特許7929090IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

発泡性ウレタン樹脂組成物

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

近年、断熱材として建築物に用いられるポリウレタン発泡体に起因する火災が比較的多く報告されている。このような問題を改善するため、優れた難燃性を有するのみならず、出火した際に、燃え広がり難い性質を備えるポリウレタン発泡体の開発が期待されている。 一方で、例えば、固体難燃剤などの無機フィラーを多く配合させることにより、ポリウレタン発泡体に燃え広がり難い性質を付与できることが期待されるが、無機フィラーを配合すると、ポリウレタン発泡体を製造するための発泡性ウレタン樹脂組成物の保管時において沈殿物が生じて取り扱い性が悪化する、あるいは、発泡性ウレタン樹脂組成物を吹き付けて使用する際に用いる装置が摩耗し易くなるなどの不具合が生じる。 そこで本発明は、無機フィラーを実質的に含有せず、かつ燃え広がり難い性質を備えるポリウレタン発泡体を製造するための発泡性ウレタン樹脂組成物を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、鋭意検討の結果、ポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、室温で液状の難燃剤、発泡剤、及び触媒を含み、かつ無機フィラーを実質的に含有しない発泡性ウレタン樹脂組成物であって、熱鋼球評価において特定の値を示す発泡性ウレタン樹脂組成物により、課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、以下の[1]~[11]を提供する。 [1]ポリオール化合物、ポリイソシ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、保管時に沈殿物が生じ難く、取り扱い性に優れ、かつ使用時に用いる吹き付け装置などの摩耗を抑制することができる発泡性ウレタン樹脂組成物を提供することができる。これに加えて、該発泡性ウレタン樹脂組成物は、火災が生じたときなどに、燃え広がり難い性質を備えるポリウレタン発泡体を形成することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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