(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-02-16
(45)【発行日】2026-02-25
(54)【発明の名称】プリンタ及びプリンタのためのコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
B41J 29/38 20060101AFI20260217BHJP
B41J 29/42 20060101ALI20260217BHJP
B41J 29/00 20060101ALI20260217BHJP
B41J 11/70 20060101ALI20260217BHJP
B65H 7/02 20060101ALI20260217BHJP
【FI】
B41J29/38 206
B41J29/42 F
B41J29/00 H
B41J11/70
B65H7/02
(21)【出願番号】P 2021214995
(22)【出願日】2021-12-28
【審査請求日】2024-12-13
(73)【特許権者】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】林 寛之
【審査官】津熊 哲朗
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-056016(JP,A)
【文献】特開2020-004159(JP,A)
【文献】特開2014-117911(JP,A)
【文献】特開2020-095535(JP,A)
【文献】特開2018-147217(JP,A)
【文献】特開2010-096978(JP,A)
【文献】特開2018-031983(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/38
B41J 29/42
B41J 29/00
B41J 11/70
B65H 7/02
G06F 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリンタであって、
カット紙を収容する収容部と、
前記収容部から前記カット紙を搬送する搬送部と、
前記カット紙への印刷を実行する印刷実行部と、
前記カット紙の切断に関する所定処理を実行する処理実行部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
画像の印刷を前記プリンタに実行させるための印刷操作が端末装置に実行される場合に、前記端末装置から
、前記端末装置において複数の用紙サイズの中からユーザによって選択された用紙サイズである第2の用紙サイズを含む印刷実行コマンドを受信するコマンド受信部と、
前記収容部に収容されている前記カット紙の用紙サイズである第1の用紙サイズを取得する取得部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、前記カット紙の搬送を前記搬送部に実行させて、前記カット紙への前記画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、
取得済みの前記第1の用紙サイズと、受信済みの前記印刷実行コマンドに含まれる前記第2の用紙サイズと、が所定条件を満たす場合に、問合画面を表示部に表示させる表示制御部であって、前記問合画面は、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための画面であ
り、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとが前記所定条件を満たさない場合に、前記問合画面を表示させない、前記表示制御部と、
前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理を前記処理実行部に実行させる処理制御部であって、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきでないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理は実行されない、前記処理制御部と、
を備える、プリンタ。
【請求項2】
前記所定条件は、
前記第2の用紙サイズが前記第1の用紙サイズと同じサイズであること、及び、
前記第2の用紙サイズが前記第1の用紙サイズの半分のサイズであること、
のうちの少なくとも一方を含む、請求項
1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記制御部は、さらに、
メモリと、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信される前に、前記問合画面を前記表示部に表示させるのか否かを示す設定値を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記設定値が前記問合画面を前記表示部に表示させることを示す場合に、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に前記問合画面を前記表示部に表示させ、
前記設定値が前記問合画面を前記表示部に表示させないことを示す場合に、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信されても前記問合画面を表示させない、請求項
1又は
2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記制御部は、さらに、
外部装置から、前記プリンタ内のウェブサーバへのアクセスを要求するアクセス要求を受信するアクセス要求受信部と、
前記外部装置から前記アクセス要求が受信される場合に、前記設定値を指定するための設定画面を表わす設定画面データを前記外部装置に送信する画面データ送信部と、
前記外部装置に表示される前記設定画面において、設定値が指定される場合に、前記外部装置から前記設定値を受信する設定値受信部と、
を備え、
前記記憶制御部は、前記外部装置から前記設定値が受信される場合に、前記設定値を前記メモリに記憶させる、請求項
3に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記記憶制御部は、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信される前に、複数の組み合わせのそれぞれについて、複数の前記設定値を前記メモリに記憶させ、
前記複数の組み合わせのそれぞれは、前記収容部に収容され得る複数の用紙サイズのうちのいずれかの用紙サイズと、前記印刷実行コマンドに含まれ得る複数の用紙サイズのうちのいずれかの用紙サイズと、の組み合わせであり、
前記所定条件は、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとの組み合わせに対応する前記設定値が、前記問合画面を前記表示部に表示させることを示すことを含む、請求項
3又は
4に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記記憶制御部は、複数のユーザのそれぞれについて、当該ユーザを識別するユーザ情報と、前記複数の組み合わせに対応する前記複数の設定値と、を対応付けて前記メモリに記憶させ、
前記制御部は、さらに、
前記端末装置から、前記端末装置のユーザを識別する対象ユーザ情報を受信するユーザ情報受信部を備え、
前記所定条件は、受信済みの前記対象ユーザ情報に対応付けられている前記複数の設定値のうち、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとの組み合わせに対応する前記設定値が、前記問合画面を前記表示部に表示させることを示すことを含む、請求項
5に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記所定処理は、前記カット紙を切断する処理、前記カット紙にミシン目を付ける処理、及び、前記カット紙に折り目を付ける処理のうちのいずれかである、請求項1から
6のいずれか一項に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記所定処理は、前記カット紙を半分に切断する処理、前記カット紙の半分の位置にミシン目を付ける処理、及び、前記カット紙の半分の位置に折り目を付ける処理のうちのいずれかである、請求項
7に記載のプリンタ。
【請求項9】
前記所定処理は、A4サイズを有する前記カット紙をA5サイズに切断する処理である、請求項
8に記載のプリンタ。
【請求項10】
前記端末装置は、汎用プリンタドライバを備え、
前記コマンド受信部は、前記端末装置の前記汎用プリンタドライバから前記印刷実行コマンドを受信する、請求項1から
9のいずれか一項に記載のプリンタ。
【請求項11】
前記処理実行部は、前記印刷実行部よりも、前記カット紙の搬送方向の下流側に配置される、請求項1から
10のいずれか一項に記載のプリンタ。
【請求項12】
プリンタのためのコンピュータプログラムであって、
前記プリンタは、
カット紙を収容する収容部と、
前記収容部から前記カット紙を搬送する搬送部と、
前記カット紙への印刷を実行する印刷実行部と、
前記カット紙の切断に関する所定処理を実行する処理実行部と、
コンピュータと、を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
画像の印刷を前記プリンタに実行させるための印刷操作が端末装置に実行される場合に、前記端末装置から
、前記端末装置において複数の用紙サイズの中からユーザによって選択された用紙サイズである第2の用紙サイズを含む印刷実行コマンドを受信するコマンド受信部と、
前記収容部に収容されている前記カット紙の用紙サイズである第1の用紙サイズを取得する取得部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、前記カット紙の搬送を前記搬送部に実行させて、前記カット紙への前記画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、
取得済みの前記第1の用紙サイズと、受信済みの前記印刷実行コマンドに含まれる前記第2の用紙サイズと、が所定条件を満たす場合に、問合画面を表示部に表示させる表示制御部であって、前記問合画面は、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための画面であ
り、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとが前記所定条件を満たさない場合に、前記問合画面を表示させない、前記表示制御部と、
前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理を前記処理実行部に実行させる処理制御部であって、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきでないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理は実行されない、前記処理制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書では、カット紙の切断に関する所定処理を実行可能なプリンタに関する技術を開示する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カット紙を切断可能な印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、カット紙の切断に関する所定処理を実行するのか否かを切替えることが可能なプリンタを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書によって開示されるプリンタは、カット紙を収容する収容部と、前記収容部から前記カット紙を搬送する搬送部と、前記カット紙への印刷を実行する印刷実行部と、前記カット紙の切断に関する所定処理を実行する処理実行部と、制御部と、を備えてもよい。前記制御部は、画像の印刷を前記プリンタに実行させるための印刷操作が端末装置に実行される場合に、前記端末装置から印刷実行コマンドを受信するコマンド受信部と、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、前記カット紙の搬送を前記搬送部に実行させて、前記カット紙への前記画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、問合画面を表示部に表示させる表示制御部であって、前記問合画面は、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための画面である、前記表示制御部と、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理を前記処理実行部に実行させる処理制御部であって、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきでないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理は実行されない、前記処理制御部と、を備えてもよい。
【0006】
上記の構成によると、プリンタは、端末装置から印刷実行コマンドが受信された後に、カット紙への所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための問合画面を表示する。プリンタは、問合画面においてカット紙への所定処理を実行すべきことが選択される場合に、カット紙への所定処理を実行し、問合画面においてカット紙への所定処理を実行すべきでないことが選択される場合に、カット紙への所定処理を実行しない。このために、プリンタは、カット紙への所定処理を実行するのか否かを切替えることができる。
【0007】
上記のプリンタを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記のプリンタと端末装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(プリンタ10のハードウェア構成;
図1)
図1に示されるように、プリンタ10は、収容部18と、搬送部20と、印刷実行部22と、切断部24と、排紙トレイ50と、を備える。収容部18と搬送部20と印刷実行部22と切断部24とは、プリンタ10の図示省略の筐体の内部に設けられている。排紙トレイ50は、筐体の外部に露出している。
【0010】
収容部18は、カット紙56を収容する。「カット紙」とは、例えば、A4サイズ、A5サイズ、レターサイズ、はがきサイズ等の予め決められたサイズにカットされている用紙である。本実施例では、A4サイズのカット紙が収容部18に収容されている。
【0011】
搬送部20は、搬送路52と、複数個のローラ58,60,62,64,66と、を備える。収容部18に収容されているカット紙56は、各ローラ58等によって搬送路52に沿って搬送される。
【0012】
印刷実行部22は、本実施例では、インクジェットヘッド68を備える。インクジェットヘッド68は、ローラ58,60によって搬送されたカット紙56上にインクを吐出することによって、画像をカット紙56に印刷する。印刷済みのカット紙56は、ローラ62,64によって搬送方向の下流側にさらに搬送される。変形例では、印刷実行部22は、レーザ方式の印刷機構を備えていてもよい。
【0013】
切断部24は、図示省略の切断刃を備える。切断部24は、切断刃が
図1の紙面垂直方向に移動することによって、印刷済みのカット紙56を切断する。これにより、カット紙56は、搬送方向の上流側の部分及び下流側の部分に分断される。特に、切断部24は、カット紙56の一対の長辺のそれぞれの中間位置を結ぶ直線を切断することによって、カット紙56を半分に切断する。即ち、切断部24は、例えば、A4サイズのカット紙を半分に切断して、2枚のA5サイズの切断済み用紙を形成することができる。切断済みの各カット紙56は、ローラ66によって搬送方向の下流側にさらに搬送される。これにより、切断済みの各カット紙56は、排紙トレイ50に到達する。
【0014】
このように、本実施例のプリンタ10は、カット紙56を切断することができる。このために、プリンタ10のユーザは、例えばA4サイズのカット紙を準備すれば、A4サイズよりも小さいサイズ(例えばA5サイズ)を有する印刷済み用紙を入手することができる。例えば、ユーザがA5サイズのカット紙への印刷を望む状況において、ユーザがA5サイズのカット紙を所持していない状況であっても、プリンタ10は、A4サイズのカット紙に対する印刷及び切断を実行することによって、A5サイズのカット紙をユーザに提供することができる。
【0015】
(プリンタ10の制御構成;
図2)
続いて、
図2を参照して、プリンタ10の制御構成を説明する。プリンタ10とPC100とによって通信システム2が実現される。プリンタ10とPC100とは、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている。プリンタ10及びPC100は、LAN4を介して相互に通信可能である。LAN4は、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。
【0016】
プリンタ10は、表示部12と、通信インターフェース14と、操作部16と、搬送部20と、印刷実行部22と、切断部24と、制御部30と、を備える。各部12~30は、バス線(符号省略)に接続されている。
【0017】
表示部12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部12はいわゆるタッチパネルとしても機能する。即ち、表示部12は、ユーザによって操作される操作部としても機能する。通信インターフェース14は、LAN4に接続されている。操作部16は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部16を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。搬送部20のローラ58等、印刷実行部22、及び、切断部24は、制御部30(即ち後述のCPU32)からの指示に従って、カット紙56の搬送、カット紙56への印刷、及び、カット紙56の切断を実行する。
【0018】
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、上記のプログラム36のほかに、収容用紙サイズと表示フラグとを記憶する。収容用紙サイズは、収容部18に収容されているカット紙のサイズを示す。表示フラグは、後述の問合画面を表示させることを示す「オン」と、問合画面を表示させないことを示す「オフ」と、のいずれか一方を示す。
【0019】
(PC100の構成)
PC100は、プリンタ10のユーザによって利用される。PC100は、汎用ドライバ102を備える。汎用ドライバ102は、プリンタ10のベンダとは異なる事業者によって提供されるプリンタドライバである。汎用ドライバ102は、或るプリンタのための専用のプリンタドライバ(即ち専用ドライバ)とは異なり、複数のプリンタベンダによって製造される様々なプリンタに対して印刷を実行させることができる。汎用ドライバ102は、インターネット上のサーバ(図示省略)からPC100にインストールされてもよいし、PC100の出荷段階からPC100に予めインストールされていてもよい。本実施例では、汎用ドライバ102は、IPP(Internet Printing Protocolの略)方式に従って処理を実行するプリンタドライバである。変形例では、汎用ドライバ102は、IPP方式とは異なる方式に従って処理を実行するプリンタドライバであってもよい。
【0020】
(具体的なケース;
図3)
続いて、
図3を参照して、具体的なケースを説明する。なお、プリンタ10が実行する全ての通信は、通信インターフェース14を介して実行される。このため、以下では、プリンタ10が実行する各種通信を説明する際に、「通信インターフェース14を介して」という説明を省略する。
【0021】
図3のT10において、ユーザは、A4サイズのカット紙56をプリンタ10の収容部18にセットする。
【0022】
プリンタ10(即ちCPU32)は、T10において、カット紙56のセットを受け付けると、T12において、用紙入力画面を表示部12に表示する。用紙入力画面は、収容部18(即ち給紙トレイ)にセットされたカット紙のサイズをユーザに問い合わせるためのメッセージと、収容用紙サイズを選択するための領域と、OKボタンと、を含む。プリンタ10は、T14において、ユーザから収容用紙サイズ「A4」の選択及びOKボタンの選択を受け付ける。この場合、プリンタ10は、T16において、収容用紙サイズ「A4」をメモリ34に記憶する。なお、変形例では、プリンタ10は、収容用紙サイズを検出するセンサを備えていてもよい。この場合、収容用紙サイズをユーザに選択させずに済む。
【0023】
PC100は、T20において、ユーザから、プリンタ10内のウェブサーバのIPアドレスの入力を含むアクセス操作を受け付ける。この場合、PC100は、T22において、当該IPアドレスを送信先アドレスとして含むアクセス要求をプリンタ10に送信する。
【0024】
プリンタ10は、T22において、PC100からアクセス要求を受信すると、ウェブサーバとして機能して、ウェブページを表わす様々な画面データをPC100に送信することができる。本実施例では、プリンタ10は、T24において、問合画面を表示させるか否かをユーザに選択させるための選択画面を表わす選択画面データをPC100に送信する。
【0025】
PC10は、T24において、プリンタ10から選択画面データを受信し、T26において、選択画面を表示する。選択画面は、問合画面を表示させることを示す「オン」と、問合画面を表示させないことを示す「オフ」と、のどちらかを選択するための画面である。ユーザは、T28において、選択画面に含まれる「オン」を選択する。この場合、PC100は、T30において、設定値「オン」をプリンタ10に送信する。このように、ユーザは、プリンタ10のウェブサーバにアクセスして、問合画面を表示させるか否かの設定変更を実行することができる。
【0026】
プリンタ10は、T30において、PC100から設定値「オン」を受信すると、T32において、表示フラグ「オン」をメモリ34に記憶する。このように、プリンタ10は、印刷を実行する前に、表示フラグをメモリ34に予め記憶することができる。
【0027】
その後、ユーザは、T40において、印刷操作をPC100に実行する。印刷操作は、印刷対象の画像を表わす画像データを選択する操作と、汎用ドライバ102を起動させる操作と、を含む。これにより、汎用ドライバ102によって以降の各処理が実行される。PC100は、T40において、印刷操作をユーザから受け付けると、T42において、IPP方式に従ったGet-Printer-Attributes requestをプリンタ10に送信する。以下では、Get-Printer-Attributesのことを「GPA」と記載し、requestのことを「req」と記載する。GPA reqは、プリンタ10のCapability情報の送信を要求するコマンドである。
【0028】
プリンタ10は、T42において、PC100からGPA reqを受信すると、T44において、メモリ34に記憶されている収容用紙サイズ「A4」を特定し、media-readyとして特定済みの収容用紙サイズ「A4」を含むGPA responseをPC10に送信する。以下では、responseのことを「res」と記載する。なお、変形例では、特定済みの収容用紙サイズ「A4」は、media-col-readyとして送信されてもよい。また、GPA resは、プリンタ10がサポートしている用紙サイズ(即ち収容部18に収容可能な用紙サイズ)を示す情報として、「A3」、「A4」、及び「A5」を含む。
【0029】
PC100は、T44において、プリンタ10からGPA resを受信すると、T46において、印刷ダイアログを表示する。印刷ダイアログは、印刷対象の画像を示すプレビュー画像と、印刷対象のカット紙のサイズを選択するためのサイズ選択領域と、印刷ボタンと、を含む。サイズ選択領域には、GPA resに含まれる用紙サイズ「A4」がデフォルトの用紙サイズとして表示される。PC100は、T48において、ユーザから、サイズ選択領域において、「A3」、「A4」、及び「A5」のいずれかを選択する操作と、印刷ボタンの選択と、を受け付ける。この場合、PC100は、T50において、IPP方式に従ったValidate-Job reqをプリンタ10に送信する。Validate-Job reqは、印刷ダイアログにおいてユーザによって指定された用紙サイズ(即ち、本ケースでは「A3」、「A4」、又は「A5」)を示すmedia-sizeを含む。
【0030】
プリンタ10は、T50において、Validate-Job reqを受信すると、T52において、Validate-Job resをPC10に送信する。その結果、プリンタ10は、T54において、PC10からCreate-Job reqを受信する。Create-Job reqは、印刷ジョブの生成をプリンタ10に要求するコマンドである。そして、プリンタ10は、T56において、Create-Job resをPC10に送信する。
【0031】
PC100は、T56において、プリンタ10からCreate-Job resを受信すると、印刷対象の画像データを変換して、プリンタ10が解釈可能なデータ形式を有する印刷データを生成する。印刷データによって表わされる画像は、Validate-Job reqに含まれるmedia-size(即ち「A3」、「A4」、又は「A5」)に対応するサイズを有する。そして、PC100は、T58において、Send-Document reqをプリンタ10に送信し、T60において、印刷データをプリンタ10に送信する。
【0032】
プリンタ10は、T58において、PC100からSend-Document reqを受信し、T60において、PC100から印刷データを受信する。この場合、プリンタ10は、S10において、印刷処理を実行する。印刷処理については、
図4を参照して以下で説明する。
【0033】
(印刷処理;
図4)
続いて、
図4を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される
図3のS10の印刷処理を説明する。印刷処理は、PC100から印刷データが受信されることをトリガとして開始される。
【0034】
S12では、CPU32は、メモリ34に記憶済みの収容用紙サイズ(
図3のT16参照)を取得する。
【0035】
S14では、CPU32は、受信済みのValidate-Job req(
図3のT50参照)に含まれるmedia-sizeが、S12で取得済みの収容用紙サイズと同じであるのか否かを判断する。CPU32は、前者のサイズと後者のサイズとが同じである場合に、S14でYESと判断してS15に進み、前者のサイズと後者のサイズとが異なる場合に、S14でNOと判断してS50に進む。
【0036】
S15では、CPU32は、メモリ34に記憶済みの表示フラグ(
図3のT32参照)がオンを示すのかオフを示すのかを判断する。CPU32は、表示フラグがオンを示す場合に、S15でYESと判断してS16に進む。一方、CPU32は、表示フラグがオフを示す場合に、S15でNOと判断してS40に進む。
【0037】
S16では、CPU32は、第1の問合画面を表示部12に表示させる。第1の問合画面は、カット紙を切断するのか否かをユーザに問い合わせるメッセージと、3つの選択肢「カット」、「回転カット」、及び「カットしない」と、を含む。選択肢「カット」は、受信済みの印刷データによって表わされる画像(即ち、収容用紙サイズに一致するサイズを有する画像)をそのまま配置して印刷し、印刷済みの用紙を半分に切断するための選択肢である。選択肢「回転カット」は、受信済みの印刷データによって表わされる画像を半分のサイズに縮小し、縮小済みの画像を90度回転させて配置して印刷し、印刷済みの用紙を半分に切断するための選択肢である。選択肢「カットしない」は、受信済みの印刷データによって表わされる画像をそのまま配置して印刷し、印刷済みの用紙を切断しないための選択肢である。
【0038】
S18では、CPU32は、第1の問合画面において選択された選択肢がいずれの選択肢であるのかを判断する。CPU32は、第1の問合画面において選択肢「カット」が選択される場合にS20に進み、第1の問合画面において選択肢「回転カット」が選択される場合にS30に進み、第1の問合画面において選択肢「カットしない」が選択される場合にS40に進む。
【0039】
S20では、CPU32は、以下のようにして印刷及び切断を実行する。まず、CPU32は、収容部18に収容されているカット紙56を印刷実行部22まで搬送する。印刷データによって表わされる画像のサイズが収容用紙サイズに一致し(S14でYES)、かつ、第1の問合画面において選択肢「カット」が選択されているので(S18で「カット」)、CPU32は、画像をカット紙56のほぼ全面に印刷することを印刷実行部22に指示する。これにより、印刷実行部22は、画像をカット紙56のほぼ全面に印刷する。本実施例では、画像は、円形、三角形、及び四角形を示す3つのオブジェクトを含む。
【0040】
次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ60,62,64を駆動して、印刷済みカット紙56を切断部24まで搬送する。そして、CPU32は、印刷済みカット紙56の切断を切断部24に指示する。これにより、切断部24は、カット紙56の下流側半分領域(即ち搬送方向の下流側の半分の領域)と上流側半分領域(即ち搬送方向の上流側の半分の領域)との境界を切断する。即ち、切断部24は、カット紙56の一対の長辺のそれぞれの中間位置を結ぶ直線上でカット紙56を半分に切断する。この結果、画像の一部(即ち円形及び三角形の一部)が印刷されている切断済み用紙と、画像の残りの一部(即ち三角形の残りの一部及び四角形)が印刷されている切断済み用紙と、が形成される。
【0041】
次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ64,66を駆動して、2枚の切断済み用紙を排紙トレイ50まで搬送する。これにより、2枚の切断済み用紙がユーザに提供される。S20の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0042】
S30では、CPU32は、以下のようにして印刷及び切断を実行する。まず、CPU32は、収容部18に収容されているカット紙56を印刷実行部22まで搬送する。印刷データによって表わされる画像のサイズが収容用紙サイズに一致し(S14でYES)、かつ、第1の問合画面において選択肢「回転カット」が選択されているので(S18で「回転カット」)、CPU32は、画像を半分のサイズに縮小して縮小済み画像を生成する。さらに、CPU32は、縮小済み画像を90度回転させて回転済み画像を生成し、回転済み画像をカット紙56の下流側半分領域に印刷することを印刷実行部22に指示する。これにより、印刷実行部22は、回転済み画像をカット紙56の下流側半分領域に印刷する。即ち、カット紙56の上流側半分領域には何も印刷されない。
【0043】
次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ60,62,64を駆動して、印刷済みカット紙56を切断部24まで搬送する。そして、CPU32は、印刷済みカット紙56の切断を切断部24に指示する。ここでの切断は、S20の切断と同様である。この結果、回転済み画像が印刷されている切断済み用紙と、画像が印刷されていない切断済み用紙と、が形成される。
【0044】
次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ64,66を駆動して、2枚の切断済み用紙を排紙トレイ50まで搬送する。これにより、2枚の切断済み用紙がユーザに提供される。S30の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0045】
S40では、CPU32は、以下のようにして印刷を実行する。CPU32は、印刷データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部22に実行させる。画像の印刷のための具体的な処理は、S20と同様である。次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ60,62,64,66を駆動して、印刷済みカット紙56を排紙トレイ50まで搬送する。CPU32は、印刷済みカット紙56の切断を切断部24に指示しない。この結果、1枚の印刷済み用紙が形成される。S40の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0046】
S50では、CPU32は、受信済みのValidate-Job req(
図3のT50参照)に含まれるmedia-sizeが、S12で取得済みの収容用紙サイズの半分であるのか否かを判断する。CPU32は、前者のサイズが後者のサイズの半分である場合に、S50でYESと判断してS51に進み、前者のサイズが後者のサイズの半分でない場合に、S50でNOと判断してS80に進む。S51の処理は、S15の処理と同様である。
【0047】
S52では、CPU32は、第2の問合画面を表示部12に表示させる。第2の問合画面は、選択肢「回転カット」を含まない点を除いて、第1の問合画面(S16参照)と同様である。S54の処理は、選択肢「回転カット」が存在しない点を除いて、S18の処理と同様である。
【0048】
S60では、CPU32は、以下のようにして印刷及び切断を実行する。まず、CPU32は、収容部18に収容されているカット紙56を印刷実行部22まで搬送する。印刷データによって表わされる画像のサイズが収容用紙サイズの半分であり(S50でYES)、かつ、第2の問合画面において選択肢「カット」が選択されているので(S54で「カット」)、CPU32は、画像を90度回転させて回転済み画像を生成し、回転済み画像をカット紙56の下流側半分領域に印刷することを印刷実行部22に指示する。これにより、S30と同様の2枚の切断済み用紙が形成される。S60の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0049】
S70では、CPU32は、印刷データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部22に実行させる。ここでの印刷のための具体的な処理は、S60と同様である。次いで、CPU32は、搬送部20の各ローラ60,62,64,66を駆動して、印刷済みカット紙56を排紙トレイ50まで搬送する。CPU32は、印刷済みカット紙56の切断を切断部24に指示しない。この結果、1枚の印刷済み用紙が形成される。S70の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0050】
S80では、CPU32は、用紙サイズエラーを表示部12に表示させる。用紙サイズエラーは、media-sizeが収容用紙サイズと同じでなく(S14でNO)、かつ、media-sizeが収容用紙サイズの半分でない(S50でNO)ので、印刷を実行できないことを示すメッセージを含む。S80の処理が終了すると、
図4の処理が終了する。
【0051】
(第1実施例の効果)
上記の構成によると、プリンタ10は、PC100から印刷データを受信すると(
図3のT60)、カット紙56の切断を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための第1又は第2の問合画面を表示する(
図4のS16又はS52)。プリンタ10は、第1又は第2の問合画面において、カット紙56の切断を実行すべきことが選択される場合(S18又はS54で「カット」又は「回転カット」)に、カット紙56の切断を実行し(S20、S30、S60)、カット紙56の切断を実行すべきでないことが選択される場合(S18又はS54で「カットしない」)に、カット紙56の切断を実行しない(S40、S70)。このために、プリンタ10は、カット紙56の切断を実行するのか否かを切替えることができる。
【0052】
特に、本実施例では、PC100は、専用ドライバではなく汎用ドライバ102を備える。仮に、PC100がカット紙を切断可能なプリンタ10のための専用ドライバを備える場合には、PC100は、印刷設定画面(
図3のT46の印刷ダイアログに相当する画面)において、カット紙の切断を実行するのか否かをユーザに選択させることができる。しかしながら、汎用ドライバ102では、当該選択をユーザに実行させることが困難である。カット紙を切断可能なプリンタが広く知られていないので、当該選択を実行するための設定項目が印刷設定画面に設けられない可能性が高いからである。従って、プリンタ10は、PC100から、カット紙の切断を指示する切断要求コマンドを受信しない。そして、本実施例のプリンタ10は、PC100から切断要求コマンドを受信しなくても、第1又は第2の問合画面におけるユーザの選択に応じて、切断部24にカット紙56の切断を実行させるのか否かを切替えることができる(
図4のS18、S20~S40、S54、S60、S70参照)。
【0053】
また、プリンタ10は、Validate-Job reqに含まれるmedia-sizeが、収容用紙サイズと同じサイズ又は半分のサイズである場合にのみ(S14でYES、又はS50でYES)、問合画面を表示する(S16又はS52)。例えば、media-sizeがA3であり、かつ、収容用紙サイズがA4である場合には、印刷データによって表わされる画像のサイズが収容用紙サイズよりも大きいので、プリンタ10は、印刷を正常に実行することができない。また、例えば、media-sizeがA5であり、かつ、収容用紙サイズがA3である場合には、A3サイズのカット紙56を半分に切断しても、ユーザによって選択されたA5を実現することができない。このような状況では、プリンタ10は、問合画面を表示することなく、用紙サイズエラーを表示する(S80)。このように、プリンタ10は、印刷を正常に実行することができない状況、及び、カット紙を切断してもユーザによって選択された用紙サイズを実現することができない状況では、問合画面を表示しない。このために、ユーザが問合画面において選択操作を行ったにも関わらず印刷を実行しないという事象が生じることを抑制することができる。
【0054】
(第2実施例;
図5)
続いて、第2実施例を説明する。第2実施例では、メモリ34は、第1実施例の表示フラグに代えて、表示テーブル38(
図2参照)を記憶する。表示テーブル38は、収容用紙サイズとmedia-sizeとの組合せに対応付けて表示フラグを記憶する。
【0055】
PC100とプリンタ10とにおいて、
図3のT10~T22と同様の処理が実行される。プリンタ10は、T124において、用紙サイズ設定画面を表わす用紙サイズ設定画面データをPC100に送信する。用紙サイズ設定画面は、プリンタ10に収容され得る用紙サイズ(即ち、A3、A4、又はA5)と、ユーザによって選択され得る用紙サイズ(即ち、Validate-Job reqに含まれ得るmedia-size(A3、A4、又はA5))と、の複数の組み合わせのそれぞれについて、問合画面を表示すべきか否かをユーザに指定させるための画面である。以下では、ユーザによって選択され得る用紙サイズのことを「選択用紙サイズ」と記載する。
【0056】
PC100は、T124において、プリンタ10から用紙サイズ設定画面データを受信し、T126において、用紙サイズ設定画面を表示する。ユーザは、T128において、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A4」との組合せには「オフ」を選択し、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A5」との組合せには「オン」を選択し、OKボタンを選択する。図示省略しているが、ユーザは、他の組み合わせ(例えば収容用紙サイズ「A3」と選択用紙サイズ「A4」等)についても「オン」又は「オフ」を選択する。この場合、PC100は、T130において、選択済みの各設定値をプリンタ10に送信する。このように、ユーザは、収容用紙サイズと選択用紙サイズとの複数の組合せのそれぞれについて、問合画面を表示させるのか否かを選択することができる。
【0057】
プリンタ10は、T130において、PC100から設定値を受信すると、T132において、各設定値によって示される各表示フラグをメモリ34内の表示テーブル38に記憶する。
【0058】
次いで、PC100とプリンタ10とにおいて、T40~T60の処理及びS10の処理が実行される。これらの処理は
図3及び
図4と同様である。この結果、例えば、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA4である場合は、第1の問合画面は表示されない(
図4のS14でYES、S15でNO)。また、例えば、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA5である場合は、第2の問合画面が表示される(
図4のS50でYES、S51でYES、S52)。
【0059】
(第3実施例;
図6)
続いて、第3実施例を説明する。第3実施例では、メモリ34は、第2実施例の表示テーブル38とは異なる表示テーブル40(
図2参照)を記憶する。表示テーブル40は、ユーザIDと、パスワードと、収容用紙サイズとmedia-sizeとの組合せと、表示フラグと、を対応付けて記憶する。即ち、表示テーブル40は、プリンタ10のユーザ毎に、収容用紙サイズとmedia-sizeとの組合せに対応付けて表示フラグを記憶する。
【0060】
PC100とプリンタ10とにおいて、
図3のT10~T22と同様の処理が実行される。プリンタ10は、T224において、ユーザ設定画面を表わすユーザ設定画面データをPC100に送信する。ユーザ設定画面は、プリンタ10に登録済みのユーザ毎に、プリンタ10に収容され得る用紙サイズ(即ち、A3、A4、又はA5)と、ユーザによって選択され得る用紙サイズ(即ち、Validate-Job reqに含まれ得るmedia-size(A3、A4、又はA5))と、の複数の組合せのそれぞれについて、問合画面を表示すべきか否かをユーザ(例えばプリンタ10の管理者)に指定させるための画面である。
【0061】
PC100は、T224において、プリンタ10からユーザ設定画面データを受信し、T226において、ユーザ設定画面を表示する。ユーザは、T228において、ユーザU1について、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A4」との組合せには「オフ」を選択し、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A5」との組合せには「オン」を選択する。同様に、ユーザは、ユーザU2について、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A4」との組合せには「オフ」を選択し、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A5」との組合せには「オフ」を選択する。また、ユーザは、Publicについて、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A4」との組合せには「オン」を選択し、収容用紙サイズ「A4」と選択用紙サイズ「A5」との組合せには「オン」を選択する。図示省略しているが、ユーザは、各ユーザについて、他の組み合わせ(例えば収容用紙サイズ「A3」と選択用紙サイズ「A4」等)についても「オン」又は「オフ」を選択する。その後、ユーザは、OKボタンを選択する。この場合、PC100は、T230において、選択済みの各設定値をプリンタ10に送信する。このように、ユーザ(例えばプリンタ10の管理者)は、プリンタ10のユーザ毎に、収容用紙サイズと選択用紙サイズとの複数の組合せのそれぞれについて、問合画面を表示させるのか否かを選択することができる。
【0062】
プリンタ10は、T230において、PC100から設定値を受信すると、T232において、各設定値によって示される各表示フラグをメモリ34内の表示テーブル40に記憶する。
【0063】
次いで、PC100とプリンタ10において、
図3のT40~T50と同様の処理が実行される。次いで、プリンタ10は、T252において、IPP方式に従ったAuthorization Required(以下「Auth」と記載する)をPC100に送信する。Authは、ユーザ情報の送信を要求するコマンドである。
【0064】
PC100は、T252において、プリンタ10からAuthを受信すると、T254において、認証画面を表示する。認証画面は、ユーザID入力領域と、パスワード入力領域と、OKボタンと、を含む。ユーザは、T256において、ユーザID「U1」及びパスワード「P1」を入力し、OKボタンを選択する。この場合、PC100は、T258において、ユーザによって指定された用紙サイズ(即ち、「A3」、「A4」、又は「A5」、
図3のT48参照)を示すmedia-ize、ユーザID「U1」、及び、パスワード「P1」を含むValidate-Job reqをプリンタ10に送信する。
【0065】
次いで、
図3のT52~T60と同様の処理、及びS10の処理が実行される。この結果、T256においてユーザID「U1」及びパスワード「P1」の入力を受け付ける状況では、第2実施例と同様の印刷処理(即ち
図4の処理)が実行される(第2実施例の表示テーブル38と、第3実施例の表示テーブル40のユーザU1に対応付けられている部分と、が同じであるため)。また、T256においてユーザID「U2」及びパスワード「P2」の入力を受け付ける状況では、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA4である場合でも、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA5である場合でも、第1又は第2の問合画面は表示されない(
図4のS14でYES、S15でNO、又はS50でYES、S51でNO)。また、T256でユーザID「Public」の入力を受け付ける状況では、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA4である場合には、第1の問合画面が表示され(
図4のS14でYES、S15でYES、S16)、収容用紙サイズがA4であり、media-sizeがA5である場合には、第2の問合画面が表示される(S50でYES、S51でYES、S52)。
【0066】
(対応関係)
PC10が、「端末装置」及び「外部装置」の一例である。表示部12、切断部24が、それぞれ、「表示部」、「処理実行部」の一例である。汎用ドライバ102が、「汎用プリンタドライバ」の一例である。
図4のS16で表示される第1の問合画面(及びS52で表示される第2の問合画面)が、「問合画面」の一例である。収容用紙サイズ、media-sizeが、それぞれ、「第1の用紙サイズ」、「第2の用紙サイズ」の一例である。表示フラグが、「設定値」の一例である。選択画面、用紙サイズ設定画面、及び、ユーザ設定画面が、「設定画面」の一例である。
【0067】
図3のT22の処理が、「アクセス要求受信部」によって実行される処理の一例である。
図3のT24、
図5のT124、及び、
図6のT224の処理が、「画面データ送信部」によって実行される処理の一例である。
図3のT30、
図5のT130、及び、
図6のT230の処理が、「設定値受信部」によって実行される処理の一例である。
図3のT32、
図5のT132、及び、
図6のT232の処理が、「記憶制御部」によって実行される処理の一例である。
図3のT50、T54、及びT58の処理が、「コマンド受信部」によって実行される処理の一例である。
図4のS12の処理が、「取得部」によって実行される処理の一例である。
図4のS16及びS52の処理が、「表示制御部」によって実行される処理の一例である。
図4のS20、S30、S40、S60、S70の処理が、「印刷制御部」によって実行される処理の一例である。
図4のS20、S30、及びS60の処理が、「処理制御部」によって実行される処理の一例である。
図6のT258の処理が、「ユーザ情報受信部」によって実行される処理の一例である。
【0068】
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
【0069】
(変形例1)
図3のS10の印刷処理が開始されるタイミングは、上記の実施例の形態に限定されない。例えば、プリンタ10は、PC100から印刷データが受信された後に、すぐに印刷を実行せずに、印刷データをメモリ34に記憶させる場合を想定する。この場合、プリンタ100は、印刷データがメモリ34に記憶済みである状態でユーザから当該印刷データによって表わされる画像の印刷を開始するための指示を受け付ける場合に、当該画像の印刷を開始する。このような場合、プリンタ10は、上記の指示を受け付ける場合に、S10の印刷処理を実行してもよい。即ち、プリンタ10は、ユーザから上記の指示を受け付ける場合に、問合画面を表示してもよい。一般的に言うと、「表示制御部」が問合画面を表示させるタイミングは、印刷実行コマンドが受信された後であればよい。
【0070】
(変形例2)プリンタ10は、
図4のS16(又はS52)において、第1(又は第2)の問合画面を表わす問合画面データをPC100に送信してもよい。この結果、PC100において第1(又は第2)の問合画面が表示される。当該画面において1つの選択肢がユーザによって選択される場合に、プリンタ10は、PC100から選択された1つの選択肢を示す選択情報を受信してもよい。また、別の変形例では、プリンタ10は、
図4のS16(又はS52)において、ウェブサーバとして機能するプリンタ10における第1(又は第2)の問合画面の位置を表わすURL(Uniform Resource Locatorの略)をPC100に送信してもよい。この結果、PC100において当該URLが利用されることによって、PC100において第1(又は第2)の問合画面が表示される。これらの変形例では、PC100の表示部が、「表示部」の一例である。
【0071】
(変形例3)上記の実施例では、media-sizeと収容用紙サイズとが同じサイズであるのか、media-sizeが収容用紙サイズの半分のサイズであるのかに応じて、表示される問合画面が異なる(
図4のS16、S52参照)。変形例では、プリンタ10は、上記のいずれの場合でも、同じ問合画面を表示させてもよい。
【0072】
(変形例4)プリンタ10は、media-sizeと収容用紙サイズとに関わらず、表示フラグがオンである場合に問合画面を表示させてもよい。本変形例では、
図4のS12、S14、及びS50の処理を省略可能である。一般的に言うと、「取得部」を省略可能である。また、別の変形例では、プリンタ10は、表示フラグを記憶しなくてもよい。本変形例では、
図4のS15及びS51の処理を省略可能である。一般的に言うと、「記憶制御部」を省略可能である。また、別の変形例では、プリンタ10は、表示フラグを記憶せず、media-sizeと収容用紙サイズとに関わらず、問合画面を表示させてもよい。即ち、プリンタ10は、PC100から印刷データが受信される場合に、問合画面を表示してもよい。本変形例では、「取得部」及び「記憶制御部」を省略可能である。
【0073】
(変形例5)プリンタ10は、media-sizeが収容用紙サイズの半分のサイズである場合にのみ、問合画面を表示してもよい。即ち、本変形例では、
図4のS14でYESの場合、S15~S18の処理をスキップしてS40に進んでもよい。本変形例では、media-sizeが収容用紙サイズの半分のサイズであることが、「所定条件」の一例である。また、別の変形例では、収容用紙サイズが例えばA4の場合に、問合画面を表示させ、収容用紙サイズが例えばA5の場合に、問合画面を表示させなくてもよい。本変形例では、収容用紙サイズがA4であることが、「所定条件」の一例である。
【0074】
(変形例6)ユーザは、プリンタ10の操作部16を介して、表示フラグを設定可能であってもよい。本変形例では、「アクセス要求受信部」、「画面データ送信部」、及び「設定値受信部」を省略可能である。また、別の変形例では、PC100とは異なる端末から、アクセス要求を受信してもよい。本変形例では、当該異なる端末が、「外部装置」の一例である。
【0075】
(変形例7)プリンタ10は、切断部24に代えて、カット紙にミシン目を付けるミシン目付与部を備えていてもよい。カット紙にミシン目が付けられると、ユーザは、ミシン目に沿ってカット紙を容易に切断することができる。別の変形例では、プリンタ10は、切断部24に代えて、カット紙に折り目を付ける折り目付与部を備えていてもよい。カット紙に折り目が付けられると、ユーザは、折り目に沿ってカット紙を容易に切断することができる。一般的に言うと、「所定処理」は、カット紙の切断に関する処理であればよい。
【0076】
(変形例8)プリンタ10は、カット紙を半分に切断しなくてもよい。例えば、media-sizeがA5であり、かつ、収容用紙サイズがA3である場合に、プリンタは、カット紙を4分の1に切断してもよい。
【0077】
(変形例9)PC100は汎用ドライバ102を備えなくてよい。この場合、PC100は、汎用ドライバ102に代えて、専用ドライバを備える。専用ドライバは、あるプリンタのための専用のプリンタドライバである。
【0078】
(変形例10)上記の実施例では、カット紙への印刷が実行された後に、カット紙の切断が実行されるが、変形例では、カット紙の切断が実行された後に、カット紙への印刷が実行されてもよい。一般的に言うと、「処理実行部」は、「印刷実行部」よりもカット紙の搬送方向の上流側に配置されてよい。
【0079】
(変形例11)上記の実施例では、
図3~
図6の各処理がソフトウェアによって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
【0080】
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の項目は、出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
プリンタであって、
カット紙を収容する収容部と、
前記収容部から前記カット紙を搬送する搬送部と、
前記カット紙への印刷を実行する印刷実行部と、
前記カット紙の切断に関する所定処理を実行する処理実行部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
画像の印刷を前記プリンタに実行させるための印刷操作が端末装置に実行される場合に、前記端末装置から印刷実行コマンドを受信するコマンド受信部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、前記カット紙の搬送を前記搬送部に実行させて、前記カット紙への前記画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、問合画面を表示部に表示させる表示制御部であって、前記問合画面は、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための画面である、前記表示制御部と、
前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理を前記処理実行部に実行させる処理制御部であって、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきでないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理は実行されない、前記処理制御部と、
を備える、プリンタ。
(項目2)
前記制御部は、さらに、
前記収容部に収容されている前記カット紙の用紙サイズである第1の用紙サイズを取得する取得部を備え、
前記印刷実行コマンドは、前記端末装置において複数の用紙サイズの中からユーザによって選択された用紙サイズである第2の用紙サイズを含み、
前記表示制御部は、
取得済みの前記第1の用紙サイズと、受信済みの前記印刷実行コマンドに含まれる前記第2の用紙サイズと、が所定条件を満たす場合に、前記問合画面を前記表示部に表示させ、
前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとが前記所定条件を満たさない場合に、前記問合画面を表示させない、項目1に記載のプリンタ。
(項目3)
前記所定条件は、
前記第2の用紙サイズが前記第1の用紙サイズと同じサイズであること、及び、
前記第2の用紙サイズが前記第1の用紙サイズの半分のサイズであること、
のうちの少なくとも一方を含む、項目2に記載のプリンタ。
(項目4)
前記制御部は、さらに、
メモリと、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信される前に、前記問合画面を前記表示部に表示させるのか否かを示す設定値を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記設定値が前記問合画面を前記表示部に表示させることを示す場合に、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に前記問合画面を前記表示部に表示させ、
前記設定値が前記問合画面を前記表示部に表示させないことを示す場合に、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信されても前記問合画面を表示させない、項目2又は3に記載のプリンタ。
(項目5)
前記制御部は、さらに、
外部装置から、前記プリンタ内のウェブサーバへのアクセスを要求するアクセス要求を受信するアクセス要求受信部と、
前記外部装置から前記アクセス要求が受信される場合に、前記設定値を指定するための設定画面を表わす設定画面データを前記外部装置に送信する画面データ送信部と、
前記外部装置に表示される前記設定画面において、設定値が指定される場合に、前記外部装置から前記設定値を受信する設定値受信部と、
を備え、
前記記憶制御部は、前記外部装置から前記設定値が受信される場合に、前記設定値を前記メモリに記憶させる、項目4に記載のプリンタ。
(項目6)
前記記憶制御部は、前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信される前に、複数の組み合わせのそれぞれについて、複数の前記設定値を前記メモリに記憶させ、
前記複数の組み合わせのそれぞれは、前記収容部に収容され得る複数の用紙サイズのうちのいずれかの用紙サイズと、前記印刷実行コマンドに含まれ得る複数の用紙サイズのうちのいずれかの用紙サイズと、の組み合わせであり、
前記所定条件は、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとの組み合わせに対応する前記設定値が、前記問合画面を前記表示部に表示させることを示すことを含む、項目4又は5に記載のプリンタ。
(項目7)
前記記憶制御部は、複数のユーザのそれぞれについて、当該ユーザを識別するユーザ情報と、前記複数の組み合わせに対応する前記複数の設定値と、を対応付けて前記メモリに記憶させ、
前記制御部は、さらに、
前記端末装置から、前記端末装置のユーザを識別する対象ユーザ情報を受信するユーザ情報受信部を備え、
前記所定条件は、受信済みの前記対象ユーザ情報に対応付けられている前記複数の設定値のうち、前記第1の用紙サイズと前記第2の用紙サイズとの組み合わせに対応する前記設定値が、前記問合画面を前記表示部に表示させることを示すことを含む、項目6に記載のプリンタ。
(項目8)
前記所定処理は、前記カット紙を切断する処理、前記カット紙にミシン目を付ける処理、及び、前記カット紙に折り目を付ける処理のうちのいずれかである、項目1から7のいずれか一項に記載のプリンタ。
(項目9)
前記所定処理は、前記カット紙を半分に切断する処理、前記カット紙の半分の位置にミシン目を付ける処理、及び、前記カット紙の半分の位置に折り目を付ける処理のうちのいずれかである、項目8に記載のプリンタ。
(項目10)
前記所定処理は、A4サイズを有する前記カット紙をA5サイズに切断する処理である、項目9に記載のプリンタ。
(項目11)
前記端末装置は、汎用プリンタドライバを備え、
前記コマンド受信部は、前記端末装置の前記汎用プリンタドライバから前記印刷実行コマンドを受信する、項目1から10のいずれか一項に記載のプリンタ。
(項目12)
前記処理実行部は、前記印刷実行部よりも、前記カット紙の搬送方向の下流側に配置される、項目1から11のいずれか一項に記載のプリンタ。
(項目13)
プリンタのためのコンピュータプログラムであって、
前記プリンタは、
カット紙を収容する収容部と、
前記収容部から前記カット紙を搬送する搬送部と、
前記カット紙への印刷を実行する印刷実行部と、
前記カット紙の切断に関する所定処理を実行する処理実行部と、
コンピュータと、を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
画像の印刷を前記プリンタに実行させるための印刷操作が端末装置に実行される場合に、前記端末装置から印刷実行コマンドを受信するコマンド受信部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、前記カット紙の搬送を前記搬送部に実行させて、前記カット紙への前記画像の印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、
前記端末装置から前記印刷実行コマンドが受信された後に、問合画面を表示部に表示させる表示制御部であって、前記問合画面は、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきか否かをユーザに問い合わせるための画面である、前記表示制御部と、
前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理を前記処理実行部に実行させる処理制御部であって、前記問合画面において、前記カット紙への前記所定処理を実行すべきでないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記カット紙への前記所定処理は実行されない、前記処理制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
【符号の説明】
【0081】
2:通信システム、10:プリンタ、12:表示部、14:通信I/F、16:操作部、18:収容部、20:搬送部、22:印刷実行部、24:切断部、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38,40:表示テーブル、50:排紙トレイ、52:搬送路、56:カット紙、58~66:ローラ、68:インクジェットヘッド、100:PC、102:汎用ドライバ