技術分野
白血球表面の過酸化脂質の測定方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述のように、血清/血漿中の過酸化脂質を測定することは従来行われている。しかし、血清/血漿中の過酸化脂質の測定は、もともと血清中で生成した過酸化脂質を直接測定しているのではなく、赤血球を含めた様々な細胞膜脂質、遊離脂肪酸などが酸化されてできた過酸化脂質から遊離してくる二次生成物のアルデヒドを反応対象物としているので、由来が限定的ではない。また、血液中の血球成分を対象として過酸化脂質を測定する場合、血球成分のほとんどを占める赤血球が測定対象となっている。しかし、赤血球には、酸素運搬機能のため、赤血球自身が酸化のリスクにさらされており、その防御のために還元GSHにて膜の酸化を防ぐ機能が備わっている。そのため、赤血球を測定対象とした場合、過酸化脂質の程度を十分に把握することができないおそれがある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、の課題に鑑み鋭意検討を行った。その結果、全血試料と溶血剤とを混合して、血液試料を調製することと、前記血液試料に含まれる白血球の過酸化脂質を過酸化脂質検出蛍光試薬で処理することと、前記処理した白血球をフローサイトメトリー法を用いて解析することと、を含む、白血球表面の過酸化脂質の測定方法によって、課題が解決されることを見出し、本発明の完成に至った。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明では、血液中の白血球の過酸化脂質の状態を測定する方法が提供される。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
実施例の試験例1において、過酸化脂質検出蛍光試薬で処理した白血球をフローサイトメーターで測定した結果を示す散布図である(縦軸:FSC、横軸:蛍光強度)。
【図2A】
実施例の試験例2において、過酸化脂質検出蛍光試薬で処理した白血球をフローサイトメーターで測定した結果を示す散布図(上段)およびゲーティングされた好中球、リンパ球および単球のみを表示した散布図(下段)である(縦軸:FSC、横軸:SSC)。
【図2B】
実施例の試験例2において、過酸化脂質検出蛍光試薬で処理した白血球をフローサイトメーターで測定した結果を示す散布図(上段)およびゲーティングされた好中球、リンパ球および単球のみを表示した散布図(下段)である(縦軸:FSC、横軸:SSC)。
【図3】
実施例の試験例2において、ゲーティングされた好中球、リンパ球および単球のみを表示した散布図である(縦軸:FSC、横軸:蛍光強度)。
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録