技術分野
細胞を花粉抗原Cryj2の存在下において培養することを含む皮膚状態改善剤のスクリーニング方法に関する。本発明はさらに、スクリーニング方法により選択された皮膚状態改善剤
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
花粉粒は20~100μmの粒子であるが、花粉喘息の発症には、大気中でアレルゲンが微小粒子へ移行し、鼻腔より深部の気管支や肺胞などの下気道への侵入が生じていると考えられている。例えば、スギ花粉ではアレルゲンは大気中で1.1μm以下の粒子範囲に存在し、都市部では山間部よりも多くのアレルゲンが1.1μm以下に存在することなどが報告されている。アレルゲンの微小粒径への移行要因としては、花粉粒の表面に付着しているオービクル(Cryj1抗原含有)が剥離すること、並びに花粉粒が湿度や降雨によって水分を吸収し膨潤破裂することで花粉内部抗原(Cryj2)が大気中へ放出されることなどが原因と考えらえている(Earozoru Kenkyu,29(S1) 197-206(2014))。の通り花粉爆発により花粉粒子からCryj1あるいはCryj2を含む微粒子が浮遊し、花粉症を悪化させることが知られている。花粉表面抗原Cryj1による皮膚バリア低下の影響に関する報告(特許文献1)はあるが、花粉内部のデンプン粒を含む色素体に局在し、ポリガラクツロナーゼ活性を持つ花粉抗原Cryj2による皮膚バリアへの影響や、シミ又はくすみに関した報告例はない。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは課題を解決するために鋭意検討した結果、細胞を、花粉抗原Cryj2の存在下において培養すること、細胞を、被験物質の存在下において培養すること、および細胞について皮膚状態に関連する指標を測定し、得られた測定結果に基づいて被験物質の中から皮膚状態改善剤を選択することによって、Cryj2による皮膚ダメージを抑制する皮膚状態改善剤をスクリーニングできることを見出した。本発明は、知見・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、Cryj2による皮膚ダメージを抑制する皮膚状態改善剤をスクリーニングすることができる。本発明の皮膚状態改善剤によれば、Cryj2による皮膚ダメージを抑制することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、花粉粒子、Cryj1およびCryj2刺激後のSCF(Stem cell factor)の発現量の測定結果を示す。
【図2】
図2は、Cryj1およびCryj2刺激後のIVL(インボルクリン)の発現量の測定結果を示す。
【図3】
図3は、皮膚状態改善剤のスクリーニングの結果を示す。
【図4】
図4は、皮膚状態改善剤のスクリーニングの結果を示す。
【図5】
図5は、皮膚状態改善剤のスクリーニングの結果を示す。
【図6】
図6は、皮膚状態改善剤のスクリーニングの結果を示す。
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録