特許7910824IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

(A)基質を、少なくとも(B)金属及び(C)プロトン源を用い、メカノケミカル処理により還元する還元方法であって、前記(A)基質が、不飽和結合を含む化合物の1種以上を含み、前記(B)金属が、アルカリ金属又はアルカリ土類金属から選ばれる1種以上を含む、還元方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

非特許文献1に開示されている還元方法(バーチ還元)は、液体アンモニアを用いることから、-33℃以下の厳密な温度管理及び不活性ガス雰囲気が必要であり、煩雑な実験操作が必要である。 非特許文献2~5及び特許文献1に開示されている還元方法は、いずれも液体アンモニアを使用するものではないが、厳密な温度管理及び不活性ガス雰囲気が必要であり、煩雑な実験操作が必要である。さらに、反応が溶液系で行われるため、ある程度の量の有機溶媒が必要となり、作業者の作業環境及び安全性、地球環境保護、及び使用後の有機溶媒処理時の環境負荷等の観点で問題が生じるおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者等は、鋭意検討を重ねた結果、特定の手段を有する還元方法により、前記の課題を解決することができることを見出し、本発明を完成させるに至った。 即ち、本発明は、以下のとおりのものである。 [項1] (A)基質を、少なくとも(B)金属及び(C)プロトン源を用い、メカノケミカル処理により還元する還元方法であって、 前記(A)基質が、不飽和結合を含む化合物の1種以上であり、 前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明により、不飽和結合を含む化合物の1種以上である基質を、少なくとも、アルカリ金属又はアルカリ土類金属から選ばれる1種以上を含む金属及びプロトン源を用い、メカノケミカル処理により還元する還元方法が提供される。
本発明により、バーチ還元による反応生成物と同様の反応生成物を得ることができる還元方法であって、液体アンモニアを使用することなく、大気雰囲気下温和な温度条件下で反応を行うことができ、無溶媒又は実質的に有機溶媒を使用することなく、還元反応において高い活性を示し、簡便な手段により短時間に高収率で反応生成物を得ることができ、幅広い基質に適用可能である、還元方法が提供される。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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