IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

<>
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図1
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図2
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図3
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図4
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図5
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図6
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図7
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図8
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図9
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図10
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図11
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図12
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図13
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図14
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図15
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図16
  • -プログラム、方法、情報処理装置 図17
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-02-05
(45)【発行日】2026-02-16
(54)【発明の名称】プログラム、方法、情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0207 20230101AFI20260206BHJP
【FI】
G06Q30/0207 378
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2024032938
(22)【出願日】2024-03-05
(65)【公開番号】P2025135225
(43)【公開日】2025-09-18
【審査請求日】2025-09-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519120525
【氏名又は名称】カバー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002815
【氏名又は名称】IPTech弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】北▲崎▼ 哲也
【審査官】佐藤 敬介
(56)【参考文献】
【文献】特開2023-133883(JP,A)
【文献】特開2023-172994(JP,A)
【文献】特開2021-174422(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2021-0031894(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、前記イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けるステップと、
受け付けた前記ギフト提供要求に応じて、前記ギフト提供要求と関連する情報であって、前記ギフトに関する情報と、前記ギフトを提供する前記第1のユーザに関する情報と、前記ギフトの提供を受ける前記第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報を前記メモリに記憶させるステップと、
前記提供要求情報に基づいて、前記ギフトが前記第1のユーザから前記第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成するステップと、
前記提供ルート情報を、少なくとも前記ギフトを提供する前記第1のユーザに対して提示するステップと、を実行させるプログラム。
【請求項2】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記ギフトに対応するオブジェクトを前記仮想空間内に配置するステップを実行させ、
前記提示するステップにおいて、前記配置するステップにおける前記オブジェクトの配置とともに、前記提供ルート情報を、少なくとも前記ギフトを提供する前記第1のユーザに対して提示する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記提供ルート情報は、前記第2のユーザに対して提供される前記ギフトの種別に応じた表示態様を含む情報であり、
前記提示するステップにおいて、前記ギフトの種別に応じた表示態様を含む前記提供ルート情報を前記第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記提供ルート情報は、前記第2のユーザに対して提供される前記ギフトの購入により発生する課金額に応じた表示態様を含む情報であり、
前記提示するステップにおいて、前記課金額に応じた表示態様を含む前記提供ルート情報を前記第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記仮想空間に前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトを配置するステップを実行させ、
前記提供ルート情報は、前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含み、
前記提示するステップにおいて、前記動的オブジェクトに関する情報を含む前記提供ルート情報を前記第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記提供ルート情報が前記表示画面上に表示されたタイミングにおいて、前記第2のユーザに対応する前記アバターオブジェクトに対応する位置に、前記第2のユーザからの前記ギフトに対する応答情報を表示させるステップを実行させる、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記仮想空間に前記第1のユーザに対応するアバターオブジェクトと前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトとを配置するステップを実行させ、
前記提供ルート情報は、前記第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第1のユーザに対応するアバターオブジェクトと前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトとを配置するステップにおいて、前記仮想空間に、前記ギフトの提供を行う前記第1のユーザに対応する第1のアバターオブジェクトと前記ギフトの提供を行わない前記第1のユーザに対応する第2のアバターオブジェクトとを配置し、
前記提供ルート情報は、前記第1のアバターオブジェクトから前記第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含む、請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記ギフトに対応するオブジェクトを前記仮想空間内に配置するステップを実行させ、
前記オブジェクトを前記仮想空間に配置するタイミングにおいて、前記第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上において前記第1のアバターオブジェクトが前記第2アバターオブジェクトに対して強調して表示されるように、前記第1のアバターオブジェクトを前記仮想空間に配置する、請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記ギフトに対応するオブジェクトを前記仮想空間内に配置するステップを実行させ、
前記提供ルート情報は、前記動的オブジェクトに関する情報として、前記ギフトに対応するオブジェクトに関する情報を含む、請求項5又は7に記載のプログラム。
【請求項11】
前記提供ルート情報を提示するステップにおいて、前記提供ルート情報を、さらに少なくとも前記ギフトの提供を受ける前記第2のユーザに対して提示する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項12】
前記提供ルート情報を提示するステップにおいて、前記提供ルート情報を、前記第2のユーザに対して提供することなしに、前記第1のユーザに対して提供する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項13】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとは異なる、前記イベントを管理する第3のユーザに対して、前記第1のユーザから受け付けた前記ギフトの収益を含む前記イベントの収益に関する収益情報を提示するステップ、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項14】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記第3のユーザから、提示された前記収益情報に関する承認の操作を受け付けるステップと、
受け付けた前記第3のユーザからの承認の操作に応じて、前記第2のユーザに対し、前記イベントに関する個別収益を付与するステップと、を実行させる、請求項13に記載のプログラム。
【請求項15】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記第3のユーザから、提示された前記収益情報に基づく前記イベントに関する収益を、前記第2のユーザに対して付与する操作を受け付けるステップと、
受け付けた前記収益を付与する操作に応じて、前記第2のユーザに対し、前記イベントに関する個別収益を付与するステップと、を実行させる、請求項13に記載のプログラム。
【請求項16】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記第2のユーザに対して付与する前記イベントに関する収益の分配率を前記メモリに記憶させるステップを実行させ、
前記収益を付与するステップにおいて、前記第2のユーザに対し、前記分配率に基づいて、前記個別収益を付与する、請求項14又は15に記載のプログラム。
【請求項17】
前記収益を付与するステップにおいて、前記第2のユーザに対し、前記第2のユーザに対して提供される前記ギフトの購入により発生する課金額に基づいて、前記個別収益を付与する、請求項14又は15に記載のプログラム。
【請求項18】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータによって実行される方法であって、前記プロセッサは、
仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、前記イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けるステップと、
受け付けた前記ギフト提供要求に応じて、前記ギフト提供要求と関連する情報であって、前記ギフトに関する情報と、前記ギフトを提供する前記第1のユーザに関する情報と、前記ギフトの提供を受ける前記第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報を前記メモリに記憶させるステップと、
前記提供要求情報に基づいて、前記ギフトが前記第1のユーザから前記第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成するステップと、前記提供ルート情報を、少なくとも前記ギフトを提供する前記第1のユーザに対して提示するステップと、を実行する方法。
【請求項19】
制御部と記憶部とを備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、前記イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付ける機能と、
受け付けた前記ギフト提供要求に応じて、前記ギフト提供要求と関連する情報であって、前記ギフトに関する情報と、前記ギフトを提供する前記第1のユーザに関する情報と、前記ギフトの提供を受ける前記第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報を前記記憶部に記憶させる機能と、
前記提供要求情報に基づいて、前記ギフトが前記第1のユーザから前記第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成する機能と、前記提供ルート情報を、少なくとも前記ギフトを提供する前記第1のユーザに対して提示する機能と、を有する情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
仮想空間で実施されるライブなどのイベントにおいて、イベントに参加するユーザからの要求に応じて、イベントに出演する出演者などに対してギフトを提供する技術がある。
【0003】
特許文献1には、仮想空間で実施されるライブ公演または生放送において、ユーザからのギフト投入要求に応じてパフォーマンス中の対象に対してギフトを提供する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2021-96752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、ユーザからギフト投入要求を受信した場合にパフォーマンス中の対象に基づいて当該ギフト投入要求を受け入れるか否かの判定結果に基づいて、対価と引き換えにギフト投入要求を受け入れる技術が開示されている。しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザのギフト投入要求が受け入れられたことは把握できるが、誰がどのパフォーマンスに対して提供したギフトであるかを表示画面上で確認することができず、ギフティング意欲を低下させるおそれがあった。
【0006】
そこで、本開示において、仮想空間で実施されるイベントにおいて、ユーザによって提供されたギフトに関する情報をユーザが確認することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、前記イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けるステップと、受け付けたギフト提供要求に応じて、前記ギフト提供要求と関連する情報であって、前記ギフトに関する情報と、前記ギフトを提供する前記第1のユーザに関する情報と、前記ギフトの提供を受ける前記第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報を記憶させるステップと、前記提供要求情報に基づいて、前記ギフトが前記第1のユーザから前記第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成するステップと、前記ギフトに対応するオブジェクトを前記仮想空間内に配置するステップと、を実行させ、前記配置するステップにおいて、前記提供ルート情報を、前記イベントを視聴するユーザであって少なくとも前記第1のユーザに対して提示する、プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、仮想空間で実施されるイベントにおいて、ユーザによって提供されたギフトに関する情報をユーザが確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】システム1全体の構成を示すブロック図である。
図2】端末装置10の機能的な構成を示す図である。
図3】サーバ20の機能的な構成を示す図である。
図4】サーバ20の記憶部に記憶されている第1のユーザ情報データベースのデータ構造である。
図5】サーバ20の記憶部に記憶されている第1のユーザ情報データベースのデータ構造である。
図6】仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントに出演する第2のユーザに対してギフトを提供する際の一連の処理を表すフローチャートである。
図7】ギフトを提供する第2のユーザを選択する際の画面例である。
図8】第2のユーザに対して提供するギフトを選択する際の画面例である。
図9】第1のユーザからギフト提供要求を受け付ける際の画面例である。
図10】第2のユーザに対して提供するギフトを選択する際の他の画面例である。
図11】第1のユーザから第2のユーザに対してギフトを提供する際の画面例である。
図12】第1のユーザから第2のユーザに対してギフトを提供する際の他の画面例である。
図13】第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する際の一連の処理を表すフローチャートである。
図14】第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する際の他の一連の処理を表すフローチャートである。
図15】イベントの収益情報を承認する操作を実行する際の画面例である。
図16】第2のユーザに対して個別収益を付与する操作を実行する際の画面例である。
図17】第2のユーザの収益の分配率を設定する際の画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0011】
<第1の実施形態>
<概要>
以下の実施形態では、仮想空間で実施されるイベントにおいて、当該イベントに視聴者として参加するユーザ(第1のユーザ)が、当該イベントに出演者として参加するユーザ(第2のユーザ)に対してギフトを提供する技術について説明する。ここで、本開示にかかる技術を実現する際において適宜使用される装置等に関しては限定されず、ユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末などの端末装置のほか、据え置き型のPC(Personal Computer)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等のデバイスなどさまざまな装置を用いることができる。
【0012】
本実施の形態に係るシステム1では、仮想空間で実施されるイベントに視聴者として参加するユーザ(第1のユーザ)が、当該イベントに出演者として参加するユーザ(第2のユーザ)に対してギフトを提供する際に、第1のユーザのギフティング意欲を高めることができる技術を提供する。
【0013】
<1 システム全体の構成図>
図1は、第1の実施の形態におけるシステム1の全体の構成を表している。
【0014】
図1に示すように、システム1は、複数の端末装置(図1では端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある。また、さらに複数の端末装置10C等が構成に含まれていてもよい。)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
【0015】
端末装置10は、仮想空間で実施されるイベントに関わる各ユーザが操作する装置である。本実施の形態では、イベントに視聴者として参加するユーザを第1のユーザ(イベントを視聴する第1のユーザ)とし、イベントに出演者として参加するユーザを第2のユーザ(イベントに出演する第2のユーザ)とし、イベントにイベント管理者として参加するユーザを第3のユーザ(イベントを管理する第3のユーザ)とする。本実施の形態では、説明の便宜上、第1のユーザが操作する端末装置を端末装置10A、第2のユーザが操作する端末装置を端末装置10B、第3のユーザが操作する端末装置を端末装置10Cとする。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
【0016】
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
【0017】
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
【0018】
サーバ20は、システム1に係る一連の処理を管理する装置である。例えば、サーバ20は、ユーザ(第1のユーザ、第2のユーザ)に関する情報、第1のユーザが第2のユーザに対して提供するギフトに関する情報等を記憶する。また例えば、サーバ20は、記憶された情報に基づいてギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを提供ルート情報を生成する。
【0019】
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
【0020】
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
【0021】
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のシステム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス1301およびディスプレイ1302を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
【0022】
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
【0023】
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
【0024】
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調、および周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
【0025】
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス1301と、ディスプレイ1302とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。また、端末装置10は、物理的に入力可能なキーボード(図示せず)を備え、当該キーボードを介して、ユーザの入力操作を受け付けてもよい。
【0026】
ディスプレイ1302は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ1302は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
【0027】
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
【0028】
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。位置情報センサ150は、情報機器間の近距離通信システムで用いられる通信規格に基づく送受信装置であるとしてもよい。具体的には、位置情報センサ150は、Bluetooth(登録商標)モジュールなど2.4GHz帯を使用して、Bluetooth(登録商標)モジュールを搭載した他の情報機器からのビーコン信号を受信する。
【0029】
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
また、カメラ160は、端末装置10を使用するユーザ、出演者等の身体の動きを取得する。具体的には、例えば、カメラ160は、ユーザの口の動き、顔の各部位(目、眉等)の動きを取得する。当該動きの取得は、既存のあらゆる技術を利用してよい。
【0030】
モーションセンサ170は、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成され、端末装置10の傾きを検出する。
【0031】
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報1801等を記憶する。当該情報は、端末装置10の記憶部180に保持される他、後述するサーバの記憶部202にデータベースとして記憶されたものを、ネットワーク80を介して取得してもよい。
【0032】
ユーザ情報1801は、ユーザを識別するID、ユーザ名、年齢、性別等ユーザに関連する情報である。ここで、ユーザには、イベントに視聴者として参加する第1のユーザ、イベントに出演者として参加する第2のユーザ、イベントに当該イベントの管理者として参加する第3のユーザ(後述する)などが含まれる。ユーザ情報1801に含まれる情報の詳細は、後述する。なお、イベントは、仮想空間で実施されるさまざまな催しであり、例えば、仮想空間で実施される音楽のライブイベント、仮想空間で実施されるトークイベント、仮想空間で実施される物販イベント、仮想空間で実施されるゲームイベント、などを含めることができる。
【0033】
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1901と、送受信部1902と、データ処理部1903と、報知制御部1904としての機能を発揮する。
【0034】
入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
【0035】
送受信部1902は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
【0036】
データ処理部1903は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
【0037】
データ処理部1903は、イベントに係る入力操作をユーザから受け付け、当該イベントに係る各種処理を実行させるための処理を制御する。例えば、データ処理部1903は、ユーザから受け付けたイベントの実施に係る各種情報をサーバ、または仮想空間の管理者の端末装置に送信する処理を実行させる。
【0038】
報知制御部1904は、表示画像をディスプレイ1302に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
【0039】
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
【0040】
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
【0041】
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、第1のユーザ情報データベース2021と、第2のユーザ情報データベース2022と、提供要求情報2023と、提供ルート情報2024と、収益情報2025と、収益分配率情報2026等を記憶する。
【0042】
第1のユーザ情報データベース2021は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザに関する各種情報を格納するためのデータベースである。当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
【0043】
第2のユーザ情報データベース2022は、仮想空間で実施されるイベントに出演する第2のユーザに関する各種情報を格納するためのデータベースである。当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
【0044】
提供要求情報2023は、イベントを視聴する第1のユーザから受け付けたギフト提供要求と関連する情報である。ギフト提供要求と関連する情報には、ギフト情報2023Aと第1のユーザ情報2023Bと第2のユーザ情報2023Cとが含まれる。
【0045】
ギフト情報2023Aは、イベントを視聴する第1のユーザから当該イベントに出演する第2のユーザに対して提供されるギフトに関する情報である。ギフトは、イベントに出演する出演者(第2のユーザ)等を応援するため、イベントを盛り上げるため、などに、出演者等に対して提供されるものであり、主に、イベントを視聴する視聴者(第1のユーザ)が金銭または金銭に代替する手段(ポイント等)を課金することによって提供される。課金とは、例えば、ギフトを提供するために、当該ギフトに対して設定される購入額(購入額に相当するポイント等の指標を含む)を金銭または金銭に代替する手段によって支払う行為をいう。課金は、このような行為に限られず、例えば、金銭または金銭に代替する手段によって当該イベントで使用可能な専用通貨を事前に購入し、ギフトを提供するために、購入した専用通貨によって支払う行為を含めることができる。ギフトには、例えば、課金の有無を問わず仮想空間内に視覚的に表されるオブジェクト、文字等が含まれる。またギフトには、例えば、課金の有無を問わず仮想空間内で聴覚的に表される音声、音楽等が含まれる。またギフトには、いわゆる「投げ銭」と呼ばれる金銭または金銭に代替する手段が含まれる。ギフト情報2023Aには、提供されるギフトを視覚的に表すための当該ギフトに対応するオブジェクトに関する情報、ギフトの種別に関する情報、ギフトの購入によって発生する課金額(課金額に相当する指標に関する情報を含む)に関する情報等が含まれる。ギフトに対応するオブジェクトに関する情報とは、当該ギフトを視覚的に表した画像、動画等からなる情報である。ギフトの種別に関する情報とは、予め設定された複数のギフト同士を分類・区別するために付与される情報であり、例えば、投げ銭タイプ(イベントに参加するユーザが金銭または金銭に代替する手段を直接的に投じるタイプのギフト)、オブジェクトタイプ(イベントに参加するユーザによる課金等の行為に応じて、画像、動画等で視覚的に表されるタイプのギフト)、非オブジェクトタイプ(イベントに参加するユーザによる課金等の行為に応じて、オブジェクト以外の態様(音声など)によって表されるタイプのギフト)、等の情報が含まれる。提供されるギフトが複数である場合には、すべてのギフトに関する情報がギフト情報2023Aとして記憶される。ギフト情報2023Aは、1つの提供要求情報2023として、第1のユーザ情報2023Bと第2のユーザ情報2023Cと関連づけて記憶される。
【0046】
第1のユーザ情報2023Bは、イベントを視聴するユーザに関する情報であって、イベントに出演する第2のユーザに対してギフトを提供する(ギフトの提供要求を行う)第1のユーザに関する情報である。第1のユーザ情報2023Bは、1つの提供要求情報2023として、ギフト情報2023Aと第2のユーザ情報2023Cと関連づけて記憶される。
【0047】
第2のユーザ情報2023Cは、イベントに出演するユーザに関する情報であって、第1のユーザからギフトの提供を受ける第2のユーザに関する情報である。イベントに出演する第2のユーザが複数である場合には、ギフトの提供を受ける少なくとも一の特定の第2のユーザに関する情報(ギフトの提供を受ける対象が複数の第2のユーザである場合には、対象となるすべての第2のユーザに関する情報)が第2のユーザ情報2023Cとして記憶される。第2のユーザ情報2023Cは、1つの提供要求情報2023として、ギフト情報2023Aと第1のユーザ情報2023Bと関連づけて記憶される。
【0048】
提供ルート情報2024は、ギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す情報である。提供ルート情報2024には、ギフトを提供する第1のユーザを特定するための情報、ギフトの提供を受ける第2のユーザを特定するための情報が含まれる。また、提供ルート情報2024には、当該情報を視覚的に表すためのオブジェクトに関する情報、当該情報を視覚的に表すためのテキストに関する情報、当該情報を聴覚的に表すための音声、音楽に関する情報等が含まれる。
提供ルート情報2024は、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面上に表示される情報であって、第2のユーザに対して提供されるギフトの種別に応じた表示態様を含む情報とすることができる。
また、提供ルート情報2024は、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面上に表示される情報であって、第2のユーザに対して提供されるギフトの購入により発生する課金額に応じた表示態様を含む情報とすることができる。
また、提供ルート情報2024は、例えば、仮想空間に第2のユーザに対応するアバターオブジェクトが配置されている場合において、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面上に表示される情報であって、第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含むことができる。
また、提供ルート情報2024は、例えば、仮想空間に第1のユーザに対応するアバターオブジェクトと第2のユーザに対応するアバターオブジェクトとが配置されている場合において、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面上に表示される情報であって、第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含むことができる。
また、提供ルート情報2024は、例えば、動的オブジェクトに関する情報として、ギフトに対応するオブジェクトに関する情報を含むことができる。
【0049】
収益情報2025は、イベントの実施によって得られる、イベントの収益に関する情報である。収益情報2025には、第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるギフトの購入によって発生する課金額に相当する金銭に関する情報、イベントへの参加費用としてイベントの参加者(主に第1のユーザ)から支払われる金銭に関する情報、イベントに関係する商品、サービスの購入によって発生する金銭に関する情報等が含まれる。
【0050】
収益分配率情報2026は、イベントの収益をイベントに関わるユーザに分配するために設定される各ユーザに対する収益の分配率に関する情報である。収益の分配率に関する情報には、例えば、イベントに参加する出演者(第2のユーザ)が複数いる場合に、貢献度、役割等に応じて出演者ごとに設定される収益の分配率に関する情報が含まれる。収益の分配率に関する情報は、イベントごとに設定されてもよい。例えば、サーバ20は、第2のユーザがイベントに参加した際の情報を取得し、当該情報に応じて、分配率を設定し、記憶部202に記憶してもよい。このとき、イベントに参加した際の情報は、例えば、イベント参加のタイミング(例えば、イベントの開始から出演、イベントの途中から出演、イベントの一部のみ出演、等)、イベント参加の累計時間、イベント参加の際に割り当てられた役割(例えば、講演者の役割、パフォーマンスの役割、対話型イベントのパーソナリティの役割等)を含む。また、収益の分配率に関する情報には、例えば、イベントに参加する出演者(第2のユーザ)以外にイベントを管理する管理者(第3のユーザ)がいる場合に、貢献度、役割等に応じて出演者、管理者それぞれに対して設定される収益の分配率に関する情報が含まれる。
【0051】
制御部203は、例えばプロセッサ29により構成され、このプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、第1のユーザ情報取得モジュール2033、第2のユーザ情報取得モジュール2034、ギフト提供要求受付モジュール2035、オブジェクト配置モジュール2036、提供ルート情報生成モジュール2037、提供ルート情報提示モジュール2038、収益情報提示モジュール2039、承認操作受付モジュール2040、収益付与操作受付モジュール2041、収益付与実行モジュール2042等に示す機能を発揮する。
【0052】
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
【0053】
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
【0054】
第1のユーザ情報取得モジュール2033は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザに関する情報を取得する一連の処理を制御する。第1のユーザに関する情報には、例えば、識別IDに関する情報、ユーザの氏名に関する情報、ユーザの年齢に関する情報、ユーザの性別に関する情報、ユーザの連絡先に関する情報、お気に入りの出演者に関する情報、過去の提供ギフトの総額に関する情報等が含まれる。具体的には、例えば、第1のユーザ情報取得モジュール2033は、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)から、記憶部180に格納されているユーザ情報1801を受け付けることにより、当該情報を取得しても良い。また、第1のユーザ情報取得モジュール2033は、後述するサーバ20の記憶部202に保持されている第1のユーザ情報データベース2021を参照することにより当該情報を取得してもよい。他にも、第1のユーザ情報取得モジュール2033は、第1のユーザから直接ユーザに関する各種情報の入力を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。
【0055】
第2のユーザ情報取得モジュール2034は、仮想空間で実施されるイベントに出演する第2のユーザに関する情報を取得する一連の処理を制御する。第2のユーザに関する情報には、例えば、識別IDに関する情報、出演者名に関する情報、所属グループに関する情報、イベント参加数に関する情報、ユーザ登録者数に関する情報、累積ギフト受領回数に関する情報、収益分配率に関する情報等が含まれる。具体的には、例えば、第2のユーザ情報取得モジュール2034は、第2のユーザが利用する端末装置10(端末装置10B)から、記憶部180に格納されているユーザ情報1801を受け付けることにより、当該情報を取得しても良い。また、第2のユーザ情報取得モジュール2034は、後述するサーバ20の記憶部202に保持されている第2のユーザ情報データベース2022を参照することにより当該情報を取得してもよい。他にも、第2のユーザ情報取得モジュール2034は、第2のユーザから直接ユーザに関する各種情報の入力を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。
【0056】
ギフト提供要求受付モジュール2035は、イベントを視聴する第1のユーザからのギフト提供要求を受け付ける一連の処理を制御する。具体的に、ギフト提供要求受付モジュール2035は、イベントを視聴する第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)を介して、ギフトの提供対象である第2のユーザに対するギフト提供の要求を受け付ける。例えば、第1のユーザが操作する端末装置10は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトを提供する第2のユーザと提供するギフトとを選択する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた当該ギフト提供の要求に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20のギフト提供要求受付モジュール2035は、端末装置10から当該情報を受信する。ギフト提供要求には、当該ギフト提供要求を行った(第2のユーザに対してギフトを提供する)第1のユーザに関する情報(第1のユーザ情報2023B)、ギフトの提供対象として指定された(第1のユーザからギフトの提供を受ける)第2のユーザに関する情報(第2のユーザ情報2023C)等が含まれる。具体的には、ギフト提供要求受付モジュール2035は、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10からギフト提供要求を受け付けて、受け付けたギフト提供要求に応じて、当該ギフト提供要求に関連する提供要求情報2023(ギフト情報2023A、第1のユーザ情報2023B、第2のユーザ情報2023C)を記憶部202に格納(記憶)させる。
【0057】
オブジェクト配置モジュール2036は、受け付けた第1のユーザからのギフト提供要求に応じて、第2のユーザに対して提供されるギフトに対応するオブジェクトを仮想空間内に配置する一連の処理を制御する。具体的に、オブジェクト配置モジュール2036は、第1のユーザから受け付けたギフト提供要求に応じて、ギフトの提供対象として選択された第2のユーザに対するギフトに対応するオブジェクトを仮想空間内に配置する。例えば、オブジェクト配置モジュール2036は、当該ギフトに対応するオブジェクトに関する情報を第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)へ送信する。この場合、端末装置10は、サーバ20から受信したギフトに対応するオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
【0058】
提供ルート情報生成モジュール2037は、ギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報2024を生成する一連の処理を制御する。具体的に、提供ルート情報生成モジュール2037は、記憶部202に記憶させた提供要求情報2023(ギフト情報2023A、第1のユーザ情報2023B、第2のユーザ情報2023C)に基づいて提供ルート情報2024を生成する。提供ルート情報2024の具体的な構成については既に説明しているので、ここでの説明は省略する。
【0059】
提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報生成モジュール2037により生成された提供ルート情報2024を、イベントを視聴するユーザであって少なくとも第1のユーザに対して提供する一連の処理を制御する。具体的に、提供ルート情報提示モジュール2038は、ギフトが第2のユーザに対して提供されるタイミングにおいて、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)を介して、提供ルート情報生成モジュール2037により生成された提供ルート情報2024を第1のユーザに対して提示する。例えば、サーバ20は、生成された提供ルート情報2024を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。この場合、端末装置10は、サーバ20から受信した提供ルート情報2024をディスプレイ1302上に表示する。また別の態様として、端末装置10は、サーバ20から受信した音声に関する情報を含む提供ルート情報2024を、スピーカ142を介して出力する。ギフトが第2のユーザに対して提供されるタイミングとは、ギフトの提供と提供ルート情報の提供が同時である場合のほか、提供ルート情報の提供がギフトの提供から所定時間だけ前後にずらしたタイミングである場合が含まれる。
【0060】
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶する第1のユーザ情報データベース2021のデータ構造を示す図である。
【0061】
図4に示すように、第1のユーザ情報データベース2021は、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ氏名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「連絡先」と、項目「お気に入りの出演者」と、項目「過去の提供ギフト」と、項目「総課金額」と、項目「備考」等を含む。
【0062】
項目「ユーザID」は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)を識別する情報である。
【0063】
項目「ユーザ氏名」は、第1のユーザの氏名を示す情報である。このとき、当該レコードは、ユーザの本名だけでなく、第1のユーザが仮想空間上で使用する名称(ハンドルネーム)の情報をあわせて保持していてもよい。
【0064】
項目「年齢」は、第1のユーザの年齢を示す情報である。
【0065】
項目「性別」は、第1のユーザの性別を示す情報である。
【0066】
項目「連絡先」は、第1のユーザの連絡先を示す情報である。連絡先を示す情報には、第1のユーザの住所、電話番号等が含まれる。
【0067】
項目「お気に入りの出演者」は、第1のユーザが出演者として予め登録している出演者を示す情報である。当該レコードに記憶される出演者に関する情報は、例えば、予め登録された複数の出演者(仮想空間で実施されるイベントに過去に出演した出演者のほか、今後出演する可能性のある出演者を含む)に関する情報の中から、第1のユーザによって選択された少なくとも一の出演者に関する情報である。出演者に関する情報には、例えば、出演者の名称、出演者の所属先に関する情報等が含まれる。
【0068】
項目「過去の提供ギフト」は、第1のユーザが、仮想空間で実施された過去のイベントにおいて出演者等に対して提供したギフトに関する情報である。
【0069】
項目「総課金額」は、第1のユーザが、仮想空間で実施された過去のイベントにおいて、出演者等に対するギフトの提供時に行った課金に相当する金銭、イベントへの参加費用として支払った金銭、イベントに関連する物品・グッズの購入時に支払った金銭などの総額に関する情報である。総ギフト額には、第1のユーザが支払った金銭のほか、金銭に代替する手段(ポイント等)を含めることができる。
【0070】
項目「備考」は、第1のユーザの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
図5は、サーバ20が記憶する第2のユーザ情報データベース2022のデータ構造を示す図である。
【0071】
図5に示すように、第2のユーザ情報データベース2022は、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ名称」と、項目「イベント参加数」と、項目「ユーザ登録者数」と、項目「累積ギフト受領回数」と、項目「総収益額」と、項目「収益分配率」と、項目「ユーザ氏名」、項目「連絡先」、項目「口座情報」、項目「備考」等を含む。
【0072】
項目「ユーザID」は、仮想空間で実施されるイベントに出演するユーザ(第2のユーザ)を識別する情報である。
【0073】
項目「ユーザ名」は、第2のユーザの名称を示す情報である。ユーザ名は、例えば、ユーザの活動名称、仮想空間で実施されるイベントで第2のユーザを特定するために使用される名称等の情報が含まれる。
【0074】
項目「イベント参加回数」は、第2のユーザが、仮想空間で実施されたイベントに参加した回数を示す情報である。
【0075】
項目「登録者数」は、第2のユーザの活動を応援する(活動の支援、フォロー等を含む)ユーザとして登録されているユーザ数を示す情報である。
【0076】
項目「累積ギフト受領回数」は、第2のユーザが仮想空間で実施されるイベントに出演することにより受領した累積のギフトの受領回数を示す情報である。
【0077】
項目「総収益額」は、第2のユーザが仮想空間で実施されるイベントに出演するなどして獲得した収益の総額を示す情報である。
【0078】
項目「収益分配率」は、第2のユーザが出演したイベントの収益(当該イベントに関係するすべての収益)の一部を第2のユーザに付与するために設定される収益の分配率を示す情報である。
【0079】
項目「ユーザ氏名」は、第2のユーザの本名である氏名を示す情報である。
【0080】
項目「連絡先」は、第2のユーザの連絡先を示す情報である。連絡先を示す情報には、第1のユーザの住所、電話番号等が含まれる。
【0081】
項目「口座情報」は、第2のユーザが保有する銀行口座などの口座情報を示す情報である。口座情報は、第2のユーザに付与されるイベントに関する収益に相当する金銭の支払先として設定される情報である。
【0082】
項目「備考」は、第2のユーザの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
【0083】
<3 第1の実施形態の動作例>
以下、システム1が、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザの操作入力に基づいて、当該イベントに出演する第2のユーザに対してギフトを提供する際に実行される一連の処理について説明する。
【0084】
図6は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴する第1のユーザが、イベントに出演する第2のユーザに対してギフトを提供する際の一連の処理を表すフローチャートである。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
【0085】
ステップS601において、端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、当該イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付ける。例えば、ギフト提供要求受付モジュール2035は、第1のユーザの操作する端末装置10を介して、第2のユーザに対するギフト提供要求を受け付ける。具体的には、例えば、第1のユーザが操作する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトを提供する第2のユーザと提供するギフトとを選択する操作を受け付ける。その後、制御部190は、第1のユーザから受け付けたギフト提供要求に関する情報を送信する。サーバ20のギフト提供要求受付モジュール2035は、第1のユーザの端末装置10から当該情報を受信する。
【0086】
ステップS651において、サーバ20のギフト提供要求受付モジュール2035は、受け付けたギフト提供要求に関する情報に応じて、当該ギフト提供要求と関連する、ギフトに関する情報と、ギフトを提供する第1のユーザに関する情報と、ギフトの提供を受ける第2のユーザに関する情報と、を記憶部202へ格納する。例えば、ギフト提供要求受付モジュール2035は、受け付けたギフト提供要求に関する情報に含まれる、第1のユーザに関する情報(第1のユーザ情報2023B)と、第2のユーザに関する情報(第2のユーザ情報2023C)と、ギフトに関する情報(ギフト情報2023A)と記憶部202へ格納する。
【0087】
ステップS652において、サーバ20の提供ルート情報生成モジュール2037は、記憶部202に記憶された情報に基づいて、第1のユーザから受け付けたギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報2024を生成する。具体的に、例えば、提供ルート情報生成モジュール2037は、記憶部202に記憶されている第1のユーザ情報2023Bと第2のユーザ情報2023Cとギフト情報2023Aとに基づいて、提供ルート情報2024を生成する。このとき、提供ルート情報生成モジュール2037は、生成された提供ルート情報2024を記憶部202へ格納することができる。
【0088】
ステップS653において、サーバ20の制御部203は、第2のユーザに対して提供するギフトに対応するオブジェクトを仮想空間内に配置する。具体的には、例えば、オブジェクト配置モジュール2036は、記憶部202に記憶されているギフト情報2023Aに含まれているギフトに対応するオブジェクト情報に基づいて、当該ギフトに対応するオブジェクトを仮想空間内に配置する。第1のユーザなどイベントを視聴するユーザは、ユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302を介して、仮想空間に配置されたギフトに対応するオブジェクトを確認することができる。なお、ギフトに対応するオブジェクトの確認は、ギフトを提供する第1のユーザなど特定のユーザだけが行うこともできる。この場合には、制御部203は、ギフトに対応するオブジェクト情報を、ギフトを提供する第1のユーザなどの特定のユーザが利用する端末装置10へ送信する。ギフトを提供する第1のユーザなどの特定のユーザが利用する端末装置10はギフトに対応するオブジェクト情報を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。こうすることにより、ギフトを提供する第1のユーザなど特定のユーザだけがギフトに対応するオブジェクトを確認することができる。
【0089】
ステップS654において、サーバ20の制御部203は、ステップS652において生成された提供ルート情報2024を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示する。このステップは、ステップS653が実行されるタイミングに合わせて実行される。具体的に、例えば、提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報生成モジュール2037によって生成された提供ルート情報2024を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示する。このとき、制御部203は、提供ルート情報2024を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。第1のユーザが利用する端末装置10は提供ルート情報2024を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。なお提供ルート情報の提示は、ギフトを提供する第1のユーザだけではなく、イベントを視聴するすべてのユーザ(第1のユーザ)に提示することもできる。この場合には、制御部203の提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報2024を仮想空間内に配置することにより、提供ルート情報2024をユーザに対して提示する。こうすることにより、イベントを視聴するすべての第1のユーザが提供ルート情報2024を確認することができる。第1のユーザに提示される提供ルート情報2024は、ギフトに対応するオブジェクトと別個の情報として、第1のユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に表示させることもできるが、ギフトに対応するオブジェクトと一体の情報(例えば、ギフトに対応するオブジェクトが特定の第1のユーザから特定の第2のユーザに対して提供されているように表示されるなど、ギフトに対応するオブジェクトに関する情報が提供ルート情報2024を含む場合)として、第1のユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に表示させることもできる。
【0090】
このような処理により、ギフトを提供する第1のユーザは、自身が提供するギフトが提供対象である第2のユーザに対して提供されたことを視覚的に確認することができ、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。
【0091】
ある局面において、サーバ20は、提供ルート情報生成モジュール2037が生成した提供ルート情報2024を、イベントを視聴する第1のユーザに対して提示することに加えて、ギフトの提供を受けるイベントに出演する第2のユーザに対して提示してもよい。具体的には、例えば、サーバ20の制御部203は、ステップS654において、生成された提供ルート情報を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示するとともに、ギフトの提供を受ける第2のユーザに対して提示する。この場合、制御部203は、提供ルート情報2024を第2のユーザが利用する端末装置10(端末装置10B)へ送信する。第2のユーザが利用する端末装置10は提供ルート情報2024を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。このような処理を行うことにより、ギフトの提供を受ける第2のユーザは、イベントの出演中に自身に対してギフトの提供があったことを視覚的に確認することができ、第2のユーザの出演時のモチベーション、パフォーマンス等を高めることができる。また、ギフトの提供を受けていない第2のユーザが他の第2のユーザに対してギフトの提供があったことを視覚的に確認できるようにすることで、ギフトの提供を受けていない第2のユーザが奮起して、当該第2のユーザの出演時のモチベーション、パフォーマンス等を高めることもできる。
【0092】
ある局面において、サーバ20は、提供ルート情報生成モジュール2037が生成した提供ルート情報2024を、ギフトの提供を受ける第2のユーザに対して提示することなしに、イベントを視聴する第1のユーザに対して提示してもよい。この場合、制御部203は、例えば、提供ルート情報2024を仮想空間内には配置せずに、当該情報を、ギフトを提供する第1のユーザのみに送信する。イベントに出演するユーザに対するギフトの提供は、提供を受けるユーザにおいて出演時のモチベーション、パフォーマンス等を高めることができる一方で、出演時のパフォーマンス等に影響を与える可能性もある。特に、出演者(第2のユーザ)が複数である場合に、特定のユーザがギフト提供を受けることが他のユーザのモチベーション低下等につながるおそれがある。このような処理を行うことにより、第2のユーザは、提供を受けるギフトを気にすることなく、出演時のパフォーマンスを行うことができる。
【0093】
ある局面において、仮想空間に第2のユーザに対応するアバターオブジェクトが配置されており、提供ルート情報2024が、少なくともギフトを提供する第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示される情報であって、第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含んでいてもよい。具体的には、例えば、制御部203の提供ルート情報生成モジュール2037によって生成される提供ルート情報2024には、動的オブジェクトに関する情報が含まれており、制御部203の提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報2024に対応する動的オブジェクトが第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する表示態様で、提供ルート情報2024を少なくとも第1のユーザに対して提示する。このような処理を行うことにより、ギフトを提供する第1のユーザは、ギフトが提供対象である第2のユーザに対して提供されたことを視覚的に確認することができるので、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。
【0094】
ある局面において、仮想空間に第1のユーザに対応するアバターオブジェクトと第2のユーザに対応するアバターオブジェクトとが配置されており、提供ルート情報2024が、少なくともギフトを提供する第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示される情報であって、第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含んでいてもよい。具体的には、例えば、制御部203の提供ルート情報生成モジュール2037によって生成される提供ルート情報2024には、動的オブジェクトに関する情報が含まれており、制御部203の提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報2024に対応する動的オブジェクトが第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する表示態様で、提供ルート情報2024を少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示する。このような処理を行うことにより、ギフトを提供する第1のユーザは、ギフトが第1のユーザ自身から提供対象である第2のユーザに対して提供されたことを視覚的に確認することができるので、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。
【0095】
ある局面において、提供ルート情報が動的オブジェクトに関する情報を含んでいる場合に、提供ルート情報が、動的オブジェクトに関する情報として、ギフトに対応するオブジェクトに関する情報を含んでいてもよい。具体的には、例えば、制御部203の提供ルート情報生成モジュール2037によって生成される提供ルート情報2024には、動的オブジェクトに関する情報としてギフトに対応するオブジェクトに関する情報が含まれており、制御部203の提供ルート情報提示モジュール2038は、提供ルート情報2024に対応する動的オブジェクト(ギフトに対応するオブジェクト)が第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する表示態様で、提供ルート情報2024を少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示する。このような処理を行うことにより、ギフトを提供する第1のユーザは、ギフトが提供対象である第2のユーザに対して提供されたことを視覚的に確認することができるので、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。
【0096】
ある局面において、仮想空間にイベントを視聴する第1のユーザに対応するアバターオブジェクトが配置されており、サーバ20は、第1のユーザが予め設定された視聴エリアに入った場合に、第1のユーザから、イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けてもよい。具体的には、例えば、制御部203は、第1のユーザに対応するアバターオブジェクトを検知しており、当該アバターオブジェクトが予め設定された視聴エリアに入ったことを確認した場合に、制御部203のギフト提供要求受付モジュール2035によって、第1のユーザからのギフト提供要求を受け付ける。このような処理を行うことにより、第1のユーザとイベントの出演者(第2のユーザ)との距離が一定範囲内である場合にのみ、第1のユーザが第2のユーザに対してギフトを提供することができるので、第2のユーザに対するギフト提供の臨場感が高められ、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザのギフティング意欲を高めることができる。またこの場合、視聴エリアがイベントの参加費を支払ったユーザのみが入場できるエリアに設定されていてもよい。これにより、イベントの参加費を支払ったユーザだけが第2のユーザに対するギフト提供を行えるので、当該ユーザに対して特別な体験を提供することができる。
【0097】
ある局面において、サーバ20は、イベントの特定のタイミングにおいてのみ、第1のユーザから、イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けてもよい。特定のタイミングは、例えば、イベント開始から一定時間以内の期間、特定の演目、パフォーマンスが行われている期間、第1のユーザがお気に入りの第2のユーザがパフォーマンスを行っている期間などであり、第1のユーザがギフトを提供する場合にギフトの提供を受けた出演者(第2のユーザ)からのリアクションを受けやすいなど、第1のユーザにとってギフティングの満足感が得られやすい期間、タイミングを設定することができる。これにより、第1のユーザは、満足度の高いギフティング体験ができる。またこれにより、第1のユーザは、満足感が得られにくいタイミングでギフト提供を行った結果、無駄な課金をしてしまう事態を回避することができる。
【0098】
<4 第1の実施形態の画面例>
図7~12は、本発明において開示される、システム1を利用し、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザの操作入力に基づいて、当該イベントに出演する第2のユーザに対してギフトを提供する一連の処理の際に表示される各種画面例を示す図である。
【0099】
図7は、第1のユーザから第2のユーザに対するギフト提供要求を受け付けるため、ギフトを提供する対象となる出演者である第2のユーザを選択する際の画面例を示す。
【0100】
図7において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者一覧表示領域701、出演者選択操作表示領域702等を表示する。なおこの画面例に表される内容は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面例に表される内容を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容をディスプレイ1302上の好きな位置に移動させることができる。このように画面例に表される内容をディスプレイ1302の一部に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。また例えば、この画面例に表される内容を、ライブなどのイベントが視認できる程度に透過した状態でディスプレイ1302に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容の透過度を好みに合わせて調整することができる。このように画面例に表される内容を透過した状態でディスプレイ1302に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0101】
出演者一覧表示領域701は、イベントに出演する出演者の一覧等を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者一覧表示領域701に、例えば、イベントに出演するすべての出演者の画像7011と出演者名7012を表示する。各出演者の画像7011および出演者名7012の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、第1のユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。
【0102】
出演者選択操作表示領域702は、第1のユーザがギフトを提供する出演者を選択して確定させる操作を行うための情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者選択操作表示領域702に、出演者選択リスト7021、確定ボタン7022等を表示する。
【0103】
出演者選択リスト7021は、第1のユーザがギフト提供の対象として選択する出演者に関する情報をプルダウン式に表示する。出演者に関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、第1のユーザから当該リストに含まれる出演者を選択する操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。なお、出演者選択操作表示領域702には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各出演者の画像7011および出演者名7012の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行することができる。
【0104】
確定ボタン7022は、第1のユーザの操作によってギフト提供の対象として選択された出演者を確定するためのボタンである。制御部190は、第1のユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択した出演者を確定する処理を実行する。
【0105】
図8は、第1のユーザから第2のユーザに対するギフト提供要求を受け付けるため、提供するギフト選択する際の画面例を示す。
【0106】
図8において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、ギフト一覧表示領域801、ギフト選択操作表示領域802等を表示する。なおこの画面例に表される内容は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面例に表される内容を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容をディスプレイ1302上の好きな位置に移動させることができる。このように画面例に表される内容をディスプレイ1302の一部に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。また例えば、この画面例に表される内容を、ライブなどのイベントが視認できる程度に透過した状態でディスプレイ1302に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容の透過度を好みに合わせて調整することができる。このように画面例に表される内容を透過した状態でディスプレイ1302に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0107】
ギフト一覧表示領域801は、第1のユーザが提供するギフトの一覧等を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト一覧表示領域801に、例えば、第1のユーザが第2のユーザに対して提供できるすべてのギフトの画像8011とギフト名8012を表示する。各ギフトの画像8011およびギフト名8012の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、第1のユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。
【0108】
ギフト選択操作表示領域802は、第1のユーザが提供するギフトを確定させる操作を行うための情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト選択操作表示領域802に、ギフト選択リスト8021、確定ボタン8022等を表示する。
【0109】
ギフト選択リスト8021は、第1のユーザが提供するギフトに関する情報をプルダウン式に表示する。ギフトに関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、第1のユーザから当該リストに含まれるギフトを選択する操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。なお、ギフト選択操作表示領域802には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各ギフトの画像8011およびギフト名8012の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを選択する処理を実行することができる。
【0110】
確定ボタン8022は、第1のユーザの操作によって選択されたギフトを確定するためのボタンである。制御部190は、第1のユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択したギフトを確定する処理を実行する。
【0111】
図9は、第1のユーザから第2のユーザに対するギフト提供要求を受け付ける際の画面例を示す。
【0112】
図9において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、選択情報表示領域901、ギフト提供要求操作表示領域902等を表示する。なおこの画面例に表される内容は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面例に表される内容を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容をディスプレイ1302上の好きな位置に移動させることができる。このように画面例に表される内容をディスプレイ1302の一部に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。また例えば、この画面例に表される内容を、ライブなどのイベントが視認できる程度に透過した状態でディスプレイ1302に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容の透過度を好みに合わせて調整することができる。このように画面例に表される内容を透過した状態でディスプレイ1302に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0113】
選択情報表示領域901は、第1のユーザによって選択された、ギフトを提供する対象となる第2のユーザに関する情報9011と、当該第2のユーザに対して提供するギフトに関する情報9012を表示する。
【0114】
ギフト提供要求操作表示領域902は、第1のユーザがギフト提供要求、すなわち選択情報表示領域901に表示される第2のユーザに関する情報9011とギフトに関する情報9012を確定させる操作等を行うための情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト提供要求操作表示領域902に、確定ボタン9021、内容変更ボタン9022等を表示する。
【0115】
確定ボタン9021は、第1のユーザがギフト提供要求、すなわち選択情報表示領域901に表示される第2のユーザに関する情報9011とギフトに関する情報9012を確定するためのボタンである。制御部190は、第1のユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択したギフトを確定する処理を実行する。例えば、制御部190は、当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、サーバ20にアクセスし、第1のユーザからのギフト提供要求に関する情報を送信する。サーバ20のギフト提供要求受付モジュール2035は当該情報を受け付ける。
【0116】
内容変更ボタン9022は、第1のユーザによって選択された第2のユーザに関する情報9011とギフトに関する情報9012を変更する操作を要求するためのボタンである。制御部190は、第1のユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、第1のユーザが第2のユーザに関する情報9011とギフトに関する情報9012を再度選択できる状態とする処理を実行する。例えば、制御部190は、当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ディスプレイ1302に、図8図9に示した情報を表示する。
【0117】
図10は、第1のユーザから第2のユーザに対するギフト提供要求を受け付けるため、提供するギフト選択する際の他の画面例を示す。この画面例では、提供するギフトとして、いわゆる投げ銭に相当するギフトを提供する場合について説明する。
【0118】
図10において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1001、ギフト選択操作表示領域1002等を表示する。なおこの画面例に表される内容は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面例に表される内容を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容をディスプレイ1302上の好きな位置に移動させることができる。このように画面例に表される内容をディスプレイ1302の一部に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。また例えば、この画面例に表される内容を、ライブなどのイベントが視認できる程度に透過した状態でディスプレイ1302に表示させることができる。この場合、第1のユーザは、端末装置10を操作することにより、この画面例に表される内容の透過度を好みに合わせて調整することができる。このように画面例に表される内容を透過した状態でディスプレイ1302に表示させることで、第1のユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
【0119】
出演者表示領域1001は、イベントに出演する出演者の一覧等を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト一覧表示領域801に、例えば、イベントに出演する出演者の画像10011と出演者名10012を表示する。ギフト一覧表示領域801において、第1のユーザがギフトを提供する対象として選択した第2のユーザについては、当該出演者の画像が色分けされて表示されている(この場合、演者B)。
【0120】
ギフト選択操作表示領域1002は、第1のユーザが提供するギフト(ギフト額)を確定させる操作を行うための情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト選択操作表示領域1002に、ギフト選択リスト10021、確定ボタン10022等を表示する。
【0121】
ギフト選択リスト10021は、第1のユーザが提供するギフト額に関する情報をプルダウン式に表示する。ギフト額に関する情報には、例えば、金銭に相当する課金額に関する情報と、金銭に代替する手段(ここでは、ポイント)に関する情報とが含まれている。ギフト額に関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、第1のユーザから当該リストに含まれるギフト額を選択する操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。なおギフト選択操作表示領域1002には、例えば、テキスト「ギフト受付期間:ライブ開始まで」が表示されており、ギフト提供操作を行える期限が設定されている。
【0122】
確定ボタン10022は、第1のユーザの操作によって選択されたギフトを確定するためのボタンである。制御部190は、第1のユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択したギフト(ギフト額)を確定する処理を実行する。
【0123】
図11は、第1のユーザから第2のユーザに対してギフトを提供する際の画面例を示す。
【0124】
図11において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1101、提供ルート情報表示領域1102等を表示する。
【0125】
出演者表示領域1101は、仮想空間で実施されるイベントに出演する第2のユーザによって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、4名の出演者(第2のユーザ)が表示されており、第1のユーザからギフト提供を受ける第2のユーザを第2のユーザに対応するアバターオブジェクト11011とし、ギフト提供を受けていない他のユーザを第2のユーザに対応するアバターオブジェクト11012としている。例えば、サーバ20のオブジェクト配置モジュール2036が第1のユーザから提供されたギフトに対応するオブジェクトを配置することにより、第1のユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に、ギフトの提供を受ける第2のユーザに対応するアバターオブジェクト11011の周りに配置されたギフトに対応するオブジェクト11013が表示される。
【0126】
さらにサーバ20の制御部190(もしくは第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190)は、ギフトの提供を受ける第2のユーザのアバターオブジェクト11011に対応する位置に「〇〇さん、ありがとう!」と表されたギフトを提供する第1のユーザに対するメッセージとなるテキスト情報を表示することができる。
【0127】
提供ルート情報表示領域1102は、特定の第1のユーザから特定の第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、例えば、提供ルート情報として「〇〇さんから、△△さんへギフトが提供されました!」と表されたテキスト情報を表示する。この提供ルート情報については、提供されるギフトの種別、ギフトの購入により発生する課金額によって変更することができる。例えば、提供されるギフトが特別なギフトに分類されるものである場合には、提供ルート情報として「〇〇さんから、△△さんへスペシャルギフトが提供されました!」と表されたテキスト情報を表示することができる。例えば、提供されるギフトが提供対象の第2のユーザの誕生日を祝うギフトに分類されるものである場合には、提供ルート情報として「〇〇さんから、△△さんへバースディギフトが提供されました!△△さん、お誕生日おめでとう!!」と表されたテキスト情報を表示するとともに、誕生日ケーキのオブジェクトを表示することができる。また例えば、ギフトの購入により発生する課金額が高額である場合には、提供ルート情報として「〇〇さんから、△△さんへ素敵なギフトが提供されました!」と表されたテキスト情報を表示するとともに、特別なギフトであることを表すオブジェクトを表示することができる。
【0128】
図12は、第1のユーザから第2のユーザに対してギフトを提供する際の他の画面例を示す。この画面例では、仮想空間内に第1のユーザに対応するアバターオブジェクトが配置されている。
【0129】
図12において、第1のユーザが利用する端末装置10(端末装置10A)の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1201、視聴者表示領域1202等を表示する。
【0130】
出演者表示領域1201は、仮想空間で実施されるイベントに出演する第2のユーザによって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、4名の出演者(第2のユーザ)が表示されており、第1のユーザからギフト提供を受ける第2のユーザを第2のユーザに対応するアバターオブジェクト12011とし、ギフト提供を受けていない他のユーザを第2のユーザに対応するアバターオブジェクト12012としている。例えば、サーバ20のオブジェクト配置モジュール2036が第1のユーザから提供されたギフトに対応するオブジェクトを配置することにより、第1のユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に、ギフトに対応するオブジェクト12013が表示される。
【0131】
この場合、サーバ20の提供ルート情報生成モジュール2037によって生成される提供ルート情報に、動的オブジェクトに関する情報としてギフトに対応するオブジェクトに関する情報が含まれており、ギフトに対応するオブジェクト12013が、ギフトを提供する第1のユーザに対応するアバターオブジェクト12021からギフトの提供を受ける第2のユーザに対応するアバターオブジェクト12011に向けて移動する表示態様で表示される。また、第1のユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に、ギフトに対応するオブジェクト12013の表示に合わせて、当該ギフトに対応するオブジェクト10013の移動軌跡を矢印状に表したオブジェクト12014を表示する。提供ルート情報には、このオブジェクト12014に関する情報も含まれている。
【0132】
さらにサーバ20の制御部190(もしくは第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190)は、ギフトの提供を受ける第2のユーザに対応するアバターオブジェクト12011に対応する位置に「〇〇さん、ありがとう!」と表されたギフトを提供する第1のユーザに対するメッセージとなるテキスト情報を表示することができる。
【0133】
視聴者表示領域1202は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザに対応するアバターオブジェクトを表示する。この画面例では、ギフト提供を行う第1のユーザを第1のユーザに対応するアバターオブジェクト12021とし、ギフト提供を行わない他のユーザを第1のユーザに対応するアバターオブジェクト12022としている。視聴者表示領域1202に表示される第1のユーザに対応するアバターオブジェクトは、例えば、第1のユーザが操作する端末装置10ごとに、自身がどのアバターオブジェクトに該当するのか分かるように強調して表示させることができる。オブジェクト12013の移動軌跡を矢印状に表したオブジェクト12014は、ギフトの提供を行う第1のユーザに対応するアバターオブジェクト12021から延びるように表示されている。
【0134】
<第2の実施形態>
以下の実施形態では、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントに関わるユーザであってイベントを視聴する第1のユーザおよびイベントに出演する第2のユーザとは異なる、イベントを管理する第3のユーザに対して、第1のユーザから受け付けたギフトの収益を含むイベントの収益に関する収益情報を提示し、収益情報の提示を受けた第3のユーザによる操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する技術について説明する。なお、本実施の形態において、イベントを管理する第3のユーザは、第2のユーザに対する個別収益の付与にかかわるユーザとして説明されるものであり、イベントを直接的に管理していないユーザも含めることができる。第1の実施形態と共通の構成を持つ部分(例えば、端末装置10、サーバ20等)についての説明は省略し、第2の実施形態に特有の構成、処理についてのみ説明する。
【0135】
<5 第2の実施形態におけるサーバ20の機能的な構成>
図3に示すように、サーバ20は、新たに収益情報提示モジュール2039と、承認操作受付モジュール2040と、収益付与操作受付モジュール2041と、収益付与実行モジュール2042とを備える。
【0136】
収益情報提示モジュール2039は、イベントに管理者として参加するユーザ(第3のユーザ)に対して、第1のユーザから受け付けたギフトの収益を含むイベントの収益に関する収益情報を提示する一連の処理を制御する。具体的に、収益情報提示モジュール2039は、第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)を介して、第1のユーザから受け付けたギフトの収益を含むイベントの収益に関する収益情報を第3のユーザに対して提示する。例えば、サーバ20は、記憶部202に記憶された収益情報2025を第3のユーザが利用する端末装置10へ送信する。この場合、この場合、端末装置10は、サーバ20から受信した収益情報2025をディスプレイ1302上に表示する。第3のユーザに対して提示される収益情報は、記憶部202に記憶された収益情報2025のすべての情報でもよく、一部の情報でもよい。
【0137】
承認操作受付モジュール2040は、イベントに管理者として参加するユーザ(第3のユーザ)からの当該イベントの収益情報に関する承認の操作を受け付ける一連の処理を制御する。具体的に、承認操作受付モジュール2040は、イベントを管理する第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)を介して、提示された当該イベントの収益情報に関する承認の操作を受け付ける。例えば、第3のユーザが操作する端末装置10は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、提示された収益情報2025を承認する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第3のユーザから受け付けた承認に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20の承認操作受付モジュール2040は、端末装置10から当該情報を受信する。承認の操作には、例えば、第3のユーザがイベントの収益情報に含まれる収益に関する各種情報に同意する意思を表すための処理が含まれる。収益に関する各種情報には、例えば、収益の総額に関する情報、提供ギフトにおける課金額(課金総額、イベントを視聴する第1のユーザごとの課金額等)、イベントに出演する第2のユーザごとの収益(提供を受けたギフトの課金額、分配率に基づく収益の額等)に関する情報、イベント管理者である第3のユーザの収益(分配率に基づく収益の額等)、イベントに関する収益の分配率に関する情報等が含まれる。
【0138】
収益付与操作受付モジュール2041は、イベントに管理者として参加するユーザ(第3のユーザ)からの当該イベントの収益を付与する操作を受け付ける一連の処理を制御する。具体的に、収益付与操作受付モジュール2041は、イベントを管理する第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)を介して、提示された収益情報に基づくイベントに関する個別収益を、イベントに出演する第2のユーザに対して付与する操作を受け付ける処理を行う。例えば、第3のユーザが操作する端末装置10は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、提示された収益情報2025に基づき個別収益を付与する第2のユーザを選択する操作と付与する個別収益(金銭に相当する額)を入力する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第3のユーザから受け付けた収益付与に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20の収益付与操作受付モジュール2041は、端末装置10から当該情報を受信する。付与する操作には、例えば、個別収益の付与対象である第2のユーザを指定して当該第2のユーザに対して所定の個別収益を付与する(個別収益に相当する金銭を支払う)意思を表すための処理が含まれる。
【0139】
収益付与実行モジュール2042は、仮想空間で実施されるイベントに出演者として参加するユーザ(第2のユーザ)に対してイベントに関する個別収益を付与する一連の処理を制御する。具体的に、収益付与実行モジュール2042は、イベントを管理する第3のユーザから受け付けた、イベントの収益情報に関する承認の操作またはイベントの収益を付与する操作に応じて、イベントに出演する第2のユーザに対して個別収益を付与する処理を行う。例えば、サーバ20は、第3のユーザからの承認の操作またはイベントの収益を付与する操作によって確定した第2のユーザに対して付与される個別収益に関する情報を、外部の金融機関等に送信することにより、当該個別収益に相当する金銭等を第2のユーザが保有する口座等へ振り込む処理を実行する。個別収益の付与には、例えば、個別収益に相当する金銭または金銭に代替する手段(例えば、ポイント等)による支払い等が含まれる。個別収益の付与は、第2のユーザが複数である場合には第2のユーザごとに行われるが、第2のユーザごとに個別の処理として行われてもよく、複数の第2のユーザを含めた一括の処理として行われてもよい。
【0140】
<6 第2の実施形態における動作例>
以下、システム1が、イベントを管理する第3のユーザに対して、第1のユーザから受け付けたギフトの収益を含むイベントの収益に関する収益情報を提示し、収益情報の提示を受けた第3のユーザによる操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する際の一連の処理について説明する。
【0141】
図13は、イベントを管理する第3のユーザによる操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する際の一連の処理を表すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいても、ユーザが使用する端末装置10の制御部190とサーバ20とが情報をやりとりすることで一連の処理を実行する例を開示するが、これに限られない。
【0142】
ステップS1351において、サーバ20の制御部203は、イベントを管理する第3のユーザに対して、イベントの収益に関する収益情報を提示する。具体的には、例えば、収益情報提示モジュール2039は、記憶部202に記憶されている収益情報2025を第3のユーザに対して提示する。この場合には、制御部203は、収益情報2025を第3のユーザが利用する端末装置10へ送信する。第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)は収益情報2025を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。第3のユーザは、端末装置10のディスプレイ1302を介して、収益情報を確認することができる。
【0143】
ステップS1301において、端末装置10(端末装置10C)の制御部190は、第3のユーザから、第3のユーザに提示された収益情報に関する承認の操作を受け付ける。例えば、承認操作受付モジュール2040は、第3のユーザの操作する端末装置10(端末装置10C)を介して、収益情報に関する承認の操作を受け付ける。具体的には、例えば、第3のユーザが操作する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、収益情報に関する承認の操作を受け付ける。その後、制御部190は、第3のユーザから受け付けた承認に関する情報を送信する。サーバ20の承認操作受付モジュール2040は、第3のユーザの端末装置10から当該情報を受信する。
【0144】
ステップS1352において、サーバ20の制御部203は、受け付けた第3のユーザからの承認の操作に応じて、第2にユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与する。具体的には、例えば、収益付与実行モジュール2042は、受け付けた第3のユーザからの承認の操作に応じて、記憶部202に記憶されている収益情報2025に基づいて、第2のユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与する。この場合には、制御部203は、サーバ20は、第3のユーザからの承認の操作によって確定した第2のユーザに対して付与される個別収益に関する情報を、外部の金融機関等に送信することにより、当該個別収益に相当する金銭等を第2のユーザが保有する口座等へ振り込む処理を実行する。
【0145】
なおサーバ20の制御部203は、第2のユーザに対して個別収益を付与することに際して、記憶部202に記憶されている収益分配率情報2026に基づいて第2のユーザに対して個別収益を付与することができる。
【0146】
図14は、イベントを管理する第3のユーザによる操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する際の他の一連の処理を表すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいても、ユーザが使用する端末装置10の制御部190とサーバ20とが情報をやりとりすることで一連の処理を実行する例を開示するが、これに限られない。
【0147】
ステップS1451において、サーバ20の制御部203は、イベントを管理する第3のユーザに対して、イベントの収益に関する収益情報を提示する。具体的には、例えば、収益情報提示モジュール2039は、記憶部202に記憶されている収益情報2025を第3のユーザに対して提示する。この場合には、制御部203は、収益情報2025を第3のユーザが利用する端末装置10へ送信する。第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)は収益情報2025を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。第3のユーザは、端末装置10のディスプレイ1302を介して、収益情報を確認することができる。
【0148】
ステップS1401において、端末装置10(端末装置10C)の制御部190は、第3のユーザから、提示された収益情報に基づくイベントに関する収益を、第2のユーザに対して付与する操作を受け付ける。例えば、収益付与操作受付モジュール2041は、第3のユーザの操作する端末装置10(端末装置10C)を介して、第3のユーザに提示された収益情報に基づくイベントに関する収益を、第2のユーザに対して付与する操作(収益付与の操作)を受け付ける。具体的には、例えば、第3のユーザが操作する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、収益付与の操作を受け付ける。その後、制御部190は、第3のユーザから受け付けた第2のユーザに対して付与する収益に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20の収益付与操作受付モジュール2041は、第3のユーザの端末装置10から当該情報を受信する。
【0149】
ステップS1452において、サーバ20の制御部203は、受け付けた第3のユーザからの収益付与の操作に応じて、第2のユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与する。具体的には、例えば、収益付与実行モジュール2042は、受け付けた第3のユーザからの承認の操作に応じて、記憶部202に記憶されている収益情報2025に基づいて、第2にユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与する。この場合には、制御部203は、サーバ20は、第3のユーザからの承認の操作によって確定した第2のユーザに対して付与される個別収益に関する情報を、外部の金融機関等に送信することにより、当該個別収益に相当する金銭等を第2のユーザが保有する口座等へ振り込む処理を実行する。
【0150】
なおサーバ20の制御部203は、第2のユーザに対して個別収益を付与するに際して、記憶部202に記憶されている収益分配率情報2026に基づいて第2のユーザに対して個別収益を付与することができる。
【0151】
このような処理により、イベントを管理する第3のユーザに対して、イベントの収益に関する収益情報が提示され、第3のユーザが提示された収益情報に対して承認する操作、または第3のユーザが提示された収益情報に基づき第2のユーザに対して収益を付与する操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与することができるので、イベントに出演する第2のユーザに対して、第2のユーザのイベントにおける貢献に応じた収益を適切に分配することができる。
【0152】
ある局面において、サーバ20は、第3のユーザから、提示された収益情報を承認しない操作(非承認とする操作)を受け付けてもよい。この場合、制御部203の承認操作受付モジュール2040は、第3のユーザの操作する端末装置10(端末装置10C)を介して、収益情報に関する承認を拒否する操作を受け付ける。このような処理により、第3のユーザに提示された収益情報が妥当ではない場合に、当該収益情報について修正等を行う機会を提供することができる。
【0153】
ある局面において、サーバ20は、第3のユーザから、提示された収益情報を修正する操作を受け付けてもよい。この場合、制御部203は、第3のユーザの操作する端末装置10(端末装置10C)を介して、収益情報を修正する操作を受け付ける。その後、制御部203は、受け付けた修正された収益情報に基づいて、第2のユーザに対して個別収益を付与することができる。このような処理により、第3のユーザに提示された収益情報が妥当ではない場合に、当該収益情報について修正等を行う機会を提供することができる。
【0154】
ある局面において、サーバ20は、第3のユーザから、第2のユーザごとに設定される収益分配率に関する情報を修正する操作を受け付けてもよい。この場合、制御部203は、第3のユーザの操作する端末装置10(端末装置10C)を介して、記憶部202に記憶された収益分配率情報2026を修正する操作を受け付ける。その後、制御部203は、受け付けた修正された収益分配率情報2026を記憶部に記憶させる。このような処理により、イベントを管理する第3のユーザは、予め設定された収益分配率だけでなく、自身の判断で各ユーザの分配率を設定することができ、適切に各第2のユーザに対しインセンティブ等を与えることができる。
【0155】
ある局面において、サーバ20は、第3のユーザによる操作に応じて、第2のユーザに対してイベントに関する個別収益を付与する処理を実行する前に、第3のユーザからの操作によって確定した第2のユーザに対して付与される個別収益に関する情報を、第2のユーザに対して提示してもよい。この場合、制御部203は、確定した第2のユーザに対して付与される個別収益に関する情報を第2のユーザが利用する端末装置10(端末装置10B)へ送信する。第2のユーザが利用する端末装置10は個別収益に関する情報を受信し、ディスプレイ1302に当該情報を表示する。第2のユーザは、端末装置10のディスプレイ1302を介して、個別収益に関する情報を確認することができる。このような処理により、第2のユーザは収益付与の操作を受ける前に、収益の妥当性を確認することができるので、第2のユーザに対して収益を適切に分配することができる。
【0156】
<7 第2の実施形態における画面例>
図15図17、第2の実施形態において開示される、イベントの収益を第2のユーザ対して付与する際の各種画面例を示す図である。
【0157】
図15は、イベントの収益情報を承認する操作を実行する際の画面例を示す。
【0158】
図15において、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、収益情報表示領域1501、承認ボタン1502、非承認ボタン1503等を表示する。
【0159】
収益情報表示領域1501は、イベントの実施により発生した収益に関する情報を表示する。具体的には、例えば、イベントの管理者である第3のユーザが使用する端末装置10(端末装置10C)の制御部190は、収益情報表示領域1501に、イベントNo、イベントの総収益額、演者名、分配率、登録者増加数、ギフト受領回数、収益額、付与額、付与タイミング等の情報を表示する。
【0160】
承認ボタン1502は、提示された収益情報を承認するためのボタンである。承認ボタン1402は、第2のユーザごとに配置されている。具体的には、例えば、制御部190は、第2のユーザごとに、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、対象の第2のユーザの収益情報に関する承認の操作を受け付ける処理を実行する。
【0161】
非承認ボタン1503は、提示された収益情報を承認しない(非承認とする)ためのボタンである。イベントを管理する第3のユーザが、提示された収益情報について承認できないと判断する場合には、第3のユーザによって非承認ボタン1503を押下する等の入力操作が行われる。非承認ボタン1503は、第2のユーザごとに配置されている。具体的には、例えば、例えば、制御部190は、第2のユーザごとに、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、対象の第2のユーザの収益情報に関して承認しない処理を実行する。
【0162】
図16は、第2のユーザに対して個別収益を付与する操作を実行する際の画面例を示す。
【0163】
図16において、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、収益情報表示領域1601、確定ボタン1602、修正ボタン1603、実行ボタン1604等を表示する。
【0164】
収益情報表示領域1601は、イベントの実施により発生した収益に関する情報を表示する。具体的には、例えば、イベントの管理者である第3のユーザが使用する端末装置10(端末装置10C)の制御部190は、収益情報表示領域1601に、イベントNo、イベントの総収益額、演者名、分配率、登録者増加数、ギフト受領回数、収益額、付与額、付与タイミング等の情報を表示する。
【0165】
確定ボタン1602は、提示された収益情報を確定するためのボタンである。確定ボタン1602は、第2のユーザごとに配置されている。具体的には、例えば、制御部190は、第2のユーザごとに、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、対象の第2のユーザに対して付与する個別収益を確定する処理を実行する。
【0166】
修正ボタン1603は、提示された収益情報を修正ためのボタンである。イベントを管理する第3のユーザが、提示された収益情報について、現状の内容では確定できないと判断する場合には、第3のユーザによって修正ボタン1603を押下する等の入力操作が行われる。修正ボタン1603は、第2のユーザごとに配置されている。具体的には、例えば、制御部190は、第2のユーザごとに、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、対象の第2のユーザの収益情報を修正するための画面に切り替わる処理を実行する。その後、第3のユーザは、第3のユーザが利用する端末装置10(端末装置10C)による操作を介して、第2のユーザの収益情報を修正することができる。
【0167】
実行ボタン1604は、第2のユーザに対する収益を付与する操作を実行するためのボタンである。具体的には、例えば、制御部190は、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、当該確定した各第2のユーザに対して付与する個別収益に関する情報をサーバ20に送信する。サーバ20は、個別情報に関する情報を受信後、第2のユーザに対して個別収益を付与する処理を実行する。
【0168】
図17は、第2のユーザの収益の分配率を設定する際の画面例を示す。
【0169】
図17において、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、対象ユーザリスト表示領域1701、修正ボタン1702、分配率確定ボタン1703等を表示する。
【0170】
対象ユーザリスト表示領域1701は、イベントで得られた収益を分配して付与する対象となっている第2のユーザの一覧を表示する。具体的には、例えば、イベントの管理者である第3のユーザが使用する端末装置10(端末装置10C)の制御部190は、対象ユーザリスト表示領域1701に、演者名、登録者数、イベント参加回数、累積ギフト受領回数、分配率等の情報を表示する。
【0171】
修正ボタン1702は、各ユーザへの収益の分配率を修正するためのボタンである。具体的には、例えば、制御部190は、イベントの管理者である第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、各ユーザの分配率を修正するための画面(図示せず)を表示する。これにより、イベントを管理する第3のユーザは、予め設定された分配率だけでなく、自身の判断で各ユーザの分配率を設定することができ、適切に各第2のユーザに対しインセンティブ等を与えることができる。
【0172】
分配率確定ボタン1703は、各第2のユーザの収益の分配率を確定するためのボタンである。具体的には、例えば、制御部190は、イベントを管理する第3のユーザから当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けると、当該情報をサーバ20に送信し、各ユーザの分配率を確定する処理を実行する。
【0173】
<8 変形例>
本実施形態の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様を採用してもよい。
(1)情報処理装置であって、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
(2)方法であって、コンピュータを情報処理装置として機能させ、当該情報処理装置に、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
【0174】
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
【0175】
(付記1)
プロセッサ29とメモリ25とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサ29に、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けるステップ(S601)と、受け付けたギフト提供要求に応じて、ギフト提供要求と関連する情報であって、ギフトに関する情報と、ギフトを提供する第1のユーザに関する情報と、ギフトの提供を受ける第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報をメモリに記憶させるステップ(S652)と、提供要求情報に基づいて、ギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成するステップと、提供ルート情報を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示するステップ(S654)と、を実行させるプログラム。
【0176】
(付記2)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ギフトに対応するオブジェクトを仮想空間内に配置するステップ(S653)を実行させ、提示するステップにおいて、配置するステップにおけるオブジェクトの配置とともに、提供ルート情報を、少なくとも前記ギフトを提供する前記第1のユーザに対して提示する、付記1に記載のプログラム。
【0177】
(付記3)
提供ルート情報は、第2のユーザに対して提供されるギフトの種別に応じた表示態様を含む情報であり、提示するステップにおいて、提供ルート情報を第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、付記1に記載のプログラム。
【0178】
(付記4)
提供ルート情報は、第2のユーザに対して提供されるギフトの購入により発生する課金額に応じた表示態様を含む情報であり、提示するステップにおいて、提供ルート情報を第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、付記1に記載のプログラム。
【0179】
(付記5)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、仮想空間に第2のユーザに対応するアバターオブジェクトを配置するステップを実行させ、提供ルート情報は、第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含み、提示するステップにおいて、提供ルート情報を第1のユーザが利用する端末装置の表示画面上に表示させる、付記1に記載のプログラム。
【0180】
(付記6)
プログラムは、プロセッサに、さらに、仮想空間に第1のユーザに対応するアバターオブジェクトと第2のユーザに対応するアバターオブジェクトとを配置するステップを実行させ、提供ルート情報は、第1のユーザに対応するアバターオブジェクトから第2のユーザに対応するアバターオブジェクトに向けて移動する動的オブジェクトに関する情報を含む、付記1に記載のプログラム。
【0181】
(付記7)
プログラムは、プロセッサに、さらに、ギフトに対応するオブジェクトを前記仮想空間内に配置するステップを実行させ、提供ルート情報が、動的オブジェクトに関する情報として、ギフトに対応するオブジェクトに関する情報を含む、付記5又は6に記載のプログラム。
【0182】
(付記8)
提供ルート情報を提示するステップにおいて、提供ルート情報を、さらに少なくともギフトの提供を受ける第2のユーザに対して提示する、付記1に記載のプログラム。
【0183】
(付記9)
提供ルート情報を提示するステップにおいて、提供ルート情報を、第2のユーザに対して提供することなしに、第1のユーザに対して提供する、付記1に記載のプログラム。
【0184】
(付記10)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、第1のユーザと第2のユーザとは異なる、イベントを管理する第3のユーザに対して、第1のユーザから受け付けたギフトの収益を含むイベントの収益に関する収益情報を提示するステップ(S1351、S1451)、を実行させる、付記1に記載のプログラム。
【0185】
(付記11)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、第3のユーザから、提示された収益情報に関する承認の操作を受け付けるステップ(S1301)と、受け付けた第3のユーザからの承認の操作に応じて、第2のユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与するステップ(S1352)と、を実行させる、付記10に記載のプログラム。
【0186】
(付記12)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、第3のユーザから、提示された収益情報に基づくイベントに関する収益を、第2のユーザに対して付与する操作を受け付けるステップ(S1401)と、受け付けた収益を付与する操作に応じて、第2のユーザに対し、イベントに関する個別収益を付与するステップ(S1452)と、を実行させる、付記10に記載のプログラム。
【0187】
(付記13)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、第2のユーザに対して付与するイベントに関する収益の分配率を記憶させ、収益を付与するステップにおいて、第2のユーザに対し、分配率に基づいて、個別収益を付与する、付記11又は12に記載のプログラム。
【0188】
(付記14)
収益を付与するステップにおいて、第2のユーザに対し、第2のユーザに対して提供されるギフトの購入により発生する課金額に基づいて、個別収益を付与する、付記11又は12に記載のプログラム。
【0189】
(付記15)
プロセッサ29とメモリ25とを備えるコンピュータによって実行される方法であって、プロセッサ29は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付けるステップ(S601)と、受け付けたギフト提供要求に応じて、ギフト提供要求と関連する情報であって、ギフトに関する情報と、ギフトを提供する第1のユーザに関する情報と、ギフトの提供を受ける第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報をメモリに記憶させるステップ(S651)と、提供要求情報に基づいて、ギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成するステップ(S652)と、提供ルート情報を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示するステップ(S654)と、を実行する方法。
【0190】
(付記16)
制御部203と記憶部202とを備える情報処理装置であって、制御部203は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、イベントに出演する少なくとも一の第2のユーザに対してギフトを提供するためのギフト提供要求を受け付ける機能(S601)と、受け付けたギフト提供要求に応じて、ギフト提供要求と関連する情報であって、ギフトに関する情報と、ギフトを提供する第1のユーザに関する情報と、ギフトの提供を受ける第2のユーザに関する情報と、を含む提供要求情報を記憶部202に記憶させる機能(S651)と、提供要求情報に基づいて、ギフトが第1のユーザから第2のユーザに対して提供されるものであることを表す提供ルート情報を生成する機能(S652)と、提供ルート情報を、少なくともギフトを提供する第1のユーザに対して提示する機能(S654)と、を有する情報処理装置。
【符号の説明】
【0191】
10 端末装置、12 通信インタフェース、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 記憶部、19 プロセッサ、20 サーバ、22 通信インタフェース、23 入出力インタフェース、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、1801 ユーザ情報、1901 入力操作受付部、1902 送受信部、1903 データ処理部、1904 報知制御部、1302 ディスプレイ、140 音声処理部、141 マイク、142 スピーカ、150 位置情報センサ、160 カメラ、170 モーションセンサ、2021 第1のユーザ情報データベース、2022 第2のユーザ情報データベース、2023 提供要求情報、2023A ギフト情報、2023B 第1のユーザ情報、2023C 第2のユーザ情報、2024 提供ルート情報、2025 収益情報、2026 収益分配率情報、2031 受信制御モジュール、2032 送信制御モジュール、2033 第1のユーザ情報取得モジュール、2034 第2のユーザ情報取得モジュール、2035 ギフト提供要求受付モジュール、2036 オブジェクト配置モジュール、2037 提供ルート情報生成モジュール、2038 提供ルート情報提示モジュール、2039 収益情報提示モジュール、2040 承認操作受付モジュール、2041 収益付与操作受付モジュール、2042 収益付与実行モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17