公報発行日 2026年9月8
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【課題】低除去率RO膜、特に超極低圧RO膜を用いて有機性排水などのスライムコントロール処理を必要とする被処理水を処理するRO膜装置の運転方法において、1次側及び2次側を含むRO装置全体を満遍なく殺菌処理することができるRO膜装置の運転方法を提供する。
【解決手段】有機性排水などのスライムコントロール処理を必要とする被処理水を低除去率RO膜装置に通水するRO膜装置の運転方法において、該RO膜装置の給水にスライムコントロール剤を含有させることにより、RO膜の1次側及び2次側を殺菌することを特徴とするRO膜装置の運転方法。前記低除去率RO膜は、IPA除去率が70%以下のRO膜、NaCl除去率が93~99%のRO膜、又は有効圧1MPa、給水温度25℃のときのフラックスが2.0m/d以上のRO膜である。
【選択図】なし
本発明者は、有機性排水などのスライムコントロール処理を必要とする被処理水系におけるスライムコントロールの課題解決に取り組む中で、除去率の低いRO膜の場合、スラコン剤の除去率も低いことを見出した。本発明によると、低除去率RO膜の1次側と2次側の双方の殺菌が可能であり、1次側及び2次側を含むRO装置全体を満遍なく殺菌処理することでバイオファウリングを効率よく防止できる。
本発明の一態様では、2次側を殺菌した後のスラコン剤を含む透過水を、高除去率RO膜に通水することにより、この高除去率RO膜のバイオファウリングが抑制される。また、このスラコン剤含有透過水を高除去率RO膜で処理することにより、低除去率RO膜の透過水中に残留していたスラコン剤と低分子有機物が除去される。
バイオファウリングを抑制するためのスライムコントロール剤必要濃度は、有機物濃度等によって変わる。そのため、本発明の一態様では、有機物濃度が高い場合、2次側にスライムコントロール剤を追加添加する。これにより、2次側におけるバイオファウリングが抑制される。
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