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公報発行日 2026年10月6
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本発明の手段により、飛散による画像不良を抑制させた電子写真用光輝性トナー、二成分現像剤、画像形成方法及び画像形成システムを提供することができる。
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
なお、本明細書において、電子写真用光輝性トナーのことを、単に、「光輝性トナー」又は「トナー」ともいう。本発明の電子写真用光輝性トナーは、トナー母体粒子を含む。トナー母体粒子は、表面に外添剤を付着させることが好ましい。また、トナー母体粒子は、被覆層を有する光輝性顔料、及び結着樹脂を含む。
また、本明細書において、「トナー母体粒子」とは、「トナー粒子」の母体を構成するもののことをいう。「トナー母体粒子」は、外添剤の添加によって「トナー粒子」と称される。そして、「トナー」とは、トナー粒子の集合体のことをいう。
光輝性顔料は、自身のみでは記録媒体上に固定化できない。そのため、光輝性顔料の周りに結着樹脂を被覆させたトナー粒子とすることにより、記録媒体上に固定化できる。また、光輝性顔料は、比較的電気抵抗の小さい材料が用いられる一方、結着樹脂は、比較的電気抵抗が大きい。そのため、トナー粒子における結着樹脂の厚さ等を適宜選択することによって、トナー粒子の帯電特性を調整できる。
電子写真方式において、トナーは、現像機内で撹拌されて帯電した後、感光体に供給される。しかし、現像機内の撹拌等の衝撃がトナーに加わると、結着樹脂が光輝性顔料から剥がれてしまい、トナーの帯電特性が変化してしまうことがある。
本発明では、被覆層を有する光輝性顔料の十点平均粗さに基づく算術平均値Rが、0.07~0.30μmの範囲内である。つまり、被覆層を有する光輝性顔料の表面が適度な凹凸を有する。これにより、アンカー効果で、結着樹脂が光輝性顔料から剥がれにくくなる。その結果、現像機内の撹拌等の衝撃がトナーに加わっても、トナーの帯電特性が安定すると考えられる。
なお、「アンカー効果」とは、材料表面の微細な凹凸に、接着剤等が入り込んで硬化することにより、接着力が高まる効果のことをいう。図1に示されているように、光輝性顔料における被覆層2の微細な凹凸に、結着樹脂3が入り込んで硬化することにより、光輝性顔料と結着樹脂との接着性が高まると考えられる。
電子写真方式において、感光体に供給されたトナーは、感光体と記録媒体との間に形成された転写電界によって、静電気力を受け、記録媒体上に移動する。現像機内の撹拌等の衝撃によりトナーの帯電特性が変化すると、生じる静電気力が大きすぎる、又は小さすぎてしまい、記録媒体上の所望の位置に移動できず飛散してしまう。本発明のトナーは、現像機内の撹拌等の衝撃がトナーに加わっても、帯電特性が安定しているため、トナーの飛散を抑制できると考えられる。
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