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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-03-04
(45)【発行日】2026-03-12
(54)【発明の名称】内視鏡で使用するための湾曲可能な管
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/008 20060101AFI20260305BHJP
【FI】
A61B1/008 511
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2024566441
(86)(22)【出願日】2023-07-07
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2025-05-20
(86)【国際出願番号】 IB2023057026
(87)【国際公開番号】W WO2024009273
(87)【国際公開日】2024-01-11
【審査請求日】2024-11-08
(31)【優先権主張番号】22183657.0
(32)【優先日】2022-07-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(31)【優先権主張番号】22187280.7
(32)【優先日】2022-07-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】000113263
【氏名又は名称】HOYA株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】ウォルバーグ,エリク
【審査官】北島 拓馬
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/029917(WO,A1)
【文献】特表2020-528288(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/281909(US,A1)
【文献】特表2022-528892(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0010299(US,A1)
【文献】国際公開第2015/156284(WO,A1)
【文献】特表2019-530519(JP,A)
【文献】特開2015-112305(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第110584571(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 1/00 - 1/32
G02B 23/24 -23/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内視鏡(100)で使用するための管(200)であって、前記管(200)は、前記管(200)の中心線(201)に沿って配置され、複数のジョイント(204、404)によって互いに回動可能に接続された複数の要素(202、402A、402B)を備え、前記ジョイント(202、404)は、前記管(200)のデフォルト構成に対して前記管(200)を曲げることを可能にし、前記ジョイント(204、404)の各々は、
前記複数の要素(202、402A、402B)のそれぞれの第1の要素(202B、402B)上のジョイントヘッド(204B)と、
前記複数の要素(202、402A、402B)のそれぞれの第2の要素(202A、402A)上のジョイントソケット(204A)であって、前記ジョイントソケット(204A)は前記ジョイントヘッド(204B)を受容するように構成されている、ジョイントソケット(204A)と、
を備え、
前記ジョイントヘッド(204B)は、全体が凸形状を有し、
前記ジョイントソケット(204A)は、全体が凹形状を有し、
前記ジョイントソケット(204A)および前記ジョイントヘッド(204B)は、前記第1の要素(202B、402B)が、前記デフォルト構成に関連付けられた前記ジョイント(204)のデフォルト関節接合角度から目標関節接合角度まで前記第2の要素(202A、402A)に対して回動されると、
前記デフォルト関節接合角度でのその位置に対する前記管(200)の前記中心線(201)に沿ったジョイントヘッド(204B)の変位(D)が任意の目標関節接合角度についてゼロより大きくなるように、前記ジョイントヘッド(204B)上の第1の接触面(206B)が、前記ジョイントヘッド(204B)を前記ジョイントソケット(204A)から外向きに押し出させるために前記ジョイントソケット(204A)上の第2の接触面(206A)と係合するような形状になっている、
管(200)。
【請求項2】
前記第1の接触面(206B)は、前記第1の接触面(206B)の内接円(210B)から突起する突起部分(208B)を備え、前記第2の接触面(206A)は、前記第2の接触面(206A)の内接円(210A)から陥凹した陥凹部分(208A)を備え、
前記第1の接触面(206B)の前記突起部分(208B)は、前記第1の要素(202B、402B)が前記デフォルト関節接合角度にあるときに前記第2の接触面(206A)の前記陥凹部分(208A)に面し、
前記第1の要素(202B、402B)が前記デフォルト関節接合角度から前記目標関節接合角度まで回動されると、前記突起部分(208B)は、前記ジョイントヘッド(204B)を前記ジョイントソケット(204A)から外向きに押し出させるために前記第2の接触面(206A)と係合する、
請求項1に記載の管(200)。
【請求項3】
前記第1の接触面(206B)は、第1の直線部分(206B-I)と、前記第1の直線部分(206B-I)に対してある角度で延在する第2の直線部分(206B-II)とを備え、前記第1および第2の直線部分(206B-I、206B-II)は、前記第1の要素(202B、402B)が前記デフォルト関節接合角度にあるときに、前記第1および第2の直線部分(206B-I、206B-II)が前記第2の接触面(206A)のそれぞれの直線部分(206A-I、206A-II)と各々接触するように配置される、請求項1に記載の管(200)。
【請求項4】
前記第1の接触面(206B)の前記第1および第2の直線部分(206B-I、206B-II)は、前記第1の接触面(206B)の内接円(210B)に正接し、前記第1の接触面(206B)の突起部分(208B)は、前記第1および第2の直線部分(206B-I、206B-II)の間に配置される、請求項3に記載の管(200)。
【請求項5】
前記ジョイントソケット(204A)および前記ジョイントヘッド(204B)は、前記第1の要素(202B、402B)が、前記デフォルト関節接合角度から前記デフォルト関節接合角度とは10°以上異なる目標関節接合角度まで回動されると、前記デフォルト関節接合角度でのその位置に対する前記管(200)の前記中心線(201)に沿った前記ジョイントヘッド(204B)の変位が単調に増加するような形状になっている、請求項1に記載の管(200)。
【請求項6】
前記ジョイントソケット(204A)および前記ジョイントヘッド(204B)は、前記第1の要素(202B、402B)が、前記デフォルト関節接合角度から前記デフォルト関節接合角度とは20°以上異なる目標関節接合角度まで回動されると、前記デフォルト関節接合角度でのその位置に対する前記管(200)の前記中心線(201)に沿った前記ジョイントヘッド(204B)の変位が単調に増加するような形状になっている、請求項1に記載の管(200)。
【請求項7】
前記ジョイントソケット(204A)および前記ジョイントヘッド(204B)は、前記第1の要素(202B、402B)が前記デフォルト関節接合角度にあるときに前記ジョイントヘッド(204B)の先端が間隙(214)によって前記ジョイントソケット(204A)から分離されるような形状になっている、請求項1に記載の管(200)。
【請求項8】
前記ジョイントソケット(204A)は、前記管(200)の前記中心線(201)に沿って前記ジョイントソケット(204A)から前記ジョイントヘッド(204B)を取り外すことができるように構成される、請求項1に記載の管(200)。
【請求項9】
前記ジョイントソケット(204A)または前記ジョイントヘッド(204B)は、前記ジョイント(204、404)の関節運動軸に平行な方向の前記ジョイントソケット(204A)に対する前記ジョイントヘッド(204B)の移動を制限するように構成された横方向機械的ストップ(500)を備える、請求項1に記載の管(200)。
【請求項10】
前記複数のジョイント(204、404)のうちの1つ以上のジョイント(204、404)は、前記複数のジョイント(204、404)の他方のジョイント(204、404)の最大関節接合角度とは異なる最大関節接合角度を有する、請求項1に記載の管(200)。
【請求項11】
前記要素(202、402A、402B)は鎖状に配置され、前記鎖の一端または両端の最外部ジョイント(404)は、前記鎖の他のジョイント(204)よりも小さい最大関節接合角度を有する、請求項10に記載の管(200)。
【請求項12】
前記鎖の一端または両端の前記最外部ジョイント(404)の前記最大関節接合角度は、前記鎖における他のジョイント(204)の前記最大関節接合角度の10%から70%の間である、請求項11に記載の管(200)。
【請求項13】
前記ジョイント(204、404)の各々について、前記第1の要素(202B、402B)は第1の傾斜端面(302B)を備え、前記第2の要素(202A、402A)は、前記第1の傾斜端面(302B)に面する第2の傾斜端面(302A)を備え、前記第1および第2の傾斜端面(302B、302A)は、前記ジョイント(204、404)のさらなる関節接合を防止するために、前記ジョイント(204、404)がその最大関節接合角度に到達すると互いに接触するように構成され、
前記鎖の一端または両端の前記最外部ジョイント(404)に関連付けられた前記第1および第2の傾斜端面(302B、302A)の間の角度は、それぞれのジョイント(204、404)が前記デフォルト関節接合角度にあるときに前記鎖における他のジョイント(204)に関連付けられた前記第1および第2の傾斜端面(302B、302A)の間の角度よりも小さい、
請求項11に記載の管(200)。
【請求項14】
前記要素の一部または全部(202、402A、402B)は、前記複数のジョイント(204、404)を作動させるための制御ワイヤを案内するように構成された案内要素(304、304A、304B)を備える、請求項1に記載の管(200)。
【請求項15】
前記案内要素(304、304A、304B)は、それぞれの前記要素(202、402A、402B)の外周に配置される、請求項14に記載の管(200)。
【請求項16】
前記案内要素(304A、304B)は、前記制御ワイヤが、それぞれの前記要素(202B)上または隣接要素(202B)上のジョイントヘッド(206B)の内側または外側側面に隣接して配置されるように、前記制御ワイヤを案内するように構成される、請求項14に記載の管(200)。
【請求項17】
前記要素(202A、202B)のうちの少なくともいくつかは、各々、
前記管(200)の両側に配置されたそれぞれの第1の対のジョイント(204)によってそれぞれの第1の隣接要素(202B、202A)に、および前記管の両側に配置されたそれぞれの第2の対のジョイント(204)によってそれぞれの第2の隣接要素(202B、202A)に回動可能に接続され、前記第1および第2の対のジョイント(204)は、前記管(200)の周方向(φ)に沿って互いに対して75°から105°だけ変位され、
それぞれの前記要素(202A、202B)の周囲に沿って配置された4つの案内要素(304)を備え、前記4つの案内要素(304)の各々は、前記管(200)の前記周方向(φ)に沿って隣接するジョイント(204)から35°から55°だけ変位される、
請求項14に記載の管(200)。
【請求項18】
前記要素(202、402A、402B)の各々は、それぞれの管路開口部(300)の周りに延在し、前記管路開口部(300)の直径は、それぞれの前記要素(202、402A、402B)の前記周囲に沿って25%未満だけ変化する、請求項17に記載の管(200)。
【請求項19】
前記要素(202、402A、402B)の各々は、それぞれの管路開口部(300)の周りに延在し、前記管路開口部(300)の直径は、それぞれの前記要素(202、402A、402B)の前記周囲に沿って15%未満だけ変化する、請求項17に記載の管(200)。
【請求項20】
前記管(200)は、前記内視鏡(100)で使用するための挿入管またはハイポチューブである、請求項1から19のいずれか一項に記載の管(200)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療技術の分野にある。本開示は、医療技術の分野にある。特に、本開示は、複数のジョイントによって互いに回動可能に接続された複数の要素を含む、内視鏡で使用するための湾曲可能な管に関する。
【背景技術】
【0002】
内視鏡は、体の切開部または体の開口部を通って1つ以上の医療ツールを体内に挿入することによって、患者の体内の組織についてアクセス(例えば、観察または除去)または治療を行うために使用され得る外科装置である。内視鏡は、インターフェース/制御部と、インターフェース/制御部に結合された挿入管とを含み(備え)得る。挿入管は、患者の体内に挿入されるように構成され、体内の組織へのアクセスを提供するための1つ以上の管路を含み得る。1つ以上の管路は、例えば、医療ツールおよび/または流体を受容し、医療ツールおよび流体を対象の組織にそれぞれ案内するように構成され得る。
【0003】
挿入管は、患者の体内への挿入を容易にするために湾曲可能であり得る。このために、挿入管は、例えば、1つ以上の受動的におよび/または能動的に湾曲可能な部分(それぞれ受動および能動湾曲部とも呼ばれる)を含み得る。受動的に湾曲可能な部分は、例えば、外力を印加することによって変形することができる湾曲可能または可撓性の材料または構造で形成され得る。能動的に湾曲可能な部分は、例えば挿入管の遠位端において内視鏡の先端を能動的にナビゲートするための、関節接合されることが可能な複数のジョイントを含み得る。ジョイントの各々は、例えば、ジョイントヘッドがジョイントソケットに対して回動することができ、これによって挿入管を曲げることを可能にするように、円形のジョイントソケット内に配置された円形のジョイントヘッドを含み得る。能動的に湾曲可能な部分を有する管は、例えば、国際公開第2018/029917(A1)号パンフレットおよび米国特許公開第2015/0164305(A1)号明細書から知られている。
【0004】
しかしながら、このような能動的に湾曲可能な部分は、ジョイントが、隣接するジョイントを反対方向に傾斜させてジグザグパターンに整列する傾向を有する場合があるため、機械的に不安定であり得る。これは、側面荷重に対する安定性の低下につながる可能性があるだけでなく、挿入管の有効内側断面積を減少させる可能性もある。制御ワイヤなどのジョイントを制御するための手段を配置する必要があるため、管内の利用可能な空間はさらに減少する可能性がある。さらに、ジョイントが詰まるのを防止するために、ジョイントヘッドとソケットとの間のクリアランスが必要とされ得る。ジョイントによってトルクが伝達される前にクリアランスを最初に補償する必要があり得るため、これは、管に沿ったトルクの伝搬の効率を低下させる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】国際公開第2018/029917(A1)号パンフレット
【文献】米国特許公開第2015/0164305(A1)号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本開示の特徴は、管内に十分な空間も提供しながら改善された機械的安定性および効率的なトルク伝達を示す内視鏡で使用するための管を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、添付の独立請求項に明記されるような、内視鏡で使用するための管を提供する。その例は、従属請求項に詳述される。
【0008】
本開示による管は、内視鏡で使用するように構成される。管は、前記管の中心線に沿って配置された複数の要素を含む(すなわち、含むがこれに限定されない)。要素は、管のデフォルト構成に対して管を曲げることを可能にする複数のジョイントによって、互いに回動可能に接続される。ジョイントの各々は、複数の要素のそれぞれの第1の要素上のジョイントヘッドと、複数の要素のそれぞれの第2の要素上のジョイントソケットとを含み、ジョイントソケットはジョイントヘッドを受容するように構成される。ジョイントソケットおよびジョイントヘッドは、第1の要素が前記デフォルト構成に関連付けられたジョイントのデフォルト関節接合角度から目標関節接合角度まで第2の要素に対して回動されると、デフォルト関節接合角度におけるその位置に対する管の前記中心線に沿ったジョイントヘッドの変位が任意の目標関節接合角度についてゼロよりも大きくなるように、ジョイントヘッドをジョイントソケットから外向きに押し出させるためにジョイントヘッド上の第1の接触面がジョイントソケット上の第2の接触面と係合するような形状になっている。
【0009】
管は、管の近位端から遠位端まで延在し得る。本明細書で使用されるとき、「近位」という用語は、内視鏡の使用中に医師または他の医療従事者により近くなる(すなわち、内視鏡のインターフェース/制御部により近くなる)管の長さに沿った要素、特徴または位置を指すことができ、「遠位」という用語は、内視鏡の使用中に患者の体内で検査または処置される(例えば、内視鏡のインターフェース/制御部からより離れる)管の長さに沿った要素、特徴または位置を指すことができる。管の中心線に沿った(例えば、近位端から遠位端への)方向は、以下では長手方向または軸方向とも呼ばれ得る。管の周囲に沿った(例えば、管の表面、例えば外面に平行であり、長手方向に垂直な)方向は、周方向または方位角方向とも呼ばれ得る。管の表面、例えば外面に垂直な(例えば、長手方向および周方向に垂直な)方向は、径方向とも呼ばれ得る。長手方向、周方向、および径方向は、例えば、円筒座標系を画定し得る。管の状態または構成に応じて、これらの方向の向きは、例えば管の湾曲の結果として、管の長さに沿って変化し得る。
【0010】
要素(以下では管要素とも呼ばれる)は、例えば環状または管状要素であってもよい。要素は、例えば、要素がジョイントによって接続されたときに一緒に管の管路(または管腔)を形成し得る管路開口部を有し得る。いくつかの例では、要素の一部または全部は、同じ形状および/または物理的寸法を有してもよく、特に同一の要素(例えば、同じ材料で作成され、同じ形状および物理的寸法を有する要素)であってもよい。管要素は、例えば以下で詳述されるように鎖状に、長手方向に沿って配置される。管要素は、例えば管の遠位端の、またはこれに隣接する能動湾曲部に、管の長さに沿って1つ以上の部分に(すなわち、管の近位端と遠位端との間に)配置され得る。いくつかの例では、管要素の一部または全部は、ジョイントを介して互いに直接、すなわちその間にいかなる追加の部材または要素もなしで、接続されてもよい。他の例では、管の1つ以上の追加の要素または部材が隣接する管要素の間に配置されてもよく、追加の要素または部材は、例えば隣接する管要素の間に堅固に接続されてもよく、および/または本開示による前記ジョイントとは異なるジョイントまたはヒンジによって(例えば、円形のジョイントヘッドおよび円形のジョイントソケットを有するジョイントによって)隣接する管要素間に回動可能に接続されてもよい。
【0011】
管の中心線は、管の中心に沿ってまたは管路の中心に沿って延在してもよく、または管内に配置されてもよい。中心線は、例えば、管の長さに沿って管の外周または内周の中心(例えば、重心)を接続する線または経路であってもよい。管の状態または構成に応じて、管の中心線は直線でなくてもよく、例えば湾曲した経路を辿ってもよい。
【0012】
管要素は、隣接する要素が互いに対して回動(例えば、傾斜または回転)され得るように、複数のジョイントによって互いに回動可能に接続される。これにより、管は、そのデフォルト構成に対して曲げられる(または変形される)ことが可能である。デフォルト構成は、例えば、管の長さに沿って、例えば管の近位端と遠位端との間に均一な張力または力が(例えば、特定の方向への付勢なしに)印加されるときに管が理想的にとる構成または状態であり得る。いくつかの例では、デフォルト構成は、外部張力または外力が管に印加されないときに(例えば、制御ワイヤなどのジョイントを作動させるための手段を作動させないときに)管が理想的にとる構成または状態であってもよい。デフォルト構成は、管がデフォルト構成にあるときに管またはその一部がとる所定の曲げ半径に関連付けられてもよい。デフォルト構成は、特に、(無限の曲げ半径に対応する)直線構成によってもよく、すなわち管は、デフォルト構成において直線状または実質的に直線状であってもよい。
【0013】
ジョイントの各々は、それぞれの第1の要素(例えば、それぞれの近位または遠位要素)をそれぞれの第2の要素(例えば、それぞれの遠位および近位要素)に回動可能に接続するように構成される。このために、それぞれの第1の要素上のジョイントヘッドは、少なくとも部分的に、それぞれの第2の要素上のジョイントソケット内に受容され得る。ジョイントヘッドは、例えば、例えば長手方向に延在し得る、第1の要素上の突起部または突出部であってもよい。ジョイントソケットは、例えば、ジョイントヘッドまたはその一部が配置され得る、第2の要素上の対応する切り欠きまたは陥凹部であってもよい。ジョイントソケットおよびジョイントヘッドは、例えば第2の接触面に沿って第1の接触面を移動または摺動させることによって、ジョイントの関節接合を可能にするように、(例えば、互いに接触するように)互いに係合するように構成された、第1および第2の接触面をそれぞれ含む。
【0014】
デフォルト構成では、各ジョイントはそれぞれのデフォルト関節接合角度、いくつかの例では同じデフォルト関節接合角度をとる(すなわち、ジョイントの一部または全部のデフォルト関節接合角度は等しくてもよく、例えば0°であってもよい)。関節接合角度は、例えば、第1および第2の要素が互いに対して配置される角度(例えば、第1の要素が第2の要素に対して傾斜する角度)であり得る。0°のデフォルト関節接合角度は、例えば、それぞれの第1および第2の要素が互いに直線または平行である構成に対応し得る。
【0015】
ジョイントの各々のジョイントソケットおよびヘッドは、第1の要素がそれぞれのジョイントのデフォルト関節接合角度から離れて第2の要素に対して回動されたとき、ジョイントヘッドが少なくとも部分的にジョイントソケットから(例えば、長手方向/中心線に沿って)押し出されるように構成される。言い換えれば、ジョイントヘッドの動きは、固定回転または関節運動軸の周りでの回転を構成する(すなわち、全ての関節接合角度で同じ回転軸の周りの純粋な回転に分解することができない)だけでなく、ジョイントソケットから出る並進を追加で含む。
【0016】
これにより、ジョイントヘッドは、(例えばジョイントソケットの基準枠において)ジョイントソケットから見たとき、それぞれのジョイントのデフォルト関節接合角度におけるそのデフォルト位置で(例えば、中心線に沿って)変位される。これは、ジョイントおよびこれによって管が長手方向にわずかに延在するように、第1の要素を第2の要素から離れる方に移動させるかまたは押す(例えば、第1および第2の要素を分離させるかまたは互いに対してさらに分離させる)ことができる。言い換えるなら、ジョイントソケットおよびヘッドは、ジョイントがそのデフォルト関節接合角度から離れる方に回動されるときに管の長さ(例えば、近位端と遠位端との間の中心線の長さ)が増加するように構成される。
【0017】
ジョイントソケットおよびヘッドは、デフォルト関節接合角度におけるその位置に対する中心線に沿ったジョイントヘッドの変位が、任意の目標関節接合角度において(例えば、デフォルト関節接合角度以外の任意の目標関節接合角度において)ゼロより大きくなるような形状になっている。言い換えれば、ジョイントヘッドの変位(したがって、管の長さ)は、デフォルト関節接合角度における大域的最小値を示す。これは、例えば管が均一な長手方向張力の下にあるとき、例えば管が好ましくはデフォルト構成をとるように、デフォルト構成に向かって管を付勢し得る。中心線に沿ったジョイントヘッドの変位は、デフォルト関節接合角度およびそれぞれの目標関節接合角度でジョイントヘッド上の対応する点を接続する線を中心線上に投影することによって測定され得る。ジョイントヘッド上の前記点は、例えば、ジョイントヘッドの重心または質量中心、もしくはジョイントの関節運動軸がデフォルトの関節接合において延在するジョイントヘッド上の点であってもよい。変位は、デフォルト関節接合角度から関節接合の角度(°)当たり、例えば0.1μmから0.1mmの間、いくつかの例では0.5μmから50μmの間、一例では1μmから10μmだけ増加し得る。(例えば、ジョイントの動作可能範囲の一端または両端における)ジョイントの最大関節接合角度の変位は、例えば2μmから1mmの間、いくつかの例では5μmから0.5mmの間、一例では20μmから0.2mmの間、および一例では0.10mmから0.15mmの間であり得る。
【0018】
いくつかの例では、第1の接触面は、第1の接触面の内接円から突起する突起部分を含み、および/または第2の接触面は、第2の接触面の内接円から陥凹する陥凹部分を含む。言い換えるなら、ジョイントヘッドおよびジョイントソケットの一方または両方は非円形であってもよく、すなわち、その少なくとも一部は(長手方向に対して垂直に見たときに)円形形状または断面から逸脱してもよく、ジョイントヘッドは円形形状と比較して突起部を含み、ジョイントソケットは円形形状と比較して陥凹部を含む。突起部分は、例えば、2%から30%、いくつかの例では第1の接触面の内接円の半径の4%から20%、一例では6%から15%だけ第1の接触面の内接円から突起し得る。追加的または代替的に、突起部分は、例えば、約5μmから0.5mm、いくつかの例では20μmから0.2mm、および一例では0.10mmから0.15mmだけ第1の接触面の内接円から突起し得る。陥凹部分は、例えば、第2の接触面の内接円の半径の3%から50%、いくつかの例では5%から30%、一例では10%から20%だけ第2の接触面の内接円から陥凹し得る。追加的または代替的に、陥凹部分は、例えば、10μmから1mm、いくつかの例では30μmから0.3mm、および一例では0.15mmから0.2mmだけ第2の接触面の内接円から陥凹し得る。
【0019】
本明細書で使用される接触面の内接円は、例えば、それぞれの接触面の少なくとも2つの非隣接部分(例えば、ジョイントヘッドおよびソケットのそれぞれの反対側の部分)が正接する円であり得る。内接円は、管の径方向に垂直な平面内、および/またはジョイントの関節運動軸に垂直な平面内にあってもよい。いくつかの例では、前記少なくとも2つの非隣接部分は、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに他の接触面と接触するそれぞれの接触面の部分であってもよい。内接円は、例えば、それぞれの接触面の前記部分上の点、特にそれぞれの接触面の前記部分の中心を接続し得る。一例では、内接円は、それぞれの接触面の少なくとも2つの非隣接部分が正接する最大の円であってもよく、前記2つの非隣接部分は、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに他の接触面と接触する。
【0020】
突起部分および陥凹部分は、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに第1の接触面の突起部分が第2の接触面の陥凹部分に面するように、それぞれの接触面上に配置され得る。言い換えれば、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるとき、ジョイントヘッド上の突起部は、ジョイントソケットの陥凹内に配置され得る。これにより、ジョイントヘッドを他の関節接合角度よりもさらにジョイントヘッド内に配置することができる。
【0021】
第1の要素がデフォルト関節接合角度から目標関節接合角度に回動されると、突起部分は、ジョイントヘッドをジョイントソケットから外向きに押し出させるために、第2の接触面と係合し得る。例えば、突起部分は、第2の接触面(例えば、その非陥凹部分)と接触してもよく、これにより、ジョイントヘッドをジョイントソケットからさらに押し出し得る。ジョイントヘッドおよびジョイントソケットの非円形形状は、固定関節運動軸の周りのジョイントの回動または回転を防止することができ、上述のように、ジョイントソケットに対するジョイントヘッドの並進を追加で誘発し得る。
【0022】
いくつかの例では、第1の接触面は、第1の直線部分と、第1の直線部分に対してある角度で延在する第2の直線部分とを含み得る。追加的または代替的に、第2の接触面は、第3の直線部分および第4の直線部分を含んでもよい。本明細書で使用されるとき、接触面の直線部分は、例えば、ゼロに等しい一方または両方の主曲率を有する部分(すなわち、少なくとも1つの方向に曲率を示さない部分、例えば凹状/凸状楕円体部分または平面部分)であってもよい。例えば、ジョイントヘッドおよびジョイントソケットの一方または両方は、(例えば、ジョイントの関節運動軸に沿っておよび/または径方向に沿って見たときに)互いに対してある角度で延在する1対の直線状の縁部または表面を有する三角またはV字形状または断面を有してもよい。第1の接触面の第1および第2の直線部分は、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに、第1および第2の直線部分が第2の接触面のそれぞれの直線部分(例えば、第3または第4の直線部分)と各々接触するように配置され得る。これにより、例えば、デフォルト関節接合角度で第1および第2の接触面の間に点接触ではなく線接触または平面接触を確立することが可能になり得る。これにより、特に製造公差を考慮するときに、堅牢で明確な接触を提供し得る。
【0023】
第1の接触面の突起部分は、第1の接触面の第1および第2の直線部分の間に配置され得る。いくつかの例では、第1の接触面の第1および第2の直線部分は、第1の接触面の内接円に正接してもよい。追加的または代替的に、第2の接触面の陥凹部分は、第2の接触面の第3および第4の直線部分の間に配置されてもよい。いくつかの例では、第2の接触面の第3および第4の直線部分は、第2の接触面の内接円に正接してもよい。例えば、ジョイントヘッドおよびジョイントソケットの一方または両方は、平坦または丸みを帯びた先端を有する上部が平坦な三角またはV字形状または断面を有してもよい。平坦または丸みを帯びた先端は、それぞれ対応する接触面の突起部分および陥凹部分を形成し得る。
【0024】
いくつかの例では、ジョイントソケットおよびジョイントヘッドは、第1の要素が、デフォルト関節接合角度からデフォルト関節接合角度と10°以上、いくつかの例では20°以上、一例では30°以上異なる目標関節接合角度まで回動されると、デフォルト関節接合角度でのその位置に対する管の中心線に沿ったジョイントヘッドの変位が単調に、一例では厳密に単調に増加するような形状になっている。変位は、例えば単調に、一例では厳密に単調に、最大でデフォルト関節接合角度と10°から75°、いくつかの例では20°から60°、一例では30°から50°異なる目標関節接合角度まで増加し得る。追加的または代替的に、ジョイントヘッドの前記変位は、第1の要素がデフォルト関節接合角度からジョイントの最大関節接合角度まで増加するときに、単調に、一例では厳密に単調に増加し得る(例えば変位は、ジョイントの動作可能範囲全体にわたって単調に、または厳密に単調に増加し得る)。言い換えるなら、任意の関節接合角度で、ジョイントヘッドの変位(したがって、管の長さ)は、デフォルト関節接合角度に向かって第1の要素を回動させているときに減少し得るが、デフォルト関節接合角度から最大関節接合角度に向かって第1の要素を回動させているときに変位が増加し得る。
【0025】
いくつかの例では、ジョイントソケットおよびジョイントヘッドは、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに、ジョイントヘッドの先端が間隙によってジョイントソケットから分離されるような形状になっている。例えば、第1の接触面の突起部分および第2の接触面の陥凹部分は、第1の要素がデフォルト関節接合角度にあるときに、突起部分が間隙によってジョイントソケットから分離されるような形状であってもよい。間隙は、例えば5μmから0.5mmの間、いくつかの例では10μmから0.1mmの間、一例では40μmから60μmの間であってもよい。
【0026】
いくつかの例では、ジョイントソケットは、管の中心線に沿ってジョイントソケットからジョイントヘッドを取り外すことができるように構成されてもよい。例えば、ジョイントソケットの開口部の幅は、ジョイントヘッドが前記開口部を通じてジョイントソケットに自由に出入りすることができるように、(例えば周方向に沿って)ジョイントヘッドの最大幅よりも大きくてもよい。ジョイントヘッドがジョイントソケットに閉じ込められていないこのような開放ジョイント形状は、例えば、過剰な力が管に印加されたときにジョイントヘッドがジョイントソケットを離れることを可能にし、こうしていくつかの例ではジョイントへの損傷を防止することができる。(例えば過剰な力を印加しない)通常の使用中、ジョインヘッドは、例えば、作動されていないときに例えば長手方向に均一な圧縮張力を印加するように構成され得る、制御ワイヤなどのジョイントを作動させるための手段によってジョイントソケット内に保持されてもよい。
【0027】
いくつかの例では、ジョイントソケットおよび/またはジョイントヘッドは、ジョイントの関節運動軸に平行な方向の(例えば、径方向の)ジョイントヘッドの移動を制限するように構成された、横方向機械的ストップを含む。横方向機械的ストップは、例えば、それぞれの要素の内周および/または外周に例えば配置され得る、ジョイントソケットの1つ以上の横側壁(例えば、ジョイントソケットの内側横側壁および/または外側後続側壁)であり得るか、またはこれを含み得る。1つ以上の横側壁は、ジョイントヘッドが横方向にジョイントソケットを離れるのを防止するために、ジョイントヘッドが関節運動軸に平行に移動されるときにジョイントヘッドと接触するように構成され得る。追加的または代替的に、横方向機械的ストップはまた、ジョイントヘッド上に設けられてもよく、例えば横方向機械的ストップは、対応するジョイントソケットを含む隣接要素の内側および/または外側側面に沿ってジョイントヘッドから延在する。
【0028】
いくつかの例では、複数のジョイントのうちの1つ以上のジョイントは、複数のジョイントのうちの他のジョイントの最大関節接合角度とは異なる最大関節接合角度を有してもよい。これにより、例えば、不均一な曲げプロファイル、例えば不均一な曲げ半径を有する(すなわち、円形形状から逸脱する)曲げプロファイルを実施することが可能になり得る。例えば、複数のジョイントは、2つ以上のグループのジョイントを含んでもよく、グループの各々は、(例えば、それぞれの最小曲げ半径に関連付けられてもよい)それぞれの最大関節接合角度を有し得る。複数のジョイントは、例えば、第1の最大関節接合角度を有する第1のグループのジョイント(1つ以上のジョイントを含む)と、第1の最大関節接合角度とは異なる第2の最大関節接合角度を有する第2のグループのジョイント(1つ以上のジョイント、例えば第1のグループに含まれないジョイントの全てを含む)とを含み得る。第1の最大関節接合角度は、例えば第2の最大関節接合角度の1.25倍から10倍、いくつかの例では1.5倍から3倍であってもよく、またはその逆であってもよい。第1および第2の最大関節接合角度は、例えば、互いに2°から30°、一例では5°から20°異なってもよい。いくつかの例では、ジョイントの最大関節接合角度は、管の長さに沿って連続的に変化してもよい。最大関節接合角度は、例えば、任意の所与のジョイントの最大関節接合角度が、例えば近位に(または遠位に)隣接するジョイントの最大関節接合角度よりも大きくなるように、管の長さに沿って単調に、一例では厳密に単調に増加(または減少)し得る。異なる最大関節接合角度は、例えば、以下で詳述されるように、異なる角度で延在する要素上に傾斜端面を提供することによって達成され得る。他の例では、全てのジョイントは、同じ最大関節接合角度を有してもよい。
【0029】
いくつかの例では、管要素は、鎖状に、例えば(最外部要素は別として)管要素の各々がそれぞれの近位ジョイントによってそれぞれの近位要素に接続され、それぞれの遠位ジョイントによってそれぞれの遠位要素に接続される直列配置で、配置される。いくつかの例では、鎖の一端または両端の最外部ジョイントは、鎖における他のジョイントよりも小さい最大関節接合角度を有し得る。例えば、鎖の一端または両端の最外部ジョイントの最大関節接合角度は、鎖における他のジョイントの最大関節接合角度の10%から70%の間、いくつかの例では20%から50%の間、一例では25%から45%の間(例えば、1/3)、および一例では50%から70%の間(例えば、2/3)であってもよい。いくつかの例では、鎖における他のジョイントは、全て同じ最大関節接合角度を有する。
【0030】
ジョイントの各々について、第1の要素は第1の傾斜端面を含むことができ、第2の要素は、第1の傾斜端面に面する第2の傾斜端面を含むことができる。第1および第2の端面は、ジョイントのさらなる関節接合を防止するために、ジョイントがその最大関節接合角度に到達すると互いに接触するように構成されてもよい(例えば、軸方向または長手方向機械的ストップとして機能する)。ジョイントが最大関節接合角度にないとき、第1および第2の端面は、ジョイントの関節接合を可能にするために、互いに離間してもよい。デフォルト構成では、第1および第2の端面は、管の中心線に垂直な平面に対してそれぞれの角度で各々延在し得る。第1および第2の傾斜端面は、例えば、第1の傾斜端面の角度の符号が第2の角度端面の角度の符号と反対になるように、反対方向に傾斜してもよい。いくつかの例では、突起部または突出部などのそれぞれの接触特徴部は、第1の端面および/または第2の端面上に配置されるかまたはこれらによって形成され得る。前記接触特徴部は、例えば明確な接触点を提供するために、ジョイントがその最大関節接合角度に到達すると、他の端面、例えば他の端面上の接触特徴部と接触するように構成されてもよい。
【0031】
鎖の一端または両端の最外部ジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度は、それぞれのジョイントがデフォルト関節接合角度にあるときに鎖における他のジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度よりも小さくてもよい。デフォルト構成における第1および第2の傾斜端面の間の角度は、最大関節接合角度を画定(例えば、対応)し得る。管における他のジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度は、例えば、25°から55°の間、一例では35°から45°の間であり得る。管の一端または両端の最外部ジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度は、例えば、5°から45°の間、一例では5°から20°の間(例えば、他のジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度の1/3)、および一例では25°から35°の間(例えば、他のジョイントに関連付けられた第1および第2の端面の間の角度の2/3)であってもよい。
【0032】
いくつかの例では、管要素の一部または全部は、複数のジョイントを作動させるための制御ワイヤを案内するように構成された案内要素を含む。案内要素は、例えば、制御ワイヤが配置され得る溝、ノッチ、クリップ、フック、および/または穴であるか、またはこれらを含んでもよい。
【0033】
いくつかの例では、管は制御ワイヤも含むことができ、制御ワイヤは、管要素の前記案内要素内に配置され得る。制御ワイヤは、例えば、作動されると、管またはその一部、特に管要素を含む部分に、例えば遠位端から近位端まで長手方向に沿って、圧縮張力を印加するように構成され得る。制御ワイヤは、例えば、管の遠位端または先端の、またはこれに隣接する、管要素の遠位側に例えば配置され得る、遠位取り付け点に接続または取り付けられてもよい。制御ワイヤの近位端を引っ張ると、遠位取り付け点から管の近位端に向かって力が生成され得る。いくつかの例では、制御ワイヤはまた、例えばデフォルト構成に向かって管を付勢するために、および/またはジョイントソケット内にジョイントヘッドを固定するために、作動されていないときでも圧縮張力を印加するように構成されてもよい。
【0034】
案内要素は、例えば、それぞれの要素の外周に、例えば、要素の中央開口部から離れる方に面する(すなわち、管の中心線から見て径方向外向きに面する)要素の外面上に、配置され得る。案内要素は、特に、案内要素内に配置されたときに、制御ワイヤが管の外側に配置されるように、すなわち中央開口部の中にもなくこれに面してもいないように、配置され得る。これは、例えば、管の内側の利用可能な空間を増加させ得る。
【0035】
一例では、案内要素は、制御ワイヤが、それぞれの要素上または隣接要素上のジョイントヘッドの内側または外側側面に隣接して配置されるように、制御ワイヤを案内するように構成される。案内要素は、例えば、案内要素内に配置されたときに、制御ワイヤが、例えばそれぞれのジョイントに隣接して、例えばジョイントの作動軸を通ってまたはこれに隣接して延在するように、周方向に沿ってそれぞれの要素上のジョイントヘッドまたはジョイントソケットと位置合わせされてもよい。ジョイントヘッドの内側または外側側面に隣接して配置された制御ワイヤは、例えば、前記ジョイントヘッドが径方向にジョイントソケットを離れるのを防止するために、例えばそれぞれのジョイントヘッドに横方向機械的ストップを提供し得る。
【0036】
いくつかの例では、要素の一部または全部は各々、管の両側に配置されたそれぞれの第1の対のジョイントによってそれぞれの第1の隣接要素(例えば、それぞれの近位要素)に回動可能に接続される。第1の対のジョイントは、例えば、周方向に沿って互いに対して150°から210°、一例では170°から190°だけ変位され得る。いくつかの例では、第1の対のジョイントの一部または全ては、例えば第1の関節運動方向または第1の関節運動平面内で管を曲げることを可能にするために、同じ平面内に配置されてもよい。
【0037】
追加的または代替的に、要素の一部または全部(特に、それぞれの第1の対のジョイントによってそれぞれの第1の隣接要素に回動可能に接続された前記要素の一部または全部)は、管の両側に配置されたそれぞれの第2の対のジョイントによって、それぞれの第2の隣接要素(例えば、それぞれの遠位要素)に各々回動可能に接続される。第2の対のジョイントは、例えば、周方向に沿って互いに対して150°から210°、一例では170°から190°だけ変位され得る。いくつかの例では、第2の対のジョイントの一部または全部は、例えば第2の関節運動方向または第2の関節運動平面内で管を曲げることを可能にするために、同じ平面内に配置されてもよい。
【0038】
第1および第2の対のジョイントは、管の周方向に沿って互いに対して75°から105°、いくつかの例では80°から100°、一例では85°から95°(例えば、90°)だけ変位され得る。言い換えれば、対応する管要素の各々で、それぞれの第1および第2の対のジョイントに関連付けられたジョイントヘッドおよび/またはソケットは、周方向に沿って交互に、および等距離で、または実質的に等距離で配置されてもよく、例えば隣接するジョイントヘッドおよび/またはソケットから90°変位されてもよい。したがって、第1および第2の関節運動方向/平面は、互いに対して直交または実質的に直交し得る。
【0039】
ジョイントの第1および第2の対によってそれぞれの隣接要素に回動可能に接続された前記管要素の一部または全部は、それぞれの要素の周囲に沿って配置された4つの案内要素を各々含むことができ、前記4つの案内要素の各々は、それぞれの制御ワイヤを案内する構成される。前記4つの案内要素の各々は、管の周方向に沿って隣接するジョイントから35°から55°、いくつかの例では40°から50°(例えば、45°)だけ変位され得る。言い換えるなら、前記案内要素の各々は、それぞれの管要素に関連付けられたジョイントのうちの2つの間(すなわち、それぞれの第1の対のジョイントとそれぞれの第2の対のジョイントとの間)のほぼ中間に配置され得る。いくつかの例では、前記案内要素のうちの2つは第1のワイヤ平面内に配置されてもよく、他の2つの案内要素は第2のワイヤ平面内に配置されてもよい。第1および第2のワイヤ平面は、第1および第2の関節運動平面に対して35°から55°、いくつかの例では40°から50°(例えば、45°)の角度であってもよい。ワイヤ平面が関節運動方向/平面と位置合わせされていないので、制御ワイヤの各々の作動は、ジョイントの全てを同時に作動させることができる。これにより、例えば、それぞれのワイヤ平面内で管が曲がり得る。
【0040】
他の例では、4つの案内要素の各々は、例えば、ワイヤ平面が関節運動方向/平面と位置合わせされるように、周方向に沿って対応するジョイントと位置合わせされ得る。この場合、制御ワイヤの各々の作動は、第1の対のジョイントまたは第2の対のジョイントのいずれかのみを作動させることができ、その結果、それぞれの関節運動方向/平面内で管が曲がり得る。
【0041】
管要素の各々は、例えば、各管要素の側壁が周方向に沿ってそれぞれの管路開口部を封入または包囲するように、上述のようにそれぞれの管路開口部の周りに延在し得る。管路開口部は、管の中心線に垂直な円形または実質的に円形の断面を有し得る。例えば、管路開口部の直径は、それぞれの要素の周囲に沿って25%未満(例えば、0%から25%、いくつかの例では5%から25%、一例では10%から25%)、好ましくは15%未満、一例では10%未満だけ変化し得る。管路開口部の直径の変化は、例えば、管路開口部の平均直径に対する最大径と最小径との差の比として定義され得る。管要素は、それらの内周に沿って滑らかな内面を有し得る。例えば、中心線に垂直な平面内の内面の最小曲率半径は、管路開口部の平均半径の10%以上(例えば、10%から100%)、いくつかの例では20%以上(例えば、20%から100%)、一例では30%以上(例えば、30%から100%)、および一例では40%以上(例えば、40%から100%)であってもよい。
【0042】
本開示による管は、内視鏡で使用するように構成される。管は、例えば、非限定的に、気管支鏡、上顎洞内視鏡、鼻咽頭鏡、喉頭鏡、腹腔鏡、胃内視鏡、十二指腸内視鏡、結腸内視鏡、エコー内視鏡、子宮鏡、膀胱鏡、尿管鏡、尿道鏡、心臓鏡、および関節内視鏡で使用するように構成され得る。管の長さ、直径、および/または剛性/曲げ性は、相応に選択され得る。
【0043】
管は、例えば、内視鏡で使用するための挿入管、または内視鏡で使用するための挿入管の一部であってもよい。一例では、管は、内視鏡で使用するためのハイポチューブである。ハイポチューブは、例えば、挿入管を形成するために、管状のスリーブまたはカバーによって包囲または封入されるように構成され得る。ハイポチューブは、例えば、挿入管に寸法安定性を提供するように構成された、挿入管の枠または骨格を形成し得る。
【0044】
本開示は、本明細書に記載される例のいずれか1つによる管を含む内視鏡をさらに提供する。管は、例えば、内視鏡の挿入管またはその一部、特にハイポチューブであってもよい。内視鏡は、管に結合されるように構成されたインターフェース/制御部をさらに含んでもよい。
【0045】
以下では、図面を参照して、本開示およびその例の詳細な説明を行う。図面は、以下の概略的な図を示す。
【図面の簡単な説明】
【0046】
図1】本開示の一例による内視鏡を示す図である。
図2a】本開示の一例によるジョイントヘッドおよびジョイントソケットを有するジョイントを示す図である。
図2b】デフォルト関節接合角度における図2aのジョイントを示す図である。
図2c】第1の目標関節接合角度における図2aのジョイントを示す図である。
図2d】第2の目標関節接合角度における図2aのジョイントを示す図である。
図3a】本開示の一例によるジョイントヘッドおよびジョイントソケットを有する1対の管要素の側面図である。
図3b図3aの管要素のジョイントヘッドおよびジョイントソケットの拡大図である。
図3c図3aの管要素のうちの1つの正面図である。
図3d図3aの管要素のうちの1つの背面図である。
図3e図3aの管要素のうちの1つの斜視図である。
図4a】本開示の一例による内視鏡で使用するための管の能動湾曲部の第1の側面図である。
図4b図4aの能動湾曲部の第2の側面図である。
図5a】本開示の別の例によるジョイントヘッドおよびジョイントソケットを有する1対の管要素の側面図である。
図5b図5aの管要素のうちの1つの斜視図である。
図5c図5aの管要素のうちの1つの正面図である。
図5d図5aの管要素のうちの1つの背面図である。
図5e図5aの管要素のうちの1つの別の斜視図である。
図6a】本開示の別の例による内視鏡で使用するための管の能動湾曲部の第1の側面図である。
図6b図6aの能動湾曲部の第2の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
図1は、本開示の一例による内視鏡100の(縮尺通りではない)概略図を示す。内視鏡100は、コネクタ104および1つ以上のポート106を有するインターフェース/制御部102を含む。
【0048】
コネクタ104は、管200をインターフェース/制御部102に接続または取り付けるように構成され、管200は、いくつかの例では取り外し可能に接続または取り付けられてもよい。管200は、近位端200Aから遠位端200Bまで管200の中心線201に沿って延在し、近位端200Aはインターフェース/制御部102に隣接し(例えば、コネクタ104を介してそこに接続または取り付けられ)、遠位端200Bはインターフェース/制御部102から離れる方に向いている。近位端200Aから遠位端200Bへの中心線201に沿った方向Xは、以下では長手方向、軸方向、またはX方向と呼ばれ得る。管の周囲方向に沿った(例えば、管の表面に平行であり、長手方向Xに垂直な)方向φは、以下では周方向、方位角方向、またはφ方向と呼ばれ得る。
【0049】
1つ以上のポート106は、例えばコネクタ104を介して、例えば管200の内部と、例えば管200によって形成されるかまたはその中に配置された管路(図示せず)と流体連通する1つ以上の流体ポートを含み得る。追加的または代替的に、1つ以上のポート106は、1つ以上の光導体ポートを含んでもよく、光導体ポートの各々は、例えば、管200内に配置される光導体(図示せず)を受容し、および/または管200内、例えば管200によって形成されるかまたはその中に配置された管路内に配置された光導体(図示せず)との結合を提供するように構成され得る。インターフェース/制御部102は、例えば、管200の内部、管200の遠位端200B、および/または内視鏡100の遠位先端(図示せず)への電気的接続を提供するために、1つ以上の電気接点(図示せず)をさらに含んでもよく、これらは管200の遠位端200Bに配置または接続され得る。インターフェース/制御部106は、例えば遠位端200Bの1つ以上の取り付け点を介して、例えば遠位部200-IIに結合された1つ以上の制御ワイヤ(図示せず)に張力を印加するように構成され得る、管200の遠位部200-IIを作動させるための手段、例えば1つ以上の制御ノブ(図示せず)も含み得る。
【0050】
インターフェース/制御部102は、図1に示されるように単一のユニットとして、または2つ以上の別個のユニット、例えば制御部分およびインターフェース部分として具現化されてもよく、制御部分は、例えば、コネクタ104を介して管200の近位端200Aに接続されてもよく、インターフェース部分は、例えば、可撓管または供給管を介して制御部分に接続されてもよい。
【0051】
管200は、本明細書に記載される例のいずれか1つによる内視鏡で使用するための管であってもよい。図1の例では、管200は、第1のまたは近位部200-Iおよび第2のまたは遠位部200-IIを含む。近位部200-Iは、例えば、外力を印加すると曲げられるかまたは変形されるように構成された1つ以上の受動湾曲部(図示せず)であり得るか、またはこれを含み得る。受動湾曲部は、例えば、可撓性材料で作成され得る(例えば、含み得る)。追加的または代替的に、受動湾曲部は、金属(例えば、ステンレス鋼)などの剛性または半剛性材料で作成されてもよく、例えば複数の湾曲可能な部分を含んでもよく、その各々には、それぞれの湾曲可能な部分内の管200の可撓性を高めるために、管200の壁に1つ以上の開口部が設けられてもよい。いくつかの例では、近位部200-Iはまた、例えばコネクタ104に隣接する近位端200Aにおいて、1つ以上の受動湾曲部に加えて、またはその代わりに、剛性部分(図示せず)も含み得る。管の長さおよび直径は、管200が一緒に使用される内視鏡のタイプに適するように選択され得る。管200は、例えば、20cmから200cm、いくつかの例では50cmから150cmの長さを有し得る。管200の外径は、例えば、1mmから20mmの間、いくつかの例では2mmから10mmの間であり得る。
【0052】
図1の例では、遠位部200-IIは、湾曲部、特に能動湾曲部であるかまたはこれを含み、したがって、能動湾曲部200-IIとも呼ばれ得る。能動湾曲部200-IIは、管200の中心線201に沿って配置された複数の要素202(以下では管要素202とも呼ばれる)を含む。管要素202は、管200のデフォルト構成に対して、管200、特に能動湾曲部200-IIを曲げることを可能にするように、複数のジョイント204によって互いに回動可能に接続される。デフォルト構成は、例えば、図1に示されるような直線構成であってもよく、管200は曲げられず、中心線201は直線である。デフォルト構成は、例えば制御ワイヤが長手方向に均一な(無指向性)圧縮張力を生成するように、例えば、制御ワイヤに追加の張力が印加されないときに管200が理想的に(例えばいかなる外部摂動もなく)とる構成であってもよい。いくつかの例では、能動湾曲部200-IIは、例えば制御ワイヤなどの能動湾曲部200-IIを作動させるための対応する手段を使用して、能動的に作動または制御されてもよい。他の例では、部分200-IIは受動湾曲部であってもよく、受動湾曲部は、例えば、ジョイントを回動させる外力の下で曲がるかまたは変形し得る。
【0053】
ジョイント204の各々は、それぞれのジョイント204によって接続された要素202が、デフォルト構成に関連付けられたジョイント204のデフォルト関節接合角度(例えば、図1の例では0°)からデフォルト関節接合角度とは異なる目標関節接合角度(すなわち、図1の例では非ゼロ角度)まで互いに対して回動されたときに、ジョイント204が、例えば図2a~図2dを参照して以下で詳述されるように、長手方向に沿って管200の長さをわずかに増加させるために長手方向に沿って延在または伸長するように、構成される。ジョイント204の各々は、例えば、図2a~図2dのジョイント、図3a、図3bのジョイント、および図5aのジョイントと同様に具現化され得る。デフォルト構成では、管200(例えば、その中心線201)は、その最も小さい長手方向の範囲、すなわち長手方向に最も小さい長さを有し得る。均一な張力が長手方向に印加されると、管200はその長さを減少または最小化させる傾向があり得、デフォルト構成をとることができ、すなわち図1の例ではまっすぐになる。
【0054】
図2aから図2dは、本開示の一例による内視鏡で使用するための管のジョイント204の概略図(縮尺通りではない)を示す。ジョイント204は、例えば、図1の管200内で、2つの要素202を互いに回動可能に接続するために使用され得る。以下では、管200は、例示目的のための非限定的な例として使用される。図2aから図2dの視線方向は、ジョイント204の間接軸と平行であってもよく、例えば管200の径方向に対応し得る。
【0055】
ジョイント204は、それぞれの第1の要素202B(例えば、管200の遠位端200Bに近い方のジョイント204の遠位要素)上のジョイントヘッド204Bと、それぞれの第2の要素202A(例えば、管200の近位端200Aに近い方のジョイント204の近位要素)上のジョイントソケット204Aとを含む。ジョイントソケット204Aは、図2aから図2dに示されるように、ジョイントヘッド204Bを受容するように構成される。図2aでは、ジョイント204は、例えば管200を組み立てるとき、ジョイントヘッド204Bがジョイントソケット204Aから取り外された状態で示されている。図2bから図2dでは、ジョイント204は、ジョイントヘッド204Bがジョイントソケット204A内に配置された状態で示されている。図2bでは、ジョイント204は、そのデフォルト関節接合角度、例えばこの例ではまっすぐな中心線201に対応する0°であるが、図2cおよび図2dでは、ジョイント204は、それぞれデフォルト関節接合角度とは異なる第1および第2の目標関節接合角度、例えば図2cの例では10°、および図2dの例では20°である。したがって、中心線201は、図2cおよび図2dでは曲がっているかまたはねじれている。
【0056】
ジョイントヘッド204Bは、ジョイントヘッド204Bがジョイントソケット204B内に受容されたときにジョイントソケット204A上の第2の接触面206Aと摺動可能に係合するように構成された第1の接触面206Bを含む。ジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204B、特に第1および第2の接触面206A、206Bは、第1の要素202Bがデフォルト関節接合角度から離れる方へ第2の要素202Aに対して回動されるとき、すなわち図2bのデフォルト構成から図2cの構成に向かうとき、第1の接触面206Bが、ジョイントヘッド204Bをジョイントソケット204Aから外向きに押し出させるために第2の接触面206Aと係合するような形状になっている。これにより、ジョイントヘッド204Bは、ジョイントソケット204Aから見たとき、ジョイント204が長手方向に沿ってわずかに延在または伸長するように、図2bのデフォルト関節接合角度でのその位置に対して変位Dだけ変位される。これにより、管200の長さが変位Dだけ増加し得る。ジョイントヘッド204Bおよびジョイントソケット204Aは、変位Dが任意の目標関節接合角度(例えば、任意の非ゼロ関節接合角度)でゼロよりも大きくなるように、すなわちジョイント204(したがって管200)がデフォルト関節接合角度でその最も小さい長手方向の範囲を有するように、構成される。
【0057】
図2a~図2dの例では、ジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bの両方は、ジョイント204の関節運動軸に垂直な(例えば、管200の径方向に垂直な)非円形断面を有する。特に、ジョイントヘッド204Bの第1の接触面206Bは、第1の接触面206Bの内接円210Bから突起する突起部分208Bを含む。ジョイントヘッド204Aの第2の接触面206Aは、第2の接触面206Aの内接円210Aから陥凹した陥凹部分208Aを含む。図2a~図2dの例では、内接円210A、210Bは、ジョイント204の前記関節運動軸に垂直であり、デフォルト関節接合角度で他方の接触面208B、208Aと接触するそれぞれの接触面208A、208Bの部分が図2bに示されるように内接円210A、210Bに正接するように画定される。デフォルト関節接合角度では、第2の接触面206Aの内接円210Aの中心212Aは、第2の接触面206Bの内接円210Bの中心212Bと位置合わせされてもよい。中心212A、212Bは、例えば、デフォルト関節接合角度でジョイント204の関節運動軸上に位置してもよい。内接円210A、210Bは、例えば、それぞれ第1および第2の接触面206A、206Bに内接することができる最大の円であってもよく、デフォルト関節接合角度でジョイント204の関節運動軸を中心とする。
【0058】
デフォルト関節接合角度で、突起部分208Bは陥凹部分208Aに面し、間隙214によって陥凹部分208Aから分離される。間隙214は、例えば、10μmから100μmの間の長手方向に沿った幅を有し得る。第1の要素202Bがデフォルト関節接合角度から離れる方に回動されると、突起部分208Bは第2の接触面206Aと、例えば陥凹部分206Aに隣接するその側方部分と接触する。これにより、ジョイントヘッド204Bは、ジョイントヘッド204Bが中心線201に沿って変位Dだけ変位されるように、ジョイントソケット204Aから外向きに押し出される。変位Dは、例えば、第1の接触面206Bの内接円210Bの中心212Bが第2の接触面206Aの内接円210Aの中心212Aから変位される距離であってもよい。いくつかの例では、変位Dは、関節接合角度と共に、例えば目標関節接合角度とデフォルト関節接合角度との差の変数と共に、単調に増加し得る。変位Dは、関節接合角度の特定の範囲にわたって(例えば、少なくとも20°、いくつかの例では少なくとも30°の関節接合角度まで)、および/またはジョイント204の動作可能範囲全体にわたって(例えば、ジョイント204の最大関節接合角度まで)単調に増加し得る。
【0059】
第1の要素202Bを回動させるときのジョイントヘッド204Bの動きは、回転と並進との組み合わせに対応する。この動きは、関節接合角度による第1の要素202Bの、ひいては中心線201の対応する部分の回転または傾斜、ならびにジョイントヘッド204Bの変位をもたらす。したがって、ジョイント204の関節運動軸は、第1の要素202Bを回動させるときにシフトすることができ、各関節接合角度で異なる位置にあってもよい。関節運動軸は傾斜しなくてもよく、デフォルト角度でその向きと、例えば径方向と常に平行なままであってもよい(すなわち、平行なオフセットによってシフトまたは並進され得る)。
【0060】
図3aは、本開示の一例による、それぞれジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bを有する1対の管要素202A、202Bの概略図を側面図で示す。管要素202A、202Bは、例えば、以下で例示目的のための非限定的な例として使用される、図1の管200内で使用され得る。図3bは、図3aの点線の矩形に対応するジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bの拡大図を示す。図3cおよび図3dでは、管要素202A、202Bのうちの1つが正面図(例えば、近位端200Aに面する管200の長手方向に沿って)および背面図(例えば、遠位端200Bに面する管200の長手方向に沿って)でそれぞれ示されている。図3eは、管要素202A、202Bのうちの1つを斜視図で示す。
【0061】
管要素202A、202Bは、例えば、半剛性または剛性材料、特にステンレス鋼、チタンなどの金属、またはニチノールなどのニッケル・チタン合金で作成され得る(例えば、これらを含む、すなわち含むが限定されない)。いくつかの例では、管要素202A、202Bは、半剛性または剛性材料、特にステンレス鋼、チタンなどの金属、またはニチノールなどのニッケル・チタン合金からなってもよい(すなわち、これらのみを含む)。
【0062】
ジョイントソケット204Aは、関節接合されたジョイント204を形成するために、ジョイントヘッド204Bを受容するように構成される。図2aから図2dのジョイントと同様に、ジョイントヘッド204Bは、第1の接触面206Bの内接円210Bから突起する突起部分208Bを有する第1の接触面206Bを含む。ジョイントソケット204Aは、ジョイント204の関節運動を可能にするために第1の接触面206Aと摺動可能に係合するように構成された第2の接触面206Bを含む。第2の接触面206Aは、第2の接触面206Aの内接円210Aから陥凹した陥凹部分208Aを含む。
【0063】
図3a、図3bの例では、第1の接触面206Bは、上部が平坦な三角またはV字形状(例えば、ジョイント204の関節運動軸に垂直な平面内の上部が平坦な三角またはV字形状の輪郭または外形)を有する。第1の接触面206Bは、突起部分208Bの両側に配置された1対の直線部分206B-I、206B-IIを含む。第2の接触面206Aは、対応する上部が平坦な三角またはV字形状を有し、陥凹部分208Aの両側に配置された1対の直線部分206A-I、206A-IIも含む。直線部分206A-I、206A-II、206B-I、206B-IIの各々は、それぞれの接触面206A、206Bの内接円210A、210Bに正接する。内接円210A、210Bは、例えば、図3bに示されるように、それぞれの直線部分206A-I、206A-II、206B-I、206B-IIの中心を通って延在し得る。ジョイントヘッド204Bがデフォルト関節接合角度(例えば、図3a、図3bに示される構成では0°)でジョイントソケット204Aに受容されると、直線部分206A-I、206A-II、206B-I、206B-IIは互いに接触し得る。これにより、ジョイントソケット204Bとジョイントヘッド204Aとの間に堅牢で明確な接触を提供し得る。
【0064】
第1および第2の要素202A、202Bは、それぞれ第1および第2の傾斜端面302A、302Bを各々含む。端面302A、302Bは、互いに対向し、ジョイント204がその最大関節接合角度に到達すると互いに接触するように構成され、これにより、ジョイント204のさらなる関節運動を防止する。最大関節接合角度は、例えば、ジョイントがデフォルト関節接合角度にあるときの端面302A、302Bの間の角度に対応することができ、例えば5°から75°の間、いくつかの例では25°から55°の間、一例では35°から45°の間であってもよい。
【0065】
管要素202A、202Bは、周方向に管路開口部300の周りに延在する(例えば、包囲または封入する)環状要素である。いくつかの例では、管要素202A、202Bは同一の要素であってもよく、第2の要素202Aは、例えば、周方向に沿って90°だけ第1の要素202Bに対して回転されてもよい。管要素202A、202Bの各々は、第1の端面上(例えば、近位端面上)の1対のジョイントヘッド204Bと、第1の端面の反対の第2の端面上(例えば、遠位端面上)の1対のジョイントソケット204Aとを含み得る。ジョイントソケット204Aは、周方向に沿って管要素の反対側に配置されてもよく、例えば、周方向に沿って互いに対して180°回転されてもよい。ジョイントヘッド204Bもまた、例えばジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bが図3cから図3eに示されるように周方向に沿って等距離で離間するように(例えば、90°離間するように)、周方向に沿って管要素の反対側に配置されてもよく、例えば周方向に沿って互いに対して180°回転されてもよい。
【0066】
管要素202A、202Bの各々は4つの案内要素304A、304Bをさらに含み、その各々は、管200の能動湾曲部200-IIを作動させるための制御ワイヤを案内するように構成される。案内要素304A、304Bの各々は、それぞれの管要素202A、202Bの外周に配置され、それぞれの制御ワイヤが配置され得る溝および穴を含む。第1の対の案内要素304Aは、ジョイントソケット204Aのうちのそれぞれの1つに隣接して配置され、例えば、図3cから図3eに示されるように、周方向に沿ってそれぞれのジョイントソケット204Aと位置合わせされる。第2の対の案内要素は、ジョイントヘッド204Bのうちのそれぞれの1つに隣接して配置され、例えば、図3cから図3eに示されるように、周方向に沿ってそれぞれのジョイントヘッド204Bと位置合わせされる。
【0067】
図4a、図4bは、本開示の一例による内視鏡で使用するための管の能動湾曲部200-IIの概略図を示す。図4aは能動湾曲部200-IIの第1の側面図を示し、図4bは能動湾曲部200-IIの第2の側面図を示し、これは例えば図4aの視線方向に直交してもよい。
【0068】
能動湾曲部200-IIは、例えば管200の遠位部200-IIであってもよく、またはその一部を形成してもよい。したがって、管200は、以下で例示目的のための非限定的な例として使用される。能動湾曲部200-IIは、管200の近位部200-Iを遠位端200Bで管200の先端に接続し、管200の先端は、例えば、能動湾曲部200-IIの最外遠位要素402Bによって形成されてもよい。能動湾曲部200-IIは、例えばインターフェース/制御部102に設けられた制御ノブなどの制御手段を使用して、管200の先端を能動的にナビゲートすることを可能にし得る。
【0069】
このために、能動湾曲部200-IIは、複数の要素202A、202B、402A、402Bを含み、これらの一部または全部(例えば、最外部要素402A、402Bの間に配置された要素202A、202Bの全て)は、例えば図3aから図3eの管要素と同様に具現化されてもよい。能動湾曲部200-IIは、例えば、3個から50個の要素、いくつかの例では5個から20個の要素、例えば図4a、図4bの例では8個の要素を含み得る。要素202A、202Bは鎖状に配置され、(最外部要素402A、402Bを除いて)要素202A、202Bは、図2aから図2d、図3aから図3eを参照して上記で詳述されたように、ジョイント204をジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bによって形成して、1対の近位ジョイント204によってそれぞれの近位要素に1対の遠位ジョイント204によってそれぞれの遠位要素に、回動可能に接続される。
【0070】
図4a、図4bの例では、ジョイント204は2つの関節運動平面内に配置され、鎖に沿って1つおきの対のジョイント(例えば、図4bに見ることができ、第1のセットのジョイントとも呼ばれる、鎖に沿った第1、第3、第5、...の対のジョイント)は第1の関節運動平面内に配置され、残りのジョイント(例えば、図4aに見ることができ、第2のセットのジョイントとも呼ばれる、鎖に沿った第2、第4、...の対のジョイント)は、第1の関節運動平面に直交する第2の関節運動平面内に配置される。言い換えれば、各要素202A、202B上で、近位ジョイント204の対は、遠位ジョイント204の対に対して周方向に沿って90°変位される。各セットのジョイントは、それぞれの関節運動平面に垂直な方向または平面における能動湾曲部200-IIの関節運動を可能にするように構成される。
【0071】
管要素202A、202B上の案内要素304A、304Bは、制御ワイヤが、案内要素304A、304B内に配置されたときに、関節運動平面と位置合わせされた2つのワイヤ平面内に延在するように、図3cから図3eを参照して上記で詳述されたようにジョイント204のうちの1つと各々位置合わせされ、これにより、それぞれのワイヤが配置されるワイヤ平面に垂直な関節運動平面に関連付けられたジョイントのセットの作動を可能にする(そして、それぞれのワイヤ平面が配置されるワイヤ平面内で能動湾曲部200-IIを曲げさせる)。
【0072】
最外部要素402A、402Bを除いて、管要素202A、202Bの全ては、(ジョイントソケット204Aがジョイント204を形成するために隣接要素上のジョイントヘッド204Bと位置合わせされるように)1つおきの要素が周方向に沿って90°回転された同一の要素であってもよい。最外近位要素402Aは近位部200-Iに接続または取り付けられるように構成されてもよく、最外遠位要素402Bは、管200の遠位先端を形成してもよく、例えばカメラおよび/または1つ以上の医療ツールを収容するように構成されてもよい。最外遠位要素402Bは、それぞれの制御ワイヤを最外遠位要素402Bに取り付けることができる1つ以上の取り付け点も含み得る。
【0073】
最外部要素402A、402Bは、その端面406A、406Bが管200の中心線201に垂直な平面に対して異なる角度で傾斜しているという点で、他の要素202Aとはさらに異なる。特に、端面406A、406Bは、他の要素202Aの端面よりも前記平面に対して小さい角度で延在する。したがって、それぞれの隣接要素202A、202Bの端面406A、406Bの各々と反対の端面との間の角度(したがって最外部ジョイント404の最大関節接合角度)は、要素202A、202Bの対向する端面間の角度(したがってジョイント204の最大関節接合角度)よりも小さい。例えば、要素202A、202Bの対向する端面間の角度は、35°から45°の間、例えば40°であってもよい。それぞれの隣接要素202A、202Bの端面406A、406Bの各々と反対の端面との間の角度は、例えば25°から35°の間、一例では例えば30°、または別の例では要素202A、202Bの対向する端面間の角度の2/3であってもよい。別の例では、それぞれの隣接要素202A、202Bの端面406A、406Bの各々と反対の端面との間の角度は、5°から20°の間、一例では15°、または別の例では要素202A、202Bの対向する端面間の角度の1/3であってもよい。
【0074】
図5aは、本開示の別の例による、それぞれジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204Bを有する1対の管要素202A、202Bの概略図を側面図で示す。管要素202A、202Bは、例えば、以下で例示目的のための非限定的な例として使用される、図1の管200内で使用され得る。図5bおよび図5eは、管要素202A、202Bのうちの1つを2つの異なる斜視図で示す。図5cおよび図5dでは、管要素202A、202Bのうちの1つが正面図(例えば、近位端200Aに面する管200の長手方向に沿って)および背面図(例えば、遠位端200Bに面する管200の長手方向に沿って)でそれぞれ示されている。
【0075】
管要素202A、202Bは、図3aから図3eの管要素と同様である。特に管要素202A、202Bはまた、例えば図3bに示されるように、第1の(例えば近位)端面上の1対の上部が平坦な三角またはV字形状のジョイントヘッド204Bと、第2の(例えば遠位)端面上の1対の対応する上部が平坦な三角またはV字形状のジョイントソケット204Aとを含む環状要素である。
【0076】
管要素202A、202Bは、ジョイントヘッドおよびソケット204A、204Bに対する案内要素304の配置が図3aから図3eの管要素とは異なる。図5aから図5eの例では、案内要素304は、案内要素304の各々がそれぞれのジョイントヘッド204Bとそれぞれのジョイント204Aとの間、例えばジョイントヘッド204とジョイントソケット204Aとの中間に配置されるように、ジョイントヘッドおよびソケット204A、204Bに対して変位される(ジョイントヘッド204Bおよびジョイントソケット204Aの各々から周方向に沿って45°変位される)。これにより、例えば図6a、図6bを参照して以下に記載されるように、例えば、ジョイント204の関節運動平面および制御ワイヤのワイヤ平面が位置合わせされていない管要素の鎖を形成することを可能にし得る。
【0077】
管要素202A、202Bは、ジョイントの関節運動軸と平行な方向の(例えば、径方向の)それぞれのジョイントソケット204Aに対するジョイントヘッド204Bの移動を制限するように構成された、横方向機械的ストップ500をさらに含む。図5aから図5eの例では、横方向機械的ストップ500は、それぞれの管要素202A、202Bの内周に配置されたジョイントソケット204Aの側壁である。側壁は、例えば図5aに示されるように、例えば、長手方向に沿ったそれぞれのジョイントソケットの深さ全体にわたって延在してもよい。いくつかの例では、側壁は、隣接する管要素204A/Bの対応する接触面と係合するように構成された先端部分、例えば円形の先端部分を含んでもよい。
【0078】
図6a、図6bは、本開示の別の例による内視鏡で使用するための管の能動湾曲部200-IIの概略図を示す。図6aは能動湾曲部200-IIの第1の側面図を示し、図6bは能動湾曲部200-IIの第2の側面図を示し、これは例えば図6aの視線方向に直交してもよい。
【0079】
能動湾曲部200-IIは、図4a、図4bの能動湾曲部と同様であり、管要素202A、202B、402A、402B上のジョイントヘッド204Aおよびジョイントソケット204Bによって形成された複数の関節接合されたジョイント204、404によって互いに回動可能に接続された、管要素202A、202B、402A、402Bの鎖も含む。最外部要素402A、402Bを除いて、要素202A、202Bの各々は、例えば、図5aから図5eの管要素と同様に具現化され得る。要素202A、202Bは、隣接要素が周方向に沿って互いに対して90°回転されるように配置される。
【0080】
図4a、図4bの例のように、ジョイント204は、2つの関節運動平面内に配置される。鎖に沿って1つおきの対のジョイント(例えば、第1のセットのジョイントとも呼ばれる、第1、第3、第5、...の対のジョイント)は、(図6aの視線方向に対して+45°、図6bの視線方向に対して-45°傾斜した)第1の関節運動平面内に配置される。残りのジョイント(例えば、第2のセットのジョイントとも呼ばれる、第2、第4、...の対のジョイント)は、(図6aの視線方向に対して-45°、図6bの視線方向に対して+45°傾斜した)第1の関節運動平面に直交する第2の関節運動平面内に配置される。各セットのジョイントは、それぞれの関節運動平面に垂直な方向または平面における能動湾曲部200-IIの関節運動を可能にするように構成される。
【0081】
図5aから図5eを参照して上記で詳述されたように、管要素202A、202B上の案内要素304は、それぞれの管要素202A/B上の隣接するジョイントソケット204Aおよびジョイントヘッド204B(したがって隣接するジョイント)から周方向に沿って45°変位される。したがって、制御ワイヤは、案内要素304内に配置されると、関節運動平面の各々に対して45°傾斜または回転された2つのワイヤ平面内に延在する。例えば、要素202A、202Bの各々の第1の対の案内要素304は、図6aの視線方向と平行な第1のワイヤ平面内に配置され、要素202A、202Bの各々の第2の対の案内要素は、図6aの視線方向に垂直な(したがって図6bの視線方向と平行な)第2のワイヤ平面内に配置される。所与のワイヤ平面内の一方または両方の制御ワイヤが(例えば、最外遠位要素402B上の取り付け点を介してそれぞれの制御ワイヤによって生成された長手方向の張力を調整するためにそれぞれの制御ワイヤを引っ張るかまたは解放することによって)作動されると、第1のセットのジョイントおよび第2のセットのジョイントの両方が同時に作動され、能動湾曲部200-IIをそれぞれのワイヤ平面内で曲げさせる。図4a、図4bのような配置と比較すると、能動湾曲部200-IIの所与の曲げ半径における各作動ジョイントの関節接合角度は、約半分の大きさであってもよい。
【0082】
本明細書に開示される本開示の例は、例示目的のための特定の例を構成するにすぎない。本発明は、基礎となる基本的な特性を変更することなく、様々な方法で多くの修正を伴って実施することができる。したがって、本発明は、後述される特許請求の範囲によってのみ定義される。
図1
図2a
図2b-2d】
図3a
図3b
図3c
図3d
図3e
図4a
図4b
図5a
図5b
図5c
図5d
図5e
図6a
図6b