特許7918411IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

固化体の製造方法に関する。本発明は、特には、低レベル放射性廃棄物や排出規制がされている有毒物、特に、溶液、乾燥残渣、焼却灰、スラッジ、イオン交換樹脂等を固定可能な固化体、あるいはこれらが固定化された固化体の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

廃止措置により発生する金属構造材、運転中に発生する廃液やスラッジ、焼却可能な廃棄物やイオン交換樹脂を固化したセメント廃棄体はカチオンに対して収着分配係数が低いという問題があった。一方、ジオポリマーはカチオンに対して収着分配係数が大きいが、実運用での廃棄物固化体は大容量の容器で製造する必要があり、急結を避けるためアルカリ濃度を抑制する場合があった。そして、これにより、ジオポリマーの収着分配係数が低下する恐れがあった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は鋭意検討の結果、固化体の製造過程で所定の条件下にて放射線を照射することにより、収着分配係数を改善可能であることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は、一実施形態によれば、固化体の製造方法であって、 ケイ酸アルカリと、アルカリ活性フィラーと、水とを含む混合物を調製する工程と、 前記混合物を湿潤状態に保持して養生し、湿潤固化体を得る工程と、 前記湿潤固化体・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、混練時の硬化時間を延ばしたことにより収着分配係数が低下しても、放射線の照射により、製造後の固化体の収着分配係数もしくは廃棄体の脱着分配係数を改善することができる。これにより、急結を避けて固化体もしくは廃棄体を製造することができる。また、改善した収着分配係数または脱着分配係数により、埋設処分施設の設計に余裕が生まれるため、処分コストを低減することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の実施例1~3及び比較例1における固化体の製造における、放射線の線量率と、収着分配係数の関係を示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

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