特許7901968IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

幹細胞及びその誘導細胞を増加させるための方法、並びにその方法を利用した美容方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

真皮線維芽細胞は、ひとたび老化などにより細胞活性が低下すると、細胞活性を回復することが難しいことが本発明者らの研究により分かってきた。そこで、すでに細胞活性が低下した真皮線維芽細胞について、細胞活性を亢進するよりは、新たな真皮線維芽細胞を分化誘導させることが、しわやたるみなどの美容上の問題を解決することに有効であるとの考えに至った。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らが、幹細胞から真皮線維芽細胞への分化を誘導する手段を鋭意試みたところ、幹細胞が多く存在する皮脂腺周囲に対し、機械刺激を与えることで、幹細胞の分裂が促進されて、新たな真皮線維芽細胞が誘導されるということを驚くべきことに見出した。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、若齢対象及び高齢対象の真皮中の線維芽細胞を3次元電子顕微鏡(SBF-SEM)で観察してリモデリングして示した図である。
【図2】 図2は、若齢被験者(20代)の頬の皮膚、及び高齢被験者(80代)の頬の皮膚試料について、組織染色を行って撮影した写真を示す。
【図3】 図3は、高齢被験者(80代)の頬の皮膚試料において、通常の真皮部(Major dermal layer)と、皮脂腺周囲部(Around sebaceous gland)とにおいて、幹細胞を染色して撮影した写真を示す。
【図4】 図4Aは、皮膚試料に対し、伸展刺激を加えずに器官培養を行った場合(control)と、伸展刺激を加えて器官培養した場合とで、CD54陽性の幹細胞を染色して撮影した写真を示す。図4Bは、皮膚試料に対し、伸展刺激を加えずに器官培養を行った場合と、伸展刺激を加えて器官培養した場合とで、コラーゲンを染色して撮影した写真を示す。
【図5】 図5Aは、伸展刺激を頬に与える前後における、鼻唇溝の写真を示す。図5Bは、伸展刺激により、鼻唇溝のシワが改善したことを示すグラフである。
【図6】 図6は、0.25×104細胞/ml、0.5×104細胞/ml、1.0×104細胞/ml、2.0×104細胞/ml、及び4.0×104細胞/mlで調製した細胞懸濁液を2.5ml添加して2日培養後の顕微鏡写真を示し、各濃度での接触度を示す。
【図7】 図7は、各接触度における、I型コラーゲンの発現量を比較したグラフである。
【図8】 図8は、各遺伝子に対するsiRNAによる、遺伝子発現の抑制効果を示す。
【図9】 図9は、各遺伝子に対するsiRNAにより、遺伝子発現を抑制した場合における、I型コラーゲンの発現量変化を示す。
【図10】 図10は、培養真皮線維芽細胞において、カドヘリン2の遺伝子発現を抑制された場合の細胞増殖率(A)、及びp21の遺伝子発現(B)の変化を示す。
【図11】 図11は、培養真皮線維芽細胞において、カドヘリン2の遺伝子発現を抑制された場合の形状変化を示す。カドヘリン2の遺伝子発現抑制(Knockout)により、細胞同士の接着がみられなくなり、形状が丸みを帯びるとともに、年齢マーカーであるβ-Galの染色がみられた。

代表図 図1本件の代表的な図

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