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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-02-03
(45)【発行日】2026-02-12
(54)【発明の名称】印刷装置
(51)【国際特許分類】
   B41J 2/01 20060101AFI20260204BHJP
【FI】
B41J2/01 305
B41J2/01 109
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2022024755
(22)【出願日】2022-02-21
(65)【公開番号】P2023121412
(43)【公開日】2023-08-31
【審査請求日】2025-01-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000250502
【氏名又は名称】理想科学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004185
【氏名又は名称】インフォート弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100074099
【弁理士】
【氏名又は名称】大菅 義之
(72)【発明者】
【氏名】岡田 富行
【審査官】佐藤 孝幸
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-127133(JP,A)
【文献】特開2021-121480(JP,A)
【文献】特開2019-034525(JP,A)
【文献】特開2018-086761(JP,A)
【文献】特開2015-145066(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 2/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベア上を搬送される被印刷物に対し、前記コンベアの搬送方向に交差する水平方向である横方向に配置された搬送ガイドと、
前記搬送ガイドとの間で前記被印刷物を挟持し、当該被印刷物に対し前記横方向に印刷を行う第1印刷部と
を備え
前記第1印刷部は、高さ方向に配列されインクを吐出する複数のノズルを含むノズル列が前記搬送方向に間隔を隔てて複数配置されたヘッドモジュールと、前記搬送ガイドとの間で挟持した前記被印刷物を搬送する印刷搬送部とを有し、
前記印刷搬送部は、前記ヘッドモジュールの上下のそれぞれに配置されたベルトが前記被印刷物に接触しながら前記被印刷物を搬送し、
前記ヘッドモジュールは、前記ベルトと前記被印刷物との接触面からヘッドギャップ分、前記被印刷物から前記横方向に遠ざかるように配置されている
とを特徴とする印刷装置。
【請求項2】
前記第1印刷部の前記搬送方向における上流側又は下流側に位置し、前記被印刷物に接触印刷を行うことで前記搬送ガイドとの間で前記被印刷物を挟持する第2印刷部を更に備える
ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
【請求項3】
単一の前記搬送ガイドが、前記第1印刷部との間で前記被印刷物を挟持するとともに、前記第2印刷部との間で前記被印刷物を挟持する
ことを特徴とする請求項記載の印刷装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被印刷物に横方向に印刷を行う印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、段ボールの側面などに横方向に印刷を行うことが行われている。例えば、制箱ラインにおいて印字その他の処理を行うために、コンベア上を搬送される箱体の底面の端部を平面から浮かせる突部によって箱体の動揺を抑制する安定移載装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-217788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
横方向の印刷では、上述の安定移載装置の突部を用いたとしても、被印刷物の底面が一様でなかったり、ベルトコンベアに置かれる位置が異なったりすることによって、被印刷物とインクジェットヘッドとの距離、いわゆるヘッドギャップを安定させづらい。そのため、被印刷物に高精度に印刷を行うことができなくなる。特に、高さ方向に配列された複数のノズルを有するノズル列が搬送方向に間隔を隔てて複数配置されてフルカラー印刷を行う場合、ヘッドギャップが不安定だったり、被印刷物にぐらつきなどがあったりすると、線のズレや色ムラが発生しやすい。
【0005】
また、インクジェット方式以外の印刷方式、例えば、フレキソ印刷等の接触印刷においても、被印刷物の位置が安定していないと、被印刷物に高精度に印刷を行うことができなくなるのは同様である。
【0006】
本発明の目的は、コンベア上を搬送される被印刷物に対し横方向に高精度に印刷を行うことができる印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、印刷装置は、コンベア上を搬送される被印刷物に対し、前記コンベアの搬送方向に交差する横方向に配置された搬送ガイドと、前記搬送ガイドとの間で前記被印刷物を挟持し、当該被印刷物に対し前記横方向に印刷を行う第1印刷部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
前記態様によれば、コンベア上を搬送される被印刷物に対し横方向に高精度に印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施形態に係る印刷装置を示す平面図である。
図2】第1実施形態におけるヘッドモジュールによる印刷を説明するための正面図である。
図3】第2実施形態に係る印刷装置を示す平面図である。
図4】第2実施形態におけるヘッドモジュール及び版胴による印刷を説明するための正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る印刷装置1を示す平面図である。
【0012】
図2は、第1実施形態におけるヘッドモジュール11による印刷を説明するための正面図である。
【0013】
なお、図1及び図2並びに後述する第2実施形態の図3及び図4における前後、左右、及び上下の各方向は、コンベア100の搬送方向D1を右方向とした場合の説明の便宜上の一例である。
【0014】
図1に示すように、印刷装置1は、第1印刷部10と、ガイド搬送部20とを備える。
【0015】
第1印刷部10は、コンベア100の前部側に配置されており、後述するガイド搬送部20との間で被印刷物Pを挟持する。また、第1印刷部10は、このように挟持した被印刷物Pに対し横方向D2に印刷を行う。この横方向D2は、コンベア100の搬送方向D1(図1における右方向)に交差する方向であり、例えば水平方向である。但し、横方向D2は、水平方向に限らず、水平方向に対して上下に傾斜した方向であってもよい。また、被印刷物Pは、例えば、段ボールなどの箱体であるが、コンベア100上を搬送されるものであれば特に制限されない。
【0016】
ここで、印刷装置1とコンベア100とを備えるシステムを印刷システムと呼ぶことができる。一例ではあるが、コンベア100は、製函機の一部として配置されるベルトコンベアである。なお、コンベア100は、ベルトコンベア以外のコンベア、例えばローラコンベアであってもよい。
【0017】
第1印刷部10は、ヘッドモジュール11と、印刷搬送部12とを有する。
【0018】
図2に示すように、ヘッドモジュール11は、複数のヘッド11a(図2には表れないヘッドモジュール11の後部側に位置するため、かくれ線である破線で図示)を有する。各ヘッド11aは、インクを吐出する複数のノズルが高さ方向に配列された図示しないノズル列を1つ又は複数含む。そして、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローのそれぞれの6つずつのヘッド11aが、千鳥状に左右方向(搬送方向D1)の位置を異ならせながら高さ方向に配列されている。また、各色の6つのヘッド11aは、搬送方向D1に色ごとに間隔を隔てて配置されている。換言すると、ヘッドモジュール11においては、複数のノズルが高さ方向に配列されたノズル列が搬送方向D1に間隔を隔てて複数配置されているといえる。
【0019】
そして、ヘッドモジュール11は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローの4色(フルカラー)で、「〇〇リンゴ」、「収穫日*月*日」などの文字の印刷(*についてはバリアブル印刷)や、2つのリンゴの模様の印刷を、被印刷物Pの側面(前面)に行う。なお、図1に示すように、ヘッドモジュール11は、印刷搬送部12と被印刷物Pとの接触面からヘッドギャップG分、被印刷物Pから横方向D2に遠ざかるように配置されている。
【0020】
図1及び図2に示すように、印刷搬送部12は、プーリ12a,12b,12cと、これらに掛け渡された無端帯状のベルト12dとを、ヘッドモジュール11の上下のそれぞれに有する。また、図2に示すように、印刷搬送部12は、モータ12eと、伝動プーリ12fと、伝動ベルト12gとを有する。モータ12eは、印刷搬送駆動手段(アクチュエータ)の一例である。伝動プーリ12fは、上下のプーリ12a,12aと同軸上に設けられている。伝動ベルト12gは、モータ12eの駆動軸及び伝動プーリ12fに掛け渡された無端帯状のベルトである。
【0021】
印刷搬送部12は、モータ12eの動力を伝動ベルト12g及び伝動プーリ12fを介して上下のプーリ12a,12aに伝達させ、上下のベルト12d,12dを回転させる。そして、上下のベルト12d,12dが被印刷物Pに接触しながら被印刷物Pを搬送する。
【0022】
なお、第1印刷部10は、ヘッドモジュール11及び印刷搬送部12を有するものに限られず、例えば、被印刷物Pに接触印刷を行う印刷部(例えば、後述する第2実施形態のフレキソ印刷を行う第2印刷部40)などであってもよく、印刷方式は特に制限されない。また、第1印刷部10は、印刷搬送部12等の搬送部を有するものに制限されない。
【0023】
図1に示すガイド搬送部20は、コンベア100上を搬送される被印刷物Pに対し、コンベア100の後部側(横方向D2の一例)に配置された搬送ガイドの一例である。ガイド搬送部20は、プーリ21,22と、ベルト23とを有する。ガイド搬送部20は、上述のように第1印刷部10との間で被印刷物Pを挟持する。そのため、ガイド搬送部20は、被印刷物Pを第1印刷部10側に押し付ける押し付け機構としても機能する。
【0024】
ベルト23は、プーリ21,22に掛け渡された無端帯状のベルトであり、図示しないモータ等のガイド搬送駆動手段(アクチュエータ)の駆動によってプーリ21,22の一方が回転することによって回転しながら被印刷物Pを搬送する。なお、プーリ21,22のうち搬送方向D1における上流側のプーリ21は、搬送方向D1における下流側のプーリ22よりも第1印刷部10とは離隔した側(後部側)に配置されているとよい。これにより、ガイド搬送部20が第1印刷部10との間に被印刷物Pを受け入れやすくなるとともに、搬送方向D1における下流側のプーリ22と第1印刷部10(印刷搬送部12)との間で被印刷物Pを確実に挟持することもできる。
【0025】
なお、ガイド搬送部20を一例とする搬送ガイドとしては、コンベア100を搬送方向D1に搬送される被印刷物Pをガイドするものであればよく、例えば、上下左右方向に拡がるガイド面を有するプレートなどの被印刷物Pを搬送しない部材であってもよい。また、搬送ガイドは、例えば、第1印刷部10に横方向D2に対向して印刷部が配置される場合には、この印刷部の印刷搬送部であってもよいし、或いは、第1印刷部10に横方向D2に対向して配置され被印刷物Pに接触印刷を行う印刷部などであってもよい。
【0026】
以上説明した第1実施形態では、印刷装置1は、搬送ガイドの一例であるガイド搬送部20と、第1印刷部10とを備える。ガイド搬送部20は、コンベア100上を搬送される被印刷物Pに対し、コンベア100の搬送方向D1に交差する横方向D2に配置されている。第1印刷部10は、ガイド搬送部20との間で被印刷物Pを挟持し、この被印刷物Pに対し横方向D2に印刷を行う。
【0027】
このように、コンベア100上を搬送される被印刷物Pを第1印刷部10とガイド搬送部20とが挟持することによって、被印刷物Pの底面が一様でなかったり、被印刷物Pが横方向D2などにずれて搬送されていたりしても、被印刷物Pを安定させ、所望の位置の被印刷物Pに印刷を行うことができる。よって、本第1実施形態によれば、コンベア100上を搬送される被印刷物Pに対し横方向D2に高精度に印刷を行うことができる。
【0028】
また、第1実施形態では、第1印刷部10は、ヘッドモジュール11と、印刷搬送部12とを有する。ヘッドモジュール11には、高さ方向に配列されインクを吐出する複数のノズルを含むノズル列が搬送方向D1に間隔を隔てて複数配置されている。印刷搬送部12は、ガイド搬送部20との間で挟持した被印刷物Pを搬送する。
【0029】
このように、ノズル列(ヘッド11a)が搬送方向D1に間隔を隔てて配置され、例えばフルカラー印刷を行う場合などに、各色のインク吐出位置がずれるのを防止することができる。また、印刷搬送部12とガイド搬送部20とが被印刷物Pを挟持することによって、被印刷物Pとヘッドモジュール11とのヘッドギャップGを一定に保つことができる。したがって、より高精度に、コンベア100上を搬送される被印刷物Pに対し横方向D2に印刷を行うことができる。
【0030】
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態に係る印刷装置2を示す平面図である。
【0031】
図4は、第2実施形態におけるヘッドモジュール11及び版胴41による印刷を説明するための正面図である。
【0032】
図3に示すように、印刷装置2は、第1印刷部10と、搬送ガイドの一例であるガイド搬送部20と、第2印刷部40とを備える。
【0033】
第1印刷部10は、印刷搬送部12が図4に示す伝動プーリ12p,12q及び伝動ベルト12rを更に有すること以外、上述の第1実施形態の第1印刷部10と同様である。
【0034】
図4に示す伝動プーリ12pは、上下のプーリ12a,12a及び伝動プーリ12fと同軸上に設けられている。伝動プーリ12qは、後述する版胴41と同軸に設けられている。伝動ベルト12rは、伝動プーリ12p,12qに掛け渡された無端帯状のベルトである。
【0035】
第2実施形態における印刷搬送部12は、モータ12eの動力を上下のプーリ12a,12aに伝達させるだけでなく、伝動プーリ12pと、伝動ベルト12rと、伝動プーリ12qとを介して、版胴41を回転させる。これにより、版胴41は、回転しながら被印刷物Pに接触印刷を行う。
【0036】
図3に示すガイド搬送部20は、上述の第1実施形態の図1に示すガイド搬送部20と同様にプーリ21,22及びベルト23を有するが、図1に示すガイド搬送部20よりも搬送方向D1における上流側に長く延び、後述する第2印刷部40に対向する。
【0037】
なお、本第2実施形態においても、ガイド搬送部20を一例とする搬送ガイドとしては、コンベア100を搬送方向D1に搬送される被印刷物Pをガイドするものであればよく、例えば、上下左右方向に拡がるガイド面を有するプレートなどの被印刷物Pを搬送しない部材であってもよい。
【0038】
図4に示すように、第2印刷部40は、第1印刷部10と同じコンベア100の前部側において、第1印刷部10の搬送方向D1における上流側に位置し、被印刷物Pに接触印刷を行うことでガイド搬送部20との間で被印刷物Pを挟持する。ここで、第2印刷部40とともに被印刷物Pを挟持するガイド搬送部20と、第1印刷部10とともに被印刷物Pを挟持するガイド搬送部20とは、搬送方向D1に分離して配置された別のユニットであってもよいが、単一のガイド搬送部20であることが望ましい。また、第2印刷部40は、第1印刷部10の搬送方向D1における下流側に配置されていてもよい。
【0039】
第2印刷部40は、版胴41と、アニックスロール42と、インク供給部43とを有し、接触印刷の一例であるフレキソ印刷を行う。なお、接触印刷としては、他の凸版印刷など、被印刷物Pに接触しながら印刷を行うものであればよい。
【0040】
版胴41は、印刷部分となる凸部(版)が外周面に設けられた例えば樹脂製やゴム製の部材である。図6の例では、版胴41の上部及び下部のみに市松模様に凸部が設けられている。版胴41は、ガイド搬送部20のプーリ21に前後方向に対向するように配置されている。そのため、プーリ21が版胴41に対向する圧胴として機能する。
【0041】
アニックスロール42は、版胴41の回転軸に平行な回転軸(上下方向)を有し、版胴41にインクを転移させる。
【0042】
インク供給部43は、アニックスロール42の表面に付着した余分なインクを掻き取るドクターブレードや、インクを収容する収容部などを有し、アニックスロール42にインクを供給する。
【0043】
そして、版胴41は、被印刷物Pの側面(前面)のうち、上述のヘッドモジュール11の印刷内容(例えば、「〇〇リンゴ」、「収穫日*月*日」などの文字や、2つのリンゴの模様)の上下に、市松模様の印刷を行う。
【0044】
以上説明した第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様の事項に関しては、同様の効果、すなわちコンベア100上を搬送される被印刷物Pに対し横方向D2に高精度に印刷を行うことができるなどの効果を得ることができる。
【0045】
また、本第2実施形態では、印刷装置2は、第1印刷部10の搬送方向D1における上流側(又は下流側)に位置し、被印刷物Pに接触印刷を行うことでガイド搬送部20(搬送ガイドの一例)との間で被印刷物Pを挟持する第2印刷部40を更に備える。
【0046】
これにより、コンベア100上を搬送される被印刷物Pを、第1印刷部10とガイド搬送部20とが挟持するだけでなく、更に第2印刷部40とガイド搬送部20とが挟持するため、コンベア100上を搬送される被印刷物Pをより一層安定させることができる。また、第2印刷部40によって、第1印刷部10の印刷(例えば、バリアブル印刷)とは異なる印刷(例えば、フレキソ印刷による発色の良い特色印刷や、孔版印刷や、インクジェット用コート剤の塗布など)を更に行うことができる。
【0047】
また、本第2実施形態では、単一のガイド搬送部20が、第1印刷部10との間で被印刷物Pを挟持するとともに、第2印刷部40との間で被印刷物Pを挟持する。
【0048】
これにより、簡素な構成で、ガイド搬送部20が第1印刷部10との間及び第2印刷部40との間で被印刷物Pを挟持することによって、コンベア100上を搬送される被印刷物Pを安定させることができる。
【0049】
なお、本発明は、上述の第1実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の第1実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、第1実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0050】
[付記1]
コンベア上を搬送される被印刷物に対し、前記コンベアの搬送方向に交差する横方向に配置された搬送ガイドと、
前記搬送ガイドとの間で前記被印刷物を挟持し、当該被印刷物に対し前記横方向に印刷を行う第1印刷部と
を備えることを特徴とする印刷装置。
【0051】
[付記2]
前記第1印刷部は、高さ方向に配列されインクを吐出する複数のノズルを含むノズル列が前記搬送方向に間隔を隔てて複数配置されたヘッドモジュールと、前記搬送ガイドとの間で挟持した前記被印刷物を搬送する印刷搬送部とを有する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
【0052】
[付記3]
前記第1印刷部の前記搬送方向における上流側又は下流側に位置し、前記被印刷物に接触印刷を行うことで前記搬送ガイドとの間で前記被印刷物を挟持する第2印刷部を更に備える
ことを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
【0053】
[付記4]
単一の前記搬送ガイドが、前記第1印刷部との間で前記被印刷物を挟持するとともに、前記第2印刷部との間で前記被印刷物を挟持する
ことを特徴とする付記3記載の印刷装置。
【符号の説明】
【0054】
1,2 印刷装置
10 第1印刷部
11 ヘッドモジュール
11a ヘッド
12 印刷搬送部
12a,12b,12c プーリ
12d ベルト
12e モータ
12f 伝動プーリ
12g 伝動ベルト
12p,12q 伝動プーリ
12r 伝動ベルト
20 ガイド搬送部(搬送ガイド)
21,22 プーリ
23 ベルト
40 第2印刷部
41 版胴
42 アニックスロール
43 インク供給部
100 コンベア
D1 搬送方向
D2 横方向
G ヘッドギャップ
P 被印刷物
図1
図2
図3
図4