特許7929451IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

環状ウレア化合物の製造方法、及び当該製造方法に用いる液状原料組成物

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1の製造方法のように、環状ウレア化合物の製造には、触媒として金属酸化物触媒(例えば、酸化セリウム(IV))が用いられることがある。しかしながら、環状ウレア化合物の製造に用いられる金属酸化物触媒は、触媒活性が低下しやすく、高頻度で触媒交換を行う必要があるという点で課題があることが判明した。特に、特許文献1の製造方法のように、環状ウレア化合物の製造原料を金属酸化物触媒(酸化セシウム)に連続的に供給するような製造方法においては、触媒交換を行うために、例えば、原料供給を停止したりする必要があるため、高頻度で触媒交換を行うと、環状ウレア化合物の生産性が低下するという問題もあった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、下記の製造方法を行う場合、従来公知の製造方法に比べて、酸化セリウム(IV)の触媒活性の低下を抑制できることを見出し、本発明を完成させるに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、触媒として酸化セリウム(IV)を用いる環状ウレア化合物の製造方法において、酸化セリウム(IV)の触媒活性を低下しにくくすることができる。

また、本発明によれば、従来公知の製造方法に比べて、不均一系触媒(酸化セリウム(IV))の活性劣化が抑制できるため、触媒の再生(交換)頻度を下げることもできる。従って、本発明によれば、環状ウレア化合物の製造にあたり、省エネルギーな工業プロセスを確立することができ、環状ウレア化合物の生産性を向上することもできる。

また、本発明の一実施形態では、製造する環状ウレア化合物の製造原料として、二酸化炭素を用いて合成された原料(一般式(3)で示されるカルバミン酸化合物)を用いることができる。この原料の製造(一般式(3)で示されるカルバミン酸化合物)にあたり、プラントから排出される二酸化炭素を使用すれば、温室効果ガスとしての二酸化炭素の削減が期待できる。従って、本発明の一実施形態によれば、従来公知の製造方法に比べて、低エネルギーでの二酸化炭素の有効利用が可能となり、環境負荷影響を低減することもできる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 固定床連続反応に用いられる反応装置を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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