(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2026-05-01
(45)【発行日】2026-05-14
(54)【発明の名称】レンズ、接眼光学系及び画像表示装置
(51)【国際特許分類】
G02B 3/00 20060101AFI20260507BHJP
G02B 27/02 20060101ALI20260507BHJP
G02B 25/00 20060101ALI20260507BHJP
G02B 17/08 20060101ALI20260507BHJP
G02B 23/14 20060101ALI20260507BHJP
【FI】
G02B3/00
G02B27/02 Z
G02B25/00
G02B17/08
G02B23/14
(21)【出願番号】P 2021159556
(22)【出願日】2021-09-29
【審査請求日】2024-09-24
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090273
【氏名又は名称】國分 孝悦
(72)【発明者】
【氏名】鳥居 嵩
【審査官】吉川 陽吾
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-196665(JP,A)
【文献】特開平08-309873(JP,A)
【文献】特開2020-095205(JP,A)
【文献】特開2007-178497(JP,A)
【文献】特開2014-115370(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0146303(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第111196015(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 3/00
G02B 27/02
G02B 25/00
G02B 17/08
G02B 23/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂によって成形されるレンズであって、
前記成形の際に使用されるエジェクタピンの突き当て部であるエジェクタピン跡を有しており、
前記エジェクタピン跡は、前記レンズにおいて前記エジェクタピン跡が設けられている第1の側の光学有効径の外側
であって前記第1の側の光学有効径に隣接する斜面に設けられ、
前記エジェクタピン跡を平面視した際に、前記エジェクタピン跡の少なくとも一部は、前記レンズにおいて前記エジェクタピン跡が設けられていない第2の側の光学有効径
であって前記第1の側の光学有効径よりも大きい第2の側の光学有効径の内側に設けられていることを特徴とするレンズ。
【請求項2】
前記エジェクタピン跡は、
前記斜面と略同一の表面粗さであることを特徴とする請求項
1に記載のレンズ。
【請求項3】
前記エジェクタピン跡は、黒く塗られていることを特徴とする請求項1
または2に記載のレンズ。
【請求項4】
前記レンズの外径は、φ50以下であることを特徴とする請求項1乃至
3のいずれか1項に記載のレンズ。
【請求項5】
表示素子からの光を射出瞳に導く接眼光学系であって、
請求項1乃至
4のいずれか1項に記載のレンズと、
前記表示素子と前記レンズとの間に配置された第1の位相板と、
前記レンズにおいて前記第1の位相板が配置されている側の面とは反対側の面に配置された半透過反射面と、
前記レンズにおいて前記第1の位相板が配置されている側とは反対側に配置された第2の位相板と、
前記第2の位相板において前記レンズが配置されている側とは反対側に配置された偏光分離素子と、
を有することを特徴とする接眼光学系。
【請求項6】
前記偏光分離素子は、入射した第1の直線偏光を反射し、前記第1の直線偏光の偏光方向に略直交する偏光方向の第2の直線偏光を透過することを特徴とする請求項
5に記載の接眼光学系。
【請求項7】
前記レンズに設けられている前記エジェクタピン跡は、前記表示素子と前記半透過反射面との間に配置されていることを特徴とする請求項
5または
6に記載の接眼光学系。
【請求項8】
請求項
5乃至
7のいずれか1項に記載の接眼光学系と、
前記表示素子と、
を有することを特徴とする画像表示装置。
【請求項9】
前記表示素子は、無偏光の光を放射し、
前記接眼光学系は、前記表示素子と前記第1の位相板との間に配置され、前記無偏光の光を直線偏光とする偏光板を更に有することを特徴とする請求項
8に記載の画像表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ、レンズを用いた接眼光学系、及び接眼光学系を介して表示素子上の画像を拡大して観察するヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)等の画像表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、HMDの分野において、接眼光学系の広画角化が求められている。また、HMDは、頭部に装着して映像を観察するため、軽量であること、鼻逃げ対応、眼幅対応等、小型化も同時に求められる。したがって、単純に接眼光学系を大きくすることによって広画角化を実現するのではなく、接眼光学系における非光学有効径の割合を小さくすることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第5361173号公報
【文献】特開2020-85956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、光学有効径の面精度が良いレンズの作製技術が開示されており、非光学有効径の領域であるフランジ部に、レンズの成形の際に使用するエジェクタピンが設置されている。また、特許文献1では、レンズの2面にある光学有効径の外側にエジェクタピンが設置されている。一般的に、エジェクタピンが設置されているレンズは、成形性がよい。しかしながら、特許文献1では、エジェクタピンの設置が考慮されたフランジ部によって、レンズが大型化する可能性があった。
【0005】
特許文献2には、偏光を用いた接眼光学系の構成が開示されている。この特許文献2には、上述した非光学有効径及びエジェクタピンの記載はないが、レンズの2面にある光学有効径の外側にエジェクタピンの設置を考慮したフランジ部を設けると、そのフランジ部によって接眼光学系が大型化してしまう可能性があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、接眼光学系に用いられるレンズにおいて、小型化と広画角化の両立を実現できる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のレンズは、樹脂によって成形されるレンズであって、前記成形の際に使用されるエジェクタピンの突き当て部であるエジェクタピン跡を有しており、前記エジェクタピン跡は、前記レンズにおいて前記エジェクタピン跡が設けられている第1の側の光学有効径の外側であって前記第1の側の光学有効径に隣接する斜面に設けられ、前記エジェクタピン跡を平面視した際に、前記エジェクタピン跡の少なくとも一部は、前記レンズにおいて前記エジェクタピン跡が設けられていない第2の側の光学有効径であって前記第1の側の光学有効径よりも大きい第2の側の光学有効径の内側に設けられている。
また、本発明は、上述したレンズを有する接眼光学系、及び、当該接眼光学系を有する画像表示装置を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、接眼光学系に用いられるレンズの非光学有効径を小さくすることができ、その結果、レンズの小型化と広画角化の両立を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施形態に係る画像表示装置の外観の一例を示す図である。
【
図2】
図1に示す画像表示装置のA-A断面における内部構成の一例を示す図である。
【
図3】
図2に示すレンズの概略構成の一例を示す投影図である。
【
図4】
図2に示すレンズの概略構成の一例を示す投影図である。
【
図5】
図2に示すレンズの概略構成の一例を示す投影図である。
【
図6】
図2に示すレンズの概略構成の一例を示す投影図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置10の外観の一例を示す図である。ユーザー(不図示)は、頭部に画像表示装置10を装着することによって、画像を観察することができる。ここで、画像表示装置10としては、例えば、上述したヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)を適用することが可能である。
【0012】
図2は、
図1に示す画像表示装置10のA-A断面における内部構成の一例を示す図である。
図2に示すように、画像表示装置10は、接眼光学系100、及び、表示素子200を有して構成されている。
【0013】
接眼光学系100は、表示素子200からの光を射出瞳に導く光学系であり、具体的には、表示素子200に表示された原画像を虚像として拡大投影してユーザーの眼Eに導く光学系である。この接眼光学系100は、偏光板110、第1の位相板120、レンズ130、半透過反射面を構成するハーフミラー140、レンズ150、第2の位相板160、偏光分離素子を構成するPBS170、及び、鏡筒180を有して構成されている。そして、画像表示装置10では、ユーザーの左右の眼Eのそれぞれに対応して、接眼光学系100及び表示素子200が設けられている。
【0014】
レンズ130とレンズ150とは、ハーフミラー140を介して接合して構成されている。レンズ130は、樹脂によって成形される。また、レンズ150は、樹脂によって成形される方が軽くて好ましいが、ガラスによって形成されていてもよい。レンズ150をガラスによって形成する場合は、レンズ150の複屈折が非常に小さいため、高品位な画像観察が可能となる。
【0015】
図2に示す接眼光学系100は、偏光を利用して光路を折り畳む光学系であり、以下にその光路について説明する。
まず、
図2に示すように、表示素子200とレンズ130との間に、表示素子200の側から順に偏光板110及び第1の位相板120を配置する。また、レンズ130において、第1の位相板120が配置されている側の面とは反対側の面(レンズ150側の面)に、ハーフミラー140を蒸着して配置する。このハーフミラー140が蒸着された面が半透過反射面として作用する。次に、レンズ150とユーザーの眼Eとの間に、表示素子200の側から順に第2の位相板160及び偏光分離素子を構成するPBS170を配置する。即ち、第2の位相板160は、レンズ130において第1の位相板120が配置されている側とは反対側に配置され、また、偏光分離素子を構成するPBS170は、第2の位相板160においてレンズ130が配置されている側とは反対側に配置されている。これらの第2の位相板160及びPBS170は、
図2に示すように平面形状である。また、第1の位相板120と第2の位相板160は、位相差がλ/4の波長板である。また、第2の位相板160は、レンズ150に接触して保持されている。また、鏡筒180は、偏光板110と第1の位相板120とレンズ130を保持している。
【0016】
このとき、偏光板110を透過する光の偏光方向と第1の位相板120の遅相軸とは、略45°傾いている。また、PBS170を透過する光の偏光方向と第2の位相板160の遅相軸とは、略45°傾いている。さらに、偏光板110を透過する光の偏光方向とPBS170を透過する光の偏光方向とは、略直交している。
【0017】
このように、接眼光学系100が構成されている場合に、表示素子200から出射した光は、偏光板110を透過して直線偏光となり、第1の位相板120を透過して円偏光となる。本実施形態においては、偏光板110は、表示素子200と第1の位相板120との間に配置され、表示素子200から出射された無偏光の光を直線偏光とする偏光板である。
【0018】
その後、第1の位相板120を透過した光は、レンズ130及びハーフミラー140を介して第2の位相板160を透過して直線偏光(第1の直線偏光)となる。この直線偏光(第1の直線偏光)の偏光方向がPBS170で透過する光の偏光方向と略直交しているため、第1の直線偏光は、PBS170で反射して第2の位相板160を透過して円偏光となる。第2の位相板160を透過した円偏光は、ハーフミラー140で反射して第2の位相板160を透過して直線偏光(第2の直線偏光)となる。この直線偏光(第2の直線偏光)の偏光方向は、上述した第1の直線偏光とは異なり、PBS170で透過する光の偏光方向と一致するため、第2の直線偏光は、PBS170を透過してユーザーの眼Eに導かれる。即ち、偏光分離素子を構成するPBS170は、入射した第1の直線偏光を反射し、第1の直線偏光の偏光方向に略直交する偏光方向の第2の直線偏光を透過する。また、ユーザーの眼Eは、接眼光学系100の射出瞳と略一致している。
【0019】
このように、
図2に示す接眼光学系100を、偏光を利用して光路を折り畳む光学系とすることで、薄型かつ焦点距離を短くでき、広画角な画像観察を実現することができる。
【0020】
表示素子200は、本実施形態では、有機ELとして無偏光の光が放射される表示素子としたが、液晶ディスプレイとして直線偏光の光が放射されるようにすることで、偏光板110が不要となり、薄型化とコスト低減を図ってもよい。
【0021】
図2に示す接眼光学系100において、偏光板110と第1の位相板120は、粘着層で互いに貼り合わされており、平板形状の同一部品となっている。この同一部品となっている偏光板110と第1の位相板120は、鏡筒180に対して、粘着層で貼り付けられていてもよいが、保持手段はここで説明した粘着層に限定されるものではない。
【0022】
続いて、レンズ150に接触保持されている第2の位相板160の保持構成について説明する。第2の位相板160とPBS170は、粘着層で互いに貼り合わされており、平板形状の同一部品となっている。この同一部品となっている第2の位相板160とPBS170は、レンズ150に対して、粘着層で貼り付けられていてもよいが、保持手段はここで説明した粘着層に限定されるものではない。
【0023】
また、
図2に示す接眼光学系100では、レンズ130を両面非球面レンズとし、レンズ150を平凸形状の非球面レンズとすることで、収差補正効果を高めている。また、本実施形態においては、鏡筒180と接触するレンズは、レンズ130では無くレンズ150であってもよい。この際、鏡筒180によるレンズ130またはレンズ150の保持手段は、UV接着であってもよいが、保持手段はここで説明したUV接着に限定されるものではない。
【0024】
続いて、
図2に示すレンズ130の概略構成について説明する。
図3~
図6は、
図2に示すレンズ130の概略構成の一例を示す投影図である。
【0025】
まず、
図3の説明を行う。
レンズ130は、
図3に示すように、光学有効径131、光学有効径132、斜面133、フランジ部134、及び、エジェクタピン跡135を有して構成されている。
【0026】
光学有効径131は、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられている第1の側301の光学有効径である。光学有効径132は、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられていない第2の側302の光学有効径である。光学有効径131及び光学有効径132は、
図2に示す光束を透過及び反射する領域であり、
図3に示すように光学有効径132の方が光学有効径131よりも大きい領域となっている。斜面133は、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられている第1の側301の光学有効径131に隣接する斜面である。この斜面133は、レンズ130の肉厚を略均等に維持するのに寄与する。また、斜面133は、光学有効径131と隣接する面のため、ゴーストの観点から粗面ではなく磨いてある方が好ましい。フランジ部134は、非光学有効径の領域である。
【0027】
エジェクタピン跡135は、レンズ130の成形の際に使用されるエジェクタピンの突き当て部である。例えば、エジェクタピン跡135は、成形されたレンズ130を金型から取り外すためのエジェクタピンにより押圧された部分である。そして、本実施形態では、エジェクタピン跡135は、
図3に示すように、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられている第1の側301の光学有効径131の外側の斜面133の領域に、設けられている。また、本実施形態では、エジェクタピン跡135の少なくとも一部は、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられていない第2の側302の光学有効径132の内側に、設けられている。
【0028】
例えば、
図3に示すレンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられている第1の側301は、
図2に示すレンズ130において表示素子200が配置されている側(
図2では上側)に相当する。また、例えば、
図3に示すレンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられていない第2の側302は、
図2に示すレンズ130において半透過反射面を構成するハーフミラー140が配置されている側(
図2では下側)に相当する。即ち、
図3のレンズ130に設けられているエジェクタピン跡135は、
図2に示す表示素子200とハーフミラー140(半透過反射面)との間に配置されている。
【0029】
この
図3に示すエジェクタピン跡135の配置により、エジェクタピン跡135によるフランジ部134の大型化を抑制でき、レンズ130の非光学有効径の割合を小さくすることができる。その結果、レンズ130の小型化と広画角化の両立を実現することができる。また、接眼光学系100においては、
図2に示すように、レンズ130は最も大きい部材であるため、接眼光学系100の非光学有効径の割合を小さくすることができる。
【0030】
なお、接眼光学系100は、偏光を利用した光学系でなくてもよい。また、レンズ130の外径は、眼幅対応や鼻逃げ対応のユーザビリティの観点から、φ50以下であることが好ましい。
【0031】
また、
図3に示すように、エジェクタピン跡135は、その少なくとも一部が、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられていない第2の側302の光学有効径132の内側に設けられているため、ユーザーが視認可能となる。エジェクタピン跡135を目立たなくさせて外観品位を高めるために、エジェクタピン跡135を隣接する面となる斜面133と略同一の表面粗さで磨いてもよい。
【0032】
以下、
図4~
図6の説明を行う。なお、
図4~
図6において、
図3に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、エジェクタピン跡135の外観品位を高めるために、
図4に示すように、エジェクタピン跡135は、黒く塗られていてもよい。本実施形態においては、第1の側301の黒く塗られる範囲は、エジェクタピン跡135のみに限定されるものでは無く、例えば、
図5に示すように斜面133が含まれていてもよく、更には、
図6に示すように光学有効径131以外の領域としてもよい。なお、
図5~
図6では、エジェクタピン跡135の位置を分かりやすくするため、エジェクタピン跡135の領域とそれ以外の領域の黒色濃度を変えているが、本実施形態においては、これらの領域の黒色濃度を同じにすることがより好適である。また、接眼光学系100が偏光光学系でかつエジェクタピン跡135が表示素子200とハーフミラー140との間に配置されている場合、PBS170と第2の位相板160とハーフミラー140を介して、エジェクタピン跡135が視認されることになる。このため、
図4~
図6に示すようにエジェクタピン跡135を黒く塗って目立ちにくくすることで、外観品位を高めることができる。
【0033】
以上説明したように、本実施形態では、エジェクタピン跡135の少なくとも一部は、レンズ130においてエジェクタピン跡135が設けられていない第2の側302の光学有効径132の内側に、設けられている。
かかる構成によれば、接眼光学系100に用いられるレンズ130の非光学有効径を小さくすることができ、その結果、レンズ130の小型化と広画角化の両立を実現することができる。
【0034】
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0035】
10:画像表示装置、100:接眼光学系、110:偏光板、120:第1の位相板、130:レンズ、131:第1の側301の光学有効径、132:第2の側302の光学有効径、133:斜面、134:フランジ部、135:エジェクタピン跡、140:ハーフミラー、150:レンズ、160:第2の位相板、170:PBS、180:鏡筒、200:表示素子、E:ユーザーの眼