において、circuitry、ユニット、手段は、記載された機能を実現するようにプログラムされたハードウェア、又は実行するハードウェアである。当該ハードウェアは、本明細書に開示されているあらゆるハードウェア、又は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた、又は、実行するものとして知られているあらゆるハードウェアであってもよい。
当該ハードウェアがcircuitryのタイプであるとみなされるプロセッサである場合、当該circuitry、手段、又はユニットは、ハードウェアと、当該ハードウェア及び又はプロセッサを構成する為に用いられるソフトウェアの組合せである。
【0154】
<7 変形例>
本実施形態の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様を採用してもよい。
(1)情報処理装置であって、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
(2)方法であって、コンピュータを情報処理装置として機能させ、当該情報処理装置に、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
【0155】
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
【0156】
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
【0157】
(付記1)
プロセッサ29とメモリ25とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサ29に、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップ(S601)と、操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定するステップ(S652)と、操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップ(S653)と、生成したギフト推奨情報をユーザに提示するステップ(S654)と、を実行させるプログラム。
【0158】
(付記2)
所定条件が、イベントが開始されてから予め定められた一定期間が経過している場合である、付記1に記載のプログラム。
【0159】
(付記3)
所定条件が、イベントが実施されている期間における前回の操作が受け付けられてから予め定められた一定期間が経過している場合である、付記1に記載のプログラム。
【0160】
(付記4)
所定条件が、イベントにおける予め定められた特定のパフォーマンスが行われている期間である、付記1に記載のプログラム。
【0161】
(付記5)
所定条件が、イベントの予め定められた特定の期間において、操作を受け付けた回数が所定回数以下の場合である、付記1に記載のプログラム。
【0162】
(付記6)
ギフトが、予め定められた特定のギフトであり、特定のギフトに関する操作が、所定条件において受け付けられていない場合に、ユーザに対してギフト推奨情報を生成する、付記1に記載のプログラム。
【0163】
(付記7)
ギフト推奨情報が、特定のギフトの提供を促す情報である、付記6に記載のプログラム。
【0164】
(付記8)
プログラムは、プロセッサに、さらに、受け付けた操作に応じて仮想空間にギフトを表すギフトオブジェクトが配置される場合において、仮想空間に配置されるギフトオブジェクトの配置数を評価するステップ(S751)を実行させ、配置数が所定数以下であると評価された場合に、ギフト推奨情報を生成する(S752)、付記1に記載のプログラム。
【0165】
(付記9)
ギフト推奨情報が、イベントを視聴する視聴者からの操作によらず、疑似的に仮想空間に配置される疑似ギフトを表す疑似ギフトオブジェクトに関する情報であり、疑似ギフトオブジェクトを仮想空間に配置することにより、ギフト推奨情報をユーザに提示する、付記1に記載のプログラム。
【0166】
(付記10)
イベントを視聴する視聴者の数が一定数以上である場合に、疑似ギフトオブジェクトを仮想空間に配置する、付記9に記載のプログラム。
【0167】
(付記11)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータによって実行される方法であって、プロセッサは、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップ(S601)と、操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定するステップ(S652)と、操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップ(S653)と、生成したギフト推奨情報をユーザに提示するステップ(S654)と、を実行させる方法。
【0168】
(付記12)
制御部と記憶部とを備える情報処理装置であって、制御部は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付ける機能(S601)と、操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定する機能(S652)と、操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成する機能(S653)と、生成したギフト推奨情報をユーザに提示する機能(S654)と、を有する情報処理装置。
【符号の説明】
【0169】
10 端末装置、12 通信インタフェース、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 記憶部、19 プロセッサ、20 サーバ、22 通信インタフェース、23 入出力インタフェース、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、50 コンピュータ、80 ネットワーク、501 プロセッサ、502 主記憶装置、503 補助記憶装置、521 通信パス、591 通信IF、1801 ユーザ情報、1901 入力操作受付部、1902 送受信部、1903 データ処理部、1904 報知制御部、1302 ディスプレイ、140 音声処理部、141 マイク、142 スピーカ、150 位置情報センサ、160 カメラ、170 モーションセンサ、2021 ユーザ情報データベース、2022 ギフト情報データベース、2023 ギフト推奨情報、2031 受信制御モジュール、2032 送信制御モジュール、2033 ユーザ情報取得モジュール、2034 ギフト提供操作受付モジュール、2035 ギフト提供モジュール、2036 判定モジュール、2037 生成モジュール、2038 提示モジュール、2039 評価モジュール
【要約】
【課題】仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高める。
【解決手段】プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザからギフトを提供する操作を受け付けるステップと、ギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられているか否かを判定するステップと、ギフトを提供する操作が、所定条件において受け付けられていないと判定された場合に、ユーザに対してギフトの提供を推奨するためのギフト推奨情報を生成するステップと、生成したギフト推奨情報をユーザに提示するステップと、を実行させるプログラム。
【選択図】図6
図1
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