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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】
(45)【発行日】
(54)【発明の名称】バッテリパック
(51)【国際特許分類】
   
   
   
   
   
   
【FI】
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】
(22)【出願日】
(65)【公開番号】
(43)【公開日】
【審査請求日】
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】三輪 正樹
(72)【発明者】
【氏名】新路 健人
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 敬太
【審査官】田代 吉成
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-44884(JP,A)
【文献】特開2020-187853(JP,A)
【文献】特開2020-40476(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 50/242
H01M 50/249
H01M 50/244
H01M 50/262
B60K 1/04
H01M 50/209
(57)【特許請求の範囲】
【請求項】
中間スペースを介して第一方向に並ぶ二つのセルモジュールであって、それぞれの長手方向が第一方向に平行で、それぞれの短手方向が第二方向に平行な、二つのセルモジュールと、
前記二つのセルモジュールを収容するケースであって、前記二つのセルモジュールから前記第二方向に離れて位置する前壁または後壁である主壁を有するケースと、
前記主壁に沿って配置された第一壁を少なくとも有するリーンフォースメントと、
を備え、前記リーンフォースメントは、正面視で、前記中間スペース、および、前記二つのセルモジュールそれぞれの一部に重複している、
ことを特徴とする車載のバッテリパック。
【請求項】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記ケースは、さらに、底壁と、天壁と、を有し、
前記リーンフォースメントは、さらに、前記底壁または前記天壁に沿って配置された第二壁を有する、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
さらに、前記ケースを車両ボディに締結する締結ブラケットであって、一部が前記主壁に取り付けられた締結ブラケットを備え、
前記締結ブラケットは、正面視で、前記リーンフォースメントに重複している、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項】
請求項1から3のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記セルモジュールは、
複数のバッテリセルを積層した積層体と、
前記積層体の前記中間スペース側の端部に設けられた、エンドプレートと、
を備え、
前記バッテリパックは、前記エンドプレートと前記第一壁との間に介在し、前記セルモジュールと前記第一壁との接触を阻害するプロテクタを備える、
ことを特徴とするバッテリパック。
【請求項】
請求項4に記載のバッテリパックであって、
前記エンドプレートは、前記中間スペースに向かって突き出るリブを有し、
前記プロテクタは、前記リブに取り付けられており、
前記プロテクタの重心は、前記セルモジュールの重心よりも上側に位置している、
ことを特徴とするバッテリパック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本明細書は、車両に搭載されるバッテリパックを開示する。
【背景技術】
【】
近年、モータを動力源の一つとする電動車両が広く普及している。かかる電動車両には、電力をモータに供給するバッテリパックが搭載されている。バッテリパックは、通常、複数のセルモジュールと、バッテリ関連機器と、をケースに収容して構成される。なお、特許文献1には、こうしたバッテリパックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【】
【文献】特開2008-234870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
ここで、バッテリパックを設置する空間の形状によっては、複数のセルモジュールを、セルモジュールの長手方向に並べることがある。この場合、バッテリパックのケースは、一方向に細長い形状になるため、剛性が低下しやすい。その結果、車両が障害物に衝突した際、バッテリパックのケースが変形して、セルモジュールに衝突するおそれがあった。
【】
そこで、本明細書では、ケースとセルモジュールとの衝突を効果的に防止できるバッテリパックを開示する。
【課題を解決するための手段】
【】
本明細書で開示するバッテリパックは、中間スペースを介して第一方向に並ぶ二つのセルモジュールであって、それぞれの長手方向が第一方向に平行で、それぞれの短手方向が第二方向に平行な、二つのセルモジュールと、前記二つのセルモジュールを収容するケースであって、前記二つのセルモジュールから前記第二方向に離れて位置する前壁または後壁である主壁を有するケースと、前記主壁に沿って配置された第一壁を少なくとも有するリーンフォースメントと、を備え、前記リーンフォースメントは、正面視で、前記中間スペース、および、前記二つのセルモジュールそれぞれの一部に重複している、ことを特徴とする。
【】
かかる構成とすることで、中間スペース周辺におけるケースの変形が効果的に抑制されるため、バッテリケースとセルモジュールとの衝突が効果的に防止される。
【】
この場合、前記ケースは、さらに、底壁と、天壁と、を有し、前記リーンフォースメントは、さらに、前記底壁または前記天壁に沿って配置された第二壁を有してもよい。
【】
かかる構成とすることで、リーンフォースメントの形状が立体的になるため、リーンフォースメント、ひいては、バッテリケースの剛性が向上する。結果として、バッテリケースとセルモジュールとの衝突がより効果的に防止される。
【】
また、さらに、前記ケースを車両ボディに締結する締結ブラケットであって、一部が前記主壁に取り付けられた締結ブラケットを備え、前記締結ブラケットは、正面視で、前記リーンフォースメントに重複してもよい。
【】
車両が衝突した際、締結ブラケットの周辺には、応力が集中しやすい。上記構成とした場合、締結ブラケット周辺において、バッテリケースが補強されるため、バッテリケースの変形が、より効果的に防止される。また、上記構成とした場合、締結ブラケット、主壁および、第一壁が板厚方向に重なるため、バッテリケースの剛性がより向上する。
【】
また、前記セルモジュールは、複数のバッテリセルを積層した積層体と、前記積層体の前記中間スペース側の端部に設けられた、エンドプレートと、を備え、前記バッテリパックは、前記エンドプレートと前記第一壁との間に介在し、前記セルモジュールと前記第一壁との接触を阻害するプロテクタを備えてもよい。
【】
かかる構成とすることで、バッテリケースの主壁が、セルモジュールに向かって変形した場合、主壁は、セルモジュールよりも先に、プロテクタに接触する。そして、この接触により、主壁の更なる変形が阻害されるため、主壁とセルモジュールとの接触が効果的に防止される。
【】
この場合、前記エンドプレートは、前記中間スペースに向かって突き出るリブを有し、前記プロテクタは、前記リブに取り付けられており、前記プロテクタの重心は、前記セルモジュールの重心よりも上側に位置していてもよい。
【】
かかる構成とすることで、主壁によりプロテクタが押圧された場合、セルモジュールは、主壁から離れる方向に回転する。そして、これにより、セルモジュールとバッテリケースとの接触がより効果的に防止される。
【発明の効果】
【】
本明細書で開示する技術によれば、ケースとセルモジュールとの衝突が効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】バッテリパックの斜視図である。
【図】車両におけるバッテリパックの配置を示す図である。
【図】バッテリパックの平面図である。
【図】図3のA-A断面図である。
【図】図3のB-B断面図である。
【図】バッテリパックの他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【】
以下、図面を参照してバッテリパック10の構成について説明する。図1は、バッテリパック10の概略斜視図である。また、図2は、車両におけるバッテリパック10の位置を示す図である。また、図3は、バッテリパック10の平面図である。さらに、図4は、図3のA-A断面図であり、図5は、図3のB-B断面図である。なお、以下の説明において、Fr,Up,Rhは、それぞれ、シート100に着座するユーザから見た前方、上方、右側方を示している。また、以下の説明における前後左右は、原則として、シート100に着座するユーザから見た前後左右を意味している。また、図1,図3では、バッテリケース44のケースアッパ52の図示を省略している。
【】
図1に示すバッテリパック10は、電動車両に搭載され、走行用モータに電力を供給する。電動車両は、動力源の一つとしてモータを有する車両であり、例えば、ハイブリッド電気自動車や、バッテリ電気自動車、燃料電池電気自動車等である。本例において、バッテリパック10は、図2に示す通り、シート100(図示例では後部シート)の下側に配置される。図1に示すとおり、本例において、セルモジュール12の長手方向が、シート100の左右方向であり、請求項における「第一方向」である。また、セルモジュール12の短手方向が、シート100の前後方向であり、請求項における「第二方向」である。
【】
バッテリパック10は、複数のセルモジュール12と、1以上のバッテリ関連機器と、これらを収容するバッテリケース44(図4参照)と、を有する。バッテリケース44は、図4に示す通り、ケースロア46と、ケースアッパ52と、一対のサイドパネル(図示せず)と、を含む。ケースロア46は、セルモジュール12が載置される底壁48と、セルモジュール12の背後において立脚する後壁50と、を有する。また、セルモジュール12の前方において立脚する前壁54と、ケースアッパ52は、セルモジュール12を上側から覆う天壁56と、を有する。サイドパネルは、バッテリケース44の両サイドを覆っており、バッテリケース44の側壁として機能する。なお、後壁50および前壁54は、セルモジュール12から前後方向(すなわちセルモジュール12の短手方向)に離れて位置しており、請求項における「主壁」に該当する。
【】
二つのセルモジュール12は、中間スペース16を介して、左右方向(すなわち第一方向)に並んで配置されている。セルモジュール12は、積層体13と、エンドプレート39と、を有する。積層体13は、複数のバッテリセル14と、複数のセパレータ15と、を厚み方向に交互に積層して構成される。バッテリセル14は、充電および放電が可能な二次電池である。例えば、バッテリセル14は、リチウムイオン二次電池またはナトリウムイオン二次電池である。また、バッテリセル14は、全固体電池でもよい。バッテリセル14は、扁平な直方体形状の角型バッテリである。複数のバッテリセル14は、バスバと呼ばれる導体により、直列または並列に電気的に接続されている。セパレータ15は、絶縁性材料からなるプレートである。セパレータ15の表面には、冷却用流体が流れる流路として機能する溝が形成されている。
【】
図3に示す通り、積層体13の長手方向一端には、エンドプレート39が配置されている。このエンドプレート39には、中間スペース16に向かって突き出るリブ40が設けられている。リブ40は、例えば、図3に示すように、平面視で、エンドプレート39から突き出た後、略U字状に屈曲している。
【】
隣り合う二つのセルモジュール12の間には、中間スペース16が設けられている。バッテリパック10は、さらに、1以上のバッテリ関連機器を有する。バッテリ関連機器は、バッテリパック10を安全に駆動させるために必要な機器である。例えば、バッテリコントローラ、ヒューズ24(図3参照)、ダクト、ジャンクションボックス、および、サービスプラグが、バッテリ関連機器に該当する。バッテリコントローラは、セルモジュール12の充電および放電を制御するコンピュータであり、一般に、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれる電子機器である。
【】
ヒューズ24(図3参照)は、セルモジュール12を過電流から保護する電子部品である。ダクトは、セルモジュール12に冷却流路と、ブロアと、を連通させる流路である。ジャンクションボックスは、電力の流れを許容または遮断するリレーをユニット化した電子部品である。サービスプラグは、電源回路の中間地点に設けられる部品であり、取り外されることで、高電圧を遮断する部品である。こうしたバッテリ関連機器の一部は、中間スペース16に配置され、他の一部は、セルモジュール12の上側に配置される。本例において、ヒューズ24が、中間スペース16に配置されている。
【】
以上のバッテリパック10は、締結ブラケット66により車両ボディに締結される。図4に示す通り、締結ブラケット66は、略鉛直方向に延びる第一片66aと、第一片66aの上端から略水平方向に延びる第二片66bと、を有している。したがって、締結ブラケット66は、全体として略L字形状の金具である。第一片66aは、後壁50の外面に取り付けられる。また、第二片66bは、車両ボディに締結される。また、図3に示す通り、締結ブラケット66は、長手方向に間隔を開けて、二つ設けられている。また、二つの締結ブラケット66は、いずれも、リーンフォースメント60の左右方向範囲内において、後壁50に取り付けられている。そして、これにより、後壁50は、図4に示す通り、リーンフォースメント60および締結ブラケット66で挟まれることになる。
【】
ここで、これまでの説明で明らかな通り、本例において、バッテリパック10は、シート100の下側に配置される。通常、シート100の下側空間は、左右方向寸法に比べて前後方向寸法が小さい。かかるシート100の下側空間にバッテリパック10を配置するために、本例において、二つのセルモジュール12は、中間スペース16を介して左右方向に並んでいる。かかる構成とすることで、バッテリパック10の前後方向寸法を小さく抑えることができる。結果として、左右方向に細長いシート100の下側空間に、バッテリパック10を効率的に配置できる。
【】
また、本例では、バッテリ関連機器の少なくとも一部を、中間スペース16に配置している。かかる構成とすることで、セルモジュール12の上側に配置する部品を減らすことができ、セルモジュール12の上下方向寸法を小さく抑えることができる。
【】
ところで、セルモジュール12を左右方向に並べた場合、当然ながら、バッテリケース44が左右方向に細長くなり、剛性が低下する。この場合、例えば、車両に後側から障害物が衝突する後突が発生し、後壁50に前向きの荷重F1(図4参照)が入力されると、後壁50が大きく変形するおそれがあった。そして、変形に伴い、後壁50が、バッテリセル14や、中間スペース16に配置されたバッテリ関連機器(例えばヒューズ24)に接触すると、様々な問題を招く。
【】
そこで、本例では、バッテリケース44の変形を抑制するために、ケースロア46にリーンフォースメント60を配置している。リーンフォースメント60は、ケースロア46の後壁50および底壁48を補強する金属パネルである。リーンフォースメント60は、図4に示すように、後壁50に沿う第一壁62と、底壁48に沿う第二壁64と、を有している。したがって、リーンフォースメント60は、全体として、略L字状である。また、リーンフォースメント60は、ケースロア46の内部に配置されており、ケースロア46の内面に接合されている。
【】
図3に示すように、リーンフォースメント60の左右方向範囲は、中間スペース16の左右方向範囲と完全に重複し、中間スペース16の左右方向範囲より大きい。そのため、正面視において、リーンフォースメント60は、二つのセルモジュール12それぞれの一部、および、中間スペース16と重複している。そして、これにより、中間スペース16の周辺における後壁50がリーンフォースメント60で補強されるため、後突が生じた場合でも、バッテリケース44の変形が抑制される。結果として、バッテリケース44のバッテリセル14およびヒューズ24への接触が効果的に抑制される。なお、図4におけるラインL1およびラインL2は、後突が生じた際の後壁50のイメージ図である。そして、ラインL1は、リーンフォースメント60が無い場合を、ラインL2は、リーンフォースメント60がある場合を、それぞれ示している。
【】
また、本例において、リーンフォースメント60は、後壁50に沿う第一壁62と、底壁48に沿う第二壁64と、を有する略L字形状である。このようにリーンフォースメント60を平板状ではなく、立体的な形状にすることで、リーンフォースメント60そのものの剛性が向上し、バッテリケース44の変形がより効果的に防止される。
【】
また、後突の際、荷重F1の一部は、締結ブラケット66を介して後壁50に伝達される。そのため、締結ブラケット66と後壁50との接触箇所に応力が集中しやすい。本例では、上述した通り、締結ブラケット66は、リーンフォースメント60の左右方向範囲内において、後壁50に取り付けられている。換言すれば、応力が集中しやすい締結ブラケット66周辺が、リーンフォースメント60で補強されることになる。そして、これにより、締結ブラケット66周辺の変形が抑制され、バッテリケース44とバッテリセル14との接触が効果的に抑制される。
【】
また、車両が正常に走行している場合、車両ボディの振動Fq(図4参照)が、締結ブラケット66を介してバッテリケース44に伝達される。上述した通り、本例では、締結ブラケット66の周辺が、リーンフォースメント60で補強され、剛性が高くなっている。そのため、振動Fqが入力された場合でも、当該振動Fqが早期に減衰される。結果として、車両ボディの振動に起因する後壁50や底壁48の振動が効果的に抑制される。また、セルモジュール12の駆動に伴うセルモジュール12の振動が車両ボディに伝達されることも防止される。
【】
ところで、本例において、セルモジュール12の左右方向一端には、エンドプレート39が取り付けられている。本例では、このエンドプレート39と第一壁62との間に、プロテクタ68を配置している。かかるプロテクタ68は、エンドプレート39と第一壁62との間に介在し、両者の接触を防止する部材である。例えば、プロテクタ68は、エンドプレート39から突き出るリブ40に取り付けられた略ブロック状部材である。このプロテクタ68の後端は、セルモジュール12の後端よりも第一壁62に近い。そのため、第一壁62および後壁50が、前方に変形した場合、第一壁62は、セルモジュール12より先にプロテクタ68に接触する。また、プロテクタ68の重心は、セルモジュール12の重心よりも高い。そのため、プロテクタ68に前向きの荷重が入力されると、セルモジュール12は、図5において、二点鎖線で示すように、第一壁62から離れる方向に回転する。
【】
そして、このようなプロテクタ68を設けることで、バッテリケース44とバッテリセル14との接触をより効果的に防止できる。すなわち、後突に伴い、後壁50および第一壁62が前方に変形した場合、第一壁62は、バッテリセル14より先に、プロテクタ68に接触する。この接触により、第一壁62の更なる変形が抑制され、第一壁62がセルモジュール12に接触することが効果的に防止される。また、第一壁62がさらに大きく変形し、プロテクタ68が第一壁62により前方に押された場合、セルモジュール12は、図5の二点鎖線で示すように、第一壁62から離れる方向に回転する。これにより、セルモジュール12とバッテリケース44との接触がより効果的に防止される。
【】
なお、プロテクタ68を介してバッテリセル14に荷重が直接伝達されるとバッテリセル14が変形するおそれがある。一方、本例において、プロテクタ68は、エンドプレート39(より正確にはリブ40)に取り付けられている。その結果、プロテクタ68に入力された荷重は、バッテリセル14には直接伝達されないため、バッテリセル14の変形は、効果的に防止される。
【】
なお、これまで説明した構成は、いずれも一例であり、請求項1に記載の構成を具備するのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、リーンフォースメント60は、前壁54または後壁50に沿って配置されるのであれば、他の構成でもよい。例えば、リーンフォースメント60は、バッテリケース44の前壁54に沿って配置されてもよい。また、図6の上段に示すように、リーンフォースメント60は、後壁50また前壁54に沿う第一壁62のみを有する平板状でもよい。また、図6の中段に示すように、リーンフォースメント60は、バッテリケース44の内部ではなく、外側に配置されてもよい。さらに、リーンフォースメント60の第二壁64は、図6の下段に示すように、バッテリケース44の天壁56に沿うのでもよい。
【】
また、上述の説明では、プロテクタ68は、エンドプレート39に取り付けられている。しかし、プロテクタ68は、エンドプレート39と第一壁62との間に介在するのであれば、第一壁62に取り付けられてもよい。また、さらに、プロテクタ68は、無くてもよい。
【】
また、これまでの説明において、シート100は、着座者からみて前側が、車両前方になる姿勢で配置されている。しかし、シート100の方向は、適宜、変更されてもよい。例えば、シート100は、着座者からみた前側が、車両後方または車両側方になる姿勢で配置されてもよい。この場合、バッテリパック10は、その長手方向が、シート100の左右方向になる姿勢で、配置されればよい。
【符号の説明】
【】
10 バッテリパック、12 セルモジュール、13 積層体、14 バッテリセル、15 セパレータ、16 中間スペース、24 ヒューズ、39 エンドプレート、40 リブ、44 バッテリケース、46 ケースロア、48 底壁、50 後壁、52 ケースアッパ、54 前壁、56 天壁、60 リーンフォースメント、62 第一壁、64 第二壁、66 締結ブラケット、66a 第一片、66b 第二片、68 プロテクタ、100 シート。
【図】
【図】
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