特許7877852IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

熱劣化前後でのゴム組成物中のシランカップリング剤とゴム成分との結合量の変化率を測定する方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

シリカを含有するゴム組成物は、ゴム成分(ポリマー)間の硫黄による架橋の他に、シランカップリング剤を介したシリカ-シランカップリング剤-ポリマー間の結合も存在する。シリカ-シランカップリング剤間の結合は、化学的に安定であり、劣化による変化は起こりにくいが、シランカップリング剤-ポリマー間の結合は、劣化により変化すると考えられる。しかしながら、熱劣化によるシランカップリング剤-ポリマー間の結合量の変化については、これまで測定する方法は知られていなかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、鋭意検討した結果、加硫剤および加硫促進剤を添加せずに、ゴム成分、シリカ、および硫黄原子を含むシランカップリング剤を混練して未加硫ゴム組成物を調製し、熱劣化前後の該未加硫ゴム組成物を熱分解することにより生成するチオフェン類縁体をそれぞれ検出し定量することにより、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、熱劣化によるゴム組成物中のシランカップリング剤とゴム成分との結合量の変化率を選択的に測定することができ、未加硫ゴム組成物の段階で、シリカを含有する加硫ゴム組成物の劣化を評価することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本開示の未加硫ゴム組成物を熱分解することにより得られるクロマトグラムの一例である。

代表図 図1本件の代表的な図

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